ジェイアール名古屋タカシマヤは、「英国展 2023 ~Life with British Quality~」を2023年3月21日(火・祝)から3月27日(月)まで10階 催会場で開催する。英国グルメ&雑貨が集結今回で9回目の開催となる「英国展」には、東海地区初登場の本格英国グルメをはじめ、雑貨やファッションアイテムが多数集結。初出店9店を含む、雑貨48店・グルメ27店の全75店が並ぶ。五つ星ホテルのスコーングルメは、東海地区初出店となる五つ星ホテル「ローズウッド・ロンドン」のスコーンや、同じく東海地区初出店の「ベリーズティールーム」が贈る“もっちり食感”のパン、「トミーズショートブレッドハウス」によるジェイアール名古屋タカシマヤ限定のいちごのトライフルなど、英国発祥の焼き菓子や家庭で親しまれているスイーツが勢揃い。“パディントン”のぬいぐるみまた、「メリーソート」による人気キャラクター“パディントン”のぬいぐるみやポーチ、「リバティ」のボタニカル柄メイクアップポーチなど、お洒落な英国グッズも充実のラインナップで展開される。“エリザベス女王”のテディベアさらに「英国展 2023 ~Life with British Quality~」では、エリザベス女王を追悼した記念品も幅広く用意。エリザベス女王お気に入りのコートと王家で受け継がれるブローチをまとった「メリーソート」のテディベアをはじめ、散歩している様子をユニークに描いたトートバッグ、エリザベス女王とコーギー犬のメモクリップなどが揃う。【詳細】「英国展 2023 ~Life with British Quality~」期間:2023年3月21日(火・祝)~3月27日(月)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 催会場住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4商品例:・<ローズウッド・ロンドン> スコーン各種 各331円※東海地区初出店※実演・<トミーズショートブレッドハウス> いちごのトライフル 680円※ジェイアール名古屋タカシマヤ限定※実演・<ベリーズティールーム> クランペット3枚セット 750円※東海地区初出店※実演・<メリーソート> パディントンベア 33,000円 ※8点限り ポーチ 880円 ピンズ 935円 スノードーム 1,485円 マグネット 825円・<メリーソート> クイーンエリザベスⅡベア 75,900円 ※5点限り・<リバティ> メイクアップポーチ 13,200円※画像はイメージ。
2023年03月17日先日、ディズニー映画『アナと雪の女王』の第3作が制作中とのニュースが舞い込んできました。2014年に公開された第1作は、興行収入が212億円を突破し、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの大ヒット作となりました。そんな『アナと雪の女王』、ディズニーのオリジナル作品と思っている人が多いでしょう。じつは、原作となった童話が存在するとまことしやかに囁かれているのをご存じでしたか。本記事では映画『アナと雪の女王』と、原作といわれる童話『雪の女王』との違いを紹介します。アナ雪の第3作の制作がスタート第3作品の制作が発表されたのは、2023年2月8日(米国時間)のこと。ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガー氏が、収支報告会において発表したことが話題となっています。同報告会においては、『アナと雪の女王』のほかにも映画『トイ・ストーリー』の第5作や、映画『ズートピア』の続編を制作することも発表されました。アナ雪には原作があった?※写真はイメージ一部のファンの間では、『アナと雪の女王』には原作があるのではないかという憶測が飛んでいます。それはハンス・クリスティアン・アンデルセンによって書かれた『アンデルセン童話集』の1つである『雪の女王』。同作品はデンマークで生まれた童話であり、物語は全7章で構成された物語です。映画と童話ではストーリーが別物!?原作とはいっても童話のストーリーをそのまま映画にしたわけではなく「インスピレーションを与えた作品」と考えたほうが正しいかもしれません。というのも、童話『雪の女王』と『アナと雪の女王』では、ストーリーがまったく異なるのです。両者で大きく異なる点としては、以下の3つが挙げられます。物語の悪役ストーリーの本筋登場人物やキーアイテムまず物語を通した悪役についてです。映画ではハンス王子とされていますが、童話では雪の女王(映画のエルサ)が子供を連れ去ってしまう「悪い女王」として描かれています。そして童話は、ある魔女に連れ去られてしまった少年を少女が助けにいくというストーリーとなっているのです。2点を踏まえても、映画と童話ではストーリーに大きな違いがあると分かるでしょう。さらに童話には、映画に登場しない人物やキーアイテムも数多くあります。例えば雪の女王に連れ去られてしまう少年カイや、旅の途中で主人公(ゲルダ)を助ける山賊の娘、そして写すものの本質をあべこべにしてしまうキーアイテム「悪魔の鏡」などです。反対にオラフやトロールなど映画オリジナルのキャラクターも存在します。童話と映画では結末が違う!ストーリーの本筋が異なるため、当然結末もまったく違ったものになります。童話の場合は囚われてしまった少年カイを、少女ゲルダが救い出し、無事故郷に帰れるのです。映画の場合は多くの人がご存じのように、アナとクリストフが恋人となり、エルサは魔法を制御できるようになったことで、国民からも愛される女王になりました。映画ではアナとともにストーリー上、重要な役割を担うエルサが童話では悪役で、しかも登場シーンも極めて少ないことには衝撃を受けます。どちらもハッピーエンドですが、童話では男女の愛、映画では男女と姉妹の愛、どちらも描かれていることが、全体を通してもっとも異なる点ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月01日ブシュロン(BOUCHERON)から、新作ハイジュエリーコレクション「LIKE A QUEEN」が登場。故エリザベス女王に贈られたアーカイブジュエリー着想ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「LIKE A QUEEN」は、故エリザベス女王が18歳の誕生日に贈られたブシュロンのアクアマリンとダイヤモンドのダブルクリップブローチが着想源。セルリアンカラーのダブルクリップブローチのデザインをベースに、幾何学的なアール・デコのデザインを変更したり、ジェムストーンの色彩を活かしたりとアレンジを施した。ルビーのネックレスやピンクトルマリンのブローチ、アクアマリンのカフブレスレット、エメラルドのイヤリングなど18作品が揃う。マルチウェイで着用できるルビーのネックレス中でも注目は、34石のモザンビーク産ルビーと約1,300石のラウンド、バゲットダイヤモンドをセットした「ローリング レッド」。女王所有のブローチデザインを新たに解釈し、華やかなジェムストーンを配したネックレス、イヤリング、リングが展開される。上から下へと流れるような縦のラインが上品なジュエリーだ。ネックレスの中央のオーナメントは取り外し可能で、ブローチとしても着用できるほか、ダイヤモンドのチョーカーとしても使用でき、多様なスタイリングを叶える。ブルーに輝くサファイア6カラットの深いブルーのスリランカ産サファイアをセンターにセットした「ヒプティック ブルー」のリングにも注目。中央のストーンを取り囲むように、ラウンドブリリアンカットとバゲットカットのダイヤモンドを二重に配している。モチーフを水平方向にしたエメラルドのリング水平方向にモチーフを回転させ、エメラルドとパヴェダイヤモンドをプラチナにセットした「グリーン ガーデン」のリングも登場。アール・デコの左右対称なデザインに、グリーンラッカーの繊細なラインを縁取ることで、エメラルドを強調している。楕円形デザインと、パーツを取り外したデザインの2通りでの着用が可能だ。そのほか、1,000石を超えるダイヤモンドを贅沢にセットし、サイドには女王のブローチを象徴するアール・デコデザインのジュエリーを配した「フロスティー ホワイト」ネックレスや、シンプルな「レモン スライス」のネックレスなど、リュクスなジュエリーが勢揃いする。【詳細】ブシュロン新作ハイジュエリーコレクション「LIKE A QUEEN」販売店舗:ブシュロン 直営ブティック、公式ホームページアイテム例:・「ローリング レッド」ネックレス 196,680,000円・「ローリング レッド」イヤリング 109,560,000円・「ヒプノティック ブルー」リング 71,280,000円・「グリーン ガーデン」リング 133,320,000円・「フロスティ ホワイト」ネックレス 150,480,000円・「レモン スライス」ネックレス 44,352,000円※全て予定価格。【問い合わせ先】ブシュロン クライアントサービスTEL:0120-230-441
2023年01月27日明日海りおと戸田恵子が共演するミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』のメインビジュアルが公開された。本作は、化粧業界に革命を起こしたふたりの女性創業者、エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタインの波乱の人生を描いたミュージカル。公開されたメインビジュアルは、ピンクを基調に明日海演じるエリザベス・アーデンが赤、戸田演じるヘレナ・ルビンスタインが青と対照的な装い。女性の真の美を追求し続け、自身の化粧品ブランドを世界的地位に押し上げたふたりにふさわしく、華やかかつ力強さを感じさせるものとなっている。併せて、上原理生、吉野圭吾ら全キャストが発表となった。上原はエリザベスの夫、トミー・ルイス役、吉野はヘレナのビジネスパートナー、ハリー・フレミング役を務める。『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』は、2023年5月から6月にかけて東京・大阪・名古屋・京都で上演される。<公演情報>ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』脚本:ダグ・ライト音楽:スコット・フランケル歌詞:マイケル・コリー翻訳 / 訳詞 / 演出:G2【出演】エリザベス・アーデン:明日海りおヘレナ・ルビンスタイン:戸田恵子トミー・ルイス:上原理生ハリー・フレミング:吉野圭吾朝隈濯朗 後藤晋彦 俵和也井上珠美 河合篤子 罍陽子 小林由佳 原広実 彩花まり 美麗 吉井乃歌【東京公演】2023年5月7日(日)~17日(水) 日生劇場チケット:S席:14,000円 A席:9,000円 B席:4,500円(税込 / 全席指定)※未就学児入場不可※車椅子を利用されるお客様はご来場前に必ずお問い合わせへご連絡ください。一般発売:2023年2月25日(土)【大阪公演】2023年5月27日(土)~29日(月) 森ノ宮ピロティホール【名古屋公演】2023年6月2日(金)~4日(日) 御園座【京都公演】2023年6月8日(木)~13日(火) 京都劇場関連リンク公式サイト::
