スティーヴン・スピルバーグ&ケイト・キャプショーの末娘デストリー・アリーン(23)が、インスタグラムで婚約したことを発表した。「親友と共に人生を歩めることに、すごくワクワクする! 最高の日! 大好き!」と絵文字で飾ったキャプションと婚約者のゲンク・レグランドのツーショットを掲載。ゲンクの首に手を回し、頬にキスしているデストリーの左手薬指にはダイヤモンドの指輪が光っている。2枚目の写真には2人が繋いでいる手が写っており、指輪もよりクローズアップされている。コメント欄にはエル・ファニングが「あああ!! おめでとう、美しいカップル」と祝福メッセージを寄せ、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらも祝いの言葉を贈った。交際開始時期は不明だが、2人のインスタグラムには、2017年10月頃からツーショットが掲載されるようになっている。両親同様、数年前から映画業界で女優、監督、プロデューサーとして活動しているデストリー。お相手のゲンクはスイス出身の俳優で、キャリアを求めてロサンゼルスに移住。リー・ストラスバーグ・シアターで2年間の演技コースを修了したという。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日「愛の不時着」のユン・セリ役で日本でも大人気のソン・イェジンが、ついにハリウッド進出か。映画『アバター』で知られるサム・ワーシントン出演の『Cross』(原題)に交渉中であることを韓国メディアが伝えている。ソン・イェジンの所属事務所MS Teamエンターテインメントによれば、かなり前向きに検討中とのこと。また、もうひとり出演検討中と名前が挙がっているのが、『パラサイト 半地下の家族』で“リスペクト!”されるパク社長を演じたイ・ソンギュンで、彼にとっても本格的なアメリカ進出となる。『Cross』(原題)はSF映画の傑作として名高い『ガタカ』や、『ザ・ホスト 美しき侵略者』『TIME/タイム』ほか、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『トゥルーマン・ショー』などのアンドリュー・ニコルがメガホン。舞台となるのは、近未来、2つに分断された貧富の格差がある架空の多民族国家。ソン・イェジンは、貧しい国側に暮らすシングルマザーで、国からの脱出を試みた夫が国境近くで亡くなった後、ひとりで息子を育てている強い女性ベラを演じるといわれている。また、サム・ワーシントンは裕福な国側の人間で、イ・ソンギュンはカリスマ性にあふれた国境守備隊長ギデオン役を提案されているという。10年間にわたって『Cross』の企画を温めていたニコル監督は、昨年、世界唯一の分断国家である韓国を訪れて大きなインスピレーションを受けたらしく、韓国俳優を起用して、韓国で撮影する意向を固めたとか。Netflixで190か国に配信されている「愛の不時着」ソン・イェジンとアカデミー賞作品賞の『パラサイト』イ・ソンギュンとくれば、世界的にも知名度は抜群。2021年3月から、韓国での撮影開始を目指しているという。(text:Reiko Uehara)
2020年07月06日カニエ・ウェストがアメリカ独立記念日の4日、今年の大統領選挙に出馬するとツイッターで宣言した。妻のキム・カーダシアンは、カニエのツイートをリツイートし、アメリカの国旗の絵文字を加えて応援の姿勢を見せた。億万長者のイーロン・マスクは「全面的にサポートする!」と表明。コメント欄には「テイラー・スウィフトも速やかに立候補するって宣言しなくちゃ!」とカニエと長年険悪な関係にあるテイラーに出馬を呼びかける声や、「彼の周りにいる人は、どうか助けてあげて」と本気でカニエのメンタルヘルスを心配する声、「カニエに投票する」と投票を誓う声などさまざまなコメントが寄せられている。カニエはこれまで何度も「大統領選に出馬する」という意向をメディアに示してきたが、昨年11月にあるイベントで「2024年に出馬する」と話していた。観客から笑いが起こってしまい、「なに、笑っているの?」とムッとした顔も見せるほど「本気」の様子で、大統領になったら「たくさんの雇用機会を生み出したい」と語っていた。「今年大統領選に出馬する」と宣言するまで、カニエは常にトランプ大統領を支持していることを公にしてきたのだが…。大統領選は11月で残り4か月しかなく、カニエは詳細については明らかにしていない。真相やいかに?(Hiromi Kaku)
2020年07月05日大人気ゲーム「Fallout」シリーズが、Amazonでドラマ化されることが明らかになった。木曜日(現地時間)、Amazonは同ゲームの映像化権を取得し、「ウエストワールド」のクリエイターコンビ、ジョナサン・ノーラン&リサ・ジョイがドラマ化することを発表した。2人は「Kilter Films」を通し、アテナ・ウィッカム(「ウエストワールド」)とともに製作総指揮を務める。「Fallout」の発売元の「ベセスダ・ソフトワークス」と開発元の「ベセスダ・ゲーム・スタジオ」も制作に携わる。2人は「『Fallout』は史上最高のゲームシリーズの1つです。各章の物語はこの上なく想像力豊かで、本当なら家族や友達と過ごしていたはずの時間を際限なく奪ったほどです。だからこそ、トッド・ハワードとベセスダの才能あふれる奇人たちと一緒に、この大規模で破壊的、ダークでおもしろい世界をAmazonで映像化できることが本当に楽しみです」とジョークを交えてコメントしている。トッド・ハワードは「ベセスダ・ゲーム・スタジオ」の重役。「Fallout」は、1997年に第1作が発売されたポストアポカリプス(終末もの)RPG。初めはPCゲームだったが、シリーズが進むにつれてプレイ・ステーションやXboxにプラットフォームを拡大していった。2015年の「Fallout Shelter」はスマホゲームとしても発売。現在までに1億7000万回ダウンロードされるという大ヒットを飛ばしている。ドラマの配信時期など詳細は不明だが、Amazonは謎めいたティザー動画をTwitterで公開。(Hiromi Kaku)
