みなさんはひどい肩コリや腰痛になった時、どのように対処していますか? 肩コリや腰痛対策用に市販されている商品を家で使ったり、マッサージや温泉に行ったりする人も多いと思います。これらの対策は、その場ではリラックス効果が得られ、なんとなく楽になったような気にはなるものの、それほど大きな効果がでなかったりしますよね。そこでオススメなのが鍼。鍼は即効性があり、肩コリや腰痛を根本から改善することが期待できる上に、女性と関わりの深い婦人科系の症状への効果や、美容効果も期待できます。いろいろ試したけれど、なかなか肩コリが治らない…という人は、一度鍼治療を試してみては? ■鍼治療とはどんな治療法なのか鍼治療は、長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mmのステンレス製の鍼を複数の経穴(ツボ)に挿入して行います。傍から見ると少々グロテスクで痛そうに見えますが、痛みはほとんどありません。それぞれの症状に効くツボに鍼を刺すので、施術を行う部位は症状によって違います。鍼治療そのものをする前に、軽くマッサージを行う場合もあります。鍼治療は、中国に起源をもつ漢方医学のひとつで、明治時代の初期までは漢方薬とともに、日本の医療の主流だったそうです。鍼治療が日本に伝わったのはなんと飛鳥時代なのだとか。実は、とても歴史の古い治療法なのですね。■どこで受けることができるのか鍼治療は一般に「鍼灸院」とよばれる施設で受けることができます。注意して探してみると、鍼灸院はあなたの家の近所にも思いのほかたくさん存在すると思います。ホームページや口コミをチェックして、入りやすそうな鍼灸院を探してみましょう。コースや症状にもよりますが、本気で治療したいなら1週間に1回ぐらいのペースで通うのが理想ですが、即効性があるので、肩コリや腰痛なら1回でも、ある程度の効果は感じられるのではないかと思います。■どんな症状に効くのか一般には肩コリや腰痛、神経痛などへの効果が広く知られていますが、その効果は実に多岐にわたります。低血圧や頭痛をはじめ、食欲不振や便秘などの内臓の症状、不眠やノイローゼなどの心の病にも効果が期待できます。女性と関わりの深い婦人科系の症状、生理痛や月経不順で悩んでいる方も多く受診されています。また、不妊治療や、妊娠前のデトックスとしても注目を浴びているようです。これからの季節が憂鬱な、花粉症の改善にも導いてくれるとか。鍼灸院によってそれぞれ得意とする分野があるので、施術を受ける前に、自分が治したい症状を得意としている鍼灸院かどうかを確認してから受診しましょう。最近では、鍼治療の美容効果も認知度が高まってきており、鍼美容を行うエステサロンを併設した鍼灸院なども増えています。内側も外側もきれいに、健康にできる可能性を持っている鍼治療。いざという時に駆け込める、自分に合った治療院をひとつ知っていると、何かと重宝するのではないでしょうか。
2014年03月06日最近話題の「肩甲骨ダイエット」。肩甲骨を動かすことによって、体の歪みや低体温が改善され、さらには痩せ体質まで手に入るという、今話題のダイエット法です。今日は、そんな肩甲骨ダイエットの効果とやり方についてお話します。■骨盤と肩甲骨の関係骨盤と肩甲骨には密接な関係があります。骨盤が歪むと体が歪み、代謝が悪くなり、むくみやすく痩せにくい身体になるというのはダイエッターの中ではもう常識ですが、その骨盤と肩甲骨は開閉が連動しています。肩甲骨がスムーズに動くと、それに連動している骨盤の開閉もスムーズに行われ、骨盤のゆがみの改善などに繋がります。肩甲骨と骨盤を連動させバランスよく動かすことで体の歪みが直り、姿勢もよくなるので、むくみにくくなり体のラインもキレイになります。■脂肪を燃やす褐色脂肪細胞肩甲骨周りには「褐色脂肪細胞」というものがあります。褐色脂肪細胞とは脂肪を分解して熱やエネルギーに変えてくれる細胞のことです。褐色脂肪細胞が活性化すると、脂肪が燃焼され、体温や基礎代謝があがるので、冷え症の改善や肥満解消に繋がります。反対に褐色脂肪細胞の働きが悪いと脂肪を熱やエネルギーに変えることができません。褐色脂肪細胞は筋肉の数十倍熱を作ると言われていますが、肥満になると褐色脂肪細胞は、脂肪をため込む「白色脂肪細胞」に変化してしまいます。肩甲骨周りの筋肉は普段の生活ではあまり動かさないところなので、意識的にエクササイズやストレッチで褐色脂肪細胞を動かして刺激を与えてあげることが大切です。次に、おすすめの簡単エクササイズをご紹介します。■肩甲骨エクササイズ1(1)手のひらを頭の上で合わせる脚を肩幅くらいに開いて立ちます。