一般社団法人投資診断協会(代表理事:高松 伸吾)は、荒川区立諏訪台中学校において特別授業「金融リテラシーとライフプラン」を2023年3月9日(木)に実施します。対象は概ね進路が決まっている中学3年生の4クラス総勢143名が「体育館」に集合する形で行います。授業のテーマは「金融リテラシーとライフプラン」。卒業が近い3年生に、将来に役立つ金融知識を身に付けさせたいという先生方の熱い思いで今回の特別授業が実現しました。日本人に必要な金融リテラシーとは、少子高齢化や人口減少が進む中で、なぜ資産形成が必要なのかをわかりやすく解説いたします。社会問題となっている若年層の「投資詐欺」の事例も共有し、詐欺から身を守るために金融リテラシーを向上させることがいかに必要なのかを学びます。授業は1限が座学、2限目に「リスクンテイクン」という金融が学べるボードゲームを実践します。授業で学んだ分散投資の大切さをゲームで体感できる内容となっています。中学生が自身のライフプランを考える、最初の一歩の授業となります。授業風景(1)授業風景(2)投資診断協会では、教育機関や企業における授業・研修を積極的に行っています。2022年4月より高校において金融教育が必須化された関係で、特に高校の家庭科の授業でのご依頼が増加しております。また今般は中学生向けにキャリア教育と金融教育を融合させた授業など、ご要望に合わせて授業の組み立ても行っております。企業においては、社員の就労不安解消や離職率ダウンを目標として「マネー研修」を導入するケースが増加しております。社員の年代ごとに研修メニューを揃え、ご自身で「ゴールベース」を考えるきっかけとなる研修を実施しています。このような授業・研修を行うには、確かな金融知識を持った講師の存在が必至です。金融外部講師のニーズの高まりを受け、マネティ(マネーティーチャー)養成講座を開講しております。合格者は投資診断協会認定の「マネティ講師」として活躍していただけます。確かな金融全般の知識を持つ「投資診断士(R)」資格保有が講師認定の条件となっております。投資診断協会は確かな知識・スキルを持つ「投資診断士(R)」および「マネティ講師」を輩出し、日本の金融リテラシーの向上に貢献していきます。【荒川区立諏訪台中学校 「金融リテラシーとライフプラン」授業概要】日時:2023年3月9日(木)13:10~14:50場所:荒川区立諏訪台中学校 体育館〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-36-8対象:中学3年生 4クラス総勢143名■法人概要名称 :一般社団法人投資診断協会代表者 :代表理事 高松 伸吾所在地 :〒160-0006 東京都新宿区舟町4-18 四谷コアビル3階事業内容:投資に関する啓蒙活動、投資診断士(R)資格の発行<協会の教育支援や講師派遣などに関するお問い合わせ先>Mail: info@toushishindan.com Tel : 03-6447-4104(平日10:00~18:00)マネティ■「マネティ講師養成講座」概要価格: 38,500円(税込)詳細: ■投資診断士(R)とは投資を検討している方、投資を検討しているが踏み出すのが怖い方、投資で後悔したくない方、そういった方々に投資について啓蒙していくための資格です。近年では、NISAやiDeCoといった投資にまつわる制度や、暗号資産(仮想通貨)などの新しい投資手法も生まれてきているため、そうした新しいトピックについてもカバーしております。また情報技術(IT)を活用した投資手法も増加していることから、現代の投資を理解するのに重要なIT情報リテラシーも研修に盛り込んでいます。詳細: <投資診断士(R)資格の主な対象者>・保険募集人・銀行員・証券外務員・税理士・ファイナンシャルプランナー・不動産投資物件販売従事者・不動産コンサルティング・金融コンサルティング等、投資性商品を扱う業種・職種、金融商品を扱う業種や職種の方々、家計を管理する主婦の方、金融業界へ就職を考えている就活生など<主な研修項目>・投資診断協会 基本理念・投資に関する基礎知識・投資商品について(株式、債券、投資信託、生命保険、不動産投資、FX、派生商品(デリバティブ)、代表的な貯蓄型投資商品、現物投資、暗号資産(仮想通貨)など)・制度投資(確定拠出年金、NISAなど)・ポートフォリオの考え方・投資診断士(R)とは何か 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月03日2023年1月1日、声優の諏訪彩花さんが結婚を発表しました。気になるお相手は、なんと漫画『ランウェイで笑って』などの作者である、漫画家の猪ノ谷言葉さん!同作は2020年にアニメ化されており、諏訪さんは新沼文世役として出演をしていました。声優と漫画家という、クリエイティブな仕事に就く人同士の結婚となり、多くの人から驚く声が上がっています。諏訪さんは自身のTwitterアカウントで結婚を明かし、結婚への想いを明かしています。この出逢いを大切に、これからますますいい表現者となれるよう、人として、役者として、日々成長していきたいと思っています。いつも優しく見守り支えて下さる皆さまに、これからも感謝の気持ちを伝えていけるよう、素敵なものを届けられるよう、自分らしく活動に励んでいきたいです!最後に、今の私があるのは、これまで私を見つけて、出会って、支えて下さった皆さまのおかげです。心から感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうか末永くよろしくお願い致します!@Suwa_Ayakaーより引用明けましておめでとうございます昨年も素敵なお仕事と沢山巡り会えてとても幸せな一年を過ごすことができました。皆さまに感謝感謝です!!!そして、そんな大切な皆さまに私からご報告があります♀️✨ pic.twitter.com/hlLYkCAs7W — 諏訪彩花 (@Suwa_Ayaka) January 1, 2023 また、猪ノ谷さんは、自身のTwiterアカウントで2人の似顔絵を描いたイラストを投稿。幸せそうにほほ笑む諏訪さんと、猪ノ谷さんの自画像が肩に乗った新郎の絵からは、2人の幸福が伝わってきます。私事ではありますが、声優の諏訪彩花さんと結婚することとなりました。これからも面白い漫画を描けるよう、より一層努めてまいりますので今後とも応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/9XVjVatque — 猪ノ谷言葉 (@inoya5108) January 1, 2023 2023年元旦早々の、おめでたい発表。これから始まる1年は、猪ノ谷さんと諏訪さんにとって忘れられないものになるはずです。今後も2人は、多くの人に笑顔を届ける仕事として、活躍することでしょう。ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年01月01日府中市立美術館では、12月17日(土) より、諏訪敦『眼窩裏の火事』を開催する。精密で再現性の高い画風が知られる諏訪敦は、しばしば写実絵画のトップランナーと目されてきたが、ただ単に「目の前にあるものを、目に見えるように写す」のではなく、丹念な取材によって、すでに亡くなった人物の内面や生き方に肉薄するような、新たな視覚体験を追求していることが特長だ。たとえば同展の第一章を構成する「棄民」は、会ったことのない祖母をテーマにしたプロジェクト。死を悟った父が遺した手記を手がかりに、旧満州の日本人難民収容所で飢えと病に苦しみながら亡くなった祖母の足跡を求めて現地に赴き、その取材の課程で知り得た家族の歴史を、持ち前の超絶技巧を駆使して絵画化していくというものだ。また第二章では、コロナ禍『芸術新潮』(2020年6~8月)誌上において行った集中連載で、静物画にまつわる歴史を遡り、制作した作品を紹介。まな板の上の豆腐を描いた《不在》などは、日本で最初の油絵画家・高橋由一の代表作《豆腐》を念頭において鑑賞したい。そして第三章では、諏訪が1999年から描き続けてきたが2020年になくなってしまった舞踏家・大野一雄との邂逅の試みなども紹介。画家とモデルの関係性から導き出された諏訪の言葉「描き続ける限り、その人が立ち去ることはない」を確信することになるだろう。なお、展覧会タイトルの『眼窩裏の火事』とは、諏訪が悩まされている「閃輝暗転」という脳の血流に関する症状で、視野の中心が溶解したり、辺縁で脈打つ強烈な光に悩まされるなどの現象を言語化したものだという。彼が普段見ているヴィジョンは《目の中の火事》という静物画で知ることができるので、ぜひこちらもチェックしてほしい。《father》1996年佐藤美術館寄託《目の中の火事》2020年東屋蔵《不在》2015年個人蔵《まるさんかくしかく》2020-22年作家蔵《Mimesis》2022年作家蔵<開催情報>諏訪敦『眼窩裏の火事』会期:2022年12月17日(土)〜2023年2月26日(日)会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(1月9日は開館)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)料金:一般700円 / 大高350円 / 中小150円府中市美術館公式サイト:
