思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。末期ガンで入院する父方の祖母と、認知症になった母方の祖母の世話をひとりでするユズさんの母親。ある日母親が過呼吸症候群で倒れ、ユズさんに「あんたがいてくれて良かった」と呟きます。ユズさんはその言葉に心をつかまれ、共依存に。その後、父方の祖母が他界。母親から祖母のアパートを売ったお金120万円を学費に充てると言われて勉学に励む中、ユズさんはパチンコに通う母親と、認知症の祖母の汚れものを毎日洗濯する父親が気がかりで……。ユズさんの両親は、お互いの不満をユズさんにぶつけるようになります。両親の不満を受け止めて ユズさんの両親は面と向かっては何も言わず、どちらかがユズさんといるときだけ延々と愚痴をこぼします。 ユズさんは話し合えばいいのにと思う半面、母親の自由な振る舞いを見て父親の負担が大きいと感じていました。 父親に食器洗いは自分がやるとユズさんが提案すると、働いてないくせに偉そうに! と怒鳴られ、母親に家事を手伝えないか掛け合ってみても、また過呼吸になってもいいの? と言われるだけ。 そんな中、認知症の祖母が突然の事故で他界。ユズさんは悲しむ一方で、両親の負担が減ることにほっとします。しかし両親の生活や態度が変わることはなく、さらに溝が深まるのでした。 どの家庭でも、夫婦がお互いの不満を持つのはよくあること。しかし、それを子どもに当たっても何も解決しませんよね。 大人でも、人の悪口を聞かされるとモヤモヤしたり嫌な気持ちになったり、マイナスの感情が芽生えてしまうはず。 それを逃げ場のない中学生の子が聞かされるのは、精神的な負担が大きすぎるのではないでしょうか。 ユズさんは夫婦の不仲を仲裁しようと奮闘しますが、それも本来は子どもの役目とは思えません。夫婦の問題は、お互いが向き合って解決してほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月17日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。末期ガンで入院する父方の祖母と、認知症になった母方の祖母の世話をひとりでするユズさんの母親。ある日母親は認知症の祖母を蹴り倒し、それをユズさんが止めました。その後、母親が過呼吸症候群で倒れ、ユズさんはさらに勉強や家事に励みます。父親は飲酒するばかりで頼れず、「あんたがいてくれて良かった」と呟く母親。ユズさんは心をつかまれ、共依存になっていきます。ある日ユズさんは、県の作文コンクールで賞をとり……。自慢の娘でありたい 県の作文コンクールで賞をとり、新聞に名前が載ったユズさん。すぐに母親に電話すると、「あんたは自慢の娘よ!」とほめられます。 同じ時期、認知症の祖母も老人ホームに入居でき、母親は過呼吸の症状が緩和。再び趣味のパチンコへ通うようになり、末期ガンの祖母の世話の頻度が少なくなりました。 そしてそのまま祖母が他界。祖母の住んでいたアパートは父親によって売却され、ユズさんは母親から学費に充てると120万円が入った通帳を渡されます。 その後母親は今まで介護に費やしていた時間をパチンコにすべて使い、認知症の母方祖母の洗濯などは毎日父親がおこなうように。 ユズさんはひたすら勉強に励む一方で、家庭の空気がピリピリしていることを感じるのでした。 自分の母親の世話を、お互いに任せっきりにするユズさんの両親。父親の目線で見れば、自分が毎日の仕事と帰宅後に洗濯をしている間、妻はパチンコに行っているなんていい気がしないでしょう。 しかしユズさんの母親は、これまでずっと父方の祖母の世話をしてきた経緯があります。父親に対して、「次はあなたの番」という気持ちがあったのかもしれませんね。 ただ、ピリピリした空気のままでは家族全員の居心地が悪くなるだけ。話し合って役割分担するなど、なんとか良い方向にもっていけないものか悩ましいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月16日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが中学生のころ、近くに住む父方の祖母が末期ガンに。母親は長男の妻という理由で、入院する祖母の世話をひとりで背負います。父親には弟妹もいますが顔すら見せず、母親は家でもピリピリするように。そんな中、母方の祖母が認知症に。徘徊で警察にお世話になるなど日に日に症状は重くなり、板挟み状態の母親にストレスの限界が……。自宅にいるのに自分の家じゃないと騒ぐ祖母。ユズさんが声をかけ見守る中、ついに母親がキレました。母と娘の親子関係 「母親らしいこと何ひとつしてこなかったくせに!」母親は祖母を蹴り倒し、今までの不満をぶつけます。 ユズさんは母親を引き止めながら暴力はやめようとやさしく諭し、後日祖母は特別養護老人ホームに入ることになりました。 しかしすぐに入居はできず、ユズさんは精神的に不安定な母親のストレスのはけ口に。学校があっても家事をしろと、理不尽に怒鳴られる日々が続きました。 そんな中、母親が突然倒れ救急搬送。医師から母親が倒れた原因は過呼吸症候群と告げられます。 ユズさんはもっと自分が頑張らなければと思い、成績を維持しながら母親の介抱や家事に励むように。 「あんたがいてくれて良かったわ…」何もしない父親にも頼れない中、母親が呟いたこの言葉に心をつかまれたユズさん。母親の役に立てることで存在意義を感じ、共依存になっていくのでした。 ずっと母親から否定ばかりされ、「もっと必要とされたい」「もっと褒めて欲しい」と願ってきたユズさん。母親が弱ったことで、思いがけない形で願いが叶ってしまいました。 追い詰められた状況や閉鎖的な環境では、何かにすがりたくなることもあるでしょう。しかし、親が子どもに頼りきりになってしまっては、その子の人生に大きな影響を与えてしまうのではないでしょうか。 母親もまた、祖母から母親らしい愛情をもらっていなかった様子。ですが母親も苦しんでいたなら、なおさらユズさんには同じ思いをさせてほしくはなかったですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月15日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。小学生のユズさんは両親の結婚記念日に、サプライズで手料理をつくりました。母親は喜んでくれましたが、父親は「汚いから食わない」と言い捨てられてしまいます。その言葉にユズさんはショックを受けました。中学生になるころ、母親はより教育熱心に。訪問販売の高額な教材を大量に購入し、入学後に学校の副教材費が必要だとわかると激怒。学校にクレームを入れ、担任と副担任のおかげで事態は収拾しますが、それ以降ユズさんはことあるごとに母親から「退学させる」と言われるように……。当時、ユズさんの近所には父方の祖母が住んでいました。母親は祖母と同居していたことがあり、自由やお金を制限されて嫌な思いをしてきたと話しますが……。父方の祖母との思い出 ユズさんは、いつもあたたかく迎えてくれた父方の祖母のことが好きでした。しかしユズさんが中学2年生のころ、祖母が末期ガンに。 母親は入院する祖母の世話で病院に通いますが、父親の弟妹が顔を見せることはなく、自分ひとりが世話をすることに不満を募らせます。家庭がピリピリする中で、今度は同居する母方の祖母に認知症の症状が見られるように……。 徘徊で何度も警察のお世話になるなど認知症の症状は日に日に重くなり、母親は両家の祖母の世話で板挟み状態になるのでした。 長男の妻というだけの理由で、父方の祖母の世話をしなければならなくなった母親。自分の母親も認知症で大変なのに、さすがにひとりで背負うには荷が重すぎますよね。 本来なら、父親や弟妹が率先して世話を行わなければならないはず。できない理由があったとしても、母親だけに世話を押し付けるのは問題でしょう。 学校や勉強があるユズさんに負担をかけるわけにもいきません。周りの理解と協力がない状況では、ストレスが溜まってもおかしくないですよね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月14日親という立場上、これはいかがなものかと感じてしまうような我が子の行動を目の当たりにすると条件反射のように注意や小言を言ってしまいがち。家族で一緒に過ごす時間がかなり長いと思われる我が家でも、私の知らないところでまめとゆめこだけのリズムと言いますかふたりだけのお約束ネタや空気があったりしてああ、もうふたりともしっかり人間なんだなと変に関心するなど。小言を言うのは、話を聞いてからでいい。
