ママ・Aやん、パパ・Pやん、令和元年生まれの愛娘・コチコーちゃんのハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 今回は、夏休みの昼ごはん問題について。ずっと一緒にお家にいる子どもとパパ。嬉しい反面、3食分の家族のごはんをつくる日々が続くと、献立にマンネリが……。そんなAやんさんが見つけた一筋の光とは?幼稚園がついに夏休みに突入してしまいました……。幼児と24時間一緒です。3食用意せねばなりません。ついでに夫が在宅勤務の日は33歳児の飯もこさえねばなりません。マジでどうにかしてくれ。しかしながら、冷蔵庫に入ってた食べ物だけでごはんが完了できたら、なぜか得した気分になるのは私だけでしょうか?タダ飯最高〜!!!!確実にタダでは無いやろ! といった読者の方々からのツッコミが聞こえてきます。オカンにとって夏休みとは全く休みではないことを知った今日この頃。TUBEの代表曲のサビを叫んでしまいそうになりながら、今日もせっせと冷蔵庫を泥棒のように漁る作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2023年08月19日娘のトイトレがまったく進まず焦る日々。補助便座や踏み台を購入し、自分なりにトイトレを進めるものの「おむつがいい」と言い張る娘に、私も半ばあきらめモード。しかし、保育園ではトイレの成功回数が増え、昼間は布パンツのみで過ごせる日も増えるように。先生からは「布の下着で大丈夫!」と言ってもらえますが、自宅ではおむつ生活が続いていました。ある日、おむつで帰宅しているはずの娘が「トイレに行きたい」と言い出して……。 トイトレが進まない…とママだけが焦る日々 もうすぐ3歳になる娘のトイトレが進まず焦る日々。自宅では試行錯誤していましたが「おむつがいい」と言われまったく進みませんでした。一方、保育園ではトイレの成功回数が増え、日中は布パンツで過ごせる日も増えるように。しかし、保育園を1歩出ればおむつ生活に逆戻り……。おしっこが出たことを教えてくれることもなく「お姉さんパンツはく?」と聞いても「はかなーい!」とのこと。やっぱり家でのトイトレはまだ無理なのかな……ともやもやしながら過ごします。 ある日の保育園後、夕飯を食べにお出かけをしていたら、娘が突然「おしっこしたい」と言い出したのです。私は、おむつなのになんでそんなことを言うのだろう?と思い「していいよ」と答えます。しかし、首を横に振る娘。よくよく聞くとトイレでおしっこしたいという意味のよう。トイレへ行きズボンをおろすと、娘はなんと布パンツをはいていました。先生は、娘がトイトレできていると思い布パンツをはかせていたようです。保育園を出発してから約2時間、布パンツをはいていることをきちんと理解し、私に「トイレへ行きたい」と教えてくれた娘の成長にただただ感動。トイレでおしっこができた娘をぎゅっと抱きしめて褒めました。すると娘は照れながら「今日はお姉さんパンツだったの~」とひと言。 翌日、先生に聞いてみたら、布パンツは先生が間違えてはかせていたことが判明! しかし、その日をきっかけに娘は自信がついたのか、自分から布パンツを持ってくるようになりました。今も自宅ではおむつでいることが多い娘ですが、娘なりにゆっくりと成長して頑張っていると思うことで心の余裕が生まれています。 作画/Pappayappa著者:藤田わか奈
2023年08月19日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。幼いころは仲の良いふたりでしたが、思春期を迎えると状況が一変。オタク趣味だったさえと、おしゃれ大好きなりなは真っ向から対立。次第にお互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、お互い干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母とふたり、実家で生活していたさえ。ある日、母とは連絡を取っていたりなから、電話があり、母は衝撃的な言葉を聞くことになります。「私、出産したから病院に来てくれる?」妊娠していることすら知らなかった母は、驚きのあまり、「体は平気なの!? 相手は!? 結婚は!? 今どこ!? 何やってるの!」と質問が止まりません。 電話を切った母は、さえにりなが昨日出産したことを報告。そして、母は慌てて病院に向かいました。さえも母と同様、まったく状況がわからず、困惑していると……。 母からの報告の電話で… ※訂正:(誤)同世代にしては→(正)同世代と比べたら 母が慌てて病院に向かい、残されたさえは、怒りにも似た感情を抱いていました。 「りなのやつ、なに考えてんの……昔から迷惑ばっかり……」 中学生のとき、グレて万引きをしたりなを母が迎えに行った出来事を思い出すさえ。 「うちはお母さんしかいないのに……なんで困らせるようなことをするの!? 大変な中でも私たちに愛情をかけてくれているのに……」 当時のさえは強く憤りを感じ、「私は絶対、お母さんを困らせない」と決心。その後、努力して大手企業に就職したさえは、母を助けながら平和に暮らしていました。 「りなのやつ……」 さえがそんなことを考えていると、母から連絡が入りました。 「今、病院で……。女の子、出産してた……。本人はピンピンしていて、スマホいじってるよ」 のんきなりなの様子にあきれながらも、子どもの父親について質問すると、「父親は言わないのよ。ただ認知しない代わりに、養育費を毎月40万払うって言っているらしいの」と説明する母。 「なにそれ!? ヤバすぎるでしょ!」 考えられない状況に思わず声を荒らげるさえですが、母は、「わかってるけど……生まれちゃったんだから、どうにもできないでしょ……」と、腹をくくったような言葉を返すのでした。 問題児だった妹の影響もあり、シングルマザーの母に迷惑をかけまいと、大企業に勤め、母を助けようと生活してきたさえ。「大変な中でも私たちに愛情をかけてくれている」とさえが感じていたように、母の愛はしっかり伝わっていました。 しかし、妹のりなは正反対の行動ばかり……。姉妹で性格が異なることは普通のことですが、今回の出来事は目も当てられません。さえとりなは極端な例ですが、きょうだいがいる皆さんは、きょうだいと自分との違いを、どのようなときに感じますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月18日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。