第71回毎日映画コンクール表彰式が15日に神奈川県内で行われ、日本映画大賞に輝いた『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『この世界の片隅に』(日本映画優秀賞)の片渕須直監督、女優ののん、『君の名は。』(アニメーション映画賞)の新海誠監督が出席した。夢の中で入れ替わった男子高生・瀧と女子高生・三葉の恋と奇跡の物語を描いた『君の名は。』の新海監督は、興行収入242億円を超え、世界中で爆発的ヒットを続けていることに、「誰もここまでとは想像していなかった」と驚きつつも、「たまたま多くの人が観たいと思った映画を、たまたま僕たちが出すことができた」と冷静に分析。アニメ制作は1本につき早くても3年はかかるそうで、「いま44歳だから、あと20年として何本作れるんだろうと思うと、次に1,800万人が観てくれるかはわからないけど、1本1本が全力で命がけですね」と語ると、次回作は2019年を目標に構想を練っていることを紹介。また、本作で声優を務めた神木隆之介について、「主役続投はいまのところイメージしていない」と言いながらも、三葉役の上白石萌音、音楽を担当した「RADWIMPS」とも「もう一度お仕事でご一緒したい」と期待を寄せた。クラウドファンディングで制作費3,622万4,000円を集め、第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で日々を大切に生きる女性・すずの暮らしを描いた『この世界の片隅に』は大藤信郎賞、音楽賞も受賞。片渕監督は「この題材から、本来は及びつかない結果」というヒットぶりや、本賞をはじめとした各映画祭での受賞歴に目を丸くし、「ご覧になって認めていただいたことは有り難い」と嬉しさをにじませた。主人公の声を務めたのんは「素晴らしい作品というのは前から確信していた」と胸を張ると、「監督、スタッフ、キャスト、観てくださった方みんなでこの映画を広めて、みんなで賞をいただいたようで、すごく嬉しく興奮しています」と喜び、「人は笑えることがあれば明日が見えるという力強いメッセージに感動しました」と感想も伝えた。フルCGによる特撮ゴジラ映画として庵野秀明が総監督、樋口が監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみなど総キャスト329名が出演し、興行収入82億円を突破した『シン・ゴジラ』は、美術賞、女優助演賞(市川実日子)も受賞。樋口監督は、「この重たいトロフィーを持っていると、60年前に我々の先輩がゴジラの映画を作り続けてくれたおかげなんだなと思います。そして、それ受け継いで我々が日本を舞台に本気で作った結果だと思います」と誇りを胸に抱き、「感謝しています」と謝辞を述べた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2017年02月15日第74回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ部門)を受賞し、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされている「プランB」製作の『ムーンライト』。このほど、本作で同監督賞にもノミネートされているバリー・ジェンキンス監督からコメントが到着、さらに最新の映像技術で映し出される、独特の色彩を放つ場面写真が一挙に解禁となった。学校では“チビ”(Little)というあだ名でいじめられ、麻薬常習者の母親のポーラ(ナオミ・ハリス)からは育児放棄をされているシャロンは、マイアミの貧困地域で暮らしている、内気な性格の男の子。彼にとっての救いは、近所に住む麻薬のディーラーの男ホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、そしてたった1人の男友達のケビンの存在だった。そんな日々の中、シャロンは、ケビンに惹かれている自分に気づく。しかし、彼が生きるコミュニティでは、ゲイであることは受け入れてもらえないと、幼いながらも気づいていたシャロン。誰にも、もちろんケビンに対してもそのことを伝えられずにいた。そんなとき、ある事件が起きて…。人種、年齢、セクシュアリティを越えた、普遍的な感情に訴えかけ、人が人を想うことの“純真さ”を描いた“愛”の物語となる本作。全米の主要メディアから「2016年ベスト1ムービー」に選出され、「この映画を観終わって映画館を出るときに、人生がかわっている」(ローリングストーン誌)、「この映画こそが、我々が映画を観る理由なのだ」(タイムアウト)など、世界中から熱狂的な賛辞が贈られている。本作の脚本も手がけ、脚色賞にもノミネートされているジェンキンス監督は、本作について「映画が心に沁みるというより、観客自身がこの映画の中に沁みていくという感覚じゃないかな。だから、映画館を出た後も、登場人物のことが、観客の心の中にあるんだ」とコメント。「この映画は、自分の気持ちを言葉にできずに押し殺したことがあったり、自分を変えようと願ったことがある人間が、自由になる感動を描いている。心の中では強く望んでいるのに、それを表現する勇気がない人間もいる。自分が何者かを探し、本当の自分を愛することができたとき、初めて誰かを愛することができるんだ」と語り、世界中が瞬く間に虜になったこの愛の物語について、自身の言葉で語っている。また、本作で特徴的なのは、登場人物の感情の機微も余すことなく映し出すような圧倒的な映像美。今回届いた場面写真の1枚1枚からも伺い知ることができそうだ。『ムーンライト』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月15日本年度第89回アカデミー賞にて「美術賞」と「作曲賞」にノミネートされている、ジェニファー・ローレンス×クリス・プラット主演映画『パッセンジャー』。この度、本作の日本語吹き替え版テーマソングが、JUJUの書き下ろし楽曲に決定した。20××年――新たなる居住地を目指し、5,000人の乗客「パッセンジャー」を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が地球を後にした。目的地の惑星到着まで120年。冬眠ポッドで眠る乗客の中で、なぜか2人の男女だけが早く目覚めてしまった。90年も早く。エンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)は絶望的状況の中でお互いに惹かれ合っていく。なんとか生きる術を見つけようとするが、予期せぬ出来事が2人の運命を狂わせていく…。宇宙船での120年の冬眠で新たな惑星へ移住するはずが、90年も早く目覚めてしまった、宇宙でたった2人の男女の愛と運命を壮大なスケールで描くスペース・スペクタクル・ロマン『パッセンジャー』。監督には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を手掛ける新進気鋭の注目監督モルテン・ティルドゥムが務め、W主演となるクリスがエンジニアのジム役、作家のオーロラ役をジェニファーが演じるほか、マイケル・シーン、ローレンス・フィッシュバーンらが出演している。そして今回、本作の日本語吹き替え版テーマソングが、男女問わず多くの支持を集めるアーティストのJUJUさんの楽曲「Because of You」に決定。映画会社より「JUJUさんのエモーショナルな歌声が、壮大な宇宙の雰囲気にぴったり。大人の男女のラブソングを歌えば宇宙一のJUJUさんに、究極の愛が描かれる本作のテーマソングを歌って欲しい!」とオファーし実現した今回。これまで、多くの映画やドラマへ楽曲提供をしてきたJUJUさんだが、今回自身初の洋画実写映画への楽曲書き下ろしとなる。本作を観たというJUJUさんは、「最後まで手に汗握りっぱなしでした!宇宙でたった2人っきりというのが、ロマンティックに感じました」と本作に魅了された様子。さらに、「主人公のオーロラとは慣れ親しんだ環境を飛び出るところがもしかしたら私と共通するところがあるかもしれませんが、彼女のような度胸が私にあるかどうかは謎です。この映画は、老若男女すべての人に観てもらいたいです!」とコメント。また楽曲に関しては、「この人だと思える人と出逢えることの素晴らしさを伝えられたら、と思いながら歌わせていただきました。特別な誰かに出逢う日を待っている方にも、もう出逢っている方にも是非聴いていただけたらと思います!」と大切な人を想う全ての人へ捧ぐ、まさに映画のように壮大なラブソングだと話している。JUJU「Because of You」は3月22日(水)よりリリース。『パッセンジャー』は3月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パッセンジャー 2017年3月24日より全国にて公開
2017年02月14日第70回英国アカデミー(BAFTA)賞授賞式が12日(現地時間)、ロンドンで開催され、『ラ・ラ・ランド』が作品賞など最多5部門で受賞を果たした。作品賞のほかにデイミアン・チャゼルが監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞を受賞、さらに撮影賞と作曲賞にも輝いた。エマは受賞スピーチで「分断が激しいこの時代に、創造性というポジティブな贈り物がいかに国境を越えて伝わり、人々をほんの少しでも孤独から救うことができるのを讃えるために、私たちが集えるのは特別なことだと思います。BAFTAに感謝します」と語った。主演男優賞は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが受賞、助演男優賞は『LION/ライオン~25年目のただいま~』のデヴ・パテル、助演女優賞は『Fences』(原題)のヴィオラ・デイヴィスが受賞。英国映画作品賞はケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』、新人賞に当たるEEライジングスター賞は、『スパイダーマン:ホームカミング』の主演に抜擢されたトム・ホランドに輝いた。授賞式には、英国映画芸術アカデミー会長でもあるウィリアム王子が、キャサリン妃を伴って出席。アレキサンダー・マックイーンのドレスを着たキャサリン妃は、集まった映画スターたちに勝る注目を集めていた。主な受賞結果は以下の通り。作品賞:『ラ・ラ・ランド』英国映画作品賞:『わたしは、ダニエル・ブレイク』主演男優賞:ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)主演女優賞:エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)助演男優賞:デヴ・パテル(『LION/ライオン~25年目のただいま~』)助演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス(『Fences』原題)オリジナル脚本賞:ケネス・ロナーガン(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)脚色賞:ルーク・デイヴィス(『LION/ライオン~25年目のただいま~』)撮影賞:リヌス・サンドグレン(『ラ・ラ・ランド』)編集賞:『Hacksaw Ridge』(原題)メイクアップ&ヘア賞:『マダム・フローレンス!夢見るふたり』衣裳デザイン賞:『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』美術賞:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』視覚効果賞:『ジャングル・ブック』作曲賞:ジャスティン・ハーウィッツ(『ラ・ラ・ランド』)音響賞:『メッセージ』外国語映画賞:『サウルの息子』(フランス/トルコ/ドイツ)ドキュメンタリー賞:『13th 憲法修正第13条』アニメーション映画賞:『Kubo and the Two Strings』(原題)英国デビュー賞:『Under the Shadow』(原題)EEライジングスター賞:トム・ホランド(text:Yuki Tominaga)
