2019年12月6日(金)~12月25日(水)まで開催中の「東京クリスマスマーケット2019」。2015年から日比谷公園で開催されていた同イベントですが、今年はメイン会場を都立芝公園 御成門駅前に移して実施。東京タワーとのコラボでタワー広場にサテライト会場も登場しています。メイン会場入口から、夜はライトアップされた東京タワーが見えてテンションも上がります!クリスマスムード満点の会場をレポート!東京クリスマスマーケットのシンボル「クリスマスピラミッド」東京クリスマスマーケットには、クリスマス・オーナメントの本場であるドイツ・ザイフェン村から高さ14mの巨大「クリスマスピラミッド」がやってきて会場を華やかに彩ります。ステージのある会場中央に設置され、東京タワーをバックに輝く景色も見ものです。会場ではヒュッテの屋根にも注目!ヒュッテ(Hütte)とはドイツ語で山小屋のこと。会場店舗はすべてヒュッテ風につくられていて、その屋根の上にはクリスマスにちなんだ電飾が施されています。この飾りは店舗によって違い、同じ装飾はありません!マーケットを巡りながら、ぜひ各店舗のヒュッテにも注目してみてください。サンタクロースにトナカイ、スノーマンとジンジャークッキー。この季節ならではモチーフを見るとワクワクしてきます!クリスマスパッケージは贈り物にも◎普段使うハンドクリームも、クリスマス限定パッケージで販売。キラキラで気持ちがあったかくなるようなデザインは、眺めているだけでも楽しい!お世話になっているあの人へ、この一年の感謝を込めてクリスマスプレゼントを贈ってみてはいかがでしょう?毎年気になってお店に寄ってしまうのが、マトリョーシカ。熱心なコレクターもいるロシアのお守りです。家内安全、安産祈願の意味があり、現地では最後の一番小さい人形を「希望」と呼んでいるのだそう。大きさはもちろん、キホールダー型などいろいろな種類があるので、お守りとして身につけてみるのもいいかもしれません。グリューワインを飲みながらステージで音楽を楽しむ御成門駅前のメイン会場ではお昼頃から夜まで計5回のステージが予定されています。このステージを見ながらホットドリンクやビールを片手に音楽を楽しめるのが、東京クリスマスマーケットの魅力です。ホットドリンクはオリジナルマグカップ付きのファーストセットで、ビールはデポジットグラスでそれぞれ注文します。2杯目以降はドリンク代がほぼ半額料金に割引されるシステム。本場ドイツのクリスマスマーケットでも、会場ごとに販売されているオリジナルマグカップを購入してグリューワインを飲むのが定番だそう。本場さながらに。会場限定オリジナルマグでホットドリンクを今年のマグカップは黒いクリスマスブーツデザイン!グラサンサンタがお茶目です。初めは「プンシュ」を注文。プンシュは蒸留酒とフルーツジュースを混ぜてつくるクリスマスの定番ホリデードリンク。リンゴをベースにブランデー、シナモン、クローブが入って、甘くて香りが良い!とっても飲みやすいですが、アルコールが入っているのでやっぱり体がポカポカしてきます。もう一杯はやっぱりグリューワイン!赤ワインにオレンジとスパイスがたっぷり入って程よい酸味。グリューワインはお店によって味が違うので、いろいろな種類を飲み比べてみるのも醍醐味の一つ。今年はマンゴーや洋梨、チョコレートと合わせたグリューワインもありました。どれも気になる!※マグカップを持ち帰るのでビニール袋などがあると便利です!(会場で袋が見当たらない恐れ有)ワインやビールと一緒に楽しみたいフードは、定番の「ブラートブルスト」。ドイツのフェスではお馴染みの焼きソーセージです。付け合わせのザワークラウトは、その味にこだわる店舗が多い隠れた主役。マスタードをたっぷりつけるのが筆者はお気に入り。AnTon & the Jingle Bellsのハッピーなステージいろいろなジャンルの音楽が楽しめるステージライブですが、大人も子供も楽しめるのは「AnTon & the Jingle Bells(アントン・アンド・ザ・ジングルベルズ)」でしょう!アントンサンタがステージ入口から登場して、オーディエンスとハイタッチ!ステージから飛び出したメンバーが会場を巻き込み、一緒に歌って踊って輪になって…と笑顔の絶えない1時間。みんなが知っているクリスマスの人気ナンバーを、思わず顔がほころぶ愉快なパフォーマンスで披露してくれます。アントン列車に連れ出された人たちは、この後みんなでDance!Dance!Dance!