しまいには存在しない保育園の友だちのことまで話し出した娘を見て、環境を変えるため退園を決意。そのまま娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。娘がおなかの中にいたときに呼びかけていた胎児ネームを言い当てたり、生後間もないときの記憶を話し出したりして、ゆる子さんは驚きが隠し切れません。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、恐れおののくような出来事が起こってしまいます……。娘との外出中に起こった恐怖の出来事 家の中では、娘の「いるはずのない人が見える」などといった発言はなくなり、安心していたゆる子さん。 ある日、ゆる子さんは娘と一緒に公園へ出かけることに。公園までの道のりを歩いていると……。 「ズキ」 ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。すると娘が……。 「その手……どうしたの!?」 「黒い手、くっついてる!」 もちろんゆる子さんに黒い手などは見えません。恐怖を感じたゆる子さんは思わずその場から走り出します。 しかし、娘の「ママ……待って……」という声でなんとか我に返ったゆる子さん。公園で遊びたいと泣き出す娘を抱き上げてなんとか帰宅しました。 家に着くと、ゆる子さんの頭と肩の痛みは自然と消えたのですが……。 ゆる子さんは、それからというもの外出が怖くなりふさぎ込んでいったのでした。 ◇◇◇ 公園へ向かう道中で、突然娘さんから肩に黒い手がついていると言われたゆる子さん。恐怖のあまりその場から逃げ出してしまいました。ママだってひとりの人間。恐怖を感じたときなどに取り乱すこともありますよね。ですが、幼いお子さんとの外出は交通事故、誘拐など危険がいっぱいなので、子どもから目を離してしまうことは避けたいもの。外出先で予想外の出来事が起こりパニックになってしまったときは、一度深呼吸をするなどして、冷静な対応を心がけていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月18日次女と口で息のかけあいという謎の遊びをしていたある日。そんなバトルがヒートアップして、思わず大人の本気を出してしまいました。すると、次女が私に衝撃のひと言を……! いろんな意味で衝撃を受けたエピソードです。大人の本気を出してしまったところ…? 息ではノーダメージですが、「バイ菌」は精神的にダメージを受け、衝撃が凄まじかったです! 「バイ菌」という言葉は教えていなかったのですが、どこで覚えてしまったのやら……(笑)著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ
2023年08月18日息子が産まれ、初めての育児がスタート。妻が保育士なので、安心して育児をしていたのですが、出産してからなんだか妻が冷たくなった気がしていました……。思い切って妻に理由を聞くとそうなった原因は、なんと僕にあったのです。 新婚生活が順調だと思っていたのは夫だけ? 私たち夫婦は結婚と同時期に、妊娠が判明。自分の子に会えるのが楽しみで仕方ありませんでした。妻は「ちゃんと育てられるかな?」と不安がっていたので「大丈夫だよ! 保育士だし、楽勝でしょ!」と元気づけました。無事出産を終え、自宅での育児がスタート。「もし困っても妻がいるから大丈夫!」と心のどこかで安心しており、育児に関して妻は、さすがの手際の良さ。それを見て自分も頑張ろうと思っていたのですが、妻は次第に人が変わったかのように冷たくなり、話す機会が減っていったのです。 「なんでそんなに冷たくするの?」と問いましたが、妻はため息をつくだけ。ずっとだんまりな妻に、つい腹が立って「そりゃ保育士だから、僕の行動に不満があるかもしれないけど、ほかのパパより頑張っていると思うよ」と少し強めの口調で言いました。すると、妻は目に涙を溜めてにらみ返してきたのです。「それがずっと嫌だった。保育士、保育士って……。言われるたびにプレッシャーだった。出産も育児もあなたと一緒で初めてなのに……」とポロポロと涙を流しながら話してくれました。僕は、「保育士=育児のプロ」と勝手に思って、なんでもこなせるものだと思いこんでいたのかもしれません。妻を信頼しての発言でしたが、まさか自分が妻を追い詰めていたなんて思いもしませんでした。 妻は保育士とはいえ、自分の子どもを生み、育てるのは初めて。そんな当たり前のことを、妻に言われるまで気づきませんでした。妻に「保育士だからって頼りにし過ぎていたかも。ごめんなさい」と謝罪。妻は「保育士って言われるたびに、本当につらかった……」と打ち明けてくれました。そしてお互いの気持ちを吐き出し、「初めてのことだらけで不安だけど、息子と3人で頑張っていこう」と2人で前を向くことに。 妻と話し合ってからは、妻になんでも聞くのではなくネットや育児本で調べるようにしています。相手を信頼するのはいいことですが、頼りすぎてしまうと相手にストレスをかけてしまうのだと気づきました。妻の気持ちにも寄り添いながら、これからも育児に向き合っていきたいです。 作画/ヒロミンミン著者:高橋ジュン
2023年08月18日鍵のかからない部屋のドアにかんたんに取り付けられるチャイルドロック。娘が2歳はじめのころ、わが家にも取り付けていました。が、ちょっとした気のゆるみからとんでもない事件に発展してしまったのです……!やってしまった!! まさかの室内締め出し(閉じ込め?)にあった衝撃エピソードでした。子どもを見ている最中に居眠りしてしまった私が全面的に悪いんですけどね……。2歳児の娘がチャイルドロックをかけられるとは夢にも思いませんでした。子どもはよく見ているものなのですね。完全に油断していました。小さい子どもの育児中、鍵類は室内でも室外でも要注意だと学んだ体験でした。著者:冷え田 やっこ寝落ちばかりの30代めがね主婦。2018年6月生まれの娘と2022年12月生まれの息子。旦那もめがね。Instagram:@hieta_yakkoTwitter:@hieta_yakko
