オーディションから選ばれ映画初主演を飾るシン・シア、パク・ウンビンやイ・ジョンソク、そして前作にも出演したキム・ダミらが集結する『THE WITCH/魔女ー増殖ー』から、緊迫感漂う場面写真が解禁された。今回解禁された場面写真は、シン・シア演じる謎の少女をはじめ、彼女を牧場で匿うギョンヒ(パク・ウンビン)や、少女を追う秘密研究所アーク責任者のチャン(イ・ジョンソク)、組織に雇われた工作員のチョ・ヒョン(ソ・ウンス)、謎の超能力者集団“土偶”の姿など。少女をめぐり、壮絶なバトルの火ぶたが切って落とされたことを伺うことができる場面写真となっている。「ウ・ヨンウ弁護士は 天才肌」で主人公を温もり溢れる演技力で熱演したパク・ウンビンが険しい目で武器を手にする貴重な姿や、イ・ジョンソクの妖艶な立ち姿が公開。この少女がいかなる変容を遂げ最強アサシンとして覚醒していくのか。予測不能なストーリー展開と四つ巴の超絶バトルロイヤル・アクションに期待が高まる場面写真となっている。『THE WITCH/魔女ー増殖ー』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE WITCH/魔⼥ ー増殖ー 2023年5月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & GOLDMOON FILM.All Rights Reserved.
2023年03月09日映画『エクストリーム・ジョブ』「熱血司祭」のイ・ハニと「アバウトタイム~止めたい時間~」のイ・サンユンによる痛快アクションラブコメディ「ワン・ザ・ウーマン」が、4月5日(水)よりDVDレンタル・各動画配信サービスにてレンタル配信開始されることになった。■型破りな検事が従順な財閥令嬢に成り代わる?破天荒で型破りな検事チョ・ヨンジュはある日事故に遭い、記憶喪失に。目覚めると自分と瓜二つの財閥の末娘カン・ミナに間違えられていて、成り代わることに…!婚家に虐げられていたおとなしく従順なミナとは正反対の性格のヨンジュが財閥一家をハチャメチャにかき回す。次第に明らかになる財閥の裏の顔や検察の不正、隠蔽された事件の真実など…浮き彫りになる権力者たちの闇に牙をむくヨンジュの豪快で勇ましい言動に、スカッとした気分になれる痛快ストーリー。■パワフルで破天荒な無敵キャラ!最高に魅力的なヒロイン誕生目的のためなら手段を選ばない?出世や金のためなら不正をいとわないヨンジュは、不満はぶちまけ、我が道を行く破天荒な検事。記憶喪失になり、他人を装うことになっても目の前の問題に恐れず立ち向かい、自分らしく生きる姿に勇気をもらえるはず。財閥一家から受ける理不尽ないじめや権力者たちの陰謀にも屈せず突き進む!彼女の目まぐるしく変わる表情と予測不能な行動に目が離せない。そんな明るくエネルギッシュなヨンジュにより周りにも変化が…?気が済むまで暴れまくるも決してブレない。強く、賢く、美しく、パワフルなヒロインがやってきた!■イ・ハ二×イ・サンユン主演!抜群のコンビネーションで繰り広げるラブコメディドラマ「熱血司祭」「アイランド」など人気作に出演し、コメディ演技にも定評のあるイ・ハニが超個性的なヒロインを熱演。記憶喪失になった破天荒な不正検事チョ・ヨンジュと、虐げられた財閥の末娘カン・ミナの一人二役に挑戦し、彼女にしかできないコミカルかつパワフルな演技で唯一無二のキャラクターを誕生させた。抜群のスタイルを生かした華麗なアクションシーンにも注目だ。そして、記憶喪失のヒロインに振り回されながらも協力者として支える財閥、ハン・スンウクを演じるのは「アバウトタイム~止めたい時間~」「VIP-迷路の始まり-」などで大人の魅力を見せつけたイ・サンユン。ヒロインがピンチの時は必ず駆けつけ、スマートに手助け。2人の抜群の相性から生み出されるテンポのいいコミカルな掛け合いと、次第に惹かれあう大人のロマンスも見どころ。ヨンジュの同期で優秀な検事アン・ユジュンを演じるのは「推理の女王」のイ・ウォングン。ヨンジュを慕い、支える一途な姿を爽やかに演じている。ヒロインをめぐる、この三角関係も見逃せない。さらに、回想シーンでイ・サンユンの学生時代を演じるのは人気ボーイズグループ「THE BOYZ」のヨンフン。イ・ハニの学生時代を演じるI.O.I出身キム・ドヨンとの初々しい初恋のエピソードは物語のキーポイントとなる。■2021 SBS演技大賞で4冠を受賞!韓国で最高視聴率17%超えを記録魅力的な唯一無二のキャラクターをパワフルに演じたイ・ハニと、そんなヒロインに惹かれる財閥を好演したイ・サンユンが最優秀演技賞を獲得。さらに、圧倒的悪役の財閥の長女を見事に熱演し、物語にスリルを加えたチン・ソヨンが優秀演技賞、イ・ハニとの軽快なやり取りが評価された財閥の長男を演じたソン・ウォンソクが助演賞を獲得し、全4冠を受賞。実力派俳優陣が生み出すシナジー効果と引き込まれるようなテンポとストーリーに魅了される視聴者が激増、韓国で最高視聴率17%超えを記録し、多くの人に笑いと元気を届けた。「ワン・ザ・ウーマン」は4月5日(水)よりDVDレンタル開始(text:cinemacafe.net)
2023年02月17日Instagramのフォロワー数は、2500万人超え。コロナ禍以降、世界中で巻き起こる第4次韓流ブームを牽引する俳優イ・ジョンソクさんがananに初登場。来日時の多忙な合間を縫って、貴重なインタビューが実現しました。俳優として、一人の男として。今の気持ちとこれからのことをじっくり伺いました。「実は僕、恥ずかしがり屋なんです」と語り出したイ・ジョンソクさん。撮影ではカメラを前に惜しみなく様々な表情を見せてくれていたけれど、インタビューが始まった途端、少しはにかんだ表情のまま、そっと目を伏せた。「俳優という職業柄、慣れなきゃとは思うんですけど、どうしてもダメなんですよ。なにかの役を演じていない、一個人としての僕を見せることが猛烈に恥ずかしくて。MBTI(韓国で大流行している性格診断テスト)の結果も、コロコロ変わるんですが、Iの内向型であることはたしかですね。それにあらかじめ計画を練るのもあまり得意ではなくて。状況に応じて行動するタイプだと思います」韓国では『君の声が聞こえる』をはじめとした恋愛ドラマで“年下男子”ブームを巻き起こした。特に、20代最後の年に出演したドラマ『ロマンスは別冊付録』では天才作家にして出版社の編集長、大学教授の超ハイスペ男子チャ・ウノを演じて話題に。長年ひそかに焦がれる年上の女性ダニとの恋愛模様は、高い人気を博した。「チャ・ウノという人物は、僕も見習いたいと思うような人間的な魅力がたくさんあります。まず彼は仕事に対してだけじゃなく、いろんなことに厳しい人なんですよ。でも好きな人への気持ちはまっすぐで、そういう面で僕自身も彼から得るものがあったと思います」逆に演じていて一番苦労したのが最新作の『ビッグマウス』だったそう。とある事件の濡れ衣を着せられ、弁護士から一転、刑務所での生活を余儀なくされるというストーリーは、彼が出演してきた数多くのドラマの中でももっとも過酷なもの。妻に見せる甘い表情とは裏腹に、次第にただならぬオーラをまとう変化を見せ、2022年「MBC演技大賞」を受賞するなど高い評価を得た。「この『ビッグマウス』は、僕としては冒険的な作品でした。30代になって、20代の頃には出演したことがない作品、演じたことがない役に挑戦して、自分の演技の幅を広げたいという気持ちから出演を決めました。でもパク・チャンホという男を演じるのは本当に難しかったです。『あなたが眠っている間に』のオ・チュンファンさんが監督を務めるというのも出演を決めたきっかけに。監督だったら僕をうまく使ってくださるだろうという信頼がありましたから」30代にして未知のジャンルに挑戦し、体当たりで挑んだ作品で評価もされたが、演じることの難しさは今なお強く感じているそう。「むしろ年を取れば取るほど、演じることが難しくなっていきました。僕よりはるかに長く俳優を続けている先輩方のインタビューを読んでみても、みなさん同じようなことをおっしゃっていますね。20代の頃、僕は自分の出演作を観るのが好きだったんです。自分が頑張って出来上がった作品を観るのは、この上ない達成感を感じました。でも次第に、演じることってなんて難しいんだろうと感じるようになって…。もともと好きだったドラマを観ることも、一時は仕事の一環のように感じられてしまって、今振り返るとあの頃が一番、俳優としての自分に葛藤していました。でもドラマってただ演じるだけじゃなく、スタッフや共演者と共に一つの作品を作り上げていくという喜びがあるんですよね。そのことに気づいてからはまた演じることが楽しくなりました。演じることがただただ楽しかった20代前半、その難しさを知って悩んだ20代後半を経て、今はまた演じることに幸せを感じている、そんな境地にたどり着きました」昨年末、日本で開催されたファンミーティングには『ビッグマウス』で共演したヤン・ギョンウォンさんとオ・ウィシクさんがゲスト出演。仲良しぶりが話題になったが、ジョンソクさんにとって二人とは何でも話せる仲だそう。「人として、俳優としてどう生きるべきかとか、深いところまで語り合えるのがこの二人。長く生きるほど人生は難しく感じられるものですが、僕も30代の大人として、今後の人生をどう生きるべきか、真剣に考えるようになりました。特にオ・ウィシクさんは同世代の俳優として一目置いているところがあります。先日、彼の舞台を観に行ったのですが、本当によかったんですよ。今もドラマを2本並行して撮影しているのですが、違うタイプの役柄にもかかわらず、素晴らしい演技をしています」共演者とは撮影が終わった後も連絡を取り合い、出演作が公開されるたびに劇場に足を運んで感想を送るそうで、そんなところからも彼が広く愛される理由が窺い知れる。そんなジョンソクさんの次回作は、「まだ考え中」とのこと。「『ビッグマウス』に出演するまでは、いろんなジャンルの作品に出て自分の演技の幅を広げなくては、という思いにとらわれすぎていたのですが、今では逆に、面白い作品だったらジャンルなんて関係ないと思えるように。20代の頃は“唯一無二の俳優”になることが夢だと言っていましたが、今は“心の余裕が感じられる俳優”として記憶に残りたいです。どんな作品に出合えるのか、僕も楽しみにしています。日本のみなさんも楽しみに待っていてください」Lee Jong Sukイ・ジョンソク1989年9月14日生まれ、韓国出身。2009年に俳優デビュー。ドラマ『W‐君と僕の世界‐』『あなたが眠っている間に』『ロマンスは別冊付録』など、人気ドラマに数多く出演。最新ドラマ『ビッグマウス』では得意のロマンスを封印し、ハードボイルドノワールに挑戦。新境地を開拓し話題に。※『anan』2023年2月15日号より。写真・神戸健太郎スタイリスト・PARK TAE ILヘア・MOON HYUN CHEOLメイク・KIM GANG MI取材、文・尹 秀姫撮影協力・EASEFRAU INTERNATIONAL(by anan編集部)
