NHKと民放キー局などが主催する「東京ドラマアウォード2016」の授賞式が7日、東京・EXシアター六本木で行われ、作品賞のグランプリには、連続ドラマ部門でNHKの朝ドラ『あさが来た』、単発ドラマ部門でTBS『赤めだか』が受賞した。また、主演男優賞はTBS『下町ロケット』の阿部寛、主演女優賞は『あさが来た』の波瑠が受賞。『あさが来た』からは、ディーン・フジオカが助演男優賞を受賞しており、3冠となった。受賞一覧は以下の通り。●作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ『あさが来た』NHK優秀賞『ゆとりですがなにか』日本テレビ優秀賞『民王』テレビ朝日優秀賞『下町ロケット』TBS優秀賞『釣りバカ日誌』テレビ東京優秀賞『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』フジテレビ優秀賞『沈まぬ太陽』WOWOW●作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ『赤めだか』TBS優秀賞『経世済民の男シリーズ』NHK優秀賞『この街の命に』WOWOW●ローカル・ドラマ賞『三つの月』CBC『インディゴの恋人』NHK岡山放送局●個人賞主演男優賞:阿部寛『下町ロケット』主演女優賞:波瑠『あさが来た』助演男優賞:ディーン・フジオカ『あさが来た』助演女優賞:木村佳乃『僕のヤバイ妻』脚本賞:野木亜紀子『重版出来!』演出賞:石井裕也『おかしの家』演出賞:土井裕泰『重版出来!』『コウノドリ』プロデュース賞:伊與田英徳『下町ロケット』『赤めだか』●主題歌賞手嶌葵『明日への手紙』(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』)●海外作品特別賞『六龍が飛ぶ』韓国『憎しみと愛の物語』タイ『魅惑』ベトナム
2016年11月08日TBSの新火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のプレミア試写会・舞台挨拶が10月4日(火)、スペースFS汐留にて行われ、出演する新垣結衣、星野源、大谷亮平、石田ゆり子、脚本家の野木亜紀子氏が出席した。夫婦役を務める新垣さんと星野さんは、ほぼ1日一緒にいるそうで、「濃い時間を過ごしてますよね」「楽しいね」と微笑み合っていた。「逃げるは恥だが役に立つ」は月刊「Kiss」で連載中の海野つなみ氏の同名漫画をドラマ化。夫を雇用主、妻を従業員という仕事としての契約結婚をすることになった夫婦の姿を描く、新しい形のラブコメディ。職ナシ彼氏ナシ居場所ナシの主人公の妻を新垣さんが、35年間恋愛経験のない契約夫を星野さんが演ずる。3年半ぶりにTBSのドラマ主演となった新垣さん。契約結婚という形について、新垣さんは、「いいと思います。なぜ結婚するか、なぜ一緒にいるかは2人の自由だと思うので、ありだなと思います。お互いメリットを感じているのでいいなと思います」と、肯定派の意見。夫役の星野さんは、役柄について、「35歳、彼女なしでいままで誰とも付き合ったことのないプロフィールを見て、『きたな』と(笑)。僕、そういう役すごい多いんです」と板についていると話した。本作では「第二のディーン・フジオカ」と注目されている逆輸入俳優、大谷さんの出演にも注目が集まる。夫婦の関係に波乱を起こす男という役どころだが、大谷さんは「僕はキュンキュンシーンが全然なくて。むしろ実生活ではやったことないような男の役です」と言うと、すかさず新垣さんが、「実生活では女性の何に萌えるんですか?」といきなり迫った。大谷さんは、「冷たくあしらってみたいのは、願望としてあります。かなり勇気がいるので…、(ドラマで)疑似恋愛させてもらっています」と答えると、石田さんが「答えの意味が分からない」と突っ込み、星野さんからも「好きな女性のしぐさは何?」と、結局全員からの質問攻めにあうことに。戸惑った大谷さんは、「女性がいろいろやることには、何でもありっていうか…」とタジタジになり、笑いを誘っていた。「逃げるは恥だが役に立つ」は、10月11日(火)22時よりTBS系にて放送(初回15分拡大)。(cinamacafe.net)
2016年10月04日月刊「Kiss」(講談社)にて連載中の海野つなみのコミックを原作としたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が10月期の火曜ドラマとして放送されることが決定した。主演には新垣結衣が務めることも分かった。主人公・森山みくり(25歳)は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただいま休職中。「誰からも必要とされない辛さ」を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるキッカケでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と言ってしまう。超真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚することに。2人は、周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか!? 恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。契約結婚の行方は――?原作は、「Kissの事情」「回転銀河」などを描いた海野氏の同名コミック。現在も連載中の本作は、昨年「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞するなど人気を博している。脚本は「空飛ぶ広報室」「重版出来!」「図書館戦争シリーズ」など、数々のヒットドラマ、映画を手掛けた野木亜紀子が担当する。「結婚」に対する価値観が変化し、結婚をしないという選択が当たり前になった昨今。本作は「仕事としての結婚」という、なんとも新しい物語。新しい「結婚」の形、そして「仕事」について考えさせられるとともに、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする社会派ラブコメディだ。ドラマ、映画、CMなどで活躍を続け、『恋空』では「日本アカデミー賞」の新人俳優賞ほか、数々の映画賞を受賞するなど女優としてのキャリアを積み上げている新垣さん。3年半ぶりのTBS連続ドラマ主演となる新垣さんが今回演じるのは、彼氏なし、内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そして、ただいま休職中という誰からも必要とされない辛さ、自分の居場所の無さを強く感じている25歳の森山みくり役。ひょんなことから契約結婚を提案し、そこからハラハラドキドキの新婚生活が始まる。今回主演に決定した新垣さんは、「新しいラブコメディのような、ビジネスコメディのような、今の時代の象徴でもあるような、楽しいドラマになると思います」と本作について話し、「みくりたちがあれこれ試行錯誤する姿を見て、共感したりクスッと笑っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。また、ドラマ化も決まっていない初期の段階で新垣さんを妄想キャスティングしていたという原作者の海野氏は、「本当に新垣結衣さんでドラマ化と聞いた時はとてもうれしかったです」と喜び、「私の大好きな作品を作ってこられたスタッフさんで、もう楽しみしかありません。TBS火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、略して『逃げ恥』、皆様どうぞよろしくお願いします」とメッセージを寄せた。「逃げるは恥だが役に立つ」は10月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年07月27日女優の新垣結衣が、10月スタートのTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)で主演を務めることが26日、わかった。2015年に「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞し、現在も月刊『Kiss』(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画を原作とする同ドラマは、夫=雇用主、妻=従業員となる"就職"という意味での男女の結婚生活を描く新感覚のラブコメディ。脚本は『空飛ぶ広報室』、『重版出来!』、『図書館戦争』シリーズなど、数々のヒットドラマ、映画を手がけた野木亜紀子が担当する。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そして、ただいま休職中という、自分の居場所の無さを強く感じている25歳の森山みくり。独身の会社員の津崎平匡の家事代行として働き始めたみくりは、将来への不安から「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と津崎に提案してしまう。津崎は、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして結婚することになるのだが、果たして2人の結婚生活はうまくいくのか。新垣は「契約結婚から始まる、みくりと津崎たちの一風変わったお話です」と説明。「新しいラブコメディのような、ビジネスコメディのような、今の時代の象徴でもあるような、楽しいドラマになると思います。みくりたちがあれこれ試行錯誤する姿を見て、共感したりクスッと笑っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。原作者の海野つなみは「まだドラマ化も決まってない初期のころから、友だちと勝手に妄想キャスティングで『みくりちゃんは新垣結衣ちゃんとかどう?』『いや~ガッキーがやってくれるなら百点でしょ!』とのんきに言っていた」と明かし、「本当に新垣結衣さんでドラマ化と聞いた時はとてもうれしかったです」と語った。(c)TBS (c)海野つなみ/講談社