(しかも、結構みんな踊れてしまうからおもしろい…)ヒットソングにのせてワインを飲みながらいい気分で歌って踊れるステージも、クリスマスマーケットならでは!アンコールにもしっかり応えてくれる充実のステージ!ショーの最後には一緒に記念撮影タイムも。ステージを見終わった後のテンションで撮る写真も、素敵なクリスマスの思い出です。土日はマルシェも開催。東京タワー広場にも足を運んでみて!メイン会場にはグリューワインやクリスマススイーツなどの飲食18店舗、ヨーロッパ風のクリスマスオーナメントなどの雑貨13店舗が出店。さらに土日はオーガニックマルシェやワークショップも開催している本場ドイツの雰囲気さながらのクリスマスマーケット。夜22時(ラストオーダー21時30分)まで開いているので仕事帰りにも立ち寄れます。開催期間は12月25日のクリスマス当日まで。コラボしている東京タワーのサテライト会場も一緒に、ぜひ足を運んでみてください!東京クリスマスマーケット2019日 程: 2019 年 12 月 6 日(金) ~ 12 月 25 日(水)時間:11:00~22:00(L.O.21:30)場 所: 都立芝公園 御成門駅前 (サテライト会場東京タワー広場)※サテライト会場ではパティシエ辻口博啓さんが監修したシュトーレンの特別販売も。※ステージの開始時間・出店情報の詳細はHPを参照。 : Mizuki Igarashi
2019年12月12日今年ももう残すところわずかとなりました。すでに街はクリスマスムードでワクワクした気持ちになりますね!年に一度の、このウキウキした季節をさらに楽しむクリスマスマーケットの紹介です。11月のアドベント期間からクリスマス当日の12月25日まで開催されることが多いクリスマスマーケット。本場ドイツのクリスマスマーケットでは、会場ごとに販売されているオリジナルマグカップを購入して、グリューワインを飲むのが定番だそう。日本で開催されているクリスマスマーケットでも、そのマーケットオリジナルのマグカップが販売されています。毎年デザインが変わるので、マグカップ目当てに来場する人やイヤーマグとしてコレクションする人も。オリジナルマグでこの季節ならではの、スパイスたっぷりなグリューワインを飲めば、楽しさも倍増しそう!Roppongi Hills Christmas 2019クリスマスマーケット2019六本木ヒルズで11月11日から始まったクリスマスイベント「Roppongi Hills Christmas 2019」。ウェストウォークには個性的なドレープのクリスマスツリーが出現し、六本木けやき坂通りでの “SNOW&BLUE”をテーマにしたイルミネーションをはじめ、毛利庭園、66プラザなど遅い時間まで楽しめるライトアップイベントも多数開催し、クリスマスムード満点の六本木ヒルズ。さらに11月30日からは約2000種類以上のクリスマスアイテムやグルメが集合するクリスマスマーケットも始まります。六本木ヒルズのクリスマスマーケットは今年で開催 13 年目を迎える国内有数の老舗マーケット!本場ドイツのクリスマスマーケットを再現した会場には、11 店舗のクリスマス屋台が軒を連ねます。ドイツ製のクリスマス雑貨を始め、グリューワイン、ソーセージといった本格ドイツ料理も楽しめるほか、オリジナルのクリスマスツリーが作れるのが六本木ヒルズのクリスマスマーケットの魅力。ドイツでは各家庭で飾り付けをしてオリジナルのクリスマスツリーをつくる習慣があります。ツリーを飾り付けつくる時間やその過程も大切にするのが本場式。日本と違って大人だけの家庭でも、ツリーは必ず飾るそうです。六本木ヒルズのクリスマスマーケットには「もみの木ショップ」が登場し、もみの木を購入することができます。飾り付け用の可愛いオーナメントをクリスマスマーケットで探せば、今年はちょっぴり本格的なクリスマスを家庭でも過ごすことができそうですね。心が温かくなるクリスマスの楽しみ方がたくさん詰まった六本木ヒルズのクリスマスマーケット。仕事帰りや休日に出かけてみてはいかがでしょうか?《六本木ヒルズ クリスマスマーケット 2019》限定マグカップ数量限定で発売されるオリジナルマグカップ。クリスマスらしいわくわくするデザイン。クリスマスマーケット2019会場内にて¥1,000で販売。