世界中で愛されるフィンランドの森に住む『ムーミン』から伝わる、北欧の風土やライフスタイルを紹介する展示「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待が、3月20日からBunkamura Galleryにてスタートする。デザイン:ユホ・ヴィータサロ 《Nuppu(ヌップ)》本展は、今年4月からスタートする全国巡回展「フィンランドのくらしとデザインームーミンが住む森の生活」の開催に先駆けた展示。『ムーミン』を生み出した画家で作家のトーヴェ・ヤンソンが生涯を過ごした20世紀に、国際的に高い評価を得て今もなお大きな影響を及ぼす、フィンランドの美術とデザイン。©Iittalaそれらをフィンランドの家具やガラス、陶器、テキスタイルなど、北欧を代表するデザイナーの現行品やヴィンテージの食器やファブリック、オリジナルグッズの展示販売を通して紹介する。販売商品一例(内容は変更になる可能性があります)アヌ・トゥオミネン 《レモン味のアイスクリーム》 ©Anu Tuominen & Art-U room, 2012また会期中は毎日イベントを開催。フィンランド人手芸ユニット「TAKKU(タック)」による、フィンランドの民族衣装の飾り紐やベルト、ヘッドバンドとして使われる伝統工芸「ピルタナウハ織」や、『ヒンメリ フィンランドの伝統装飾』の著者であるおおくぼともこさんによる麦わらで作るモビール「ヒンメリ」のワークショップも行う。ワークショップで作るピルタナウハ織の飾り紐。フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」。展示を通して、暮らしから見えてくるフィンランドのデザインを感じてみては?「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待会期:3月20日(火・祝)~28日(水) 10:00~19:30会場:Bunkamura Gallery※入場無料お問い合わせ:ワークショップの予約:03-3477-9174ワークショップは定員になり次第、締め切らせていただきます。 【ワークショップ】(予約制)・フィンランドの伝統手工芸『ピルタナウハ』織体験日時:3月26日(月) 10:30~/14:00~/17:00~ 各回約2時間講師:手芸ユニットTAKKU(タック)定員:各回10名参加費:4,000円・フィンランドの伝統装飾『ヒンメリ』作り日時:3月27日(火) 10:30~/14:00~ 各回約2時間講師:おおくぼともこ定員:各回10名参加費:4,000円 取材/赤木真弓
2012年03月07日大阪・阿倍野区の昭和町といえば、戦災をくぐり抜けた長屋が点在し、昔ながらのたたずまいが今なお残るところ。毎年4月28日の「昭和の日」には、落語、紙芝居、あめ細工といった懐かしい昭和の文化が体感できるイベントが開催されるなど、注目を集めているエリアでもある。そんな、かっぽう着姿のお母さんやラッパを吹きながらやってくるお豆腐屋さんが似合いそうな路地裏に、「暮らし用品」という器と道具のお店が今年1月7日にオープンした。ウェブデザイナーでもあるオーナーの米田紀子さんは、もともと料理好き、器好きということもあって 3年前から、主に作家ものを扱う同名のネットショップを運営していた。そんなある日、自らの曾祖父が建てた長屋の一室が空いたことをきっかけに、実店舗の オープンを決意。建物の老朽化や住人の高齢化により取り壊してしまう長屋も多い中、商品となる器や道具だけでなく、長屋という空間の再生そ のものを見て欲しい、という想いもあったのだとか。小さな看板が控えめに出ている玄関から、「こんにちは」と靴を脱いで上がるスタイル。懐かしいたたずまいは生かしつつモダンさを感じる空間にリノベーションされており、畳の上でお茶をいただきながら、手にとってじっくり気に入った器を選ぶことができる。「もうすこしあたたかくなったら、縁側でお庭を眺めながらゆっくりくつろいでいただければ」と米田さん。床の間の真ん中にある小さな壺には、ドライ植物をさりげなく生けて。あえて作家ごとにスペースを分けず、ひとつの空間にいろいろな作家の作品が並ぶが、不思議と統一感がある。「シンプルだけどどこか有機的で、人の手のぬくもりが感じられるもの、を基準に選んでいます。