マイナポイントの還元を受けるために、2020年7月からどこか一つのキャッシュレス決済事業者を決めて予約ができるようになりました。そして、いよいよ9月からは実際に還元もスタートしました。よりお得に使いやすく紐付けるならどの決済事業者がよいのか、本記事では比較しながらまとめていきます。マイナポイントとはマイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、消費者が選んだどこか一つのキャッシュレス決済でチャージまたは買い物をすると、最大25%(上限5000ポイント)が戻ってくる仕組みです。登録の申請には、必ずマイナンバーカードが必要です。対象となるキャッシュレス決済対象となるキャッシュレス決済は、スマートフォンを利用するQR決済(例・PayPay)をはじめ、従来からあるクレジットカードも対象です。そのほか、電子マネーやプリペイドカード、デビットカードなども対象です。対象となる決済はいまだ増えている状況です。以下、マイナポイント専用ホームページ内の「キャッシュレス決済サービス検索」を用い、最新の情報を得ることをお勧めします。いつからいつまで?マイナポイント還元は、2020年7月から予約開始、9月から実際のポイント還元が始まります。制度自体は2021年3月末までです。マイナポイント還元は、政府予算が組まれています。その予算に達し次第終了となる見込みです。現状では、マイナンバーカード自体の発行に時間がかかっていることなどから、早急に予算に達することはないと推測されます。しかし、あくまでも国の予算の範囲内で行われるということは覚えておくとよいでしょう。まずはマイナンバーカードが必要マイナポイントのポイント還元を受けるには、大前提としてマイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードに関する注意点などを以下まとめていきます。通知カードではないので注意新型コロナウイルス感染症の影響で、国は全国民に対して特別定額給付金を支給しました。その手続きの際に、マイナンバーカードを保有していると手続きがスムーズだったことは記憶に新しいかと思います。その際、マイナンバーカードと、マイナンバー通知カードを混同している方が多いという報道もありました。通知カードは紙製マイナンバー通知カードは紙製、マイナンバーカードは写真付きのものです。マイナンバーカードを申請する際には紙製のマイナンバー通知カードが必要ですが、万が一紛失していても行政で対応してくれる場合もあります。窓口にてお尋ねください。申請から交付まで約1か月マイナンバーカードの申請をしてから実際に交付を受けるまで、おおむね1か月程度かかるとされています(マイナポイントHP内「マイナンバーカードの取得方法」より)。先にも書きましたが、マイナポイント事業自体には予算が組まれており、予算に到達したら事業終了する予定です。マイナンバーカードの交付まで1か月以上かかりますので、まずはマイナンバーカードの申請を急ぎましょう。マイナンバーカードの使い道マイナンバーカードの使い道は、いまだ不透明な部分もあります。将来的に一人に一枚マイナンバーカードがあれば、健康保険証や運転免許証などとも一体化するという案も出ていますが、現状はまだはっきりしていません。このことから、マイナポイントに興味はあっても、マイナンバーカード自体の発行に踏み切ることができない方が多いのも確かです。マイナンバーカードのメリット・デメリットをよく理解し、作るべきか否か熟慮するのもよいかと思います。マイナポイント還元・利用の流れここから、実際にマイナポイントの還元を受けるまでの流れについて解説します。登録から還元までマイナポイント利用には、大きく分けて以下の4ステップに分けられます。(1)マイナポイントの予約まずはマイナポイントの予約が必要です。この際に必要なものは以下のとおりです。手元に揃えたら、パソコンまたはスマートフォンの専用サイトから予約します。マイナンバーカードマイナンバーカードの暗証番号決済サービスIDまたはセキュリティコード決済サービスによっては、予約の前に事前登録が必要な場合もあります。希望する決済サービスのマイナポイントの登録手順がどうなっているか、事前に確認しておくことをお勧めします。(2)決済サービス申込マイナポイント申し込みから、あらかじめ決めた決済サービスに申し込みをします。申し込みは、パソコン、スマートフォンのほか「マイナポイント手続きスポット」と呼ばれる特定の場所からも可能です。マイナポイント手続スポット市町村窓口、郵便局、コンビニ(マルチコピー機、ATM)、携帯ショップなど約9万カ所にマイナポイントの予約・申し込みができる端末を設置しています。それを「マイナポイント手続きスポット」と呼びます。どこに設置されているかは、マイナポイントホームページ内「マイナポイント手続スポット検索」をご利用ください。(3)チャージまたは買い物で還元申し込んだ決済サービスを利用してチャージまたは買い物をすると、利用金額の25%(最大5,000円分)が還元されます。これを基に逆算すると、20,000円分のチャージまたは買い物をすれば、最大の5,000円の還元を受けられるということになります。(4)還元ポイントを使うポイントが還元されるタイミングは決済サービスによります。最短で即日ポイント還元を実施している決済サービスもあります。還元されたポイントの利用期限は、登録した決済サービスによって差があるようです。しかし、調べてみるとほとんど各社が期限を設けずに利用できるとしています。マイナポイントを管轄している総務省としても、マイナポイント予約・登録の期限は2021年3月末までとしていますが、還元されたポイントの期限については検討中と発表しています。クレジットカードも対象先にも紹介しましたが、クレジットカードでもポイント還元の対象となります。スマートフォン決済やQRコード決済のみが脚光を浴びている印象がありますが、実はクレジットカードでもお得な上乗せサービスがあります。主要クレカ各社のキャンペーン三井住友VISAカードでは抽選100名に、独自のポイント(Vポイント)10,000円相当が当たるキャンペーンを実施しています。WAON機能付きのイオンカードでは、イオン銀行デビットカードと合わせて使うことで最大2,000ポイントの還元を行うキャンペーンも実施しています。[adsense_middle]おすすめのキャッシュレス決済ここからは、おすすめのキャッシュレス決済について、さまざまな切り口から比較しながら紹介します。【d払い】最大キャッシュバック率37.5%マイナポイントでキャッシュバックされるポイントが一番多いのはd払いです(2020年9月現在)。基本となる5,000ポイントの還元以外に、申し込みだけで1,500ポイントがもらえます。さらにチャージまたは買い物で5%(最大1,000ポイント)が還元されます。結果、トータルで最大7,500ポイントがもらえるということになり、還元率でいうと37.5%です。申し込みだけでもらえる1,500ポイントは、現状では9月30日までの限定キャンペーンとなっています。すでにマイナンバーカードをお持ちの方は登録に間に合いますので、検討してみてはいかがでしょうか。【WAON】申し込みのしやすさNo.1キャッシュレス決済というと若い人向けのイメージがありますが、チャージして利用するタイプのWAONは、イオングループ全店で利用できることから年齢問わず利用者が多いのが特徴です。普段はスマートフォン決済などを使っていない世代の人でも、イオン各店の店頭にあるマルチコピー機から申し込みができます。つまり、パソコンやスマートフォンを持っていない場合や使い方に不安がある人でも、店頭から申し込みができるので安心です。さらに、普段利用している店舗であれば、還元されたポイントを利用する場合も使い道に困らず、メリットが大きいと言えます。申し込みのしやすさという点で、WAONでは上乗せキャンペーン実施期間が長く、焦らずに申し込みすることができます。一部のキャンペーンは9月末で終了してしまうものもありますが、WAONは2021年3月末までの期限となっています。【PayPay】即時ポイント還元通常、チャージまたは買い物でのポイント還元には時間がかかりますが、即時還元されるのはPayPayです。即時ポイント還元はほかにはなく、普段からPayPayを利用している人にはメリットの大きいサービスです。利用方法は簡単で、PayPayを紐付けし、還元を受けられる最大額である20,000円をチャージすると即座に残高が25,000円になります。また、PayPayは利用できる店舗が多く、もらったポイントを使う際にも便利です。2020年7月から8月までに事前登録をした場合は「マイナポイントPayPayジャンボ」キャンペーンが開催されていました。抽選で一等100万円が当たるキャンペーンでしたが、現在は終了し、引き続きのキャンペーンは実施されていません。マイナポイントの紐付け先に関するまとめマイナポイントに紐付けする決済の選び方は、お得さで選ぶか、よく利用する決済事業者を選ぶかがポイントになります。たとえお得さで選んでも、普段使わないような決済サービスを選ぶと、使い道がなく逆に損をすることもあり得ます。また、還元事業の申込期限など、期限があるものには要注意です。なお、一度選んだ決済は後で変更や解除ができませんので、その点にはご留意ください。
2020年10月09日クレジットカードに申し込む際、どうせならお得なキャッシュバック付きのカードがうれしいですよね?しかし、カード選びは特典だけではなくさまざまな要素を考慮する必要があります。この記事ではキャッシュバック付きクレジットカードを徹底比較しますので、ぜひカード選びの参考にしてください。クレジットカードの仕組みや種類をおさらいクレジットカードを選ぶ際には、クレジットカードについての基礎知識があると選びやすくなります。カードの選定をする前に知っておきたい以下内容について解説いたします。クレジットカードの種類クレジットカードにはランクがある決済方法の仕組みクレジットカードの年会費クレジットカードの種類クレジットカードは発行元による系統があり、大別すると三井住友カードやMUFGカードなどの「銀行系」、JCBカードやアメリカンエキスプレスカードなどの「信販系」、イオンカードや楽天カードなどの「流通系」、ACマスターカードのような「消費者金融系」の4つがあります。細かく分けると交通系カードや空港系カードなどにカテゴライズされることもありますが、大まかに上記4つを知っておくとよいでしょう。クレジットカードにはランクがあるクレジットカードにはカードランクがあり、カードランクが上がるほど年会費も上がる反面、サービスの質がよくなっていきます。最もカードランクが低くて手軽に入手できるのが一般カード、その上にかつてステータスの象徴といわれたゴールドカード、その上により格式が高いプラチナカード、そして最も上位に君臨するブラックカードはカード会社の招待制となっています。キャッシュバックキャンペーンは主に一般カードやゴールドカードで行われていることが多いため、当記事でもこれらを中心に後述いたします。ちなみに、クレジットカードの入会審査は、年収や勤続年数などの属性、金融取引にキズがないかなどが厳正にチェックされ、カードランクが高いほど審査が厳しくなります。決済方法の仕組みクレジットカードは後払い式の決済ですが、支払い方法はさまざまです。カード会社指定期日にまとめて支払う一括払いや、ボーナスのタイミングを見越して支払うボーナス払い、回数を分けて支払う分割払い、毎月一定額を支払うリボ払いがあります。中にはリボ払いだけに対応したリボ払い専用カードも存在します。クレジットカードの年会費クレジットカードの年会費は一般カードで無料から数千円、ゴールドカードで5,000円~3万円、プラチナカード2万円~15万円ほどのものが多いです。その上のブラックカードは10万円~30万円と破格の年会費となっています。年会費無料(永年)の一般カード年会費無料カードといっても、初年度だけ年会費無料のカードが多いですが、最も入手性がよいのは年会費永年無料カードです。保有しているだけでは1円もかからないわけですから、持っていて損はありません。年会費有料の一般カード一般カードには年会費がかかるカードもあります。ただし、初年度だけ年会費無料となるカードや、条件付きで翌年以降年会費無料となるものもあります。また、無料期間がない年会費有料の一般カードも数百円程度の年会費のカードが多いです。かつての憧れの的だったゴールドカードゴールドカードはかつて富裕層の象徴、そしてカードユーザーが羨望の眼差しを向けたカードでした。しかし今では5,000円未満の低年会費ゴールドカードが数多く存在し、気軽にゴールドカードのステータスを味わえるようになりました。とはいえ、年会費が1万円~3万円以上のゴールドカードも多く、かつてのステータスはしっかりと守っています。【おすすめ】キャッシュバック付きクレジットカード比較ランキングでは、上記を踏まえておすすめのキャッシュバック付きクレジットカードをランキング形式で紹介します。キャッシュバックの金額だけでなく、サービス内容も踏まえた総合スペックで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。楽天カードVIASOカードエムアイカード ゴールド三井住友カードビュー・スイカカードdカード GOLD[adsense_middle]1位:楽天カード楽天カードは株式会社楽天が発行しており、カード新規入会と利用によりもれなく7,000ポイント分のキャッシュバックがあります。