さまざまなヒット作を輩出している韓国ドラマ界から新たに誕生した話題作といえば、現在ディズニープラス スターで独占配信中の『最悪の悪』。見どころ満載のクライムアクション・ドラマとして、大きな反響を呼んでいます。そこで、こちらの方々にお話をうかがってきました。チ・チャンウクさん、ウィ・ハジュンさん、イム・セミさん【映画、ときどき私】 vol. 6091990年代の韓国を舞台に、江南と中国、そして日本の麻薬密売に関わる捜査の裏側をスリリングに描いた本作。ある犯罪組織に潜入捜査をすることになった田舎の刑事パク・ジュンモを演じているのは、『ヒーラー~最高の恋人~』などで知られ、"ロマンスの名手"として人気のチ・チャンウクさん(写真・中央)。対する犯罪組織のリーダーで元DJのチョン・ギチョルには『イカゲーム』で一躍ブレイクを果たしたウィ・ハジュンさん(左)、さらにジュンモの妻で麻薬保安官のユ・ウィジョンには韓国の実力派俳優イム・セミさん(右)が出演しています。今回は、現場の様子や共演者が知る意外な一面、そして日本の好きなところなどについて、語っていただきました。―前半で山場のひとつといえば、ジュンモとギチョルが初めて対峙するシーンですが、特にチ・チャンウクさんとウィ・ハジュンさんの表情や目の動きが素晴らしかったです。おふたりのなかでも、駆け引きなどがあったのでしょうか。チ・チャンウクさんあのシーンに関しては、監督やアクション監督をはじめスタッフの方々が事前にいろんなことを計画的に決めてくれていました。なので、僕たちは現場であれこれ悩む必要はなく、感じたことを少しずつ入れながら修正を加えていくだけだったと思います。本当に面白い構図で組み立ててくださっていたので、2人が対面する様子を最大限に表現することができました。そういったこともあって、個人的にはあのシーンの撮影がとても楽しかったです。ウィ・ハジュンさん実は、ジュンモとギチョルが初対面するシーンは、僕たちにとっても初めての撮影だったんですよ。視線がぶつかり合い、強烈な映像を撮ることができた―そういう状況も相まって、あの緊迫感が生み出されていたんですね。ウィ・ハジュンさん僕もチ・チャンウクさんと同じように特別な計算や準備をすることなく、ギチョルに入り込むことだけを考えて現場にいました。そのなかでも意識したのは、チャンウクさんの目をひたすらじっと見つめること。そうすることで、自然とギチョルになることができました。あのシーンでは、お互いの視線がぶつかり合っていたこともあり、強烈な映像が撮れたと思っています。たくさんのことを学び、エネルギーをもらうことができたので、いまは撮影現場が恋しいです。―そんなお二人の間にいたイム・セミさんは、現場で意識されていたことはありましたか?イム・セミさん男性のほうが多い現場でしたが、性別に関係なく、「同じ演技をする仲間」という感覚のほうが強かったので、むしろすごく楽だったなと思っています。今回、私は男性陣のようにアクションシーンに関わることはありませんでしたが、みんなにより近づきたいと思っていたので、自分が出ていないシーンでも現場には行くようにしました。そうすることで自分も組織の一員であるかのような気持ちになれたので、それもよかったのかなと。俳優同士がお互いに心配りをし合えたからこそ、できたことは多かったと思います。3人でいると、ケミストリーが生まれるの感じる―なるほど。劇中では、イム・セミさん演じるウィジョンを巡って、3人が複雑な関係となりますが、普段のみなさんはいかがですか?チ・チャンウクさん僕が感じているのは、どうしてこの3人はこんなにも性格が違って、すべてがバラバラなんだろうということです(笑)。ウィ・ハジュンさんあはは!チ・チャンウクさんでも、それなのにこんなに仲がいいから不思議ですよね。イム・セミさん確かにそうですね。チ・チャンウクさん3人のなかで特に役割的なものはなく、一緒にいるだけでとても楽しいので、それによってシナジー効果やケミストリーが生まれているように感じています。―素敵な関係性ですね。ちなみに、このなかで意外な素顔をお持ちの方がいれば、教えてください。チ・チャンウクさんみなさんは僕たちの意外な一面というのが意外と気になるみたいですね(笑)。ウィ・ハジュンさんこれは結構よく聞かれることですよね。チ・チャンウクさんみなさんがどう見ているのかわかりませんが、おそらくこの3人のなかだったらイム・セミさんが一番意外な面が多いんじゃないかな。というのも、どちらかというと物静かなタイプに見えるかもしれないですが、実はすごくアクティブ。マラソンをしたり、自然環境のための運動をしたり、さまざまな啓蒙活動にも取り組んでいるんですよ。人々にいろんなメッセージを伝えたいという情熱をすごく持っている方だと思います。日本の伝統的な部分にも、興味を向けていきたい―幅広い活動をされていてすごいですね。では、日本に対しての印象や好きなカルチャーなどについてもお聞かせください。チ・チャンウクさん日本といえば、僕はいつもアニメーションを楽しんでいます。あと、最近観た作品で面白かったのは、ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』。ほかにも『ドライブ・マイ・カー』など日本にはいい作品が多いですし、一緒に仕事をしたい監督はたくさんいます。イム・セミさん私も日本のアニメーションが大好きで、宮崎駿監督の『となりのトトロ』を観たときには、「こんな世界があるんだ。なんて愛らしいんだろう」と夢見たのを覚えています。ウィ・ハジュンさん僕は世界的な監督である是枝裕和監督の『そして父になる』などが好きで、人間の描写が素晴らしいと感じています。いつか、そういった“人間の匂い”がするような作品でご一緒できる機会があればうれしいなと思っています。チ・チャンウクさんあとは、やっぱりおいしいお店がたくさんあるところや気持ちのいいスパがあるのも魅力ですよね。僕は日本には旅行でもよく来ているので、いまやなじみのある国ですが、本当にいい印象を持っています。ウィ・ハジュンさん確かに、僕もおいしいお店がいっぱいあるところは好きですね。ほかにも、日本のストリートファッションがすごく素敵だなと思って見ています。イム・セミさんそれから日本には豊かな自然があるので、そういうところでキャンプをしたり、お散歩したり、日本的な旅館に泊まったりできたらいいなと。以前は、東京や大阪のような華やかでキラキラしている大都会を訪れることが多かったですが、最近は自然のほうに関心を持つようになりました。これからは日本の伝統的な部分にも興味を向けたいなと思っています。ベストを尽くした作品を楽しんでほしい―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。チ・チャンウクさん今回、僕たちは『最悪の悪』という作品のために日本を訪れました。みんなでベストを尽くして撮った作品なので、みなさんにも楽しんでいただけたら、僕たちもうれしいです。ウィ・ハジュンさん日本のファンのみなさんと会うことができて、とてもいい思い出になりました。ぜひ、この作品を愛していただけたらと思っています。イム・セミさん信号ですれ違った人とでもいいので、「『最悪の悪』ってドラマ面白かったよね!」と言い合っていただきたいです(笑)。インタビューを終えてみて…。劇中では緊張感が張り詰める関係性にいる3人ですが、実際はとても仲が良く、和気あいあいとした雰囲気が漂っていました。お互いをリスペクトし合っているからこそ本気でぶつかり合うことができ、数々の名シーンが生まれたのも納得です。みなさんがいつか日本の作品とコラボする日が来るのを楽しみにしたいと思います。過激でスタイリッシュな映像に魅了される!圧巻のアクションシーンだけでなく、怒涛の展開と洗練されたストーリーで観客を一気に引き込む本シリーズ。交錯する人間模様のなかで、”最悪の悪“とは一体誰のことなのか。最後の最後までスリル満点で、目が離せなくなること間違いなし!写真・園山友基(チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミ)取材、文・志村昌美ストーリー1995 年、韓国から日本へ流れる麻薬密売の情報が入り、犯罪組織を解体するために韓国と日本が合同捜査に乗り出す。そんななか、田舎町の刑事ジュンモは、昇進のために江南連合へ潜入捜査することを決意する。しかし、まさか自分と妻のウィジョン、そして犯罪組織のボスであるギチョルとの複雑な関係に踏み込むことになろうとは考えてもいなかった。逃れられない運命の輪に巻き込まれ、組織に深く入り込んでしまったジュンモは、次第に不安を募らせる。任務を完了したとき、彼らは元の生活に戻れるのか…。衝撃が走る予告編はこちら!作品情報『最悪の悪』ディズニープラス スターにて独占配信中(全12話/初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)(C) 2023 Disney and its related entities写真・園山友基(チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミ)