2022年11月30日・きれいすぎる…。・まさに彗星が降ってきそう。・言葉にならないほど、ただただ美しい。フォトグラファーの、しょーや(@sps823n)さんが撮影し、Twitterに公開した1枚にこのような声が集まりました。撮影されたのは、長野県の湖『諏訪湖』の夜景です。まるでアニメの世界のような、幻想的な1枚をご覧ください!君の名は。の聖地諏訪湖の夜景が美しかった pic.twitter.com/QflxafAIWq — しょーや (@sps823n) May 8, 2022 雄大な諏訪湖を写した1枚。周囲の街や、湖面に反射する月の灯りも美しく、まさに息をのむような絶景ですね。諏訪湖は、アニメ映画『君の名は。』に登場する架空の湖『糸守湖』の風景に似ていることから、作品の聖地としても有名なスポットのひとつ。同作の公開から約6年が経過した2022年現在でもなお、多くのファンが訪れています。しょーやさんの撮影した美しい1枚は、諏訪湖の魅力を十二分に伝えたと同時に、作品のファンには映画の名シーンを思い出させてくれたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年05月10日男性監督がキャスティングをちらつかせて俳優に性行為の強要などを行った一連のニュースを受け、是枝裕和、諏訪敦彦、岨手由貴子、西川美和、深田晃司、舩橋淳(五十音順)の映画監督が連名で3月18日(金)に「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」という声明文を発表したが、このほど3月24日(木)、文化庁に「文化芸術分野の適正な契約関係構築」についてハラスメント防止に向けた要望書を提出したことが分かった。是枝監督ら「映画監督有志の会」には発表後数日で300を越える賛同のメッセージが届き、異なった意見や今後の活動への激励、叱咤も含め大きな反響があったという。声明には「何ができるかを考え、改善に向けたアクションを起こしてゆきます」と記されており、声明だけで終わらせず、現状の把握、具体的な改善方法を模索する中での今回の働きかけとなった。是枝裕和監督(C)藤井保文化庁ではフリーランスの俳優やスタッフが安心・安全な環境で働けるよう「文化芸術分野の適正な契約関係の構築」に向けた検討を行い、わかりやすい契約書のひな形が作成されようとしているという。しかし、現状、映画界においては契約の書面化は進んでいない状態であり、そのことがハラスメント、精神的・身体的暴力など様々なトラブルの要因の1つとなっている。そのため、有志メンバーはこの契約書の作成において特にハラスメント防止が重要な検討項目と考え、会議において十分に議論が尽くされておらず、さらなる検討が必要であるとの危機感から要望書を作成し文化庁へ要請した。契約書の締結は、優位的な地位の濫用を抑止し、ハラスメントが起きにくい環境を整える上でも重要な前提となるだろう。そのために、十分な当事者のヒアリングと慎重な議論が必要であり、会に寄せられたメッセージからも、ハラスメント被害の現状は極めて深刻であることも伝え、危機意識を共有したという。写真左が西川美和監督、諏訪敦彦監督この日、文化庁に出向いた諏訪監督は、「文化芸術分野の適正な契約関係構築について検討を始められているということでかなり重要な局面にあると思います。3月18日に出した声明文を出したのですがかなり大きな反響がありまして、実に様々な現場の声が届いています。事態は想像以上に深刻です。そのような状況の中で、ぜひハラスメント防止の観点から幅広い現場の調査と契約書の項目についてもっと十分に時間をかけて検討していただきたい」と語ると、文化庁の寺本恒昌文化経済・国際課長は「この取り組みは始まったばかりで、まずは最初の一歩として踏み出そうとしております。その中でさらに現場の方の声を取込みながら使っていただけるよりいい雛形をまずは作っていきたいと思ってます」と返答。西川監督は、「声明を出してから5日間で300件ものメッセージをいただき、中には痛ましい実情の告白も多数寄せられました。このことは、そういう苦しみの受け皿が映画・映像業界に全く用意されずに来たことの表れでもありますし、また過酷な労働環境の中でスタッフや俳優はプレッシャーを受け続け、傷を負った人が上の立場に立った時には無意識に加害的になっているような連鎖もあります。ハラスメントの問題を重要な課題として捉えていただき、作成中の契約書のひな型のプラス面が将来的には広く当事者に伝わるようにしていただきたいと思います」と切々と伝えた。西川美和監督要望書には、「度を超した長時間撮影の常態化、指導という名のもとに行われる技師から助手、助手から助手への罵倒や暴行、そしてディレクターやプロデューサーによる優越的地位を濫用したスタッフ・俳優へのハラスメント、性的暴行など、撮影準備から撮影、配給から映画館に至るまでそのケースは枚挙にいとまがありませんが、最大の問題はこれらの悪習が当たり前のものとして問題視されず、芸術や教育の美名のもと看過され続けてしまったことです。その被害は誰もが受けることになりますが、そういった環境下で最も傷を負いやすいのは若い俳優やスタッフ、また女性であり、その多くが希望を失い声もなく去っていったことを重く受け止めねばなりません」との実状についての記述もあり、本人からの同意を得て、届けられた当事者からのメールの文面を非公表で提出したという。映画監督有志の会は今後も、省庁に限らず映画業界団体に対してもハラスメント防止に向けた働きかけをしていくという。(text:cinemacafe.net)
2022年03月28日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送を延期していた『名探偵コナン 天空の難破船』が、9月6日(金)に放送決定した。劇場版『名探偵コナン』シリーズ第14弾となる本作は、最新作『紺青の拳』にも登場するシリーズ屈指の人気キャラクターでコナンの宿敵、怪盗キッドの魅力を存分に堪能できる、大空を飛ぶ巨大飛行船を舞台にした本格ミステリー。閉ざされた空間に仕掛けられた、無数の爆弾と危険な細菌。テロリストから蘭や仲間を守るため、コナンが絶体絶命のピンチに立ち向かうストーリーが展開する。また、工藤新一と顔も声もそっくりな怪盗キッドが蘭に近づき、ドキドキの展開も…?「名探偵コナン」シリーズお馴染みのプロデューサー・諏訪道彦は、「原作者の青山剛昌先生が、窓の外に浮かぶ飛行船を見て『あれに一度乗ってみたい』、そこからスタートした企画でした」と製作の背景を明かす。また「細菌テロを思わせるミステリーの縦組みや、ユニークな飛行船内など見どころたっぷり。さらに工藤新一に変装した怪盗キッドとヒロイン・毛利蘭との距離が気になる作品でした」と作品をふり返り、「コナンとキッドが途中下車?したのは愛知県の佐久島。コナン唯一の愛知県ロケ地ということで、今でも船に乗って島を訪れる人が後を絶たないそうです。さらに関西方面へ飛んで行った飛行船のラストは絶対見逃せないシーンです」と見どころを語っている。なお、本作にはゲスト声優として大橋のぞみが出演。劇場版オリジナルキャラクターの少年・聡役を務めた。『名探偵コナン 天空の難破船』は9月6日(金)21時10分~日本テレビ 金曜ロードSHOW!で放送。※放送開始時刻は変更になる可能性有(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン 天空の難破船 2010年4月17日より全国東宝系にて公開© 2010青山剛昌/「名探偵コナン」製作委員会