ふだん使いの器として長く愛着を持って使っていただきたいので、重ねて仕舞えることや、お手入れがしやすいものを多く揃えています」玄関のすぐ横にある、板張りのスペース。壁にはあたたかみのある手漉きの和紙を貼り、窓枠や建具を専門の職人さんに依頼するなど、内装の隅々にまでこだわりが。 スープ皿、カフェオレボウル、ミルクピッチャー、お箸やカトラリー、カッティングボード、小皿などが、やわらかな光の中で美しく映える。取り扱い作家は、<陶器>浅井純介、石原稔久、岩田圭介、大前悟、小山乃文彦、寒川義雄、鶴見宗次、西川聡、広川絵麻、吉岡萬理<木工>柏木圭、鈴木努 <金属>小沢敦志 <ガラス>鳥山高史(敬称略)など、総勢14人。今後、各作家の個展などもこの場所で年末あたりから開催予定だそう。小沢敦志さんのステンレス製ケーキフォークは「こういうのをつくってほしい」という作家とのやりとりから定番になった商品だそう。持ち手が長めで細くて軽いので持ちやすく、菓子皿から転げ落ちにくい。器のみならず、こんなにファニーでキュートな陶製の動物も。石原稔久さんの作品で、さまざまな動物たちが登場する絵本なども手掛けていらっしゃるそう。最後に直球ストレートな店名に込めた想いをうかがってみたところ、「外国語の洒落た店名は、私には似合わないかな、と(笑)。でも、世代を問わずに覚えやすいと 言っていただくことも多いので、よかったかなと思っています。今後も新しいことをどんどんやっていくというよりは、かっこつけずに、地味だけど着実に、長く続けていくことを大切にしていきたいですね」春を待ちわびる季節、食卓に優しい風をはこんでくれる器を探しに出かけてみてはいかがだろう? 昭和町にはオーガニック弁当の「米day No.1」、天然酵母パンの「ふくらすずめ」、自家焙煎珈琲 の「うさぎとぼく」、カフェ「萌木星(ほうきぼし)」などなど、歩いてまわれる距離に注目のショップが点在しているので、昭和を偲びつつ、のんびりとお散歩するのにもぴったりだ。器と道具「暮らし用品」大阪市阿倍野区阪南町1-45-15電話:(06)6628ー2606営業日: 金・土・日の11:00~18:00ウェブショップ 取材/野崎 泉
2012年02月08日豊かな自然や風土、資源に恵まれた岐阜県では、長い歴史の中でさまざまなモノづくりが育まれてきた。その岐阜県のモノづくりを紹介するイベントが、東京ミッドタウンで開催される。「AKARI 25N」オゼキ例えば、普段使っている食器。包丁やはさみ。浴室のタイル。ティッシュペーパーやメモ用紙にはじまる紙。木工家具や日用雑貨。これらの多くが岐阜県でつくられているというのをご存じ?「MOKA」川嶋工業あまり知られていないかもしれないが、岐阜県はモノづくりがとても盛んな地域。日常生活を見渡せば、あれもこれも…と岐阜県でつくられているものは実に多いのだ。岐阜県には陶磁器、紙、刃物、家具・木工品、繊維、プラスチック、加工食品・酒と大きく7つの産業があり、全国でトップシェアを誇る分野も少なくない。「FUDOH 織部」不動窯「春慶弁当箱」西田木工所そもそも、岐阜県はどこにあるの?と、まだピンと来ていない人もいるかもしれない。位置するのは、日本列島の真ん中。天下分け目の戦いで知られる「関ヶ原の戦い」の関ヶ原があるのも、岐阜県なのだ。岐阜県は、大きく飛騨地域と美濃地域に分かれる。岐阜県の地形を表す言葉に「飛山濃水」ー飛騨の山、美濃の水というのがある。つまり美濃地方には木曽川、長良川、揖斐川の大きな川が3本流れ、海がないにも関わらず、清らかな水の街を成している。特に、長良川は日本三大清流の1つとも言われ、伝統漁法の鵜飼が有名だ。「長良川」飛驒地方には標高3000mを超える飛騨山脈がそびえ、その山間には世界遺産にも登録されている白川郷がある。「白川郷」そんな豊かな自然や風土の中で、水、土、木などの資源に恵まれ、さまざまな技術が発達したことから、岐阜県では独自の暮らしの中で、多様なモノづくりを生み出した。「岐阜和傘」の制作現場「鳳凰の手紙」古川紙工陶磁器なら「美濃焼」、紙なら「美濃和紙」や「岐阜提灯」、漆器なら「飛騨春慶」、木工なら「飛騨の家具」、刃物なら「関の刃物」と、一度は聞いたことのある名前もあるはず。「STEP STEP」日進木工現在、岐阜県は[岐阜印]これぞ日本!プロジェクトを実施している。高い品質とデザイン、風土や社会に根ざした、質実剛健なモノづくりを全国へ発信し、まだ知られていない岐阜県生まれの商品を広く紹介していくことが目的だ。