■前回のあらすじわたしだけうまくいっていると思ってたの!? 惨めな気持ちを抱えたまま、一夜を過ごします。■一夜明け、反省の意を示す旦那■浮気相手との直接対決を突きつける!仕事をしなければいけないのに、旦那の浮気のことが頭から離れない。自分で思っているよりもダメージを受けているようでした。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年09月25日思いをわかってもらうために人は、他人のことにはあれこれ気がついても、自分のことはわかっているようで、実はよくわかっていないところがあります。疲れ具合や顔色など、周囲から指摘され、そうかなぁと思い至るなんてことは少なくないはずです。育児や家事、仕事を優先している間は、体の痛みや食事、睡眠の具合がちょっと不安定でも、後回しにしたりして、身体の不調に鈍感で、一息ついたときに、変調に気がつくようなことです。子どもの場合、楽しいことがあれば、多少の不調感は一時的に隠れてしまうようです。研修医時代の遙か昔、総合病院でローテーションで夜間救急対応をしたとき、夕方から夜にかけて、発熱したり体調を崩す子どもとよく出会いました。小児科の先生から、子どもは夜になってから体調がくずれるもの、と教えてもらい、「どうして昼間に受診してくれなかった」という言葉を飲み込んだ記憶があります。また、自身の体の不調感だけでなく、気持ちのつらさを言葉に表しにくいのも子どもにはよくあります。3歳の子が「最近、いろいろと人間関係で悩んで」とか、小学生が「この学びが将来においてどのような意味があるのか」と言葉にすることは、ほとんどないかもしれません。言葉にしていないからといって困っていない、悩んでいないわけではありません。僕自身振り返ると、大嫌いな運動会の前夜に奇妙な喘息発作に襲われるという経験を毎年のようにしていました。さあ、明日だという切迫したときに、僕は参加したくない思いを発作に置き換えていたのです。すると、周囲に気づいてほしいのは、喘息発作のつらさより、運動会に参加したくないという僕の思いのほうだったのです。つまり、子どもは言葉よりも体で、あるいは行動で、その思いを表出することが少なくありません。そのためには、気がついてほしい大人に対して、いやでも気がつくほどの目立つ症状であること、容易に解決しない症状であること、そして大人がとても慌てて困り果てるほどの症状であることが絶対条件になります。それでも気づいてくれない場合、さらに症状は激しくなるわけです。僕の場合は、共働きの両親が、疲れて寝付く夜から深夜が病院にも連れて行けず、もっとも困り果てる時間帯だったのです。例えば園や学校に行きたくないとき経験上多いのは、寝るまでは元気だったわが子が、起床から不調を訴えることです。お腹が痛いとトイレにこもる、頭が痛いと布団から出て来ないなどです。朝起きができない、眠たいという訴えは、だって夜にずっと携帯を見ていたから、ゲームや映像を見ていたから、ということになると、症状でなく自業自得となります。大人にとって原因がわかっていると、起きられないことよりも、ゲームなどを早く終えるように、ちゃんと寝るように言っても、したがってくれず、結局は叱られることになります。言動では、ぐずったり癇癪をおこしたり、イライラして大声を上げたり、慌てて困り果てることにもなります。ここで、腹痛や頭痛を軽減する方法、あるいは癇癪を抑える方法を試行錯誤しても、ほとんど解決しないはずです。子どもにとって、わかってほしいのは、これらの「症状」を取り払うことでなく、園や学校に行きたくない思いのほうです。これを「症状にある本当の意味」と言います。症状をSOSとして捉えることができると、SOSというサインより、その意味が大切なはずです。なので、僕はこうしたサインを持って相談に来られた親子に対して、園や学校に行かない日にそのサインが登場するかどうか確認し、もしお休みのときはサインもお休みしているときは、『体と心が休ませて』と言っていると解釈します。そしてその子に「明日から症状がなくてもちゃんと家で休んでくださいね。1週間、学校(園)には行ってはいけませんよ」と伝え、「次に来たときにその1週間の様子を教えてね」とお願いします。この公認されたお休みの間、多くの子どもは、症状が薄まり、次回相談に来る前日から症状が強くなることがあれば、学校(園)に行くことが大きな負担であるという仮説が成り立ちます。時に、それでも症状が改善しない場合もあり、そのときは、それ以上に「今を生きる」ことに難しさを痛感していると仮説します。ただいずれにしても、症状を無理になくすことより、どうすれば、生活が楽になるかを検討します。休んで多少なりとも楽になったときは、症状でなく、その学校(園)の生活のなにが負担かを確認します。学校(園)は、①そこで学ぶこと、②そこにある友人関係、③担当してくれる大人との関係が、いかにうまくいっているかで良い場所かどうかがわかります。僕はこの3点について子ども本人に確認し、負担に感じている項目を探ります。あとは当然のように、登校(登園)よりも、そこにある課題の解決を関係者を交えて一緒に考え続けます。親の悩みそれでも親は、SOSとわかっていても、乗り越えてほしいという思いもあります。子どもが歩む道で、大きく躓かせたくないという思いから、SOSに目をつぶり、それに屈せずに強くなってほしいと願うものです。先の公認の休暇を僕が提案したとき、一番親が「あー、いっちゃった。これで堂々と休んでしまう。困った」と思われているかもしれません。だから「最初の2日は黙ってみていたのですが、3日目にお医者さんはああいったけど、そろそろ行ってみない?と確認してしまいました。案の定、症状が強くなりました」と、わかっているけど、焦ってしまうものです。そこで、僕は、どうして、そこを乗り越えることが難しいのかについて、親と一緒に考えていくことをします。すると、以前から実はこういったことが苦手、あれが苦手というエピソードを教えてもらうことになります。横断的な理解が主だった僕に、縦断的な情報が加わり、さらに僕たちはこの子理解を深めることができるのです。SOSはヘルプサインと同時に、その子に近づくチャンスをくれるものでもあるのです。「そんなふうに考えているんですね」、「子どもだと思っていたけど、ちゃんと考えていることがわかり、ちょっと安心っていうか、すごい子だったんだと思いました」と感想を述べる親もいます。目の前のことだけでなく、その子の思いに近づけたことは、ある意味親にとって喜びでもあります。それも一瞬で、やはりしばらくすると「そろそろ登校(登園)しないと、これから先が心配で」、「いつまで待てばよいでしょうか」と、当然の悩みと焦りが再び登場します。親であることの大変さ、悩み、痛みは、そうそう簡単には消えないということも、重々承知しているのですが、ゴールが見えないことの不安は、当然僕にもあります。僕も次の一歩を先走りして、子どもから「先生も同じ大人なんですね」というような目で見透かされるときが幾度もあります。生きる上での悩み時に、単に学校とか園とかの生活空間に対してではなく、「生きるって、生き続けるって、辛いな、苦しいな」と感じてしまう子もいます。具体的に表出するのは思春期前後でしょうが、実際はかなり小さい年齢から、苦しさを抱えているようです。この場合は、当然休んだところで症状は消えません。このときは、その子が向き合う3つ(学習、友人、担当者)への向き合い方でなく、ずっと抱え込んでいた、自身にある違和感、日々の生活に対するなじみにくさ、が表面化したわけですから、根源的な危機感を、よくSOSとして出してくれたことを内心感謝しつつ、こちらも焦らず、一緒に迷いの森を歩み続けようとします。その仮説でこの子と向き合おうとすると、その子が周囲とどう関わるかより、その子が自分自身とどう向き合っているかに焦点を移動して、付き合う準備をします。実は体からのSOSの場合も心のSOSと思い込んでいたことが、本当は体の不調から来ているとわかることもあります。多くは実際の障害から生活が成り立ちにくくなっていることがあります。例えば、どうしても改善しにくい睡眠状態のとき、本質的な睡眠障害が睡眠記録などから判明することもあります。情緒不安定が、当初は対人面の負担からと思っていたところ、甲状腺ホルモンの異常からであったこともあります。ついつい心の負担からのSOSと決めつけてしまい、体からのSOSであったことを見失うことのないようにしないといけないなぁと痛感します。親だからわかるSOS親でもわからないSOSそもそも、わが子の変に気がついて受診、相談するときに、親はすでのわが子のSOSを受け止めているわけです。親だからわかること、わかるからこそ、そこから足を前にだしてほしいと願っていること、わかるからこそ、次の手立てに躊躇していること、実際、診察室で出会ったときは、子どものSOSに気がついているのです。僕はその『気づき』をより明確にするためのお手伝いをしているにすぎません。あとはそのSOSにある本当の意味を、あれこれ一緒に考えていく作業となります。本当にわからないと感じている親も、「わからない」ということに思いを巡らせているので、わからないことをわかっているのです。すると一番の問題は、ただただ本当になにも伝わっていないときでしょう。ある状態に対して、親が慌てたり、困り果てていないとき、そんなときは、他の誰かに気がついてほしいと思います。医療は来る方を待っている仕事です。保育教育は、子どもの変化に常に感知するアンテナを持っているところです。その関係者の情報と医療福祉が、どう繋がるか、そこに最後の課題があると思います。