2023年10月27日先日、主演チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミが来日し、記念イベントなどで日本のファンと交流して話題となった韓国ドラマ「最悪の悪」。本日9月27日(水)16時よりディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて配信開始となることに合わせ、チ・チャンウク、ウィ・ハジュンらのアクションシーンや貴重な舞台裏を収めた映像が解禁となった。本作は、1990年代の韓国を舞台に、江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを潜入捜査するために、田舎の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)がギャングに扮し、犯罪組織に潜入するというストーリー。ジュンモの妻で麻薬保安官であるユ・ウィジョン(イム・セミ)も自ら志願して夫を助けるために奮闘し、ジュンモは元DJで現在は江南連合のリーダーのギチョル(ウィ・ハジュン)の信頼を得るために組織に順応していこうとするが、彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始め、3人は逃れられない運命の輪に巻き込まれることになる――。この度解禁されたのは、本作の最大の見どころであるチ・チャンウクとウィ・ハジュンの豪華二大スターによるアクションシーンの魅力に迫ったシーン解説映像。アクション監督のクォン・ジフンは「(チ・チャンウクは)主役としての風格があり、体の使い方がよくわかっている」「フィジカルもテクニックも優秀」と大絶賛。草むらで泥だらけになりながらアクションを繰り広げ、これまでのイメージとは全く違う新しい姿を見ることができる。「好きにやれ」「思うとおりに演じろ」と細かい指示はしなかったと話すアクション監督だが、それほどチ・チャンウクのアクションセンスには信頼を置いていたようだ。また、アクション経験が少ないと明かしていたウィ・ハジュンも、ボクシングの動きを効果的に取り入れたアクションを披露。「動きが早くて身体能力も高く、身のこなしが軽やかです」とスタッフ陣を驚かせ、期待を上回る演技を見せる。そして、激しい撮影の合間には時折、共演者たちと笑顔で会話する姿も印象的だ。アクションを通して感情を浮き彫りにしたかったと話す監督は、演技っぽすぎず、生々しすぎない塩梅を何度も役者たちと話し合ったと語る。ピンチに陥った時に顔を見合わせるジュンモ(チ・チャンウク)とギチョル(ウィ・ハジュン)の表情や、暴力的になったジュンモを見つめるウィジョン(イム・セミ)など、見逃せないシーンも目白押し。来日イベントでは、とにかくアクションシーンが大変だったと語っていたチ・チャンウクとウィ・ハジュンだったが、そんな彼らが全力で挑んだ超絶アクションシーンは本編で確認できる。そして本予告編では、「ジュンモは噛みついたら絶対に離さない」というキャッチとともに、獣のように被疑者に掴みかかるジュンモが映し出される。2階級特進を条件に江南連合に潜入し気丈にふるまうが、激しい乱闘や危険な取引を食らうことになるジュンモ。ギチョルから「何者だ?」と問われている絶体絶命の場面で映像は終わり、続きが気になる予告編となっている。一度進んだらもう戻れない、止まれない。絶対に敵にしたくない江南連合を前に、ジュンモ、そしてウィジョンはどう立ち向かうのか。そして、元の生活に戻ることはできるのか。手に汗握る駆け引きから目が離せない。「最悪の悪」は9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月27日ディズニープラス オリジナル韓国ドラマ「最悪の悪」の主演チ・チャンウクと、ウィ・ハジュン、イム・セミが昨日、日本に到着。東京タワーをバックに和傘で3ショットを披露した。一同が訪れたのは、東京のシンボルともいえる東京タワー。ウェルカムギフトの和傘とともに記念撮影を行った。目の前に現れた大きな東京タワーを前に3人は大興奮!今回の作品で見せるシリアスな演技とは違い、笑い声も聞こえるほど仲良しな雰囲気も見せ、大盛り上がりの現場となった。自身のスマホでも撮影をするほど、東京タワーやギフトに大喜びの3人だが、都内某所での来日記念イベントで日本のファンとの交流が予定されており、ファンたちと会えることを楽しみにしている様子だ。本作は、1990年代を舞台に、潜入捜査官vs.江南連合リーダーの汗握る駆け引きから目が離せない、爽快アクションと予想せぬ展開が連続するノンストップ・クライムアクション。麻薬カルテルに潜入することを決意する主人公の刑事パク・ジュンモを演じるのは、日本でも根強い人気を誇るチ・チャンウク。これまでラブコメなどで好青年を演じてきたが、泥臭さ溢れた捜査官に扮し、激しいアクションで俳優としての新境地をみせる。さらに、大ブームを巻き起こしたドラマ「イカゲーム」での活躍も記憶に新しく、いま世界が注目する若手俳優のウィ・ハジュンとの豪華共演。そして「女神降臨」などの話題作にバイプレーヤーとして出演し幅広い演技力が光るイム・セミとの掛け合いも見逃せない。正義の警察官が悪の組織に潜入するハラハラドキドキの展開や、悪に手を染めるうちに真の正義と悪の境界が曖昧になっていくさま、さらに三角関係のロマンスなど、見どころ満載のストーリー展開が期待されている。「最悪の悪」は9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日9月27日(水)より配信開始の「最悪の悪」よりメッセージ動画が到着。さらにチ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミのキャラクターポスターも解禁された。到着した動画は、いよいよ今週来日する主演のチ・チャンウク(パク・ジュンモ役)、ウィ・ハジュン(チョン・ギチョル役)、イム・セミ(ユ・ウィジョン役)の3人からのメッセージ映像。映像では冒頭から声を揃えて、「日本のみなさんこんにちは~!」と日本語を披露。自己紹介とともに、それぞれが思う本作の見どころをコメントしている。“ロマンスの名手”といわれ、アジアの貴公子の異名をもつチ・チャンウクは「以前には全く見られなかった新しいキャラクターを披露するので楽しみにしてください!」と語り、初来日となるウィ・ハジュンは「皆さんにもうすぐ会えると思うので楽しみにしています!」と、日本のファンと会うことを楽しみにしている様子。イム・セミも、「『最悪の悪』に多くの愛と関心をお願いします!」と、作品愛溢れるメッセージを送った。併せて、ジュンモ、ギチョル、ウィジョンの横顔が映された新たなキャラクターポスターも解禁。潜入捜査で泥だらけのジュンモ、ライトに照らされながら力強い眼差しが印象的な犯罪組織のリーダー、ギチョル、麻薬保安官としての責務を果たすべく奮闘するウィジョン、それぞれのキャラクターの思惑が気になるヴィジュアルとなっている。「最悪の悪」は9月27日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信開始(全12話/初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月19日主演チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミら豪華キャストの来日も決定している「最悪の悪」が、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて9月27日(水)より独占配信。この度、ティザー予告と本ポスターが解禁となった。本作は、1990年代の韓国を舞台に、江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを潜入捜査するために、田舎の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)がギャングに扮し、犯罪組織に取り入るストーリー。ジュンモの妻で麻薬保安官であるユ・ウィジョン(イム・セミ)も自ら志願して夫を助けるために奮闘し、ジュンモは江南の元DJで現在は犯罪組織のリーダーのギチョル(ウィ・ハジュン)の信頼を得るため彼の犯罪組織に順応していこうとする。だが、彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始め、やがて3人は逃れられない運命の輪に巻き込まれることに…。最後まで、予想のつかない波乱の展開が待ち受けている。この度解禁されたのは、「汗握る潜入捜査、開始!」というキャッチコピーとともに、緊迫感あふれる表情のジュンモとギチョルが映るポスタービジュアル。顔まで泥だらけで潜入捜査の壮絶さを感じさせるジュンモと、うつむきがちで何かを企む表情を見せるギチョルの2人が交差していく中で、逃れられない運命を感じさせるポスターが完成。ティザー予告では、江南ギャングによる激しいカーアクションやガンアクション、血濡れの殴り合いなど、切迫した状況が映し出されている。大人数がぶつかり合い、怒号の飛び交う抗争。絶対に敵にしたくない犯罪組織を前に、ジュンモ、そして、ウィジョンはどう立ち向かうのか。手に汗握る駆け引きが繰り広げられていきそうだ。「最悪の悪」は9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス スターにて独占配信(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミが、韓国アクションクライムドラマ「最悪の悪」の配信を前に来日することが決定。劇中の雰囲気がよく伝わるムードポスターが解禁となった。本作は、人間の欲望と道徳的曖昧さを浮き彫りにしたスリル満点のアクションクライムドラマ。