2022年12月26日東京ばな奈(TOKYO BANANA)とディズニーのスイーツコレクション「Disney SWEETS COLLECTION by 東京ばな奈」から、新作「アナと雪の女王/雪のショコラサンド」が登場。2022年12月8日(木)より、東京ばな奈の新たな旗艦店「東京ばな奈s(トーキョーバナナーズ)」にて先行発売される。映画『アナと雪の女王』を表現したショコラクッキー東京ばな奈とディズニーが共同で考案した、様々なスイーツを提案している「Disney SWEETS COLLECTION by 東京ばな奈」。その新作となる「アナと雪の女王/雪のショコラサンド」は、映画『アナと雪の女王』の世界観を表現したショコラクッキーだ。白銀の世界を思わせる雪の結晶を描いたナッティショコラ生地にサンドしたのは、ミルク香るメルティショコラ。カカオの深みある味わいを活かしたクッキーと、とろける味わいのショコラが織りなす、魅惑のハーモニーが楽しめる。8枚入デザインボックス&14枚入スペシャル缶姉妹の絆に心あたたまる、特別なデザインのパッケージにも要注目。8枚入は、微笑みあう「アナ」と「エルサ」が印象的なデザインボックス、14枚入は、“戴冠式”をテーマにしたスペシャル缶となっている。オリジナルスプーンが付属するスペシャルセットまた、14枚入のスペシャル缶にアナとエルサのスプーンが付属するスペシャルセットもラインナップ。柄尻の部分にそれぞれのポートレートをデザインしたエレガントなスプーンは、このセットでしか手に入らないオリジナルアイテムだ。商品情報「アナと雪の女王/雪のショコラサンド」発売日:・2022年12月8日(木) 旗艦店「東京ばな奈s」にて先行発売・2022年12月15日(木) 東京ばな奈 羽田空港・公式オンラインストア「パクとモグ」にて発売価格:・8枚入 1,080円・スペシャル缶 14枚入 2,160円・スペシャル缶 14枚入 スプーン2本セット 3,080円※スプーンサイズ:長さ 約13.5cm※スプーン単品での販売は行わない。※羽田空港では「スペシャル缶 14枚入 スプーン2本セット」の販売は行わない。
2022年12月03日Kengo.が、新曲「嘘泣きの女王様」を11月21日(月) に配信リリースすることが決定した。Kengo.は千葉県出身のシンガーソングライターで、会社員として働きながら音楽活動をスタート。2022年より音楽活動に専念し、7月に配信された日本テレビ『はじめてのおつかい』挿入歌、日本テレビ系『バゲット』11月度エンディングテーマ「フレーフレー応援歌!」が、「前向きに頑張ろうと勇気づけられる曲」として話題になっている。その「フレーフレー応援歌!」に続く新たなデジタルシングルとして発表される「嘘泣きの女王様」は、コロコロ表情が変わるちょっぴり小悪魔な女性の可愛さに何も言えなくなってしまう男性の心の動きを優しく歌った1曲に仕上がっている。併せて「嘘泣きの女王様」のリリックビデオが、楽曲配信日の0時にプレミア公開されることが決定した。Kengo.「嘘泣きの女王様」リリックビデオ※11月21日(月) 0:00プレミア公開<リリース情報>Kengo.「嘘泣きの女王様」11月21日(月) 配信リリース作詞・作曲:桐谷健吾Kengo.「嘘泣きの女王様」ジャケット配信リンク:「フレーフレー応援歌!」Now On Sale作詞・作曲:桐谷健吾Kengo.「フレーフレー応援歌!」ジャケット配信リンク:「フレーフレー応援歌!」MVKengo.「フレーフレー応援歌!」リリックビデオ関連リンクInstagram:::
2022年11月18日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!マウント女王にマウント返しゼミの仲間とランチをしていたときの話です。そのゼミには、“マウント女王”とあだ名がつくほどの女性がいました。周りの女友達も、苦笑いをしながらそのマウント女王の話を聞いていました。その際、マウント女王が私を見下す話が長引き、さすがの私もイライラしたので「そんなに見下すことないじゃない」と怒ってしまいました。すると、マウント女王は「こんなことで怒るなんて面白いね」と言ったのです…!見かねた私の友達が、今度はマウント女王に対してマウントを取り返しました。マウント女王は怒り、それに対して友達は「これ、さっきあなたがやったことだよ。怒りたくなるでしょ」と言いました。それを聞いたマウント女王は赤面…。いい友達を持ってよかったと思ったと同時に、スカッとしました!(女性/学生)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月10日メゾンを象徴する「レディ ディオール」バッグの中身をセレブリティが紹介する動画シリーズ「In My Lady…」。最新エピソードでは、ドラマ≪ザ・クラウン≫シーズン5にてダイアナ元妃を演じるオーストラリア人女優、エリザベス・デビッキが小さなノートや妹の写真など、バッグに収められたさまざまアイテムの秘密を明かします。ディオールを象徴する「レディ ディオール」の名付け親であるダイアナ元妃を演じた彼女の熱演には信じられないほどの共鳴が生み出されています。「レディ ディオール」バッグは、全国のディオール ブティックおよび公式オンラインブティックにてお求めいただけます。「レディ ディオール」バッグ 67万5,000円 (17 x 15 x 7 cm)@DIOR #ディオール #LadyDior【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2022年11月10日『アナと雪の女王』のエルサ役をつとめたトニー賞受賞のミュージカルスター、イディナ・メンゼルの素顔に迫るドキュメンタリー「イディナ・メンゼル:マディソン・スクエア・ガーデンまでの道のり」がディズニープラスにて独占配信されることが分かった。本作は、イディナ・メンゼルが16公演を完走した全米ツアーの裏側に密着したドキュメンタリー。初公開となるパフォーマンス映像や最新インタビュー、過酷なツアースケジュールをこなしながら母として妻として奮闘する姿、そして彼女の生涯の夢だった故郷ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた伝説のコンサートを実現するまでの道のりに密着。さらに、7歳の頃の彼女が歌っている姿が収められているホームビデオの映像やデビューとなったブロードウェイミュージカル「レント」に出演していた頃の映像、「ウィキッド」のエルファバ役をオリジナルキャストとして準備をしていた時の様子、そして『アナと雪の女王』で大ブレイクするまでの貴重な未公開映像も映し出される。『アナと雪の女王』のエルサ役や『魔法にかけられて』のナンシー・トレメイン役での功績が讃えられ、今年のディズニー・レジェンドで殿堂入りを果たしているイディナ。いかにして彼女がブレイクしたのか、そのきっかけについてもふり返り、彼女のキャリアの初期からサポートしている人々のコメントも収められている。さらに、キャリア以外にも、母親としての考え方や家族と仕事の両立についての本音やプライベートな子どもを授かることについても赤裸々に明かしている。このドキュメンタリーの制作のきっかけについて、「自分の夢を叶えることがどれだけ大事なのか、そして辛い時には周りに助けやサポートを求めても良いということを直接お伝えしたくて制作を決めました」とコメント。また、「このドキュメンタリーの制作はとても楽しかったです。そして私のファンの皆様や初めて見る方、自分の夢を追いかけながら母親業や主婦業など仕事と両立している方々の背中を押せるような、そして共感してもらえるような作品になっています」とメッセージを贈ってくれた。いままで公開されていなかったインタビューや様々な映像を通して、彼女の素顔を追いながら、夢のマディソン・スクエア・ガーデンでのコンサート実現への道のりをドラマティックに描いたドキュメンタリーとなっている。「イディナ・メンゼル:マディソン・スクエア・ガーデンまでの道のり」はディズニープラスにて独占配信予定。12月5日更新:「イディナ・メンゼル:マディソン・スクエア・ガーデンまでの道のり」配信が延期となりました。延期後の配信タイミングは未定です。(text:cinemacafe.net)
2022年10月31日9~10月はご公務ラッシュ!天皇陛下のネクタイと雅子さまのスーツの色味を合わせたリンクコーデが多い両陛下。ご多忙ななかでも、仲睦まじさが伝わってきます。そんな、夫婦愛コーデを振り返ります。【9月5日】学制150年記念式典お好きなターンナップ・カフスで、小さめの襟がおしゃれなオレンジベージュのスーツ。バッグ、手袋、靴はプレーンなベージュを。【10月1日】国民体育大会総合開会式雅子さま定番の、ブルーに白いトリミングの施されたスーツと同配色のお帽子、バッグの装い。青空の下で爽やかな色合いをお選びに。【10月6日】鉄道開業150周年記念式典柔らかな雰囲気のベージュのジャケットのスーツをお召しに。陛下のネクタイの白いドットが雅子さまのパールにリンクした印象。【10月13日】調停制度施行100周年・日本調停協会連合会創立70周年記念式典帽子のリボンの上部、ジャケットの襟、裾、ポケットに縁取りのある淡いクリーム色のセットアップ。上質な素材で全身の色を統一した、皇后陛下にふさわしい気品ある装い。
