舞台やミュージカルなどで活躍中の俳優 木村達成の生配信イベントが決定した。本イベントは、2月28日(月)に発売する「木村達成 2022.4‐2023.3カレンダー」 完成と、2月17日(木)に千秋楽を迎えた主演舞台「SLAP STICKS」公演終了を記念したイベント。当日は視聴券購入者から事前に受付た質問やメッセージに答えるコーナーも用意されている。カレンダーは卓上と壁掛けの2種類で、カレンダー付視聴チケットは限定特典付。チケットは発売中。出演:木村達成配信日時:2022年2月22日(火)20時~21時配信終了予定視聴チケット:■ファンクラブ会員卓上カレンダー付視聴チケット:4,800 円(税込/特典:直筆サイン入りブロマイド) 壁掛けカレンダー付視聴チケット:5,130 円(税込/特典:直筆サイン入りブロマイド) 卓上カレンダー+壁掛けカレンダー付視聴チケット:8,430 円(税込/特典:直筆サイン入りワンショットチェキ)視聴チケット:1,500 円(税込)■非会員卓上カレンダー付視聴チケット:5,300 円(税込/特典:直筆サイン入りブロマイド) 壁掛けカレンダー付視聴チケット:5,630 円(税込/特典:直筆サイン入りブロマイド) 卓上カレンダー+壁掛けカレンダー付視聴チケット:8,930 円(税込/特典:直筆サイン入りワンショットチェキ)視聴チケット:2,000 円(税込)※特典付きは別途送料がかかります。視聴チケット販売期間:2022年2月16日(水)12:00~アーカイブ配信期間:2022年2月28日(月)23:59まで視聴可能 ※配信終了後、アーカイブ配信スタートまでしばらく視聴出来ない時間がありますので、ご了承ください。
2022年02月18日ミュージカル「メリー・ポピンズ」の歌唱披露イベントが1月26日に都内で開催。Wキャストでメリー・ポピンズを演じる濱田めぐみ、笹本玲奈、同じくバート役の大貫勇輔、小野田龍之介をはじめ、山路和弘、知念里奈、ブラザートムなどプリンシパルキャストが一堂に会した。真っ赤なドレスの濱田、青いドレスの笹本、大貫、小野田の4名による「チム・チム・チェリ―」で幕を開け、続いて、濱田と笹本は「何もかもパーフェクト」を熱唱。さらにバードウーマンをWキャストで演じる島田歌穂、鈴木ほのかが「鳥に餌を」をデュエットで披露し、最後はアンサンブルキャストも含めた全員で「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を歌い上げた。2018年の日本初演に続いてメリー・ポピンズを演じる濱田は「(前作に続いて共演の)大貫くんとは前のコンビを大事にしながら深く掘り下げてやれたらと思いますし、(初参加の)龍ちゃんはこれからどんなバートになるか楽しみです。(同じく初参加の)玲奈ちゃんは、まっさらなキレイな状態でお稽古が始まったので、私から渡せるものは何でも渡したいと思っている半面、どんどん成長して先輩のメリーから後輩のメリーが巣立っていくのを目の当たりにしている感じです」と語る。笹本は、1曲ごとの細かい振付や決まりごとに「頭が混乱しちゃう感じで(苦笑)、足もパンパンで身体もドッシリ重い状態なんですけど、不思議と(稽古が)終わった後にすごく気分が良いんです。すごく明るいミュージカルで、どの曲も笑顔で終われるナンバーだからかなって思います。体は疲れているけど、心は元気に稽古場を後にしてます」と充実した表情を見せる。そんな2人のメリーについて、大貫は「濱田メリーは近くにいるのに遠くの存在、遠くにいるのに近くにいてくれるような存在です。笹本さんは、きょうだい、友だちのような感覚があるんだけど、手が届かない高嶺の花のような感覚を稽古場で感じています」と独特の表現で評する。小野田は「Wキャストの面白さは、稽古を重ねるごとに俳優の素養がにじみ出てくるところにあるのかなと思います。ステージでどんなメリーに出会えるかワクワクしています!」と笑顔を見せた。見どころや楽しみにしているシーンについて尋ねると、濱田はメリーが空を飛ぶシーンを挙げ、笹本も「私も早く空を飛びたい!」とワクワクした表情を見せる。大貫は「メリーの魔法を借りて、壁を登ってさかさまでタップを踏むときのあの景色をまた見られるのが嬉しい」、小野田は「ジョリー・ホリデイのナンバーで、灰色の公園の景色から一気にカラフルな世界に入るところが一番好き!」と明かすなど、それぞれに強い思い入れを語ってくれた。4年前の初演時には想像もできなかった、社会情勢の中での再演となるが、笹本は「エンタテインメントはこういう時だからこそ、多くのみなさんに元気を届け、笑顔になっていただくものだなとメリー・ポピンズを通して毎日感じています」と語り、濱田は「現実ではキツイこと、苦しいこと、思い通りにならないことが続いていますが、メリーは舞台でこう言います。『どんなことだって起きるわ、その気になれば』――。このメッセージを持って帰っていただき、周りの方々に温かい愛を届けていただければと思います」と力強く呼びかけた。■日時・会場・東京公演2022年3月26日(土)~5月8日(日)(プレビュー公演:2022年3月20日(日)~25日(金))東急シアターオーブ・大阪公演2022年5月20日(金)~6月6日(月)梅田芸術劇場メインホール■ キャストメリー・ポピンズ:濱田めぐみ、笹本玲奈バート:大貫勇輔、小野田龍之介ジョージ・バンクス:駒田一、山路和弘ウィニフレッド・バンクス:木村花代、知念里奈バードウーマン / ミス・アンドリュー:島田歌穂、鈴木ほのかブーム提督 / 頭取:コング桑田、ブラザートムミセス・ブリル:浦嶋りんこ、久保田磨希ロバートソン・アイ:内藤大希、石川新太ジェーン・バンクス(五十音順):大廣アンナ、西光里咲、弘山真菜、深町ようこマイケル・バンクス(五十音順):井伊巧、高橋輝、田中誠人、中込佑協(以下、五十音順)石川剛、エリアンナ、小島亜莉沙、丹宗立峰、長澤風海、般若愛実、樋口祥久 / (以下五十音順)青山郁代、五十嵐耕司、石井亜早実、大井新生、岡本華奈、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、今野晶乃、斎藤准一郎、高瀬育海、高田実那、照井裕隆、東間一貴、長澤仙明、花岡麻里名、藤岡義樹、藤咲みどり、MAOTO、武藤寛
2022年01月28日映画『牛首村』(2月18日公開)の完成披露舞台挨拶が19日に行われ、Koki,、高橋文哉、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香、松尾諭、清水崇監督が登場した。同作は清水崇監督による『犬鳴村』『樹海村』に続く「恐怖の村」シリーズの第3弾。北陸に実在する最凶の心霊スポットを舞台に、Koki,が女優デビュー・初主演を務める。今回、イベントのMCに松尾が抜擢され「僕が司会をしているということで、緩い感じでやっていこうと。楽に聞いてください」と冒頭から観客の笑いを誘う。今日が初めての一般試写会になり、これから鑑賞する観客を前に、女優デビューで初主演という大役を任されたKoki,は「素晴らしいチームの皆さんのおかげもありますが、演じることはこんなに楽しいんだ!こんなに自分が夢中になって、好きになれるものなんだ! って気づかされましたね」と振り返った。松尾がすかさず「僕が言うのもなんですが、(Koki,さんの芝居)とてもよかったです」とコメントし、Koki,は照れ笑い。加えて松尾は「ちゃんと映画女優としてスクリーンの中にいる」と太鼓判を押した。清水監督も「最初は不安だったが、彼女の確固たる表情と目つきが……凛とした姿勢が、素直で純粋に、真面目に(作品や演技に)走ろうとしているのが見えて、こういう人と一緒に挑戦できるのは楽しい。期待以上の答えが現場のお芝居で返してもらえたし、皆さんにも見てもらえればわかるので、楽しんでもらえたら」と人柄にも言及した。またネタバレ厳禁の役どころだという芋生に対し、松尾が支度場での姿が怖かったと話すと、芋生は「ほんとですか!?」と驚きつつ、「松尾から塩をもらった」というエピソードを暴露。本作が初ホラー作品となり、怖いものが苦手だという松尾は、自ら神社でお祓いをしてもらい、お清めの塩を買って共演者に渡していたという。Koki,との共演に関しては「撮影の間は、和気藹々と……筋トレの話をしていて、(ホラーだけど)怖い雰囲気というのは撮影中になくって」と笑顔で顔を見合わせる場面も。『犬鳴村』『樹海村』と村シリーズに3作連続で出演する大谷は今までで1番若い役柄の高校生で、YouTuberの機材も作品ごとにグレードアップしているという本シリーズおなじみのアキナを演じた。「今まで自然での撮影ばかりだったが、(坪野鉱泉は)人工のものだから、人の気配も感じられて……埃もすごかった」と撮影現場を振り返る。共演者の中でも坪野鉱泉の撮影で恐怖体験をしたという話題になり、Koki,も「スタジオ撮影で、メイク直しをしているときに(外から)コンコン……と聞こえたけど誰もいなくて……。周りのスタッフさんに聞いても誰も通ってないです……って言われて……」と恐怖体験を語ると、松尾がすかさず「監督のいたずら……!?」と突っ込み、会場を和ませた。高橋は、登壇予定だったが急遽急性穿孔性虫垂炎で欠席となった萩原利久についての話題を振られ「元気いっぱいですごいフランクで。芝居でも救われましたし、撮影以外のスタンバイでも話しかけてくれてそこでも救われましたね」、Koki,も「利久君は本当に明るい方で、一緒にいるだけでも落ち着くというか……最初にお会いした時からとてもオープンにお話していただきましたね」と、萩原の明るい人柄に現場も支えられた様子。Koki,に関して高橋は「いろんな期待やプレッシャーもあったと思いますが、現場では緊張が伝わってこなくて、どんと構えてくださってて。現場でも奏音と詩音を演じ分けられて、演じながら僕が気持ちを持っていかれるくらい、Koki,ちゃんのお芝居にのめりこんで一緒にシーンを作れたので……それぐらい魅力的」と互いに切磋琢磨した様子も見受けられた。詩音への気持ちを大切にしながら演じていたという話を聞いたKoki,は「奏音を演じているときでも詩音への想いが感じ取れたので、文哉君のおかげで奏音と詩音の切り替えがしやすかった」と返し、「すごくうれしいですね。3人で引き出し合えてよかった」と語った。最後に、主演のKoki,が代表して挨拶。「映画『牛首村』は、監督をはじめ、チームの皆様、そして共演者の皆様と一生懸命力を併せて作り上げた作品なので、1人でも多くの方に見ていただけたらとても嬉しいです」と語ったところで、感極まったのか涙し、共演者からも後ろから「がんばれ!」と背中を押されるシーンも。「私はチームの皆様に本当に心の底から感謝しています。最初に演技という経験を清水監督のもとでさせていただけたことを本当にうれしく思います。すみません、感情的になってしまったんですけど……」と立て直し、「本当に今日はありがとうございました!」と溢れんばかりの観客の前でコメントを残し、完成披露舞台挨拶の幕は閉じた。
2022年01月19日女優の杏が17日、都内で行われたアニメーション映画『鹿の王 ユナと約束の旅』(2月4日公開)の完成披露試写会に登壇した。上橋菜穂子氏のベストセラー巨編『鹿の王』を映画化した本作は、謎の病を巡る緻密な医療サスペンスと感動の物語が組み込まれた冒険大作。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』の作画監督を担ったトップアニメーター・安藤雅司氏が、本作で初監督・キャラクターデザイン・作画監督を務めた。イベントには、主人公の孤独な戦士・ヴァン役で声優に初挑戦した堤真一、もう一人の主人公で謎の病の治療法を探す天才医師・ホッサル役を演じた竹内涼真、抗体を持つ者を追う暗殺者・サエを演じた杏、安藤監督が登壇。堤、竹内、杏は、本作のお気に入りのシーンをフリップに書いて発表し、「鹿」、「ピュイカ(本作に登場する鹿)」、「鹿のかわいさ」と3人とも答えがそろった。可愛らしいイラストも描いた杏は、「鹿しかない」ときっぱり。「子供たちが鹿が大好き。子供服とか子供のおもちゃで鹿のデザインって驚くほどたくさんあるんです。うちは鹿だらけ。鹿のぬいぐるみも何個もあるし、鹿の総柄のズボンとか、鹿のタオルキャップとか、鹿のトレーナーとか」と明かし、「この作品も公開されたら子供たちと見に行こうかなと思っているくらい鹿に思い入れがある。この作品で鹿を堪能したい」と話した。杏が鹿にハマっていることに、竹内はとぼけて「有名ですよ」とコメント。堤も「奈良に移住しようと思っているとか」と乗っかると、杏は「奈良、いつか絶対行きますよ」と話して笑いを誘った。
2022年01月17日松本潤主演の大ヒットドラマの劇場版『99.9‐刑事専門弁護士 THE MOVIE』の完成披露試写会が12月22日(水)に行われ、キャストが登壇し本作への熱い想いや、撮影秘話を語った。松本潤、香川照之、杉咲花に加え、ドラマシリーズから引き続きの出演となる片桐仁、馬場園梓、杉咲さんと同じく今回「99.9」初参加となる西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が、一般の観客500人の前に登場した。型破りな弁護士・深山大翔を演じた松本さんは、初披露となる観客に向けて「16年から(シリーズが)スタートし、5年かけて映画になりました。観ていただけることがすごく嬉しい」と呼びかけ、「昨年末の嵐の活動休止後、少しゆっくりしてからのリスタートがこの作品であったこと、おかえりと言ってもらえる感覚がとてもありがたかった」と、客席を見渡しながら感慨深く語った。利益優先の弁護士・佐田篤弘を演じた香川さんも「満員の劇場を見るのが2年ぶりぐらい。それがこの作品でよかった!本邦初公開ですので、存分に楽しんでほしい」と語りかけた。続けて、新たに「99.9」に加わったヒロイン、新米弁護士・河野穂乃果を演じた杉咲さんは「一視聴者として見ていたシリーズに、自分も参加させていただき、嬉しいです。私のインパクトの強いキャラクターをどう見てもらえるか、反応も楽しみです」と満面の笑み。謎の弁護士・南雲恭平を演じた西島さんは初参加の感想を「木村組は何本か参加させていただいていますが、この現場は異質でした(笑)。アドリブもすごいですし、ダイナミックで刺激がありました」と語り、松本さんは西島さんとの初共演について「この作品は真面目ではあるのですが、笑いに包まれたポップな作品なんですよね。それを映画らしい仕上がりにしてくれたのは西島さんのおかげです」と感謝し、香川さんも「我々がじゃれているところを、ぶった切って本筋に戻してくれましたからね」と同意した。毒物ワイン殺人事件が起きた村の青年・重盛守を演じた道枝さんは「(なにわ男子)デビュー前に撮らせていただき、デビュー後に公開となるのは、とてもありがたい経験でした。皆さんがこだわりぬいた作品に携われて嬉しかったです」と語り、南雲恭平の娘・南雲エリを演じた蒔田さんは「台本はあってないようなものでした(笑)。ちゃんと覚えてはいくけれど、タイミングよく言えないこともあって…」と言うと、松本がすかさず「なんかスミマセン」と謝罪する場面も。「99.9」シリーズのパラリーガル・明石達也を演じた片桐さんは、お馴染みの「明石、行きまーす!」と挨拶、明石のここに注目してほしい!