2017年02月14日デイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が、12日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された第70回英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式で、作品賞を含む最多5部門を獲得した。デイミアン・チャゼル監督が監督賞、ミア役で出演していたエマ・ストーンが主演女優賞を受賞し、エマは受賞スピーチの中で「多様化する」時代の中で「団結する」ことの大切さを語った。その一方で『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが主演男優賞、デンゼル・ワシントン主演の『フェンス』での熱演を評価されたヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞に輝いている。また、助演男優賞には『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のデイヴ・パテールが選ばれ、受賞スピーチではその喜びをあらわにしていた。一般投票で決定する新人賞にあたるEEライジング・スター賞にはトム・ホランドが選ばれ、同授賞式最高賞となるBAFTAフェローシップは映画監督のメル・ブルックスが獲得し、BAFTAの会長を務める英ウィリアム王子からトロフィーを受け取った。(C)BANG Media International
2017年02月14日歌手のアデルが、12日に開催された第59回グラミー賞で主要3部門受賞を含む5冠を達成。年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞の主要3部門をはじめ、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバムを獲得した。ロサンゼルスのステイプルズ・センターの壇上で。アデルは涙を流しながら「この賞を受け取ることはもしかしたらできないかもしれないです」と感激。また、「本当に光栄ですし、感謝していますが、私の生涯のアーティストはビヨンセであり、このアルバム、『レモネード』が私にとっては非常に大きなものなのです。あなたが私たちにいつも見せない部分をみせてくれ、それに感謝します。アーティスト全員があなたのことを敬愛しています」とビヨンセを絶賛し、観客席にいたビヨンセは目に涙を浮かべながらその言葉を受けていた。さらに、この受賞後にアデルは舞台裏で、「私の中の何かが死んだわ。今回はビヨンセが勝つ番だった気がするの。年間最優秀アルバム賞をとるために、彼女はいったい何をすればいいっていうの?」と話したという。また、生前グラミー賞受賞を一度も達成したことがなかったデヴィッド・ボウイは今回、ノミネートされた全部門受賞し、アデルと同様5冠を達成。最優秀ロック・ソング、最優秀ロック・パフォーマンス、最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム、最優秀レコーディング・パッケージ、最優秀エンジニアド・アルバム(ノン・クラシカル)を受賞した。ボウイの息子ダンカン・ジョーンズはツイッターで、「父さんを誇りに思う! 永遠に父さんを称えてくれることになるね。グラミー2017」と喜びを伝えた。そのほか、チャンス・ザ・ラッパーが最優秀新人賞、『カラリング・ブック』で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞し、ビヨンセは『レモネード』で最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞、『フォーメーション』で最優秀ミュージック・ビデオ賞を獲得し、2冠となった。第59回グラミー賞受賞リスト年間最優秀アルバム:『25』アデル年間最優秀レコード:『ハロー』アデル年間最優秀楽曲:『ハロー』アデル最優秀ラップ・アルバム:『カラリング・ブック』チャンス・ザ・ラッパー最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム:『レモネード』ビヨンセ最優秀ロック・ソング:『★』デヴィッド・ボウイ最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス:『ストレスド・アウト』トゥエンティ・ワン・パイロッツ最優秀新人賞:チャンス・ザ・ラッパー最優秀ポップ・ボーカル・アルバム:『25』アデル最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス:『ハロー』アデル最優秀R&Bパフォーマンス:『クレインズ・イン・ザ・スカイ』ソランジュ最優秀R&Bソング:『レイク・バイ・ザ・オーシャン』マックスウェル最優秀R&Bアルバム:『レイラ・ハサウェイ・ライブ』レイラ・ハサウェイ最優秀ラップ・ソング:『ホットライン・ブリング』ドレイク最優秀ダンス・レコーディング:『ドント・レット・ミー・ダウン』ザ・チェインスモーカーズ最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム:『フルーム』スキン最優秀ミュージック・ビデオ:『フォーメーション』ビヨンセ最優秀カントリー・ソング:『ハンブル・アンド・カインド』ティム・マグロウ(C)BANG Media International
2017年02月14日「PPAP」で世界的にブレイクしたシンガーソングライターのピコ太郎が13日(日本時間)、米ロサンゼルスで行われた世界最高峰の音楽の祭典「第59回グラミー賞」の授賞式に、WOWOWのレポーターとして参加した。ピコ太郎をプロデューサーする古坂大魔王は、ピコ太郎の様子をツイッターで公開。子供たちに囲まれている写真と動画をアップし、「ピコちゃん、グラミー賞会場周りでも子供達やらおじさんやらおばさんやら…みんな知っててくれてる??!!」「子供達可愛すぎる!ピコに抱き付いて離れない子、超可愛い!!」などと喜んだ。また、レッドカーペットを歩くピコ太郎の写真もアップし、「グラミー賞、レッドカーペットをピコ太郎が颯爽と歩いて来ました」と報告。「何が凄いって…物凄い数のアーティストやお客さん達が…写真撮りに来てくれまして…述べ150人くらいは!!ブルーノのプリンスヤバかった!!」と興奮気味につづった。
2017年02月13日世界最高峰の音楽の祭典「第59回グラミー賞」の授賞式が13日(日本時間)、米ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、歌手のビヨンセがパフォーマンスを披露した。先日、自身のインスタグラムで双子を妊娠していることを発表したばかりのビヨンセ。授賞式では、輝きを放つセクシーなゴールドの衣装を身にまとい、自身の楽曲「Sandcastles」を歌唱した。ビヨンセは今回、最多9部門にノミネートされており、すでに「最優秀ミュージック・ビデオ」「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム」を受賞している。なお、授賞式の模様はWOWOWライブにて、きょう13日(22:00~)に字幕版が放送され、3月12日(17:00~)にもリピート放送される。写真:Getty Images
2017年02月13日世界最高峰の音楽の「第59回グラミー賞授賞式」がアメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催された。結果はアデルのアルバム「25」が「年間最優秀アルバム賞」、「25」からの1曲「Hello」が「年間最優秀レコード賞」「年間最優秀楽曲賞」を獲得と、主要3部門を総なめにし、計5部門で受賞。アデルはそれぞれの受賞スピーチで、さまざまな賞にともにノミネートされていたビヨンセを称え、「大好きよ。あなたに私のママになってほしいわ!」と双子を妊娠中のビヨンセに呼びかけて笑いを誘った。最多9部門でノミネートされていたビヨンセは、アルバム「レモネード」で「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞」、「フォーメーション」で「最優秀ミュージック・ビデオ賞」を受賞。全身ゴールド尽くめの煌びやかな衣装で、双子の妊娠発表から初となる、パワフルなパフォーマンスで会場を盛り上げた。主要部門の1つ、「最優秀新人賞」はチャンス・ザ・ラッパーの手に。昨年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが、遺作「ブラックスター」で「最優秀ロック・ソング賞」「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞」など5部門で受賞した。(Hiromi Kaku)