2020年07月03日ブリー・ラーソンがYouTubeチャンネルを開設。初投稿は「そんなわけで、決断しました…」というタイトルの動画で、「ブリー・ラーソンです。俳優をしています。『キャプテン・マーベル』を観て知っている人もいるかもしれませんね。それか、私のことなんて全然知らないで、ただランダムにクリックしてここにたどり着いたのかも。そこは気にせず、こんにちは!YouTubeチャンネル、開設しました」と元気よく自己紹介とあいさつをした。YouTubeチャンネルを開設したきっかけは、プリンターの使い方から思慮深いアクティヴィストになる方法まで、ブリー自身が様々なことを学んだ場所であり、大切なことや問題となっていることを話し合える場だと思ったからだという。ブリーが目指すYouTubeチャンネルの方向性は、奥の深い会話などまじめなコンテンツもあるが、バカげたこともアリとのこと。「私個人を表現する方法は、たくさんあるから」と意気込んだ。初回では有名YouTuberたちや母親、祖母が登場し、ブリーがYouTubeチャンネルを開設したと報告。自分について「基本的に、喘息持ちの内向的な人間」で「内気で怖がり、社会的不安を抱えている」と分析した。「キャプテン・マーベルを演じてから、そういった要素を取り除くことができた」とも。「恐れていることを口に出して伝えるということは、その問題を解消するのにとても役立つ」と自身の体験を交えて語った。最後は「観てくれてありがとう。またね」と感謝を述べ、投げキッスでしめた。(Hiromi Kaku)
2020年07月03日『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役を演じたレイ・フィッシャーが、同作を監督したジョス・ウェドンを批判している。6月30日(現地時間)、レイはツイッターに過去のコミコンで「ジョスはすごくいい人。(降板した)ザック・スナイダー監督はいい人を選んだ。うまく作品をまとめて仕上げてくれた」とウェドン監督を褒めた動画を投稿し、「完全撤回したい」と表明。7月1日に、「『ジャスティス・リーグ』の撮影現場での、ジョス・ウェドンのキャストやスタッフに対する扱いは下劣で、口汚く罵ったり、プロ意識に欠けていたりと、到底受け入れられるものではなかった」とツイートした。ウェドン監督のそうした態度を可能にしたのは、当時ワーナー・ブラザースの重役を務めていたジョン・バーグと、当時DCエンターテイメントの重役を務めていたジョフ・ジョンズのせいという指摘もした。ウェドン監督はこの報道に反応を示していないが、彼のツイッターの最新投稿には「なにか話すことは?」とレイのツイートを引用してプレッシャーを与えるようなコメントが目立つ。バーグは「Variety」誌に「私たちがプロ失格の態度を可能にしただなんて、断固としてありえません。レイのことで覚えているのは、アニメではサイボーグがよく『ブーヤー!』と言うので、それをレイに言ってもらおうとしたら、すごく嫌がったということです」と語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年07月02日ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、人種差別問題で揺れるアメリカ。現在、2018年にヴィオラ・デイヴィスが「Women of the World」に参加し、ジャーナリストのティナ・ブラウンと対談した動画が再び注目を集めている。ヴィオラは動画の中で、ハリウッドにおける人種間のギャラの格差について批判。当時は「男性と女性のギャラが違いすぎる」ということが表面化し、問題となっていたが、ヴィオラはいち早く人種間のギャラの差に対して声を上げていた。「女性のギャラは男性の半分と言われたりもするけれど、黒人は白人の10分の1くらいしかもらえない」と指摘。「私はオスカー、エミー賞、2つのトニー賞を獲得した。ブロードウェイにもオフ・ブロードウェイにも出たし、テレビも映画もやった。本当にすべてを」とこれまでに築き上げたキャリアを語り、それでもギャラや仕事のチャンスは白人の足元にも及ばないと嘆く。オファーの電話を受けると「きみは黒人版メリル・ストリープだ。きみじゃないとダメなんだ」と言われるが、「私じゃなきゃダメと言うなら、私の価値にふさわしいギャラを払って。私の価値に合うものを与えて」と主張した。女優のガブリエル・ユニオン、ジャーナリストのティファニー・D・クロスや作家のネディ・オコラフォもリツイートし「コレ!まさにコレ!」と同意。ネディは現在Amazonが制作中のヴィオラ主演ドラマ「Wild Seed」(原題)に脚本家として参加中。「これがヴィオラと働くことに誇りを持てて、楽しめる理由の一つ。明確な発言をしてくれる」とツイートしている。(Hiromi Kaku)