2023年08月18日朝の通学でよく顔を合わせる、近所でも評判な優等生の女の子・Aちゃん。入学してからしばらく娘の通学に付き添っていた私に、Aちゃんはいろいろと話しかけてきます。どうやら褒めてほしい様子で、少しずつ娘に対してマウントを取るようになってきて……。 突然始まった同級生のマウント! 小学校へ入学した娘の通学に、入学からしばらくは付き添っていました。登校中に頻繁に会うAちゃんは近所でも評判な、優等生を絵に描いたような女の子。Aちゃんと会った日は、3人で学校に行くようになりました。Aちゃんは、私にできるようになったことを話してきます。学校での出来事というよりは、学習塾で先取りして学んだことを褒めてほしい様子です。次第に、Aちゃんは娘に「漢字を書ける? かけ算できる?」と質問するようになり、そのたびに娘は「習ってないからできないよ」と返答。「えっ、できないの? やればできるんじゃない?」と質問攻めが止まりません。 ある日、イライラした様子のAちゃんが娘に向かって「お母さんが一緒じゃないと学校に行けないって恥ずかしくないの?」と言い放ちました。娘がショックを受けている様子だったので、「ママが一緒に行きたいんだよ」とさりげなくフォローを入れましたが、Aちゃんはムッとした反応です。それから娘はAちゃんとの登校を嫌がるようになったので、登校時間を早めることに。たまたま会った日にしか一緒に登校していなかったこともあり、Aちゃんは別の友だちと登校していたようです。家を出るのが遅くなってしまい、久しぶりにAちゃんに会うと「習い事で休みがなくてしんどい……でも、ママが悲しむから言えない」と元気なく言うのです。あのときの娘に対するマウントのような発言は、ママに甘えたいという気持ちからくるものだったのかな?と感じた私。娘はAちゃんから習い事が大変だと聞いていて、「遊ぶ時間もなくて大変だよね」と純粋に心配していました。いつの間にか、娘の気持ちも変わり、仲良くしていたようです。習い事は子どもの気持ちを尊重してあげるのが大切だな、と考えさせられた出来事でした。 作画/mosu著者:木村さち
2023年08月17日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは仲が悪く、りなが18歳で家を出てから疎遠になっていました。疎遠になっていたりなからかかってきた1本の電話。うれしい報告のはずでしたが……。 別々の人生を歩んでいた妹から… 大手印刷会社で営業をする、佐伯さえ(27)。2つ年下の妹・りな(25)とは仲が悪く、疎遠になっていました。 母子家庭で育った姉妹は、幼いころは仲がよく、よく遊んいたそう。しかし、思春期を迎えると状況が一変し、ケンカが絶えなくなります。オタク趣味だったさえと、おしゃれ大好きなりなは、真っ向から対立。次第に、お互いを軽視するようなりました。 りなは18歳になり、進学せずに家を出ます。そうして、お互い干渉することなく、別々の人生を歩んでいました。 母とは連絡を取っていたりな。ある日、りなから電話を受けた母は、衝撃的な言葉を聞くことになります。 「私、出産したから病院に来てくれる?」 「出産!? 妊娠じゃなくて!? どういうこと!? 体は平気なの!? 相手は!? 結婚は!? 今どこ!? 何やってるの!」 状況がつかめず、質問が止まらない母。 「すぐ行くから」と電話を切った母は、「さえ、りな……出産したって……昨日……」と、やっとの思いで言葉を発します。 「は? 出産……? あの子妊娠してたの?」 「知らないよ! 最近、全然連絡をよこさないと思ったら……」 混乱する母とさえ。母は慌ただしく病院へ向かいました。さえは、新しい命の誕生の喜びよりも、不安のほうが大きく、困惑するのでした。 妊娠も知らない状況で、突然、「出産した」と家族から連絡を受けたら、混乱してしまうのは当然ですよね。さえが言うように、新しい命の誕生は手放しで喜べる、幸せな出来事のはず。いくら家を出ていたからといって、連絡を取っていた母にまで妊娠の報告をしなかったのはなぜなのでしょう……。 これから子育てが始まるりな。家族が困惑する報告とはなりましたが、周りの助けを借りながら、子どもが健やかに育つことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月17日2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ、2人の育児に奮闘中のmostinさんの育児マンガを紹介します。昔撮った写真を家族で見ていたところ、もすちんくんはある写真を見て「うーわ。こっわ、こわすぎる」と言い出しました。その写真を見て衝撃を受けるmostinさん。その写真とは……!?子どもがこわがる写真の正体は… 前に撮った写真を子どもたちが見て、「この写真はあのときだねー!」など写真を見返して楽しんでいます。 すると「これめっちゃこわい……」ともすちんくんが言いました。mostinさんがその写真を見てみると……。 果物ネットを被っているmostinさんの写真だったのです。 ◇◇◇ 昔撮った写真を家族で見返すと懐かしい気持ちになりますよね。著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2023年08月17日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんが最近増えてきたという言葉についてのお話です。成長とともにたくさんの言葉を話すようになってきた娘さん。しかし、なぜか「パパ」は言えるのに、「ママ」という言葉は口にしなくて……!? 「ママだよ~」と話しかけるも…? 2歳になり、語彙が増えてきた娘。 夫を認識して,しっかりと「パパ」と呼んだり、祖父母のことすら「じーじ」「ばーば」と呼べるように。 しかし、なぜか肝心の「ママ」だけは、いつまで経っても呼ばず……。 「ママだよ〜」と呼びかけてみても、キョトンとしている娘。 けれど、なんだかニヤニヤと笑っていて……。 「もしや、わかっててからかってる?」と思ってしまいました。 (この後少しして、「ママ」と呼んでくれるようになりました。) 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年08月17日大規模な野外音楽フェスに、夫と私、8歳の長男と6歳の次男で参加したときの話です。複数あるステージはどこも広く、ステージによってはトイレまでの移動もひと苦労! 子連れでの参戦に夫と不安を感じ、常に誰かが子どもを見ておけるようにと、友人2人も現地で合流してくれました。ライブの途中で息子たちは爆睡。動けない状態になった私は夫と友人2人に別の会場にライブを見に行ってもらうことにしましたが……。 ゆっくりモードでライブを楽しめると思いきや? 子連れでの大規模フェスに参加したときのこと、会場で疲れて寝てしまった子どもたち……。友人たちと夫が別会場に行ったあとしばらくすると、長男が急に目を覚まし「トイレに行きたい」と言い出したのです。よりによってトイレまでの距離がある会場で、20kgある次男を寝たままの状態で抱えてトイレに付き添うことは困難。