WOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声~史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女~」のトークショー付試写会が22日(月)都内で行われ、映画コメンテ-ターのLiLiCoとナレーションを担当した女優の板谷由夏が参加。LiLiCoさんは、現在の“野獣キャラ”確立のきっかけを明かした。映画『ウエスト・サイド物語』のナタリー・ウッド、『マイ・フェア・レディ』のオードリー・ヘップバーン、『王様と私』のデボラ・カー。彼女たちが劇中で歌うミュージカルソングは、時代を超えた名曲として語り継がれている。しかしそれらは、たった一人の女性によって吹き替えられた歌声だった。番組では数々の名作でスターの歌声を吹き替えたマーニ・ニクソンに密着。彼女の人生に迫ると共に、“ゴーストシンガー”の歴史を紐解く。LiLiCoさんは「とんでもない天才。発音や訛りを口の動きから真似る。癖のある方のモノマネってやりやすいけれど、さりげなくやって成り切らなければいけない。それができてしまうのが凄い」とマーニさんの才能を絶賛。板谷さんも「同じ人が吹き替えていたとは思わなかった。女優自身ももちろん上手いけれど、マーニの声を聞くと全然違う」と舌を巻いていた。またLiLiCoさんは、マーニさんの波乱万丈な半生に刺激を受けたようで「今年はポールダンスに挑戦してセクシーな女性になる。モテないキャラはもうやめた」と“脱・非モテ女子”を宣言。ターニングポイントの話になると「“王様のブランチ”を始めた時くらいに、ある人から“LiLiCoって日本人になり過ぎてつまらない”と言われた。それまではスウェーデンから日本に来て、日本人になろうと思っていたけれど、外国人の部分が消えてしまって、自分の個性がなくなっていた。そこからちょっとずつ戻していったら“野獣”になった」と現在のキャラ確立への道のりを回想した。さらに「芸能界にいる事が自分の人生」と言い切り「生放送番組をやっているので、放送禁止用語が怖い。それを言ったら築き上げてきたものが1秒で消えるから。だから放送禁止用語は普段から言いません。野獣なのにね」と高笑いしつつも、プロとしての自覚を伺わせた。WOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声~史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女~」は、2月27日(土)13時~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日新進気鋭の美術家・安野谷昌穂によるトークショーが2月22日、代官山 蔦屋書店1号館2階のイベントスペースにて開催される。安野谷昌穂は、“コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)の16-17AWコレクションにも作品が起用されるなど、今後の活躍が注目されている新進気鋭の美術家。シンガポールの宝”と称されるデザイナー兼アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)によるインディペンデントマガジン『WERK』の第23号『STEIDL-WERK No.23: MASAHO ANOTANI "DEFORMED"』でフィーチャーされた。今回は、日本のロックシーンで最も刺激的なバンドのひとつ下山(GEZAN)のヴォーカリストであり友人のマヒトゥ・ザ・ピーポーとのトークショーを行う。また、2月4日から3月1日まで2号館1階のブックフロアでは関連フェアも開催。安野谷昌穂がフィーチャーされた『STEIDL-WERK No.23』を始め、香港で立ち上がったセレクトショップ・On Pedderとの限定コラボレーションアイテムであるコインウォレットやZINE、原画作品などを展示販売する。【イベント情報】「『STEIDL-WERK No.23』マサホとマヒトゥのおしゃべり のうみそのあちらこちら」会場:代官山 蔦屋書店1号館2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:2月22日時間:19:30~21:15
2016年02月18日川崎重工は1日、国内最大のモーターサイクルショーである「大阪モーターサイクルショー」および「東京モーターサイクルショー」に、3月15日より発売を開始するスーパーネイキッドモデル「Zシリーズ」の軽量・コンパクトなモデル「Z250SL」を出展すると発表した。今回出展するZ250SLは、2014年にデビューし、東南アジアを中心に若いユーザーに好評を博しているモデル。スーパーネイキッドモデル「Zシリーズ」のイメージを踏襲したアグレッシブかつグラマラスなスタイリングに、「Ninja250SL」譲りの車体構成により、高回転まで吹け上がるエンジンや俊敏なハンドリングなど、スポーティな性能をそのまま引き継いでいる。エンジンは、低中速域で力強いトルクを発揮する水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジン(249cc)を搭載し、単気筒エンジンならではのレスポンスの良さで、スロットルを開ける楽しさを提供。また、エンジン各部を軽量化することで、高速回転域での心地良い吹け上がりと優れた出力特性を発揮する。車体にはトレリスフレームを採用。スリムでコンパクトな設計とすることで、俊敏なハンドリングと取り回しの良さを実現した。フラット形状のワイドハンドルバー採用により、Zシリーズらしいアグレッシブかつアップライトなライディングポジションを可能とする。車両重量は、同クラスの「Z250」と比較して20kg以上も軽量の148kgとした。カラーは、「キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック」と「キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック」の2色を展開し、価格は43万7,400円(税込)。なお、「大阪モーターサイクルショー」は3月19日~21日の期間にインテックス大阪にて開催、「東京モーターサイクルショー」は3月25日~27日の期間に東京ビッグサイトにて開催される。
2016年02月01日『話を噛み合わせる技術』(横山信弘著、フォレスト出版)の著者は、年間100回以上の講演・セミナーをこなす人気ビジネスコンサルタント。「話し方」の専門家ではないのですが、そんな立ち位置を軸としたうえで、ひとつの考え方を持っているのだそうです。それは、ビジネスで目標を達成するために必要なスキルは、「話し方」ではなく「話を前に進める力」だということ。本書ではそのような考え方を軸に、話をかみ合わせる術を説いているわけです。注目すべきは、話がかみ合わない相手とコミュニケーションをとらなければならない場合の策。そんな場合には、相手を外国人だと思って接することが重要だというのですから、ユニークな考え方だといえます。そして大切なのは、次の3点だともいいます。(1)前提知識をていねいに伝える(2)ゆっくりと話し、論点を繰り返そうとする。(3)話が通じないときは仕方がないと思う。しかし、そうであるなら、「誰かに悩みを打ち明けたい」「誰かになにかを相談したい」というような思いがあった場合には、果たして相手が話のかみ合う人であるかどうかを意識すべきでしょう。話がかみ合う人だとわかっていたなら、素直に相談すればいいということになるはず。しかし話がかみ合わない要注意人物だとわかっているのなら、事前準備をしたり、話し方を工夫したりすべきだということです。あるいはそれ以前に、最初から話を持ちかけないべきかもしれません。いずれにせよ、話がかみ合わない要注意人物については、その特徴を認識しておくべきだということ。そこで、著者のいう「相談してはいけない要注意人物の3つの特徴」を見てみましょう。■1:置かれた立場や環境などが著しく異なる人話をかみ合わせるためには、話のコアとなる知識をお互いが共有していることが前提条件。たとえば、学校卒業後すぐに結婚し、一度も社会で働いたことがない専業主婦と、長時間労働が当たり前の環境で働くビジネスウーマンとでは、価値観が違って当然。どちらが優れているかという問題ではなく、環境が違いすぎるのだから、話がかみ合わなくて当然だということです。性別が異なり、年齢が離れていたりすると、「かみ合わない度」はさらに大きくなっていくだろうと著者は指摘しています。■2:リアルでの接点が少ない人これは、インターネット上でのつきあいがメインの人のこと。ツイッターやフェイスブックなどのSNSを通じて親しくなり、自分が抱えていることについて相談したいという気持ちになったりするようなケースです。しかしこのような場合、お互いの立場や環境を正しく共有できていないケースが多いと著者はいいます。だから、実際に会話をしてみると、かみ合わないことも多々あるということ。原因は明白で、つまりメールやメッセージ交換のみのやるとりだと、どうしても「言葉の省略」と「タイムラグ」が発生するから。リアルな会話であれば、ちょっとした言葉のニュアンスを補うことができたり、自分のいい間違いや相手の誤解を即座に訂正したりすることも可能でしょう。しかしネット上だと微調整ができないため、誤解が誤解を生み、話がこじれてしまう場合が多いということです。だからこそ、どうしてもネットだけのおつきあいの人に相談したいという場合は、電話やスカイプを使うなど、双方向の通話ができるシステムを活用するのがいいと著者は提案しています。■3:自分の方が立場・地位が上だと考えている人自分の方が相手より立場が上だと考えている人、いつも上から目線で話を聞こうとする人は要注意。なぜなら彼らは話半分に聞き、しかも早とちりした挙句、自分の考え方を押しつけようとしてくることが多いから。具体的にいえば、「なんでも私に相談しなさい」と命令口調でいう人には、なおさら相談しない方がよいといいます。相談してアドバイスをもらったのに、その人の考えにしたがわないと、あとからややこしいことになったりする可能性があるわけです。*しかし現実的にはこうしたケースだけではなく、話がかみ合わなくなるシチュエーションは多種多様。だからこそ、さまざまな状況を想定しておくことが大切であり、それぞれについての対処方を用意しておくべきでしょう。そこで、本書が役に立つというわけです。人間関係に悩んでいる人は、ぜひ一度、手にとってみてください。(文/書評家・印南敦史)【参考】※横山信弘(2015)『話を噛み合わせる技術』フォレスト出版
2016年01月16日1月13日から東京ビックサイトで第2回ウェアラブルEXPOが開幕している。一日目の午後には基調講演として、インテル、Jawbone、Houweiがそれぞれのウェアラブル戦略を語ったが、ここでは「インテルのウェアラブル戦略」をお伝えする。なお、基調講演は写真撮影が一切認められていない点をご了承いただきたい。インテルの講演者は、IoTイノベーション事業開発マネージャーのデイビッド・フォード氏。シリコン業界のマーケティングに20年以上携わっている人物だ。まずIDCの調査レポートを引用する形で、IoTとともにウェアラブル市場が急拡大することを示した。2019年には1.5億個のウェアラブルデバイスが出荷されると予測されており、年40%以上という爆発的な増加に期待がかかる。○「有力ブランド×インテル」の最新事例を多数紹介インテルは業界のリーダーシップを果たすために、有力ブランドとの協力や今後重要となる技術の取得・買収、そして洗練された半導体と開発ツールの提供を行っている。ブランドとの協力例としては、今年(2016年)のCESにてオークリーとニューバランスとの協業結果を紹介。オークリーのサングラスは音声操作可能なリアルタイムコーチング機能が備わっており、まるで隣にコーチが走りながらアドバイスをしているような体験が得られる。ニューバランスは、3D画像の取得が可能なインテルリアルセンスカメラで迅速に顧客の足形を取得し、カスタムメイドミッドソールの靴が注文できるようになるという。インテルがウェアラブル用として提供する製品がCurieで、非常に小さなチップながら、多くの機能を備えているSoCだ。優れた省電力性能によって、魅力的なウェアラブル製品を作るために、インテルがテクノロジーの下支えをすると述べる。CurieにはBLE(Bluetooth Low Energy)や、加速度・ジャイロセンサー、電源管理機構に加えて、DSP駆動型のセンサーハブを用意している。これにより、センサーからの入力に基づいた行動が可能だ。