生まれたばかりの赤ちゃんには、不思議な力がいくつかあります。ふとした瞬間にニコッと笑ったり、赤ちゃんの手のひらに指を入れるとギュッと握ったりする可愛い動作は『反射』によるものです。赤ちゃん特有の反射はやがて消えていくものなので、期間限定の動作になります。生まれてから赤ちゃんがするという◎◎反射を、まとめてみました。一瞬しか見られない可愛い動作なので、見逃さないように気にして見て下さいね♡◇モロー反射ちょっとした物音やヒヤッとする感触、眩しい光などに驚き、突然、手足をビクッとさせ、何かに抱きつくような動作のことです。赤ちゃんの意思とは関係なく反応するので、この反射によって寝かしつけに苦労したママも多いのではないでしょうか?息子の場合は、掃除機やテレビの大きな音よりも食器棚を閉める音、新聞紙をめくる音、咳やくしゃみなどのわずかな音によく反応していました。モロー反射は生後すぐから始まり、首が座る頃には見られなくなると言われています。◇吸啜(きゅうてつ)反射目で確認しなくても、口の中に乳首などが入ってくると吸おうとする動作のことです。この反射のおかげで赤ちゃんは、上手にオッパイやミルクを飲むことができるのです。赤ちゃんの上唇に指を近づけると、吸い付くような仕草をするので是非やってみて下さい!◇新生児微笑(エンジェルスマイル)赤ちゃんがふとした瞬間に笑っているように見えたり、眠っているときも嬉しそうな笑顔を見せることがあります。この笑顔は本能による微笑みなので、本当に赤ちゃんが楽しいと思って笑顔を見せているわけではないのです。「お世話をしてね」、「可愛がってね」と周りの大人を釘付けにするための微笑みだと言われています。◇把握反射赤ちゃんの手のひらに大人の指を入れるとギュッと握る動作のことです。新生児期から3ヶ月頃まで見られます。足の指先に触れても手のひらと同様、足の指を折り曲げる動きをします。◇引き起こし反射両手を持ってゆっくりと上体を引き起こすと、首が座ってない赤ちゃんでも、ちょっと頭を引き起こす動きを見せる動作のことです。産後の一ヶ月検診などで、引き起こし反射をされたベビーも多いのでは?◇ハンドリーガード生後2〜3月の赤ちゃんが自分の手を顔の前にかざして、じっと眺めている動作のことです。赤ちゃんが自分の身体を認識し始めたという証拠になります。自分の手をじーっと眺めて、動かしてみたり、舐めたりすることで、手が自分の身体の一部であることを認識していきます。◇足踏み反射生まれたばかりの赤ちゃんの両脇を支えて歩かそうとすると、片足ずつ前に出したり、体を前に倒したりして歩こうとする動作のことです。◇パラシュート反射生後9〜10ヶ月頃を過ぎた頃に、赤ちゃんをうつ伏せの状態で抱き上げ、頭を下にした状態で下降させると、手を広げて身体を支えようとする動作のことです。この反射があることで、姿勢や動作がスムーズになり、転んだときにとっさに手を付いて身体を守ることができるようになります。ほんの一瞬!成長すると見られなくなる反射を楽しんで初めての子育てだとなかなか楽しむ間もなく時間が過ぎていきがちですが、 今だけの可愛い赤ちゃんの動作を見逃さないよう、ぜひ堪能して下さいね♪
2017年08月14日赤ちゃんの肌はデリケートなため、赤ちゃんにふさわしいスキンケアが必要です。ここでは、赤ちゃんのためのスキンケア方法について見てみましょう。赤ちゃんのスキンケアはお尻が大切おむつには、紙おむつと布おむつの2種類があります。清潔を優先したい場合は、使い捨てタイプの紙おむつ、経済的なメリットを考えるなら何度も使える布おむつの選択肢があります。赤ちゃんのお尻は、肌がデリケートなため、紙おむつと布おむつそれぞれのメリット・デメリットを考えながら使うといいでしょう。紙または布おむつは、こまめに交換することが大切です。お尻についた排泄物を洗い流すため、空のペットボトルなどで簡易シャワーを作って、ぬるま湯でやさしく便を洗い流します。ぬるま湯で濡らした脱脂綿などでやさしく押し拭き、汚れを除去した後、新たな脱脂綿で水分を押しながら拭きましょう。便の回数が多いときは、ワセリンやベビーオイルなどを使ってお尻に薄く塗りましょう。便を皮膚に付きにくくするだけでなく、おむつかぶれの予防につながります。乳児に起こる肌トラブルおむつかぶれは、お尻や肛門、性器などに炎症が起きて、その炎症が太ももあたりにまで広がる皮膚疾患です。原因は、尿と便の排泄物、おむつによる蒸れと擦れ、そしてカンジダ菌とよばれる菌の繁殖などが考えられます。尿と便が混ざり合うことで、雑菌や微生物にとって繁殖しやすい環境となり、繁殖の影響で肌に強い刺激を与えることになります。とくに、下痢の場合だと、刺激がさらに強くなるといわれています。おむつによる蒸れは、尿と便に関係なく、赤ちゃんの汗や体温などによって高温多湿状態になり、肌がふやけ、少し刺激しただけでも傷つきやすい状態になります。擦れは、おむつのギャザーによるものと考えられます。おむつのギャザーとは、おむつのウェスト部分と足のつけ根の部分がゴムのように伸び縮みし、尿や便などが外にもれないようにするための重要な役割を持っています。