このプロジェクトの集大成イベント「山と水のおくりもの展」が、1月末に東京ミッドタウンで開かれる。岐阜県生まれの商品が約200点展示販売されるほか、岐阜県でモノづくりに関わるメーカーやデザイナーらのトークセッション、地元で人気の舞妓のお座敷なども予定。今すぐ暮らしに取り入れたい、素敵な商品が見つかるかも!?[岐阜印]これぞ日本!プロジェクト「山と水のおくりもの展」日時:1月28日(土)~29日(日)11:00~21:00場所:東京ミッドタウン ガレリアB1アトリウム東京都港区赤坂9-7-1お問い合わせ先:メイド・イン・ジャパン・プロジェクトTel. 03-5413-3243 取材/杉江あこ
2012年01月17日ヨーロッパのアーティストたちのアトリエや、おしゃれな雑貨、インテリアを紹介した本などで人気のジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』が16(金)より、発売される。本書では、インテリア雑貨から、家具、陶器、文房具、子ども雑貨、北欧ヴィンテージ、ニットや手芸用品、ミュージアムショップ、さらに、かわいいパッケージが自慢のキャンディーショップやオーガニック食料品店まで、ストックホルムにある注目の41店鋪を、ビジュアルとともにたっぷり紹介。表紙を飾るのは、 『Uni(ウニ)』 というオリジナルの子ども服ブランドのショップ。“男の子も女の子も好きなデザインを自由に楽しんでほしい”とのコンセプトのもと、学生時代からの友人同士、リンダさんとサラさんがデザインを手がける子ども服は、エコロジカルな素材を使い、品質にもこだわったものばかり。ほかに雑貨もセレクトして販売している。また、日本でもすっかりお馴染みのスウェーデンを代表するブランド 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 のショップも紹介! 店内は、『10-Gruppen』ならではのビビッドなカラーがとっても印象的。 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 は視覚に障害を持つ人たちをサポートするアソシエーションが運営するショップ。視力が不自由な人たちが技術を身につけ、職人として手がけたブラシを中心に、スウェーデンの手工芸品を扱っている。また、 『Manos(マノス)』 は、セラミック作品が並ぶアトリエショップ。繊細で温もりを感じさせる、セラミックアーティストのカリンの作品とともに、アーティスト仲間が手がけた雑貨やオブジェが勢揃いしている。日本でも大人気のスウェーデン作家による作品がずらりと揃う、ヴィンテージ屋 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 も見逃せないお店。陶器のリサ・ラーソンやスティグ・リンドベリ、ガラスのエリック・ホグランといった作家の、特に50年代から70年代にかけてのヴィンテージ・アイテムが充実。オーナーのマッツさんによる美しいディスプレイも必見!スウェディッシュ・デザインの魅力がぎゅっと詰め込まれた、おしゃれで実用的なガイドブック『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』。ビジュアル満載でインテリアの参考になるのはもちろんのこと、眺めているだけで楽しく、夢が広がる一冊である。『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 上記ショップのリンク先 ※スウェーデン語または英語 『Uni(ウニ)』 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 『Manos(マノス)』 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 取材/田辺香