これらのパターンはプログラマブル、かつ低消費電力で活用できることが特徴なので、スポーツアプリケーションに向いている。ソフトウェアプラットフォームでは、IQと呼ばれる一連の技術を搭載。たとえばIdentify IQは安全な認証基盤として利用できるので、車や家の鍵としてスマートデバイスを利用可能となる。Qurie活用として、こちらもCESでの事例を紹介した。ファッションブランドのChromatと共同開発したAdrenaline Dressは、3Dプリンタで作られたパネルを搭載し、装着者の汗や体温などの情報を取得してパネルが可動。感情を外に伝えられる服になっている。また、ESPNのアクションスポーツイベント「X Games Aspen 2016」では、スノーボードにCurieを搭載。どれくらい高くジャンプしたかや回転数かなど、演技のデータをリアルタイムで提供した。さらに、グラミー賞を受賞したミュージシャンのA.R.ラフマーン氏が手を動かすだけで、音楽を奏でるエアギターも披露している。本来のエアギターは音楽に合わせて弾いているようなフリをするものだが、今回のエアギターは手足に装着した加速度センサーを使って得られた動きから音を再現するものだ。インテルのデイビッド氏は「将来子供がダンスをするかのように、音楽の演奏が可能になる」とした。○「ウェアラブル製品開発のお役に」がインテルの立ち位置か「有力ブランド×インテル」の例でもわかるとおり、今までにない革新的な製品が作り出せる"ウェアラブル"が始まりつつある一方、製品市場は立ち上がったばかりだ。インテルは「業界の垣根を越えた新しいウェアラブル製品はあなたの会社でも作れる」としており、デイビット氏が最近関わった話として、アイディアからプロトタイプ作成まで4日、製品化まで3カ月と短期間で成果を出したものもある。革新的なウェアラブル製品作りのために、インテルの技術を活用してほしいと締めくくった。
2016年01月14日●基調講演が4本という豪華な構やや時間が経ってしまったが、12月2日に都内で開催されたARM Tech Symposia 2015 Tokyoの内容をお届けしたいと思う。といっても、基本的にARM Tech Symposiaの位置付けは11月にサンタクララで開催されたARM TechConのサブセットであり、内容はかなり重複している。そこで、ARM TechConのレポートでは省いた基調講演の内容、それと幾つかの追加された情報をまとめてお届けする事にしたい。まずはアームの内海社長(Photo01)が挨拶に立ち、昨今のIoTビジネスに触れて、「日本はマイコン立国なので」日本のメーカーにとってはある種お家芸の分野ではあるが、その一方で携帯のビジネスの様にガラパゴス化しかねないことを指摘、これを避けるためにもARMのエコシステムを活用して欲しいと簡単に締めくくった上で、基調講演に移った。○エコシステムが地球規模に拡大している今回は基調講演が4本立てという豪華なものであるが、まず最初はRene Haas氏(Photo02)によるMorning Keynoteである。内容はARM TechConでCEOのSimon Segars氏が行った"Building Trust in a Connected World"のほぼリピートである。Segars氏の講演そのもののハイライトはYouTubeで公開されているが、幾つかアップデートされたスライドもあるほか、そもそもこちらの講演を紹介していないので、まずこちらをご紹介する。2000年代においては、Supply Chainが全てを握っていた(Photo03)。現在もこれはまだ尾を引いている。例えばスマートフォンのエコシステムで言えば、こんな感じだ(Photo04)。25年にわたる革新や改良の積み重ねにより、1991年に同じ機能の製品を作ると3億5600万ドル掛かったであろうものが、今では数百ドルで手に入るようになった。「より安く」のニーズがなくならない限り、このトレンドそのものが無くなる事は無い。ただ、これに加えてここ数十年はExperience(体験)が重要になってきた(Photo05)。低価格だが、色々と機能や性能が欠けている製品よりも、より良い体験を味あわせてくれる製品にシフトする、というのはこれは携帯電話の変遷を見るまでも無く明らかである。実はこれもまた、別に珍しい話ではない。昨今のスマートフォンの高機能ぶりを考えれば、これは明らかだ(Photo06)。より高機能・高性能に、という要求もまた留まるところを知らない。更に考慮すべきことは、エコシステムが地球規模に拡大していることである(Photo07)。そして、さらにに多くのものがInternetに繋がろうとしている(Photo08)。この状況でスケールを確保するための要素がこちら、というのがARMの見解である(Photo09)。では具体的に、どんな形でこれからの製品というかアプリケーションが発達してゆくか、を医療・自動車・スマートシティを3つを例に取り紹介した(Photo10)。ただこの実際の例は動画の形で紹介されて撮影し切れなかったのでスライドは省略させていただく。医療では、病室や処置室などに多数の医療用モニターや治療装置が既にはいっており、これらが全てConnectedになること、人命を扱っているから勿論セキュリティが大事な事、そして様々なメーカーがさまざまな装置を導入するから、これが等しく接続できるためにはOpenな規格でないとまずい事などが示された。続く自動車向けでは、まずはInfortaimentやClusterが統合化されつつあるが、その次にはADASがやってくる。このADASの中にはV2X Comminication(車々間通信だけでなく、車と信号やその他との通信)が含まれており、これが他からの警告を受け取ったり、逆に自車から警告を送る(急ブレーキを掛ける事を後続車に送るとか)といった事もありえる。これらはConnectedであることが当然前提であるし、そうした通信を改竄されたりすると大事故になりかねないから、これまたセキュリティは重要である。そして勿論多くのメーカーがここに製品を提供するわけなので、相互接続性の確保も重要である。3つ目となるスマートシティでは、ここでけは唯一実際に製品というかサービスを提供しているCompologyの例を取り上げた。同社は廃棄物収集業向けサービスを提供する会社である。具体的には専用のゴミ箱の中にWaste Collection Sensorsと呼ばれるセンサーを搭載。ここでゴミの収集具合をダイナミックにサンプリングし、このデータをクラウド上で処理することで最適なゴミ収集ルートを提供するというもの。同社はこれを"WasteOS"と呼んでいるが、このWasteOSに関する紹介が行われた。最後に、こうしたエコシステムの構築に欠かせない要素をARMが提供できる(Photo11)、と締めくくってHaas氏の講演は終了した。●Product KeynoteではTechConで明かされなかった話がHaas氏の後にIndustry Keynoteを挟んで、Noel Hurley氏(Photo12)によるProduct Keynoteが行われた。このProduct KeynoteそのものはARM TechCon初日のMike Muller氏の基調講演レポートの前半部とほぼ同じ内容だったので詳細は割愛するが、TechConではなかった話が幾つかあるのでご紹介する。まずはbig.LITTLE関連の話(Photo13)。ご存知の通り現在のbig.LITTLEでは、高負荷時にはbig側のコアが、LITTLE側では低負荷側のコアが動く仕組みで、なので例えば4+4の8コア構成であっても、一度に動くコアは最大4つまでとなっていた。またbig側とLITTLE側は物理的に異なるL2キャッシュを利用しているので、big/LITTLEの切り替え時にはL2キャッシュの内容がコピーされるという仕組みであった。ただハードウェア的には別に4+4で同時8コア動作も可能であって、なので同時に動くのは片方だけ、という制限はあくまでソフトウェア側の方の作りこみの問題であった。さて、このbig.LITTLEに関して2014年にはIPA(Intelligent Power Allocation)がパッチの形で提供された。これは何かというと熱管理で、単にCPUの負荷だけでなく、消費電力というか発熱の度合いを見て、温度が上がってきたら強制的にLITTLE側に切り替えるとか、逆に発熱/消費電力にゆとりがある場合はbig側に切り替えるという、実際の利用シーンに合わせた仕組みである。これはあくまでもPatchの形で提供されてきたが、これが2015年にはKernelに取り込まれる事になるとする。更に2016年にはEAS(Energy Aware Scheduling)をLinux Kernelに統合する予定であることが明らかにされた。EASというのは要するに、負荷の高いアプリケーションはbig側で、負荷が少ないアプリケーションはLITTLE側で行うというような、一種のアプリケーションプロファイルに基づく形でのスケジューラであるが、こちらの詳細は今の所不明である。次がSocrates DE(Photo14)の話である。これは発表そのものは今年6月なのでそれほど目新しいかと言われると微妙なところであるが、IPを利用してのSoC構築を容易(ARMによれば数ヶ月単位の作業時間を数日に減らすとする)するツールの提供を開始している事を紹介した。3つ目は、Cortex-M0の無償提供である(Photo15)。こちらは10月13日に発表された内容である。元々教育機関向けなどに向けてCortex-M0を無償でライセンスするというプログラムを実施してきた同社だが、これを商用のプロトタイピングなどにも広げた形だ。勿論無償なのはプロトタイプ用のIPライセンスだけであり、量産向けはまた別になるが、これに関しても4万ドルぽっきりという、従来から考えるとかなりお安い値段となっているFast Track Licenseを提供する事もあわせて発表した。ちなみに開発キットとしては、ARM Versatile Express FPGA FPGA development boardが995 USDで提供されるので、ここに無償供与されるCortex-M0コアを突っ込んで、評価用のプロトタイプ作成ができる仕組みだ。最後が開発者コミュニティの話。この5年間で、参入するセグメントは4倍に、半導体ベンダーは5倍に、開発者は10倍になった事がしめされた(Photo16)。●すでにリリースされていたはずのmbed OS 3.0、現在の開発状況は?最後の基調講演は、Neil Jackson氏(Photo17)のIoT Keynoteとなる。こちらもARM TechConにおけるMike Muller氏の基調講演の後半をなぞりつつ、そこにmbed Sponsored Sessionとして公開された"Accelerating IoT with ARM mbed"という講演の中身を混ぜたような内容になっていたの、その部分を中心にご紹介する。まずPhoto18とPhoto19。Mike Muller氏の基調講演のスライドがPhoto18だったのだが、実際に後で公開されたPDFはPhoto19に差し替わっていた。要するにScaleを入れるか入れないかの話である。これは簡単な話で、まず最初は性能/価格比だけが問題になってきたが、Mobileになるとそこに消費電力(というかバッテリー寿命)がファクターで加わった。スマートフォンになると、これが電力代とかではなく、もう本当に細かな消費するエネルギー量という形で換算されるようになった。IoTになると、これに加えて信頼性も価値の算出に勘案する必要がある、という話だ。ではPhoto19は?というと、価値はPhoto18の計算でいいのかもしれないが、そこにスケーラビリティも加味することで競争に勝てるようになるという話で、むしろこれを入れたことで話の方向性が逸れてしまった気はするのだが、とりあえずmbed OSを普及させたい同社としてはスケーラビリティをどうしても追加したかったのだろう。さてそれはともかく、Jackson氏のスライドは、幾つかの事例紹介を含んだものになった。まずはGEのLightGridの話(Photo20)。これは街路灯の上にコントロールボックスを載せ、これ経由で実際の街の明るさに応じて輝度を調節したりあるいはデータを集めたりという機能を持つ。これを利用して効率的に稼動させることで、例えばやや高めだった固定契約の電気料金を変動式に変えるなども可能になり、トータルで25.4万ドルの節約になったという。現時点では20あまりの北米/南米の都市でこれが利用され始めており、2025年には90あまりの都市にこれが採用されてゆくとする。