2021年09月19日この漫画は書籍『主婦の給料、5億円ほしーー!!!』(鳥谷 丁子)の内容から一部を掲載しています(全19話)。■前回のあらすじどうしても起きたくない朝は、思いのたけを叫びながら徐々に腰を持ち上げていきましょう…生活にライフハックを取り入れ、今日も元気に過ごします! >>1話目を見る 産後脳、赤ちゃんモード職場についてすぐのお呼び出しに言い間違え。育休明けあるあるですね!次回に続く(全19話)「主婦の給料、5億円ほしーー!!!」連載は7時更新! 『主婦の給料、5億円ほしーー!!!』 鳥谷 丁子(KADOKAWA) \1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「主婦の給料、5億円ほしーー!!!」はこちら 日々仕事をしながら家事と育児に翻弄されるアラサー主婦・鳥谷丁子さんが描く、報われない主婦の心の叫びに、Twitter&ブログで共感の声が殺到中!家事と育児って、こんなに大変なのになんで無給なの?私は主婦の給料、5億円ほしい!
2021年09月09日積水ハウスは、男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」に記念日制定し、2019年から企業で働く男性の育休取得実態を探る全国調査を行っています。今回はそれに先駆け、2022年4月の「改正育児・介護休業法」施行を前に、男性の育休取得の壁となる、当事者と周囲の人々との意識のギャップに注目して調査を行い、「男性育休白書 2021 特別編」としてまとめました。(URL: )■半数以上のマネジメント層が男性育休の促進を予定一方で、促進できない理由には「リソースの確保」が課題に経営者や役員、部長クラスなどのマネジメント層の52.3%が、男性従業員の育休取得制度を促進させる予定があると回答。促進させられない側の理由には「企業規模が小さい」(53.4%)、「代替要員の手当てができない」(30.4%)があげられ、4人に1人が男性育休に後ろ向きという結果に。■男性従業員に育休を取らせてあげたいものの、困りごとが頭をよぎるマネジメント層男性従業員の育休取得に対し、マネジメント層の75.0%が「取得して家族を大切にしてほしい」と思いつつ、ほぼ同数の73.8%が「人手不足で会社の業務に支障が出る」と心配。取らせてあげたいのに喜んで取らせてあげられない…マネジメント層の辛いジレンマが浮き彫りに。■男性育休の促進はリクルーティングにも影響あり?男性就活生の7割超が育休推進企業を選びたい就活層の97.8%が男性育休に賛成し、73.8%が男性育休の推進に注力し、制度整備を行っている企業を選びたいと回答。制度が充実した企業は働きやすそう(53.5%)とポジティブな影響を与える。当社は、男性社員の育児休業1カ月以上の完全取得を目指し、2018年9月より特別育児休業制度の運用を開始しました。2021年8月末時点において、取得期限(子が3歳の誕生日の前日まで)を迎えた男性社員1,052名全員が1カ月以上の育児休業を取得しており、2019年2月以降、取得率100%を継続しています。「男性の育児休業取得が当たり前になる社会の実現」を目指すべく、世の中に先んじたダイバーシティを今後も推進し、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。■「男性育休白書 2021 特別編」調査概要・実施時期:2021年6月10日~6月12日・調査手法:インターネット調査・調査対象:(1)経営層…従業員10人以上の企業の経営者・役員(200人)部長クラス(200人)の男女計400人(2)就活層…就活中の20代男女(各200人ずつ)計400人(3)一般層…20代~60代の一般生活者男女(各200人ずつ)計2,000人合計2,800人※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。※調査結果につきましてはこちらからご確認可能です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月08日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたせりママさんの作品「育休明けの家事分担はお早めに」をコミック化したものです。■前回のあらすじワンオペ2人育児の限界で倒れてしまった春香に代わって初めて家事・育児をした夫。看病で疲れた夫は、「妻が健康でいることは家族にとっても重要」とようやく理解して…。ワンオペ育児に限界がきていることを夫に伝えた私。夫も私が倒れたことで、ようやく問題を認識してくれたようで、ふたりで話し合いをすることに…。全部自分でやろうとして倒れてしまった私。その後、思い切って料理という家事を夫に全部任せるというやり方は、我が家にはあっていたようです。「夫に任せたら細かいことに口出ししない」と心に決めて、夫への感謝を口にすることを徹底したことが功を奏したようで、夫はノリノリで料理を担当してくれるようになりました。冷凍のお惣菜など、私では思いつかなかった工夫を取り入れてくれた夫に感謝しています! イラスト・ ユキミ
2021年08月15日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたせりママさんの作品「育休明けの家事分担はお早めに」をコミック化したものです。■前回のあらすじ2人目の育休が明けた春香。働きながらのワンオペ2人目育児は想像以上に壮絶で…。日々時間に追われてまともな家事もできない…そこで子どもたちと一緒に夜9時に寝て、朝3時半に起きて家事を済ませることにしたのですが…。家事に育児に奮闘した夫。看病で疲れ果てた夫は、この日初めて「妻が健康でいることは家族にとっても重要」ということがわかったようでした。次回に続く(全3話)毎日19時更新!イラスト・ ユキミ
2021年08月14日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門特別賞を受賞した「せりママ」さんの作品『育休明けの家事分担はお早めに』をコミック化したものです。私は春香。もうすぐ2人目の育休が終わり、復職の日が近づいてきました。朝起きてから夜寝るまで家事と仕事で余裕がなくなり、子どもたちと遊んであげる時間もない…私は精神的に疲れが溜まっていきました。次回に続く(全3話)毎日19時更新!イラスト・ ユキミ
2021年08月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「育休法改正」です。現場の声を反映。男性が取得しやすい制度に。改正育児・介護休業法が成立し、2022年より施行されることになりました。この改正の大きなポイントは、「男性が育児休業を取りやすくするように定めた」ということです。これまでの男性の育休取得率は7.48%、1割にも達していませんでした。さらに、取得した人のうち、7割が取った期間が1週間以内。もっと長期に、必要なときに分割して何度でも取れるようにと、現場のお父さんお母さんの声が改正案には反映されました。これは大きな前進だと思います。現在、孤立してしまうお母さんの産後うつの問題が深刻です。また、僕も経験がありますが、働く男性にしてみたら、いったん長期間休んで前線を離脱してしまったら、元のポストに戻れないのではないかという怖さもあります。さらに、休めば残業代が減ってしまいます。そういう経済的理由からも育休は取りにくいものでした。改正後は新たに出産日から8週間の間に4週間の育休を取れ、子供が1歳になるまでに女性は2回、男性は最大4回に分けて取得することが可能になります。さらに、育休取得日の半分を上限に仕事をすることも認められます。給付金は育休開始時賃金の67%が支給され、厚生年金など社会保険料が免除されるため、実質、収入の8割程度が保障されることになります。