Roppongi Hills Christmas 2019日 程: 2019 年 11 月 11 日(月) ~ 12 月 25 日(水)時間:11:00 – 21:00(クリスマスマーケットのみの開催時間)場 所: 六本木ヒルズ施設内 (六本木けやき坂通り、66 プラザ、ウェストウォーク、六本木ヒルズアリーナ、大屋根プラザなど)※クリスマスマーケット2019は11月30日〜開始※クリスマス当日までコンサートや特別企画やイベントを多数開催!詳細はHPより。東京クリスマスマーケット20192019年12月6日(金)~12月25日(水)まで開催される「東京クリスマスマーケット2019」。2015年から日比谷公園で開催されていましたが、今年のメイン会場は都立芝公園 御成門駅前に。東京タワー広場にもサテライト会場が登場します。「東京クリスマスマーケット2019」には、クリスマス・オーナメントの本場であるドイツ・ザイフェン村から高さ14mの「クリスマスピラミッド」がやってきて会場をムード満点に盛り上げます。グリューワインやクリスマススイーツなどの飲食18店舗、ヨーロッパ風のクリスマスオーナメントなどの雑貨13店舗に加え、土日にはオーガニックマルシェの開催、ワークショップなど本場ドイツの雰囲気さながらの屋外イベントです。東京タワー広場のサテライト会場にはパティシエの辻口博啓さんが監修したシュトーレンの特別販売も。ホットドリンクはオリジナルマグカップを購入、ビールはデポジットグラスで注文すると2杯目以降のドリンク代がほぼ半額料金に割引されるシステムです。メイン会場のステージではお昼頃から夜まで約5回のライブ・コンサートが予定されているので、あったかいクリスマスドリンクやドイツビールを片手に音楽を楽しむ過ごし方もおすすめ!※写真は2015年のマグカップ。毎年デザインが変わります!東京クリスマスマーケット2019の限定マグカップは、黒いクリスマスブーツ型!ホットドリンクのファーストセット(マグカップ+ドリンク)で購入できます。ぜひ2019年のデザインをHPでチェックしてみてください。仕事帰りや休日に自然の中で楽しめる「東京クリスマスマーケット2019」。コラボしている東京タワーにもぜひ足を伸ばしてみて!東京クリスマスマーケット2019日 程: 2019 年 12 月 6 日(金) ~ 12 月 25 日(水)時間:11:00~22:00(L.O.21:30)場 所: 都立芝公園 御成門駅前 (サテライト会場東京タワー広場)※ステージの開始時間・出店情報の詳細はHPを参照。 Market in 横浜赤レンガ倉庫11月22日から開催している横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット。初回は2010年から始まり今年で10回目を迎えます。昨年は85万人以上が来場したという人気のマーケットで、本場ドイツの中でも三大クリスマスマーケットに数えられるニュルンベルクに倣って、今年はコンセプトの異なるマーケットを初めて展開するそう!今年は、ニュルンベルクと同じくヒュッテの屋根を赤と白のストライプに統一した伝統的なドイツマーケットに加え、海側に新しいマーケットエリアも設置。伝統的なマーケットのイベント広場は「ドイツ肉料理&グリューワイン」がコンセプトで、ニュルンベルク名物のベルガーソーセージやドイツの郷土料理、34種類のグリューワインが登場します。新マーケットエリアは「シーフード&シャンパン」がコンセプトで、海の幸に合う約20種類のシャンパンが勢ぞろい。会場奥の海側に設置された高さ約10mの、本物のモミの木を使ったクリスマスツリーも見どころです。ロマンチックで華やかなクリスマスムードが味わえる「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」。今年はグリューワインの種類が過去最多!いろいろな種類を楽しめますよ。《Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫》限定マグカップニュルンベルクのクリスマスマーケットをイメージしたデザイン。飲食ブース全店舗のホットドリンクにマグカップ代650円をプラスすることでオリジナルマグカップを付けることができます。ライトアップが始まる少し前の時間から会場へ向かって、点灯する瞬間も楽しんでほしいマーケットです。Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫日 程: 2019 年 11 月 22 日(金) ~ 12 月 25 日(水)(荒天の場合、休業することがあります)時 間:11 月 23 日(土)~12 月 13 日(金) 11:00~21:00(ライトアップ16:00~21:00 ※ツリーのみ 23:00 まで)12 月 14 日(土)~12 月 25 日(水) 11:00~22:00(ライトアップ 16:00~22:00 ※ツリーのみ 23:00 まで)※ラストオーダーは営業終了時間の30 分前まで場 所: 横浜赤レンガ倉庫イベント広場、赤レンガパーク※イベントの情報詳細はHPを参照。見ているだけでもワクワクするクリスマスマーケット。今年はどのマーケットへ行こうかな! text:Mizuki
