子どもの国語力・文章力が低下傾向にあるといわれています。しかし入試などでは記述問題が増え、文章力が問われる時代です。子どもの文章力を伸ばすためのツールとして、親子で交換日記をすることが推奨されています。交換日記をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。また、親子で交換日記のやり取りをする上でどんなことに気を付けたら良いでしょうか。国語力を伸ばす必要性最初に、国語力はなぜそれほど必要なのでしょうか?それは、全ての勉強の基礎にあたるということです。例えば算数でも文章題が増えており、書いてある内容を理解しなければ問題を解くことはできません。その他の教科でも、教科書を読んで意味を理解することが基本となります。また、大学のセンター試験が廃止され新しい入試が2020年から始まりますが、記述で回答する問題が増加します。中学入試の適性検査でも、文章力が問われます。さらに文部科学省では、「外国人との意思疎通・少子高齢化による異なる世代との意思疎通などで円滑にコミュニケーションをはかるための国語力」「論理的思考力を獲得し自己を確立したり外国語を習得したりする上で、母語である国語力向上」など、国語力の重要性を強調しています。勉強や試験に合格する上ではもちろん、その後社会に出てから円滑なコミュニケーションを図るためにも国語力・文章力の強化が重要となってくるのです。こんなにある!親子交換日記のメリット文章力を鍛える上で読書をすることは有効ですが、さらなる強化を図るには読んで終わりにせず書くことが必要です。子どもに文章を書かせる練習としてオススメなのが、親子で行う交換日記です。どんなメリットがあるのでしょうか。(1) 読み書き能力のアップ最初は交換日記の書き方が分からない、という子が多いかもしれません。しかし続ける内に書き方を学ぶだけではなく、親の文章を読むことで読む力がつき同時に書き方を学びます。子どものお手本となるように、親は丁寧な文字や文法を意識して書くことを心がけましょう。(2) ノートの書き方が上手になる学力がトップクラスで東大などに行くような子は、ノートをとる能力に優れています。学んだことを自分なりにきれいにまとめるという行為は勉強に集中しているからこそ出来ることであり、後にノートを見返した時に見やすいことも大切です。書く力を向上させることにより、ノートの書き方も上手になっていきます。(3) 自分の気持ちをまとめられる日記を書くことは、自分の思いや考えを具体化し言葉で表現する力を身につける効果があります。抽象的な考えが具体的になり、「自分はこう考えているんだ」などと気付くこともあるでしょう。さらに日記を交換することで相手を意識するため、相手に伝わるような文章を書こうと、読みやすさや伝わりやすさを考えるようになります。(4) 親子のコミュニケーションを取ることができる日記のやり取りをすることで子どもが日頃思っていることや好きなこと、不安に感じていることなどを知ることが出来ます。言葉よりも文章の方が本音を言いやすい場合もあります。また親からも、想いを伝えることが出来ます。普段の生活では言う機会がないかもしれませんが「あなたを大切に想っている」ということを日記の中で素直に伝えてみましょう。(5) 大切な思い出ができるその時の会話を楽しむことも大切ですが、子どもが成長した時に紙で会話が残っていると読み返すことが出来ます。文章が上手になっている、などの成長も感じられるでしょう。交換日記の進め方交換日記を始めるにはいつが良いかというと、子どもが書くことに興味を持っていればいつ始めても良いと思います。早い子だと年中くらいで交換日記を始める子もいるようです。字が書けなければ絵を描くところから始めても良いですよね。親の書いた字が読めなければ一緒に読むことで、字を覚えることが出来ます。子どもが書く内容が分からなければ、最初は質問形式にすると良いでしょう。「好きな食べ物は?」「行きたいところは?」など簡単な質問に一言でいいから答えるというやり取りでも構いません。大切なのは書く習慣をつけてやり取りをするということです。続ける上で、こんな点に気を付けましょう。(1) 頻度は柔軟に決めるあまりルールが決まっていると、書くことが苦痛になってしまいます。継続するためには、無理なくできる頻度やルールを設定し柔軟に対応しましょう。子どもに書く気が起きなければ、親が楽しく書くところを見せてみましょう。「何を書いてるんだろう?」と気になってノートを開けば、自分も書きたくなるかもしれません。(2) 文章や文字にダメ出しをしない子どもの書いた文章がおかしかったり字が汚かったりするとつい指摘してしまいたくなりますが、日記に関しては指摘をしないようにしましょう。内容に重点を置き、楽しむことが最重要です。おかしい文章などは、日記を継続する内に自然と学んでいきます。筆者の家庭では公立中高一貫受検を検討していますが、低学年から通塾するのは抵抗があり、家庭で出来る対策を調べたところ作文力が大切だと知りました。息子は、読書は好きですが書くことは好きではなく苦手としています。勉強としてではなく楽しみながら出来る対策として、親子の交換日記はメリットも多く取り組んでみようと思いました。早速スタートしてまだ数日です。書くことが嫌いなだけに今はあまり乗り気ではありませんが、強要しないこと・楽しむことを重要視してまずは継続していくつもりです。1ヶ月、2ヶ月続けた際の変化を、また改めてここでお伝えしようと思います。まだ数日ではありますが、子どもの書いた数行に驚いたり子どものことを考えて文章を書いたりすることが楽しくなっています。親子でコミュニケーションがはかれる交換日記、まずは気軽に初めてみませんか?
2019年03月15日今、名実ともに世界一のシェフ・パティシエと言われるのは、パラスホテル「ル・ムーリス」のセドリック・グロレ!(ル・ムーリスに関する過去ログはこちら) セドリック氏たっての希望で、ル・ムーリス初のテイクアウト専用ブティックが、ホテル近くのカスティリオーヌ通り6番地にオープンして約1年。今でも大人気のパティスリーです。 (オフィシャルサイトより) 現在33歳の天才シェフは、2006年、ムーリスへ入社後、僅か2年でシェフ・パティシエへと登りつめました。その後はフランスの料理雑誌 ≪ Le chef ≫の2015年度ベスト・パティシエに輝き、2017年には、ミシュランと同じくらい影響力を持つ著名なレストランガイド≪ Gault & Millau ≫のベスト・パティシエを受賞。そして、昨年、権威ある≪ The World’s 50 best awards≫ にて、ベスト・パティシエの栄光を獲得!さらに、インスタのフォロワー数は、現在なんと119万人! 名実ともにスーパースター・パティシエとなったセドリック氏。ぜひ、日本の皆さんにも彼の美しいパティスリーを知っていただきたいと思い、いざブティックへ! 主役はケーキ!ムーリス初のパティスリーは? さてさて到着。やっぱり並ぶけれど、いつもはもっと長い列を成しているので、ラッキーなタイミング!白を基調とした縦長の店内。お店に一歩足を踏み入れれば、焼きたてマフィンの香ばしい香りが食欲をダイレクトに刺激。お砂糖の焦げるにおいってなんていい香りなのでしょう。全人類、間違いなく好きな香りではないかとわたくし個人は思うのです。 店頭には、随時、5種類のケーキと、それからマフィンやクッキーなどの焼き菓子があります。焼き物系は毎日お店で焼いているので、タイミングが良ければ、オーブンから出てきたお菓子をその場で食べられるチャンスに遭遇できますよ! このブティックは一風変わった点があって、それは、ケーキ屋なのにショーケースが無いこと。 それは、パティスリーの個性をインテリアに反映させたいという、セドリック氏の意図によるもの。店内は目立った装飾を省いたミニマルデザインで、絢爛なホテルとは打って変わった趣き。しかし、言わずもがな高級感は健在。大きな白い大理石の上に陳列した色鮮やかなパティスリーに、お客さんの視線は集中。私たちの興味を独占することに成功しています。 オブジェのように並べられた美しいパティスリーを見ながらオーダーし、丁寧に一つずつ箱に入れてもらって完了! 店内には、彼の代表作品、あの“ルービックス・ケーキ”のオブジェがありました。 カラフルなスクエア型ケーキを3層に重ね合わせたモダンなパティスリーは、直に見ると結構大きくてびっくり。お値段もさらにびっくりな170ユーロ!!(ムーリスで食べると250ユーロ!!)いつかこんなケーキをオーダーできるようになりたいわあと、夢と妄想を膨らませながら帰路についたのであります。 世界一のケーキは、世界一美しく、人生で一番美味しいケーキだった 帰宅してまず最初に記念撮影! ケーキはひとつひとつ、しっかりとした厚手のケーキ箱に入れられており、ブティックのカウンターに使われている大理石と同じ柄。シンプルだけど、高級感たっぷり。まるで宝石箱! さて、購入したケーキ、まず一つ目は人気のNoisette(ノワゼット)。 ナッツに見立てた部分は、チョコレートに金粉のようなものが施されていて、中は、ノワゼット風味のダックワーズ、軽やかな口当たりのノワゼット・クリーム。そして中央部は、フォークを刺せばとろりと流れ出るプラリネのキャラメルソースがたっぷり。そんなナッツばかりでさらにキャラメルなんてきっとクドイに違いないと思うかもしれませんが、そんなことは一切なく、むしろ軽やかなんです!それぞれのパーツが主張しすぎない程度の個性で、さらに、一緒に食べると見事に調和し、結束!すばらしいお味! そして二つ目は、Forêt Noir(フォレ・ノワール)。ケーキ箱を開けた瞬間、あまりの美しい容貌に驚嘆の声が漏れてしまいました。表面には朝露のような艶めきが施されていて、砂紋のようなショコラの美しさに目も心も虜。いったいどうやってこれを作っているのか、どれだけ間近でみても、その波形の美と正確さに圧倒されるばかり。こんなに美しいケーキは見たことがない! 土台はショコラ付けされたビスキュイがうすーく敷かれていて存在はあくまで控えめ。中は滑らかで軽くて口当たり上品な生クリームと、フレッシュな果物のおいしさを(いや、それ以上を)具現したチェリーのコンポートがたっぷり。これも絶品でした!! セドリック氏のケーキを食べた後は、お腹も心も満ち足りた気持ちでいっぱいになり、まさに至福!こんなに美味しいものを知ってしまったら、自分の舌はますます肥えてしまって、ちょっとやそっとのケーキじゃもう満足できないんじゃないかという考えが、脳裏を過ったのであります。でも幸せ!次回は、新たな新作を待ってから臨みたいと思います。 La Pâtisserie du Meurice par Cédric Grolet6, rue de Castiglione, 75001 Paris営業時間 : 12:00〜16:00月曜定休