入会特典2,000ポイントに加えて、楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」登録・申請することで、別途5,000ポイント分が進呈されます。サービス・セキュリティ性が充実楽天カードは年会費永年無料でありながら、ポイント還元率1%、楽天市場でポイント3倍となる上、最高2,000万円の海外旅行傷害保険まで付く優れものです。その上、ネットショッピングの不正や商品未着の補償もあり、セキュリティ性も高いカードとなっています。ちなみにキャッシュバックキャンペーン期間は2020年8月24日までで、続報が公式サイトにありません(2020年8月20日現在)。常に手厚いキャンペーンを実施していますので、その後の情報は要チェックです。2位:VIASOカードVIASOカードは三菱UFJニコスが発行しているカードで、最大1万円のキャッシュバック特典があります。入会から3カ月以内に会員専用WEBサービスIDを登録し、15万円以上の利用で8,000円キャッシュバック、登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」への登録で2,000円キャッシュバックされます。2020年7月1日以降にVIASOカード入会した人が対象となっています。1ポイント=1円としてオートキャッシュバックVIASOカードは、ポイント還元率0.5%と低水準であるものの、貯まったポイントは1ポイント=1円としてオートキャッシュバックされます。また、VIASO eショップの利用で最大10%ポイント、特定加盟店でポイントが2倍など、現金払いよりもお得です。さらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険、国内のリボ払いと分割払いで100万円・海外100万円のショッピング保険が付くなど、付帯保険も充実しています。3位:エムアイカード ゴールドエムアイカード ゴールドは三越伊勢丹グループが発行するカードで、年会費は5,500円です。エムアイカードアプリへのログインを条件として、入会から最大6カ月は毎月利用金額の5%(毎月最大5,000円)がキャッシュバックされるため、6カ月合計で最大30,000円のキャッシュバック特典が付きます。申し込み締め切りは2020年9月30日ですので、早めの申し込みをおすすめします。空港ラウンジの無料利用など上質なサービスが特徴エムアイカード ゴールドは、お手頃の年会費で上質なサービスが受けられるカードです。国内主要空港と一部海外(韓国の仁川国際空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港)の空港ラウンジが無料で利用可能です。また、通常年会費6,000円する高級レストラン予約サービス「LUXA RESERVE」が無料利用できるほか、最高1億円の海外旅行傷害保険や、最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯します。さらにショッピング保険は国内外ともに300万円となっており、ゴールドカードならではの充実したサービスを誇っています。4位:三井住友カード三井住友カードは三井住友銀行が発行しているカードで、入会後に会員サービス「Vpassスマホアプリ」にログインすると、利用金額の20%(最大8,000円)のキャッシュバックがなされます。キャンペーンは2019年6月1日~と終了期間が明記されていませんが、予告なく終了する場合もあるので早めに申し込みましょう。初年度年会費は無料、翌年以降は1,375円ですが、ショッピング1回払いが自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」への登録利用で、翌年度以降の年会費も無料となります。ポイントUPモールの経由などでお得にポイント還元率は0.5%ですが、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイント5倍、ポイントUPモールを経由のショッピングでポイント最大20倍と、利用シーンによってポイントがたっぷり貯まります。三井住友カードも最高2,000万円の海外旅行傷害保険、国内のリボ払いと分割払いで100万円・海外100万円のショッピング保険が付き、充実の付帯保険となっています。5位:ビュー・スイカカードビュー・スイカカードはJR東日本が発行しているSuica定期券一体型クレジットカードで、5,000円相当のJRE POINTキャッシュバックが付きます。JRE POINTとはJRE POINTとはJR東日本のポイントプログラムで、貯まるとSuicaへのチャージやSuicaグリーン券への交換、駅ビルやJRE MALLでのお買いものに利用可能です。キャンペーン期間は2020年10月31日までの申し込みとなっていますので、それまでに検討しましょう。年間利用金額やカード掲示によるポイント制度ビュー・スイカカードのポイント還元率は0.5%ではあるものの、定期券購入でポイント3倍、年間利用金額次第で最大2,500ポイントボーナスが付きます。さらにJRE POINT加盟店でのカードを提示すると、110円につき1ポイントが付与されます。年会費は524円必要ですが、すぐにペイできるでしょう。その上、最高500万円の海外旅行傷害保険、最高1,000万円の国内旅行傷害保険が付帯しますので、安心してお出かけも可能です。6位:dカード GOLDdカード GOLDはNTTドコモが発行しているカードで、年会費は11,000円となっています。キャンペーンは11,000ポイントのdポイントキャッシュバックとなっており、年会費分がペイできます。期日の記載がありませんが、いつ終了するか分かりませんので、早めのお申込みをおすすめします。高水準のポイント還元率dカード GOLDは、ドコモのケータイやドコモ光の利用金額1,000円ごとに10%分のdポイントが貯まるほか、通常店舗でのポイント還元率1.5%、インターネット店舗でのポイント還元率は2.0%となっており、高水準のポイント還元率となっています。その上、最高1億円の海外旅行傷害保険や、最高5,000万円の国内旅行傷害保険、国内外300万円のショッピング保険が付いており、保証も申し分ありません。また、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジ無料サービスが付帯するほか、海外での観光案内や予約・トラブル対応をしてくれる海外サポートデスク「VJデスク」が利用できるなど、充実したサービス内容となっています。お得なカード選びのコツいくらキャッシュバック特典が手厚くても、サービス内容が悪ければ意味がありません。クレジットカードは継続保有するものですから、サービス内容はしっかりと比較しましょう。ここではお得なカード見極めのポイントとして以下内容を紹介します。ポイント還元率が高いカードキャンペーン以外の付帯サービス優待や割引多いカード[adsense_middle]ポイント還元率が高いカードクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1.2%が一般的です。そのため、0.5%に近いものは低還元率、1%を超えるものは高還元率と考えましょう。その上で、優待店やWEBモールでどれくらいポイントアップするのかも踏まえて検討しましょう。キャンペーン以外の付帯サービスキャンペーン以外の付帯サービスもしっかり確認しましょう。旅行保険やショッピング補償が付帯するのかどうかや、ゴールドカードの場合は空港ラウンジサービスが付くかどうかも踏まえてチェックしましょう。ただし、普段飛行機に乗らないのに空港ラウンジサービスがあっても仕方ありません。ほとんど旅行に出かけないのに旅行保険があっても宝の持ち腐れとなります。ご自身のライフスタイルに合った付帯サービスかどうかチェックしましょう。優待や割引多いカードクレジットカードには、ホテルや飲食店などの優待や割引が付くものもあります。主にゴールドカード以上で多いサービスですが、頻繁にホテルや飲食店を利用する人は見逃せないサービスです。各カードごとに膨大な加盟店・提携先がありますので、それぞれのカードの優待・割引特典を確認しておきましょう。キャッシュバック付きクレジットカードに関するまとめクレジットカードには種類やランクがあるため、まずはこれらの基本を押さえてからカード選びをしましょう。キャッシュバック特典が付くカードの中で、特にお得で使い勝手がよいカードを先述していますので、あなたのライフスタイルにあったものをチョイスするとよいでしょう。その際には、キャッシュバックだけでなく、ポイント還元率が高いカードや付帯保険などさまざまなチェックポイントがあります。ぜひ参考にしていただき、ジャストフィットしたカードを選んでください。
2020年09月15日年10月から2020年6月までキャッシュレス・ポイント還元事業が行われるなど、日本におけるキャッシュレス決済普及のために様々な取り組みが行われています。キャッシュレス決済の種類やサービスがたくさんあり、どれを利用してよいのかわからない…と悩む人がいるのではないでしょうか。そこで今回は、キャッシュレス決済の「アプリ」に焦点を当てて解説します。アプリという特性上、今回はキャッシュレス決済の中でも「スマホ決済」を中心に、特徴や使い方、メリット・デメリットについてご紹介します。キャッシュレス決済の種類を比較今回解説したい「スマホ決済」は、キャッシュレス決済の1つです。まずはキャッシュレス決済の種類を比較しながらご紹介します。キャッシュレス決済の種類ごとに特徴が異なりますので、キャッシュレス決済の利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。クレジットカード後払い発行にあたり審査アリ複数の支払い方法キャッシング(借り入れ)可能クレジットカードの大きな特徴として「後払い」であることが挙げられます。クレジットカードを利用して店舗などで支払いを行うと、いったんカード会社が支払いを立て替えます。カード会社が立て替えた支払いを、後日カード契約者に請求するという仕組みです。このような後払いの仕組みとなっているため、カード会社はクレジットカード発行にあたり審査を行っています。そのほか、クレジットカードの特徴として支払い方法が複数あることが挙げられるでしょう。一括払いだけでなく、分割払いやリボ払いなどから選択することができます。また、クレジットカードには買い物などで利用するショッピング枠のほか、借り入れのできるキャッシング枠が付与されることがあります。デビットカード即時払い銀行口座と連携一括払いのみ一部支払いができないサービスがある見た目や使い方はクレジットカードと似ていますが、支払い方式が大きく異なります。後払いのクレジットカードに対して、デビットカードは「即時払い」。デビットカードは銀行口座と連携しているという特徴ですから、デビットカードを利用して店舗などで支払いを行うと、銀行口座の残高から即時で引き落としがされるという仕組みになっているのです。そのため、支払い方法は一括払いのみとなっています。なお、月額払いやガソリンスタンド・高速道路など、一部支払いができないサービスがありますので注意しましょう。電子マネーチャージ式が一般的(後払い式もある)不正利用などがあっても補償対象外となることも基本的に審査不要交通系電子マネーとして代表的な「Suica」「PASMO」「ICOCA」など、日常的に利用している人は多いのではないでしょうか?一般的に、現金を電子マネーにチャージをして支払いに利用します。基本的に審査は不要です。なお、サービスや条件によっては不正利用などがあってもチャージ分が補償対象外となってしまうことがあります。チャージ式が一般的ですが、中には後払い式のサービスもあります。スマホ決済最近ではアプリを利用した「QRコード決済」が台頭しているチャージ式・クレジットカード連携などサービスにより様々時期により還元率の高いキャンペーンを行っているスマートフォン1台あれば決済可能スマホ決済の主な種類には「キャリア決済」「非接触型IC」「QRコード決済」がありますが、最近ではスマートフォンのアプリを利用した「QRコード決済」の普及が拡大しています。QRコード決済の支払い方式は、チャージ式やクレジットカード連携、銀行口座連携、フリマアプリの売上金連携などサービスにより様々です。スマホ決済の大きな特徴として、スマートフォン1台があれば決済可能という点が挙げられるでしょう。スマホ決済のアプリについては、後の項目をご覧ください。スマホ決済(QRコード決済)アプリの特徴を比較ここでは、スマホ決済の中でもQRコード決済に焦点を当てて、アプリごとの特徴を解説していきます。項目によってサービスを比較しながらご紹介しますので、スマホ決済に興味のある人はぜひご覧ください。[adsense_middle]使える店代表的なQRコード決済サービスの加盟店数を表にまとめています。各会社の公表時点や加盟店の数え方が異なりますので、参考程度にしてください。なお、以前当サイトでご紹介した「Origami Pay」は、2020年6月末にサービスが終了しますので今回は省略しています。楽天ペイ・楽天Edy・楽天ポイントを含む数字になりますが、表の中では1番加盟店数の多くなっています。楽天関連のキャッシュレス決済は上記の他にも、楽天カードや楽天銀行のデビットカードなども存在しています。また、QRコード決済のサービス単体での加盟店数は、PayPayが194万か所を突破しています。