2017年02月13日スパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』にて、新スパイダーマンを演じる俳優トム・ホランドが、アカデミー賞の前哨戦とも言われる英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)において、“新人賞”に当たる「ライジングスター賞」を受賞したことがこのほど発表された。ニューヨーク。15歳のピーター・パーカーはスパイダーマン。部活のノリで街を救う、ヒーロー気取りの高校生だ。そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての道に導こうとする(?)のが、アイアンマンことトニー・スターク。スタークに新しいスーツまで作ってもらい興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れる。ピーターはここぞとばかり、ニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。「ガキ扱いは、ゴメンだ!」とピーターはその忠告を聞かずに戦いに挑むが――。若干20歳の新進気鋭の若手俳優トム。今後の活躍が期待される若手俳優・女優に贈られるこの「ライジングスター賞」は、英国アカデミー賞で唯一、一般の観客による投票によって選ばれるもので、全世界で支持されるスパイダーマン同様、トムも多くのファンに支持されたかたちとなった。トムは「嬉しすぎてぶっ飛んじゃうよ!本当に夢みたいだ!クレイジーでアメイジングだよ!一番イケてる色だと思うんだ。BAFTA(英国アカデミー賞の)2色のうちで(笑)こんな賞がもらえるなんてとても光栄だし感謝しきれないよ。本当に僕の夢がかなったんだ!」と大興奮で喜びを語り、「たくさんの子どもたちみたいに、僕も小さいころスパイダーマンになりたかったんだ。スパイダーマンを演じる上で嬉しかったのは、みんなから愛されるキャラクターを新しく違うアプローチで作り上げて、スクリーンに戻してくれたことだね。撮影期間はとても充実したものだったし、とても楽しかった」とコメントを寄せている。またレッドカーペットでは、トムの受賞を祝福するようにたくさんのファンが集結。サインを求められるとトムも笑顔でファンサービスに応える場面も。トムといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えを演じたほか、『インポッシブル』では20年ぶりの続編公開も話題となっている『T2 トレインスポッティング』のユアン・マクレガーとの共演、さらに、『白鯨との闘い』での確かな演技力で注目を集め、スパイダーマンの生みの親スタン・リーに「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材だ。日本でも大ブレイク間違いなしのトム。ますます本作の公開が楽しみだ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日写真:ロイター/アフロ 第59回グラミー賞の授賞式が米国時間12日夜、ロサンゼルス・ステープルズセンターで行われた。 レッドカーペットでは、お腹から胸元までを大胆に露出したブラックレザーの衣装でオーディエンスの目を釘付けにしたレディー・ガガ。先週、受賞式でのメタリカとの共演が発表され大いに話題となっていた。そして当日、いよいよその時を迎えたが、予想外のトラブルに見舞われてしまった。 メタリカのヴォーカリスト、ジェイムズ・ヘットフィールドが、炎の上がるステージで「Moth Into Flame」をパワフルに歌い始めた……はずが、声が全く聞こえてこない。片やガガはパワフルな歌声を披露している。どうやらヘッドフィールドのマイクだけに音声トラブルが発生してしまったようなのだ。 ガガとヘッドフィールドが交互に歌うはずが、ヘッドフィールドの歌声が届かないために、演奏の部分が長い間延びした曲に聞こえてしまう。Twitterでも異変に気づいた視聴者が「マイクどうした?」「誰か、ジェイムズのマイクをオンにして!」「これは大惨事だな」「担当者は絶対クビだね」などとつぶやき始めた。 2人は間奏の間にポジションを変更し、1本のマイクをシェアすることで急場を凌いだ。中断することなくステージを立て直した2人のシンガーの機転に会場からは大きな喝采が贈られた。 しかし、歌い出しから明らかに機嫌を損ねていたヘッドフィールドは、一言もコメントせず、スタッフにギターを投げつけてステージを降りた。Twitterに投稿された「あの後、ジェイムズが殴った人が1人で済んでいたらいいんだけど」というジョークが笑えないほど、今回の不始末は罪深い。
2017年02月13日ほかの授賞式よりも、「自己表現」に重視したドレスをまとうセレブが多い印象を受けるグラミー賞授賞式。「Us Weekly」などのメディアが注目したドレスをチェック!常に個性的なファッションでファンの目を楽しませてくれるレディー・ガガは、今回はいつもに増して強烈な装い。ピンクのヘアにトップスは腕とデコルテ、胸の一部のみを覆っているジャケットで、いわゆる“下乳”と背中は完全露出。背中には、ともにパフォーマンスをするメタリカの曲にちなんだ「蛾」のタトゥーが。一時的なものか本物のタトゥーなのかは不明。ボトムスはハイウェストのレザーショーツで鎖がジャラジャラ。つい最近、彼氏のオーランド・ブルームのヘアカラーに合わせたかのようにブロンドヘアデビューを果たしたケイティ・ペリーは、「トム・フォード(TOM FORD)」のドレスで来場。トップスはメタリック、ボトムスはフリンジスカートと全くの異素材で個性が強く、着る人を選ぶ難易度高めなドレスに挑んだ。今回、ベストドレッサーとして名前が挙がっているのは「Ralph & Russo」のベビーピンクのドレスをまとったジェニファー・ロペス。同ドレスはわずか2週間前にランウェイデビューを果たしたばかりの最新のもの。リア・ミシェルのステンドグラスのように美しい装飾とマーメイドラインのシルエットが素晴らしい「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」のセパレートドレスも人気だった。12月に「フィフス・ハーモニー」から脱退しソロとしてのキャリアを歩み出したカミラ・カベロの「Miri Couture」のドレスもひときわエレガントで「プリンセスのようだ」と高評価だった。(Hiromi Kaku)
2017年02月13日第59回グラミー賞授賞式が12日(現地時間)、ロサンゼルスで開催され、ピアニストの内田光子が最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)賞を受賞した。対象作はドイツのソプラノ歌手、ドロテア・レシュマンの伴奏を務めたライブアルバム「シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌」。内田さんは2011年に最優秀器楽ソリスト演奏賞を受賞していて、これが2度目のグラミー賞受賞となる。『レヴェナント:蘇りし者』で、アルヴァ・ノトと共に候補になっていた坂本龍一は惜しくも受賞を逃した。『ラスト・エンペラー』(デヴィッド・バーン、コン・スーと共作)に続く2度目の受賞はならなかった。『レヴェナント:蘇りし者』は昨年のアカデミー賞で作曲賞候補にもなっていた。このときも受賞は『ヘイトフル・エイト』のエンニオ・モリコーネに譲ったが、今回グラミー賞に輝いたのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ウィリアムズだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月13日ロエベ財団とロエベのクリエイティブ ディレクターであるジョナサン・アンダーソン主催のインターナショナル アワード「ロエベ クラフト プライズ」のファイナリストに日本から3名が選出された。このアワードは、未来の新たな基準を打ち立てるような創造性と芸術性、革新性の高い唯一の存在である才能の発掘を目的として設立された。2月8日スペイン時間の午後5時に第1回目のファイナリストが発表され、日本から3名が選出された。このファイナリストの中から4月10日のマドリードにて、デザイン界を代表する第一人者たちによって構成される審査委員が、栄えある「ロエベ クラフト プライズ2017」の受賞者を決定する。日本人としてファイナリストとなったのは、伝統的な京都の木工芸を受け継ぐ職人であり作家の中川周士、多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム非常勤講師の神代良明、佐賀大学文化教育学部美術・工芸講座准教授の井川健の3名。審査員は、ロエベ クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンをはじめ、ジュエリー アーティストのハイス・バッカー、ドローグデザイン(Droog Design)共同設立者のロルフ・フェールバウム、デザイナーで日本民藝館館長の深澤直人など。
2017年02月10日皆が憧れるステージで活躍する大人って、どんな子ども時代をすごしたのでしょうか? 夢を叶えた大人はどんな風に育てられたのか、人生まだまだヒヨっ子のちゃずがインタビュー!第3回は、アメリカのロサンゼルスを拠点として活動する日本人プロデューサーstarRoさんのところへ。starRoさんは、The Silver Lake Chorusの楽曲をリミックスした『Heavy Star Movin’(starRo Remix)』で、第59回グラミー賞「最優秀リミックス・レコーディング部門」にノミネートされました。starRoさんプロフィール 横浜市出身、ロサンゼルス在住のプロデューサー。音楽共有サービス「Sound Cloud」に投稿した楽曲が話題となり、2013年、世界的に注目されるレーベルSoulectionと契約。同年12月にリリースした『White Label EP』(Sound Cloud限定デジタルリリース)は1ヶ月で24万回再生を記録した。以後、リミックスワーク(既存曲を編集して新たな楽曲にすること)のほか、オリジナルソングの作曲、往年の名曲のカバーなど幅広く活動。今後はメジャーアーティストへの楽曲提供などにも期待される。2016年10月にニューアルバム『Monday』(TOY’S FACTORY/MIYATERRACE)が発売された。3児の父。official FB: ■ノミネートの事実はTwitterで知った!?ちゃず─グラミー賞ノミネート、おめでとうございます! ノミネートされたことを知ったとき、どんなお気持ちでしたか?starRo─ありがとうございます。実は、僕にとっては突然のできごとだったんです。