2019年11月29日ドイツを中心にヨーロッパ各地で開催されている伝統的なお祭り・クリスマスマーケット。大きなクリスマスツリーが点灯し、賑やかにデコレーションされた雑貨店や屋台が軒を連ね、クリスマスの訪れをお祝いします。イルミネーションが輝き、ロマンチックムード溢れるマーケットで飲むグリューワインのおいしさは格別!いつもお世話になっている人へのちょっとした贈り物や、普段頑張っている自分へのささやかなプレゼントをクリスマスマーケットで選ぶのも、愛おしい時間に。今回は日比谷公園と横浜・赤レンガ倉庫で開催している2箇所をご紹介します。開催は12月25日まで。この週末に、出かけてみませんか? 【日比谷公園】東京クリスマスマーケット2018 日比谷公園で12月14日から開催中の東京クリスマスマーケット2018。開催時間が11時〜22時(L.O.21時半)なので、ランチを兼ねてお昼からゆっくりと会場を回るのも良し、日が暮れてからホットワインをたしなむのも良しと、1日の中でいつ行っても楽しめるクリスマスマーケットです! クリスマスムードいっぱいの会場! 会場にはフラワーアーティストによる手作りクリスマスリースの展示も。北欧、フランス、ドイツなど国によってリースのデザインが異なるようです。たしかによく見ると、傾向が違うような気がします。どれも可愛くて素敵!気に入ったリースには投票もできるので、ぜひ。 東京クリスマスマーケットのシンボルになっている「クリスマスピラミッド」(写真内右)は、クリスマス・オーナメントの本場、ドイツ・ザイフェン村からやってきた高さ14mもある機械仕掛けの塔。ザイフェン村は、別名「おもちゃの村」としても有名で、クリスマスシーズンが一番賑わうのだそう。村のあちこちにおもちゃが点在しているとってもかわいい村だとか。行ってみたくなりますね。 クリスマスピラミッドに付いているロゴは、ザイフェン村のあるエルツ地方のおもちゃ工房のもの。ロゴまでがファンシー!よく見るとこんなところにも…小さなクリスマス発見! 会場にあるツリーにはサンタクロースの手伝いをする北欧の妖精トントゥらしき姿も。どこにいるかぜひ探してみてください。 キリスト生誕の瞬間を模したジオラマ・クリッペ。中世壁画の雰囲気があるフォトジェニックなスポットなのに夜はライトアップされないため、明るいうちに立ち寄った方はぜひお写真に納めましょう。 「ヒュッテ」と呼ばれる各小屋の屋根にも注目!雪だるまやサンタクロースなどクリスマスモチーフの装飾がちりばめられていて、夜になればライトアップされて、とっても幻想的。見ているだけで心が和みます。 見ているだけでワクワクの本場・ドイツの木工雑貨会場には、本場・ドイツからやって来た木工雑貨が大集合。クリスマスのオーナメントは見ているだけでもワクワクしてきます!オーナメントは、ツリーがなければアクセサリースタンドにかけてもOK。ドアノブや玄関に吊り下げるだけでもかわいいインテリアになります。 ショーウィンドウを眺めているだけでも楽しくて飽きない! ドイツ製のキャンドルホルダー。絵柄の種類が豊富でどれにしようか迷います。気になったものは実際に明かりを灯してみてくれるので、雰囲気がわかりやすいですよ。 キャンドルホルダーは中にアロマキャンドルを入れたり、ホルダーをひっくり返せば、電気笠としても使えます。明かりを灯したとき、黄色や赤が強ければほっこり、青や緑が多ければしっとり。夜が来るのが楽しくなるように、お気に入りを見つけてください。 ホットドリンク片手に楽しむマーケットホットドリンクやドイツビールを片手にマーケットを歩いてみましょう。東京クリスマスマーケットでは、1杯目に「マグカップ(購入)とホットドリンクのセット」もしくは「ビールグラス(デポジット)とビールのセット」を購入するスタイル。カップかグラスを持っていれば、2杯目からは空のマグカップに好きなドリンクを注いでくれます。