2023年02月12日Disney+(ディズニープラス)の「スター」にて配信されるイ・ソンギョンとキム・ヨングァンのW主演で贈る「愛だと言って」から、予告編とティザービジュアルが解禁となった。本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたイ・ソンギョン演じるヒロイン・ウジュが、再婚相手への復讐をきっかけに出会った男性と思わぬ恋に落ちていくロマンス復讐劇。父の不倫と再婚により、心に傷を追ったウジュ。それから13年の時がたち、突然父の死の知らせを受けると同時に、再婚相手に家を追い出されてしまったウジュは自分の人生を狂わせた女性への復讐を決意。しかし、その息子と知らずに出会ったキム・ヨングァン演じるドンジンに惹かれていくことに…。出会うべきではなかった傷だらけの男女の複雑な恋愛模様を丁寧に描いていく。今回解禁されたのは、ウジュとドンジン、そしてウジュの友人であるユン・ジュン、ドンジンの元恋人カン・ミニョン、ウジュの姉シム・へソンら主要人物が揃い、全員が明るい笑顔を向け、楽しそうな雰囲気が印象的なティザービジュアル。一方で「恋も、人生も私たちの思い通りにいかないとき」というフレーズが表すように、それぞれが複雑に絡み合う予測できない波乱のストーリー展開を予感させている。また同時に解禁となった予告は、ウジュが家を追い出されるシーンから始まり、「同じ苦しみを与える」と復讐を強く決意するウジュの視線の先には父の再婚相手の息子ドンジンが。一方で、仕事ばかりのドンジンは一見すべてを持ち合わせた完璧な男性に見えるが、内側には悲しさや寂しさを抱えた孤独な人物。そんな役柄を繊細な表情で見事に表現するキム・ヨングァンの演技、そして人気カリスマモデルの素顔から一変、素朴で複雑な感情を抱えたウジュを自然に演じるイ・ソンギョンにも注目。ウジュが最後に選ぶのは、復讐か、それとも愛情か、期待が高まる。「愛だと言って」は2月22日(水)より毎週水曜日ディズニープラス スターにて2話ずつ独占配信開始(全16話)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月31日映画『オマージュ』が、2023年3月10日(金)に公開される。イ・ジョンウンが主演。『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウンが主演映画『オマージュ』は、ヒット作に恵まれず新作を撮る目処が立たない映画監督が、夢と現実の狭間を行ったり来たりしつつ、人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出す姿を描いた物語。主演のイ・ジョンウンは、『パラサイト 半地下の家族』にも出演し、本作で単独初主演にしてアジア太平洋映画賞最優秀演技賞を受賞した。さらに、『あなたの顔の前に』などホン・サンス監督作品に多数出演するクォン・ヘヒョ、ドラマ『愛の不時着』で5人の兵隊のうちの一人を演じ話題となったタン・ジュンサンら韓国の実力派が集結する作品だ。失われたフィルムをめぐって、新たな一歩を踏み出す女性ヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督のジワンが引き受けたのは、60年代に活動した韓国の女性監督、ホン・ジェウォンが残した映画『女判事』の欠落した音声を吹き込むという仕事。作業を進めながらフィルムの一部が失われていることに気づいたジワンは、ホン監督の家族や関係者のもとを訪ねながらフィルムの在処や真相を探っていく。母として、妻としての日常生活がありながらも、キャリアの曲がり角で立ち往生しそうになっているジワン。夢と現実、現在と過去の狭間を行きつ戻りつしながらも、ジワンはフィルムの修復と共に、自分自身も回復させるかのように人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく―。登場人物■主人公・ジワン…イ・ジョンウンヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督。失われたフィルムを追い求める。■ボラム…タン・ジュンサンジワンの息子。ジワンの映画をつまらないと酷評する。■夫…クォン・ヘヒョジワンの夫。監督は『マドンナ』『ガラスの庭園』のシン・スウォン監督を務めるのは、『マドンナ』や『ガラスの庭園』を手掛けたシン・スウォン。厳しい現実に直面しながらも映画を撮ることを諦めないジワンに自身を投影させ、女性たちが時を超えて手を取り連帯していく物語に昇華させた。【詳細】映画『オマージュ』公開日:2023年3月10日(金)監督:シン・スウォン出演:イ・ジョンウン、クォン・ヘヒョ、タン・ジュンサン字幕翻訳:江波智子提供:ニューセレクト配給:アルバトロス・フィルム
2023年01月30日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第131回は、多彩な韓国ドラマのラブストーリーに習う、恋の掴みかたをお届けします。『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATION【結婚引き寄せ隊】vol. 131新しい年も、注目のスターが出演する韓国ドラマを厳選紹介。ファンタジーラブ、時代劇、サスペンスとバリエーション豊かな韓国ドラマが織り成す恋愛模様から、恋のつかみかたを盗みましょう!予想外の出会いから始まる恋『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATIONまずは、甘く切ないラブストーリー『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』(2021年)からご紹介します。ある日、脳のガンで余命100日という宣告をされた、ウェブ小説編集者として働くタク・ドンギョン(パク・ボヨン)。『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATIONさらに不運は重なり、思わず「こんな世界滅びろ」と願ってしまうドンギョン。その夜、自身を「滅亡」だと名乗る不思議な男(ソ・イングク)が、願いを聞いたと家にやってくるのでした。余命わずかなヒロインと、神と人間の間の存在である“滅亡”が織り成す恋の行方は……?『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATION現実にも、予想外の出来事から恋に落ちたり、それまでまったく縁がないと思っていた相手と思いがけず距離が近づいたり、それまでの恋愛とは違った出会いをすることもあるはず。そんな思いがけない恋をしたときに、どうやってふたりの想いを交わしあうのか、ドンギュンと滅亡の恋にヒントをもらえそうです。一途に愛を貫く姿『悪の華』『悪の華』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATION続いては、サスペンス・ラブストーリー『悪の華』(2020年)。金属工芸家のペク・ヒソン(イ・ジュンギ)は、愛する妻で刑事のチャ・ジウォン(ムン・チェウォン)と一人娘のウナとともに幸せに暮らすものの、家族にも誰にも言えない秘密を抱えていました。『悪の華』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATIONそれはヒソンが素性を隠し名前を変え、妻ジウォンにさえも過去を隠していること。その過去を知る知り合いの記者キム・ムジン(ソ・ヒョヌ)が、偶然ヒソンの工房を訪れたことから、幸せが徐々に崩壊していくことに……。『悪の華』U-NEXT独占配信中© STUDIO DRAGON CORPORATION付き合ってみたら思っていた感じと違っていた、優しい人だと思っていたら裏の顔があった、独身時代にはまったく気づかない一面が結婚すると出てきたなど、大なり小なりお互いの印象が変わることはあるかもしれません。それでも愛せるのか、一度信じた相手への思いを育んでいけるのか、ヒソンらの姿から一途な愛の貫きかたがわかります。協力しあい愛を育む『あなたが眠っている間に』『あなたが眠っている間に』U-NEXT独占配信中 ©2017. iHQ all rights reserved.次は、ファンタジックラブストーリー『あなたが眠っている間に』(2017年)。予知夢が見えるナム・ホンジュ(ペ・スジ)は、見知らぬ男性に抱きつく夢を見た翌日、夢で見た相手が家の向かいに引っ越してくることに。それは新人検事のチョン・ジェチャン(イ・ジョンソク)で、ふたりの第一印象は最悪。『あなたが眠っている間に』U-NEXT独占配信中 ©2017. iHQ all rights reserved.その後、ジェチャンはある事故を防いで、ホンジュの命を救います。一方、警察官のハン・ウタク(チョン・ヘイン)もまた予知夢を見始めて……。未来に起こる悲劇を阻止するため、おたがいに協力しながら恋に落ちていくときめき満載の物語です。『あなたが眠っている間に』U-NEXT独占配信中 ©2017. iHQ all rights reserved.今作では「予知夢」がキーワードとなり、さまざまな立場の人たちの運命が交差。現実でも、共通する趣味や出来事などを起点に、人間関係が変わることはあるものです。一緒に何かを乗り越えたり、協力したりするなかで、恋をかなえたいときのヒントになりそう。難しい恋心を叶える『赤い袖先』『赤い袖先』U-NEXT独占配信中©2021MBC最後は、歴史ラブロマンス『赤い袖先』(2021年)。見習い宮女として宮廷に仕えるソン・ドギム(イ・セヨン)は、没落した一族の娘。一方、国王・英祖の孫で世孫のイ・サン(ジュノ/2PM)は、祖父により父を死に追いやられ、宮廷で孤独に暮らしていました。『赤い袖先』U-NEXT独占配信中©2021MBCある出来事から、サンはドギムにほのかな思いを寄せるものの、やがて波乱万丈な運命にのみこまれていくふたり。時代背景やしきたりといった縛りがあるなかで、朝鮮王朝の名君と、王が一途に愛した宮女の、切ない恋模様が描かれています。『赤い袖先』U-NEXT独占配信中©2021MBC実際にも、自分にはとうてい手が届かないほどの立場にいる相手に恋をしたり、まわりからの目が気になる環境で好きな人ができたり、難しい恋だとわかっていても一度芽生えた恋心は止められないですよね。そんなときに、どう駆け引きをするのか、思いを遂げるのかの参考になりそうです。現代劇から時代劇まで、いろいろな展開で惹きつけてくれる韓国ドラマのラブストーリーから、恋の掴みかたのヒントを習いながら鑑賞するのも、ひとつの楽しみかたといえるでしょう。恋するみなさんがハッピーでいられますように!文・かわむらあみり文・かわむらあみり
2023年01月02日「梨泰院クラス」でブレイクする以前のキム・ダミが主演し、SNSでの評判が拡散してDVDレンタルと配信で推定視聴者数が異例の100万人超えを記録した『THE WITCH/魔女』。その最新作となる『THE WITCH/魔女ー増殖ー』が2023年5月26日(金)より日本公開決定、超特報とティザービジュアルが解禁となった。革新的な遺伝子技術による人体実験で殺人兵器と化したク・ジャユン(キム・ダミ)の次々と敵をなぎ倒していくその強さ、そして予測不能なストーリー展開で観る者全ての心を鷲掴みにした『THE WITCH/魔女』。大ヒット映画『新しき世界』でも知られ、『THE WITCH/魔女』の創造者であるパク・フンジョン監督は同作をユニバース化するという壮大な構想を描き、この最新作は“魔女ユニバース”としての幕開けとなる。世界124か国ですでに配給が決定しているなど、全世界から熱い視線が注がれている本作。前作の世界観を共有しながら、新たな主人公の少女とキャラクターたち、謎が謎を呼ぶストーリーと、最先端のVFXで飛躍的にスケールアップしたスペクタクルに圧倒されるサイキック・アクション大作となっている。その主人公を演じるのは、1,400人以上が参加するオーディションを勝ち抜き、映画初主演を飾るシン・シア。このほかにも、今年話題になったドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公を演じたパク・ウンビンや、ドラマ「ビッグマウス」ほか『V.I.P. 修羅の獣たち』でも監督と組んだ人気実力派俳優イ・ジョンソク、そして『THE WITCH/魔女』でもその圧倒的な存在感を示したキム・ダミが名を連ねている。解禁されたティザービジュアルには、ガスマスクで顔を覆い、こちらを真っ直ぐ見つめる人々の姿が…。「それは救いか、厄災か――。」というコピーからも、不穏な物語の始まりを予感させる。超特報の映像では、何者かに襲われ血濡れた韓国・済州島の秘密研究所アークに1人佇む少女の様子から一転、次々に打ち上がる美しい花火を背景に夜の牧場で繰り広げられるバトルシーンの連続。並外れたスーパーパワーがぶつかり合う、壮絶な戦いを切り取った映像となっており、全く先の読めない展開の数々を期待させている。なお、12月16日(金)より一部劇場にて、特製キャラクターポストカード全5種(ランダムで1種プレゼント)付きムビチケカードが発売。シン・シア、パク・ウンビン、イ・ジョンソクなど映画の雰囲気が漂う、ここでしか手に入らない貴重なポストカードとなっている(数量限定)。『THE WITCH/魔女ー増殖ー』は2023年5月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Witch/魔女 のむコレ2018にて上映
