主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。これまでは夫の言うことは口答えせず、何でも従ってきた加奈子ですが、緊張の糸が切れてしまったことで、ある日夫に嫌味を込めた反論してしまいます。夫はそれに対して逆上するのですが、そんな夫に対し、加奈子は冷静に言葉を返すのでした。加奈子の態度がこれまでと全然違うことから、浮気を疑い始めた夫。「携帯見せろ!!」と言って加奈子のスマートフォンを奪い取ると、必死な形相でチェックを始めました。 しかし調べた結果、スマートフォンは特に問題なし。それでも「おかしい」と感じた夫は、加奈子の荷物を漁り出すのですが、お財布を開くと1枚の宝くじが目に入ってきて……!? 宝くじを見た瞬間、夫は一瞬フリーズして……? 「なんだよこれ!!もう二度と買うなって言っただろ!!」 「まだこんなくだらないもんに金使ってんのか!?」 そして、夫が破ろうとした次の瞬間、ずっと黙っていた加奈子が口を開きました。 「いいでしょ?あなたと違って私は自分でイライラを解消できるから」 「自分で稼いだお金でたった数百円。あなたのランチ1回にも満たない金額で、私は自分の機嫌を買ってる」 そして加奈子は皮肉交じりに、「あなたみたいに他人を傷つけることで傷を癒したくない」と返すのでした。 ◇◇◇ 夫は「くだらないものに金使って」と言っていましたが、加奈子にとっては宝くじを買うことで、夫から受けるモラハラのストレスを消化し、それで自分のメンタルを保っていたわけですから、価値のあることだったと思います。そもそも夫が加奈子にモラハラ言動をしていなければ、宝くじを買うことがなかった可能性のほうが大きいので、その辺りをちゃんと理解してほしいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月24日主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。これまでは夫の言うことは口答えせず、何でも従ってきた加奈子。しかし、緊張の糸が切れてしまったことで、ある日夫に嫌味を込めた反論してしまいます。夫はそれに対して逆上するのですが、そんな夫に対し、加奈子は冷静に言葉を返すのでした。加奈子の態度がこれまでと全然違うことから、浮気を疑い始めた夫。 「携帯見せろ!!」と言って加奈子のスマートフォンを奪い取ると、必死な形相でチェックを始めるのですが……? 夫が必死でチェックする姿を妻は冷めた目で見つめていて… 「くそ……」 「満足できた?」 「いや、おかしい……!!」 スマートフォンを見ても何も出てこなかったことから、今度は加奈子のバッグを漁り始めた夫。 (絶対何かある) そう思って今度は財布を開ける夫。 すると、1枚の宝くじを見つけたのでした。 ◇◇◇ 「おかしい」という夫の感覚は正しいものですが、加奈子は浮気をして変わったわけではないので、いくらスマートフォンを見てたとしても証拠が出てくることはありません。ようやく最後、答えである宝くじにたどり着きましたが、宝くじを見た瞬間、表情が固まってしまっているのが気になりますね。夫は加奈子が高額当選したことに気付いてしまったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月23日主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。これまでは夫の言うことは口答えせず、何でも従ってきた加奈子。しかし、緊張の糸が切れてしまったことで、ある日夫に嫌味を込めた反論してしまいます。夫はそれに対して逆上するのですが、そんな夫に対し、加奈子は冷静に言葉を返すのでした。加奈子の態度がこれまでと全然違うことから、浮気を疑い始めた夫。 「お前……浮気してんのか……?」と問い詰めると、「携帯見せろ!!」と加奈子に迫って……? 夫に浮気を疑われた妻。仕方なくスマホを差し出すと…? 「なんで見せなきゃいけないの?」 「やましいことしてないんだろ!?なら見せられるだろ……!?」 「ほら!!早く……!!」 すると、仕方なく夫にスマートフォンを差し出した加奈子。 「どうぞ好きなだけ見て下さい」 夫は加奈子の手からガッとスマートフォンを奪い取ると、隅々までチェックを始めたのでした。 ◇◇◇ 加奈子の態度があまりに違うことから、浮気をしてるのではないかと疑い始めた夫。スマートフォンを奪い取ると血眼になってチェックをしていましたが、浮気の証拠を掴もうと、凄く必死なのがひしひしと伝わってきますね。加奈子はその様子をただ冷静に見つめていましたが、夫のそんな姿を見て何を思っていたのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月22日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。それからというもの離婚はせず、心の余裕を保つため、加奈子は宝くじを買い続けることに。そして、宝くじを買い続けていると、ついにある日3億円に当せんしたのでした。宝くじが当たったことで、夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子。あるとき夫に嫌味を言うと、その発言から夫は逆上してしまいます。 そんな夫に対し、冷静に「今後は自分と息子の分の生活費はどうにかするから、偉そうな態度を取るのをやめてほしい」と提案した加奈子。夫は「後で泣きついてきても知らないからな」と返すのですが、加奈子は「いいよ別に」と言うと、「これからあなたはあなたのために生きて」と返したのでした。 妻の余裕すぎる態度に夫は浮気を疑って… 「これからは、あたなのために生きて」 加奈子の余裕な態度に「くっ……!」と思わず声が漏れる夫。 「なんだよそれ……何かあったろ!?何隠してんだ?」 「別に……もう疲れただけ……。あなたに」 「お前……浮気してんのか……?」 加奈子の言葉に何かを感じ取ったのか、突然浮気を疑い始めた夫。 「だから私はお前じゃないって……!それにこんな縛られた生活でいつ浮気するの!!」 「いや携帯見せろ!!」 夫はそう言うと、手を広げて加奈子に迫っていったのでした。 ◇◇◇ 加奈子の浮気を疑い始めた夫。