(ドリンク代はかかります) マグカップはその年限定のオリジナルデザインなので、毎年集めたくなりますね!1杯目には「エッグ・ノック」を注文。牛乳と卵を使ったカスタードベースのとろりと甘い冬のドリンクです。 北米では寒い季節によく飲まれるそうです。ハリーポッターの中でも登場したので、知っている人も多いのでは?味はミルクセーキに似ています。甘くておいしい! おやつには、ハンガリーの伝統的な焼き菓子の「クルトシュ」を。外はカリッとしていて、中はもちもちの不思議なスイーツ。くるくると巻いて焼き上げるので、渦巻き状になっています。沖縄の国際通りにお店がある「クルトシュ カラーチ」がこの時期限定出店。 プレーン、シナモン、ココナッツ、キャラメル、ココアの5種類の中から選べます。写真はシナモン。その場で焼いてくれるので熱々の出来立てをいただけます!これだけでも結構な食べ応えがありました。 暖かいテントでショーを見ながら一休み 会場にはステージのある大型テントの設置も。バンド演奏や弾き語りなど日替わりのステージがあるので、タイミングが合えば音楽を聴きながら、ゆっくりと休憩するのもいいですよ。冷たいビールも暖かいテントの中ならついつい飲むペースが上がっちゃうかも。 お腹が空いたらしっかりと食事もとれます。ドイツビールとソーセージの定番の組み合わせはもちろん、クリスマスマーケット限定のメニューもチェックしてみてください!最近パンに目がない私は、ふわふわブリオッシュの中に濃厚なビーフシチューが入った「シチューパン グラーシュ」をいただきました。直径10cm、高さ15cmというボリュームたっぷりの食事系パン。 シチューに合わせて、ドリンクは「国産木苺の自家製グリューワイン」をチョイス。グリューワインも各ヒュッテでメニューが違うので、会場に着いたらまずはマップを入手しましょう。アルコールが苦手な人やたくさん飲めない人も、ノンアルコールのワインメニューがあるので安心ですよ。 昼から夜までゆっくりと楽しめる東京クリスマスマーケット。おすすめは、夕方の少し明るい時間帯から出かけて、ワインやビールを飲みながらのんびりと雑貨を見て回り、暗くなってからはヒュッテのイルミネーションを堪能するコースです。ステージの時間帯に合わせて出かけるのもアリですね! 東京クリスマスマーケット2018開催日程:〜12/25まで(全日11:00〜22:00 L.O.は21:30)場所:日比谷公園 噴水広場※雨天時開催、荒天は中止の場合も有。【横浜 赤レンガ倉庫】クリスマスマーケット横浜の赤レンガ倉庫で開催しているクリスマスマーケットは、ドイツの古都・アーヘンのマーケットをイメージ。今年で開催9回目となる人気会場です。アーヘンのクリスマスマーケットは、伝統の焼き菓子「プリンテン」がモチーフになっているそう。そこで横浜会場のエントランスでも、巨大プリンテンが出迎えてくれます。 ロマンチックムード全開の赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット。プリンテンのアーチを前にアツアツな雰囲気…!異国情緒たっぷりです。 クリスマスツリーに願いをかける エントランスのプリンテンアーチをくぐると、奥には立派なクリスマスツリーがお目見え。ツリーに続く道々にはクリスマスフードのヒュッテが並びます。 近くに寄るとその大きさに圧倒!ぜひライトアップして幻想的な夜に見て欲しい光景。「永遠に枯れない命」を意味するクリスマスツリー。眺めていると、どことなく厳かな気持ちになります。 赤レンガ倉庫のヒュッテもバリエーション豊か。サンタクロースやトナカイのモチーフ以外にも三賢者とマリア様など、聖夜にまつわるシーンを見つける楽しさもありますね。 大切な人にプレゼントしたくなるクリスマス雑貨 ドイツ雑貨が並ぶ中、ひときわ目立つマトリョーシカのヒュッテ。台いっぱいにところ狭しと並んでいて、賑やかで鮮やか!ツリーやサンタクロースなど、中にはクリスマスにちなんだ珍しいモチーフのマトリョーシカも。手作りなので、顔が一つひとつ違う一点モノ。どの子にしようか迷います。 マトリョーシカはロシアの縁起物。お守りなのだそう。幸せな願いを込めたマトリョーシカを、クリスマスプレゼントに送るのも素敵ですね。 会場限定オリジナルマグはクリスマスブーツ型 横浜・赤レンガ倉庫のオリジナルマグはピンクのクリスマスブーツ型。限定マグカップで飲むと、クリスマスムードも倍増です。アップルグリューワインにホイップとシナモンを追加して、甘さが体に染み渡るとびきりの冬のホットドリンクに。