朝起きてTwitterを見たら、担当させていただいているラジオ番組のディレクターさんから、お祝いのメッセージが1件だけ届いていて。そのとき初めて、ノミネートされたことを知ったんですよ。ちゃず─それはびっくりですね! グラミー賞の主催者さんから直接連絡はなかったんですか?starRo─2週間くらい経って、ようやく主催する協会から書面が届きました。グラミー賞って、各レーベルが同協会に提出した曲のなかから選ばれるんですが、僕は、自分の曲が提出されていることすら知らなかったんです。■きっかけはジャズピアニストの“親父”ちゃず─そもそもstarRoさんが音楽を始めたきっかけは何だったんですか?starRo─親父がジャズピアノを弾いていたんです。普段はサラリーマン、週末はライブ、という生活を送っていて、自宅でもよく練習していました。だから、僕は自然と音楽を聴きながら育っていったわけです。 自分が音楽をやり始めたのは、小学校1年生のとき。従兄弟が通っているピアノレッスンに連れて行ってもらったとき、僕も弾いてみたくなって。自分から、「ピアノを習いたい」と親にお願いしました。ちゃず─お父さんから習う、ということにはならなかったんですか?starRo─いや…やっぱり親から習うのは難しいですね。お互い、いちいち腹を立ててしまうので、けっきょく無理だなと思い、ほぼ習いませんでした。ちゃず─どんな音楽を弾いていましたか?starRo─最初はクラシックを弾いていました。それが、小学校5年生から4年ほど、親父の仕事の関係でシドニーに住んだんです。以後は、流行りの洋楽を好むようになっていきました。それから、自分で好きなアーティストの曲をコピーするようになり、ピアノレッスンを辞め、バンドを始めたんです。当時は、マイケル・ジャクソンとかがすごく流行っていましたね。僕のバンドで演奏していたのは、日本のBOOWYでしたけど(笑)。ちゃず─ジャズは聴いたり弾いたりしなかったんですか?starRo─当時、ジャズは嫌いでした。小さい頃、親父から嫌というほど聴かされていたので。でも、いまは大好きです。いま僕がやっている音楽は、ジャズの影響が大きい。ジャズのテクニックというより、響きがいいんですよ。これは、親父からずっと与えてもらっていたものなのだと思います。■「仕事は安定した職を」と育てられ、サラリーマンにちゃず─starRoさんは大学卒業後、サラリーマンを経験したんですよね?starRo─親父は学生時代にプロとして音楽活動をした経験から、音楽の世界の厳しさもよく知っていて「好きなことは仕事にするものじゃない」と言われて育ちました。本当は音楽の世界を目指したかったんですが、その時は踏み切れなかったですね。僕は大学在学中に1年間留学したんですが、そのときの留学費用を借りたままだったこともあって。ちゃず─趣味は大事だけれど、仕事は安定した職を、というのがstarRoさんのご家庭の教育方針だったんですね。starRo─まさに、そう言われ続けていました。それで、自動車やハードディスクに使われているゴム部品を扱う中小企業に就職したんです。就職後すぐ、結婚したんですが、新婚旅行先から帰った直後にシンガポールへの転勤を言い渡されました。それから6年、シンガポールで働いて、支店長も務めました。ちゃず─えー! 支店長!? なんか意外です。starRo─当時は、サラリーマン生活にどっぷり漬かっていましたね。帰国後、半年くらいでその会社を辞めて、ゲーム会社に転職したんです。そこでの仕事が、またものすごく忙しくて、毎日タクシーで帰るほどでした。 その頃、一人目の子どもも生まれ、仕事と子育てに忙しく、完全に音楽活動から離れてしまって。この状況はいかんな、と。それで、思いきって会社を辞めて、アメリカ行きを決意したんですよ。ちゃず─そのとき、奥さまは?starRo─まったく反対しませんでしたね。僕がストレスを抱えながら通勤している姿を見ていられなかったんでしょうね。職も決まってない状態での、子連れアメリカ行きも付いてきてくれましたし(笑)。 ■会社を辞め、アメリカへ行き、プロデューサーへちゃず─アメリカへ行って、すぐ音楽を始めたんですか?starRo─アメリカでIT会社に就職したんですが、最初の3・4年は生活するのに精一杯で、音楽どころじゃありませんでした。もう一度音楽を始めることになったのは、生活が落ち着いてきた頃。日本から遊びに来た友人と、たまたま見つけた音楽イベントに出かけたんです。そのイベントは、いまや伝説となっているんですけど、本来裏方にいるプロデューサーたちがステージに上がって自分の曲を披露する、というもので。僕はその光景に衝撃を受けたんです。それで、もう一度ちゃんと音楽をやってみたいな、と。ちゃず─プロデューサーが脚光を浴びる姿を見て、音楽への情熱を思い出したんですね!starRo─それから、2011年の東日本大震災のとき、『PRAY FOR JAPAN~心を一つに~』というドキュメンタリー映画の楽曲を提供することになり、曲づくりにのめり込みました。仕事が終わってから朝の4時まで曲をつくり、3時間だけ寝て、また出社する、みたいな。ちゃず─すごくエネルギッシュ!starRo─やっぱり、それまで我慢していたものがエネルギー源になったんでしょうね。曲をつくることが本当に嬉しかったし、楽しかった。そして時代の流れもあり、インターネットのサイトに自作の曲を投稿するようになったんです。そうしたら、徐々に注目されるようになり、有名なレーベルから声をかけられて。以降、さまざまなイベントに呼ばれたり、アーティストから楽曲提供の依頼が来たり、と音楽活動に時間を費やす日々に。会社との両立が難しくなり、会社を辞め、本格的なプロデューサー生活が始まりました。■starRo流の子育ては、“嗅覚”を身につけさせる!?ちゃず─現在は、3人のお子さまの父親でもあるstarRoさん。お子さまたちも音楽に興味をもっているのでしょうか。starRo─そうですね、上の2人はいまピアノのレッスンに通っています。最近は練習を嫌がっていますけど(笑)。ちゃず─もし、お子さまが音楽の世界を目指したいと言ったら、starRoさんは反対しますか?starRo─反対はしないですよ。ただ、一番得意なことを仕事にしてほしいとは思いますね。“好き”と“得意”は違いますから、そこを見極める“嗅覚”を身につけてほしい。「No.1になれるものをやりなさい」と、子どもたちにはいつも言っています。ちゃず─「これをやれ」と指示するのではなく、お子さまたち自身が各々の得意なものに気づくのを見守る、というわけですね。starRo─僕はツアーの仕事などもあって、いつも家にはいられないので、子どもたちには、僕の背中を見て学んでほしいとしか言えません。自分が子育てをしてわかったのは、親が子どもをコントロールすることはできないということ。僕も、両親から好きなことを仕事にするより、安定した職に就くよう育てられましたが、結果的に違う方向に来ちゃいましたから。僕は「人は誰でもそれぞれの使命をもって生まれてきてる」と思っていて。子どもたちも、たまたま僕のところに生まれてきてくれただけで、それぞれの使命をもっている。その使命が何なのか、自分自身で気づくことが大事なんです。ちゃず─得意なことを見極める嗅覚や、自分自身で使命に気づく力を身につける。それって、とても難しいことですよね。starRo─いろいろな経験、出会いを重ねることが必要なんだと思います。そうして視野を広げ、全体を俯瞰するなかで自分をブランディングするというか。例えば、サッカーなら、いきなり試合に出るよりも、控えで試合全体を見て、自分なら何ができるか考えるとかね。自分が気持ちいいと感じたり、自分らしくいられたりするポジションを見つけることから始まるんじゃないかな。僕の場合は、それがアメリカのロサンゼルスでした。自分らしくいられる環境に住んだことで、音楽をもう一度始めることになり、評価してもらうことができた。だからこそ、子どもたちにも、自分らしく生きられる居場所を見つけ、自信をもって生きてほしいんです。ちゃず─starRoさんとお話ししている間、「starRoさんはグラミー賞にノミネートされたのに、とても落ち着いているな」ってずっと思っていたんですが、その理由がわかった気がします。もともと芯のある方なのだと思いますが、さらにいろいろな経験を重ねてきたからこそ、どっしりと構えていられるんですね。starRoさん、本日は貴重なお話をありがとうございました!starRoさんのお話を聴いて一番驚いたことは、大好きな“音楽”と離れている時期があったということ。その間に感じた「音楽をやりたい!」という強い気持ちが、その後を支える大きなエネルギーの源になったんですね。であれば、やりたいことから離れる時期も、人生において大切なんだとわかります。ヒヨっ子ちゃずは、これまで、「やりたいことはすぐにやる!」が正解だと思っていたんです。でも、starRoさんのお話を聴いて、それだけが正解ではないと学びました。やりたいことばかりでなく、いろいろな経験をするなかで、「楽しい」「つまらない」を感じる時間こそが、自分のポジションを見極めるために必要な時間なのかもしれませんね。 取材:イラストレーターちゃず 文:馬島利花
2017年02月07日全米監督組合(DGA)賞が5日(現地時間)に発表され、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が長編映画部門で受賞した。32歳のチャゼル監督は初ノミネートで初受賞を果たした。過去のDGA賞受賞者は同じ年のアカデミー賞監督賞も受賞することが多く、26日発表の第89回アカデミー賞にノミネートされているチャゼル監督の受賞の可能性はさらに高まったと言えそうだ。新人監督に贈られる長編映画第一作監督賞は、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のガース・デイヴィスが受賞した。アカデミー賞では13部門14ノミネートという最多タイ記録の『ラ・ラ・ランド』だが、1月のノミネーション発表時に主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、スマートフォンのビデオ電話「フェイスタイム」で祝ったという。当日、ロサンゼルスにいたライアンは発表後にチャゼル監督の訪問を受けたという。彼らは同じホテルに宿泊中だった。「かなり遅い時間に、デイミアンがドアを騒がしくノックしてきた。シャンパンを飲んでいた彼はなぜか携帯電話を10個持っていて、いろいろな人とフェイスタイムをしていたんだ」とライアンは「E!News」に語った。監督が話していた相手の1人が、中国に滞在中だったエマだ。監督の恋人で『ラ・ラ・ランド』にも出演している女優のオリヴィア・ハミルトンから、「いまからライアンのところに行くの」とフェイスタイムで知らされたという。