2023年10月13日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高熱で寝込んだ母親を必死に看病する小学生のユズさん。しかし母親の望み通りの着替えを用意できず、激怒した母親に叩かれます。ユズさんは母親に喜んでもらおうと誕生日や修学旅行でプレゼントを用意しますが、母親は趣味じゃないから要らないと言い、ユズさんの目の前でほかの人に譲る始末。しかもユズさんは、自分の誕生日に両親から一度もプレゼントをもらったことがないのでした。まだ小学生のユズさんはそれでも両親に喜んでもらおうと、今度は料理をプレゼントすることに。両親の結婚記念日にサプライズ 母親はユズさんの手料理を見て喜びます。ユズさんも達成感と母親の喜ぶ顔を見て幸せな気持ちに。お酒を飲む父親は「まだいい」と言いますが、ユズさんは台所におかずが捨てられているのを見つけました。 「汚いから食わない」父親はそう言って、ユズさんは自分が汚いと思われていることにショックを隠せませんでした。 月日は流れて中学生になるころ、母親はより教育熱心に。訪問販売で高価な教材セットを大量に購入しますが、入学後に副教材費が必要なことに激怒して学校に連絡します。 担任と副担任と話し合う事態になり、母親はしぶしぶ納得したものの、これ以降少しでもユズさんに気に入らないことがあると「退学させる」と脅すのでした。 訪問販売の教材費に高いお金を支払ったからと、学校にクレームを入れる母親。お金がもったいないのはわかりますが、自分が早まって購入したことが原因であり、学校を責める理由がありませんよね。 学校側が大人の対応をしてくれたものの、これではただの八つ当たり。娘にまで気を遣わせて、母親には子どもっぽい印象を持ってしまいますね。 教材費のお金はとり戻せませんが、大人ならミスしてしまったことを受け入れ、自分の機嫌を自分でとることも大切なのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月12日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんは学校でいじめにあいしばらく登校を控えますが、家では些細な意見の食い違いで母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰を与えられます。体調が悪い母親を心配しても突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように。同居している祖母が入院し、近くにパチンコ店があったのをきっかけに、母親は朝から夕方までパチンコに入り浸る日々が続きます。ユズさんが家族で出かけたいと言うと、「私の自由時間を束縛するな」とまた怒鳴られて……。ユズさんは家族で出かけられない寂しさよりも、母親にとって家族との時間よりパチンコのほうが大事なのだと悲しみます。母の喜ぶ顔が見たいだけ ユズさんが小学5年生のとき、母親が高熱で寝込みます。父親は夜勤で不在のため、「何かあったらすぐ呼んでね」と看病するユズさん。 真夜中、母親から着替えを持ってきてほしいと起こされますが、何を選んでも文句をつけられ焦りが募ります。 「役立たず!!」すると背後からいきなり叩かれ、怒鳴り散らす母親。ユズさんは何度も謝りますが、いつまでも役立たずという言葉が耳から離れないのでした。 それでもユズさんは、誕生日や修学旅行などイベントごとに、母親へのプレゼントを欠かしません。 しかし喜んでほしいと思って選んだものは、母親の趣味に合わなければいらないと言われ、ユズさんの目の前でほかの人にあげるとまで……。 ユズさんの両親へのプレゼントは続きますが、ユズさんの誕生日には今まで一度もプレゼントをもらったことはなかったのでした。 ユズさんの喜んでほしいという気持ちをことごとく否定する母親。 ユズさんがすることに対して文句が多く、その気持ちを汲んで感謝の気持ちを表すことができないのは、悲しいことですね。 親として、子どもへの愛情の注ぎ方はそれぞれ。しかし、とても愛情を持っているとは思えない行動の数々に胸が苦しくなりますね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月11日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。父親が違う8歳年上の姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんは母親からいい子であることをさらに強要されるように……。小学2年生になると学校ではいじめられ、母親の勧めもあり登校を控えるように。しかし些細な意見の食い違いで家では母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰をユズさんは与えられます。体調が悪い母親を心配すると「死んで欲しいってこと?」と突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように……。母親はユズさんの吃音症状を理解せず「イライラする」と怒るばかり。ユズさんは次第に、人と話すことが億劫になっていきました。わが家に新しい家族が ユズさんが小学3年生のころ、新しい家族として犬を迎えることに。母親とペットショップに出かけますが、その前に立ち寄った店が、のちに消費者金融だったとわかります。 小学4年生になると、同居していた母方の祖母が入院。母親はお見舞いついでに病院近くのパチンコ店に通うようになり、祖母が退院してもパチンコ通いが続きます。 ユズさんは家に戻らない母親の代わりに、父親と家事をするように。休日に出かけることはまったくなくなり、小学5年生のときゴールデンウイークは出かけたいと母親に相談しました。 しかし「あんたに私の自由時間を束縛する権利なんてないの!!」と怒鳴られ、ユズさんはよその家の子が普通にしていることが、なぜ自分にはしてもらえないのかと疑問に。なによりも、母親が家族との時間よりパチンコを優先していることが悲しいのでした。 「よそはよそ、うちはうち」と、ゴールデンウイークの外出を拒否する母親。わがままを言う子どもに言い聞かせるために使われがちな言葉ですが、ユズさんの母親の場合、自分の趣味を優先したいだけに思えますよね。 そもそも、いままでユズさんが友だちと遊ぶことや、好きな絵を描くことを禁止してまで、いい子になれと言ってきたはず。 親にももちろん、自分のための時間は必要です。しかしながら家族をないがしろにし、さらには子どもに家事をさせてまで、自分の自由の権利を主張するのは違うように感じます。 ユズさんの母親も周囲とうまく連携をとりながら、子どもと向き合う時間と自分のための時間が作れるようになると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月10日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。怒りに任せ、日常的に叩いたり怒鳴ったりするユズさんの母親。突然家からいなくなることもあれば、公園へ友だちとユズさんが遊びに行くことすら許しません。ユズさんは絵が得意になり、母親も珍しくほめますが、将来の夢が漫画家だと聞いて大激怒。そんなとき、8歳上の姉が突然家にやってきます。姉は母親と前夫との子どもで、ユズさんはすぐに親しくなりました。しかしその姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんはいい子であることをさらに強要されるように……。ユズさんは母親の期待に応えようと、勉強も家事も努力します。いい子でいることが、母親から愛情をもらえる方法だと信じて疑いませんでした。学校ではいじめのターゲットにされて… 小学2年生になったユズさんは、学校で物を隠されたり無視されたりと、いじめられるように。母親に打ち明けると、学校に行かなくていいと言ってくれ、学校に連絡もしてくれました。 しかし家では母親と少しでも意見が違えば怒鳴られ、数日間の無視が続きます。機嫌がなおるまでは食事も出ず、ユズさんは学校にも家にも居場所がないと感じるように。 ある日、体調が悪いと言う母親と夏祭りに出かけたときのこと。心配したユズさんは、「死んじゃったりしないよね……?」と聞きました。 すると母親は「あんたそれ私に死んで欲しいってこと!?」と言い放ち、ユズさんはそれからどう接していいかわからくなります。 いつしか話そうとすると、吃音症の症状が出るように。母親は理解がなく話せないことを怒るばかりで、ユズさんは人と会話することが苦手になっていくのでした。 学校でも家でも、心から安らげる場所がないユズさん。吃音症になったのは学校でのいじめだけでなく、母親からの虐待があったからではないでしょうか。 悲しみや不安を言葉にして伝えるのは、大人でも大変なもの。目に見えないストレスから吃音の症状にまで発展してしまったことを否定されたり突き放されたりしては、どんどん心が壊れてしまうでしょう。 