2つ目は現在韓国のSK Telecomが2014年9月に始めたFish FarmingやSmart Farmingの話である。例えば養殖なら水温や水質etc、農場なら気温や土のPH、etc...といった様々なセンサーデータを取り込み、3G/LTE Network経由でこれを管理・分析して緻密な制御を行う事で、より効率の良い生産を目指そうというものである。マーケット規模は右にあるように2020年までに50億ドルを想定しており、収穫量を70%増やす事で、2050年に到達すると言われる地球人口100億人に対応できるようにする、というものだ。ここにmbedがどう利用可能か、というのが下の赤枠に示されている。3つ目がZebraのZaterの話である。Zaterの話は以前Renesas DevCon 2015の基調講演レポートの中でもちょっと触れたが、ヘルスケア/小売/製造/輸送などに向いたソリューションを提供するクラウドサービスである。既に多くの小売店がZaterを採用し始めているが、このZaterのEnd Deviceは既にmbed OS上で動作しており、mbed OSベースでのソリューション構築が可能になっている。4つ目は建築現場の話。引き合いにだされているのは創業166年のLaing O’Rourkeである。さまざまな建設や土木などを手がけている(有名どころでは2012年のロンドンオリンピックの競技場が同社施工である)会社だが、この建築現場におけるモニタリングに採用されているという話である(Photo23)。こうしたさまざまな用途にmbed OSが利用できるという話であるが、ではそのmbed OSはどうなっているのか?というのが次の話。昨年のアナウンスではすでにmbed OS 3.0がリリースされている筈であったが、現状はそこまでいっておらず、現在はTechnical Previewが提供されているだけである。これは何故か?という話を基調講演後のラウンドテーブルで確認したところ、「βを出したところ、パートナーから多くのフィードバックを得たが、これを反映させるために追加の作業が必要になっており、10月の時点ではまだ3.0をリリースまで持ってゆくことは出来なかった」という話であった。さてOSの方はそんな訳でまだ完成版ではないのだが、開発環境も同様で、今はYotta+GCC5+ARMCC5という構成であるが、まもなくKeil MDKのサポートやCloud IDEの提供が開始される予定だ(Photo24)。ではOSの中身は?ということでこちら(Photo25)がその内部構造だ。昨年の内部構造と大きな違いは、まず一番下にμVisorと呼ばれるセキュリティ管理用のハイパバイザーを搭載、更にS/Wベースの暗号化ライブラリを用意した。またmbed OS Driversに正式にThreadが含まれている。更に通信ライブラリとしてTLSが標準で利用されるようになり、またmbed Clientが追加されているというあたりになる。このセキュリティ周りの大幅な強化は、同社が今年2月に買収したOffsparkの技術が利用されている、という話であった。ちなみに図中で破線となっているのは現在のTechnical Previewでは提供されていないコンポーネントの様だ。○おまけと言う事でARM Tech Symposia 2015 TokyoのARMによる基調講演の内容をお届けしたが、ついでに展示会場に本邦初公開のものが2点あったので併せてご紹介したい。まず1つ目はXilinxのZynq UltraScale+ MPSoCの動作サンプルである(Photo26,27)。会場では6つのCPUがちゃんと動いている様(Photo28)や、それとは別に全画面でMali-400で3D描画を行うなどのデモが行われ、とりあえず全機能が動いている事がアピールされた。Xilinxは9月30日に、[Zynq UltraScale+ MPSoCのサンプル出荷を3ヶ月早めるというアナウンス]を行った(が、ちゃんと動作するデモボードを展示してこれを裏付けた格好だ。もう1つの新発表は、ARMのHSSTPである(Photo29)。HSSTPそのものは2014年に発表になっているから、その意味では新製品とは言えないのだが、HSSTPが動くためにはSoCの側もこれに対応しないといけない。今回はRenesasのR-Car H3がこれに対応したことで、HSSTP経由でのリアルタイムトレースやデバッグなどが可能になったことがアピールされた(Photo30)。ちなみにHSSTPそのものはピンあたり最大12.5Gbps、ピンは1~6対までサポートし、トータルでは最大20Gbpsまでに対応となっているが、今回はPCIe Gen2レーンをそのまま利用した関係で、5Gbpsで接続しているとのこと。とはいえ、Cortex-A57の動作をリアルタイムでトレースするには十分だとか。
2015年12月28日クリスマスイブとなる本日24日、LINEがトークルームに粋な演出をしている。LINEアプリのトーク画面を開くと、画面上部から雪が降り、画面の傾きにあわせて、雪も左右に動く。雪の降らない地域であっても、ホワイトクリスマスを楽しむことができる。LINEでは、同様の演出を昨年も行っているが、今回はiOS版だけでなく、Android版/PC版でも見られる。Twitter上でも話題となっているようで「今年はAndroidでも降ってる! 綺麗」「カワイイ!」など演出を楽しむツイートが散見される。LINEによると雪の演出は、明日25日のクリスマスまで行われるという。
2015年12月24日ルネサス エレクトロニクスは12月10日、東京都内にてプライベートイベント「Renesas DevCon 2015」を開催した。本稿では、同イベントの基調講演の様子をお伝えする。○IoTプラットフォーム「Renesas Synergy」で開発着手が可能にIoTへの期待が高まる昨今だが、米調査会社Gartnerは、新しい技術の今後の方向性に関する分析を図式化した「ハイプサイクル」において、IoTは現在「過度な期待」のピーク期であると発表している。この結果に対し、基調講演冒頭に登壇したルネサス エレクトロニクス 執行役員常務 兼 CSMO(Chief Sales and Marketing Officer) 高橋恒雄氏は、「現在はマーケットができておらず、期待だけが先行している状態。しかしポジティブに考えると、我々がマーケットやビジネスモデルを作らなければならない時期にきているということだ」という見解を示した。こういった背景のなか、同社は今年6月にIoT製品開発プラットフォーム「Renesas Synergy」を発表。12月8日には、ソフトウェアや開発環境を無償入手できるクラウド環境「Renesas Synergyギャラリー」がオープン。さらに専用マイクロコントローラであるS7シリーズの「S7G2」とS3シリーズの「S3A7」が出荷開始となり、同プラットフォームを利用したIoT開発に着手することが可能となった。Renesas Synergyのマイクロコントローラは、S7とS3のほか、S1およびS5の4シリーズで展開される。ルネサス エレクトロニクス 執行役員 兼 グローバルセールスマーケティング本部 副本部長の川嶋学氏は「完全にスケーラブルであることが特徴」と強調する。また同社はRenesas Synergyの開発環境として、安価な評価ボードStarter Kits(SK)、本格評価・開発目的に使用できる開発ボードDevelopment Kits(DK)の販売を開始。同プラットフォームのすべての機能を評価することができる、S7G2を搭載したSK「SK-S7G2」、S7G2を搭載し4.3インチの着脱可能なWQVGAタッチパネル液晶とVGAカメラを備えたDK「DK-S7G2」および、S3A7を搭載したセグメントLCDを備えたDK「DK-S3A7」が用意されており、Renesas Synergyギャラリー登録ユーザーはこれらのキットを購入することで評価・開発を開始することが可能となった。川嶋氏は同プラットフォームについて「ルネサスはこれまで、ローエンドからハイエンドまで幅広い選択肢のMCU/MPUを提供してきた。今後は過去の経験や資産を活かして新しいプラットフォームを提供していきたいと考えている。それがSynergy」と説明している。IoT化の波により、サービスを起点とした新しいモノづくりをする時代になりつつあるなか、同プラットフォームを用いることで、"バリバリ"のハードウェアエンジニアでないユーザーでも、アイディアをいち早く物にできるようにするのが狙いだ。○マイコン/MPUでAIの実現を目指す基調講演後半には、ルネサス エレクトロニクス 執行役員 兼 第二ソリューション事業本部 本部長の横田善和氏が登壇。「我々は今年から大きく舵を切り始めている。半導体の進化で、安心して暮らせる社会を実現したい」と、同社の成長戦略について説明した。同社は今後、ハードウェア化RTOS(HWRTOS)、DRP(Dynamically Reconfigurable Processor:動的再構成可能プロセッサ)、同社のパートナー企業が提供するアドオンソフトウェア「VSA(Verified Software Add-ons)」、リアルタイム画像認識といった技術を向上させていくことで、「マイコンおよび組み込み用MPUでAIが実現できるようになる世界を作り上げていきたい」(横田氏)としている。この未来を実現するために「物にインテリジェンスを与えて"自律"させ、物と物をつなげることで新たな価値を生む」と、横田氏は昨年のDevConで宣言。この宣言の実現に向けて同社は、組み込みシステムをM2Mで自律させる取り組みを行ってきている。近年、IoTに関連したビッグデータをクラウドにあげて活用していくという取り組みが行われてきているが、現状では1000m秒くらいの時間が掛かるため、決して応答性が良いとは言えない。今後同社としては、組み込みシステムにインテリジェンスを与えることで、リアルタイム性を追求。人間の反射神経よりも早く反応できる、数m秒程度の応答速度を目指していく。また、横田氏はAIの事例として茨城県・那珂工場の実証実験について紹介した。同工場では、従来MESやSCADAなどのシステムコントロール側で行っていたデータの収集を、産業分野向けのプラットフォーム「R-IN(Renesas’s Platform for INdustry)」を搭載したAIボードに代替。1カ月で50Gバイト程度となる収集データを外部のコンピュータを使って学習し、その結果をR-INのAIボードに実装するような試みを行った。既存の装置を簡単に改装することで、AIを実現できるのが特徴だ。たとえば同システムを工場の異常検知に利用すると、人が異常を判断する場合に比べ精度を6倍程度高めることができたという。さらに同社は組み込みシステムの次世代として、インテリジェンス「e-I(Embedded-Intelligence)」に加え、「e-AI(Embedded-Artificial Intelligence)という概念を導入する。たとえばロボットにおいては、モーター制御やセンサデータの解析などをe-Iで、リアルタイムの学習や判断をe-AIでサポートすることが考えられる。ロボットだけでなく、スマートホームやヘルスケアにも適用していく考えだ。横田氏は、「今後ともマイコン、MPUにインテリジェンスを与え、将来的にはAIも与えていきたい。AIは現在、外部のPCで行っているが、今後はスタンドアロンで行えるようにしていきたい」と今後の展望を述べ、講演を締めくくった。