2019年08月09日景色を楽しみながらマイペースで走る晩秋の信濃路、諏訪湖畔を走る諏訪湖マラソンのエントリーが始まりました。同大会は、秋の諏訪湖を1周するハーフマラソン大会になります。初心者で「ハーフマラソンへエントリーしてみようかな」と考えた人はぜひチェックして欲しい大会です。紅葉の真っ盛りの諏訪湖周辺をランできる今年の諏訪湖マラソンの開催は、2019年10月27日(日)、募集人数は8000人、参加費は6,000円となります。大会が開催される10月下旬の諏訪湖周辺は、紅葉が真っ盛りで、とてもきれいな季節に突入しています。走りやすい気候スタート時の気温は、約10度と手袋や長袖などが必要と感じるような肌寒さですが、ランニングするのには最高の気温といえます。コースは、諏訪湖畔道路を走る平坦な陸連公認コースになります。高低差はほぼ無く、走りやすいので記録に挑戦したいベテランランナーからマラソン初挑戦の人まで幅広く楽しめる大会です。また、観光シーズンでもあることから沿道には観光客も多く、熱い声援を受けながら気持ちよく走ることができるはずです。マラソンシーズンに入る始めの大会として、走られてはいかがでしょうか。(画像は公式ページより)※諏訪湖マラソン 公式ページ
2019年06月13日JR立川駅から徒歩10分ほど。立川諏訪神社で行われる「多摩骨董市」は、骨董のプロのみが出店できる青空市。質の高い骨董品が並ぶということで、同業者が朝一で買い付けにくるほど。諏訪神社の敷地内で朝7時から毎月20ブースほどが並びます。雨天中止なので、天気が心配な時は問い合わせしてから向かうのがベスト。朝早い電話でも運営の方が対応してくださいます。(ちなみに取材日は雨が降っていたため、6時に電話確認しました。) 朝7時から始まる本格派骨董市へ*立川市柴崎町にある諏訪神社。境内には「目の神様」も。広くて静かです。ブースは神社横の参道で開催されます。のんびりとした雰囲気ですが、外国人観光客の姿も。プロが買い付けにくるだけあり、本格志向のお客さんが多いようです。 *この日の朝は急な大雨で出店ブースが少なめ。普段は参道に隙間なくテントが出るとのこと。桃山時代の唐津焼、素朴な味わい桃山時代の唐津焼や年代物の籠を並べるブース。店主は某高級時計ブランドで広報の仕事をしながら骨董品をコツコツ集めていたそうです。毎月第1日曜日に開催される新井薬師アンティーク・フェアにも出店されているとのこと。 *唐津焼は素朴でどんな料理にも合わせやすい。年代が新しいものは手にしやすい値段のものも。古民具をインテリアにしてみる「古民具 遠藤」のブースでは、引き出しの裏に嘉永時代の藩主・松平の名前が記載された棚や貨幣の重さを測るため江戸時代の銀行で使用された錘(おもり)など、教科書や美術館の中でしか見たことのない古民具を実際に手にとって見ることができます。(もちろん購入可!)*ひっくり返すと引き出しの裏側に藩主・松平の名前が書かれた歴史的にも価値が高い小棚。 *金銀などの重さを測るために使用された錘。裏側や側面の模様などもとにかく珍しい。 *店主の遠藤さんは骨董界ではかなりの有名人。骨董ファンが遠藤さんへ会いに毎月諏訪神社を訪れるほど。 他にも、陶芸家・辻清明の作品を並べるブースも。2017年には東京国立近代美術館で特別展が行われた陶匠の作品を、見て触ることができるのは恐らくここだけ。縄文土器も購入できちゃう縄文の美術品と古伊万里を収集販売している「玲元美術」。真ん中の埴輪はなんと250万円。争いがなかった世界で唯一の時代として、縄文の素晴らしさを語ってくれます。今年7月3日から上野の東京国立博物館で開催される特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」に行きたくなりました。お茶の時間が待ち遠しくなるアンティークガラス埼玉県入間市から出店している「Rain Drop antique」には、フランスのアンティークや年代もののガラス製品など可憐なアンティーク品が並びます。知識も豊富な店主が小さな質問にも丁寧にしっかりと答えてくれます。Rain Drop antiqueは、入間市の扇町屋愛宕神社で毎月27日に開催の骨董市&手作市にも出店予定。 *植物が入っているのはソルトポット。お部屋のレトロインテリア としても活躍しそう。*型押しで作るプレスガラス。ガラスの割合によって重さが変わります。普段使いできる骨董品が勢揃いハート模様に見えるカブや朝顔など季節の花々、蝶々や色が鮮やかなお皿が並ぶのは、東京三鷹市で「カフェ マグノリア」を営む三宅さん夫婦のブース。なんと店主のお母様が窯元で陶芸家。カフェでは骨董品や陶芸品を見ながらコーヒーとスイーツを楽しめます。骨董からアンティークまで、幅広い作品に出会える立川諏訪神社多摩骨董市!*いつかは欲しい南部鉄器。お湯がまろやかに優しい味になります。 *朝鮮からやってきた品々。毎月の買い付けでは目利きが試されるそう。 *古いものに新しい魅力を感じる瞬間。ものを大切にする文化が、ここには当然のようにあります。思わぬ掘り出し物と出会えるだけでなく、店主とお話ししながらお菓子をいただいたり、歴史やその物にまつわるストーリーを教えてもらったりと、出会った方との一期一会も楽しみのひとつ。そして、普段はケースの向こう側にある貴重な品々を、実際に持って重みや手触り感じ取ることができる「青空美術館」でもある立川諏訪神社多摩骨董市。小さいマーケットだからこそ一つひとつをじっくりと見ることができる、とても濃密な骨董市です。立川駅前で地元グルメも楽しんで立川駅まで来たらぜひ寄り道してほしいのが、JR駅南口の「だんごのミヨシ」。お弁当も置いている地元の和菓子屋さんで、夕方には売り切れることもある地元グルメの人気店。 *みたらし団子には目がない私もおすすめの美味しさ!ぜひお土産に。骨董市での掘り出し物、こう使います。さて、せっかくなので骨董市でお碗を購入。チュニジアで作られたもので、いちごの手書きイラストがなんともいい味を醸しています。制作年代は不明ですが、同じ絵柄でいくつかあったうち紛失や割れのない残された一つだそう。しかもこの一点のみ珍しい未使用品。現地の赤土で作られたお碗は、外面は素焼きのままで中に釉薬が塗られています。 *絶妙な加減のイチゴのイラスト。思わずチュニジアがどこか地図で確認。素材が軽くてイラストも可愛いので、朝食やおやつに重宝しそうです。ヨーグルトを入れるとこんな感じ。これからの季節ならアイスクリームもいいですね。小さく見えますが、意外と底が深いのでカフェオレボウルとしても使えます。抹茶や心太を入れてミスマッチを楽しむのも面白いかも。立川諏訪神社多摩骨董市は朝一番のお出かけで。午後はIKEAに行くのもいいですよ!地域やコミュニティの好きな方にはオススメの青空市でした。————————————————-立川諏訪神社多摩骨董市会場住所:立川市柴崎町1-5-15(立川諏訪神社参道内)電話:042‐522‐5806開催時間:午前7時~午後3時(雨天中止)※お昼過ぎには片付け始めるブースもあるので朝一番がオススメ。開催月:毎月第4日曜日(8月は休会)次回開催日: 2018年7月22日(日)アクセス:
