「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが初めて映画のために脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。今年公開の実写映画で最速40億円突破の大ヒットを更新中だが、新シリーズを牽引する主人公、魔法使いで“魔法動物学者”のニュートを演じたエディ・レッドメインが、驚愕の秘密を明かしてくれた。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞など、数々の主演男優賞を総なめにしたエディ。彼が演じたホーキング博士は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という徐々に筋肉が衰え、自由に動かなくなっていく病気であることが知られている。エディは、博士の動画を観て、その生活を研究し、ALSの患者30人と面会をするなど、役作りに半年を費やしたという。また、その翌年には『リリーのすべて』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、この作品でも世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークの画家を演じるため、およそ2年間、多くのトランスジェンダーの女性たちに話を聞いたという。エディの実力は、こうした彼自身の努力によって裏付けられているといってもいいだろう。そんなストイックな役作りで知られるエディが本作で演じたのは、人見知りの魔法動物学者。「ハリー・ポッター」のように原作もなく、ましてや、ホーキング博士やリリーのように実際の人物ではない役をどうやって演じたのだろうか?「撮影が始まる3、4か月前くらいから準備を開始して、デイビッド・イェーツ監督に『僕は想像力が乏しいんです。だから魔法動物たちとのシーンをどうやって撮影すれば良いか分かりません』って言ったんだ」と明かすが、自身でも「動物を扱っている多くの人に会いに行った」と言う。「ロンドンの郊外にあるワイルドライフ パークを管理している男性にも会った。小さなライオンの子どもが生まれたとき、そのライオンの子どもは彼と一緒にベッドで寝ていたんだ。動物とのそういうとても親密な関係や、彼らが動物たちとどのようにやり取りして、どのように話しかけ、動物たちがどんな音を立てるのかとかを観察した。かなりリサーチしたんだ」と、やはり本作でも例外なく、ストイックに役作りをしたという。さらに「動物の飼育係の人にも会った。生まれたばかりの小さなアリクイの赤ちゃんについて学んだ。そのアリクイの赤ちゃんは、いつも小さなボールの中に潜り込んでしまうんだ。でもお腹をくすぐると出てきてくれる。キラキラ好きな二フラーがコインをたくさんお腹にしまい込んだシーンでは、そこからアイディアをひねり出した。あのシーンは遊び心があって楽しかったよ」とふり返る。しかし、そんなエディが秘密を教えてくれた。「実は僕は動物アレルギーなんだ。すごく皮肉なことなんだけど。すごく猫が好きなのに近くにいられないんだ。それから、馬もくしゃみが止まらなくなってしまう。『レ・ミゼラブル』の撮影で馬に乗るときは、くしゃみ止めを飲んで撮影したんだ」。ヒロインのティナを演じたキャサリン・ウォーターストンが、「ニュートと魔法動物との共演は、本作の最高の見どころよ」と絶賛するエディの演技は、彼のアレルギーにも負けない!役作りがあったからこそ。初対面の“人間”に対しては挙動不審になってしまうニュートが、魔法動物とのふれあいで見せる別人のような姿を、劇場でも確かめてみて。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日英国の俳優、エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)が、2016年12月2日(金)に行われた大英帝国勲章の授賞式にてアレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)を着用した。公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも主演を務め、世界で最も注目されている俳優の1人である売れっ子、エディ・レッドメイン。ウィンザー城にて行われた授賞式では、彼の出身地である英国のブランド「アレキサンダー・マックイーン」に身を包んだ。ダブルベストにストライプのトラウザー、そしてモーニングコートと、名誉ある授賞式にふさわしい英国紳士らしい出で立ちで登場。コートの立体的で美しいシルエットや、カシミアの上質さが際立つトラウザーの洗練されたデザインに、メゾンの技量を感じる。伝統に忠実なフォーマルさ持ちながらも、彼のチャーミングな魅力を引き立てるような、モダンで上品なスタイルだ。
2016年12月08日公開から満席の劇場が続出し、本年度実写映画のうち最速で30億円を突破した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作で主人公のニュートとヒロインのティナを演じたエディ・レッドメインとキャサリン・ウォーターストンの2ショットインタビュー映像が到着。まるで劇中で演じたキャラクターそのままのような絶妙な掛け合いを見せたかと思えば、エディは脚本も手がけたJ.K.ローリングに、不満をぶちまけている(?)ことが分かった。『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画のために脚本を書き下ろした本作。映画サイトやレビューサイト、SNS上では、作品の高評価とともに「ニュートのオタクっぽい絶妙な不器用さと純真さや、ティナの愚直なほどの正義感と優しさがすごくイイ」「だんだんティナと打ち解けて目を見て話すニュートくんが可愛くて」「ニュート×ティナ、むずきゅんする」など、ニュートとティナのキャラクターや似た者同士のじれったい関係性についての投稿も数多い。エディ演じるニュートは、人間といるよりも魔法動物といるほうが気が楽な魔法動物学者。ある日、彼のトランクから魔法動物たちがニューヨークの街に逃げ出してしまったことから物語は始まる。一方、キャサリン演じるティナは、かつては闇祓いだったが、感情に流されて無断で魔法を使い、職務を逸脱したことで、デスクワーカーに降格されてしまった。彼女は捜査官としての地位に復帰したいと望み、ニュートの行く先々に現れるようになる。今回のインタビュー映像では、「ハリー・ポッターファミリーの一員になった感想は?」との質問に「家族という言葉はぴったり」「素晴らしい一家にお嫁に来たような気がする」と語るキャサリンに、エディも満面の笑みで同意する場面からスタート。しかし、エディが一生懸命、本作と「ハリー・ポッター」シリーズとのつながりを説明すると、キャサリンが「要点を手短にまとめてちょうだい」とツッコミを入れるひと幕も。そんな2人は、まるで映画の中のニュートとティナそのものだ。さらに劇中で、ゾウやサイにも似た巨大な魔法動物エルンペントを、トランクにおびき寄せるためにニュートが行った“求愛ダンス”について、エディは「書くのは簡単だけど、やる方は大変なんだよ」と、脚本を書いたJ.K.ローリングに対して不満をぶちまけることに!?続けて「撮影ではものすごく恥ずかしいダンスを披露した。あの映像が流出したら俳優生命は終わりだ。というか社会的にも終わるだろうな」と、顔を赤らめながらコメント。恥ずかしすぎる“求愛ダンス”の役作りについて語る、このエディには要注目。また、キャサリンは杖を使っていて “テニス肘”のようになったことも語っており、見どころたっぷりの本作の裏側を明かしている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日エディ・レッドメインが演じる新しい主人公と仲間たちに、奇想天外のストーリーとキュートな魔法動物、そしてワクワクの魔法体験で、観客動員ランキング2週連続1位を達成した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、公開12日間にして早くも動員200万人を突破、興行収入も本年度実写映画としては『シン・ゴジラ』の記録を上回り、かつ洋画作品としても最速で30億円を突破したことが分かった。ハリーやロン、ハーマイオニーたちと同じ魔法世界を舞台に、待望の『ハリー・ポッター』の新シリーズとして、大ヒットスタートを切った本作。SNSや映画投稿サイトでは、「ファンタビ最高!!!!!!!!!!」「ファンタスティックビーストを観てファンタスティックハイになりました」「今年と言わず、いままで観た映画でナンバー1」など、好評価の投稿が多く上がり、かつ「ファンタスティックビーストあと5回みたい」「ファンタスティックビースト見に来た!2回目であります!」といったリピーターも続出。先週に続いて、20~30代の女性客を中心に、男女のカップルがデートムービーとして来場する姿も多数みられたほか、中高生男女やシニア層など幅広い層が来場。シリーズのファン層をも超えて、公開からわずか12日間で早くも累計興行収入31億3,920万8,100円、累計動員217万8,237人を記録し、本年度実写映画としては『シン・ゴジラ』が持っていた記録を抜いて最速で30億円を突破した。また、世界65か国でも公開されている本作は、12月5日時点で、世界累計興行収入は680億円越え(686億9,353万6,539円※BOXOFFICEMOJO調べ、$607,907,403より1ドル=113円として換算)、“ファンタビ”現象が世界中に巻き起こっている状況だ。この世界的ヒットに対し、ワーナー・ブラザース映画ワールドワイド・マーケティング&ディストリビューション・プレジデント、スー・クロールは、「私たちはこの新しいアドベンチャーの成功にワクワクしています。これはまた、スタジオにとってエキサイティングで新しいフランチャイズの幕開けです。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、聡明なJ.K.ローリングは時代を超えたテーマ性をもち、世界中の批評家と観客の胸に響き渡る、素晴らしい物語を作り出しました」とコメント。日本でも、先週末に開催された日本初のコミコン、「東京コミックコンベンション2016(通称:東京コミコン)」では、12月3日(土)に「ハリポタ」と「ファンタビ」をテーマとした“有志のファン”が立ち上げたコスプレ集合写真企画も実行され、多くのファンが集結。また、今回新たに到着した映像では、先日のキャストや監督たちの来日イベントの盛り上がりや観客たちの興奮が伺え、まさに日本も“魔法”にかかっている様子だ。さらに先日、本作のキャストであるエディ(ニュート役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)がMTVで実施したことでも話題を呼んだ“マネキンチャレンジ”を、ここ日本でも実施することが決定。いま、テニスの錦織圭選手や、サッカー日本代表の香川真司選手、ポール・マッカートニー、ビヨンセ、大統領選当日にはヒラリー・クリントンまでも行うほど、世界中で大流行している“マネキンチャレンジ”。12月11日(日)に本作上映館の新宿ピカデリーにて、特別ゲストが登壇して実施される予定だ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月06日「アクシオ!(来い)」エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーが、イタズラ好きな魔法動物ニフラーに向かって放った “呼び寄せ”呪文。このニフラーは、宝石やコインのようなキラキラしたものが大好き。魔法のトランクから逃げ出したニフラーをようやくつかまえるべく、ニュートが呪文をかけたのだが、もふもふのおなかから次々飛び出す“宝物”とともに、くるりと回転しながら呼び寄せられていくニフラーの超絶的なかわいらしさには、悶絶する人が続出。このシーンは、『ハリー・ポッター』シリーズと同じ世界を舞台に新しい主人公と魔法動物たちが活躍する『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を象徴する、印象的なシーンの1つとなっている。約5年ぶりの完全新作にして、新シリーズの始まりとなる本作。映画はお馴染みの「ヘドウィグのテーマ」から幕を開けるが、冒頭から、『ハリポタ』シリーズにもたびたび登場した“日刊予言者新聞”の“アメリカ版”の紙面が続き、一気に魔法の世界へと誘われる。「あれは、実は最後のほうに考えて付け足した部分だったんだ。