息を吸いながら腕を上げ、頭の上で手のひらを合わせます。(2)手のひらを外側に向けてひじを後ろに引く手のひらを外側に向け、肩甲骨が中央によるように意識しながら、ひじを後ろに引きながら腕をゆっくりおろします。(3)肩甲骨を寄せる息をゆっくり吐きながら、ひじを胸の位置までゆっくりおろします。肩甲骨を寄せることを意識して行いましょう。■肩甲骨エクササイズ2(1)胸の前で手のひらを合わせる脚を肩幅くらいに開いて立ち、腕をまっすぐ前に伸ばして胸の前で手のひらを合わせます。(2)肩甲骨を真ん中に寄せるように上下に手を伸ばします右手を斜め上へ、左手を斜め下へ伸ばします。このとき右手は天井に、左手は床に向けます。(3)左右上下変えて何回か行います同じように、左手を斜め上へ、右手を斜め下へ伸ばします。腕をピンと伸ばすことで肩甲骨をひねることができます。肩甲骨が動いていることを確かめながら行いましょう。■おわりに肩甲骨を動かすとダイエットに効果的なだけでなく、肩こりなどの体と不調も改善されます。一日5分でもいいので意識的に肩甲骨を動かしましょう!(佐々木仁美/ハウコレ)
2014年01月03日骨盤と肩甲骨が女性らしさのポイントWACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)「教えてドクター」において、美しい姿勢や動作と、骨盤と肩甲骨の関係について特集されています。肩甲骨の動きをよくすると"しぐさ年齢"が若返り、女性らしさもアップ、女性の美に肩甲骨が深く関わっていることがわかりました。今回も、肩甲骨について、引き続き山口光國先生にお話をお伺いしています。(News2u.netより)これによると、骨盤と肩甲骨はセットで動くものであり、片方が歪むともう片方も歪んでしまい姿勢や動作が悪くなるのだそうです。女性らしく美しい姿勢や動作をつくるには、骨盤と肩甲骨の両方が柔軟に動き、正しく整っていることが重要とのことです。歪みのもとは下着にある美しい姿勢や動作をつくるのに重要な、骨盤や肩甲骨が歪んでしまう原因は、その人の動きの癖など、様々なことが挙げられます。その一つとして、着用する下着も歪みの原因となるようです。自分に合っていない小さいサイズの下着を着用していると、肩が前に引っ張られ、背中の筋肉が張った状態になるため、肩甲骨にも負担がかかり歪みの原因となるのです。肩甲骨が歪むと骨盤も歪んでしまいます。骨盤と肩甲骨が歪んでしまっては、美しい姿勢や動作は得られません。下着を購入する際は、サイズをしっかりと測り、適正な下着を着用することが勧められます。【参考リンク】▼ワコールボディブック元の記事を読む
2013年06月24日目覚めたときや長時間のデスクワークをした後は、顔がムクミがちですよね? リンパマッサージですっきりさせたいと思っても、メイクした状態ではなかなかできないし…。そんな悩みを解消してくれるのが、肩甲骨エクササイズです。肩甲骨の周りにはたくさんの筋肉が集合しているので、そこをゆるめることで筋肉が弾力を取り戻し、エネルギーを使って代謝もアップします。筋肉を鍛える必要もなく、ただ肩甲骨をゆるめるだけでムクミを解消できます。手軽にできる肩甲骨エクササイズで、理想のスッキリ小顔を手に入れましょう。●上半身ひねり脚を伸ばした状態で床に座り、上半身を右側にひねります。このとき右手を床についてカラダを支え、ひじをまげて上半身をゆっくりと低く沈ませます。次に左側に上半身をひねります。左側にひねるときは左手で上半身を支え、同様にひじをまげて上半身を沈ませます。これを左右5回ずつくり返しましょう。●ネコのポーズ直角にヒザをまげて床にひざまずき、両手も床につけます。ネコが伸びをするときのようなイメージで、そのまま両手を前の方にグーッと伸ばして顔を深く沈めます。ゆっくりと息を吐きながら10秒カウント。肩甲骨の周りが気持ち良く伸びていることを意識するのがポイントです。●腕を回すイスに浅く腰掛けた状態で背筋を伸ばし、片手を真っすぐ前に伸ばします。そのままゆっくり垂直に腕をあげ、耳にピッタリつけます。挙手するときのように手の平は前に向けてください。そのままゆっくりヒジを曲げ、肩甲骨が動いているのを意識します。ヒジが直角になったら、今度はヒジを伸ばしながら手をゆっくりと下におろします。これを左右3回ずつくり返しましょう。3つ目の腕回しエクササイズは、トイレの中でも可能。トイレに行く度に行うだけでも顔がムクミにくくなりますよ。上半身ひねりやネコのポーズは、朝起きた後や夜寝る前などに行うのがベスト。簡単なエクササイズで、肩甲骨周りの筋肉を柔らかくして、ムクミのないスッキリ小顔が手に入れられます!
2012年12月02日