2018年06月28日『名探偵コナン』のすべてを知る男、諏訪道彦プロデューサーに特別インタビュー。テレビアニメ第1作から今回の映画『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』まで、すべてを手がけている諏訪さんが劇場版ならではの魅力を語ってくれました。「テレビのコナンは、当初は月曜日の夜7時半から30分、という枠だったので、ファミリー向けの作品ではあるんです。でも最初から制作陣全員が共通認識として持っていたのは、“子供だましはしない”ということ。子供にもわかるように作ってはいますが、どこか背伸びして楽しんでもらいたい、というのが本音です。子供って、少し背伸びして大人の世界を覗くのが好きじゃないですか。その気持ちは、劇場版を作るときも変わりません」と語るのは、コナンのアニメを放送している読売テレビで約30年間、数々のアニメを手がけてきた諏訪道彦さん。自身も過去に、背伸びをする楽しみを味わった経験があったそうで、「僕は小さい頃からミステリードラマの『刑事コロンボ』が好きでした。中学生のときに、コロンボの『別れのワイン』というワインがキーワードになる作品を見たんですが、もちろん当時僕は未成年。でも大人の飲み物であるワインを通して見える世界がちゃんとあり、そこにあるロマン的な魅力がしっかり心に残ったんですよね。なので、コナンを見る子供たちにも、同じような経験をしてもらえたら嬉しい。あ、もしかしたら“子供的には背伸びをして見る作品”だからこそ、大人も等身大で楽しめるのかな。それは本当に理想的なことです」劇場版の1作目、『時計じかけの摩天楼』が公開されたのが’97年。そのときには、シリーズ化の予定はなかったとか。「普段1本30分の作品を作っている僕らにとって、90分の物語を作れるのが嬉しいのはもちろんでしたが、大きな挑戦でもありました。劇場版はすべて、原作マンガにはないオリジナルストーリーで、このときは青山先生も、“これはマンガに使おうと思ってたトリックなんだけど…”と、アイデアを出してくれて。青山先生、監督、脚本、そして音楽ほかスタッフが一丸となって、全力でおもしろいものを作りました。もしまだ映画を観たことがない人は、ぜひこの1作目を、何の情報も入れずに観てもらいたい。でも、続きを考えずに全力投球したため、翌年“2作目を”と言われたときは、真っ白。ならばもう、〈名探偵コナン〉という世界観の中で、いろんな物語をやっていこう、ということになり、今回の22作目まで、話自体は連続性は考えず、映画を作っています。でもその、どの話から観ても楽しめるというところが、劇場版のいいところだとも思いますし、だから毎年新たな方が観に来てくれるのかもしれないですね」すわ・みちひこ読売テレビ アニメーション部エグゼクティブ・プロデューサー。コナンの他に『シティーハンター』『YAWARA!』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』などを手掛けている。『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』サミットが開かれる予定の東京で、大規模爆破事件が勃発。コナンは、怪しい動きをとる安室透に違和感を覚える。厳戒態勢の東京で、迫るXデー。果たして安室はコナンの敵なのか、味方なのか?原作/青山剛昌監督/立川譲主題歌「零 ‐ZERO‐」福山雅治声の出演/高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹ほかスペシャルゲスト/上戸彩、博多大吉©1997・2013・2016・2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会連続爆破事件に、コナンと蘭が巻き込まれていく。壁越しに二人が愛を語る名シーンは必見。『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』’97年公開。©1997・2013・2016・2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会※『anan』2018年4月25日号より。取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2018年04月23日『名探偵コナン』は、毒薬によって子どもの姿になってしまった高校生探偵・工藤新一が、江戸川コナンとして難事件を解決していく推理漫画。原作の連載が20年以上も続く中、4月15日には映画最新作『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が公開。今回は、構想段階からアニメ制作に携わり、今作のチーフプロデューサーでもある諏訪道彦さんにインタビューを敢行! 原作者・青山剛昌先生をはじめスタッフたちのこだわり抜いた作品作りの裏側をお届けします。■嘘があるからこそ引き立つ、物語のリアル感――まずは、『名探偵コナン』誕生の経緯について教えてください。諏訪「原作は1994年に『週刊少年サンデー』で始まりました。実は1992年に、講談社の『少年マガジン』で『金田一少年の事件簿』の爆発的な大ヒットがあって。小学館でもミステリーものを作ろうと考えていた時に、もともと少年サンデーで『YAIBA』や『まじっく快斗』という怪盗キッドが登場する漫画を書いていた青山先生にお願いするという流れがあったと思われます。コナンは、17歳の主人公が小学校1年生になっちゃう…最初に大嘘をついて、その後の話にはリアリティがという設定です。これはアニメの題材にピッタリと考えて、企画始めて1年半以上かけて1996年1月にTVアニメ化が実現しました。まずは半年やってみようということでスタートしたけれど、原作は単行本8冊程度しか出ていなかったので、いずれアニメ放送が原作に追いついてしまう。でも僕は『YAWARA!』や『シティーハンター』でそれを経験していたので、ドラマの脚本が書ける脚本家を集めて、第6話で既に『バレンタイン殺人事件』というオリジナル作品を開発したんです」――アニメの制作秘話などはありますか?諏訪「僕はよく、30分のアニメを“本格推理定食”と言っていました。美味しいごはん、出汁を取った味噌汁、素材にこだわった一品料理…というように、トリックやストーリーはもちろん、それぞれ一流のものが乗っているこだわった定食のイメージにしよう、と。そこで、まず初めに番組のフォーマットを工夫しました。しっぽまであんこの鯛焼きのように、30分の中を飽きずに楽しんでもらえるようにしたんです。たとえばオープニング曲の前にコナンの声で、概要と『たった一つの真実見抜く 見た目は子供、頭脳は大人、その名は、名探偵コナン』という台詞を入れることにした。まずこれを聞けば、この番組の世界観や、やりたいことがわかるようにしたいと思って。そして最後には、ドラマのように名場面を切り貼りしたような予告編を入れる。当時はこれが意外と難しくて、スケジュールがいっぱいなのに、次回の絵なんて無いよって(笑)。でもこだま兼嗣監督と話して、これだけはやろうと決めました。あとは、予告後の「Next Conan's HINT」。次回も観てもらいたいという思いを込めて、最後の5秒で役者さんたちのコミカルな掛け合いを入れています」――声優さん同士の裏話などもあれば、教えてください。諏訪「チームワークはすごくいいですね。コナン役の高山みなみさんを座長として、今でも収録の後は声優のみなさんで反省会をという食事会をしています。年に一度は役者も含めたスタッフ20~30人で旅行に行きますし、みなさん「ファミリー」って呼んでいますよ!収録のことで言うと、林原めぐみさんが演じる灰原哀は、黒ずくめに命が狙われている。本当は仲が良いのに、ジンとウォッカ役の声優さんが収録現場に来るといつもとは違う緊張感がロビーに漂います。高山さんは、男の子役なので収録時にスカートを履かないとか、園子や小五郎役の声優さんも、プスってやられる時(コナンに眠らされる時)には、ああ今日は台詞が多いんだっていう覚悟を持って臨んでくれています」■コナンは背伸びして観るべし!?子どもたちに覗かせてあげたい大人の窓――物語には子どもには難しいシーンもある気がしますが、大人が楽しめることを意識しているのでしょうか?諏訪「『名探偵コナン』は、お兄さん、お姉さんに憧れる感じで、背伸びをして観てもらいたいと思っています。僕も中学生のころ『刑事コロンボ』を観ていて、飲めもしないのに、お酒にロマンがあるんだっていうことを教えてもらいました。コナンでもお酒のシーンはよく登場しますが、今はわからなくても、大人の世界を覗ける窓を開いてあげたいんです。子どもだましではなくて、大人が真剣に楽しめる作品にすることが、子ども達の興味に繋がるんじゃないかと思いますね」――コナンは推理もので頭も使うし、子どもが観ても良いと考えている親御さんも多いみたいですね。諏訪「それは嬉しいですね。アメリカやヨーロッパだと、アニメは子どものためのものって決められてる気がします。なのでミステリーは受け入れられにくい。でも実写映像ではなんでもアリなのに、アニメは違うっていう括り方がおかしいんじゃないかなって。アニメで深いドラマが描いてもいいですよね。