2022年12月15日『イカゲーム』で世界的にブレイクしたイ・ジョンジェが『The Acolyte』に主演することがわかった。ディズニー・プラスで配信される『スター・ウォーズ』の新シリーズで、もうひとりの主役はアマンドラ・スタインバーグ。ほかにジョディ・ターナー=スミスも出演するようだ。レスリー・ヘッドランドがショーランナー、監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。イ・ジョンジェは、『イカゲーム』で映画俳優組合賞(SAG)、放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)、インディペンデント・スピリット賞の主演男優賞を受賞した。監督デビュー作となった『Hunt』はカンヌ映画祭でお披露目され、アメリカでの配給も決まっている。文=猿渡由紀
2022年09月09日「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて配信中の韓国ドラマ「ビッグマウス」。イ・ジョンソクが、口だけは達者な勝率10%の3流弁護士から天才詐欺師となり巨大な陰謀を暴いていく本作から、監督オ・チュンファンのインタビューが到着した。現在6話まで配信され、回を重ねるごとその面白さにハマる人が増え話題を呼んでいる本作。8月19日(金)、20日(土)には第7話・8話が配信となり、いよいよ物語は中盤へと向かう。「星から来たあなた」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「スタートアップ:夢の扉」などのヒットドラマで知られるオ・チュンファン監督は、先日の記者会見でもキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられ愛されている様子が注目されたばかり。今回は、イ・ジョンソクや妻役のイム・ユナ(少女時代)らキャストについて、影響を受けた作品などについて語ってくれた。イ・ジュンソク&イム・ユナ“夫婦”は「友情が演技に役立った」●「ビッグマウス」最大の魅力は?監督普通の男が、やってもいないことの濡れ衣を着せられ、一夜にして最悪の犯罪者の仲間入りをする話です。生き残るために、彼はどんなことでもやり、より大きな悪と戦わなければならない。そして皮肉なことに、「ビッグマウス」は、さまざまな危機的状況の中で、これらの状況を戦い抜くことをテーマにしています。このシリーズを見ている視聴者は、乗り越えていかなければならない主人公を応援することで、楽しさを感じることができると思います。最後までハラハラドキドキさせる終わりのない展開が最大の魅力だと思います。●主演2人のキャスティングで考慮したことは?監督イ・ジョンソクさんとは「あなたが眠っている間に」というシリーズで共演したことがあり、当時はとてもいい思い出だったので、また一緒に仕事をしたいとずっと思っていたんです。イ・ジョンソクさんは、ストレートで強いキャラクターを求めていたようで、この作品は彼にぴったりだったようです。俳優としての信頼が厚いので、新しいジャンルに挑戦するにしても、親友がそばにいるような感覚でしたね。イム・ユナさんについては、台本を読んだとき、すぐにコ・ミホにぴったりだと思いました。私だけでなく、チャンホ役のイ・ジョンソクさんもイムさんを強く推していました。コ・ミホは、ストレートな話し方で相手を不快にさせない、そのバランスが難しいキャラクターです。この役にはイムさんがぴったりだと思い、オファーしたのですが、見事にこの役を演じてくれました。●夫婦役のイ・ジョンソクとイム・ユナの相性は?監督二人は若い頃からの知り合いということもあり、現場はとても和やかな雰囲気に包まれていました。登場人物のチャンホとミホも長年の友人から夫婦になったということで、その友情が演技に役立ったと思います。長年の付き合いからくるその信頼感があるという意味で、友達のような夫婦を表現していると思います。印象に残っているのは、イ・ジョンソクさんは比較的シャイな方で、愛嬌を振りまくシーンやミホさんへの愛情表現が必要な撮影では、とても恥ずかしがっていたことです。しかし、それすらも二人にとっては自然なことでした。実際に感じたユナのポジティブなエネルギー●イ・ジョンソクと2人で話し合ったことは?監督勝ち目のない弁護士、濡れ衣を着せられた男、生き残るために犯罪者のふりをしなければならない男、そして犯罪者の力を借りて大きな悪と戦わなければならない男。これらすべての状況を通じて、チャンホというキャラクターは、時に弱々しく、時に邪悪に、そして時に憤怒に満ちた表情をしなければならない人物なのです。衣装やヘアメイクはもちろんですが、演技のトーンも微妙に変えていかなければなりませんでした。チャンホの感情が具体的にどうあるべきか、それをどう表現して視聴者に受け入れてもらうか、イ・ジョンソクさんと細かく話し合いました。チャンホは時に役立たずにも見えますが、正義感が強すぎず、ナイーブでもないキャラクターです。ただ状況に従うのではなく、何かをしようとする人です。だから、何度も話し合い、このキャラクターがどう反応し、どう見えるかを一生懸命考えました。●イム・ユナについて一番驚いたこと、彼女に感じた可能性とは?監督私は、テレビドラマや映画、そして「少女時代」を通して、イム・ユナさんの長年のファンです。彼女の最大の魅力は、スクリーンの中で見せるポジティブなエネルギーと強さだと思いますが、実際に彼女との撮影でもそのエネルギーを感じることができました。イム・ユナさんは、カメラの外でもポジティブで、良いエネルギーをたくさん発している人です。そして何より、撮影中も撮影後も一生懸命な人です。●本作で一番印象に残っていることは?監督チャンホが家族を守るために「ビッグマウス」になることを決意し、所長にどなりつけるシーンがあります。撮影前にイ・ジョンソクさんと、このシーンはこのシリーズを通してチャンホの感情的にとても象徴的なシーンになるだろうと話しました。そして、よりイ・ジョンソクさんのことを考えたシーンになりました。後でイ・ジョンソクさんから、このドラマのこの役を引き受けることにしたのはこのシーンのためだと聞きましたが、本当にそのキャラクターを見事に表現してくれたと思います。一緒に仕事をしてみたい日本の俳優は、黒木華●好きなジャンルや今後挑戦してみたいことは?監督監督として、いろいろなジャンルに携われたことは幸運だったと思います。機会があれば、韓国の伝統的な時代劇や、ファンタジーやSFの要素を取り入れた作品に挑戦してみたいです。また、家族全員で楽しめるようなファミリーストーリーや青春シリーズにも挑戦してみたいです。●「スタートアップ」や「ホテルデルーナ」など、国際的に成功した韓国ドラマの経験から得たシリーズの成功に最も重要なことは?監督多くの投資とスタッフが関わる作品の監督として、成功は常に私の第一の目標です。しかし、成功のための完璧な方程式というのは、いつも難しい問題です。個人的には、撮影現場が楽しくないドラマ、モチベーションが上がらないドラマは成功しにくいと思っています。作り手がその作品に惚れ込まないと、視聴者も惚れ込んでくれないと思うんです。だから、制作に入るときは、いつもそこが原点なんです。自分が熱狂的に飛び込める番組、役者やスタッフが惚れ込むような番組を作るために、いつもベストを尽くしています。●近い将来、一緒に仕事をしたいと思う日本の俳優は?監督『小さいおうち』『リップヴァンウィンクルの花嫁』「重版出来!」に出演されていた黒木華さんが好きです。今まで出演された作品をたくさん見てきましたが、出演される作品によって雰囲気が違うと思うので機会があれば一緒にお仕事をしてみたい方です。「ビッグマウス」はディズニープラス スターにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月21日是枝裕和監督が手がけた韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン。何とも可愛らしいオーラが溢れ出ているのは、IU(アイユー)の名前でアイドル活動もしているから! BTSのグクも理想の女性と語っていることでも有名なIUの可愛さを紹介します。『ベイビー・ブローカー』出演女優としてカンヌ映画祭に登場し気になった人も! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 是枝裕和監督が手がけた初めての韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン=IU。カンヌ映画祭では、シックな色合いのカーキのドレスを着こなし、「この美人は誰なの?」と思った人も多いはず。IUがドレスを選んでいる様子は、彼女のYouTubeチャンネルにアップされているので、気になる人はチェックを! しかも、IUの表現が「大好きな苔の色♡」と言っているところもお茶目で可愛いんです。IUの魅力はうらやむ可愛さなんだけどあざとさがゼロなところ! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 空港でのファン対応での一幕。片手を出してハートポーズを作って欲しいとスマホを向けていたファンに、ハートを作ってカメラ目線をくれるだけでなくウィンクのサービスまで! 1993年生まれで、今年29歳という年齢にも驚き。こんな可愛いアラサー見たことありません。韓国でどのアイドルよりも絶大な人気を誇る彼女の女優としての今後の活躍に期待大です♡あわせて読みたい🌈『社内お見合い』キム・セジョンはTWICE・ジヒョとの2ショットに反響!胸アツ展開にファン悶絶
2022年08月12日イ・ジョンソク除隊後初ドラマ作品として、大きな期待が寄せられているクライムミステリードラマ「ビッグマウス」。本作の配信開始に合わせて韓国で行われた制作発表会見に、家族を守るために天才詐欺師となる弁護士パク・チャンホ役のイ・ジョンソク、その妻コ・ミホ役のイム・ユナ(少女時代)はじめ、クチョン市長チェ・ドハ役キム・ジュホン、クチョン病院病院長ヒョン・ジュヒ役のオク・ジャヨン、真のロイヤルファミリー、コン・ジフン役のヤン・ギョンウォンら共演陣、そしてオ・チュンファン監督が登壇し、作品への思いを語った。本作は、口だけは達者だが勝率10%という3流弁護士が、キャリアを一発逆転させるべく引き受けることになったある殺人事件に巻き込まれたことで、人生が思いもよらない方向に進んでいく物語。彼は生き残るため、そして家族を守るために天才詐欺師=「ビッグマウス」となり、事件の裏に隠された巨大な陰謀を暴いていく。まずオ・チュンファン監督が、「『ビッグマウス』は私にとって5作品目のドラマです。『ビッグマウス』は、観た瞬間にハマる面白いドラマで、スケールが大きく、社会的に重要な内容を含んでいるのはもちろん、ストーリーが気になって16話を次々と観てしまうと思います」とアピール。「ひとりの男性が詐欺師“ビッグマウス”だとでっち上げられて、危機に追い込まれる。普通のドラマであれば、濡れ衣を晴らすために努力しますが、本作の主人公は“ビッグマウス”になりすまし、巨大な因縁の実態を暴きだそうと努力します。驚くようなどんでん返しが相次ぐ物語を、ここにいる俳優の方々がとても上手に演じてくれ、見ごたえのあるドラマになりました。視聴者の方々にご覧いただくのが楽しみです」と挨拶し、キャスト陣と監督がお互いを見合い笑顔が自然とほころぶ、和やかな雰囲気でスタートした。イ・ジョンソク、除隊後初主演作に本作を選んだ理由とは?イム・ユナ&イ・ジョンソク「本当にすごく久しぶりにドラマに出演しました」と語る、除隊後の初めてのドラマ出演となるイ・ジョンソクは、監督とは「あなたが眠っている間に」に続き2作目のタッグ。「『ビッグマウス』は、監督と再びタッグを組みたいと思って選びました。尊敬する監督であると同時に親しい兄や友人のような存在なんです。一緒に悩みながら新しいタイプの作品に挑戦してみようと、監督を信じて本作に出ることにしました」とコメント。「すごく緊張する瞬間がたくさんありました。久しぶりに演技をしたので大変だったというよりは、この作品自体に少し難しいシーンが多かったんです。監督を頼り、いろいろ質問しながら演じました」と監督に全幅の信頼を置いていたことを明かす。