しかし、ギャザーが当たっている部分に擦れが生じ、それが炎症につながる可能性も考えられるでしょう。また、カンジダ菌の繁殖によって炎症が起きることもあります。他の原因によって発生したおむつかぶれと区別するため、「乳児寄生菌性紅斑(にゅうじきせいきんせいこうはん」と呼ばれています。「乳児寄生菌性紅斑」については『乳児の「おむつかぶれ」の原因とケア方法』 (で詳しく解説しています。生後3か月の赤ちゃんのケア生まれてから3か月くらい経過すると、赤ちゃんは母親の女性ホルモンの影響を受けることによって皮脂の分泌が活発になってきます。とくに皮脂の分泌量が多くなるのは、顔と頭の皮膚です。それにともなって現れやすい皮膚症状は、新生児挫創(しんせいじざそう)や頬と身体のかさつき、3か月以下だとアトピー性皮膚炎や乳児湿疹などがあげられます。新生児挫創とは、生まれてから2週間から3か月くらいになると、ニキビのように黄色やピンク色のポツポツとしたものが皮膚に現れるというものです。男の子に多く見られますが、かゆみや痛みの症状がないのが特徴です。赤ちゃん用の石けんなどを使って、患部となるところを丁寧に洗って皮脂の汚れを一掃しましょう。毎日欠かさず行えば、1〜2か月程度で消えてキレイになるでしょう。赤ちゃんのケアは、赤ちゃんの身体を清潔に保つことが第一ですが、衣服などを常に清潔に保つことも大切です。生後4か月の赤ちゃんのケア生まれてから4か月ぐらい経過すると皮脂の分泌量が減り、それにともなって肌が乾燥しやすい「乾燥肌」状態になります。赤ちゃんに対する乾燥の保湿ケアが中心となります。ケア方法は、常に清潔に保つことが第一です。普段どおりのケア方法で問題ないといえますが、ベビーローションやベビーオイルがケアの主役となるでしょう。それらを身体に塗るおすすめのタイミングは、入浴後です。入浴後にベビーオイルなどを塗ると馴染みやすく、また入浴によって潤った皮膚のカバーとなり保湿効果が高まります。乾燥しやすい部位だけを塗るのではなく、全身に塗るようにしましょう。全身の保湿ケアを行うことで、あせもやおむつかぶれの予防につながります。陽射しの強い日に外出する際は、赤ちゃん用の日焼け止めクリームなどを塗りましょう。紫外線は、夏になると量が増え、乾燥肌状態である赤ちゃんにとっては大敵です。日除け機能があるベビーカー、帽子、肌が露出しない衣類などを使って、紫外線対策を行いましょう。ケアのし過ぎには注意赤ちゃんの肌は、大人と違ってデリケートです。清潔に保つことはもちろんですが、ケアのし過ぎはかえって逆効果です。たとえば、便や尿などの排泄物がないにもかかわらず、1日何回もケアしてしまうと、皮膚の皮脂をはぎ取ってしまい、皮膚のバリア機能が低下した状態になります。そうなると、皮膚疾患になりやすい環境につながりやすいため注意しましょう。監修:馬渕知子
2017年05月03日こんにちは、キラキラネームウォッチャーの木村華子です。赤ちゃんの名付けをサポートするパパ・ママ向けアプリ『赤ちゃん名づけ』を運営する『リクルーティング スタジオ株式会社』は2016年12月、年間でアクセス数の多かったキラキラネームをまとめた『2016年年間キラキラネームランキング』を公表しました。上位にランクインした名前は以下の通りです。**********【2016年年間キラキラネームランキング】・1位:唯愛(いちか、ゆめなど)・2位:碧空(みらん、あとむなど)・3位:優杏(ゆずなど)・4位:海音(まりんなど)・5位:奏夢(りずむなど)・6位:妃(ひな、きらりなど)・7位:一心(ぴゅあなど)・8位:愛翔(らぶはなど)・9位:七海(まりんなど)・10位:輝星(べが、だいやなど)**********確かにキラキラしてはいるものの、一昔前にキラキラネーム・DQNネームを世間に知らしめた「光宙(ぴかちゅう)」ちゃんや、「泡姫(ありえる)」ちゃんといった派手なラインナップは無く、「唯愛」ちゃん、「碧空」ちゃんなどのソフトなキラキラネームが上位を占めている 印象。煌びやかすぎないマイルドさには、これまでアンチだった方でも、思わず「いいかも……」と受け入れてしまいそうなキャッチーさがあります(なんだかスゴいのもありますが)。事実、私の子どもたちが通う保育園や小学校でも、このレベルのキラキラネームは珍しくありません。これらマイルドなキラキラネームは、今や「最近の名づけなのね……」程度の市民権を得ていると言っても過言ではないでしょう。こうして、行き過ぎたキラキラネームは減少し、ほどほどに新しい名づけが世間に浸透したのでした。めでたし、めでたし……。とはいかないのが名付けの恐ろしいところで、件(くだん)のキラキラネームブームに乗じた親によってまばゆい名づけを施された人たちが、この日本には数多く存在しています。輝かしすぎる自分たちの名前が“一昔前のもの ”になって行く今、彼ら・彼女らは何を思うのでしょうか。そこで今回は、自称「キラキラネームをつけられた」と感じている方々へ向けて、「キラキラネームで損したことは何ですか?」という質問をぶつけてみました(※プライバシーを守るため、本名であるキラキラネームは伏せてご紹介します)。●自称キラキラネームを持つみなさんに質問! 