最初からアイデアがあったわけでもないし、脚本にも書かれていなかったんだ」と、『ハリポタ』シリーズ後半4作、そして本作を手がけたデイビッド・イェーツ監督は語る。「後から追加したのは、あのシーンがあることで、一瞬にして世界観とその文脈が伝わると思ったからなんだ。自分たちがいまいる現実世界から、この映画の世界への入口になるし、映画の世界の空気感を一瞬にして感じることができると思った。あれを観た瞬間に、“さあ、この映画の世界を楽しもう”という気持ちになれると思うんだよね」。その“日刊予言者新聞”には、アメリカ魔法界の最近の出来事や、『ハリポタ』での最大の敵ヴォルデモートとはまた違う“闇の魔法”の暗躍が、ページをめくるように次々と示されていく。「嬉しかったのは、実際、(テスト試写で)あのシーンを気に入ってくれた観客がすごく多かったということ」と、イェーツ監督は続ける。「あのシーンで物語の序章のようなものを見せることで、この世界の文脈が理解できて、より物語を理解してくれる人が増えたんだよね。だから、あれを見せることで映画の本題にじっくりと入っていける、そういう大事な役割を果たしていたんだ」。そんな監督の言葉を受け、これまでの『ハリポタ』全作をプロデュースしてきたデイビッド・ヘイマンも、「あれがなかったときは、映画がどこか落ち着きのない、ふわふわしたものになっていたんだよね」とふり返って語る。加えて監督も、「あの壮大なオープニングがなかったら、何かすごく穏やかで、気まぐれな感じになっていたんだよね。(作品が持つ)空気感そのものを変えてしまったんだよ」と語り、その決断に自信を覗かせる。新しいシリーズを牽引する主人公の魔法動物学者ニュートを演じるエディは、そんなイエーツ監督について、超大作であるにも関わらず「まるで“インディ映画”を作るような親密さがあったところが好きだ」と語っていた。「それは僕の中でも大事な哲学なんだ。ハリウッド映画は巨大で、どれも同じように思えてしまうことがあるかもしれない。だけど、インディ映画のようなパーソナリティがあれば、それぞれが自分たちが何ができるのかを考えられるし、自分の力をどう発揮すればいいのか分かる。そうやって、みんなの力が結集してこそ、1つの大きな素晴らしい映画ができると思っているからね。だから、僕にとって、みんながそう思える環境を作るのはすごく大事なんだ」。一方、ヘイマンは「デイビッド(・イェーツ)が撮影現場で作り上げる空間は、巨大なセットがあっても、特殊効果があっても、究極的には非常に人間的なものなんだよね」と、監督の手腕に言及する。「この物語には魔法も出てくるし、ファンタジーではあるけど、でも、究極的には人間について描いたものなんだ」と、シリーズの神髄にも触れた。しかも、今回の『ファンタビ』は、『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリング自らが、映画のために脚本を書き下ろしている。「彼女と仕事できて本当に感動的だったよ」と監督は言う。「彼女には恐れのない想像力があるんだ。だから、それをいかにコントロールするのかも大事だった。彼女の想像力を最大限に活かしながら、僕らのアイデアも取り入れてもらい、アイデアを固めていくことが大事だったんだ」。脚本は、何度も書き直しが行われたという。「例えば、初期の脚本はすごく若々しい感じで、少し重みに欠けていたんだよね。その段階では、この物語でいったい何を訴えたいのかが分かりづらい内容だったんだ。だけど、それを書くことが、ジョー(J.K.ローリング)にとっては物語を発展させていく上で重要なことだったんだよね。それに、初期に書いた脚本の多くの部分は、この映画の中にしっかりと残っているしね」。しかし、「第2稿はすごく暗くて、ものすごく緊迫したものになりすぎてしまったんだ(笑)」と監督は明かす。「つまり、完全に逆の方向に振り切れてしまったんだよね。それで、6か月間の執筆期間を経て、少しずつジョーが、本当に演奏したいと思っているメロディを奏でられるような脚本に仕上げることができた。彼女は最終的には、自分でその方向性を見い出していったんだ」。「いま僕らは、(『ファンタビ』シリーズ)2本目の制作に取りかかっているわけだけど、ジョーにあるとき、『とりあえず物語のアウトラインを12ページくらいで書いてほしい』とお願いしたんだ。彼女はすでに脚本を書き始めていたんだけど、その前に『現時点での基本的な道筋を書き出してほしい。それがあれば、僕らは目指すべき方向を目指して進んでいけるから』ってね。すると、それをお願いしてからたった2日後に、彼女は102ページの脚本を書き上げていたんだ。しかも、その102ページ分は本当に最高の内容だったんだよね」。「本当に最高だったね」とヘイマンも頷くと、「そこにはまったく無駄がなかったし、しかも、彼女にはどうしても書かずにいられない、という独創性があったんだ」と監督は続ける。「ありきたりな方法で物語を描くことを常に嫌がる人なんだ。そのおかげで、これまでの映画は誰も観たことのないような作品になった。一番大事なのは、彼女が重要視する物語を伝えるプラットフォームを作ってあげることなんだよね」。「それで、この脚本の2稿目を書いているときに、彼女が5本の映画にしたいと言ったんだよ」と、監督は打ち明ける。「『5本の作品がどういう展開になるのかも、もう分かっている。こういうふうに進んでいくの』って言ってね」。また、ヘイマンはこう語る。「今回の作品の素晴らしいところは、『ハリー・ポッター』映画を観ていなかったとしても楽しめるということだよ。ただ、もし『ハリー・ポッター』映画を観ていたら、この映画の中に繋がっている世界観があるから、それに気づくと、絶対に違う意味でより楽しいとは思う。新しい世代にも響くものがあるからね。でも、この映画だけ観ても、意味は成立するんだ」。そう、今回の『ファンタビ』は、これまでの魔法世界について何の知識もなくても、1本の映画として楽しむことができる。ヘイマンは原作がない分、「観ている人たちが『なるほど、あの部分は描かなかったんだ。ここは映画でも描いたんだ。次はこんなことが起きる』なんて思いながら観ることもない。それって観る人たちにとっても、すごく新鮮だと思うし、エキサイティングだと思うんだよね」と語る。「最初から映画館という場所で観客が物語と結びつきを感じるというのは、すごくエキサイティングだよね」と、監督も言う。「何が起きるのか分からない状態で、映画館に観客が来るのは最高だと思うよ」とヘイマンが言えば、「何もかもが期待だらけだからね」と監督も応じる。そんな魔法界の物語が、これだけ多くの人たちを惹きつけてやまない理由は何だろうか?イェーツ監督は「キャラクターたちにあると思うよ」と断言する。「ジョーはそういうキャラクターたちを作り上げる才能の持ち主だからね。彼らがどんなふうに見えようとも、“自分の仲間にしたい”と思うような人たちばかりだと思うんだ。『ハリー・ポッター』では、ハリーとロンとハーマイオニーがいて、本作ではニュートとティナとジェイコブとクイニーがいる。みんな、ものすごくかわいい。それは世界の人たちに通じると思うんだ。それから、僕が一番好きなビーストは、サンダーバードだね。すごくかわいいと思うから」。すると、ヘイマンは「この映画が人気があるのは、魔法動物も“より人間らしく”描かれているからだと思う」と続ける。「僕らは魔法動物を人間と同じような視点で見ている。だから、彼らがいじめられたりすると、人間がいじめられているように思えてしまう。僕らが一番描きたいのは、結局は人間だと思うんだ」。「だから、恋愛関係も描きたい、というのは当然だよね」とヘイマン。本作では、ニュート&ティナ、ジェイコブ&クイニーという、“かわいい” 2組の大人のカップルが誕生する。すでに映画を目にした人たちは、エディをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドルら、演じたキャストたちにもすっかり夢中になっている様子だ。では、本シリーズでの“闇の魔法使い”グリンデルバルトについては…?「グリンデルバルトのほうが(ヴォルデモートより)危険だと思うよ」と、監督はズバリ言う。「グリンデルバルトは、彼の哲学で人々の思考や心を奪うことができたからね。ヴォルデモートのやっていることは、より分かりやすくて。弱者をいじめるし、誰であっても押しのけたいと思っているような人なんだ。そして腕力によって支配しようとする。だけど、グレンデルバルトは、頭のいいやり方をするから危険だよ」。そんな監督の言葉を受け、ヘイマンも「彼のやっていることには同意はできなくても、なぜやっているのか理解はできる。この映画の中でも、『なぜ僕ら(魔法使い)は隠れていなくてはいけないのか?』と言っているしね」と語る。アメリカの魔法界と人間界は、完全に分断された状態にあるためだ。2作目以降は、よりダークさを増していきそうだが…。つい先日、『ファンタビ』シリーズ全5作も手がけることが決まったイェーツ監督は、「これから数年も、素晴らしい物語を語り続ける機会を得られる。それが何より嬉しい。僕らには、この世界を愛してくれた人たちのために、映画を観に来てくれた人たちのために、自分自身に挑戦して、より良い作品を作っていくという責任がまた生まれるということなんだ」と真摯に語る。そして、監督とともに『ファンタビ』シリーズを育てるヘイマンも、「僕らの関係性でいいのは、お互い、エゴがないこと。お互い、自分たちが作っている作品に対して同じような野心があること。それから、自分たちがこれまでやってきたことに同じように感謝していて、一緒に仕事をしてきた人たちにどれだけ恵まれてきたのかにも感謝していること」と語る。「幸い、僕らの友情関係は確固としているし、信頼できるものだ。だから、お互い挑戦し続けることができるんだ」。では最後に、『ハリポタ』シリーズの主人公たちとの現在の友情は?ヘイマンは、「子どもの成長をものすごく誇りに思っている親戚のおじさんになった気分だよ」と言う。「例えば、エマ(・ワトソン)が国連で“He For She”キャンペーンのためにやったスピーチを見たかい?俳優として彼女がいまやっている活動は、本当に素晴らしいことだと思うんだ」。「かと思えばダン(ダニエル・ラドクリフ)も、彼が選ぶ映画を観ると、その勇気が素晴らしいよね。必ずしも、誰もが好きになるような映画ではないかもしれないけど。彼は失敗を恐れていない。勇気がある証拠だ。エマとは今週ランチを食べたし、ダンにも数か月前に会ったんだ。彼らに毎日会うことはないし、ルパート(・グリント)とは1年くらい話してない。だけど、彼らが僕の人生にとって、いまだにすごく大事な存在であることに変わりはないよ」と明かす。特に最近のエマについては、「彼女のおかげで、“He For She”での活動は、ものすごい数の人たちが注目することになった。だから、彼女が人間として成長している姿を見て、本当に誇りに思うよ」。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日「レベリオ(現れよ)…」現在公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のクライマックス。エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーが、そう呪文を唱えたとき、姿を現した人物には誰もが驚愕したことだろう。その人物と深く関わることになる、陰うつな雰囲気を放つ青年クリーデンスを演じているのは、エズラ・ミラーだ。日本でも多くの女性ファンを熱狂させた『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』などの危うく、エキセントリックな美少年ぶりとは打って変わって、本作での内向的で、気が弱く、養母から虐待を受けているという役どころに、すぐに彼とは気づかなかった人も多いかもしれない。DCコミックスの実写映画化シリーズ「DCエクステンデット・ユニバース」では、超高速移動が可能な最速ヒーロー、フラッシュ/バリー・アレン役に抜擢され、ザック・スナイダー監督作『Justice League:Part1』(’17年公開/原題)や単独主演作『The Flash』(原題)も決まっているエズラ。スーパーヒーローとなる傍ら、本作への参加を決めたきっかけは何だったのだろうか?「『The Flash』もそうなんだけど、両方とも物語があまりに素晴らしく描かれていて、拒否できないほどだったからなんだ。しかも、両方とも娯楽大作でありながらも、まったくタイプの違う作品だったからね」と、彼は軽やかに言う。「僕は、もともとDCワールドが大好きだし、それに『ハリー・ポッター』も大好きだったんだ。