オ・チュンファン監督彼の妻、コ・ミホを演じるイム・ユナは、「ノワールというジャンルと看護師の役は初めてなので、新しい姿を見せられるのではないかと思いました」と明かす。「ミホのとても賢くて芯が強くて、自分から行動するところに魅力を感じ、やってみたいと思いました。ミホの外見はソフトで内面が強いです。そんな姿が素敵だと思うし、自分もそうなりたいと思っています。また、『看護師役が似合う』と言っていただけたら嬉しいですね」と語った。これまで医師や出版社の代表、悲運の家長など、様々な役を演じ、その実力を見せてきたキム・ジュホンは、「監督に本作の脚本をいただいた時から、チェ・ドハという役に興味がわきました。面白いものが作れそうだと期待を抱いたんです。さらに、よい俳優の方たちがキャスティングされ、ますますやってみたいと思いました」と話す。キム・ジュホン「Mine」「黒い太陽~コードネーム:アムネシア」などでも知られるオク・ジャヨンは「最初、第4話まで脚本をもらい、面白くて夢中で読みました。いろいろな事件が巻き起こり、話の続きが気になったんです。『でも、私はうまく演じられるだろうか』。そう思いながら打ち合わせに臨みました」と明かしながらも、「出演を決めたのは、監督の包容力や穏やかさに惹かれたから」と出演の経緯を話す。オク・ジャヨンここまでで、たくさんの監督への感謝と愛があふれる様子に、思わずオク・ジャヨンが「まるで監督のファンミーティングみたいですね(笑)」とコメントすると、イ・ジョンソクも「監督の影響力は本当にすごいです」とすかさず続け、キャストたちと監督、スタッフとの関係性の良さが垣間見られた。「ユナさんのキャスティングが決まった瞬間が一番心に残っています」と監督イム・ユナ&イ・ジョンソクそんなみんなに愛される監督だが、キャスティングは「直観」だったと言う。一番悩んだのは実はユナが演じたコ・ミホ役で、「(ミホは)堅い性格でありながら、ある人には天使のような存在であり、さらに難しい状況を乗り越える突破力も持ち合わせた人物。素敵で善良なキャラクターですが、観る人を説得するのが難しい役でもあります」と言う。「ユナさんが演じたらきっとうまくいくだろうと考えていたところ、イ・ジョンソクさんもまったく同じことを語ったんです。だから、絶対にユナさんにやってほしいと思いました。ユナさんのキャスティングが決まった瞬間が一番心に残っています」とキャスティング時の秘話を明かした。マスコミ財閥の御曹司コン・ジフンを演じるヤン・ギョンウォン(「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」)については、「彼がスーツを着ている姿を見せたいと思ったんです」と監督。「鍛えた体も見せたかった。誰かにコントロールされることなく望み通りだった人生が、突然揺らぎ始める。そこから生じるカオスと統制とアンバランスなもの。そんな役をヤン・ギョンウォンさんに演じてほしかった」と出演を熱望したそう。ヤン・ギョンウォンヤン・ギョンウォンはまさにその通りにスーツを着こなし、ラグジュアリーでセクシーな雰囲気を醸し出す。役作りにあたっては「監督が自由にやらせてくれたのが大きかったと思う」というヤン・ギョンウォン。そして「(自分の)長所が一つあるとすればメイクが効果を発揮する顔です。メイクやヘアスタイルによってイメージが大きく変わります。だから、ヘアメイク担当の方たちの苦労が報われ、光を放つんです。編集の力も大きい」と人柄を感じさせるコメント、続けて「何より一番重要なのは、共演者の方たちが僕をコン・ジフンとして接してくれたこと」と感謝の意を表した。本作のストーリーの軸となるのは、3流弁護士であったパク・チャンホが、ある事件によって巨大な陰謀に関わることとなり、刑務所へ送られ、人生が思いもよらない方向に進んでいくという物語だ。妻のコ・ミホとは新婚でありながらも、離れた環境で暮らし、会えないという夫婦をイ・ジョンソクとイム・ユナは絶妙な空気感で演じている。夫婦役の演技について、「新婚夫婦ですが、『夫役がイ・ジョンソクさんであれば演技に悩むこともないだろう』と思ったのも出演を決めた理由のひとつです」とイム・ユナは語る。さらに「イ・ジョンソクさんは繊細なディテールを生かす演技をしているのが印象に残りました。離れた環境で生きる夫婦役なので、撮影中に一緒に過ごす時間があまり多くなかったのが残念でしたが、回想シーンで2人が一緒に登場する姿がたくさん出てきます」と話すと、イ・ジョンソクも「そうですね。とてもささやかで大切な回想シーンがたくさんあります」とにっこり。最後に2人から「僕も久しぶりに作品を通じてみなさまにお会いすることになり、とても緊張しています。ドラマを楽しんでいただければと思います。ありがとうございます」(イ・ジョンソク)、「私、ミホは全力をかけて家族のために奔走します。家族の大切さや信頼をもう一度考えることができるドラマです」(イム・ユナ)とドラマをPRし、会見は締めくくられた。韓国ドラマ「ビッグマウス」は毎週金曜・土曜、ディズニープラス「スター」にて1話ずつ独占配信中(全16話)。(text:cinemacafe.net)
2022年08月08日イ・ジョンソクの除隊後初ドラマ作品としての韓国での放送を前に早くも大きな期待が寄せられている「ビッグマウス」の日本版キャラクターポスタービジュアル3種と新予告編が公開された。本作は、口だけは達者だが勝率10%の三流弁護士が、キャリアを一発逆転させるべく引き受けることになった、ある殺人事件に巻き込まれたことで、人生が思いもよらない方向に進んでいく物語。生き残るため、そして家族を守るために、天才詐欺師=「ビッグマウス」となり、事件の裏に隠された巨大な陰謀を暴いていく。配信開始まであとわずかとなった今作。公開された日本版キャラクターポスタービジュアルでは、イ・ジョンソク演じるパク・チャンホが、警察に連行されていく姿、イム・ユナ演じるコ・ミホが、電車の中でどこか一点を見定めているカットが使用されている。そして、パク・チャンホとコ・ミホを中心に、作品タイトルの中に混沌とした背景に浮かび上がる、主要キャラクターたちの集合ビジュアルも到着。得体の知れない物語の始まりを予感させるような、ざわめきを感じる。また予告編では、幸せな結婚生活を送る様子から始まり、ある殺人事件に巻き込まれたことで、その日常が崩れ落ちていく様が映し出される。刑務所に送られてしまったパク・チャンホが復讐を誓い、その存在感を高めていく姿や、意味深に微笑むシーンなど、ストーリーの行方が気になる映像となっている。「ビッグマウス」はディズニープラス スターにて7月29日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)
2022年07月26日イ・ジョンソクとイム・ユナが出演する韓国ドラマ『ビッグマウス』が7月29日(金)より、Disney+のコンテンツブランド「スター」にて独占配信される(毎週金・土配信 / 全16話)。この度、日本版キャラクターポスタービジュアル3種、新予告編が公開された。本作は、口だけは達者だが勝率10%という3流弁護士が、キャリアを一発逆転させるべく引き受けることになったある殺人事件に巻き込まれたことで、人生が思いもよらない方向に進んでいくという物語。主人公パク・チャンホは、生き残るため、そして家族を守るために「天才詐欺師=ビッグマウス」となり、事件の裏に隠された巨大な陰謀を暴いていく。弁護士パク・チャンホを演じるのは、『ロマンスは別冊付録』でキュートな年下彼氏を演じ、ファンたちをとりこにし、『ピノキオ』(ディズニープラスにて配信中)では、その演技力を存分に発揮、視聴者を魅了したイ・ジョンソク。彼の妻となるコ・ミホ役には、抜群のビジュアルに加えて、その魅力的な存在感と演技で、映画・ドラマで女優としても人気を確立するイム・ユナ。そのほかキム・ジュホン、オク・ジャヨン、ヤン・ギョンウォン、クァク・ドンヨンなど豪華実力派俳優陣が顔を揃える。スタッフには『キングダム』のスタジオが制作、脚本のチャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスンが、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人から』や『あなたが眠っている間に』などで人気のオ・チュンファン監督とタッグ組み、スリリングで予測のつかない展開を作り出す。本作はイ・ジョンソクの除隊後初となるドラマ作品であり、韓国での放送前にして、既に多くの期待が寄せられている。公開されたビジュアルは、イ・ジョンソク演じるパク・チャンホが警察に連行されていく姿、イム・ユナ演じるコ・ミホが電車の中で、どこか一点を見定めている様子が写し出されている。そして作品タイトルである『BIGMOUTH』の中に、混沌とした背景に浮かび上がる主要キャラクターたちの面差しが集合。突如、天才詐欺師としてでっち上げられ刑務所送りになったパク・チャンホが立ち向かっていく巨大な陰謀の影、得体の知れない物語の始まりを予感させる。新予告編では、幸せな結婚生活を送る映像から一変、ある殺人事件に巻き込まれたことで、彼らの日常が崩れ落ちていく様が。刑務所に送られてしまったパク・チャンホが「ミホのためにも絶対に生き延びて、奴らの真実を暴いてやる」と復讐を誓い、刑務所内でその存在感を高めていく。最後はパク・チャンホが意味深に微笑んで見せるなど、手に汗握る展開とストーリーの行方が気になる予告映像だ。また、イ・ジョンソク主演の人気作『ピノキオ』と『ドクター異邦人』の2作は、現在ディズニープラスで全話配信中。こちらも合わせて楽しんでほしい。『ビッグマウス』7月29日(金)よりDisney+「スター」にて独占配信
2022年07月26日韓国の歌手で女優のイ・ジウン(IU)が26日、都内で行われた映画『ベイビー・ブローカー』(公開中)の来日記念舞台挨拶に、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジュヨン、是枝裕和監督とともに登壇した。本作は、“赤ちゃんポスト”に赤ちゃんを預けた母親、預けられた赤ちゃんを子供を欲しがる人に斡旋するベイビー・ブローカーの男たち、彼らを現行犯逮捕しようと追う刑事らが繰り広げる一風変わった旅路を描いた物語。「第75回カンヌ国際映画祭」で主演のソン・ガンホが韓国人俳優初となる最優秀男優賞を受賞、また、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」も受賞した。イ・ジウンは「コンニチハ! IUです。日本に久しぶりに来ましたが、空港にも多くの皆さんが来て歓迎してくださいました。また、多くの皆さんがすでに映画をご覧になって『すごくよかったよ』という言葉をかけてくださって、とても気分がいいです」と挨拶。「前のほうに泣いているファンの方がいらっしゃるんですけど、私も日本に来るのが本当に久しぶりで申し訳ないなと思います。私も皆さんに会いたいなと思っていました」と話した。“赤ちゃんポスト”に赤ちゃんを預けた母親・ソヨンを演じたイ・ジウン。「長編映画に出演するのは初めてだったので挑戦だったと思います。また、演じたソヨンはさまざまな設定がされているキャラクターで、それを立体的に表現できるようにということで監督ともさまざまな会話を交わしましたし、そういったところを気にしながら演技をしました」と撮影を振り返った。是枝監督は、コロナ禍に韓国ドラマにハマり、印象に残ったイ・ジウンとイ・ジュヨンに声をかけたという。イ・ジウンは「監督が私を知る前に、韓国の食堂で監督を偶然見かけたことがあるんです。そのとき私は監督のファンでしたが、監督はまだ私のことを知らない状況だったので、挨拶したいなと思ったんですけど、することもできずそのまま通り過ぎました」と是枝監督を偶然見かけたエピソードを披露し、「それから1年経ったあとに監督の映画に出演することができ、監督が私の作品や音楽を知っているということですごく不思議な気分がしますし、とても気分がいいです」と語った。MCを務めた宮司愛海アナウンサーが「監督、一度スルーしていたんですね?」と振ると、是枝監督は「そうなんだよね~」と申し訳なさそうに話し、会場から笑いが起こった。