ドアを開けたライアンは電話を手渡され、エマも一緒に喜びを分かち合うことができた。エマは「とっても2017年っぽい祝い方だったわ」とふり返っている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月06日『第6回 和酒フェス in 中目黒』が、「中目黒GTタワー前広場」にて開催されます。日程は3月25日(土)です。100種類以上の日本酒を堪能できる大人気の利き酒イベントに、お出かけしてみませんか?第6回 和酒フェス in 中目黒が開催決定回を重ねるごとに、人気が増している和酒フェス。今回は桜の名所「目黒川の桜」の開花に合わせた時期に開催されます。「春、新酒、花見酒を楽しむ! 」をテーマに、厳選された30蔵以上(内新規9蔵)、100種類以上の日本酒が大集結。全国から集まった蔵人と応援団が、こだわりの日本酒を振る舞います。『花の井』、『千代菊(ちよぎく)』、『臥龍梅(がりゅうばい)』、『梅乃宿(うめのやど)』などの「花」にまつわるお酒も多数ラインナップされ、気分は花見酒!IWC 2016、平成27酒造年度全国新酒鑑評会、SakeCompetition2016など品評会にて賞を受賞した『陸奥八仙(むつはっせん)』、『作(ざく)』、『石鎚(いしづち)』、『酔鯨(すいげい)』など、実力酒蔵の醸されたばかりの今しか呑めない新酒や華やかに薫る吟醸酒も登場します。会場ステージでは、音楽の生演奏、漫才、日本酒セミナーなどの余興も開催予定です。心ゆくまでフェス気分をを満喫しましょう!和酒フェスって?和酒フェスは、「美味しい和酒をもっと知り、感じて、共有する」をコンセプトとして、季節を感じながら 旬の和酒と食事を楽しむ利き酒祭りです。会場では、2時間制で飲み放題。たくさんの種類の日本酒が利き酒できちゃいます。入場料金だけで、好きなお酒を好きなだけ味わえるのが嬉しいところです。利き酒して美味しかった和酒は、会場特設販売ブースや酒蔵ブースで購入も可能です。日本文化を楽しみながら、こだわりの日本酒を堪能しましょう。春の訪れとともに開催される、利き酒の祭典・和酒フェス。今から待ち遠しいですね!開催概要第6回 和酒フェス in 中目黒日時:2017年3月25日(土)第1部(試飲会)12:15~14:15(2h)400名、第2部(試飲会)15:15~17:15(2h)400名 ※各部入替え制定員:800人(予定)場所:中目黒GTタワー前広場料金:各部 3,000円(前売り制、税込) / 当日券は未定※お料理は別料金となります。公式サイト:
2017年02月02日先日発表された第89回アカデミー賞にて視覚効果賞と音響編集賞の2部門ノミネートを果たした、大迫力の海洋ティザスター『バーニング・オーシャン』。その日本公開が4月21日(金)に決定し、マーク・ウォールバーグ演じる主人公のエンジニアが本作の舞台となる石油掘削施設について、10歳の娘に語って教える特別動画が解禁となった。本作は、世界を震撼させた“メキシコ湾原油流失事故”を完全映画化。2010年4月20日の大爆発から7月16日の流出停止まで、約3か月にわたって全世界が注視した“人災を”描き出す。その日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンが、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発。施設だけでなく海上一面が火の海と化した――。今回、日本公開日の決定を受けて、このディープウォーター・ホライゾンのメカニズムに迫る2分の特別動画が解禁された。家族の朝食の席、ウォールバーグが演じるディープウォーター・ホライゾン主任電気技師と妻(ケイト・ハドソン)は、10歳の娘が読み上げる「お父さんの仕事」という宿題に耳を傾けている。父は優しく、これから向かう仕事場について、缶コーラを小道具にして説明していく。「私のパパは海から石油を汲み上げてます」と読み始める娘に「石油の探査だ」と父。「石油はモンスターです。元はおっかない恐竜でした。3億年かけて―、恐竜の死骸が強く強く強くつぶされ」と続ける娘。他愛のない親子の会話に重ねて、映画の舞台となるディープウォーター・ホライゾンの実景が重ねられ、その仕組みが解説されていく。「パパたちが海底に穴を開け…、驚いた恐竜たちは、その穴から飛び出そうとし、そこに掘削泥水が…」と、娘は缶コーラに通された筒に油の噴出を抑える役割を果たす掘削泥水に見立てた蜂蜜を注ぐ。すると、ディープウォーター・ホライゾンでは異変の予兆が。そして、突如として食卓の缶コーラが凄まじい勢いで噴き出し始める。この後、「お土産に化石を。“パパが恐竜を捕まえたと”自慢したい」とねだる娘の声を受け、父はディープウォーター・ホライゾンへと向かう。この後、世界を震撼させた未曾有の大事故が待ち受けていることを、まだ知らずに…。監督を務めたのは、『ローン・サバイバー』『バトルシップ』など、リアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。未曾有の海底油田爆発事故と作業員の決死の脱出を、圧倒的な臨場感あふれる迫力の映像を作り上げている。『バーニング・オーシャン』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月31日関西最大の映画イベント《第12回 大阪アジアン映画祭》が、3月3日(金)から12日(日)までの10日間、大阪市内の映画館やホールにて開催される。日本で上映される機会が少ないアジア各国の話題作を多数紹介し続けている同映画祭は、その個性あふれるラインナップに定評があり、毎年全国から多くの映画ファンが詰め掛けている。その詳細告知が待たれる中、本日オープニング作品とクロージング作品が発表された。《第12回 大阪アジアン映画祭》の情報はこちらオープニング作品は、マレーシアの新潮流監督として世界からも注目されるホー・ユーハンが監督・脚本を務めたアクション映画『ミセスK』(マレーシア=香港合作)。香港のベテラン女優カラ・ワイを主演に、一見平凡な主婦が家族を守るため奮闘する姿を、豪快なアクションとともに描く作品。彼女は何者なのか、家族はどうして狙われるのか。片時も目が話せない展開に大興奮すること間違いなし!台湾のロック歌手ウー・バイ、香港の名優サイモン・ヤムほか、香港の映画監督フルーツ・チャンやカーク・ウォンなども出演しており、映画ファン必見の一作。クロージング作品は、瀬田なつき監督、トクマルシューゴ音楽監修、橋本愛主演の『PARKS パークス』。2014年に閉館した東京・吉祥寺の映画館バウスシアターのオーナーの「映画への思い」から誕生した本作は、吉祥寺と井の頭公園を舞台に、ひとつの曲によって結びついた“かつて”と“現代”を生きるそれぞれの若者の夢と愛を鮮やかに描き出す音楽青春映画。橋本のほか、永野芽郁、染谷将太といったフレッシュな若手キャストの共演が実現した注目作だ。その他は、コンペティション部門、特別招待作品部門、特集企画、インディ・フォーラム部門を柱に、日本初上映となるアジア映画最新作を多数上映。ゲストを交えてのウエルカム・パーティや交流イベント、シンポジウムなどを開催する予定。特集企画の内容を含む映画祭の概要、全作品ラインナップについては2月上旬に発表予定。チケットは、2月18日(土)より発売する。■《第12回 大阪アジアン映画祭》会期:2017年3月3日(金)~12日(日)会場:梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール、他主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、Seven Dew株式会社)
2017年01月30日29日(現地時間)行われた全米俳優組合賞(以下SAG賞)授賞式で、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。エマのほかに主演女優賞にノミネートされていたのは、『Arrival』(原題)のエイミー・アダムス、『ガール・オン・ザ・トレイン』のエミリー・ブラント、『ジャッキー/ファースト・レディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』のメリル・ストリープと強敵揃い。SAG賞の主演女優賞を獲得した女優は、ジェニファー・ローレンス、ケイト・ブランシェツト、ジュリアン・ムーア、そして昨年のブリー・ラーソンと、過去4年間、アカデミー賞の主演女優賞に輝いていることから、エマがオスカーを手にする可能性はかなり濃厚と見られる。受賞スピーチのために登壇したエマは、興奮のためか、ややパニック状態でスピーチを始めた。しかし、『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督に感謝の気持ちを述べた後、「ライアン、あなたは最高よ!それは紛れもない事実だわ!異論のある人はいないでしょ」と言って劇中のパートナーを褒めたたえ、会場を沸かせた。同作で共演したライアン・ゴズリングも主演男優賞にノミネートされていたが、残念ながら賞は『Fences』(原題)のデンゼル・ワシントンの手に。オスカー俳優のデンゼルだが、意外にもSAG主演男優賞は初めての受賞であった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月30日米西海岸時間1月24日(火)早朝、ついに今年のアカデミー賞候補のラインナップが発表された。本来であれば前回お約束した「ノミネーションで必ずきそうな俳優~女優編~」のはずなのだが、ノミネーション発表済みということで、主演女優賞にノミネートされた5人の女優たちを分析、現地目線のオスカー獲得度を交えてお送りする。1.レースの大穴!ゴールデン・グローブ賞で女優賞を獲得したフランス人女優イザベル・ユペール『エル(原題)』先日行われたゴールデン・グローブで映画の部ドラマ部門女優賞を受賞し、界隈の下馬評を覆したイザベル・ユペール。その予想外の受賞を皮切りに彼女の勝算が急上昇中。生粋の外国人女優がオスカーを獲得するということはそうそうあることではないものの、いずれの年にも例外はある。今年がその年になるかどうかは見てのお楽しみといったところ。☆ 現地目線オスカー獲得度:80%2.“人種多様性”を掲げるアカデミーの証ルース・ネッガ『ラビング愛という名前のふたり』まだ人種差別が平然と行われていたころのアメリカで、差別に立ち向かった白人男性と黒人女性のカップルを描いた本作でヒロインを演じたルース・ネッガ。去年は「白人すぎるアカデミー」などと揶揄されたことから、今年は日本の渡辺謙を含む世界各国多人種の著名映画人683名を新メンバーとして招待したアカデミー。