PayPayは全国チェーン店だけでなく、中小規模の加盟店も多く存在しているという特徴があります。どのQRコード決済を利用しようか悩んでいる人は、加盟店数や、よく利用しているお店が加盟している決済サービスから選択する方法も検討してみるとよいでしょう。お得なポイント還元基本的なポイント還元率は上記の通りです。しかし、どのサービスも時期によって様々なキャンペーンを行っていますので、キャンペーンの内容次第では還元率が大幅にアップするものがあります。たとえば、対象の加盟店での買い物をするとさらに大きなポイントを還元するキャンペーンや、期間限定でポイント還元率をアップさせるキャンペーンなどが挙げられます。今後も各社で様々なキャンペーンが行われることが予想されますので、ポイント還元を重視している人は、利用しているスマホ決済サービスのキャンペーンを事前にチェックしておくことをおすすめします。スマホ決済アプリの評判スマホ決済は、上記で解説したように「スマートフォン1台あれば決済可能」というサービスです。スマホ決済の中でもQRコード決済の場合、専用のアプリをダウンロードして利用します。スマホ決済アプリでは、支払いやチャージ、残高確認のほか、対象サービス加盟店の検索、キャンペーンの確認、支払い・ポイント獲得履歴の確認などができるようになっています。LINE(LINE Pay)やメルカリ(メルペイ)のように、スマホ決済アプリとして独立しないアプリもあります。たとえばコミュニケーションアプリである「LINE」の場合、LINEアプリの中に、LINE Payが存在しています。LINE Pay専用アプリもあるので、LINE Payを利用する人は使用するアプリを選択できることになります。また、フリマアプリの代表的な存在である「メルカリ」においても、メルカリのアプリ内にメルペイが存在しています。メルカリの売上金をメルペイ残高として利用できますので、メルカリをよく利用している人は使いやすいでしょう。このように、スマホ決済アプリの評価・評判は決済アプリの背景にあるサービスによっても異なります。スマホ決済アプリを選ぶときには、よく利用するサービスから選択するという方法も考えられるでしょう。スマホ決済(QRコード決済)アプリの人気・おすすめランキング3選以上を踏まえて、スマホ決済(QRコード決済)の総合ランキングを1位~3位までご紹介します。主観によるランキングですが、みなさんのスマホ決済サービスの選択に役立てれば幸いです。[adsense_middle]1位:PayPay1位はPayPay!QRコード決済の先駆けといえる存在のPayPay。2018年末は、大幅な還元率のキャンペーンを打ち出して話題になりましたね。現在でも全国チェーンの加盟店とコラボするお得なキャンペーンや、期間限定の高還元率キャンペーンを行うことがあります。今回、総合ランキング1位をPayPayにした理由には、次のようなものがあります。全国チェーン店舗だけでなく、地元の中・小規模の店舗にも普及しているので使いやすい通常時のポイント還元率が高い(最大1.5% ※条件あり)お得なキャンペーンを定期的に行っている請求書払いが可能ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはキャリア決済可能PayPayの魅力の1つは、加盟店の幅広さが挙げられます。全国チェーンの加盟店も豊富ですが、個人店のような中・小規模の店舗にも普及しているという特徴があります。加盟店の多さは決済サービスの使いやすさに直結しますので、ありがたいですよね。また、PayPayは通常時のポイント還元率が最大1.5%となっています。そのほか、上述したようにお得なキャンペーンを定期的に行っているのも魅力でしょう。2位:楽天ペイ2位は楽天ペイとなりました。決済・金融・生活・ライフラインなど楽天関連サービス自体が幅広く、楽天経済圏の中で暮らしている人には特におすすめしたいスマホ決済サービスです。今回、総合ランキング2位を楽天ペイとした理由は以下の通りです。楽天ペイにチャージした楽天キャッシュは、ほかの楽天サービスでも利用できる楽天カードと組み合わせることにより、さらに多くのポイントを獲得可能セルフ払いが可能期間限定ポイントを使用することも可能楽天スーパーポイントや楽天関連サービスを利用している人にとっては、特にメリットが大きい楽天ペイ。楽天ペイに楽天カードを連携させて支払うことにより、楽天カード利用分のポイント+楽天ペイのポイントというように二重取りが可能となります。楽天ペイにチャージした楽天キャッシュは、楽天ペイ以外の楽天関連サービスでも利用できますので、使い道の汎用性が高いことも魅力でしょう。また、楽天ペイでは支払いの際に期間限定ポイントを使用することが可能です。期限間近で使い道に困ったポイントを、コンビニなどの加盟店で利用できますので便利ですね。3位:LINE Pay3位はLINE Pay。スマートフォンを使っている人であれば、コミュニケーションアプリ「LINE」を利用している人がほとんどではないでしょうか。LINEは私たちの身近なサービスだといえるでしょう。今回、3位にLINE Payを入れた理由は以下の通りです。LINEアプリから利用可能利用額に応じてポイント還元率が変化するLINEでつながる「友だち」に送金・割り勘ができる決済などの手続きの度にLINEで通知がくるLINE Payの魅力の1つは、コミュニケーションアプリ「LINE」から利用することができる点です。家族や友人とのコミュニケーションツールとして、LINEアプリを既に入れている人は多いのではないでしょうか。新しくアプリをダウンロードしなくてよいというメリットが考えられます。また、LINEでつながる友だちに送金・割り勘ができたり、決済などの手続きをするとLINEで通知がきたりしますので、LINEを利用している人にとっては使いやすいアプリであるといえるでしょう。LINE Payには「マイカラープログラム」という制度があり、利用金額に応じて還元率が変動します。LINE Payを多く利用する人であれば、高い還元率になる仕組みです。利用するほど還元率が上がるという制度も、魅力の1つといえるでしょう。気になるキャッシュレス決済アプリがあれば、まずは気軽にダウンロードしてみよう!今回ご紹介したスマホ決済サービスのアプリは、無料でダウンロードできます。気になるアプリがありましたら、まずはダウンロードしてみるというのも1つの手でしょう。複数のキャッシュレス決済を場面に応じて使い分けることもできますので、まずは気軽に始めてみるのもおすすめです。みなさんも、キャッシュレス決済を賢くお得に利用してみてください。
2020年03月29日スマホ決済が浸透してきて、周囲でも使い始める人がチラホラ。まだ現金派の人は要チェック!自らキャッシュレスクイーンと名乗る綿谷禎子さんが、その魅力を力説。そろそろスマホ決済を始めたほうがいいワケ。スマホをかざしたり、QRコードを読み込むだけで手軽に支払いができるスマホ決済。財布を持ち歩かなくてもよくなったり、スマホでチャージできるので、ATMで現金を引き出す頻度が減ったりと、私たちのライフスタイル自体も変化してきています。キャッシュレスの取り組みが本格化したのは、日本のキャッシュレス決済比率が約20%と、欧米諸国に比べて低いことから。観光や東京2020大会などで海外から多くの人が訪れることもあり、経済産業省ではこの比率を2025年までに40%まで高めようと、様々な施策を行っています。今は利用できるお店や利用者を増やす時期。そのため国自体が予算を出して「キャッシュレス・ポイント還元事業」を行ったり、各サービス事業者が大盤振る舞いのキャンペーンを行っています。おトクなキャンペーン目当てに、スマホ決済を始める人も多いです。ただ、そんなキャンペーンもそろそろ減少傾向に。キャンペーンの数自体はまだまだ多くありますが、その期間が短くなったり、上限額が少なくなったりしてきています。まだ使っていない人は、トクをできる今のうちに、ぜひスマホ決済を始めてください。理由その1金銭管理が一目瞭然。お財布に入っていたお札がいつの間にかなくなって、「何に使ったのかな?」と思うことはない?でもスマホ決済なら支払い明細がきっちり残るので、お金の使い道が明確。なかには毎月の支払金額をグラフで表示してくれるサービスもあります。毎月、予算を決めてチャージして、その範囲内でやりくりすれば無駄遣いが防げるかも。理由その2ポイント還元でおトク!昨年10月から始まった国の「キャッシュレス・ポイント還元事業」では、対象店舗でキャッシュレス決済すると、最大5%のポイントが還元されます。この取り組みは6月30日まで。ほかにも20%還元など、各サービス事業者がいろいろなキャンペーンを実施中。利用者を拡大するための施策に乗っかって、今のうちにトクしましょう。理由その3割り勘も1円単位でカンタン。スマホ決済ではお店にお金を支払うだけでなく、友だちにお金を送ることもできます。これがなかなか便利!飲み代の割り勘なども1円単位でスマートに支払えます。離れている相手にも送金できるので、友だちと一緒にお祝いを贈る時の支払いなどにもお役立ち。しかも振込手数料のような料金は不要なので、手軽に利用できます。綿谷禎子さんライター、「All About」ガイド。ビジネス情報誌『DIME』(小学館)を中心に幅広く執筆。自称、キャッシュレスクイーン。主にスマホ決済やクレカ、ポイントなどの記事を手掛ける。※『anan』2020年3月18日号より。文・綿谷禎子イラスト・沼田光太郎(by anan編集部)
2020年03月16日年10月に消費税が10%に増税されてから、もうすぐ半年が経過しようとしています。増税やキャッシュレス・ポイント還元事業をきっかけに、キャッシュレス決済に興味を持った人がいるのではないでしょうか。そこで今回は、キャッシュレス決済の種類についてご紹介します。キャッシュレス決済それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説しますので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。キャッシュレス決済の仕組みと種類「キャッシュレス決済に興味はあるけれど、仕組みがよくわかっていない…」という人がいるのではないでしょうか。キャッシュレス決済とは、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済など、現金を使用せずに支払いをすることができる決済方法のことをいいます。したがって、一口に「キャッシュレス決済」といっても種類が複数あるということです。ここでは、主なキャッシュレス決済の種類を挙げて、仕組みを解説していきます。クレジットカードクレジットカードは、お店などへの支払いをいったんカード会社が立て替えて、後日カード会社から契約者に請求するという後払いの仕組みとなっています。後払いであるという仕組みのため、クレジットカードの申し込みにあたりカード会社で与信審査を行うことが一般的です。デビットカードデビットカードとは、銀行口座と紐づけて決済を行う即時決済の仕組みを持つカードです。したがって、デビットカードは預金口座の残高以上の支払いができない仕組みとなっています。電子マネー事前に現金を電子マネーとしてチャージしておき、チャージした電子マネーの範囲でお店の支払いを行います。電子マネーはこのように前払いでチャージする仕組みのものが多いのですが、サービスによっては後払いの仕組みのものも存在します。スマホ決済現在スマホ決済で代表的なものは、お店のQRコードを読み取ったり、自分のQRコードをお店に読み取ってもらったりして支払いを行う仕組みの「QRコード決済」でしょう。事前にチャージを行ったり、クレジットカードと紐づけたりして支払いを行います。そのほか、通信料と一緒に請求される「キャリア決済」や、スマートフォンに登録されたクレジットカードなどを読み取って支払いを行う「非接触IC型」の仕組みがあります。このように、キャッシュレス決済は種類によって仕組みが異なります。それぞれのメリット・デメリットについては後の項目で解説しますので、そちらをご覧ください。キャッシュレス決済の利点ここでは、キャッシュレス決済の利点について解説します。キャッシュレス決済を利用しようか検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。[adsense_middle]ポイント還元キャッシュレス決済を利用して支払いを行う利点の1つはポイント還元でしょう。キャッシュレス決済の種類やサービスを提供している会社によってポイントの種類や還元率は異なりますが、現金支払いにはない利点です。現金支払いと比較すると、還元されるポイント分お得に使えるでしょう。さらに、2019年10月から2020年6月までの9か月間は、「キャッシュレス・ポイント還元事業」により通常よりもポイント還元の恩恵を受けられる可能性があります。現金を持ち歩かなくても支払いができるキャッシュレス決済を利用すれば、現金を持ち歩く必要がありません。特にスマホ決済であれば、スマートフォン1台で支払いが完結してしまいます。外出時の荷物を減らせるという利点も考えられるでしょう。ただし、キャッシュレス決済に対応しているお店でないと利用できませんので注意しましょう。支払い履歴が残るキャッシュレス決済を利用すると、いつ・どのお店で・何円の買い物をしたのか履歴が残ります。決済サービスによってはアプリで確認できたり、アプリに家計簿機能を搭載していたりするものがあります。