暑い夏・寒い冬共に、季節問わず無性に食べたくなる辛いもの。発汗作用があり新陳代謝をUPすると言われているので、食べ過ぎなければ美容にはとても効果的です。これから益々寒くなるので、辛グルメは積極的に食べたいですね。今回は、辛いものが美容に効く理由をまとめてみました! ■寒い時、暑い時、どちらも辛いものを食べたくなる理由辛い食材の代名詞とも言える、唐辛子。中に含まれているカプサイシンは、体温を下げる効果と、上げる効果があります。矛盾しているようにも聞こえますが、カプサイシンは体内の色んな所に作用してくれます。1.寒い時:体がポカポカする小腸から吸収された辛いものは血流に乗って中枢神経を刺激し、脳内からアドレナリンが放出されます。アドレナリンが出ると、身体を動かしたときと同様、身体が暑くなり発汗が始まります。2.暑い時:発汗作用で“涼”を得る事ができる辛いものを食べると運動をしていないのに汗をかきますが、これは辛味成分が人間の味覚、嗅覚、痛覚など様々な感覚神経や内臓神経を刺激する事によって起こる生理現象だそうです。汗を出すことによって、身体の表面温度は一時的に下がるので、結果的に涼しさを得る事ができるのです。■脳内麻薬が分泌される辛いものを食べると、脳はその刺激を“傷み”だと認識するので、その“傷み”を緩和するため、反射的にベータエンドルフィンを分泌します。辛いものを食べると気分が高まり、高揚状態になるのは、それらのホルモンが原因であるとか。ジョギングを続けていると気分が良くなるランナーズハイという現象に近い状態だそうです。■食欲が増進される辛いものを食べると辛味成分が消化器の粘膜を刺激するので、胃腸へ送られる血液の量は増え、消化液の分泌が促進される効果があるとか。それと同時に唾液の分泌も促されるので、いつもより食欲が増す結果に。また、腸内の運動も活発になるので、栄養分の吸収力も高まるそう。■辛いものを食べると美肌になる!? 上記で述べた通り、食べると身体に様々な影響がある辛い食べ物。適度に摂ると、脳への刺激によって全身の血行が良くなり、体温を上昇させて発汗を促すので、新陳代謝が上がります。新陳代謝が上がれば細胞の生まれ変わりも促進されるので、身体の内側から美肌が作られやすい環境に。また、食欲が増進され、胃腸の働きが活発化するので、吸収力が高まり栄養素が無駄無く体内に取り入れられる結果になります。ですが、美肌に良いからと言って大量に摂取すると逆に胃の粘膜を刺激し、損傷してしまったり、舌の表面の細胞を破壊し味覚障害につながったりする恐れもあります。何事も摂り過ぎは良くないので、身体のコンディションを確認しつつ摂るようにしましょう。
2014年11月06日モスフードサービスは11月18日、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)で「凄辛(すごから)チョリソバーガー」と「凄辛チョリソチーズバーガー」を新発売する。2015年2月上旬までの期間限定商品となる。「凄辛チョリソバーガー」は、手作業で一つひとつ渦巻きにしたチョリソを使用したバーガー。チョリソのうえに、マヨネーズ、スライスしたハラペーニョ、みじん切りのオニオン、特製のホットチリソースを重ね、レタスとともにバンズでサンドした。「チョリソ」「ホットチリソース」「ハラペーニョ」の3つの辛さが合わさった刺激的な味わいが楽しめる。価格は340円。「凄辛チョリソチーズバーガー」は、凄辛チョリソバーガーにスライスチーズを加えた、辛さの中にもマイルドな味わいのあるハンバーガー。価格は370円。※価格は税込
2014年10月30日辛い食べ物はお好きですか?私はあまり得意ではありませんが、韓国料理のカルビクッパや、タイのトムヤムクンは大好きです。カプサイシンは唐辛子の辛味成分で、消化器系を刺激し食欲を増進する他、 多くの生理作用があります。辛い食べ物に含まれるカプサイシンで身体の代謝を上げ、ダイエットに役立てましょう。■カプサイシンの作用カプサイシンは、アドレナリンやノル アドレナリンの分泌を促進します。アドレナリンには血流増加作用・食事誘発性産生作用(食事後に代謝量を増加させる)・発汗作用・抗菌作用があり、ノルアドレナリンには熱産生作用があります。トウガラシを食べると体が暖かくなりますね。運動前にカプサイシンを摂取すると、「脂肪の燃焼が促進された」という研究結果があるそうです。カプサイシンは、以下のように 作用したと考えられます。カプサイシンが交感神経系に作用してノルアドレナリンの分泌を促進→ノルアドレナリンが脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼを活性化→中性脂肪の分解が促進される→分解された脂肪が、運動により多く使われる■交感神経を優位にするカプサイシンに限らず、運動前に交感神経を活性化すれば、上記で書いた流れによりダイエット効果が高まります。・コーヒー等のカフェインを含むものを飲む。・冷たい水を飲む。・身体を叩く(叩くと人間は戦闘モードになります)ダイエットライフを効率よく過ごすためには、この交感神経と副交感神経を上手く切り替えながら、生活することが大事です。つまり、活動する時(ダイエットモード時)は交感神経優位に、休む時は副交感神経優位にして身体を安め、活動に備えて身体を修復します。■注意点しかし、辛いものを食べ続けると胃腸障害、肝機能障害、腎臓障害を引き起こす危険性があります。やはり、程々が大事ですね。私の場合、韓国旅行では毎食キムチが続き、さらに辛いメニューが多いため、2日目からずっとお腹を壊していました。自分の体と相談しながら、取り入れてみてください。■最後に極端な味付けが好まれ、繊細な味の分からない日本人が増えてきているそうです。ファーストフードの影響も多いようですね。昨年、和食が「ユネスコの無形文化遺産」に登録されました。辛い食品はダイエットに有効ですが、最も健康的でダイエットに適した食事は和食です。日本人として和食の良さを見直して、後世に伝えてゆきたいと思います。(林田玲子/ハウコレ)
2014年10月10日トリップアドバイザーはこのほど、「世界のトウガラシ(&各国代表カラ~い料理)辛さ比較」を公開した。唐辛子の辛さ(カプサイシンの辛さ)を表す単位として、「スコヴィル値」を用いて比較を行っている。辛味成分の抽出物の溶解液に一定の甘みのついた水を加え、辛さを感じなくなった時点での希釈率で辛さを表すものだという。例えば、抽出物の4万倍の希釈倍率で甘い水を加えて辛さを感じなくなるものは4万スコヴィルとなる。辛さで有名なトウガラシといえばメキシコの「ハバネロ」だが、そのスコヴィル値は、辛いもので35万スコヴィル。しかし世界にはさらに辛い唐辛子があり、オーストラリアの「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」は146万3700スコヴィルで、世界一辛いトウガラシとして2011年にギネス世界記録に登録されているとのこと。日本で良く使用される代表的な品種の1つ「鷹の爪」は一見辛そうに見えるが、辛さは4万~5万スコヴィルで、海外の激辛唐辛子の辛さとはレベルが違うという。辛い料理では、ジャマイカの「ジャークチキン」、インドの「ミールス」、アメリカの「チリコンカン」、タイの「トムヤンクン」など、世界各地の料理が紹介されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日