寒ければ寒いほど、幸せが募ります。 ホットワインやドイツビールに相性抜群のオリジナルソーセージ。付け合わせのザワークラウトのすっぱさもクセになる、最強の組み合わせです。一品でも満足感があるので、いろいろなフードを楽しみたい人は友達やカップルで行って、みんなでシェアを!クリスマスマーケットを堪能した後は、赤レンガ倉庫で買い物も楽しめて一石二鳥。 クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫開催日程:〜12/25まで(11:00~21:00 L.O.は21:30)場所:横浜赤レンガ倉庫※荒天時は休業の場合有※イルミネーションのライトアップは16:00~営業終了まで(ツリーのみ23:00まで)※物販ブースの営業時間は11:00〜21:00まで一年中クリスマスのお店・Christmas Toys 横浜の赤レンガ倉庫に行くなら、少し足を伸ばして欲しいのが元町・中華街駅が最寄りの「Christmas Toys」。ここは、クリスマスが大好きなオーナーがつくった”一年中クリスマス”のお店です。隣にある「ブリキのおもちゃ博物館」と双子の洋館につくられたこのお店、店構えからクリスマスの楽しげなムードが溢れています! どこからともなくサンタクロース大集合! 敷地内に、一体何人いるのかわからないほどたくさんのサンタクロースが!滞在中にも、お店のスタッフさんがどこからともなくサンタクロースを抱きかかえてやってきます…。 反射して写らなかったのですが、ワゴン車の中にも複数のサンタクロースが乗り合わせています。まだお店の中に入っていないのに、店先だけでもかなりの人数のサンタに出会えます。 クリスマス好きにはたまらない!テンションが上がる店内 お店の中に入ると思わず「わー!」と声が出てしまうほど、クリスマス一色!まるでヨーロッパの雑貨屋さんへ来たかのような錯覚に陥るかも。どこを見ても、クリスマスが溢れていてテンションが上がりっぱなしに。 クリスマス雑貨はシーズン以外でも入れ替わりがあり、新しい商品が入荷してくるそう。夏場はバリエーションが若干少なくなるとのことですが、その時期にしか手に入らないものや、人気があって売り切れてしまうアイテムも多くあるので、気になる人は要チェックです! ブリキのおもちゃ博物館にも立ち寄って! 「Christmas Toys」に来たら隣の「ブリキのおもちゃ博物館」にもぜひ立ち寄ってみてください。この博物館には、1890年代から1960年代にかけて主に日本で製造された玩具、約3,000点が常設展示されています。どこか懐かしく感じる玩具からTVドラマで使われた小道具まで、オーナーの貴重なコレクションは見応えたぷり。 どこかで見たことのあるブリキロボットも。ブリキの質感が、懐かしくてなんとも味わい深い。博物館で玩具を見た後は、入口のショップでついつい買い物しちゃいます。 アイドル犬・ロビーに会おう! 博物館のアイドル・ロビーくんは、地元でもちょっと有名な看板犬。ロビーくんへ会いに、お客さんがリピートして来店するほど。その大きさに、初めて会う人はきっとビックリするかと思いますが、とっても大人しくて賢いから、一目会えばロビーの虜になってしまいますよ! 大抵は看板犬としてお店にいるそうですが、タイミングによっては外出していることも。訪問した日、実はシャンプーをしにお出かけ中でした。たまたまタイミング良く、ふわふわになって帰って来たロビーくんと遭遇!会えてよかった! Christmas Toys / ブリキのおもちゃ博物館(TOYS CLUB)所在地横浜市中区山手町239営業時間9:30~18:00 (土・日・祝日は~19時) いくつになってもやっぱりワクワクしてしまうクリスマスシーズン。クリスマスマーケットで存分に楽しみましょう!