2019年03月13日千葉の市原湖畔美術館では、古典日記文学『更級日記』に着想を得た、12組の女性アーティストによるグループ展「更級日記考―女性たちの、想像の部屋」を4月6日から7月15日まで開催する。日本文学の古典として名高い「更級日記」は、今から1000年前の平安時代に13歳の少女、菅原孝標女が同美術館の所在地である、現在の市原市にて綴り始めた日記と言われている。現実世界の暮らしに一喜一憂しながらも、少女時代の物語世界への夢を抱き続けた、ひとりの女性の約40年が綴られ、その世界観は現代に生きる女性の共感を大いに呼ぶだろう。女性にとって、「日記」とはどのような表現だと言えるか、それは個人的でありながら、他者や世界とつながるもの、また日々の記録でありながら想像が拡がる、創作の部屋のような場所なのではないか。そういったテーマを背景に、本展では12組の女性アーティストによる多様で、独自で、そして親しみを感じられる、想像の世界を紹介。「アート」にとどまらず、デザイン、マンガ、お笑い、ダンスなど、多種多様な世界で活躍する女性アーティストたちが一堂に会し、手書きの日記からインスタレーションに映像作品、刺繍や手芸、写真など、多様なメディアの表現世界が楽しめる。碓井ゆい「empty names」撮影:ミヤギフトシ展示作品には、碓井ゆいによる、フランスの香水「MITSOUKO」に着想を得て自己と他者の関係をテーマに制作した「empty names」、大矢真梨子による、教会で撮り続ける作品シリーズ「10 flowers」、今日マチ子による、デビュー作「センネン画報」の原画、荒神明香による、夜な夜な収拾した事故車のガラスの破片をシャンデリアに再生した作品「toi,toi,toi」、鴻池朋子による、3.11の東日本大震災以降ライフワークの一つになっている「物語るテーブルランナー」、五所純子による、2010年1月1日よりブログで公開をはじめた日めくりカレンダーに女性誌のコラージュをした手書きの日記「ツンベルギアの揮発する夜」、光浦靖子による、長年のあいだコツコツと制作を続けている手芸作品が並ぶ。光浦靖子「メイランド」撮影:ただ小林エリカ「Your Dear Kitty, 2 Diaries」©Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Galleryまた、UMMMI.による、遠距離恋愛のカップルの日記的コミュニケーションを描く「ROSE CITY」の映像インスタレーション、小林エリカによる、アンネ・フランクと実父の日記を題材に扱った映像作品「2 Diaries」を中心としたインスタレーション、髙田安規子・政子による、刺繍を施した作品を組み合わせたインスタレーションが展開。矢内原美邦は、本展のために書き下ろした短編の一部、映像作品を展示する他、会期中に展覧会の内容を反映させたパフォーマンスを行い、渡邉良重は、展覧会広報物のグラフィック制作を担当する他、自身がこれまで大切に集めていた身の回りの品々を用いた作品を展開する。渡邉良重「わたしがそれらにかえしたもの 」 撮影:戎康友12組それぞれの想像の部屋を覗き込むような展覧会となる。なお、展覧会に関連するイベントも多数開催予定。詳細は決まり次第、美術館ホームページにて発表される。【展覧会情報】更級日記考―女性たちの、想像の部屋会期:4月6日~7月15日会場:市原湖畔美術館住所:千葉県市原市不入75-1時間:平日10:00~17:00、土曜・休前日9:30~19:00、日曜・祝日9:30~18:00※最終入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)料金:一般800円(700円) 大高生・65歳以上600円(500円)※( )内は20名以上の団体料金。中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介添者1名は無料
2019年03月08日こんにちは。パリは毎日寒い日が続いております。今年は例年に比べて雪の日が多く、1月のPFWの期間中は雪の影響で珍しく公共の交通機関に影響がでたほど! メトロが何らかの理由でストップするのはしょっちゅうなパリですが、雪でストップは稀なことでした、私の記憶上。 そんな寒い日が続いており、さらに冬のパリはとにかく日照時間が短い。加えて、晴れの日も少ないので暗い、寒い、雨ばっかり!パリに来てから、太陽のありがたさというのを身をもって知りました。メンタルにおいても日光って大事なんですよね。だからこそ、リフレッシュは必須! 私が思うに、フランス人はバカンスを大いに活用する国民性もあってか、オンオフの切り替えが上手な気がします。みんな旅行が好きだし、ホームパーティーも大好き。心置きなく過ごせる友人や家族との時間を大切にし、リラックスする、気持ちを盛り上げる、切り替える、ということを皆んな代々やってきたんだろうな、と。 とにかく、そんな鬱々とした気候の街に住んでいることもあり、FWも終わってホッとしたので、バカンスも兼ねてバチカン&ローマへと小旅行に行ってきました。やはり少しでも南へ行きたい!太陽が無いなら自ら出向く!ですね。 ちなみにパリからだと、飛行機でローマまで2時間で着きます。ヨーロッパは陸続きだから、EUなら何処へでも気軽に行けてしまうのが魅力ですね。 イタリアは何度か行っていますが、バチカンとローマは今回が初めて。バチカンは子供の頃に何かの写真を見てからずっと行ってみたいなーと思っていた国の一つでした。両方とも見所が有りつつも、小規模なのでプチ旅行には持ってこい。今回は、念願叶ったバチカンで見たものをお伝えしたいと思います♪ カトリックの総本山 「サン・ピエトロ大聖堂」 1番最初に訪れたのは、世界中のカトリック信者が礼拝に訪れるサン・ピエトロ大聖堂とその広場。お天気にも恵まれました!このバジリカは、あのイエス・キリストの一番弟子であり、最初のローマ教皇ペトロが祀られたという偉大な歴史を持つ大聖堂です。 セキュリティーチェックで並ぶ人たち。そして建物の上から広場を見下ろす形でたくさんの聖人像が。その数およそ140体とのこと! 実は、日中は混雑するので、到着した日の夕方(前日)に聖堂内を見学してました笑。なので、日の光など、見え方が少し違うと思います。何処でもそうですが、やっぱり神聖な場所ってちょっと足を踏み入れただけで空気が変わりますね。この静まり返った空気の感じが私は好き。 堂内のあちこちには、歴史や美術史の教科書にでてくる偉大な芸術家達による作品が飾られていました。特に驚いたのは、像の多さ!ヨーロッパのさまざまなカテドラルやバジリカを訪れましたが、こんなにたくさんの像を見た大聖堂は初めて。 特に嬉しかったのは、ミケランジェロのピエタ。何とも憂いのある美しい作品です。これを若干23歳の若さで仕上げたって事実に驚愕。 これはキリストの一番弟子ペトロの銅像。 この大聖堂の名前は彼の名前からきているとのこと。なんでも訪れた多くの方々が祈りと一緒に彼の足をさすっていくとのこと。御利益とかあるのかなと思いつつ、私も並んで、ここに来れた感謝の気持ちと共にやってみました。 銅像のすぐ隣には、この大聖堂のちょうど中核にあたる場所にベルニーニの大天蓋があります。蔦が天へ向かって伸びていくような、うねりが施されたブロンズ製の天蓋は、重厚感と迫力がありました。そして、この真下(地下)に、ペトロのお墓があるそうです。 そして、奥に見えるのが、後陣とい言われる場所。かつてペトロが座っていたブロンズ製の椅子があり、現在はローマ教皇のみが座ることを許されているそうです。 総面積、4万2000平方メートルの巨大美術館。 次に、歴代のローマ教皇が500年以上もかけて集めたコレクションが並ぶ、世界有数の巨大なバチカン美術館へ。展示コースは全長7キロと言われ、じっくり鑑賞すれば間違いなく数日は要する規模。美術館全体が展示物と化していて、何処を切り取っても絵になる美しさでした。 とは言っても、2泊3日のプチトリップ。ローマ観光も控えていたので、足早に、見たいポイントだけ絞って鑑賞しました。 バチカン美術館といえば、やはりラオコーン像!実は凄い人だかりで、写真を撮るのも一苦労でした。 光り輝く「地図の間」。大きなタペストリーに昔のイタリアの地図が並んでいます。が、何と言っても度肝を抜かれるのは天井! ごてごてとした絢爛豪華な装飾に圧倒され、心酔!!ヴェルサイユ宮殿なんかも見ていて思いますが、昔の人は、こういう華麗な装飾に対する美的感覚を一体どうやって培っていったのだろうかと。何世紀も経た人間をまたこうして圧倒させられる力って凄いですよね。ずっと上ばかり見ていたので首が痛くなりましたが笑 バチカン美術館の最後にあたるシスティーナ礼拝堂は、撮影禁止のため写真を撮ることができなかったのですが、ミケランジェロが4年もかけて製作した天井画、そして超大作「最後の審判」を間近に見ることが出来、とても感動しました。彫刻家らしく、ダイナミックで立体的で、登場人物の肉体もそこに描かれている光景も躍動感に満ち溢れていました。 バチカン美術館近くのおすすめレストラン たくさんの美術品を見て胸はいっぱいになりましたが、朝一から行動していたのでお腹はぺこぺこ!ローマ散策へ出る前に、私が訪れたのは、バチカンから徒歩10分弱、わずか10席ほどの小さなレストラン、Borghiciana Pastificio Artigianale。ホームメイドのパスタが売りのアットホームなお店です。 頼んだのはボロネーゼのパスタ。 タリアテッレの麺がもっちもちで、美味しかった!相当なボリュームなのですが、コスパも良く、これで7.5€!観光地って、味と値段のバランスが不釣合いなこと多々なのに、ここは美味しい上にグットプライス♪ サービスの方々もとっても気さくでフレンドリーだし、お客さんも自然と笑顔になってしまう良いレストランでした。 ちょっとタイトなスケジュールではあったけれど、見たいものは全て見ることが出来た今回のバチカン&ローマの旅。次回はもっと暖かくなってから、まだ訪れたことのない国へ行ってみたいと思います。機会があれば、またこちらでも記事にしたいと思います! Borghiciana Pastificio Artigianaleaddress : Borgo Pio, 186, 00193 Roma RM, イタリア
2019年02月17日新しい年になり、今年は何か違うことをしたい、と、以前より一度行ってみたいと思っていた「七福神巡り」をすることにしました。七福神とは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の七柱の神で、都内で七福神を祀っている神社や寺院は多くあり、調べただけでも20以上のコースがありました。基本的に、1月1日から7日までは御本尊を一般の人が拝むことのできる御開帳の期間となっているところが多く、この期間だけの楽しみでもあります。(通年でお参りできるところもあります。) 今回選んだコースは、昨年、よく食べに行った地域、白金台から目黒にかけての七福神巡り、「江戸最初山手七福神」巡りのコースです。この期間、参拝客が多いので、御朱印がすでに用意されている物(スタンプや紙に書いて一枚ずつ配られるもの)を頂くところも多いようですが、このコースは、それぞれの寺院で、その場で御朱印を頂けるので、御朱印帳を持っている場合は、そこに書いて頂けます。ここが魅力。別に、色紙に御朱印を頂くこともできます。また、各寺院に七福神のダルマ(おみくじ入り)もあるということなので、御朱印と一緒に七福神のダルマも集めることにしました。 江戸最初山手七福神巡り 「江戸最初山手七福神」は、江戸城の裏鬼門守護のため、将軍の鷹狩りの際に参詣した「目黒の不動堂(瀧泉寺)」の参詣道筋に設置された江戸時代から続く、江戸最初の七福神巡りということです。(パンフレットより) 特徴があるのが、目黒区側の寺院(瀧泉寺(恵比寿神)、蟠竜寺(弁財天)、大円寺(大黒天))へお参りするのが「商売繁盛祈願」、港区側の寺院(覚林寺(毘沙門天)、瑞聖寺(布袋尊)、妙円寺(福禄寿尊、寿老人尊))へお参りするのが「無病息災・長寿祈願」のご利益があると言われていて、どちらから回るかは求めるご利益によるとのこと。私は、港区から巡るコースで覚林寺から目黒側へ向かうことにしました。電車を利用する場合は、東京メトロ南北線の白金高輪か白金台の駅から、バスを利用する場合は東急バスの清正公前を利用することになります。 このコース、港区側の寺院は、落ち着いたこじんまりした雰囲気のある寺院で、テレビなどで見る初詣の様子とは様相が異なります。その中で、布袋尊を祀っている瑞聖寺は創建350周年(2020年)の記念事業として昨年、庫裏の建て替えが行われたばかりで、ピカピカの美しい建造物です。あまりにおしゃれなので、どなたの設計かなと調べたら、隈研吾さんでした。 庫裏からみた水面に映る本堂。その後ろにマンションが写っているのがなんとも東京です。 引き続き、目黒通り沿いに目黒駅を目指して歩きます。3つ目のお寺、妙円寺では、福禄寿尊と寿老人尊を祀ってあるので、合計6寺院で七福神となります。 目黒駅を超えて、行人坂を下ると大円寺に行きつきます。こちらは、目黒区側の寺院とかなり雰囲気も違っていて、賑やかです。さすが商売繁盛祈願かな、という感じです。こちらは、大円寺石仏群。東京都指定有形文化財で、釈迦三尊像を中心に十六羅漢像、十大弟子像が周りを囲んでいて、背後に500基の羅漢像が並んでいます。これは圧巻です。 引き続き、行人坂をくだり、目黒雅叙園を過ぎて、山手通りを歩道橋で渡ると、弁財天を祀っている蟠竜寺(ばんりゅうじ)です。こちらには、東京都指定の文化財木像阿弥陀如来像があります。 さて、いよいよゴールの瀧泉寺です。目黒不動の中にあるこちらの寺院、境内に「金明湧水福銭洗い」があります。「三福神にお参りしてから、ご縁に導かれますように洗うお金に五円玉を添えて一緒に洗ってください。」と立て看板に書かれています。幸い、五百円玉もありましたので、備えられている小さなザルに入れて、湧き出る水でじゃぶじゃぶと洗いました。お金とのご縁がありますように! 七福神巡りは、約2時間ほどで終了。