というポイントを尋ねられると自身で制作したモアイをかたどったスマホケースを見せながら「モiPhoneが登場します!」と一言。それに対し松本さんが「今日来てくれたお客さんの中から1名様にプレゼントするんでしょ?」とツッコむ場面も。さらに松本さんは「今回、明石は深山との相棒感がかすんでいるんですよね(笑)」とタダならぬ発言をし、「穂乃果と明石の対立も楽しめます」とニヤリ。同じくパラリーガルの中塚美麗を演じた馬場園さんは「親戚が集まったような温かい現場。ある時、西島さんが現場で本読みしているときに雨が降ってきて、香川さんがそっと傘をさしてあげたら、それを見ていた松本さんが香川さんに傘をさしてあげてたんですよ。そんな幸せな時間でした」と挨拶し、唐揚げ好きな馬場園さんについて香川は「(馬場園さんといると)油の中の鶏肉のように柔らかくなるんですよね」と独特なたとえをもちいて笑いを誘った。本作でメガホンを取った木村ひさし監督は映画化にあたって進化した部分を「再現シーンが面倒で(笑)。大変手間をかけているのでぜひ楽しみにしてほしい」と語ると、松本さんが「再現をしっかりやるところが99.9らしいですよね」とフォローした。作品のテーマに絡めて「99.9%逆転不可能な事件に挑むというテーマにちなみ、ご自身の中で99.9%揺るがないもの」の話題になると、松本さんが「蕎麦を塩で食う。いきなり(つゆに)つけない。作り手にリスペクトをこめて」とマイルールを披露し、香川さんは「隣が空いていない劇場で、お隣のお客様の笑いに触発されて笑いが何倍にもなる。それをこの作品で生み出せることがありがたいですし、これをステップに次回作を99.9%みんなとやりたい」と真面目に語ると、松本さんが「明石は今回殉職するから出ない」とおちゃらけて、片桐さんを慌てさせた。杉咲さんは「毎日絶対3食たべる」から食べ物の話になり、西島さんも「この時期は干し芋が家に常備されている」と語り、香川さんから「この人の外見に騙されちゃダメですよ、現場では甘いものばかり食べてますからね」と暴露される場面も。道枝さんは「湯舟に30分以上つかる」といい、松本さんからすかさず「そうすると(身長)伸びるの?」とツッコまれつつ、YouTubeや音楽を聞きながらリラックスタイムを過ごしているとプライベートを語った。蒔田さんは「時間は短くても睡眠の質にこだわる」、片桐さんは「朝300mlの白湯を飲む、お通じがよくなった」と健康つながりで、最後は馬場園さんが「唐揚げの下味にこだわる、塩こうじに30分以上つけるとお肉がやわらかくなる」と独自路線で語った。公開までいよいよ1週間となり、まもなく日本全国に広がっていく本作について、杉咲さんは「みんなを笑顔にする素敵な作品です」と言い、香川さんは「99.9といえばオヤジギャグですからね!オヤジギャグを見直していただいて、オヤジギャグの輪を広げていきたい」と語り、隣で笑っている松本さんに「君もおじさんだからね!」とばっさり。すると完全同意という姿勢で「道枝くんのダブルスコアだからね、おじさんですよ」と言うと、香川さんはハッと気づき「私は道枝くんの3倍じゃないか。おじいさんだった」と杖をついた振りをして見せ、松本さんは「3世代で楽しめる作品ということですね」とうまく締めてみせた。最後に「ようやく劇場に足を運びやすくなってきましたので、年末年始にこの映画を、ぜひ家族や友人と楽しんでいただくコンテンツにしていただきたい」とアピールし、会場は温かい拍手に包まれた。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年12月23日映画『真夜中乙女戦争』の完成披露試写会が12月13日、東京・六本木で行われた。主演の永瀬廉(King & Prince)をはじめ、池田エライザ、柄本佑、二宮健監督が登壇し、役作りのエピソードやストーリーに絡めながらトークを展開した。原作は10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの同名小説。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた作品を、豪華キャストスタッフにより映画化する。主人公の大学生“私”を演じるのは、大人気グループ・King & Princeのメンバーで、映画『弱虫ペダル』やNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で見せた繊細な演技力が話題の永瀬廉。永瀬演じる鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めた主人公の“私”が恋心を抱く「かくれんぼ同好会」の“先輩”役を女優の池田エライザ。そして一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が演じる。脚本・監督を務めるのは『チワワちゃん』(2019年)、『とんかつDJアゲ太郎』(2020年)など話題作を手掛ける二宮健だ。完成披露試写会では、まず永瀬が「この映画を観て皆さんがどう感じるのか、皆さんの反応が楽しみです!ゆっくりご覧ください!」、池田が「衝撃とかトラウマ以上の“希望”を与えることができる映画だと思います。ちょうど年末ですし、ポジティブに来年を迎えられるような気持ちになっていただけたら嬉しいです」、柄本は「今観てくださっている皆さんに懸かっています!ぜひこの作品を一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです!」、監督は「撮影延期もあったので、こうして今舞台に立っていることが嬉しいです。とてもワクワクしています」とそれぞれがコメント。役作りについては永瀬が「監督に相談して話し合いました。監督と一緒に作っていった感覚があります」と明かすと、監督も「永瀬さんとは細かいところも共有しながら作っていきました。永瀬さんとは心中するような想いで挑みました」と振り返る。また「実際演じる中で“私”が引っ張られる部分を感じたので“先輩”と“黒服”の存在も大きかった」と池田と柄本に感謝を述べる永瀬。池田は「“正義に生きる女性=先輩”を、男性からみた女性像だけでなく多角的に演じたかったので、台本を何度も改訂している段階で厳しくいろんな意見を出させていただきました。思っていた以上にたくさん反映してくださっていて、作る段階から携われて有難かったです」と想いを語った。柄本は「監督とはクランクインする前日まで電話で話していました。“黒服”は黒い服を着ているけど、スピリットが黒いだけで、黒い服が好きなわけではない(笑)。どう演じるか、結構話し合わせていただきました」とそれぞれ監督と密にやり取りしながら役を作っていたことを明かした。監督自身は「皆とディスカッションしながら作れたので、事前にそういう時間を持てたのが現場の信頼関係に繋がったと思います。心強かった」と役作りだけでなく、監督と役者の関係性も深まり作品のクオリティが高まったことを強調。映画のストーリーに絡め、影響された人物を尋ねられると、永瀬は「僕の人生自体を変えてくれたのは、ジャニー喜多川氏です。僕を中学1年生で見つけてくださって、最後までお仕事に呼んでいただいて、仕事へのやりがいを見つけることができました。たくさん感謝もしていますし、尊敬の気持ちがあります」、池田は「明確に感じるのは中学1年の時です。雑誌『ニコラ』のモデルになる時にたくさん面接して今の事務所の方にお会いして、当時どう努力したらいいのかわからなかったのですが、ノウハウを教えてくださって成長を促してくださる方に出会えた。今もお互い変化し合う関係を築けています」と明かす。また柄本が「一番は妻との出会い。お互いに大きい選択をして、いい影響を与え合えていると実感があります」と少し照れながらも答えると、永瀬が「お子さんの写真を見せてくださる時の柄本さんの笑顔が可愛いんです(笑)。お話を聞く中でこうした一面を知れるのが嬉しいです」とした。さらに監督は「大学時代に知り合った方々と、まさにこの作品で再会できたのでそういった意味で忘れられない作品になりました。自分のスタイルを分かち合うことができて、僕にとっての“黒服”が現場にたくさんいました」と感慨深げ。クライマックスでは“私”が「東京破壊計画」と「たったひとつの恋」の2択しか選べないという状況に陥ることから、“選ばなければいけない”という立場の場合どのような選択をするか究極な問いが。すると永瀬は「恋です」と即答、池田も「“東京破壊”は良くないですからね…恋じゃないですか?」、柄本も「破壊はちょっと…」、監督も「恋ですね」として、全員“恋”と迷わずに選択した。最後に監督が「この時代にこの作品を公開できることに意義を感じています。観終わった後にいっぱい話したくなると思うので、ぜひいっぱいお話してください!ちょっとでも心が軽くなったり、勇気が宿ることを祈っています」とメッセージを送る。続いて永瀬も「皆さんそれぞれ違う悩みを抱えて生きていると思います。その悩みのどれか一つだけでも軽くなったり、何か挑む時に背中を押すことができる映画だと思います。全身全霊で作った作品なので、映画を観て感じたことをぜひ共有してほしいですし、ぜひお力添えいただけると嬉しいです!」と熱い想いを語り、完成披露試写会は幕を閉じた。『真夜中乙女戦争』2022年1月21日(金)公開
2021年12月14日「King & Prince」永瀬廉が主演を務め、ダークな役柄で俳優としての新境地を魅せる映画『真夜中乙女戦争』。昨日12月13日、本作の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、永瀬さん、池田エライザ、柄本佑、二宮健監督が登壇した。ついに、観客へ初お披露目となった今回。永瀬さんは「この映画を観て皆さんがどう感じるのか、皆さんの反応が楽しみです!ゆっくりご覧ください!」と呼びかけ、池田さんも「衝撃とかトラウマ以上の“希望”を与えることができる映画だと思います。ちょうど年末ですし、ポジティブに来年を迎えられるような気持ちになっていただけたら嬉しいです」とコメント。主人公・無気力な大学生“私”、主人公が恋心を抱く凛々しく聡明な“先輩”、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”と、それぞれ個性的な役を演じた3人。役作りについて永瀬さんは「結構、監督に相談して話し合いました。監督と一緒に作っていった感覚があります」と語ると、「永瀬さんとは細かいところも共有しながら作っていきました。永瀬さんとは心中するような想いで挑みました」と監督。また、永瀬さんは「実際演じる中で“私”が引っ張られる部分を感じたので、“先輩”と“黒服”の存在も大きかったです」と感謝した。一方、池田さんは「“正義に生きる女性=先輩”を、男性からみた女性像だけでなく多角的に演じたかったので、台本を何度も改訂している段階で厳しくいろんな意見を出させていただきました。思っていた以上にたくさん反映してくださっていて、作る段階から携われて有難かったです」と作り込んでいった様子を明かし、柄本さんは「監督とはクランクインする前日まで電話で話していました。“黒服”は黒い服を着ているけど、スピリットが黒いだけで、黒い服が好きなわけではない(笑)。どう演じるか、結構話し合わせていただきました」と語る。“私”が“先輩”や“黒服”に大きく影響され、退屈だった毎日が少しずつ変わっていく様子が描かれる本作。そんな本作にかけて、“先輩”や“黒服”のような影響を与えてくれた人物について問われると、ジャニー喜多川氏の名を挙げた永瀬さんは「僕を中学1年生で見つけてくださって、最後までお仕事に呼んでいただいて、仕事へのやりがいを見つけることができました。たくさん感謝もしていますし、尊敬の気持ちがあります」と思いを述べ、中学1年生のときをふり返った池田さんは「雑誌ニコラのモデルになる時にたくさん面接して今の事務所の方にお会いして、当時どう努力したらいいのかわからなかったのですが、ノウハウを教えてくださって成長を促してくださる方に出会えた。今もお互い変化し合う関係を築けています」と回答。柄本さんは「一番は妻との出会い。お互いに大きい選択をして、いい影響を与え合えていると実感があります」と少し照れながら答えると、「お子さんの写真を見せてくださる時の柄本さんの笑顔が可愛いんです(笑)。お話を聞く中でこうした一面を知れるのが嬉しいです」と永瀬さんが明かした。そして最後に永瀬さんが「皆さんそれぞれ違う悩みを抱えて生きていると思います。その悩みのどれか一つだけでも軽くなったり、何か挑む時に背中を押すことができる映画だと思います。全身全霊で作った作品なので、映画を観て感じたことをぜひ共有してほしいですし、ぜひお力添えいただけると嬉しいです!」とアピールし、イベントは幕を閉じた。『真夜中乙女戦争』は2022年1月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:真夜中乙女戦争 2022年1月21日より全国にて公開©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
2021年12月14日映画『真夜中乙女戦争』(2022年1月21日公開)の完成披露イベントが13日に東京・東京タワーで行われ、永瀬廉、池田エライザ、柄本佑が登場した。同作は10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家・Fによる初の小説の実写化作。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬)は、「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)に惹かれつつも鬱屈とした日々を過ごしていたが、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”(柄本佑)と出会ったことで状況は一変。廃墟に作った映画館で映画を見ては他愛のない悪戯を繰り返す2人だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”に着手する。共演の2人について、永瀬は「けっこう怖かったんです。あんましゃべらないタイプなのかなという心配で、裏ではわいわい楽しくやれるのかと思っていたんですけど、全然でした。その心配はいらなかったですね」と打ち解けていた様子。池田は「ツッコミもいないし、おとぼけ3兄弟」と3人の会話を表した。また柄本は永瀬について、「芝居をしながら、今の自分の人生に諦めているような目が印象的でした。死んだ魚の目で」と表現し、永瀬は「今日、俺それしか言われてない。死んだ魚を演じたわけじゃないですからね」と苦笑していた。この日は作中でもキーとなる東京タワーを下から見上げる形でのイベントとなり、初めて来たという永瀬は「こんな感じなんや、というか、見ちゃいけないものを見ている気がする。スカートの中、覗いてるみたいな……」と照れる。「正面から見てたら、やっぱすごい綺麗なんですけど、この内側から見ると、鉄骨の組み合い方とか幻想的というか」と語る永瀬に、柄本も「これだけ鉄骨があるのに、おそらく全部が全部必要なんだなというか。フォルムの美しさがね」と同意。永瀬は「普段のお仕事もこの辺ですることが多くて、終わった時に外を見ると必ず東京タワーが見える。そういうことですら、この映画をやったことによって、東京タワーと僕との出会いは必然だったのかな、運命だったのかなって浸ってる自分がいます」としみじみとしていた。