子どものころから『ハリー・ポッター』に夢中で、年齢的にも『ハリー・ポッター』の世界に夢中になる、完璧な世代だったんだよね。頭の中では『ハリー・ポッター』の世界に生きていたと言えるくらいだった。しかも、かなり長い間ね。恥ずかしいかもしれないくらい、僕の人生を形成したというくらいの影響を受けていたんだ(笑)。だから、今回のこのオーディションの話が来たときに、断る理由なんてなかったよ」と明かす。ハリーたちと共に、彼自身も成長してきたわけだ。「面白いのは、ザック・スナイダーが僕の役について言ったのは、『うるさくて元気いっぱい』ということだった。それはそれで最高だよね。それで、(本作監督の)デイビット・イェーツが僕の役について言ったことは、『墓場のように静か』だったんだ(笑)」と話し、「だから、思いきり違いがあって、でも両方とも素晴らしいと思ったんだ」という。とはいえ、今年、日本では人妻エマ(ミア・ワシコウスカ)と不倫をする美青年を演じた『ボヴァリー夫人』も上陸したばかり。長い黒髪が似合う憂い系男子、もしくは繊細なアート系男子といったイメージが強かっただけに、猫背で伏し目がち、散切りおかっぱ頭のクリーデンスのルックスには正直、目を疑ってしまった…。「髪型について、触れてくれてありがとう。今回の場合、あの髪型を決める前、かなり長い髪をしていたんだけど、ヘア・メイクのFayne Hammondに会ったときに、彼女が1920年代の素晴らしい写真を見せてくれたんだ。その中の1枚にクリーデンスの髪型にすごく似た男の子の写真があって。ボウルみたいな髪型だったんだけど、きれいに切り揃えられているわけでもなくてさ。“鋭くないハサミで切ったらこうなるかも”みたいな髪型だったんだよね。それで、キャラクターのリアリティを表現するのに、この髪型が一番良いということになったんだ」と、経緯を説明する。「ただ、僕は本当に本当に、そのとき髪が長かったから、切ってしまうのは悲しかった」とエズラ。「髪型には賛成だったんだけどね。それでばっさりと切ったんだけど、最初は好きじゃなかったんだ。それに僕の運転手も、最初の数週間、毎日その髪型を見て笑っていたしね、僧侶みたいだ、って(笑)」。そうしたこだわりの役作りもあり、エディ演じるニュートが胸躍らせて(?)ニューヨークに降り立つ一方、魔法の根絶を訴える団体“新セーレム救世軍”のビラを配るクリーデンスの初登場シーンは、あまりにも対照的で強烈な印象を残す。これまで、悪魔のような狂気で母親を崩壊させる美少年や、ドラッグまみれの暴走男子など、精神的に複雑なものを抱えた役柄も多かったが、あえてそうした役柄を選んでいるのだろうか?「そうだね。僕は難しいと思える役を演じるのが好きだからね。僕は子どものころ、自分で『難しい挑戦があればあるほど良い』ってモットーにしていたくらいだから。そのモットーにいまも従っているんだ。それに、俳優として、人間の中に潜む幅広い可能性を探求してみることは面白いことだと思うからね」。では、本作のクリーデンス役に対して、内面的にはどのような探求を行ったのだろう?「今回はなるべくシンプルに、“愛されないで育ってきた”というのはどういうことなのかを考えてみようとしたんだ。それで、参考にしたのは、実際にクリーデンスのような経験をして育ってきた人たちに、会って話を聞くことだった。それによって、そのトラウマがその後の人生にどのように影響したのかを考えようとしたんだ。そして、それを体の動きでも表現しようとしたんだよね」と、エズラは応じる。「今回すごくラッキーだったのは、素晴らしい振り付け師と仕事する機会に恵まれたこと。彼はロイヤルバレエの振り付けもするような人で、彼とのコラボレーションによって、このキャラクターの物語を、体の動きでも表現することができたと思うんだ」。また、クリーデンスのようなキャラクターを演じることは、同じような経験をしてきた子どもたちや、若者たちの共感を呼ぶ場合もある。そのことについてエズラは、「昔は意識していなかったけど、いまは意識するようになった」と言う。そして、「クリーデンスに惹かれた理由は、自分の友達のことを思い出したからなんだ。中には、もう亡くなってしまった友達もいるけど…。中には、乗り越えた人もいる」と明かす。「だけど、誰よりもそういう観客の心に届いているのは、J.K.ローリングの物語なんだよね」と彼は言う。確かに、ハリーは家族を失った孤児であり、伯父伯母の家ではつらい経験もして育ってきた。さらに、まだ明らかにはされていないが、本作のニュートも、過去に人間関係において、つらい出来事があったことがにおわされている。「そういう人たちに向けて、そのトラウマからどのように向き合っていけばいいのかという道標を描いてくれている。それを人間関係を通して、友情を通して、どのように克服すればいいのかを描いてくれていると思うんだ。その不運を、どのように良い方向へ向ければいいのかをね…」。最後に、これまでのキャリアにはなかった娯楽大作への挑戦についても聞いてみると、「この映画に出る前は、大作に関して、ステレオタイプな概念しか持っていなかった。これまで低予算映画にばかり出てきたからだと思うんだけどね。だから、サーカスのような撮影現場なんだろうなといつも想像していたんだ」と言う。「だけど、実際参加してみたら、結局は作っている作品に才能を可能な限り注ぐことは、どんなタイプの作品であっても可能なんだということが分かった。それは嬉しい驚きだったよ(笑)」。さらに、「それから」と言葉をつなぎ、「今回の役柄は自分の限界に挑戦し、自分の能力の限界を知るような経験だった」とも語るエズラ。「それで今回学んだことは、虐待が、どれだけ世界に広がっているのかということかな」。そう真摯な眼差しを向けるエズラは、俳優の傍ら、バンド活動を行っていることでも知られる。観客からの反応をすぐさま感じられる音楽と、キャスティングから公開まで長い期間を要する映画とは、まるで対極にも見えるが、彼は双方の活動に魅力を感じているようだ。「長い間ひとつの役になりきるということ、巨大なコラボレーションをするということでは、映画にも素晴らしい部分がある。映画というのは、僕が知る限りで人間が実際にできる最高の魔法だと思うからね。ものすごいたくさんの人たちが集まって、何かを作り上げるためにそのエネルギーを集中させているわけだから」。そう語る彼が次に見せてくれるのは、いったい、どんな“魔法”となるのだろうか…?(text:cinemacafe.net)
2016年11月27日エディ・レッドメイン共演の『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが、『スター・ウォーズ』最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を引っさげ、初来日することが決定。イケメン将校キャシアン役のディエゴ・ルナ、メガホンをとるギャレス・エドワーズ監督とともに、アメリカで行われるワールドプレミアにも先駆け、アジアで唯一、日本を訪れることになった。本作は、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズでは語られたことのなかった、『エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれる物語。反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、銀河全体を脅かす帝国軍の究極兵器<デス・スター>の設計図を奪うミッションに挑む姿が明らかになる。新たなヒロイン、ジン・アーソを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』や『インフェルノ』で知られるフェリシティ・ジョーンズ。イギリスの名門オックスフォード大学の出身でもある彼女は、見た目の可憐な美しさに重ねて知的な雰囲気も醸し出す、まさしく“才色兼備の女優”。そんな彼女が本作では、15歳のころからたった1人で生きてきた孤独なアウトローという、これまでにない役柄を演じることでも注目を集めている。究極兵器<デス・スター>の開発者が父ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)だと知り、反乱軍のローグ・ワンのメンバーとして戦う一方、帝国軍に加担する父を“信じたい”という思いを抱えた複雑なジンという役柄を、フェリシティは熱演。また、初の本格的なアクションにも挑戦しており、カンフーのトレーニングを積んで、肉体面はもちろんのこと、精神面においても鍛練したという。今回、映画のプロモーションとしては初来日を果たす。また、ジンのお目付け役で情報将校のキャシアン・アンドーを演じるのは、メキシコ出身のイケメン俳優ディエゴ・ルナ。子役時代から活躍し、2000年、ハビエル・バルデム主演の『夜になる前に』でハリウッドデビュー。以来、本国やハリウッドで俳優として活躍する一方、ガエル・ガルシア・ベルナルと共に自身の映画製作会社を立ち上げ、映画監督・プロデューサーとしてもマルチな才能を発揮。今年のカンヌ国際映画祭では、「ある視点」部門で審査員を務めた(深田晃司監督作『淵に立つ』が受賞)。ディエゴは「第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」で以来、9年ぶり2回目の来日となる。そして、「スター・ウォーズ」オタクを自認する、ギャレス・エドワーズ監督はハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』以来、2年ぶりの来日に。ゴジラ好きが高じて同作でメジャーデビューを果たし、本作にも大抜擢されたエドワーズ監督は、少年時代はニンテンドーのドンキーコングに夢中だったそう。本作に込められた、日本の“サムライ魂”についてどう語ってくれるのか、実に楽しみだ。彼ら3人は、なんとアメリカで行われるワールドプレミアの前に世界に先駆けての来日。『ローグ・ワン』の主要メンバーが集結するのはアジアで唯一、日本だけとなり、日本映画や日本文化から多大な影響を受けている『スター・ウォーズ』シリーズだからこそ、実現した特別な機会となる。3人は滞在中、レッドカーペットイベントや特別映像上映会など、日本のファンと直接交流するほか、来日記者会見を予定している。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月25日「アロホモラ!(扉よ開け)」先日行われた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ジャパン・プレミア。“魔法のトランク”から登場したエディ・レッドメインが、杖を手にこう呪文を唱えると、扉が開いてティナ役のキャサリン・ウォーターストン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラーらが次々登場、会場は大歓声に包まれた。こうして約8か月ぶりに日本のファンの前に立ったエディは、『ハリー・ポッター』新シリーズの初お披露目が、うれしくてたまらないといった様子だった。『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界を舞台にした本作で、エディが演じているのは、かつてハリーたちと同じホグワーツ魔法学校で学んだ“先輩”の魔法使いにして、人間よりも動物といるほうが気が楽な魔法動物学者の主人公ニュート・スキャマンダー。エディは、「『リリーのすべて』ではリリー・エルベという、多くの人たちにとって象徴となるような女性を演じることがわかっていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、誰もがJ.K.ローリングと『ハリー・ポッター』を愛していることがわかっている」と、当初はこの重責に高揚感だけでなくプレッシャーもあったことを語っている。さらに、『ハリー・ポッター』とは、ちょっとした“縁”もあったらしいのだ。「僕はもちろん『ハリー・ポッター』シリーズは大好きだったよ」とエディ。「もともとは、僕の弟が家族全員を夢中にさせたというのがきっかけだったんだけどね。僕は、実は『ハリー・ポッター』の若きヴォルデモート役のオーディションもしていたんだけど、ページの4分の1も読まないうちに、あっさり落ちてしまったんだ(笑)。だから、思い入れがある…というか演じてみたかったのは、ヴォルデモートなんだよ。最悪のキャラクターって演じてみたいよね」と、まさかの発言が飛び出した。「私は(屋敷しもべ妖精の)ドビーが大好きだったわ」と話すのは、新ヒロインとしてニュートと行動を共にする、アメリカ魔法省に務める魔法使いティナ役のキャサリン。「私はとにかくドビーが好きで仕方なかったの。いまでもドビーのことを思うと泣きそうになるわ」と語り、2人とも、J.K.