加入メンバーの多様性が広がったことから投票にもその結果が反映されたと見え、難しい役柄を見事に演じあげたルースのノミネーション入りとなった。ただ、実際に受賞となると果たしてどうなるか。☆ 現地目線オスカー獲得度:20%3.『ブラック・スワン』以来の再受賞なるか!?ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』暗殺されたジョン・F. ケネディ元大統領の妻ジャッキーを悲痛なまでに再現したナタリー。ファッションはもちろん、さりげない身のこなしや話し方までジャッキーにそっくりなナタリーの熱演は、まるで今は亡きファーストレディに取り憑かれたかのよう。『ブラック・スワン』での受賞がなければナタリーの主演女優賞はほぼ確実ともいえるほどの名演技だが、今回の主演女優賞レースでは、初めてノミネーションを受けた強力なライバルが控えているため、ナタリー受賞はやや厳しめかも。☆ 現地目線オスカー獲得度:50%4. ゴールデン・グローブ映画女優賞もいただき済み、業界のお気に入り候補!エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』「アメイジング・スパイダーマン」シリーズでピーター・パーカーの恋のお相手グウェンを演じたときはポップでライトウエイトな女優なのかと思いきや、去年の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー助演女優賞候補になったほどの演技派で、話題沸騰中のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』では歌って踊れて演技も抜群という素晴らしい才能の持ちぬし。今年のアカデミー賞レースで先頭を走る有力候補。☆ 現地目線オスカー獲得度:85%5.ハリウッドの女王ふたたび降臨!、はたして実際の受賞はいかに!?メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』1977年作品『ジュリア』で映画デビューして以来、ハリウッドを代表する演技力と記録的なアカデミー賞ノミネート回数から、まさに“女王”と呼ばれるにふさわしいメリル・ストリープ。『マダム・フローレンス~』では、実在した“音痴の歌姫”として知られる社交界の大物マダムを好演してくれたメリルだが、これまでの統計から見てドラマディ(コメディタッチの軽めのドラマ)に冷たい感ありのアカデミーなだけに、今回メリルは苦戦を強いられるのでは…?☆ 現地目線オスカー獲得度:40%(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年01月28日第89回アカデミー賞に多種多様な人種がノミネートされた。昨年、白人ばかりのノミネートで物議を醸していた同賞だが、今年は俳優に対する賞の20人のノミネートのうち7人は白人以外の人種となっている。『フェンス』のデンゼル・ワシントンが主演男優賞、『ラビング愛という名前のふたり』のルース・ネッガが主演女優賞にノミネートされているほか、『ムーンライト』のマハーシャラ・アリが助演男優賞、同作品のナオミ・ハリス、『ヒドゥン・フィギュアズ』のオクタヴィア・スペンサー、『フェンス』のヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞に名を連ねている。同じ年に主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞の各カテゴリーに黒人俳優たちがノミネートされることは史上初である。そのほかには、バリー・ジェンキンスが『ムーンライト』で監督賞、エイヴァ・デュヴァーネイの『13th 憲法修正第13条』が長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。今年度のアカデミー賞のノミネートが発表される前、『ムーンライト』のマハーシャラは、有色人種の俳優たちがノミネートされることが「普通になっていく」ことを望んでいるとコメントしていた。その一方で、昨年のアカデミー賞ノミネートリストにおける人種の多様性の欠如に苦言を呈し、授賞式にも参加しなかったセレブの1人であるジェイダ・ピンケット・スミスは、今年度のノミネートリストに称賛のコメントを発表。昨年は夫ウィル・スミスらとともに授賞式をボイコットしたジェイダは、ヴァラエティのインタビューに「最高の気分よ。このノミネートを見ることができるなんて素晴らしいわ。今年度は特別な映画がたくさんあったからね」「『ヒドゥン・フィギュアズ』『フェンス』『ムーンライト』のような作品が認識されて選ばれた事をうれしく思うわ。今朝はとても誇り高い気分になったわよ」と語る。さらに、アメリカのドナルド・トランプ新大統領就任のこともあり、「現在のこの国の状況において、アーティストとして私たちがステイタスを使って、この国がどのように周囲から認識されたいのかという点に注目を注ぐ手助けをすることが重要だと思うわ」と意見。「だから今回のノミネートはその素晴らしい第一歩になったと私は見ているのよ」「どのような形でこの国を象徴したいのか、世界に届けたいメッセージとは何なのかという、この国のこの時代に生きるアーティストとしての参加の形なの」「私たちには力強い影響力があるわ。私たちは国のアイデンティティにおいても力強いイメージを作りだすことができる」と続けた。(C)BANG Media International
2017年01月26日先日、第89回アカデミー賞のノミネーションが発表され、「主題歌賞」「長編アニメーション賞」にノミネート、ますます期待が高まるディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。この度、本作の日本版エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~ (エンドソング)」をシンガーソングライターの加藤ミリヤが担当することが明らかになった。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をした ことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進む べき道を見つけていくモアナだったが…。日本版声優として、ヒロイン・モアナ役に抜擢された屋比久知奈、タラおばあちゃん役に夏木マリ、マウイ役に尾上松也が発表され、ますます3月の日本公開に向けて期待高まっている本作。今回がディズニー作品初参加となる加藤さんは、「12年くらい音楽をやらせてもらっていて、こんな気持ちになることはずっとなかった。すごくやりたかったことなので、本当に嬉しかったです。夢のような話でした」と喜びを語る。エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、モアナの心情を歌った物語の重要な曲で、16年間島の外に出ることを禁じられたモアナがの海への憧れや、島の外にでることを決意する気持ちが歌われている。加藤さんは、自身がモアナだと思いながらレコーディングしたそうで、「彼女には自分の世界を広げたいという強い思いがある。私の歌でモアナの意思や気持ちの強さが伝わるような歌になったらいいなと思いました」と曲に込めた思いを明かした。また、モアナは自分で決めた道を進むも、冒険の途中で様々な悩みや葛藤に直面してしまう。そんな姿に加藤さんは、「“自分が決めたことを信じる“というメッセージは私が普段書いている曲の中でも表現しているので、すごく共感しました。モアナと同じ16才くらいのときって、『自分でなんとかしなきゃいけない』となんとなく思っていたのですが、この映画ではたくさんの人が助けてくれたり、見守ってくれている人々の存在のパワーって、すごく大きいなと思いました」と等身大のヒロインの姿に共感できたと熱く語っている。ディズニー担当者は、「どこまでも ~How Far I’ll Go~(エンドソング)は、16才のモアナの葛藤や一歩踏み出す勇気を描いていますが、劇中でモアナが歌い上げる“どこまでも ~How Far I’ll Go~”とはアレンジが異なり、映画を観終わった人たちが作品を思い返しながら聴く、エンドロールでかかる曲です。現代の女性の等身大の歌詞を歌い続けられてきた加藤ミリヤさんなら、きっとモアナの心の葛藤を素晴らしい歌声で日本中に届けて頂けると思いました」と加藤さんの起用理由を語っている。加藤ミリヤ ニュー・シングル「どこまでも ~ How Far I’ll Go~」は3月1日(水)よりリリース予定。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)は全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月26日ついにアカデミー賞のノミネーションが発表され、『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネートを果たし、圧倒的な強さを見せつけている。監督賞、作品賞など主要な部門で軒並みノミネートを受けている同作だが、今回は歌曲賞に注目。というのも、この部門にEGOTへの王手をかけているリン=マヌエル・ミランダが『モアナと伝説の海』の「How Far I’ll Go」で初ノミネートされているからだ。EGOTとは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の頭文字を取ったもので、エンタメ界における主要な4つの賞をすべてを獲得した人がそう呼ばれている。現在までにオードリー・ヘプバーンやウーピー・ゴールドバーグを含む12人(ほかに、例外的な枠で5人いる)しか成し遂げていない“偉業”に、果たして彼が仲間入りすることはできるだろうか。リンのライバルはというと、アニメ『Trolls』(原題)の主題歌を手掛け、こちらもオスカーには初ノミネートのジャスティン・ティンバーレイク、HBO局のドキュメンタリー映画『Jim: The James Foley Story』(原題)でスティングが、そして『ラ・ラ・ランド』からは2曲がノミネートされており、そのうち1曲はゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を獲得したという強敵ぞろい。リンはオスカーの初ノミネートを受けて大興奮。「授賞式に向かうのが楽しみでしょうがないよ。控えめな態度を取ることすらできない。だって、子どもの頃からオスカーの授賞式のファンで、テレビで見ていたからね」とAP通信に語っている。(Hiromi Kaku)