2021年12月13日多動が強い兄は、お目当てのものに一直線!小さいころはなんとかつかまえられたけど…Upload By スガカズ重度の自閉症と知的障害がある兄の周りで起こったことを、きょうだい児目線で振り返っています。一緒に暮らしていたとき、特に大変だったのは、突発的に起こる「脱走」で、これには家族含め、親戚も長い間向き合ってきた問題でした。兄が初めて脱走したのは3歳のときだったようです。普段から手をしっかり繋いでいても、「気になるもの」を見つけると、小さな子とは思えない力で手を払ってお目当ての場所まで一直線に走り出してしまっていたのだそうです。今は亡き私たちの母には生まれつき股関節が脱臼しやすい病気があり、歩行は可能ですが走らないように昔から医師に指導されていました。なかなか思うように走れない状態で多動の強い兄を追いかけるのは本当に大変だったようでした。それでも兄が小さいころはなんとか大丈夫だったのですが、成長するにつれ走るスピードがどんどん速くなっていき、母方の親戚を総動員して探すこともありましたし、ときには警察にお世話になることもありました。母は兄の脱走を減らす目的で、毎日2~3時間ほど散歩の時間をつくっていたそうです。兄が歩いたり走ったりしている後ろで、自力で走れない母は原動機付自転車でついていきます。「満足するまで走らせたほうが、帰宅してから寝てくれるし、突然いなくなることが減るんだよ」と私に話していました。兄が18歳を迎えたある日の夕方、自宅から突然いなくなり…Upload By スガカズ時は過ぎ、兄が18歳を迎えたある日の夕方、事件が起きます。兄が一人で自宅を抜け出してしまいました。どうやら、家の内側から取りつけていた脱走防止用の鍵が施錠されていなかったようで、それに気づいた兄が外へ出てしまったようです。母が気づいたころには時すでに遅く、近所を探しても一向に見つかりませんでした。親戚(母のきょうだい)に電話し警察に捜索願を出しました。Upload By スガカズこの日兄は家に帰ってくることはありませんでした。当時は日本でインターネットサービスが導入されていない時代でしたし、街頭に防犯カメラはありませんし、携帯電話も一般的ではありませんでした。わが家には兄のほかにも姉や私がいるため、母が頻繁に探しに行くことは難しく、個人でできることはかなり限られます。ただただ見つかることを祈って警察からの連絡を待っていました。次の日になりました。母は不安を口には出さずいつも通りに過ごしていましたが、きっと同じような気持ちだっただろうと思います。■1日経ち、2日経ち…3日目の深夜に警察から電話がもしかすると誰かに連れて行かれたのではないか?飲まず食わずでどこかで倒れているのではないか?はたまた…最悪な想像が脳裏に浮かびます。そしてついに3日目の深夜1時ごろ、自宅に警察からの電話が。Upload By スガカズ一一兄は無事でした。私はそのとき寝ていたので朝になって兄が帰ってきていることに気がついたのですが、あとになって詳細を知りました。重度心身障害のある兄は、3日間も何をしていた?Upload By スガカズ脱走した日、兄は自宅の最寄り駅が目に飛び込むと、そのまま改札に入る人の後ろにくっついて、電車に乗り込んでしまったようです。もしかしたら移動中、居合わせた人に声をかけられたりしたのかもしれません。ですが、兄は知らない人から声をかけられると走って逃げてしまう特性があります。普段から散歩で鍛えられていたため、走るのが速く、追いかけて捕まえることは難しいだろうと容易に想像がつきます。そして電車の乗り降りを繰り返し繰り返し…ついに自宅のある大阪府の南部から、150kmも離れた滋賀県の湖東地方(琵琶湖の近く)でようやく補導されたようでした。どこで寝泊まりをしていたのかまでは結局分かりませんでしたし、いろいろな人に迷惑をかけてしまいましたが、見つかった現場は琵琶湖が近いこともあり…とにかく無事だったという事実だけでも幸いです。母はさっそく一緒に対応してくれた叔母(母の妹)に「無事に見つかった」と電話をし、そのあと仕事から帰って眠っていた父を起こし、叔母の運転する車で滋賀県の警察署に向かいました。こうしてようやく丸3日ぶりに兄と再会することができました。父と母は警察署の職員さんに、「命の危険があるのだから」と、お灸をすえられたようでした。同行した叔母は、帰りの道中で「二度とあってはならないことだ」と、兄を含め父と母三人に対して強く叱ったと後日聞きました。知的障害のある兄の命を守ることの大変さある程度の知能がある人なら「やっていいこと、いけないこと」の判断がつきますし、「お母さんが心配するから一人で外に出てはいけない」と考えて踏みとどまることはできるでしょう。しかし、体は18歳でも重度の知的障害のある兄には今回、そういった判断はできませんでした。目に入った情報から、突発的に行動してしまうことがあるので、それを40代の、足に持病がある母が完全に制御することはやはり難しいです。ただ、18歳の兄には、「家族が近くにいるときは一人で出ていかない」という自分なりのルールのようなものが存在していたため、ある程度は日常生活をおくる上で歯止めはかかっていたのだろうと思います。また「信号が赤のときは渡ってはいけない」「踏切が下りているときは渡ってはいけない」ことは理解していたため、18年間命を落とすことなく無事だったのだろうと思います。三日間もの脱走のあと、父と母の意思は変化したような気がします。このころから「親なきあと」の兄の人生のために、兄が障害者支援施設へ入居することを本格的に検討するようになりました。障害者支援施設に入居して20年経った現在までに、一度施設から抜け出したことがあると聞きました。施設は山手に位置するため、一本道が多い地域なので、比較的早い段階で見つけることができるのだそうです。仮に外へ出たとしても、「○○ホームの人だ」とご近所の方も把握できるだろうとも思えます。兄は現在40代後半なので、18歳のエネルギーあふれる当時とは違って体力の衰えを感じているようで、ここ数年間落ち着いているようです。そして、私はこうして過去の思い出を振り返っていますが、現在兄が無事に年を重ねられているのは、兄をサポートしてくださっている周囲の方々のお陰だと心から思いますし、感謝してもしきれません。執筆/スガカズ(監修:三木先生より)ご自身の病気も抱えられてお母様は本当に大変でしたね。周りの方たちや警察からは厳しく言われたとのことでしたが…24時間ずっと気を抜けないまま生活している中で、ごく稀にこういったトラブルが起きてしまうことは責められないと私は思ってしまいます。ともあれ、お兄さんは年齢と共に落ち着かれて、現在もお元気なようで良かったです。
2021年10月26日映画『シノノメ色の週末』が11月5日(金)、公開となる。この度、本作の完成披露イベントが実施され、主演の桜井玲香や岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、工藤阿須加、穐山茉由監督が一堂に会し、本作のタイトルにちなみ全身「シノノメ色」の衣装でご登壇、作品を観客に届けられた喜びを語りあった。本作は、2019年9月に乃木坂46を卒業後は女優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集めている桜井玲香の映画初主演作品。桜井演じる美玲の高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役に、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルで飾らない明るさや、大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。アンディ役に、モデルやタレント・アーティストとして、無邪気な明るいキャラクターで幅広く活躍し、映画やドラマにも多数出演、NHK連続テレビ小説『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが共演。監督は、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由監督。自身初の長編商業映画となる本作では、監督の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を独自の目線で鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描く。さらに篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役に中井友望、広告代理店で働く上川龍之介役に工藤阿須加が出演し本作を彩る。本作が映画初主演となる桜井。完成披露イベントでは、本作について「ついに公開された、皆さんに見てもらった、という嬉しいような恥ずかしいような何とも言えない気持ち」と率直に気持ちを表現。また「グループ時代もいろんな経験をさせて頂いていたのですが、ひとりになって改めて、リスタートという気持ちです。すべて初心の気持ちで日々学ばせて頂き、そんな中で主演の映画に挑戦できて幸せ者だなと思います。皆さんに支えで今ここに立てているので、これをきっかけにまた頑張っていきたいです」と決意の気持ちを覗かせた。自身も女子高出身だという穐山監督は「女子高って結構、怖そうとかギスギスしてそうっていうイメージを持たれますが、本人たちは平和だったり、ほのぼのとした空気を過ごしています。イメージとのギャップをもう少しリアルに描きたかったんです。それを学生時代として描くのではなくて、30歳に差し掛かる、20代後半の女性の悩みも含めて描けたらなと」と自身の経験から本作品の着想を得たことを語った。今回劇中で制服姿を披露していることに話題が及ぶと岡崎が「ドキドキしてました」と即答。桜井は「え、本当?」と返したのに対し、三戸は「私は楽しみでしょうがなかった!」と三者三様に答えるさまはまるで劇中の3人組が飛び出してきたかのような安定感。桜井はさらに「高校生の役として着るのではなく、20代後半として着る、だったから割り切れた」と答えると岡崎も「確かに!学生に見えなくてもいいんだっていう、その安心感はあったかもしれない!」と同意。制服トークも盛り上がる。「それぞれ、どのような高校生だったか?」という話題では、桜井が「私は美玲とは真逆というか、目立っている女の子では無かったですね。校則も厳しかったので、そんなにおしゃれをするわけでもなく普通の子でした」としながら、「でも高校2年生で乃木坂に入ったので、そのあとは乃木坂漬けでしたね」と振り返った。岡崎は「日々をどう楽しむかに頭をフル回転させる学生でした。文化祭だったり体育際だったり、イベントごとをみんなで楽しのはもちろん、4時間目のチャイムがなったらすぐ購買に走って、人気の肉まんを勝ち取るとか(笑)」と思い出を語り、三戸は「食堂のソファを陣取って寝てました。3年生になるとソファーが使えるんですよ。『やったーソファーが使える!』と。部活をやってなかったので暇だったんです」と高校時代を暴露し、笑いを誘う。今回、ひとりだけ現役高校生の役を演じた中井は他の3人を見て「この3人の先輩が、私の高校の先輩に居たら楽しいだろうなって。いい高校生活を疑似体験出来た感じです」と嬉しそうに語った。一方の工藤は「毎日朝から晩まで部活動でしたね。テニスをやってたんですけど、朝5時に起きてランニングして、朝ごはん食べて学校に行き、朝練をして、2限目のタイミングにはお弁当が無くなり、お昼は学食にみんなで行って…」その後も夜まで何度も食事をとるエピソードが続き、とにかく良く食べていた学生時代だったと語ると、周りの女性陣たちはびっくり。さらに「でもその分動いていたので、どんなに食べても太らなかったですね」と重ねると、観客からはうらやましそうなリアクションも。そして今回の作品にも多数ちりばめられている「女子あるある」について聞かれると桜井は「美玲は、マリリンとぶつかるじゃないですか。マリリンが色々、現実はこうよって色々教えてくれるという。それを遠回しにいう感じは女子ならでは」と、とあるシーンを振り返り、三戸は「10年会ってなくて久しぶりに会って、それでも気まずくないところは女子の対応力の賜物なのかな」と劇中で10年ぶりに再会した役どころについても語った。また、中井は「廊下を走るシーンの時に、美玲ちゃんとマリリンはヒールを脱ぐんです。普段着飾っているけれど、女子同士だから楽しむときは全力で楽しむ。あのシーンがすごく好きです」と自身が出演していないシーンを羨むように挙げた。同質問が工藤にも問いかけられると「え、僕に聞きます…?」と戸惑うような表情を見せ会場の笑いを誘い、「女性だけじゃないかもしれないですけど…」と慎重に言葉を選びつつ「女性からの相談は本気で答えたらだめだということ。とにかくまず聞いて頷き『僕もそう思う』って一言言う」と発言。理由としては「彼女たちのなかで、実は答えが決まってるじゃないですか。女性は特に自分の中でこうしたい、こうしなきゃって思っているときに、誰かに背中を押してもらって動くのかなと。男って単純で、これがいいよ、とか言われるとすぐそっちに意見が変わっちゃったりするので」と男性目線で解説した。これには穐山監督も深く頷き「その通りです。もう答え決まってるんですよね。ただ聞いてほしいんですよね」と工藤と見解を褒めたたえた。最後に桜井は「女の子3人の会話や空気感は、本当に女子高出身あるあるって感じなんです。女子高出身の私でもそう思うくらいリアル。女子高にいなかった皆様もちょっとだけその様子をのぞき見れるような、そういう作品になっています。またコロナ禍でご自身と向き合う時間についてのメッセージも含まれているので、明日からちょっとだけ、半歩だけでも前に進んでみようかな、という気持ちで今日帰っていただけると嬉しいです」と締めの挨拶。穐山監督は「3人とも20代後半で色々と壁にぶち当たる世代で、その時のことを私も振り返って作りました。もちろんその世代じゃなくても、人に知られたくないような感情だったり、見られてちょっと嫌な部分とか、心当たりがあると思います。それが本当は人間らしくて愛しい部分で、それを表現したかったので、感じて頂けると嬉しいです」と、悩みを抱える全ての人にエールを送るような思いと言葉でイベントを締め括った。映画『シノノメ色の週末』11月5日(金)公開
2021年10月20日歌手の赤西礼保が、ネイルサロン「ARCANA」の店舗体験イベントに出席。兄で歌手の赤西仁について「家族ですし、仕事の面で尊敬もしていますし先輩です」と語った。「ネイルとなると女性のものというイメージが強くて」と話す礼保だが、同店を訪れるのは今回が二度目。「プレオープン時に爪をキレイにしていただきました。一度キレイになってしまうともうダメですね(笑)」「継続して綺麗にしたいという心が目覚めました」と満足げだ。爪をケアしたあとには周囲の反応を待てず、自分から「この爪、綺麗でしょう?」とアピールしてしまったという。そんな礼保に「兄の仁さんに綺麗な爪を見せたりは?」と聞くと、「彼は今アメリカにいるのでこの爪を見せることはできませんが、今度電話で会話する機会があったら、僕のメンズネイルケア経験を教えてみたいです(笑)」と回答。「お兄さんはどのような存在?」という質問には、「家族ですし、仕事の面で尊敬もしていますし先輩です。お互いの活動もチェックしているし、先日僕がライブを開催する際は『頑張って!』と事前に連絡をくれて応援してくれました」と明かし、兄弟コラボの可能性については「そうですね、いつか兄弟でコラボレーションできたらいいですね!」と意欲を見せた。