ローリングが生み出した魔法の世界にとても親しんでいたことが伺える。「僕は大学時代に、『ハリー・ポッター』のオーディションをしたわけだけど、1シーンすら演じる前に落ちてしまった。それから15年たって、今回起用されて本当に嬉しいよ」とエディ。およそ10年にわたりハリーを演じてきたダニエル・ラドクリフとは「撮影の前に何度か会った」そうで、「本当に素晴らしい俳優だと思うよ。彼とエマ(・ワトソン)と、ルパート(・グリント)から、最高の杖の使い方を盗んだよ(笑)」と、おちゃめに語る。「だけど、笑っちゃったのは、ダン(ダニエル・ラドクリフ)が、ニュートの着ているコートが『カッコ良くて、うらやましい』と言ったこと。というのも、ダンはずっと、なんで彼はカッコいいコートが着れないのか、と文句を言っていたらしいんだ(笑)。彼が着ていたのはジーンズとパーカーばかりだったからね。だけど、僕のほうは時代物の映画しかやってないから、僕は『ジーンズとパーカーを着る役を夢を見ている』って言ったんだよね(笑)」。ダニエルたちが演じてきた『ハリー・ポッター』と地続きの世界が描かれる本作だが、「『ファンタビ』で素晴らしいと思ったところは、『ハリー・ポッター』の原作や映画に描かれていた“魔法”がしっかりと描かれていることだ」とエディは言う。「だけど、この作品なりの別の形になって描かれていたところが素晴らしいと思ったよ。セットでものすごく興奮してしまったのは、新聞(日刊予言者新聞)があることで、中を開いてみたら、本当にその日のことが書かれていて、しかもその日にニューヨークで起きたことがあって、しかも6ページ目を見ると!…っていうね。あまり言えないけど」と、『ハリー・ポッター』シリーズとほぼ同じスタッフが手がけた、こだわり抜かれたその世界観に、改めて感銘を受けたことを明かす。「普通、娯楽大作の“フランチャイズ”といわれるような作品の場合、1作目は純粋に物語の始まりを設定するものでしかない場合が多いけど、この作品はJ.K.ローリングが、スリラー的な要素、コメディ的な要素、ロマンスやハートがあって、しかも感動的だと思えるような物語を、この1本の中にすべて織り込んで描いてみせたことが素晴らしいと思ったんだ。しかも、『ハリー・ポッター』シリーズと共有する部分もありつつ、この後も続いていくにも関わらず、この作品だけでもしっかりと完結しているところもね」とエディ。「もちろんイースター・エッグ(映画の中の秘密)も隠れているし、次回作へのティーザー的な部分もある」と続ける。この新しい『ファンタビ』のシリーズは、本作も含め全5部作にも及ぶ。「俳優としては、5本あるかないかに関係なく、脚本を与えられた作品を一生懸命演じるのが一番大事。この映画を可能な限り、最高の作品にすることが大事だったんだ」とエディが言えば、「私もよ。これが私たちにとっての1作目であり、これを最高の作品にすることしか考えていなかったわ。1歩、1歩。それ以外はできないから」と、キャサリンも隣でにこやかに応じる。キャサリンがティナ役に決まったとき、J.K.ローリングは“彼女がティナ役に決まって嬉しい”とツイートしたという。「私はそのツイートから目が離せなかった。彼女が、私がこの世に存在することを知ってくれているなんて信じられない!と思ったの(笑)。しかも、私が演じるのを喜んでくれてるわ、信じられない! ってね」。「自分で自分にハイファイブしたりしてね」(エディ)。「本当ね(笑)。それをツイートで見ただけでも、彼女がサポートしてくれていると分かって、本当に嬉しかったの。しかも、私に伝えるためにツイートしてくれたように思えたのよね。それは実際に彼女に会う1か月以上の前のことだったんだけど、私にとってはすごく意味のあることだったわ」と、キャサリンは感慨深げにふり返った。彼女が演じるティナは、いわばハーマイオニーから引き継いだ本作のヒロイン。以前はアメリカ魔法省(MACUSA:マクーザ)の中のエリート、闇の魔法使いを捕らえる“闇祓い”だったが、ある出来事がきっかけで異動になり、いまでは単調なデスクワークを任されている。だが、アメリカ魔法界では持ち込みも飼育も禁止されている魔法動物がニューヨークの街じゅうに逃げてしまったことを知り、行動を起こすのだ。「私はティナが内面的な葛藤を抱えているところが好きだわ」とキャサリンは言う。「彼女はかなり自信を失っていて、不安な状況にあるの。そこにすごく共感できたわ。常に自信満々で、落ち着いている人ってそんなにいないと思うのよね。もちろん、そんなふうに見せかけている人、というのはいると思うんだけど。でも、絶対にその下に何か隠していると思うから。それが素晴らしい方法で描かれていると思ったの」と、自身のキャラクターに触れる。「しかも、それはティナだけではないのよね。どのキャラクターも非常に豊かに、複雑に描かれていると思ったわ。周りのキャラクターもすごく複雑で、私のキャラクターを驚かせてくれた。それから、どのシーンも深く描かれているし、どのキャラクターも物語が進むにしたがって成長していくと、脚本を読んでいて思ったわ」と語り、「もちろんサプライズも、アクションもたくさんあるんだけど、(キャラクターの)小さな変化もたくさんあると思った。そういう部分も、演技していて楽しかったわ」。一方、「僕は、ニュートが自分の魔法動物たちに、すごく自信を持っているところが大好きだ」とエディは言う。「だけど、彼は人間との関係性においてはまるで役に立たない。つまり、彼は“見た目だけでは判断できない人”であるところが好きだったんだよね。映画の導入部で見たときは、すごくシャイな人に見えると思うけど、それはニュートが慣れてない環境にいるからなんだ。だけど、彼が動物たちと一緒にいるところを見ると、彼の複雑で、素晴らしい部分が見えてくると思うんだ」。確かに、初対面の人とはなかなか目も合わせられず、人見知りのニュートだが、魔法動物たちと接するときは瞳がキラキラ、表情も優しくなり、まるで別人のように生き生きとする。エディはさらに、「ジョー(J.K.ローリング)はこの4人組全員に、そういう要素を描いてくれたと思うんだよね」と続ける。するとキャサリンも、「それが彼女のメッセージの1つだと思うから。見た目以上のものをそれぞれの人たちが抱えている、ということを伝えたかったのだと思うわ。一瞬で人を判断するのは危険だということ。もちろんそれって現代の私たちにとってもすごく大事なメッセージよね」と言葉をつなぐ。ティナのたった1人の妹クイニーも、人の心を読むことができる明るい性格の魔法使いだが、それゆえに“生きづらさ”をも感じている。また、ニュートと出会い、魔法の世界に初めて誘われる人間(ノー・マジ)のジェイコブも、退屈な缶詰工場に見切りをつけ、夢だったパン屋を開こうとしていたところだ。なかでもニュートとティナは、大切なものへの愛情の深さや、正しい行いへの思いなど、それぞれに信念や情熱がありながらも、周りが見えなくなってしまう不器用なところはよく似ているのかも?「全くその通りだと思うわ。だから、2人は惹かれ合ったんだと思うし、この4人も仲間になったのだと思うの。ティナは、もともとは自分に自信があったのに、ここでは、自分の道を切り開かなくてはいけない立場に立たされているもの」とキャサリン。「ニュートは、“過去に人に傷つけられた”せいで、魔法動物といるときだけは自信があって、自分らしくいられる。だけど、人間関係においては、まったくシャイで、役立たずだ。この2人、そして4人の素晴らしいところは、彼らと一緒にいると、それぞれのいい部分が引き出されて、一番いい自分の姿になれるところなんだよね」と、エディもニュートと仲間たちの関係性をそう表現する。「本当にその通りだと思うわ。ティナは、ニュートが魔法動物たちと会話しているところを見て、それに気づくの。『この人、さっきまでのただのシャイなだけの人ではないわ』ってね」。“人は(魔法動物も?)見かけによらない”“目に見えるものだけが真実ではない”のは、実は本作の裏テーマともいえる。今回の波乱万丈の旅をへて、より深く知り合い仲間になったニュートとティナ、そしてクイニーとダンの4人は、これからどこへ向かうのだろうか?ニュートの過去には、いったい何があったのだろうか?そのヒントはもしや若き日のダンブルドアが握っているのだろうか?疑問は尽きないが、彼らの旅は、まだ始まったばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2016年11月23日『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の初日舞台挨拶が23日、都内で行われ、来日中のエディ・レッドメイン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが登壇。法被姿で鏡開きに挑戦した。21日にジャパンプレミア、22日にファンイベント、そしてこの日は初日舞台挨拶と、3日連続で来日イベントを行ったキャスト・スタッフ陣。来日ゲストによる初日舞台挨拶登壇は異例で、先行前売り券の倍率は10倍、一般発売は即完した。そんな期待を高めたファンたちの熱気あふれる会場に来日ゲストが登場すると、大歓声が沸き起こった。主演のエディは「コンニチハ。本当に日本は特別な国です。今年、2回目の来日ですが、来るたびに好きになります。『ファンタスティック・ビースト』の世界の新しいキャラクターに愛を感じてほしい」と呼びかけ、今年のシネマコンで"日本に行きたい"と言っていたアリソンは「ニホンダイスキ。ワールドツアーの最終日を素敵なみんなと日本で迎えられてうれしいです。こんな魔法のような経験をしたことはありません。夢って叶うんですね」と感極まって涙ぐむ一幕も。さらに、ダン・フォグラーも「ニホンダイスキ」と日本語で挨拶し、「昨日は本当に楽しかった。キャラクターの衣装を着て来てくれたり、日本のファンの愛を感じました」と前日のファンイベントを振り返った。そして、イェーツ監督は8時15分開場と早い時間の実施にも関わらず集まった観客に「朝早くから大勢集まってもらえてうれしい。4週間前に完成したばかりの作品で、何百人ものスタッフが携わりました。きっとみんなが今日ここに来たら興奮したと思います」と感激し、「『ハリー・ポッター』シリーズに続く作品としてふさわしい作品です」と自信。プロデューサーのヘイマンは「今日、みなさんにこの映画を届けられるのがうれしいです。一つ一つの場面にJ.K.ローリングの精神があふれているので、私たちが楽しんで作ったのと同じように楽しんで観てほしい」とアピールした。さらに、記念すべき初日を、日本の伝統衣装を着て、日本の伝統儀式でお祝いすべく、名前入りの"ファンタビ"法被を着ると、エディは「色がかわいい。ロンドンでも着ようかな」と大興奮。そして、日本ならではの鏡開きに挑戦すると、エディは「すごい体験をしました。一生忘れることはありません」と感激し、「日本のみんながこの作品を愛してくれれば、また日本に戻って来られると思います」という言葉で、同イベントおよび3日間に及ぶ日本でのプロモーションを締めくくった。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日来日中のエディ・レッドメインが11月22日(火)、都内で行われた主演作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開前夜イベントに出席。抽選で選ばれたラッキーなファン400人を前に“パパ”の顔を披露した。「コンニチワ、ニホン、アイシテマス!ここにいると、日本の皆さんの愛を感じるね。ハートを込めて完成させた作品が、君たちのハートに届いて、共有できれば本当にうれしいよ」とファンへの謝意を示したエディ。今年6月には、ハンナ・バグショーとの間に、第一子となる女児が誕生したばかりだが、ファンからの質問に答える形で「とてもかわいいけど、夜泣きには悩まされているよ。しっかり寝付いてほしいんだけど、夜泣きを止める魔法はないかな?」とジョークを交えながら、「もちろん、魔法が使えるなら、魔法で彼女を守りたいね」と子煩悩な素顔を見せていた。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。この日はニュート役のエディに加えて、アリソン・スドル(アメリカの魔法省で働くティナの妹・クイニー役)、ダン・フォグラー(パン屋開店を夢見るノー・マジ=人間のジェイコブ役)、『ハリポタ』シリーズ後半4本を手がけ、メガホンもとるデヴィッド・イェーツ監督、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンが出席。トークに加えて、プレゼント抽選会もあり、大盛り上がりだった。