「キラキラネームで損したことは何ですか?」●(1)超ラブリーな名前、でも、こけし顔……『子どものころは、西洋のお姫様みたいな自分の名前が大好きだった。「あれ?なんか、違くない?」と感じたのは中学生になる少し前のこと。一重まぶたに控えめな鼻、おちょぼ口という私の顔は、どう見てもお姫様ではなく“こけし”だった。名前と見た目とのミスマッチ に気がついて以来、初対面の人に名乗るのが恥ずかしいというか、おこがましいような気がして嫌になった』(20代前半/女性・営業事務)いわゆる“名前負け系”のデメリットですね。この方の名前から受ける印象は、縦巻きロールの金髪に、ピンクのひらひらドレスをまとったお人形のようなお嬢さん。しかし実際には、黒髪のパッツン前髪がよく似合う控えめな純和風女性です……。彼女の名誉のために言えば、名前“だけを”見ればかわいいし、現実のお顔“だけを”見てもかわいいんです。しかし2つがセットになって登場したとき、たしかに似合っていない感が否めません。「名乗るだけで、“名は体を表す”という言葉がウソだと証明できる」とのことでした。●(2)電話口で名乗るのがとても面倒くさい『読み方は一般的なのに、漢字が完全にキラキラしていて、しかも当て字 。病院の問診票やお店の会員登録など、自分で名前を書くときには、欄がなくても自発的にフリガナをふっている。いちいち聞かれるのが面倒くさいから。でも、電話口で名乗るときはそうもいかない。説明が大変面倒くさい。毎回同じような説明をして、だいたいいつも似たような質問を返されて、その質問にも毎回決まった説明をして……それで、ようやく納得してもらえる。うんざりする』(30代前半/男性・販売)ご両親がどのようなタイプの方なのかは存じませんが、若干“夜露四苦(よろしく)感”を漂わせる漢字のお名前です。画数が多く、そらでは書けない方も多いかもしれません。少なくとも私(漢字が苦手です)は、口頭で説明を受けるだけでは書けませんでした。たしかに電話口で名乗る側も、また名乗られる側も苦労するだろうな、というのが正直な感想です。と同時に、この方も上記で紹介した女性と同じく、「子どものころは自分の名前が好きだった」とのこと。キラキラネームをつけたパパ、ママ、聞こえますか?キラキラネームやDQNネームによるダメージは、ある程度大人になってから襲ってくるそうですよ……。●(3)ハイテンションすぎる名前で、逆にいじめられた『“元気”とか、“太陽”とか、それ系のハイテンションな名前です。「ポジティブでエネルギッシュな人生を送ってほしい」という両親の思いがひしひしと伝わって来る感じ。たしかに赤ちゃんに付ける名前としては、とても良い意味だと思います。でも小学校高学年くらいから、僕の名前のハイテンション具合が“ダサい”雰囲気になり 、いじられるように。いじりは次第にいじめっぽくなって行きました。高校生ごろには僕の名前を気にする人はいなくなったけど、今でも自分の名前が少し嫌いです。たしかにダサいと思う』(20代後半/男性・営業)ハイテンションな名前が、あるときを境に突然ダサくなる現象。たしかに私が通った小学校にもそんなムードがあったかもしれません。子どもぽく感じたり、熱血すぎて鬱陶しく感じたり。そうでなくても、“少し変わっている”程度でいじり始めてしまうのが小学生です。誰か一人が「ダサい」と言えば、それが一気に広がって……。名付けを行う親の立場からすれば、最も回避したい恐ろしい事態ですね。と同時に、彼を名付けたご両親の「良い人生になりますように」という願いを思うと、胸が締め付けられるようなエピソードでした。わが子が生涯に渡って名乗り続ける名前を決める瞬間は、テンションを上げるなというほうが無理な話。ところがそのテンションが行きすぎて、思わず名前をキラキラさせてしまったのかもしれません。●(4)最先端だと思ってた。でも今や……『私の名前は子どものころから目立ってて、幼心に誇らしささえ感じてた。世の中にキラキラネームという言葉が生まれたころなんかは「ほらね、私の名前は最先端だったんだ」とか思っていた。ところが自分が親になったとき、まわりを見渡してもキラキラネームの子どもなんて一人もいなかった。むしろ、しわしわネームとか古風ネームのブームがじわじわきてた。よくテレビの特集で「キラキラネームが増えてます」とか未だに言ってるけど、一体どこの話なんだと思う。相変わらず自分の名前は嫌いではないけど、ブームが終わったんだな と感じるのは少し寂しい』(20代後半/女性・パート主婦)アラサーには珍しいほど、ガッツリとキラキラしたお名前を持つ女性です。たしかにこの年代の中では目立っていただろうな〜という印象。明るい性格の彼女は、キラキラとした自分の名前に誇りを持って生きて来た様子です。十数年ほど前のキラキラネーム誕生のころには、「今から私と同じようなセンスの名前が増えていくんだろうな〜」と感じていたそうなのですが、実際にはまったくそんなことなかった……と、少し残念そうに笑っていました。名付けには各年代にブームがあるものです。そしてその流行は永遠には続きません。今現在は最先端に思われるような名前であったとしても、はやっている以上はいつか必ず古臭いものに変わってしまいます。