ちょうど、お正月に少し食べ過ぎちゃったかなと感じていたので、良い運動になりました。そして、各寺院で頂いたダルマがこちら。全てにおみくじが入っていて、中には同じおみくじが有ったりで、これはちょっとご愛嬌ですね。このパンフレットは、最初にお参りした覚林寺でいただきました。初めての場合、まず、このパンフレットを頂くことも、忘れずに、ですね。 そして、五百羅漢寺最後の瀧泉寺に向かう途中、山手通りに羅漢寺のサインをみかけました。去年、大分県の羅漢寺に行き、羅漢像の様々な表情がとても興味深かったので、七福神巡りを終えたその足で、五百羅漢寺へ向かいました。ちなみに、こちらは、7日までは、拝観料が無料となっています。 なかなか近代的なビル(左側)があり、この中で御朱印を頂いたり、お守りなど授与品を受けます。階段を上って右側に300体ほどの羅漢像が並んだ本堂があり、一体ずつに名前と言われが書かれています。多分、拝むときの気持ちによって、感じ入る羅漢さんは、異なるのだろうなどと思いながら、拝ませていただきました。堂内は写真厳禁なのでご注意を。 御朱印今回の七福神めぐりと五百羅漢寺参拝で受けた御朱印がこちらになります。 右から、覚林寺(毘沙門天)、瑞聖寺(布袋尊)、妙円寺(寿老人尊、福禄寿尊)右から、大円寺(大黒天)、蟠竜寺(弁財天)、瀧泉寺(恵比寿神)右から二番目より、五百羅漢寺(五百羅漢寺の御朱印と干支の御朱印) 末吉から始まった七福神のダルマに入っているおみくじは、吉、小吉、大吉と各種入り混じった結果となりました。良いことは信じ、注意すべきところは注意して、この一年を過ごそうと思います。 今回の美味しいもの七福神巡りの後は、目黒駅から銀座へ、そして、新宿へ、初売りに出かけました。七福神巡りのご利益が早速あったようで、福引で500円の金券が当たりました。瀧泉寺でお金をじゃぶじゃぶしたおかげでしょう。そして、新宿伊勢丹の「カフェプルニエパリ」で、お正月らしくシャンパンを頂きました。お昼もまだだったので、バリックサーモンのサラダも一緒に。 「カフェプルニエパリ」では、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションメニュー、キャビアマカロンも試したい一皿です。黒いマカロンでキャビアをサンドイッチにしていて、マカロンの甘味とキャビアの塩味の妙が味わえます。ゴージャスです。 ちなみに、今回は、東京メトロの「東京メトロ24時間券」(大人600円)を利用しました。こういうお得な乗車券も要チェックですね。 目黒区七福神五百羅漢寺 HOUSE & PRUNIER
2019年01月07日なにかと便利なメモ帳とふせんですが、いろいろなデザインのものがありますよね。今回は〔Can★Do〕で見つけた、おもしろいアイテムをご紹介します!見ているだけでおなかが空いてしまいそうなメモ帳とふせんはインパクトも大☆ぜひチェックしてくださいね!こんがりおいしそう!《リングスケッチブックトースト》まずご紹介するのはこちらのメモ帳。表紙と裏表紙がトーストのデザインになっています!焼き目がしっかりついていて、香ばしい匂いが漂ってきそう。耳の部分がサクッと、真ん中の部分がふんわり。見ているだけでおなかが空きそうです!《ダイカット付箋》シャキシャキレタスここからはふせんを紹介していきますよ。1つめに紹介するふせんはレタスのデザイン。しかも一枚ずつ剥がした状態になっているので、そのままサンドイッチに使えます(笑)。きれいな緑色で、今にもシャキッという歯ごたえが感じられそうです♪《ダイカット付箋》ジューシーなベーコン次に紹介するふせんはこちらのベーコン!端には焼き目がついていて、ジューシーな肉汁があふれそう。そこに塩コショウを振りかければ……。サンドイッチにぴったりです!《ダイカット付箋》つやつや目玉焼きふせんの最後にご紹介するのは目玉焼きのデザイン。周りの焼き目と黄身のつやが際立って、とってもおいしそう。黄身を割った瞬間にとろ~りとあふれ出ること間違いなしですね☆全部を組み合わせてみると……最後は、今回ご紹介したアイテムを全部組み合わせてみました!トーストの上にはレタス2枚にベーコンと目玉焼き。朝ごはんにぴったりな一品に仕上がりました☆あまりにもおいしそうなので、本当は文房具だということを忘れてしまいそうです。気になった方は今すぐ〔Can★Do〕でチェックしてくださいね!〔Can★Do〕で手に入れたマステ収納グッズが便利すぎる♪魅せる収納にチャレンジ!〔Can★Do〕で手に入る《クックボトル》がかわいすぎる♡保存にもプレゼントにもぴったり〔Can★Do〕で手に入れた《シャカシャカねぎポット》が便利すぎる!その使いやすさを徹底解説
2018年11月12日パスザバトン(PASS THE BATON)から、オリジナルの朱印帳が登場。2018年11月10日(土)より、パスザバトン京都祇園店限定で発売される。オリジナルの朱印帳は、1964年に創業した京都の色紙短冊問屋「尚雅堂」の朱印帳をベースに製作。「尚雅堂」の倉庫にあるデッドストックの京友禅紙を用いてリメイクした。また、ゴールドで施した動物のロゴや文字のデザインは、広告やグラフィックなど幅広い分野でデザインを手掛けるキギ(KIGI)が手掛けている。近年、女性の間で注目を集める御朱印集め。鮮やかな柄や色の中から、お気に入りの朱印帳を見つけて神社やお寺を巡ってみては。【詳細】パスザバトン オリジナル朱印帳発売日:2018年11月10日(土)販売店舗:パスザバトン京都祇園店住所:京都市東山区末吉町77-6サイズ:H18cm×W12cm価格:各1,800円+税
2018年11月05日介護をしている人にストレス解消法を聞くと、日記を書くことと答える人がいます。日記でストレス解消?と不思議に思うかもしれませんが、思いのほか効果があるようです。■ 「日記」は誰かにグチをこぼすのと同じ効果ムシャクシャした気持ちを誰かにグチったり、声に出してスッキリすることはよくあります。大声でバカヤローと叫べば、かなりのスッキリ感が味わえます。しかし、介護で溜まったストレスを自宅で叫んで発散などすれば、近所迷惑どころか、虐待と勘違いされ通報されかねません。そんなとき、日記を書くとスッキリするという人がいます。utah_51 / PIXTA(ピクスタ)日記をつけることがストレス発散につながるというのは、おそらく友達にグチを聞いてもらうのと同じように、溜まったものを外に出す効果があるからだと思われます。■ 日記に日頃のストレスを遠慮なく吐き出す!polkadot / PIXTA(ピクスタ)日頃のストレスを日記に吐き出す。バカ、クソババアなど、日記にしてみればいい迷惑でしょうが、ここは遠慮してはいけません。あ、ちょっと言い過ぎたかなと思うくらい書いてみましょう。そして、書いてスッキリしたところで、日記を読み返してみましょう。今日ムシャクシャしたのは別の要件と介護が重なってしまい、母の行動が障害になったからだわ。でもそれは母のせいじゃないか…などと、反省する余裕が生まれればしめたものです。そのように思えれば、次からは違った対応ができるかもしれません。日記は書くときもそうですが、読み返したときに何で怒ったのか冷静に分析できるところに意味があるのです。■ 「ブログ」は他人が見るから本音は書きづらい日記よりブログのほうがいいという人もいるでしょうが、ブログは誰かに見てもらうことを意識するため、本音は控えめに書いてしまいがちです。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)そのためストレス発散にはならないでしょう。「いいね!」をもらえて気分爽快というは別の話です。他人が見るのだから、文章としておかしくないかとか、誤字脱字はないかと気になっていては新たなストレスとなってしまいます。■ 日記を書くと左脳が働き始めて落ち着きを取り戻す実は手書きでは主に左脳が、パソコン作業では右脳が働いているといわれているんです。Ushico / PIXTA(ピクスタ)左脳は読み書き、話す、計算、分析、論理的思考などを担い、右脳は図形や映像の認識、イメージの記憶、直感・ひらめきなどを担当します。日記を書くと、落ち着きを取り戻し、論理的に考えられるのは左脳のおかげというわけです。自分の行為を振り返り、整理して分析するという作業を、日記を書くことで左脳が自然にしてくれているのです。■ 日記を見るとそのときの介護の状況が思い起こせる手書きの文字にはそのときの感情がこもっています。NOV / PIXTA(ピクスタ)かなり乱れていたり、整っていたりと、当時の心情や介護の状況を思い起こすことができます。あのときの自分はそんなことに怒っていたのか、と少し恥ずかしい気持ちになることもあるでしょう。■ 要チェック!メモや日記を保存するアイテムも誰にも見られたくない日記ですが、溜まってきても思い切って捨てることができず、保管場所に困ることがあります。そんな人にオススメなものが、紙に書いた文字や図柄をデジタル化してくれるアイテム。これを使ってデータを保存しておくと、スマホでも確認できて、増えすぎた手帳を整理するのに便利です。Mills / PIXTA(ピクスタ)メモやレシピ、子どもの落書きなど、用途はいろいろありそうですので、ぜひ試してみてください。【参考】※手書きの魅力脳への効力※公益財団法人 日本医療機能評価機構脳のつくりとはたらき
2018年10月22日ジャポニズム2018! 日仏友好160年を記念し、今年の7月からフランスではたくさんの日本文化を大規模かつ総合的に紹介するイベントが開催されています。この記念すべき年に日本人の一人としてパリに居ることがなんだかとても嬉しく、喜びを実感しています。 先日、その公式企画のひとつ、松竹大歌舞伎を鑑賞してきました。日本に居た頃は、観に行きたいなあと思いながらも忙しさを口実に一度も観に行ったことがなかった歌舞伎。パリに来て、大学の授業の一環でオペラやバレエを鑑賞する機会が多々あり、クラシックの魅力を再確認しました。この地で歌舞伎が観れたらいいなあと長年心の片隅で思っていたこと本当に叶ったので、私としては喜びもひとしおでした! 由緒ある劇場で14年ぶりの公演 公演会場に選ばれたのは、Théâtre National de Chaillot(国立シャイヨー劇場)。場所はトロカデロのすぐ近くで、劇場のカフェから見える夜のエッフェル塔は格別なんです! シャイヨー劇場は、ダンス、またはダンスにまつわる公演をメインにプログラムしている国立の劇場で、現在の施設は1937年のパリ万博に合わせて建設されました。そして約10年後には、劇場の大ホールにて世界人権宣言が発表されるなど、歴史にも名を残す劇場なのです。そんな由緒ある地で、日本の歌舞伎が上演されるのは、14年ぶり2度目! 今回松竹大歌舞伎の主演を務めたのは、中村獅童さんと中村七之助さん。上演された演目は「色彩間苅豆 かさね」そして歌舞伎の十八番「鳴神」。 前者の「かさね」は、男女のすれ違いに深い因果関係が絡んだ物語。台詞ではなくて三味線と唄がメインで進行していくもの。非常にゆったりとしたテンポで、間合いの美学と言いますか、多くを語らず、空気で魅せると言った感じでした。日本人の私でも唄のことばが難しかったので、ストーリーを感じながら、主演のお二人の世界に身を委ねながら鑑賞しました。 もう一方の「鳴神」は、台詞で進行していくので、分かりやすく、またちょっと喜劇の要素もあり楽しめました。後半は特にダイナミックな演出と共に見せ場が続いて、初心者の私にも理解しすくとても面白かったです。フランス人には翻訳のオーディオガイドが提供されており、コミカルな場面では皆さん結構笑われていて、この作品はフランス人にも受けが良かったように見えました。 獅童さんのよくとおる声と立ち回りの美しさ、そして力強い演技。それから、七之助さんの女方の所作は、女性の私から見てもうっとりするほど綺麗で品があって奥ゆかしくて、日頃の自分の動作を恥じたくなるような瞬間が幾度とあり、見ていて勉強になりました。ジェンダーレスと言われる現代に生きていて、性別を超えて人間としての魅力を問う良さがありますが、古典を見ながら、男らしさ女らしさというものもあって良いのだなと思いました。芸に身を一心に捧げてきたお二人の姿は舞台の上でとても輝いていて、多くのフランス人の観客を魅了したことと思います。 日本を離れて生活するようになってから、日本の文化、特に伝統芸能に興味を抱くようになりました。ジャポニスムは約8ヶ月間に渡って行われ、期間中はたくさんの日本文化がパリで紹介されるので、思う存分楽しみたいと思います!