2022年06月26日「梨泰院クラス」『野球少女』のイ・ジュヨンが韓国インディーズ映画界の新鋭女性監督イ・オクソプのもとで主演、韓国内でファングループが誕生するほど多くの共感を呼び、異例のロングランヒットを記録した映画『なまず』。この度、その予告編と場面写真が解禁された。本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公の看護師ユニョン(イ・ジュヨン)の半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断といった、いくつかのエピソードがテンポ良く繋がり合い、心にぐっと刺さるセリフとカラフルで遊び心いっぱいの映像で紡がれる“近距離恋愛群像劇”。予告編では、主人公ユニョン(イ・ジュヨン)が務める病院がまず映し出され「病院内で犯人捜しがはじまった」と話す声(チョン・ウヒ)とテロップで始まる。なんとこの病院で、男女の18禁レントゲン写真の盗撮事件が起きたのだ!ユニョンと同棲中の恋人ソンウォン(ク・ギョファン)が、そこに写っている男女を自分たちだと勘違いしたことから物語は展開。信じたい看護師、信じたくない副院長(ムン・ソリ)、信じられない彼氏の3人を中心にそれぞれのエピソードが重なっていく作りとなっている。予告編で断片的に映し出される“謎のシンクホール”、“地球を救うなまず”といったエピソードは本編でどう描かれるのか――?印象に残る軽快な音楽とカラフルで遊び心ある映像の数々も期待を高める予告編となっている。是枝裕和監督の新作映画『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)に出演するイ・ジュヨン、『モガディシュ 脱出までの14日間』(7月1日公開)にも出演し、本作『なまず』では出演のほかプロデューサー、脚本、編集まで務めているク・ギョファン、主演・プロデュース作『三姉妹』(6月17日公開)が控えるベテラン俳優ムン・ソリ。偶然にも出演作が立て続けに公開となるいま最も旬な俳優たちが顔を揃えている本作。なまずの声を、『雨とあなたの物語』の人気俳優チョン・ウヒが務めている。『なまず』は7月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:なまず 2022年7月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 2x19HD. All rights reserved
2022年05月18日ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、そしてリモート参加の是枝裕和監督が、韓国映画『ベイビー・ブローカー』の制作報告会に集結。是枝監督が現場へ送った手紙やキャスティングの秘話、貴重なエピソードも披露された。韓国・CGV 龍山アイパークモールで行われた本イベントには、豪華韓国キャスト陣とともに日本からのリモート出演で是枝監督も登場。作品の魅力をはじめ、撮影での思い出や、5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭にむけての意気込みなどを熱く語り合った。本作初のイベントということもあって、会場にはマスコミ陣が大勢集まり、監督やキャストに直接質問の出来るQ&Aも挙手の嵐。是枝監督が初めて韓国で映画を制作した最新作の注目度の高さが窺える大盛況のイベントとなった。ソン・ガンホ&イ・ジウン(IU)らカンヌ参加への意気込み語る赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンも挨拶。その後、日本からリモートで参加した是枝監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います」と明かした。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについて是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います」とコメント。同映画祭への参加が初となるイ・ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです」と話し、同じく初参加のイ・ジュヨンは「参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています」とそれぞれ意気込みを語った。ソン・ガンホ「昔から是枝監督の作品世界のファンでした」本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり…というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと…その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明した。ソン・ガンホは是枝監督からオファーがあった当時のことを尋ねられ、「正確な年度は覚えてないですが、6-7年前に、釜山(プサン)映画祭で初めてミーティングをしました。昔から是枝監督の作品世界のファンでしたし、尊敬する芸術家ですので、とても光栄でした。監督の映画を見ていると、先入観かもしれませんが、冷たい話の中に温かいヒューマニズムが描かれて終わる印象でしたが、この作品を経験したら、監督の冷徹な現実直視により、温かいストーリーの中でも、冷静な視線で社会を俯瞰している感じがして、とても感動しましたし、新しい挑戦でもあり、ワクワクする作業でした」と是枝監督との初のコラボレーションに感無量の様子でコメント。カン・ドンウォンは「私も6-7年前に東京で監督に初めて会いました。その後、映画化されるまでかなり時間がかかったんですが、やっと去年、撮影をすることになり、こうやって公開を控えていますね。感慨深いです」と懐古した。是枝監督、コロナ禍に「マイ・ディア・ミスター」「梨泰院クラス」にハマる本作が劇場公開映画への初出演となったイ・ジウン(IU)は「もらったシナリオを読む前に、短編映画の撮影で共演したことのあるペ・ドゥナさんに電話をしたんです。そしたら“とてもハマり役だ”と言ってくれたんです。好きな先輩からそう言われて、私も確信を持って台本を読んだ覚えがあります」とペ・ドゥナとのエピソードを披露しながら、自信を持って役と向き合ったことを明かす。シナリオを読んだときに涙を流したというイ・ジュヨンは「ネタバレにならない範囲で言いますと、登場人物たちがお互いの心を理解しながら会話するシーンがありますが、ソヨンがあの3人に言ってあげる言葉があるんです。その言葉をじっくり考えたら、心にとても響きました。人物たちの感情をきちんと積み上げていくシナリオでした。監督の作品がとても好きで、この映画の中に自分が存在できて光栄でした。そして、とても楽しくお仕事ができました」と是枝監督が本作でも描いた奥深い人間ドラマを役者として身をもって体感した様子。イ・ジウン(IU)とイ・ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」と、日本でも話題を呼んだドラマで2人の演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。ソン・ガンホ&カン・ドンウォン「実の兄弟のように演技の相性が良い」演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子供を養子縁組させる人物で、子供は児童養護施設で育つより家庭で育った方が良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたという。サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑) 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました」と言う。「末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います」と分析した。是枝監督は、そんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛、「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました」と明かす。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と明かすと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せるひと幕も。ソン・ガンホも絶賛するイ・ジウン(IU)「親にも自慢しました」一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子供の抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは、「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛。当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子でふり返った。ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました」と、『空気人形』からさらに進化した役者としての魅力を明かす。そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだのがイ・ジュヨン。「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ・ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように2人でたくさん話しました」と語った。これまでにも様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホだが、是枝監督に対しては「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かす。そして、そんな是枝監督が撮影中にスタッフに向けて書いていた手紙がスクリーンに!是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有して頂いたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督のエピソードも語られた。マスコミからの質疑応答ーー家族の社会的解体と再構成、今作のポイントは?監督:旅を通して、一組の疑似家族を描こうと思っていました。その背景には、家族を諦めた人もいれば、家族を求め続けている人もいて、そういう人たちが非常に短い時間ですが、ひとつの車に乗って旅をする話を描きたいなと思っていました。ただ頭の中心にあったのは、“家族”というよりはひとつの“命”を巡る話。生まれた命をどういうふうに守るのか、そして手放すのか、そのような物語に仕上がっていると、今自分では考えています。マスコミからの質疑応答ーー言語や世代の違う撮影現場での作業は?監督:キャストだけじゃなく、スタッフも含め、全員に言えるのですが、日本の現場に比べて、準備が非常にしっかりしています。撮影にのぞむまでの準備、撮影が始まってからの準備、全てが早いことが一番驚きでした。完璧な状態で現場がスタートするという感じでした。イ・ジウン:本当に色んな年代の人がいる現場だったので、最初は私もかなり緊張してました。でも、子役たちが活躍してくれて、場の雰囲気を和ませる可愛いエピソードが多かったですね。例えば、監督も子供たちがなるべく自然にいられるように配慮してくれて、大人の私たちは深刻な感情を抱えたシーンだけど、一方で子供たちはすごく楽しそうにしてまして、緊張をほぐしてくれるポイントになっていましたね。子供たちのおかげで和気あいあいな現場になれたと思います。マスコミからの質疑応答ーー刑事役の役作りは?イ・ジュヨン:イ刑事が、サンヒョンたちはプロのブローカーにしては中途半端なところがあると言うシーンがありますが、実はスジンとイ刑事も中途半端な刑事なんです。女性青少年課の刑事で、社会的弱者に対する捜査をするので、剛直なプロの刑事とは違うイメージですね。車で朝晩を過ごすコンセプトだったので、服や乱れた髪でそういったところを見せようと努力しました。