2015年12月11日11月10日より12日の3日間、「ARM TechCon 2015」が恒例のSanta Clara Convention Centerで開催されている。初日の基調講演で、3つの新発表があったので取り急ぎお伝えしたい。○ARM Cortex-A35まず最初の発表は64bitの新しいコアである「ARM Cortex-A35」である。Cortex-A35はCortex-A7を置き換える位置づけとされており、同等以下の消費電力でより高い性能を実現するとしている(Photo01)。また、きわめて広い動作周波数/消費電力のスケールを実現しており、100MHz駆動では消費電力は6mWでしかない(Photo02)。またコアのエリアサイズは非常に小さく、28nmで1コアの最小構成だと0.4平方mmでしかない(Photo03)。ちなみにロードマップ(Photo04)にあるように、Cortex-A35はCortex-A53と並ぶ形で提供されることになる。○ARMv8-M2つ目の発表はMCU向けの新しい命令セットである「ARMv8-M」である。主要な違いはTrustZoneの搭載である(Photo05)。もっともTrustZoneの実装方法はCortex-A向けのものとは異なり、TrustZone専用コプロセッサを搭載するわけではなく、一種のモード切替で実装される形になる。なのでTrustZone内部の命令は既存のTrustZoneとは異なるものになり、互換性はない。ちなみに基調講演では触れられなかったが、このARM V8-Mに対応する形でAMBA 5も発表された。またこのTrurtZoneの実装にあわせて、新しく「CryptCell」も発表された(Photo06)。これは通信の安全には付き物である暗号化アクセラレータやTRNG(真乱数発生装置)などのハードウェアと、これをサポートするソフトウェアの構成からなるとの事だった。ちなみに今回はあくまでアーキテクチャの発表であり、具体的なMCU IPの発表ではない。すでにARM V8-Mのアーキテクチャライセンスは可能だそうだが、今のところそれを要求している顧客はいないとの事だった。○mbed OS 3.0これは昨年からアナウンスされている話であるが、今回「mbed OS 3.0」が正式に公開された(Photo07)。またmbed Device Connectorが利用可能になった(Photo08)ほか、2016年には自分で作成したデバイスやソフトウェアを配布するサービスがスタートすることも明らかにされた(Photo09)。以上が基調講演における新発表である。各々の詳細については別途レポートとお届けする予定だ。
2015年11月12日名古屋観光ホテル(愛知県名古屋市)で12月25日、「80周年記念 ドアラ・つば九郎 2015クリスマスディナーショー」が開催される。ディナーショーには、プロ野球・中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」と東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」が出演。クリスマスの夜にふさわしい(?)ドアラとつば九郎の楽しいトークを展開するという。「"あの"『桃太郎』が帰ってきます!」という情報も。ディナータイム後、ファッションショーや質問コーナー、抽選会、来場者参加コーナーのお楽しみも用意されている。料金は、1人1万9,000円(クリスマスディナー、フリードリンク、サービス料、税込)。申し込みは11月7日10時受付開始。詳細は、同ホテルサイト内で確認できる。
2015年11月05日東京ラーメンショー2015実行委員会と一般社団法人日本ラーメン協会は11月3日まで、日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンショー2015」を、東京都世田谷区の「駒沢オリンピック公園 中央広場」で開催している。○日本全国からよりすぐりのラーメンが集結同イベントは2009年に初めて開催され、今年で7回目となる。累計で200万人以上が来客したという。今年は全国の「ご当地ラーメン」や各地の有名店同士が協力して作り出したここでしか食べられない 「オリジナルコラボラーメン」など、日本全国からよりすぐった40組(予定)のラーメンを一堂に集め、日本最大級のラーメンイベントを開催。後半の第二幕では20ブースが出店し、協賛ブースも30を予定している。飲食エリアは駒沢オリンピック公園の中央広場敷地内に1600名対応規模の屋根付き飲食エリアを設置する。第二幕の出店ブースは、「1番ブース 信州『信州☆王国の味噌らーめん』」「2番ブース 鹿児島『鹿児島 黒豚しゃぶしゃぶラーメン』」「3番ブース 青森『青森津軽煮干 中華そば』」「4番ブース 石川『濃厚味噌「炎・炙」肉盛そば~加賀百年蔵出し2015バージョン~』」「5番ブース 大阪『なにわの黄金塩らーめん~肉祭りバージョン~』」「6番ブース コラボ『海老そば』」「7番ブース グローバル『らぁ麺 フロマージュ』」「8番ブース コラボ『プレミアム 黒豚肉そば 札幌味噌スタイル』」「9番ブース 宮城『伊達の炙り牛タンネギ塩そば』」「10番ブース 京都『京都ぎをん 鶏ねぎそば』」。「11番ブース 福岡『元祖とんこつ! 久留米ラーメン』」「12番ブース 山形『山形・酒田の自家製ふわ・とろ ワンタンメン』」「13番ブース 札幌『札幌炙り味噌ラーメン-焦がし香味油のしずく-』」「14番ブース グローバル『クラムチャウダー・ヌードル from NY』」「15番ブース 東海『尾張肉盛り玉子そば』「16番ブース 千葉『王道の濃厚豚骨魚介ラーメン』」「17番ブース 京都『とんこつラーメン』」「18番ブース 山口『山口牛骨中華そば』」「19番ブース 福島『福島 鶏白湯』」「20番ブース 入替制(10/31、11/1)『シー・チキンラーメン』で(11/2、11/3)『鯛の塩らぁめん』」となっている(当日提供されるラーメンは内容等変更の場合がある)。同実行委員会によれば「この東京ラーメンショーをきっかけに、全国でもたくさんのラーメンイベントや食のイベントが開催されてきました。そのパイオニアとして、こだわりぬいた極上の『ここでしか食べられないラーメン』をご提供していきます」といい、実行委員長でありラーメンデータバンク取締役会長の大崎裕史氏は「目玉商品、その他コラボや初出店ご当地ラーメンなど盛りだくさんです。ラーメンの楽しさ、面白さを体験していただければと思います! 」とコメントしている。さらに、会場ではラーメンショーに関する問題が詰まった「サポーター認定試験」に合格した"スペシャルサポーター"「Ru:Run(るーらん)」「Chubbiness(ちゃぴねす)」や、その他アーティストなどによるステージも行われる。ステージ開催日・時間は公式ページにて発表とのこと。入場は無料で、ラーメン食券が1杯850円(税込み)。売り上げの一部は社会貢献に寄付するという。開催日時は、第二幕が29日から11月3日まで。29日から11月2日は開場が10時で終了が21時(ラストオーダー20時30分)、最終日の11月3日のみ開場が10時で終了が18時(ラストオーダー17時30分)となる。ただし、売り切れ等により早めに終了する場合がある。また、来場の際は公共の交通機関(電車・バス)を利用必須とのこと。
2015年10月31日10月22日~31日の会期で開催される「第28回東京国際映画祭」の特集上映「ガンダムとその世界」に登壇するトークショーゲスト第一弾が発表された。本特集では、『ガンダム』が日本最大級のヒットコンテンツとなった秘密に迫るため、現在までのシリーズを一挙に上映。昨年に放送開始から35周年を迎えた富野由悠季監督の第1作『機動戦士ガンダム』をはじめ、TVアニメや劇場作品、さらに上映自体が稀な短編等数十本の上映を予定している。また、シリーズの草創期から最新作まで、作品に携わったクリエイターの登壇など、東京国際映画祭でしか見ることができないイベントも企画。同映画祭にて、一つのシリーズに特化してアニメーション作品を特集することは史上初となる。トークショーには、10月23日に新宿ピカデリーで行われる『ガンダム Gのレコンギスタ』上映回に、『機動戦士ガンダム』の富野総監督と、メディアアーティストとしても知られる筑波大学助教授の落合陽一氏が登壇。また、10月25日に同会場で開催の『機動戦士ガンダム THE ORINGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』上映回には、同作で総監督を務め、『機動戦士ガンダム』ではキャラクターデザインを担当した安彦良和氏に加え、劇中でキャスバル・レム・ダイクンを演じる声優・田中真弓の参加が決定した。特集上映「ガンダムとその世界」のチケットは、ticket boardにて発売。価格は1,300円(税込)となる。(C)創通・サンライズ
2015年10月20日アピールはこのほど、ショーバー「マジックセドナ」を東京都・池袋にオープンした。同店は、本格的なマジックが楽しめるショーバー。有名なマジシャンから駆け出し、売り出し中のマジシャンまでさまざまなタレントが、それぞれのテクニックを披露する。ステージ上での大掛かりな仕掛けのマジック・ショー(各日2回開催)のほか、各テーブルにマジシャンが登場し、客の目の前でマジックを行う。現在、オープン特別価格として税込3,000円で、2時間の飲み放題(ラストオーダーは30分前)を提供している。また、同店は貸し切りでの利用も可能。予算に応じた形で、マジシャンのセッティングも兼ねた内容を提案してくれるとのこと。
2015年10月14日ゲッティ イメージズは、水中写真の第一人者で同社の所属フォトグラファー ヘンリック・ソレンセン氏のトークセッションを開催する。日時は10月11日 15:30~16:30。会場は東京都・大田区のART FACTORY城南島。参加無料(要・申し込み/定員50名)。このトークセッションは、東京都・大田区のART FACTORY城南島で18日まで開催中の「東京国際写真祭2015」での写真展「Project Everyone」において、10月11日 15:30より開催されるもの。同写真展の展示作家のひとりであるヘンリック・ソレンセン(Henrik Sorensen)氏が、自身の作品を紹介しながら、瞬間の美を見事に捉えるビジョンなどを語るという。トークセッションへの参加は無料で、参加希望者は申し込みページから事前登録のこと(定員50名)。また、同写真展は、国連で採択された「持続可能な開発のための世界目標(グローバル・ゴールズ)」の世界的な認知拡大に向けた取り組みである「プロジェクト・エブリワン(Project Everyone)」の一環でとして行われるもので、東京国際写真祭2015の会場であるART FACTORY城南島の屋外エントランス付近にて開催される。東京国際写真祭2015の開場時間は、9:30~21:30(土日祝日は9:00~19:00)。入場無料。なお、ヘンリック・ソレンセン氏は1967年、デンマークで生まれ。フォトジャーナリズム写真の分野からフォトグラファーとして活動を始め、1986年、コペンハーゲンにスタジオを設立。1990年代は雑誌のフォトグラファーとして活躍し、10年ほど報道分野を経験したのち、ドキュメンタリーから商用写真に活動を移す。現在はGetty Imagesに加え、イギリスでSOHO management社、ドイツでAndrea Heberger社と契約し、ヨーロッパを代表する水中写真家の一人として、水中撮影の高い技術と創造性を駆使した幻想的な作品を生み出している。
2015年10月09日●アドビが提唱するモバイル×デスクトップの新ワークフロー - Adobe MAX 2015基調講演Adobe Systemsが主催するクリエイティビティ・カンファレンス「Adobe MAX 2015」が、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるロサンゼルスコンベンションセンターおよびマイクロソフトシアターにおいて、現地時間の10月5日より開幕した。これから7日までの3日間にわたって、基調講演を含む数百のセッションが開催される。Adobeの発表によれば、今年の参加者数は7000人にのぼり、過去最多だという。初日の基調講演では、同社CEOのShantanu Narayen氏(以下、Narayen氏)や、Seinor VicePresidentでありCreative CloudのGeneral Managerを務めるBryan Lamkin氏(以下、Lamkin氏)などが登壇し、Adobe Creative Cloudで提供される新しいツールや革新的な新機能、そしてそれで実現する新しいワークフローについて発表された。○Creative Cloudで実現する「コネクテットワークフロー」とは?Adobe Creative Cloudは、Adobeが提供するさまざまなクリエイティブツールと、各種ツールをデバイスをまたいで連携させるクラウドサービス、そしてマーケットプレイス機能やコミュニティ機能などがセットになった、クリエイターのための統合サービスである。Lamkin氏は、現在のCreative Cloudを特徴づける3つの要素として、「コネクテッドワークフロー」「Creative Liberary」、「Adobe Stock」を挙げた。3つめの要素としてあげられた「Adobe Stock」だが、これは今年リリースされたばかりのストックフォトサービス。さまざまなサービスを包括するCreative Cloudにおいて、現在特に重要なコンテンツとして挙げられた。「コネクテッドワークフローと」は、他のツールや他のクリエイターとシームレスに連携して実現する新しいワークフローである。