『ドラえもん』のようにファンタジーな作品もあるけれど、アニメ表現の多様さバラエティさっていうのを伝えていきたい。当の子どもたちは勝手に心配しなくても勝手にセレクトしてるし、そこにおもしろさを感じているんですよね」■親子の情を描いた作品が、シリーズの転機に――映画は1997年から毎年上映され、今なお大人気ですね。諏訪「1作目を作る時には、2作目があるかなんてわからなかった。だからこそ、やりたいことをすべてやることにしたんです。青山先生も、原作で使おうと思っていた(爆弾解除の)「赤か青か」という話をここで使うことにしたし、犯人役は『刑事コロンボ』の石田太郎さんに演じてもらった。今観ても、良くできた作品だと思いますね」――そんな1作目は好評を博し、今回21作目を迎えるわけですが、転機となった作品はありますか?諏訪「野沢尚さんが脚本を手掛けた6作目の『ベイカー街の亡霊』(2002年)ですね。5作目までは古内一成さんが脚本を担当していたのですが、野沢さんが自分の子どもに見せたいから『コナン』を書きたいとおっしゃって。15年も前なのに仮想体感ゲームをして100年前のロンドンに行く。これはすごくチャレンジでしたね。野沢さんが脚本を書いたきっかけが子どもということもあって、工藤優作と新一の親子の姿を描いたんです。コナンが絶対にしないことに“涙を流す”というのがあるけれど、それに近いところで“諦めない”っていうのもあって。でも、この作品では『もうダメだよ、父さん』と、一言言わせるんです。ラブコメではなくて、親子の情みたいなもので行くことを押し通した。コナンにとって、新たな扉を開けた作品だと思います」――20年以上続く歴史の中で、変わってきたところはありますか?諏訪「初めはフィルムでしたが、2001年くらいからテレビアニメもデジタルになったので、映像表現は変わっています。昔が悪いわけではなく、それはそれで味が合って良いんですけど。あとは、物語の中では1年経っていないのに、ガラケーからスマホに変わっていたりする。けれど視聴者には、それを受け入れてもらえる“コナンの世界”っていうものがあるんだと感じています」――原作ファンの間では、物語がクライマックスに近づいているという噂もあるようですね。諏訪「先生は、折り返し点は過ぎてるとハッキリ言っているし、結末もちゃんと決めてるそうです。昔は100巻で終わると言っていたけど、今92巻なのでまだまだ終わらないですよね(笑)。でも、ファンは今までの伏線がどう回収されていくかを待っているし、もちろん先生も自覚されている。新しいキャラクターも出て来るけれど、それが伏線の回収だったりもするんです。アニメでもエピローグにだけ事件と別の会話が成されたりしてますが、原作のそういう部分は削るわけにはいかないんです。ストーリーには直接関係なくても、いつ、あの時のシーンがそこに繋がることになるかというのがわからないので、抜くことはできないんです。今回の映画にも、オリジナルキャラクターの紅葉が出てきますが、今後、原作においても物語のどこかで彼女のキャラクターが使われていくかもしれない。でもそれは、お客さんと一緒で僕にも全然わからないんですよ(笑)」――あくまで青山先生の頭の中にある、ということなのですね。諏訪「そうなんです。1年でテレビアニメは40話くらい放送しますが、そのうち15話前後をオリジナルストーリーで作っています。それを開発するのがアニメチームの大きな仕事ですが、原作に出てくるキャラクターが進むようなことをしてはいけないんです。ずいぶん前ですが、オリジナルストーリーの中で蘭の携帯を壊しちゃったけど、それが不都合を生じさせてしまって。なので、原作の設定には触れずにオリジナルを作ろう、そのおもしろさで先生に勝負しようということになったんです。もちろん原作は原作で丁寧にアニメ化して、原作とオリジナルの両方が『名探偵コナン』として成立するよう努力しています。その最たるものが、映画じゃないかと思いますね」――ここまで原作・アニメが二人三脚で作っている作品も珍しいのでは?諏訪「そうかもしれないですね。オリジナルストーリーが面白くないって言われないように毎回戦ってるつもりです。アニメ制作チームもベストなチームワークを発揮してるからこそ、長年観続けてもらえているんじゃないでしょうか」 ■最新作で描かれる“百人一首”の雅な世界観――今作では百人一首がカギとなりますが、注力した点はどこですか?諏訪「脚本を担当してくれたコナン初参加の大倉崇裕さんは推理作家で、コナンとしては初めてに近い倒叙的なミステリー。大倉さんはそれができるプロフェッショナルな方です。我々も常に映画を支えてくれる新しい人たちに参加してもらえるよう促しています。20作目を終えて、今作は第一作に戻ったつもりで「殺人ラブコメ」を丁寧に作りました。大阪・京都の話で百人一首の雅な世界を描いていますが、百人一首のうち、40以上が恋の歌だということが今回のラブコメの基礎にありますね。1000年以上前の恋愛が、今のキャラクターである男女関係に重なるっていうのは、お客さんにシンクロナイズするんじゃないかなって。トリックは映画を観てもらうしかないけれど、百人一首をどう使うかって言うのは、大倉さんも先生もわれわれもシナリオ会議でウンウンうなって考えました。」――映画では、キャラクターの恋愛模様も楽しみのひとつです。諏訪「劇場版スタート時は新一(コナン)と蘭は1作品ごとに1cmずつ距離が近づいてる…なんて表現してた時もあったけれど、キリがないので(笑)。今は良い意味でキャラクター遊びになっている気がします。新一が蘭にロンドンで告白しているので、平次もオレだって変な場所では告れないとか気にしていたりして。今作では平次と和葉の関係が描かれていますが、青山先生の手のひらの中でキャラクターが踊って成長していっていると思います」――今後の映画制作について、課題に感じていることはありますか?諏訪「平成30年や東京オリンピックを意識して、良い意味で大きな変革期を迎えるかもしれませんね。原作については何も言えないけれど、劇場版やテレビシリーズも長年続いて、「名探偵コナン」は誰かの一個人では舵が取れない大きさに成長したのは確か。この豪華客船をこれからどうやって変化させながら成長させていかなければならないか、という覚悟をもって携わっていかなきゃいけないと感じています。というのも、20作目を迎えるにあたって、実は18作目は20作目を意識した作品になっているんです。さすがに20作目は黒ずくめの話になるだろうと思ったし、先生も18作目の最後に沖矢昴が赤井秀一だとバラすというアニメならではの演出をしようと言ってくれて。そのラストシーンをまず決めた上で、古内さんに脚本を書いてもらったんです。そんな18作目を作っていたのは、17作目の公開前ですからね。そのサイクルは今も一緒。今は次のその次のテーマを決めることはできないし、テレビも映画も厳しい世界なので絶対に続くとは限らない。だけど、来る将来をしっかり見据えて、ある程度の青図(展開予想図)を持っていたいと思っています」――それでは最後に、子どもたち・パパ・ママへのメッセージをお願いします。諏訪「子どもの時を思い返すと、僕は大人のドラマにもドキドキしていた。それは初めて見る新鮮なシーンや、複雑な大人の社会っていうものに対しての感情でした。コナンはミステリーということで、それらの社会が凝縮されて出てきます。正しい説明かどうかわからないけど、“コナンを観て、早く大人になってね”、 “コナンを観ると、良い大人になれるよ!”と伝えたいですね。犯罪は決して許さないし、反面教師キャラもたくさん出て来ますから(笑)。劇場版が始まったころは、仕方なく子供のために映画館に行ったけれど、次の年からは今回は行かないのか?と子供をせかせたなんていう内容のハガキをたくさんいただきました。当時の子どもたちが、今は親世代になって来ていると思います。僕たちも“一回離れたけれど、やっぱりコナンはいいな”と思ってコナンにカムバックしてもらえるよう努力していますし、コナンと一緒に推理して謎解きする楽しさも味わってもらえたら嬉しいです。20年経ってもキャラクターは古びないので、一緒に行く末を見届けてほしいですね」劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』公式サイト