そして最後に是枝監督が、「ここに並んでいただいている方に加え、ペ・ドゥナさんも含めて、韓国映画界の宝物のような役者さんたちと、韓国映画界を代表するスタッフの方たちに集まっていただいて、自分自身も納得ができる大好きな作品になりましたし、カンヌ国際映画祭でのお披露目という素晴らしいスタートを切ることができて、この後韓国での公開を控えて、韓国の映画ファンの方に作品を届けられることを本当に嬉しく心待ちにしています」と改めて喜びを語り、「公開時期にはオンラインではなく、韓国にお伺いして直接この映画を届けられればと思います」と訪韓にも期待を寄せていた。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月10日本業の畳製造のかたわら、畳の魅力を発信すべくイ草と畳縁を使った生活雑貨を扱う松葉畳店(所在地:静岡県焼津市、代表者:伊藤 謙)は、イ草の香りとサラッとした肌触りで寝苦しい夏の夜を心地よく過ごせる天然素材のシーツ・寝ござ『Ando』を、応援購入サービスMakuakeにて、2022年6月11日まで販売いたします。【応援購入サービスMakuakeページ】 寝ござ『Ando』メインビジュアル【寝ござ『Ando』誕生の背景 「もう3年分のイ草が残っているなぁ…」】熊本のイ草農家さんがボソッとつぶやいたひとことです。この言葉を聞いて、「残っているイ草を、何とかしなくては!」と、私たちはいても立ってもいられない気持ちでいっぱいになり寝ござ『Ando』は誕生しました。畳の良さを簡単に手軽に感じられるのが、寝ござです。薄くて軽量、くるくる巻いて持ち運びができる優秀な存在。使う場所や置く場所を選ばない手軽さは、現代の生活に自然となじみます。現代のインテリアにもなじむよう【デザイン事務所STUDIO BYCOLOR】とともにデザインしたオリジナル縁使用!【寝ござ『Ando』の3つの特徴】1.四季のある日本に300年前から続く「寝ござ」寝苦しい夏の夜を心地よく過ごす先人の知恵を再発見!2.イ草は心地良い香りと吸湿性の高い天然素材。「寝ござ」はお肌にやさしく寄り添う天然のシーツです!3.薄い・軽い・折り畳めるのポータブルさが特徴。アウトドア・ヨガ・プレイマットにも♪サイズ【寝ござ『Ando』の使い方・利用シーン】布団やマットレスに敷いて、現代の冷感シーツの天然素材版!仕事や家事に頑張っている方へ、癒しの香りでひと休み!ヨガやサウナなどが好きな方へ、湿気を吸って汗をかく趣味にも!アウトドアやキャンプが好きな方へ、新たなお洒落キャンプギアに!夏のソファのべたつきが気になる方へ、サラッと清涼感!リビングやキッズスペースがくつろぎスペースへ寝ござのHow to use!! アウトドアに寝ござのHow to use!! 基本の使い方はシーツです寝ござのHow to use!! 玄関マットやプレイマットに寝ござのHow to use!! ヨガマットに【寝ござ『Ando』製品概要】価格 :6,600円(税込み)色柄 :SAKUKA×2色、DANMEN×2色、NEMOTO×2色 計6種サイズ :90cm×190cm素材 :天然イ草、畳べり(ポリプロピレン)販売方法:応援購入サービス、終了後店頭、卸販売販売店 :松葉畳店、新静岡セノバ(静岡県内デパート)、渋谷ロフトPOPUP予定寝ござ『Ando』ラインナップ寝ござのHow to use!! お出かけに【松葉畳店について】私たちは、静岡県焼津市にある『松葉畳店』です。1977年に創業して以来地域に根付いた畳店を目指してきました。畳の製作以外にも、生活に身近な雑貨・インテリアの製作、イ草を体験するワークショップを開催するなど、試行錯誤しながら畳・イ草の魅力を発信しております。昨年老朽化した、工場を建て替え、先日ディスカバージャパンさんに取り上げて頂きました。 松葉畳店ご紹介 店舗【会社概要】会社名 : 松葉畳店所在地 : 〒425-0068 静岡県焼津市中新田1005-5代表者 : 伊藤 謙創業 : 1977年1月URL : 事業内容: 畳・畳雑貨製造販売松葉畳店ご紹介 娘と娘婿店主【お客様からのお問い合わせ先】松葉畳店担当 : 伊藤 知美TEL : 090-6599-0641e-mail: info@matsubatatamiten.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」のイム・スジョンと「Sweet Home -俺と世界の絶望-」のイ・ドヒョンが主演する、スタジオドラゴン製作の新作ドラマ「メランコリア」(原題)が5月より日本初放送されることになった。本作は、様々な思惑に翻弄されながらも数学を愛した、教師と生徒の物語。名門私立高校の数学教師チ・ユンスを演じるのは、好評を博した「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」以来2年ぶりのドラマ主演となるイム・スジョン。心に傷を抱えた数学の天才高校生ペク・スンユを「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」などで注目を集めるイ・ドヒョンが演じる。不正が横行する世界で深い傷を負った2人は、 愛する人を守るため復讐という難解な証明問題に立ち向かう。そして2人の間にできたわだかまりを解きつつ描く美しいラブストーリーに加え、 劇的な展開をも持ち合わせた独特な世界観。ヒットドラマ「女神降臨」「偶然見つけたハル」のキム・サンヒョプ監督が贈る、切なくも美しい純愛ラブロマンスとなる。あらすじ新しく数学教師としてアソン高校に赴任してきたチ・ユンス(イム・スジョン)は列車で偶然すれ違った青年ペク・スンユ(イ・ドヒョン)と校内で運命的に再会する。無口で内向的なスンユは、ユンスに数学の才能を見いだされ、徐々に心を開いていく。数学オリンピックの準備をしながら親密になっていくユンスとスンユだが、校内ではそんな2人の仲を不適切な関係だと怪しむ声が聞こえ始める。一方、同じく数学オリンピックの準備をするソン・イェリン(ウ・ダビ)。その陰には彼女の優勝を後押しする存在が…。「メランコリア」(原題)は5月1日(日)第1話、CS放送「Mnet」にて先行放送。5月より本放送スタート予定。※動画配信サービス「Mnet Smart+」では本放送&7日間見逃し配信で視聴可能。(text:cinemacafe.net)
2022年03月05日MCや歌手としても大活躍する国民的俳優イ・スンギと、『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』イ・ヒジュンがW主演し、韓国で大きな話題を呼んだ過激で残酷な禁断のクライムサスペンス「マウス~ある殺人者の系譜~」が、5月11日(水)よりDVDリリース、同日U-NEXT にて独占先行配信されることになった。「九家(クガ)の書~千年に一度の恋~」「花遊記<ファユギ>」「Vagabond/バガボンド」などヒット作のほか、歌手、バラエティ、オーディション番組のMCなど多彩に活躍し、その好感度満点の人柄で“国民の弟”と呼ばれるイ・スンギ。一方、『1987、ある闘いの真実』『KCIA 南山の部長たち』といった映画や「青い海の伝説」などドラマにも出演し、演技派として抜群の信頼感を誇るイ・ヒジュン。いま最も勢いのある2大俳優の初共演が実現。善良そのものの正義漢で誰からも愛される町の巡警チョン・バルムと、両親を殺した殺人鬼に復讐するため刑事になった男コ・ムチ。連続殺人事件をきっかけにタッグを組む2人の人生は、さらなる事件が連発する中で過去と現在が複雑に絡み合い、予想もつかぬ方向へと急変していく。俳優人生初めての難役に挑戦したイ・スンギの、深層心理をえぐり出すような圧巻の感情演技と、それに対抗するイ・ヒジュンの、唯一無二の存在感と心を鷲掴みにする男泣きの熱演。ともに歴代最高キャラを更新した彼らのケミストリーが奇跡の相乗効果をもたらし、見始めたら止まらない、禁断の“マウス”現象を引き起こす!これは悪魔からの挑戦状か!?畳み掛ける殺戮と悲劇を止められるのは誰か韓国全土を恐怖のどん底に突き落とした“ヘッドハンター殺人事件”。犯人は逮捕されるも、25年後、新たな人間ハンターが出没する…。“殺人を犯すサイコパス遺伝子は存在するのか”というタブーともいえる題材をテーマに、サイコパスの中でもわずか1%とされる最も凶悪な怪物“プレデター”に焦点を当てた本作。その残虐な殺人鬼は一体どこに潜んでいるのか、初回から戦慄のストーリーが展開。随所に張られた伏線の数々、善と悪が視点によって反転する危うさ、そして視聴者をときおりミスリードしながら何度も裏切るどんでん返しの凄まじさは、サスペンスドラマの上級ファンをも唸らせる驚くべき完成度。さらに、想像を遙かに超えた運命に翻弄される登場人物たちの人間ドラマには、感情が揺さぶられ、ときに涙が止まらない。テレビコードぎりぎりの過剰な描写も話題となったが、全編に渡って演じている子役と動物への配慮が行われ、冒頭にその旨を伝えるテロップが表示された。レベルの高いドラマを送り出すことで定評があるtvNでオンエアされるや大反響を巻き起こし、視聴率1位を独走。さらにTV話題性ドラマ部門※でも上位をキープし、出演者話題性部門(※)ではイ・スンギが1位にランクインするなど熱い話題を提供し続けた(※グッドデータコーポレーション調べ)。「イカゲーム」『パラサイト』『殺人の追憶』――レジェンド作品と並ぶ圧巻のクオリティサイコパス殺人犯を描いた傑作『羊たちの沈黙』、猟奇殺人作品の金字塔『セブン』など…数々のサスペンス・ミステリー作品の系譜に新たなドラマが誕生。tvN、OCNなどの放送局を設立し韓国サスペンスドラマを牽引してきたCJエンターテイメントが満を持して制作した本作は、まさに渾身の超一級サスペンス作品。韓国映画史に輝く『殺人の追憶』『チェイサー』などにも引けを取らない緻密な演出と脚本、そして役者たちの見事な演技。世界最高のドラマシリーズを選出するフランスのフェスティバル「SERIES MANIA2021」では米英など世界有数の国々に混じって韓国から唯一ノミネートを果たし、世界レベルの作品力であることが認定された。近年、アカデミー賞作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』やNetflixでは「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」が熱狂的ブームを巻き起こす中、本作も韓流ムーブメントの勢いをますます加速させることになるだろう。「人間レッスン」パク・ジュヒョンほか、完璧なアンサンブルで織りなす迫真のドラマ2大役者の激突とともにドラマを盛り上げる豪華キャストも話題に。過去の事件によるトラウマを背負いながらもバルム(イ・スンギ)を慕う女子高生役には、「人間レッスン」で怪物新人と謳われたパク・ジュヒョンを抜擢。テレビ番組PDとして事件に深入りしつつ、切ない秘密を抱える女性を演じるのは、「ハッシュ~沈黙注意報~」などのキョン・スジン。また、物語のキーパーソンとなる謎めいた医師を怪演するのは、「嘘の嘘」「元カレと旅する5日間」のクォン・ファウン。端正なルックスと怪しい存在感が人気を呼び、役名にちなんだ“ゴッド・ヨハン”シンドロームをもたらした。さらに、“プレデター”の少年時代を演じるのは、「椿の花咲く頃」などの天才子役、キム・ガンフン。鳥肌ものの名演技で悪魔の子を体現し、話題を集めた。ほかに「ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?」アン・ジェウク、「愛の不時着」キム・ジョンナン、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」チョ・ジェユンら、安定のベテラン勢が勢揃いした。(text:cinemacafe.net)