本作は「ハリー・ポッター」シリーズと同じ魔法の世界を舞台に、原作者のJ.K.ローリングが脚本を手がけており、イェーツ監督は「ストーリーテリングの素晴らしさはもちろん、暖かみやウィット、冒険心や魔法といった彼女のエッセンスが凝縮されている。何よりここにいるキャストが演じた登場人物は、すぐに友だちになって一緒に冒険したくなると思わせる存在。たちまち夢中になるはずだよ」と魅力を語っていた。「日本は穏やかで、とても癒される。僕が暮らすニューヨークは騒がしくて、ゴチャゴチャしているからさ」(ダン)、「また日本に来られたら、次は桜や富士山を見たり、お茶会も体験してみたいわ。日本でいられさえすれば、何も必要ないわ」(アリソン)と共演陣は、すっかり日本がお気に入りの様子だ。すでに5部作での製作が決定しているなか、ヘイマン氏は「ここにいる全員が、日本が(シリーズの)舞台になることを祈っている…と言っても、我々に決められることじゃないけどね(笑)」とローリング氏が日本を舞台にすることに期待を寄せていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日『ハリー・ポッター』のJ.K.ローリング原作による新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のスペシャル・ファン・ナイトが22日、東京・表参道ヒルズで開催。来日したエディ・レッドメイン、アリソン・スドル、 ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが登壇し、ハリー杉山と高橋愛がMCを務めた。エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーと、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く本作。エディはまず「コンニチハ! 日本、愛シテマス」と日本語であいさつし、「世界でも日本の『ハリー・ポッター』ファンは有名ですよ。ぜひ『ファンタスティック・ビースト』のファンにもなってほしいです」と笑顔で訴えかけた。アリソン・スドルも「昔から日本が大好きですが、もっともっと大好きになりました」と満面の笑みを見せると、ダン・フォグラーも「スゴーイ」と日本語で感激する。5人が挨拶をし終えると、なんとセルフィタイムに。エディは「僕ほどメカ音痴はいないので、自撮り棒にとっては災難だね」と苦笑いしながら、ファンたちを背景に5人での自撮りを行った。ファンからのQ&Aでは、6月に第1子のパパとなったエディに「子どもにかけたい魔法は?」という質問が入る。エディは日本語で「アリガトウゴザイマス」と感謝した後、「かけたい魔法は2つあります。知恵を授けてあげたいというか、子どもを守る魔法をかけたい。でも、現実を見ると、いまは毎日夜泣きに悩まされているので、一晩だけでもいいから静かに寝てほしいかなと(苦笑)」と、父親らしいコメントを述べた。また、ダンは「日本が大好きです」と何度も繰り返す。「僕はNY出身だけど、NYはごちゃごちゃしているから、東京にはとても癒やされます。また、今朝の地震には大騒ぎして廊下に出たんだけど、みんなが穏やかにしていて冷静でした。そこで、ああ大丈夫だなと思ったんです。まあ、僕は地震があっても日本に残りたいけどね」Q&Aが終わると、キャスト直々に手渡しされるスペシャル・グッズのプレゼント抽選会も開催され、会場の熱気はムンムン状態に。最後にエディは興奮しながら「本当に言葉を失っています。J.K.ローリングさんが『日本のファンは素晴らしい』と言っていたけど、まさにみなさんの愛を感じています」と感謝の言葉で締めくくった。
2016年11月22日“ハリー・ポッター”の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開前日スペシャル・ファン・イベントが11月22日、都内で行われ、主演を務めるエディ・レッドメインが出席。抽選で選ばれたラッキーなファン400人を前に「ニホン、アイシテイマス!本当に皆さんの愛を感じるし、僕らが心をこめて作った本作が、皆さんの心にも届けば」とアピールし、会場を盛り上げた。スペシャル・ファン・イベントの模様圧倒的な知識と情熱をもつ魔法動物学者で、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもあるニュート・スキャマンダーが、1926年のニューヨークで、魔法のトランクから滞在先のニューヨークに逃げ出してしまった魔法動物の行方を追いながら、魔法界と人間界を揺るがす一大ピンチに立ち向かう。この日はレッドメインに加えて、来日中のアリソン・スドル(アメリカの魔法省で働くティナの妹・クイニー役)、ダン・フォグラー(パン屋開店を夢見るノー・マジ=人間のジェイコブ役)、メガホンをとるデヴィッド・イェーツ監督、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンが駆けつけた。『ハリポタ』シリーズ後半4本も手がけたイェーツ監督は、「ストーリーテリングの素晴らしさは変わらないし、暖かみやウィット、冒険や魔法が満載。何より親しみがあり、ともに歩んでいきたいと思えるキャラクターがたくさん登場する。とても彼女らしいよ」とシリーズの生みの親であり、本作で脚本を手がけたJ・K・ローリングを絶賛。また、ヘイマンは「次回作以降で、日本が舞台になることを祈っているよ。僕らでは決められないことだけど(笑)」とシリーズの構想を語った。フォグラーは「日本はとても穏やかで、本当に癒される。僕は騒がしくてゴチャゴチャしたニューヨーク暮らしだからね」とすっかり日本を気に入った様子。スドルも「ぜひ、今度は桜や富士山を見たり、お茶会も体験したい。日本にいられれば、何も必要ないわ」と日本愛を熱弁していた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年11月22日全米をはじめ、世界中で興行ランキング初登場1位の大ヒットスタートを切った『ハリー・ポッター』の新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。11月23日の日本公開を前に来日したデヴィッド・イェーツ監督にインタビューした。主演は『博士と彼女のセオリー』(14)のアカデミー賞俳優、エディ・レッドメイン。エディが演じた主人公ニュート・スキャマンダーは、動物といる方が気楽だというちょっぴり変わり者の魔法動物学者だ。ニュートは魔法動物(ビースト)たちを魔法のトランクに入れて持ち歩いていたが、ある日動物たちが逃げ出したことで大騒動となる。『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが、初めて映画の脚本を手がけたことでも話題となっている。デヴィッド・イェーツ監督といえば、『ハリー・ポッター』シリーズで『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)以降の後半4作のメガホンをとり、ミステリアスかつスリリングな作風で大人のファンまでをも魅了したポッタリアンお墨付きのヒットメーカーだ。今回はエディからチャーミングな魅力を引き出し、本作を心躍る冒険ファンタジーに仕上げた。――エディ・レッドメインと初めて組んでみていかがでしたか?エディはこれまでの作品でもそうでしたが、本当に体全体を使って演技をする役者だなあとつくづく感じました。今回、ニュートが初めて登場する時、ト書きに「ニューヨークで、船から(バスター・)キートン風の歩き方でやってくるニュート」と書いてあったのですが、彼はまさにそういう雰囲気で現れたんです。――エディを演出していて、一番印象に残ったシーンについて教えてください。ニュートがサイのような魔法動物に対して求愛ダンスをするシーンがあるんです。それでエディに「ぜひ求愛ダンスの練習をしてきてほしい」とお願いしました。撮影日まで数週間の準備期間があったので、エディの方から「こういうのはどうですか?」といくつか提案してくれたんです。その時、僕は「もっとセクシーに! これじゃあ足りない。もっともっと」とダメ出しをしました。なんといってもサイのようなクリーチャーを誘惑しなくちゃいけないので、すごくセクシーさがほしいと思ったんです。ただ、周りから見るとすごく滑稽な要求ですよね(苦笑)。でも、エディは真面目なので、献身的に取り組んでくれました。それで本番の撮影中に、太ももの筋肉を痛めてしまって。少し休憩を取ってからまた撮影をした次第です。でも、おかげさまでとても奇妙ないい感じの求愛ダンスになりました。――本作は、大人から子どもまで楽しめる娯楽作に仕上がりました。メインターゲットとしてはどういう層を意識されたのですか?今回は主人公が大人なので、『ハリー・ポッター』シリーズよりは大人向きになっています。とはいえ、ニュートは無垢で、まるで子どもが大人になってしまったような純真な人だから、そこが見ていて面白いんです。いわば大人のための『ハリー・ポッター』になるのかなと。でも、魔法動物たちが出てくるし、子どもたちも怖い思い自体を楽しんでくれるところもありますので、実際には子どもたちもすごく楽しんでいただける作品になりました。公開前にアメリカとロンドンで2回試写会をやりましたが、幼い子たちがとても喜んでくれました。子どもにとってはダークすぎるんじゃないかと思っていたので意外でしたね。でも、考えてみたらおとぎ話自体がもともと闇の部分を語っていたり、世の中にはこういう怖いこともあるんだよと教えてくれる役割があると思うので、納得はしましたね。――J.K.ローリングさんと共に脚本を手掛けられた感想を聞かせてください。J.K.ローリングさんの方から「今回初めて映画の脚本を書くのでとても緊張しているけど、ワクワクもしている」と言われました。彼女は驚異的な想像力をもった素晴らしい作家ですが、何よりもものを書くことや作り上げることが純粋に大好きな方なんです。脚本家にはいろいろなタイプの方がいますが、その多くは脚本を書くことにとても苦労していると思うんです。何かを0から生み出すことはとても大変で、時には自分の中から無理やり引き出して書かないといけないから、苦痛を感じることもあるでしょう。でも、J.K.ローリングさんの場合はそうじゃないんです。彼女の頭の中はすでに書きたいものであふれていて、彼女はただそれを開放するかのように書いていく感じなんです。――ということはスラスラと楽に書いていく感じなのでしょうか?そうですね。きっと彼女にとってものを書くという作業は心地良いものなんだと思います。書く作業自体が彼女にとって浄化作用をもたらすというか、そこが自分自身を開放できる場なんでしょうね。だから書いている時は常にハッピーな状態だし、作業場なんかも必要なくて、どこでも書ける方のようです。――まさに才能というものを感じます。では、かなりアグレッシブに執筆されていったのですね。彼女はとにかく仕事熱心な方で、多産的だし書くのも早いんです。例えば、ちょっとわからないことがあったりするとメモを渡すんですが、その後で彼女は徹夜をして脚本を書き直したりしてくれます。こっちがお願いしなくてもどんどん書いてくれるんです。作業スピードもかなり早くてびっくりしますよ。例えばある時、物語の骨組みのポイントをまとめたものを欲しいとお願いしたんです。その時は12Pくらいのものをリクエストしたんですが、なんと2日間で102ページもの文章を書いてきてくれました。彼女の中からあふれ出るものがあるんでしょうね。しかも彼女はすごく謙虚で、ちゃんと我々の意見を聞く耳ももってくださっているし、フィードバックもちゃんとしてくれるんです。だから僕たちも現場でいろんなことを試せるし、お互いに最善のものを生み出すような形で仕事に臨むことができました。今回、本当に良いコラボレーションができたと思います。■プロフィールデヴィッド・イェーツ1963年11月30日、イギリス生まれの映画監督。『ハリー・ポッター』の映画シリーズ全8作のうち、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09) 、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10) 、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)の後半4本を手がける。近作は『ターザン:REBORN』(16)など。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月22日『ハリー・ポッター』のJ.K.