確かに以前と態度が全然違う妻のことをおかしいと感じたり、"絶対に何か隠してる"と疑う気持ちは分かります。ただ、加奈子は「浮気してない」と否定しているにもかかわらず、夫はムキになって「携帯見せろ」と言っていますが、その形相が必死すぎて何だか痛々しく見えてしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月21日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。それからというもの離婚はせず、心の余裕を保つため、加奈子は宝くじを買い続けることに。そして、宝くじを買い続けていると、ついにある日3億円に当せんしたのでした。しかし、宝くじが当たったことで、夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子。あるとき夫に嫌味を言うと、その発言から「誰のおかげで不自由なく暮らせてると思ってんだよ」と、夫は逆上してしまいます。 そんな夫に加奈子は冷静に「今後は自分と息子の分の生活費はどうにかする」と言うと、「偉そうな態度を取るのやめてくれる?」と言い放って……!? 妻の突然の提案に夫は…? 「なんとかするって……。あははははははははっ!!出きるわけないだろ!!」 「隙間時間でしか働いたことないのに、どこで働くんだ!?」 「想太のこともお前ひとりで!?ここまで頭が悪いとは思わなかったわ!!」 さらに「世の中舐めんなっ!!」と声を荒らげる夫。 「みんな苦労して必死に金稼いでんだよ!!後で泣きついてきても知らないからな!!」 「いいよ別に。これからあなたはあなたのために生きて」 加奈子は冷静にそう返したのでした。 ◇◇◇ 夫の表情からは焦りが見られますが、加奈子は一切表情を変えず、余裕な態度を貫いています。加奈子が宝くじの3億円が当せんしていることを一切知らない夫からすると、どうしてそんなに余裕があるのか、到底理解できなかったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月20日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子は、宝くじを買うことで心の余裕を保つことに。そして来る日も来る日も買い続けると、ある日突然3億円に当せんしたのでした。 しかし、宝くじが当たったことで、夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子はこれまでの夫への不満を爆発させてしまいます。過去に言われてきた夫の理不尽な言動を指摘をすると、「誰のおかげで不自由なく暮らせてると思ってんだよ」と夫は猛反論! さらに、「家事と子育てだけやってるやつには分からないだろ」と声を荒らげるのですが……? 逆上する夫に対して、妻はただただ冷静で… 夫の言葉に対し、「そんなにつらいなら辞めたら?」と返した加奈子。 思わず「はぁ!?」と大きな声を出す夫に、加奈子は冷静に言葉を返します。 「だって私達のせいであなたが大変な思いをしてるんでしょ?私達のせいで……」 「これからは私と想太の分は何とかするよ。それなら戦場に行かなくていいでしょ?」 「急に何言ってんの……?」 予想外していなかった加奈子の言葉に困惑する夫。 しかし、加奈子はそんな夫に「これ以上、偉そうな態度取るのやめてくれる?」と、厳しい口調で言い放つのでした。 ◇◇◇ 加奈子は無理矢理笑顔を作り、淡々と話していましたが、最後だけ本音が出てしまっていましたね。夫に「偉そうな態度取るのやめてくれる?」と言い放ったときの冷めた表情がとても印象的でした。夫もまさか加奈子が「私と想太の分はなんとかする」と言い出すなんて思ってもいなかったと思うので、かなり驚き困惑したのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月19日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子は、宝くじを買うことで心の余裕を保つことに。そして来る日も来る日も買い続けると、ある日突然3億円に当せんしたのでした。 しかし、宝くじが当たったことで、夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子は、これまでの夫への不満を爆発させてしまいます。これまでの夫の理不尽な言動を指摘すると、「これが夫婦として、いや、人として正常な関係なの?」と問い詰めるのですが……? 妻の言葉に夫は黙っていられず…! 「マジでなんなんだよ……。急に偉そうに……」 加奈子の言葉に対して、逆上した夫は猛反論! 「俺が毎日誰の為に……誰のおかげで……!!不自由なく暮らせてると思ってんだよ!」 「俺が上司に怒られるとこ見て天か取った気になってんのか……?」 「家で気楽に家事と子育てだけやってるやつには分からないだろ!?」 しかしそんな夫に加奈子はサラッと、「そんなにつらいなら辞めたら?」と返すのでした。 ◇◇◇ 加奈子の言葉にブチギレる夫。確かに夫が毎日家族のためにお仕事を頑張っているのは分かるのですが、だからと言って妻にモラハラな言葉を言ったり、横柄な態度を取ったりしてもいいというわけではないですよね。加奈子は「そんなに辛いなら辞めたら?」と返していましたが、もし仕事が本当につらいのなら、今の会社を辞めて別の会社に行くことを検討してみるのもいいかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月18日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子は、宝くじを買うことで心の余裕を保つことに。そして来る日も来る日も買い続けると、ある日突然3億円に当せんしたのでした。 しかし、宝くじが当たったことで、夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子。ある日、「トイレットペーパーくらい補充しとけ!!」と夫に言われると、加奈子は嫌味を込めて反論。すると、これまでと様子が違うことに気付いた夫は「お前なんかあったな?」と加奈子を問い詰めるのですが……? 