2018年12月22日近年、日本でも盛んになってきたクリスマス・マーケットは、ドイツ圏の発祥だと言われています。日本よりもっと寒さの厳しいヨーロッパの冬。屋外で行われるクリスマス・マーケットに欠かせないのが、温かいグリューワインです。では、おうちでどうやって作って楽しめばいいのでしょう?クリスマス・マーケットの定番グリューワイン本場のクリスマス・マーケットは、とてもきらびやか。クリスマス・ツリーのオーナメントを売るヒュッテ(木造りの小屋、屋台)など、それはそれはすてきです。クリスマス・マーケットで、お買い物と同じくらい楽しいのが飲食のヒュッテをめぐること。ソーセージやプレッツェルなど、ドイツらしい食べ物が並びます。そして、凍えた身体を温めてくれるのが、ポカポカ温かいグリューワイン!グリューワインとは?グリューワインは、ワインにスパイスや砂糖を入れて作るホットカクテルの一種。赤ワインで作るのが一般的ですが、白ワインバージョンもあります。ワインにフルーツを漬けて作るサングリアが夏のワインカクテルなら、こちらは冬のワインカクテルと言えるでしょう。サングリアが好きなら、グリューワインも試してみる価値がありますよ。グリューワインはいまでは日本のクリスマス・マーケットでも飲めますが、今回は自宅で楽しむ方法をご紹介しましょう。その1. お手軽なボトル入りグリューワイン最も手軽なのは、ボトル入りのグリューワイン。耐熱のマグカップに入れてレンジで温めるだけで完成します。サンタブーツ型のグリューワイン用マグがあれば理想的ですが、普通のマグカップでも大丈夫ですよ。ボトル入りのメリットは何といっても簡単なことですが、クリスマスらしいかわいいラベルも魅力的。見ているだけでワクワクした気分になりますね。1本1,000円前後なので、気軽に買うことができます。その2. 自宅にワインがあるならティーバッグも◎紅茶を淹れるようにグリューワインを作れるのが、ティーバッグタイプ。調合されたスパイスがバッグに入っているので、温めたワインに浸すだけでグリューワインができる仕組みです。好みでお砂糖を足してくださいね。ワインを沸かしすぎるとアルコールも風味も飛んでしまうので、沸騰させない程度に温めるのがコツです。写真は〔KALDI(カルディ)〕でも売っている《ポンパドールグリュー》で、15パック500円ほど。家にワインを常備している人ならボトルよりもリーズナブルです。高級なワインを使うともったいないので、お手ごろ価格のデイリーワインで楽しんでください。また、余ったらお湯に浸してハーブティーとして飲むこともできます。その3. 自分好みの手作りグリューワインお料理やお菓子づくりが好きでスパイスが自宅にあるなら、好みのグリューワインを自分で作ることもできます。グリューワインに使われる基本のスパイスは、写真のシナモン(左)とクローブ(右)。自作なら自由なので、カルダモンなど好みのスパイスを加えてもいいですし、シナモン・クローブ・ナツメグの風味をあわせ持つオールスパイスを使ってもいいでしょう。また、グリューワインにはさらにオレンジピールが使われるのが一般的ですが、こだわらないのであれば、すりおろしたミカンの皮で代用することもできます。グリューワインでポカポカのクリスマスを!特別なドリンクでありながら、意外と家でも簡単に楽しめてしまうグリューワイン。クリスマスまでのカウントダウンのこの時期、夕食後の楽しみにするのもいいですね。今年は、グリューワインで温かいクリスマスを過ごしてください!●ライター一番ヶ瀬絵梨子
2017年12月19日私が住むドイツでは、基本的にお酒と言ったら「ビール」なのですが、冬だけはちょっと違います。外が寒くなると、みんな「グリューワイン」と呼ばれる温かいワインを飲むんですよ。クリスマスマーケットが始まるとグリューワインの屋台が道に溢れるので、そこで手を温めながらすする姿をよく見かけます。こんなビール大国でも愛されるグリューワインとは、一体どのようなものなのでしょうか?調べてみると、美容と健康に嬉しいワインであることが分かりました!スパイスとフルーツがたっぷり!「グリューワイン」は冬こそおいしいあまり聞きなれないかもしれませんが、「グリューワイン」とは簡単に言うとホットワインのことです。グリューワインはドイツ語での呼び名ですが、欧州では冬が近づくとよく飲まれ、フランスでは「ヴァン・ショー」、イギリスでは「モルドワイン」と呼ばれています。グリューワインは赤ワインを温め、スパイスやフルーツを混ぜることで完成します。スパイスはシナモンスティックやローリエ、クローブ、カルダモンが定番で、好みでミントを入れたりも。どれもちょっとだけスパイシーなので、一口飲むだけで体がポカポカと温まるんですよ!フルーツの定番はオレンジとレモンで、輪切りにして赤ワインと一緒に煮立たせます。酸味が利いて柑橘系の香りが心地よく、食事前に飲むと食欲もそそります。フルーツの代わりにオレンジジュースを入れたり、好みで砂糖やはちみつを加えることもよくあります。甘めのグリューワインはデザートワインとして、食事を締めくくるにもいいですね。メインのスパイス「シナモン」の効果が凄すぎる!