支払い履歴が記録されるという点は、キャッシュレス決済の利点だといえるでしょう。スマホ決済(QRコード決済)はお店側が導入しやすいこともこれはお店側の利点ですが、一部のスマホ決済サービスでは、お店側の導入手数料を期間限定で無料にしていることがあります。スマホ決済を導入するには専用の機械が必要であったり、お店の中で支払いの仕組みを作らなくてはならなかったり、何かと手間と費用がかかるものです。キャッシュレス決済の種類によっては、お店側が導入しやすいものがあることも利点の1つに挙げられるでしょう。キャッシュレス決済を導入することにより、キャッシュレス決済派の客層を獲得できる可能性があります。キャッシュレス決済のメリット・デメリットを比較ここでは、キャッシュレス決済のメリット・デメリットを種類ごとに比較します。キャッシュレス決済のどの種類を利用しようか悩んでいる人は、気になる種類を比較しながら検討してみてください。[adsense_middle]主なキャッシュレス決済一覧キャッシュレス決済の特徴を主な種類ごとに上記の表にまとめました。ポイント還元など、キャッシュレス決済に共通するメリット・デメリットは除いて記載しています。各種類の詳しい特徴は次の項目から解説しますので、ご覧ください。クレジットカードの特徴ここでは、クレジットカードの特徴についてご紹介します。クレジットカードの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。メリット①手持ちの現金が少なくても買い物ができる後払いという仕組みのため、「今は手持ちの現金がない」というときでも買い物をすることができます。カード会社によって支払いスケジュールは異なりますが、実際の請求は翌月となることが多いでしょう。そのため、クレジットカードでは手持ちの現金が少ないという状況でも、支払いを先延ばしにして買い物ができるというメリットがあるのです。メリット②支払方法が選択できるクレジットカードでは一括払いのほか、「分割払い」や「リボ払い」といった支払方法を選択することができます。生活スタイルやそのときのお金の状況などに応じて、支払方法を変えるという選択ができるでしょう。メリット③優待や特典サービスがあることもクレジットカードの種類やカード会社によっては、優待サービスや保険などの付帯サービスが充実していることがあります。クレジットカード選びの際は、サービス内容から選択するという方法もとれるでしょう。メリット④月々の支払いに利用できる水道光熱費やインターネット使用料、携帯電話の利用料金など、月々の支払いにクレジットカードを利用することができます。興味のある人は、支払いをしたいサービスがクレジットカードの支払いに対応しているか確認してみるとよいでしょう。デメリット①使いすぎてしまう危険がある後払いという仕組みには上記でご紹介した「手持ちの現金が少なくても買い物ができる」というメリットだけでなく、「使いすぎてしまう危険がある」というデメリットが考えられます。クレジットカードを利用すると、現在はお金がなくても買い物ができてしまいます。使いすぎてしまわないように、こまめに利用明細を確認するなど対策を考えておくとよいでしょう。デメリット②年会費がかかるものもクレジットカードには様々な種類があり、年会費がかかるものもあります。中には、年会費が数万円~数十万円することも。年会費がかかるクレジットカードは、その分優待や特典などのサービスが充実していることがあります。クレジットカードを選ぶときには、費用対効果を考えて選択するとよいでしょう。デメリット③支払方法によっては手数料が発生するクレジットカードには支払方法を選択できるというメリットがある一方で、分割払いやリボ払いでは支払いに手数料が発生することがあります。支払い方法を選択するときには、金利手数料や返済計画をきちんと考えておきましょう。デビットカードの特徴デビットカードの特徴について解説します。クレジットカードと似ている部分がありますので、比較しながら確認するとよいかもしれません。メリット:即時払いのため、使いすぎを防ぐことができるデビットカードは即時払いという特徴のため、基本的には預金残高以上の決済ができません。そのため、残高を調整することによって使いすぎを防ぐことが可能です。デメリット:クレジットカードと同じように使用できるが、一部利用できないサービスがあるデビットカードは、基本的にはクレジットカードと同じように使用することができます。ただし、高速道路やガソリンスタンドなど、一部利用できないサービスがありますので注意が必要です。電子マネーの特徴ここでは、電子マネーの特徴についてご紹介しましょう。メリット:支払いがスピーディ交通系電子マネーのSuicaやPASMO、商業系電子マネーの楽天Edyなどが代表的な電子マネー。電子マネーでは、カードをかざすだけで支払いが完結します。支払いがスピーディだという特徴があるといえるでしょう。デメリット①残高が補償されないことがある電子マネーの種類によっては、万が一不正利用などをされた場合でも、チャージされた残高が補償されないことがあります。不安な人は、あらかじめ利用したいサービスに補償があるかどうか確認しておくとよいでしょう。また、チャージは少額のみにしておくという対策も考えられます。デメリット②チャージ不足に注意一部後払いの電子マネーもありますが、電子マネーで代表的なサービスは前払い式(チャージ式)が多いでしょう。チャージ不足の場合は決済できないため、注意が必要です。スマホ決済(QRコード決済)の特徴ここでは、スマホ決済の中でもQRコード決済に焦点を当てて解説していきます。メリット:スマートフォン1台で支払いが完結するスマホ決済のメリットとして、スマートフォン1台あれば支払いが完結するという点が挙げられるでしょう。支払いにあたり、現金や財布が必要ありません。買い物に出かける際の持ち物が少なくてよいというメリットも考えられます。デメリット①スマートフォン次第で利用できくなる上記のように「スマートフォン1台あれば支払いが完結する」というメリットがある一方で、スマートフォンが利用できない状況にあると支払いができなくなるというデメリットが考えられます。例えば、電波障害やスマートフォン本体の故障時などは利用できない可能性が高いので、この場合は別の決済手段も考えておく必要があるでしょう。デメリット②アプリを起動させるなど手間があるスマホ決済(QRコード決済)では、一般的に専用アプリを利用して決済が行われます。そのため支払いまでに、アプリを起動してQRコードを表示する(読み取る)という手間がかかるという点はデメリットだといえるでしょう。セキュリティの比較キャッシュレス決済の種類を「セキュリティ」という観点から表にまとめてみました。キャッシュレス決済の種類によって補償制度があったり、補償を受けるために条件があったりするなど違いがあることがわかります。なお、細かい内容や補償制度はサービスを提供している会社によって異なりますので、気になる人は各会社の規約などを確認してみるとよいでしょう。キャッシュレス決済の種類&選び方に関するまとめキャッシュレス決済の種類の選び方として、次のようなものが考えられます。ポイント還元率やポイントの使い道から選択するよく利用するサービスやお店などから選択する補償制度からキャッシュレス決済の種類を選ぶ例えば、ポイント還元率が高くてもポイントの利用先が限定されていると恩恵を受けにくいですよね。キャッシュレス決済の種類を選ぶときには、ご自身の生活スタイルやよく行くお店、キャッシュレス決済の目的などから選択することをおすすめします。
2020年03月15日こんにちわ、エェコです。増税してしばらく経ちますが…。みなさんどうですか?私は増税して人生初のほぼキャッシュレス生活をはじめました。今回はその感想をお話したいと思います。■ドケチ主婦の私は現金主義現金命!ドケチ主婦の私は目に見えないお金は信用してなかったのですが(極端すぎる)、ニュースなどの情報で「増税後はキャッシュレスのほうがお得だな」と感じたので、思い切ってキャッシュレスアプリを入れてみました。某キャッシュレスアプリですが、選んだ理由は私が使ってる携帯会社と連携してるからです。(ポイントがとてもたまりやすい)キャッシュレスに手を出さなかった理由は「情報ろうえい」。ニュースでみるたび震え上がります。登録したクレカや銀行口座からチャージされても私の頭ポンコツなので「あれ~? 使ったっけな? でも引き落とされてるんだから使ったんだろうな~」と受け入れてしまいそうで怖かったです。でも別に、クレカや銀行口座を登録しなくても使えると知って安心しました。チャージする金額も少量にしています。大金をチャージすると気が大きくなって使ってしまいそうで…(自制は強くない)これなら何かあっても大丈夫だし、コンビニは近くにあるので手軽にチャージできます。■おトクだし荷物も減るし、手放せない!今は還元がついてるのでより安く感じてるんだと思いますが、それでもキャッシュレスアプリ使った方がポイントがたまりやすいのはステキ!しかも、貯まったポイントはそのお店じゃなくてもネット通販などに利用できるし…お得すぎる!さらにお店によっては自店のポイントカードも併せて加算してくれる! すご!!ビックリしたのは近所の古くからある文房具店までキャッシュレス対応をはじめたところ! 学校指定の体操着や名札もキャッシュレスで買えちゃう! すごすぎ!女子だけど、肩こりなどを考えてなるべく荷物は持ち歩きたくない私。近所のスーパーならスマホと家の鍵だけを持って行けるのがうれしすぎます!(それまで分厚いばかりで中身がすっからかんの財布と、それを入れるトートを持って行ってた)食わず嫌い的な感じで避けていたキャッシュレスですが、自分にあった使い方をするとすっごい便利ですね!還元が終わっても手放せないと思います。あと、ここから妄想なのですが…■未来のお財布はVR?こういうのどうですか? もうあるのかな?現地のコインは両替できないし、もったいないなと思ってたんですが…これならいくらかマシになるのでは? お土産的な感じで持って帰るのもいいですが、あったら便利だな~と思いました。VR財布。いいと思いません?某アニメみたいに指を空中にスワイプするとステータス画面が出てくる…みたいなやつ! 私が死ぬまでには実現してほしいな~と思ってます。
2019年12月08日今年10月から、消費税10%への引き上げと同時に政府の「キャッシュレスのポイント還元制度」がスタートした。現金払いよりもキャッシュレス決済のほうがメリットが大きいとされるものだが、「おトクだと思っていたら、なんだか出費が増えて気づけば家計がピンチ!」と、主婦たちから悲鳴の声も上がっている。「対象店舗でスマホ決済やクレジットカード、電子マネーなどキャッシュレスで買い物をすると2〜5%が還元されるので、実質的には負担増ではなく、むしろ増税前より割安ということになります。ところが、キャッシュレス化の波に乗り遅れてはならないと、さまざまな決済方法に手を出してしまい、増税前より浪費が加速してしまった、という話をよく聞きます。現金を財布から出し入れするという過程が省略されたぶん、お金の管理が得意でない人にとっては散財してしまう機会が増えているという側面もあるのです」そう話すのは、ファイナンシャルプランナーで、2人の子の子育て中の主婦でもある小沢美奈子さん。銀行口座やクレジットカードとひも付けして、キャッシュレスの残高が一定額を下回ると自動的にチャージされる「オートチャージ機能」には特に注意が必要だという。「ふだん買い物をするお店はだいたい決まっているので、財布に入れておくクレジットカードは1〜2枚程度、スマホ決済も1つにするなど、利用するキャッシュレス決済の種類は絞るようにしましょう。また、オートチャージ機能は極力使わず、そのつど、現金でチャージを。そのひと手間で、お金の流れが把握しやすくなります。家計がうまくやりくりできている人にお金の管理のコツを聞くと、詳細な家計簿はつけていなくても、給料日に一定額を現金で電子マネーにチャージして、それを大体1カ月で使い切る、というやり方でした」一見便利で、メリットも多いとされるキャッシュレス決済だが、このほかにも散財のきっかけとなりうる“落とし穴”が存在すると小沢さんは指摘する。「ポイント還元を導入する店舗が複数あるため、キャッシュレス決済で得られるポイントの還元率が2%、5%などお店によって異なるので、どこで買い物をしたらいいのかわからない、という声をよく聞きます。5%還元のドラッグストアで、洗顔料、シャンプー、ボディソープなど日用品のまとめ買いをした後に、別のお店の前を通ったら、そもそもの値段がそれぞれ100円近く安かったということも。還元率の高いお店で買うよりも、ポイント還元を実施していないお店のほうが安売りしているというケースもあるので、過度に還元率に振り回されないように気をつけたいところです」
2019年12月05日キャッシュレスの波がきていますが、皆さんはどうしてますか?私は現金派だったのですが、重い腰を上げてチャージタイプのカードを使うことにしました(やっと!)やっぱり楽~。チャージも簡単だし、セルフレジで精算する前にチャージできるタイプもあるし、小銭がたまらないのでお財布も軽くなる!しかし問題が…学校関係の集金や、お姉ちゃんのお昼代(いつもはお弁当作ってるけどサボりたいときもある!)なにかと必要な小銭…なのに…ないんですよ~~!千円単位でチャージするし、カードで払うから小銭が発生しない!!!あわてて小銭作りのために買い物にいくと…現金で払うべきなのに忘れるって言うね…。便利になったはずなのに、別の面倒臭いが発生してる!!!これは別に小銭を用意しておくべきなのかな~?