ユズさんは子どもながら葛藤し、ずっと自分を犠牲にしていたのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月09日皆さんは、家族にお弁当を作っていますか?今回は夫からお弁当に文句を言われたエピソードを紹介します。お弁当に文句を言う夫義母と比べられて…共働きなのに…妻の怒りは最高潮に…夫のために作ったお弁当を義母のお弁当と比較されてしまった主人公。せっかく作ったのに文句を言われてしまってはショックですよね。夫がお弁当作りの大変さを理解する日がくることを祈るばかりです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月09日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが幼いころから、怒りに任せ叩いたり怒鳴ったりしていたユズさんの母親。ユズさんのご飯も用意せず突然家からいなくなったり、ユズさんが友だちと遊ぶ宿題が出たと言えば嘘つき扱いして外出も禁止します。ユズさんが絵を描くことが得意になれば、珍しくほめたものの、将来の夢が漫画家だと聞いて大激怒。そんなとき、母親に1本の電話がかかりました。電話は、ユズさんの実の姉が家にやってくるというもの。ユズさんは8歳のこのとき初めて、自分に姉がいたことを知らされます。憧れだったお姉ちゃん 両親は遊んでくれず、兄弟に憧れがあったユズさんは、姉がいたことに喜びます。姉はユズさんより8歳年上で、母親の前夫との子どもでした。 実際に会った姉は見た目は派手でしたが、気さくに遊んでくれ、しばらく一緒に暮らすことに。ユズさんにとって姉との生活は、刺激的でたのしいものでした。 しかし姉はすぐに姿を消し、その理由はユズさんの母親の束縛がイヤで家を出たとのこと。母親が前夫と離婚するときも、姉は母親と暮らすことを選ばなかったと言います。 「あんたは私を捨てないよね?」それからも母親は姉を悪く言い続け、ユズさんに「いい子」になるよう圧をかけるように。 ユズさんもそれに応じることが母親から愛情をもらえる手段だと、信じて疑わないのでした。 ユズさんと同じように、姉にも束縛をしていたユズさんの母親。思い通りにさせようと決めつけてきた結果、2度も子どもが離れることになりました。 実の娘から「息が詰まる」と言われて、母親も少しはショックを受けたのかもしれません。しかし、姉を悪者にしたり、ユズさんにさらなる期待を寄せたりするのは、負の連鎖になるだけですよね。 母親は本当に子どもを大切に思うのなら、自分の発言を冷静に振り返ることも大切だったかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月08日■前回のあらすじ普段父の家に行くときは靴下を汚したくないためスリッパを持参していたのですが、今回は急な訪問のためスリッパはありません。家に上がるのを躊躇していると父は「靴のまま上がったらいい」と言うのでした。すべて見られてしまったもしかして、サト君は引いてない!? 希望の目でサト君を見上げるちえ子。しかしこのサト君の優しが思わぬ事態を引き起こすことに…!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月07日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが幼いころから、怒りに任せ叩いたり怒鳴ったりしていたユズさんの母親。ユズさんを下着姿のまま寒い冬に家から追い出し、保育園で作った作品はゴミ扱い。便秘や膀胱炎になると、恥ずかしがるユズさんを無視して周囲に笑い話として広めます。親子遠足の動物園では、ユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、一緒に見てまわることすらありませんでした。ある日、ユズさんが目を覚ますと、そこに母親の姿はありません。おなかがすいて食べる物を探しますが、幼いユズさんがすぐに食べられるものはなにもなく……。母親とのつらい思い出の数々 母親が不在のまま、仕事を終えた父親が帰宅。ユズさんは昼2時を過ぎてようやく食事にありつけました。 別の思い出では、母親とおもちゃ売り場へ行けば何を選んでもダメと言われ、じゃあ買わないと言えば時間の無駄だったと余計に怒られます。 小学校にあがるタイミングで引越すことになったユズさんは、友だちと離ればなれに。新しい友だちをつくろうにも、人見知りなうえに母親から放課後の外出はダメだと言われます。状況を知っているはずの父親も知らんぷり。 そんな家庭環境の中で絵を描くことが好きになったユズさんは、珍しく母親から絵をほめられ、漫画家を目指すようになりました。しかしそれを知った母親は大激怒。 自分が褒めたことも忘れ、ユズさんの進路も将来も決まっていると言います。さらに、ユズさんが反抗的でかわいくないとも……。 ユズさんは自分の考えが母親と違うことがダメなのだと思い込み、その後は母親の希望通りの将来図を人に話すように。すると母親は、満足そうにするのでした。 ユズさんの話もろくに聞かず、頭ごなしに怒るだけの母親。自分の好きなことや話すことを否定されるのは、大人でもいい気持ちはしませんよね。 すぐ近くにいる父親が見て見ぬふりなのも、ユズさんは裏切られた気持ちになったでしょう。 両親にとっては「子どもの言うこと」と軽い考えなのかもしれませんが、ユズさんにとってはたった2人の両親。 味方であるべき存在の両親が、しっかりと子どもの気持ちを尊重してあげてほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月07日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんの母親は笑っていると思いきや、いきなり怒鳴りだすこともしばしば。物心ついたユズさんは、そのころから母親の顔色を伺い、怒らせないようやり過ごす毎日でした。ある日、まだ幼いユズさんは、何でもないことがきっかけで母親を怒らせてしまい……。母親の怒りスイッチを押してしまうと… 激怒した母親はごめんなさいと謝るユズさんを、寒い冬の日に下着姿のまま家から追い出します。ユズさんは偶然近所の人に助けられましたが、「あんたのせいで恥かいたわ!」と頬を叩かれました。 3歳になり、通っていた保育園で作った工作を道に落としたユズさんは、母親からどうせゴミになると見捨てられます。ユズさんが腹痛で病院のお世話になった際はおもしろがって周囲に話し、恥ずかしいからやめてと言っても暴言を並べて聞き入れられませんでした。 5歳になったユズさんはある日頻尿と痛みに苦しみますが、母親に言い出せないまま血尿に。そのときも母親は怒るばかりでまた笑い話にします。 さらに親子遠足で動物園に行ったときも、母親はユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、園内を一緒に見てまわることすらしないのでした。 幼いころから、日常的に暴言や否定される言葉を受け、親の務めを放棄されてきたユズさん。手をあげられた記憶が1回だったとしても、十分深い傷を負っているはずです。 しかし、小さな子どもが母親のおかしい点に気付き、誰かに助けを求めることは難しいでしょう。 どんなに母親が外でいい顔をしていても、子どもが下着姿で外に出されていた事実や、動物園で親子の姿がないなど、よく考えれば「あれ?」と思うサインは意外と近くにあるのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月06日お腹を痛めて産んだ我が子という事実だけで、無条件に可愛いと思う人が多いのではないでしょうか……。でも、もし我が子なのに「自分の子だと思えない」という気持ちがあったら……?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛くて仕方ないのですが、実は悩みがあって……。育児に喜びを感じるも……モヤモヤは拭えず……わこさんは、自分が産んだはずの子に対し、別の人が産んだ子を預かっているという不思議な感覚を抱いているようです。ついにわこさんは、夫に似ている子どもを見て、『夫と誰かの子』というありえない想像をするようになりました。その後、夫婦2人の赤ちゃん時代の写真でも、夫は似ているのに自分は似ていない、どんどん疑念も深まるばかりに……。この漫画に読者からは『出産して急に育児が始まって、疲れもあって気持ちが追いついていないのかもしれないですね。』『最初はそのような気持ちでも、育てていくうちに自分の子としての愛情が湧いてくるのではないでしょうか。とにかくゆっくりでもいいので育児を継続していくことが大切だと思います。』『そういう考えをもってしまう自分の事を責めないでほしいです。出産直後は体力を非常に消費したこともあり精神的に不安定になりやすいので、カウンセラーなどに相談してみてほしいと感じました。』