これまでは正社員だけの制度でしたが、改正法では、働いて1年未満の非正規雇用でも育休を取れるように変更されました。ある調査で男性の5人に1人が、育休を取らなかった理由を「職場が育休制度を取りづらい雰囲気だったから」と答えています。「取っていいと思っているのか?」と上司に言われ、申請できなかったという例も聞きました。そんな職場の空気を是正するため、育休取得対象の男性に、会社は制度の説明をし、取得の意向を確認をすることが義務化されることになりました。日本は有給休暇も取得率が極端に低い。けれども休みを取りやすい会社のほうが生産性が高いという数字も出ています。休むことで仕事のパフォーマンスも向上します。子供の有無にかかわらず、休みが取りやすい職場に変わっていくことを期待したいですね。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年8月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年08月03日2021年7月30日に、俳優の杉浦太陽さんがYouTubeを更新。視聴者から寄せられた、子育てなどの悩み相談に対し、自らの経験を交えてアドバイスを送りました。杉浦太陽「育休は未来に向けての準備」動画では、相談者である0歳の娘さんを育てる女性から、次のような悩みが寄せられます。夫が1年間の育児休業(以下、育休)を取ってくれたものの、子供の面倒をまったく見てくれず、早く仕事に行ってほしいと思います。太陽さんは育休についてどう思いますか。また、どういう気持ちで育児をしていますか。相談者の夫は、自ら育休を取得したにも関わらず、娘さんを病院へ連れて行ったり離乳食を作ったりすることを嫌がるのだとか。さらに、夫が我が子をペットのように扱い、勝手にフルーツやお菓子を与えることに、相談者はストレスがたまっていました。杉浦さんは、相談者の悩みに対し、こんな持論を明かします。やっぱり育休取ったら、取ったなりのサポートというか、育児参加をしないといけないと思います。ただね、育児休暇でなんもしなかったら、変な話ただのズル休みですからね。たぁちゃんネル/杉浦太陽ーより引用(原文ママ)杉浦さんは「育休中に何もしないのはただのズル休み」とバッサリ。続けて「育休中に育児に参加できることは、夫婦でよりよい家庭を作るための準備にもなる」と語りました。ちゃんと育児に参加して、夫婦で「私はこういう風にやりたい」とか、そういう話し合うチャンスだと思いますし、率先して参加することによって、子供からの信頼を得られたりとか、自分の役割だったりとか…未来に向けての準備だと思うんですよ。数年後、もっと先の自分の姿を想像して、育休を夫婦で話し合って、いい家庭を作る準備期間として、各家庭考えはあると思いますので、話し合ってみてはいかがでしょうか。たぁちゃんネル/杉浦太陽ーより引用杉浦さんのアドバイスに対し、動画の視聴者からはさまざまなコメントが寄せられています。・答えが的確!すごくためになった。・さすがすぎる。育児に積極的に参加する姿勢が素晴らしい!・太陽さんは本当にいいパパだなあ。尊敬する。2021年6月に育児・介護休業法が改正され、男性が育休を取りやすいように考慮した仕組みができるなど、少しずつ国として制度が整いつつあります。一方で、男性の育休取得に対して一部では「休みを取っても全然育児をしてくれない」「家事が増えて、かえって負担になる」といった意見も。杉浦さんのいうように、育休を取得するだけではなく、積極的に育児に参加し、家事をサポートするといった姿勢が必要でしょう。幼い子供と向き合う時間は、あっという間に過ぎていきます。未来を見据え、夫婦で意見を交換しながら協力し合う関係が理想ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月02日「ママ戦記」第8話目は、夫と育休の記。赤ちゃんが生まれてからも、夫があまりにも子育てをしないことに疑問を感じ、「1カ月くらい育休取ったら?」と聞いてみたところ……? 【ママ戦記】第8話 夫の答えは「リスクが高すぎて無理。男が育休取ったら、見せしめに評価下げられて、どっかに飛ばされる」というものでした。 今どき、そんなことおかしい。絶対にあってはならない。 しかし令和の現代になっても、いまだ昔からの悪しき慣習を良しとし、変えようとする努力もしない夫たち……。 彼らが育休を当たり前のように取れる社会になれば、産後のママの心と体は、どれだけラクになることでしょう。 会社が「どうぞ育休を取って」と夫たちに言ってくれる社会になれば、ママの笑顔が……ひいては赤ちゃんの笑顔が、どれだけ増えることでしょう。どんな仕事でも、ママとパパに理解があり、やさしくなれるといいですね。 ものうはなこさんの最新話はInstagramからチェックできます。ぜひご覧ください。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2021年07月31日現役コピーライターの魚返洋平が自身の育児休業体験を綴ったエッセイを原作に、育休を取った男のリアルな日常を描くWOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』。日本における男性の育児休業取得がまだまだ一般的ではない中、一念発起して育休取得に踏み出す新米パパ・魚返役で瀬戸康史がWOWOWの連続ドラマに初主演。俳優として30代を軽やかに歩み、出演作ごとに新境地を見せている瀬戸が、育休生活のあれこれに悩みもがきながらも、かけがえのない幸せを見つけていく主人公について語る。──まずは、台本を読んだときの率直な感想を聞かせてください。瀬戸この作品で描かれる育休生活って、8割がつらいんです。台本を読んでいても、「こんなにもつらいんだ……」と思ってしまいました。けれど、夫婦で口喧嘩をしていた次の瞬間、自分たちの赤ちゃんが可愛い笑い声を出す姿を見て、つらさが一気に吹き飛ぶ。それもまた育休なのかもしれないと思いました。そういった光景にほっこりさせられるし、日常にたくさん転がっているであろう小さな幸せに気づかせてくれる作品だと思いました。──撮影が育児レッスンの場にもなったのでしょうか?瀬戸そうですね。沐浴やおむつ替え、授乳など、いろいろな育児体験をすることができました。すごく驚いたのは、赤ちゃんにミルクをあげるとき、思った以上に哺乳瓶を口に突っ込まなくてはいけないということ。ソフトにくわえさせていたら、赤ちゃん役の子の親御さんから「もっとグイッと入れてください!」と言われて。「そんなに!?」と思うくらい入れた方がいいらしく、勉強になりました。何気ない発見を撮影中にたくさん経験することができましたし、33歳になって父親役も似合うようになったんじゃないかと思います。『男コピーライター、育休をとる。』──劇中の魚返には、“保活”やパパ友作りなどの難題ものしかかりますね。瀬戸保活に関しては、今もよく分かっていないかもしれません。僕自身は福岡の田舎で育ったので、近所の保育園や幼稚園に行くのが当たり前の状況で。こんなにも選んだり、競争したりしなきゃいけない現実にちょっとショックを受けました。親にとっての試練なんだな、と感じましたね。──映画好きの魚返夫妻が、各保育園をアカデミー賞女優の名前で呼ぶくだりがユニークでした。瀬戸誰も思いつかない発想ですよね!ただ、台本を読んでいるときは面白かったんですが、撮影のときはすごくこんがらがって……。ナタリー(・ポートマン)の園長は良かった~とか、メリル(・ストリープ)の保育方針に感動した……とか。台詞に苦労した箇所ではあります(笑)。──瀬戸さん自身の理想の育休ライフは?瀬戸妊娠する女性の方が自由に動けない時間がどうしても多いので、男性ができることは動いてやるべき。率先してやれることは全部やりたい気持ちではいます。あくまでも理想なので、現実はどうなるか分かりませんけど……。ただ、僕の親父もそうだったみたいで。福岡の人間ですが、ザ・九州男児みたいな親父ではなく、家事を積極的にやる人なんです。母親が外出しているときは食事を作ってくれたりもしました。なので、僕の中ではそれが普通です。──育休に大切な心構えは何だと思いますか?瀬戸思いやりは言わずもがなで、あとは自分を見失わないこと。どんどん余裕がなくなるから、悪循環に陥らないよう無理なことはしない。誰かに助けを求めることも大事だと思います。自分の思いどおりに事が進まなかったり、当たり前のようにやっていたルーティーンができなくなったりするのって結構なストレスだとは思うんですよね。いずれにせよ、ひとりではとても抱えきれないと思いますから。パートナーや家族、友達など、支えてくれる人の存在というのが大事になってくるんだろうなと思いました。