2019年10月19日私の友人の旦那さんは、私の夫と同じ職場で働いています。給料は決して高くありません。しかし、友人が最近新車をキャッシュで買ったというからびっくり。どうやってお金のやりくりをしているのか聞いてみました。 同じ環境のはずの友人の生活わが家はギリギリ低所得層に入らないくらいで、決して裕福な家庭ではありません。ところが、同じ環境のはずの友人の生活はなんだかぜいたくに見えました。なんと年収を超える新車をキャッシュで買ったというから驚きです。わが家では考えられないことでした。 私は友人に何度も「宝くじが当たったの?」と質問攻めを繰り返してしまいましたが、実際は特別なことはなく、ただ「やりくりじょうず」なご夫婦だった……これが理由でした。そう実感できたのは、友人の家にお邪魔したときでした。 家の中が驚くほどきれい整理整頓されていた!初めて友人の家に足を踏み入れたときのこと。友人には0歳と2歳の子どもがいるのですが、子持ちとは思えないほど、室内が整理整頓されていました。おもちゃも「これだけ?」と思うほど少ない!! 話を聞いてみると、友人は必要と思う物しか家に置きたくない性格なのだそうです。おもちゃが必要なら、児童館へ行くと言っていました。リビングにはおしゃれな収納箱が置かれていて、種類別に物が置かれています。ため息が出るほどのきれいさに感心しっぱなしでした。 必要なものしか買わない、先を見通したお金の管理整理整頓された室内を目の当たりして思ったことが、物をじょうずに管理できる人はきっとお金の管理もじょうずだということです。 もちろん整理整頓が苦手な方でお金のやりくりがじょうずな方もいるとは思いますが、私の友人の場合、特に無駄づかいが少ないことが節約につながっていると感じました。わが家は収納箱に収まりきらないくらい物が溢れています。お金の使い方って本当に大切だと感じました。 新車購入資金は数年前から積み立てをしていたようです。さすがとしか言いようがありませんでした。先を見通したお金の管理も大切ですね。わが家もまずは無駄な出費を減らすため、整理整頓から始めてみようと思います。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年10月07日消費税10%に嘆いているばかりでいいの?増税とともに始まったキャッシュレス・ポイント還元。「自分には無理」と、諦めていては損!簡単で得する始め方を教えます!「10%への消費税増税に合わせて『キャッシュレス・ポイント還元事業』が始まりました。最大5%が還元されますから、うまく使えば、増税分を取り戻すことができます」こう話すのは、税制に詳しい経済評論家の加谷珪一さんだ。2020年6月30日までの9カ月の間、対象となる店舗で現金を使わないキャッシュレスで支払った場合、対象商品の購入額の2%か5%のポイントが還元される。「1ポイントは1円の価値です。クレジットカードなら翌月の決済時にポイント相当額を値引き、電子マネーだったら現金と同様に使えるポイントをチャージなど、どのように還元されるかは、決算の手段により異なります」この事業に参加している中小・小規模事業者の店舗は、現時点で全国で約50万店ある。「たとえば、地域の雑貨店や文具店などで購入時にキャッシュレス決済すると、基本的に『5%』還元。大手コンビニチェーンなどは還元率『2%』。大手コンビニの場合、2%が決済時に引かれるので、基本的には2%の値引きと同じです。しかし、大手百貨店や大型スーパーなどは還元の対象外になっています」ただし、大手コンビニチェーンでも、各鉄道駅の構内にある店舗は、還元の対象外のものもあるため、確認が必要だ。「対象店かどうかは、店頭に貼られているポスターやステッカーの有無で判断できる。また経産省が作っているホームページやアプリで、対象店舗を地図上で探すこともできます」しかし、“キャッシュレスのやり方なんてわからない”という人も多いのではないか。「(1)クレジットカードやデビットカード、(2)Suicaやnanacoなどの電子マネー、(3)PayPayなど、スマホなどの端末に購入金額を入力して即時決済するQRコード決済。大別すると、決済の種類は3つに分類できますが、いずれかには触れたことがある人は多いはずです」加谷さんに、簡単にできるキャッシュレスの始め方を聞いた。「新しいことを始めるのがめんどうくさいという人は、せめて自分が持っているクレジットカードがキャッシュレス決済の対象かどうか、どのようにポイント還元されるか、調べてみましょう」さらに、次の2つの方法がオススメだという。「SuicaやICOCA、SUGOCAなどJR各社が発行している電子マネーは利用している人は多いはず。Web上などから、ポイントサービスを申し込むと、還元を受けることができます。特にJR東日本のSuicaは来年6月末までのポイント還元の期間中、エキナカの対象店に限り最大2%のポイントを上乗せ。キャッシュレス決済とあわせ、7%のポイント還元がウケられます。さらに、10月1日から電車運賃もポイントの対象となりました」もうひとつのオススメが、ソフトバンクグループが行っているQRコード決済のPayPayだ。「普及のために、赤字覚悟でつぎつぎと還元策を行っている。たとえば、11月末まで、最大5%のポイントの上乗せを行っていて、キャッシュレス還元とあわせれば、最大10%のポイントになります」ポイント還元のキャッシュレス決済。ぜひチャレンジを!
2019年10月03日2019年10月から消費税が原則10%になるのに合わせて、“キャッシュレス・ポイント還元事業”が始まります。現金以外の支払い方法でポイントが受けられる制度です。キャッシュレスでポイントがもらえることはなんとなくわかると思いますが、対象となる支払い方法や店舗の種類、期間など、この制度の内容についてお伝えします。 キャッシュレス・ポイント還元事業の基本的事項この制度は対象店舗で電子マネー・クレジットカード等のキャッシュレス決済手段で支払いを行うと最高5%のポイント還元が受けられる制度です。以下がこの制度の概要です。【1】対象期間2019年(令和元年)10月1日から2020年(令和2年)6月30日まで 【2】対象店舗加盟店登録した店舗等(9月5日時点で約57万店舗、今後も増えていく予定)【3】対象となるキャッシュレス決済手段①電子マネー、②クレジットカード、③デビットカード、④スマートフォン(QRコードやバーコード等のペイアプリなど)【4】ポイント還元率中小・小規模事業者…5%フランチャイズチェーン傘下の中小・小規模店…2% ポイントの還元方法経済産業省の資料によると4つの方法が予定されています。以下、4つのポイント還元方法です。【1】ポイント付与…決済額に応じたポイントまたはチャージ額を利用者に付与する方法【2】即時充当…購買時に、即時購買金額にポイント相当額を充当する方法【3】引落相殺…利用金額に応じた金額を口座から引き落とす際に、ポイント相当額を引き落とし金額と相殺する方法【4】口座充当…少なくとも一月以内の期間毎に口座にポイント相当額を付与し、その後の決済に充当する方法 還元方法は各決済手段のホームページ等を確認してください。 ポイント還元方法は、決済手段によって変わります。例えば、同じお店でキャッシュ決済を利用しても、クレジットカードと電子マネーでは還元方法が異なる場合がありますので、気になる方はあらかじめ確認をしておきましょう。 キャッシュレス決済の注意点【1】今までキャッシュレス決済を使っていた方新たな還元制度ができたと言っても、今まで電子マネーやクレジットカード、QRコード決済を利用していた方は今までの決済手段が使えるため、新たにキャッシュレス決済手段を増やす必要性はあまりありません。今まで現金で支払っていたお店でもキャッシュ手段が使えるようになって利用額が増えることはあるかもしれませんが、使い過ぎには注意しましょう。 【2】これからキャッシュレス決済を始めようとしている方キャッシュレス決済は現金と異なり、買物等の際にお金を渡さずに支払いができてしまうため、「お金の管理が分かりにくくなる」「使いすぎてしまう可能性がある」等の心配もあると思います。そう思う方は、チャージして使うタイプの電子マネーや口座にある金額を即時引き落としされるデビットカードの利用から考えてみましょう。まずは少額からでも慣れることから始めてみるとお良い思います。それでも慣れない場合や使いすぎてしまった場合には、現金決済に戻すことも頭に入れておきましょう。 キャッシュレス・ポイント還元事業は、増税に伴う負担をキャッシュレス決済によって期間限定で軽減できる制度です。場合によっては増税前よりお得にお買い物ができる反面、現金より使いすぎてしまう可能性もあることも意識しておきましょう。増税後の家計にプラスになるようにこの制度を上手に利用しましょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年09月27日10月の消費税増税に伴って、料金の改定が相次いでいる。そんななか、ヤマト運輸は4日、キャッシュレス決済と現金決済という払い方の違いで、料金を分けると発表した。宅配便にも押しよせるキャッシュレス化の波。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた——。■現金決済だと割高に!スマホで送ると200円引き!10月以降は基本運賃×消費税10%になりますが、ヤマト運輸は宅急便を送る際にキャッシュレス決済なら1円単位とし、現金決済は端数を切り上げて10円単位にします。例えば、消費税8%で907円(税込み・以下同)の配達は、消費税が10%になると、キャッシュレス決済では924円となり、現金決済だと930円。多くの場合、キャッシュレス決済が現金決済より安くなります。また、ヤマト運輸は新しい割引サービス「宅急便はスマホで送れる。」を始めています。スマホで、専用サイトから宛名等を入力すると、2次元コードが生成されます。荷物を直営店に持ち込み、2次元コードを読み取らせると、発送作業は完了。キャッシュレス決済で、最大200円引きになるというものです。宅配料金を払うとき、特にドライバーは現金の取り扱いが煩わしく、配達後の清算に時間がかかることは、容易に想像がつきます。いっぽうキャッシュレス決済なら「ピッ」で完了。そのため、企業としてキャッシュレス決済を広めたい。だから、現金決済より割安にするのは一理あると思います。ただ問題は、キャッシュレス決済の選択肢が少ないことです。ドライバー集荷のときに使えるのは、おもに「クロネコメンバー割」というヤマト運輸独自の電子マネーです。これを利用するためには「クロネコメンバーズ」という会員にならなくてはいけません。また、「宅急便はスマホで送れる。」で割引になるのは、クロネコメンバーズ限定ですし、使えるキャッシュレス決済は「Apple Pay」とヤマト運輸独自の「クロネコペイ」、「ドコモ払い」や「auかんたん決済/auWALLET」に限られます。せめてクレジットカードが使えるなどの選択肢が増えないと、現状のままでは使いづらいと言わざるをえません。消費税増税に関して、ほかの宅配業者の対応はそれぞれです。佐川急便は1円単位で、日本郵便は端数を四捨五入して10円単位で反映します。現金とキャッシュレスで料金を分けるのは、今のところヤマト運輸だけです。しかし、キャッシュレス決済への流れは、もはや止まりません。今後は宅配業界に限らず、「現金決済よりキャッシュレス決済のほうが安い」料金設定が増えるかもしれません。また、10月から政府の補助金を使った「キャッシュレス決済のポイント還元」も始まります。読者の皆さんには、「キャッシュレス決済は怖い、よくわからない」と思う方もいるでしょう。ですが、実際に使ってみると、「小銭をチマチマ取り出すより、簡単で便利」という声も聞かれます。面倒な初期設定を慣れた家族などにやってもらえば、利用するのは簡単です。この機会に、キャッシュレス決済にトライしてみては。