すぐに夫と友人2人に連絡しましたが「人だかりがすごくて、すぐに合流できるかわからない」とのこと。横で話を聞いていた長男は「自分ひとりで行って、ここに戻るよ!」 と言います。心配はありましたが、その言葉を信じて送り出すことにしました。 長男が張り切ってトイレに向かった後、なんとライブが終了。ライブ終了後は一気に人が動きます。人の流れがすっかり変わってしまった景色に、長男が本当に戻って来れるだろうかと不安が込み上げ、別会場の夫と友人2人に連絡。夫は「もしかしたらこちらの会場に来るかもしれないから、待機してる」と。友人2人はトイレに向かってくれましたが、人が多く、合流できる状態ではないとのことです。ついに本格的に迷子になってしまったのだ……と怖くなってきました。 どれだけ待っても長男は戻って来ず、会場では次のライブがスタート。すると夫から「長男がこっちの会場に来たよ! だから会えた!」と電話がありました。長男は私と次男の居る会場は広すぎるからとあきらめ、夫と友人2人が行くと話していた会場まで移動していたのです。もしもまた野外フェスに子連れ参戦するなら、スマホやGPSを持たせたうえで、子どもと離れないようとしようと心に誓いました。 作画/CHIHIRO著者:横田みお
2023年08月17日年に2回しか会うことのない義両親が、私たち一家が住む県に来てくれることになりました。義父の希望もあり、県内の有名な観光スポットへ行くことに。そこは動物と触れ合う場所やご当地グルメ、水族館などがあり、1日遊べます。楽しいお出かけになるはずが、義父母の信じられない行動を見てしまうことに……。 義両親の信じられない行動に我慢の限界! 義両親は娘をとてもかわいがってくれますが、私や夫の意見を聞くことなく好き勝手な行動をすることがあります。とはいえ、久しぶりの再会だし!と私たち夫婦も2歳の娘も楽しみにしていました。 当日、義両親と合流し午前中はトラブルもなく楽しい時間を過ごします。しかし、お昼ごはんを食べてすぐに事件が……。食後、義父が「娘とアイスを食べたい」と言い出したのです。娘のことを考えると、食後すぐではなく時間を空けたかったのですが、しぶしぶ了承。夫といすに座って待っていると、アイスを手に持った娘が走ってきます。ほほ笑ましく見ていましたが、近くに来た娘の顔を見て私たちはびっくり! 口のまわりにコーヒーの粉が大量についていたのです。私と夫は、娘が小さいうちはカフェインを与えないようにしようと気をつけていたため、戸惑いが隠せません。すると、後ろから義父が「コーヒーの粉がかかっているソフトクリームを(娘に)食べられたわー」と笑いながら登場。義母もその様子を見て笑っています。 義両親にとってはささいなことでも、娘を育てる私たちにとっては大問題。注意しようかと思いましたが、夫の手前グッと我慢していました。すると夫が義両親に対して激怒! 普段温厚な夫が怒ったことによって、事の重大さに気づいた義母が義父と共に謝ってくれました。帰りの車中、夫に感謝を述べると「伝えることもやさしさだと思う」との返答が。相手が誰であれ、いつも我慢するのではなく、伝えることが相手にとってもためになると気づかされました。娘が言葉を理解できるようになったら「伝えるやさしさ」について教えていきたいと思った出来事でした。 作画/Pappayappa著者:吉田美菜
2023年08月16日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?なかなかゆっくりネイルサロンに行ったりできない育児中。私はジェルネイルシールをよく利用しています。忙しい日々でも、爪が可愛いだけでテンション上がる〜〜〜!貼る作業もちょっとした息抜きになっています。カラフルなネイルは子どもウケ抜群で、息子も娘もすごく褒めてくれるのですが、娘は隙あらば生爪を剥がそうとしてくるので注意が必要です。PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()ARCHIVE「下の子に申し訳ないな〜と思うこと」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.272023-09-20「息子初めての『ガム』」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.252023-07-20「娘の『いないいないばぁ』がちょっと変」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.242023-06-21「4歳息子の「カワイイ」の基準」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.232023-05-24「なかなか捨てられない育児アイテム」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.222023-04-26「育児中の自分時間、いつ取る?」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.212023-03-22
2023年08月16日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。次第に娘は、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると話し始めたり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。さらには、保育園には存在しないはずの友だちの話をしてきたのです……。このままの生活を続けることに限界を感じたゆる子さんは、娘の通う保育園を退園し、娘たちを連れて実家に帰省。そんな矢先に、娘が実家にある人形を抱き上げ「ポコちゃん」という言葉を口にします。なんとポコちゃんは娘がまだおなかの中にいたときにゆる子さんたちが呼んでいた胎児ネームで……。ぐ、偶然…?娘が口にした驚愕の言葉 娘がまだおなかの中にいるときに呼びかけていた胎児ネーム、ポコちゃん。 「ママとばぁばが私を呼んでたでしょ」 ポコちゃんという言葉を娘が覚えていると知ったゆる子さんたちは、うれしいながらも驚きが隠せません。 その一方で、ゆる子さんは次々と明らかになる娘の胎内記憶に少し恐怖を覚えてしまいます。おなかの中での記憶をうれしそうに話してくれる娘を見て、自分が恐怖を感じてしまっていることに申し訳ない気持ちが込み上げてきたゆる子さん。 