2018年10月20日35周年にわく東京ディズニーリゾートでは、2019年度の「カレンダー」と「スケジュール帳」を9月1日(土)に販売する。「カレンダー」は壁掛けタイプと卓上タイプの2種類で、ディズニーの仲間たちの写真が満載だ。このほど発売になるアイテムは「カレンダー(壁掛けタイプ)」(¥1,500)、「カレンダー(卓上タイプ)」(¥1,500)、「スケジュール帳」(¥1,700)の3アイテム。「カレンダー(壁掛けタイプ)」は壁掛けタイプ 縦約30×横約30センチの日曜始まりで、「カレンダー(卓上タイプ)」は縦約21.5×横約15.5センチの月曜始まり。後者はミシン目で切ってポストカードとして使え、フォト1枚&ポストカード12枚の仕様となっている。「スケジュール帳」は、2018年10月~2019年12月対応の全96ページ。中表紙、年間カレンダー、年間プラン、東京ディズニーランド マップ、東京ディズニーシー マップ、月間スケジュール、ノート/ToDoリスト、タイムスケジュール、パーソナルインフォメーション、切り取りメモなど、さまざまなシーンや層に対応する内容で、シール1枚、クリアホルダー1枚、カバー内側ポケットにはTODAYやガイドマップが入るようになっている。販売店舗は、「ハウス・オブ・グリーティング」(TDL)、「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」(TDS)。素敵な実写真の数々に注目だ。※紹介画像は、すべてイメージです。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日「ほぼ日手帳2019」が、2018年9月1日(土)より、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」および全国のロフトなどで発売される。発売18年目を迎える人気手帳「ほぼ日手帳」糸井重里が手掛ける「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして、2001年に誕生した、ほぼ日手帳。18年目を迎える2019年版も、2017年に初登場し好評を得た「ほぼ日5年手帳」を2倍サイズにした「おおきいほぼ日5年手帳」をはじめ、手帳本体、手帳カバー、文房具など豊富なバリエーションで展開される。「ほぼ日5年手帳」5年分の記録が1冊にまとまる「ほぼ日5年手帳」は、2サイズでラインナップ。2019年版から新たに登場する「おおきいほぼ日5年手帳」は、毎日の記録をよりしっかりと書きたい人にオススメの1冊だ。「ほぼ日手帳 weeks MEGA」2018年版で初登場した「ほぼ日手帳 weeks MEGA」は、週間タイプ「weeks」の巻末の方眼ノートを約3倍の213ページに増やした手帳。2019年版では、「weeks MEGA」限定のデザインとして、カジュアルな新シリーズ「スニーカー」がデビュー。厚手ノートのような見た目で、表紙はラフに使えるソフトカバーとなっている。『ドラえもん』様々ななコラボレーションデザインも「ほぼ日手帳」の魅力の一つ。2019年版では、日本が誇る名作漫画『ドラえもん』が、ほぼ日手帳に。油絵具で描かれた笑顔のドラえもんを大きくプリントした。ぼくドラえもん」、漫画のコマをプリントした「のび太としずちゃん」、チャーミングなドラえもんの姿を総柄的にプリントした「weeks」の「ホンワカパッパドラえもん」の3パターンで展開される。ミナ ペルホネンミナ ペルホネン(minä perhonen)からは、10点のコラボレーションカバーがラインナップ。余り布をつなぎ合わせて作った抽選販売のパッチワークカバー「piece,」、空と雲の交差で生まれるチェックをイメージした「sora check」の2種類が、待望の「weeks」カバーとして仲間入り。『MOTHER2』毎年人気の『MOTHER2』デザイン。2019年版は、『MOTHER2』の取扱説明書で使われていた、貴重なフィギュアの実物から生まれたデザインである「3ばんめのばしょ(ミルキーウェル)」と「こーひーをのんでってください」、タイトル文字やキャラクターをピクセルパターンで表現した「Pixel Patterns」の3種類が登場。シュタイフテディベアの代名詞的ブランドであるドイツのシュタイフ(Steiff)とのコラボレーションは、2年目を迎える。シュタイフ社のベアと同じモヘア100%の生地を使用した「カフェオレのテディ」と「おさいふテディ」は、美しい光沢とリッチな質感が魅力。「おさいふテディ」は名前の通り、硬貨やお札、カードが入るポケット付きで、財布としても使える便利設計もポイントだ。「ほぼ日手帳」と相性の良いオリジナル文房具最後は、オリジナル文房具「TOOLS&TOYS」を紹介。手帳のページに貼れば、まるでポケットのように使えるのり付きのフィルムふうとう「なんでもポケット」、手帳を開きやすくする「ほぼ日のインデックスシール」など、「ほぼ日手帳」と相性の良いユニークな文房具も豊富なラインナップが用意されている。商品情報「ほぼ日手帳2019」発売日:2018年9月1日(土)※「ほぼ日5年手帳」、「おおきいほぼ日5年手帳」は10月1日(月)発売取扱店舗:ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」、全国のロフトなど※「ほぼ日手帳」公式ウェブサイトでは、混雑緩和のため、9月1日(土)・2日(日)・3日(月)と発売日を分けて販売する。価格:・文庫本サイズ「ほぼ日手帳オリジナル」2,000円+税・A5サイズ「ほぼ日手帳カズン」3,500円+税・分冊タイプ「avec」(前期円+後期セット) オリジナル 2,200円+税、カズン 3,880円+税・週間タイプ「weeks」1,800円+税・「weeks」の方眼ノート3倍「weeks MEGA」1,800円+税・英語版「Planner」2,500円+税・英語版の「Planner」シュタイフバージョン 2,500円+税・5年分の記録が一冊にまとまる「ほぼ日5年手帳」3,800円+税・5年手帳の2倍サイズの「おおきいほぼ日5年手帳」5,500円+税
2018年08月20日パリ中が歓喜の渦に巻かれた2日間! 優勝が決まった7月15日は日曜日ということもあって、たくさんの人々が皆と一緒に試合を観戦しようとパリ市内へ繰り出しました。 私もエッフェル塔近くのChamp de Mars公園に設置された巨大スクリーンで、サポーターの皆と一緒に応援したいと出向いたのですが、出だしが遅かったために既に入口が閉鎖されており、敢え無く近くのカフェにて観戦。しかし、どこのカフェも人が道路まであぶれて、車が通れなくなるほどの混雑ぶり! 優勝が決まると、カラースモークや花火、爆竹があちこちで焚かれ、車に乗っている人は何故か見知らぬサポーター達にとり囲まれて一時停止をくらい(でも仲良く盛り上がっていた)、メトロでは、ステーションにつくたびに人々が応援歌を歌いながら乱舞して車両が上下に大きく揺れ、奇声をあげた人々がホームを猛ダッシュするなど、人々の歓喜繚乱ぶりを目の当たりにすることができました。 日本のサッカーがW杯で勝利を挙げると、渋谷の街が騒々しくなりますが(筆者2002年の記憶との対比)、真っこと比較にならないほどの熱狂ぶりを体感しました。 …悲しくもこの歓喜を悪用した犯罪が多発して、あちこちでお店が襲撃され、路駐の車が燃やされたり破壊されたり、怪我人も続出したり。でもそういったことを除いては、どんなに滅茶苦茶でも、喜び騒ぎに対してはフランス人って寛容だなっていう印象を受けました。 だってこんな嬉しいこと、素晴らしいことないじゃない!って。 それから、こうして皆と一体になって喜びを分かち合うって、良いなーと心底実感しました。外を歩いているだけで、サポーターに限らず(というか全市民サポーターな気もしますが)見知らぬ人たち同士が喜びを交わし合い、家の中で祝杯をあげている人たちまでもが、わざわざ外を歩いている私たちと挨拶を交わす為だけにベランダに出てくること度々。そういった経験したことのない、見たことのない光景を、今回たくさん目にすることができました。 熱気の渦に巻かれた翌日、シャンゼリゼで優勝パレードが行われると知り、今度こそ!と17時予定のパレードを見るために13時から場所取りを。お陰で最前列を確保できたものも、30℃を超す炎天下の中、日よけもなく、水もほとんど飲めず、途中からぎゅうぎゅうと人が押し寄せ、待つこと6時間半。。。当初の予定より2時間半の遅刻で、やっとフランス代表の乗ったバスが登場したのです! もう、暑さと水不足でフラフラだったけれど、選手の乗ったバスが現れた途端、怒号のような歓声が沸き起こり、熱狂の波に飲まれながらも必死で収めた写真。 しかし!バスの通過がめちゃくちゃ早くて、本当に一瞬の出来事でした!泣。意識が朦朧としながらも何とか持ちこたえたあの苦しい待ち時間は一体何だったのかと行き場のない感情も覚えましたが、でも、こんなこと後にも先にもそうそう経験しないな思うと、生涯忘れることのない良い思い出ができたと思えばいいか、で、気分はふわりと着地。 パレードが終わった後も、人々の興奮は冷めやまず、前日同様、朝方まで熱狂に駆られた人々の騒ぎが続いたのでした。 そして、帰り道ふと思ったこと。こういう瞬間をこれからもたくさん目撃していきたいと思いました。ニュースでもインスタでもなく、自分の目で見ていくこと。そういったことを、今回パリで体験できたし、何よりフランスが勝って本当に嬉しかったです!
2018年08月13日「レトロでかわいい!」と大人気の〔セリア〕のメモ帳。きっとみなさんがどこかで見たことのある、緑と青の迷彩柄のような背表紙に懐かしさを感じます。メモに書かれた不思議な言葉とゆるかわいいキャラクターも必見!独特な世界観が魅力的です♪レトロかわいいと話題のメモ帳2点今回ご紹介するのは〔セリア〕で見つけたこちらのメモ帳。この迷彩柄のようなメモ帳のとじ部分は「マーブル巻」といい、昔から伝票などをまとめたものの背表紙に使われていたものだそう!なのでこのメモ帳を見て懐かしさを感じる方も多いと思います。この「マーブル巻」とゆるかわいいレトロなロゴで今大人気な商品なんです!珍丼屋の《マーブル巻メモ 60枚》「珍丼屋」のロゴが描かれたシンプルなメモ帳。表紙は和紙でできていてレトロ感たっぷりです♪「珍丼屋」のロゴはこんな感じ。丼ぶりの中にブルドッグが座っていて、その堂々とした表情がなんとも言えないかわいさ♡ちなみに珍丼屋は「創業明治前後」の長い歴史を持つそうです(笑)。独特の世界観が懐かしさを感じさせます。玉手箱便の《マーブル巻メモ120枚》次にご紹介するのはこちらのメモ帳。先ほど紹介したものより少し小さめで持ち運びにピッタリなサイズです♪「玉手箱便」「あなたの海の乙姫通運」という謎のおもしろい言葉とともにインパクト大な謎のキャラクターが描かれています!メモ帳の中身はこんな感じです。インパクト大な謎のキャラクター……なんと魚から2本の人間のような足が!!!!!「なんだこれ!」と言わんばかりの独特なキャラクターに心惹かれますね♡まとめマーブル巻きの背表紙と独特なキャラクターたちがレトロでかわいい〔セリア〕のメモ帳。このメモ帳を使っているとお友達などと「懐かしい!」という話題で盛り上がるはずです♪大人気商品で、スタッフが買いに行った際は全部で3種類の柄のうち1種類は売り切れていました……。気になった方は早めに〔セリア〕に行ってチェックしてみることをオススメします!
2018年08月10日アニメ映画『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』が、2018年9月29日(土)に全国で公開される。緑川ゆき監修の完全新作エピソード「夏目友人帳」が劇場アニメーションに月刊LaLaにて連載中の原作「夏目友人帳」は、独特の世界観と心温まる作風で人と妖(あやかし)の交流を描く人気漫画。2008年にはアニメ化プロジェクトがスタート、2017年には、第6期が放送され、深夜アニメとしては他に類を見ないロングシリーズとなっている。今回はシリーズ初の長編映画として、原作者の緑川ゆき監修による完全新作オリジナルエピソードでスクリーンに登場。TVシリーズ第1期から第4期の監督、第5期から第6期の総監督を務めた大森貴弘を総監督に、監督・伊藤秀樹、脚本・村井さだゆき、アニメーション制作・朱夏という布陣で、待望の劇場アニメーションが誕生する。あらすじ人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、偶然昔の同級生・結城と再会したことで、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝と知り合う。レイコのことを知る彼女は、いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。彼らとの交流に心が和む夏目。だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた"妖の種"が、藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生が、なんと3つに分裂してしまう――!?神谷浩史らアニメシリーズの声優陣が続投、ゲスト声優に高良健吾や村瀬 歩キャストは、主人公・夏目貴志役の神谷浩史をはじめ、ニャンコ先生・斑役の井上和彦、夏目レイコ役の小林沙苗らTVアニメシリーズの声優陣が続投。また、ゲストキャストとして、ひょんなことから夏目と出会い交流を深めていく津村椋雄役を高良健吾、その椋雄の母・津村容莉枝役を島本須美、夏目の小学校時代の同級生である結城大輔役を村瀬 歩が演じる。「友人帳」付きの特別鑑賞券また、2018年7月13日(金)より、第2弾特典付きの全国共通特別鑑賞券が全国の上映劇場で発売。特別鑑賞券の購入者には、作中に登場する帳面「友人帳」を模した和紙付箋が、数量限定でプレゼントされる。作品情報アニメ映画『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』公開日:2018年9月29日(土)原作:緑川ゆき/月刊LaLa(白泉社)連載総監督:大森貴弘監督:伊藤秀樹脚本:村井さだゆき妖怪デザイン・アクション作監:山田起生サブキャラクターデザイン:萩原弘光美術:渋谷幸弘色彩設定:宮脇裕美編集:関 一彦撮影:田村 仁・川田哲矢音楽:吉森 信アニメーション制作:朱夏製作:夏目友人帳プロジェクト配給:アニプレックス<キャスト>夏目貴志:神谷浩史ニャンコ先生・斑:井上和彦夏目レイコ:小林沙苗夏目貴志(少年時代):藤村 歩結城大輔:村瀬歩藤原塔子:伊藤美紀藤原 滋:伊藤栄次田沼 要:堀江一眞多軌 透:佐藤利奈西村 悟:木村良平北本篤史:菅沼久義笹田 純:沢城みゆき名取周一:石田 彰柊:ゆきのさつき笹後:川澄綾子瓜姫:樋口あかりヒノエ:岡村明美三篠:黒田崇矢ちょびひげ:チョー一つ目の中級妖怪:松山鷹志牛顔の中級妖怪:下崎紘史河童:知桐京子津村容莉枝:島本須美津村椋雄:高良健吾©緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
