『猿の惑星』が再び帰ってくる。『猿の惑星』といえばFOX作品として有名だが、FOX買収によって初めてディズニーが手掛けることになるという。「The Hollywood Reporter」などによると、現在企画の初期段階であるものの、監督には『メイズ・ランナー』のウェス・ボールに決定しているとのこと。『猿の惑星』は、ピエール・ブールの同名小説を原作とし、1968年にチャールトン・ヘストン主演で初めて映画化された。1973年の『最後の猿の惑星』まで5本の作品にシリーズ化。1974年にはテレビドラマ化もされた。それから約20数年を経て、2001年にティム・バートンがマーク・ウォールバーグ主演の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』を監督。2011年にはリブート版『猿の惑星:創世記』が大ヒット。2014年に『猿の惑星:新世紀』、2017年に『猿の惑星:聖戦記』が公開され三部作となり、完結した。ボール監督がメガホンを取ることになる最新作の『猿の惑星』は、前作とつながりがあるものなのか、新たなリブート作品になるのかは明らかになっていない。ボール監督はFOX作品の『Mouse Guard』を監督予定だったが、ディズニーがFOXを買収したことで立ち消えになっていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation猿の惑星:新世紀(ライジング) 2014年9月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2014 Twentieth Century Fox猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 2017年10月13日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年12月04日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2日(現地時間)、「ザ・ファッション・アワード」が開催された。レッドカーペットでは、ジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェット、シェイリーン・ウッドリー、エミリア・クラークら女優、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ウィニー・ハーロウらスーパーモデル、歌手のリタ・オラ、デザイナーのジョルジオ・アルマーニまで、各業界のファッションに敏感なセレブたちがゴージャスなファッションを披露した。来場者の中でも、注目を浴びたのがリアーナだ。自身がLVMHグループと組んで手掛けるブランド「フェンティ(Fenty)」が、「アーバン・リュクス賞」にノミネートされていたことから、出席するかもしれないといううわさが飛び交う中、サプライズ登場。「フェンティ(Fenty)」は見事受賞し、プレゼンターのジャネット・ジャクソンが「あなたのスタイルは愛され、アーティスト、起業家として尊敬の念を集めている。そして、LVMHとタッグを組んでブランドを始めた、初の黒人女性です」とリアーナを称えた。リアーナは「若い黒人女性の私を信じてくれてありがとう。私が最も愛していることをする機会を与えてくれたことにも感謝しています」と述べ、LVMHの代表のアルノー氏にも感謝を伝えた。(Hiromi Kaku)
2019年12月03日第47回アニー賞のノミネーションが発表された。『アナと雪の女王2』と『ミッシング・リンク』が「作品賞」を含む8部門にノミネートされ、リード。作品賞のほかの候補作は『ヒックとドラゴン聖地への冒険』、『クロース』、『トイ・ストーリー4』。日本の作品は、新海誠監督の『天気の子』が「長編インディペンデント作品賞」、「視覚効果賞」、「監督賞」、「脚本賞」の4部門にノミネート。「長編インディペンデント作品賞」は『天気の子』とともに高坂希太郎監督の『若おかみは小学生!』と今石洋之監督の『プロメア』がノミネートされ、5本の候補作品のうち、3本を日本の作品が占めた。ほかの2本はフランスの『失くした体』とスペインの『Bunuel in the Labyrinth of the Turtles』(原題)。「Variety」誌による製作スタジオ別のノミネーション数は、近年賞レースをにぎわせているNetflixが39、ドリームワークス・アニメーションが18、ディズニーが16ノミネートとなっている。第47回アニー賞授賞式は来年1月25日にUCLAのロイス・ホールで開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:若おかみは小学生! 2018年9月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会プロメア 2019年5月24日より全国にて公開©TRIGGER・中島かずき/XFLAGトイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reservedヒックとドラゴン聖地への冒険 2019年12月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2019年12月03日ロリ・ロックリンの娘のオリヴィア・ジェイドが、約8か月ぶりにYouTubeに動画を投稿した。母ロリと父モッシモ・ジャヌリが、オリヴィアを南カリフォルニア大学に裏口入学させて起訴された件はまだ決着がついていないが、200万人近い登録者に近況を語った。オリヴィアによると、両親の裏口入学事件については法的に一切話すことができないという。「なにも話せないのに、YouTubeに戻る意味があるのかと7、8か月悩んだ」とのことだが、「言いたいのに言えないことに対してカメラの前で10分も話すことは無意味だから、この件に関してはもう触れない」と宣言した。ユーチューバーとして戻ってきた理由は「純粋に撮影が好きだから」とし、ファンに「待っていてくれてありがとう」と感謝を伝えた。「これが私にとってできるベストなことだし、前進していきたい」と前向きに語り、「観てくれてありがとう。また、すぐにね!」とユーチューバーとして活動し続ける意向を示した。ロリとモッシモは、オリヴィアともう一人の娘イザベラを南カリフォルニア大学に不正入学させたとして起訴されており、一貫して無実を主張してきた。裁判で有罪になれば数十年の懲役刑が科される可能性があるという。