2021年09月30日11月公開予定の映画『恋する寄生虫』の完成披露試写会が昨日9月29日に行われ、W主演を務めた林遣都と小松菜奈、そして監督の柿本ケンサクが舞台挨拶に登壇した。本作は、孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しい“恋×虫”ラブストーリー。完成した映画について林さんは「撮影中は“虫”の映像だったり、CGの部分がどういう仕上がりになるのかわからない部分もたくさんあったんですが、出来上がった映像を見て、柿本さんの抜群のセンス、演出に感動しました」と言い、小松さんも「脚本の段階で、CGの部分とかどうなるかわからず、完成した時、どんなふうになっているか楽しみでした。私たちの役柄は潔癖症と視線恐怖症という、見えないものへの苦しみを抱えているんですけど、柿本さんの手で、それを体感できる――CGの部分でその人の状況を感じられるのが新しいし、それがポップに描かれている部分もあり、気持がぶつかり合う繊細な美しさ、冒頭の遣都さんとCGの映像が美しくて、見入っちゃいました」とそれぞれ感想を述べた。今回心の痛みを抱える主人公を演じた2人は、これが初共演。林さんは「お会いするまで、勝手にクールなイメージを持っていたんですけど、接しやすくて、周りの人に愛される方で、撮影中の菜奈ちゃんのことを思い出すと、いつもスタッフと談笑しているイメージが浮かんできます。(クールな佇まいで舞台挨拶に立っている)いまの姿と現場で人と接している姿にギャップがあって、素敵だなと思います」と小松さんの印象を明かす。一方の小松さんは、撮影前、あだ名をつけて距離を縮めていく作戦を考えたそうで、「そのあだ名が“ケント・デリカット”で…(笑)。それを伝えたら『それ、もう別人じゃん!』って笑ってて、でも『負けない!』と思ってその後もそう呼んでたら『なんか、もうクセになってきたかも…』と言ってくれて、そう見えなかったけど、嬉しかったんだなと(笑)。いや、嬉しかったのかわかんないですけど(笑)、喜んでもらえたのかなと」と現場エピソードを披露。「距離の縮め方が小学生男子みたいになっちゃったけど、現場ではお芝居に対する姿勢やアプローチがすごく真面目で、私が戸惑ったり迷ったとき、どう言えばいいのか? というのも全部話せる人でした。遣都さんが家に持ち帰って、それを『考えたんだけど、こう思うんだよね』と言ってくれたりして、優しいなと。遣都さんがいて救われましたし、色々助けていただきました」と感謝の気持ちを口にした。そして、舞台挨拶最後には「最初に脚本でマスク越しのキスのシーンを読んだ時、その頃はまだマスクをしない時代だったので『受け入れてもらえるのかな?』と違和感があったけど、いまとなってはありえないことでなくなってきて、不思議ですが、いまの時代にそういう作品を残すことができてよかったなと思います。2人が惹かれ合っていく姿――切なくもいとおしく映画の中で生きているので、観ていただけたら嬉しいです」(小松さん)、「いま、人と人の距離、物理的な距離だけでなく、心の面でも遠くなってしまいがちな世の中ですが、人それぞれの世界があって、誰しも必ず身近に小さな幸せが散りばめられているし、誰しも大切な人がいる。それは動物でも、モノでも自然でもいいんですけど、そこに目を向けること、見失いがちなことに気づくことが大切なんじゃないか? そんなことを考えながら観ていただけたらと思います」(林さん)とそれぞれメッセージを送り、幕を閉じた。『恋する寄生虫』は11月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:恋する寄生虫 2021年11月12日より全国にて公開©2021「恋する寄生虫」製作委員会
2021年09月30日後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭からなるスーパー銭湯のアイドル「純烈」が主演を務める映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の完成披露舞台挨拶が8月26日、新宿バルト9 シアターにて行われた。完成披露舞台挨拶には、純烈の4人と佛田洋監督が登壇。彼らは主題歌「NEW(入浴)YORK」が流れる中、ステージに登場した。冒頭の挨拶で純レッド役の白川は「コロナ禍でなかなかコンサートができない中、主演映画という形で、ファンのみなさんとよろこびをわかちあえることができたことをうれしく思います」と会場を見渡しながら笑顔でコメント。純グリーン役の後上は「(舞台挨拶は上映後ということで)映画を観たみなさんが何かしらのジャッジを下した後かと思うと、緊張感高まります」とキリッとした表情を見せる。純ブルー役の小田井は「最近、ちょこちょこコンサートやライブをする中で、映画の話題に触れるのですが、(公開前なので)言えないこともたくさんあります。やっと今日は内容を踏まえて話ができるということで、撮影時の思い出話もできることがとても楽しみです!」とニッコリ。続けて「コンサートのほうに足を運んでいただければ、映画秘話が聞けるかもしれません」とちゃっかりコンサートへの参加を促す場面も。純バイオレット役の酒井は「健康センター、キャバレー回りを経て、紅白にも参加することができた純烈ですが、紅白出場が叶った頃に“紅白の向こう側”として思い描いていた構想が映画『純烈ジャー』です。純烈が映画初主演を飾ります。(今日の完成披露の舞台挨拶は)僕の夢でもあった映画が出来上がったことに感謝する日になりました。みなさんがもう1回観たいなと思ってくれればありがたいです」と思いを述べると、会場は大きな拍手に包まれた。また、佛田監督は「だいぶ前、スーパー戦隊、仮面ライダーだった後上くん以外のメンバーのみんながやっと(東映の戦隊作品に)帰ってきてくれました。感無量です」とうれしそうな表情を浮かべる。コロナ禍だったからできた作品でもあり、ネガティブをポジティブに変える純烈らしい作品である本作。制作の経緯について酒井は「20年前に、『百獣戦隊ガオレンジャー』、『忍風戦隊ハリケンジャー』、『仮面ライダー龍騎』で地球の仲間を守っていた我々はヒーローが大好きな方たちに支えてきてもらいました。その場で出会ったヒーローが大好きな仲間たちと純烈が組んで出来上がった作品です。マダムのみなさん、カラオケファンのみなさんに応援していただいて、がんばってきた僕たちが、コロナ禍もあり、グループの存続もどうすべきかと考えたときに、“負けてたまるか!”という気持ちで立ち上がりました。コロナ禍でスケジュールが空いたのをきっかけに、2020年3月に以前からの夢だったヒーロー映画の構想を仲間に話したのが始まりです。ヒーローが好きなみなさん、マダムのみなさん、いろんな方に楽しんでいただける映画になりました!」と胸を張った。構想を聞いた時の感想について白川は「いつものギャグかなと思いました。(純烈は)嘘から出たグループなのでギャグってこともあるだろうなと。でも、変身後のスーツアクターの映像を見て『これは、本当なんだな』と思いました(笑)。一流のスタッフが集まっているので気合を入れて挑まないとバチが当たるぞと意気込みました」と振り返る。撮影時のエピソードについて、小田井はこの日のイベントのMC・山本康平について触れ、「山本くんは僕の師匠のような役柄を演じたのに、ありえないくらい緊張していました。僕たちよりも役者経験のある山本くんがなにかにつけて“大丈夫かな”と心配そうな顔で演技の確認をしていたのがとても懐かしいです」と前置きし、さらに山本が前川清から演技指導を受けていたことを暴露。「あの前川さんからアドバイスもらったにもかかわらず、アドバイス後も演技が変わらず、テンパっていたのが思い出にのこっています」と更なる暴露で会場を笑いに包んだ。後上は撮影時期が自身の誕生日と重なっていたことに触れ「小林幸子さんがバースデーケーキを持って“ハッピーバースデー”を歌ってお祝いをしてくれました。すごくみんなに言いたかったのですが、小林さんの出演は解禁前だったので、絶対に漏らしてはいけないということで、1年越しにみなさんにお伝えできることを心からうれしく思います」と満面の笑みを浮かべた。佛田監督が「後上くんは演技経験がないので、演技ができないとは聞いていました。笑うこともできないということだったのですが、相手役の小林綾子さんにリードしてもらって、いい演技をしていましたね。いかがでしたか?」と会場に問いかけると、お客さんから大きな拍手贈られ、その様子を見た小田井が「今日のお客様は、「いかがでしたか?」と問いかけたら、拍手をするというスイッチでもついているんですか?」とMCに質問するほど、来場者の拍手のタイミングのすばらしさに感心する場面も。後上は「僕は、撮影時に毎日走っていたのですが、いつも山本くんが一緒に走ってくれて心強かったです」とサポートに感謝した。最後の挨拶で、酒井「本作は9月10日公開ですが、早く観たみなさんの特権です、今日からどんどんネタバレしていいとも思います」と微笑む。続けて「たくさんの人に観ていただき、たくさんの人に笑顔になってもらえればうれしいです。(拡散の)ご協力をお願いいたします」と呼びかけた。小田井は「僕たちの事務所からも悪役でたくさん役者が出演しています。ヒーロー経験者がたくさんいる映画です。ヒーロー×演歌・歌謡曲のコラボ映画です。小林幸子さん、前川清さんとの共演なんてなかなか実現することではありません。ヒーローと演歌・歌謡曲を結びつけてくれたのが『純烈ジャー』です。純烈にピンと来ない知り合いには、幸子さん、清さんの名前を出せば、(おもしろそうと興味を持って)騙されてついてきてくれるはずです」とおすすめの映画への誘い方?!を伝授。白川は「いろんなものが詰まった幕内弁当のような映画です。いろんな人を誘って観にきてください。本日は本当にありがとうございました」と改めて感謝の言葉を伝えながら作品をアピールし、後上は「温泉の平和を守るヒーローという純烈らしさの延長線上にこの作品があります。僕たちを紅白に連れて行ってくださったみなさん、そのあたたかさで、今度は映画を広げていってくださったらうれしいです。お時間があるときには、劇場へ2回、3回と足を運んで楽しんでください」とコメントし、イベントを締めくくった。【映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』完成披露舞台挨拶 概要】日時:8月26日(木)場所:新宿バルト9 シアター9(東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル9階)登壇:後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭、佛田洋監督(敬称略)映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』9月10日(金)より公開
2021年08月27日9月24日(金)より愛知・岐阜の一部劇場にて先行公開、10月1日(金)に全国公開となる映画『僕と彼女とラリーと』の完成披露上映会が8月25日に行われ、主演を務める森崎ウィンが登壇した。本作は、2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン2021」の開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と、“故郷の仲間たち”との繋がりを移りゆく自然豊かな美しい四季折々オールロケで描き出す、心あたたまるヒューマンストーリーだ。父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河を『レディ・プレイヤー1』『蜜蜂と遠雷』の森崎、大河の幼なじみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザーの美帆を『おもいで写眞』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』の深川麻衣。脚本も手がけた『今日も嫌がらせ弁当』の塚本連平監督が、故郷でラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を四季折々の自然とともに紡ぐ。完成披露上映会では、待ちに待った観客の座席を通り抜ける形で、劇中のレーシングスーツを着た森崎が登場。観客の拍手が湧きあがる中、森崎の一言挨拶からイベントはスタートした。「何よりも今日という日を迎えられてホッとしております」と、本作の初めてのお披露目の喜びを語った森崎。続いて、撮影ぶりに着用するレーシングスーツについて聞かれると「約1年ぶりに着たのですが、これを着るとどこかでヤリスが待っているのではないのかと思い、やる気が出ます。ですが、このスーツでお客さんと同じ場所をさっき通って来たので、だいぶ恥ずかしかったです(笑)」とコメントし、トークは本作にまつわる話題へ。愛知県豊田市・岐阜県恵那市が舞台の本作。四季折々の美しい自然の中での撮影を、森崎は「自然豊かな街と心あたたかな現地の方々に囲まれて、素敵なキャストとスタッフ、監督に囲まれて、本当に人に恵まれて出来た作品です」と振り返る。またヒロインを務める深川について、「本当に気さくな方でして、実は同い年でもあり、同じく同い年の田中(俊介)くんと全員グループ出身という共通点もあったので、クランクインの日からスッと仲良くなれて、良かったです」と、初共演の印象を語った。さらに本作には、西村まさ彦、佐藤隆太等、実力派俳優からガンバレルーヤのよしこなど個性が光るキャストが出演。彼らとの撮影については、「西村さんとのシーンの時に、撮影の前に役者の大先輩としてちょっとしたヒントをいただき、元々自分の思っていた台本の解釈と西村さんを前にした際の感情が全然変わり、本当に勉強になりました。そして、竹内力さんは、本当にパワフルでエネルギッシュで現場が明るくなるような、いていただくだけで『よし頑張ろう!』と“ギア”が入り助かりました。」と撮影を振り返った。トークも中盤になり、ラリーカーの話題へ。撮影で実際にラリーカーに乗った森崎は、「撮影に入る前にプロの人に乗せてもらったのですが、めちゃくちゃ楽しくて、プロの運転はハンドルさばき、アクセルなど、身体にかかってくる重力を感じることができて、とても楽しく、ずっと叫んでいました(笑)」とその楽しさに太鼓判。また自身が出演した『レディ・プレイヤー1』ではガンダムに乗った森崎。ラリーカーとの乗り心地の違いを聞かれると「そこを比べますか(笑)免許が違うので、やっぱりできればどっちでもいきたいかな!と思います」と、どちらも乗った森崎にしか答えられない回答で、会場の笑いを誘った。