1990年代の江南が舞台となる。この秋注目の本作を引っ提げて来日するのは、今年2月に横浜で開催されたファンミーティングで日本のファンを大熱狂させたばかり、“アジアの貴公子”とも呼ばれるチ・チャンウク(パク・ジュンモ役)、そして、シーズン2が決定している大ブームを巻き起こしたドラマ「イカゲーム」をはじめ、いま世界が注目する若手俳優のウィ・ハジュン(キチョル役)、さらにチ・チャンウク演じるジュンモの妻を演じ、「女神降臨」「天気がよければ会いにゆきます」などの話題作に出演しているバイプレーヤー、イム・セミ(ユ・イジョン役)の3人。9月21日(木)には都内での来日記念のトークイベントや試写会も予定されており、3人は日本のファンとの交流を楽しみにしているという。不穏な空気が漂う、ムードポスターも解禁にさらに、来日決定に合わせて、ドラマのワンシーンを映した3人のムードポスター。スーツに身を包み、睨みをきかせるパク・ジュンモ。黒塗りの車に乗り込んだキチョルと、妖艶な横顔のユ・イジュン。感情の読めない表情、そして彼らの視線の先にあるものとは?最後まで予想のつかない波乱の展開、そして“最悪の悪”とは誰なのか、結末が気になるものとなっている。ストーリー舞台は1990年代。韓国の江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを捜査するために捜査本部が設置された。主人公の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)は、田舎の刑事ながら捜査本部の一員となり、昇進を狙って麻薬カルテルに潜入することを決意する。さらに、ジュンモの妻で麻薬保安官であるユ・イジョン(イム・セミ)が自ら志願し、夫を助けるために奮闘。ジュンモは、江南の元DJで現在は犯罪組織のリーダーのキチョル(ウィ・ハジュン)の信頼を得るために彼の犯罪組織に順応していこうとするが、彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始める――。「最悪の悪」を9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス「プラス」にて独占配信開始(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日「Disney+」のコンテンツブランド「スター」にて配信されるオリジナル韓国ドラマ「最悪の悪」(The Worst of Evil)の日本語版ティザービジュアルが公開された。1995年、韓国から日本へ流れる麻薬密売組織を解体するため、韓国と日本が合同捜査に乗り出す。田舎町の刑事ジュンモは、昇進を狙って新興の犯罪組織に潜入捜査。まさか自分が妻のイジョンと犯罪組織のボス、キチョルの複雑な関係に踏み込むことになろうとは考えてもいなかった。逃れられない運命の輪に巻き込まれ、ジュンモの不安は募る。真実を解き明かすためには、より深く、より速く行動しなければならない。ミッションが完了すれば、彼らは元の生活に戻れるのか、このゲームで最後に笑うのは誰なのか、最悪の悪は誰なのか――?本作は、90年代を舞台に、人間の欲望と道徳的曖昧さを浮き彫りにしたアクションクライムドラマ。主人公の警察官パク・ジュンモを「ヒーラー~最高の恋人~」のチ・チャンウクが演じ、これまで見せてきた顔とは全く違う一面を見ることができそう。また、元DJで犯罪組織のリーダー、チョン・キチョルを、「イカゲーム」で一躍その名を世界に知られるようになったウィ・ハジュンが演じ、2人が激しい演技対決を繰り広げる。ほかにも、麻薬保安官ユ・イジョン役でイム・セミが出演している。今回公開された日本語版ティザービジュアルでは、江南の路地裏で睨みをきかせながら、横一列に並び歩くキチョルら江南ギャングと、そこに潜入しているジュンモが写し出された。セットデザインから小道具、衣装までこだわり抜かれた本作。当時の江南の路地裏を完璧に再現したセットは見どころのひとつとなっている。「最悪の悪」は9月27日(水)よりDisney+スターにて配信(全12話)。※初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ、最終週は3話一挙配信(シネマカフェ編集部)
2023年08月14日もうすぐ公開を迎えるフランス映画『ウィ、シェフ!』に登場する料理「仔牛のランプ肉ローズマリー風味 ニンジンのピューレ添え」のレシピをシネマカフェが独占入手した。実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンの移民支援活動からインスピレーションを受けたドラマチック・キッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』。天涯孤独のシェフが、移民支援施設で働くことになり、移民の子どもたちに料理を教えることにより、お互いに未来が開けていく。レシピが公開された「仔牛のランプ肉ローズマリー風味 ニンジンのピューレ添え」を提供する本編映像も到着。元一流レストランのスーシェフだった主人公カティが、子どもたちにチームを組ませ、焼き場や洗い場などのポジションを与え、作り上げた今回のメインメニュー。作った全員で仔牛を担いで食堂を闊歩し、その後キッチンで切り分け美しく盛り付け、給仕係がテーブルに運ぶ――おいしいシーンとなっている。『ウィ、シェフ!』は5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2023年05月04日フランスのドラマチック・キッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』より本編映像が解禁された。本作は、実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築した、料理が人と人を繋ぐヒューマンコメディ。シェフのカティをオドレイ・ラミーが演じ、支援施設からスカウトされた移民の少年たち40名が出演する。この度解禁された本編映像では、一流レストランのスーシェフとして働く主人公カティの調理風景が切り取られている。カティ自ら考案した前菜「ビーツのパイプオルガン」に、オーナーシェフからレシピ変更を求められたにもかかわらず、自分のレシピのままで提供したことがバレてレストランを去るシーン。カティの確かな腕と、強気で頑固な一面が垣間見える。この撮影場所は、パリ8区に実在する一つ星レストラン「アピシウス」。カティ役のオドレイ・ラミーがシェフ役をマスターするにあたって数か月特訓を受けた場所でもある。カティの作る「ビーツのパイプオルガン」はここのシェフ、マチュー・パコーが考案したもの。ちなみに、マチューの父親はパリの三つ星レストラン「ランブロワジー」の料理長で、そこはTBSドラマ「グランメゾン東京」の最初に木村拓哉と鈴木京香の面接シーンで出てくるお店としても有名だ。また本作は「料理」と「移民問題」に正面から取り組み、エンターテインメントに昇華させていることで有識者および料理業界からの評判も高く、多くの絶賛の声が上がっている。『ウィ、シェフ!』は5月5日(金・祝)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月30日フランスのキッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』の日本版予告と場面写真が8点が解禁された。実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルにしたシェフをオドレイ・ラミーが演じ、実在の支援施設からスカウトされた移民の少年たち40名が出演する本作。この度解禁された予告編では、一流レストランを辞めたシェフのカティ(オドレイ・ラミー)が、自立支援施設に就職するところから始まる。ひどいありさまの厨房で途方にくれるカティに施設長のロレンゾ(フランソワ・クリュゼ)は「子どもたちをアシスタントにしてはどうか」と提案する。それぞれが帰国できない事情を抱え、料理は全くの素人、そしてフランス語も苦手な少年たち。しかし、カティの厳しい指導に反発しながらも、一生懸命料理を覚えようと奮闘する。情熱が伝わり、次第に少年たちと心を通わせるカティは自分にできることはないだろうかと、リアリティ番組「ザ・コック」に出場することに…。予告編の最後にはタイトルにもなっている「ウィ、シェフ!」と子どもたちがそろって答える象徴的なシーンも。本編でも感動を呼ぶセリフだ。併せて解禁となった場面写真では、劇中登場する鮮やかな料理の写真とともに、カティと食材に興味津々の少年たちの様子も切り取られている。美味しそうな料理で勝負をかける彼らの戦いと、料理が繋ぐ熱い絆を予感させる予告編と場面写真となっている。『ウィ、シェフ!』は5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月04日フランス映画『ウィ、シェフ!』が2023年5月5日(金・祝)に公開される。フランス映画『ウィ、シェフ!』フランス映画『ウィ、シェフ!』は、天涯孤独のシェフ・カティが同伴者のいない未成年者という意味の“UAM”と呼ばれる移民の子どもたちと料理で心を通わせ、彼らの生きていく道を支援していく様を描いた映画だ。移民大国フランスの実在するシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築し、移民の子どもたちを調理師として育成する社会活動を題材にした社会派コメディだ。