2019年09月20日皆さんの中には、街中やネットなどで様々なキャッシュレス決済による還元キャンペーンを見かけたことがあるのではないでしょうか。「2027年までにキャッシュレス決済比率40%を目指そう」と政府がキャッシュレス化を推進していますので、その流れでしょう。そこで今回は、キャッシュレス化のメリット・デメリットなどについて解説しています。この記事を読むことで、消費者が知っておくべきキャッシュレスの知識が深まるでしょう。キャッシュレスとはみずほフィナンシャルグループ「キャッシュレス社会の実現に向けた取り組み」(2018年6月)みずほフィナンシャルグループによって作成された「キャッシュレス社会の実現に向けた取り組み」(2018年6月)の中では、現金の取り扱いにかかるコストは約8兆円とされています。キャッシュレス化の進んでいる諸外国と比較すると、現金の取り扱いにかかる日本国内の社会的コストは高いと言えるでしょう。消費者側から考えるキャッシュレス化のメリット・デメリット日本銀行決済機構局「キャッシュレスの現状」(2018年9月)日本銀行が2018年3月に調査した「生活意識に関するアンケート調査」において、日常生活の支払いに現金を使う理由の1位は「その場で支払いが完了する」でした。クレジットカードで後払いとなったり、電子マネーにあらかじめチャージしたりすることを億劫に感じる方が多いのかもしれません。2位の「多くの場所で利用できる」という理由がある背景には、日本国内で利用されているキャッシュレスの種類が多すぎるという問題が挙げられるでしょう。【社会情勢】キャッシュレスが普及しにくい背景(1) 盗難の少なさや、現金を落としても返ってくると言われる「治安の良さ」(2) きれいな紙幣と偽札の流通が少なく、「現金に対する高い信頼」(3) 店舗等の「POS(レジ)の処理が高速かつ正確」であり、店頭での現金取扱いの煩雑さが少ない(4) ATM の利便性が高く「現金の入手が容易」引用:経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」(2018年4月)経済産業省では、日本においてキャッシュレスが普及しにくい背景として上記の4点を挙げています。日本では偽札が流通しているわけでなく治安がいいという面から、日本社会において現金への信頼が高いと感じている人は多いのではないでしょうか。日本では現金を持って街を歩いていても安全です。また、街の至る所にATMがありますので現金を自由に引き出すことができます。こうした理由から、現金のままで良いと考えている人が多いと考えられるでしょう。事業者側の負担が大きいキャッシュレスを導入するための初期費用や決済手数料がかかることは前述の通りです。クレジットカード会社の決済手数料は3~7%と言われています。例えばクレジットカードの決済手数料を3%と仮定すると、1,000万円の売上全額でカード決済が行われていれば、30万円は決済手数料となってしまうということになります。キャッシュレスでの決済が増えればその分手数料が増えますので、事業者にとっては売上減収に繋がる恐れがあるのです。キャッシュレスの選択肢が多すぎるクレジットカード1枚を選ぶにしても、国際ブランド、カード会社など選択肢がたくさんあるのでどれを選べば良いのかわからないという人がいるのではないでしょうか。最近ではQRコード決済のサービスを始める会社が増えています。お店によって対応している決済サービスが異なるので、自分の利用しているキャッシュレスサービスがなければ必然的に現金払いとなってしまうのです。キャッシュレス化とプライバシー2018年末からQRコード決済のサービスを始める会社が増え、その中で不正利用の被害があったというニュースがあったことは記憶に新しいのではないでしょうか。また、キャッシュレス決済サービスを利用することで支払いに関する情報が記録されます。ここでは、キャッシュレス化の安全性やプライバシー保護という点について解説しましょう。キャッシュレスのリスクネットショッピングではクレジットカードが多く利用されていますが、カード情報の流出から不正に利用されてしまうケースがあります。電子マネーの場合も、カードの紛失や盗難によって不正に利用されるリスクはあるのです。キャッシュレスの補償クレジットカードには多くの場合盗難保険がありますので、紛失や盗難による不正利用が保険会社に認められれば補償されます。一方、電子マネーは記名式のものであれば盗難補償があるものの、所有者情報が登録されていない無記名のカードは補償されません。また、スマホ決済は不正利用の場合の補償をするものもありますが少数。大半は補償がありません。キャッシュレスの安全性情報漏洩によるリスクはキャッシュレスの種類に問わずあります。その中でも、スマホアプリによる決済は安全性が高いと言われています。スマートフォン自体に指紋認証などによるセキュリティロックをかけることができるからです。万が一の場合の補償は、キャッシュレスの種類や運営会社によって様々ですから、安全性という観点から利用するキャッシュレスの種類を選ぶのも良いでしょう。キャッシュレス化とプライバシーキャッシュレスという決済サービスを利用すると、利用日や店舗、決済金額などが記録されていきます。家計管理に役立つというメリットがある一方で、企業に購買データを管理されることを不快に思う方がいるかもしれません。所有者情報の登録がない無記名式電子マネーであっても、匿名ではありますが購買データが蓄積されていきます。現金払いと同様のプライバシー保護はないと理解しておきましょう。キャッシュレス化のメリット・デメリットに関するまとめ少子高齢化が進む日本において、キャッシュレス化の流れは避けられないでしょう。キャッシュレスによる決済においてポイント還元や現金が必要ないというメリットがある一方で、使いすぎてしまう危険性や災害時に利用できない可能性があるなどのデメリットがあります。消費者と事業者、それぞれの立場から見たメリットやデメリットを理解して、キャッシュレス化と上手に向き合うことが大切です。
2019年09月04日あらゆる世代で進むキャシュレス化エプソン販売株式会社(以下エプソン)は、すでにキャッシュレス決済を利用している20~50代の男女500名を対象に、キャッシュレス決済の利用実態に関する意識・実態調査を行った。20~50代の男女5,255名に対し、キャッシュレス決済を利用したいか聞くと、「キャッシュレス決済化」の希望は79%だった。さらに、「すでに利用している」という経験者は67%となり、世代を問わずキャッシュレス決済化への意向が高いことが分かった。飲食店でのキャッシュレス決済を希望する声が多数さらに、キャッシュレス決済を利用している人500人を対象に、特にキャッシュレス決済をしたいものについて聞いてみると、1位が「外食費(ランチ代・飲み代など)」 (73%)となった。飲食店でのキャッシュレス決済は、手持ちの現金を気にせず、素早く会計できることが魅力だという声も上がっている。実際に外食の際、「手持ちの現金が少なく、食べたいものや飲みたいものが注文できなかった」「割り勘をするときに他の人に建て替えてもらった」という経験をした人が4割近くいた。特に20代で「現金がなくて困った」経験をしている人が多いことも明らかになった。そこで、外食費をキャッシュレス決済化することで手持ちの現金を気にせず飲食ができると思うか聞いたところ、8割が「そう思う」(44%)「どちらかといえば そう思う」(35%)と回答。さらに、外食費をキャッ シュレス決済化することは9割が「オススメできる」 と回答している。キャッシュレス対応の店では、消費者の財布のひもが緩むIT導入・活用支援コンサルタントの水谷哲也氏に消費者意識の変化、そして飲食店舗側がキャッシュレス決済を取り入れるメリットについて話を聞いた。外食費をキャッシュレスにするとこにより、消費者はカードで支払いを行うためポイントが貯まる。カードによっては一定値を越えないとポイントが付かないため、「一定値を越えるために、もう1品追加しよう」というインセンティブが働くという。また、電子マネーで支払う場合、持ち合わせを気にしなくて良いので後輩の分も気軽にごちそうする傾向にある。さらにキャッシュレス決済を導入することは、店舗側にもメリットがある。レジ締めの時間短縮やおつりの用意削減、レジでミスをするリスクが減るなど、管理コストが軽減できる。タブレットPOSに適したレシートプリンター「TM-m30」キャッシュレス化が進むと、店舗内のIT化も必要だ。そんな中、導入コストが安価で慣れない人でも簡単に操作できるタブレットPOSが注目されているが、タブレットPOS導入には周辺機器も必要となる。「TM-m30」は、限られたスペースでの設置や、店舗の 雰囲気と調和するコンパクトでスタイリッシュなデザインのレシートプリンターだ。有線タイプのハンディースキャナーをUSBで接続でき、キャッシュレス決済に用いられるバーコードの読み取りに対応。そのほか、エプソンでは業務スタイルに合わせたレシートプリンターを多数取り揃えている。「あの店では簡単に会計ができる」と、サービス面から顧客に選んでもらえる店になるよう、会計システムを見直してみてはいかがだろうか。【参考】※TM-m30商品ページ※レシートプリンター一覧※エプソン飲食業向けサイト
2019年04月18日最近ものすごい勢いで、お金に関する変化の波が、じわじわと私たちの元へ押し寄せてきています。それが「キャッシュレス決済」です。これにはポイントがたまる、お財布がスッキリするなどキャッシュレスのメリットはいくつかありますが、主婦は何が一番おトクだと感じているのでしょうか?今回は主婦が感じるメリットをまとめてご紹介します。■ 移行途中ではあるものの、利便性は高い!今回主婦たちの意見をリサーチしてみたところ、筆者のまわりではまだキャッシュレス決済を完全に取り入れている人は比較的少ないような印象を受けました。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)「家計用の財布と自分のお小遣い用の財布を分けて2個持ちしなくて済むようになったのがメリットです」(32歳/パート)「小さな子どもの手を引きながら小銭を使うことが結構、億劫でした。タッチやカード決済でその煩わしさから解放されたのは嬉しい」(31歳/専業主婦)「カード会社が明細をつけてくれるので、忙しい中暇を見つけてわざわざ家計簿をつける手間が省けます。さらに、家計簿のノートを買うお金が浮いたのも地味に嬉しいですね」(40歳/パート)「家計簿をつけていても、どうしても出てきてしまうのが使途不明金。それがなくなるので気持ちのモヤモヤも減り、お金の使い方が把握できるようになったのが私にとってのメリットです」(38歳/フルタイム)日本では、まだまだ現金至上主義という考え方が定着しているようですが、時と場合によっては、現金払いよりもキャッシュレス決済のほうが便利だと感じることもあるようです。sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)■ 主婦に人気のあるカードは?筆者のまわりにおいて圧倒的に使用頻度が高かったチャージ式のカードは、「Suica」「nanacoカード」でした。海外サイトでよく買い物をする人からは「Vプリカ」が重宝するという意見もありました。また還元ポイントが高く、おトク感を得たいという人は「LINE Peyカード」を好んで使用しているようでした。ちなみにクレジットカードでは「楽天カード」、次いで「エポスカード」という結果になりました。freeangle / PIXTA(ピクスタ)クレジットカードにおいては、やはり使いやすさとポイント還元率の良さが重視されているようです。流行りのキャッシュレス決済、主婦にとってはメリットこそあれ、そこまで大きなデメリットはみられないように思いました。
2019年03月17日政府が今年の消費税増税にともない積極的に対策を打っている、キャッシュレス化。クレジットカードなど、支払いをキャッシュレスにすることでポイントが2~5%還元されるという政策も進んでいるようですが、国民である私たちの実感としては、どうでしょうか。私自身は、まだまだ現金志向なのですが友人たちはキャッシュレス化に割と意欲的で最近その動向が気になるもの……。そこで今回は、キャッシュレス化をいち早く取り入れた友人・知人のリアルな本音をご紹介します。イラスト・角侑子Apple Payは便利だけど…...「会社の同僚がApple Payにしてから『交通機関でいちいち現金をチャージする必要がなくなって快適だ!』と、感動しながらすすめてきたので私も切り替えました。これは本当に便利! 改札でチャージがなくて後に人がつっかえるという迷惑もないし、電車の乗り遅れもなくなりました。ですが、ちょうどこの間、焦る出来事があって……。帰宅中に携帯の充電が切れちゃったんですよね。つい電池残量が心もとない状態で家を出てしまって。携帯が完全に電源オフになると、当然ですが改札は通れません。しかも今回を機に財布の中身もほとんどキャッシュレス化させたので、その日も現金は一切持っていませんでした。あいにく駅にATMもない。恥ずかしながら駅員さんに事態を報告して、後日精算にしてもらいました。Apple Payに切り替えるなら、モバイルチャージャーや予備の現金だけでも所持しておくと良いですよ」(28歳・広告代理店勤務 )カードを持ちすぎて、いくら使ったかわからない「流行りに乗った感覚でキャッシュレス化を始めてみました。最初は手もとに現金がないことが不安だったのですが、カード一枚でレジの会計がかなりスムーズになるので、慣れると本当に便利ですね。しかもカードによって特典やポイントの還元に違いがあるので、よく利用するお店に合わせてカードを作っています。銀行のクレジットカードに、イオンやセブン系列のカードにdカード。結果的に現金で払うよりもお得に買い物ができているはずなのですが、困ったことにどのカードでいくら使ったかを把握できなくなってしまいました。明細を確認して残高が想像以上に減っていたことに愕然としたこともあり、カードを利用するにあたって計画的に収入と支出のバランスをチェックする必要があると実感した次第です。今は、家計簿アプリを利用して使いすぎていないかをチェックしていますが、そうした細かい作業が苦手な方は現金のほうが性に合っているかもしれませんね」(32歳・医療事務)旅行や地方出張で、いざという時に困った!「日本の政策そのものがキャッシュレス化を進めているのもあって、キャッシュレス化はなんとなく当たり前なんだという認識がありました。でも、当然っちゃ当然ですが、お店側がキャッシュレスに対応していないと意味がないんですよね。普段は都内で生活しているのでカード払いや電子マネーが使えない事態はそこまでないのですが、小さな個人経営の店に行ったり、出張で地方に行った際に交通機関で使えなかったりすることもあります。都内であってもキャッシュレス対応を導入したばかりのお店だと、店員さんがやり方に戸惑って逆に現金払いより時間がかかってしまうことも……。スムーズなレジ会計に魅力を感じたのに逆に時間がかかってさらにストレスが増すという残念なシチュエーションも少なくありません」(34歳・営業)自分に合った使いわけが必要!キャッシュレス化が進んでいるとはいえ完全に現金を使わない生活というのは、現段階では生活しづらい一面もやっぱりある模様。確かに地震などの災害に遭った場合、いざという時の現金は手もとにおいておきたいものだし、友人との食事で割り勘する時は、後日支払うよりその場で現金による明朗会計のほうが何となくスッキリします。今回の意見を受けて私個人としては、食材・日用品などの生活必需品はキャッシュレス化させておきつつ、交際費は面倒でもなるべく現金を使うようにするほうが私のライフスタイルに合っていそうだと実感しました。人によってお金の使い方もまた個人差があると思うので、ぜひみなさんもキャッシュレス化を視野に入れつつお金の付き合い方について見直してみてはいかがでしょうか?