森崎演じる大河は、周囲の反対を押し切ってラリーに挑戦するという役どころ。これまでに周囲の反対を押し切って挑戦したことを聞かれると、「芸能界に入るにあたり、両親からの心配や不安が大きく、少し反対されていましたが、この世界でやっていきたいという思いが強かったので、反対を押し切って挑戦しました。最近のことで言うと、携帯を変えてから半年しかたっていないのに、友達の反対を押し切って新しい物に機種変更しました」と自身と大河を重ねる。トークも終盤になり、本作のタイトル『僕と彼女とラリーと』にちなみ、森崎が日々の中で大切にしてるものを「僕と〇〇と〇〇」という形でタイトルになぞらえてフリップで発表するコーナーに。「僕と“ミャンマー”と“B767”と」と発表した森崎は、「国どころか、県をまたぐことすら難しいこのご時世ですが、B767とは、ボーイング767という飛行機の機体名です。ミャンマーに直行便を出している便の名前なのですが、これに乗って久しぶりにミャンマーに帰りたいな、という思いから、B767にしました」と語るも、さらに「乗られたことがある方はわかると思いますが、ボーイングは前輪にカメラが付いていて、タイヤからの目線を映像で見ることができるので、すごく良いんですよ」とマニアックな飛行機好きの一面も披露した。ここでイベント終了と思いきや、今月8月20日(金)に31歳を迎えた森崎にバースデーサプライズが。MCの合図で赤い布をとると、ラリーの勝者が表彰式でシャンパンファイトをすることにちなんだシャンパンと、劇中で着用されていたものと同じデザインのヘルメットが登場。どちらも映画オリジナル仕様となっているスペシャルなプレゼントととなった。事前に知らされていない森崎は「すごい!本当ですか!ありがとうございます。とても嬉しいんですけど、(シャンパンは)大きくて家の冷蔵庫に入らないです(笑)こんなに日がたってもお祝いしていただけるのが初めてなのでなお嬉しいです!」と大喜び。今年の目標として、「何事にも誠実にコツコツとやっていくのはもちろんのこと、お世話になった方々へ恩返しができるようこれからも精進していきたいです」と語った。そんな森崎から最後に「最高の景色と心あたたまるヒューマンドラマです。映画館で映画が公開されるだけで心がいっぱいです。皆さんの休息のひと時をこの映画とともに過ごしてもらえればと思います」とメッセージ。本作らしい和やかな雰囲気に包まれながらイベントは幕を閉じた。【イベント概要】映画『僕と彼女とラリーと』完成披露上映会開催日時:8月25日(水)登壇者:森崎ウィン映画『僕と彼女とラリーと』9月24日(金)より愛知・岐阜の一部劇場にて先行公開 / 10月1日(金)より全国公開
2021年08月26日映画『ジャングル・クルーズ』の完成披露試写イベントが7月20日に開催され、日本版の声優を務めた木村佳乃とジャングルポケットの斉藤慎二が登壇した。本作は、ウォルト・ディズニーによる最初のディズニーランドに、1955年のオープンと同時に作られた、ジャングルをボートで探検する“ジャングルクルーズ”を映画化したスペクタクルアドベンチャー。ふたりが声を吹き込んだのは、アマゾンに眠る秘宝<不老不死の花>を求め、壮大な旅路に出る姉弟。これまで何度も東京ディズニーランドを訪れてきたという、ディズニー愛に溢れるふたりにとって、今回初めてディズニー映画の吹替を担当したことは感慨深いものだったそう。木村は「先日日本版を拝見して、本当に面白かった。アトラクションの<ジャングルクルーズ>にそっくりな場面も出てくるので、早く観てほしい!」と心境を露わに。斉藤もまた、「自分の声がスクリーンで出てくるのは不安だったけれど、実際観てみると感動の方が大きかった。2時間僕の声を堪能してほしい!」と本作の出航の瞬間を待ちきれない様子。自身が声を担当したリリーの魅力について「勇敢で聡明な女性。考えるより行動という姿がカッコよくて、臆病者の自分とは全然違う。同じ女性として憧れる存在」と語った木村は、声を担当する上で「リリーが早口なので声を合わせるのは苦労したけれど、あるモノから逃げて雄たけびを上げるシーンでは、声がかれるほど練習しました。エミリー(・ブラント)さんの声にそっくりに出来たと思うので、是非そのシーンに注目してほしい」と自信をみせた。一方、マクレガーの魅力を「弱い部分もたくさんあるけど、本質は強い人間。誰よりも姉のリリーを大切に思っている優しさがある」と語った斉藤もまた、「吹替を担当するのが初めてだったので、口に合わせることに集中すると感情が乗らなくなってしまう部分が難しかった」と苦労を明かした一方で、「演説シーンには自信がある。1対1ではなく大勢に向かって話す声量や強弱を意識して何度もやっていく中で、本当に納得できる形になった!」と力を込めて話した。改めて見どころを問われた木村は、「アトラクションに乗っているようなドキドキワクワク感を堪能できるところ」と話し、斉藤もまた、「実際にジャングルに降り立った感じで映画を楽しめる。是非ジャングルに行った気持ちで観てほしい」と笑顔で同調、映画さながらの息の合った様子をみせた。楽しいトークで会場内が熱気に包まれる中、本作の主演を務めたドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラントから映画公開を祝して、ふたりに向けてビデオレターがサプライズで届く。木村は、「“よしの”って意外と発音が難しくて、海外の方からはよく間違えられるのに、エミリーさんがはっきり“よしの”と言っていただけて嬉しい!」と喜びを露わに。斉藤もまた、「僕らが吹替やってるって知ってもらえているだけで感動。“しんじ”って発音も完璧。おふたりに僕のギャクをプレゼントしたい!」と興奮した面持ちで、お決まりの“はーい!”を披露し会場を沸かせた。興奮冷めやらぬ中、ふたりの元にはさらなるサプライズ演出が。6月に“ディズニー史上初”となる、東京ディズニーランドで実施された日本版声優の発表セレモニーでも応援に駆けつけてくれたミッキーマウス、ミニーマウスが登場。今回は、『ジャングル・クルーズ』にちなんだサファリルックで祝福しに来てくれたのだ。「まさか今日会えると思っていなかった!一緒に冒険に行きたい!」(木村)、「また会えて光栄!一緒に冒険に行こうか!映画館を抜け出して!」(斉藤)と、大好きなミッキーマウス、ミニーマウスとの夢の再共演を喜んだ。最後に、木村は「本当に本当にこのスペクタクル・アドベンチャーは楽しい映画なので、是非よろしくお願いします!」と、力強く作品をアピール。暖かなムードが会場内を包み込む中、舞台挨拶は幕を閉じた。『ジャングル・クルーズ』7月29日(木)映画館 & 7月30日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
2021年07月20日株式会社ドリルが企画制作を⼿がける「東京⼤壁画」の完成披露発表会が7月17日、東京駅丸の内駅前広場にて開催された。「東京⼤壁画」は東京都と公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団アーツカウンシル東京が主催する“Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13”のシークレット企画として最後に発表されたプログラムであり、2021年7⽉17⽇(⼟)〜9⽉5⽇(⽇)の50⽇間、東京の中⼼地で、アートの街としても知られる丸の内に世界最⼤級、総⾯積7,752㎡の巨⼤壁画アート2作品を展⽰するもの。1964年東京オリンピックのデザインチームとしても活躍し、⻑きにわたって⽇本の美術界を牽引してきた横尾忠則と、ご息⼥であり画家として活躍中の横尾美美による初の親⼦⼤規模競作となる作品のコンセプトは「宇宙 COSMO POWER」。丸の内ビルディングの壁⾯(総⾯積3,371㎡)には“⽕(ignis)”をテーマとした横尾美美さんの作品を、新丸の内ビルディングの壁⾯(総⾯積4,381㎡)には“⽔(aqua)”をテーマとした横尾忠則さんの作品を展⽰する。完成披露発表会には東京都知事・⼩池百合⼦や、企画制作を手がけた株式会社ドリルのCCO/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターの細川直哉が参加したほか、アーティストの2人より、作品の完成に寄せたコメントが発表された。コメントは以下の通り。<コメント>・横尾忠則「僕の作品は世界中から1万6,000枚以上集めた滝のポストカードをもとに制作したもので、1枚のポストカードをかなりの大きさに拡大して展示している。都市化が進み、風景が人工的になっていく中で、こういう形で自然を展示することで、改めて自然というものを認識してもらえれば。本日は晴天で光が強いが、作品は時間帯を変えることで様々な表情を楽しんでいただけると思うので、ぜひ足を運んでいただければと思う。今回の制作は親子の競作になった。普段、親子同士で会話を交わすというのはあまりないのだが、こういう場所で作品を通して会話をできたというのも僕にとっては新しい経験だった。」・横尾美美「親子での競作といいながら、実は一度も一緒に話し合いをしたりせず、お互いに水と火をテーマに作品を作り上げた。完成とともに親子でここに並び、作品をお披露目するというのが不思議な感覚。東京駅から皇居につながるこの場所は非常に特別な場所で、ここに作品を展示できたということを意味深く感じる。制作をスタートしたのはコロナ禍の世界を予想もしていない段階だったが、完成した今は、両方の作品にその時と別の意味合いが出てきたと思う。私自身は炎をイメージした作品を担当した。当初炎のイメージは“パワフルさ”や“熱狂”だったが、今はその力が様々な困難に対する“浄化”や“癒し”の力になっている。観る方がこの作品を天に向かって見上げる時にも、その人の心の中にある“願い”や“祈り”のようなものが映し出されることで、この世界にむけての愛や平和の祈りが込められた炎になっていけばよいと感じている。そういう意味で、作品はみなさんに見ていただき、それぞれの想いを感じていただくことで本当の完成を迎えると思う。また、この状況下でなかなか人が上を見上げることは少ない。そんな中で上を向くことは特別な意味を持つと思うので、ぜひこの場所を訪れ、立ち止まって上を見上げる時間を持ってもらいたい。」【実施概要】「東京⼤壁画」実施期間:2021年7⽉17⽇(⼟)〜2021年9⽉5⽇(⽇)実施場所:丸ビル(東京都千代⽥区丸の内2丁⽬4-1)、新丸ビル(東京都千代⽥区丸の内1丁⽬5-1)アクセス:JR東京駅丸の内南⼝より徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅より直結公式HP: 主催 :東京都・公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団 アーツカウンシル東京企画運営 : 株式会社ドリル後援 :三菱地所株式会社、三菱地所プロパティマネジメント株式会社(会場協⼒)東⽇本旅客鉄道株式会社(発表会会場協⼒)協⼒ :株式会社アタマトテ、株式会社アマナ、株式会社アンテナ、株式会社Odds Design
2021年07月19日会社員だった山田千紘(やまだ・ちひろ)さんは、2012年、電車にひかれる事故に遭いました。一命を取り留めたものの、事故で右手と両足を切断。当時の出来事について、YouTubeチャンネル『山田千紘 ちーチャンネル』でお兄さんと振り返りました。手足3本を失った事故に巻き込まれた理由は?事故が起きた当日、会社員として働いていた山田さんは、体調不良を感じつつも職場の先輩と会食に参加しました。会食後、電車に乗車した山田さんですが、そこから記憶はないといいます。目が覚めると事故発生から10日が経過し、病室のベッドに横たわっていました。警察に事故当時の詳細を聞いた山田さん。電車内で熟睡した結果、最寄駅を通過し、戻るため終着駅で降りたその後…。ホームに電車が来ていた時、乗ろうとしてベンチから立った後、足を滑らせて線路に転落。電車のブレーキは間に合わず、ひかれてしまいました。山田千紘 ちーチャンネルーより引用兄が、手足を失った弟にしたことお兄さんは、山田さんが手術を終え、集中治療室に移った当時を回顧。集中治療室には、家族が泊まれる部屋が用意されています。ですがお兄さんによると、ほかにいた患者の家族も使うため、1週間以上の滞在はできない状況でした。「弟のそばにずっといたい」と考えたお兄さん。山田さんの隣にもう1つベッドを置いてもらい、1週間以上生活しました。当時、休むヒマなく働いていたお兄さんが10日間休みを取り、ずっと見守っていたことを周囲から聞いた山田さんは…。兄への信者になったような、リスペクトの気持ちを抱くようになって、一生ついていこうと思った。山田千紘 ちーチャンネルーより引用社会への復帰を目指すも、絶望した弟に…懸命なリハビリ生活や資格取得の末、再び働こうと就職活動を始めた山田さんに、壁が立ちはだかります。会社の面接を受けようとしても、手足がないことから、応募できる仕事が限られていたのです。「頑張ってきたのに、社会から求められていないのか」と絶望した山田さんは、自ら命を絶とうとしました。まさにその時、お兄さんから電話がかかってきます。号泣しながら「ごめん」と謝り続ける山田さんに、お兄さんはこう告げました。普段、俺にキレない兄ちゃんが、「周りから恵まれているのに、まだ自分のことしか考えていないのか」と怒ってきて…。山田千紘 ちーチャンネルーより引用お兄さんの言葉がなければ、「もしかしたら、あの時で人生は終わっていたかもしれない」と当時を振り返る山田さん。お兄さんの心からの言葉を受け、気持ちを入れ替えた山田さんは、「周りのことだけを考えて、生きていこう」と考えるようになり、今に至ります。兄弟の絆に、多くの人が感動しました。・涙が止まりません…。兄弟愛の深さに、勇気をもらいました。・胸が熱くなりました。お兄さん、「人生何回目?」と思うほど器が大きいですね。2人が見せた絆と生き様は、多くの人の心に響いたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月16日女優の吉岡里帆が13日、「サマージャンボ宝くじ」「サマージャンボミニ」発売記念イベントに登場。爽やかな浴衣姿を披露した。本日13日から8月13日まで発売される「サマージャンボ宝くじ」(市町村振興 第892回全国自治宝くじ)と、「サマージャンボミニ」(市町村振興 第893回全国自治宝くじ)。「サマージャンボ宝くじ」は、1等賞金が5億円、1等の前後賞が各1億円で、1等・前後賞合わせて7億円、「サマージャンボミニ」は、1等 3,000万円、1等の前後賞は各1,000万円で、1等・前後賞合わせた賞金額は5,000万円となっている。その「サマージャンボ」CMに出演する吉岡は「いつも宝くじのCMのイベントで季節感を感じています。今朝セミが鳴いてたので、サマージャンボのイベント日和だなと。今日は楽しみたいと思います」と笑顔を見せた。今回のイベントには、水色を基調とした美しい浴衣姿で登場したが、プライベートで浴衣を着る機会は年々なくなってきているようで「(浴衣が)年々仕事着という感覚になってきていまして。子供の時はお祭りとか花火大会とかで着ていたんですけど、今は夏の仕事着の正装という感じです」と少し寂しそうに話した。「サマージャンボ」にちなみ、夏の思い出を聞かれると、「去年、葉山で撮影をしていて、帰りにかき氷を食べたんんですけど、その店がどうやら名店だったらしくて、ほぼ売り切れていて、一つだけキウイのかき氷が残ってたんですけど、めっちゃおいしくて! ちょっとあれは今年も食べたいなと思っています」と目を輝かせた。その質問の直後、報道陣から「せっかくなので浴衣姿を撮らせてほしい」とお願いされ、吉岡は「突然すぎてびっくりしています」と顔を赤らめながらクルリと後ろ姿も見えるように1回転。“吉岡里帆ファン”を長く公言し、今回のCMでも共演するEXITの兼近大樹は「(今回の会見VTRを)後でじっくり観ます」と顔をほころばせ、会場の笑いを誘っていた。