これを実現するために中心になっているのがCreative Cloud 2015より搭載されている「CreativeSync」だという。CreativeSyncとは、Creative Cloudで提供されるさまざまなツール間で、デスクトップ/モバイルを問わずにアセットを自動で同期する技術のこと。ファイルや写真、ベクターグラフィックスだけでなく、フォントやブラシ、カラーパレットなども最小限のタイムラグで同期することができる。「Creative Library」。これはクラウド上の共有ライブラリで、各種クリエイティブツールからアクセスできるだけでなく、他のCreative Cloudメンバーとも容易に共有することができるようになっている。CreativeSyncがそれぞれのツールのアセットをCreative Libraryに同期することによって、ツール間の連携がシームレスに行えるようになり、Creative Cloud全体をひとつの巨大なクリエイティブツールに見立てることが可能となる。これらの技術によって、デスクトップやモバイルの垣根を越え、複数のツールを行き来しながら作品を作り上げる新しいワークフローを実現することができる。複数のクリエイターによる共同作業も、タイムラグ無く行うことが可能とのこと。基調講演では、さまざまなデモを通して、実際にこのツールをまたいだ新しいワークフローで作品を作り上げる様子が紹介された。●モバイル端末でレタッチを実現する新アプリ○2つの新モバイルアプリを発表基調講演ではさまざまな革新的な機能が紹介されたが、その中で特にAdobeが力を注いでいると感じたのがモバイルツール群の拡充だ。今回、新たにふたつのモバイルアプリが発表された。ひとつが「Adobe Capture CC」、もうひとつが「Photoshop Fix」である。「Capture CC」は、Adobe Brush、Adobe Shape、Adobe Color、Adobe Hueといった既存のモバイルアプリをひとつに統合したもの。これらは作品そのものを制作するためのツールではなく、ブラシやシェイプ、カラーテーマといった、作品制作のための素材を集めるためのツールである。これまではそれぞれが単体のアプリとして提供されていたが、そのラインナップを刷新して、"素材集め"のための機能を提供するツールとなったのがCapture CCというわけだ。「Photoshop Fix」は、モバイル端末で撮影した画像を修正することができる新しいレタッチアプリで、ブラシ加工やゆがみ修正などといった処理を行うことができる。Photoshop Fixは、同社がデスクトップ版Photoshopの開発で培ってきた技術に基づいて開発されており、極めて高性能な処理を実現しているとのことだ。この2つの新アプリのリリースに加えて、Photoshop MixやPhotoshop Sketch、Illustrator Draw、Comp CC、Premiere Clipといった既存のアプリについてもアップデートが行われており、よりパワフルな作業を行うことができるようになっているとのこと。これらのモバイルアプリは10月5日時点ですでにリリースされており、インストールまたはアップデートすることですぐに利用を開始することができる。また、デスクトップ側のモバイル対応強化の一環として、モバイルアプリとの連携可能なUXデザインのための新しいデスクトップアプリも紹介された。この新アプリは「Project Comet」のコード名で開発中とのことで、今回の基調講演では初めてそのデモが公開されている。○タッチ操作に最適化したタッチUIも拡大基調講演では、上記の他にも、デスクトップアプリに関するさまざまな機能強化や、タブレット端末の画面に最適化されたタッチUIの拡張、今年6月に始まったストックフォトサービス「Adobe Stock」へのビデオコンテンツの追加などが発表された。また、モリサワグループとの提携によって、Typekitにおいて20種類のモリサワグループ書体が利用できるようになったこともこの日に発表されている。タッチUIについては、これまではIllustrator CCおよびPhotoshop CCに搭載されていたが、次のアップデートでInDesign CC、Premiere Pro CC、After Effect CC、Charactor Animateといったその他のデスクトップアプリにも搭載されることが明らかにされている。近年ではタッチディスプレイを搭載したノートPCや、WindowsなどのデスクトップOSを搭載したタブレット端末なども普及しはじめている。そこでAdobeでは、それらの端末でも十分なクリエイティビティを発揮できるように、タッチ操作可能なディスプレイへの対応を重要視しているとのこと。現場レベルでどのようなUIがタッチ操作に適しているのか、今後も継続して改善を進めていくとのことである。今回の発表について、Lamkin氏は次のように締めくくっている。「このリリースはクリエイターの皆さんにクリエイティブの自由を与えるものです。そして逆に、クリエイターの皆さんも、そのすばらしい仕事によってAdobeに大きなインスピレーションを与えてくれています。引き続きすばらしい仕事をしていただきたいと思います」そして最後に、「いい写真を撮るためにはいいカメラが必要でしょう」と語り、Adobe MAXの参加者全員に富士フイルム社製のディタルカメラ「X-T10」をプレゼントすることを発表して、会場を大いに沸かせた。
2015年10月06日スリー(THREE)が10月3日、ヘアメイクアーティストの山本浩未によるトークショーを東京・青山のTHREE AOYAMAにて開催する。THREE AOYAMAの2周年を記念して開催される同イベント。当日は、山本浩未が参加者に向けてメイクや美容についてのアドバイスを交えたトークを行う。イベントは3回にわけて開催され、各回45分、先着20名となっている。また、同日より、限定アニバーサリーキット(5,400円)も発売される予定だ。【イベント情報】山本浩未のトークショー会場:THREE AOYAMA住所:東京都港区北青山3-12 1階、2階会期:10月3日時間:第1回 11:00~、第2回 14:00~、第3回 15:30~料金:無料
2015年10月02日マリーナ・ベイエリアの夜空がスクリーンになる光と水のショー「Wonder Full(ワンダー・フル)」。毎晩繰り広げられる贅沢でダイナミックなショーは、マリーナ地区を訪れたすべての者を癒す幻想的な時間。観る場所によって全く異なる表情が見られるのも魅力。光と音楽と水が織りなす東南アジア最大のショー13分間の光と水の壮大なショー「ワンダー・フル」の開発には、3年もの年月が費やされた。「アセアン・ツーリズム・フォーラム」金賞の受賞が裏付けるように、生命の誕生とその連鎖をテーマとしたショーは壮大で、見る者すべてを感動させる。2名のシンガポール人の作曲家と140名ものオーケストラが、美しく奏でる音楽も圧巻。観賞スポット別に見る、全く異なる2つのショーワンダー・フルは、場所によって2つの全く別のショーが観られるのはご存知だろうか。マリーナ・ベイ・サンズの空中庭園より高層ビル群へ向かって放たれるレーザービームの光のショーは、ガイドブックなどでも目にする機会が多い。15本のレーザーと、30機のサーチライト、25万個ものLEDライトが織りなす光の演舞は、近未来を感じさせる圧倒的な迫力。おススメの観賞スポットは、対岸からマリーナ・ベイ・サンズを目の前に臨むOne Fullerton(ワン・フラトン)前。ショーを独り占めしているような吸い込まれる感覚は、何度見ても圧巻!そしてもう一つのショーは、マリーナ・ベイ・サンズのショッピングモール前の「イベント・プラザ」から観る噴水ショー。噴水に投影される映像は、立体的で迫力満点。壮大なオーケストラのBGMに合わせて、生命の誕生や地球のすばらしさを表現する。ArtScience Museum(アートサイエンス・ミュージアム)をスクリーンに映し出される映像も大迫力。ルイ・ヴィトンの店舗の横にある「Event Plaza at the Promenade(イベント・プラザ)」の専用観賞シートは、ショー開始15分には確保しておきたい。前方の席は、風向きによっては噴水の水しぶきが飛んでくるので、カメラや携帯電話を使用する場合は注意が必要。お気に入りの観賞スポットを見つけるのも楽しみこのワンダー・フルに使用されるレーザービームは半径55Kmの範囲にまで到達するため、マリーナ・ベイ界隈のあらゆる場所から光のショーを楽しむことができる。シンガポールで最も高いルーフトップ・バー「1-Altitude(ワン・アルティトゥード)」からショーを見下ろすのも良し、「Lantern(ランタン)」で夜風とお酒を楽しみながら観賞するも良し…※マリーナ地区の絶景を望むバーの紹介はこちら旅慣れた方は、ショーの時間に合わせてリバー・クルーズを利用し、湾内から間近にショーを体感するのもおすすめ。毎晩2回(週末は3回)、無料で楽しめる光と水と音楽の荘厳なショー。滞在中に見つけたお気に入りの観賞スポットから、極上の夜景を楽しみたい。©All photos to Singapore Tourism BoardWonder Full(ワンダー・フル)・住所:12A Bayfront Avenue Singapore 018970 "Event Plaza at the Promenade"、他マリーナ・ベイの各所・営業時間:(日~木)20:00、21:30(金、土)20:00、21:30、23:00・電話:(+65) 6688 8868・入場料金:無料・アクセス方法:マリーナ・ベイへはMRT Bayfront駅、Promenade駅からすぐ。
2015年09月21日アドビ システムズは、米カリフォルニア州・ロサンゼルスで開催される「Adobe MAX 2015」の基調講演のようすを、日本のアドビ社員の解説とともにプレイバックする「Adobe MAX 2015 基調講演プレイバック!」を10月6日 21時よりインターネット上で配信する。視聴は無料(事前登録制)。「Adobe MAX 2015」は、米カリフォルニア州・ロサンゼルスにて10月5日~7日に開催される、米アドビ主催のクリエイティブ カンファレンス。グラフィックデザイン、イラストレーション、写真、クリエイティブイメージング、映像、電子出版、Webデザイン、アプリデザインなどの各分野において、業界を代表するスピーカーと業界関係者が集う毎年恒例のアドビ最大のイベントだ。開幕日となる10月5日 朝9時30分(日本時間の10月6日 深夜1時30分)からは、7000人収容のマイクロソフトシアターにおいて、同社の社長兼CEO・シャンタヌ ナラヤン氏とデジタルメディア シニアバイスプレジデント・デイビッド ワドワーニ氏による基調講演が行われ、アドビの各製品やサービスの最新情報が発表される予定となっている。このたび配信される「Adobe MAX 2015 基調講演プレイバック!」は、同基調講演の模様を、日本在住のユーザーにも視聴しやすい同日21時から、日本のアドビ システムズ社員(仲尾毅氏、岩本崇氏、古田正剛氏、轟啓介氏)による解説とともに視聴できるUstream放送だ。視聴希望者は、イベント特設ページの申し込みフォームにて事前登録する。ちなみに、昨年の基調講演の模様は「Adobe MAX 2014 まとめ」で参照できる。