など、産後のメンタル状態が不安定なわこさんに寄り添う声が多く集まりました。こんなにも愛しいのに……わこさんは、我が子と思えない原因が、出産時の痛みと関係しているのでは……と考え始めるように。我が子は愛しいのにどうしても自分が産んだ子だと思えないわこさん……あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月30日優しい夫と息子との幸せな生活が始まったと思ったのに…。まさか義母の「母性神話への強いこだわり」に悩まされることになるとは…!高野美鈴さんは、夫の直人さんと8ヶ月の息子・侑吾くんとの3人家族。直人さんは育休もとり積極的に育児を行い産後の美鈴さんをフルサポート。そのおかげで夫婦仲も良好で美鈴さんは大きなストレスを抱えずに過ごしてきました。しかし…義母のエリさんは、そんな夫婦の様子に納得がいかないよう。育児は母親が関わってこそ!という固定観念を夫婦に押し付けます。義母の「よかれと思って」はどんどんエスカレートしていき、仕事をやめることまでも勧めてきます。美鈴さんはどんどん侑吾くんと自分の関わり合いに自信が持てなくなっていき…。果たして義母と美鈴さんは分かりあうことができるのでしょうか?■前回のあらすじ義母からかけられた呪いの言葉が美鈴を蝕み、息子が愛情不足を感じているのではないかと不安になる。忙しい合間をぬって、息子に読み聞かせをしてあげたり、ぎゅっと抱きしめたりと努力はするものの、どこかでまだ足りないと自分で自分を責めてしまう。息子が私を母親として認識していない…?! そんなことあるはずがないのに、一体どうして義母はそんなことを平気で言うんだろう…。このとき義母に怒って言い返すべきだったのかもしれません。けれど私は仕事と育児の両立だけでも精一杯なうえに、義母から夫の協力を得ていることを否定され続けたせいで、自分にも自信が持てなくなっていて、ひどく疲れていました。そしてついに、限界がきてしまいます。次回に続く(全13話)※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ニタヨメ
2023年09月29日これまでに『のりしお編』と『うすしお編』を実施した『ポテチ食べ比べレビュー』。子供の頃から食べていた『のりしおのポテチ』を、大人になって食べ比べると…「驚きの連続」どれも一緒じゃないの?ポテチの『うすしお味』を食べ比べると…「なんで気付かなかったんだ!」今回で第3弾になりますが、最後に選んだ味のタイプは『サワークリーム&オニオン』です。それぞれメーカーが違う商品を購入して、『1gあたりの価格・味・コスパ』などに着目しながらレビューしていきましょう。筆者が選んだ商品は以下の3商品。価格は、すべて実際にスーパーやコンビニで購入した時のものです。・カルビー『スーパーポテト サワークリーム&オニオン味』 (56g)税込み106円。・湖池屋『湖池屋ストロング 濃サワークリームオニオン』 (55g) 税込み138円。・プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』 (105g)税込み235円。では上から順に実食していきましょう!カルビー スーパーポテト 『サワークリーム&オニオン味』【カルビー スーパーポテト 『サワークリーム&オニオン味』】価格:税込み106円内容量:56g1gあたりの価格:約1.89円単品での満足度:★★★★☆おいしさ:★★★☆☆安定感度:★★★★☆はじめに取り上げるのは、カルビーから発売されている『スーパーポテト サワークリーム&オニオン味』です。大人気のサワークリーム&オニオン味にもかかわらず、価格は106円とかなりリーズナブル。1gあたりの価格は約1.89円です。1枚1枚は厚切りで、表裏はギザギザの凹凸になっており、ザクザクとした食感。歯ごたえだけでも十分なインパクトがありつつ、噛むたびに広がる酸味と甘味、ガーリックの風味といった旨味全開の味わいが印象的です。サワークリーム&オニオンならではのガツンとくる味付けで、一度食べ始めたら手が止まらなくなるほどの、やみつき度。価格に対してのリターンが大きい印象のため、コスパ的にかなり優秀だと思います。これが基準となると、ほかの商品のハードルが高くなりそうですが、果たして湖池屋とプリングルズは、カルビーとは違うよさがあるのでしょうか。湖池屋 湖池屋ストロング 『濃サワークリームオニオン』【湖池屋 湖池屋ストロング 『濃サワークリームオニオン』】価格:税込み138円内容量:55g1gあたりの価格:約2.50円単品での満足度:★★★★☆おいしさ:★★★★☆本格味度:★★★★☆続いて湖池屋の『湖池屋ストロング 濃サワークリームオニオン』をセレクト。カルビーの商品よりも約30円も高い138円で、内容量は1g少ない55gです。1gあたりの価格はグッと上がり、約2.5円になりますが、『濃サワークリームオニオン』というパワー重視のような味付けに期待できます。ポテチの見た目や歯ごたえはカルビーと、さほど変わらない印象ですが、味付けに違いが。というのも同商品のほうがやや酸味が強くて、クセになる後味を演出してくれます。パワー全開と思いきや、上品な味わいになっており、濃い味付けなのに不思議と飽きがこないテイストです。意外とカルビーのほうが『味付けの火力』に力を入れている印象で、湖池屋はややリッチ感、本格感が上回っているように感じました。このリッチ感を出すために価格がやや高くなっていると考えれば、決してマイナスの出費ではありません。価格の安さを取るか、リッチ感の味付けを取るか、このあたりの選定基準はその時の気分や好みで分かれると思います。プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』【プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』】価格:税込み235円内容量:105g1gあたりの価格:約2.23円単品での満足度:★★★☆☆おいしさ:★★★★☆長く味わえる度:★★★★☆最後はプリングルズの『サワークリーム&オニオン』。プリングルズの中でも『サワークリーム&オニオン』は特に好評のようで、プリングルズのウェブサイトでは『プリングルズ不動の人気ナンバーワンフレーバー』とも紹介されています。3商品の中でもっとも価格が高い235円で、1枚あたりの価格は約2.23円と、3商品中2番目の高さ。量が多い分、十分な食べ応えを期待できます。気になる味付けですが、濃い味わいのサワークリーム&オニオンにもかかわらず、酸味や旨味は落ち着いている印象。3商品の中でダントツにクセが控えめで、『食べやすさ』に特化しているように感じました。ポテチの歯触りはしっとりとした食感。いわゆる『男飯』のような塩気重視ではなく、飽きずにおいしく食べ続けられるように工夫されている印象です。袋タイプだと開封直後に完食を目指してしまいがちですが、ボトルタイプであれば好きなタイミングで食べられるのも嬉しいポイントですね。3社のポテチ食べ比べした感想3商品を食べ比べしてみて分かったことは、コスパ面だけで見ればカルビーに軍配が上がったといえそうです。しかし価格が上がるのは、それだけほかの部分のポイントが加算されているからとも考えられるので、価格と量だけで判断するのはもったいないでしょう。例えば湖池屋の場合はリッチ感を堪能できて、プリングルズは高品質の味わいを長く楽しめるというメリットがあります。サワークリーム&オニオン味派の人は今回のレビューを参考にして、ポテチ選びに役立ててみてはいかがでしょうか。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年09月28日私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産。実家は遠方のためほとんど頼ることができず、初めての育児に戸惑う毎日でした。息子が生後10カ月のころから、すぐ叩いてしまうことをやめさせるために、何をすれば正解なのかわからず悩んでいました。そんな時期に息子と実家へ帰省することに。実母から言われた何気ない言葉が引っかかり、悔しく悲しい思いをした体験をご紹介します。 生後10カ月ごろから叩くようになった息子生後10カ月ごろから息子は私の顔を叩いたり、髪の毛を引っ張ったりするようになりました。「だめ! 痛い、痛いよ」と注意しても息子はへへっと笑い、叩くのが悪いことだとは思っていないような反応。 全力で泣きまねをすると今度は息子が泣いてしまい、いけないことだとわかってくれたかなと思ったのも束の間、またすぐに顔を強い力で叩いてきます。児童館では、息子が他の子に指1本触れないよう神経を研ぎ澄ましていました。私の育て方が悪いのではと悩み、検索魔になってしまう日も……。 息子と姉の子どもを比べる実母息子が1歳の誕生日を迎えたばかりのころ、息子と実家に帰省しました。