2020年07月02日「ゴシップガール」のペン・バッジリーとチェイス・クロフォードが、プチ同窓会を開催。「Variety」誌の企画「Actors on Actors」でオンライン対談を行った。現在ペンは「YOU-君がすべて-」、チェイスは「ザ・ボーイズ」に出演しており、俳優業は好調。お互いのドラマはチェック済みで、感想を言い合ったり褒め合ったりしているうちに、話題は「ゴシップガール」に。ペンは妻ドミノ・カークと結婚前、ドミノと一緒に「ゴシップガール」を久々に見たと語り、「番組のせいではないんだけど、見るに堪えない。20歳、21歳、22歳ごろの自分の姿だよ。楽しめない。ひたすら落ち着かなかった」とふり返った。チェイスも「わかるわかる。基本的に、自分の姿を見るのは嫌い」と同意。「でもタイムカプセルを開けるような、懐かしさもあるよね。今度きみがL.A.に来たら、飲みながら見ようよ」と提案した。ペンも「『ゴシップガール』を見ながら、ツイッターでライブ配信しようか」とファンが喜びそうな発言。「ゴシップガール」の放送がスタートした2007年、チェイスはペンが当時発売されたばかりの初代iPhoneを持っていたことを思い出し、「あの時代はSNSなんてなかったよね」としみじみ。ペンは、「iPhoneなんてアプリがいっぱい表示されていて、やっかいそうで欲しくなかった」と言うが、「ブレイクがくれたんだ」と当時交際していたブレイク・ライヴリーからプレゼントされたと明かした。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Inc
2020年07月01日映画芸術科学アカデミーが、今年の新会員候補819人の名前を発表した。819人は招待を受け入れれば同アカデミーの会員となる。招待人数としては2018年が928人、2019年が842人に対して今年は若干減少しているが、史上3番目の数。ここ数年“多様性”が重視されるなか、今年は招待した会員候補の45%が女性、36%が有色人種、49%がアメリカ国外の68の国・地域の人々という割合になったという。15人の受賞者を含むオスカーのノミネート経験者75人も招待されている。2016年に「オスカーは白すぎる」という批判が噴出し、同アカデミーは2020年までに女性会員、有色人種の会員数を倍増するという目標を立てたが、どちらも達成した形だ。具体的には「The Hollywood Reporter」によると、女性は1446人から3179人に、有色人種の会員は554人から1787人にと3倍以上になっている。(どちらも2015年と今年の比較)。新会員に招待された819人の中で、特筆すべきは外国語映画でありながら、今年アカデミー作品賞を受賞するという快挙を遂げた『パラサイト 半地下の家族』の関係者が13人招待されているということ。以下は主な新会員俳優部門アナ・デ・アルマス、エヴァ・ロンゴリア、フローレンス・ピュー、ゼンデイヤ、オークワフィナ、コンスタンス・ウー、ザジー・ビーツ、オリヴィア・ワイルド、シンシア・エリヴォ(音楽部門でも招待)監督部門アリ・アスター(『ミッドサマー』)、マット・リーヴス(『猿の惑星:聖戦記』)、ルル・ワン(『フェアウェル』)、マシュー・ヴォーン(『キングスマン』シリーズ)(Hiromi Kaku)
2020年07月01日「ソウルの女王」と呼ばれたアレサ・フランクリンの伝記映画『Respect』(原題)の予告編が初公開された。アレサを演じるのは『ドリームガールズ』『Cats』のジェニファー・ハドソン。監督はトニー賞にノミネート経験のあるリースル・トミーで、今作が長編監督デビュー作となる。『Respect』では、父親の教会で聖歌隊の一員として歌っていた子ども時代から、世界的なスターになるまでのアレサの生活を追う。キャストはジェニファーのほか、フォレスト・ウィテカーがアレサの父役、オードラ・マクドナルドが母役、マーロン・ウェイアンズがアレサの最初の夫テッド・ホワイト役、メアリー・J. ブライジがダイナ・ワシントン役で出演する。アレサは伝記映画が作られるとしたら、ハル・ベリーに自分を演じて欲しいと2011年にコメントしたことがあるが、歌唱経験のないハルは尻込みしたという。それから数年が経ち、アレサはジェニファー・ハドソンを抜擢。ジェニファーは2015年または2016年からこの企画に携わっている。残念ながらアレサは2018年にこの世を去り、映画を観ることは叶わなかったが、ついに今年12月に全米公開が実現しそうだ。1分半の予告編で、ジェニファーは鳥肌ものの歌声を披露。コメント欄には「待ちきれない」「オスカー間違いなし!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年06月30日アメリカで、新型コロナウイルスの感染拡大の第2波が懸念されている。映画業界ではクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』や、実写版『ムーラン』が公開日を再び延期することで対応。演劇業界は月曜日(現地時間)、ブロードウェイ連盟が2021年1月3日までのブロードウェイ公演を中止すると発表した。購入済みチケットについては、返金または他日程への振り替えに応じるという。現在、同連盟はニューヨーク市や州当局、医療業界などの指示を仰ぎ、いつ公演を再開すべきかを模索中とのこと。「ブロードウェイ体験は、極めて個人的なものとも言えますが、共有空間の中で行われます」、「キャスト、スタッフ、オーケストラ、観客の安全が何よりも大事です。その安全が確保されたとき、ステージに戻ってくるのを楽しみにしています」とコメントしている。はっきりとした日程は不明だが、来年の初めに再開を見込んでいる模様。今年から来年に延期された演目には、ヒュー・ジャックマンが久しぶりにブロードウェイの舞台に立つ「ザ・ミュージック・マン」などがある。(Hiromi Kaku)