2018年07月16日とくべつで“粋”な商店街にワクワクが止まらない! 6月7日から6月11日までの5日間に渡り、恵比寿ガーデンプレイスで開催された当イベント。もともとは2017年3月に、20店舗ほどが並ぶ3日間のイベントとして始まりました。同年11月には店舗数を59に増やし、会期も5日間に拡大。来場者数は推定15万人を数えるまでに急成長。そして2018年6月6日に「ほぼ日」創刊20周年を迎えた記念企画の一環として、第3回目の開催に至りました。 様々なアーティスト、ブランド、ショップ、企業などが集結した、お買い物を中心としたこのイベント。商店街と化した会場には4つのエリアに63のお店、81の出展者が集まり、その内容は食品、雑貨、服、器、テキスタイルなど、多種多様。それぞれ出展者と「ほぼ日」が共同で企画し、「生活のたのしみ展」のために集められたものや作られたものが並びました。中には普段はお店を持たずに活動しているアーティストやスタイリスト、いつもとは違った形での提案を見せてくれるブランドや企業なども。 また創刊20周年にちなんだグッズやスペシャルイベントも見どころのひとつに。お店だけでなくワークショップやミニライヴ、アトラクションなども行われ、ここでしか出会えない“もの”と“コト”に触れることのできる楽しい演出が盛りだくさん。 お買い物欲を満たしてくれるのはもちろん、見て回るだけでも楽しめる充実した内容でした。 「写ルンですとアルバムのお店」では、写真家・川島小鳥さん、絵本作家・荒井良二さん、イラストレーター・塩川いづみさんの作品で、スペシャルな「写ルンです」とお揃いのデザインのポケットアルバムを制作。「河野書店ほぼ日の学校長の本屋さん」。古典を学ぶ場として2018年1月から本格スタートした「ほぼ日の学校」がおすすめする名作文庫がラインナップ。「土楽湯のみとごはん茶わんの店」。福森道歩さん(土楽の四女で現在の当主)と柏木円さん(土楽の三女)姉妹が作る、日常使いにぴったりなうつわたち。「鋼正堂」では、陶芸家・内田鋼一氏と、スタイリスト・伊藤まさこ氏のタッグによって生まれた萬古焼のお皿とキャセロールを初お披露目。「pojď k nám(ポイチュクナム)チェコでみつけた台所雑貨、など」。「ほぼ日」武井氏と、チェコに暮らすチョーカー作家のshino氏が、チェコの台所で使われている雑貨をセレクト。「ほぼ日手帳とひきだしポーチのお店」では、ほぼ日手帳初心者の方々に向けた「ビギニングバッグ」も販売。 手帳やカバー、特製の「ちいさな大図鑑」もパッケージ。「いつもそばにある道具。大橋歩の版画の店/春と夏のa.」。イラストレーター、デザイナー、エッセイストの大橋歩氏が普段家で使っている身の回りの道具を、 20点の銅版画(額装)にして展示販売。革靴なのに、スニーカーのような履き心地で人気の「NAOT」では、フィッティングと受注会を開催。「Button Museum & Shop」。ヨーロッパで買い付けた 珍しいアンティークのボタンを中心に扱う、東神田にあるお店「CO-(コー)」が集めた、貴重で美しいボタンの数々。「斉吉から海のものと山のもの」では、看板商品の「金のさんま」をはじめ、東北で出会ったいろいろな美味しいものをラインナップ。ハンドメイド・ジュエリーを得意とする職人・竹内稔氏が主宰するアトリエ「PROOF OF GUILDどうぶつのキーリングと髪どめの店」。どうぶつをモチーフにした 真鍮のアクセサリーを中心に、新作がお目見え。 お腹と心を満たしてくれる、人気のフードが勢ぞろいたくさんのキッチンカーが集まったエリア「おいしい広場」。 会場では入り口すぐの「おいしい広場」エリアを皮切りに、キッチンカーがいくつも並んでいました。ジェラートやサンドイッチ、カレー、コーヒーとスイーツ、お弁当など、どれも食欲をそそるものばかり。普段なかなか足を運べない人気ショップの味を、ここで一同に堪能できる喜びを味わえます。 参宮橋にあるジェラートショップ「FLOTO GELATO & BISCUIT」は、今回のための限定フレーバーのジェラートに加え、フレッシュメロンクリームソーダや焼き菓子も提供。「メルヘン×ほぼ日 ドリームサンドショップ」では、サンドイッチハウスメルヘンとのオリジナルコラボメニューも登場。 さらに会場を進んでいくと、日々の食卓が楽しくなりそうなさまざまな食品が全国から出展していて、お土産に購入していく人たちで賑わっていました。 会場内には休憩や食事をすることのできるベンチやハイテーブルがいたる所に設置されていたのも、嬉しいポイントでした。 「よってらっしゃい。みてらっしゃい、一粒上等梅干しの店」。各地を歩いて探し当てた選りすぐりの梅干しが、ひとつひとつかわいいパッケージに収められて販売。「くいしんぼうのトースト店 by BALMUDA」。トースターが大人気の「BALMUDA」がキッチンカーで登場し、焼きたてのトーストを提供。その場でトースターやポットの販売も。沖縄にある加工肉専門店「TEISO」のキッチンカーでは、「スモーキービーフの焼きソーセージ」と「ソーセージ屋のホットドッグ」といったボリューミーで豪快なメニューを提供。 ここまで、「第3回 生活のたのしみ展」レポート【前編】をお送りしました。内容が盛りだくさんの本当に楽しいイベントで、心地よい余韻に浸りながらお届けしましたが、続く【後編】では特に気になった出展を詳しくご紹介していきます。どうぞお楽しみに! text : Yu Konisho
2018年06月17日ストリートで行われるブロカント。 パリに観光でいらっしゃる方々のお目当てのひとつに、蚤の市があると思います。ヴァンヴやクリニャンクールなど、同じ場所で行われる定期的な蚤の市は、ガイドブックやパリ特集の雑誌にもよく取り上げられているので、ヴィンテージものに興味がある人は、名前をご存知かと。私も好きで、ふらーっと一人でもよく行きますし、アテンドの同行でご一緒したりもします。やはり、基本一点ものの世界故に、「これは!」という出会いがたまらないのですよね。ただ上記の蚤の市は観光客も多いので、値段交渉が出来るとはいえ、ちょっと高めです。 そこでおすすめは、毎週、パリのあちこちのストリートで開かれているBrocante (ブロカント)!ブロカントとは、雑貨や古道具などの蚤の市。これは大体、vide-greniers(ヴィッド-グルニエ)と一緒に行われます。後者は、素人の方が、ご家庭の不用品:雑貨、洋服、家具etc.など、不用品処分が目的です。値段設定が低めが多く、運良く素敵な掘り出し物に出会える可能性もあります! この週末は、5区で計3つのブロカントとヴィッド-グルニエが行われていたので、お散歩がてらお宝ハントをしに。パリ5区は、カルチェ・ラタンと言われる学生街です。お店が多く、賑やかな場所が多いのですが、閑静なストリートもあったり、古き良きパリの面影を残すカフェやビストロが並ぶ通りもあったりと、一言では言い尽くせぬ多彩な魅力に満ちています。 フランス人は蚤の市好き?消費に関する日仏の考え方の違い いつもブロカントは人がいっぱいで、この日も若者からご年配の方までたくさんの人が訪れていました。こういうところが、フランス人は蚤の市が好きだとか、または物を長く愛すると言われる所以なのかも。 蚤の市が好きかどうかは人によりますが、長く物を大切にするという点に関してはイエスだと私は思います。日本のように消費者社会じゃないですし、百均もありません。だから「壊れても100円だし、またすぐ買えばいい」という概念がまず無いと思います。質の良いものは、高い値段を出さなければ買えない。(買ったところで、そのクオリティーは日本製品より劣ったりもするけど…。)だから、物を大切にする、不便なら自分で創意工夫!、はたまたちょっとくらい不便でもいいじゃない気にしないわという文化が、フランスの人々の生活の根底にあるのではないかなと私は思います。 それから、歴史を感じさせるものを好む方が多いので、それがヴィンテージ品が好きという傾向になったり、また、上記の消費に関する意見とはまた別ですが、物と自分の間にある“歴史”を堪能しているとも言えるかも。でもそこはフランス人に限らずですけれどね! ブロカントの定番シルバー類。 無造作に並べられた家具たち。 一体いつの年代の箱なのか、木彫りに壁画のような絵。(既に売約済みだった) この日は戦利品ゼロ!でも、例え買わなくても、ジャンク品も多く種類も様々なものの中から自分の好きを探すって、楽しいなと私は思います。ときめきを求めて、暇さえあれば出向いてしまうブロカント、中毒性高しです! ちなみに、日時と場所に関する情報は、ネットで調べることが出来ます。フランス語しかありませんが、"les prochaines dates"で日付を選んで、キーワードが入力出来るところにParisと入れれば、一覧が出てきますよ。 もし、パリに近々いらっしゃるご予定でご興味のある方、ぜひ活用してみてください。
2018年05月26日「ほぼ日刊イトイ新聞」(「ほぼ日」)は、20周年記念企画の一環として、 恵比寿ガーデンプレイスにて、“ここにしかない特別な商店街”をテーマに、第3回「生活のたのしみ展」を、6月7日から11日まで開催する。同イベントを主催するWebメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」は、6月6日に創刊20周年を迎える。これを記念し、「生活のたのしみ展」は様々なアーティストや目利き、ブランド、ショップ、企業などと組み、店舗やワークショップ、アトラクション、ミニライブなどの催しがつどう。会場では4つのエリアに分かれ、約70の店舗が訪れた人を迎える。お弁当やスイーツ・コーヒーなど、よりすぐった食べものを提供する「おいしい広場」、縁日の屋台のように活気あるテントが立ち並ぶ「ウエルカム参道」、服・小物・食品・日用品・雑貨など、様々なジャンルのお店があつまるメインエリア「たのしみ大広場」、似顔絵や手相観、靴磨き、フリマや日替わりイベントなど、買いもの以外の催しがたのしめる「にぎわいガーデン」と、コンテンツ盛りだくさんの“お祭り気分”で楽しめるイベントとなっている。サンドイッチハウスメルヘン「メルヘンたからばこ」それぞれのお店のメニューや内容は、出展者と「ほぼ日」の共同で、たのしみ展のために企画されたもの。「おいしい広場」では、この日のために開発された「うみサンド」や「1101サンド」などのスペシャルフルーツサンドや、人気のサンドイッチ5種類が揃った、ほぼ日セレクトの「メルヘンたからばこ」が登場する「サンドイッチメルヘン」、ほぼ日オリジナルの“おらがジャム”や“感じるジャム”を焼きたてパンにトッピングしていただける「くいしんぼうのトースト店 by BALMUDA」など、オリジナリティ溢れるメニューを味わえる。気に入ったら、家でもその味を再現できるトースターやジャム、はちみつなども買うことができる。FLOTO GELATO & BISCUIT生活のたのしみ展限定で作られた、「たのしみ弁当」もバリエーション豊富にラインアップ。今回は「Chioben」、気仙沼の「斉吉」、初登場の「おつな寿司本舗 」「おひつ膳田んぼ 」「東京台湾 」が参加。水野仁輔とほぼ日が手がける「カレーの車」、季節の果物を使ったスペシェルフレーバーを揃えたジェラートのデザートが並ぶ「FLOTO GELATO & BISCUIT」のキッチンカーなども登場する。おうちごはんが嬉しくなる、築地の「林屋海苔店」 や気仙沼の「斉吉から海のものと山のもの」 、「HAPPY NUTS DAYのピーナッツバターのお店」 など、“パンやご飯のおとも”との出会いも。また、「あそこのコーヒーと、あのお店のスイーツをいっしょに味わえたら。」という願いを、毎日ちがう組み合わせを楽しめる、わがままで贅沢な企画も開催。ふだんはお店を構えていないお菓子作家の長田佳子が主宰する「foodremedies」と「YAECA」のお菓子部門「PLAIN BAKERY」、そして「SHOZO COFFEE」による夢の共演、お互いの声がけで実現した「Fuglen Tokyo」と「PATH」、はじめての顔合わせとなる「気仙沼アンカーコーヒー」と「菓子工房ルスルス」など、うれしい組み合わせが日替わりでお目見えする。「たのしみ大広場」では、人気の写真家・川島小鳥や絵本作家の荒井良二、イラストレーターの塩川いづみの作品で、スペシャルな「写ルンです」 とお揃いのデザインのポケットアルバムや、1年以上じっくり時間をかけて企画・実現に至った、萬古焼のお皿とキャセロールの店「鋼正堂(こうせいどう)」から、貴重なタッグの作品も登場。自分で作陶する器のみで活動している陶芸家・内田鋼一が、スタイリスト・伊藤まさこと共にはじめて器のプロデュースを手がけ、初お披露目する。白いシャツをめぐる旅「白いシャツをめぐる旅」は、三越伊勢丹とほぼ日が3年以上展開している人気コンテンツ。ブースには初夏にぴったりな爽やかな白いシャツがずらりと並ぶ。JINS×ほぼ日の「かわいい老眼鏡&おとなとこどものサングラスの店」 では、“くらしがたのしくなる老眼鏡”や“夏がたのしくなるサングラス”が登場。