2017年01月25日ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第28回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が1月24日、都内で行われた。国際宝飾展の併設イベントである同賞は、「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けて欲しい人」を著名人の中から世代別と男性部門で選び、表彰するもの。今回は中条あやみ(10代)、西内まりや(20代)、柴咲コウ(30代)、石田ゆり子(40代)、賀来千香子(50代)、桃井かおり(60代以上)、三浦春馬(男性)の7人が選ばれた。また、特別賞女性部門はリオデジャネイロオリンピック卓球銅メダリストの福原愛、特別賞男性部門はリオデジャネイロオリンピック体操男子金メダリストの内村航平に贈られた。中条は「来月で20歳なので10代最後にすてきな賞をいただけて嬉しい」と笑顔。真珠のネックレスが目立つように着物をアレンジしたという衣装で登場した西内は「小さい頃、父が母に真珠のピアスをプレゼントしたのを憶えています。母は特別な日にはにこにこしながらそのピアスを付けていました。私は母の化粧品やジュエリーをこっそり付けていたのですが、そのピアスだけは付けることが出来ず、いつも真珠が似合う女性になりたいと思っていました」というエピソードを披露。第6回(1995年)の20代に続く2回目の受賞となった石田は「前回は本当に緊張して何を話したのかも覚えていませんし、ジュエリーは付けると緊張するものでした。それがこの10年で変わり、お守りのような存在になっています」と挨拶した。桃井は「前回15回目に選ばれたときには、15回目まで選ばれなかったのかが不満で、スピーチが荒れたのを覚えています。今回は60代以上で最後のチャンスということですが、女性が本当に宝石を欲しくなるのは旦那様や恋人がいなくなる70代、80代。私は100歳まで生きるつもりなので、あと何度も受賞出来るように70代、80代や100歳までの賞も作ってほしい」と話し、会場を沸かせた。三浦は「本当に興奮していますが、受賞は今までの仕事や支えてくれた人のおかげ。これからも自分に自信を持って仕事を全うしたい」と述べた。また、プレー中にもダイアモンドのジュエリーを付けている福原は「リオデジャネイロオリンピックや合宿など、緊張で胸が張り裂けそうな場面やすごく疲れて心が折れそうなときには、私の心はダイアモンドで出来ているので絶対に割れないと思い込むことで、いろいろな場面に立ち向かうことが出来ました」と明かした。一方、第24回(2013年)に続き特別賞を受賞した内村は「毎日、練習、練習、練習、練習でジュエリーは女性に贈るものだと思っていますが、このような賞をいただけたのはオリンピックでの結果を評価してもらえたから。東京オリンピックでも1番輝くメダルを掛けられるように頑張りたい」と喜びを語った。
2017年01月25日東京ビックサイトで1月23日(月)より開催されている日本最大のジュエリーの展示会「第28回 国際宝飾展 IJT2017」にて、24日(火)、第28回「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の表彰式が行われ、受賞した福原愛、内村航平が登壇した。内村さんは、4年後の東京オリンピックについて、「自分も選手として出場できるように、あの舞台で、また一番輝いたメダルを首から下げられるように頑張っていきたいと思います」と金メダル獲得に向けて、決意新たにしていた。「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」は、過去1年間を通じて世代別に最もジュエリーが似合う著名人を表彰する。福原さんは特別賞女性部門、内村さんは特別賞男性部門での受賞となった。3歳より卓球を始め、10歳のときにプロ宣言をし、14歳にして世界選手権シングルベスト8となった福原さん。2016年のリオ五輪では、シングルスでベスト4、団体で銅メダルを獲得した。また、私生活では台湾卓球代表の江宏傑選手と結婚し、国内外からも注目が集まっている。小さいころの「泣き虫愛ちゃん」の面影はどこへやら、素敵なレディーとして堂々の受賞となった福原さん。リオ五輪でもジュエリーを身につけ戦っていた福原さんにとっては、お守りのようなものだと話し、「“ダイヤモンドはとても硬いものでできている”とうかがってから、イメージトレーニングの一環として“私の心はダイヤモンドでできているから、絶対に割れない!”と思い込んでいます。いろいろな場面に立ち向かってくることができました」と、日ごろより宝石の力を借りていると明かした。そして、内村さんは、福原さんと同じくリオ五輪に出場。体操男子団体金メダル、男子個人総合金メダルを獲得し、3大会連続での出場とメダル獲得の快挙を成し遂げた。強靭な肉体と揺るぎないメンタルの強さを持ち合わせ、オリンピックでも体操男子チームのキャプテンを務め、日本体操界をけん引している存在だ。普段のユニフォーム姿からは一変し、びしっとスーツで決めた内村さんは、「僕は毎日ジュエリーとは程遠い生活をしていまして、毎日練習、練習、練習、練習と…」と、練習を連呼すると、会場からは笑いも漏れた。内村さんは、「リオオリンピックでの盛大なご声援、本当にありがとうございました。この賞をいただけたのは、リオでの成績を評価していただいたので、うれしく思っています」と饒舌に話し、とびきりの笑顔を見せてくれた。ふたりのほかに、中条あやみ(10代部門)、西内まりや(20代部門)、柴咲コウ(30代部門)、石田ゆり子(40代部門)、賀来千香子(50代部門)、桃井かおり(60代以上部門)、三浦春馬(男性部門)も受賞となり登壇した。「第28回 国際宝飾展 IJT2017」は1月26日(木)まで東京ビックサイトにて開催。(cinamacafe.net)
2017年01月25日東京ビックサイトで1月23日(月)より開催されている日本最大のジュエリーの展示会「第28回 国際宝飾展 IJT2017」にて、24日(火)、第28回「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の表彰式が行われ、受賞した三浦春馬らが登壇した。きらびやかなジュエリーを前に、落ち着かない様子だった三浦さんは、「今日1日でたくさん高価なものをいただき、たくさんのフラッシュを浴びて…こんな壇上に立つことは滅多にありません!ありがとうございます!」と、歓喜の気持ちをスピーチに乗せた。「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」は、過去1年間を通じて世代別に最もジュエリーが似合う著名人を表彰する。男性部門での受賞となった三浦さんは、2008年に映画『恋空』で日本アカデミー賞新人賞を、2014年に映画『永遠の0』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、26歳にして実力派俳優としての地位を確立。2016年にはブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の日本人キャスト版で好評を博し、本年はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演するなど、のりにのっている。三浦さんは、トロフィーを頭上より高く持ちあげ満面の笑みを見せるなどして、会場を沸かせるパフォーマンスを披露。興奮で切り出したスピーチから一転し、後半は「こうして選出していただいたことは、いままでの自分の功績や去年の働きを気にかけていただいた皆さまがいたからです」と、真面目な面持ちになった。「いままでの自分を支えてくださった皆さま、近くで応援してくれた皆に本当に感謝したいと思います。これからも自分にしっかりと自信を持って、前を向いて自分の仕事をまっとうできるような男になりたいと思います」と、大人の男への加速度を上げていた。そのほか、中条あやみ(10代部門)、西内まりや(20代部門)、柴咲コウ(30代部門)、石田ゆり子(40代部門)、賀来千香子(50代部門)、桃井かおり(60代以上部門)、福原愛(特別賞女性部門)、内村航平(特別賞男性部門)も受賞となり登壇した。「第28回 国際宝飾展 IJT2017」は1月26日(木)まで東京ビックサイトにて開催。(cinamacafe.net)
2017年01月25日東京ビックサイトで1月23日(月)より開催されている日本最大のジュエリーの展示会「第28回 国際宝飾展 IJT2017」にて、24日(火)、第28回「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の表彰式が行われ、受賞した柴咲コウと石田ゆり子らが登壇した。柴咲さんは、「このような素晴らしい賞をいただき、とても感激しております」と感謝の言葉を口にしながらも、「どのような宝石を身につけても、中身が伴わないと似合わないので、これからも年を重ねるごとに、もっと宝石が似合う人物になれたらいいなと思います」と、まっすぐ前を向き、大きな瞳を光らせた。「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」は、過去1年間を通じて世代別に最もジュエリーが似合う著名人を表彰する。30代部門では柴咲さんが、40代部門では石田さんが受賞となった。1998年のデビュー以降、行定勲監督の大ヒット映画『GO』で日本アカデミー賞助演女優賞など数々の賞を受賞した。本年1月より放送されているNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主人公の井伊直虎を演じ、国民的女優として活躍する柴咲さん。女優業以外に歌手としても活動し、2016年は「こううたう」、今年は「続こううたう」を発売している。短く切りそろえられた髪型に似合う、シンプルなブラックのノースリーブパンツスタイルで壇上に上がった柴咲さん。「仕事柄、宝石を身につけることは多いですが、実際、普段から着用する機会は多くなくて…。今回、受賞して宝石を間近で見て感激しましたので、今後普段からも身につけたいと思います」と笑顔を見せた。さらに柴咲さんは、「物質的ですけど、宿るものは人の心だと思います。ものを扱う人の情熱は素晴らしいと思いました」と、ジュエリー製作陣に向けて敬意を表した。そして、40代部門での受賞となった石田さんは、1988年にドラマ「海の群星」でデビューし、以後、映画、舞台、声優、執筆活動と多岐に渡って活動している。映画『北の零年』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞した。2016年、耳目を集めたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では主人公みくりの叔母ゆりちゃん役で、キュートなキャリアウーマンを熱演。エンディングテーマ曲に合わせて踊る“恋ダンス”でのかわいらしさも手伝い、40代に入ってからも変わらぬ美貌で魅了し続けている。モノトーン姿の受賞者が多い中、ショッキングピンクのトップスでひと際、華やかないで立ちだった石田さんは、「本当にありがとうございます」と、うれしそうに一礼。20代で受賞以来、2度目の受賞になったが、当時について「本当に緊張して、何をここでお話したか、全く覚えておりません。当時は本当に子どもで、アクセサリーは自分とすごく距離があって、つけると緊張するような存在だったんです」とふり返った。22年経ち、いまの石田さんにとって、「私にとってジュエリーは全部お守りのような存在です。自分にパワーを与えてくれたり、守ってくれたり、自分らしく存在するために力を与えてくれるものです」と語り、ジュエリーに負けない輝きを放っていた。ふたりのほか、中条あやみ(10代部門)、西内まりや(20代部門)、賀来千香子(50代部門)、桃井かおり(60代以上部門)、三浦春馬(男性部門)、福原愛(特別賞女性部門)、内村航平(特別賞男性部門)も受賞となり登壇した。「第28回 国際宝飾展 IJT2017」は1月26日(木)まで東京ビックサイトにて開催。(cinamacafe.net)