2016年07月27日俳優の坂口健太郎が5日、都内で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会に出席し、初恋の相手は『風の谷のナウシカ』のヒロイン・ナウシカだと明かした。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。坂口が演じるのは、コミック営業部担当の小泉純。自身の役について「最初は覇気がなかったり熱量をあまり持っていない男の子。心と触れ合うことによってどんどん燃えていく、少しずつ変わっていく役」と説明した。そして、本作にちなんで好きな漫画を聞かれると、坂口は「『風の谷のナウシカ』と『三つ目がとおる』が好きです」と答え、「初めて恋をしたのはナウシカでしたね」と告白。また、主演の黒木は「いろいろ読みます。『東京喰種トーキョーグール』や『亜人』も見ます」、オダギリジョーは「漫画は読まないですが、『キン肉マン』とか読んでいました」と語った。試写会には、黒木、坂口、オダギリのほか、松重豊、安田顕、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日俳優の安田顕が5日、東京・秋葉原で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会に出席した。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。編集部員役を演じる安田顕は、「家族を大事にしすぎるあまり、残業もせずに帰ってしまうような役」と自身の役を説明。「そろそろ役が取り込まれてきたのか、撮影が夜になれば早く帰りたくなる、ウズウズしてしまうという…これはいけないと思い、役に入らずきちんと仕事を務めたい」と笑わせた。そして、この試写会に自転車で来たことを明かし、「今まで見たことのないメイドカフェの看板とか見ながら」とコメント。「帰りは、ピンク色の看板で"なでしこ寿司"というのがあったのでそちらに行きたい」と続け、「雲行きが怪しくなって雨が降る前にとっとと帰りたい」とユーモアたっぷりに話し、「思っているだけで本当に行くかどうかはわかりませんが」と加えた。黒沢を指導する先輩編集者・五百旗頭敬役のオダギリジョーも、秋葉原に関心があるようで、「初めてに近い秋葉原の地なので、とてもうれしく思っています」と語った。試写会には安田、オダギリのほか、主演の黒木華、坂口健太郎、松重豊、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日俳優のオダギリジョーが5日、都内で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会で、女優の黒木華の意外な一面を明かした。本作で連続連続ドラマ初主演を果たす黒木について、オダギリは「すばらしいですね」とコメント。「みんなのイメージもそりゃよかろうと思うんですけど、それをたまに裏切る大阪の血みたいのが見え隠れするんです。そこが僕はすごい好きで」と話した。続けて、「みなさんきっと静かなお人形さんみたいなイメージかもしれませんが、とんでもないですよ」と発言。どういう意味だろうと観客がざわつく中、「一番最初にいいなと思ったのは、こう見えて意外にパンクが好きなんですって。そこがまずイメージと違って素敵だなと」と黒木の意外な一面を明かした。黒木は好きなパンクバンドを聞かれると、シド・ヴィシャスやセックス・ピストルズと返答。また、「松重(豊)さんもそうなんです。仲間なんです」と言うと、松重は「これからパンク親子として…」と笑いを誘った。本作は、2014年に日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢(黒木)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。試写会には、主人公の新米編集者・黒沢心役の黒木華、黒沢を指導する先輩編集者・五百旗頭敬役のオダギリジョー、コミック営業部担当・小泉純役の坂口健太郎、週刊バイブス編集長・和田靖樹役の松重豊、週刊バイブス編集部員役の安田顕、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日俳優・大泉洋が主演を務める、花沢健吾氏の人気漫画実写化映画『アイアムアヒーロー』(2016年4月23日公開)の予告編が10日、Yahoo!映画で公開された。原作は、2009年に漫画誌『ビックコミックスピリッツ』(小学館)で連載開始後、17巻で500万部を突破した漫画。佐藤信介監督が、脚本・野木亜紀子氏とタッグを組み、VFXと特殊メイクを駆使する神谷誠氏が特撮を担当する。大泉が演じるのは、さえない非モテ主人公・英雄。パニック状態に陥った街で英雄と共に逃げるヒロインの女子高生・比呂美を有村架純、看護師としての知識をもとに大胆な行動に出る藪を長澤まさみが演じる。スペインで行われた第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭では、そのクオリティが認められ、最優秀特殊効果賞と観客賞をW受賞した。35歳になってもダラダラと過ごしていた英雄はある日、同棲中のてっこに愛想を尽かされ追い出されてしまう。