2020年06月30日27日、新型コロナウイルス対策の支援コンサート「Global Goal: Unite for Our Future」がオンラインで開催。ジャスティン・ビーバー、マイリー・サイラス、ジェニファー・ハドソンら歌手が歌を披露するなか、ヒュー・ジャックマンは20周年記念を迎えた『X-MEN』の同窓会をZoomで行った。パトリック・スチュワート、ハル・ベリーらと「最初の作品から20年も経つだなんて信じられないね」とふり返っていると、「ノックノック」という声とともにライアン・レイノルズが侵入。この時点でイアン・マッケランが退出してしまう。ヒューは『X-MEN』の1本目のキャストと20年前を懐かしんでいると言い、ライアンには帰るように伝える。ライアンも2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に出演し『X-MEN』ファミリーではあるのだが、今回は初期メンバーとの同窓会であった。しかしライアンはお構いなしに「ぼくも『X-MEN』に出演したし、参加していい?ほかの仲間たちも招待したよ」と押し切り、オリジナルキャストではないジェームズ・マカヴォイやソフィー・ターナーを呼ぶ。すると、みんながみんな何かしら理由を付けて退出してしまい、最後に残ったのはライアンとヒューだけ。「ぼくときみの2人。なんの同窓会になると思う?」とライアンが得意げにヒューに言うと、リーヴ・シュレイバーが入室。リーヴの元気いっぱいな「『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の同窓会!」という発言にヒューはうなだれてしまうのだった。同作でヒューとリーヴは兄弟を演じた。(Hiromi Kaku)
2020年06月29日ディズニーから女性を主人公とした『パイレーツ・オブ・カリビアン』が誕生するようだ。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の主演女優&脚本家コンビのマーゴット・ロビー&クリスティーナ・ホドソンが初期の交渉段階に入っていると「The Hollywood Reporter」が報じた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』といえば、これまでにリブート企画が報じられたことがあるが、今回のマーゴット版は別企画。内容に関する詳細は明かされていないが、ジョニー・デップが主演した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスピンオフという位置付けではなく、新しいキャラクターを中心に据えた完全にオリジナルの物語になるという。ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」にインスピレーションを得た作品を想定しているとのこと。なお、リブート版は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ5本中で最終作を除く4本の脚本を手掛けたテッド・エリオットと、「チェルノブイリ」のクリエイターのクレイグ・メイジンが進めている。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーが、マーゴット主演版&リブート版両方の製作に携わっている。(Hiromi Kaku)
2020年06月29日エマ・ロバーツが第1子を妊娠しているという。赤ちゃんの父親は、2019年3月頃から交際しているギャレット・ヘドランド。「Us Weekly」が報じた。この情報を受けて、ファンがエマの母親ケリー・カニンガムのインスタグラムで、「エマは妊娠しているの?」と尋ねたところ「YES!」と認めたという。「素敵なおばあちゃんになるでしょうね」という書き込みには「ありがとう。すごく楽しみにしています!」と返答したとのこと。(現在、この投稿は削除されている)エマはギャレットと交際する前は、2012年の『Adult World』(原題)での共演を機に付き合っていたエヴァン・ピーターズと破局&復縁を繰り返していた。2013年には大げんかの末、エマがエヴァンを殴って逮捕されるという事件が発生。その後、2014年に婚約した。最終的にはギャレットとの関係が始まる直前に、エヴァンがエマと住んでいた家を出て、友だち関係に戻ったという。エヴァンはその後歌手のホールジーと交際するも、短期間で別れてしまったようだ。ギャレットは、2012年から2016年までキルスティン・ダンストと交際していたことがある。エマとギャレットの手つなぎデートが報じられた2019年3月当初は、「2人はずっと友だちだった。仲が深まったのはほんの数週間前で、まだ新しくてカジュアルな関係。お互いに楽しい時間を過ごしている」と関係者が語っていた。その後はシリアスな関係に発展したようで、新型コロナウイルス対策の自主隔離中にも2人で出かける姿が目撃されている。(Hiromi Kaku)
2020年06月26日2010年に公開された『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のエドガー・ライト監督が、「スコット・ピルグリム」のアニメ化を企画していることを明らかにした。『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』は、ブライアン・リー・オマリー著のコミック「スコット・ピルグリム」を実写映画化した作品。主演はマイケル・セラで、のちにMCU映画でスーパーヒーローとなるブリー・ラーソンとクリス・エヴァンスも出演している。現在までカルト的な人気を誇るも、当時の興行成績は芳しくなく、製作費を回収できなかった。そのため、マイケルは「続編を製作するのは現実的ではないね。ぼくの映画業界に関する限られた知識だと、映画というのはよっぽどヒットしないと、続編製作を支持してくれる人がいないものだと思っている」と「Entertainment Weekly」に語っているが、ライト監督は「違う形」で「スコット・ピルグリム」の物語を続ける予定だという。「計画があってね。まだ正式に発表できることではないんだけど…」と前置きした上で、「原作のコミックを、アニメ化できないかとブライアン(原作者)とジャレッド(映画の製作総指揮)と話し合っているんだ」と語った。ライト監督からの正式発表を待ちたい。(Hiromi Kaku)