ローリング原作による新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のジャパンプレミアが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催。来日したエディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、 ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサー、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOらが登壇した。まずは日本語吹替版で主人公ニュートの声を担当する宮野真守をはじめ、豪華な日本人ゲストがレッドカーペットに登場し、会場のボルテージがアップ。続いて光を灯す呪文「ルーモス(光よ)」の掛け声で会場が光に包まれ、エディ・レッドメインはじめ来日キャストやスタッフ陣が現れた。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)と、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く本作。ステージでは、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOが最初に登壇し「この映画は僕にとって"FBM"です。"ファンタスティック・ベスト・ムービー"ですから」と言うと会場から拍手が起こり、続いてDAIGOが持ってきたニュートのトランクからエディが飛び出すという演出に会場が沸く。エディは「コンニチハ」と元気に日本語であいさつをし、会場のファンの心をわしづかみに。「日本にはJ.K.ローリングや『ハリー・ポッター』のファンがたくさんいると聞いてます。僕たち出演者も『ハリー・ポッター』の大ファンですが、映画を観た後は『ファンタスティック・ビースト』のファンになってください」とアピールした。キャサリン・ウォーターストンも「トーキョー大スキ」と日本語であいさつし、「本当に献身的に作品を作りました」と笑顔を見せる。アリソン・スドルは「私は少女時代から日本に来るのが夢でしたが叶いました」と大はしゃぎ。ダン・フォグラーも愛嬌たっぷりに「東京ってすごいね。僕は今回、宝くじに当たったような気分です」と上機嫌に語った。最後に、DAIGOがエディに「日本のみなさんにかけたい魔法は何ですか?」と尋ねると、エディは「ニュートのトランクは実は中が広いんです。みなさんから温かい歓迎を受けたので、全員をトランクに入れて持ち帰りたいです」と言うと、会場から黄色い歓声が沸き起こり、DAIGOも「ファンタスティック!」と大喜びだった。
2016年11月21日『ハリー・ポッター』と同じ世界を舞台にした新シリーズの第1弾となる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジャパン・プレミアが11月21日(月)に開催され、エディ・レッドメインをはじめ、来日した主要キャストが揃って出席した。新シリーズの主役の魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを演じるエディをはじめ、ヒロインで、アメリカの魔法省で働くティナ役のキャサリン・ウォーターストン、その妹・クイニーを演じたアリソン・スドル、シリーズ初の“ノー・マジ(=人間)”のメンバーであるジェイコブ役のダン・フォグラー、『ハリポタ』シリーズからメガホンを握るデヴィッド・イェーツ監督らが来場。あいにくの雨にもかかわらず、およそ800名が会場に足を運び、魔法界のコスプレでレッドカーペット脇から熱い声援を送った。エディらはそんな日本のファンの熱烈な歓迎に感激した様子で満面の笑みを浮かべて、レッドカーペット上を歩き回り、ファンの求めに応じてサインや握手、写真撮影を気さくに行なっていた。ステージでのイベントには日本で本作の宣伝大使を務めるDAIGOも登壇。DAIGOさんが運んできたトランクからエディが登場するという演出に会場は歓声に包まれる。さらに、エディが杖を取り出し、扉を開ける魔法である「アロホモラ」を唱えると、ステージ後ろの扉が開き、キャサリンらが登場した。エディは「コンニチハ!」と日本語で挨拶し、ぴょんぴょんとステージ上を飛び跳ねながら「とってもとっても興奮してます!東京、日本が大好きです!」と語る。キャサリンも開口一番、日本語で「東京、ダイスキ!」と語り、日本のファンの心をわしづかみに。DAIGOさんから「もしも、日本のファンに向けて魔法を使うなら?」と尋ねられたエディはしばし思案し「僕が演じたニュートの持っているトランクの中は、実はものすごく広いんです。だから、『ファンタスティック・ビースト』のファンのみなさんを入れて持ち帰りたいね!」と語り、ファンには何とも嬉しい言葉に、会場はこの日一番の熱狂に包まれていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日11月23日(水)から公開になる“ハリー・ポッター”の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でオスカー俳優のエディ・レッドメインが主演を務めている。これまでも徹底的に研究し、準備を積んで役をつくりあげてきたレッドメインは、大作ファンタジーでも、これまでと同様に準備を重ねて撮影に入ったようだ。その他の写真レッドメインは英国生まれの俳優で、映像だけでなく舞台でもローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞に輝くなど実績を積んできた演技派だ。『博士と彼女のセオリー』では難病のスティーブン・ホーキング博士を演じるために調査を重ね、ホーキング博士から「まるで自分自身を見ているようだ」と言われるほどの演技を披露。若くしてアカデミー主演男優賞に輝いた。その後もレッドメインは、『リリーのすべて』で世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人のリリー・エルベを演じるなど、難役に挑み、高評価を集めている。そんな彼が新たに挑むのが、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーだ。ニュートは、個性豊かな魔法動物を誰よりも愛し、研究しており、その熱意はなみなみならぬものがあるが、それ以外のことになると少し抜けていて無頓着。人間と共にいるよりも、少しやっかいで危険な場合もある魔法動物と一緒の方が落ち着き、良い表情を見せる。そんな愛すべき人物だ。レッドメインは超大作であっても、演技のアプローチを変えることはなく、動物たちと最も近い場所にいる人=飼育員と行動を共するところから調査を始めた。さらに彼は動物学者からも話を聞き「人間と動物の間に芽生える魔法のような関係をたくさん発見できた。その経験が演技の仕草にも感情にも役立ってくれた」という。その証拠に、完成した映画の中のレッドメインは、言葉の通じない魔法動物相手に“人間相手”とはまったく違う距離感や仕草、行動でコミュニケーションをはかっており、それらはすべて、レッドメインの真摯な調査と試行錯誤から生まれたものだ。本作は、ハラハラするドラマや、大掛かりな魔法のシーンも数多く登場するが、レッドメインが心血を注いで演じたニュートと魔法動物の交流シーンも大きな見どころになっている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年11月19日俳優のエディ・レッドメインが、過去に浮上していた歌手のテイラー・スウィフトとの熱愛説を否定した。現在は妻ハンナ・バグショーとの間に生後5カ月の娘を持つエディは、2011年にささやかれていたようなテイラーとの熱愛の事実はないとしながらも、『レ・ミゼラブル』のオーディションに来たテイラーには感銘を受けたとコメントした。米トーク番組『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ』への出演時、エディは「その噂が完全にデマだとお伝えするよ。テイラー・スウィフトとデートに行ったことなんてないよ。会ったことはあるけどね」と熱愛説を否定。その上で、「彼女は『レ・ミゼラブル』のオーディションで素晴らしかったんだ。だからその時、一緒に歌う機会はあったけどね。僕にとっては大きな出来事だったよ」と語り、「でもデートに行ったことはないからね」と加えた。(C)BANG Media International
2016年11月19日エディ・レッドメインが主人公を演じる、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、“ものまねメイクファンタジスタ”のざわちんが、エディ演じる主人公ニュート・スキャマンダーになりきって、魔法のトランクに日本人として初潜入したいたことが分かった。これまでの「ハリポタ」の世界観を正当に受け継いだ新シリーズとなる本作。魔法動物の調査で世界中を巡っていたニュート・スキャマンダーが、ニューヨークに降り立つところから、本作は幕を明ける。エディ扮する新主人公のニュートは、おっちょこちょいで人見知りの魔法使い、動物といるほうが気が楽な魔法動物学者。ハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法魔術学校の先輩にもあたる。今回、ざわちんはメイクだけでなく、全身もそっくりにニュートに変身。エディの故郷であり、「ハリポタ」誕生の地にして魔法界の入口であるロンドンに降り立った。ざわちんといえば、レディー・ガガのものまねメイクで本人との2ショット撮影をしたりと海外進出も果たし、「嵐」やウィル・スミスにいたるまで年齢、性別、さらには国籍問わず、ものまねメイクを披露してきた。「『リリーのすべて』をみてからがっつりエディ・レッドメインにはまった。毎回役によって別人のように容姿がかなり変わるエディ・レッドメイン。ファンタビ公開が待ち遠しい」とツイートするほど、エディに魅了されるざわちん。自らエディ扮するニュートになりきって、劇中のセットを制作したスタッフにより忠実に再現された、YouTube Space Londonにある“魔法のトランクの中”のニュートの部屋に日本人で初めて潜入、そのレポート映像を自身のYouTubeで公開した。映像では、本編では決してみることのできないニュートの本棚にある本の中身や、世界各地を旅していることが分かる小物など、細部までレポート。あの魔法のトランクの中に、こんな世界が広がっているなんて!と驚きつつも、ニュートの秘密をのぞき見ることができそうだ。映像では、ニュートになるためのメイク方法も伝授しているので、ニュートのなりきりメイクで21日(月)から来日するエディに会いに行くことができるかも…。かつてない魔法の数々に胸躍る本作の公開まで、いよいよあと5日。この魔法のトランクの中に広がる世界に、注目していて。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月19日エディ・レッドメインが、自身とテイラー・スウィフトにまつわるうわさを一蹴した。今週テレビ番組「Watch What Happens Live」に出演したエディは、視聴者から「2012年にテイラー・スウィフトと交際したといううわさがあるけど…」と聞かれ、「そのうわさはこれで完全に止めることができるよ。僕はテイラー・スウィフトと交際したことはない。でも、テイラーと会ったことはあるんだ」と答えた。その「会った」場所というのは、エディがマリウス役を演じた『レ・ミゼラブル』のオーディション。「オーディションに参加していたテイラーと一緒に歌ったよ。彼女は本当に素晴らしかった。彼女と一緒に歌った瞬間は僕にとってかけがいのないものだね。でも僕たちはデートしたことはないよ」と再度うわさを真っ向から否定。テイラーがエポニーヌ役のオーディションを受けたことはすでに報道されていたが、エディ本人からデュエットまでしていたことが明かされるとは驚きだ。スカーレット・ヨハンソン、リア・ミシェル、ヘイデン・パネッティーアも狙っていたと言われるエポニーヌ役は、最終的にサマンサ・バークスが演じることとなった。(Hiromi Kaku)