「おかしいのは今までの私」そう言うと、妻の逆襲が始まって… 「おかしいのは今までの私だよ」 そう口にすると、夫に指を差し話を続ける加奈子。 「あなたのその横柄な態度。外でうまくいってないのか、何だか知らないけどそれを私にぶつけてくるのってどうなの?」 「お前……っ!!」 「それから!!私は"お前"じゃない」 そして、これまでずっと思ってきたことや、日頃の鬱憤をすべて夫に吐き出したのです。 「これが夫婦として、いや、人として正常な関係なの?」 最後に加奈子はそう問い詰めたのでした。 ◇◇◇ ついにこれまでの夫に対する怒りを爆発させた加奈子。「これが正常な関係なの?」と夫に問いかけていましたが、簡単なことも家事は加奈子に全部押し付け、仕事のストレスのはけ口としていたモラハラな態度を取っていたわけなので、加奈子の言う通りそれは正常な関係ではない気がしますよね。夫も仕事のストレスが溜まっていて大変なのはわかりますが、それを家庭内に持ち込んで発散させるのではなく、何か別の発散方法を見つけてストレスを解消できていたらよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月17日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子は、宝くじを買うことで心の余裕を保つことに。そして来る日も来る日も買い続けると、ある日突然3億円に当せんしたのでした。 しかし、宝くじが当たったことで、これまで張りつめていた夫に対する緊張の糸が切れてしまった加奈子。そんなある日、「トイレットペーパーくらい補充しとけ!!」と夫に言われると、加奈子は嫌味を込めた反論をして……? 「疲れすぎて忘れちゃったの?」嫌味たっぷりな言葉で返すと? 「仕事で疲れすぎて自分がさっきトイレに行ったことも忘れちゃったの?毎日家族のためにお疲れ様っ」 さらっとした口調でそう返した加奈子。 「家族のことは私の仕事だもんね!わざわざ報告してくれてありがとう!」 そして、加奈子がトイレットペーパーを補充しに行こうとすると、「おい!」と凄い剣幕で呼び止める夫。 「お前……なんかあったな?俺に対する態度がおかしいだろ」 「おかしいのは今までの私だよ」 夫に問い詰められた加奈子は無理矢理笑顔を作ると、そう答えたのでした。 ◇◇◇ 夫からしてみれば、今まで夫に歯向かうことなどなかった加奈子がこのような態度を取っているので、「おかしい」と感じるのは当然ですよね。しかし、おかしいのは加奈子ではなく、モラハラ発言で妻を散々傷つけていた自分だということに気付いてほしいです。加奈子もようやく夫に対して、言いたいことが言えるようになってよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月16日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子は、宝くじを買うことで自分の心の余裕を保つことに。そして来る日も来る日も宝くじを買い続けると、ある日3億円当せんしていることが判明! 「私と想太の3億円は、何としても絶対に守り切る!」そう心の中で誓った加奈子。しかし、宝くじに当たったことで、これまで張りつめていた緊張の糸が切れてしまいます。すると、次第に夫への態度が変わっていって……!? これまで抑えてきた本音を口に出して言ってみると…? 「お風呂が沸いてない」と文句を言う夫に対して、「入りたいなら自分で洗えば?」と返す加奈子。 しかし、その直後すぐに謝ると、「人間関係大変だし、お風呂くらいゆっくり浸かりたいよね」と言ってお風呂場に向かうのでした。 しばらく経つと、今度はトイレットペーパーについて「ちゃんと補充しとけ!!」と文句を言い始めた夫。 「最後にトイレは言ったのパパだよ?」 「仕事で疲れすぎて自分がさっきトイレに行ったことも忘れちゃったの?」 怒り気味な夫に対して、加奈子はしれっとした表情でそう返したのでした。 ◇◇◇ お風呂を洗うのもトイレットペーパーを変えるのも、全部自分でできるはずなのに、普段から夫はすべて加奈子に頼っていたことが分かりますね。夫の言葉に対し、チクチクと嫌味を込めて返していますが、どうしてこのような言い方をしているのか、ただ加奈子の発言にカッとなるのではなく、言葉の真意を一度夫に考えてもらいたいです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月15日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子ですが、自らの心の余裕を保つため、お金で心の余裕を買うことを決意。そして来る日も来る日も、宝くじを買い続けると、ある日3億円当せんしていることが判明したのです! 加奈子は、"何としても夫にバレないようにしないと"と、気を引き締めるのでした。 3億円を守りきるため、行動の計画を徹底することに…あ (このお金は……3億円は私と想太のものなんだから絶対に守り切る……!!) こうして加奈子はこの後のスケジュールを考えると、細心の注意を払いながら、行動に移することに。 しかし、そんなことなど知らない夫は、「お風呂が沸いてない」と怒鳴ってきたのです。 「想太も私も最近シャワーだけだし、入りたいなら自分で洗って入ったら?」 高額当選したことで、心の中に張りつめていた糸がぷっつりと切れてしまった加奈子。 わざと夫に歯向かうような口調で返したのでした。 ◇◇◇ 宝くじが当たったことで、どこかプツンと心の糸が切れてしまった加奈子。今まで散々モラハラな言葉を言われてきてずっと我慢してきた分、その反動から夫に反論していますが、まさか夫も加奈子が言い返してくるとは思ってもいなかったようです。あまりにもとっさの出来事だったため、夫は「はっ……?」とだけ口にしていますが、加奈子の態度がこれまでと違うことに気付いたのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月14日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子ですが、自らの心の余裕を保つため、お金で心の余裕を買うことを決意。