謝罪のためてっこのもとを訪れたが、謎のウィルスに感染してZQN(感染者・ゾンビ)と化したてっこに襲い掛かれ、趣味で所持していた散弾銃を手に逃亡。道中で出会った比呂美と助け合いながら、ZQNとなった人々が溢れる街で逃げ続けるが、比呂美は歯のない赤ん坊ZQNに噛まれて、人間に危害を加えない「半ZQN・半人間」状態に。避難民が集まるショッピングモール屋上にたどりつき、そこで男勝りな看護師・藪と出会う。公開された予告編は、英雄のうだつの上がらない日常から始まる。漫画家デビューを夢見ながらアシスタントにとどまっており、てっこにも泣かれてしまう。「そんな最低の毎日が、ある日突然、終わりを告げる」。英雄のナレーションと共に場面は一変。ZQNの出現で崩壊していく街の描写が立て続けに流れ、英雄はもちろん、街の誰もがパニックに陥る。「生き残りたければやつらを倒せ」というナレーションのあとは、怒涛のアクションシーンの連続。絶叫しながら散弾銃を発砲する英雄は、ZQNと化した元人間たちと血まみれになりながら戦っていく。最後には「このヤバい世界で、この男は本物の英雄(ヒーロー)になれるのか!?」「1人では危険です」といった言葉も扇情的に投げかけている。(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
2015年12月10日俳優の鈴木亮平が主演する映画『俺物語!!』(10月31日公開)の特報映像とポスタービジュアルが9日、初公開された。映画は、2013年「このマンガがすごい!」オンナ編第1位に輝き、2013年「講談社漫画賞少女部門」も受賞した大人気少女コミック『俺物語!!』(集英社刊)を実写化したもの。少女マンガでは異色の、全く高校生に見えないいかつい顔面と屈強な肉体をもつ男子高校生・剛田猛男(鈴木亮平)を主人公に、純情で切ない恋模様と深い友情の絆を描く。鈴木は役作りのために肉体改造を行い、30kgの増量を敢行したことでも話題になった。公開された映像では、柔道、砲丸投げ、野球にと、その身体能力の高さをいかんなく見せつける人類最強高校生・猛男の姿が描かれる。そんな彼が、しつこいナンパに遭っていたところを偶然助けた女子高生・大和凛子(永野芽郁)に一目ぼれ。そのピュアな恋心が全開の映像になっており、ポスタービジュアルでも、「好きだ」とシンプルなメッセージとともに思いをかみしめる猛男の表情から、その純粋な心をうかがい知れる内容になっている。共演には、猛男の親友のクールなイケメン・砂川誠役として『ヒロイン失格』(2015年)の坂口健太郎。監督はドラマ『鈴木先生』でギャラクシー優秀賞を受けた河合勇人監督が担当し、脚本をドラマ『空飛ぶ広報室』を手がけた野木亜紀子氏が務める。(C)アルコ・河原和音/集英社(C)2015映画「俺物語!!」製作委員会
2015年07月09日俳優の鈴木亮平が、主演する映画『俺物語!!』(10月31日公開)の役作りのために肉体改造を行い、30kgの増量を敢行したことが26日、明らかになった。映画は、2013年「このマンガがすごい!」オンナ編第1位に輝き、2013年「講談社漫画賞少女部門」も受賞した大人気少女コミック『俺物語!!』(集英社刊)を実写化したもの。少女マンガでは異色の、全く高校生に見えないいかつい顔面と屈強な肉体をもつ男子高校生・剛田猛男を主人公に、純情で切ない恋模様と深い友情の絆を描く。鈴木が演じるのは、主人公の猛男。原作での設定では身長2m、体重120kg(推定)という屈強な肉体の持ち主として描かれている。「みなさんが持っている猛男へのイメージを裏切りたくないという思いが強い」と語る鈴木は、自らトレーニングプランを組み、徹底したカロリーコントロールによって30kg増量し、鍛え抜かれた完璧な猛男ボディを手に入れた。ストイックな役作りで知られる鈴木は、現在放送中のTBS系ドラマ『天皇の料理番』では、病に冒される役を演じるため、半年間で20kgの減量を行い撮影に臨んでいた。その徹底した役作りに、メガホンをとる河合勇人監督も、「鈴木亮平さんの作りこんだ肉体・メイクで演技を見たら、まさに猛男がそこにいました!」と絶賛。制作サイドも、その役柄に応じた変身ぶりを「実力派カメレオン俳優」と評し、徹底した役作りで知られるハリウッドの名優になぞらえ、「本家もびっくりのデニーロ・アプローチ」とたたえた。共演には、ヒロインの大和凛子役を、雑誌『nicola』専属モデルで『るろうに剣心』(2012年)への出演経験もある永野芽郁、猛男の親友のクールなイケメン・砂川誠役を『ヒロイン失格』(2015年)の坂口健太郎が演じる。監督はドラマ『鈴木先生』でギャラクシー優秀賞を受けた河合監督が担当し、脚本をドラマ『空飛ぶ広報室』を手がけた野木亜紀子氏が務める。いかつい風貌と不器用さで女子から恐れられている高校生・猛男。これまで好きになった女の子はみんな、親友のイケメン・砂川のことを好きになる。ある日、猛男はしつこいナンパに遭っている女子高生を助ける。その女子高生・大和に一目ぼれしてしまった猛男だが、ふとした大和の言葉から「大和は砂川のことが好きなのだ」と気づく。情に厚い猛男は、落ち込みながらも2人の仲を取り持つために奔走する。(C)アルコ・河原和音/集英社(C)2015映画「俺物語!!」製作委員会
2015年05月26日