これから名付けを行うのであれば、流行や最先端に踊らされすぎないことを考慮しておきたいですね。●名付けは、生後間もないわが子の人生に試練を課してしまう可能性があるこのたび、インタビューにご協力いただいた自称「キラキラネームをつけられた」と感じている方々は、ご覧の通りキラキラネームブーム以前に誕生しています。「DQNネーム」や「キラキラネーム」という言葉が広まったのが2000年代初頭だと言われているので、ブーム真っ只中に名前を授かった子どもたちは今まさに10代の多感な時期を生きているわけですね。中には今回紹介した大人たちのように、自身の名前にコンプレックスを抱いたり、名前が原因となるデメリットに打ちひしがれていたりするのかもしれません。名付けは、生後間もないわが子の人生に試練を与えてしまう可能性があります。これから赤ちゃんの名前を考えるパパ・ママは、大きく成長したお子様の姿をイメージしながら、ぜひ誰も後悔しない名付け を行ってあげてください。【参考リンク】・2016年年間 キラキラネームランキング | 赤ちゃん名づけ()●ライター/木村華子(ママライター)
2017年01月11日こんにちは。イラストレーターの栗生です。今年もまた暑い季節がやってきましたね。四季の移ろいが早すぎて、爽やかだった5月や6月頃の残像が見えるようです。そういえば去年の夏、赤子はどんなだったかな、何してたっけかなぁとiPadのアルバムを見返したところ、ブレブレの写真が多数。どうやらムチムチボディを躍動させて遊ぶわが子が写っているようです。去年の7月には寝返りをすっかりマスターし、四つんばいの練習に励んだり、腹ばいになって頭と両手足を浮かせてバタバタ羽ばたいていたりしたっけ…。世の中にはこのしぐさ(腹ばいで両手足をバタバタさせる)をする赤ちゃんばかりではなく、うつぶせが嫌いで泣いてしまう子もいると聞きます。長女がまさに「(腹ばいでも手足をバタバタ)しない子」だったので、下の子で初めて目にしたときは「おお、これがうわさの飛行機ブーン!」と身悶え、ひたすら写真に収めまくったのでした。1年前は立つことも座ることもできなかった赤子ですが、1歳5ヶ月の現在は歩くことに夢中です。本人は布団の上で一生懸命羽ばたいていたことなんて、きっと覚えてもいないでしょう。と思うと、なんだかこのしぐさが急に懐かしく思えてきました。またいつかどこかでお目にかかりたいものです。今日のカルタ「両手両足羽ばたかせ」
2016年07月13日どうもこんにちは、栗生です。季節の変わり目ゆえか赤子が熱を出してしまい、久しぶりに小児科を受診してきました。小児科に行けば必ずと言っていいほど赤子の泣き叫ぶ声を聞くことになるのですが、我が家の赤子は泣き声が聞こえた途端緊張した面持ちになり、まだ何もされていないのに泣いてしまうこともしばしば。そういえば、産後すぐの赤ちゃんも、ほかの赤ちゃんに共鳴するかのように泣いていた気がします。私が出産した産院では、食事のときはダイニングルームに移動するのですが、そのとき赤子も一緒にベッドに乗せて移動します。ママたちが食事をしている間、壁際にずらりと並んだ新生児たち。そのうち1人が泣き出すと、ほかの子もザワ…ザワ…となり、つられ泣き。最初は「誰かな~」「うちかな~」「新生児の泣き声似てるね~」などと談笑しているのですが、泣きが本格的になってくると、お母さんがたは食事もそこそこに赤子のベッドを押して去っていくのでした。また、上の子が生まれて半年ほど経った頃、赤ちゃんがいる知り合いのお宅にお邪魔したときのこと。赤ちゃんはそれぞれ床に転がったり抱っこされたりして、おとなしくしていたのですが、一緒に写真を撮りましょー!と隣同士に並ばされた途端、片方がヘアー!と大泣き。それを見たもう片方もなんだかわからんがホゲアー!と泣き始め、大人たちはアラアラマアマアと言いながら各自赤子をあやしたのでした。赤ちゃんの泣きの連鎖、面白いですね。今日のカルタ「もらい泣き つられ泣き」
2016年06月08日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日こんにちは、栗生です。保育園の慣らし保育が終わり、「ようやく仕事ができる~」と思ったのもつかの間、1歳児が熱を出して3日間お休みとなりました。集団生活1年目あるあるですね…(遠い目)。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ふ」。寒さの厳しい冬場、手足の先までモッコモコのジャンプスーツを着ている赤ちゃんを見かけることが多くなった気がします(暖かい地域ではそうでもないかもしれません)。このジャンプスーツ姿の赤子の着ぐるみっぽさがたまらなくて、街で赤ちゃんを見かけるたびに、ついつい目で追ってしまうのです。さらに言うと、前向きタイプの抱っこ紐にモコモコ赤子をインした親御さんがこっちに歩いてくるとき。あれ、どうしても目がそらせなくて5秒間ほど見つめてしまうことがあります。見知らぬファミリーをガン見するとは大変失礼なことと存じ上げているのですが、モッコモコのかわいい赤ちゃんを、見るなと言うほうが無理なのです。ところで、防寒着以上に強力なぬいぐるみ感を放っているのがベビー向けの仮装用衣装。去年のハロウィンはなんとなくスルーしてしまいましたが、後からテンション高めの衣装を着せられた赤ちゃんの画像を検索しては身悶えている始末です。親のエゴと言われようともかわいいものはかわいいのです。今年は何か着せてみようかな…。今日のカルタ「冬はぬいぐるみ化する」