2020年06月26日ヘンリー・カヴィルが「Variety」誌のインタビューで「今後もスーパーマンを演じたい」と語った。ヘンリーは「ずっとスーパーマンのファンだった。ああいうキャラクターを演じると、セットの外でもマントを身につけているというようなもの。そうすると、それが公での自分の姿にもなる。子どもたちと会うとき、彼らは必ずしもぼくをヘンリー・カヴィルと見る必要はないんだ。スーパーマンとして見ているかも。責任を伴うと感じるよ」とスーパーマンとしての責任について言及。「スーパーマンって本当に素晴らしいキャラクターだから、そういった責任を担うことは、実はうれしかったりする。今後もスーパーマンを演じられたらいいなと思うよ」とこの先もスーパーマンであり続けたいという願望を明らかにした。続けて「スーパーマンを演じられて、本当に感謝しているんだ」と語った。2018年にスーパーマンを降板かと報じられ、2019年に「スーパーマン役を手放していない」と語り、今回再び続投を希望しているコメントを出したヘンリー。今後数年はスーパーマンを演じるヘンリーを見ることができるかもしれない。先月の終わりには、単独映画ではないものの、スーパーマンがDC映画に出演することも報じられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年8月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開TM &© 2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. TM &© DC COMICS
2020年06月25日伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」がハリウッドで映画化される。監督は『デッドプール2』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ。「The Hollywood Reporter」などが報じた。制作スタジオはソニー・ピクチャーズ、製作はリーチ監督と彼の長年の制作パートナーのケリー・マコーミックが制作会社「87North」を通じて行う。『イコライザー2』のアントワーン・フークアとキャット・サミックも名を連ねている。脚本は『ライト/オフ』で共同プロデューサーを務めたザック・オルケウィックが手掛け、リーチ監督がリライトを担当する。内容に関する詳細は明らかになっていないが、キアヌ・リーブス主演作の『スピード』やリーアム・ニーソン主演作の『フライト・ゲーム』のようなタイプの作品になるとのこと。原作では東北新幹線内で殺し屋たちが繰り広げるバトルが描かれている。製作開始時期は、新型コロナウイルスへの安全対策に配慮しながら今秋を予定しているという。ソニーは4月にも日本の作品(漫画)「ワンパンマン」を映画化予定であることを発表している。(Hiromi Kaku)
2020年06月25日「スポンジ・ボブ」のアニメ最新作『The SpongeBob Movie: Sponge on the Run』(原題)が、アメリカで劇場公開せずに直接VOD配信されるという。「Variety」誌が報じた。同作は5月22日に劇場公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で8月7日に延期に。その8月公開を取りやめとし、2021年の初めにVOD配信(レンタル)することが決まったという。VOD配信後は、ストリーミングサービスの「CBS All Access」で定額内にて視聴が可能となる。「CBS All Access」の親会社「バイアコムCBS」の重役たちは、5月に同作の劇場公開を強く望みつつも、「マーケットの動きを観察しながら決める」と語っていた。そんな中、ほかのアニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』や『弱虫スクービーの大冒険』は劇場公開を中止し、VOD配信を行った。アメリカでは3大映画館チェーンのAMC、リーガル、シネマークが7月に営業再開することが明らかになっている。『The SpongeBob Movie: Sponge on the Run』は昨年11月に予告編が公開され、キアヌ・リーブスがタンブルウィード(回転草)としてカメオ出演していることが明らかになり、大きな話題となった。(Hiromi Kaku)
2020年06月24日2018年10月頃からリリー=ローズ・デップ(21)と交際し、今年4月に破局が明らかになったティモシー・シャラメ(24)に新ロマンス発覚か。ティモシーがエイザ・ゴンザレス(30)とメキシコでバカンスを過ごしたと「TMZ.com」が報じた。プールサイドに座っていたエイザが、立っているティモシーの顔を引き寄せキスしているという情熱的なシーンも激写された。ティモシーはエイザのためにギターも弾き、楽しそうに過ごしていたという。今年4月、「VOGUE」誌との対談でティモシーが「いまはシングル」と明らかにしてから2か月。新たな恋の相手とみられるエイザは、元カノのリリーより9歳年上の恋多き女優だ。これまでにカルヴィン・ハリス、クリスティアーノ・ロナウド、リアム・ヘムズワース、ジョシュ・デュアメル、ルーク・ブレイシーとの恋模様が報じられた。エイザは16歳の時、故郷メキシコで女優デビュー。2014年に「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」でアメリカ進出を果たした。その後『ベイビー・ドライバー』でブレイクし、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』や『ゴジラVSコング』など話題作に出演している。今後ティモシーと真剣交際に発展するかに注目が集まる。(Hiromi Kaku)
