ビジネスマンにとっては「飲み会も仕事のうち」上司や先輩から、ビジネスマンにとって“飲み会も仕事のうち”と言われたことはありませんか?友達同士の飲み会とは違う仕事上の飲み会に出て、「え?こんなことが」と驚いた経験を持つ方も少なくないかもしれません。そこで「やらなくてもいいと思っている飲み会マナー」について男性276人に聞いてみました。>>女性編も見るQ:あなたが思う「やらなくてもいい飲み会マナー」って何ですか?(複数回答)1位余興47.5%2位上司にお酌する35.5%3位上座や下座の席次24.6%4位食べ物をとりわける17.8%5位先輩が後輩におごる12.7%■「余興」を選んだ理由は……・「余興をしても盛り上がらないのに、毎年やる」(24歳/自動車関連/エンジニア)・「新人は必ず一発芸をさせられる」(26歳/ホテル/営業)・「新入社員は社長の前でカラオケを歌って採点される。ちょっとかわいそう」(25歳/広告/営業)■「上司にお酌する」を選んだ理由は……・「すべての上司に酒を注ぎに回り、人生や仕事の教訓を聞かなければならない」(26歳/官公庁/公安職)・「本来は上司から部下に対してするものだと思う」(27歳/IT/プログラマー)・「一人ひとりが飲みたい量を手酌でつげばいいと思うので」(24歳/卸/システム)■「上座や下座の席次」を選んだ理由は……・「席順をくじ引きで決める。いちいち面倒」(28歳/福祉/サービス)・「席順がはじめから決まっているからつまらない」(31歳以上/小売/サービス)■「食べ物をとりわける」を選んだ理由は……・「先輩の料理や酒まで作らないといけない。自分が楽しめない」(28歳/運輸/販売)・「自分のペースでお酒を飲んだりつまみを食べたりしたい」(23歳/マスコミ/営業)■「先輩が後輩におごる」を選んだ理由は……・「昇格した人がおごらないといけない」(25歳/金属/エンジニア)・「上司の機嫌を取らないとおごってもらえない」(28歳/小売/販売)■もしかしてこれって自分の会社(周り)だけの飲み会ルール?……・「飲み会のあとはキャバクラの強制参加」(25歳/金融/営業)・「飲み会に欠席すると、使用用途不明のブラックリストに載る」(26歳/IT/プログラマー)・「飲み会の日にお客さんとのアポイントを入れるとむちゃくちゃ怒られる」(30歳/精密機器/営業)・「どんな小さな飲み会にも、専務をお誘いしなければならない」(27歳/金属/研究開発)・「毎回同じ店を飲み会に使う。コースも毎回一緒」(27歳/医薬品/研究開発)・「売り上げが悪い人間はペナルティとして飲み会でも自由な行動は一切取ってはならない」(26歳/警備/アルバイト)総評ランキングは上記のようになりましたが、実はビジネスマンの皆さんの意見の大半が「飲み会ルールで特に嫌なことはない」というものでした。「飲み会は上司との関係を円滑にする」、「仕事がしやすくなる」などメリットを感じているビジネスマンが多いようです。だからこそ、仕事上必ずしも関係があるとはいえない「余興」が1位にランクインしたのもうなずけますね。とはいえ、飲み会の参加やお酌や食べ物のとりわけを強要されるのには「正直うんざりしている」という意見も少なくありませんでした。飲み会は自分がよりよく仕事するために必要なツールのひとつ。多少の苦労は目をつぶって(?)、有意義なお酒の席にしましょうね。 (文・あおい歩)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性276名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク>>【男性編】上司からの飲みの誘いを断るときの理由ランキング>>大人のお酒の楽しみ方特集>>ビジネスマナークイズ会社生活での気になるルールをチェック!完全版(画像などあり)を見る
2010年02月17日COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月2日から6月12日にかけて「会社の飲み会に関してのアンケート」を実施した(N=1,000)。「仕事、会社絡みの自腹での飲み会は月に何回くらいありますか?」の質問に対し、月に1回以上あると答えたのは全体の71.1%で、月に2回以上あると回答したのは21.3%だった(図1)。また、「自腹での飲み会の参加費がいくらまでなら参加してもいいか」と聞いたところ、5,000円以下なら参加すると答えたのは95.9%になり、3,000円以下なら参加すると回答したのは31.6%だった(図2)。男女別でみたところ、男性は4,001円以上でも参加すると答えている人が50.5%と過半数を超えているのに対し、女性では32.3%だった。また、4,000円以下と答えている人は女性では67.7%だった(図3)。このことから、男性の方が飲み会に対しての予算が高くなっていることが分かる。また、「毎月、経費を使っての飲み会はありますか?」の問いに対しては、はい31.4%、いいえ68.6%となった(図4)。会社の飲み会へ参加する動機について比較したところ、「出来る限り参加しない」と答えた人は自腹の場合は15.9%だったのに対し、経費では7.8%と8ポイント少なくなった。一方、「趣旨などに関係なく誘われたらほぼ必ずいく」と答えた人は自腹の場合26.2%なのに対し、経費では43.6%と大幅に増えた(図5)。これにより、飲み会自体には「余計な出費となる」、「付き合いが面倒だし、早く帰りたい」などの理由で消極的な人も、経費でまかなわれる場合には参加してもいいと思っている人が多いことが分かる。なお、経費で支給される金額は一人あたり3,000円から5,000円が全体の68.1%を占めており、主流の金額と言えそうだ(図6)。COBS ONLINE会員アンケート「会社の飲み会に関してのアンケート」より抜粋(期間:2009年6月2日~6月12日、集計人数:1,000名)完全版(画像などあり)を見る
2009年06月23日