この役を演じることにより、そういった心構えを知ることができたことも、僕にとってはとてもいい経験になりました。思うようにいかないときは、立ち止まるのではなく別の方法を探る──育児シーン以外に、撮影で大変だったことはありますか?瀬戸台詞量も多いですし、カメラ目線で視聴者に話しかける特殊なシーンもあって。登場人物たちと普通に話していると思った次の瞬間、ふっとカメラの方を見て話し出す。その切り替えが難しかったんですが、楽しくもありました。そういったシーンの演出では、僕が10年ほど出演している『グレーテルのかまど』を山口(淳太)監督が参考にしてくださったそうなんです。ただ、視聴者に投げかけるのは一緒でも、『グレーテルのかまど』はヘンゼル役ではありますが、ほぼ素ですから(笑)。役を演じながら視聴者に話しかけることに、最初はちょっとだけ手こずりました。──物語の中では、仕事を一時停止する際の不安も語られています。何かが起き、周りが変わらず進む中で自分だけ立ち止まるときの不安は誰にでもあるものかと。瀬戸僕の場合は部下も同僚もいないので中々想像しにくいんですが、魚返みたいな会社員の方々は特にそうですよね。気にせずに……とは言っても気になるとは思いますが、あまり周りを気にしすぎたり、比べたりしなくても良いのではないかなと思います。──部下や同僚はいないとはいえ、瀬戸さんの場合は同世代や年下の同業者がいますよね。瀬戸そうですね。ただ、僕は人と自分をあまり比べたりはしないので。売れる売れない、仕事のあるなしも、各人の人生であり、各人のタイミング。どうしようもないことなので、気にしても仕方がないと思うんです。若い頃は同時期にデビューした人と自分を比べることもありましたが、それで焦って負のループに陥るのも意味がないので、わりとすぐにやめました。諦めとはまた違うんですけど、そんなことを考える時間があるなら別のことを考えた方がいいと思うようになって。思うようにいかないときは、そこで立ち止まっていても仕方がない。別の方法を探ることに頭を働かせた方が有意義だと思います。──働く人間としての魚返も周りではなく自分自身に目を向け、人生の優先順位と向き合うようになります。今の瀬戸さんにとっての最優先事項は?瀬戸今に限らず、それはずっと家族です。誰のためにやっているか、何があるからやっているかと言ったら、家族。でないと頑張れないと思っていて。自分ひとりしかいなかったらどこか甘えるし、「まあいっか」となってしまいますから。親父やお母さん、家族のことを思うと、やらなきゃという気になってきます。──最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。瀬戸コロナ禍の不安でどんよりと過ごしている人も多いと思いますが、そんな方々にもプラスのエネルギーを与えられる作品になっています。育休について知りたい人はもちろん、いろいろな方に見ていただきたいですね。──ちなみに、本作はWOWOWオンデマンドでの一挙配信もあります。瀬戸さんはドラマを一気に見る派ですか?1話ずつ観る派ですか?瀬戸最終話まで揃っているなら、一気に観たい派かもしれません。ドラマに限らず漫画やアニメも、他の作品を挟むと忘れちゃうので(笑)。ただ、このドラマの場合は一気じゃなくてもいいかも。ある日の日常を切り取ったエピソードが続いていくので、ふとしたときに1話ずつ観ていくのも面白いと思います。取材・文:渡邉ひかる撮影:源賀津己WOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』7月9日(金)配信・放送スタート【配信】全12話一挙配信【放送】毎週金曜夜11時(全6回)WOWOWオンデマンド/WOWOWプライムWOWOWオンデマンドでは第1・2話をいち早く配信中瀬戸康史さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=84210fd9-fbab-497e-924f-6c71ad30f18f&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ぴあアプリにはアプリ限定カット5点も掲載!
2021年07月08日男性の育児休業体験に迫るWOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』の第1&2話が、WOWOWオンデマンドで配信された。現役コピーライターで会社員の魚返洋平が自身の育児休業体験を綴ったエッセイを原作に、“子育ての初めて”に一喜一憂する主人公の心の機微を追ったハートウォーミングドラマだ。主人公の魚返洋介(瀬戸康史)は、大手広告代理店に勤める現役のコピーライター。印刷会社で働く妻・愛子(瀧内公美)をこよなく愛し、妻の頼みに嫌な顔ひとつしない気のいい男である一方、他人の子供は苦手のよう。第1話ではそんな魚返が愛子から妊娠を告げられ、喜びに涙を流す中、ふとしたことをきっかけに育児休業の取得を決意するまでが描かれる。『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の監督としても知られる細川徹(大人計画)が執筆した脚本は実に軽妙で、出産のおよそ7カ月前、会社員である魚返の多忙なワークライフが映し出されていく展開はどこかポップ。山口淳太(ヨーロッパ企画)が全12話の演出を手掛けており、作品自体にユーモラスで温かな空気が充満しているのがポイントだ。斬新な映像表現も見られる中、とりわけ本作の大きな特徴のひとつとなっているのが、魚返に“第四の壁”を越えさせ、視聴者に向かって話しかけたり、同意を求めたりもする演出。視聴者だけが知る魚返の可愛らしい本音に、クスッと笑い、頷く瞬間が今後も続きそうだ。続く第2話では、育休を取得するまでの道のりがもう少し踏み込んで描かれる。会社を休んでいる間の給料はどうなるのか?国の支援制度はどうなっているのか?申請・手続きなどはどうすればよいのか?そして、休業自体が後の出世に響くことはないのか?育休期間の長さを決定することにすら右往左往する魚返の心情はおそらく全社会人に響くもので、上司に相談し、経験者に話を聞く姿は参考にもなるはず。もちろん、現実感をいよいよ加速させてもポップな語り口は変わらず、世の中の何%の男性が育児休暇を取得しているのか、魚返の勤める会社では実際に何人が取得しているのか、その期間は平均でどれくらいなのかなど、各データを楽しい映像処理で示しているのも分かりやすい。作品全体の明るい雰囲気は登場人物たちのキャラクターによるところも大きく、瀬戸康史と瀧内公美が演じる魚返夫妻のリアルでいてチャーミングな人となりが確かな魅力に。第2話は、そんな魚返夫妻がいよいよ我が子を迎えるであろう展開で幕を閉じるが……。今後の彼らも、引き続き目で追っていきたくなる。文:渡邉ひかるWOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』7月9日(金)配信・放送スタート【配信】全12話一挙配信【放送】毎週金曜夜11時(全6回)WOWOWオンデマンド/WOWOWプライムWOWOWオンデマンドでは第1・2話をいち早く配信中
2021年06月29日男性が育児休業(以下「育休」)を取りやすくするための改正育児・介護休業法が成立するなど、「育休」をめぐる議論が盛り上がるなかに贈る、瀬戸康史主演のWOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」。この度、ポスタービジュアルと90秒予告映像が解禁となった。本作は、コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6か月を、笑いと涙で綴るハートフルコメディ。到着したポスタービジュアルは、魚返洋介(瀬戸康史)が赤ちゃんを抱きながら驚きと戸惑いの織り交ざったコミカルな表情が印象的。コピーにある通り、“まだ男性の7%しか体験していない「旅」”がどのようなものになるのか、波乱に満ちたドラマ展開を予感させる。予告映像では、そのサバイバル・クロニクルの様相が垣間見える。主人公・魚返の悪戦苦闘ぶりや妄想描写などコミカルなエンターテインメントとしての色合いと、涙や葛藤が織り交ざる夫婦のドラマとしての見ごたえが詰まった世界観が感じられる。また、我が子誕生という、これまで味わったことがない感動の瞬間を妻の愛子(瀧内公美)と分かち合う姿も。魚返の同期社員カマチ(赤ペン瀧川)、新入社員・今泉真理子(福地桃子)、アートディレクター・梶原(少路勇介)、営業部長・千木良(池田成志)、直属の上司・魚浜崎部長(村上淳)ら個性的でコミカルなキャラクターたちがイキイキと登場する。WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」は7月9日(金)より放送・配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2021年06月10日WOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』のポスタービジュアルと予告映像が公開された。本作は日本初の育児休業(以下「育休」)体験記『男コピーライター、育休をとる。』を映像化したハートフルコメディ。コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6カ月を、笑いと涙で綴る。主人公・魚返洋介を演じるのは、ドラマや映画、舞台と幅広く出演し、最近ではドラマ『ルパンの娘』や舞台『23階の笑い』等の作品に参加するなど、俳優として新たな境地を見せている瀬戸康史。WOWOWドラマ初主演となる。ポスタービジュアルは魚返洋介(瀬戸康史)が赤ちゃんを抱きながら驚きと戸惑いの織り交ざったコミカルな表情が印象的な仕上がり。コピーにある通り、“まだ男性の7%しか体験していない「旅」”がどのようなものになるのか、波乱に満ちたドラマ展開に期待が高まる。予告映像ではそのサバイバル・クロニクルの様相が垣間見える。主人公・魚返の悪戦苦闘ぶりや妄想描写などコミカルなエンタテイメントとしての色合いと、涙や葛藤が織り交ざる夫婦のドラマとしての見ごたえが詰まったものとなっている。また、妻の愛子(瀧内公美)、魚返の同期社員カマチ(赤ペン瀧川)、新入社員・今泉真理子(福地桃子)、アートディレクター・梶原(少路勇介)、営業部長・千木良(池田成志)、直属の上司・魚浜崎部長(村上淳)ら、個性的でコミカルなキャラクターたちが登場する。また、表情豊かな洋介と愛子の夫婦と子供ら家族場面写真も合わせて公開されている。WOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』7月9日(金)配信・放送スタート配信:全12話一挙配信【無料トライアル実施中】[WOWOWオンデマンド]※第1回放送終了後より配信スタート放送:毎週金曜夜11時(全6回)【第1回無料放送】[WOWOWプライム]いち早くWOWOWオンデマンドで楽しめる6月25日(金)午後5時第1・2話を配信[WOWOWオンデマンド]
2021年06月10日2021年6月3日に行われた衆院本会議で、男性が育児休業(以下、育休)を取得しやすいよう考慮した『出生時育児休業』などを新たに設けた改正育児・介護休業法が可決、成立しました。主な内容としては、子供の出生後8週間以内に、男性が育休を4週間まで取得できるといったもの。また、各家庭の状況にあわせて、育休を2分割して取ることも可能です。さらに、企業側から労働者に対し、育休取得の意思確認をすることが義務化されます。改正育児・介護休業法について高橋真麻が持論同月8日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、改正育児・介護休業法について特集。番組のMCを務める加藤浩次さんは、法の改正について「なかなか一気には変わらないと思う。ただ企業側が意思確認を義務付けられたのは大きい」とコメントしました。同月現在、1児の母親であり、アナウンサーの高橋真麻さんは、次のような意見を述べます。私自身は、産後2か月が一番大変だったので、その産後2か月の間に2回(育休を)取れるというのは、いい制度だなと思います。ただ私、育休自体に関しては、やっぱりその育休を取れる職種もあったり、それからこう、夫のほうが仕事に前のめりでどうしても休みたくないっていう人もいたりするので、各ご家庭、各個人の意思っていうのがあるから、「育休を取ることが正義」みたいな感じになっちゃうのは違うかなという風には思っていて。スッキリーより引用各家庭によって事情は異なるため、世間的に「育休を取ることが正しい」といった風潮が生まれることには疑問を感じている高橋さん。続けて、自分自身の考えを述べました。ただその、育休を取らなくても、家に帰ってきたらすごく積極的に育児をしてくれるとかだったら、それだけでも十分助かるっていう人もいるし。育休取っても、「昼間いるだけでなんにもしてくれないじゃん」っていうママ友とかもいるので。いろんなケースがあるっていうことは前提に、ただ選択肢が増えることはいいことだし、世の中が「育休取ろうよ」っていう雰囲気になるってことはいいんじゃないかなとは思います。スッキリーより引用高橋さんは、法の改正によって選択肢が増え、社会全体として育休取得へのハードルが下がることを前向きにとらえた上で、「育休を取る以前に、夫婦間で積極的に家事や育児を協力し合う関係を作ること」の大切さを訴えました。番組の視聴者からは、このようなコメントが続出しています。・真麻さんが、育休について、いってほしいことを全部いってくれた。・本当にそれ!育休を取っても、積極的に家事や育児を行わないなら意味がない。・的確なコメント。夫婦で協力しあえる関係を作ることが大事だと思う。少しずつ変化してきてはいますが、いまだに「家事や育児は女性がするもの」という風潮が、日本には根強く存在しています。お互いが家事や育児を『自分のこと』としてとらえる姿勢を持ち、夫婦で協力しあえる関係を作っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月09日瀬戸康史主演で、コピーライターの男性会社員の育休の6か月を、笑いと涙で綴るWOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」。この度、本作の個性溢れる注目のキャストが明らかになった。主人公・魚返洋介を演じるのは、ドラマや映画、舞台と幅広く出演し、最近ではドラマ「ルパンの娘」や舞台「23階の笑い」(演出:三谷幸喜)など、俳優として新たな境地を見せている瀬戸さん。WOWOWドラマは初主演となる。そして、瀬戸さん演じる主人公の魚返と時に笑い、時にぶつかりながら“育休の壁”を乗り越えていく妻・愛子役を演じるのは、「大豆田とわ子と三人の元夫」や映画『由宇子の天秤』など話題作への出演が続く瀧内公美。そして、魚返の同期社員で育休のイロハを指南する通称“育休マイスター”のカマチ役に赤ペン瀧川、思ったことは空気を読まずに発言し、魚返を困惑させる“いまどき”の新入社員・今泉真理子役に福地桃子。アートディレクターで育休中の魚返を映画鑑賞の誘惑で惑わす梶原役に少路勇介、調子のいい世渡り上手の営業部長・千木良役に池田成志。そして直属の上司で魚返が意を決して育休取得を切り出すことになる「最初の難関」浜崎部長役に村上淳など、個性的な存在感を放つ実力派俳優たちが出演。脚本は、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』で話題と共感を呼んだ細川徹が手掛け、監督は映画『ドロステのはてで僕ら』でも斬新な映像表現で話題をさらったコメディの鬼才・山口淳太(ヨーロッパ企画)。男性の育休取得促進が叫ばれ、働き方の見直しと模索が続くいま、各界の才能の融合によるアンサンブルに注目だ。WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」は7月9日(金)23時よりWOWOWプライムにて放送(全6回)、同日、第1回放送終了後よりWOWOWオンデマンドで全12話を一挙配信。※WOWOWオンデマンドでは6月25日(金)にいち早く第1話、第2話を配信。(text:cinemacafe.net)