2022年03月01日ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェが7年ぶりに共演する映画『ただ悪より救いたまえ』。この度、Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」でも話題のイ・ジョンジェから、日本のファンに向けたメッセージ映像が到着。さらにイ・ジョンジェは、12月27日(月)放送の日本テレビ系「しゃべくり007 年末2時間スペシャル」に韓国からゲスト出演することになった。「イカゲーム」で主人公ソン・ギフンを演じ、世界を熱狂の渦に飲み込んだ韓国きってのイ・ジョンジェ。本作では対照的なキャラクターを演じ、さらなる話題となっているが、そんな彼から日本公開そしてクリスマスを直前に日本のファンへメッセージが到着。笑顔であいさつをしたイ・ジョンジェは「劇場でご覧頂けたらうれしいです」と語り、さらには「皆さん 健康で幸せなクリスマスをお過ごしください」と続け、満面の笑みで日本のファンへ向け手を振っている。なんと、イ・ジョンジェが12月27日(月)21:00より日本テレビ系「しゃべくり007年末2時間スペシャル」にゲスト出演。日本のバラエティー番組は初出演となるイ・ジョンジェに、しゃべくりメンバー(ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアル)が迫る。『ただ悪より救いたまえ』は12月24日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。「しゃべくり007年末2時間スペシャル」は12月27日(月)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ただ悪より救いたまえ 2021年12月24日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ 2020 CJ ENM CORPORATION, HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月23日俳優のイ・ドンウクと女優のユ・インナが共演するロマンティック・コメディドラマ『真心が届く 〜僕とスターのオフィス・ラブ!?〜』が、dTVで配信スタートした。ヒロインのユ・インナが演じるのは、言われのないスキャンダルで2年間も芸能界を干されている女優、オ・ユンソ。復帰を果たすべく、法廷を舞台にした新作ドラマへの出演を熱望した彼女に、「役作りのために法律事務所で実際に働いてみること」という条件が出される。ユンソは、本名のオ・ジンシムとして、所属事務所代表の従兄弟が代表を勤める法律事務所「オルウェイズ」でインターンとして働くことに。そこで出会うのが、イ・ドンウク扮する事務所のエース弁護士、クォン・ジョンロク。やり手の弁護士ながら恋愛経験もなく女性の扱いがわからないジョンロクと、一般常識に欠けたジンシムがうまくいくわけもなく、トラブルが起きてばかり。そんな中、とある事件でジンシムの女優としての経験が役に立つなど、徐々に二人の距離は近づいていく。しかし、お互いにまともな恋愛経験がないもの同士。果たして、二人の恋の行方は――。(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
2021年09月26日『新感染半島 ファイナル・ステージ』で荒廃した半島を娘たちと生き抜く母を熱演したイ・ジョンヒョンと、『アジョシ』「シークレット・ガーデン」などのキム・ソンオが共演する『死なない夫』が、今年8回目を迎える「夏のホラー秘宝まつり 2021」にて日本初上映されることが決定した。本作は、ユーモアあふれる夫と裕福な生活を送る妻が、夫の隠しごとを知ろうとしたことからやがて壮絶な死闘を繰り広げる姿を描く痛快スリラー。『人喰猪、公民館襲撃す!』(09)などで知られるシン・ジョンウォン監督の新作となっている。夫婦仲は昼夜問わず良好、何不自由ない暮らしを送りながらも夫に不信感を抱き、奇想天外な秘密と直面する妻・ソヒを演じるのは、『新感染半島 ファイナル・ステージ』で娘を育てながら荒廃した韓国を生き抜き、アクションも披露したイ・ジョンヒョン。本作では、夫の真の姿を知り、仲間とともに闘う芯の強い女性を熱演する。体格がよくお茶目な一面もある完璧な夫・マンギルには、『アジョシ』の悪役で注目され、ドラマ「シークレット・ガーデン」「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」のほか、『シークレット・ジョブ』『無双の鉄拳』などで肉体派の印象も強いキム・ソンオが演じる。この度解禁となったシーンカットは、マンギルが栄養源とする(!?)ガソリンを密かに補給する姿や、彼の異常な姿を目の当たりにして驚愕するソヒの表情など、衝撃的な場面を切り取ったものばかり。夫は果たして何者なのか?秘密が露見して夫婦関係は崩れだし、ふたりの闘いはどんな決着を迎えるのか、期待が高まる。なお、「夏のホラー秘宝まつり 2021」ではイタリア恐怖映画界のレジェンド、ルチオ・フルチの傑作13選や、マリオ・バーヴァの傑作9選、全米で非難を浴びた問題作『悪魔のサンタクロース』2作品などのスクリーン初上映作や、ミヒャエル・ハネケ監督の問題作『ファニーゲーム』のリバイバル上映などが行われる。『死なない夫』は8月6日(金)よりキネカ大森ほかにて順次公開。「夏のホラー秘宝まつり 2021」は8月6日(金)よりキネカ大森とアップリンク吉祥寺の2館(東京)、シネマスコーレ(名古屋)、シアターセブン(大阪)、アップリンク京都(京都)4都市5劇場にて順次開催。(text:cinemacafe.net)
2021年06月01日「梨泰院クラス」の最注目女優イ・ジュヨンの主演映画『野球少女』から、韓国プロ野球選手を目指す天才野球少女を演じたイ・ジュヨンの日本初公開の場面写真3点と秘蔵メイキング写真を独占入手した。本作最大の注目ポイントは、Netflix配信中のドラマ「梨泰院クラス」では「タンバム」の料理長でトランスジェンダーのマ・ヒョニを演じたイ・ジュヨンの魅力だ。プロ野球選手を目指す女子高生を演じるために、独立リーグの野球選手と40日間もの猛特訓に励み、スタントなしで天才野球少女になりきった。そのリアリティある演技が高く評価され、第41回青龍映画賞・新人女優賞に初ノミネートされている。今回、夢に向かって突き進む“天才野球少女”スインを演じたイ・ジュヨンの“瞳”にフォーカスした写真4点が初公開。最初は、黒のジャンパーを着てベンチで待機するスインの横顔をとらえたもの。自分の名前が呼ばれたらすぐに飛び出せるよう、緊張感をにじませてグランドをまっすぐに見つめている。隣には、同じ夢を追う女子野球選手の姿がある。ほかには、ベースボールキャップにジャンパー姿でマウンドに上がった場面。集中力を満タンにしてキャッチャーだけを見つめている。グローブの中でボールを握りしめてセットポジションに入ったスインの凜々しい姿からも、猛特訓の成果が感じられる。そして、振り向きざまの一瞬を激写したメイキングカットも到着。極寒での撮影に臨んだとは思えないイ・ジュヨンの強烈なまなざしには、プロ野球選手を目指すスインの強い決意が漲っている。『野球少女』は3月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年01月24日「梨泰院クラス」マ・ヒョニ役で大ブレイクを果たしたイ・ジュヨンが、プロの選手を夢見て奮闘する映画『野球少女』。この度、主演のイ・ジュヨンから、日本のファンのために最新ドラマ撮影の合間を縫って寄せられた新春特別メッセージ映像が到着した。『野球少女』や「梨泰院クラス」のショートカットから髪が伸び、ミディアムヘアとなったイ・ジュヨンは、ボルドーのストライプジャケットで登場。冒頭では、流暢な日本語で「明けましておめでとうございます」と笑顔で新年のあいさつ。「『野球少女』が日本の皆さんにご覧いただけることになりました。寒い冬に薄いユニフォームを着て一生懸命撮影した映画です」と極寒の中で撮影に臨んだエピソードを明かし、「日本の皆さんに観ていただけると思うと韓国で公開した時のようにドキドキして楽しみです」と微笑む。コメントの結びでは、「映画館で安全を確保して大勢の皆さんに観ていただけたら嬉しいです。“ファイティン!”」と日本のファンを気遣いながら笑顔でメッセージを贈ってくれた。イ・ジュヨンの素顔に迫るメイキング写真大公開また、今回はイ・ジュヨンの愛らしい素顔が覗くメイキング写真が公開。彼女が本作で演じているのは、最高球速134Kmを誇る“天才野球少女”チュ・スイン。モデルとなった実在の女性選手の努力と葛藤に迫るため、約40日間にわたって独立リーグの選手たちとの特訓を受けて撮影に挑んだ。気温マイナス14度、体感温度マイナス20度という過酷な現場で、全ての野球シーンをスタントなしで演じきっている。メイキング写真にはマウンドで屈伸する姿や、寒さでかじかんだ手を温める姿、笑顔でスタッフに合図を送るショットが並ぶ。また、コーチ役のイ・ジュニョク、チェ・ユンテ監督らと真剣なまなざしでモニターを見つめる姿も到着している。『野球少女』は3月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年01月10日小沢健二が2021年3月から日本武道館、さいたまスーパーアリーナ、大阪・丸善インテックアリーナを巡るツアー「小沢健二『aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena』」(読み:オールバイマイセルフ魔法的ひとりアリーナ)」を開催する。90年代後半、人気絶頂の中で電撃的に音楽活動を停止しニューヨークに移住、そして2019年に17年ぶりの沈黙を破ってフルアルバム『So kakkoii 宇宙』を発表した小沢健二。近年は、あいみょんをはじめ影響を受けて育ったと公言する若手アーティストが多い。また彼自身もSEKAI NO OWARI、二階堂ふみ、吉沢亮、満島ひかり、峯田和伸、三浦大知など積極的なコラボレーションを行ってきたことも記憶に新しい。そして2020年初夏の全国ツアー「So kakkoii 宇宙 Shows」が、新型コロナ流行拡大を受けて延期。全世界がウイルスに翻弄され、これまでとは異なるニューノーマルな日常が強いられる中で、彼はつき動かされるように次々と曲を書き下ろしていた。今回のツアーは小沢がたったひとりでパフォーマンスするという内容。これは新型コロナ流行以前の2019年に企画・決定されていたものだが、社会の変化を受けて内容を再構築。2020年のコロナの日々に次々と書き下ろした曲だけでなく、今やJ-POPやJ-ROCKにおけるクラシックとも呼ぶべき“あの曲”や“あの曲”も、2021年版アレンジで奏でられるという。より豪華にバージョンアップさせた、小沢の単独演奏スタイルに期待したい。観客数は収容人数の半数未満を予定し、換気・消毒・検温など最新の医学的見地にもとづいた万全の対策をとった開催となり、チケットの枚数も限られる。1次先行予約(抽選)はローチケにて12月9日(水)19:30から12月20日(日)まで。さらに小沢自身の願いから、今回のツアーでは若者割とでも呼ぶべきU25限定プライスのチケットが用意されている(S席:5,000円、A席:4,000円)。6歳未満かつ膝上観覧であれば、入場者1名につき子供1人が無料で入場可能となっている。<小沢健二・コメント>コロナ以前の2019年の時点で、2021年の3月に一人で武道館などをやることは決まっていました。コロナの中、僕の考えも、曲の書き方も、進化しました。ばっちり感染対策をとり、換気のよいアリーナで、大幅に収容人数を減らしての公演ですが、歌を届けたいと思っています。バンドはなく、僕一人です。今までの一人演奏を、ムダに豪華にしました。帰り道に口ずさむのは、きっと聞いたばかりの新曲たちになると思います。明るい曲。気持ちが強くなる曲。ベタですが、そういうライブです。おなじみの曲も、もちろんやります。新曲のタイトル予告、第一弾は『ウルトラマン・ゼンブ』(仮題)です。笑、と思いきや、勇気と涙の一曲です。なお、延期されている『So kakkoii 宇宙ツアー』はこれまでの告知通り2021年初夏の予定です。このアリーナは、それより前の、それとは別の、2021年春の公演です。ゼッタイコイ元ツイート: ■公演情報「小沢健二『aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena』」2021年3月5日(金) 大阪・丸善インテックスアリーナ開場17:30 / 開演19:002021年3月9日(火) 東京・日本武道館開場17:30 / 開演19:002021年3月14日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場16:30 / 開演18:00チケット料金(税抜)アリーナ席¥12,000 / スタンドS席¥10,000 / スタンドA席¥8,000U-25スタンドS席¥5,000 / U-25スタンドA席¥4,000U-25チケットは 25歳以下限定 / 入場時にIDチェックあり6歳以上有料(6歳未満のご入場は保護者同伴のもと、膝上観覧の場合のみ保護者1名につき、1名まで入場可。ただし、お子様のお席が必要な場合はチケット購入が必要)オフィシャル1次先行予約(抽選):12月9日(水)19:30~12月20日(日)23:59(1公演日1申し込み最大4枚)次先行は電子チケットのみの申し込みになります。