2016年04月20日こんにちは、イラストレーターの栗生です。だんだん暖かくなってきて、日中の外出が楽しい季節になってきましたね(スギ林方面から飛んでくる黄色い粉さえなければ、もっと楽しいのですが…)。わが家の赤子は外で過ごすのが好きらしく、保育園のお散歩で公園に行くと、ハイハイで芝生の上を走り回るそうです。広い公園は気持ちがいいものですが、赤ちゃんが好きなのはどちらかというと狭い場所だったりします。家の中でも、30cm四方のおもちゃ箱からおもちゃを投げ出して自分がきっちり収まっていたり、カーテンの陰に隠れたり、家具の隙間に入り込んで棚の中身をぶちまけたりしている姿がよく目撃されています。移動の際も、以前は(なぜだか)ベビーゲートと壁の隙間を通ろうとして挟まり、泣いているということがあったのですが、最近は熟練の域に達した高這い(タカバイ。お尻を高く上げて這うこと)で、椅子の足を華麗に避けつつテーブルの下を移動し、意外な場所から出てきては目的地まで一直線。一家でもっとも無駄のない動線を描けるのは、おそらく赤子でありましょう。今日のカルタ「抜け道を見つけた」
2016年03月09日こんにちは、イラストレーターの栗生です。2月も半ばを過ぎ、寒さの中にもそこはかとなく春の気配が感じられるようになってきました。私は寒がりなのでタイツに靴下とレッグウォーマーをオンした防寒スタイルで過ごしていますが、赤子のほうは移動中に靴下が神隠しにあう事件があまりに多いので、少しの距離であれば裸足のまま移動しています。そんな時に思い出すのが、知人が遭遇した「赤ちゃん、足が冷えてるわよ〜。かわいそう〜」と通りすがりにアドバイスしてくれる見知らぬ人のこと。そういえば赤ちゃんを連れていると、1人のときよりも断然話しかけられる回数が多い気がします。たとえば、抱っこ紐で長女を抱っこしてスーパーで買い物中、「それ(抱っこ紐)、最近みんなしてるけど大丈夫なの? おんぶのほうがいいんじゃない?」と、突然年配の女性(もちろん初対面)に心配されるというケース。話しかけてきたご本人としてはきっと以前から気になることだったのでしょうが、突然のことに私も面食らって、「まぁ、大丈夫だと思います…」としか言えず微妙な空気になったことがありました。もちろん疑問や心配だけでなく、「かわいい~」「何ヵ月?」などと言ってもらえることもたくさんあります。声をかけられるとなんだかんだで自分(と子ども)がこの地域で暮らしているんだなぁと強く感じます。今日のカルタ「通りすがりの人に話しかけられる」
2016年02月17日リクルーティング スタジオはこのほど、「2015年 赤ちゃん名づけ上半期トレンドベスト100」を「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績No.1 / 無料赤ちゃん名づけ(web)」にて発表した。同ランキングは、「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績No.1 / 無料赤ちゃん名づけ(web)」において、アクセス数の多い順に抽出した結果をもとにしている。集計期間は1月~6月、集計は7月1日。1位は、"こころ"や"こはる"といった読み方のできる「心桜」となった。この名前は、「2014~2015年女の子の名前ランキング」のほか「2015年春にまつわる名前」でも女の子の名前としてトップになっている。2位には、「2014~2015年男の子の名前ランキング」で1位だった「陽翔(はると、ひなたなど)」がランクインした。名前には、"太陽のように明るく周りを元気にしてほしい"などといった思いがこめられているという。3位は「心愛凛(しえり)」で、昨年の23位から急上昇している。また、今回は昨年の上半期のランキングでベスト30圏外だった名前のうち12件がランク入りした。中でも、5位の「杏柚(あゆ)」、7位の「蒼音(あおと、あおねなど)」、9位の「大翔(だいと、ひろおとなど)」、10位の「湊斗(みなと、あると)」はベスト10にランクインしている。「今回のランキングの特徴として『漢字2文字でひらがな3文字の読み方をする名前』がランキングの半数を占める15件ランクインする結果となり、今年のトレンドと言えそうです」と同社。