2022年10月21日天皇陛下と雅子さまは10月13日に、皇居近くの国立劇場を訪問された。トラブルを裁判所で話し合って解決する「調停制度」ができて100年を記念する式典に出席されるためだ。「先日のとちぎ国体総合開会式へのご出席と同じように、雅子さまはこの日も陛下のネクタイのお色と合わせた装いでした。式典関係者らとお話しされる雅子さまのご表情は明るく、式典の出席者たちは、両陛下おそろいでのご訪問を喜んでおりました。10月22日からは、25年ぶりにお二人で沖縄県を訪問されるご予定です。雅子さまも泊まりがけでのご公務を控え、ご体調を整えられていると聞いております」(皇室ジャーナリスト)秋になり多忙な日々を送られている両陛下。しかし、雅子さまが明るくほほ笑む一方で、陛下のご体調を心配されていてーー。「とちぎ国体の2日後、陛下の前立腺に関する数値に“やや懸念すべき傾向が見られる”と宮内庁が明らかにしたのです。2003年に上皇さまが前立腺がんの手術を受けられています。それだけに、久しぶりに地方でのご公務をされながらも、雅子さまは心中穏やかではいられなかったと思います」(前出・皇室ジャーナリスト)宮内庁の発表によれば、陛下は11月上旬に病院で日帰りのMRI検査を受けられる予定だ。しかし、陛下のご健康に生じた懸念は、先月の時点ですでに明らかになっていたという。「じつは、数値の異常は9月初めに判明していて、天皇陛下は東大病院に入院して検査を受けられる予定でした。しかし、エリザベス女王の逝去で急きょ訪英されることになり、検査の延期を決断されたのです。10月以降は、両陛下で臨まれる沖縄でのご公務など、多くのお務めが予定されています。それらの日程を優先した結果、精密検査を2カ月ほど先に延期することになったのです。このご決断には、コロナ禍で中断を余儀なくされていた、国内各地の人々と対面で交流される機会を大切にしたいというお気持ちがあったからだと拝察しています」(宮内庁関係者)■受け継がれる「命のスープ」ご体調よりもご公務を優先された陛下に、雅子さまも“私がお守りする”というご覚悟をお持ちなのだという。「時折、雅子さまは御所にあるキッチンに立って、スープなど簡単なものをお作りになります。雅子さまは、美智子さまからレシピを引き継がれた秘伝のコンソメスープを、陛下や愛子さまに振る舞われているそうです。お体に不調が見つかった陛下も、このスープで励まされるお気持ちになっていることでしょう。また天皇ご一家のお食事は、宮内庁の“料理番”である大膳課がお作りしますが、最終的に雅子さまが1週間のメニューを決められています」(前出・宮内庁関係者)陛下に捧げられたこのコンソメスープは、関係者の間では「命のスープ」として知られている。美智子さまが、入院したご友人などにお見舞いとして差し入れられていたからだ。2012年に心臓手術を受けられた直後の上皇さまも、美智子さまがお作りになったそのスープを召し上がっていたという。ある学習院関係者は、「体力や食欲がないときでも滋養をとれるよう、具材はなく調味料を少なめに味付けした澄み切ったスープと聞いています。東日本大震災のときに、帰れずに学習院初等科で夜を過ごす生徒たちへ、雅子さまがスープを差し入れられたこともありました」陛下のご健康維持のために、雅子さまがある提案をされたこともある。陛下の知人はこう話す。「50代後半にさしかかった陛下に、雅子さまが“日本酒を控えて焼酎や泡盛などに切り替える”ことを提案されたそうです。もともと陛下は、お酒をよく飲まれます。日本酒がたいへんお好きでしたが、いまではあまり飲まれないとのことです。日本酒と比べて、焼酎などの蒸留酒は低カロリーとされています。陛下は雅子さまとも相談されて、焼酎を水やソーダで割ってお飲みになるようになったと伺っています」検査を控えているものの、現在陛下には自覚症状もなく、ふだんどおり過ごされているという。「上皇さまのご前例もありましたので、陛下も欠かさず検査を受けられてきました。主治医も一刻を争うような状況ではないと判断していると聞いております」(前出・宮内庁関係者)泌尿器科の専門医である飯田橋中村クリニックの中村剛院長は、こう解説する。「男性は50歳を過ぎると老化に伴って前立腺の機能低下が起こり、前立腺肥大症やがんといった病気を発症しやすくなります。前立腺がんは予防こそ難しいのですが、定期的な検査が大切とされています。早期に発見できれば、手術だけで完治する場合が多いからです」雅子さまが長期療養に入られたときも、陛下が十二指腸のポリープ摘出手術のために入院された際も、お二人は支え合われてきた。陛下のご体調に浮上している新たな懸念も、きっと夫婦愛で乗り越えられていくだろう――。
2022年10月19日「ご成婚当時、上皇陛下が“柳行李一つで来てください”と結婚を申し込まれたという話がありましたが、そんな事実はなかった、と美智子さまご自身はおっしゃっていました。《陛下は柳行李をご存じなかったんですから。“見たことがないけれど、それはどういうものだろう”と後で笑っていらした》なんてお話しされていましたよ。この件について美智子さまは、正しいことを世間に伝えたいと思われているようでした」本誌記者にそう話してくれていたのは、10月20日に88歳、米寿のお誕生日を迎えられる美智子さまの古い知人のAさんだ。美智子さまが皇后だった時代にたびたびお目にかかる機会があったというAさんは、当時、伺った印象的なお話を忘れぬように覚書として残すようにしていた。「世間話のようなもので盛り上がることもあれば、こちらの近況を興味深そうに聞いてくださることもありました。そういうなかでときに話が美智子さまの半生に及び、その苦悩や葛藤を感じることがあったのです。日本の皇后でいらした方のお苦しみを忘れてはいけないという思いがありました」1959年に24歳で皇室に入り、1989年から2019年までの30年間、皇后として国民に寄り添われた美智子さまの苦悩とは。すでに鬼籍に入ったAさんに取材していた美智子さまのお言葉を、米寿のお誕生日をお迎えになるにあたり初公開する。冒頭の“柳行李”の件については、2001年の会見で上皇さまご自身が「私が『柳行李一つで』と皇后に結婚を申し込んだと今も言われていますが、このようなことは私は一言も口にしませんでした」と否定されている。また、上皇さまにとって学習院の後輩であり、お二人のキューピッド役を務めた織田和雄さんも著書などで「私が勝手に思い込んで話したことで、真実ではない」と“柳行李”の件を訂正している。Aさんは本誌にこう証言していた。「美智子さまはご成婚に至る過程が、世間に誤解されていることをたいへん残念に思われているご様子でした。自分にとって大切な思い出だからということだけでなく、それが上皇さまのお人柄、皇族としての在り方に関わることだったからだと思います。そういった美智子さまの思いを受けて、上皇さまもきちんと公の場で否定しなければならないと考えられたのではないでしょうか」では、Aさんが美智子さまから伺ったという“ご成婚の真実”はどのようなものであったのか。■「“守る”というのとは別の極にあることを、陛下はおっしゃった」そもそも美智子さまは、宮内庁からご結婚の打診があった当初は、お断りになられていたという。《わたくしは本当に皇太子殿下(上皇陛下)を尊敬申し上げていましたけれども、皇太子殿下であるからこそ、どうしても結婚の申し出をお受けできないと考えていたのです》(Aさんが伺った美智子さまのお言葉、以下同)「美智子さまは、ご自分は皇太子妃にはふさわしくないとお考えだったそうです。けれども上皇さまは諦められなかったのですね。ただ、どんなに美智子さまを説得なさろうとするときでも、いわゆる“甘い言葉”ではなかったようです」《“お嫁に来たくない”という人間を来させるために男の人だったらば言うはずの言葉を、陛下は一言もおっしゃらなかったのです》美智子さまはそんなふうに当時を回想されていたという。「たとえば、いまの天皇陛下は、雅子さまに『僕が一生全力でお守りします』といった言葉でプロポーズなさったことが明らかにされていますよね。“あなたに苦労をさせません”“あなたを守ります”というのは、理想的なプロポーズの典型のような言葉でしょう。もし、“柳行李”が本当だったとしたら同じ類いの意味をもつと思います。けれど上皇さまは、最初から最後まで一貫して、美智子さまに、それとはまったく逆のことをおっしゃっていたそうです」それは次のようなものだった。《“守る”というのとは別の極にあることを、陛下はおっしゃったの。それは陛下にとって“公(こう)は私(し)よりも大事だ”ということです》「上皇さまは、家庭などの私的なことよりも、未来の天皇としての公のご責任が何よりも大事であるというご自分の立場を、美智子さまに説明されたようです。そして美智子さまがご結婚をなかなか承諾なさらなくても、“公は私よりも大事だ”というご意見は決して変えなかったのです」しかし、その姿勢が最終的に美智子さまのお心を動かしたという。「あくまでも公を優先しなければならないという皇太子殿下としてのお覚悟のご立派さ、ご誠実さが、美智子さまの胸を打ったのです。それで美智子さまはお輿入れをお決めになったそうです。“公の仕事を全うしていくための根っことして、皇太子殿下はご自分が心安らげる家庭というものを求めていらっしゃる”、それをつくってさしあげようと、美智子さまは決意されたのです」Aさんはお話をするなかで、美智子さまは何事も真面目に深く掘り下げて考えられる方だと、常に感じていたという。「お話を伺ったとき、《陛下にとって“公はどんなときでも私に優先するものだ”というのはあのときからいままでずっと変わっていないんです》とおっしゃった美智子さまは、涙ぐまれていました。ともに歩まれた来し方を思い出されて、胸に去来する思いがあったのでしょう」
2022年10月18日2022年9月8日に亡くなった、イギリスのエリザベス女王。崩御を受けて、バッキンガム宮殿や特設の献花場となった王立公園は、女王を追悼する多くの人が訪れ、花などの供え物で埋め尽くされました。花やメッセージなどのほかに供えられていたのは、クマのぬいぐるみ『テディベア』。特に、イギリスの人気キャラクター『くまのパディントン』のぬいぐるみが多く置かれていたそうです。エリザベス女王は生前、即位70周年を祝う『プラチナ・ジュビリー』の記念イベントで公開された動画のなかでパディントンと共演しており、チャーミングなやりとりが話題になっていました。供えられたテディベアの行く先は同年10月16日、王立公園はTwitterを更新。女王に供えられた大量のテディベアを、イギリス最大の子供の慈善団体『Barnardo’s』に寄付することを公表しました。We’re pleased to announce that over 400 teddy bears left as a tribute to Her Majesty Queen Elizabeth II are to be donated to @barnardos .After being collected & stored in the Hyde Park nursery, the teddies will now be professionally cleaned. Read more — The Royal Parks (@theroyalparks) October 16, 2022 王立公園のウェブサイトでは、次のよう発表しています。王立公園の慈善団体は、ボランティアの助けを借りて、献花場を片付け始めました。花はケンジントンガーデンズに運ばれ、堆肥化されます。今後数年間で王立公園の土壌が豊かになるでしょう。片付けの過程で400体以上のテディベアが集められ、ハイドパークの保育園に保管されました。そのうちの100体はパディントンベアです。ロイヤルレジデンスの外に置かれていたテディベアは、バッキンガム宮殿とクラレンスハウスで保護されており、残りのテディたちと一緒にクリーニングされ、バーナード・チルドレン・サービスに寄付されます。The Royal Parksーより引用(和訳)今回、テディベアが寄付される慈善団体『Barnardo’s』は、恵まれない子供たちや若者をサポートしており、30年以上エリザベス女王が活動を支援してきました。『Barnardo’s』の最高経営責任者は次のようにコメントを寄せています。人々が女王の思い出に残したテディベアに家を与えることができることを光栄に思います。私たちは、子供たちに愛され、喜びをもたらすクマの世話をすることをお約束します.国内の弱い立場にいる子供や若者のニーズに対する意識を高め、私たちがサービスを通じて彼らを支援し続けることができるよう資金集めを支援してくれた女王陛下に、心から感謝をしています。The Royal Parksーより引用(和訳)現在、『Barnardo’s』の支援事業はカミラ新王妃が引き継いでおり、イギリス王室のInstagramでは、テディベアを抱く王妃の写真を投稿。