2011年12月12日今もなお世界中の人々に愛され続けているキャラクター“TINTIN”(タンタン)。先月、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』が公開され、あらためてタンタンが一大ムーブメントとなっている中、etranger di costarica(エトランジェ ディ コスタリカ)から新シリーズのオリジナル文具&雑貨が登場した。“TINTIN”(タンタン)とは、1929 年にベルギーの作家エルジェによって産み出されたキャラクターだ。以来、ヨーロッパの人々とともに時代を生き、単なるキャラクターとしてではなく一つの文化として歩んできた、最も身近なヒーローである。知恵と勇気を武器に次々と事件を解決し、世界の果てから果てまでリポーターとして駆け回るタンタンの世界は、今なお世界中の人々に愛され続けている。今回のシリーズは、絵本から選び抜いたランドスケープをモチーフにしたデザインと、タンタンの相棒のスノーウィを前面に出したデザインの2 パターンでの展開。ポスターをはじめ、グリーディングカード・パスケース・ガーメントバッグなど、新しいラインナップも登場し、タンタンの世界観を表現している。【商品概要】◆ノート・メモ・A5 NOTE BOOK ¥168・B5 NOTE BOOK ¥210・A5 W-RING NOTE ¥630・B7 W-RING MEMO ¥368◆バッグ・PAPER BAG ¥399・GARMENT BAG(S.M.L) ¥840~◆ファイル・CLEAR HOLDER ¥126・FILE BOX ¥473◆ケース・ポーチ・PEN CASE ¥1,260・PURSE ¥1,050・PASS CASE ¥525・POUCH(M.L) ¥1,680~◆カレンダー・ダイアリー・ポスター・LP CALENDER ¥1,680・CD DESKTOP CALENDER ¥630・B6 DESKTOP CALENDER ¥735・A6 DIARY MONTHLY ¥420・POSTER(LandScape、Square)¥2,625~◆カード・GREETINGCARD(LandScape、Square、Mini) ¥158~・POST CARD ¥158◆フォトポケット・レターセット・PHOTO POKET 40 ¥630・A5 LETTER SET ¥420プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年12月07日イデーショップ 各店ではこの冬、家具・照明のディスプレイ品や新品在庫品など70%~10%OFF の特別価格にて販売するセールを開催する。第一弾はイデーショップ 自由が丘店の「IDEE SALE Winter 2011-2012」だ。12月9日(金)~12月12日(月)までの4日間、家具・照明のディスプレイ品や新品在庫品など70%~10%OFF の特別価格にて販売する。※上記期間中、イデーオリジナル雑貨10%OFF セールも開催また同時に「SPECIAL PRICE Discontinued Models 24」を、イデーショップ全店で1月22日(日)まで開催する。来春の新色・新作発表に向けて、生産終了の対象となる家具・照明アイテムを最大30%OFF の価格で提供。対象となる24アイテムは、イデーショップ オンラインでご覧いただける。中でも人気の「AO SOFA(2)」 「ANDY SOFA」、「SERIEUX SOFA」がおすすめだという。いずれも在庫が無くなり次第販売終了となる。お見逃しなく。「AO SOFA(2)」「ANDY SOFA」「SERIEUX SOFA」■IDEE SALE WINTER 2011-2012開催期間:12月9日(金)~12月12日(月)開催店舗:IDEE SHOP Jiyugaoka東京都目黒区自由が丘2-16-29営業時間:平日 11:30~20:00 土日祝 11:00~20:00TEL:03-5701-7555■SPECIAL PRICE Discontinued Models 24開催期間:12月9日(金)~1月22日(日)開催店舗:IDEE SHOP Jiyugaoka/IDEE SHOP Futako Tamagawa/IDEE SHOP Midtown/Delier IDEE/IDEE SHOP VARIETE/Attache d'IDEE/IDEE SHOP Online()[キャンペーン注意事項]・展示品セール等他の割引との併用は不可・お届けは日本国内のみ・離島への配送、吊り上げ作業が必要な場合は別途費用が必要・特注家具、張替え、修理、お手持ちの家具の廃棄処分等は対象外プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年12月07日横浜・山手にある、昔ながらの雰囲気を残す「山元町商店街」の一角に、10月14日(金)、国内外の古本と雑貨を扱うギャラリースペースを併設したお店「greenpoint books & things(グリーンポイント ブックス アンド シングス)」がオープンした。 