2015年07月09日赤ちゃんと一緒に行く海外旅行先として人気が高いハワイ。でも、旅先で病気をしたり、飛行機でぐずったりしたらどうしようと心配ごともたくさん。赤ちゃんを連れて行くには、どれくらいの時期からがいいのでしょうか。赤ちゃんが国際線に乗れるのはいつから? 多くの航空会社では、搭乗可能年齢を「生後8日後から」と定めています。ですが、飛行機は急激な気圧の変化がありますし、機内の乾燥や寒さも心配です。里帰りなどで早くから赤ちゃんを飛行機に乗せなくてはいけない場合を除き、ある程度大きくなってから乗せたほうが、赤ちゃんもママも快適ですよね。赤ちゃんとママ、パパ、みんなの快適な時期を見定めて早いご家庭では「首が据わったらOK」と考えて海外旅行に出かけているそうです。筆者のまわりで一番早かったのは「生後5ヵ月の時。母親からの免疫が切れる前がいいと思って。寝返り前だったので、寝返りを打ってベッドから落ちる心配がなくてよかった」というママでした。生後6~7ヵ月に行ったというママたちは「離乳食が1回食のうちがラク」「ベビーカーに乗せやすいので、お座りができたら」「ハイハイをすると動きたがるから、その前に」と考えたそうです。「子どもが歩き回ると大変だから、歩き出す前に」「水遊びを楽しめる月齢になってからがいい」と8ヵ月~1歳頃に行くママもいます。また、「あまり小さな子だと日焼けや病気に対する抵抗力が心配だから、1歳を過ぎてからが安心」「予防接種がひと通り終わってから」という意見もありました。ママによって考え方はいろいろですね。そのほか、休みが取れる時期に、たまたま赤ちゃんの月齢が○ヵ月だった、という事情もあるようです。で、結局、子連れでハワイに行くのはいつがいいの?筆者の周りでは生後7ヵ月以降にハワイデビューというご家庭が多く、筆者自身も子どもが7ヵ月半の時に行きました。離乳食が1回食の時期だったことは確かにラクでした。フリーズドライや瓶詰めの離乳食を持っていったので、2回食や3回食より荷物が少なくてすんだことがよかったです。寝返りやハイハイはしていましたが、ホテルでベビーベッドを借りることができたので問題ありませんでした。ハワイは何歳になってからでも楽しめますから、デビューを急ぐ必要はありません。ただし、飛行機のバシネット(座席に取り付ける乳児用ベッド)は体重10~11kg以下の乳児が対象のことが多いので、早くハワイに行きたい方はお子さんが10~11kgになる前に行くといいですよ。
2015年06月13日大修館書店はこのほど、「すてきな漢字に出あえる 赤ちゃんの名づけ事典」を刊行(取次搬入)した。○「辞書づくり」の実績とノウハウを駆使同社は、1918年に創業。以来、辞典、教科書をはじめ、専門誌、専門書、一般書を発行している。同書は、人名用漢字、常用漢字を合わせて、現在「名づけに使える漢字」をすべて収録。1月に「巫」の字が人名用漢字に加えられ、名づけに使える漢字の総数は2,998字になった。「名づけ事典」の類書が1,000字程度に限定して収録しているところ、同書では初めてすべてを収録したという。同書では、収録される全漢字に、同社の漢和辞典「新漢語林」にもとづいた解説を加えている。また、検索性を高め、漢字と漢字の関連づけを充実させるなど、辞典づくりのノウハウを盛り込んだ。"漢字やことばの意味をしっかりと考えて名づけをしたい"というニーズに応えることができる内容としている。判形は、A5判 416ページ。価格は1,800円(税別)となる。特徴は、名前に使える漢字をすべて収録したことで、全体を見渡すことができ、漢字の意味や音のほか、成り立ちや名前の例など、参考になる情報を確認できる。また、漢字の意味・イメージから別の漢字に関連づける情報も掲載。「意味からさがす」の章では、名前に持たせたい意味や願いから、漢字やことばを探すことができる。"すてきな漢字"と出会ったら"最後にもう一度、漢字や言葉の意味にも目を向けてほしい"と願い、約20項目のチェックリストを用意。主なポイントは、「名づけに使えない字が入っていないか」「 漢字の意味はよいか」「漢字同士の組み合わせの意味がおかしくないか」「音から名前にふさわしくないことばが連想されないか」といった内容となる。
2015年04月26日リクルーティング スタジオはこのほど、「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料赤ちゃん名づけ(Web)」にて、「2015年桜にまつわる名前ランキングベスト30」を発表した。集計期間は2014年3月1日~2015年2月28日、集計日は3月18日。○「桜にまつわる名前」、第1位は「桜愛(さくら)」に「2015年桜にまつわる名前ランキングベスト30」の第1位は「桜愛(さくら)」ちゃん。「桜愛」は昨年発表の「2014年桜にまつわる名前ランキングベスト30」の21位から大きく順位を上げた。「桜」は漢字一文字のみで「さくら」と読むものの、「愛」の字をつけることで、よりかわいらしいイメージになっているという。2位は「桜花(おうか)」、3位は「咲(さくら、さき)」となった。近年では「咲」と書いて「さくら」や、女優の「武井 咲(たけい えみ)」のように「えみ」と読むことがあるようだ。ユーザーによると5位の「雪桜(ゆら)」には、「雪の中に咲く桜の如く自分の意思を持って強く生きられるように」、15位の「桜輝(おうき)」には「桜はみんなに愛されてる。桜のように輝いてみんなに愛されますように」などの願いが込められているという。ほかにも9位の「桜(さくら)」、10位の「桜果(おうか)」の由来には「4月に産まれたから」というものもあり、季節は名前を決めるうえで大切な要素の1つになっているとのこと。昨年の「2014年桜にまつわる名前ランキングベスト30」で2位だった「さくら」は12位、3位だった「桜(さくら)」は9位となった。ちなみに、カタカナの「サクラ」は201位で、今年は「さくら」「桜」のようにダイレクトな名前よりも、漢字や読み方に工夫した名前が人気だった。なお、ランクインした名前の詳細については、「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料赤ちゃん名づけ」で確認できる。