そして来る日も来る日も、宝くじを買い続けていたのですが、ある日、3億円当せんしていることが判明したのでした。 未来に希望が持てると分かった瞬間、思わず涙が滲んで… (3億円あれば想太に十分な教育も受けさせてあげられる!) (私と2人でも不自由させない……!) 加奈子が明るい未来を想像していると、「おい!」と夫が話しかけてきました。 「腹減ったんだけど?まだできないの?」 「それが人にご飯をつくってもらう人の態度?」 思わず本音が出てしまった加奈子ですが、慌てて明るく言葉を訂正。 「あともう少しでできるから!」 そう言うと、"夫にはバレないようにしないと"と、自分自身に対して厳重注意をするのでした。 ◇◇◇ 宝くじの高額当せんは、夢が膨らみますよね。加奈子は息子さんと2人で暮らす明るい未来をイメージしているようですが、思い描いた素敵な未来が実現できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月13日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子ですが、自らの心の余裕を保つため、お金で心の余裕を買うことを決意。そして来る日も来る日も、加奈子は宝くじを買い続けていたのですが……? 夫の声に思わずビクッと反応してしまって… 「ねぇ、飯は?」 夫の声に一瞬驚いたものの、慌てて「なんでもない!!すぐ準備するから!!」と言うと、食事の準備を始めることに。 (少し前に買った宝くじ、当たってた……!) 突然舞い降りてきた幸せに驚きを隠せない加奈子。 "この人から離れられる"と、心の中で喜びを隠し切れずにはいられませんでした。 ◇◇◇ 突然の3億当せんにはかなり驚いたと思いますが、諦めずに買い続けてきた甲斐がありましたね。3億円当たったわけですから、人生の選択肢は広がるはずです。加奈子がどういう道を選ぶのかは分かりませんが、ひとまずつらい日々を脱出できそうで本当によかったです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月12日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子ですが、自らの心の余裕を保つため、お金で心の余裕を買うことを決意。そして、宝くじ売り場へと向かったのでした。 来る日も来る日も宝くじを買い続けて… 「1枚ください」 どんどん季節が移り変わっていく中、加奈子は宝くじを買い続けていました。 相変わらず夫のモラハラ発言は続いていて心は擦り減っていくものの、何とか宝くじを買い続けることで未来に希望を持つことができた加奈子。 こうして何とか心の平穏は保たれていたのでした。 ◇◇◇ 季節が過ぎていく中、宝くじを購入することをずっと続けていた加奈子。夫のモラハラも変わらず続いているようで、加奈子の表情を見ると、疲れ切っているの分かります。宝くじを買うことで何とか自分のメンタルを保っているのだと思いますが、早く夢が現実になる日が来るといいですね……。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月11日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。息子のためにも今は頑張って離婚に耐えようとする加奈子ですが、自らの心の余裕を保つため、お金で心の余裕を買うことを決意したのですが……? 「心の余裕をお金で買う」妻が向かった先は? (あなたと違って私は誰も傷つけない) そして、日々夫のモラハラに耐えながらも、宝くじ売り場へと向かった加奈子。 「お前のそれはギャンブル依存症となんら変わらないからな」 以前言われた夫の言葉を思い出したものの、"夫のモラハラ体質に比べればズーッとマシでしょ"と、1枚くじを購入したのでした。 ◇◇◇ 以前夫に「宝くじを買うのはギャンブル依存症と変わらない」と言われた加奈子ですが、実際買ったのはたった1枚の宝くじのみ。もしギャンブル依存症というレベルであるならば、もう少し大きなお金の額をつぎ込んでいそうかと思ったのですが、皆さんはどう思いましたか? しかし、「1枚ください」と言っている加奈子の表情がなんだか疲れ切っていて心配ですね……。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月10日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた加奈子は、ある日夫が上司からパワハラを受けているという話を耳にします。さらに、加奈子のパート先に上司と夫がお客様として来店し、目の前で夫がパワハラを受ける様子を目の当たりにしてしまうのでした。その一件から、(今まで自分は夫のストレスのはけ口にされていたんだ……)と全てを悟った加奈子。頭には離婚の文字が思い浮かんだものの、次の瞬間息子の姿が脳裏をよぎったのでした。 「離婚したいけど、今は耐えなきゃ…」拳をギュッと握りしめ… (今は耐えなきゃ。想太のために……) (でも、このまま私は心が擦り切れるのを待つだけなんだだろうか?) 心の中でモヤモヤが一向に消えない加奈子。 (それなら、私は心の余裕でお金を買う) 加奈子にモラハラ発言をすることでストレス発散をする夫に対して、加奈子は誰も傷つけない方法で自分のメンタルを保とうと心に決めたのでした。 ◇◇◇ 夫と今すぐ離れたいのに、息子のことを考えるとそんなに簡単に離婚はできないですよね。加奈子は自分の心の平和を保つ手段として、「心の余裕をお金で買う」という解決策にたどり着きましたが、ひとまず解決策を見つけられてよかったなと思いました。人を傷つけない方法で自分のメンタルを保とうとする所に、加奈子の性格が表れているように思いますね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月09日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。そんなある日、パート先で何気ない会話をしていると、加奈子の夫が上司からパワハラを受けている話を耳にした加奈子。そして、その話を聞いてからしばらくすると、なんと夫とその上司が加奈子の働くパート先のお店に入ってきたのでした。