2017年04月28日TV放送20周年を迎えた大人気アニメ「名探偵コナン」。この度、20周年企画の最後を飾るにふさわしい2時間スペシャル「名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵」が、12月9日(金)の金曜ロードSHOW!にて放送されることが決定した。今回放送されるのは、原作者の青山剛昌が全面監修した完全新作。「名探偵コナン」の原点となる、第1話「ジェットコースター殺人事件」で描き切れなかったキャラクターたちの行動や気持ちなどのディテールを加え、高校生探偵・工藤新一とその幼馴染み・毛利蘭の関係、黒ずくめの組織の行動をしっかり描き、少年探偵団、毛利小五郎、阿笠博士、黒ずくめの組織のシェリーらオールキャストが登場。全く新しい物語へと生まれ変わらせた。1996年1月8日に放送された「ジェットコースター殺人事件」は、新一と蘭は遊園地トロピカルランドでデート中、乗っていたジェットコースターで殺人事件が発生。容疑者の乗客7人の中には黒ずくめの組織のジン、ウォッカの姿も。新一は犯人と殺害トリックを見破って事件を解決するが、その後新一は怪しい雰囲気漂うジン、ウォッカの跡をつけ、闇の取引現場を目撃。だが、ジンたちに気付かれた新一は組織が新開発した毒薬を飲まされ、子どもの姿になってしまう…という展開だった。今回の完全新作では、トロピカルランドへ行く前のお話や、新一と最後に別れたときの蘭の届かぬ想い、新一が子どもの姿になったときの衝撃の事実、黒ずくめの組織ジンとウォッカの真の企みなど、800話以上の物語へと繋がる知られざる真実が次々と明らかになる、ファン必見のストーリーとなっている。諏訪道彦プロデューサーは「特に後に灰原哀となる黒ずくめの組織の一員・シェリーの研究する薬の秘密や、その組織が狙う本当の目的など、期せずして名探偵コナンストーリーの核心となっていくことになるまだ誰も知る由もない事実は、見る人の興味を強く引き付けることになるでしょう」と期待を煽るコメントを寄せている。放送20周年記念2時間スペシャル「名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵」は12月9日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月16日天海祐希が、映画『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』でコナンの宿敵“黒ずくめの組織”の一員で、オット?アイ(左右の虹彩色が異なる瞳)を持つ“謎の女性”の声を演じることが発表になった。ゲスト声優が黒ずくめの組織のメンバーに起用されるのは、コナン映画20年の歴史の中で初。天海は「強大な敵はたくさんいるけと?、負けないわよ、コナン君!」とコメントを寄せている。その他の写真天海の役は、原作でもその存在が「片目が義眼であること」しか未だ明かされていない人物で、「とにかく謎の女て?すか?、詳しいことは私も教えてもらえていない」と話す。彼女は“ある任務”をきっかけに記憶喪失になり、逃走中に偶然出会ったコナンたちと、自分の正体を思い出そうと行動を共にするうちに、その記憶を巡り、所属するはずの“黒ずくめの組織”からも狙われてしまう。諏訪道彦プロデューサー(読売テレビ)は起用理由について「作品にとって超重要な役を演じられるのは、どんな難役にも柔軟に染まることが出来る天海さんしかいない! と思いオファーしました。どうピッタリなのかは、やはり観ていただいてのお楽しみ。みなさんを驚かす自信があります!」とコメント。天海は「『名探偵コナン』か?スタートした20年前、初めて(宝塚卒業後)ト?ラマや映画に出演させていたた?いた時期。それを考えると感慨深いて?す。同級生のようなコナン君と共演て?きるなんて本当に光栄て?す。私も記念すへ?き20周年の1本となるかもしれません」と話し、「天海のところか?弱かったと思われるのは悔しいのて?、20年のキャリアをかけて、作品にちょっとて?も華を添えられるように演技て?応えたいと思います。そのつもりて?腹をくくって頑張ります!」と意気込みを語っている。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』4月16日(土)全国東宝系ロードショー
2016年02月09日2016年1月9日・16日に放送されるTVアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)の20周年記念特番に、歌舞伎俳優の市川海老蔵が本人役でゲスト出演することが4日、明らかになった。番組のタイトルは『TVシリーズ放送20周年記念スペシャル「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー」』。1996年1月8日の放送スタート以降、2016年で20周年、放送回数も800回を突破したTVシリーズ『名探偵コナン』。同年にはさらに劇場版も20作目の公開を控えるなど、2016年はシリーズにとってまさにメモリアルイヤーとなっている。TVシリーズでは20周年を記念し、ファンへの感謝の気持ちを込めたスペシャル企画として、番組初となる2週連続オリジナル1時間スペシャルの放送が決定した。スペシャルでは、華やかな歌舞伎の世界が事件の舞台に。コナンと小五郎がひょんなことからミステリー好きの歌舞伎俳優、市川海老蔵と知り合う。その後、海老蔵が舞台で使う文化財級の"二表の面"が盗まれる事件が発生。同時に関係者の遺体も発見され、コナンと海老蔵が協力して犯人捜しを行うというストーリーが展開される。海老蔵は「今回大好きなコナンくんとの共演ができること、今からとても楽しみにしています。コナンくんに負けないように、一生懸命やらせていただきますので、ご期待ください」とメッセージを寄せている。劇中で海老蔵は役者ならではの洞察力でコナン顔負けの名推理を披露しているという。読売テレビの諏訪道彦チーフプロデューサーは、「コナンはチャレンジの連続でここまできています。今回、日本古来の伝統芸能、歌舞伎の世界が舞台という考えもしなかったことへの挑戦が、20周年のお祭りにふさわしいと思いました。そして、当代きっての花形俳優、市川海老蔵さんが本人役で登場し、大きく華を添えてくれることになりました」と説明。さらに、記念の年を迎えたシリーズについても「コナン20周年イヤーということで、1年間このお祭りを楽しんでいただきたいと思います。『名探偵コナン』は新たな10年に向けて大きく踏み出します。新たなステージに進出するコナンにどうぞご期待ください」とコメントを寄せた。『TVシリーズ放送20周年記念スペシャル「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー」』は、2016年1月9日・16日に2週連続オリジナル1時間スペシャルで放送。脚本は、テレビシリーズ第1話から携わり、劇場版の第10弾『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』(2006年)、11弾『名探偵コナン 紺碧の棺』(2007年)や2016年1月30日公開予定の映画『さらば あぶない刑事』などでも脚本を手掛けた柏原寛司氏が担当する(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