2020年06月24日新型コロナウイルスの影響で、アカデミー賞や英国アカデミー賞といった映画界で権威のある賞や、映画祭が開催日を変更。第78回ゴールデングローブ賞もその流れに乗ることにしたようだ。通常は毎年1月の初めに開催する授賞式だが、来年は2月28日に開催すると主催者のハリウッド外国人映画記者協会(以下、HFPA)が発表した。「The Wrap」によると、HFPAはこれまで発表していなかったものの、パンデミックが起きていなければ来年は1月10日に授賞式が行われる予定だったという。ゴールデングローブ賞が最後に2月に行われたのは、『フレンチ・コネクション』と『屋根の上のバイオリン弾き』が多数受賞した1972年。1946年から1972年までは2月、3月に開催されることもあった。第78回ゴールデングローブ賞は今年と同様ビバリー・ヒルトン・ホテルで行われ、これまで3度司会を務めたティナ・フェイ&エイミー・ポーラーの仲良しコンビが再び帰ってくる。アカデミー賞は開催日の変更に伴い、「来年に限り」という前提ではあるものの、様々なルールの変更を発表した。ゴールデングローブ賞も、今後数週間以内にルールの変更を発表する予定だとのこと。(Hiromi Kaku)
2020年06月24日エズラ・ミラー主演のDC映画『The Flash』(原題)に、かつてティム・バートン版でバットマンを演じたマイケル・キートンが出演交渉中と、米「The Wrap」や「The Hollywood Reporter」などが報じている。同作は、エズラが『ジャスティス・リーグ』に続いてフラッシュ/バリー・アレンを演じる単独映画。いくつもの並行世界が存在する“マルチバース”が描かれる、と言われている。マイケル・キートンといえば、ティム・バートン監督の『バットマン』(1989)と続編『バットマン リターンズ』(1992)のバットマン/ブルース・ウェインを演じ、アカデミー賞にノミネートされた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でもフィーチャーされていたが、もし実現すれば、約30年ぶりに同役を再演することになる。しかも、MCUでサミュエル・L・ジャクソンが演じたニック・フューリーのように、複数のDC映画をまたいでバットマンを演じる可能性もあるとか!ちなみにキートンはMCU『スパイダーマン:ホームカミング』では敵役を好演していた。『The Flash』の監督を務めるのは、『IT/イット』シリーズを大ヒットさせたアンディ・ムスキエティ監督。今作はマット・リーヴス監督によるロバート・パティンソン主演『The Batman』(原題)への影響はないとされている。なお、米CWの「THE FLASH/フラッシュ」と「ARROW/アロー」「SUPERGIRL/スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」「ブラック・ライトニング」のいわゆる“アローバース”のクロスオーバーエピソード「Crisis on Infinite Earths」では、ドラマ版フラッシュのグラント・ガスティンと映画版のエズラが対面するという“奇跡”が起こっていた。『The Flash』は2022年6月3日に全米公開を予定、2021年春、ロンドンで撮影開始される見通し。(text:Reiko Uehara)
2020年06月23日先週金曜日(現地時間)、『ロード・オブ・ザ・リング』&『ホビット』シリーズでビルボ・バギンズ役を演じたイアン・ホルムが亡くなったことが発表された。同シリーズで監督を務めたピーター・ジャクソンは、Facebookにイアンに宛てた長文メッセージを投稿。イアンとの『ホビット』の撮影秘話を明かした。『ロード・オブ・ザ・リング』に引き続き、ビルボ役としてイアンに出演を依頼するため、監督はイアン夫妻をディナーに招いた。イアンは思いがけず「本当に申し訳ないけど、受けることはできない」と出演オファーを断ったという。驚いた監督が理由を尋ねると、パーキンソン病を患い、セリフを記憶することもできない。歩くことも難しく、撮影地のニュージーランドに行くことも困難で、「引退しているようなものだ」と言われたという。監督の母親とおじもパーキンソン病で何年も闘病していたため、この病気に理解のあった監督は、イアンの自宅近くで身体に負担がかからない撮影を提案。監督は「それなら、できそうだ」と承諾してくれたイアンの手を握り、涙ながらに感謝を述べたとのこと。「彼からは本当にたくさんのことを学んだ」と綴っている。同シリーズでレゴラスを演じたオーランド・ブルームは、インスタグラムのストーリーズで「伝説の人を失った。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』のキャラクターの中では最も小さな(身体の)役の1人を演じたけれど、ぼくにとってはとても大きな存在だった」と追悼。イアン演じるビルボの甥で主役のフロド・バギンズを演じたイライジャ・ウッドは、ツイッターで「非凡で才能豊かで活気に満ちていたサー・イアン・ホルムが亡くなった。さよなら、おじさん」と別れのメッセージを送った。(Hiromi Kaku)
2020年06月22日21日(現地時間)、ウィリアム王子が38歳の誕生日を迎えた。前日にケンジントン宮殿のSNSアカウントが、キャサリン妃が撮影したという新しい家族写真を公開した。ウィリアム王子がブランコに乗り、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子に囲まれて笑顔を見せている写真で、今月初めに撮影されたものだという。誕生日当日には「たくさんのお祝いメッセージをありがとうございます!」とのコメントとともに、ウィリアム王子が3人の子どもたちに激しく抱きつかれている写真2枚も公開された。フォロワーに和みと癒しを提供し、コメント欄には「本当に美しい家族」、「心が温まる写真をありがとう」などのポジティブなメッセージがあふれた。21日には父の日関連の写真も投稿された。1枚目はチャールズ皇太子がウィリアム王子の肩にもたれかかり、ウィリアム王子がチャールズ皇太子の肩を抱いている写真。チャールズ皇太子がとろけるような笑みを浮かべているのが印象的。2019年12月にキャサリン妃が撮影した。2枚目は、幼いキャサリン妃が父親のマイケル・ミドルトンの膝に抱えられている写真。現在のルイ王子と写真に写る小さなキャサリン妃が瓜二つだと話題になっている。(Hiromi Kaku)