2019年02月16日今回はキャッシュレス決済と現金払いの最新事情についてご紹介します。クレジットカードやスマホ決済などキャッシュレス化が進む近年ですが、絶対に現金払いしかしない!という人もまだまだ多いようです。あなたは日常生活上で「カード」と「現金」をどのように使い分けていますか?今回は、クレジットカード総合情報サイト「クレカッティ」が100人を対象に実施した「キャッシュレスに対するアンケート調査」の結果をご紹介しましょう!■ あなたはキャッシュレス派 or 現金派?アンケートではまず、「あなたは次の2つ(「キャッシュレス決済」または「現金払い」)のうち、どの支払方法を選ぶことが多いですか?」と質問(カード払いにはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー含む)。Graphs / PIXTA(ピクスタ)すると、47人が「キャッシュレス決済」と答えたのに対し、53人は「現金払い」と回答。今も現金払いが半数以上と、根強く残っていることが判明しました。次に、「キャッシュレス決済と答えた方に質問です。以下3つ(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー)のうち、どの支払方法をよく使いますか?」と尋ねると、最も多かったのは「クレジットカード」で30人。次に「電子マネー」(15人)、「デビットカード/プリペイドカード」(2人)という結果に。つむぎ / PIXTA(ピクスタ)デビットカードやプリペイドカードを選んだ人が意外に少ないのが驚きですが、まだまだ日本にはこの形態のキャッシュレス決済に対応できる場所が少ないのかもしれません。■ 現金派の人はキャッシュレス決済が嫌い!?では、現金派の人はキャッシュレス決済についてどう考えているのでしょうか?「現金払いと答えた方に質問です。今後はキャッシュレス決済をメインにしたいと考えていますか?」と尋ねると、「はい」と答えた人はなんとたったの15人!Graphs / PIXTA(ピクスタ)大多数の38人は「いいえ」と答え、硬派ともいえる「現金主義者」が多いようです!では、現金派がキャッシュレス決済に移行したくない理由とはいったい何でしょうか?「いいえと答えた方に質問です。現金にこだわる理由を以下3つの中から近いものを選んでください」と尋ねると、1位は「現金の方が何となく安心」(33人)。freeangle / PIXTA(ピクスタ)以下、2位は「災害時に使えなくなるのが怖い」(16人)、3位が「キャッシュレス決済がよく分からない」(4人)という結果でした!■ キャッシュレス化が進む諸外国!アメリカの現状は?クレカッティの調査リポートによると、日本でキャッシュレス化が進まない理由として、以下の3点が挙げられます。現金を持ち歩いていても安全ATMの普及率が高い現金払いのみのお店が多いfreeangle / PIXTA(ピクスタ)同リポートによると、中国では偽札の横行を防ぐためにキャッシュレス化が進んでいるほか、北欧スウェーデンではキャッシュレス化を進めるために交通機関や金融機関でキャッシュの取り扱いをストップするという強硬策に出ているとか。freeangle / PIXTA(ピクスタ)では、筆者の住む世界一の経済大国アメリカの現状はどうでしょうか?アメリカではキャッシュレス決済が広く普及しています。Frog / PIXTA(ピクスタ)クレジットカードを持つことは半ば必須ですが、「使いすぎは危険」という意見が一般的。確かに、クレジットカードを利用するのはいわば「借金」しているのと同じ。使っているうちに、金銭感覚が麻痺してしまう恐れもあります。アメリカで非常に良く普及しているのは、使ったお金が銀行口座から直接引き落とされるデビットカード。Rawpixel / PIXTA(ピクスタ)使いすぎる危険がなく、利用高が銀行残高を超えると使用できないシステムになっています。また日本と同じように、現金以外は扱わない店も意外に多く、レストランやホテルで現金を使ってチップを支払う状況も多いため、完全にキャッシュレスになるのは難しいのが現状です。Rawpixel / PIXTA(ピクスタ)以上、現金払いとキャッシュレス決済に関する調査結果についてお伝えしました。現金とカードのバランスを取りながら、自分なりに賢く使い分けたいものですね!【参考】※クレジットカード総合情報サイト「クレカッティ」がキャッシュレスに対する国内の意識を徹底調査
2019年02月13日数年前から小型財布ブームが続いてますが、ネットワークの普及と共に携帯やカードひとつで支払が完了できてしまう場面が多くなったと思います。追うように小型バッグブームも相まって、大きな長財布はもはやナンセンス。いかにスマートに財布を持ち歩くか、というのが重要なのです。そんなキャッシュレス社会は海外に目を向ければ、もはや当たり前のこと。 希少なバケッタ製法で職人が丹精込めてスリムウォレット各¥32,000/CAMPBELL COLE(メイデン・カンパニー) イギリス・ノッティングガムで2012年にスタートした『CAMPBELL COLE(キャンベル コール)』。デザイナーは同国出身のIan Campbell Cole(イアン キャンベル コール)とFelicity Baggett(フェリシティ バゲット)の2人が立上げたレザーブランドです。イタリア・トスカーナ地方の伝統的な手法である、ベジタブルタンニンで時間をかけて舐めしたバケッタ製法のレザーを使用。手間と時間がかかることから、継承者が少ないため現在では希少な製法です。そのレザーを英国内で卓越した技術をもつBespoke Manufacturing(ビスポーク マニュファクチャリング)という工場で生産。まだ若いブランドながら、高い品質を誇るレザーアイテムを展開しています。 デザインをし過ぎない、ミニマルさ バケッタ製法で作られたアイテムの魅力は経年変化を楽しめること。個々でエイジングが異なり、自分だけのウォレットに仕上がります。余計な飾りがないシンプルなデザインは、“understated(アンダーステイティド)”と言う、装飾を排したミニマルさを追求した考えが根底にあるから。カードは6枚程収納できて、後はコインケースのみ。この潔さによって、最小限の機能性を宿したスマートなウォレットが完成したのです。 ビギナーはちょっとしたお出掛けのセカンド財布として このスマートなデザインが出来た背景は、ヨーロッパで既にキャッシュレス化が進んでいること。日本でも徐々にその波はきていますが、やはりお札と小銭は必要にかられる場面も多いはずです。そんなビギナーには、メイン財布と別にちょっとした買い物や、ランチの時などセカンド財布として使用することから始めても。またはキャッシュカードやポイントカードなどを持ち歩かない、海外旅行の際にデビューするのもおすすめ。最初は心許ない気になりそうですが、財布の大きさでバッグのサイズを気にすることもなく、何よりスマートに持ち歩けることに感動します。そして自分がいかに、様々なしがらみを多く持ち歩いていることに自然と気づくはず。スリムウォレットと共に、気持ちも軽くして、キャッシュレスライフを楽しみましょう。 メイデン・カンパニー03-5410-9777:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月04日手取りの収入では支払えないけれど、どうしても欲しい!そんな時に活躍してくれる、クレジットカード。キャッシュレス化後進国といわれている日本で、20~30代女性はどのように利用しているのでしょうか。リサーチしてみました!文・harako【アンアン総研リサーチ】100%が利用経験あり!銀行口座に入っている現金をそのまま引き落とせる「デビットカード」とは異なり、手もとにない現金も使えてしまう「クレジットカード」。キャッシュレス化が進むとはいっても、カード一枚でお会計ができる反面、お金を使っている感覚が鈍る可能性があるのではないでしょうか。そこで、anan総研メンバー200人の女性に対して、今までのクレジットカードを利用したことはありますか?と聞いたところ、100%が「はい」と回答。そして、分割払いやローンの状況を聞いてみたところ……?・支払い続けている(14%)・今はない(86%)9割近くの女性は、支払いを終えているそうです。クレジットカードを使う理由2つ大きく分けて利用用途は2つでした。1.現金がなくて仕方がなく「高額なものを買うとき、現金の持ち合わせがない時」(29歳・契約社員)「旅行代金など少し金額が高めの清算で使う」(30歳・会社員)2.ポイントを貯めたい「コンビニなど100円とかの単位でも使用している。ポイントを貯めたい」(30歳・会社員)「カードで支払うとポイントが何倍にもなる場合はカードを使う」(28歳・専門職)急な出費など手もとに現金がない時だけではなく、みなさんポイントを貯めたり割引特典がついてきたりするからクレジットカードを利用するとのことです。クレジットカード利用100%にも関わらず、今も支払いが残っている人は14%という数字の少なさに納得がいきますね。コンビニなどの小額利用でも後から履歴も見返すことができますし、家計簿をつける手間も省けるので賢く使えば強い味方に。こっそり分割払いにしたのは……。いっぽうで、現金がないからやむを得なくクレジットカードを利用した場合は、いったい何に支払ったのでしょうか……?「30万くらいエステ」(34歳・会社員)「ドレス40万円」(26歳・専門職)「ブランドバックに70万」(26歳・自営業)「靴! コート! 5万でも分割払いする。あと金欠のときは分割払いにする」(30歳・会社員)「車のローン100万」(31歳・派遣社員)「一眼レフに30万」(28歳・専門職)けっこうな高額商品が出てきました。ここで注目したいのは、“自分の欲求を満たすため” に買ったのか、“仕事や環境から必要だから” 買ったのかです。本当に、分割払いにしてまで買う必要があったのか、利用前に考え直すのも大切ですね。クレジットカードは賛成? 反対?最後にクレジットカードに対して、総合的な意見を聞いてみたところ……。・賛成(76%)・できたら使いたくないけれど使っちゃう(20%)・反対(4%)この数字からもおわかりいただけるように、クレジットカード利用をメリットとして捉えているのか、デメリットと捉えているのかで大きくお金の使い方に違いが生まれそうです。消費税増税でもクレジットカード利用はプラスになるようですが、ご利用は、計画的に!©praetorianphoto/Gettyimages©Deagreez/Gettyimages©maurusone/Gettyimages
2018年10月24日現在、キャッシュレス決済でのお得なサービスが身近で広がっているという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。日本郵便が先月25日から、「ゆうパックスマホ割」を始めました。ゆうパックスマホ割とは、スマホアプリを利用し、クレジットカードで支払うことで、ゆうパックの送料が180円引きになるサービスです。ゆうパックスマホ割のように、クレジットカードなど現金以外で支払うものを「キャッシュレス決済」と呼びます。そして、現金払いよりキャッシュレス決済のほうが得になるサービスが、身近で広まっています。たとえばイオンの電子マネーWAONで買い物をすると、200円ごとに1ポイント付きますが、現金だとポイントは付きません。LINE Payなどのスマホ決済も、クレジットカードなどとひも付けられていて、代金はカードからの引き落とし。カードのポイントが付き、割引クーポンが届くこともあります。キャッシュレス決済の特典は、今後も増えていくと思います。日常的に利用する商品やサービスから使い慣れていくとよいでしょう。ただし、キャッシュレス決済は現金の重みを忘れがちです。ムダ遣いはせず、どれだけ使ったかの管理も徹底してください。国は、キャッシュレス決済を推進しています。韓国では決済の約9割が、ほかの先進国でも4~6割がキャッシュレス決済ですが、日本はまだ約2割。’25年までに4割に引き上げる目標を掲げています(’18年・経済産業省)。また、国は来年10月予定の消費税増税時にも、中小の小売店で、キャッシュレス決済で買い物した人には、2%のポイント還元の実施を検討しています。消費の落ち込み防止に、キャッシュレス決済の振興も兼ねた施策でしょう。しかし、商品代金と共に納める消費税が、キャッシュレス決済ならポイントを付ける、現金払いだと付けないなどと差をつけるのは、「税金の公平性」という原則に反すると思います。国の施策はともかく、キャッシュレス決済はますます広がるでしょう。注目しておきましょう。
2018年10月19日今年4月から、スーパーのレジなどで、自分の預貯金から現金が引き出せる「キャッシュアウトサービス(以下・キャッシュアウト)」が始まった。銀行やコンビニに行かなくても、スーパーのレジがATM代わりになると注目されている。そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんがキャッシュアウトについて解説してくれた――。キャッシュアウトを最初に導入したのは、イオンです。現在は、愛知、大阪、埼玉などの62店舗で利用でき、’20年までに約400店舗に広げるといいます。使い方は簡単です。イオンでは、キャッシュアウトが利用できるレジは、おもにサービスカウンターにあります。そこに行き、銀行のキャッシュカードを店員に渡して出金額を伝え、自分で暗証番号を打ち込むだけ。出金できるのは、1,000円単位で3万円までです。利用手数料は、今のところ無料です。ですから今なら、休日や時間外などは、銀行やコンビニのATMで出金するよりお得です。また、店員が対応するので、機械が苦手な高齢者にも使いやすい。買い物ついでに出金できて、混んだ銀行ATMに並ばなくてすむといった声も聞かれます。これはJデビットの仕組みを利用しています。Jデビットは、銀行のキャッシュカードで買い物代金などを支払う方法で、代金はその場で口座から引き落とされます。キャッシュアウトも同じで、出金額をその場で口座から引き落とし、現金を店舗レジから受け取ります。口座残高の範囲内でしか買い物や出金ができないため、使いすぎる心配がないのも特徴です。このほか、7月14日から、八丈島でもJデビットのキャッシュアウトが導入されました。八丈島は東京都の離島です。現金決済が中心で、銀行やコンビニは多くありません。これまで、現地の事情を知らない観光客が、特に土日や夜間に現金が引き出せず、困ることが多かったのです。八丈島では、町と提携したタクシーやスーパー、飲食店などで、キャッシュアウトが利用できます。ただ店舗によっては、1万円未満の出金で108円、それ以上だと216円の手数料がかかります。ご注意を。今後は八丈島のように、銀行やコンビニの少ない地方で、ATMより設置費用の安いキャッシュアウトが広まっていくと思います。さらに、横浜銀行やゆうちょ銀行と東急電鉄は、スマホ決済サービスの「銀行Pay」を利用したキャッシュアウトの導入を発表しました。来年春から、東急電鉄の駅券売機などで、スマホのアプリ画面をかざして現金を引き出すサービスを始める予定です。日本はキャッシュレス化が遅れているといわれます。そこで、現金がなくてもどこでもカードで買い物できることに加え、現金が必要なときには近くの店舗でキャッシュアウトできる環境を作ることで、現金を持ち歩かない習慣を浸透させ、キャッシュレス化を進めたいのだと思います。キャッシュアウトは、利用者にとっても便利なサービスです。ただ、手数料には注意して、計画的な利用を心がけましょう。