2015年09月17日真夏のスペシャルイベント「ディズニー・サマーフェスティバル」を開催中の東京ディズニーシーでは、さまざまなショー、パレード、スペシャルメニュー&グッズを展開して、数多くのゲストが「夏ディズニー」を満喫中。そこで今回シネマカフェでは、陽気なアトモスフィアショーと食事が楽しめるミゲルズ・エルドラド・キャンティーナへ行ってみた。■ かつて一獲千金を夢見たオーナーが、自慢のメキシコ料理をふるまう大人気店!!このミゲルズ・エルドラド・キャンティーナは、陽気な仲間たちが集うメキシコ料理店。東京ディズニーシーでは中央アメリカの熱帯雨林地域をテーマにしたロストリバーデルタに位置していて、伝説の黄金郷(=エルドラド)を探し求めてやってきた人々が集まる人気のレストランだ。オーナーのマイケル(スペイン語読みでミゲル!)も、かつて一獲千金を夢見てこの地を訪れたひとり。マイケルは宝の山を見つけることはできなかったが、仲間たちの安らぎの場を作って見事に成功!トルティーヤなどのメキシコ料理が自慢だ。■ スパイシービーフ&トルティーヤの「スペシャルセット」(¥1,580)がおすすめ!!メキシコ料理が自慢だけに、この夏はスパイシービーフ&トルティーヤがメインの「スペシャルセット」(¥1,580)がおすすめ! これは夏イベ連動の期間限定スペシャルメニューで、一口食べれば一気に夏のメキシコにトリップしてしまうスパイシーな味!また、ご予算¥340をプラスすれば、ソフトドリンクをビールまたはワインに変更もOK。同じく期間限定「フローズンマンゴーカクテル」(¥680)もおすすめで、ディズニーの夏を堪能だ!■ 陽気なアトモスフィアショー「フルータ!フルータ!フィエスタ!」が楽しい!!しかもこのお店、冒頭で陽気な仲間たちが集うと言ったけれど、夏の間は食事と一緒に「フルータ!フルータ!フィエスタ!」というアトモスフィアショーも楽しめる。昨年も実施した同ショーは、ラテンなフルーツいっぱいの収穫祭。陽気なMCのかけ声とともに、にぎやかなダンサーが食事中のゲストと一緒になってフルーツの豊作を祝うのだ。陽気な連中は写真のようにゲストと絡みまくるので、ノリノリになって夏のシーを大満喫!■ 大豊作のフルーツのデコレーションがいっぱい フォトスポットで記念撮影だ!!「フルータ!フルータ!フィエスタ!」は1日5回~6回の公演で、ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナとその周辺で開催中とあるが、この時期の店内外には大豊作のフルーツのデコレーションが数多くあることもポイント。カラフルなリボンやフルーツを装飾してある街は、いたるところがフォトスポット化しているので、さまざまなバリエーションで想い出が残せる。アトモスフィアショーをバックに記念撮影にチャレンジも楽しい!東京ディズニーリゾートで開催中「夏ディズニー」、東京ディズニーシーの「ディズニー・サマーフェスティバル」は8月31日(月)まで。今夏、陽気なメキシカンに会いに行こう!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日一般社団法人 日本時計学会は9月11日に、東京都・文京区の中央大学後楽園キャンパスにて、2015年度マイクロメカトロニクス学術講演会を開催する。多彩な学術講演と時計セッションが設けられ、一般でも聴講可能。費用(予稿集の代金を含む)は一般が4,000円、学生が1,000円。日本時計学会は時計産業界と大学が主体となり、 時計および時計応用技術の調査研究活動を行っている。2015年の学術講演では、研究成果の発表に加えて、2つの特別講演を実施。ひとつは、山崎光男氏(ノルディックセミコンダクター社)による「コネクテッドウオッチが切り拓く身近なIoT」。もうひとつは、国際的な独立時計師団体「独立時計師アカデミー」(AHCI)に、日本人として初めて正会員に認定された菊野昌宏氏による「独立時計師が考える機械式時計の価値と未来」。プログラムや講演者(敬称略)は以下の通り。詳細は日本時計学会のWebサイトで確認いただきたい。○第1セッション(9:00~10:20)1.)9:00- 9:20掃除ロボットを応用した見守りシステムのやりとり機能東京高専 ○多羅尾進,丸川拡,林丈晴2.)9:20- 9:40定荷重ばねの引き出し力特性に関する解析○吉村 靖夫,土屋 栄夫3.)9:40-10:00血圧脈派計測のためのバンド型無線計測デバイス中央大学 ○土肥 徹次,五嶋 亮祐4.)10:00-10:20放熱性を考慮した CFRP 製筐体の試作東京高専 ○第2セッション(10:35~11:55)5.)10:35-10:55高温圧電材料の機械的強度の検証シチズンホールディングス ○木下 嘉将6.)10:55-11:15衛星電波時計の針位置検出システムシチズン時計 ○加藤明,今村和也,和泉輝7.)11:15-11:35時計用 Bluetooth プロファイルカシオ計算機 ○道蔦 聡実8.)11:35-11:55低周波振動切削技術「LFV」の開発シチズンホールディングス ○第3セッション(13:05~14:25)9.)13:05-13:25GPSソーラーウオッチにおける小型化・薄型化技術の開発セイコーエプソン ○三谷 敏寛,田村 修一,馬場 教充10.)13:25-13:45近距離無線通信機能(NFC)搭載ランニングウオッチの開発セイコーインスツル ○土屋 忠士,野邉 哲也11.)13:45-14:05腕による活動量計測アコーズ ○原 稔12.)14:05-14:25アクティブマトリックスEPDを活用した新しいコンセプトのウエアラブル商品の開発セイコーエプソン ○時計製品紹介セッションA-1. 14:40-15:00 セイコーウオッチ(株) 小野由美A-2. 15:00-15:20 シチズン時計(株) 北川正人A-3. 15:20-15:40 カシオ計算機(株) 牛山和人A-4. 15:40-16:00 セイコークロック(株) 山口英樹○特別講演(1)16:15-17:00「コネクテッドウオッチが切り拓く身近なIoT」講師:ノルディック・セミコンダクター社 カントリー・マネジャー 山崎光男○特別講演(2)17:15-18:00「独立時計師が考える機械式時計の価値と未来」講師:独立時計師 菊野昌宏
2015年08月20日6月27日に公開された映画『ラブ&ピース』のトークイベントが20日、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われた。本イベントには、本作で監督・脚本を務めた園子温監督と、型破りな手法のドキュメンタリー・ディレクターで映画監督の経験もある田原総一朗氏という、新旧鬼才の2人が登壇。本作に込められた「現代日本への想い」についてクロストークが繰り広げられた。劇中の冒頭シーンで、バラエティ番組の司会者として本人役で出演、映画への出演は5年ぶりとなる田原氏。「映画を見たらとにかくバカな役で。マスコミのバカの誇張みたいだった」と自身が演じた役を振り返りながら「最初はどういう役か分からなくて頼まれて出たけど、ああいう役だと知っていたら断っていたと思う」とブラックな発言で会場を沸かせていた。園監督は、田原氏との撮影について「現場で『次は何をやればいいんだ』って怒鳴られてタジタジだった」と撮影裏話を披露。「いろんな役者と仕事したけれど、田原さんほど現場で怖い人はいない。めちゃくちゃ疲れたのを覚えている」とカミングアウト。しかし、「怖かったけど『冷たい熱帯魚、面白かったよ』って言われたのがうれしかった」と胸中を語った。続けて田原氏は「最後はカメちゃんゴジラみたいだったね。すさまじい話だけど、可愛い映画だよね」と本作を評しつつ、「西田(敏行)さんが出てくる(地下世界の)ファンタジーの部分がいいですね」と絶賛。さらに園監督に「下水道にファンタジーの世界を作ったことについては?」と質問すると、園監督は「(脚本を書いた)25年前は東京がバブルで浮かれていた頃、すぐに浮かれる日本人への皮肉だった」と当時を振り返り、「今は東京オリンピックを前に、目の前の問題を無視して、蓋をしてという世界。棄民の象徴として下水道のシーンがある」と、捨てられた人形たちが暮らす下水道の世界に込めた思いを吐露した。また園監督は、西田が演じる謎の老人が福島弁であることについて「捨てられたものを語るときは福島弁にしたいと、いろんな風に取れるようにした」と現代の日本に込めたメッセージを説明。さらに「25年前は夢の島の風景から始まったけど、今それが無くなっちゃって」「撮影をした2013年に、2015年の設定にすれば東京オリンピックに向けてスタジアム建設が始まるんじゃないかと。そうしたら、今本当にそうなっている」と話すと、田原氏も現実に起きている問題になぞらえ「実際大騒ぎだね」と大きくうなずいた。客席からの質問では「怪獣映画にしようというのは25年前から決めていた?」と寄せられ、園監督は「これを商業映画デビューにしようと決めていた」と回答。「等身大の青春映画が多くて。じめじめしたのが好きじゃなくて、スケールのデカい怪獣映画でデビューしようと決めていたけど、まさか25年もかかるとは思わなかった」と苦笑いだった。園監督や田原氏へ質問が終わると、劇中に出てくるカメのラブちゃんがゲストとしてステージに登場。すると田原氏はラブちゃんに「演じた感想は?」とすかさずインタビューをしたり、質問をした観客に「どの辺で一番泣いた?」など逆質問をしたり、終始田原節炸裂の状態だった。最後に園監督は「田原さんとは、これ以上現場で緊張することはないくらいに緊張して、終わって放心状態になったんですけど、(出演を)快諾していただけてうれしいです」と感謝の気持ちを述べ、「また出てください」と次回作へのオファーをさりげなく切り出し、トークイベントは盛況のうちに幕を閉じた。『ラブ&ピース』は、怪獣特撮映画の要素を取り入れながらも、「愛」をテーマに描いた感動と涙のラブストーリー。『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』などでヴェネチア映画祭ほか海外映画祭で高い評価を受け続ける園監督がメガホンを取り、第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞した『愛のむきだし』以来となる、直球で愛を描いている。(C)「ラブ&ピース」製作委員会
2015年07月27日タレントの小島瑠璃子が19日(日)、都内で行われた『思い出のマーニー』特別上映会スペシャル・トークショーに出席した。本イベントは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが(株)文芸春秋と共同で、7月17日(金)より“ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫サマーキャンペーン”を実施することを記念して開催。「祖父母の経営するペンションの大きなスクリーンで『天空の城ラピュタ』を観たことがきっかけで、ジブリ作品の大ファンになった」という小島さん。司会者から夢を聞かれると、「私はゴリゴリのバラエティ班で演技をしたことがないので、素のままで明るくできるヒロイン役の声優をしてみたい!」と恐縮しながらも、大きな夢に目を輝かせた。そんな小島さんが真のジブリファンなのかをジャッジをするため、スタジオジブリ制作業務部取締役部長の野中晋輔さんが登場!野中さんといえば、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」ジブリ支局でおなじみの、「スタジオジブリの生き字引」と言われるほど。「ナウシカで原作のみに出てくるのは誰?」という質問や、「『パンダコパンダ』のミミ子の元となった作品は何?」というファンでなければ解らない3択問題が5問投げかけられ、見事すべて正解!野中さんから真のスタジオジブリファンに認定された。「実は『もののけ姫』の歌詞は、宮崎駿さんが久石譲さんに音楽をお願いする際に、イメージを言葉にして渡したもの」「高畑勲監督を口説き落とすのに実は1年半もかかった」など、野中さんから裏話を含めた解説に目を丸くしながら耳を傾けていた小島さん。「この肩書きに恥じぬよう、これからも知識を深めていこうと思います」と気持ちを新たにした。『思い出のマーニー』『セロ弾きのゴーシュ』『パンダコパンダ』など、すべてのスタジオジブリ関連作品のブルーレイディスク・DVDを購入すると、その場でプレミアムグッズ「文春ジブリ文庫:ジブリの教科書〈特別編〉」がもらえる。プレミアムグッズには立花隆さん、岩井俊二さん、山田洋次さんらの原稿を集めた全3冊ならびに、風吹ジュンさんのインタビューが収録。キャンペーンは2015年7月17日(金)~プレミアムグッズがなくなり次第終了となる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTK
2015年07月19日マツダは2日、六本木ヒルズおよびその周辺で7月18日~8月23日の期間にに開催される『六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』に出展し、開発者トークショーや同乗試乗などを実施する『Be a driver. Experience at Roppongi』を開催すると発表した。同イベントでは、2015年に発表した「CX-3」「ロードスター」「デミオ MID CENTURY」展示のほかに、新世代商品の各開発担当主査とのトークショーや、開発者との同乗試乗、マツダ推奨のドライビングポジションレクチャーなど、来場者とマツダの開発陣が直接コミュニケーションできる体感イベントを実施する。同社は、より多くの人に新しいマツダを感じてもらうために、クルマづくりの思想や作り手と触れ合える施策『Be a driver. Experience』を展開していくとのこと。