席に着くと、ブレンドコーヒーを注文する上司と夫。その直後、上司は口を開くと夫に向かってガミガミとお説教を始めたのです。加奈子はその様子をただ黙って眺めていたのでした。 その晩夫が帰宅すると、昼間の出来事を見てしまったことがなんとなく気まずく、そっけない対応を取ってしまった加奈子。すると、それが夫の癇に障ったのか言い合いに発展してしまうのでした。 加奈子が過去に夫から言われたモラハラ発言を思い返していると、ずっと自分が夫のストレスのはけ口にされていたことに気付いて……? 「まるでサンドバックだ」夫へのイラ立ちは加速して… (会社で傷つけられて溜まったストレスを立場の弱い私に攻撃することで発散してたんだ……) (私はただのサンドバックってこと?) 夫への怒りがさらに加速していく加奈子。 (あなたは私にストレスをぶつけられるけど、私のストレスはどうすればいいの?) 頭によぎる「離婚」という文字――。 しかし次の瞬間、息子の笑った顔が思い浮かんだのでした。 ◇◇◇ 会社でのストレスをモラハラという形で加奈子にぶつけていた夫。加奈子は今まで自分が夫のサンドバック役になっていたのかと思うと、やりきれない気持ちだったと思います。離婚という選択肢が思い浮かんでしまうのも、無理はないのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月08日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。そんなある日、パート先で何気ない会話をしていると、加奈子の夫が上司からパワハラを受けている話を耳にした加奈子。そして、その話を聞いてからしばらくすると、なんと夫とその上司が加奈子が働くパート先のお店に入ってきたのでした。席に着くと、ブレンドコーヒーを注文する上司と夫。その直後、上司は口を開くと夫に向かってガミガミとお説教を始めたのです。加奈子はその様子をただ黙って眺めていたのでした。 その晩夫が帰宅すると、昼間の出来事のこともあり、なんとなく気まずくそっけない対応を取ってしまった加奈子。すると、夫はその態度にカチンときたのか、夕飯を「食べてきたからいらない」と言ってきたのです。 「それなら連絡くらいくれれば……!」加奈子が反論すると、夫は睨みつけ「明日お前が食えばいいだろ」とひと言。夫の言葉に思わずモヤッとしてしまうのでした。 思い返すと、夫にモラハラ発言をされるときっていつも… (思い返すと、あの人に強い言い方されるときって、仕事終わりが多い気がする) 夫がモラハラ発言をするときの法則を見つけた加奈子。 「またカレーかよ……。もっとレパートリー増やす努力をしろよな」 「これくらい確認しとけよ」 「掃除もまともにできないのか」 「痩せりゃ着られる服なんかいくらでもあるだろ」 これまで夫から言われてきた数々のモラハラ発言。 (ああ、ずっと私、ストレスのはけ口にされてたのか……) 加奈子は心の中で、そうつぶやいたのでした。 ◇◇◇ 夫がモラハラな発言をするときは、仕事終わりが多いことに気付いた加奈子。過去の夫のモラハラ発言を見ると、どれをとっても加奈子に当たり散らかすかのような高圧的かつ嫌な言い方をしていますよね。夫がストレスを抱えていたことは事実だと思いますが、加奈子に当たるのではなく、もう少し別の方法で解消できていればよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月07日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。その翌日パート先に行くと、新しく入ってきた新田さんという女性から、会社で夫が上司からパワハラを受けている事実を聞かされた加奈子。そして、それからしばらく経つと、夫と見知らぬ男性が2人でお店に入ってきました。 加奈子が2人分のオーダーを取り終えると、夫が座ったテーブルのほうからガミガミとお説教が聞こえてきたのです。さらに、「上司が話してんのに、よそ見なんかしてんじゃねぇよ」という言葉が聞こえてきて、すべてを理解したのでした。 その晩夫が帰宅すると、気まずさからそっけなく「おかえり」と言った加奈子。夫は加奈子の気まずそうにしている態度にカチンときたのか、夕飯を「いらない」と言ってきたのでした。 「もう風呂入って寝る」夫の言葉に妻は思わず… 「今日はもう食べてきた。もう風呂入って寝る」 「それなら連絡くらい入れてくれれば……!」 夫の言葉に思わず反論する加奈子。 「明日お前が食えばいいだろ」 加奈子は夫に睨まれると、何も言えなくなってしまうのでした。 (何、あれ。昼間に上司から怒られているところを見られたのが、そんなに嫌だった?) 夫の言葉にモヤッとしてしまうのでした。 ◇◇◇ せっかく作った夕食を「いらない」と言われてしまったらイラッとしてしまいますよね。加奈子が反論すると、夫は睨みをきかせていましたが、食べてきたならひと言連絡があってもよさそうですが……。夫も疲れているようですが、加奈子と夫のそれぞれがモヤッとした思いを抱えているようで、なんだか悲しいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月06日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。その翌日パート先に行くと、新しく入ってきた新田さんという女性から、会社で夫が上司からパワハラを受けている事実を聞かされた加奈子。(あの人愚痴何なんて言わないからな……)と、その事実に驚いていると、なんと夫と見知らぬ男性が2人でお店に入ってきました。 加奈子が2人分のオーダーを取り終えると、夫が座ったテーブルのほうからガミガミとお説教が聞こえてきたのです。 さらに、「上司が話してんのに、よそ見なんかしてんじゃねぇよ」という言葉が聞こえてきて、すべてを理解した加奈子。新田さんから聞いた事実を自らが目の当たりにしたのでした。 夫がパワハラを受けていた事実を目の当たりにした妻は… 新田さんから聞いた言葉を思い出した加奈子。 (ストレスが溜まってたから、あんなだったってこと……?) 夫がパワハラを受けていたことを自分の目で見たことで、事実が確信へと変わったのでした。 