また、娘はおなかの中にいるときに流れていた音楽を覚えていたり、生後1カ月のときの記憶を話してくれたりしました。 ◇◇◇ 娘さんがおなかにいるときの胎児ネーム「ポコちゃん」を覚えていると知ってとても驚いたゆる子さん。おなかの中の赤ちゃんには毎日たくさん話しかけてあげたいものですよね。きっとゆる子さんや家族が、赤ちゃんと会える日を楽しみにたくさん話しかけていたから、娘さんはポコちゃんという名前を覚えていたのかもしれませんね。みなさんはお子さんに胎児ネームをつけていましたか? それはどんな名前でしたか?著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月15日2歳になってイヤイヤ期に入った息子。中でも、特に嫌がるのはお風呂です。どんなに声をかけても全力拒否の息子でしたが、あるアイテムを渡すと、すんなりお風呂に入ってくれるようになり……。 お風呂拒否!解決の糸口は身近なアイテムだった 2歳になる息子はイヤイヤ期真っ最中。なんでも「嫌!」と言うので、そのたびに振り回され、イライラしてしまうこともありました。特に息子が嫌がるのはお風呂。2歳を過ぎてから、「お風呂の時間だよ」と言っても、聞こえないふり。仕方なく無理やり入れていますが、毎日大泣きでひと苦労でした。夫は仕事で遅く、お風呂の時間に帰宅しないので、私が何とかするしかありません。 ある夕方、キッチンで洗い物をしていたときのこと。洗い終えたキッチングッズを台所のカウンターに置いていると、息子が「取って」と言ってきました。おたまやフライ返しを渡すと、息子はうれしそうに遊び始めます。そろそろお風呂に入る時間だと思い、キッチングッズを息子から取り上げようかと思いましたが、不機嫌になることが予想されました。そこで、1つだけ持っていくことを許可すると、息子は目を輝かせおたまを持って、ご機嫌でお風呂へ向かったのです。 おたまでお湯をすくっては流す遊びをして、息子はお風呂タイムを満喫。私は息子の手の平返しに拍子抜けしました。その後も、たびたびキッチングッズを選ばせてあげると、息子は喜んでお風呂に入るように! 使用後はしっかりと消毒しないといけませんが、息子がご機嫌でお風呂へ入ってくれるならと割り切っています。思わぬところに解決策はあるのだな、と発見した出来事です。 作画/ひのっしー著者:河内あずさ
2023年08月15日初めての子育てはわからないことばかり。長女はとにかく泣く子でした。寝かしつけして隣の部屋に行こうとするとすぐ泣く、離乳食の準備中もギャン泣きで……。そのことを小2になった娘に話してみたところ、驚くことを言ってきました。まさかあんなに泣いていた長女から数年後、こんなことを言われるとは……!え! そうだったの!? 娘はとにかくよく泣く赤ちゃんでした。初めての育児ということもあって、泣いてはあやしたり抱っこしたり……。正直、私も泣きたかった! けれど当の本人は「泣いてたことも覚えてないから、そんなにあやさなくても良かったんじゃない? 」と。もう少しそのままでもよかったのかな。成長した娘から言われてびっくりした出来事でした(笑)著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年08月15日初めての妊娠だったこともあり、里帰り出産を選択した私。田舎で穏やかに過ごし、無事出産することができました。母子ともに健康で、産院から退院してしばらくは実家で生活。父と母、そしてたまに遊びに来てくれる姉に助けてもらいながら、初めての子育てに奮闘していたのですが……。 「なんで怒鳴ってしまうんだろう…」自分でもわからない 初めての妊娠で、産前産後は実家で過ごすことにした私。早めに実家に帰り、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの服や備品などの準備をしていました。そして、無事に娘を出産。退院後スタートした育児は、入念に下調べをしていても初めてのことばかりで不安がいっぱい。 ある日、母に付き添ってもらいながらベビーバスで娘の体を洗っていると、近くからのぞいていた父が「ぎこちないな~!」と大きな声で笑いながら言ってきたのです。私はその言葉にカチンときて「口出ししないで!」と大声で怒鳴ってしまいました。 また別の日には、生後1カ月未満の娘を真夏の日差しにさらしたくない私に対して、実家の母屋に住む叔父が「たくさん日光を浴びさせたほうが良い」と言ってきたり、娘のお世話で忙しいときに「赤ちゃんの服のタグが外側についているのはなんで?」など質問してきたり……。何度も同じ質問をしてきたので「自分で調べなよ!」と私はまた怒鳴ってしまったのです。 出産から2カ月後、娘と夫が待つ家に戻った私。ふと、「父も叔父も娘をたくさんかわいがってくれていたはずなのに、なんであのとき父と叔父にあんなに怒ったのだろう?」と不思議に思いました。インターネットでなぜイライラしていたのか調べてみると、産後はホルモンバランスの乱れから母親が怒りっぽくなりやすいガルガル期(※)と呼ばれる時期があるのだとか。 後日わかったことですが、母や姉が産後はイライラしやすくなることを父や叔父に伝えてくれていたのです。そのため、怒鳴ったことに対し父や叔父が私に何か言ってくることはありませんでした。産後の態度を反省するとともに、家族に支えられていたのだなと感じた出来事でした。 ※ガルガル期産後にガルガル期が起きる原因は明らかにはなっていません。しかし、産後のホルモンバランスや環境の変化によって起こると言われており、マタニティブルーズの一種であると考えられています。また、医学的な用語ではありません。 作画/becomachi85監修/助産師 松田玲子著者:海月ミサ