「クマたちは新しい家に引き渡される前に、ベストな状態にするためにきれいにしました」とつづられていました。王室でもよく世話をされていることが伺えます。 この投稿をInstagramで見る The Royal Family(@theroyalfamily)がシェアした投稿 王立公園のスタッフたちは、数週間もの間、公園に残されたテディベアたちの『家探し』に奔走していたとのこと。子供たちが、テディベアを大切にかわいがってくれると思うと、ひと安心ですね。投稿には、多くのコメントが寄せられていました。・感動。ぬいぐるみを喜んでくれる子供たちに寄付するのは素晴らしいと思います!・なんて素敵な後日談。温かい気持ちになりました。・粋で優しい心遣い。なんだか、エリザベス女王陛下からの贈り物みたいですね。人々の気持ちが込められたテディベアたちは、きっと、子供たちの『お守り』となってくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年10月17日エリザベス女王という大きな存在を失い、その行く末に注目が集まっている英国王室。過去にも、ダイアナ妃の悲劇的な死に世界中が悲しみに包まれたこともありました。それから25年が経った今年、ダイアナ妃を巡るドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』と劇場映画『スペンサー ダイアナの決意』を立て続けに公開する「ダイアナプロジェクト」が発足。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。米倉涼子さん【映画、ときどき私】 vol. 526“史上最も愛されたプリンセス”と称されたダイアナ妃の知られざる真実に迫ることができる本プロジェクトで、アンバサダーを務めている米倉さん。今回は、ダイアナ妃の生き方から学んだことや華やかな世界の裏で抱えている苦悩、そしていま恋愛に求めていることなどについて語っていただきました。―ダイアナ妃は以前から尊敬する女性の一人ということですが、きっかけはありましたか?米倉さん映画でダイアナ妃役の吹替をしたことがあり、ダイアナ妃に関する番組も担当させていただく機会がありました。そのときに彼女の本を読んだり、ドキュメンタリー作品を観たりしましたが、現地でもいろんな方にお話をうかがうなかで、より興味を持つようになりました。―『プリンセス・ダイアナ』と『スペンサー ダイアナの決意』をご覧になって、どういった印象を受けましたか?米倉さんパパラッチによるかなり強引な追い込みや通常では考えられないほど大きな世間の反響など、多くのことがダイアナ妃に向かっていたことを改めて知りました。そんななかでも、彼女はそれらを理解したうえで、自らの力で跳ね返し、そして自分がやりたいことを全うしていたんだと思います。自分ができることに、素直にぶつかっていきたい―そういう生き方をするダイアナ妃から、刺激を受けたところもあったのではないでしょうか。米倉さんそうですね。大変なことも多かったとは思いますが、彼女にとっての宝物である2人のご子息を守り、愛する者を大切にされている姿を見て、私も何が自分にとって大切なのかをきちんと見つめ直したいなと考えているところです。ダイアナ妃は地雷の問題に取り組むなど、「自分にしかできないかもしれない」と直感的に行動できる女性。それに比べると規模は小さいですが、私もいまの自分ができることに対して素直に向かっていきたいと思いました。―作品のなかで驚かされる場面といえば、ダイアナ妃に対する過熱報道の様子。米倉さんもダイアナ妃と同じく長年にわたってカメラや周囲の目にさらされることが多いだけに、共感する部分もあったのでは?米倉さんそれはすごくありましたね。「自分から飛び込んだ世界なんだから仕方がない」と思われるところもあるかもしれませんが、だからといって「そこまで人のプライベートを覗き込んでもいいの?」と感じることは多いので。しかも、人間というのは不思議なもので、悪いことをしていなくても追われると怖くて逃げたくなり、そうすると相手もさらに突っ込んでくることがありますから……。もちろん、パパラッチの方々もお仕事としてやらなければいけない部分もあるでしょうし、もしかしたら心を痛めながらしているのかもしれないですが、でも「その人たちの良心はどこにあるんだろう?」と本当に思います。ネガティブな情報に吸い込まれないようにしている―華やかな世界でうらやましいと思われがちですが、その裏では多くの我慢も強いられているのではないかなと。米倉さんそうですね。報道の自由ではあるんですけど、何かのニュースでは意地悪そうな顔や疲れている顔をわざと使われたりすると、「どうしてこんな選び方するのかな」と思います。そういうときはネガティブなほうに吸い込まれていかないように、テレビをつけないようにするとか、ネットの書き込みは絶対見ないようにします。特に、いまはSNSで勝手に話を作られることもありますから……。―確かに、SNSとの向き合い方はなかなか難しいと思います。ただ、いっぽうでファンの方の声を聞くために、毎日寝る前にInstagramでご自身のタグはチェックされているとか。米倉さんせっかく載せてくださっている方のものだけは、見ておきたいなと。そのおかげで、HPの直したほうがいいところに気づかされるようなこともありました。―なるほど。また、ダイアナ妃が人生を終えたのは36歳という若さで、これからというときでしたが、ご自身が36歳だったときを振り返ってみていかがでしたか?米倉さんまさに、私の絶頂期ですね(笑)。ちょうど自分が出演していたミュージカルのアメリカ公演が実現したときで、そのあとにはまさかここまで続くと思っていなかったドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』が始まりましたから。驚きが多かったですが、自分にとっては華々しい時期だったと言えると思います。30代になって、働く女性としての手ごたえを感じられた―ananwebの読者である20代~30代の女性たちは、米倉さんのように年を重ねていきたいと憧れている人が多いですが、いまのうちにしておいたほうがいいことはあれば教えてください。米倉さん私が思うのは、「アイクリームとかちゃんと塗っておけばよかったな」ってことですね(笑)。というのも、みなさんと同じ頃は本当に何もしていなかったので…。―ちょっと信じられませんが、美容には興味がなかったと。米倉さん雑誌を読んでいても、私は美容に関するページは全部飛ばしてしまうタイプでした。昔はメイクにも全然興味がなかったのですが、さすがに最近はみんながいいと言っているアイテムやとりあえず必要最低限の化粧品は使うようになりました(笑)。「いつもきれいでうらやましい」と言ってくださる方がいると「ありがとう」とは返しますが、「目が覚めたときとかひどいから!」と内心思っています。―(笑)。では、仕事面に関して、意識の変化などはありましたか?米倉さん私が20代の頃は上下関係も厳しい時代でしたし、なかなか自分の意見を言うことができませんでした。でも、30代に入ってからやっと働く女性として認められている手ごたえを得られたというか、やりたいことを自分でコントロールできるように感じることができた時期だったと思います。それだけに、30代はすごく楽しくて、あっという間でしたね。恋愛は、求めちゃいけないと考えるようになった―その時期を経て、40代はいかがですか?米倉さん昔、50代や60代のお姉さま方から、「40代もすごく楽しいよ!」とよく言われていたので、楽しみにしていたんですけど、まだそれが来ないので、40代のほうが長く感じますね…。「もうすぐ40代を超えちゃうのに、いつ楽しい時間が来るの?」って(笑)。とりあえず、いまはまだ待っているところです。ただ、つらいことや年を重ねていく怖さみたいなものはなくなりました。シワが1本くらい増えても、「増えちゃった!あはは!」という感じで気にならなくなってきたように思います。―ダイアナ妃といえば、“恋多き女”と言われていたこともありますが、ご自身は年代とともに、恋愛に求めるものも変わってきたと感じていますか?米倉さんすごくありますね。もうただのロマンスではないというか、求めちゃいけないんだなと考えるようになってきました。昔は夢を見たり、漫画みたいにパーフェクトな人がいるんじゃないかなと想像したり、ということもありましたが、いまはそういう希望が無くなってきたのかなと(笑)。より現実的になってきたので、いかにバランスよく生きている人を探せるか、という感じです。と言いながら、一人でもいいのかなとも思っています。―ご自身の事務所「Desafío(デサフィオ)」には、スペイン語で「私は挑戦する」という意味が込められているそうですが、その言葉通り、つねにいろんなことに挑戦されています。その原動力は、どこからきているのでしょうか。米倉さんもともと気に入っていた言葉でしたし、ずっとそういうつもりで生きてきたので、ちょうどいいかなと思ってつけました。ただ、実は最近になって、なんでこんな名前つけちゃったんだろうと思うこともあるんですよ。「止まる」のほうがよかったかなと(笑)。でも、いまはその名前に「がんばれ!」と言われている感じです。やりたいと思ったことは、後回しにしない―以前、SNSで「新しい挑戦で緊張する」と書かれていたときには、「米倉さんでも緊張するんですか?」といったコメントが見られました。パブリックイメージとは違って、実は意外と緊張しやすいタイプだったりしますか?米倉さんそう言われるときは、「私だって人間だよ」とか「そういうふうに見せているだけで、そんなに強くないよ」といつも思っています。最近は年を重ねたせいか、「そんなことないから。私もつらいんだって!」と書かれたコメントに向かってつい一人で話してしまうこともあるくらいです(笑)。ただ、唯一言えるとしたら、仕事のときに「マグマのなかに飛び込んでいくしかないんだ」と思った瞬間に、気持ちを切り替えるのは得意なのかなと。おそらくこれは、私だけではなくてこういう仕事をしている人たちに共通していることかもしれないですが、よくみると直前まで手や足が震えている人はけっこういますから。そういう意味では、この業界に強い人たちって実はあまりいないんじゃないかなと思っているくらいです。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。米倉さんまずは、「時間を無駄にしないで、いまのうちに楽しんでおいて!」というのは伝えたいですね。あとは、やりたいと思ったことは後回しにしないこと。これは、私自身もそうしてきてよかったなと感じていることです。そのなかで仕事に対して反省することもありましたが、私は後悔する暇もないほどがんばってやってこれたんじゃないかなと思っています。インタビューを終えてみて……。以前は美容に興味がなかったとは思えないほどの美しさと明るいオーラを放つ米倉さん。さまざまな経験をしてきたからこそ、どの言葉にも説得力がありました。緊張しやすいという意外な一面に親しみを感じた方もいると思いますが、そういう葛藤を抱えながらも、ユーモアを忘れずにいろんな挑戦を続けるカッコイイ姿はこれからも見習っていきたいです。