姉も5歳と2歳の子どもを連れてちょうど実家に帰ってきていました。息子は私の母や父、姉も叩いてしまい、何か気に食わないことがあると激しくかんしゃくを起こすことも。その様子を見た実母は「お姉ちゃんの子どもはこんなこと1度もしなかったよ」と、帰省中に何度も何度も言ってくるのです。 そのときの私は神経質になっていたこともあり、母の言葉は「あなたのの育て方が悪いから……」と言われているように感じてしまったのです。悔しくてとても悲しい気持ちが何日も続きました。 月齢や子どもによって違うのが当たり前!現在息子は1歳7カ月になりました。1歳2カ月のころから少しずつ言葉がわかるようになり、叩いてはいけないということも理解してくれました。今でも何か嫌なことがあると肩を叩いてくることがありますが、ごめんねと謝るポーズをして叩いた肩をよしよししてくれます。 母に限らず、私自身も何かと周りの子と息子を比べてしまうことがありましたが、今はみんな違って当たり前と思えるようになりました。 これからくるイヤイヤ期で、また息子の育児について悩むことがあるかもしれませんが、「今はそういう時期なんだ」と割り切って、ひとりで悩みを抱えすぎないようにしようと思っています。また、今回の体験を反面教師に、悪気がなくとも誰かと比べるような言動には気をつけようと思ったのでした。 イラストレーター/ライコミ 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年09月27日皆さんは若かったあの頃、どうしても親を許せないと感じたことはありますか?今回は、10代の頃に「実の親でも許せない!」と感じたというエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ大学受験のとき…大学受験のときの話です。私はほぼ無名の地方公立高校から旧帝大を目指していました。私が夜遅く出歩くのを親がいい顔しなかったので塾にも行かず、高校1年生の時から毎日10時間以上勉強して、なんとか現役で第一志望に入ることができました。親に合格を知らせたら、「合格させてやった感謝がない」と叱られました。叱られた理由出典:愛カツ親が言うには、私が合格できたのは毎日勉強できる環境を整えた親のおかげ(家の手伝いをさせなかった・バランスいい食事を出してやった・勉強にうちこめる経済状況である)であって、同じ環境なら誰でも合格できるそうです。だから本来なら「合格させてくださってありがとうございます」と言うべきなのに、その言葉が真っ先にないのは性格がおかしいと言われました。ちなみに親は私の合格をすぐ吹聴し、近所で「子供を優秀大学に入れた親」としてチヤホヤされていました。(33歳/女性/研究職)親の協力も重要だけど…もちろん志望校に合格するためには、親の協力も重要かもしれません。でも自分の両親には最初に「合格おめでとう」と言ってほしいものですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月17日ちょっとしたことでイライラしてしまう。小さなことを気にして、モヤモヤしてしまう。気持ちの浮き沈みが激しく、自分でコントロールできない――など、日々、自分の感情に振り回され、揺れる心とともに生活している人は少なくないでしょう。器用に気持ちを切り替えることができればいいですが、理性や倫理観だけでは割りきれないのが「感情」のやっかいなところ。特に子どもたちにとって、成長過程での混沌とした感情の揺れに対処するのは至難の業でしょう。今回は「子どもが自分の感情をコントロールできるようになるには?」という、なんとも難しい課題を考えてみます。子どもは2~3歳頃から感情コントロールを学び始めるちょっとしたことですぐに泣いてしまう子、意地悪をされてもケロッとしている子、外では我慢して家で大爆発する子など、子どもはじつに個性豊かです。では、「メンタルが安定している子」「気持ちの切り替えが上手な子」は、どういった発達過程を経てその術を身につけていくのでしょう。発達心理学が専門の聖徳大学教授の佐伯素子氏によると、子どもは「2~3歳ごろから徐々に感情をコントロールすることを学んで」いくとのこと。この時期によく見られる「なんで?」「どうして?」と大人を質問攻めにする現象からも、物事には原因があることを理解し始めるのが2~3歳頃であり、自分のなかから湧き出る「楽しい」「悲しい」といった感情と、その原因となった出来事を結びつけて考えられるようになります。さらに佐伯氏は、「4・5歳児になると、相手の気持ちが理解できるように」なり、「言語が発達することによって、自分の気持ちを保護者や友達に言葉で伝えられること」が増えると解説しています。その結果、「お友達と仲良く遊ぶには、自分の気持ちを抑えることも必要であることを経験の中で学んで」いくとのこと。(カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|小学校入学に向けて、感情をコントロールできる子になる【基礎知識編】)そして成長するにつれて、次のような変化が見られるそうです。小学校低学年になると、集団生活でよりもまれていくことに加え、徐々に論理的な思考ができるようになります。中・高学年になると、自分の感情に流されることなく、相手の立場で考えられることも増えてくるので、感情をコントロールする力は増していくと言えます。(引用元:同上)このように、少しずつ段階を踏むことで、子どもは自分の感情をコントロールできるようになるのですね。もちろん誰もがうまくできるようになるとは限りません。思考能力・言語能力の発達の程度や、家族や友人との関わり合いなども含め、環境による影響も大いに関係してきます。メンタルが安定している子は将来 “成功” しやすい安定したメンタルを維持できる子は、将来的に勉強や仕事など、あらゆる場面でよいパフォーマンスを発揮できるそうです。スタンフォード大学附属オンラインハイスクールで校長を務める星友啓氏は、「誰でも、感情が昂ぶっていたら集中して考えられませんし、逆に、気持ちが安定しているときは、勉強や仕事も冷静かつ効率的に進むはずです」と、勉強や仕事の効率を上げるには、気持ちが安定していることが大事だと指摘します。(カギカッコ内引用元:東洋経済オンライン|「自分の感情管理ができる子・できない子」将来の差)たしかに大人であっても同じことが言えるのではないでしょうか。たとえば、イライラしているときは子どもに対する言動がきつくなったり、普段は忘れ物をしないのに、気持ちが不安定なときはスマホや財布などを家に忘れたり……ということはありませんか?いまアメリカでは、子どもたちの社会性とメンタルを育てる「SEL(Social Emotional Learning)」というプログラムが広がりを見せています。感情コントロールや共感力のトレーニング、マインドフルネスなどさまざまなメソッドを取り込んで学べる「SEL」。その効果は一時的なものではなく、ずっと先の将来にもつながっているのだそう。「社会性や感情の力を養うことが、現在の成績やパフォーマンスのアップにつながるだけでなく、将来の学歴や収入、心と体の健康にまで直結していることがわかってきた」と星氏が話すように、自分の感情管理ができる子は、どんな状況でも落ち着いて実力を発揮できるため、成功を手に入れやすいのでしょう。(カギカッコ内引用元:同上)メンタルが不安定な子は、将来的に不安要素が多くなる一方、感情に振り回されてメンタルが不安定になりがちな子は、実力を発揮できずに思うような結果を得られないことも。小さいうちはまわりの大人がフォローしてくれても、成長するにつれて差し伸べてくれる手は減り、ますますネガティブな感情に支配されてしまうかも……。法政大学教授の渡辺弥生氏は、言葉をどんどん覚えてボキャブラリーが増えること=感情の幅が広がることの重要性を説いています。ボキャブラリーが増えると自分の気持ちを言葉で表せるようになり、その結果、相手に気持ちを伝えて問題を予防・解決できるようになるのだそう。では、自分の気持ちをうまく言葉に表せない子はどうなるのでしょう?「ネガティブな気持ちを自分のなかに抱え込んだまま、悩み続けることに」なると渡辺氏は指摘します。どうやら、行き場がなくなった負の感情を、自分のなかでため込むようになってしまうのだそう。そしてますますメンタルが不安定になる危険性も……。(カギカッコ内引用元:nobico|子どもの感情を豊かにする親の言葉…幼児から小学校低学年までの子育てのポイント)感情をコントロールするテクニックは、放っておいても勝手に向上することは難しく、親やまわりの人との関わり合いのなかで育まれていくようです。渡辺氏は「ネガティブな感情を持つのはあたりまえで、人間として必要なもの。子どものネガティブな感情を封じ込める必要はない」としたうえで、「ただし、感情任せに振る舞うとトラブルになることもあるため、マネジメントする力を教える必要がある」と、感情をコントロールする方法を教える必要性を説いています。