2015年07月02日●戦略の発表がなかったFTF 2015の基調講演○過去最短の1時間半で終了した基調講演2015年6月22日から25日(米国時間)にかけて開催された10周年記念となったFreescaleのイベント「FTF 2015 Americas」に関する一連のレポートをお届けしたい。まず最初はCEOの基調講演から始めたいと思う。これまで何度となく書いてきたが、従来のFTFにいけるCEOの基調講演は、まず業界動向とか社会の動きを織り交ぜながら同社の戦略を大きく語るところからはじめ、次いでその戦略の個々の要素に対して同社がどう取り組んできたか、その取り組みの中でどんな製品を提供してきており、そしてこれからどういうものを提供してゆくかを順次語るものになっていた。こうしたフォーマットは別にFreescaleに限ったものではなく、一般にある程度の規模の会社ならば当然こうしたフォーマットを取る事になる。個別の製品発表会ならばともかく、FTFのクラスのイベントであれば一番重要なのは戦略だからだ。ところが今回のCEOの基調講演はこれと大きく異なるものだった。マーケットセグメントごとに同社がどんなポジションにあり、そしてそこにどんな新製品を投入するかを語るという、まるで製品説明会の拡大版になっていた。もちろん今年後半にはNXPによる買収を控えている状態で戦略を語る事に意味は無い訳で、その辺りを反映した結果であろうが、結果として過去最短の1時間半で基調講演が終わることになったのはちょっと寂しさを感じるものだった。さてその基調講演であるが、まずは現時点のFreescaleのポジションの再確認から始まった。まずIoT分野で言えば、eReaderでNo.1、自動車のInfortaiment向けでNo.2、中国ではMCUおよび自動車向けNavigationでNo.1のポジションにある。Network分野では同社がデファクトスタンダードであり、Network MPUではNo.1のサプライヤーであり、しかも64bit ARMとPowerPC製品は16nm FinFETプロセスに移行することも明らかにした。自動車向けとしては100種類以上のMPUをすでに出荷しており、多くの自動車メーカーとの協業を行い、北米ではNo.1、全世界ではNo.2のサプライヤーであるとしている。Analog/MEMS分野では、特に自動車向けのAirbag/Rader/Tire Pressureといった製品群でNo.1のサプライヤーであり、しかもISO26262の対応も済んでいることを説明、最後にRFは年率57%で成長しており、特に中国における基地局ビジネスで強みを持っているとした。そうした説明の後で、先に述べた通りNXPと今年後半に合併を行うことになるが、これによってメモリを除くと世界第2の半導体会社となり、自動車向けのNo.1サプライヤーとなること、両社の持つリソースを組み合わせることでIoTのSolution全体を提供できるサプライヤーになること、両社の提供するポートフォリオが相互に補完しあえるものであり、これによって完璧なポートフォリオが実現することなどを説明した。またこの合併に当たっては、顧客のシームレスな移行を実現すべく、合併チームが現在懸命に作業を行っていることも明らかにした。●注力市場であるIoT/セキュリティ/自動車の各分野に向けた新製品群さて、ここからは新製品紹介に切り替わった。まずConnected Deviceが2020年には200億台にも達するとし、こうしたConnected Devicveが安全に接続されるためには高いセキュリティ性能が求められる。これに向けて低消費電力で低コスト、かつ高い性能を持つプロセッサが必要ということで同社のNancy Fares氏(Photo02)が登壇、「i.MX 6Dual SCM」を発表した(Photo03)。これは同社のi.MX 6DualをベースにFlash MemoryとDDR SDRAM、PMICまでをPoP(Package on Package)の形で積層したSCM(Single Chip Module)である。またInhand Electronicsが8週間で開発したとする、i.MX 6Dual SCMをベースにしたボードも披露された(Photo04)。次はIoT Truckの紹介が行われたが、こちらの紹介はTechnology Labsと合わせて行うことにして今回は割愛する。次いでIoTにおけるセキュリティの重要性をあらためて説明した後で、Gowri Chindalore氏(Head of Technology & Business Strategy)が登壇、同社が新しく発売した「Kinetis KW40Z」の紹介と共に、Proximityの開発したIoT Device Management Softwareをi.MX/Kinetis向けに提供してゆくことを明らかにした。基調講演ではこれに続き、Kevin Mitonick氏(Photo06)を招いてセキュリティに関するさまざまな話題を取り上げた。話題は多岐に渡り、またTwitter経由での質問も受け付けたりしたのだが、一番聴衆を沸かせた話題は「Hackingの成功率は100%」と断言したことだろう。Reverse EngineeringとSocial Engineeringを組み合わせることで、Hackingが出来なかった例は無い、とした事だろう。また最後に披露されたMitonick氏の名刺(Photo07)もなかなか沸かせるものだった。セキュリティ繋がりで次に紹介されたのが、新しい「Kinetis K8xシリーズ」である。これはCortex-Mプロセッサをベースに高いセキュリティ性やAnti-Tampering性を持たせたもので、汎用ではあるものの、POS端末などセキュリティ要件が高いマーケット向けのものである。これに加え、ネットワーク分野に向けてRubicon LabsとAkamaiで協力していることを紹介(Photo08)。同社がAkamaiと開発しているZero Knowledge Keyという技術がFreescaleのNetwork Processor上にインプリメントされていることを説明した。次に話は自動車分野に移った。ここではGMのJohn Capp氏(Photo09)を招き、GMの取り組んでいるより安全な運転システムについてビデオを交えて紹介。そのシステムが2017年モデルのキャディラックに搭載されることも明らかにされた。最後に紹介されたのは、「SAM Project」への取り組みである。これは元Indy CarのRace Driverであり、2000年に負った怪我でリタイアしたSam Schmidt氏(Photo10)に、再び運転を出来るようにしようというもので、Arrow ElectronicsとFreescaleのコラボレーションで成立しているものだ。「四肢麻痺の状態でどうやって運転を行うか」はProjectサイトの動画を見てもらうのが早いが、要するに首の動きでハンドルを、口に咥えたチューブへの圧力でアクセル/ブレーキのコントロールを行うというもの。この首の動きやチューブの圧力検知はKinetisで、その検知結果から車を制御する部分のシステムはi.MX 6をベースとしており、システム全体はArrow Electronicsが構築した。こちらのデモはTech Labsでも展示されたので、これはまた改めて紹介したい。●NXPとの合併により自動車向けの最大サプライヤーに○NXPのCEOも参加したCEO Roundtableさてこの基調講演後にCEO Roundtableが行われたが、そこにはGregg Lowe氏に加えてNXPのCEOであるRichard L. Clemmer氏も同席した(Photo11)。まず合併によるシナジーとして、「Freescaleの持つMCUのポートフォリオに、NXPのSecurityのポートフォリオを組み合わせることで完璧なIoT向けのポートフォリオが完成する」(Clemmer氏)とした上で、ネットワークのインフラ向け製品やRFに加え、自動車向けの最大のサプライヤーになる事を強調、特にADASなどの運転安全性に向けた取り組みは相互のポートフォリオが補完し合えるとし、現在は顧客がシームレスに移行できるように作業を急いでいるとした。また合併について、「両社は共に有力な半導体製造会社であり、また同じような経緯をたどってきており(親会社からスピンアウト、一度IPOをするもののファンドにMBOされ、Private Companyの時期を経て再びIPO)文化的に近い」とした。また重複する部門については、「すでにNXPはRFの部門を売却しており、FreescaleのRF部門はそのまま残ることになる。また自動車分野は重複がほとんど無いので、現在はどういう形で統合するのがよいかを検討している最中。MCUについては、Geoff Lees(SVP & General Manager, Microcontroller。元はNXPで同じ職にあった)がSecurityとConnectivityを核にConnected Deviceの実現に向けて(統合を進めて)いる。Network Processorに関しては、Power Architectureは大きな市場をすでに獲得しており、合併後の会社でもこれは大きな売り上げになると期待している」(Clemmer氏)とした。ただし明確にされたのはこのあたりで、例えば今後の製造に関しては「例えばMCUは90nmを経て28nmに向かっているし、我々もそうしたトレンドは理解しており、適切な時期に適切なプロセスを使うことになる。ご存知の通り90nm以上は内部の、65nm以下は外部のFabを使っているが、今後どうして行くかは現時点ではまだ発表できない」(Lowe氏)といった感じで、明確にはされなかった。また統合に伴うリストラに関しては「合併によって、例えばR&DコストとかEDAツールのライセンスなどのコストが削減できることになる」(Clemmer氏)とし、リストラそのものについては明言されなかった。深読みすれば、例えばR&Dコストの削減というのはかなりの部分それに携わる人間の削減に繋がるし、間接部門のコスト削減についてもしばしば人員の削減が必然的に発生する。ただ、現時点ではこれをどの程度の規模で行うかまで、まだ煮詰めは終わっていないと思われる。このあたりは、実際に合併が行われるまで外部からはうかがい知る事はできなそうだ。
2015年06月29日映画コメンテーターでタレントのLiLiCoと映画ライターのよしひろまさみちが6月5日に、映画『しあわせはどこにある』の試写会にて“しあわせ探し”をテーマにトークを繰り広げた。試写会の模様個性派俳優サイモン・ペッグ主演の本作。精神科医として満ち足りた生活を送っていたはずのヘクターが自らの人生に疑問を持ち旅に出て、旅先での様々な出会いを通じて“しあわせとは何か?”を考える。LiLiCoは“男性主人公”という点を本作の魅力に挙げるが、よしひろもこれに同意。「女性の自分探し映画は腐るほどあるけど男性の自分探しは新しい」と男性視点で描かれる“しあわせ探し”の面白さを説く。LiLiCoが語るしあわせになるためのヒントはズバリ「全部知り過ぎないこと」だという。「人生、知らない方がしあわせなことっていっぱいある。知り過ぎるとホントよくない!」と自身に置き換えて(?)熱く語り、笑いを誘った。またLiLiCoは出会いの重要性についても強調。これまでの芸能生活も出会いや人とのつながりによって成り立ってきたと語り「偶然はなくて、みんな出会うべくして出会った。運命だったと思う」と持論を語り「いまは便利なツールがいっぱいあるけど、顔を見てね!」と呼びかける。よしひろも「ヘクターが旅に出る理由は人と会うこと。SNSやLINEではなく、リアルでね」とうなずいた。プライベートでも親交の深いふたりとあって、トークはたびたび脱線。ヘクターが旅先でかつての恋人と会うことから、話は“元カレ”についてとなるが…。LiLiCoは「初恋の相手や元カレのこと、私は全く思い出せないんです(笑)。(別れた直後は)思い出しては泣いてるのに、いまは名前も思い出せない! それは必要なかったということ」と出会いと共に「忘れること」も人生では大事だと訴え、会場は再び笑いに包まれた。現在、TV番組の企画でボディビルに挑戦中のLiLiCo。この日はミニスカートのワンピース姿だったが「今回でワンピースは封印。体が四角くなってきた…」と嘆きつつ「次はボディビルダーと!」と全てをポジティブに変える持ち前の強さを発揮していた。『しあわせはどこにある』6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマ他全国順次公開