2015年03月30日リクルーティング スタジオはこのほど、「2014年 ベスト・オブ・キラキラネーム」を発表した。同社は、「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ(Web)」において「2014年 年間キラキラネームランキング」にランクインした名前の中から、最もキラキラネームだと思う名前を投票により決定した。投票は2014年12月26日~2015年1月15日の期間に受け付け、351票の有効票数を得た。1位となったのは、「黄熊(ぷう)」くんとなった。「黄熊」くんは「2013年ベスト・オブ・キラキラネーム」でも2位にランクインしており、昨年に引き続き、多くの票数を獲得した。2位は「今鹿(なうしか)」ちゃんとなり、漢字の「今」を英語の「now」と読む発想力が必要な名前といえる。3位は「皇帝(しーざー)」くんで、「シーザー」や「フランツ」など、海外の歴代皇帝の名前ににちなんでいると考えられる。「2014年 年間キラキラネームランキング」で1位となった「苺愛(べりーあ)」ちゃんは5位、2位の「華琉甘(かるあ)」ちゃんは16位、3位の「愛羅(てぃあら)」ちゃんは11位だった。
2015年02月06日リクルーティング スタジオは1月22日、月間200万アクセスのスマートフォンアプリ「無料 赤ちゃん名づけ」とWEBサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料 赤ちゃん名づけ(Web)」から、「冬にまつわる名前ランキングベスト30」を発表した。集計期間は2014年1月1日~2014年12月31日で、「冬」にまつわる名前のうちアクセス数の多い順にランキングを抽出した。1位となった名前は「杏柚(あゆ)」だった。「杏柚」には、杏(あんず)と柚子(ゆず)という2つの果物の名前が含まれている。柚子は11月ごろから1月ごろまでが旬といわれており、冬至の日にはゆず湯に入る風習もあるなど、冬に縁のある果物である。2位は「誠柊(まさと)」だった。「柊(ひいらぎ)の花」が冬の季語になっているように、「柊」は冬を連想させる植物の1つ。また、柊はギザギザとした葉が特徴であり、節分の時期には鬼の目を刺す魔よけとしても用いられる。3位は「椿(つばき)」で、この名前に"洗練された美しさを兼ね備えた女性になってほしい"という願いを込めた人もいるという。植物の椿は寒さに強く、2月ごろから開花する。同サービスのユーザーによって登録された名前由来によると、8位の「灯雪(ともゆき)」は、「雪の中のともし火のように周りを明るく照らし輝き続けてほしい」という思いから名づけられたという。また、22位の「北斗(ほくと)」は、冬の季語にもなっている北斗七星にちなんで"北斗七星のように煌(きら)めく人生をかたちづくってほしい"との思いで名づけられたとのこと。今回のランキングでは、「柚子」「苺(いちご)」「蜜柑(みかん)」「林檎(りんご)」といった冬が旬の果物にちなんだ名前が見られた。また、10位の「小雪(こゆき)」や12位の「小梅(こうめ)」のようにオーソドックスな名前もあった。他にも、17位には2月の別名である如月(きさらぎ)と同じ漢字表記の「如月(きさら)」がランクインし、21位には1月の別名と同じ「睦月(むつき)」が、25位には「一月(ひづき)」がランクインするなど、冬の暦にちなんだ名前も見られた。
2015年01月26日リクルーティング スタジオはこのほど、「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」を発表した。同調査は、月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料 赤ちゃん名づけ(Web)」から、赤ちゃんメモ機能を利用し、「実際に名づけられた名前候補」5万6,146件のうち、人気の高かった30の名前を対象に、ユーザーの投票により決定。投票期間は、12月3日~10日。有効投票数は174票だった。○男の子の名づけ1位は「蓮」、女の子は「結愛」に男の子の「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」に輝いたのは、「蓮(れん)」だった。「蓮」は、先日発表の「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」でも3位にランクインしている注目の名前であり、実際の名づけ候補としても人気があるという。