2017年01月25日第89回アカデミー賞のノミネーションが24日に発表され、『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネートを果たした。『イヴの総て』(1950)、『タイタニック』(1997)と並んでアカデミー賞史上最多となる。『ラ・ラ・ランド』は、作品賞をはじめ、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがそれぞれ主演男優・女優賞の候補に挙がっているほか、デイミアン・チャゼルの監督賞、そして、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、主題歌賞(2曲)、音響編集賞、録音賞にノミネート。主題歌賞では「オーディション(ザ・フールズ・フー・ドリーム)」と「シティ・オブ・スターズ」の2曲が候補に挙がっている。最高賞となる作品賞にはほかに、『メッセージ』『フェンス』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ムーンライト』がノミネートされた。『ムーンライト』は、ナオミ・ハリスの助演女優賞やマハーシャラ・アリの助演男優賞など、ほかにも7部門で候補に挙がっている。そして、『ムーンライト』と並んで8ノミネートを受けた『メッセージ』は、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督賞の候補にも挙がっており、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』が6部門と続いている。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』からはケイシー・アフレックが主演男優賞にノミネートされており、ライアンのほか、『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールド、『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、『フェンス』のデンゼル・ワシントンとその栄冠をかけて戦う。一方で、主演女優賞には3部門での候補に挙がっている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、メリル・ストリープ、イザベル・ユペール、ルース・ネッガがエマとオスカー像を巡って競うことになる。長編アニメーション賞には、スタジオジブリの『レッドタートルある島の物語』が候補入り。ディズニーの『ズートピア』や『モアナと伝説の海』などと争う。なお、『君の名は。』はノミネートを逃した。第89回アカデミー賞式典は来月26日にハリウッド&ハイランドセンター内のドルビー・シアターで開かれる。第89回アカデミー賞ノミネート(一部抜粋)■作品賞『メッセージ』『フェンス』『ハックソー・リッジ』『最後の追跡』『ヒドゥン・フィギュアズ』『ラ・ラ・ランド』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ムーンライト』■監督賞ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』メル・ギブソン『ハックソー・リッジ』デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』ケネス・ロナーガン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』バリー・ジェンキンス『ムーンライト』■主演男優賞ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』アンドリュー・ガーフィールド『ハックソー・リッジ』ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』ヴィゴ・モーテンセン『はじまりへの旅』デンゼル・ワシントン『フェンス』■主演女優賞イザベル・ユペール『エル』ルース・ネッガ『ラビング愛という名前のふたり』ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』■助演男優賞マハーシャラ・アリ『ムーンライト』ジェフ・ブリッジス『最後の追跡』ルーカス・ヘッジズ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』デーヴ・パテール『LION/ライオン ~25年目のただいま~』マイケル・シャノン『ノクターナル・アニマルズ』■助演女優賞ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』ナオミ・ハリス『ムーンライト』ニコール・キッドマン『LION/ライオン ~25年目のただいま~』オクタヴィア・スペンサー『ヒドゥン・フィギュアズ』ミシェル・ウィリアムズ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』■長編アニメーション賞『クボ・アンド・ザ・ツー・ストリングス』『モアナと伝説の海』『マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ』『レッドタートルある島の物語』『ズートピア』■撮影賞『メッセージ』『ラ・ラ・ランド』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』『ムーンライト』『沈黙 -サイレンス-』■作曲賞ミカ・レビ『ジャッキーファーストレディ最後の使命』ジャスティン・ハーウィッツ『ラ・ラ・ランド』ダスティン・オハローラン、ハウシュカ『LION/ライオン ~25年目のただいま~』ニコラス・ブリテル『ムーンライト』トーマス・ニューマン『パッセンジャー』(C)BANG Media International
2017年01月25日東京ビックサイトで1月23日(月)より開催されている日本最大のジュエリーの展示会「第28回 国際宝飾展 IJT2017」にて、24日(火)、第28回「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の表彰式が行われ、受賞した中条あやみと西内まりやらが登壇した。トロフィーを手にした中条さんは、「10代最後の年に、素敵な賞をいただけて本当に嬉しいです。今日展示場で見た輝いていた素敵な宝石のように、いろいろな方に磨かれて、自分でも磨きをかけて、キラキラと輝けるように頑張りたいです」とまもなく迎える20歳に向けて、抱負を誓った。「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」は、過去1年間を通じて世代別に最もジュエリーが似合う著名人を表彰する。10代部門では中条さんが、20代部門では西内さんが受賞となった。中条さんは大阪府出身の19歳。抜群のプロポーションを活かし、2011年より雑誌「Seventeen」専属モデルとして芸能界入り。翌2012年には連続ドラマ「黒の女教師」で女優としても活動をはじめ、2016年にはドラマのみならず、「docomo」、「ハーゲンダッツ」などのCMや、紀行番組「アナザースカイ」の新MCに歴代最年少で抜擢されるなどして、様々な世代から注目度を集め続けた。一方、20代部門での受賞となった西内さんは、福岡県出身の22歳。2007年に雑誌「ニコラ」専属モデルとしてデビューし、その後は中条さんの先輩として同誌「Seventeen」で5年半活躍。2014年にはシングル「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューも飾り、「日本レコード大賞 最優秀新人賞」も受賞した。女優としてもドラマや映画に出演、2016年には『CUTIE HONEY -TEARS-』で映画初主演を果たし、現在放送中の「突然ですが、明日結婚します」でも主演を務めるなど、止まることなく走り続けている。この日、授与されたパールのネックレスに合わせ、着物をアレンジしたルックにしたという西内さん。「どうですか?」と、ちょこんと裾をつまんでみせ、会場中から「似合う」「かわいい」と歓声を浴びた。西内さんはパールに特別な思いがあるそうで、「小さなころに、父が母にパールのピアスをプレゼントしていて。母は照れくさそうにしていたんですけど、特別な日には、そのピアスを鏡の前でつけていました」と憧れのジュエリーだったと語った。そして、「いつも真珠が似合う女性になりたいなと思っていました。23歳ですが、今後もっともっと真珠が似合う女性になっていきたいです」と、微笑んだ。ふたりのほか、柴咲コウ(30代部門)、石田ゆり子(40代部門)、賀来千香子(50代部門)、桃井かおり(60代以上部門)、三浦春馬(男性部門)、福原愛(特別賞女性部門)、内村航平(特別賞男性部門)も受賞となり登壇した。「第28回 国際宝飾展 IJT2017」は1月26日(木)まで東京ビックサイトにて開催。(cinamacafe.net)
2017年01月25日