2021年05月17日瀬戸康史主演で、現役コピーライターによる育児休業(以下「育休」)体験記「男コピーライター、育休をとる。」(大和書房刊)を映像化したハートフルコメディがWOWOWにて放送・配信されることが決定した。「男コピーライター、育休をとる。」はコピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、波乱に満ちた育休の6か月を、笑いと涙で綴る。育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察した原作を、満を持して連続ドラマ化。主人公の魚返洋介役を演じるのは、映画やドラマ、舞台と多岐にわたり活躍し、最近では映画化もされるドラマ「ルパンの娘」や舞台「23階の笑い」などに出演し、公開待機作も多く控えるなど、俳優として新たな境地を見せている瀬戸康史。瀬戸さんは本作でWOWOW初主演をつとめ、男性の育休取得が全く当たり前ではない日本社会において、保活(子どもを保育園などに入れるための活動)・パパ友づくり・育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演する。「育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…笑」と瀬戸さん。「この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います」と明かす。「演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です」と言い、「支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです」と改めて語った。脚本は、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』で話題と共感を呼んだ細川徹が手掛ける。監督は、斬新な映像表現でコミカルの新感覚を生み出す山口淳太(ヨーロッパ企画)。各界の才能の融合によるアンサンブルにも注目だ。ストーリー魚返洋介(瀬戸康史)は広告代理店に勤めるコピーライター。妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6か月の育休の取得を決意する。半年という長期間の育休は社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出るが…。そして娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。後輩のサポートも、労働時間のルールもない限界ギリギリの育休。混沌とした日々を送る中で、次第に現実と妄想の境界を見失っていく。しかし同時に、それはいままで知ることがなかった新しい世界との出会いでもあった。保活、パパ友づくり、育児分担など、次々と襲い掛かってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは…?WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」は7月9日(金)23時より全6回で放送、同日、第1回放送終了後よりWOWOWオンデマンドで全12話を一挙配信。※WOWOWオンデマンドでは6月25日(金)にいち早く第1話、第2話を配信する。(text:cinemacafe.net)
2021年04月28日男性会社員による紙媒体の単著としては日本初の育児休業(以下「育休」)体験記「男コピーライター、育休をとる。」(大和書房刊)を映像化したハートフルコメディが、WOWOWプライムにて7月9日(金)より全6回で放送、同日にWOWOWオンデマンドにて全12話が一挙配信されることが決定した。なお、WOWOWオンデマンドでは6月25日(金)にいち早く第1話、第2話が配信される。コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6カ月を、笑いと涙で綴った「男コピーライター、育休をとる。」。育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察した原作を、満を持して連続ドラマ化。主人公の魚返洋介役を演じるのは映画やドラマ、舞台と多岐にわたり活躍し、最近ではドラマ『ルパンの娘』や舞台『23階の笑い』などに出演し、公開待機作も多く控えるなど、俳優として新たな境地を見せている瀬戸康史だ。瀬戸は本作でWOWOW 初主演をつとめ、男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日本社会において、保活・パパ友づくり・育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演する。脚本は、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』で話題と共感を呼んだ細川徹が担当。監督は、斬新な映像表現でコミカルの新感覚を生み出す鬼才、山口淳太(ヨーロッパ企画)が務める。各界の才能の融合によるアンサンブルにも注目だ。男性の育休取得が叫ばれ、働き方の見直しと模索が続く今の時代。新たな生き方を模索するすべての男女に贈る本作を、お⾒逃しなく。■主演:瀬戸康史コメントーー本作のオファーを受けて育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…笑育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。ーー視聴者へメッセージこの作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。■脚本:細川徹コメントこのドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!■監督:山口淳太(ヨーロッパ企画)コメント原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。とにかく笑えて、思いっきり泣ける、だれもが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。見所は、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。ぜひご期待ください。WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」7月9日(金)配信・放送スタート配信:WOWOWオンデマンドにて全12話一挙配信※第1回放送終了後より配信スタート放送:WOWOWプライムにて毎週金曜23:00(全6回)※第1回無料放送WOWOWオンデマンドにて6月25日(金) 17:00より第1・2話を配信
2021年04月28日会社員として働きながら息子さんを育てる、みゅこ(@myuco8)さんは、Twitter上に自身の体験談を投稿。その内容に共感の声などが寄せられました。息子さんが0歳8か月の時、仕事に復職したみゅこさん。復帰当時の状況や、子育てをしながら働き続けることへの想いを漫画に描いています。『これから復職や就職をするママさんへ』これから復職や就職をするママさんへ(描きたいことがありすぎて難しかった…)(働くママ応援に焦点を当てた投稿ですが、家庭で育児されている方も、働くパパも、お子さんがいらっしゃらない方も、社会を支える皆様のことを応援しています…) #漫画が読めるハッシュタグ #育児漫画 #子育て漫画 pic.twitter.com/apLTbErJOG — みゅこ@育児絵日記 (@myuco8) March 29, 2021 仕事から1年離れていただけで、社会人としての話し方を忘れてしまったり、社内のシステムが変わっていたりなど、復帰当初は戸惑いもあったとのこと。また、0歳児は体調を崩すことも多く、仕事と家事育児の両立は大変なことも多かったそうです。それでも復職の決断が、自分や家族、同じように頑張る女性たちの未来につながると信じているといいます。投稿を見た人たちからは、さまざまなコメントが寄せられました。・心にしみました。未来のために多くのママが頑張ってきたし、今も頑張っていますよね。・もうすぐ復職。不安ばかりですが、この漫画を読んで頑張ろうと思いました。・すごく共感です。仕事が好きだし、息子の将来の可能性を広げると思っての決断でしたが、葛藤もありました。子供を出産した人に限らず、人生には困難や選択を迫られることがたくさんあります。葛藤を乗り越えて、今を一生懸命生きる人たちにとって、みゅこさんの言葉は勇気付けられるものがあるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年04月05日赤ちゃんと気軽におでかけできる場所の1つである、子育て支援センター。私は育休中かなりお世話になりました。私の体験談をお伝えします。 生後1カ月、初めての子育て支援センター私が初めて子育て支援センターに行ったのは、娘が生後1カ月を過ぎたころ。家の外に出たい、でも娘はまだまだ小さいし、授乳間隔も定まらないから気軽に出かけられない……と悩んでいたときに、行ってみようと思い立ちました。 もちろんまだ娘はおもちゃで遊ぶことはできず、先生や他のママと話をして終わりました。寝ている娘を眺めるだけの時間もあったので、娘と遊べるようになるまでは、ベビーマッサージなどのイベントがあるときに行っていました。 先生に悩みを聞いてもらうことも娘が手足を動かしてメリーを触ったり、おもちゃを舐めたりするようになってからは、イベント以外の時間も行くようになりました。