物語は、⼀流レストランのシェフだったカティが、⾃⽴⽀援施設に就職するところから始まる。施設⻑のロレンゾが「⼦供たちをアシスタントにしてはどうか」と提案したことから、カティは少年たちに料理を指導することに。それぞれが帰国できない事情を抱え、料理には全くの素⼈、そしてフランス語も苦⼿な少年たちは、カティの厳しい指導に反発しながらも、料理を覚えようと奮闘。一生懸命に取り組む少年たちと、カティは次第に心を通わせていく。主演にオドレイ・ラミー主人公のカティは、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』に出演したオドレイ・ラミー。ミシュラン一つ星レストラン「アピシウス」と「ディヴレック」のキッチンで、シェフ2名から数か月間の指導を受けた後、撮影に臨んだ。移民の少年たちを支援する施設長のロレンゾには、『最強のふたり』の大富豪役で日本でも人気のあるフランソワ・クリュゼを起用。また施設で暮らす少年たちを演じるのは、実際にパリの移民支援施設で暮らす若者たち300人以上の中からオーディションで選ばれた40名だ。カティ・マリー…オドレイ・ラミー主人公・人付き合いが苦手な天涯孤独のシェフ。有名レストランを辞め、移民支援施設の料理人として働く。ロレンゾ…フランソワ・クリュゼ移民支援施設の施設長。カティと対立しながらも、全身全霊で少年たちを支援する。サビーヌ…シャンタル・ヌーヴィル住み込み教師。ファトゥ…ファトゥ・カバカティの親友。監督はルイ=ジュリアン・プティ監督は、タランティーノ、ノーラン、スコセッシほか⼤物監督たちの下で助監督を経験してきたルイ=ジュリアン・プティ。これまでも、移⺠⼤国フランスが抱える深刻な問題を、涙と笑いの社会派コメディとして発表してきた。映画『ウィ、シェフ!』あらすじフランスの港町、ダンケルク。料理番組「ザ・コック」で有名なレストランで働くスーシェフ・カティは、料理を勝手にアレンジされ喧嘩し、店を辞めてしまう。やっと見つけた仕事は、移民支援施設の住み込み料理人だった。日々、移民の少年たちの働き口を探している施設長のロレンゾは、カティ1人の料理人の人手不足を解消するため、少年たちを料理のアシスタントにすることを提案。カティは料理に関して全く素人の少年たちや、少年たちを守るロレンゾと接するうちに、本気で彼らを“一流の料理人”に育て上げたいと思うように。その真摯な姿勢が伝わり、移民支援施設に調理師専門コース新設話が持ち上がったが、資金不足の高い壁が立ちはだかる。そこでカティは因縁の番組「ザ・コック」に出場し、優勝賞金5万ユーロ獲得を決意。カティと少年たちの人生と夢をかけた、料理バトルが始まった……。【作品詳細】映画『ウィ、シェフ!』公開日:2023年5月5日(金・祝)原題:LA BRIGADE監督:ルイ=ジュリアン・プティ脚本:ルイ=ジュリアン・プティ、リザ・ベンギーギ・デュケンヌ、ソフィー・ベンサドゥン出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ、シャンタル・ヌーヴィル、ファトゥ・キャバ、ヤニック・カロンボ、アマドゥ・バー、ママドゥ・コイタ、アルファ・バリー、ヤダフ・アウェル、ブバカール・バルデ配給:アルバトロス・フィルム
2023年03月30日フランスのキッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』(原題:LA BRIGADE/英題:Kitchen Brigade)が5月5日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。一流レストランのスーシェフとして働くカティ。夢はいつか自分のレストランを開くこと。だが、シェフと大ゲンカして店を飛び出し、ようやく見つけた職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設だった。質より量、まともな食材も器材すらない。不満をぶつけるカティに施設長のロレンゾは少年たちを調理アシスタントにするアイディアを提案する。フランス語がちょっと苦手な少年たちと、天涯孤独で人づきあいが苦手なカティ。料理が繋げた絆は少年たちの将来だけでなく、一匹狼だったカティの世界も変えていく…。監督は『パリ、ジュテーム』(06)、『イングロリアス・バスターズ』(09)、『インセプション』(10)、『ヒューゴの不思議な発明』(11)など大物監督たちの下で助監督を経験し、初監督作『社会の片隅で』以降、移民大国フランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして発表してきた39歳のルイ=ジュリアン・プティ。実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築した。主演の「シェフ」ことカティ・マリーを演じるのはセドリック・クラピッシュ監督『フランス、幸せのメソッド』や、レア・セドゥ主演の『美女と野獣』(14)や日本でも大ヒットした『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(18)など、オールラウンダーとして大活躍のオドレイ・ラミー。親身で少し気弱な人のいい施設長には『唇を閉ざせ』(07)、『最強のふたり』(11)などのフランスの名優、フランソワ・クリュゼが扮する。『ウィ、シェフ!』は5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月16日ディオール ファイン ジュエリーのクリエイティブ ディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが生み出したアイコニックな「ウィ」コレクションに新たなるストーリーを紡ぐステートメントジュエリー「ディオール アムール」が加わります。© Charles Negreフランス語でイエスを表すOui(ウィ) と名づけられた同コレクションは2005年に誕生しました。クチュールの糸から着想を得た、まるでゴールドの柔らかな糸で描かれたように一筆書きでOuiとデザインされたアイコンは「自分の生き方の肯定」、または、「誰かの気持ちに答えるイエス」など前向きなメッセージが込められました。新たに登場するのは「ディオール アムール」のネックレス、ブレスレット、リングの計3モデルです。クチュールの糸のように優美な曲線でDiorと一筆書きされ、1石のダイヤモンドをあしらったデザインは、アトリエのサヴォワールフェールを想起させます。新「ディオール アムール」はメゾンのヘリテージへの頌歌として2月3日より発売いたします。「ディオール アムール」ネックレスYG×DIA34万円「ディオール アムール」ブレスレットYG×DIA31万5,000円「ディオール アムール」リングYG×DIA27万円@Dior #DiorJoaillerie #ディオールファインジュエリー【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年01月31日「イカゲーム」のイ・ジョンジェがあの「スター・ウォーズ」のドラマシリーズに、「梨泰院クラス」のパク・ソジュンがマーベル映画『ザ・マーベルズ』(原題)に出演することが正式発表された。2022年も韓国発の配信ドラマや劇場公開映画から話題作が相次いで登場し、コロナ禍で裾野が広がったKエンタメファンをさらに夢中にさせたが、次はどんな俳優たちが世界へと羽ばたくのか。今年、人気と注目を集め、存在感を発揮した韓国俳優たちをふり返った。佐藤健もハマった!“ウ・ヨンウ弁護士”パク・ウンビンら実力者の活躍6月よりスタートしたNetflixオリジナルシリーズ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は初週末から20週間にわたりNetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)にランクイン、7週連続で1位を獲得し、日本のTOP10圏内にも長らくランクインした。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」クジラと法律をこよなく愛する、自閉スペクトラム症の新人弁護士ウ・ヨンウを演じたのは、シム・ウンギョンやヨ・ジングらとともに子役から活躍してきたパク・ウンビン。本作のウ・ヨンウを誠実に演じるべく、オファーを受けてから1年間悩んでいたそうで、出演を決めてからは「私だけの判断で役作りしてはいけないと思い、自閉スペクトラム症の専門家である大学教授のアドバイスを受けた」と明かしている。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」その真摯な役作りと彼女が持つ柔らかな雰囲気がマッチしたキャラクター、俳優たちの好演、ウ・ヨンウが立ち向かう今日的な訴訟の題材も相まって、本作はいわばヒーリング&痛快法廷ドラマともなり、「BTS」や佐藤健ら著名人たちがファンを公言。9月に行われた「国際放送映像マーケット」では日本やアメリカ、中国、トルコ、フィリピン、ドイツなどからリメイクオファーが殺到し、釜山国際映画祭に合わせた「第4回アジアコンテンツアワード」では主演女優賞とベストコンテンツ賞をW受賞した。