2016年11月18日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインが、同作の著者・J.K.ローリングに初めて会ったときのことを興奮気味に語った。『ファンタビ』の撮影に入る前の2作品は、『リリーのすべて』のリリー・エルベ、『博士と彼女のセオリー』のスティーヴン・ホーキングと、実在する人物を演じたエディ。伝記を読んだり、存命のホーキングには会うなどして役作りができたが、ニュートは久々のフィクションの世界の人物…。ならば著者に話を聞くしかない!と意気込んでローリングに会いに行ったそうだ。2人が確保できたのはわずか1時間。ニュートについて徹底的に話し合ったという。「素晴らしい時間だったし、ニュートの多くは彼女の個人的な話と結びついていた。彼女は素晴らしい想像力を持っているけど、実はキャラクターの多くは彼女の周りにいる、よく知っている人たちをもとに描いていると思う。だから詳しくは言えないけど、ニュートのキャラもある特定の場所から誕生したんだよ」と明かす。2人が最も深く議論したのは、ニュートは本来、全くヒーローらしくないヒーローだということだ。「ニュートは気乗りしないながらも、自分の中にヒーローっぽさを見出す。彼の魔法生物への愛と、彼の背中を押してくれる魔法生物との良き関係がそうさせるんだ」とエディはローリングとの対談で得たことを教えてくれた。(Hiromi Kaku)
2016年11月11日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)で主演を務めるエディ・レッドメインらが、11月23日に都内で行われる初日舞台挨拶に登壇することが9日、明らかになった。舞台挨拶には、新主人公ニュートを演じるエディ・レッドメインのほか、素直で明るい魔法使いクイニー役のアリソン・スドル、魔法の世界に初めて誘われる人間(マグル=米国ではノー・マジ)のジェイコブ(ジェイコブ・コワルスキー)役のダン・フォグラー、魔法の世界を知り尽くしているデイビッド・イェーツ監督、『ハリー・ポッター』全作を手掛けてきたプロデューサーのデイビッド・ヘイマンが登壇する予定だ。エディら4人が登壇するのは、公開初日11月23日の丸の内ピカデリー1での9時の回上映前の舞台挨拶。チケットは「チケットぴあ」にて11月12日11時より先行抽選販売(プレリザーブ)、11月19日10時より一般販売にて発売が開始となる。4人は、21日、22日と日本でプロモーションを行った後、この舞台挨拶が、今回のプロモーションで最後にファンの前に立つ場となる。エディは「日本は大好きだよ」と明かす。その言葉を裏付けるように、以前、長野県の妻籠に行った際、「トレッキングをしたら、熊のサインがついたベルがあったんだ。“熊が近づいて来ないように、このベルを鳴らしてください”と書いてあって最初は優しく鳴らしていたんだけど、最後の頃までには、妊娠していた妻と僕はがんがん強く鳴らしていたよ(笑)。魔法動物学者としては、良くない行為だったね(笑)」と、日本でのおちゃめなエピソードも明かした。日本で歌手デビューもしているアリソン・スドルも「私は日本が大好きなの。どこかで茶道をやりたいわ」とコメント。フォグラーもまた、「日本に行くのが待ちきれないよ」と来日を心待ちにしている。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年11月10日まもなく来日する『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のエディ・レッドメインらキャスト陣と、デイビッド・イェーツ監督、そしてプロデューサーのデイビッド・ヘイマン。このほど、彼らが11月23日 (水・祝) の初日舞台挨拶に登壇できることが明らかになった。『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画の脚本を書くためにペンを取った本作。シリーズ後半4作品のイェーツ監督とのタッグで、これまでの『ハリポタ』の世界観を正統に受け継いだ新シリーズが、まもなく日本でもお披露目される。本作『ファンタビ』の舞台となるのは、1920年代のアメリカ、ニューヨーク。かつてホグワーツ魔法魔術学校で学んだ魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが、新たな魔法の世界を牽引する。今回、実施が緊急決定した舞台挨拶には、新主人公ニュートを演じるエディ、素直で明るい魔法使いクイニー役のアリソン・スドル、魔法の世界に“初めて誘われる人間(マグル=米国ではノー・マジと呼ばれる)”で楽観的な性格のジェイコブ役のダン・フォグラー、さらに、魔法の世界を知り尽くしているイェーツ監督、『ハリー・ポッター』全作を手掛けているプロデューサーのヘイマンが登壇予定。公開初日の11月23日 (水・祝) 丸の内ピカデリー1、9時の回上映前の舞台挨拶となり、チケットは「チケットぴあ」にて11月12日(土)11時より先行抽選販売(プレリザーブ)、11月19日(土)10時より一般販売にて発売が開始される。エディ、アリソンら5名は、21日(月)、22日(火)と日本でプロモーションを行った後、この舞台挨拶が、今回のプロモーションでファンの前に立つ最後の場となる。エディは、「日本は大好きだよ」と言う。その言葉を裏付けるように、以前、長野県の妻籠宿に行った際、「トレッキングをしたら、熊のサインがついたベルがあったんだ。“熊が近づいて来ないように、このベルを鳴らして下さい”と書いてあって最初は優しく鳴らしていたんだけど、最後のころまでには、妊娠していた妻と僕はがんがん強く鳴らしていたよ(笑)。魔法動物学者としては、良くない行為だったね(笑)」と、日本でのおちゃめな思い出エピソードも明かしてくれた。また、ソロ・アーティスト「ファイン・フレンジー」として活動していたアリソンは、日本でもデビューしているが、「私は日本が大好きなの。どこかで茶道をやりたいわ」とコメント、ダンも「日本に行くのが待ちきれないよ」と語っており、2人とも来日を心待ちにしている様子だ。残念ながらティナ役のキャサリン・ウォーターストンは不参加となる模様だが、彼らが大好きな日本で、本作について、自身のキャラクターについて何を語ってくれるのか要注目だ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日俳優のエディ・レッドメインが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場している新悪役カイロ・レン役のオーディションを受けていたことを明かした。公開が間近に迫っている『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主役のニュート・スキャマンダーを演じているエディだが、『スター・ウォーズ』の悪役を演じたかったようだ。カイロ・レン役はアダム・ドライバーが演じているが、エディはそのオーディションの詳細について、「『スター・トレック』みたいなシーンや、『高慢と偏見』みたいなシーンを与えられたんだ。あそこまでトップシークレットな映画だと実際のセリフは渡されないんだよ。だから『高慢と偏見』の1シーンを与えられたわけだけど、でも悪役のオーディションだと言われるんだ。僕みたいなタイプだと、馬鹿げた話し方をそこで始めるわけさ」とUproxx.comに明かした。さらに、「本当に笑っちゃうような状況だったね。(キャスティングディレクターの)ニナ・ゴールドに感謝しなくちゃいけないね。彼女は僕をいろんな映画にキャスティングしてくれているから。彼女がそこにいて、僕は何度も何度も僕なりの(ダース・ベイダーが息をしているような)違うバージョンの声をやったわけさ。それで10回くらいやった後、彼女が『ほかにまだある?』って言うから僕は『ノー』って答えたね」と続けた。結果的にカイロ・レンには選ばれなかったエディだが、新作で幼いころから夢中だったという魔法使いの役を演じられているため、あまり気にしていないようだ。以前のインタビューでエディは「マジシャンが誰かを半分に切るとかトリックのための商品を買うようなダヴェンポーツっていうすごく楽しいお店があったんだ。ポッターの雰囲気を持っていたね」「今回の映画にキャスティングされた時、うちのおばあちゃんは『お前が魔法使いを演じる日がくるとわかっていたよ』って言ってたね。すごく感激していたよ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年11月10日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主人公を演じるエディ・レッドメインが、意外な役のオーディションを受けていたことを明かした。エンタメ情報サイト「Uproxx」のインタビューに応じたエディは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役のオーディションについて詳しく語った。「ああいうトップシークレットの映画は、実際のセリフなんて読ませてくれないんだよ。だから『高慢と偏見』のワンシーンが用意されていて、『これは悪役のオーディションよ』と言われて、そのシーンにおかしな声を乗せなきゃいけなかったんだ」。そのオーディションを担当していたのが、エディに『レ・ミゼラブル』や『博士と彼女のセオリー』の役をくれて面識のあったキャスティング・ディレクターのニーナ・ゴールドだった。彼女の前で10パターンほどの(ダース・ベイダーのような)「クー・パー・クー・パー」の呼吸音を披露しなくてはならず、「おもしろい経験だった」と笑う。彼女に「手ごたえはあった?」と聞かれ、エディは「全然」と答えたそうだ。結果、カイロ・レン役はアダム・ドライバーの手に。エディは、過去にドーナル・グリーソンとさまざまな役を競ったと公言しており、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではドーナルが演じるハックス将軍役のオーディションを受けたのではとうわさされていたが、実際はカイロ・レン役の方であった。(Hiromi Kaku)
2016年11月09日アカデミー賞俳優エディ・レッドメインをはじめ新たなキャストを迎える、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、エディが演じるニュートやその仲間たちと、コリン・ファレルが演じるアメリカ魔法議会長官のキャラクターポスターが一挙に到着した。本作は、『ハリポタ』の原作者J.K.ローリングが、映画のために脚本を手がけた渾身の一作。主人公となるのは、おっちょこちょいで人見知りの魔法使い、動物といるほうが気が楽な、エディ演じる魔法動物学者ニュート・スキャマンダー。到着したビジュアルでも、ニュートのお気に入りで、彼のポケットにいるのが好きな緑色の木の妖精“ボウトラックル”のピケットくんと一緒だ。また、先日、来日した造形美術監督ピエール・ボハナが「ニュートは、ちょっとズボラであまり手入れをしないから、杖は傷だらけなんだ」と明かしていたように、よく見ると、彼の杖には傷がたくさんついていることが分かる。新たな魔法の世界のヒロイン、ティナを演じたキャサリン・ウォーターストンの「ニュートとそれぞれの魔法動物のシーンは素晴らしいの。魔法動物に対する好奇心や優しさが、とても魅力的なの」という言葉を裏付けるように、魔法動物ニフラーについて書かれたメモが開いているトランクに貼られているなど、魔法動物に没頭するあまり、杖のことなど二の次なのかもしれない。本作では、そんなニュートの魔法のトランクから、魔法動物が逃げ出してしまうことから物語が始まるのだが…。そのキャサリンが演じるMACUSA(米国魔法議会)で働くティナは、賢く、意志の強い魔女であることが見て取れる。かつては闇の魔法使いを捕まえる闇祓いだったが、感情に流され、無断で魔法を使い、職務を逸脱したことで、単調なデスクワークに降格されてしまった。ティナが捜査官としての地位に復帰したいと望む一方、固い絆で結ばれた妹のクイニー(アリソン・スドル)は、ティナと同じくMACUSAで働くが、姉のように野心は抱いていないようだ。活発で美しく、自由奔放な性格のクイニーは、レジリメンス(開心術)の使い手で、相手の心を読むことができる。さらに本作では、人間(マグルのこと=米国ではノー・マジ)が仲間になる。缶詰工場で働くジェイコブ(ダン・フォグラー)の夢はパン屋になることと、新鮮でおいしいご馳走を作ることだが、資金を確保できず、諦めかけていたところでニュートに出会い、魔法動物たちが引き起こす大騒動の中に巻き込まれていく。一方、MACUSAの長官で闇祓いのグレイブス(コリン・ファレル)は、最高ランクの役人で最も尊敬される人物のひとり。ニュートが禁制の魔法生物を詰めたトランクとともに未許可で入国したことを知った彼は、ニュートの目的を疑う。そのためか、厳しい目をこちらに向けているが、彼の隣には、あの気になるマークが!ニュートと仲間になったティナ、クイニー、ジェイコブの3人は人間界と魔法界をまたにかけた、ある大事件に巻き込まれていくというが、グレイブスはどのようにニュートたちと関わっていくのか?