そして、その夜――。 「ただいま」 夫が帰宅すると、気まずそうに「……おかえり……」と返した加奈子。 しかし、夫はその態度にカチンときてしまいます。 加奈子の「ご飯温めておくから」という言葉に対して、「いらない」とハッキリ断ったのでした。 ◇◇◇ 夫が上司からパワハラを受けている現場を見てしまった加奈子。帰宅した夫に対して、どのように接したらいいのか分からず戸惑っていたようですが、結果的に加奈子が取った行動は夫を傷つけてしまったようです。ただ、こういう場合はなんて声を掛けたらいいのか難しいですよね。皆さんなら、夫にどのような言葉をかけますか?著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月05日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。その翌日パート先に行くと、新しく入ってきた新田さんという女性から、会社で夫が上司からパワハラを受けている事実を聞かされた加奈子。 (あの人愚痴何なんて言わないからな……)と、その事実に驚きながらも、夫のことを考えながら食器を拭いていると、そこへ夫と見知らぬ男性が2人でお店に入ってきたのでした。 加奈子が2人分のオーダーを取り終えてその場を去ろうとすると、後ろから「お前さぁ、いい加減にしろよ」という声が聞こえてきて……!? 見知らぬ男性が夫をガミガミと怒り始めて… 男性の声に驚き、加奈子が思わず後ろを振り返ると、夫と一緒にいた男性がガミガミと夫を怒り始めたのでした。 加奈子に叱られているのを見られていると思ったのか、気まずそうな表情を浮かべる夫。 すると、何気ないタイミングで一瞬夫と加奈子の目がいました。 しかし、それを見ていた男性は口を開くとこう言ったのです。 「上司が話してんのに、よそ見なんかしてんじゃねぇよ」 「店員さんに見惚れてたか?こんなタイミングでいい度胸だな」 この言葉で、見知らぬ男性と夫の関係性を理解した加奈子。 (あの人、会社でいつもあんな扱いなの?) 心の中で1つの疑問が生まれたのでした。 ◇◇◇ お店の中で声を荒らげて夫を怒っていた男性は、上司だったのですね。夫は反論もせず、ただ上司が怒るのを黙って聞いているといった感じですが、この状況は見ていてつらいですね……。加奈子の言う通り、もし会社でもこのような扱いを受けているのだとしたら、夫は毎日相当なストレスを抱えているのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月04日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。その翌日パート先に行くと、新しく入ってきた新田さんという女性から、会社で夫が上司からパワハラを受けている事実を聞かされた加奈子。 (あの人愚痴何なんて言わないからな……)と、その事実に驚きながらも、夫のことを考えながら食器を拭いていたのですが、そこへ夫と見知らぬ男性が2人でお店に入ってきて……!? お店に入ると、夫はキョロキョロと辺りを見回していて… (うそ!あの人私のパート先には絶対来ないのに……!) そう心の中で叫びながらも、驚きを隠せない様子の加奈子。 (パート先で関わるのは絶対嫌……!) しかし、加奈子の思いも虚しく、店長からオーダーを取りに行くように言われてしまいます。 「ご注文……お伺いします……」 ぎこちない笑顔を作り、オーダーを確認する加奈子。 夫に目くばせをして、見知らぬ男性に挨拶したほうがいいのか聞くと、(他人のフリしろ!!)という圧が飛んできたのでした。 「ブレンドコーヒー2つ」 「か……かしこまりました……」 注文を取り終わり、その場を去ろうと加奈子が2人に背を向けた直後、男性が声を荒らげたのです。 「お前さぁ、いい加減にしろよ」 背後からそうハッキリと聞こえてきたのでした。 ◇◇◇ 突然の夫の来店に困惑し、加奈子が思わず柱の陰に隠れていると、店長の指示で仕方なくオーダーを取りに行くことに。夫に近づくと、何やら表情に焦りや緊張感が見られますよね。「他人のフリしろ」と加奈子に圧力をかけた際も、かなり必死な表情をしていて怯えているようにも見えましたが……。なんだかこの空間だけ、不穏な空気が流れていますね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月03日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。翌日、ボーっとしながら加奈子が洗濯物を干していると、忘れ物をした息子から「忘れ物を持って来てほしいと」着信が……。仕方なく学校まで車を走らせ、忘れ物を届けた加奈子はその足でパート先に向ったのですが、パート先に着くと、新人の新田さんを紹介された加奈子。 「新田さんの旦那さんも佐々木さんの旦那さんと同じ会社で働いているんだって!」そう説明さると、新田さんが「”例”の部長さんが訳ありながら、お互い大変ですね」と話しかけてきました。 「え?”例”の部長さん……?」意味が分からなかったので加奈子が聞き返すと、新田さんと加奈子の夫が、会社の上司からパワハラを受けている事実を教えてくれたのでした。 夫がパワハラを受けていた事実を知った妻は… (パワハラ……?あの人、仕事の愚痴なんて言わないからな……) 食器を拭きながら、考え込む加奈子。 しかし振り返ると、以前一度だけ夫が愚痴をこぼしていたことを思い出します。 そのときは夫から、「時間の無駄だったわ」と言われ、会話は終了したのでした。 加奈子がそのことを思い出してイラッとしていると、扉のドアが開きます。 カランコロンーー。 入店してきたのは2人組の男性。 そのうちのひとりが、加奈子の夫だったのでした。 ◇◇◇ なんだ夫の表情がよくないのが気になりますが、具合でも悪いのでしょうか。加奈子が夫のことを考えると、まさか本人が入店してくるなんて驚きですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月02日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。宝くじを破かれたことで、(夢を見る権利すら、私には与えられないのか)と、ショックを受けた加奈子。