次項でその方法を紹介しましょう。(カギカッコ内引用元:Study Hacker こどもまなび☆ラボ|劣等感を自尊心に!寝る前に親子で実践、「レジリエンス」の簡単トレーニング)「自分の感情をコントロールできる子」に育てる3つの方法最後に、「自分の感情をコントロールできる子」に育てる方法を3つのポイントに絞ってご紹介します。1.感情をラベリングする方法を教える感情コントロールができるようになるには、まずは自分の気持ちを言葉にする方法から教えてあげましょう。一般社団法人日本ポジティブ教育協会代表理事の足立啓美氏は、感情を言語化することを「感情のラベリング」と呼んでいます。具体的には「『おもちゃをとられて悔しかったね。悲しかったかな?』という具合に声をかけて、子どもが感じた気持ちをそのまま受け止めてあげ、そのうえでその感情を言葉にするサポートをすること」で、自分の感情をありのままに受け止めたうえで、その理由を理解し、適切な対応ができるようになるのが理想です。(カギカッコ内引用元:東洋経済オンライン|「怒りや悲しみ」と向き合える子に育てる親の心得)そうすることで、子どもは自分の感情との付き合い方を学びます。さらに、「親に理解してもらえている」という安心感や、信頼感も生まれます。2.自分の感情を客観視するトレーニングをしよう子どもであっても、自分の感情を客観視するのは大切です。前出の星氏は、感情管理のトレーニングとして「ディスタンシング」というメソッドを提案しています。「ディスタンシング」は、自分の気持ちと「距離(ディスタンス)をとる」という意味。気持ちを外側から見つめることで、自己理解と自己管理の力がつくのだそう。その手法のひとつとして、おすすめなのが「友だちに声をかけるふりをする」というもの。子どもがネガティブな感情に心が奪われているようなら、友だちがその出来事を体験している状況を想像してもらいます。「(あなたの友だちの)〇〇ちゃんに同じことが起きたらどう思うかな?」とたずね、「なんて声をかけてあげようか」「どんなアドバイスをしてあげる?」と、友だちという存在を介して自分の心と対話させるのです。その後、「じゃあ、〇〇ちゃんが(あなたに)同じように言ってくれたら、どう思う?」と、当事者を自分に置き換えさせます。これを繰り返すことで、子どもは自分の気持ちを客観視して考えることができるようになるでしょう。3.先回りして負の感情を取り除かないネガティブな感情は決して「悪」ではありません。イライラするのは、人間にとって当たり前の感情。それを受けとめきれずに、人や物に当たったり、他人の足を引っ張ったりすることが問題なのです。公認心理師の佐藤めぐみ氏は、「親が先回りしすぎて、子どもが感じるべき不安感やフラストレーションを取り除いてしまうと、取りこぼす成長がある」と注意を促しています。たとえば、以下のような先回りです。泣かれたら面倒だから、今日だけはお菓子を買ってあげようおもちゃの取り合いにならないように、親がうまく声かけをしなければ機嫌が直らないから(約束の時間は過ぎているけれど)もう少しYouTubeを見せよう(参考・カギカッコ内引用元:SHINGA FARM|気持ちをセルフコントロールして「自分で泣き止む子」はどこが違う?)また、子どものネガティブな感情を否定するのも避けましょう。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の小尻美奈氏は、「日頃から親が『不満』『残念』『困った』などのマイナス感情をいつも怒りだけで表現していると、子どもも同じようにマイナス感情を全て怒りだけで表現しようとします。感情表現は、身近な人から模倣して身につけていくのです」とも述べています。無意識に出てきがちなマイナス感情ですが、親子で一緒に気持ちを切り替える方法を実践して、感情コントロールを身につけたいですね。(カギカッコ内引用元:FNNプライムオンライン|“キレやすい子”にしたくない…子どもが感情をコントロールできるために親ができること)***不安やイライラが外に向きすぎても、内にたまりすぎても、どちらからもよい結果は生まれません。適度に発散し、上手に感情をコントロールできるようになれば、お子さまはもっともっと楽しい毎日を過ごせるでしょう。(参考)ベネッセ教育情報|小学校入学に向けて、感情をコントロールできる子になる【基礎知識編】東洋経済オンライン|「自分の感情管理ができる子・できない子」将来の差nobico|子どもの感情を豊かにする親の言葉…幼児から小学校低学年までの子育てのポイントStudy Hacker こどもまなび☆ラボ|劣等感を自尊心に!寝る前に親子で実践、「レジリエンス」の簡単トレーニング東洋経済オンライン|「怒りや悲しみ」と向き合える子に育てる親の心得SHINGA FARM|気持ちをセルフコントロールして「自分で泣き止む子」はどこが違う?FNNプライムオンライン|“キレやすい子”にしたくない…子どもが感情をコントロールできるために親ができること
2023年09月14日妹弟に嫉妬したことはありますか?下の子が生まれると親を独占できなくなり、つい嫉妬してしまうことありますよね……。核家族化や共働き世帯の増加により、子どものお世話をワンオペでやるケースが少なくない昨今、ストレスで我が子に虐待しかけた体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの大人気漫画『イライラ止まらず虐待しかけた話』をご紹介します!下の子への嫉妬……下の子が産まれてからママを独占したがるようになった3歳の娘。上の子優先を心がけていましたが、夜になると『座ってトントンして』と強いこだわりを持つように。ワガママばかりの娘にイライラが爆発したちりさんは、思わずトントンする手に力が入ってしまいます。娘にイライラしてばかりのちりさんは、今の自分を変えようと決意。しかし今度は、娘がおもちゃを狙う下の子に意地悪するようになって……!?ネットに助けを求めると……娘の気持ちを考える……娘が怒るのは当たり前……娘に寄り添うように……娘に寄り添い……ちりさんは娘の気持ちを考えていなかったと気づき行動に移します。しかし、『上の子優先』を実践するのはなかなか難しいようで……。この漫画を見た読者は『しっかりと気持ちを切り替えて、娘さんの気持ちに寄り添ってあげる姿に母親としての心強さを感じました。』『上の子の気持ちを考えて同調してあげるということはとても大事なことだと思います。あまり自分のことは責めず、これからもお姉ちゃんとの時間も大事にして欲しいです。』『この漫画を読んで子どもの気持ちを考えると自分のものを取られるのは嫌だよなって思いました。私の母はお菓子で気を紛らわせたり、他の玩具で釣ったりしていましたが。子育ては本当に大変だなと実感しました。』など、娘に寄り添ったことに対してのコメントが多く寄せられました。なかなか難しい……上の子優先で家事育児を頑張るも、特にサポートが必要な下の子へ無意識のうちにかまってしまうちりさん。今回のお話でちりさんは、上の子の気持ちに寄り添い、理解してあげようと頑張っていましたね。下の子へ嫉妬する娘……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月01日子どもは自分で体調管理することが難しいので、少しの変化でも親は敏感になりますよね。なかには、親が驚く行動をされたことがある方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、実際に募集した体験談から「子育てエピソード」をご紹介します。寝顔を覗くと……休日に私と夫と長女と次女でショッピングをしたり公園に行ったり、楽しかった帰路で起きた出来事です。次女がチャイルドシートで寝た後長女も静かになり、助手席から寝顔をのぞこうと振り返ると目を見開いて口を開けたまま少し上を向いて長女が固まっているのです!(顎が出てる体制)「長女、長女!」と声をかけるも返事がなく……。長女は疲れすぎたのか目を開けたままいびきをかいて眠っていたのです。このエピソードに読者は……『よほど疲れていたのだと感じますが、いつもと違う姿だと驚きますよね。慌てて名前を呼んでしまう姿が想像できると共に、寝ていると気づいた時の脱力感や安心感も想像できました。』『子どもだと体調に不具合があっても黙ったままっていうこともあるでしょうから、もしかしたらって思ってしまいますよね。怖いですねこれは。』『目も口も開けて寝ていたら、体に何かあったのかとびっくりしてしまいますね。』『普段と違う我が子を目の当たりにするとびっくりしますよね。一瞬でも生きた心地はしなかったでしょう。』と、さまざまなコメントが寄せられました。予測できない子どもの行動帰りの車の中で、長女が目と口を開けたまま眠っていたという子育てエピソード。