実際に名づけたユーザーによると、名前の響きを重視したとの回答が寄せられた。2位は年間トレンドでは1位だった「陽翔(はると)」。今回の男の子のランキングには、「陽」「翔」を含む名前が「陽翔」以外にも6件ランクインしており、人気の漢字を使った「陽翔」に人気が集まるのも納得の結果だったという。3位は「颯太(そうた)」で、「颯」の漢字は動きが早い様子という意味があり、同社では、活発な子に育ってほしいという両親の願いが込められているのではないか、と分析している。女の子の「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」は「結愛(ゆあ)」。「結愛」は、「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」で6位だったものの、多くのユーザーからの投票により今回は1位になった。名前の投票と同時に実施した由来の人気投票でも、「たくさんの愛に囲まれていい人間関係を結べるように」という由来が1番人気で、名前と由来の2冠を達成している。2位「凛(りん)」、3位「陽菜(はるな)」は年間トレンドのそれぞれ10位、13位と比べ、上位になっている。男女の名づけから読み取れる傾向として、男の子ランキングは「はると」「そうた」「ゆうと」などの読み方と、「翔」「太」「斗」という力強さやたくましさを感じさせる漢字が使われた名前が多くランクインした。女の子の名前は、「結愛」のように、本来の漢字の読み方の一部のみを用いる名前がみられるという。また、漢字に注目すると、「結」「愛」「美」や植物を連想させる字がランクイン。名前の響きやイメージを重視した名前が増えているといえそうな結果となったとのこと。今回のランキングは、「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」と重複する名前も多く、実際に名づけられた名前とアクセス数は相関関係にあると読み取れる。なお、ランクインした名前の詳細については、「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料赤ちゃん名づけ」で確認できる。(C)2007-2014 Recruiting Studio INC. All rights reserved
2014年12月13日リクルーティング スタジオはこのほど、「秋の植物にまつわる名前ランキングベスト30」を、アプリ「無料 赤ちゃん名づけ」とWebサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ」にて発表した。第1位は、秋に収穫の時期を迎える「稲穂」の「穂」という漢字を含む「奈穂美(なほみ)」ちゃん。この名前の有名人には、女子サッカー日本代表の川澄奈穂美選手がいる。ちなみに川澄選手は、秋である9月23日生まれとのこと。2位の「楓斗(ふうと)」くん、3位の「楓果(ふうか)」ちゃんは、共に「楓」という漢字を含む名前。4位は秋の味覚である「梨」という文字が用いられている「恵梨(えり)」ちゃん。ユーザーによると、この名前には"恵まれた人間関係と人生の果実を獲得してほしい"という願いが込められているそう。なお同ランキングでは、「楓」を含む名前が37%(11種)、「穂」を含む名前が30%(9種)、「梨」を含む名前が17%(5種)を占めている。
2014年10月20日リクルーティングスタジオは5月15日、スマートフォンアプリ「無料 赤ちゃん名づけ」とWEBサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ」から「2013年~2014年女の子の名前ランキングベスト30」を発表した。集計は2013年4月から2014年3月まで行った。○男女ともに人気の"漢字1文字"同調査は、同アプリと同WEBサイトにおいて、女の子の名前でアクセス数の多い順にランキングを抽出したもの。ベスト30圏内の名前のうち、漢字1文字の名前が16件ランクインし、ランキングの過半数を占めた。5月1日に同社が発表した「2013年~2014年男の子の名前ランキングベスト30」でも同様の傾向が見られ、男女問わず漢字1文字の名前が人気であることがわかる。一方で、ベスト3は漢字2文字の名前が占めた。1位の「心桜(こころ、しおんなど)」という名づけには、同アプリの「名前の由来」を確認する限り、「桜のように大きな心を持ち、やさしくみんなを包み込むような子になるように」という願いが込められているという。また、「心桜」のほか、5位の「楓(かえで、はいじ)」など、花や植物に関連した漢字を用いた名前がベスト30圏内に12件ランクインした。「花や植物のようにみんなから愛される子に育ってほしい」といった、子どもを想う両親の優しさをうかがい知ることができる結果となった。読み方に注目すると、「こころ」と読む名前が6つランクインしており人気があるといえるが、「心」という名前は38位でランキング圏外。このことから、新しい組み合わせの漢字で新しい読み方をさせる人も多いと考えられる。
2014年05月16日