もともとは「ウェストン商会」という名前のカメラ屋さんだった物件を改装し、レトロで味わいのただよう看板やショーケース、棚などをそのまま生かした昔懐かしい雰囲気のお店だ。2階には和室を改装したギャラリースペースも設けられている。現在は、オープニング企画展として画家のnakabanさんによる展示「旅する画材箱」展を開催中。旅好きとして知られ、スケッチブックを片手にいろいろな国を旅しているnakabanさんが、この夏旅したベトナムを中心に、スペイン、アメリカ、台北、モロッコ、五島列島で描いたスケッチの数々や、実際に旅先で使っている、貴重な画材も展示している。(期間は11月12日(土)まで)横浜散策の際には、ちょっと足を伸ばして立ち寄ってみてはいかが?greenpoint books & things神奈川県横浜市中区山元町1-7営業日時:木~土 13:00~19:00TEL:050-3637-0017 取材/おうちスタイル編集部
2011年10月27日横浜を拠点に活動するアーティストと障害者、企業のコラボレーションでモノづくりを行う横浜ランデヴープロジェクトから、雑貨ブランド『スローレーベル』が誕生した。商品は全て一点モノで、手づくりの温もりあふれるラインナップが魅力。10月12日(水)からは、横浜高島屋に期間限定ショップもオープンし、ものづくりの現場を間近で見ることができる製作実演も行われる。一点モノが生まれる瞬間に立ち会える、またとないチャンスだ。『スローレーベル』の商品は、どれもこれまでにないユニークなものばかり。ハンカチとエコバッグを兼用できる「ハンカチエコバッグ 刺し子エディション」や、読み終えた点字新聞を使用して作った封筒「look with your hand」、織物を使った自転車のチェーン「CHAIN LOCK」など、形式にこだわらない自由な発想で生まれた雑貨類は、どれも洗練されたデザインながら、手づくりの良さが存分に活かされている。「ハンカチエコバッグ 刺し子エディション」(左上)「look with your hand」(右上)、「CHAIN LOCK」(下)ブランドコンセプトは“マスプロダクションから、スローマニュファクチャリングへ。” 大量生産では実現できない自由な物づくりを支える現場は、障害者施設にある。例えば、写真の「スポンジモグラ」は、アーティストのaccoがデザインし、中途障害者地域活動センター「とつかわかば」にて、手作業で丁寧に編まれたもの。キッチンでもしっかり活躍してくれる実用的なアイテムでありながら、一つひとつ違う表情を見せるモグラは、手にした人を笑顔にしてくれそうだ。その他の商品もどれもその背後に、アーティストと障害者の出会いのストーリーがあり、それが商品の味わいとなっている。 「スポンジモグラ」先日、9月27日(火)には、「SLOW LABEL DEBUT EVENT」として、アーティストや障害者施設の方々を招いたトークショーが開催され、ブランド誕生までの経緯や製作秘話なども明かされた。印象的だったのは、製作に関わった障害者のみなさんの変化についてのお話。「作業の度にイキイキとしている」「でき上がったことが自信につながっている」「動かないはずの左手でしっかりと布をつかんでいた」といったエピソードが作業所の職員の方により披露される一方で、アーティストの皆さんも、「一つひとつ手づくりだからこそできる表現がある」と語り、このコラボレーションの意義を感じることができた。今後、また新たな出会いによりどのような商品が生まれていくのか、ますます楽しみだ。 「SLOW LABEL DEBUT EVENT」の様子『スローレーベル』の期間限定ショップは、横浜高島屋の1階正面特設会場にて、10月12日(水)から10月18日(火)までの期間オープンしている。製作実演スケジュールなどは、ランデヴープロジェクトのホームページにてご確認を。『スローレーベル』ホームページ(ランデヴープロジェクト内) 取材/池田美砂子