衝撃的な出来事も、鉄板のあるあるネタとして笑いに変えて日々がんばっている保護者さんたちに拍手を送りたいですね。皆さんは、衝撃を受けた子育てエピソードはありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年08月31日自分の睡眠の質に疑問を抱き始めた30代美容ライターが、良質な睡眠のために「やめてよかった」と感じる夜のルーティンを紹介。睡眠の質には意外な部分が影響しているもの。眠りに不満がある方は要チェックです!30代、寝ても疲れがとれない問題が発生…!筆者が眠りの浅さを感じたのは、30代になってから。疲れているのに寝つけなかったり、長時間寝ても疲れがとれていなかったり。「これってもしかして睡眠の質が良くないのかも?」と思い、夜行っていたルーティンを見直してみることにしました。いろいろと試行錯誤してきた中で、やめてよかったと思えたルーティンを3つピックアップ。どれもとても簡単なことなので、睡眠の質を上げたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。NG1.長くお風呂に浸かる筆者は長風呂が大好きで、寝る直前に2時間ほどお風呂に入ることも。リラックスできる香りの入浴剤を入れたり、照明を暗くしたりと、眠りにつきやすい環境を整えていたつもりだったのですが、これがあまり良くなかったのかもと気がついたのです。寝る前の入浴は、たしかに良質な睡眠に効果のある行為。入浴でいったん体温を上げ、寝る時間に近づくにつれてその体温が下がっていくことで、深い眠りに入りやすくなるそうです。しかし、お風呂に長く浸かりすぎるのはNG。体温が上がり過ぎてしまい、脳の覚醒につながってしまうんです。正しい知識を得てからは、寝る1時間ほど前に、10〜15分程度の入浴を心がけています。この入浴法を実践できた日は、自然と寝る時間にうとうとし始め、スッと眠りにつけるように!実践した中で最も効果実感のある方法でした。NG2.寝る前の考えごと寝る前の考えごとは、学生時代からのルーティン。電気を消してベッドに入ると、自然と考えごとモードに入るようになっていました。次の日の予定や仕事のことなどを考えているうちに、脳が疲れて眠りにつける…と勝手に考えていたのですが、これがNG行動だったんです。ベッドで目を閉じると、不安が頭の中でぐるぐるしたことがある方は少なくないのではないでしょうか。こうして不安が滞留していると、脳の疲労につながり、睡眠の質を下げてしまうんだそうです。そこで筆者は、寝る前に日記を書くという新たなルーティンを開始。不安なことがあれば日記に書き出し、その日はそれ以上考えるのをやめることにしました。いきなり考えごとをまったくしない、というのは難しいのですが、最近は少しずつ実践できるように。その日にあった楽しいことだけを考えて寝るようにすると、寝つきが良くなりますよ。NG3.起床時間のばらつき仕事の日は早起きできても、休みの日は昼まで寝てしまうなど、筆者の起床時間はバラバラ。寝るのが大好きなので、午前中に予定がない日は寝られるだけ寝るというスタイルが当たり前になっていました。しかし、起きる時間がバラバラだと体内リズムが狂う原因に。寝つきが悪くなる、スッキリ起きられなくなるといった現象が起きてしまうのだそうです。そこで、仕事も休みも関係なく同じ時間にアラームを設定することに。毎日まったく同じ時間に起きるのは難しいものの、少しずつリズムが整ってきました。起床時間を揃えることで、起きづらさが軽減した気がしています。質のいい睡眠で、質のいい毎日を!疲労感や起きられないことにずっと悩んでいたのですが、その原因の1つが睡眠の質の悪さだったのだなと実感。良質な睡眠を阻害していたルーティンをやめていくことで、少しずつ朝が苦手という意識が薄れていきました。とはいえ理想の過ごし方はまだできていない筆者。これからも睡眠と向き合いながら、質のいい毎日を築いていきたいです。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)Aleksei Morozov/Getty Images文・比嘉桃子
2023年08月22日我が子が人の道を外したら、咎めるのが親の仕事ですよね。もし姑が浮気相手と結託して、夫と自分を離婚させようとしてきたら……?今回は人気クリエイターのぱるる絵日記(@palulu_diary)さんが描く創作漫画『ママ友との間で起きたありえない話』から話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!夫を略奪しようとするママ友数々の状況証拠から、同じアパートに住むママ友、怖美と夫が浮気していると確信したK代さん。話し合いの末、浮気を認めた夫を許すことにしたのですが、再び夫とママ友怖美が密会しているところを目撃。なんと夫と怖美は結婚の約束をした“初恋の相手同士”でした。ある日、怖美の妊娠が発覚した夫はK代さんと不仲の姑に相談。するといつの間にか夫と怖美の再婚話を進めていて……!?疑心暗鬼になっていると……ここでクイズです!この後、K代さんがご近所さんと何気ない雑談をしていると“とんでもない噂”が出回っていることを知ります。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、K代さんにとって全く嬉しくない噂です……。出回っている噂とは……?正解は「怖美が妊娠中で近々再婚する」なぜこんな噂が広がっているのか……。誰かがわざとK代さんを追い詰めているような感じがしますね。その後、K代さんは怖美自身が噂を吹聴していることを知るのでした……!こんなときどうする?夫の煮え切らない態度や怖美の噂……なんだか再構築自体が難しい状況になってきましたね。その後の話でK代さんは、紆余曲折を経て夫との離婚を決意します。浮気相手と夫が再婚するかもしれない……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月16日無条件に可愛い我が子。もし出産時の記憶がなくても、我が子だと思えますか?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛く思う反面、なぜか“自分が産んだ子”だと思えません。さらにはパパ似だと盛り上がる周囲の反応に、わこさんは“夫と誰かの子”というよからぬ想像までしてしまい……。そして我が子だと思えないのは、全身麻酔による緊急帝王切開で出産したため、出産時の記憶がないからだと考えるように。退院後……“我が子”を産んだ実感がなくても“子どもへの愛情”はあるわこさん。一見何の問題もなく、育児に励んでいるようです。しかしその後、わこさんは我が子だと思えないもう1つの理由が『産後の悪夢がトラウマになってる』と気づくのでした!こんなときどうする?我が子と思えなくても、子どもに愛情が注げているなら、深く考える必要はないように思えますよね……?その後の話でわこさんは、子どもが成長するにつれ、自分の悩みが些末なことだと気づきます。もし我が子が『自分が産んだ子』だと思えなかったら、あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月15日他の子どもと自分の子どもを比べてもOK!ただし注意点も(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。一般的な育児論などでは、よく「自分の子どもと他の子どもを比べてしまうのは良くない」と言われますよね。とはいえ他の子どもに、自分の子どもよりも優れている点があると、ついつい比べてしまうことはあるもの。その度に「私はなんてダメな親なんだろう……」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、てぃ先生によると、そもそも他の子どもと自分の子どもを比べること、他の子どもにあって自分の子どもに足りないことに目を向けることは決して悪いことではないといいます。「また他の子どもと比べてしまった……」と悩む必要はありません!そもそも親は、無意識的に「子どもの足りないところを補おう」とするものだそう。親であれば、特別深く考えることなくとも、赤ちゃんのミルクの量や、睡眠時間を足りているかどうか気にするものですが、それも無意識的に子どもの足りないところを補おうとしているがゆえだといえます。また、自分の子どもと他の子どもを比べることには、メリットもあるのです。親子で過ごしているだけでは気づかないことでも、他の子どもといることで気づける場合があり、自分の子どもに対する理解を深めるいいきっかけになります。ただし、自分の子どもと他の子どもを比べる場合、注意しなければならない点もあります。一つ目は、「比べても仕方ないもの」について、他の子どもと比べるのはやめることです。例えば、生まれ月による体の大きさの違いなど、違いがあって当然なことを比べるのは控えましょう。