翌日もその出来事を引きずりながらも、ボーッと布団を干してると、息子から「学校に絵の具を持って来てほしい」と着信が。 (甘やかしすぎだろうな……)そう思いながらも、仕方なく学校まで絵の具を届けに行こうと車を走らせると、その足でパート先に向かうことに。すると、ギリギリの時間で到着してしまったのでした。 慌ててパート先に向かうと、新人さんを紹介されて… 「珍しくギリギリだねぇ」 「子どもの忘れ物を届けてまして……」 すると、パート先に入ったばかりの新田さんを紹介された加奈子。 「さっき知ったんだけど、新田さんの旦那さんも佐々木さんの旦那さんと同じ会社で働いているんだって!」 「え!?すごい偶然ですね!」 次第に普通の会話から、新田さんから意味深な発言が……。 「お互い大変ですね……。"例の部長"が訳ありだから……。そちらの旦那さんは落ち込んだりしてないです?」 「え……? "例の部長"さん……?」 加奈子が聞き返すと、新田さんは夫の会社の状況を教えてくれたのでした。 ◇◇◇ 新田さんとの会話で、初めて夫が会社で上司にパワハラを受けていることを知った加奈子。日々上司からパワハラを受けているとなると、相当なストレスを抱えていることが予想されますね。加奈子は「知らなかったです……」とだけ答えていますが、心の中で何を思ったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年07月01日2度に渡り、美咲は愛する夫・拓也との子どもを授かったものの、どちらも残念な結果に終わってしまいました。一時は悲しみのあまり、人形をわが子だと思い込んでお世話をしていた美咲。しかし、拓也の支えもあり、何とか悲しみを乗り越えることができたのでした。3度目の春を迎えたころ、女の子の赤ちゃんを出産していた美咲。それからさらに月日は流れて、あんなに小さかった娘は幼稚園生に……!娘と過ごす日々は慌ただしく、大変なこともありましたが、毎日は喜びと幸せに溢れていて……? 娘と過ごす日々は、宝物のような毎日で… 初めての育児は目まぐるしく、大変だ感じながらも、娘に触れる瞬間や何気ない日々の成長に喜びと幸せを感じていた美咲。 「今後も健やかに育ってほしい」と、心から願うのでした。 ある日、娘へのメッセージ記録を残そうと、美咲は動画を突然撮り始めました。 「えーと……パッと思いついたので録画してます。だから、ぐだぐだかも……」 美咲がカメラに向かって話していると、拓也も入ってきました。 「これを見ているあなたは、どんな子になっているかな」 「もしかしたら、大人になっているかもしれないね」 語りかけるように、娘に向けたメッセージを話し始めた美咲。 「私たちはあなたが笑顔で過ごすことだけを望んでる」 そして、メッセージの最後は、「あなたは私たちの大切な宝物です。生まれてきてくれてありがとう」と締めくくったのでした。 ◇◇◇ 赤ちゃんを抱っこしているときの美咲の表情と、2人を見守る拓也の幸せそうな、そしてやさしくて穏やかな笑顔がとても印象的ですね。「毎日が輝いている」と感じるほど、喜びと幸せを与えてくれる娘さんの存在に出会うことができて本当によかったです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月30日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。ある日、夫が加奈子のお財布を勝手に見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまうことに。夫は目くじらを立てて怒ると、「叶わない夢なんか見てんなよ」と言いながら宝くじをビリビリに破いたのでした。宝くじを破かれたことで、(夢を見る権利すら、私には与えられないのか)と、ショックを受けた加奈子。翌日も昨日の出来事がショックで頭が働かず、ボーッと布団を干していました。 すると、1本の電話が鳴って……!? 突然着信が! 電話の相手は…? スマートフォンの着信に気付き、電話に出た加奈子。 すると、着信相手は息子からでした。 「あ、お母さん……絵具セット……忘れちゃった……」 「え~……!!昨日ちゃんと準備してなかったからでしょう。隣の子に使わせてもらったら?」 「隣の席の女の子、話したことないから気まずい……」 息子の状況を理解した加奈子は、しぶしぶながらに承諾の返事をすることに。 (甘やかしすぎだろうな。「次はない」って帰ったら言わなきゃ……) こうして、絵の具セットを小学校まで届けに行く羽目になったのでした。 ◇◇◇ 加奈子が息子さんのことを甘やかしていたかどうかは分かりませんが、自分の子どもはかわいいと思うのは当然だと思います。かわいいが故にどうしても手厚くサポートしてしまうのが親心なのではないでしょうか。ただ、「親に電話すれば毎回忘れ物を持って来てくれる」という認識を子どもに持たせてしまうとよくないので、加奈子の言う通り「次はないからね」とちゃんと伝えて、もし次に忘れものをしたときは、手助けをしないというのも、子どもの成長のためには大事なことかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月29日2度に渡り、美咲は愛する夫・拓也との子どもを授かったものの、どちらも残念な結果に終わってしまいました。そのショックから、美咲はいつしか犬の人形を赤ちゃんだと思い込むようになり、「花ちゃん」と呼んでお世話をしてかわいがっていました。人形をわが子のようにお世話する美咲に対して、どう接していいのか分からず、向き合うことから逃げていた拓也。しかし、2人で言い合いになったことをキッカケに、美咲と向き合うことを決意します。拓也がこれまで逃げていた自分の行動を謝罪すると、美咲も本音を話したことで2人の仲は修復したのでした。その日の夜、昔の愛犬・コロと亡くなってしまった娘を乗せたベビーカーが夢に登場しました。いろいろな感情が込み上げてくるなかで、伝えたかったことを全て伝えた美咲。 最後は涙を堪えながら笑顔を作り、はなちゃんに最後のお別れをすると、美咲の手には1枚の花びらが置かれていたのでした。 それから季節が巡って季節は春に。美咲はちいさな赤ちゃんを大事そうに抱っこしていたのでした。 