2011年10月05日日常を自分らしく楽しむ人たちに、雑貨や工芸品など、国内外から集めたいいものを紹介してくれる「CLASKA Gallery & Shop "DO(ドー)" 」"DO(ドー)" 」が、横浜市の「東急百貨店たまプラーザ店」内に4店舗目をオープンした。渋谷パルコ内にある店舗の2倍近く、約50坪のゆったりとしたスペースには、生活雑貨や衣料品を中心に、ドーならではのセレクションで集めた幅広いアイテムが並ぶ。オープンを記念して、オリジナルの新作アイテムのほか、作家による器など、生活に潤いを与えてくれそうな商品も発売。ウール100%のストールは、写真の中間サイズのほか、首に巻くのにちょうどよいサイズや大判で羽織れるサイズの3種類。チェックの種類も各サイズ4柄ある。La+h 縮絨ウールガーゼストール 各14,700円久留米絣のランチョンマット 各1,260円、定番のDOマグカップ 各1,890円また、定期的に企画展も行う予定。オープニングを飾る企画展は、「ヂェン先生の美しい日常着と秋の器展」。ドー各店で大人気の台湾・鄭惠中織品服装工作室による美しい日常着とイイホシユミコさん、一柳京子さんといった人気作家の器などを紹介する。これまで東京まで、なかなか足を延ばすことができなかった横浜の人たちにとって、うれしいお店だ。CLASKA Gallery & Shop "DO" たまプラーザ店場所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-7 東急百貨店たまプラーザ店 2FTEL:045-903-2082東急百貨店たまプラーザ店 営業時間:10:00~20:00 取材/赤木 真弓
2011年09月16日『THE NATURAL PICKLES』のテーマは、野菜&果物の保存食「ピクルス」。節電が呼びかけられている今、電気を使わない料理が注目を浴びている。シンプルな材料で、簡単に作れるホームメイドピクルスの35レシピを掲載。付属のガラスボトルにピクルスを瓶詰めして、冷蔵保存すれば約1、2ヶ月保存可能なので、この夏の常備食としても最適。この一冊で手軽に栄養もしっかり摂取できるピクルス作りを始められる。レシピは、自由が丘にある人気ピクルスショップ「Just Pickles (ジャストピクルス)」のオリジナル、35品。材料にはさまざまな野菜、果物を使用し、味も和風から、洋風、中華、ベトナム流、ギリシャスタイル、カレー風味まで、バリエーション豊富なメニューが並ぶ。ピクルス作りの基本のテクニックをプロセス写真とともに詳しく紹介しているので、始めてのピクルス作りにもオススメだ。ハードカバーのレシピ本、オリジナルロゴマーク入りガラスボトル、賞味期限や材料を記入するステッカーがセットになっている。節電の夏、今日からピクルス作りを習慣にしてみては?-概要- ■タイトル:COOK ZAKKA BOOK『THE NATURAL PICKLES -簡単手作り保存食、ピクルスの本と雑貨-』■発行日:2011年7月13日■レシピ製作:ジャストピクルス■仕様:(本)B6変型上製(190×135cm)、64ページ、ハードカバー、オールカラー(雑貨)オリジナルロゴ入りガラスボトル1個、オリジナルボトルデコステッカー6シート(31枚)※かわいいケース入り■定価:1,890円(税込)■発行:株式会社マークスプレスリリース提供元: PR TIMES
2011年07月24日「古き良き遊びごころ」をコンセプトに、手紡ぎ手織り麻をベースとした商品を展開している和の生活雑貨ブランド“遊 中川”。その商品を、ものづくりの産地に焦点をあてて品揃えしているのが“遊 中川 日本市”というお店だ。ecute東京店に続き、この“遊 中川 日本市”2号店目となる“遊 中川 日本市 羽田空港第2ターミナル店”が、7月24日(日)にオープンとなる。オープンを記念し、“日本市”のオリジナルロゴを配した「遊 中川 日本市 オリジナルエコバッグ」が同日より発売。また、オープニングキャンペーンとして、オープン当日より7月31日(日)までの期間に税込5,250円以上お買い上げのお客様に、奈良特産の蚊帳生地を用いた「花ふきん」がプレゼントされる。 「都会に出て自分の地元のモノを見ると、とても懐かしい気持ちになります。自分の地元の産業が日本一であったり、特別なものだったりと、その歴史を知ることでちょっと誇らしく胸をはった気持ちになってほしい。そして、日本の産業・工芸に興味を持っていただきたい。そんな思いで店づくりをしています」という、“遊 中川 日本市”の店舗コンセプト。日本の古き良き習慣を、現代の暮らしに取り入れるヒントを探しにお出かけしてみては?遊 中川 日本市 羽田空港第2ターミナル店東京都大田区羽田空港3丁目4番2号 羽田空港第2ターミナルビル駅地下1階営業時間:8:00~20:00TEL:03-3747-0460 取材/おうちスタイル編集部