悲劇の裏に隠された新たな真実を知る!この世を去ってから、25年もの年月が経ったいまなお、世界中の人たちの心に生き続けるダイアナ妃。彼女が愛される理由を知るとともに、最後まで諦めることなく闘っていた生き方から多くの学びを得ることができるはず。波乱に満ちた短い人生のなかで彼女が味わったあらゆる感情を追体験できる2作品は、より理解を深めるためにも、合わせて観るのがオススメです。写真・山本嵩(米倉涼子)取材、文・志村昌美衣装¥418,000、チャーム¥126,500(フェンディ 03-3514-6187)、ジュエリー(ミキモト 0120-868254)ストーリー1991年、クリスマス。エリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスには、いつものように英国ロイヤルファミリーの人々が集まっていた。ところが、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の間に不倫や離婚の噂が飛び交っていたため、例年とはまったく違う空気が流れていたのだった。そんななか、ダイアナにとっては2人の息子たちと過ごすひとときだけが、本来の自分らしくいられる時間。息がつまるような王室のしきたりと厳しい監視体制によって、身も心も追い詰められていた。そして、幸せな子ども時代を過ごした故郷でもあるこの地で、ダイアナはついに人生を劇的に変える一大決心をすることに……。感情を揺さぶる予告編はこちら!作品情報『プリンセス・ダイアナ』全国公開中配給:STAR CHANNEL MOVIES️©Kent Gavin『スペンサー ダイアナの決意』10月14日(金)、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー配給:STAR CHANNEL MOVIES️Photo credit:Pablo Larrain写真・山本嵩(米倉涼子)
2022年10月12日女性の美に革命を起こしたエリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン 二大コスメブランドの歴史に残る争いを明日海りおと戸田恵子が演じる!2017年にブロードウェイで幕を開け、華やかで美しい世界観が圧倒的な支持を集めたミュージカル”WAR PAINT”。この話題作が、明日海りお×戸田恵子という魅力的なタッグにより日本初演版『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』として上演されます。エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン。20世紀前半の化粧業界に革命を起こした二人の創業者。そんな二人の長年に渡るライバル関係と秘められた苦悩を描いたのが、本作『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』です。共に貧しい家に生まれるも、アーデンは視覚に訴える華やかさを追求、ルビンスタインは科学的見地からのアプローチと、各々独自の発想と行動力で、自らの化粧品ブランドを世界的地位へと押し上げました。本作では、互いのパートナーが入れ替わったり、第二次世界大戦が起きたりといった様々な困難を乗り越えた先で、二人が初めて対面を果たすまでが美しい楽曲に載せたミュージカルとして描かれます。脚本、音楽などのオリジナル・スタッフはブロードウェイのトップ・クリエイターチームが集結し、演出は『RENT』オリジナル版や、2017年のトニー賞を席巻した”DEAR EVAN HANSEN” で知られるマイケル・グライフが務め、圧倒的な美しさを現出した舞台として好評を博しました。何より話題となったのは、共に二度のトニー賞ミュージカル主演女優賞受賞歴を持つ、大女優クリスティン・エバーソールとパティ・ルポーンの競演。二人は本作でも同賞にノミネートされましたが、一つの作品から二人も主演女優賞にノミネートされるのは、極めて稀なことです。そして迎える待望の日本初演。エリザベス・アーデン役には、宝塚歌劇団花組トップスターとして圧倒的人気を誇り、退団後もミュージカル『ガイズ&ドールズ』、ドラマ「DCU〜手錠を持ったダイバー〜」など、幅広いジャンルで活躍している明日海りお。そしてヘレナ・ルビンスタイン役には、三谷幸喜作品をはじめ話題作に欠かせない俳優として、舞台・映像に引っ張りだこの戸田恵子という、夢のタッグが実現しました。共に演技派として知られる二人なだけに、熾烈な争い、女性の機微を巧みに表現し濃密な劇空間を立ち上げてくれることは疑いようもありません。演出は、名作『マイ・フェア・レディ』をはじめとするミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎まで幅広く手掛け、近年オリジナルミュージカルの創作でも高い評価を得ているG2が務めます。今よりも女性の活躍の場が少ない時代、偏見や障壁と戦い、時代と自らの人生を切り拓いた二人の姿は、苦難の多い今の女性たちにこそ、大きな力を与えてくれることでしょう。ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』日本初演に、どうぞご期待ください。上演決定にあたり、出演者からコメントが届きました。<コメント>明日海りお(エリザベス・アーデン役)化粧品業界で一線を走り続けた女性、ミス・エリザベス・アーデン役で出演させていただきます。彼女が美を追求したのは、一体なんの為なのか…世の女性たちのため、ライバルに打ち勝つため、それとも純粋にそれを愛していたからなのか。長い間競い合った、ヘレナとエリザベスの出す最後の答えが最高にカッコよくて素敵に感じていただけるよう、精一杯務めさせていただきます。ヘレナ役の戸田さんは、ドラマや声優さんとしてのご活躍をたくさん観て来ましたので、なかなか実感が湧かないのですが、色々学ばせていただくのを大変楽しみにしております!他にも、はじめてご一緒させていただく、演出、製作陣のみなさま、共演者の方々と「エリザベス・アーデン vs. ヘレナ・ルビンスタイン」を創りはじめる日が待ち遠しいです!戸田恵子(ヘレナ・ルビンスタイン)オファーを頂いて本当にびっくりしました!『WAR PAINT』はブロードウェイで観ておりましたし、何よりヘレナを演じたパティ・ルポンさんは、長年の憧れの大大大好きな女優さんでもあります!かれこれ40年近く毎年N.Yに行ってますが、彼女が出ている作品は全て観ております。そんなお役が私に頂けるなんて全く信じられない!ただただ身が引き締まるばかりです。明日海りおさんとは初共演になります。でも私は朝ドラをよく観ているので「おちょやん」に登場された時、とても印象的で「ん?この美しい人は誰だろう?」って即、調べたりしました。その方とご一緒できるなんて、これもまた不思議なご縁を感じています。今は彼女のYouTubeをたくさん観ています。素晴らしいですね。どうぞ、高齢の私を労って頂けるよう願うばかりです。ご一緒できるのを楽しみにしております。<公演概要>タイトル:『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』脚本ダグ・ライト音楽スコット・フランケル歌詞マイケル・コリー翻訳 / 訳詞 / 演出:G2主演:明日海りお戸田恵子上演:2023年5月日生劇場その後、地方公演あり公式サイト: 公式Twitter:@warpaint2023 製作TBS / 研音 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月05日9月19日に執り行われた英エリザベス女王の国葬で、棺の警護を担ったジャック・バーネル=ウィリアムズ騎兵隊員(18)が、兵舎で遺体となって発見された。Sky Newsなどが報じている。ウィリアムズ隊員は、ウェストミンスター寺院からハイドパークのウェリントンアーチまで女王の棺に付き添って行進していた。そのわずか9日後、現地時間の9月28日にハイドパークの兵舎で亡くなってしまったという。警察によると彼の死に事件性はないとのことだが、死因などは検視の結果が出るまでは不明。欧米のニュースサイトの中には、記事の末尾に精神的苦痛や自殺願望を抱いている人に向けたメッセージを掲載しているものもある。父親のダン・バーネルさんはFacebookに、「息子が女王の最期の旅に付き添う任務に就いている。ジャック・ウィリアムズ、君が誇らしいよ」と、国葬のテレビ中継を写したと思われる写真を添えて投稿していた。
2022年10月03日9月8日に崩御したエリザベス女王の国葬に参列するため、天皇陛下と雅子さまは17日、政府専用機で英国へおたちになられた。今回の訪英は即位後初めての海外ご訪問。2泊4日の弾丸ご訪問を振り返ります。【愛子さまがお見送り】17日、皇居・御所をたたれる際には、黒いセットアップ姿の愛子さまが玄関でお見送り。報道陣の前に愛子さまがお姿を見せられたのは、今年3月の会見以来。陛下は「じゃあ、行ってきます」とおっしゃってお車に乗られた。【イギリスへご出発】羽田空港から政府専用機でご出発。グレーの喪装の雅子さまは、白いマスクをして機内に向かわれた。【ホテルご到着時は黒マスクで】マスクとお召し物を黒に替えられて、ロンドンのホテルにご到着。玄関前では、集まった日本人をはじめとする大勢の人に手をお振りに。外務省時代、英国で学ばれた雅子さまだが、ご成婚後初の英国ご訪問となった。【ロンドンで弔問記帳】チャーチハウスで19日、天皇陛下と弔問のご記帳を。ご体調のことも心配される雅子さまは大事をとられ、前日のチャールズ新国王主催のレセプションと弔問は欠席されている。【ウェストミンスター寺院で】同19日、「ウィズ・コロナ」の英国に合わせるように、ノーマスクで国葬へと向かわれる両陛下。後方にはブータンのワンチュク国王ご夫妻が。【前から6列目にご参列】ウェストミンスター寺院の国葬にご列席。お席は前から6列目、多くの王族方と並んでお座りに。黒いロングドレスにジャケットをお召しの雅子さまは、緊張された面持ちだった。【世界が見守った国葬】エリザベス女王の国葬には、世界各国からの王族・首脳500人を含む約2000人が参列。【2泊4日でご帰国】20日夜、羽田空港に到着された両陛下。貴賓室では秋篠宮ご夫妻が出迎えられた。雅子さまは濃紺のセットアップに白いマスクを。英国滞在時、雅子さまの首元に輝く漆黒。それは英ヴィクトリア女王が服喪の際に身に着けた宝石・ジェットのネックレスだった。短い弔問にも、お心遣いが光っていたーー。