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」また、パク・ウンビンが男装の世子(王位継承者)を熱演したロマンス時代劇「恋慕」(2021)が11月、韓国ドラマとして初めて「第50回国際エミー賞」を受賞(米・国際テレビ芸術科学アカデミーが主催し、米国外で制作・放映されたテレビ番組を対象)、パク・ウンビンの名は世界に轟いている。8月より配信された「シスターズ」も、NetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)に11週にわたりランクインした。現代韓国に生きる三姉妹の物語で長女オ・インジュを演じたのが、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のキム・ゴウンだ。妹たちのため、自分を犠牲に生きてきたインジュが、ランの花が咲き開くように人生の主人公になっていく様をキム・ゴウンは確かな演技力で体現した。「シスターズ」その一方で、累積閲覧回数32億回という大人気ウェブ漫画のドラマ化「ユミの細胞たち」では、大失恋から立ち直り新たな恋に向かうキム・ユミ役に。3Dアニメによる“細胞たち”の反応を受けた機微のある演技を見せ、動画配信サービスコンテンツのみを対象に初開催された「第1回青龍シリーズアワード」にて見事、女性主演賞を獲得。今年配信されたシーズン2では、ユミが元彼ウン(アン・ボヒョン)と今彼バビ(パク・ジニョン)の間で揺れ動いたが、実は今作も自分の人生を取り戻していく物語でもある。「ユミの細胞たち」映画では、5月の第75回カンヌ国際映画祭に出品された是枝裕和監督作『ベイビー・ブローカー』で大人気アーティストIUことイ・ジウンが日本でも絶賛を集めた。是枝監督がドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」(2019)で聴覚障がいのある祖母とふたり暮らしの“ヤングケアラー”の派遣社員を演じた彼女に魅せられ、出演をオファーしたことは何度も話題に上った。『ベイビー・ブローカー』これを機に、改めて「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」に触れた方も多いのでは?同作やイ・ジウンの魅力を戸田恵梨香がTV番組で熱弁したときには、SNSが沸いた。イ・ジウンはNetflixアンソロジーシリーズ「ペルソナ-仮面の下の素顔-」でも組んだキム・ジョングァン監督の『夜明けの詩』にも出演、主演のヨン・ウジンと関わる重要な役を任されている。『夜明けの詩』「イカゲーム」でブレイクのウィ・ハジュンや「私の解放日誌」ソン・ソックも「イカゲーム」に潜入する刑事ファン・ジュノ役で世界的ブレイクを果たしたウィ・ハジュンは、作品に恵まれた。「シスターズ」でキム・ゴウン演じるインジュに関わり、敵か味方か最後まで読めないミステリアスなチェ・ドイル役が注目の的に。ちなみに彼の映画デビュー作は、キム・ゴウンとキム・ヘスが共演した『コインロッカーの女』(2015)だ。初めてコミカルな役に振り切った「バッド・アンド・クレイジー」のイ・ドンウクとのケミも外せない。今年は格闘技チャンピオンを演じた『シャーク覚醒』(2021)も日本公開。2023年にはパク・ソジュンやハン・ソヒら共演のNetflixシリーズ「京城クリーチャー」(原題)に出演、ディズニープラス「ザ・ワースト・オブ・イーヴィル」(原題)では犯罪組織のリーダー役に挑む。「バッド・アンド・クレイジー」ミステリアスといえば、「マイ・ディア・ミスター」の脚本家パク・ヘヨンによる「私の解放日誌」の寡黙で訳ありげな“ク氏”を演じたソン・ソック。日本ドラマの韓国リメイク「マザー~無償の愛~」(2018)と「最高の離婚~Sweet Love~」(2018)で綾野剛が演じた役柄を演じ、「D.P. -脱走兵追跡官-」(2021)ではチョン・ヘインの打算的な上司役だった彼が扮する“ク氏”に沼る人が続出、遅咲きのブレイクを果たした。かと思えば、マ・ドンソク主演『犯罪都市 THE ROUNDUP』では最狂&最悪の強烈なヴィラン、カン・へサン役を怪演、韓国で観客1200万人を動員するコロナ禍以降最大のヒットに貢献した。『犯罪都市 THE ROUNDUP』色気とダサさが絶妙に共存する編集者ウリ役を演じ、「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」トーキョー役のチョン・ジョンソとラブシーンを繰り広げた映画『恋愛の抜けたロマンス』もオススメだ。『恋愛の抜けたロマンス』12月21日(水)より新作「カジノ」がディズニープラスにて配信開始、「D.P. -脱走兵追跡官-」シーズン2、チェ・ウシク共演の「殺人者〇ナンガム」(原題)といったNetflix作品も決まっている。なお、Netflixで12月10日(土)からパート2が独占配信されるファンタジー・ロマンス時代劇「還魂」でも、俳優たちに注目が集まった。チャン・ウク役で脚光を浴び、年明けに初の日本ファンミーティングが決定したイ・ジェウク、ソ・ユル役で俳優としても魅力を発揮した 「NU’EST」「Wanna One」出身のファン・ミニョン(ミンヒョン)らが共演、魂を入れ替える禁術とそれによって翻弄されていく若者たちの運命は見逃せない。イ・ジェウク「還魂:光と影」また、Netflixシリーズ「サムバディ」で出会い系アプリを利用するシリアルキラーを演じて爽やかなイメージを覆し、豪華キャストによるアンサンブル映画『ハッピーニューイヤー』ではハン・ジミンの相手役を演じるキム・ヨングァンにも注目。彼もディズニープラスの「コール・イット・ラブ」(原題)への出演が決まっている。キム・ヨングァン「サムバディ」キム・ヘス、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン…ベテランたちの存在感女性監督パク・チワンが2021年、第57回百想芸術大賞映画部門・脚本賞、第42回青龍映画賞・新人監督賞を受賞した『ひかり探して』が1月に日本公開されたキム・ヘス。格差と学歴、競争の社会の膿をあぶり出すかのようなNetflixシリーズ「未成年裁判」では少年部の容赦ない判事を熱演し、同作はグローバルTOP10(非英語シリーズ)で2週連続1位を獲得した。「未成年裁判」一転、約20年ぶりの時代劇に挑んだ「シュルプ」では、宮廷を舞台にした教育戦争に奔走する王妃イム・ファリョン役に。韓国の古語で「傘」を意味するタイトルのごとく、王子たちのために高潔さと包容力を持つ破れぬ傘となったキム・ヘスの存在感は圧倒的だった。今作も10月の配信開始時からグローバルTOP10にランクインしている。「シュルプ」また、イ・ジウンらと是枝監督の『ベイビー・ブローカー』に出演したソン・ガンホは、優しさと小市民的な計算高さを合わせ持つサンヒョン役で、韓国人俳優として初めて第75回カンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞した。その後、俳優人生の中で初めてTVドラマに挑戦、「サムシクおじさん」(原題)で『声/姿なき犯罪者』のピョン・ヨハンらと共演することが伝えられている。『ベイビー・ブローカー』人気俳優が共演したオムニバスドラマ「私たちのブルース」に参加したのはイ・ビョンホン。済州島を舞台にミン・ソナ(シン・ミナ)に思いを寄せる不器用な男ドンソクに扮したが、「イカゲーム」シーズン2で“フロントマン”を続投するほか、パク・ソジュンとの共演映画『コンクリート・ユートピア』(原題)などが待機している。「私たちのブルース」20年以上も韓国エンタメの最前線を走ってきたソン・ガンホとイ・ビョンホンは、映画『非常宣言』(1月6日公開)で共演、“上空”と“地上”から前代未聞の航空ウイルスパニックに対処していく。彼らのように挑戦を続ける信頼厚いベテラン俳優たちはもちろんのこと、絶えることのない新進俳優の台頭があるからこそ、韓国エンタメは面白いのだ。(上原礼子)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED恋愛の抜けたロマンス 2022年7月8日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ2021 CJ ENM Co., Ltd., TWELVE JOURNEY ALL RIGHTS RESERVED夜明けの詩 2022年11月25日よりシネマート新宿、渋谷WHITE CINE QUINTO、池袋HUMAXシネマズ、kino cinēma 立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開©2019 Vol Media co. ltd., All Rights Reserved犯罪都市 THE ROUNDUP 2022年11月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATIONシャーク 覚醒 2022年8月26日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて公開ハッピーニューイヤー 2022年12月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ 2021 CJ ENM CORP., HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.