2021年07月13日女優の大原優乃が24日、都内で行われた『戦国無双5』完成発表会に出席し、濃姫のコスプレ姿を披露した。この日発売された『戦国無双5』は、歴史ドラマと爽快アクションが楽しめる「戦国無双」シリーズ7年ぶりのナンバリング最新作。これまでの「戦国無双」からストーリー、キャラクター、ビジュアルを一新した、新シリーズの開幕となる。大原は、織田信長の妻・濃姫のコスプレ姿で登場。「(ゲームの)デザインの通りに衣装も細かく作られていて、濃姫は別名・帰蝶とも言われていて、衣装にも蝶が散りばめられていて、そこがお気に入りです」と説明した。また、すでに『戦国無双5』を体験したことを明かし、「(『戦国無双4』と比べて)よりアクションゲーム感が増しているなと思い、おうちに帰ったらたくさんやりたいと思いました」とすでにハマっているようだった。発表会には、本作のテーマソングを担当したEXILEよりAKIRA、SHOKICHI、白濱亜嵐も登壇した。
2021年06月24日多摩川沿いで生きる人々のそれぞれの日常や人間模様を綴る全8話のHuluオリジナルオムニバスドラマ「息をひそめて」の配信直前!完成披露試写会が開催され、夏帆や斎藤工、萩原利久、蒔田彩珠、そしてメガホンをとった中川龍太郎監督が登壇した。本作は、1年前の春、コロナ禍、多摩川沿いの町で暮らす人々の些細で尊い人生に光を当てた全8話のオムニバスドラマ。実際の撮影も2020年の11月~12月に行われ、日本中、世界中の人たちが経験した、コロナ禍で生活をする人々の“日常”をリアルに切り取っている。この日は、物語の舞台となった多摩川の川沿いにある映画館・109シネマズ二子玉川にて、特別に本編をスクリーン上映、第1話・第8話出演の夏帆さん、第2話出演の萩原さん、第4話出演の蒔田さん、第1話・第7話・第8話に出演の斎藤さんらが集結。社会の問題や心の歪みが「コロナ禍で顕在化した」と監督本作の企画の成り立ちについて中川監督は、「この作品のテーマの本質としては、コロナそのものではなくて。コロナによって出てきた社会の問題だったり心の歪みみたいなものは、元々あった問題がこのコロナ禍で顕在化したということだと思うんです。そこの部分を、まさに今この瞬間、ドキュメンタリーのように今出すことに意味があると思い、取り組ませていただきました」と説明。監督と組むのは本作が初めてだったという萩原さんは、「実際にある学生寮を使って撮影をしたんですが、一番驚いたのは、撮影初日に現場入りしたら監督が寮から『おはよー!』って出てきたこと。現場スタッフや演者だけじゃなく、作品に協力してくれる方一人一人に丁寧に接する姿が印象的でした。僕はその学生寮で生活する寮生の役だったので、監督の姿を見て『これだ!』って、自分もこんな風に馴染みたいと思いました」と撮影現場でのエピソードを披露。また、合唱部の先生を演じた斎藤さんは、「生徒の中に、役者ではない現役の学生さんが何人かいてくれて。長回しのシーンでは、台本にはないですが、コロナ禍を実際に経験されてきた合唱部の生徒さんにいろいろ質問をしたり。発表会が延期になったりしたお話は、もうドキュメントでした。フィクションとノンフィクションの境目がないような、不思議な感覚でしたね」と、中川監督作品ならではの雰囲気をふり返った。夏帆「当たり前だと思っていたことが通用しなくなった」続いて、本作で描いたテーマの1つである「変わったこと、変わらなかったこと」にちなんで、それぞれがこの1年感じた日常での小さな変化や、改めて変わらずに大切にしたいことについての話題に。夏帆さんは、「やっぱり撮影現場に行くと、今まで当たり前だと思っていたことが通用しなくなったり、新たにルールができたりすることが多いです。例えば私たち役者も本番以外はフェイスシールドをするようになりましたし、“お茶場”と呼ばれる、お菓子や飲み物が置かれているスペースも無くなってしまって。でも、こういう変化の多い一年を経て、自分の中で大事にしたいものや人、時間など、今までぼやっとしていたものの輪郭がはっきりしていった感覚があります」とふり返る。「僕が一番感じたのは、友達関係です」と語るのは、萩原さん。「コロナ禍になる前は、一週間のうちに何度も会ったり、多くの時間を共有することで友達関係が大きくなっていくような気がしていましたが、こういう状況になりそれができなくなって、1年に一度とか本当に久々に会っても意外と変わらないんだなと気づきました。もちろん距離感や時間の使い方は変わりましたが、友達との関係そのものは何も変わらない。変わったこと、変わらないことの両方の気づきがありました」と話した。斎藤工は「ただかっこいいだけじゃない人」そしてイベント中盤には、登壇キャストにサプライズの演出が!中川監督が撮影を通して抱いたキャストそれぞれのイメージを、この季節ならではの花束で表現してプレゼントした。夏帆に贈られたのは、「リシアンサス」の花束。中川監督は、「夏帆さんは僕と同世代で、小さい頃からすでに大スターという印象。素敵に年齢を重ねられて渋い魅力も出てきて、その雰囲気がこの花の印象とぴったりだと思い選びました」とコメント。「出演されている第2話の世界観と、萩原さん自身がもつ爽やかな空気感にこのブルーの色合いが合う」と萩原さんに贈られたのは、「アスチルベ」の花束。蒔田さんには「映画『朝が来る』を拝見した時から、マグマみたいな、うちに秘めた激しいものを持っている印象がある」と明かし、「トリフォニウム」の花束を贈った。そして監督が「いわゆる世間がイメージする“陰”とは違った人間としての薄暗いものも持っているイメージで、ただかっこいいだけじゃない人」と語る斎藤さんには、「フリチラリア」の花束が贈られた。夏帆「やっぱり現場って楽しい、こうやってお芝居ができることがすごく幸せ」続いて、この1年で一番幸せだったことについての質問へ。夏帆さんは「この質問、難しいですよね。イベントが始まる前に控え室でも、“そもそも幸せってなんだ”というところからすごく考え始めちゃって(笑)」と悩んだことを告白。「コロナ禍で外出自粛期間になり、撮影現場にいけない期間が多かったので、久々に現場に行った時にやっぱり現場って楽しいなと、こうやってお芝居ができることがすごく幸せだなと感じました。そんなふうに感じた自分も意外でしたし、それは去年の大きな発見でしたね」とふり返る。そして「最近無事に高校を卒業しまして、それが一番の幸せだなと思います」と笑顔を見せる蒔田さん。MCから日本アカデミー賞新人俳優賞や毎日映画コンクール女優助演賞ほか、数々の功績について問われると「こんなにたくさんの授賞式に参加できることは今までなかったので、とてもいい経験になった一年だったなと思います」と控えめに回答。萩原さんは「今こうやってお客さんの前に立てていることも嬉しいんですが…実は僕、斎藤さんとお会いするのが多分丸10年ぶりで。12~13歳の頃、僕が生徒で斎藤さんが先生役として共演していて、それ以来なので、今日こうやってお会いできたことが今年一番幸せです!」と告白すると、斎藤さんも「そう言ってもらえて僕も一番幸せです」と笑顔で応えた。イベントの最後には、会場に集まった観客や配信を楽しみにしている全国のファンへ向けて、中川監督が「日本中、世界中が本当に息をひそめて過ごした一年。まだ終わってはいないですが、息をひそめて過ごしながらも、必ず素晴らしい日もくるでしょうし、こういった日々の中にも美しいものがあるということが、この作品の大切な部分だと思います。この作品を観ていただいて、少しでも気に入ってくださった方はぜひ広めていただけたら嬉しいです」と、作品に込めた思いを語り、イベントを締めくくった。Huluオリジナル「息をひそめて」は4月23日(金)独占配信スタート(全8話)。※初回のみ4話同時配信、以降毎週金曜1話ずつ追加(text:cinemacafe.net)
2021年04月14日さとう(ki972note)さんが描いた、兄妹猫のエピソードをご紹介します。登場するのは、さとうさんが飼う兄猫の、菊次郎くんと妹猫の、夏ちゃん。2匹のエピソードには「心が温かくなった」「ラストで胸がギュッとなる」などの声が上がりました。『最近のふたり』子猫の頃、菊次郎くんは夏ちゃんのことが大好きで、2匹は仲がよかったといいます。しかし、2匹が1歳を迎えると、徐々にその関係性は変わってきて…。かつては仲がよかった2匹でしたが、夏ちゃんの押しが強いせいか、菊次郎くんは距離を置くようになってしまいます。相手のことはお構いなしに我が道を行く夏ちゃんと、気難しく頑固な菊次郎くん。不器用な2匹はすれ違い、心の距離も離れていくのでした。仲良しだったコンビ、ついに解散宣言!?ある寒い日のことです。飼い主さんがふと、猫たちのほうを見ると、そこにはピッタリとくっついてくつろぐ2匹の姿が…!菊次郎くんは「なっちゃんが寒そうだったから、こうしてるの」といっているかのように、夏ちゃんに寄り添います。もうすぐ2歳となる菊次郎くん。成長したことで、子猫の時とは違う方法で、夏ちゃんに愛情を注ごうとしているのかもしれませんね。ネット上では、2匹の兄妹愛に「よかった!」「なんだかんだ仲よしなんだね」「目頭が熱くなった」などの声が寄せられました。一見仲が悪そうに見えても、絆を感じる2匹のお話に心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月09日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の完成披露イベントが29日に都内で行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、有村架純、松居大悟監督が登場した。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。菜々緒役で出演した菜々緒は、品のあるオフショルダーの黒ワンピースで登場。すらりと長い首と華奢な肩のライン、美しく浮き出た鎖骨を見せる。そんな菜々緒について、遠藤は「世代が違うかもしれないんですけど、最初に菜々緒ちゃんに『番宣大変だね』と言ったら、『私、番宣大好きなんです!』と言ってて、俺あんまり得意じゃないんでびっくりしちゃった」と意外な一面を明かした。菜々緒は撮影について「私は天海(祐希)さんとのシーンが多かったのかな。立ち位置的には色んな皆様とお会いする機会が多かったので、役者の皆様のお芝居だったり立ち振る舞いを勉強させていただいた」と感謝。「暑い中、監督は熱中症になりながら頑張って。本当に元気になる作品」と同作の良さを表した。
2021年03月29日亀梨和也主演、松下奈緒ら共演の「レッドアイズ 監視捜査班」8話が3月13日放送。趣里演じる“長篠”と松村北斗演じる“小牧”の“ながこま”コンビへの声援とともに、“青いコートの男”鳥羽の内通者が誰かにも視聴者の注目が集まっている。本作は愛する人の命を奪われいったんは警察から身を引いた元敏腕刑事が、自らが逮捕した元犯罪者たちとともに、監視カメラを駆使した科学捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」に参加。愛する人の命を奪った凶悪殺人鬼を追う…というストーリー。「KSBC」の特別捜査官となって、婚約者の美保を殺した“青いコートの男”を追う伏見響介に亀梨さん。夫を亡くしたKSBCのセンター長、島原由梨に松下さん。過去に拉致監禁された経験から科学捜査の重要性を感じ、KSBCに参加する長篠文香に趣里さん。防衛省のサーバーに侵入し逮捕された天才ハッカーの小牧要に松村さん。DV夫を殺め伏見に逮捕された元自衛官の湊川由美子にシシド・カフカ。投資詐欺に加担させられ逮捕された過去を持つ山崎辰二郎に木村祐一。島原の妹・大塩はるかに高橋ひかる。伏見の婚約者・結城美保に小野ゆり子。捜査一課刑事の長久手智亮に川瀬陽太。伏見たちの前に立ちはだかる謎の男・真弓にTAK∴。心理カウンセラーの鳥羽和樹に高嶋政伸といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蠣崎(忍成修吾)が警察病院から逃走し仲間と共にKSBCを占拠、伏見は刑事部長の奥州(矢島健一)にSITの出動を要請するが、奥州は秘密裏に事件を解決するよう伏見に指示する。蠣崎の目的はそれは特権階級の人間が起こし、警察の手でもみ消された事件の詳細が記されている機密文書「B2ファイル」に載っている犯罪者すべての居場所を特定し、復讐する相手がわからない人々に伝えることだった。蠣崎はKSBCのメンバーだけでなく、島原の妹・はるかをスナイパーに狙わせて、ファイルを開くパスワードを教えろと迫る。ぎりぎりのところで小牧がKSBCのシステムをジャック、さらに湊川がスナイパーからはるかを救い形成は逆転するが、島原と揉み合いになった蠣崎は腹に銃弾を受けてしまう。島原は奥州との会話から“先生”が鳥羽ではないかと気づくが、その時、鳥羽がKSBCにやってくる。青いコートをまとって…というのが今回の展開。蠣崎らが占拠したKSBCのシステムに侵入するため、小牧は外部から長篠にだけわかるようにメッセージを送る。長篠もそれに応え蠣崎らに気づかれないようお互い協力する…視聴者からも「ながこまコンビ最高!!!」「ながこま!!!頑張れ!」「ながこまコンビの攻防」など、“長篠&小牧=ながこま”コンビに声援の声が送られる。ラストでは“青いコート”をまとって鳥羽がKSBCに乗り込んでくるのだが、鳥羽はずっと“内通者”とやり取りしており、誰が内通者なのかについて視聴者の考察も過熱中。今回の一件での奥州の発言などから「奥州さんが内通者??」「うーん刑事部長...?」という声が上がる一方、「小牧くんが内通者じゃありませんように」「まじで小牧が内通者だと嫌だなぁ」と小牧が内通者ではないかと考える視聴者もおり、「早く来週になってくれ~!!気になりすぎる」と次週の放送が待ちきれないという声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月14日株式会社ワン・パブリッシング(東京・台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、2021年1月26日(火)に「豚こま100レシピ」(定価:本体830円+税)を発売いたしました。切る手間がない!安い!栄養もたっぷり!まさに時短&節約の味方である豚こま切れ肉のレシピを、テレビや雑誌などで活躍中の、お肉大好き!な料理研究家・市瀬悦子さんが100品提案。