2022年10月01日9月19日夜のロンドン。エリザベス女王の国葬に参列した天皇陛下と雅子さまは、帰国の途に就くべく、宿泊したホテルから出発されようとしていた。「両陛下を見送ろうと、現地の日本人や近隣の市民たちが大勢集まっていました。エントランスから出てこられた陛下が車に乗り込もうとすると、雅子さまが呼び止められたのです。陛下は振り返って現地のスタッフに挨拶をされていました。さらに雅子さまは挨拶をされながら、周囲から上がる声にも目を配りつつ手を振られていて……。実にこまやかな気配りをなさっているのだなと感動いたしました」こう話すのは、ロンドン在住の日本人だ。両陛下にとっては、今回の訪英は即位後初めての海外ご訪問。エリザベス女王から直々に招待をお受けになり、2020年春に訪問される予定だったが、コロナ禍で実現できずにいた。慣例では、天皇が葬儀に参列することはない。例外として、1993年に上皇ご夫妻がベルギーのボードワン国王の国葬に参列されたことがあるだけなのだ。宮内庁関係者は両陛下の胸中をこう拝察する。「両陛下は生前に女王と対面を果たせなかったことに、非常に心を痛められていたと伺いました。“異例”の参列となりましたが、両陛下が直々に、英王室や英国民へ弔意をお示しになるために英国へ赴かれることができて、本当によかったと思います」2泊4日の弾丸ご訪問は、雅子さまのお体にも相当な負担をかけていたはずだ。国葬前日にロンドンに到着、雅子さまはチャールズ新国王が主催するレセプションや、女王の棺が安置された国会議事堂への弔問を欠席されている。「現在も適応障害の療養をされている雅子さまが到着後の行事を欠席されたのは、体調を万全に整えられるためだと聞いております。ウェストミンスター寺院での国葬への参列を最優先されたからなのでしょう。無事に参列を終えられた雅子さまは、非常に安堵されたご様子だったと聞いております。国葬後に開かれた英外相主催のレセプションには雅子さまも出席され、トンガ国王をはじめ各国の王族や元首と歓談されていたそうです」(前出・宮内庁関係者)■皇室への関心が意外と高い英国民20年近く心身の不調と闘われ続けている雅子さまーー。病身でありながら弔問のため英国に駆けつけられたことを、英王室から市民までが絶賛しているという。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんはこう話す。「英国民は日本の皇室への関心が高く、雅子さまが長年にわたって療養中であることは日本人が意外に思うほど広く知られています。国葬に先立つ行事への出席を見送られたことにも、主要な英メディアは同情的な視点で報じています。さらに、コロナ禍のために海外訪問もままならないなかで参列したことに、日英の絆の強さを深く感じた英国民も多かったのではないでしょうか」国葬が開かれたウェストミンスター寺院への移動方法も好感を集めた。皇室ジャーナリストは、「両陛下は、英国側に負担をかけたくないとの理由で専用車での移動を固辞され、各国の王族や元首たちとバスに相乗りすることを望まれたのです。世界中から集まった要人への対応に忙殺されている訪問国の事情に配慮したご姿勢も、英国民は好意的に受け止めています。英王室だけではなく、オランダのマキシマ王妃やブータンのペマ王妃はじめ、居並ぶ各国のお后たちと旧交を温められたそうです。知的で柔らかな気品にあふれた雅子さまのお姿が、世界中から注目を集めたことは、“お后親善”という点から見ても素晴らしい結果であったと思います」名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。「両陛下がそろって国際的な儀礼の場に出席されたことで、今後も同様にお務めを果たされることができると国内外に示した形になったと思います。この訪英で、ウィズコロナにおける国際親善のあり方を明確に示したとも言えるのではないでしょうか」そして10月1日には、両陛下はとちぎ国体に臨席される。地方でのご公務は3年ぶりとなる。「ご訪英が発表された翌日に宮内庁は、今後の地方訪問の指針として『両陛下そろってのご出席を前提とする』と公表しました。地方ご公務再開に先んじて訪英すれば、批判を受けることも予想されていました。そこで、もちろん海外訪問だけを重視しているわけではなく、国内も“お二人で”訪問されるという雅子さまの強いご覚悟を示されたのでしょう。今秋は沖縄県や兵庫県と、宿泊も必要となるご訪問が続きます。訪英の成功体験は、これからのご予定にもプラスに作用していくことでしょう」(前出・宮内庁関係者)覚悟と自信を強められた雅子さまが飛躍される秋が来たーー。
2022年09月28日2022年9月19日、イギリスのロンドンにあるウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われました。国葬を終えた女王の棺は、ロンドン郊外のウィンザー城にある礼拝堂に埋葬されました。女王に最後のお別れをする『家族』の姿がエリザベス女王の国葬には日本の天皇・皇后両陛下ら、世界各国から王族や首脳、およそ2千人が参列。王室のメンバーもそろって出席し、亡き女王を偲びました。女王の棺がウェストミンスター寺院からウィンザー城へ運ばれる間、沿道では大勢の人たちが葬列を見送りましたが、その中に女王にとってかけがえのない『家族』の姿がありました。それは、女王の最後の愛犬となったコーギーのミックとサンディ、そしてフェルポニーのエマです。ミックとサンディは、ウィンザー城の中庭で宮殿のスタッフとともに、女王の棺を出迎えました。また、エマはウィンザー城へ向かう『ロング・ウォーク』と呼ばれる並木道で、静かに女王の葬列を見送りました。Her Majesty The Queen’s coffin makes its final journey down the Long Walk to Windsor Castle for the Committal Service at St George's Chapel. pic.twitter.com/vqczfMENlM — The Royal Family (@RoyalFamily) September 19, 2022 海外メディア『BBC』によると、犬が大好きだった女王が最初に飼ったコーギーは、18歳の誕生日に贈られたスーザンという犬だそうです。それ以来、生涯で30匹以上のコーギーを飼っていたといいます。また、エマは女王のお気に入りの馬で、90歳代になるまで定期的にエマに乗っていたということです。沿道で女王の棺を見送るエマのサドルには、女王のヘッドスカーフがかかっていました。The funeral of Her Majesty The Queen.⚫️ pic.twitter.com/mcYyxYChXu — The Royal Family (@RoyalFamily) September 19, 2022 自分たちをかわいがってくれた女王に最後のお別れをするペットたちの姿は涙を誘い、ネット上では多くのコメントが寄せられました。・大人しく女王の棺を待っているコーギーたちを見て、涙が止まらなくなった。・女王がペットたちを愛していたのと同じくらい、彼らも女王を愛していたのでしょうね。・2匹のコーギーとポニーにとっては、最愛の母親を失ったということ。さびしいだろうな。ミックとサンディは、次男のアンドルー王子が引き取ることになったそうです。女王の棺がミックとサンディ、エマに見送られる瞬間は、動物を愛した心優しい女王を思い出させるシーンとして、人々の心に残ることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月22日女王エリザベス2世の死去により、73歳でついに玉座についたチャールズ国王。英国内における彼の人気が高くないことは周知の事実であり、“チャールズを飛び越えてウィリアムを即位させるべき”だという英国民の声も多かった。王室内にも、同様の意見を持つ人物がいたとMirrorが報じている。王室作家アンジェラ・レヴィンの新刊「Camilla: From Outcast to Queen Consort」の中で、チャールズ国王の弟アンドルー王子が、兄の即位を阻止するために懸命のロビー活動を行っていたと明かされているという。未成年への性的暴行疑惑で公務から引退し、名誉軍人としての肩書きも全て失ったアンドルー王子は、ヘンリー王子同様に、当初女王の国葬での軍服着用を許可してもらえなかった。チャールズ国王がアンドルー王子に厳しく接するのは今に始まったことではない。兄弟の確執は数十年にわたって続いているとレヴィンは新刊の中で指摘。アンドルー王子は、カミラ王妃がまだカミラ・バーカー・ボウルズだった頃から彼女を毛嫌いしていたという。アンドルー王子はカミラ王妃について、「意地悪で役に立たない女」とひどく毒づき、チャールズ国王とカミラ王妃の結婚を止めさせるよう女王を説得していたことも新刊に綴られているとMirrorは伝えている。また、アンドルー王子の妻だったセーラ元公爵夫人(1996年に離婚)とダイアナ元皇太子妃は仲が良く、“ウィリアム王子を王位に就けてアンドルー王子が摂政になる”と、3人で画策した逸話についても触れている。アンドルー王子は女王のお気に入りの息子だったとされているが、この構想を聞いた女王は、「非常に否定的で、非常に不愉快な思いをした」とレヴィンは書いているという。そんな“ロビー活動”が実ることはなく、大嫌いな兄夫婦が国王夫妻となることを阻めなかったアンドルー王子。女王という後ろ盾を失い、さらにその立場は弱いものとなっていきそうだ。
2022年09月22日日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、「ナショナル ジオグラフィック別冊」シリーズの最新刊として『エリザベス女王 写真で振り返る、国家に捧げた生涯』を9月29日(木)に緊急発売します。本書は、2022年9月8日に逝去した英国女王、エリザベス2世アレクサンドラ・メアリー陛下の生涯を、ナショナルジオグラフィックが独自に撮影した秘蔵写真で振り返るビジュアル書籍です。英国史上最長かつ、世界史上2位の在位を果たしたエリザベス2世。国民に敬愛されるその素顔に迫り、通常では見られない王室内部にまで入り込んで撮影された写真の数々。それは、控えめな若き王女から堂々たる公人へと変貌する姿を捉え、英国女王の壮絶な生きざま、そして、聡明にして行動力旺盛、意気盛んな姿をそのまま写し出しています。「私は私の生涯を、たとえそれが長かろうが短かろうが、皆さんのために、そして私たち全員が属するこの偉大にして揺るぎなき国家のために捧げることを、皆さんの前で宣言します」(1947年、21歳の誕生日のラジオ演説より)。この言葉通り、歴史に残る70年間の在位と国民に捧げた生涯は、英国民からの絶大な人気を誇り、世界中の注目を集めています。1926年から2022年。96年の生涯を追った71点の特別な写真で振り返る、歴史に残る1冊です。『エリザベス女王写真で振り返る、国家に捧げた生涯』2022年9月29日発売/定価 1,540円(10%税込)/A4変形/96ページ/ソフトカバー/日経ナショナル ジオグラフィック 発行商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【目次】女家長、君主、女王CHAPTER1 揺るぎない献身の生涯CHAPTER2 リリベット王女CHAPTER3 「私は奉仕する」CHAPTER4 王室の家長CHAPTER5 ファッションリーダーCHAPTER6 いかなるときも女王■2022年9月8日に逝去した英国女王エリザベス2世の生涯をナショジオの秘蔵写真で振り返る!■通常では入り込めない王室の内部の様子、女王の素顔など他では見られない写真が満載!