2018年08月03日「国はキャッシュレス化を推進しています。現金に頼らないキャッシュレス決済の割合を、’27年には40%に倍増させる目標を立てました(’17年・経済産業省)。今後ますます、地方や小さな商店にもキャッシュレス決済が浸透していくでしょう」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。来たるキャッシュレス時代。「現金を引き出すためにATMの手数料を払うくらいなら、カードで払えばいい」と、カードの利用を勧める専門家もいるが、荻原さんはこう語る。 「カードの中では、使った時点で銀行口座から引き落とされる『デビッドカード』や、前もってチャージした中から支払う『プリペイドカード』なら大きな借金につながる危険は少ないのですが、家計管理には注意が必要です」(荻原さん・以下同) そこで、カード利用の注意点をカードごとに荻原さんが解説してくれた。 【デビットカード】 「口座残高を上回る利用ができないため、借金をつくる心配はありません。とはいえ、現金を見ない買い物は、財布のひもが緩みがちです。予算を決め、厳しく守りましょう」 【プリペイドカード】 「イオンの電子マネー『WAON』やセブン-イレブンの『nanaco』などです。チャージはレジでもできるので『残高が不足したら再チャージ』を繰り返すと、1カ月のチャージ額や利用額が把握しづらくなります。また、チャージ残高が設定額を下回ると、自動的にチャージされる『オートチャージ』設定は、財布にいつもお金が入っている状態と同じ。使いすぎる危険性が高まります。1カ月に使う予算額だけをチャージして、再チャージはしない計画性が必要です」 【クレジットカード】 「分割手数料がかからない一括払いと2回払い、ボーナス払いに限って利用しましょう。特に、利用金額にかかわらず毎月一定額を返済する『リボ払い』は、借金の残債や完済予定などがわかりづらいものです。最初は、借金の重圧を感じても、だんだんと慣れてしまい“万年借金”となった揚げ句、自己破産につながるケースも増えています。お金の管理に自信のない方は、現金主義が安心です」
2018年03月30日「世界的に見ると、日本はキャッシュレス化が遅れています。キャッシュレス決済の割合は、日本では20%未満なのに対して、アメリカは41%、韓国は54%、中国は55%と、その差は歴然です(’15年・経済産業省)。そこで、政府は昨年、キャッシュレス決済の割合を、現在の約20%から、10年後には2倍の40%まで引き上げるという目標を立てました」 そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。実際、最近はアップルペイなどのスマホ決済を利用する人も増え、電子マネーが使える店も増えている。その一方で、小さな商店ではあまり導入が進んでいないように思えるのは、なぜなのか。 「お店にとって、キャッシュレス決済のメリットは、おつりの用意や現金チェック、銀行への入金作業などが不要になることです。手間が省ける分、人件費削減につながるかもしれません。また、訪日外国人が、もっとお金を使ってくれる可能性も広がります。とはいえ、導入には、カード用の支払い端末が必要で、そのための端末代金や月々のリース料などがかかります。また、カード利用には、店に2〜7%の手数料負担が生じます。小さなお店には金銭的負担が大きいといえます」(荻原さん・以下同) それでも政府は、’20年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、訪日外国人が訪れそうな観光地で「100%キャッシュレス対応を目指す」としている。 「支払い端末の導入補助も行うようですから、キャッシュレス化が一段と進むことが予想されます。こうした流れは、もう止められません。利用する私たちは管理方法に工夫が必要です」 そこで、荻原さんがキャッシュレス時代に備えるための家計管理術を解説してくれた。 【1】カードの一本化 「カードを複数枚持つと、使った総額の把握がむずかしくなります。また決済期間や引き落とし日もまちまちのため、いつ、いくら支払うのかが、わかりにくくなります。使うカードは、1つに決めるほうがシンプルです」 【2】デビットカードの利用 「使いすぎ防止には、デビットカードが効果的です。デビットカードは、使った金額が即座に銀行口座から引き落とされます。使えるのは銀行口座の残高までですから、払いきれないほど買い物をしてしまう心配はありません」 キャッシュレス化が進み、現金が要らなくなったら、銀行ATMの列に並ぶこともなく、時間外手数料などで預貯金が目減りすることはない。 「カードの利用履歴をうまく使って、家計管理に役立てることもできます。いずれ訪れるキャッシュレス時代に向けて、今から自分なりの家計管理法を身につけておきたいものです」
2018年02月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「キャッシュレス化」です。利便性は高いのに、日本はまだ、遅れています。電子マネーやクレジットカード、デビットカードの普及で、世界はいまや現金を使わない「キャッシュレス化」が進んでいます。クレジットカードのサインや暗証番号の手間も省き、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで決済できる仕組みも生まれました。急速にキャッシュレス化が進んでいるのは中国です。レンタサイクルの貸出料や、屋台の支払いまで、アリペイやウィーチャットペイなどの専用アプリのQRコードで決済されています。むしろ、「現金お断り」の店も出るなどして話題を呼びました。アメリカでは、amazonbooksという、amazonのリアル店舗が次々にオープンしているのですが、この店の商品価格は、amazon.comに合わせているので、常に変動します。そこで値札はなく、専用アプリをスマホにダウンロードして、各々バーコードにかざして、値段を表示させることを推進しています。日本でもスマホ決済アプリのOrigamiと日本交通が提携し、タクシーもスマホで支払えるようになるなど、キャッシュレス化は始まっていますが、欧米や中国に比べるとまだ遅れています。日本クレジット協会によるクレジット統計2016年版によると、日本のカード決済は約18%。スウェーデン、アメリカの40%以上、50%を超えるイギリスと比べると、先進国のなかでは異例といえるほど現金主義なんですね。ヨーロッパでは、北欧のキャッシュレス化が最も進んでおり、スウェーデンは現金の残高を国家としても減らしています。また、EUの中央銀行は2018年末で500ユーロ紙幣の発行を停止することを決めました。キャッシュレスの利点は、便利で決済が早く済み、無駄もなくなること。銀行から引き出したり送金する時の手数料もかからなくなります。現金の高額取引はマネーロンダリングを生みますし、電子マネーならば、お金の動きを把握しやすく、犯罪防止にも役立ちます。ロンドン五輪ではフィンテックにより、交通も商品購買もカード1枚で決済できました。2020年に向け、日本のキャッシュレス化がどこまで進むのか、気になるところです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月17日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年01月12日ジェーシービー(JCB)は3月22日、「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2016」の結果を発表した。○昨年1年間で100万円以上増やせた人は1割未満新年度(4月から)の目標は、「貯蓄」が43.9%で昨年に続いてトップ。以下、「生活費の見直し・節約」が37.6%、「仕事や家事の効率UP」が25.2%、「ダイエット」が21.9%と続いた。貯蓄をすることが好きか聞くと、53.5%が「はい」と回答。性年代別にみると、20代男性や20代女性では貯蓄好きが4人に3人の割合(共に75.0%)を占めた。昨年1年間で増やせた貯蓄額は、「0円(増やせなかった)」が44.6%で最多となったものの、「1万円~50万円未満」は計30.7%、「50万円~100万円未満」は計9.0%、「100万円以上」は計9.7%となり、全体の平均貯蓄増加額は38.9万円となった。最近のキャッシュレス化状況(現金離れ状況)で分けたタイプ別にみると、キャッシュレス派の平均貯蓄増加額は47.0万円、現金派は35.5万円で、キャッシュレス派の方が11.5万円多かった。男女別でもキャッシュレス派の方が多く、その差は男性約17万円、女性約3万円となった。同社は「キャッシュレス派の方は、ポイント目的に電子マネーを利用するなど自分たちの特になるポイントを考えている方が多く、貯蓄についても計画的にお金を貯める傾向にあるのではないか」と考察している。調査期間は2015年2月3~8日、有効回答は20~69歳の個人1,000人。
2016年03月24日VAIOは15日、対象機種の購入で10,000円がキャッシュバックされる「VAIO 新生活応援キャンペーン」を開始した。購入期間は2016年3月15日から同年5月31日まで。同キャンペーンでは、11.6型モバイルPC「VAIO S11」、13.3型モバイルPC「VAIO S13」を対象期間中に購入したユーザーを対象に、申し込み月の翌月中に10,000円がキャッシュバックされる。キャンペーンへの申し込み期間は2016年3月15日から同年6月30日まで。購入時のレシートや納品書など、販売店名と購入日、型名の3点が記載されている書類および、製品同梱の保証書を撮影し、応募フォームから申込む必要がある。対象店舗はオンラインのソニーストア、VAIOストアに加え、全国の家電量販店、VAIO製品取扱店。
2016年03月15日日本マイクロソフトは4日、「Surface」シリーズを購入するとキャッシュバックが行われる「Surface 新生活応援キャンペーン」を発表した。キャンペーン期間は 2016年3月4日~4月3日まで。「Surface 新生活応援キャンペーン」では、キャンペーン期間中に「Surface」シリーズなどを購入し同キャンペーンに申し込むと、最大35,000円がキャッシュバックされるというもの。キャンペーン対象商品は大きく分けて3つで、学生の場合キャッシュバック額が大きい。キャンペーン1は「Surface Pro 4」が対象。「Surface Pro 4」の本体と「Surface Pro 4 タイプ カバー」を同時購入すると、最大25,000円がキャッシュバックされる。購入者が学生の場合キャッシュバック額は最大30,000円となり、「Surface ドック」も同時購入するとさらに10,000円がキャッシュバックされる。キャンペーン2は「Surface 3」が対象。「Surface 3」本体と、「Surface 3 タイプ カバー」、「Surface ペン」を同時購入すると、最大10,000円がキャッシュバックされる。購入者が学生の場合キャッシュバック額は最大12,000円となり、「Surface 3 ドッキング ステーション」も同時購入するとさらに10,000円がキャッシュバックされる。キャンペーン3は「Surface Book」が対象。「Surface Book」本体と「Surface ドック」を同時購入すると10,000円がキャッシュバックされる。申し込みには、本体のシリアル番号、Club Microsoftでの製品登録が必要となる。応募用紙(ダウンロード可)に必要事項を記入し、購入レシートや領収書(コピー可)などを揃えて応募する。詳細はキャンペーンページを確認いただきたい。
2016年03月04日日本マイクロソフトはこのほど、一般ユーザー向けOffice 365 SoloやOffice 365サービスの購入者を対象としたキャッシュバックキャンペーンの開催を発表した。キャンペーンの対象期間は2016年2月26日~2016年4月24日。キャンペーン期間中に一般ユーザー向けのOffice 365 Solo、またはOffice 365サービスを購入し、申し込みを行うことで、Office 365 Solo購入の場合は3,000円、Office 365サービスの場合は2,000円がキャッシュバックされる。対象となるのは、POSAカード版、 ダウンロード版、パッケージ版で、1製品購入に付き1回申し込みできる。製品を購入後、キャンペーン特設サイトに用意された応募用紙に必要事項を記入し、購入の証明となるレシートや領収書などと一緒にキャンペーン事務局に郵送することで申し込みが完了する。申し込みからおよそ2カ月で、キャッシュバック金額が指定した口座に振り込まれる。応募締め切りは2016年5月13日まで(当日消印有効)。
2016年03月04日オリンパスは3月1日、対象製品の購入者全員にプレゼントやキャッシュバックを行う「OM-D E-M10 Mark II キッズフォトサポートキャンペーン」を開始する。対象購入期間は3月1日から5月10日まで。キャンペーンでは、「OM-D E-M10 Mark II」のボディ、14-42mm EZ レンズキット、EZ ダブルズームレンズキットの購入者全員に、カメラやレンズを収納する「キルティングクッションケース CS-43」もしくは「自動開閉レンズキャップ LC-37C」を進呈する。加えて、OM-D E-M10 Mark IIでの子どもの写真の撮り方を紹介する「子ども撮影ガイドブック」もプレゼントする。単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」と望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」の購入者を対象に、JCBギフトカードによるキャッシュバックも実施。キャッシュバック額は以下の通り。「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を購入→3,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」と「OM-D E-M10 Mark II」を購入→5,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」を購入→5,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」と「OM-D E-M10 Mark II」を購入→10,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」「OM-D E-M10 Mark II」を購入→13,000円分応募についての詳細は、同社Webサイトをご確認いただきたい。
2016年02月29日シグマは2月19日、コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp Quattroシリーズ」の購入者を対象とした20,000円キャッシュバックキャンペーンを発表した。対象購入期間は2月25日から6月20日まで。キャンペーンは、すでに「SIGMA dp Quattroシリーズ」か「SIGMA DP Merrillシリーズ」を所有しており、期間中に「SIGMA dp0 Quattro」「SIGMA dp1 Quattro」「SIGMA dp2 Quattro」「SIGMA dp3 Quattro」(LCD VIEW FINDER KITを含む)のいずれかを購入した人が応募できる。応募には、2月25日から6月20日までに購入した「SIGMA dp Quattroシリーズ」の保証書、レシートまたは領収書のコピー、製品パッケージのバーコード部などを添付した申込書を郵送する必要がある。申込書はシグマのWebサイトでダウンロードできる。キャッシュバック受付期間は3月18日から6月30日まで(当日消印有効)。
2016年02月19日