5分10分で作れるレシピから、ちょっぴりごちそうまで、いろいろな調理法で豚こまをおいしく仕上げます。豚こまでコレも作れるの⁉という、目からウロコのレシピも。毎日食べても飽きないバリエーション豊かなレシピで、おうちごはんに役立つこと間違いなしの1冊です。改めて、豚こまとは?「豚こま切れ肉」は、豚肉のさまざまな部位の切れ端を集めたもの。1パックの中に脂身の多いバラ、赤身の多いもも、うまみのあるロースや肩ロースなどが混在しています。同じ切れ端でも、「切り落とし肉」は部位別に「もも切り落とし」「肩ロース切り落とし」などと部位名が表示されていることが多いようです。この本のレシピは豚こま切れ肉で作っていますが、切り落とし肉でももちろんOK。豚肉の赤身には、疲労回復を助けるビタミンB1が多く含まれており、また、良質のたんぱく質が多く含まれているので、免疫力アップにも役立ちます。豚こまといえばコレ!スピード炒め25連発‼豚こま切れ肉は、切らずに使えるのがラク。炒めものにぴったりの食材です。野菜といっしょに炒めるので、栄養バランスのよいおかずが作れます。味付けのバリエーションも豊かに、和風·洋風·中華&エスニック風の炒めものを25品、紹介しています。豚こまおかずを、調理法別に紹介!■豚こまで煮もの·蒸しもの豚こまのトマト肉じゃが、豚こまと白菜の梅蒸し煮etc.■豚こまで揚げものユーリンポーク、豚こまのイタリアンカツレツetc.■豚こまで焼きもの豚こまハンバーグ、豚こまBBQポークソテーetc.■炒めて、ゆでて豚こまでおかずサラダ焼き肉ポテサラ、炒め豚こまのオニオンマリネetc.■食べごたえ満点!豚こまでごはん&めん豚ひじきチャーハン、豚こまアラビアータetc.■豚こまで具だくさんスープ豚こまとかぼちゃのミルクスープ、豚こまときのこのとろみスープetc.ほかにも、下味冷凍やお弁当おかずなど、役立つテーマがいっぱいです。[商品概要]『豚こま100レシピ』著:市瀬悦子定価:913円(本体830円+税)発売日:2021年1月26日(火)判型:AB判/80ページISBN:9784651200507電子版:ありワン·パブリッシングWebサイト【本書のご購入はコチラ】Amazonセブンネット企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年02月05日2021年1月22日(金)より全国公開される映画『さんかく窓の外側は夜』の完成披露試写会が12月15日に行われ、岡⽥将⽣、志尊淳、平⼿友梨奈、滝藤賢⼀、森ガキ侑⼤監督の5名が登壇した。本作は、霊が“祓える男”冷川(岡田)と、“視える男”三角(志尊)のふたりが 、“除霊”という特殊能力を使い、未解決事件に挑む、除霊ミステリーエンタテインメント。連続殺人事件と呪いの謎に隠された真実に、冷川と三角の心霊探偵バディが迫る。さらに“呪いを操る女子高生”非浦英莉可を平手、刑事・半澤を滝藤が演じる。完成披露試写会では、作品タイトルの『さんかく窓の外側は夜』にちなみ、撮影現場を共に過ごしたからこそ知っている、お互いの“内側”をそれぞれ発表することに。滝藤は志尊の演技について、「監督から、ここで涙が欲しいという要求があった時に、⼾惑いながらも本番⼀発で涙を流されて。あれはすごいなと思いました」と感⼼したことを明かした。森ガキ監督も、「⼤変なシチュエーションだったのに、集中⼒がある」と絶賛。志尊は謙遜しつつも「三⾓が気絶をしてしまって、ここはどこ︖っていう状況のときに、気絶する前の記憶が蘇って涙を流す、というシーンでした。お芝居をしやすい環境づくりをしていただいたので、本当にありがたかったです」とコメント。また、⼼霊探偵バディを組んだ岡⽥と志尊に、お互いの印象を尋ねると、岡⽥は「志尊君は、まだ20代なのに、しっかりしていて熱量がある俳優さん。今回⼀緒に仕事ができてよかったです」と回答。志尊も「まーくん(岡⽥)は⼤らかで優しくて、天真爛漫なんだけど、その奥に熱い芯を感じるんですよね。そんな⼈として⼤好きな、まーくんとバディ役ができてよかった」と思いを語った。劇中では、冷川と三⾓の⼼霊探偵バディが“除霊”を⾏い、事件解決に挑む姿が描かれるが、「幽霊より⼈間の⽅が怖いってことですよ...」という三⾓のセリフが象徴するように、「時に⼼無い⾔葉が呪いとなって⼈を苦しめる武器にさえなり得る」という現代社会における問題も描かれている。ここで、それぞれが思う「怖いもの」についてトークが繰り広げられた。志尊は、池に落ちるシーンの撮影エピソードを明かし、「撮影⽤の⼤きいプールで霊に⾜を引っ張られるシーンで、地上の明るさがわからないほど深かった。1⽇かけて撮影したのに、完成した映画を観たら、ほぼカットされていて、監督怖いって思いました(笑)」岡⽥も「冷川と三⾓が⼿を繋ぐシーンも苦労して撮影したのに、あれもカットされてた︕」とコメントすると、森ガキ監督は「良い作品を作るために、ね、、」と苦笑い。平⼿は⼤きな⾳が苦⼿だと答えると、すかさず岡⽥と志尊が「どういうシチュエーションの時の⼤きい⾳が怖いの︕︖」と突っ込む。平⼿は「特効とか、花⽕とかちょっと怖いですね、、」とまるで兄妹のような仲の良いやり取りが繰り広げられた。森ガキ監督は実⽣活でも怖い体験をしたそうで、「今までお化けを信じていなかったんですけど、最近知り合いに僕の周りにお化けが列を成していますと⾔われました。⼤きい声を出すといなくなるということだったので、⾞の中で1⼈⼤声を出していたら、通りかかった⼈にびっくりされました(笑)」と驚きのエピソードを明かした。これから映画を観る観客へ向けて、岡⽥は、「10⽉の公開が延期になり、1⽉にやっと公開できるということで、⾝が引き締まる思いです。皆さんに愛される映画にしたいと思っています。楽しんでいってください」とコメント。志尊は、「登場⼈物それぞれが、コンプレックスや孤独を感じていますが、この作品を通して、関わる⼈によって⼀歩を踏み出せるんだと感じました。近くにいる⼈を⼤切にしたいと思っていただけると嬉しいです」と“いま”だからこそ響く作品だと述べる。平⼿は、「この作品の魅⼒は本編の⾳楽の使い⽅で、ずっと真夜中でいいのに。さんの主題歌がとても好きです。⾳楽にも注⽬して観て観てください」と音楽にもポイントがあることを明かし、滝藤は、「今までに観たことがない映画になっています。皆さんもきっと楽しめると思います」とコメント。最後に、森ガキ監督は「このメンバーで映画を作れたことが⼈⽣の財産です。エンタテインメントでありつつ、⼈と⼈との通じ合いや、孤独など考えさせられる内容を⼊れていったので、皆さんもぜひ広めていってください。是⾮、またこのメンバーで映画を作りたいです」と締めくくった。『さんかく窓の外側は夜』2021年1月22日(金)より全国公開
2020年12月15日2016年に発売され、累計発行部数60万部(2020年12月現在)を達成する絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』。その完成披露試写会に芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、廣田裕介監督、製作総指揮・脚本・原作の西野亮廣が登壇。ロザリーナがエンディング主題歌を生歌唱で披露した。本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る、もう一歩踏み出したい全ての人に贈る、感動の冒険物語。本編終了の余韻が冷めやまぬ中、ステージ上の幕が降りるとルビッチ役を演じた芦田さん、おしゃべり鉱山泥棒・スコップ役の藤森さん、ルビッチの元友達・アントニオ役の伊藤さん、影の独裁者・トシアキ役の宮根さん、本作が初監督作品となる廣田監督、そして西野さんが登場、今回イベントに出席できなかったゴミ人間・プペル役を演じた窪田正孝からのコメント映像が映し出される一幕もあった。絵本を描き始めてから8年、映画の製作がスタートしてからは4年の年月を経て、遂に完成した本作。映画を観た感想を芦田さんは「星空やえんとつ町の景色とか映画館で見たら綺麗だろうなって思いましたね。好きなシーンはプペルとの仲直りするシーンで『友達ですから』っていうプペルの台詞が好き。プペルって元々“友達”というものを知らないのに、ルビッチと出会ってから知っていく。そうした関係が素敵だなって思い、私自身がうるうるしてしまいました」と打ち明ける。西野さんは「今年は世界中が夢や希望を見ることが出来なくなってしまって、そんな中でこの映画を観る方たちはご自身の活動と照らし合わせながら観るだろうなと思ったので、ルビッチの言葉に嘘があってはいけないと思いました。なので、ルビッチには見た目が可愛くて、芯が通っている方にと思いましたね。芦田さんのアフレコも本当に最高でした!」とふり返りながら絶賛を贈る。そのルビッチとは“元友達”という役柄だった伊藤さんは「アントニオは凄く強いと思われるかもしれないんですけど、本当は臆病で素直になれないところがある。ルビッチのことが羨ましいと思っていたりしていて、そんなのあり得ないって思うこと程、自分の中ではあり得て欲しいと思っているし、そうした素直じゃないところが、最後に信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時にやっと自分に素直になれたのだと思います」と述懐、「アントニオを演じていて本当に楽しかったです」とコメント。また、西野さんとの関係性について「私が10歳の時、西野さんにお会いした時『あっ西野だ!』って話しかけてしまって…(笑) それから本当に優しく接してくれて」と伊藤さん。「その時からいつか、お仕事でご一緒したいと思っていて、それが今回やっと叶いました」と本作で念願が叶ったことを明かした。“信じぬけ。”という言葉がキャッチコピーとなり、夢を信じて挑戦し続けることが印象的に描かれている本作。信じ続けることについて、芦田さんは「ルビッチは凄く不器用で、気弱だと思うんですけど、お父さんが大好きという気持ちは変わらなくて。そのお父さんが言う言葉は信じたい、疑いたくないという気持ちがあることが一つの信じられる理由だと思いますし、後押ししてくれたのはプペルという友達の存在が大きいですね」と友達の存在の大切さに改めて言及した。イベントも後半となり、エンディング主題歌「えんとつ町のプペル」を担当したシンガーソングライターのロザリーナが登場。彼女を本作の主題歌に抜擢した理由を、西野さんは「最初に声を聴いた時から感じていたんですよね、ここまでファンタジーを背負っている方はあまりいないなって思いました。本当に素晴らしいアーティストです」とべた褒め。そんな本作の世界観を浸透させるほどの“忘れられない声”を持つロザリーナがアコースティックVerの「えんとつ町のプペル」を圧巻の生パフォーマンスで披露すると、会場と舞台上は感動に包まれ、伊藤さんも「幸せな時間でした…本当に感動しました」としみじみ。イベントも終盤に差し掛かると、芦田さんは「ルビッチの『星があるかどうか分からないけど、でも無いことも分からない』っていう台詞がすごく好き」と語り、「出来るって思うのも自分だけど、出来ないからって諦めてしまうのも自分だから、とにかく一回チャレンジしてみようという意味だと感じていて、それって凄く大事だと思いますし心に響きました。私も一歩踏み出して、ルビッチみたいに頑張ってみようかなという気持ちになった」と明かす。そのほかにも「沢山の素敵な台詞が詰まっていて、どんな世代の方にも楽しんでいただける作品だと思いますので、劇場でご覧頂けたら嬉しいです」と本作へ込めた想いを語る芦田さん。そして最後に西野さんは「『えんとつ町のプペル』っていうのは自分の自叙伝。色々自分も言われてきて、その時の気持ちを正直に書いたら同じ境遇の人に刺さるんじゃないかなと思って。この公開を迎える年のタイミングで新型コロナウイルスで大変なことになって、この作品が持つ意味が変わってきた」と語る。「えんとつ町の住人みんなが白旗を揚げるようなシーンのアフレコの時に芦田さんが『だれか見たのかよ、誰も見ていないだろ。だったらまだ分かんないじゃないか』って叫んだ時に泣きました。これは世界中が求めているメッセージだと思います。この声が映画が一人でも多くの方に届くと嬉しいです」と力強く挨拶しイベントは幕を閉じた。『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2020年12月14日映画『天外者』の完成披露試写会が12月11日に行われた。このなかで三浦翔平は「それぞれが想いを抱えて、この場に立っております。彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量を目に焼き付けてほしいです」と三浦春馬さんを思い浮かべてコメントした。激動の幕末から明治初期にかけ、日本の未来のために駆け抜けた男・五代友厚の物語を、『利久にたずねよ』『海難1890』を共に生み出した脚本・小松江里子、監督・田中光敏の名コンビがオリジナルストーリーで映画化した本作。武士の身でありながら、大阪を「東洋のマンチェスター」に発展させるため実業家に転身し、現在の大阪証券取引所や大阪商工会議所、大阪市立大学などの組織や企業の設立に尽力した五代を演じるのが、三浦春馬さんだ。今回のイベントには、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中監督の7名が登壇した。まず始めに田中監督は公開を目前に「感無量です。これだけの沢山のお客さんの前で、今年こうやって公開できるというのは、夢のような瞬間です」と挨拶。近代日本の基礎を作った偉人を演じる上で苦労した点やこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦は「色々な先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかと考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と語った。西川は「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれていたと思いますが、一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力、愛嬌の部分を表現しようと思いました。あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめです(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた五代友厚。女性から見た魅力とは何かと聞かれた森川は「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分が素敵。男性としても人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井は五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、色々なリサーチをしました。エジソンの母やレディ・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっていますが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで。そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。また蓮佛は「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです。そんな中、正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役。嬉しかったです」と話した。また撮影中のエピソードについて、森川は「ほとんど三浦さんとの芝居でしたが、必ず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強くコメント。森永は「ふんどしになって、弥太郎さんに水をかけられるシーンがあるんですが、西川さんに、「薄っ!」って言われまして……。細いならまだしも、薄いって……(笑)。それをきっかけに筋トレ始めました」と話すと西川は「はんぺんみたいだった(笑)」と続け、またも会場を笑いに包む。そして三浦春馬さんのキャスティングについて監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」と大絶賛していた。また最後に三浦は“今見るべき映画”と謳う本作について「それぞれが想いを抱えて、この場に立っております。こうして、お披露目ができていることが本当に嬉しいです。上映の後に色々な感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と話し、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』12月11日(金)全国公開