2020年12月09日パク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』以来14年ぶりのスクリーン復帰を果たしたイ・ヨンエの主演作『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』。本作でイ・ヨンエの敵となる悪徳警察官を演じたユ・ジェミョンの新場面写真がシネマカフェに到着した。今回解禁となったのは、ドラマ「梨泰院クラス」で演じたチャンガの会長役で話題を呼んでいるユ・ジェミョンの新場面写真。ユ・ジェミョンはドラマ「秘密の森」や「恋のスケッチ ~応答せよ1988~」、映画『風水師 王の運命を決めた男』など、シリアスからユーモラスまで、作品ごとに異なる役柄で観客を魅了し、遅咲きながらも映像作品にかかせない名バイプレーヤーとして活躍。そして日本でもその知名度を確立することになったのが「梨泰院クラス」。実年齢をはるかに超える役柄を違和感なく演じ、そのギャップと役作りの入念さ、まるで「半沢直樹」を彷彿とさせるかのような迫力満点な表情の演技に、SNS上では驚嘆の声があがっている。本作で演じるのは、イ・ヨンエ演じるジョンヨンが訪れる漁村の地元警察・ホン警長。自身の立場を利用して築き上げた、小さくも平和な世界をかき乱すジョンヨンを排除しようとするが、次第に歯車が狂いだしてしまうという役どころ。新たに解禁された場面写真からも、権力を振りかざす警察官の有無を言わせない圧力を感じさせている。今作で初共演となったユ・ジェミョンとイ・ヨンエの激しいぶつかり合いも見どころのひとつであり、イ・ヨンエは「普段は穏やかな方なのに、そんな方が私を投げ飛ばしたり(笑)。現場では本当に役柄そのものなんです。私が長いブランクを経てカメラの前に立った時、大きな力になってくださいました」とユ・ジェミョンに感謝を述べている。『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』は9月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【非公開】ブリング・ミー・ホーム(原題) 2020年9月より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年09月04日グラビアアイドルのイ・リンが、最新イメージDVD『LEE LYN』(4,180円税込 発売元:エスデジタル)をリリースした。母国の韓国では女優やモデル業をしながら日本でもダイエット本を出すなど、様々な分野で活躍してきたイ・リン。武道系コスプレ姿を披露したことで日本での人気が飛び火し、昨年は日本の週刊誌でグラビアデビューを飾って一躍日本のグラドルファンを魅了した。そんな彼女が待望の1stDVDをリリース。学生時代から鍛え抜かれた美ボディーをあますところなく披露している。幼い頃から武術をしてきただけあって、その鍛え抜かれたボディーは圧巻の一言。上からB86・W58・H86という抜群のプロポーションの身体でアピールする。今作ではセーラー服やおなじみの武道系コスプレ、そして過激な水着を着用して凹凸ボディーを大胆披露。とくにバスルームではヌーディーなベージュのチューブトップ風水着を着用し、キュートさとセクシーさを同時に楽しめるシーンとなっている。
2020年03月13日「イ・ムジチ」の名を聴いた瞬間にヴィヴァルディの「四季」を思い起こす方も多いのではないだろうか。まさにクラシック界の“永遠のベストセラー”とでも呼ぶべき名曲「四季」は、イ・ムジチの演奏とともに浸透していったと言っても過言ではない。イ・ムジチの「四季」をきっかけにしてクラシックに目覚めたファンの数も決して少なくないはずだ。その伝説的なアンサンブル「イ・ムジチ」が来日公演を行う。1952年にイタリア・サンタ・チェチーリア音楽院の卒業生12人によって結成されたというのだからその歴史はすでに67年。メンバーも演奏様式もその時々に合わせながら刻々と変化を遂げつつ、人の一生にも近い年月を刻んできたことに頭が下がる。日本への来日回数は一体どのくらいの回数になるのだろう。そのたびごとに人々を幸福にし続けた美しいアンサンブルは今も健在。そして何より嬉しいのがヴィヴァルディの「四季」を再び我々のもとに届けてくれることだ。今回の来日公演では日本を代表するソプラノ天羽明恵をソリストに迎えた、ヘンデルの名曲「オンブラ・マイ・フ」や、モーツァルトのモテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」なども用意され、アンサンブルの華やかさが一層引き立つ予感がする。◆10月2日(水) 19:00サントリーホールカジモト・イープラス 0570-06-9960【プログラムC】 with 天羽明惠(ソプラノ)モーツァルト: ディヴェルティメント ニ長調 K.136ヘンデル: オペラ「ジュリオ・チェーザレ」からこの胸に息のある限りヘンデル: オペラ「セルセ」からオンブラ・マイ・フテレマン: ディヴェルティメント TWV 50:23モーツァルト: モテット「エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)」K.165ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」 op.8◆10月4日(金) 14:00ミューザ川崎シンフォニーホール問:神奈川芸術協会 045-453-5080【プログラムB】「バロック・セレブレーション」コレッリ: 合奏協奏曲 ヘ長調op.6-2サンマルティーニ: 合奏協奏曲 ニ長調 op.2-6エイヴィソン: 合奏協奏曲第5番 ニ短調(スカルラッティ原曲)ヴィヴァルディ: 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 「調和の霊感」ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」 op.8
2019年09月30日「“あのイ・ムジチ”という存在ですよね。光栄ですし楽しみです」キャリア十分のヴェテランがそう言って目を輝かせるのは素敵なことだ。天羽明惠は日本の声楽界を牽引するトップランナーのひとり。この秋、イタリアの老舗アンサンブル、イ・ムジチ合奏団と共演する(10月2日(水)・サントリーホール)。「イ・ムジチ合奏団 with 天羽明惠」の公演・チケット情報イ・ムジチといえば《四季》。誰もが知る有名曲だが、実は、音楽史で忘れられていたこの作品が再発見されたのはなんと20世紀半ばのこと。そしてそれが世界的な人気を獲得するのに大きな役割を果たしたのが、1952年結成のイ・ムジチなのだ。繰り返し録音した彼らの《四季》は、この曲の定番中の定番。《四季》といえばイ・ムジチ。両者はもはやほとんど同義語といっても過言ではない。「もちろんメンバーが変わっているとはいえ、60年以上もずっと弾き続けている作品なのに、まるでたったいま生まれてきた音楽であるかのように、いつも新鮮に演奏するのは素晴らしいことですよね」指揮者なしのアンサンブルとの共演。大事なのは息づかいだという。「彼らは絶対に私の息を聴いているはず。だから細かいテンポのニュアンスも、息でちょっと仕掛ければわかってくれるし、彼らの音で私の声も変わります。身体中にアンテナを張り巡らせてそのやり取りをするのは刺激的です」天羽が歌うのは、ヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラのアリア〈この胸に息のある限り〉や、モーツァルトの《エクスルターテ・ユビラーテ》など3曲。「《ジュリオ・チェーザレ》のアリアは内面的で深い歌。それをイタリア語の音楽劇として、まずはイタリア人の彼らに伝えられるかどうか。丁寧に歌っていこうと思います。そしてモーツァルトは、彼らとの化学反応で、どんなきれいなレガートが生まれて、それをコロラトゥーラでどのように歌えるのか、とても楽しみにしています」ヘンデルやモーツァルトは、歌手にとって、声楽的にも必要不可欠なレパートリーなのだと教えてくれた。「たとえばヴェルディのオペラを歌ったあとでも、すぐに楽屋でモーツァルトを歌って、身体や筋肉がやわらかく使えているか、確認することが大事です。常にどちらも歌える状態、ニュートラルな状態に戻すということを考えながら歌手を続けています」来日を目前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急死したため、代役としてマッシモ・スパダーノが出演。公演後半の《四季》のソロも彼が弾く。「驚きました。残念ですが、彼らにとっても毎回が新しい演奏になるわけですから、そこは楽しみですね。私は東京と福井で歌うのですが、その間にもどんな変化が起こるか。彼らに負けずにフレッシュな演奏ができるように、私もしっかりと準備しなければ。なにより、彼らの音は絶対的に明るいでしょうから、その明るさと天羽明惠の明るさで、おおらかでのびやかに羽ばたきたいと思っています!」文・宮本明
2019年09月10日「耳打ち~愛の言葉~」のイ・サンユンと「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」のイ・ソンギョンが初共演する「アバウトタイム~止めたい時間~」のDVDが、3月よりリリース&レンタル開始されることが決定。これに先駆け、この度本作の予告編が公開された。ミュージカルのアンサンブルキャストを務めるミカは、人の体に刻まれる“寿命時計”が見え、ミカ自身の寿命も100日あまり。残された時間で主演女優の座を勝ち取ろうとオーディションに臨んだある日、成り行きでMK文化財団理事長のドハにキスしてしまう。その後、ドハといると自分の寿命時計が止まることに気づいたミカは、ドハに近づこうと奮闘する――。本作は、人の寿命が時計のように見えてしまう不思議な力を持ち、自身の寿命も残りわずかであることを知ったヒロインと、そんな彼女と偶然出会った財閥御曹司が繰り広げる、甘く切ないファンタジーラブロマンス。様々なジャンルの作品に出演し、幅広いファン層を魅了するイ・サンユンが演じるのは、財閥御曹司のドハ。クールで気難しい性格だった彼が、ヒロインと出会って次第に明るく表情豊かになっていく過程や、恋に一喜一憂する無邪気な姿は胸キュン必至。さらに、夢であるミュージカル主演女優を目指しながら、残りわずかな寿命への不安を抱えるヒロイン・ミカを、若手実力派イ・ソンギョンが好演。実際にかつてミュージカル女優を目指していたというイ・ソンギョンは、歌、ダンス、ピアノ演奏の全てを本人自ら行っており、ドラマで繰り広げられるミュージカルシーンも見逃せない。今回併せて公開された予告編では、まさに時計のようにカウントダウンする寿命が、顔や腕に映し出されている様子が見られる。また、怒っているようだが「好きなんだ」とドハのまさかの告白シーンや、ミカがドハに近づいた理由を明かす場面、そして2人の幸せそうな日常も。しかし、幸せな物語だけでは終わらなそうな展開も予告編からは伺える。イ・サンユンとイ・ソンギョンのほかにも、ヒロインを励まし支える友人役に、元「KARA」のスンヨン、ヒロインの弟役に「SF9」のキム・ロウン、若きミュージカル監督役を「ZE:A」のキム・ドンジュンとフレッシュなキャストたち、そしてキム・ヘスク、チョン・ドンファンなどベテラン俳優たちも本作を盛り上げている。(cinemacafe.net)
2019年02月05日