2011年07月20日新年のお楽しみといえば「新春セール」。アンジェでも昨年からファッションセールはスタートしていますが、本日からは一番人気の「雑貨セール」がドドンっ!とスタート。一挙250アイテムが登場する中から、目玉商品をご紹介します。年末年始食べ過ぎちゃったかも?そんな時はレンチンレシピにおまかせ!忘年会、クリスマスのお正月…。ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎで胃腸に負担がかかったり、ダイエットを意識し始める人も。そんな「今」おすすめなのがレンチン!で簡単に調理ができて、食卓で食器としても使える人気ツール。昨年夏に登場して人気だった「クッキングディッシュ」がセールに登場です。レンチン用のツールは数あれど、「クッキングディッシュ」のすごい点は■テーブルにそのままサーブして、食器として使えるルックス■蒸す・煮る・茹でる・炊く・焼く・冷凍保存まで、たったひとつでOKという万能っぷり。簡単なのはもちろん、湯切りも不要、洗い物も驚くほど少なく済む、まさに救世主的アイテムです。⇒ レンジ・オーブン対応LIBERALISTAクッキングディッシュスクエア/レクタングル/ラウンド レシピも多数紹介中です。⇒ クッキングディッシュで作ろう!「レンジで簡単レシピ」 ガラス派にはこちら!3サイズそろった万能セットハリオから届いた保存容器3個セットは、耐熱温度差120度の耐熱ガラス製。電子レンジはもちろん、オーブンでのグラタン作りなどもOKで、用途に合わせて使い分けられる3サイズが揃っています。下ごしらえから本格的なお料理まで使えて、器代わりに食卓にサーブもできる、どこまでも使い勝手の良いアイテムです。⇒ ハリオ/耐熱ガラス製保存容器3個セット ポケットの中にキュートなあったか相棒をイン!どこかユーモラスなルックスに癒される、ぬいぐるみ型ポケットカイロ。電子レンジで約90秒温めれば、ほっかほかカイロの出来上がり。肩に乗せたりアイピローにしてじっくり温めたり、ポケットに入れてお出かけしても。肩こりや筋肉痛を和らげてくれる麦のホットパックは、北欧でも伝統的な自然療法として親しまれています。⇒ ハガブル/fiftytwowaysbittenHuggableエコウォーマーPOCKETPALS ⇒ ハガブル/fiftytwowaysbittenHuggableエコウォーマー 北欧最強ソックス、初体験チャンス!寒さの厳しい北極圏ラップランドの人々も愛用する、「TOIVO」北欧もこもこソックス。防寒衣料最先進国フィンランドから届いたこの靴下は、最強のあったかソックスです。内側全体をみっしりと覆うのは、ふわふわモコモコの濃密な起毛素材。糸からこだわった素材を使い、熟練職人さんが丁寧に起毛加工を行うので、履き心地も抜群なんです。自然豊かな北欧らしいノルディック柄は、気持ちもほっこり温めてくれる遊び心あるデザインばかり。冬の寒がりさんに是非試して頂きたいアイテムです。⇒ TOIVO北欧もこもこソックスレディースサイズ ⇒ TOIVO北欧もこもこソックスメンズサイズ 着るボアも登場、人気アイテムが初参戦!寒くてお布団から出られない朝も、これがあれば平気。サッと羽織れば全身暖かなZELTwearルームコーディガン。表は圧縮ウールのような風合いの生地、裏地はなめらかな肌触りのボア素材なので、着るとお布団の中にいるような温もりで全身を暖かく包み込んでくれます。いわゆる「着る毛布」のようですが、シックな色使いやドロップショルダーで、部屋着っぽさを極力カット。暖房の入れ過ぎで乾燥が気になる時期も、1枚羽織ればじんわりポカポカ。冬の節電対策にも役立ちます。⇒ ルームコーディガン/ZELTwear まだまだあります!新春セール。在庫僅かなものも多数、是非お早めにチェックをどうぞ。⇒ 新春セールはこちら ■暮らしのはなし ■食のはなし アンジェ編集部気ままな暮らしのライフスタイルショップ。話題のグッズや限定イベント、暮らしに役立つ情報をお届けします。
2001年12月05日