2015年11月04日2015年5月15日、ニコニコ生放送にて『ぽにきゃんBOOKS「帰ってきた元勇者」紹介&ミニゲーム実況 ニコ生【大坪由佳・諏訪彩花】』が放送された。本ニコ生は、4月3日にぽにきゃんBOOKSより発売された『帰ってきた元勇者』第4巻(小説家になろう作品 著者:ニシ / イラスト:米白粕)の発売を記念し、そのリリースを盛り上げるべく、朗読を交えながら紹介したり、このニコ生のために作られたというミニゲームを実況したりする番組。これまでに数々のニコ生に出演し、"プロ"の名を欲しいままにする大坪由佳と、"諏訪る"、"イントロ芸"などでおなじみの諏訪彩花という、『悪魔のリドル』のニコ生でも話題を呼んだ2人の共演に、"何かが起こらないわけがない"という期待の下、多くの視聴者が集まった。今回プレイ実況が行われたゲームは、最近"鬼ごっこゲーム"に嵌っている「帰ってきた元P」が2カ月で作らせたというもの。初見の諏訪がプレイヤー、先にプレイした大坪がサポートという役回りで、プレイがスタートする。『帰ってきた元勇者』の主人公である"ハルト"(鬼)に捕まらないように館内を探索するという、いたってシンプルなゲーム内容で、開始当初はさっくり終わるはず……と思われていた。プレイしながら表示されるセリフを生アテレコするという豪華な実況。最初はまったりとした雰囲気で、諏訪が"廃屋"を"はいや"、"縞々"を"たかだか"と読んでしまっても、視聴者、スタッフともに笑って流せる余裕があった。しかし、諏訪があまりゲーム慣れしていないのに加え、想定を上回る"ハルト"の出現率に、ゲームが遅々として進まない。ゲームオーバーになると、描き下ろしのイラストが表示されるため、最初はゲームオーバーを喜んでいた視聴者も、徐々に痺れを切らし出す。"セーブ機能"が実装されていなかったことも、番組の進行を妨げる大きな要因となっていた。番組の予定時間は、大坪・諏訪による朗読タイムも含めて1時間。このままではゲームが終わらないということで、ついに大坪がコントローラを握る。しかし、大坪がプレイしても一向に進まない状況に青ざめるスタッフ。あまりの進まなさに人格が破綻し、"す悪"状態に突入する諏訪。そして番組開始から1時間20分、最後の切り札となるべく"セーブ機能"が放送中に追加されることになった。これで一安心ということで、出演者、視聴者、スタッフ間に笑顔が浮かぶ。しかし、あまりにも諏訪が"鬼"に愛され過ぎていて、セーブ機能を利用しながらもゲームはなかなか進まない。メガネをかけて本気を出す諏訪。なぜか大坪のヒザの上に置かれるクッキー……。そして放送開始から2時間、無事にゲームはエンディングを迎えたのであった。まさかの延長1時間超という今回のニコ生だったが、視聴者からの評判も上々。今回は特別放送だったが、第2回、第3回と続くことを期待したい。なお、『帰ってきた元勇者』の詳細は、ぽにきゃんBOOKSの紹介ページをチェックして欲しい。
2015年05月30日フードアーティスト・諏訪綾子が、本日4月25日に行われる六本木アートナイトで一晩限りのインスタレーションを行う。場所は写真スペース「IMA CONCEPT STORE」(東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階)。18時から23時まで。今回テーマを「Taste of Photographyー写真をあじわう」と題し、撮り下ろし写真と、フードを組み合わせたマジカルな空間をつくる。目で見て、食べて感じる作品となるだろう。参加料金は2,400円(雑誌『IMA』定期購読会員は2,200円)。1ドリンク付き。諏訪綾子は1976年石川県に生まれる。金沢美術工芸大学卒業。2006年よりフードをテーマにしてアート表現を行う「food creation」を開始。金沢21世紀美術館での展覧会やパフォーマンス「ゲリラレストラン」などを行い、高い評価を得ている。
2015年04月25日伊勢丹新宿店は、日本の財布縫製技術とアート・カルチャーを掛け合わせた「CULTURE&ART WALLET」で、新しい財布の提案を行う。財布の市場は現在、「グッチ(GUCCI)」や「プラダ(PRADA)」といったラグジュアリーブランドの売り上げシェアが全体の90%を占め、残りの10%が財布編集売り場の売り上げという。同店の財布コーナーでは、デコラティブでカラフルなデザインのものが好まれる傾向にあることと、カルチャーに興味のある日本女性が増えてきたことを鑑み、アーティストとコラボレーションした新しい切り口の財布を考案した。第1弾企画では、3名の“旬の日本人アーティスト”との共演を企画。財布をキャンバスに見立て、思い思いのデザインを施すこのプロジェクト。広告や空間デザイン、映画や音楽のアートワークなど幅広く手掛けているアートディレクター・森本千絵は、オリジナルのイラスト「goen°曼荼羅(ごえんまんだら)」を描き、“食の価値”を伝えることをテーマに活動するフードアーティスト・諏訪綾子は、野菜を使ったアート作品を転写プリント。全国各地でライブペイント活動を行うアーティスト・チアキコハラは、ネコのイラストを全体に施している。またデザインのみならず、縫製もこだわった仕様だ。各長財布2型が用意され、価格はすべて2万6,000円。
2014年12月12日10月23日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の諏訪彩花が出演する。TVアニメ『人生』の鈴木いくみ役などで人気の彼女は、役に入り込むがあまり、日常生活へさまざまな影響が出ているとのこと。その真相についてトークを展開する。そのほか、彼女の秘蔵写真やコレクショングッズの紹介や、現在ハマっているマンガについてのトークも予定されている。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、声優がゲストの際の恒例企画、生「セリフ読み」コーナーを行う。今回は理系、文系、体育会系、美術女子をゲストの諏訪彩花、レギュラーの雨宮天、コヒメ、広沢麻衣が演じる。「もりもり写真みせちゃいます!」のコーナーでは、諏訪の学生時代の制服写真を披露し、彼女のルーツに迫る。また、この日の放送ではレギュラーであるバクステ外神田一丁目の朝倉ゆりが欠席のため、ピンチヒッターとして同グループより広沢麻衣が出演。そして、番組中の10月23日午後9時より、12月3日(水)に東京・LIQUIDROOMで行われるバクステ外神田一丁目のツアーファイナルライヴの「アニメぴあちゃんねる」会員先行販売を実施する。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は10月23日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:10月23日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) /広沢麻衣(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト:諏訪彩花
2014年10月23日フードアーティスト諏訪綾子が主宰する「フードクリエイション」は、伊勢丹新宿店にてフードパフォーマンス「ゲリラレストラン」を3月7日の一日限定で開催した。同店3階ウエストパークに用意された特別スペースには、同店が今季ファッションディレクションテーマとして掲げる「ハイインパクト・ピンク」を踏まえ、黒とピンクで統一された装飾が施された。店頭にはダイニングテーブルが設置され、当選した10名の顧客が順次来店。定刻になると突如ドラムロールが店内に鳴り響き、行き交う顧客が思わず足を止める中、トランペット奏者と共に主宰諏訪綾子が登場しイベントの幕開けとなった。今回用意された「感覚で味わう 感情のテイスト」のフルコースは全6品。様々な感情のタイトルが付いた一口サイズの料理が振る舞われた。「驚きの効いた楽しさと 隠しきれない嬉しさのテイスト」は、ホワイトチョコレートに紫菊の花びらやパチパチキャンディーを纏わせた料理。白い綿菓子に白胡椒と鯛でんぶを振りかけた「失意のテイスト」、香水瓶の噴霧器でエモーショナルエッセンスを口の中に一拭きする「一瞬にして沸きおこる怒りのテイスト」、紫色の粉の上に乗った艶のあるキャラメル状の「おさえきれない嫉妬のテイスト」、カシューナッツとブラックオリーブを合わせた「痛快さのテイスト」などが振る舞われた。ゲリラレストランでは、同氏の「どうぞお召し上がりください」の合図で手に取り一口で食べる事、そして五感で味わう事がルール。いずれの料理も見た目からはどんな味なのか全く想像ができないが、口にしてから時間が経つごとに味わいと食感が変化する仕掛けになっているようで、参加者は一口味わうごとに隣の人と顔を見合わせたり、驚きの表情を見せた。まさに五感を刺激する食が提供されたようだ。個性的なコスチュームを纏ったモデルたちが料理をサーブしたが、この衣裳には「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」などが協力している。今回、諏訪綾子は同店リモデル1周年を記念して「ハイインパクト・ピンク」をテーマにした作品を制作。「セント オブ ウーマン(Scent of woman)」と名付けられた作品シリーズ6種の写真作品が展示され、同作品がプリントされたスカーフも限定販売している。諏訪綾子は、美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない、食の新しい価値を伝える事をテーマに活動するフードアーティスト。金沢美術工芸大学を卒業後、2006年より「フードクリエイション」を主宰。2008年には金沢21世紀美術館で「食欲のデザイン」と銘打った初個展を開催。「ゲリラレストラン」は、これまでにパリ、ベルリン、シンガポール、香港、福岡、東京などで開催されており、2010年10月の開催以来、東京では3年ぶりの開催となった。