2023年08月15日母乳・離乳食ともによく飲み、食べてくれたので、食に関する大きなトラブルがなく成長した息子。普通食が始まってからもよく食べる子で、保育園の担任の先生に食べっぷりを褒められるほど。ごはんに関する問題を抱えることなく育った息子ですが、2歳半ごろから食事に手を付けなくなりました……。いろいろと工夫しても、食べてくれず私のイライラは募るばかりです。そんな窮地に追いやられた私を救ったものとは? 食べたくない!2歳児の心境変化のきっかけは? 母乳をよく飲み、離乳食もよく食べていた息子は、1歳半を過ぎて幼児食が始まってからも、好き嫌いをする子ではありませんでした。そのため、息子の食事に関する悩みを抱えることなく、すくすく育つ姿に喜びを感じていました。 2歳を過ぎると食べられる食材の幅が広がり、料理もラクになってきたと感じるように。ところが2歳半ごろから、急にごはんに手をつけなくなったのです。仕方がないので私が息子の口元へスプーンを近付けるも顔を背けます。息子の好物に変えても反応なく、大好きなふりかけをご飯にかけても食べたがらない息子。余裕のなくなった私は、罪悪感を抱きながら「ごはんを食べない子は公園にも行けないよ!」などと、脅すような方法で食べさせるように。 そんなある日、ごはんを食べてくれない悩みを抱えたまま外食する機会がありました。牛丼チェーン店で息子に「お子様とりそぼろ丼」を注文すると、自ら食べ始めたのです。さらに笑顔で「おかわりください」と意思表示まで! これにはびっくりし、喜びのあまり涙が出そうに。普段と違う環境だったことや息子好みの味付けだったことから、食べてくれたようです。これ以降、家での食事を少し甘めにするなど、息子好みの味付けに変えたことでごはんを食べるようになりました。 2歳も後半にさしかかり、心身ともに大きく成長した息子。冷静になって考えると、ごはんを食べないからと厳しく接していたことが良くなかったのかもしれません。今後は食事環境や味に変化を加えるなどし、たくさん食べてくれるよう工夫していこうと思います。 作画/becomachi85著者:上川ようこ
2023年08月14日6歳の息子と2歳の娘がいるわが家。子どもたちはとても甘えん坊で、家の中にいても私の姿が見えないと「どこにいるの?」と探し始めるほどです。一方の夫は育児や家事を積極的におこなってくれますが、寝かしつけが苦手。子どもたちがおとなしく横になってくれないと、早々にあきらめて私にバトンタッチ。そんな中、私は高熱でダウンしてしまい……。 高熱でママがダウン…パパと子どもたちがとった行動とは? 高熱が出た私は仕事を早退し、家で休むことに。しばらく横になっていましたが、回復しないため夫に子どもたちのお迎えと家事をお願いしました。夫は急きょ仕事を切り上げてくれましたが、普段の夫と子どもたちの姿を見ていると「私が動かないと家の中がうまく回らないのでは……」と不安に。ヘルプの要請があったら動こうと思いそのまま横になっていました。 ところが一向にヘルプに呼ばれません。不思議に思った私は耳をすませてリビングの様子をうかがいます。すると夫が子どもたちの夕飯を作ったり、お風呂に入れたりする声が! その夜、子どもたちの泣き声が聞こえてくることもなく、最大の難関だった寝かしつけもすんなり終わった様子です。夜中にこっそりリビングをのぞきに行きましたが、食器や洗濯物もきれいに片付いており、子どもを見ながら家事をこなしてくれた夫の頑張りがうかがえました。 夫と子どもたちのおかげでゆっくり休めた私は翌朝に解熱。子どもたちは「もう大丈夫なの?」と気にかけてくれました。夫によると、子どもたちは良い子に過ごしていたようです。まさか私抜きでこんなにスムーズに過ごせるとは思わっていなかったので、驚くと同時に夫と子どもの成長を感じました。体調不良をきっかけに頼もしい姿を見られたことで、もっと夫や子どもたちの力を信じようと思えた出来事です。 作画/ひのっしー著者:中村ひとか
2023年08月14日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんのヘアアレンジに関するお話です。最近髪が伸びたこともあり、保育園の先生にかわいいヘアアレンジにしてもらう機会が増えた娘さん。ある日、「ママも結びたいな~」と声をかけるのですが、娘さんは「イヤー!!」と言うと断固拒否して……!? 娘の髪を結びたいのに… 髪が伸びてきた2歳の娘。 邪魔だし、せっかくならかわいく結んであげたいな〜と思うものの……。 なぜか身内には絶対に髪を触らせてくれません。 保育園では、毎日可かわいい髪型にしてもらって帰ってくるのに……。 私が結ぼうとすると、ゴムを取り上げては引き出しにしまいにいく始末。 「そこまで抵抗するか……」と思いつつ、「ちゃんと元の場所に戻せる」ことに成長を感じる今日このごろです。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年08月14日こんにちは、もりりんパパです。長い夏休み…必然的に子どもたちと話す機会が増えているのですが、そんな中で次女さんからとあることを指摘されまして。どうやら僕の一人称が面白いらしく、そこから話がどんどん膨らんでいき…今回はそんなお話です。それではどうぞ!電話で話す父の言葉に思わず吹き出す次女一人称が変わるのは優柔不断じゃない!日本語って難しい!話に最後に入ってきて、きれいにオチを作っていく長女。これはよくある光景なのですが、よく見すぎて最近では見事…と心の中で思うこともしばしば(笑)とはいえ、些細な内容ながらも面白い話が次女と出来たなと思いつつ…日本語って本当に難しいなと言うか奥が深いなと思った次女と僕なのでした。それでは今回のお話はおしまいです!ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年08月14日娘の3歳の誕生日に、大好きなアニメキャラクターの変身アイテムをプレゼント。大喜びの娘はアニメと同じセリフを言いながら遊んでいました。すると、洋服をつまみながら、「変身できない」と不思議そうに言います。しかし、泣いたり怒ったりすることもなく遊び続けているので、変身できないことに気づいたかと思っていると、娘は予想外の行動に出たのです。 大好きなアニメの主人公気分!変身できると思っていた娘は… 娘の3歳の誕生日に、娘が大好きなアニメキャラクターの変身アイテムをプレゼントしました。大喜びの娘は、誕生日の翌日も機嫌よくおもちゃで遊んでおり、ふと、「あれ? 変身しないね」と言ったのです。娘は泣いたり、怒ったりすることなく遊び続けたので、私は家事を再開しました。しばらくして娘の様子を確認すると、なんと服を脱いで下着姿になっていたのです! 娘は変身アイテムをおなかにくっつけたり、足に近づけたりといろいろ試していました。しょんぼりした顔でしたが、パッと顔を上げ「そうだ! おもちゃ屋さんにあるよねぇ!」と、おもちゃ屋さんで見た変身後のコスチュームが売っていたことを思い出した様子。アニメの世界を信じている娘になんと声をかけようか迷っていると…「今度買える?」と聞くので、私は、申し訳ない気持ちになりながら、「プレゼントの変身アイテムはおもちゃだからアニメみたいに変身できないの。コスチュームはサンタさんに頼もうね」と伝えました。 普段おもちゃ屋さんに行く機会が少ないこともあり、その後コスチュームをねだられることはありませんでしたが、「アニメと同じように変身はできない」と事前に伝えておいたら娘が混乱せずに済んだかもしれません。子どもは「アニメの世界と同じことができる!」と信じているのだと気づいた出来事でした。 作画/becomachi85著者:しまむら みのり