2020年06月22日アンセル・エルゴートが数年前に17歳の女性に対して「未成年と知りながら」性交渉を行ったとして、相手の女性ギャビーさんがその体験を「マイ・ストーリー」としてツイッターに投稿した。ここ数年、#MeTooやTime’s Up運動が盛んになり、セレブも一般人も自身の体験をSNSなどで告白することが多くなった。しかし、ギャビーさんが今回アンセルを告発することにしたのは、決して「セレブのまねをしたい」からではなく、PTSDを患い、カウンセリングなどを経て「やっと立ち直るため。それに、彼がこんな仕打ちをしたのは、私だけじゃなく、ほかにも必ずいるから」と注意喚起の意味合いもあるとつづった。ギャビーさんは17歳になる直前、アンセルのSNSにDMを送ったところ返信が来てびっくりしたという。2人は会うことになり、ギャビーさんが17歳になったばかりと知っていながら、そして性行為をしたことがないということもわかっていながらアンセルは行為を行った。小柄なギャビーさんは痛みですすり泣き、ショックを受けながらもなすすべがなかったとのこと。アンセルはこの件についてSNSで反論。2014年、自分がハタチのときにギャビーさんと短かったけれど合法であり、完全に同意を得た関係にあったと主張した。きれいに別れず、ギャビーさんと連絡を取ることを止めてしまったことは認めており、その点では未熟で残酷な仕打ちをしたと反省の色を見せた。しかし、誰かに無理やり性的暴力を振るったことはこれまでも、これからも絶対にないと言い切っている。なお、ギャビーさんのツイッターアカウントは削除された模様。ギャビーさんの投稿により、「私も15歳のときに21歳のアンセルから…」とアンセルから口説かれた経験を明らかにした人もいた。(Hiromi Kaku)
2020年06月21日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、『スノーデン』以来4年ぶりに銀幕に帰ってきた。ここ数年、テレビドラマへの出演や『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』に声のみでカメオ出演することはあったものの、映画でその姿を見ることがなかったジョセフ。その理由は2015年と2017年に誕生した2人の息子のためだったという。「復帰第一弾では、クリエイティヴな挑戦に集中したかった。『復帰後にキャリアを築くにはどうするべきか』なんていうことは考えずに。映画の芸術性にフォーカスしたかったし、それができるから俳優という仕事が好きなんだ」。そう語るジョセフが映画復帰作に選んだのは、テロリストにハイジャックされてしまう飛行機の副操縦士を演じる『7500』。パトリック・ヴォルラス監督作で、上映時間92分のほとんどが、ジョセフ演じるトバイアス・エリスが閉じ込められることになるコックピットで展開するという作品だ。製作に関してはアドリブの要素も多く、「すごく張り詰めていたね。だって、極限の物語だから。でも、本当にやりがいのある仕事だった」と満足げに語った。『7500』は現在Amazon Prime Videoで配信中。(Hiromi Kaku)
2020年06月19日木曜日(現地時間)、ハリウッド商工会議所から2021年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」入りする35人のセレブの名前が発表された。「栄誉を受けることになった人たちに会うのが待ちきれません。彼らは世界で最も有名な歩道に埋め込まれた星がお披露目されるとき、ハリウッドの歴史の一部になるのだと実感するでしょう」と主催者はコメントしている。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」とは、ハリウッドにあるハリウッド大通りとヴァイン通りの道沿いの歩道。セレブの名前が刻まれた2600個以上の星型プレートがずらりと埋め込まれている。プレートには、その人物が活躍している映画、テレビ、音楽、舞台、ラジオの5つの分野のいずれかのマークも記されている。以下は2021年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」入りする35人のセレブ。映画ジョシュ・ブローリン、ドン・チードル、ベネディクト・カンバーバッチ、ザック・エフロン、シャイア・ラブーフ、ナオミ・ワッツ、モリス・チェスナット、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジミー・スミッツ、アリ・マッグロー、ライアン・オニールテレビニック・キャノン、コートニー・コックス、マーラ・ギブス、ジェニファー・ルイス、ローラ・リニー、グレッグ・マティス、メメット・オズ、サラ・ポールソン、ピーター・ロス、クリスチャン・スレーター音楽ザ・シャイ・ライツ、ケリー・クラークソン、ミッシー・エリオット、アナ・ガブリエル、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・ジャッズ、ドン・マクリーン、ソルト・ン・ペパー、トリーシャ・イヤーウッド、チャーリー・パーカー舞台サラ・ブライトマン、ルチアーノ・パヴァロッティ、オーガスト・ウィルソンラジオビッグボーイ(Hiromi Kaku)