また、自分の子どもと他の子どもを比べた上で「あの子はちゃんと挨拶してるのに、なんでできないの!」といった注意をするのもNGです。こうした言い方は子どもの自尊心を失うことにつながることがあります。比較して叱るのではなく「どうやったら挨拶できるようになるのか」などを考えて、別のアプローチで足りないところを補ってあげられるようにしましょう。加えて、他の子どもができていて、自分の子どもができていない点を見つけた際には、「“フィルター”をかけて判断する」ことも重要です。例えば、自分の子どもが他の子どもに比べてお絵描きが苦手だった場合、「でもうちの子どもはねんどが上手だから、お絵描きが苦手でもいっか!」と考えることもできますよね。特にトイレトレーニング中などは、同い年の子どもはもうオムツが取れているから自分の子どもも取れるようにしなければならないと考えがちですが、オムツが取れるかどうかは膀胱の発達具合なども関係し、個人差が大きいもの。その時は“時期・タイミングのフィルター”をかけて考えます。「子どもにとって今すぐオムツを取ることが本当に必要なのか?」「今すぐにできなければならないのか?」を考えてみた上で、トイレトレーニングの進め方を考えていけるといいですね。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月12日愛する我が子へのイライラが止められなくなったら……?核家族化や共働き世帯の増加により、子どものお世話をワンオペでやるケースが少なくない昨今、ストレスで我が子に虐待しかけた体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さん作『イライラ止まらず虐待しかけた話』のワンシーンをお届けします。夜の地獄からは解放されたが……下の子が産まれてからママを独占したがるようになった3歳の娘。上の子優先を心がけていましたが、夜になると『座ってトントンして』と強いこだわりを持つように。ワガママばかりの娘にイライラが爆発したちりさんは、思わずトントンする手に力が入ってしまいます。試行錯誤の末、夜の“座ってトントン地獄”からは解放されたのですが、今度は日中イライラするようになってしまい……。そんな自分にちりさんは失望するのでした。怒りたくなんかない……気を取り直すも……闇落ちするちりさん……闇から抜け出そう……この漫画に読者は『感情をコントロールすることは大事ですが、それが完璧に出来たら子育ては苦労しませんよね……。』『子どもにあたってしまう自分を変えようと決意できたお母さんの心の強さに感銘を受けました。』『親なら誰でも経験することだと思います。いくら我が子とは言っても、言うことをきかない・泣く・わがままを言うということが毎日繰り返されると、イライラしてしまうものです。あまり自分を責めないでください。』など、子育てで苦労する母の心に温かく寄り添う声が多く集まりました。ちりさんの決意……ちりさんは、子どもにあたってしまう自分自身を『変える』ことを決意します。一体、どうやって変わろうというのでしょうか!?育児のストレスから、愛する我が子にイライラしてしまったら、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月11日幼稚園のバスケットボール教室に通いだした息子。親としても「楽しんでくれれば」と気軽に始めたのですが…習い始めた息子の様子は「楽しんでいる」ようには見えないのです。楽しんでほしい…そんな気持ちから始めた習いごとだったのにきっかけは幼稚園から来たバスケットボール教室の案内でした。こうしてバスケットボールを習い始めた息子。初日の様子を聞いてみると?息子の様子に違和感…。その理由は、バスケットボール教室の様子を見学した時にわかります。習いごとをやめると癖になる…?厳しすぎる指導に、息子もバスケットボールを「やめたい」と言い出しました。一度は説得されたものの、時間が過ぎても息子が習いごとが楽しくなっていっている様子はありません。そこで日を改めて先生にやめたいことを伝えるですが、先生は習いごとを続けることの大切さを力説します。今は嫌でも続ければ楽しくなる。また簡単にやめると諦め癖がついてしまう。自分でやると決めたのだから、しばらく続けるべき。確かにもっともに思えます。いったい何が正解なのでしょうか…?こちらはオニハハ。さんの体験をもとに2023年3月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。子どもの気持ちを第一に!仕事でも習いごとでも、昔はよく一定年数は我慢して続けるべきだと言われていました。しかし、読者のコメントから最近の考え方の変化がみて取れます。・習いごとが子どもにとって苦痛なら親の判断で即やめさせてあげないと、やっているのも、その時間が苦痛なのも子どもです。・子どもは親に勧められたものより、仲の良い友だちやきょうだいがやっているものに惹かれるんだよね。あるあるだと思うけど、どんなきっかけでも本人が楽しみながら頑張れるならそれが一番だと思う。私も周りもつくづく親の無力さを感じています。・子どもがやりたくないっていってるんだから、やめればいい。・習いごとは「好き」にならなければ、続かないと思う。一方で「逃げ癖」や「諦め癖」って本当にあるのでしょうか?読者の経験です。・子どもが苦しんでいるなら本末転倒なので、やめさせるのがいいと思いました。 合う合わないは大人だろうと子どもだろうとあるので仕方ない。諦め癖がどうのって言うけど本気で諦めたくないことなら諦めないから大丈夫。やめたきっかけが先生の指導が合わなかったのならそれは子どもの責任ではなく先生の問題。・私も子どもが小さいころは何が向いているのかわからなかったので、とりあえず興味を持ったものには通わせていましたが、続くものが見つかりませんでした。そのたびに、指導者や保護者から「続けることが大事です。すぐにやめるとやめ癖が付きます。我慢ができない子になりますよ」などと言われ悩みました。でも、やるのは私でも指導者でもなく「子ども」ですし、嫌々やっている子がいたら本当にその習いごとをしたい子の迷惑にもなると思いスッパリ辞めていました。周りから見たら私は「甘い親」なのでしょう。しかし、高校生になった息子は自分に何が向いているか、自分で考えられる子になっていますし、好きなことには夢中です。今、息子は自分の好きなこと楽しいことを私に教えてくれ、一緒に笑っています。あの時、周りの言葉に惑わされ、嫌がる息子に習いごとを続けさせていたら、子どもと笑いあっていられなかったと思います。逆に、他の読者の経験で「好きじゃない習いごとを嫌々続けたけれど、諦めない根性が身についたとは言えない」という体験談もありました。続けることは大切には違いないのでしょうが、子どもの「好き」の気持ちも大切。親として正しい選択とは…?▼漫画「習いごとをやめたい 」
2023年08月09日皆さんは、夫の言動に激怒したことはありますか?今回は、料理を作るたびに親と比べる夫をもつ女性のエピソードを紹介します。夕飯に文句を言う夫親の味と比べてけなされる夫にお弁当を渡すお弁当の中身に衝撃!なにかにつけて比較され、イヤミを言われるとモヤモヤしてしまいますよね。相手がどう思うかまで考えて、発言できるといいですね。
2023年08月08日もしも、自分の子どもなのに我が子のように思えなかったら……?大人気マンガシリーズ、今回はわこさん(@wakonowa)の「自分の子だと思えない」よりワンシーンをお届けします。子どもを産んだ自覚が無い私に対し……自分が産んだ子どもを、自分の子ではないと感じてしまうわこさん。その原因は、緊急帝王切開で出産し、産んだ瞬間の記憶がないからで……。夫に、産後すぐ父親の自覚が出たか聞いたわこさん。すると、出産が大変だったからこそ自覚が出たと言われ……。夫の方が早く自覚が出て……夫は子ども好きで……子どもの健康が一番で……この漫画に読者は『旦那さんの気持ちが聞けて良かったですね。この先ずっと大切に出来る言葉だったと思います。』『親になる自覚なんて、早い遅いは関係ないと思います。焦らず、マイペースにどっしり構えていていいと思います。』『すごく素敵な旦那さんに、ジーンとします。子どもが元気で健康なら、確かに自分の子供だという自覚なんてなくてもいいのかなと思いました。自分の子供という実感は育てていくうちに芽生えると思います。』など、旦那さんと話し合い心が軽くなったわこさんの姿に安心する声が多く集まりました。大事なのは子どもを心から思う気持ち……わこさんは、子どもが健康であれば「自分の子だと思えるかどうか」は些細なことかもしれないと悟りました。この後のお話で、気持ちの整理ができたわこさんは、自分が産んだ子どもを我が子だと思えるようになっていきます。もし出産した子どもを我が子だと思えなかったら……あなたならどうしますか?
2023年08月06日