自分と娘のタイミングで行けるし、授乳もいつでもできると思うと気軽に行くことができました。 月齢の近い子が遊んでいる様子を見たり、そのママと話をしたりすることで、子どもによって発達の個性があっておもしろいなぁと思いました。また先生にちょっとした悩みを聞いてもらうことができ、安心することができました。 煮詰まった気持ちがラクに!娘はどんどん動けるようになると、人見知り・後追いも出てきました。支援センターに行っても娘は私から離れず、他のママや先生と目が合うと泣く……という感じでした。 それでも支援センターに行っていたのは、私の気分転換になっていたからです。家でずっと娘と向き合っていると煮詰まってしまいますが、家と同じように娘が泣いていても、他のママや先生と話しながらだと気がラクになりました。 なかには雰囲気や先生によって、合う・合わないがあると思います。私もいくつか行ってみましたが、結局通っていたのは2カ所でした。地元が離れている私にとっては、近所の情報を聞くことができたのもありがたかったです。育休の時間は限られていますが、通ってよかったなぁと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、一部地域子育て支援拠点では利用人数や時間などの制限をしている可能性があります。ご利用の際には感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:金子ゆかこ11カ月の女の子のママ。職業は助産師。仕事も育児も必要不可欠!をモットーに、両立を目指して奮闘中。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月03日ななささ(@7733_poyopoyo)さんは、職場であった出来事をTwitterに投稿。多くの反響が寄せられました。ある時、ななさささんの職場にいる男性社員が、「妻の出産後、3日間育児休暇を取りたい」と上司に相談していたそうです。すると、上司は「理解できない」とぴしゃり。ななさささんは、男性が育児に参加することに批判的な上司なのかと思ったといいます。しかし、上司は続けて、こんなひと言をいったそうです。「3日だけ休んでどうなるんだ。そんなにすぐ子供は育たない」男性社員が「もうすぐ子どもが産まれるので産後は3日育休を取る」って言ってたのを男性上司が「理解できない」っていうから「なんだ?男性の育児批判か?お?」と思ったら「3日だけ休んでどうなるんだ。そんなにすぐ子どもは育たない」という「もっと休め」な「理解できない」だった。— ななささ (@7733_poyopoyo) March 22, 2021 「もっと休め」のほうの「理解できない」だった…!産後の育児の大変さを理解していた上司は、男性社員にもっと休むようすすめてくれていたのです。投稿を見た人たちからは称賛の声が相次ぎました。・理解ある「理解できない」だったんですね。こういう人が増えていってほしい。・制度があっても、男性は取得する申し訳なさを感じるので、力強く押してくださる上司は最高です。・素晴らしい。うちの夫は半年間の育休を申請したけど、上司に反対されて1か月になりました…。それでも大変助かったけどね。育児休暇は性別に関係なく利用できる制度ですが、男性が取得したくても、周囲の理解を得られないといった声はよく聞かれます。取得できても、その後の査定や昇進への影響を心配し、最初から諦めている人たちもいるでしょう。しかし、父親が育児に参加できないために、その負担を1人で抱え込み、大変な想いで子育てをしている母親は多くいます。育児休暇を取ることを、性別関係なく当たり前とする価値観が、広まってほしいと願うばかりですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月24日私は現在、長男、長女、次男の3人の子どもたちと生活している母親です。長男の産休・育休中は余裕がなく、時間の有効活用ができませんでした。その経験を踏まえ、産休・育休で持て余している時間の活用方法を紹介したいと思います。 長女のときの産休育休の活用(1年間)長女の産前休暇は、長男が間もなく2歳になるころからスタートしました。仕事に復帰するまで約1年間で何かできないかと考え、育児の合間の持て余している時間を使って、「介護職員実務者研修」を受けました。 レポートや研修会場で8回の実務を受講し、子どもや自分の体調不良時は研修先と調整をしながら研修を進めました。資格取得を目指す場合は、余裕のある日程、日程調整の可否についての確認が必要でした。 次男のときの産休育休の活用(半年間)次男のときの産前休暇は、長女のときよりも短く約半年でした。半年という期間で取れる資格のなかでピンとくるものがなく、今回は趣味を開拓することにしました。 産休に入った当初は、妊娠中に2人の育児の合間にできることとして、動きが少なく、手軽ですぐに作業を中断できる「縫製」を選びました。また、パソコンとネット環境があればできるうえに、さらに報酬もあるということで、在宅ワークサイトに登録しました。 結果、新しい趣味や時間の使い方に出合えた!次男の産休に入ってから3カ月。現在でも、縫製と在宅ワークは余った時間を使って続けることができています。縫製は、簡単なティッシュケースや子どもたちのガーゼケットから始め、今では来年の夏に向けて子ども用の甚平やワンピースに挑戦中です。 また、在宅ワークには徐々に慣れてきたこともあり、3つの業務内容に挑戦中です。自分の趣味に費やす時間が10分でもあることで、心身ともにゆとりを持つことができています。 産休や育休という時間は、自分の体調、子どもたちとの生活、家庭のことなどが一気に変化しますが、この機会を有効に使うことで、新しい趣味や時間の使い方に出合うことができました。仕事に復帰するとさらに自由に使える時間が減少したり、時間帯の変化が見られると思いますが、出合えた趣味を続けていきたいと思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:簗田智花長男、長女、次男との育児ライフを楽しむ母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2021年03月23日私は現在33歳で、長男、長女、次男の3人の子どもたちと生活をしています。私は28歳のときに結婚し、結婚後の生活のほとんどが妊娠・出産・子育て期間でした。そんな私が、産休・育休中にやっておけばよかったと後悔していることを3つご紹介します。 後悔していること その1「宿泊を伴う旅行」私たち夫婦はドライブや旅行が大好きで、ちょっとした時間を見つけては2時間程度のドライブから2泊3日程度の旅行などを楽しんでいました。 ところが、家族が増えるにつれて、お出かけの荷物準備だけを考えてもものすごい労力が必要なことを知りました。まして宿泊となると、条件の合う宿を探す、旅費や交通手段を考えるなど労力はさらに増し、現在はなかなか旅行に行けません。産休・育休中に時間を見つけて楽しんでおけばよかったと後悔しました。 後悔していること その2「楽しめる場所の開拓」子どもたちと一緒の時間はとても楽しく充実していますが、時には自分自身のリラックスタイムが欲しいと思う瞬間があります。そんなとき、近所や通える範囲内に子どもも大人もゆっくりでき、おいしいごはんを食べられる場所などがあると、心身ともにリラックスできます。 和室、個室のあるレストランや、日帰りで部屋を借りられるホテルランチなど子どもと一緒に楽しめる場所をもっと開拓しておけばよかったと後悔しました。 後悔していること その3「断捨離」家族が増えるとその分、衣類やおもちゃなどとにかく物が増えていきます。片付けの予定を立てていても、子どもが熱を出したり急な来客があったりと、なかなか予定通りにおこなうことはできませんでした。 気付けばたんすもクローゼットもパンパンで、物が入るところがない状態になっています。産休・育休の時間を使って、自分の衣類や持ち物を整理してすっきりさせておけばよかったと後悔しています。 家族が増えることは、とてもうれしいできごとです。しっかり事前準備をすることで、やっておけばよかったという後悔をできるだけ減らしたいですね。特に産前休暇をうまく活用できたらよかったと感じています。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、0歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年12月30日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多いなか、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2020年12月05日【ママ戦記】第8話第八話目は、夫と育休の記。