ほかにも、人気スタイリストの轟木節子がつくるオリジナルの服、MHLによる「夏のちいさな蚤の市」、オリジナル生地でオーダーができる「伊藤尚美のお仕立てアトリエ」 、新潟のファクトリーブランド「G.F.G.S」が手がける、サイズ・ボーダーの色や太さ・袖の長さを自由に選び、“自分だけの1枚”をつくれる「ボーダーシャツをオーダーメイドできる店」など、夏を楽しむファッションアイテムが各所に出店する。trippen ZORIさらに、生活のたのしみ展に初出店となる店舗も多数登場。ベルリンの小さなギャラリーで誕生したシューズブランド「trippen(トリッペン)」では、新作の「ZORI」を世界でもっとも早くお披露目、先行販売。ヘアメイクアップアーティストの草場妙子がセレクトした化粧品が並ぶ、5日間だけの「草場妙子化粧品店」では、有料・予約制にてグループメイクレッスンを受けることができる。ふだん、お店というかたちで登場することが少ないアーティストやスタイリスト、いつもとはちがう顔を見せるブランドや企業など、ここにしかないお店・出展者に出会えるのも大きな魅力。ほぼ日もオリジナルスペースを設け、20周年記念グッズのTシャツやポーチを始め、手帳や万年筆などを販売する。会場内のあちこちでは、フリーマーケットやワークショップ、似顔絵のお店、ミニ映画の上映会、カプセルトイ、靴磨きや手相観ルームなどが開催され、イベントを盛り上げる。クロースアップマジシャンの前田知洋の華麗なマジックを体感できたり、栗コーダーカルテットやタブラ奏者のU-zhaanが特別トリオ編成で奏でる生演奏が流れたり「TONKO HOUSE」のミニ上映会がたのしめるイベントスペースや、志村ふくみさん、志村洋子さんの芸術精神を受け継ぐブランド「アトリエシムラ」の世界を垣間見ることができる草木染めワークショップなど。子供も楽しめる「キタンクラブ」のカプセルトイに、和田ラヂヲ、イマガワノブヒロ、ロビン西、矢部太郎、下田昌克が日替わりで登場する豪華な似顔絵の店など、5日間と通して、様々なイベントが会場を盛り上げる。なお、各ブースの詳細やワークショップの参加方法などは、公式サイト()にてチェックができる。【イベント情報】生活のたのしみ展会期:6月7日〜6月11日会場:恵比寿ガーデンプレイス住所:東京都渋谷区恵比寿4-20時間:11:00〜20:00入場料:300円(※5日間いつでも再入場可)
2018年05月15日ギャラリー・ラファイエット社によって、新しいアートスペースが誕生 3月10日、パリの中心に、新たなコンテンポラリーアート・スペースが誕生しました。 場所は、以前この連載の中でお伝えした『アライア回顧展』の「アズディン・アライア・アソシエーション」からもほど近い、パリ4区のプラートル通り。名前は『Lafayette Anticipation(ラファイエット・アンティシパション)』。あのデパートで有名なギャラリー・ラファイエット社によって設立されました。 同社は、ファッションだけでなく、アートのエキシビジョンやフェアのパートナーとして、積極的に支援しているのです。例えば、毎年10月にパリで開催される国際コンテンポラリーアート・フェア(通称:FIAC=Foire International d’Art Contemporain)など。この時は、パリの街中が現代アートの作品で彩られるので、アートが好きな私としては、とても楽しみな時期の一つです。 アーティストたちの活動を後押しできる全く新しいスポット。 さて、『ラファイエット・アンティシパション』の狙いは、ただエキシビションを開催し、作品を展示するだけのものではありません。実験的で、かつ来場者が何か体験できることを主としたエキシビションを狙いとしています。さらに、企画・運営・展示の他、アーティストと共に作品の制作を行う学際的性質をもった文化施設でもあるのです。なぜこのようなスペースを作るに至ったのか。 同社によると「パリはたくさんの歴史ある素晴らしいコレクションが溢れているけれど、アーティストたちが集まって積極的に創作するための場所がない」ということ。そういった「現代アートの現状で欠けている点」に目を留めたギャラリー・ラファイエット社は、パリのど真ん中でアーティストたちが創作し合ってそのまま発表を行い、彼らの活動を後押しできるような全く新しいスペースを造りたいと思ったのでしょう。 そして、ラファイエット・アンティシパションのビルは、シアトル中央図書館やミラノのプラダ財団の建築で知られるレム・コールハースが、3年の歳月をかけてモダンな建物へと変貌させました。 地下1階から地上4階までのこの建物。地下はアーティストの創作スペースで、私たちが鑑賞できる主な展示スペースは1階から3階までです。そして、この3フロアはなんと、アーティストの意向に合わせて床や壁などを自由に変更できるように設計されています。それもおよそ40通り可能とのこと!展示ごとに、ビル全体が舞台装置のように変化するなんて、大変面白い試みです。 メインのエントランスを入ると、地上階には人気のオーガニック・カフェ「Wild & the Moon」が入っています。 そして、カフェのすぐ隣には、パブリック・スペースが。 カフェ側からこの建物の外、中庭へと一旦出ると、ラファイエット・アンティシパションのブティック「À Rebours」が併設されています。ユニークでデザイン性に富んだ小物や雑貨、アクセサリー、そして写真集などを手にすることができます。 アメリカ人アーティストによる、建物全体を使った展示作品 現在エキシビジョンは、ニューヨーク在住のアメリカ人アーティスト、Lutz Bacherの「The Silence of the Sea」が開催中。 © Lutz Bacher男性名義(ペンネーム)ですが、実は女性アーティスト。フランスでは、今回が初めての展示です。 彼女はさまざまなメディア、ビデオ、音響、フォトグラフィーなどを用いたインスタレーションを行うアーティストで、その表現スタイル通り、この建物全体が彼女の作品へと変化。海、そして海の静寂を連想させる海風の音が、あちこちに置かれた音響装置からビル全体へと響き渡り、訪れる人々を彼女の作品の内部へと誘い、包んでいきます。 最初に訪れた3階の展示スペース、自然光を取り入れた、明るく開放的な空間が広がっていました。 砂浜なのか、海面の反射をイメージしたのか、地面にはたくさんのラメが撒かれていました。撒かれたラメはメインの展示スペースだけではなく、階段や踊り場にも広がっていました。ご覧の通りキラキラ! お次はこちら。今回、1階と2階は吹き抜けになっていて、各フロアの両サイドに、同じ映像が流れるスクリーンが設置されていました。さらに、自分の立つ位置によって1階と2階両フロアの画面が一つに見えるという視覚を欺くマジックも発見。映像はモンタージュされていて、ブレが激しく、時々早送りのように進み、大画面の威力と共に眩暈を覚えるほど…。なので反対側に目をやると、距離があるお陰でだいぶ見やすい。美しい海辺の光景が目に飛び込んできます。 展示スペースの音響は決して穏やかではなく、むしろ雑音の大音量。タイトルのSilenceとはかけ離れているという点に、おそらくこのアーティストの問題提起が隠されているのでしょう。 絶え間なく続く音響と映像が2つのフロアをまたがり、さらに壁と床の垂直と並行のラインがどこか永続的なものを物語り、この空間のテーマの一つとして大きく存在しているような気がしました。 これはスクリーンに近寄った時、そこにいた誰かがふと私の前を通り過ぎようとした時の瞬間。画面の砂浜に映る彼女の影が、まるで登場人物の影のように感じました。観客一人一人が、この作品の一部へと組み込まれる瞬間でもあります。 中庭を囲む形を成したU字型の建築。外の景色を感じることで、街の一部、世界の一部であることも再認識できます。劇場や美術館の多くは、展示物の管理という面からしても、こうして自然光を入れることは不可能なのですが、ここは別。それは、「ここは閉ざされた場所ではなく、人々へ向けて開かれた場所である」という意思さえ感じられる気がします。 写真では見づらいかもしれませんが、こちらは先ほど3階にたくさん撒かれていたラメが落ちてくる様子です。天井を見ても目立った仕掛けがなかったので、私たちが実際に歩いていた3階のラメそのものかもしれません。これも、モバイル式の床がなせる技!日の光を照り返しながら、きらきらと輝き、落ちていく様子に見入ってしまいました。 体験型、参加型のエキシビジョンを通じて、大きな発見と感動を 日本の美術館やギャラリーは、展示されている作品をただ観賞するタイプのエキシビションが大部分だと思います。 しかしパリには、体験型、参加型のエキシビションが多く開催されています。そこでは、見る、聞く、触れるといった知覚を通して、発見と感動を得ることができます。 それは“物や空間”と“自分”であったり、“自分”と“他の誰か”であったり。そして、体験は、経験となって私たちの心に印象深く刻まれます。ただ、キュレーションされたものを眺めるよりも、空間全体を使用した作品の中に自分が身を置くことによって、より自分で何かを考えるという行為が触発される気がします。それが、この“体験する”ことを目的としたインスタレーションの魅力なのかなあ…なんて思ったり。 パリの中心でこのようなアートの発展を推進する文化施設がまたひとつ増えたことがとてもうれしい!これからも新たな文化施設がオープンしていく予定なので、随時ご紹介していきたいと思います。
2018年04月22日日本でチョコレートの季節というとバレンタインデーですよね。でも、フランスではバレンタインにチョコレートを贈るという習慣は特にないのです。各ショコラティエやパティスリーがこぞって商品を出し、スーパーの陳列棚が、チョコレートで賑やかになる時期っていうと、ノエル(クリスマス)、そして、イースター。そう、ちょうど今なのです! この記事を執筆している現在、3月下旬はイースター前(復活祭)で、キリストの復活を祝う大切な祝日が4月1日に控えています。ちなみにフランス語でイースターはPâques (パック)。パックは必ず日曜と決まっていて、翌日の月曜は振り替えでお休み。そして、大体この時期に学校も春休みとなります。ただの祝祭日というより、フランス人にとっては、春の訪れを祝う時期でもあります。私たち日本人でいう、桜の蕾を見て春の到来を感じるとか、お花見しながら宴を開いて「ああ春だわね〜」っていう、あの感覚と近いのかな。街中にパックにちなんだチョコレートが出現し始めると、私でさえも「もう春かあ」と思うようになったのであります。 パックのチョコは、誕生・復活などを意味する卵型、そこから派生してヒヨコ、雌鶏。そして、多産と豊作の象徴という、うさぎが主要シンボル。日付は流動的で、今年はいつもよりちょっと早くて、エイプリルフールと重なっています。フランスではエイプリルフールのことを Poisson d’avril (4月の魚)って言うんですよ。何で魚かいろいろな説があり、長くなるので省きますが、いずれもジョークと絡めていて、メディアも率先してこの悪戯に参加。そして、パックほどの賑やかさはないにしろ、この日もお魚にちなんだチョコレートが店頭に並びます。ということで、今年はお魚型とパックの両陣が一斉に商品棚を埋め尽くすのですね。 イースター&エイプリルフールのチョコレート商戦、inパリ…とでも申しましょうか。では、どんな雰囲気なのか以下、写真と共にお伝えいたします! まずはスーパーやデパートの食品売り場の様子。一度にカメラに収まりきれないほど、ずらーっと並んでおります。 このお魚型のビックチョコは30センチはあったかな。パック当日はホームパーティーをすることが多いので、こういう大きなチョコレートを抱えて、それぞれの場所へ向かう人々をよく見かけます。 パッケージされた卵型のチョコレート菓子たち。カラフルな缶のものは、色の展開が多くデザインも各々色によって違うので、プレゼントやお土産にも喜ばれそう。 迷うのも無理はない、チョコセレクションを興ずるカップルの前後にもバラエティに富んだラインナップが。 スーパーの人気者、Milkaチョコは毎年恒例の定番商品。 一方、こちらもスーパーで買える人気メーカーLindt。路面店は、オペラ座の隣にあります。個人的に、Lindtのパックと言えば、絶対にうさぎ!そして、ショーウィンドウもうさぎの群れが占拠。最早メーカーのマスコット的存在。 オリジナル店舗にしか置いていない、オープンカーに乗ったうさぎ。微笑ましい(笑)。赤リボンはミルクチョコ味です。背後の桜ふぶきがあしらわれたうさぎ達も中身は一緒です。これもスーパーでは見たことないかも。 最後にパリの有名ショコラティエを。このチョコレート戦線に勝つため、各店思う存分腕をふるっております故、皆さんどれも魅力的なのですが、今回一番ユーモアとアーティスティックさを感じたアラン・デュカスをご紹介したいと思います。個人的にもここのタブレットショコラの大ファンです。デュカスは、カカオ本来の美味しさを突き詰め、産地とその特色を最大限に生かしたチョコレートを作りをモットーとしています。 一口頬張るだけで、口の中いっぱいにカカオの風味が広がって、素材そのもののクオリティーの高さと個性を一度に実感し、感動すら覚えるほど。今月末に東京・日本橋に初上陸するとのこと。もし、初めて名前を聞くわ!という方がいらしたら、ぜひ記憶に留めていただきたいです! こちらはオペラ地区からもほど近い、マルシェ・サントノレ通りにある店舗。幾何学模様がかわいい、Poisson d’avril(エイプリルフール)仕様のショーウィンドウ。入口を入るとすぐに、パックの陣営が並んでいます。まず最初はブラックチョコレートと薄焼きクレープがミルフィーユのように層をなした L’oeuf feuilleté がお目見え。これ、クレープのサクサク感に手が止まらなくなるんですよね。 この L’oeuf bonbonnière はブラックとミルクの2種類から選べます。bonbonnière とはキャンディーボックスのこと。卵型のキャンディーボックスごとチョコで作っちゃいましょうよっていう発想がユニークでゴージャス。 ちなみに箱から出してセッティングすると、このようになります。オマール海老の形をしたチョコがチラ見えしてます。他は魚介類や鐘型などがありました。 これはショーウィンドウにあったジオメトリー柄のお魚チョコに、ろくろチョコ。螺旋具合がもはや彫刻の域です。精巧でとても美しかった。しかも手でやっているっていうから凝ったものです。どちらも中には bonbonnière に入っているものと同じプチ・チョコレート達が入っているんですよ。 ちなみに、先ほど“中身”という隠された存在だったチョコたちは、このように袋買いも可能。ブラックとミルクのノーマルか、プラリネで選べます。絵柄だけでちょっぴりファンタジックな気分にさせられ、これだけでも何だか楽しい気分になれるのは私だけでしょうか。 4つ入り卵パックのチョコの中はプラリネチョコが入っていて、ココナッツ、ピスタチオ、アーモンドにノワゼットの4種類。しかしどう見ても本物の卵にしか見えない。チョコレートマークがなかったら、間違えるわ絶対。 私はチョコレートを毎日欠かさず食べるほどチョコフリークなのですが、フランスのショコラティエは、ダイナミックで味も見た目も表現力に富んでいます。目でも舌でも味わえるって、食事の醍醐味ですよね。チョコレートを食べると、疲れていようがいまいが、ふわ〜っと体が軽くなって、幸せな気持ちが体の底から沸き上がってくるあの感覚。本当、魔法のような不思議な食べ物です。だから、街中にこうしてたくさんのチョコレートが溢れているこの時期は、見ているだけでもあの恍惚感を呼び起こし、幸せな気持ちになれるんですよね。 今年は雪もたくさん降って、長く寒い冬でしたが(まだまだ寒いけど)、3月25日からはいよいよサマータイムが始まります。春を迎える喜びを、パリの皆がパックと共にお祝いすることと思います。