2020年06月19日「ザット‘70sショー」のダニー・マスターソンが、女性3人に対するレイプ容疑で逮捕された。本人は無実を主張しているとのこと。ロサンゼルス郡地方検事局が発表した。ダニーには、2001年に23歳の女性、2003年に23歳と28歳の女性をレイプしたという疑いがかかっている。有罪となれば、最大で45年間服役する可能性があるという。水曜日の午前11時半(現地時間)に逮捕されたダニーは、その日の午後に330万ドル(約3億5000万円)の保釈金を納めて釈放されている。ダニーの弁護士は、「マスターソン氏は無実です。証人が証言する機会がきて、すべての証拠が明るみになれば、彼は疑いを晴らせると私たちは自信を持っています」と声明を発表。「マスターソン氏ご夫妻は、20年近くも前のことの主張で起訴されるだなんて、衝撃を受けたに違いありません。最後には真実が明らかになるということが、彼らや家族たちにとっての慰めになります。マスターソン氏を知っている人たちなら、彼の性格から考えて容疑が間違いであるということをわかっています」。上記の3人とは別件で、ロサンゼルス市警察はダニーが複数の女性に対して性的暴行をしたとして、捜査を行っていた。ロサンゼルス郡地方検事局は、そのうち2人の女性の事件がそれぞれ証拠不十分と時効により、不起訴となったことを今回発表している。ダニーは2011年にビジュー・フィリップスと結婚し、6歳の娘がいる。(Hiromi Kaku)
2020年06月18日クリステン・スチュワートが映画『Spencer』(原題)の主演に決定。故ダイアナ妃を演じることになったという。「Deadline」など複数のメディアが報じた。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン。「クリステンは今日の素晴らしい俳優の1人。彼女はいろんなことができる。すごく神秘的だったり、もろさを醸し出したり。突き詰めていくとそこには力強さがある。まさに私たちが求めていたことなんだ」とクリステンをキャスティングした理由を明らかにしている。また、『Spencer』のメガホンを取ることへの興奮も。チリ出身のラライン監督は、「ロイヤルファミリーにはいつも興味を持っていたし、魅力を感じていた。私が生まれ育った地にはないものだから。ダイアナ元妃は本当にパワフルなアイコン。女性だけでなく、世界中の何百万人もの人たちが、彼女の人生に共感を抱いた」と王室とダイアナ元妃への想いを語った。映画では「彼女が、チャールズ皇太子に出会う前の自分に戻りたいと決断するまでの物語を描く」という。具体的には、ダイアナ元妃がサンドリンガムに滞在中、チャールズ皇太子との結婚に終止符を打つと決める1990年代のクリスマス休暇の3日間が描かれる。脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイトが手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年06月18日『マトリックス』第4弾の撮影が7月上旬にも再開されると伝えられているキアヌ・リーブスが、ZOOMを通じて15分間、1対1でトークできる権利をチャリティオークションに出品し、話題を呼んでいる。このチャリティは、小児がん患者とその家族などを支援する米アイダホの慈善団体「Camp Rainbow Gold 」へのもの。キアヌは実妹が長年、白血病の闘病を続けていたこともあり、こうした団体への寄付を積極的に行っているという。現地時間6月15日よりスタートしており、締め切りは22日の12時まで。オークションの説明文には、「『ビルとテッド』『スピード』『マトリックス』『ジョン・ウィック』でお馴染みです、愛されてます。これは本当に貴重な体験、自宅から彼と一緒にZOOMするチャンス!質問を準備して、俳優、監督、プロデューサー、ミュージシャンのキアヌ・リーブスと15分間お過ごしください」とある。オークション価格は時間経過と共に上昇しており、日本時間6月17日22時時点で5万ドル(約535万円)にまで上昇。その人気ぶりを示している。キアヌは、先日予告編が公開された『ビルとテッド』シリーズの最新作『ビル&テッド・フェイス・ザ・ミュージック/Bill & Ted Face the Music(原題)』が8月14日に全米公開されるほか、『マトリックス』『ジョン・ウィック』の最新作が2022年に公開予定となっている。(text:Reiko Uehara)
2020年06月17日ケイト・ブランシェットが主演する『Armageddon Time』(原題)に、ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、オスカー・アイザック、ドナルド・サザーランドが出演することが明らかになった。ケイトとアンは『オーシャンズ8』、アンとロバートは『マイ・インターン』で共演歴がある。同作は『アド・アストラ』のジェームズ・グレイ監督が自身の体験をもとに脚本を執筆し、メガホンを取る作品。舞台となる時代は、ロナルド・レーガンが大統領に就任することになった1980年の大統領選挙の頃で、友情や忠誠心について描くという。具体的には、グレイ監督が通っていたニューヨーク・クイーンズの名門私立校「キュー・フォレスト・スクール」での生活が中心となる模様。同校はトランプ大統領の出身校でもある。「Deadline」によれば、グレイ家は決して裕福な家庭ではなかったのだが、両親がどうにかやりくりをしてグレイ監督をその私立校に入学させてくれたのだという。特権に満ちているとも言えるその学校で、グレイ監督は自分は幸運だと思うと同時に、リアルな人種差別主義や反ユダヤ主義にも気づかされたとのこと。そういったことを政治的・歴史的に描きつつ、愛や優しさにあふれる映画にしたいと語っている。(Hiromi Kaku)
2020年06月17日