赤ちゃんが生まれてからも、夫があまりにも子育てをしないことに疑問を感じ、「1カ月くらい育休取ったら?」と聞いてみたところ……? 夫の答えは「リスクが高すぎて無理。男が育休取ったら、見せしめに評価下げられて、どっかに飛ばされる」というものでした。 今どき、そんなことおかしい。絶対にあってはならない。 しかし令和の現代になっても、いまだ昔からの悪しき慣習を良しとし、変えようとする努力もしない夫たち……。 彼らが育休を当たり前のように取れる社会になれば、産後のママの心と体は、どれだけラクになることでしょう。 会社が「どうぞ育休を取って」と夫たちに言ってくれる社会になれば、ママの笑顔が……ひいては赤ちゃんの笑顔が、どれだけ増えることでしょう。どんな仕事でも、ママとパパに理解があり、やさしくなれるといいですね。 ものうはなこさんの最新話はInstagramからチェックできます。ぜひご覧ください。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2020年11月11日男性の育児休業(以下、育休)取得率の低さが、社会的に問題となっています。2020年7月31日に公表した厚生労働省の調査結果によると国内の育休取得率は女性が83%に対し、男性は7.48%にとどまりました。この水準は育休制度がある海外諸国と比べても、極端に低いといわれており、制度の拡充等環境の整備や、男性の育児参加に対する意識改革の必要性を多くの人が訴えています。犬山紙子「育休は人道的に必要なもの」同年10月16日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、男性の育休取得が広まらない現状について特集。番組では東京商工会議所が発表した「男性社員の育休取得義務化について、中小企業の7割が反対している」という調査結果なども取り上げ、なぜ日本国内で男性の育休取得が進まないのか、原因を探っていました。企業のアンケート調査や取材の結果、男性の育休取得が低い理由として「社内に育休を取りやすい雰囲気がない」「社内の制度が整っていない」「所得の保証が十分でない」「育休の認知率の低さ」などが多くあるといいます。こうした現状に対し、コメンテーターの犬山紙子さんは、次のように見解を述べていました。取りたいけれども取れないという男性の声をたくさん聞いているので。やっぱり会社内でのその後キャリアに響くんじゃないかという不安で、その不安は妻も感じるところではあったりするので、そこの改善が本当に必須だなと。スッキリーより引用男性が育休を取得したいと思っていても、給与面や復帰後の影響への不安が障壁になっていることを犬山さんは指摘。続けて、男性が育休を取得する重要性について想うことを語っています。やっぱり育休って出産後の妻の身体って大ケガをしているようなものなので、人道的にも必要なものだと私は感じているんですよね。今、コロナ禍で『産後うつ』が問題になっていまして、産後うつの可能性がある方が、コロナ禍で通常の2倍というデータも出ていて、産後うつを防ぐためには、孤立を防ぐことが本当に大切なんですね。自分の気持ちを分かってくれる人、ともに子育てをしてくれる人、もちろんそれはパートナーだけではないのですけども、他者の手が本当に大切。これはもっともっと進んでいってほしいと切実に思っています。スッキリーより引用中小企業の人手不足の問題など、現実的に男性の育休を広めるには、難しい社会構造もあるでしょう。しかし、産後の母親を守るためにも、身近なパートナーが子育てに参加できるようにすることは必要だと犬山さんは訴えました。ネット上では、番組を見た人たちからさまざまなコメントが上がっています。・男性の育休取得の壁は、給料が減ることと、男性育児への偏見が大きいと思う。・「大ケガしているようなもの」ってその通りだと思う。それなのに、そもそも女性の育休ですらいい顔をしない会社が多い。・今朝のスッキリの特集、夫にも見て欲しかった。産後の夫婦に対する世間の冷たさを妊婦になって実感しました。・育休中の支給額、海外だと8割以上なのに日本は6割程度。夫婦ともに育休したら生活がきつくなる。まずはこれを改善しないとね…。親が子育てのための時間を確保することが、もっと当たり前の世の中になっていくように、制度面も人々の意識も、両方変えていく必要がありそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月16日こんにちは、あり子です。■前回の記事職場への妊娠報告のタイミングに悩んでいたら、うすうす妊娠に気づいていた課長に会議室へ呼ばれてそこで報告することに…妊娠報告をした時に課長から確認事項がありました。産後も仕事は続けようと思っていたので、産休・育休は取得する予定でした。しかし、当時1つ懸念事項がありました。それは…入社してからずっと同じ場所で勤務していたので、マイホームを購入して引っ越すことになったときに異動希望を出していました。しかしその後も異動する機会は訪れず…家と職場が近場でない現状で、産後は保育園の送迎も追加されることを考えると不安がありました。まさか復職後も異動することなく、通勤+保育園の送迎で往復4時間の日々を迎えるとはまだ知らない当時のわたし…仕事家事育児で時間がない中で、さらに通勤に時間がかかるのはつらかったです。「いつか異動できる」と先のことを考えず、異動できない場合のことはあまり考えていませんでした。当時を振り返り、マイホーム購入の引っ越しのタイミングで家の近くに転職していればよかった…と後悔しています。そして産前のことだけでなく、産休・育休の間にやれば良かったと後悔していることもあります。それは、後輩から質問されたときに伝えたことなのですが…新婚の後輩から質問されて、わたしがまず確認したこと。それはあることでした。もし家事を全然しないという旦那様がいたら…産休・育休中に夫婦で家事育児を行うのが当たり前。できなかったときはお互いをフォローするという意識改革をしたほうが良いかもしれません。でないと、復職した途端に家事育児仕事が一気に自分にのしかかってきてパンクします!(私はパンクしました)復職はつらいこともありましたし、後悔することもありました。でも総合的に考えると産休・育休を取得して良かったと思います。なんといっても、産休・育休手当が出るのはありがたい!お金大事!!そして、休んでいる間は仕事のブランクがどうしてもできてしまいます。「自分は再び働くことができるのだろうか?」と、復職が決まってから復職するまで毎日不安でした。しかし…戻る場所があるという安心感がありました。これは産休・育休を取って良かったと思えた点でした。
2020年08月23日■前回のあらすじ「育休漫画を描いて欲しい」夫の提案にされ戸惑っていましたが、夫のある思いを知りこの漫画を描くことを決意したのでした。そして夫の育休が終り…夫の育休中はモヤモヤしたこともたくさんあったけど、それを乗り越えて夫婦の絆が深まったように思います。我慢しないで相手に伝えることの大切さも実感しました。そして、完全に想定外だったのですが、「絵を仕事にする」という夢も持つことができました。離婚の2文字が頭をよぎったときは、こんな結末が待っているなんて思いもよりませんでした。試行錯誤しながら進めてきましたが、この漫画が悩んでいる誰かの参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2020年08月22日■前回のあらすじ夫から育休のことを漫画で描いてほしいと提案され…。良いことも悪いことも描いていいと言われても…、正直とても迷いました。自分と同じような状況の人に、この話が役に立つかもしれない?このモヤモヤしていた日常を、必要としている人がいる?「育休漫画を描いて欲しい」と言った夫の気持ちを知り、私はこの漫画を描き始めました。次回、最終回です。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2020年08月21日■前回のあらすじ「育児漫画」を描くことを提案してくれた夫。好きなことができる時間は幸せでした。しかし、夫の一言によって、ただ「楽しい時間」だけではなくなっていくのです。「育休のことを漫画にして欲しい」という夫からの提案。すべてを描けば、夫のことを否定してしまう気がする…。正直描きたくないと思いました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2020年08月14日