2018年04月05日30代は悩み多き世代です。会社では上司と部下に挟まれたポジションに就いたり。結婚すれば、お姑さんやママ友とのお付き合いが始まったり。複雑になってゆく人間関係や慣れない事にチャレンジする日々でストレスが溜まりがちだと感じる人は多いはずです。ストレスの解消方法は人それぞれでしょうが、ぜひオススメしたいのは日記をつけるという事です。日記をつけるのは苦手という人も、毎日絶対とか気負わずにメモ程度でもいいから始めてみませんか?今日一日のストレスを日記に吐き出してすっきり気分に日記は、1日の予定や出かけた場所などを書くものだと思っていませんか?それだと、日々のネタに困り、途中で日記をつけることをやめてしまうかもしれません。そこでオススメしたいのが、日々のストレスを日記に書き込むこと。例えば……今日もAさんは意地悪してきた最低!!ムカつく。仕事もキツい憂鬱。会社辞めたい……等々。不愉快な思いや苦手な人にされた言動を、取り留めもなく日記に書いてみましょう。不快な思いは、文章にして書き出すだけで発散できるのです。殴り書きでもいいので、今日の思いを日記に吐き出してみましょう。その日のストレスをその日中に解消する力がつきますよ。もっとすっきり気分になれる日記の書き方怒りや悲しみの感情抜きで、時間軸に沿って起こった出来事を連ねて書きます。――「私」の仕事じゃないのに、ついでにやっておいてとAさんが資料コピー仕事を持ってきた――このような内容を日記に書いたとします。日記のなかの「私」は渦中の存在。でも、これら一連の出来事を日記に書いているのも『私』です。『私』は出来事を客観視して日記を書いていきます。実際の出来事を客観的に考える事ができると、なぜその出来事が起きたのかなど、気持ちの整理をすることができます。1日の行動が整理されて腑に落ちることも増えるのでオススメです。日記を書くなら何を使いますか?今時スマホで日記をつけている方は多いと思います。便利だし自分に合っているというならそれも良いでしょう。でも、一番のおススメは、日記帳・ノート類の紙とペンを使う方法です。手書きは脳を刺激してくれます。文を書くのに慣れてくると、次の一文が出やすくなっていきます。日記を書く事に慣れていきます。古い日記を読み返し、許せることが段々増えていった軌跡が見えると、ちょっとは大人になれてる?……なんて。日記を書く事でそんな自分を発見できたら嬉しいですね。思いっきり書きなぐった日記は超・プライベートなもの。誰にも読まれたくないものです。友達にも家族にも彼氏にも。置き場所に気を使いそうですね。明治の文豪石川啄木は、読まれないためにローマ字で日記を書いていました。でも一番読まれたくない奥様が密かにローマ字をマスターしていたものだから、しっかり読まれていたとか……
2018年03月07日オリジナル朱印帳 1,800円パスザバトン(PASS THE BATON)は、尚雅堂×キギ(KIGI)×パスザバトンによる「オリジナル朱印帳」を、パスザバトン京都祇園店限定で2月9日より販売する。1964年に色紙短冊の問屋としてスタートして以来、書道や画材の専門店向けの和紙製品のほか、和紙を中心としたオリジナル和文具を送り出してきた尚雅堂。同店が製作した朱印帳を、パスザバトンのオリジナルイラストレーションを用いてキギ(植原亮輔・渡邉良重)がデザインし、登場したのが同アイテム。使用には支障がないものの、表紙の傷や模様のかすれにより販売に至らなかった朱印帳を利用し、表紙には京友禅紙を用いて、色鮮やかでバリエーション豊富な朱印帳を展開する。
2018年02月13日「ほぼ日手帳2018」の春の新作が、2018年2月1日(木)に発売される。今回発売されるのは、4月からはじまる手帳「ほぼ日手帳2018 spring」。見ているだけで楽しくなるようなデザインの限定柄カバーや文房具が登場する。「りんごかもしれない」をはじめとする絵本を手掛ける絵本作家・ヨシタケシンスケによる、手帳カバーや、手帳と一緒に使える文房具が誕生。手帳カバーには、全面に、しきものを広げてのんびりと芝生で過ごす人々のイラストをプリントしている。ゆるやかで心の和むデザインだ。裏表にそれぞれ「YES」「NO」のイラストを配し、意思表示に使用できるユニークな下敷きや、スケジュールに貼って使える「仕事より大事な予定シール」、手帳カバーの上からかける「カバー・オン・カバー」など遊び心に溢れた文房具もラインナップ。使っているだけで日々を楽しく過ごせそうなグッズが揃う。深谷かほるの漫画『夜廻り猫』に登場し一躍有名になった、優しい正確の野良猫「ぽー」の写真をプリントした手帳も。愛らしい「ぽー」の表情に癒される手帳に仕上がっている。また、ミナ ペルホネン(minä perhonen)の手帳カバー「piece,」には新柄「spring mix」が追加。洋服を仕立てる際の余り布をパッチワークでリメイクした、様々な柄の表情を楽しめるカバーは、抽選販売される。3月には、整理された「ひきだし」をまるごと持ち歩けるような「ひきだしポーチ」も登場。大事な物をひとまとめにして携帯することができるポーチを、ウォレットサイズとA5サイズの2サイズで展開する。無地や柄など多彩なデザインが揃う予定だ。【詳細】ほぼ日手帳 2018 spring発売日:2018年2月1日(木)取扱場所:・オリジナル(文庫本サイズ)、カズン(A5サイズ)…全国ロフト、「ほぼ日手帳公式ページ」・weeks(週間タイプ)…全国ロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなどweeks取扱店舗、「ほぼ日手帳公式ページ」■アイテム例・ヨシタケシンスケ「しきもの日和」カバー+本体セット(オリジナル)4,752円、(カズン) 7,020円・「仕事より大事な予定」シール 410円・Yes・No 下敷き オリジナル用 388円/カズン用 518円/ weeks用 432円・カバー・オン・カバー「赤い糸」(オリジナル用) 432円、「赤い玉」(カズン用) 648円・やさしいねこ「ぽー」カバー+本体セット(オリジナル) 4,752円、手帳本体(weeks) 2,592円・ミナ ペルホネン「piece,(spring mix)」カバー+本体セット(オリジナル) 18,360円、(カズン) 25,380円※ミナ ペルホネンは抽選販売。受付期間:2018年2月1日(木)11:00~2018年2月13日(火)11:00※価格はすべて税込。■関連イベント「ヨシタケシンスケ&ぽー TOBICHIのあそび場」会期:(東京)2018年2月1日(木)~2月12日(月)、(京都)2月1日(木)~2月7日(水)場所:TOBICHI2店舗(東京、京都)住所:(東京)東京都港区南青山 4-28-26、(京都)京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町 251-2寿ビルデイング3階
2018年01月29日新しい年を迎えると「今年こそ日記をつけよう」と思う人も多いかもしれません。最近ではスマホで簡単につけられる日記アプリも多く出ていますが、「やっぱり紙で残したい」という声も多いようです。でも、仕事や家事、育児で忙しい毎日の中では、なかなか日記を続けるのは難しいことも。無理せず長く続けられるように、工夫をしてみてはいかがでしょうか。■毎日のプレッシャーが原因? 「日付入りの日記帳」は使わない日記に挫折してしまう理由の一つに、「毎日書かなければいけない」というプレッシャーがあるのではないでしょうか。毎日忙しくしていると、ときには日記を書く時間が取れない日もあるかもしれません。そうやって空欄のページができてしまうと、「もういいや」とやる気を失ってしまう…ということも。こんな挫折を防ぐには、日付入りの日記帳や手帳はあえて選ばないのがおすすめ。日付欄がフリーのタイプや、罫線だけが入ったノートなどを選べば、毎日書けなくても「白紙のページが気になる」なんてこともありません。■良かったことだけ書く「ポジティブ日記」のすすめいざ日記をつけようと思っても「何を書けばいいか分からない」というのも、よくある悩みです。そんな時は、まずテーマを決めてみてはいかがでしょう。子どものことや、その日の食事、読んだ本の感想など、なんでもよいでしょう。中でも、あとで読み返して楽しいのは「その日あった良かったこと」です。「良い天気で気持ちよかった」「通勤電車で座れた」など、どんな小さな出来事でもOK。その日あった良かったことを思い出して書くことで、気持ちもきっと前向きになれますよ。 ■書くことが思いつかない時は「子どもに代筆」をお願い「どうしても書くことが思いつかない」「今日は日記を書いている時間がない」という時は、子どもに書いてもらうのも一つの方法です。まだ、字が書けない年齢の子どもなら、自由にお絵かきをしてもらいましょう。色鉛筆などを使えば、ページもカラフルになりますね。子どもの成長記録の一つとして、見返した時にきっとすてきな思い出になるのではないでしょうか。■子どもの字や作文の練習にも「親子で交換日記」子どもが字を書けるようになってきたら、ママやパパと交換日記をするのもおすすめです。普段、仕事と家事、育児を両立していると、園や学校での話を子どもからゆっくり聞く時間もなかなか取りにくいかもしれません。「今日こんなことがあったよ」と交換日記に書けば、親子のコミュニケーションツールになりますね。ママやパパからお返事が来ることで、子どものモチベーションもアップ。日常的に文章を書くことで、平仮名や漢字、作文の練習にもなりますね。日記は、日々の記録としての役割のほか、書くことで自分の行動や気持ちを整理できるメリットもあります。年の初めは新しいことをスタートするチャンス。自分に合った方法で、無理なく続けていきたいですね。
2018年01月02日リンゴをほぼ“まるごと”使った焼リンゴパイ「ほぼ“まるごと”焼リンゴパイ」が、大阪新阪急ホテルに登場。2017年12月1日(金)から2018年1月31日(水)まで販売される。“ねこ型の食パン”や色鉛筆のようなロールケーキ「色えんぴつろーる」など、ユニークなスイーツ&フードを展開している大阪新阪急ホテルが手掛ける新作は、りんごをほぼ“まるごと”使った贅沢なスイーツ。とろーり滑らかなカスタードクリームが詰まったパイ生地の上に、焼きリンゴをたっぷりのせた。さらに上から、ふわふわのホイップクリームを重ねて。まんまる膨らんだクリームと焼きリンゴ、サクサクのパイ生地を一緒に頬張れば、口いっぱいに豊かな香りと優しい甘みが広がる。【アイテム詳細】「ほぼ“まるごと”焼リンゴパイ」780円販売期間:2017年12月1日(金)~2018年1月31日(水)場所:大阪新阪急ホテル 1階 ラウンジ「ブリアン」住所:大阪府大阪市北区芝田1-1-35【問い合わせ先】TEL:06-6372-5101(ホテル代表)
2017年11月17日糸井重里が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」から、ジャーナルスタンダード ラックス(journal standard luxe)とのコラボレーションによるハラマキが登場。2017年11月8日(水)に発売される。ジャーナルスタンダード ラックスのスタッフが「ほぼ日」のハラマキを使用していたことから実現した今回のコラボレーション。「もしジャーナルスタンダード ラックスがハラマキを作ったら」そんな発想から生まれたアイテムは、潔いほどシンプルでシックなデザインが魅力。自慢の肌ざわりはそのままに、上品なデザインとベーシックなカラーを採用したハラマキは、どんな洋服にも合わせやすい一着。カラーは白黒、グレーキナリ、コンキナリの3色展開で、それぞれ裏返すことでデザインが変わるリバーシブル仕様となっているのもポイントだ。また、ハラマキとお揃いのデザインの毛糸のパンツ(ショート/ロング)、かかとつきレッグ ウォーマーもラインナップ。「ほぼ日」ではハラマキと並んで定番人気の毛糸のパンツも、少し短めに設定した股下の長さ、足がスッキリ見えるボーダー幅と、細部にまでジャーナルスタンダード ラックスならではのこだわりを詰め込んだアイテムに仕上がっている。【商品情報】ほぼ日×ジャーナルスタンダード ラックス発売日:2017年11月8日(水)取扱店舗:ほぼ日ストア(11:00〜)、TOBICHI東京・京都、journal standard luxe 渋谷・表参道・銀座・大阪店、QUARTERLY 青山店、BAYCREW’S STORE<商品ラインナップ>■ハラマキ価格:3,132〜4,104円(税込) ※価格はサイズによって異なるカラー:白黒/グレーキナリ/コンキナリ■長いけいとのぱんつ価格:7,344円(税込)カラー:白黒/グレーキナリ/コンキナリ■けいとのぱんつ価格:4,104円(税込)カラー:白黒/グレーキナリ/コンキナリ■かかとつきレッグウォーマー価格:3,672円(税込)カラー:白黒/グレーキナリ/コンキナリ