■96年の生涯、70年にも及ぶ在位と国民に捧げた一生をこの一冊で堪能できる! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月22日2022年9月8日に亡くなった、イギリスのエリザベス女王。崩御を受けて、ロンドンのバッキンガム宮殿からほど近い、ハイドパークやケンジントンパーク、グリーンパークなどの王立公園が献花場として特設され、連日多くの人が訪れています。If you are planning to visit Buckingham Palace today, please note you will not be able to access the area in front of the main gate. Those wishing to pay their respects can visit the Floral Tribute Garden in Hyde Park. pic.twitter.com/TqB5VqgYwK — The Royal Parks (@theroyalparks) September 18, 2022 大量の花はどうなるの?公園には、手向けられた大量の花やカードなどが並べられており、女王がいかに国民に親しまれてきたかが分かります。しかし、人々の思いが込められた献花は、この後どうなってしまうのでしょうか。王立公園は、献花の『行く先』についてウェブサイト上で「ラベルやカードを取り除き、花は堆肥にして王立公園の植え込みや造園事業で使用します」と公表。また、堆肥にするために、献花に訪れる人に次のようなお願いをしていました。環境保全のために、有機または堆肥にできるもののみで、お願いしています。献花用の花の包装はすべて取り除き、用意されたビンに入れるようにしてください。包装を取り除くことは花の寿命を延ばし、葬儀の日から1~2週間後に開始される堆肥化にも役立ちます。The Royal Parksーより引用(和訳)あらかじめ、プラスチックの包装や堆肥にできないものを供えないように指示するなど、環境に負担をかけない細やかな心遣いが感じられますね。さらに、Twitterでは公園内で自発的に包装紙を取り除き、花をきれいに並べなおす市民の姿も投稿されていました。ネット上では、こうした取り組みに多くの称賛の声が上がっています。・どうするのかと思っていました。隅々まで行き届いていて、すごくいい案だと思います。・ただ捨てるのでなく、植物を豊かにする肥料に還元。これを当たり前にできるところが、素敵すぎる。・素晴らしい。女王もきっとそうしてほしいと思っただろうな。環境にも配慮することで、人々の想いを無駄にせず次の世代につなげることができるのでしょう。イギリス国民の哀悼の姿勢から、学ぶべきものがありますね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月21日9月19日、ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で執り行われたエリザベス女王の国葬に参列された天皇皇后両陛下。英国に到着時は黒いマスクを着用されていたが、国葬には“ノーマスク”で臨まれた。「両陛下は新型コロナ対策のため、これまで国内の行事などに出席される際はマスク着用を徹底されていました。しかし、日本と感染状況が異なる英国ではすでに“ノーマスク”が定着しています。そのため、他の参列者とは異なる印象を与えないように、両陛下は現地の人々にならってマスクを外されたようです」(皇室ジャーナリスト)即位後初めてとなる両陛下の海外訪問。雅子さまにとっては皇太子妃だった’15年7月にトンガを訪問されて以来、約7年ぶりとなった。現地時間18日午後にバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ新国王主催のレセプションと、エリザベス女王の棺が置かれているウェストミンスターホールへの弔問は陛下お1人で臨まれた。雅子さまは翌日に控えた国葬に万全の体調で参列するため、出席を見送られた。「療養中の雅子さまが国葬参列を決断されたのは、強い思いがあってのことだったと言われています。英王室は日本の皇室と最も親交が深いヨーロッパの王室です。本来であれば両陛下は、エリザベス女王から招待を受けていた’20年春に英国訪問されるはずでした。しかし、新型コロナの影響で延期となってしまったのです。そうしたなかでのエリザベス女王の逝去は、とてもショッキングなできごとでした」(前出・皇室ジャーナリスト)体調を整えながらエリザベス女王の国葬に臨まれた雅子さま。英国訪問を決断された陰にはもうひとつ、25年前の“悲痛”もあったという。「雅子さまは外務省職員時代の’88年から’90年に英国へ研修留学されており、当時、ダイアナ元妃は王族として国際親善のために活躍していました。渡英の前年からお妃候補として注目されていた雅子さまにとって、ダイアナ元妃の存在はとても大きかったお聞きしております。ダイアナ元妃がひとりで非公式に訪日した’95年2月、両陛下は御所の応接室で通訳を交えずに3人だけで30分ほどご歓談されました。この時、雅子さまとダイアナ元妃は『次はイギリスで会いましょう』と約束されたといいます」(宮内庁関係者)しかし、その約束が果たされることはなかった。ダイアナ元妃は’97年8月、36歳の若さで交通事故により非業の死を遂げたのだった。「英国政府からはダイアナ元妃の葬儀に『皇太子と妃殿下にお越しいただけないか』との打診がありました。しかし、国葬ではなかったこともあり、日本政府はその申し出を辞退しました。両陛下が参列を望まれても、政府の許可が下りなければ出席は不可能だったのです。そうした経緯があったからこそ、今回はなんとしても参列したかったのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)短い日程のなかでも参列された両陛下。その深い哀悼の意は、英王室にもしっかりと届いたことだろう。
2022年09月20日「ザ・クラウン」シーズン1、2でフィリップ殿下を演じたマット・スミスが、アメリカのモーニングショー「Today」に出演。王室メンバーと会ったこともあるマットは、亡きエリザベス女王の話題を含む王室メンバーとの様々な秘話を明かした。チャールズ新国王とは「(皇太子時代に)お会いしたことがあります。ぼくが『素敵な靴をお召しになっていますね』と言うと、『30年履いているんです』とおっしゃっていました」と回顧。エリザベス女王については、「『ザ・クラウン』を観てくださったと聞いています。日曜の夜、プロジェクターで観ていたそうです」とのこと。しかし、夫のフィリップ殿下については「間違いなく、フィリップ殿下は観ていないですね」と確信している様子。王室メンバーとの夕食会に参加したマットの友人から情報を得たのだという。フィリップ殿下の隣の席に座っていた友人は、フィリップ殿下に「『ザ・クラウン』をご覧になりましたか?」と聞いたところ、殿下は友人の方を向いて「冗談はやめてくださいよ」と言ったそうだ。フィリップ殿下つながりで、こんなエピソードもある。ポロの試合会場でヘンリー王子と会ったというマット。なんと、ヘンリー王子はマットを見つけると「おじいちゃん!」と呼びかけ、近付いてきて握手を求めてきたという。ヘンリー王子はマットが“おじいちゃん”であるフィリップ殿下の若い頃を演じたことを知っていたのだ。「ヘンリー王子は観てくれたみたいですね。いまも観ているかはわからないけれど、あの当時少しは観ていたに違いない」と振り返った。(賀来比呂美)
2022年09月20日日本時間2022年9月19日、イギリスのロンドンにある、ウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われました。国葬には世界各国から王族などの要人、およそ2千人が出席し、日本からは天皇皇后両陛下が参列しています。バグパイプ奏者の演奏に、感動の声英国王室のTwitterアカウントは、国葬の様子などを投稿。その中で、こちらの動画に多くの反響が寄せられています。As The Queen's Committal Service comes to a close, Her Majesty's Piper plays a lament. pic.twitter.com/4DVIUuCoPO — The Royal Family (@RoyalFamily) September 19, 2022 葬儀が終わりに近付くと、女王陛下のバグパイプ奏者が哀悼を奏でます。@RoyalFamilyーより引用(和訳)動画では、1人の男性が民族楽器『バグパイプ』を奏でながら、その場を立ち去る姿が映し出されていました。実はこの男性は、女王専属のバグパイプ奏者とのこと。伝統文化を大切にしてきた女王は、毎朝寝室の窓の下で奏でられる15分間のバグパイプの音色を合図に起床をしていたそうです。女王の目覚ましとして演奏をしてきた奏者が、永遠の眠りについた主人を哀悼し静かに去っていく様子が、なんとも感動的ですね。国葬の終盤、バグパイプによる哀悼曲『Sleep Dearie Sleep』が奏でられ、続いて国歌『God Save the Queen』が斉唱されました。男性によるバグパイプの演奏は多くの人の感動を誘い、ネット上でもたくさんのコメントが寄せられていました。・本当に素晴らしかった。段々と遠ざかっていく後ろ姿と音色に、涙が出ました。・人生で最も心に残る場面でした。・ライブ放送で観たけど、荘厳で鳥肌が立った。女王の棺は葬儀後、ロンドン郊外のウィンザー城に運ばれ、城内の礼拝堂に埋葬されるとのこと。バグパイプの美しい音色は、天国にいるエリザベス女王にもきっと届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月20日2022年9月8日に96歳で亡くなった、イギリスのエリザベス女王。同月19日の日本時間19時、ロンドンのウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われました。国葬には、各国の王族や国家元首、首脳らが参列。およそ2千人ほどが出席し、その様子は日本でもテレビなどを通して中継されました。国葬後、イギリス防衛省の公開した写真に称賛の声エリザベス女王の棺を議事堂に公開安置する際、棺を囲むように衛兵が配置され、交代制で24時間常に警備が行われました。背筋を伸ばして周囲を常に警戒し、直立不動でい続けるという、一般人から見ると過酷に感じる任務。国葬の中継を見た日本人からは、「微動だにしなくて、すごい…」「疲れないのかな?」といった声が上がっていました。同月18日、イギリスの防衛省は、Twitterアカウントに4枚の写真を投稿。「70年にわたって在位したエリザベス女王に敬意を表し、警備を行っています」というメッセージとともに、警備を担う衛兵たちの姿を公開しました。しかし、写っているのは直立不動で警備を行う衛兵たちの姿ではなかったのです。