2022年12月30日チ・チャンウク主演の韓国ドラマ「The Worst of Evil」が、Disney+(ディズニープラス)の「スター」にて、2023年に独占配信されることが決定した。韓国警察の捜査チームは、韓国、中国、日本の麻薬密売のトライアングルを形成する新たな国際犯罪組織を追っていたが、捜査はなかなか思うように進んでいなかった。そこで、潜入捜査官のパク・ジュンモが潜入することになるが…。舞台は1980年代の韓国。悪名高い国際麻薬組織の捜査が暗礁に乗り上げたとき、1人の警察官が潜入捜査官となって全てを賭け、地下犯罪の網を暴こうと奮闘するクライムアクションシリーズ。警察官パク・ジュンモ役を演じるのは、「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」や「ヒーラー~最高の恋人~」「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」などで知られ、韓国のみならず日本や中国でも絶大な人気を誇るチ・チャンウク。新犯罪組織のリーダー、チョン・キチョル役には「イカゲーム」で一躍その名を世界に知られるようになり、「シスターズ」にも出演中のウィ・ハジュン。そして麻薬捜査官ユ・イジョン役を「ショッピング王ルイ」や「女神降臨」などに出演していたイム・セミが演じる。監督は「傷だらけのふたり」のハン・ドンウク監督が務める。「The Worst of Evil」は2023年、ディズニープラス スターにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年10月04日「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」など数々のヒット作で知られるイ・ドンウクと、「イカゲーム」で大ブレイクを果たしたウィ・ハジュンが共演するアクション・コメディ「バッド・アンド・クレイジー」。この度、“バッド”なイ・ドンウクや“クレイジー”なウィ・ハジュンの姿などが収められた場面写真と、スピード感あふれるアクションシーン満載の予告映像が解禁された。イ・ドンウク演じる出世のためなら手段を選ばない野心家の警部リュ・スヨルと、ウィ・ハジュン扮する正義感あふれる謎の男・K、「VIXX」エンことチャ・ハギョン演じる心優しい警察官ギョンテ、そしてハン・ジウン演じるスヨルの元恋人で、警部補のヒギョムという魅力的な4人の登場人物が、ある事件の真相、黒幕を追っていく本作。ハラハラする展開の中でも、どこかクスっと笑えるスヨルとKのコミカルな掛け合いと、相棒となった2人のブロマンスが今作の見どころ。さらにスヨルと“元カノ”ヒギョム、そしてヒギョムにひと目惚れしてしまったKとの関係の行方にも注目だ。そんな今作は「悪霊狩猟団:カウンターズ」の監督・スタッフが再集結し、「愛の不時着」「トッケビ」をはじめ多くの名作を手掛けているスタジオドラゴンが手掛けた話題作。スピード感あふれる場面と、あっと驚く展開ありの爽快アクションコメディとなっている。Huluプレミア「バッド・アンド・クレイジー」は4月26日(火)より全12話を独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年04月15日「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」でお馴染みのイ・ドンウクと「イカゲーム」で大ブレイクしたウィ・ハジュンが競演するスタジオドラゴン制作のドラマ「バッド・アンド・クレイジー」が、4月26日(火)からHuluで独占配信されることが決定した。Huluで日本初上陸!イ・ドンウク×ウィ・ハジュン競演の最新作Huluプレミアにて、4月26日(火)から独占で一挙配信される韓国ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」。主演を務めるのは「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「真心が届く ~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」など数々のヒット作で知られる人気俳優イ・ドンウク。そして、世界的ヒットドラマ「イカゲーム」で大ブレイクを果たした若手俳優ウィ・ハジュンも“相棒役”として出演する。さらに、K-POPアイドルグループ「VIXX」のエンとして日本でも多くのファンを抱え、俳優として「Mine」「知ってるワイフ」にも出演したチャ・ハギョンも重要な役どころで登場する。クールな悪徳刑事と正義感あふれる破天荒男が出会うとき、何かが起こる!?物語は、イ・ドンウク演じる出世のためなら悪事も辞さない“バッド”な警部リュ・スヨルが、ウィ・ハジュン扮する正義感あふれる“クレイジー”な男・Kに出会うところから始まる。私利私欲に走るスヨルを、ことあるごとに邪魔するKは一体何者なのか、そして2人がタッグを組むことで明るみになる事件の真相、そして黒幕は?スヨルとKのコミカルな掛け合いにも注目だ。手掛けたのは韓国屈指のヒットメーカーたちと「スタジオドラゴン」今作は「悪霊狩猟団:カウンターズ」の監督・スタッフが再集結し、「愛の不時着」をはじめ多くの名作を生み出してきた制作会社「スタジオドラゴン」が手掛けた話題作。スピード感あふれる場面と、あっと驚く展開ありの爽快アクションコメディとして期待が高まる。Huluプレミア「バッド・アンド・クレイジー」は4月26日(火)より全12話を独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年03月23日大ヒットNetflixシリーズ「イカゲーム」のイ・ジョンジェ、チョン・ホヨン、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、「わかっていても」「ナビレラ -それでも蝶は舞う-」のソン・ガン、「D.P. -脱走兵追跡官-」のチョン・ヘイン、ク・ギョファン、キム・ソンギュン、「結婚作詞 離婚作曲」のパク・チュミ、ソンフンから、日本の“ネトフリ韓ドラ”ファンに向け、日本語挨拶を交えた愛に溢れたメッセージ特別映像が到着した。「愛の不時着」「梨泰院クラス」などの大ヒットをきっかけに、世界的な特大ヒットを記録し、日本でも今年の“新語・流行語大賞”にノミネートされている「イカゲーム」はもちろん、「恋慕」「マイネーム:偽りと復讐」などが大人気の“ネトフリ韓ドラ”。映像は、ソン・ガンが「皆さん こんにちは」と日本語の挨拶から幕を開け、変幻自在の演技力を誇る彼と「マイネーム:偽りと復讐」のハン・ソヒが共演した本格ラブストーリー「わかっていても」について「いろんな魅力を持つキャラが登場するので、楽しんでもらえると思います。“人それぞれなんだな”という部分を見てもらえたらうれしいです」と穏やかに語りかける。さらにソン・ガン演じる若きバレエダンサーと、70歳でバレエを始めた男性がバレエを通じて希望を見出していく本格ヒューマンドラマ「ナビレラ -それでも蝶は舞う-」については、「新しい一歩を踏み出した人の背中を押してくれるドラマになると思います」と優しく物語へと誘う。そして、ソンフン、パク・チュミ、イ・テゴンら共演、充実した毎日を送る3人の女性に起こる結婚生活の不協和音を描く本格泥沼恋愛ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」。SNSでは「ドロドロした展開が面白くて秒で完走」「面白すぎて朝まで見た」など、次々巻き起こる衝撃展開にハマる人続出の本作について、ソンフンは「30、40、50代とそれぞれの世代の夫婦を描いているので、共感する登場人物を選べる楽しさがあると思います」、パク・チュミは「次のシーズン3がファイナルです。何か皆さんの心に残るメッセージを届けたいと思っています」と語った。さらに、“脱走兵を捕まえて軍に戻す兵隊”D.P.に所属する主人公が、壮絶な事情に直面しながらも任務に挑む姿を描く、濃厚すぎる本格ヒューマンドラマ「D.P. -脱走兵追跡官-」については、「ここ数年で一番の名作」「かなり面白くてヘビー」とSNSでは絶賛が相次いでいる。「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ある春の夜に」でも知られるチョン・へインは、「これまでになかった斬新なテーマに注目してください」と作品の出来栄えに自信を覗かせる。最後は、世界中で社会現象真っ只中の本格サバイバルスリラー「イカゲーム」。456人の人々が、悲惨な現状から抜け出すべく、巨額賞金を目指し、子どもの頃の遊びで“命懸けのゲーム”に挑む物語。映像では、主要キャラを演じ、世界的スターとなったイ・ジョンジェ、チョン・ホヨン、パク・ヘス、ウィ・ハジュンが、お馴染みの“緑ジャージ姿”とは異なるスタイリッシュな装いで挨拶。