2023年08月13日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしてくれるものの、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールへの対処法も身につけます。一方、ピンちゃんは酒に溺れ、親友との電話を邪魔された母に「アル中」と言われて逆上した彼は母に手を上げます。一度は暴力を反省し家を出るも、すぐに母に連れ戻されます。依存症になるほど酒漬けのピンちゃんは体調が急変し病院で急性膵炎と診断されます。入院したことでこれまで彼が働いてなかったことが明らかになりーー。7年一緒に暮らしてきたピンちゃんですが、驚くことに5年も仕事せずにいたことが判明。4人の子どもがいるあおいさん一家。生活を支えるため懸命に働いてきた母の身体は満身創痍。これ以上彼を支え続ける余力はなく、母はピンちゃんとの別れを決めるのでした。 たくさんの「もしも」をクリアできれば、彼は2人目のお父さんになれた? ピンちゃんは退院後、あおいさん一家と言葉を交わすこともなく実家へ帰りました。彼のいない生活ーー。それはモノが隠される心配のない、宿題後のゲームやアニメを制限されることがない、お菓子を好きなだけ食べることのできる、誰にも縛られない・怯えない「平和な時間」でした。 そんな平穏な時間を取り戻した後に残ったのは、ピンちゃんに対するほんの少しの後悔でした。「もし、彼のお母さんが普通の人だったら」「もし、彼が普通の幸せを知っていたら」「もし、出逢うのが今だったら」 たくさんの「もし」があおいさんの心に浮かびますが、すべては結果論であり、いろいろ乗り越えた「今」だから思えること。時間を巻き戻すことはできません。いつか不幸のループから抜け出し、願わくば彼も幸せであってほしいと思うのでした。 ◇◇◇ ピンちゃんがあおいさんたちから自由を奪ったように、あおいさんたちもまた彼から家族になる機会を奪っていたのでは、と振り返るあおいさん。 それは「少し大人になった今」のあおいさんだからこそ気づけることで、母も兄弟も、そしてピンちゃんも、それぞれが「その瞬間」を必死に生きていた結果のはずです。 「もし(私たちが)面倒なことから目を背けず、押し黙らず、(彼と)向き合うことを諦めなければ」この言葉は、あおいさん一家やピンちゃんに限らず、すべての人・物事に通じることかもしれません。そして、ピンちゃんにはあおいさんが願うように、どこかで幸せでいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月13日私の夫は写真にあまり興味がなく、携帯の待ち受け画面も息子が生まれるまではずっと初期設定のままでした……。そんな夫が息子誕生を機にデビューしたものがあります。衝撃を受けた夫の変貌エピソードをご紹介します。 え、夫が…!? 息子が生まれて初めて「自撮りデビュー」を果たした夫。夜にニヤニヤしながら息子の写真を眺めている夫を見ていると、その愛情が伝わってきて私までうれしくなります。まだまだ写真撮影は私任せな場面が多いですが、子育てを通して少しずつ変化していく夫を見るのもまた、楽しみのひとつです。著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年08月13日若くして結婚した友人Aから、結婚から4年が経ったころに結婚式を挙げることにしたと報告がありました。「お金がないから結婚式は挙げられない」と前から言っていたので、突然どうしたんだろう?と思っていると、Aの口から驚きの理由を聞くことに……。 友人が結婚4年で挙式を決断した理由 学生時代からの友人Aは、高校を卒業してすぐに結婚・出産し、男の子を出産しました。2年後には私も結婚し、挙式を挙げることに。しかし、Aはそのころ2人目を妊娠していたので出席が難しく、後日お祝いに来てくれました。私の結婚式の写真を見て「うらやましいな~! でもうちは家計に余裕がないから結婚式はできないな」と言っていたのです。 月日は経ち、私にも息子が生まれて育児でバタバタの日々。そんなある日、しばらく連絡を取っていなかったAから「結婚式を挙げることにしたから来て!」と連絡が来ました。突然のことに私はビックリ。ちょうど連絡が来た1週間後に予定が合ったので久しぶりにランチをすることにしました。会って早々Aは私に、「結婚式を挙げることにしたのは、出席者からの会費をちょっと高めに設定すると、黒字になることに気づいたんだよね」と言ってきたのです。そんなことを言ってくるとは予想していなかったので、私は「へぇ……そうなんだ。すごいね!」と返事することしかできませんでした。 出席予定の私にそんな無神経な発言をしてきたAとは、結婚式に出席した後、徐々に距離を置くようになりました。この一件がきっかけにはなりましたが、以前から周りの友だちの悪口を平気で言うなど、価値観が合わないと感じていたのも理由の1つです。この出来事がきっかけに、長年の仲であっても相手の気持ちを考えてから発言しようと心に誓いました。 作画/ひのっしー著者:田中 里奈
2023年08月13日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。その後、塾内でこの事実が明るみになると、塾長は大激怒し、オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されることになったのでした。オイカリ先生が生徒を成績でしか判断しないことに嫌気がさし、塾に行くのやめていた良子ちゃんは、オイカリ先生が辞めたことで再び塾に通うように。結局、悪口が書かれた手紙は良子ちゃの自作自演だったのですが、そのことでつむ田さんに沢山迷惑をかけていたことを知ると、つむ田さんに謝罪した良子ちゃん。 しかし、つむ田さんはそれを受け入れることができず、塾を辞めることに。その後、塾長から謝罪され、塾には通わなくなったものの、授業のプリントやコワモテ先生から定期的に手紙が送られてきてサポートは続いていたのでした。 そして、ついに受験当日を迎えることになって……!? 塾を辞めた後も、先生からのサポートは続いていて… 中学の受験当日――。 (頑張ろう) そう自分に言い聞かせたつむ田さん。 「それでは合格者を発表します」 合格者一覧が貼り出されると、自分の名前を見つけることができたつむ田さん。 「……あった」 「おめでとう、つむちゃん。よく頑張ったね」 「ありがとう」 最後までサポートしてくれたお母さんと、コワモテ先生に心から感謝したのでした。 