2015年06月06日米Intelは2日、台北市で開催中のイベントCOMPUTEX TAIPEI 2015で、基調講演を行なった。同社の上級副社長でクライアントコンピューティング事業部担当のカーク・スカウゲン氏が、「イノベーションの50年」、「次は何か」、「プラットフォームのリーダーシップ」の3つをテーマに講演した。最初の「イノベーションの50年」とは、提唱されてから50年を迎えるムーアの法則のこと。Intelは、この法則にのっとり半導体を進歩させてきた。「次は何か」(What’s Next)では、2020年には、500億台のデバイスが存在することになると予測、これにより天の川の星の数よりも200億倍も多い数データが作られることになるという。こうしたデータが生み出されるのはIoTのためだが、スカウゲン氏は台湾の自転車レンタルのシステムを例に、新しいIntel IoT Gatewayのリファレンスデザインを紹介した。これは、さまざまなIoT機器からのデータを集約してクラウド側などに転送するゲートウェイ装置で、最新のリファレンスモデルでは、マイクロソフトやウィンドリバーのOSにくわえ、CanonicalのSnappy Ubuntu Core(Linuxベース)のOSも利用できるようになったという。次に「New User Experiences」として、Intel RealSenseによるナチュラルユーザーインターフェースや顔認証機能を紹介、さらに「No Wire」を実現するための技術を紹介した。3つめの「プラットフォームのリーダーシップ」では、Intelはいまやシリコンだけでなく通信機能も提供する企業だとした。また、このComputexのタイミングでの新製品を紹介、ステージには、AcerのST Liew社長やASUSのJonny Shih会長などが登場した。また、データセンター向けのXeon E3-1200 v4を紹介、同プロセッサは、Xeon系ではじめてハイエンドのIris Pro Graphics P6300やQuick Sync Videoを内蔵する。最後に2015年後半の発表を予定する次世代プロセッサ"Skylake"こと、第6世代Intel Coreプロセッサを搭載した2in1 PCと4Kディスプレイ内蔵のオールインワンPCのリファレンスモデルを紹介。"Skylake"は、2015年7月末のリリースが発表されたWindows 10のメリットを最大に生かせる設計だとした。今回のIntelの基調講演は、同社の現状をざっとなぞったものだった。Microsoftの基調講演が6月3日に控えており、ハードウェアメーカーの中には、マイクロソフトの基調講演後に詳細を公開すると言っていたところもあるため、IntelとしてもシステムとしてのPCを言いにくい部分はあったかもしれない。ただ、プレスリリースによれば、中国でハイアールとワイヤレス給電を推進するといった発表があり、次世代PCに向けた準備は進めてはいるようだ。また、Computex直前には、Rockchp(ARMベースのSoC半導体メーカー)との提携を発表。2014年に買収したベースバンドモデム内蔵SoC半導体メーカーSPREADTRUMと合わせ、Atomベースのモバイルプラットフォームを中国の製造メーカーを浸透させるべく努力しているようだ。中国では、SoCを製造する半導体メーカーが、スマートフォンやタブレットの設計や製造に関するソリューションを製造メーカーに提供して、製造メーカーは、これらを使って安価な製品を製造している。おそらく、Intelも新興国向け市場を狙い、この流れに乗ることを考えているのだと思われる。
2015年06月03日日本マクドナルドは6月5日、世界中で人気のアニメキャラクター「トムとジェリー ショー」と、イギリスのクレイアニメ「ひつじのショーン」のおもちゃがセットになったハッピーセット「トムとジェリー ショー/ひつじのショーン」を全国の「マクドナルド」店舗にて期間限定で販売開始する。ハッピーセットは、ハンバーガーやチキンマックナゲット、サイドメニュー、ドリンク、おもちゃがセットになった子ども向けメニュー。トムとジェリーは、ワーナー・ブラザースの人気アニメキャラクター。ハッピーセットでは、砂鉄を動かしてトムの顔に落書きができる「トム じしゃくでらくがきセット」や、スピーカーに向かって話すと声が反響する「ジェリー エコースピーカー」など、子どもの好奇心をくすぐるおもちゃが全6種類登場する。ひつじのショーンは、イギリスのアードマン・アニメーションズ製作のキャラクター。ゆで卵を乗せることができる「ショーンのエッグホルダー」、15秒たつと卵の中からショーンが飛び出す「ショーンのテーブルタイマー」など全4種類が用意されている。価格はレギュラーメニュー(10時30分~翌4時59分)で、モグモグマックセット500円、ハンバーガーセット430円~460円、チーズバーガーセット450円~490円、プチパンケーキセット440円~460円、チキンマックナゲットセット480円~500円。ブレックファストメニュー(5時~10時30分)は、プチパンケーキセット440円~460円、ホットケーキセット460円~480円、エッグマックマフィンセット460円~480円、チキンマックナゲットセット480円~500円。価格は全て税込。TOM AND JERRY SHOW: TM&(C)Turner Entertainment Co.(s15)(C)and TM Aardman Animations Ltd 2015.(C)2015 Aardman&Studio Canal
2015年06月02日渋谷109の店頭で5日、『ハナサカス 夢見る「サカジョ」応援イベント ~1日限りのスペシャルアート×トークショー~』が開催された。イベントは女性専用シェアハウス「ハナサカス」を展開する東京アライブエステートが開催したもので、人気のシェアハウス番組に出演したフランキーことフランセス・スィーヒや雑誌「Zipper」などで活躍するモデルの佐藤さき、渋谷の読者ライターとして人気の矢部ユウナらが登場。“夢”をテーマにトークショーを行った。第一部ではアーティストのフランキーと植物をテーマに壁画ペインティングを行う小野留依聖(オノルイーゼ)が“女の子の夢のハナサカス”をテーマにライブペインティングを披露。「ハナサカス」の壁画デザインも担当したフランキーは、今回の壁画に込めた思いを「女の子の夢のハナをサカせるシェアハウス“ハナサカス”なので、花をモチーフにしました。一人一人がそれぞれの夢の花を咲かせてほしいという想いを込めて、バラやユリなど決まった花ではなく自由なデザインでイメージした花を描きました」と解説。「私がシェアハウスで生活していたときは、自分の夢を追うことで精一杯でルームメイトを気にかけていられないと思っていたけど、部屋を出て久しぶりに会ってからも、仕事のきっかけや趣味の時間等いろんな場面で今も繋がっていて、ルームシェアが終わっても仲間でいられる関係が築けたと思います」と語った。トークショーの後は大勢のファンが生まれたての壁画の前で、花かんむりを付けるなどしてゲストの二人と共に写真撮影を楽しんだ。第二部は「Zipper」などで活躍するモデル・佐藤さきによるトークショーが行われ、自身の原動力について「夢を諦めないこと。好きなことをやり続ければ身になることを日々実感しています。諦めないことは大切だと思うので皆にも頑張ってほしい」と話した。また千葉テレビで8月から放送予定の“夢を追う女性たちのシェアハウスドキュメント『サカジョ』”に出演、それに伴ってシェアハウス生活を始めることを宣言し「一緒に住む女の子たちと夢を共有しながら生活できるのはすごく貴重な機会なので、悩んだときに励ましあえたら良いなと思います」と新しい生活について抱負を話した。第三部は渋谷の読者ライターとして人気の矢部ユウナが登場。矢部は、「Zipper×ASOBISYSTEM専属モデルオーディション」でのグランプリ受賞を機会に東京で活動を始めた、いわば“夢を叶えた経験者”。現在モデルとして活躍中の矢部は、「モデルだけでなく、動画を自分で作成することも好きなので、クリエイティブなことにも挑戦したい」と語り、意気込みを見せた。東京アライブエステートが展開する日本人女性専用のシェアハウス「ハナサカス」は、都内近郊42箇所に展開。東京で夢を追う女性たちの快適な暮らしをサポートしているとのこと。
2015年05月07日阪神電気鉄道が運営する甲子園歴史館は5月19日~21日の期間中、阪神甲子園球場で開催される阪神-巨人戦3連戦の試合前にトークショーを開催する。同イベントは、創刊60周年を迎えたスポーツ紙「サンケイスポーツ」と同歴史館との特別企画となる。ゲストには、同紙専属評論家でタイガースOBである江本孟紀氏ら3名が日替わりで登場。同紙デスクの大澤謙一郎氏らと今シーズンのタイガースの戦力分析や当日の試合展望などについて、トークを繰り広げる。ゲストは5月19日が江本孟紀氏、20日が上田二朗氏、21日が田尾安志氏。内容はトークショー(約50分)、質疑応答、甲子園歴史館入館(自由見学)。スケジュールの都合上、サインの時間はないとのこと。時間は3日間とも15時30分~16時30分を予定している。甲子園歴史館入館券(当日1回限り)付きで、参加料は無料。現在、同イベントの参加者を募集している。応募は「甲子園歴史館ホームページ」にて、5月8日の23時59分まで受け付け、各日抽選で60名を招待する。
2015年04月28日「ワンちゃん大好き」女子は注目! 愛犬家の女性のための、ちょっとスペシャルなイベント「エレdogショー」が、4月18日に六本木ヒルズ アリーナで開催されます。これは、ラグジュアリーマガジン『25ans (ヴァンサンカン)』の創刊35周年を記念して行われる、読者&愛犬家の皆さんに贈るイベントです。『25ans』読者「通称:エレ女(エレジョ)」は、常にエレガントなファッションに身を包んでいる女性たち。エレ女の多くが、自らのファッションと同様に愛犬も常に華やか&エレガントに装い、共におしゃれを楽しんでいるのが特徴です。そんなワンちゃんたちを『25ans』は“エレdog”と呼び、誌面やウェブサイトでも紹介しています。「エレdogショー」は、エレ女とエレdogが共に参加して楽しむことができるイベント。さらに会場では、犬の殺処分をなくすためのプロジェクトへの寄付を目的に、トークショーやオークションなども予定されています。エレ女たるもの、エシカル意識も高くなければいけません。犬好きの人たちはぜひ足を運んでチャリティに参加してみてはいかがでしょうか。ステージでは、愛犬家として知られる女優の川島なお美さんをゲストに迎え、人とワンちゃんが幸せに共存するために「ONE LOVE チャリティトークショー」がおこなわれます。また、誌面でもお馴染みの植松晃士さん、森泉さんを審査員に迎え、『25ans』読者と愛犬のおしゃれコンテスト、さらにお二人によるペットトークステージを開催。今は飼っていなくても犬が大好き、という人も楽しめそうです。チャリティブースでは、ワンちゃん好きな著名人から提供されたとっておきのアイテムに対して、オークションを実施。道端アンジェリカさん提供の愛用ドレスや、青木愛さん提供のキャリーバッグなどもあるので、ぜひ注目して。オークションは 特設サイト で4月18日(日)午後まで出品物を展示しているので要チェックです。また、ワンコインブースでは、オリジナルチャリティリボンやグルーミング(簡単なカットとブラシング)、ネイルケアなどのサービスを500円で提供。オークションの落札金額や、ワンコインブースでの実費を差し引いた金額は、すべてアニマル・ドネーションに寄付されるので、楽しみながらチャリティに参加できそうです。自分もワンちゃんも、いつも以上におしゃれして参加するもよし、どんな“エレdog”が集まるのか見に行くのもよし、大切な動物たちの命のためにチャリティに参加するもよし、いろいろな楽しみ方ができるイベントになりそうです。【イベント概要】イベント名:エレdogショー日時:2015年4月18日(土)、11時~17時予定 場所:六本木ヒルズ アリーナ参加費:無料 ※フリーエリアは自由にご入場いただけます。(アリーナ席の抽選は終了しました) 公式サイト ワンちゃん同伴の方へ ●ワンちゃんには必ずリードを着用させ(アリーナ席ではキャリーバッグに入れ)、ほかのお客様とトラブルが起きないようご注意ください。●ワンちゃんの排泄物の処理は、飼い主さんご自身でお願いします。●本イベント中、または本イベントの参加の行程で発生した事故、けが、疾病、所持品の紛失または破損等による一切の損害について、ハースト婦人画報社、ワンブランド、六本木ヒルズは責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
2015年04月16日