劇中の壮絶なやり取りとは打って変わって、にこやかに見どころを語り、最後は皆で仲睦まじく同じポーズでキメている。「梨泰院クラス」の女性陣大活躍!“新作ネトフリ韓ドラ”の新写真も一挙解禁大ヒット中の作品群に加え、今後も多彩なジャンルの韓ドラが登場予定。「梨泰院クラス」チョ・イソ役のキム・ダミと、映画『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシク共演、高校時代のドキュメンタリーが人気を集めたことをきっかけに、10年ぶりに再会した元恋人の2人を描く「その年、私たちは」が12月6日より配信。さらに「梨泰院クラス」オ・スア役のクォン・ナラと、「Sweet Home ー俺と世界の絶望ー」イ・ジヌク共演、呪われた者として決して死ねない男が600年にわたる苦しみを終わらせるため、いばらの道を歩き始めるファンタジー「不可殺 -永遠を生きる者-」も12月18日より配信。ペ・ドゥナとコン・ユの2大スターが共演する本格SFミステリー「静かなる海」も12月24日より配信となり、謎の月面ミッションに挑むペ・ドゥナ演じる人物が佇む意味深なビジュアルに期待が高まる。また、11月22日から28日までの間、新宿駅のメトロプロムナードにて、キャスト直筆メッセージも隠されたファン必見の“ネトフリ韓ドラ”の屋外広告もスタートする。Netflix シリーズ「イカゲーム」「D.P. -脱走兵追跡官-」「わかっていても」「ナビレラ -それでも蝶は舞う-」「結婚作詞 離婚作曲」はそれぞれ独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月22日9月24日より公開中の韓国発の新時代逃走サイレントスリラー『殺人鬼から逃げる夜』より、本編冒頭映像が到着した。韓国では6月に公開され、第25回ファンタジア国際映画祭では長編アジア映画の観客賞(銀賞)を受賞と、海外で話題を集めている本作。先日公開されたばかりの日本では、ミニシアターランキング1位を獲得(9/25~9/26 観客動員数)、さらに鑑賞後のWEBのアンケートでは、作品満足度・推薦度が共に90%の高評価を得た。今回これを記念して公開された冒頭映像では、連続殺人鬼・ドシク(ウィ・ハジュン)が、善意や好奇心に付け込んだ犯行の場面が映し出されている。『殺人鬼から逃げる夜』冒頭映像一夜の逃走劇を描く本作とあって、背景はほとんどが夜。それゆえ、監督のクォン・オスンは、一般とは異なる精神世界に生きるドシクを、この夜の闇の中でも異質で浮いた感じの存在として表現するために、社内の照明をピンクと紫の中間くらいのカラーにしたそう。この後、殺人鬼が様々な方法を使い、目に付いた人間を恐怖に陥れていくことになるが、そんな殺人鬼のシーンでも彼の服装は、周囲とは少し異質なものとして浮き彫りにするためのものに変えたり、溶け込ませるシーンでは一般的な格好にさせたりといった工夫もされている。『殺人鬼から逃げる夜』は全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:殺人鬼から逃げる夜 2021年9月24日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.
2021年09月30日社会全体を包む重い空気のなか、刺激のない日々が続いていると感じている人もいるのでは?そんなときにオススメしたい映画は、「アドレナリン全開になること間違いなし!」と話題の体感型スリラーです。『殺人鬼から逃げる夜』【映画、ときどき私】 vol. 414お客さま相談センターで手話部門を担当しているギョンミは、自分と同じく聴覚に障害のある母親と2人で暮らしていた。いつものように仕事帰りに母親と待ち合わせ、スーパーの駐車場に車を停めると、若い女性が血を流しているところに遭遇する。ギョンミが助けを呼ぼうと慌てていると、近くにいた連続殺人鬼のドシクにあっさりと捕まってしまう。隙をみて逃げ出したギョンミは、全速力で走り抜け、非常ベルを押すことに成功する。しかし、それはギョンミの逃走とドシクの追撃の始まりにすぎなかった……。驚くほど先の読めない展開で、韓国のみならず、海外の観客をも魅了している本作。今回は、制作の舞台裏についてこちらの方にお話をうかがってきました。クォン・オスン監督完全オリジナルの脚本で、華々しい監督デビューを飾ったオスン監督。「韓国からまた新たな才能が現れた」と注目を集めています。そこで、本作誕生のきっかけから現場での忘れられないエピソード、自身の原動力などについて語っていただきました。―まずは、この物語がどのように生まれたのかについて教えてください。監督ある日、カフェで聴覚障害者の方を偶然見かけたのが、この作品につながるもとになりました。そのとき、私はこの作品とは別の脚本を書いていたのですが、ふと遠くに目を向けたときに、聴覚障害を持った女性2人が手話でお話をされていたんです。カフェはにぎやかでうるさかったにもかかわらず、しばらく彼女たちの様子を見守っていたら、私の周りの喧騒が消えて静かになるような感覚に陥りました。―そこから、殺人鬼へどうつながっていったのでしょうか?監督そのカフェというのが、コーヒーができあがったら名前を呼ばれるシステムのお店。でも、2人は呼ばれても気がつくことができないので、従業員が飲み物を運んでいったのです。そして、彼女たちの肩をちょこんと触ったんですが、それだけでも2人はギクッと驚いてしまったんですよ。その様子を見ていて、この状況を映画にしてみたらどうだろうか、と思いつきました。しかも、自分の前に突然現れた人物が店員ではなく殺人犯だったらどうなっていただろうか。そんなところからどんどん考えが膨らんでいったんです。―脚本を完成させるうえで、苦労したことはありましたか?監督実は、脚本を書く作業はそれほど難しいことではありませんでした。というのも、カフェで見た彼女たちの姿が私にとってはあまりにも強烈でしたし、そのときに感じた気持ちがとても大きかったので。会った瞬間、チン・ギジュさんしかいないと確信した―ちなみに、過去の作品などで影響を受けているものもあったのでしょうか。監督私は子どもの頃から「将来は映画を撮りたい」という夢を描いていましたが、ちょうどそのときに観ていた作品のひとつが韓国語で『無言の目撃者』というタイトルの映画。この作品では、話すことのできない人が主人公となっているのですが、その様子がとてもうまく描かれていて、ずっと記憶に残っていたので、その感じを思い出しながらこの作品を作りました。私にとっては、大きな助けになっていたと思います。―キャスティングも見事だったと思いますが、まずはギョンミ役のチン・ギジュさんを選んだ決め手についてお聞かせください。監督実は、最初はなかなか引き受けてくださる方が見つからず、今回のキャスティングはかなり難航してしまいました。というのも、脚本を読んだ多くの俳優さんたちにとっては、思っていた以上に挑戦的なキャラクターだったので、大きなプレッシャーを感じてしまったようなんです……。そんななか、もともと候補のひとりであったチン・ギジュさんと実際に会ったんですが、そのときに彼女しかいないと。すぐにそう感じました。過去の作品を観ても、彼女は誠心誠意込めて役になり切って演じるタイプの俳優さんだと認識していたので、今回も完全にキャラクターになり切って表現してくれるとわかっていました。そして、ミーティングで会った時点で彼女はすでにギョンミに感情移入するための努力をしてきてくれていたんです。―実際、彼女の役作りの様子をご覧になって、いかがでしたか?監督ギョンミというキャラクターは耳が聞こえず、声に出して話すことに慣れていない設定なので、表現をするうえではさまざまな制限があったと思います。ただ、チン・ギジュさんは目を使った演技がうまい方なので、彼女の目を見るだけでどういう感情を表現しているかがわかるんですよね。なので、彼女ならもどかしさのあるこの役をしっかりと演じてくれるだろう、そして目を通して観客のみなさんに伝えてくれるだろうと私は感じていました。そういった彼女の表現力の高さが、キャスティングをした一番の理由でもあります。ウィ・ハジュンさんの情熱にほれ込んでしまった―また、ドシク役のウィ・ハジュンさんも素晴らしかったです。監督まず、殺人犯という役についてお話すると、こういった役を新人の方が演じるのは非常に難しいとされています。しかも、キャリアを積んでいる過程で、そういった役をうまく演じることができなければ、俳優としてのイメージも損なわれてしまう心配がありますからね。なので、この役は非常に難易度の高い役だったと思います。ただ、そんななかでもウィ・ハジュンさんは、「とにかく演技をしたい!」という情熱とチャレンジ精神にあふれていたので、私はその姿に惚れ込んでしまったんです。それに、彼はとても優しいソフトな笑顔を見せるいっぽうで、感情を隠したシャープな表情も際立っている人なので、表現力のふり幅が大きい俳優だというのも決め手ではあったかなと。なので、私はこの2人が主人公を引き受けてくれれば、映画もきっとうまくいくという確信を持つことができました。