2014年03月12日タワーレコードは12月9日、デサントの「アリーナ(arena)」とクリエーティブディレクター・箭内道彦が代表を務める「風とロック」とコラボレーションし、箭内が愛用するジャージのスペシャルモデルの予約受付を開始した。2014年1月29日まで。風とロックのイチゴモチーフを全面にプリントした「イチゴ総柄ジャージ」(3万1,500円)、アリーナの定番ラインジャージをベースに、風とロックのドクロロゴを両サイドに配置した「ドクロラインジャージ」2種(ブラック×イエロー、ピンク×イエロー/各2万1,000円)の3モデルをラインアップ。素材は吸汗速乾・UVカット(UPF50+)のソフトで軽い生地を採用。1年の大半をジャージで過ごすという、箭内のこだわりが詰められた。完全受注生産で2014年3月31日に発売。タワーレコードオンライン、アリーナ直営店(原宿店、名古屋店、天神店、札幌店)で受け付け中。箭内はタワーレコードの 広告キャンペーン“NO MUSIC, NO LIFE.”を手掛けている。
2013年12月09日今年の夏に放送され、好評を博したクリエイティブ・ディレクター箭内道彦が総合監督を務めるファッション通販サイト「マガシーク」によるショート仕立てのCM。このほど冬セールを前に、その第2弾が12月30日(日)から放送されることが明らかとなった。夏バージョンでは、若手人気俳優の三浦春馬と仲里依紗が東北で撮影した、ショートムービー仕立ての爽やかなCM2本が放送されたが、今回の冬のセールに合わせて製作された第2弾CMでは仲さん扮する真子のその後のストーリーが描かれる。その物語の中では、福島県・南会津を舞台に、なんと仲さんが澤夫役で出演しているお笑い芸人「ハライチ」の澤部佑と“うっかり”新婚生活を楽しむ様子が収められているのだとか!この物語を作り上げた箭内さん率いる製作チームには、撮影担当を映画『ホノカアボーイ』で監督を務めたフォトグラファー・市橋織江を始め、音楽は元「東京事変」のベーシスト・亀田誠治と「MONGOL800」のキヨサクのコンビが務めるなど、センスの光る豪華な面々が集結した。人々の周りにある“日常のHAPPY”を応援していきたいという「マガシーク」の理念のもと、心温まるショートムービー仕立てのCM。ぜひ、12月30日から放送となるこのCMで、この忙しく過ぎ行く年の瀬にホッと心を温めてみては?「マガシーク」冬のうっかりセールCM放送期間:12月30日(日)~2013年1月6日(日)放送地域:関東、関西、名古屋、北海道などCM連動特設サイト:ファッション通販サイト「マガシーク」(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホノカアボーイ 2009年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2009 フジテレビジョン/電通/ROBOTBRAVE HEARTS海猿 2012年7月13日より全国東宝系にて公開(C) 2012 F/R/P/T/S/A/FNS
2012年12月26日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日シリーズ累計で興行収入400億円を突破した大ヒットアニメの劇場版『名探偵コナン』シリーズ。4月14日(土)に公開となる最新作『名探偵コナン11人目のストライカー』の主題歌を、人気バンド「いきものがかり」が担当することが決定した。闇の組織によって高校生の頭脳を持ちながら小学生の体にされてしまった名探偵・江戸川コナンの元に今回舞い込むのは、サッカースタジアムを舞台にした難事件。コナンが居候する毛利探偵事務所にかかってきた一本の脅迫電話をきっかけに、Jリーグの試合が行われるスタジアムを舞台に謎の暗号の解読に挑んでいく。2010年に発売されたベストアルバムが165万枚を売り上げる大ヒットを記録し、4月には大規模な全国ツアーも予定している「いきものがかり」。そんな彼らが今回手がけた本作の主題歌のタイトルは「ハルウタ」。ボーカル・吉岡聖恵もその出来ばえに「儚さもありながら、力強い楽曲ができたのではないかと思っています」と自信満々の様子。さらに、作曲を担当した山下穂尊は「いつまでも“青春の群像”を保ち続けるこの作品に敬意を持って接しさせていただきました。僕らもそんなように息の長いアーティストになれるように頑張りたいと思います」と、今回のコラボレーションを機にバンドとしての決意を新たにしたようだ。諏訪道彦プロデューサー(読売テレビ)たってのラブコールで実現したという今回のコラボレーション。吉岡さんの切なくも伸びやかな歌声は、どのように「コナン」の世界に寄り添うのだろうか?『名探偵コナン11人目のストライカー』は4月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:名探偵コナン11人目のストライカー 2012年4月14日より全国東宝系にて公開© 2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会■関連記事:“キング・カズ”の参加が決定!劇場版『名探偵コナン』×Jリーグの豪華コラボ続々桐谷美玲が事件の容疑者に!?劇場版『名探偵コナン』でアニメ声優に初挑戦SAMURAI BLUEが本人役で『コナン』に出演!史上初のJリーグコラボ決定
2012年02月22日国際的に高い評価を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優、イポリット・ジラルドが5年におよぶ親交を経て合同で製作した『ユキとニナ』が来年1月に公開を迎える。これに先立ちフランスよりジラルド監督が来日し、11月14日(土)に東京日仏学院にて諏訪監督と共に記者会見に臨んだ。本作の撮影に関して、あえて役割分担をせずに撮影を進めたという2人。ジラルド監督は「ひとつの“賭け”をしたと思っています。どんな映画になるか分からないで、 取り組んだのですから。“つくること”によって“つくる方法”を学んでいったと思います」と説明した。映画では、フランス人の父と日本人の母を持つ少女・ユキが、両親の離婚をやめさせようと親友のニナと共に奮戦する姿が描かれる。ユキ役のノエ・サンピについてジラルド監督が「(日仏の親がいるなど)様々な条件に合うキャストをパリで見つけるのは非常に難しいことでした。私はノエ・サンピを選ぶことに複雑な気持ちでしたが、結果的には良かったと思っています。諏訪さんの直感ですね」と言えば、諏訪監督は「映画作りにおいて、大きな賭けは俳優を選ぶときです。ノエの顔から受ける印象がとても残ったのです。初めて演技をするので、どうなるか分からなかったのですが、私の直感は正しかったと思います。彼女には惹きつけるものがあります。ノエからたくさんのことを教えられ、成長できたと思います」と自らの決断に満足そうな表情を浮かべ、小さな主演女優を称えた。そして、今回の共作についてそれぞれ、「発想は、一人でするものではありません。様々な人が参加することで、映画が成長していきます。私が想像もしなかった形の映画になりました。一人だと(気持ちは)楽ですが、到達できないこともあります。これからも共同でものを作ることをしたいと思っています」(諏訪監督)、「私が発見したことのひとつは、映画は脚本作り、撮影、編集、ミキシングというように長いプロセスによってできているということです。映画には、より自然で人間のルーツに関わる部分や、人間の奥底にあるものが出てくるのだと思います」(ジラルド監督)とその意義を語ってくれた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月16日