2017年11月09日ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」と、アパレプブランド「Scye(サイ)」、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」、傘ブランド「フルトン(Fulton)」とコラボレーション。レインウェアコレクション「ボートン トゥジュー」を、2017年10月12日(木)より販売する。雨の日が楽しくなるレインウェアフランス語で”いつもいいお天気”を意味するコレクション「ボートン トゥジュー」。その名の通り、雨の時はもちろん、降るかもしれないときや止んだ後、そして晴れの日までも身につけたくなる、スタイリッシュなレインウェアを展開する。Scye×ほぼ日「Scye」の別注アイテムは、メンズ・レディースのチノパンツとデニム、そしてトートバッグで展開。チノパンツやデニムには撥水加工を施しているので、雨が染み込むのを気にせずに。程よくゆったりとしたシルエットで、丈をロールアップしたり、中に履いたりしてレインブーツと合わせてもキュートなデザインだ。トートバッグは、水につよいターポリン素材を採用。それでいてディテールなどにはレザーを使用し、普段も持てるシックなものに仕上げた。ヘリーハンセン×ほぼ日「ヘリーハンセン」からは、レインコートと強めのはっ水機能を持ったバスクボーダーシャツを展開。レインコートは、「雨がふってもほぼ傘いらずで、晴れてからも着たい」をコンセプトに作られた新しいタイプのコート。”いかにも”なレインコート感がなく、しっかりと水を弾く優れた機能性とシックな装いを両立させた。Aラインのシルエットと大きめのフードが可愛いレディスモデルと、フードを外せばコーチジャケットのようなクールなカジュアルさがあるメンズモデルを用意した。シャツは、ボーダーの間隔や少し肩を落としたようなシルエットが絶妙だ。広い身巾と短い着丈のバランスが可愛いレディースモデル「シャルロット」と、ベーシックなバランスのメンズモデル「パブロ」を用意した。フルトン×ほぼ日「フルトン」とのコラボアイテムは、透明長傘とスカーフを発売。英国王室御用達のビニール傘は、透明なビニール素材でシンプルにまとめつつ、その丸み帯びた独特なシルエットや傘を縁取るカラーにヨーロッパらしいセンスを感じる1本。スカーフには、イラストレーター山口洋佑のイラストをプリントした。限定ショップが原宿にオープンまた、「ボートン トゥジュー」の発売を記念し、ヘリーハンセン 原宿店に限定ショップがオープン。店内では、「ヘリーハンセン」の別注アイテムが販売されるほか、「Scye」や「フルトン」とのアイテムが展示される。【詳細】ボートン トゥジュー発売日:2017年10月12日(木)価格:・「ヘリーハンセン」ドヌーヴ / タチ 各41,040円・「ヘリーハンセン」シャルロット / パブロ 各10,584円・「Scye」マドレーヌ 29,160円・「Scye」セルジュ ドゥ ニーム 26,460円・「Scye」ジェラール 30,780円・「Scye」シェルブール 16,200円・「フルトン」プティ カレ 4,752円・「フルトン」フルトン バードケージ 5,940円※全て税込み■限定ストア期間:10月7日(土)〜15日(日)場所:ヘリーハンセン 原宿店住所:東京都渋谷区神宮前5-27-8営業時間:11:00〜20:00 ※水曜定休TEL:03-6418-9669問い合わせ先ヘリーハンセン原宿店Tel:03-6418-9669ほぼ日ストアTel:03-5770-1103
2017年10月10日『我的美麗日記(私のきれい日記)』台湾発のフェイスマスク『我的美麗日記(私のきれい日記)』は、全世界で年間2.5億枚を売上、世界中から愛される商品だ。この度、『我的美麗日記(私のきれい日記)』を展開する統一超商東京マーケティング株式会社は、ブランド史上最高級の美容液を使用した『プレミアムクリーム』シリーズを新発売すると発表した。私のきれい日記史上最高級の美容液同シリーズでは、最高美容液成分を使用。「なめらか潤い処方」と「植物発酵乳化技術」を使用することにより、美容成分が角質層の奥深くまで染み渡る。同シリーズでは、「Aquaroad(ゆるめる)」「Tinysome(しみこむ)」「Cosphingo(とどめる)」の3つプレミアムうるおい伝導機能が働く。「ホワイトアルプスエーデルワイス」と「南極氷河」「ホワイトアルプスエーデルワイス」は、アルプス山脈のエーデルワイスから抽出したエーデルワイスエキスを配合したブライトニング&エイジングケアクリームマスク。3枚入り690円(税抜)だ。「南極氷河」は、南極海洋氷山の底部クレイから抽出した糖タンパク質を配合したモイストリッチなクリームマスク。 3枚入り690円(税抜)だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※私のきれい日記『プレミアムクリームマスク』を新発売!9月15日(金)からバラエティショップ、ドラッグストアにて発売
2017年10月05日■「歯並びが良かったら、かわいかったのにね」の呪い私には、DRESSやTwitterのアイコンに使っているポメラニアン(犬)のように、八重歯があります。八重歯を意識し始めたのは、小学生の頃です。親の関係で初めて会った大人のお姉さん(小学生の私にはとてもセクシーで知的に見えた、素敵なアラサー女性でした)に、「あら、ユキちゃん、歯並びが残念ね。歯並びが良かったら、かわいかったのにね」と笑顔で言われました。小学生の私は、ポカーンとしました。この人、初対面でなんてこと言ってくれるの?と。■お姉さんの金言:整形や脂肪吸引と違って、歯列矯正は堂々と自分の容姿を変えられるただ、そのお姉さんは軽やかな笑顔で、付け加えました。「ユキちゃん、いい?大人になったらその歯並びを直しなさい。整形や脂肪吸引と違って、歯列矯正は堂々と自分の容姿を変えられる手段よ。それをやらないでいるなんて、女の子としてもったいないよ。直せるコンプレックスは自分で直す。大人の女性になったらそうやって生きないとね」小学生のユキちゃんは、「歯並びが良かったら、かわいかったのにね」=八重歯のある私はブス、と思い込んで、たいそうショックを受けたのでした。と同時に、「歯並びを直してもう少しかわいくなれるなら、大人になって自分のお金を稼げるようになったら、絶対に直そう」と決意したのでした。■大人になって歯列矯正を始めた理由:(1)同僚の一言そんな固い決意も忘れて、社会人になってからは、外資系コンサルティングファームでそれはそれはごりごりと朝から夜中まで働きました。ただ、外資系なのでたまに、「ユキ、歯列を直したら?」と外国人の同僚に言われるのです。八重歯はチャームポイントとも言ってくれる人は日本にはまだまだいますが、海外(特にアメリカ)では「ドラキュラ」と言われることも。そして、あっという間に30代、私は中間管理職になりました。そうなると、外国人の同僚がどんどん増え、「ユキ、歯列を直したら?」と言われる頻度が増えたのです。あるとき、仲のいいアメリカ人の同僚から、はっきりと言われました。「歯列を直していないと、自分のケアができない大人に見える気がするのよね。そんな人に、会社はリーダーシップを任せるかな?ユキには十分な経済力があるんでしょ。歯以外はきちんとProfessional look(※弊業界では、職業人としてきちんと見えるファッション・髪型・態度などを総称してこのように表現する人が多いです)で過ごしているのに、歯だけがアンバランスだよ」■大人になって歯列矯正を始めた理由:(2)かみ合わせの悪さからの肩こり・腰痛私は、「一生肩こり・腰痛から解放される薬や方法があるなら、1000万くらい支払う!」と半分くらい本気で思うほどの、ひどい肩こり・腰痛を抱えています。職業柄、朝から夜中までデスクワークをしているので、肩こり・腰痛があるのだ、やむなし……と思い込んでいました。しかし、あるとき。矯正歯科医をやっている知り合いから、「ユキちゃん、歯列のせいでかみ合わせがおかしいよ、ちょっと見せて」と言われました。「審美的にも改善の余地があるし、肩こり・腰痛で週2回くらいマッサージや鍼灸に行ってると前聞いたけど、かみ合わせ(咬合)のせいもあると思う。保証はできないけど、矯正することで肩こりや腰痛も改善されると思うよ」そのとき、「コンプレックスも払しょくされるし、仕事の場で歯を指摘されることもなくなるし、ついでに肩こり・腰痛が軽減されるなら、一石三鳥!お金を貯めて歯列矯正にトライしてみよう」と思い立ったのでした。■歯列矯正をお任せするクリニック選びのコツ最終的には、前出の歯科医の知り合いに、歯列矯正をお願いすることに。ですが、いわゆる合い見積もり的に複数のクリニックを訪ね、下記の項目で比較検討しました。もし、私同様に、大人になってからの歯列矯正を検討されている方の参考になったらうれしいです。1.病院候補出し(ア)すでに矯正中のリアル友人の通っている病院2.診療方針(ア)金額感(イ)上下同時にする?どちらかからスタート?(ウ)何年くらいかかる?3.何本抜歯するか個人的に抜歯が怖かったので、聞いてみました。クリニックによってまちまちで2本というところや3本というところがありました。4.お話ししやすいドクターか長くお付き合いするので、ウマが合う人が良かったのです。5.裏側からの舌側矯正は可能か私はお客さん相手の商売なので、見た目に矯正装置が見えるのを避けたかったため、表側に器具をつける矯正(表側矯正)は検討しませんでした。最初から「舌側矯正をお願いしたいのですが」と確認しました。■クリニックを選び、治療を始めてみて……上記の「4.お話ししやすいドクターか」は、いい塩梅にキャリア・人生経験を重ねた私たちDRESS世代には、とても重要なことに思えます。人を見る目を養ってきているので、少しでも信用できないと、一気に不安・ストレスになってしまうなぁと、実際に通い始めて思いました。私が通っているクリニックのドクターは、患者の心配を取り除くことに、とても力を注いでくださる方です。例えば装置を付けてもらう前には、「1週間だけしんどいけど、1週間が耐えられなくて治療をやめた人はいないから、大丈夫だよ」とさらっと声かけをしてくれました。次回に書かせていただければと思いますが、その一言は実際に装置を付けてもらって慣れるまでの最初の数日を耐えるのに思い出して、「大丈夫」と思えるお声がけでした。まとまったお金と時間を費やしてトライする歯列矯正。こんな風にコミュニケーションでき、信頼できるクリニックに出会って治療を始められる方が増えると嬉しいです。
2017年09月06日ドイツのぬいぐるみメーカー「シュタイフ(Steiff)」と「ほぼ日手帳」のコラボレーショングッズが登場。2017年9月1日(金)より、ほぼ日手帳カバー「シュタイフ」「Planner シュタイフバージョン」が全国のロフトで発売される。また、2017年9月1日(金)から10日(日)まで、テディベアを含む全商品が銀座ロフトで販売される。今回モチーフとなったのは「ほぼ日手帳」のオリジナルキャラクター「誤解されやすいくま」。ぬいぐるみのくせに、むきだしの歯とするどい爪をもつユニークな姿で人気だ。展開されるのは、彼をモチーフにしたテディベア「誤解されやすいテディベア」、同じファブリックを使った「ほぼ日手帳」のカバー、そしてゴールドのテディベアが表紙に描かれた英語版「ほぼ日手帳」の「Planner シュタイフバージョン」だ。他にも、モヘア素材のバッグやTシャツがラインナップする。なお、いくつかのアイテムにはシュタイフ製品の品質の証である「ボタン・イン・イヤー」がしっかりと付いている。このボタン&タグは通常、シュタイフ社での厳しい検査基準をクリアしたぬいぐるみのみに取り付けられるもので、ぬいぐるみ以外につけられることは、ほとんど例がないそうだ。そんな特別なコラボレーションアイテムをぜひチェックしてみて。【詳細】シュタイフ×ほぼ日手帳発売日:2017年9月1日(金)価格:・誤解されやすいテディベア 46,440円・ほぼ日手帳カバー「シュタイフ」カバーのみ 12,960円、カバー&本体 15,120円・Planner シュタイフバージョン 2,700円・くまのみみつきモヘアバッグ 32,400円・こぐまのみみつきモヘアバッグ 17,280円・Tシャツ 5,940円※価格は税込取り扱い:全国のロフト、ほぼ日特設サイト、シュタイフ公式オンラインショップ※ロフトでは、ほぼ日手帳カバー「シュタイフ」、Plannerシュタイフバージョンのみの販売※銀座ロフトでは、9月1日(金)から10日(日)まで、テディベアをふくむ全商品を販売するスペシャルイベントを開催
2017年08月12日(写真はイメージです) 6月18日、茨城県の守谷総鎮守八坂神社が、同神社の御朱印帳がネットオークションで転売されているのを発見、怒りのツイートを綴った。 「ヤフオクで当社の御朱印帳が出品されていました。すでに落札されていまして社頭頒布の約3倍近い値段で落札されていました。神社頒布品をオークションに出品し利益を得る行為は許せません。頒布品は祓いをし神徳を得られるように祈願しております。一般商品とは違うものなんです。もう来ないで下さい」 御朱印帳とは、仏閣へ足を運び、参拝した証拠として“御朱印”を押してもらう台帳のようなもの。コレクターもおり、御朱印を集める“御朱印ガール”と呼ばれる若い女性もいるほど。“プチブーム”になっているだけに、参拝者のモラルも問われているようだ。 現在、このツイートは1日でリツイートは3万7千を超え、「罰当たり」「お気持ちお察しします」といったほかに、「できれば遠方の住民向けに通信販売を…」など、さまざまな意見が寄せられている。
2017年06月20日