つらい塾生活や受験勉強中心の生活を乗り越え、見事合格をつかみ取ったつむ田さん。お母さんやコワモテ先生など、周りの人たちがサポートしてくれたのも大きかったと思いますが、やはり1番は、最後まで諦めずつむ田さん自身が勉強を頑張り続けたことだと思いました。お母さんと一緒に最高の景色を見ることができてよかったですね。合格おめでとうございます!著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月12日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールへの対処法も身につけます。一方、ピンちゃんは酒に溺れるように。親友との電話を邪魔された母に「アル中」と言われて逆上した彼は母に手を上げ一度は暴力を反省し家を出ますが、すぐに母に連れ戻されます。依存症になるほど酒漬けのピンちゃんは、ある日体調が急変し病院で急性膵炎と診断されます。ピンちゃんはあおいさんに幼少期の話をしたことがあり、その内容は悲惨なものでした。両親と弟がいる周りから見ればごく一般的な家族ですが、無関心な父と寡黙な弟、心の病でピンちゃんを道連れに死のうとする母……。彼が頼れる人は周囲におらず、強烈なまでの家族への憧れと心の闇を抱えたまま大人になったのがピンちゃんでした。 考えてみたらおかしいことばかり。なぜ今まで気づけなかったのか…… 「ピンちゃん仕事してなかったんだって。5年も」母が彼のこれまでをあおいさん兄弟に告白します。考えてみればおかしいことだらけでしたが、目の前に必死だった母は気づく余裕がありませんでした。 これからどうするの?と問うと、別れるよのひと言。子どもたちの進学にお金がかかる時期に彼を支え切れないと答える母。父と別れてから4人の子どもを育てるため、指紋がなくなるほどの摩擦や腱鞘炎など、整体師の仕事で必死に頑張ってきた母の努力をピンちゃんは踏みにじっていたのでした。 7年にわたるガマンを強いられてきた生活は意外にもあっさりと訪れ……。 ◇◇◇ あおいさんは加害者であると同時に被害者でもある彼のことをあおいさんは嫌いつつも、心の底からは拒絶できませんでした。ですがーー。 「親に恵まれなかったから可哀想」「ひとりぼっちになったら可哀想」過酷だった彼の家庭環境に同情はしますが、それだけでは彼は変わることができませんし、あおいさん一家にも彼に向き合い続ける余力はありませんでした。ピンちゃんには適切な治療と自分の心に向き合って、健全な心と体を取り戻してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月12日1歳の娘と初めて2人で外出するのでドキドキしていた私。お出かけ先の科学館は、通路が狭く、段差もあってベビーカーでの移動には不便な施設です。また、トイレも赤ちゃん連れには厳しい狭さ。どうしよう……と困り果てていたとき、救いの神が! ワンオペ外出で大ピンチ!助けてくれたのは… 1歳の娘と初めて2人でお出かけ。行き先は私が小さいときに何度か行ったことのある科学館です。楽しみな反面、初めてのワンオペ外出にドキドキでした。久しぶりに行ってみると、古い施設のせいか、小さな段差が多く、通路も狭いところがあり、ベビーカーで移動するにはちょっと不便。それでも、娘は楽しく遊んでいました。しばらく経って私はトイレに行きたくなったので、再び娘をベビーカーに乗せて、近くにあったトイレへ。しかし、ベビーカーで入れるような広いスペースはなく、ベビーチェアもありません! 困り果てていたとき、近くにいた、小学生くらいの女の子を連れたママが「よかったら、お子さんを見ていますよ」と話しかけてくれたのです。見ず知らずの人にわが子を預けることに抵抗はありましたが、お子さんがトイレに入っていくのも確認できたので、お言葉に甘えることに。するとトイレの外から娘をあやすと声と歌声が聞こえてきます。そのママは「ここにいますよ!」ということを伝えるために、声を出してくれていたのです。 昨今、トイレでの怖い事件もあるので、心配もしましたが、困っていた私には本当にありがたく心が温まる出来事でした。しかし、家族からは「今回出会った方は良い人だったけど、やはり子どもから目を話すのは危険」だと注意され、私自身も反省。今後は子どもと一緒に入れるように、ベビーカーのときもだっこひもなどを持っていこうと思いました。 娘には困っている人がいたら自然に手を差し伸べられる子になってほしいです。そのためには、私も娘のお手本として、あのママのようにやさしい人になろうと決意しました。 作画/mosu著者:有河藍
2023年08月12日独身時代、久しぶりに会った友だちのひとりが、自分の娘を「姫」と呼ぶことに「ありえない」と思っていました。でも結婚して、いざ娘ができると……。 自分の子を姫呼びっておかしくない!? 20代後半のあるとき、学生時代の女友だち2人(A子とB子)と久しぶりに会うことに。当時私は独身でしたが、ほかの2人は既婚でA子には男の子、B子には女の子がいました。久しぶりの再会に話が弾みましたが、徐々に私には気になることが。B子が「うちの姫がさ~」と、自分の子どもを「姫」と呼んでいたのです。「自分の子を姫と呼ぶってどうなの? 恥ずかしいし、自分だったら絶対にありえない……」と思った私。しかし、その場では指摘しませんでした。 30代になり私も結婚し、2人の子を授かりました。第2子として生まれた長女は、1歳を過ぎたころから「あれはイヤ、こっちがいい」「お兄ちゃんよりも先に抱っこして」などと動作と表情でアピール。機嫌を損ねるとすぐにぐずるので、さながら姫に仕える従者のようにご機嫌を取りながら日々の子育てに奮闘。そして、いつしか「姫なんて恥ずかしい」と思っていたことはすっかり忘れて、「今日も姫が大変だったよ~」「うちの姫のわがままが大変で……」と夫や友人に話すようになっていたのです。 ある日、昔の写真を見返していたところ、A子とB子と集まったときの写真が。そこでようやく、私も当たり前のように子どもを姫って呼んでいることに気がつきます。当時は「ありえない」とまで思っていたのに、今では当然のように人前で娘を「姫」と呼ぶ私。かわいいお姫様という気持ちもありますが、「わがままなお姫様」というニュアンスも強いです。「当時、B子も今の私と同じような気持ちで使っていたのかもしれない」と、子育ての苦労も知らずに否定していた自分を反省しました。これからは相手の気持ちや言葉の真意を想像できる人間になりたいと思いました。 作画/Pappayappa著者:宇山のぞみ
2023年08月12日