グリューワインにはさまざまなスパイスが豊富に入り、美容にもいい影響をもたらすんですよ。グリューワインに欠かせないスパイスの一つ「シナモン」は特に「エイジングケア効果がある」と、話題です。まず女性に嬉しい効果として、血行を促進し体温アップに働きかけます。冷え症の人は積極的に摂取したいですね。寒い冬にもってこいです。ヨーロッパの寒い地域のデザートはシナモンを豊富に使ったものが多いですが、実はこういった事情もあるのかもしれませんね。最近では、シナモンの匂いがインフルエンザ対策になると注目を集めています。シナモンの香りがついたマスクが開発されているほどで、風邪予防にもいいのだそう。寒くなると風邪をひきやすい人は、シナモンの香りをかがなくてはいけませんね。またシナモンは、はちみつと一緒に食べるとさらにパワーがアップします。例えば、関節痛の緩和やコレステロール値の低下、胃腸不良の改善、疲労回復……と挙げだしたらきりがないくらい。エイジングケアにも期待できると言われています。肌荒れ防止や免疫力アップ…その他のスパイスの効果にも注目グリューワインにはシナモンの他にもさまざまなスパイスが入りますが、それぞれに素晴らしい力を持っています。シナモンの次に定番のローリエは、風邪予防に効果的です。また痛みを和らげる働きをするので、胃痛や関節痛、生理痛の症状も緩和させてくれますよ。フルーティーな香りでワインとの相性もぴったりの「クローブ」は風邪予防に期待ができます。そして、ショウガ科の植物「カルダモン」は、ショウガと同様、体を温める効果があり、末端冷え症の人が好んで飲む場合が多いです。ヨーロッパではなんと紀元前4世紀ごろには医療用として使われていたそう。日本でもエステ終わりに出されるハーブティーの定番ですね。ドイツではミントを加えるグリューワインもよく見かけますが、生葉をそのまま浮かべると見た目もおしゃれです。自家栽培している人も多く、家庭で作るときには仕上げに新鮮なミントの葉をちぎってのせています。ワインはホットが、かなりイイ!グリューワインが優れているのはもう一つ。ワインが温かいということもポイントなんです。ワインにはポリフェノールが豊富に含まれていて、抗酸化作用があることは周知の事実だと思いますが、温めることでより効果が増すんですよ!ワインに含まれるタンニンは脂肪の分解を高める働きをしますが、温めることでアルコールが飛ぶのでより飲みやすくなり、お酒が苦手な人でもその効果を実感しやすくなります。それにワインと一緒に煮立たせたフルーツも、皮までしんなりするので栄養を余すことなく食べられます。普段は食べることのないオレンジの皮には細胞の老化の原因となる活性酸素を抑える「ビタミンC」や、糖質を腸内で包み込んで排出する「ペクチン」、毛細血管を広げて冷え症を改善させる「ペスペリジン」が豊富です。そしてレモンの皮は水分や老廃物を排出するデトックス効果が強くあり、肌荒れやお通じ改善が見込めます。オレンジやレモンの皮は、生のままだとなかなか食べられたものではありませんが、温めて柔らかくするとおいしく食べられますよ。こんなに効果抜群のものをこれまで捨てていたと思うともったいないですね。グリューワインで余すことなくいただきましょう。アレンジも楽しみ♡ドイツではどんな風に飲まれている?さて、こんなにも美容効果抜群のグリューワインですが、現地ではどのように飲まれているのでしょうか。ドイツでは美容のために飲むというより、おいしいから飲むという意識が強いようです。しかも家庭によってオリジナリティがあるので、お客さん用に出しても喜ばれます。特に入れるフルーツは多岐にわたり、例えばマスカットやいちご、ブルーベリーなどがよく見られます。赤いワインの色によく映えるので、目にも楽しいです。1杯あるだけで、テーブルが華やかになりますね。それに、血行促進効果を狙ってショウガを擦って入れている人も多くいます。スパイスがパンチのあるものが多いので、その他のスパイスともよく合うようです。グリューワインは「こうでなければならない!」ということではなく、自分の好みにアレンジするのも一つの楽しみですよ。お酒の飲めない人はぶどうジュースでもOK。ぶどうジュースはせっかくのスパイスやフルーツの効果を活かすためにも、ビオのものがおすすめです。グリューワインは見た目もカラフルで、ホームパーティーにもぴったり。おいしく楽しく美意識を高めていきましょう!参考:株式会社TCN、SidrHoney、ALL MY TEA、日南市、4Leaves、シエル・エ・ヴァン
2017年11月17日