―今回は全体的に走っているシーンがとても多く、観ているだけでも体力を消耗しそうなほどでした。監督ご覧になった方は走ってるシーンが多く感じると思いますが、それでも完成した作品は編集されているので、実際はもっともっとたくさん走ってもらっているんですよ(笑)。俳優もスタッフも本当に苦労が多かったと思いますが、本当にがんばってくれたのでみんなに感謝しています。―撮影中にハプニングなどもあったのでは?監督ハプニングというか、ご紹介したいエピソードのひとつは、小さな路地で走っているシーンを撮っていたときのこと。それまでは、カメラのアングルを変えて何回も撮っていたんです。でも、1度だけ走っているチン・ギジュさんとウィ・ハジュンさんの正面から撮ってみたら、2人の感情が非常にうまく表れていたので、これなら別のアングルは必要ないなと。そこで、「これでOKです」と言ったんです。私としては、何気ないひと言だったんですが、次の瞬間、俳優とスタッフ一同が大喜び。一斉に「ありがとうございました!」と私に言ってきたんですよ(笑)。その姿を見て、いかに大変だったのかがよくわかりました。自分を支えてくれたのは、映画館で味わう喜び―みなさんのお気持ちがわかる気がします(笑)。監督自身についてもおうかがいしますが、一時は「映画を作りたい」という夢をあきらめかけたこともあるそうですね。それでも夢を追い求め続けられた原動力となったものは何だったのでしょうか。監督これは私だけでなく、映画監督としてデビューしてきた多くの監督に言えることだと思いますが、インディペンデント映画よりも商業映画でデビューするのは本当に大変なこと。とにかく長い時間を要します。もちろん、人によっても違うので、すぐデビューできる方もいますが、私の場合は約10年かかってしまいましたから……。その間は、本当につらいこともたくさんありました。なので、「現実的に考えて自分にはもうチャンスがないから、映画監督はやめてほかのことをしたほうがいいのかな」と思ったことも。それくらいデビューできないかもしれないという不安は、つねにありました。ただ、そんなときに映画館に行って、ワクワクドキドキしながら映画を観ていると、やっぱり映画を撮りたいなと。そういう気持ちに突き動かされて続けることにしたので、映画館で味わう喜びが自分を支えてくれた原動力になっていたと思います。―ステキなお話ですね。ちなみに、本作では殺人鬼から逃げている主人公が描かれていますが、監督もこれまでに何かから逃げたいと思ったことはありますか?監督これは斬新な質問ですね(笑)。私が逃げたいと思っているのは、まさにいま。コロナ禍の状況から逃げたい気持ちです。というのも、コロナによって映画界は本当に大変な状況に陥っていますし、観客のみなさんもなかなか映画館に行けない環境を強いられていますからね。こういうなかで映画を作るのは難しいので、早くこの状況から抜け出したいと思っています。自分の体には日本の文化が染みついていると感じる―まさにその通りですね。では、日本についてもお尋ねしますが、日本の作品や文化で好きなものや影響を受けているものはありますか?監督私は子どもの頃から日本の漫画が大好きで、よく読んでいました。あと、映画もたくさん観てきましたが、なかでも岩井俊二監督の『Love Letter』が大好きです。ほかの作品も好きですが、この作品は特に楽しく拝見させていただきました。日本は私にとってはとても近い国で、漫画やアニメ、映画などさまざまな文化からたくさん影響を受けているので、体のなかに染みついているような感覚があるほどです。―ありがとうございます。それでは、日本の観客に向けて注目してほしいシーンやメッセージをお願いします。監督まずは、この作品を日本で公開してくださることにとても感謝しています。コロナ禍という大変な状況ではありますが、映画を通して日本のみなさんとお会いできるのは、とても光栄なことです。本作では、弱者が声を上げるというところから始まっているように見えますが、いまはいろいろな媒体や技術を使って誰でも声を上げられるようになっています。なので、昔だったら口がきけない人だけが弱者だと思われていたかもしれませんが、いまではその声に耳を傾けない人こそが弱者だと言えるのではないでしょうか。私はそんなふうに思っていますし、そういう思いを込めてこの映画を撮りました。劇中では、ラストにギョンミが一生懸命に声を絞り出して世の中に問いかけるセリフがあるので、そのシーンを注意深く見ていただけたらと。多くの方に共感していただけると思っています。そういったところをポイントとして、ぜひ楽しんでいただきたいです。“最恐の鬼ごっこ”で、最後に笑うのはどっち?手に汗握る緊迫した展開と、衝撃的なラストにまで続く狂気に満ちた疾走感を味わうことができる本作。聴覚と視覚と刺激する新たなサイレントスリラーで、驚異の没入感に浸ってみては?取材、文・志村昌美恐怖に震える予告編はこちら!作品情報『殺人鬼から逃げる夜』9月24日(金)TOHOシネマズシャンテ他 全国順次公開配給:ギャガ©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.© peppermint&company
2021年09月22日第26回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが10月25日(金)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、スウェーデンの青春映画『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(ルーカス・ムーディソン監督)が最高賞にあたる「東京サクラグランプリ」に輝いた。同作は80年代初頭を舞台に、初期衝動に駆られてパンクバンドを始める女子中学生の弾けるような日々を描いた青春映画。デビュー長編『ショー・ミー・ラヴ』で孤独なティーンの心情を描き、国際的な注目を浴びたムーディソン監督が15年振りに原点回帰を果たした作品だ。トロフィーを受け取ったムーディソン監督は、「まったく予想していませんでした。実は今夜は、原宿に行って買い物や食事を楽しむ予定だったんです。本当に何て言ったらいいか…」と大喜び!原作は、漫画家である妻のココが執筆しており「しかもストーリーは、彼女の青春時代がベースになっています。たくさんの人にお礼を言いたいですが、何よりココの青春時代に感謝したい」と美しい夫婦愛を披露していた。「コンペティション部門」の審査員長を務める中国の巨匠チェン・カイコー監督は、「私たちはグランプリ作品に卓越した完成度を求めた。この作品にはエネルギッシュな魅力と情熱があり、全員一致で受賞を決めた。とても満足いく結果」と審査員(女優のムン・ソリ、プロデューサーのクリス・ブラウン、クリス・ワイツ監督、女優の寺島しのぶ)を代表し、同作を称えた。さらに、映画祭に駆けつけたファンやスタッフに感謝の意を述べ、「最後は覚えたての日本語で締めたいと思います…、倍返しだ!」と会場を沸かせていた。<第26回東京国際映画祭 受賞一覧>■東京 サクラ グランプリ:『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(ルーカス・ムーディソン監督/スウェーデン)■最優秀監督賞:ベネディクト・エルリングソン(『馬々と人間たち』/アイスランド)【受賞コメント】この賞はスタッフ、仲間、俳優たち、もちろん馬たちのものです。今から言うことは通訳できるかな?ブルルル~(馬の鳴き声)■最優秀男優賞:ワン・ジンチュン(『オルドス警察日記』/中国)【受賞コメント】より監督が一生懸命頑張ってくれた結果だと思う。この賞をいただき、大きな翼をもらった気がします。そして今日ここにいる妻にお礼を言わなければ。いま言わないと、帰国してから何を言われるか分かりませんから(笑)。■最優秀女優賞:ユージン・ドミンゴ(『ある理髪師の物語』/フィリピン)【受賞コメント】この素晴らしい賞が、作品に大きな力を与えてくれることは間違いありません。公式上映後、仕事で一度フィリピンに戻りましたが、授賞式に戻ってきて良かった!フィリピンは女性のように、美しく強い国。そして今後も、日本には何度でも戻ってきたい。「ドン・キホーテ」でのショッピングがまた終わっていませんから(笑)。■最優秀芸術貢献賞:『エンプティ・アワーズ』(アーロン・フェルナンデス監督/メキシコ=フランス=スペイン)■審査員特別賞:『ルールを曲げろ』(ベーナム・ベーザディ監督/イラン)■観客賞:『レッド・ファミリー』(イ・ジュヒョン監督/韓国)■「アジアの未来」作品賞:『今日から明日へ』(ヤン・フイロン監督/中国)■「日本映画スプラッシュ」作品賞:『FORMA』(坂本あゆみ監督/日本)10月17日(木)から25日(金)の9日間にわたり開催された第26回東京国際映画祭。97本の作品が上映され(総上映回数は303回)、3万5,139人を動員し、華々しく幕を閉じた。(内田涼(cinema名義))
2013年10月25日