そしてなぜ、“死の秘宝”のマークが?このキャラクターたちが織りなすのは、まちがいなく波乱含みのストーリーとなりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(Vivienne Westwood Red Label)から、クリスマスシーズンに向けた限定コレクションが登場。ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル 全店と、ヴィヴィアン・ウエストウッドの限定店で2016年11月18日(金)より発売する。プレゼントに最適な限定コレクションは、ニットのカーディガンとプルオーバー、Tシャツ、クラッチバッグ、ベルトの5つのアイテムが揃い、それぞれ限定ギフトボックスが付属する。採用された柄は、ヴィヴィアン・ウエストウッドの過去のコレクションで登場したアーカイブである「ウォレスプリント」をアレンジしたアートワーク。ブラックとゴールドのクラシカルな模様で、特別感満載の仕上がりとなっている。なお、渋谷西武店ではブラック×レインボープリントの限定カラーを使用したクラッチバッグも販売される予定だ。【詳細】Vivienne Westwood Red Label 限定カプセルコレクション発売日:2016年11月18日(金)取り扱い店舗:ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル 全店、ヴィヴィアン・ウエストウッド 盛岡店・渋谷西武店・岩田屋店・熊本鶴屋店※渋谷西武店ではクラッチバッグ限定カラー(ブラック×レインボープリント)を発売予定。価格:Tシャツ 15,000円+税ベルト 18,000円+税クラッチバッグ 35,000円+税ニットプルオーバー 22,000円+税ニットカーディガン 25,000円+税【問い合わせ先】ヴィヴィアン・ウエストウッド インフォメーションTEL:03-5791-0058
2016年10月22日世界中を魅了しつづける『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、10月13日(現地時間)ロンドンとロサンゼルスのIMAX会場に本作のキャストと監督、プロデューサーが参加し、各国の会場および、オンライン上で中継を観ている全世界ファンと一丸となるグローバルファンイベント「A RETURN TO J.K. ROWLING’S WIZARDING WORLD The Global Fan Event」(J.K.ローリングの魔法の世界が再びやってくる)が開催された。本作は、原作者のJ.K.ローリングが、映画のための脚本を書くためにペンを取った渾身の一作で、ハリー・ポッターと同じあの魔法世界の新しい物語を綴るストーリーとなっている。また本作は、シリーズ4作の監督、デイビッド・イェーツとのタッグとあって、世界中が公開を待ち望んできた。この日、本シリーズの衣装に身を包んだ“ポッタリアン”はもちろん、早くも主人公・ニュートの衣装に身を包み、杖やトランクだけでなく、魔法動物のボウトラックルまで連れて来てしまうほど熱狂的な“ファンタビスト”が全世界の会場に詰め掛けた。ロンドンでは、撮影で実施に使用した衣装の展示や、予告編が上映されるモニターが設置され、各会場でも劇中写真のパネルが展示されるなど世界中のファンたちを釘付けに。ロンドンの会場には、本作の主人公・ニュート役のエディ・レッドメインを始め、キャサリン・ウォーターストン(ティナ)、アリソン・スドル(クイニー)、ダン・フォグラー(ジェイコブ)、イェーツ監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンが。ロサンゼルスにはコリン・ファレル(グレイブス)とジョン・ボイト(ショウ)が登壇すると会場はヒートアップ!また、本作の舞台となるニューヨークを始め、サンパウロ、メキシコシティ、ローマとも中継が結ばれると、各会場は歓喜に包まれた。まず、エディが開口一番に「劇場にニュート・スキャマンダーのコスプレをした人が大勢いるので、とても興奮しているんだ」と明かすと、キャサリンも「最高ね。とても圧倒されているわ」と興奮を隠せない様子。作品の情報が多く明かされていない本作だが、SNSなどでも質問を募り、少しでも情報を聞き出したい世界中のファンから寄せられた質問に回答。演じたキャラクターについては、「僕が一番気に入っているのは、ニュートがとても情熱的な男だということ。僕もまた、何かに集中していると、そればかりに夢中になってしまうんだ。そこが共感する点だね」(エディ)。「ジェイコブは、素晴らしい魔法の世界に招待された状況に畏怖しているわけだが、僕自身も、そう感じている。それと、ジェイコブはパン屋だけど、僕の曾おじいちゃんはニューヨークのローワーイーストサイドのパン屋だった。とてもシュールでまるで夢を見ているかのようだよ(笑)」(ダン)とそれぞれ語り、J.K.ローリングの魔法の世界については「彼女と直接仕事をしたのだが、直接話し合う中で、新しい魔法の世界を創る様は見事だった。想像力は止まるところを知らない。彼女と密接に仕事ができて本当に楽しかった」とイェーツ監督。一方、イェーツ監督との仕事については「杖のデザインは、選択肢が5つもあって、私にその中から選ばせてくれたの。そして、実際に2つ作ってくれて、どちらがしっくりくるか試させてくれたの。そのうちの1つを私は選んだのだけれど、軽すぎたので、もう一度やり直して重さを持たせてくれた」とこだわり抜かれた杖なのだと明かし、「これはこのスケールの作品ではとても珍しいことだと思う。私たちをこの世界に招いてくれ、この作品の一員なんだと感じさせてくれたの。楽しかったわ」とコメントした。最後には、ロンドンの会場にJ.K.ローリングがサプライズで登場し、「とても興奮しているし、信じられないわ。まるで昔の様ね」と感慨深げに話し、「まだいろいろ言えないけれど、脚本を書くことはすばらしい経験で、大好きよ。楽しんだわ。だから次の作品、さらに次の作品という風に書き続けるの」と懐述。会場はスタンディングオべーションが起きていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日『ハリー・ポッター』シリーズの新シリーズ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開まであと1か月ちょっと。ファンにとってうれしい情報がJ.K.ローリング本人から明かされた。8月に「3部作になる予定」と言われていた『ファンタスティック・ビースト』シリーズが、なんと5部作になることが決定!「People」誌によると、木曜日(現地時間)にロンドンで行われた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のスペシャルイベントに出席したローリングが、「プロット作成をきちんと終えたので言えることなんだけど、映画は5部作になるのが確実ね」と発言したという。同じくイベントに出席していたエディ・レッドメインは、5部作もの顔になる主人公ニュート役を演じるにあたり、「巨大なプレッシャーを抱えている」と告白。公開されるたびに見に行ったという『ハリー・ポッター』シリーズは、エディにとって「自分を幸せな気分にさせてくれる、温かくて居心地の良い場所に飛び込んでいける世界」と語った。自身も『ハリー・ポッター』のファンであるからこそ、新シリーズの製作は「自分たちに大きな期待をかけて取り組み、そのような世界観を台無しにしないよう心掛けた」そうだ。(Hiromi Kaku)
2016年10月14日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)を引っさげ、主演のエディ・レッドメインらが11月に来日することが12日、明らかになった。『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが映画の脚本を書くためにペンをとった本作は、"新シリーズ幕開け"となる作品。シリーズ4作の監督デイビッド・イェーツがメガホンをとり、おっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)を主人公に描く。今回来日するのは、新主人公ニュートを演じるエディ・レッドメイン、新ヒロインであるアメリカの魔法使いティナ(ポーペンティナ・ゴールドスタイン)を演じるキャサリン・ウォーターストン、ティナの妹の魔法使いクイニ―(クイニ―・ゴールドスタイン)役のアリソン・スドル、魔法の世界に初めて誘われる人間ジェイコブ(ジェイコブ・コワルスキー)役のダン・フォグラー。さらに、デイビッド・イェーツ監督と、『ハリー・ポッター』全作を手掛けるプロデューサーのデイビッド・ヘイマンも来日する。6人は、11月21日に開催するレッドカーペットイベントに登壇予定。また、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ全9スクリーンをジャックしてジャパン・プレミア試写会を大々的に実施する。22日には、マスコミだけでなく、本作公開を待ち望んでいるファンからの質問にも応える公開前日スペシャルナイトイベントにも登壇予定だ。このたび、映画のPRとしては3度目の来日となるエディらからのメッセージ映像も公開。「11月にみんなで日本に魔法をかけに行きます」と日本のファンに向けてメッセージを送っている。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年10月13日「ハリー・ポッター」新シリーズの幕開けとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を引っ提げ、主演のエディ・レッドメインら新たな魔法使いたちの来日が決定!彼らから、日本のファンに向けたメッセージ映像も到着した。原作者J.K.ローリングが、初めて映画のための脚本を執筆した渾身の一作となる本作。「ハリポタ」シリーズ後半4作でメガホンをとったデイビッド・イェーツ監督とのタッグとあって、これまでの世界観を正当に受け継いだ新シリーズとして、お披露目が待ち望まれている。今回、まだ誰も観たことのない初めての魔法とともに来日するのは、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を獲得、『リリーのすべて』ではトランスジェンダーの女性役に挑んだ、いま最も注目を集める実力派俳優にして、新主人公のニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメイン。さらに、新たなヒロインを務める米国の魔法使い、ティナことポーペンティナ・ゴールドスタインを演じるキャサリン・ウォーターストン、素直で明るいティナの妹の魔法使いクイニ―・ゴールドスタイン役のアリソン・スドル、魔法の世界に“初めて誘われる人間”(米国ではノーマジ)で楽観的な性格のジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラー。さらに、魔法の世界を知り尽くしているイェーツ監督と、『ハリー・ポッター』全作や『ゼロ・グラビティ』なども手掛けている名プロデューサーのデイビッド・ヘイマンも揃って来日。6名は、11月21日(月)に行われる作品をイメージした大規模なレッドカーペットイベントに参加。さらには、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ全9スクリーンをジャックした大々的なジャパン・プレミア試写会、翌22日(火)には、マスコミだけでなく、本作公開を待ち望んでいるファンからの質問にも応える公開前日スペシャルナイトイベントにも登壇する予定という。映画作品のPRとしては、『リリーのすべて』公開直前の今年3月以来、わずか8か月ぶり、3度目の来日となるエディ。併せて届いた映像では、キャサリン、アリソン、ダンと共に「11月にみんなで日本に魔法をかけに行きます」とのメッセージも寄せている。本映像でも確認できるキャスト4名の息の合った掛け合いから、日本でのプロモーションも特別でワクワクするものが期待できそう。ちなみに、前回エディが来日した際は、レッドカーペットの当選確率は20倍、さらに日本一の座席数を誇る映画館での舞台挨拶は販売開始わずか7分で完売したというから、今回の魔法使いたちの来日も盛り上がり、文字通り、日本中が魔法にかかることになりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日