2020年12月01日三浦春馬さんが近代日本の未来を切り開いた“五代友厚”を演じる『天外者』の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木にて行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督の7名が登壇した。100年以上前に、いまの日本の基礎を作った偉人たちを演じる上で苦労した点や自分なりにこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦翔平さんは「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかとすごく考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と話す。三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎を演じた西川さんは「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれてたところが多かったと思うが、でも一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力があった方、愛嬌というそういった部分を表現しようと思いました」とコメント。「あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめでした(笑)」と、お茶目に話すと会場の笑いを誘った。筒井真理子、三浦春馬の母役はレディー・ガガの母を参考に!?また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた“人間=五代友厚”について聞かれた森川さんは、「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分がすごく素敵だな思いました。男性として人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井さんはそんな五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、いろんなリサーチをしました。エジソンの母やレディー・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっているが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで、そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです」と明かした蓮佛さんは、「正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役で、本当にうれしかったです」と述懐。森川さんは撮影中のエピソードについて聞かれると、「ほとんど三浦さんとの二人芝居でしたが、かならず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強く話した。「三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしている」と監督そして、三浦春馬さんを“武士の魂と商人の才を持つ男“五代友厚にキャスティングしたことについて、監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」とふり返りながら絶賛を惜しまない。最後に、“いま見るべき映画”と謳う本作について三浦翔平さんは、「それぞれいろんな思いを抱えて、この場に立っております。こういう場でお披露目ができていることは本当に嬉しいです」と打ち明ける。「このあと上映を見終わったあとに、いろんな感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と続け、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年12月01日11月公開の映画『461個のおべんとう』の完成披露試写会が10月13日の昨日行われ、劇中で親子を演じた井ノ原快彦と道枝駿佑をはじめ、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、兼重淳監督と総勢12名が登壇した。「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美による感動のお弁当エッセイを映画化した本作。今回のイベントでは、キャストたちはそれぞれ“好きなおかず”のイメージカラーをさし色で入れた衣装で登場した。卵焼きが好きだという井ノ原さんは「シャツ(のストライプ)で卵焼きを表現しました」と言い、道枝さんは「僕は、きんぴらごぼうです。きんぴらが好きで、道枝家でよく食べるので、家庭の味ですね」と話すと、思わず井ノ原さんが「そんな色あるー?」とツッコミ。ほかのキャストたちも「青が鯖?赤が梅。靴がひじきです!」(森さん)、「唐揚げです。私を食べてというか(笑)」(坂井さん)、「私はツナマヨ海苔巻きです。海苔が少ないですが色味がツナマヨかな?」(工藤さん)などとそれぞれが説明していた。予告編でも登場するように劇中では、実際に料理にも挑戦した井ノ原さん。現場で卵焼きを振る舞うこともあったそうで「1日にひとつ卵焼きを作るのに卵を3つ使うんです。それで、1日1パック使うんですが、全部食べるわけにもいかないので、ミッチーとお昼が一緒だったので、食べてもらってました」と井ノ原さんが話すと、道枝さんは「味を変えてきてくれるのでいつも楽しみにしていました。生姜が入った卵焼きがお気に入りで、すっごくおいしかったです」と様々な卵焼きを作っていたそう。また、注目シーンや印象に残っているシーンについて聞かれたキャスト陣。「学校のシーンがほとんどアドリブだったんです。それで、つながらなくて編集大変だったと聞きました。休憩時間のカラオケもめっちゃ楽しかったです」(道枝さん)、「ライブを見に行ったシーンがすっごく楽しかったです。みんなかっこよすぎてびっくりしました。この映画で組まれたバンドとは思えないので、ずっと続けて欲しいなあと思いました」(森さん)、「家族の話かと思いきや、ライブも出てくるし恋愛ものでもあるし、いろんな要素が詰まってる。毎日いろんな映画を撮ってるような感じでしたね」(井ノ原さん)と撮影をふり返る。そして最後に「この映画は、当たり前に感じる日常が当たり前じゃなくて、親子の絆や友情の絆、いろんな絆が生まれていく作品だと思います。親ってすごいな、と改めて感じることができます」と道枝さんが本作をアピール。井ノ原さんは「今のこの時期にこの映画を見ていただけるのは、とても意味のあることなんじゃないかなと思います。それぞれバラバラのシーンだったですけど、こんな素敵なキャストの皆さんに囲まれて作った作品ですから、まず、元々の作品に込められたエネルギーやパワーはすごいものがあると思いました。それを、監督がしっかりとまとめてくれて、感謝しております。みなさんにとっても思い出深い作品になればと思います」とコメントした。『461個のおべんとう』は11月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年11月6日より全国にて公開© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年10月14日多部未華子主演、青山真治監督の『共喰い』以来7年ぶりの長編映画『空に住む』の完成披露舞台挨拶が10月4日(日)に開催。青山監督に主演の多部さんをはじめ、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典(EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、鶴見辰吾、永瀬正敏、岩下尚史、高橋洋が出席した。この日の舞台挨拶は無観客、YouTubeチャンネルでの配信という形でとなったが、青山監督がそれでも劇場で舞台挨拶ができることについて「映画館っていいですね。興奮気味です」と喜びをかみしめる。本作は作詞家の小竹正人が、デビュー小説で“主題歌”としてつづった「三代目J SOUL BROTHERS」の楽曲「空に住む ~Living in your Sky~」の世界観を映像化、青山監督は「この映画が発するメッセージは『人生は冒険だ』ということ。楽しみにしていてください!」とアピールした。多部さんは、青山監督とは初めての仕事となったが「監督とは撮影中もほとんどコミュニケーションをとっておらず、いまだにどういう方なのかわかってない…」と苦笑。「そんな中で生まれた映画です(笑)」と語り、さらに自身が演じた直実という女性についても「一言で説明できない性格の持ち主。感情が表に出ないし、泣けない女性で難しかったですし、『何言ってんのかな?』という部分もいっぱいあったんですが、難しいながらも現場でつかんでいきました」と述懐する。直実が働く出版社の後輩を演じた岸井さんも、多部さんの話を受けて「青山さんの演出は直接的じゃなく、『もっとスッキリしてていい』という感じで、『こういうシーンなので、こうやって』というやり方じゃないんです。現場の空気や風、温度をくみ取って映画を作っていきました」とふり返る。古民家をベースにした出版社での多部さんとの撮影については、「私が(撮影を離れて)多部さんとして接してるのと、役として撮っているのと差がないんです。休憩時間に、岩田さんが演じたスター俳優の時戸が出ている(小道具の)雑誌を見たんですけど、それが映画のシーンか、多部さんとの時間なのか、あいまいになるくらい、素の部分と撮影の差がなかった」と、なんとも不思議な空気感に包まれた現場の様子を明かした。そんな青山監督の演出について、直実の叔父を演じた鶴見さんは「何も言わないで、結局、相手のいいところを出させちゃう」と演出家としての稀有な才能を指摘。『東京公園』に続いての青山作品出演で出版社の編集長を演じた高橋さんも「台本に『出版社』とあったのですが、行ってみたら古民家で、そういう場所でできることが嬉しくて、自然と『こういう感じでしゃべるのかな?』とか『こういう風に働いているのかな』というのが、用意していただいた空気で決まりました」と巧みに現場の空気を作り、俳優陣を導いていく“青山演出”を解説。その一方、青山監督はそうした俳優陣の言葉に「俳優さんがやりたいようにやっているのを、僕がニコニコ見ていることで成立していく現場を常に心がけています」と飄々と語っていた。美村さんは鶴見さんと本作では夫婦役に。「共演は3~4度目で、これまで叔父と姪だったり、金持ちと庶民という関係だったんですけど、2人でお金持ちの夫婦役を演じるのは楽しかったです」とにっこり。鶴見さんは、そんな“妻”の抱える葛藤や悩みに映画を通じて触れて「亭主として(妻を)幸せにしているとばかり思ってて、映画を見たら『こんなに悩んでたんだ?』とショックを受けました(苦笑)。夫婦ってそういうことあるんだな…」と苦笑まじりに語る。そして、映画の中で独特の際立った存在感を放っているのが、直実と同じタワーマンションに住むスター俳優・時戸を演じた岩田さん。岩田さんは、自身の役柄について「脚本を読んだ時から『変な人だな』って思いました」「共通部分があると言いたくない役。ひどい奴だな…と思いながら読んでました(笑)」と難役に苦労した模様。「青山監督とクランクイン前にあったとき、お花を持ってきてて、いきなり『食べれそうな花ある?』と聞かれたんです(笑)。確かに脚本のト書きに『生きている花をちぎって食べる』とあったんで、どう表現するのかなと思ってたんですが、本当に花を食べるシーンが成立するとは…。見たことのないシーンになりました」と貴重な経験を楽しんだよう。もうひとり、出演シーンはワンシーンながらも重要な役割を果たしているのが、永瀬さんが演じたペット葬儀屋の男性。永瀬さんは、原作者の小竹さんとは数十年来の友人であり、物語の中に書かれている、実際に小竹さんが体験した事柄を間近で見ていたそうで「(小竹さんの)猫にも会ってますし、タワーマンションにも行ってるし、(猫をなくす)喪失感も直に見ています。そういう意味で、ワンシーンしか出てないけど、僕にとって特別な映画になりました」と感慨深げ。また、直実の勤める出版社の代表を演じるのは、作家の岩下尚史。「映画を見て、小竹さんは芸能界のこともよくご存じで、出版社の人のこともよくご存じで。岩田さんが演じたスターのような人もよくいますし、多部さんが演じたああいう怖い編集者もいます」と断言すると、これには登壇陣も大笑い。最後に多部さんは「この映画のとらえ方は様々で、男女でも違うだろうし、いろんな見方があると思います。それぞれ、思い思いに見ていただけたら」と語り、「お体に気を付けて、万全の体調で映画館に足を運んでいただければ幸いです」と呼びかけた。なお、本作は第25回釜山国際映画祭 「アジア映画の窓」部門に出品されることも発表された。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。※高橋洋の「高」ははしごだか(text:cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年10月05日