あっという間に時が流れて… 時は流れて、入園式当日。 あんなに小さかった娘も、幼稚園生になりました。 「はーい、じゃあ撮りますよー」 スマートフォンを持つ女性の言葉に「ちょっと待った!!」と慌てる拓也。 「シャツ出てる!リボンも!!」 娘の洋服を急いで整えます。 入園式の看板の横に並んで寄り添うと、カメラに目線を移す3人。 「はい!!チーズ!!」の言葉で入園式の記念撮影をしたのでした。 ◇◇◇ あんなに小さかった娘さんも気付けば幼稚園生に……! 大人2人と並ぶと、まだまだ小さいですが、子どもの成長は早いですね。美咲も穏やかな笑顔を見せていて、うれしそうです。桜が満開のキレイなタイミングで記念撮影ができてよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月28日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。そんなある日、バイト先の店長に「いつも頑張っているから」と千円のお駄賃をもらいます。千円の使い道に悩んでいた加奈子でしたが、歩いていると宝くじ売り場を発見し、購入することに。その日以降、いつか宝くじが当たる日を夢見て、加奈子は節約をしながらも、宝くじを継続的に購入していました。ところがある日、夫が勝手に加奈子の財布の中身を見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまったのです。 加奈子が宝くじを取り返そうと手を伸ばすも、夫は「叶わない夢なんか見てんなよ」と言うと、目の前でビリビリに破り始めて……!? 破かれたビリビリになった宝くじ。妻はただただショックで… 「お前のそれはギャンブル依存症となんら変わらないからな。二度買うな」 そう言うと、その場を去って行った夫。 ビリビリになった宝くじの前で、加奈子は肩を落としていました。 (たった1枚数百円の宝くじ。持っているだけで、"いつかもしかしたら"って思えるだけで幸せだったのに……) (夢を見る権利すら、私には与えられないのか) 一気に悲しさが押し寄せてきたのでした。 ◇◇◇ 数百円の宝くじを買って夢を見ているくらいのことで、「ギャンブル依存症」と言い出した夫。もしかしたら、加奈子が内緒で買っていたことに腹を立てたのかもしれないですが、それでも金額が金額なのと、たった1枚お財布に入っていただけなので、あそこまで目くじらを立てて怒るようなことではないかと思うのですが……。加奈子の絶望的な表情が見ていてつらいです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月27日2度に渡り、美咲は愛する夫・拓也との子どもを授かったものの、どちらも残念な結果に終わってしまいました。そのショックから、美咲はいつしか犬の人形を赤ちゃんだと思い込むようになり、「花ちゃん」と呼んでお世話をしてかわいがっていました。人形をわが子のようにお世話する美咲に対して、どう接していいのか分からず、向き合うことから逃げていた拓也。しかし、2人で言い合いになったことをキッカケに、美咲と向き合うことを決意します。拓也がこれまで逃げていた自分の行動を謝罪すると、美咲も本音を話したことで2人の仲は修復したのでした。拓也との関係性を修復できたことで、美咲は安心した気持ちで眠りにつくことに。するとその日の夜、昔の愛犬・コロと亡くなってしまった娘を乗せたベビーカーが夢に登場しました。 (はなちゃんとお別れをするときが来たんだ……)頭では分かっていながらも、いろいろな感情が込み上げてくる美咲。伝えたかったことを全て伝えると、最後は涙を堪えながら笑顔を作り、はなちゃんに最後のお別れをしたのでした。 別れ際に、「またね!」と笑顔で娘に手を振って… 美咲が目を覚ますと、手にはピンク色の花びらが……。 それから季節は巡り、3度目の春を迎えていました。 桜が美しく咲き誇る木の下には、拓也と美咲の姿がありました。 そして、美咲の腕の中には、小さな赤ちゃんが大事そうに抱えられていたのでした。 ◇◇◇ 夢から目覚めた美咲の手には、1枚の花びらが置かれていましたが、これはきっと、はなちゃんからのメッセージだったのかもしれませんね。はなちゃんとのつらい別れを乗り越えて、新しい命を授かることができた美咲。これから家族3人の幸せをたくさん噛みしめてほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月26日モラハラな発言ばかりする夫に嫌気がさしていた加奈子。レシートチェックの厳しさや地域の清掃行事の件で揉めるなど、連日のように繰り広げられる夫婦ゲンカによって、加奈子は夫との生活に限界を感じるようになっていったのでした。そんなある日、バイト先の店長に「いつも頑張っているから」と千円のお駄賃をもらいます。千円の使い道に悩んでいた加奈子でしたが、歩いていると宝くじ売り場を発見し、購入することに。その日以降、いつか宝くじが当たる日を夢見て、加奈子は節約をしながらも、宝くじを継続的に購入していました。 ところがある日、夫が勝手に加奈子の財布の中身を見たことで、宝くじを買っていたことがバレてしまったのです。加奈子が「なんで勝手に……っ!」と言うと、夫は理由を話し始めて……? 夫に内緒で買っていたのに、バレてしまって… 「前にレシートなくされてからな。早めに確認しないと」 「それに最近ママ友と会ってないはずなのに機嫌だけはよかったから何かと思ったら……こういうことかよ」 一瞬怯えた表情を浮かべたものの、「返して!!」と、夫が持っているくじに手を伸ばした加奈子。 「こんなくだらないものに金を使いやがって……!」 「叶わない夢なんか見てんなよ」 夫はそう言うと、加奈子の目の前で宝くじを引き裂いたのでした。 ◇◇◇ 「叶わないなんか見てんなよ」と言いながら、加奈子が買っていた宝くじを目の前で破り始めた夫。加奈子もまさか自分のお財布を夫が勝手に見るなんて思っていなかったでしょうし、さらに、宝くじまで破られるとは想像していなかったと思います。人のお財布を勝手に見た上に、大事にとっていたくじを引き裂くなんて、本当に酷すぎますね……。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年06月25日