The UK Armed Forces are continuing to honour their Commander-in-Chief of 70 years, Her Majesty The Queen, as they stand vigil alongside The King's Body Guard. pic.twitter.com/1iJi4xGGbJ — Ministry of Defence (@DefenceHQ) September 18, 2022 写っているのは、なんと衛兵たちが休憩をする姿!彼らは上着や帽子を脱ぎ、椅子に座ったり、笑顔で談笑をしたりと、各々心身を休めているようです。国葬という重大な場の警備を担う人たちの、休憩中の写真をネットで公開するのは、日本ではにわかに信じがたい行為といえるでしょう。イギリスの防衛省がこういった写真を公開したのは、任務をまっとうするためには休憩も必要であると考え、衛兵をしっかりと休ませていることを世間に伝えるためなのかもしれません。投稿は拡散され、多くの日本人から驚く声や称賛する声が上がりました。・こういう写真を公開できるのは、すごい。日本では考えられないな。・あの服の下が私物っぽいTシャツなことに驚き!確かに、中まできっちり着込むのは大変だもんね。・ハードな仕事こそ、休憩は本当に重要。こういうのが日本でも当たり前になればいいのに…。日本ではたびたび、警察官や救急隊員が休憩をとることに対し、心ない苦情が寄せられるといいます。どの仕事も、心身の健康があってこそのもの。多くの日本人が、イギリス防衛省の投稿を見て「日本も、これが当たり前になってほしい」と思ったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年09月20日9月19日午前11時(日本時間午後7時)から行われた英国のエリザベス女王の国葬。日本からは天皇皇后両陛下が参列されたが、使用された“交通手段”に称賛が集まっている。英国史上最長となる70年間にわたって在位したエリザベス女王。それだけに女王を見送る国葬には、天皇皇后両陛下をはじめ、アメリカのバイデン大統領(79)、フランスのマクロン大統領(44)など世界各国の要人約500人も参列。ロンドンのウェストミンスター寺院で約1時間にわたって営まれた国葬。葬儀前には96年の生涯にちなみ鐘が96回鳴らされ、カンタベリー大主教の説教が行われたのち、イギリス全土で2分間の黙とうを捧げられた。また葬儀の様子は世界各国で生中継され、数十億人が視聴したとみられている。世界中の首脳や国家元首が一堂に会するということもあって、警察官を約1万人動員するなど警備のレベルも史上最大規模に。なかでも移動方法が悩みのタネだったという。「国葬で世界のトップに何かあったとなれば、国際問題に発展しかねないので、厳重な警備が求められました。しかし世界各国からの要人約500人を個別に終始警備するのには限界があります。そこでイギリス当局は国葬会場までの移動方法として、原則的にバスを使用し、トップが乗り合う形で会場に来ることを求めたそうです。しかし、警備上の理由からバス移動が適用されない人物も。イギリスのタイムズ紙は、バイデン大統領、マクロン大統領、天皇陛下らが除外され、専用車で会場に来ることになるのではないかと12日に報じています」(全国紙記者)一部で“特別扱い”を受けることが報じられた天皇皇后両陛下だったが、現地時間の午前10時頃に宿泊先のホテルを出発され、王立病院の敷地内で護衛付きのバスに乗り換えられた。そして、各国の国王などと乗り合いで会場に向かわれたのだ。「陛下は18日にバッキンガム宮殿で行われたチャールズ新国王主催のレセプションにも各国のトップとバスに乗り合わせて参加されました。専用車での移動の打診もあったと思いますが、お断りになられたのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)“特別扱い”を固辞された陛下のご判断にネット上では感動する声が相次いでいる。《なんと思慮深い。特別扱いをあえて求めないとは》《特別扱いなど一切リクエストなさらない陛下。誇らしい気持ちになる》《両陛下は特別車を用意される数少ないメンバーの中に入っていたと記憶しています。きっとお断りになり他の要人達と一緒にバスに乗ったんですね。イギリスでは、その判断が日本ならではの慎ましさと表現されていて誇らしい気持ちになりました》
2022年09月20日天皇皇后両陛下は9月19日、ロンドン中心部にあるウェストミンスター寺院で執り行われるエリザベス女王の国葬に参列される。両陛下の外国訪問は即位後初めてで、今回のご訪問は2泊4日の日程となる。両陛下が東京・羽田空港から秋篠宮ご夫妻らに見送られ、政府専用機でイギリスに出発されたのは17日午前11時ごろ。その約1時間前の午前10時すぎ、お住まいの皇居・御所の玄関で両陛下をお見送りされたのは長女・愛子さまだった。長い髪を後ろでひとつに束ね、シンプルな黒いワンピース姿でお見送りされた。「両陛下は愛子さまと言葉を交わされ、『行ってきます』と挨拶されました。両陛下を乗せた車が出発されると、愛子さまは深くお辞儀をして手を振られ、車が見えなくなるまで見送られたのでした。愛子さまといえば、今年3月に行われた初めての記者会見も話題となっていました。会見ではご両親についてユーモアを交えながらも落ち着いて話され、家族の絆の強さを印象づけるものでした。今回、愛子さまのお見送りの姿に、頼もしさを感じた国民も多いようです」(皇室ジャーナリスト)ネット上でも愛子さまがお見送りされる様子に、感激する声が相次いだ。《天皇陛下に手を振る愛子さま。手の振り方がかわいい20歳であの品格、素晴らしいなぁ》《会見の時も感じましたが、そこにいらっしゃるだけで安心感と言うか風格が別格でした》《天皇皇后両陛下、お気をつけて行ってらっしゃいませ。敬宮愛子さまのお見送り心強かったと思われます》その後、両陛下は日本時間18日未明、約15時間のフライトを経てロンドン近郊のスタンステッド空港に到着された。両陛下はご出発時には白いマクスにグレーを基調とした装いだったが、到着時には喪服姿で飛行機のタラップを下りてこられた。さらにマスクも、白色から黒色に替えられていたのだ。「両陛下が公の場で黒いマスクを着けられるのは、極めて珍しいことです。コロナ禍とはいえ、マスクを着ける人が少なくなってきた海外では、白いマスクは“病人”のイメージを与えてしまうそうです。また、昨年4月に執り行われたエリザベス女王の夫でエディンバラ公爵フィリップ殿下の葬儀では、英王室の方々が揃って黒いマスクで参列しました。両陛下は感染防止策に加え、そのような前例にならい、黒いマスクのコーディネートで弔意を示されたのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)そうした細やかなお心遣いが感じられる両陛下の装いに、ネット上では改めて敬意を表する声が上がっている。《お二人とも移動中にお召し物を変えられ、マスクの色まで変更されていて感動しました》《黒いマスク…天皇皇后両陛下が…初めて見ました素晴らしい心遣いだ…流石だ》《服装でお気持ちを表された両陛下のお心遣い、素晴らしいです。どのような場面でも、いつでも、周囲へのご配慮を忘れない方々だと改めて敬意を表します》
2022年09月19日《おばあちゃんとの別れは大きな悲しみ》9月12日、英国のヘンリー王子はエリザベス女王(享年96)の死去を受け、このようにコメントを発表した。ヘンリー王子は14日にはエリザベス女王の棺の行進に参加。その後ウェストミンスター宮殿で行われた礼拝にもメーガン妃と共に参加したが、その際の夫妻の行動が物議を醸している。20年に王室を離脱し、メーガン妃の故郷である米国で生活している夫妻。エリザベス女王の亡くなった8日はヘンリー王子は英国へ短期帰国していたという。海外メディアによると、ウェストミンスター宮殿のホールで行われた礼拝にはチャールズ新国王をはじめ王室メンバーや政府幹部が出席。終了後、ロイヤルファミリーは順にホールから退出したが、問題視されている場面があったのはこのとき。ヘンリー王子とメーガン妃が手を繋ぎながら出てきたというのだ。「王室離脱後、メーガン妃は王室批判を繰り返してきました。王室での生活で自殺を考えるほど精神的に追い詰められたとも語り、夫妻とチャールズ新国王やウィリアム皇太子との関係は修復不能なほどにまで悪化。英国民からも批判を受けました。エリザベス女王の礼拝という場面で、手を繋いだ姿を見せた王室メンバーはいません。《ヘンリー王子夫妻の行動は、このような厳粛なシーンにふさわしくないのではないか》と英国内でまた物議を醸しているのです」(英国に詳しいジャーナリスト)このことが海外メディアから伝えられると、日本でもヘンリー王子夫妻の“手繋ぎ”を疑問視する声が続出した。《こどもじゃあるまいし、いつまで手を繋ぐのかと思ってしまった。プライベートではまったく構わないが、このような場では相応しいとは思えない。アメリカ流を通したいのか、何かアピールしたいのか、わからないが、見苦しさありあり》《何処でも手を繋いでいる姿は、違和感を感じます。場をわきまえるべきだと思います。》《故人の親族とは言え国家の一連の葬祭儀式の中での手つなぎ。二人はどう考えても常識外れ》“場違い”とも指摘されるヘンリー王子&メーガン妃の行動。亡くなったエリザベス女王はどう思うのだろうかーー。
2022年09月15日9月8日に96年の生涯を閉じた英国エリザベス女王を追悼し、映画『エリザベス女王陛下の微笑み』を9月16日(金)より上映することが決定した。1926年4月、のちの国王ジョージ6世の長女として生まれ、1952年、国王の死去に伴って、エリザベス2世として25歳で王位を継承したエリザベス女王。今年6月には、在位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が盛大に行われ、イギリスの統合を象徴する存在として敬愛されてきた。6月に劇場公開された本作は、エリザベス女王初の長編ドキュメンタリー映画。『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督が、チャーミングでキュートな素顔の女王陛下の魅力を捉え、さらに「ザ・ビートルズ」、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や、楽曲が満載で、女王の類いまれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に、時にポップに描き、既視感のある王室ドキュメンタリーとは異なる愛すべき作品を作り上げた。なお、今回の追悼上映は、9月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほかにて、その後も各地で上映される。『エリザベス女王陛下の微笑み』は9月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて追悼上映。(cinemacafe.net)■関連作品:エリザベス 女王陛下の微笑み 2022年9月16日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Elizabeth Productions Limited 2021
2022年09月13日