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日ジョニー・デップがマイケル・ジャクソンの人生を描くミュージカル「For the Love of a Glove: An Unauthorized Musical Fable About the Life of Michael Jackson, as told by his Glove」(原題)をプロデュースするという。「Page Six」が報じた。タイトルは、「グローブの愛:グローブが語るマイケル・ジャクソンの人生についての非公式ミュージカル寓話」の意で、マイケルの象徴ともいえる、あのスパンコールグローブが語り手として登場するミュージカルだとのこと。脚本を手掛けたのはジュリアン・ニッツバーグ。「いろんな伝記を手掛けていることで知られているぼくに、最初はあるメジャーなテレビ局が(マイケルの)伝記映画を作らないかと声を掛けてきた」とのことだが、マイケルの性的暴行疑惑について劇中でどう対応するべきかという問題が生じた。「だから、こう提案したんだ。『マイケルにかかっている疑惑は、すべてグローブのせいで、そのグローブはヴァージンの少年の血をエサとして生きているエイリアンだってことにすれば?』ってね」。テレビ局の製作陣は大笑いしたものの、「普通のバージョンの作品にしてほしいんだが…」と却下し、映画化は流れたもよう。ニッツバーグはこの案をミュージカルに生かしたというわけだ。ジョニーは自身の製作会社「Infinitum Nihil」を通してプロデュースを行う。1月25日からカール・セーガン&アン・ドルーヤンシアターで上演開始予定。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日「SUPERGIRL/スーパーガール」のメリッサ・ブノワが、過去親密だったパートナーからDV被害を受けていたことを明らかにした。インスタグラムに投稿された14分強の動画で、メリッサはまず「こういうことはめったにしないんだけど、みんなと共有したいことがあって、文章にしてみた。口に出して読むね。すごく緊張してるけど、我慢して」と語り始めた。動画の中で明かされたのは、メリッサがかなり長い間交際した、自分より年下の男性から暴力を受けていたこと。ただし、交際当初から暴力を受けていたわけではなく、最初はメリッサのスマホをチェックしたり、デートの際にメリッサが着ている服を自分好みのものに着替えさせたり、共演者にケチをつける程度だったという。こういった行動は「いまふり返れば、暴力につながる危険信号だった」とのこと。暴力への移行はあっという間で、メリッサ自身「どのように対応していいかわからなかった」そうだ。繰り返し押さえつけられ、叩かれ、強く殴られ、引きずられ、皮膚が裂けるほどつねられ…といった暴力を受けた。するといつしか自身もやり返すようになり、「暴力は暴力を生む」ということを実感したという。ある日、彼がメリッサに投げつけたスマホが顔面を直撃し、鼻が折れ、唇がはれ上がり、危うく眼球を破裂するという大けがを負った。この事件をきっかけに、「もしかして暴力を受けているんじゃない?」と友人に聞かれたメリッサは、人に頼れるようになり、DVを脱することができたそうだ。メリッサは、「一生をかけてこの経験から立ち直っていく」と宣言している。また、インスタグラムに文章で「自身の体験談を語ることによって、ほかの被害者が助けを求めたり、暴力的な関係から抜け出せる後押しができれば幸いです」と綴り、DV相談窓口の電話番号やホームページの情報も掲載し、被害者に声を上げるよう促している。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日メディア・通信事業を行う「Xfinity」と「Sky」が、ファミリー向けのホリデーシーズンCMを公開。このCMにE.T.が出演しており、『E.T.』でエリオット役を演じた元子役のヘンリー・トーマスも、2児の父親として登場している。クリスマスが近づいてきたある日、E.T.がエリオット宅の庭へやってくる。E.T.と再会したエリオットは「帰ってきたんだね!ぼくの子どもたち」と家族を紹介。「きみがここにいた頃から、ずいぶん色んなことが変わったんだよ」とE.T.にインターネット、VR、スマートTVなどの現代テクノロジーも紹介した。エリオット家にすっかり溶け込み、ホワイトクリスマスや一家だんらんを楽しむE.T.。満月を背景に、自転車の前かごにE.T.を乗せて飛ぶあの名シーンもあり、エリオットの子どもたちが再現している。ほかにも、オリジナル版『E.T.』へのオマージュが感じられる要素が散見するので要チェック。「The Wrap」によると、このCMは『E.T.』を監督したスティーヴン・スピルバーグの承認を得て、『ロスト・イン・トランスレーション』の撮影監督ランス・アコードが監督したという。アコードが「この物語はなによりも、家族について描いたもの」と語っている。また、エリオットを演じたヘンリーは、「オリジナル版の美しさをまったく壊すことのない続編になっている」と自信を見せている。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の脚本を流出危機に陥れたのは、フィン役のジョン・ボイエガであることが明らかになった。つい先日、同作の監督J・J・エイブラムスが、情報番組「Good Morning America」に出演し、“ある俳優”のせいで脚本がオークションサイト「eBay」に出品され、危うく流出するところだったと明かした。ディズニーが買い取り、事なきを得たとのことだったが…。27日、エイブラムスと同じく「Good Morning America」に出演したジョン・ボイエガが「それ(ある俳優)はぼくだよ」と自ら告白。詳細を語りだした。ジョンによると、事件は引っ越しのせいで起きたという。引っ越し当日の朝、脚本はベッドの下にあり、ジョンは新居へ持っていこうとちゃんと考えていた。しかし、(おそらく引っ越しを手伝うために)友達がやってきて「ちょっとしたパーティーが始まっちゃった」とのこと。脚本はそのまま旧宅に残り、「数週間後にやってきた清掃人が見つけて、eBayに65ポンド(約9200円)で出品したんだ。出品した人は本当の価値をわかっていなかったみたい」と赤裸々に語ったのだった。「映画を観る前に、ファンが映画を“読む”ことができるいい機会だと思った」と能天気なことを言いながらも、「すごく怖かった。いろんなところから電話がかかってきて。ミッキー・マウスからもかかってきて、『なんてことをしてくれたんだ』って言われたよ」と事件をふり返った。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)に日米同時公開。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月28日27日、モデル・俳優の台湾系カナダ人、ゴッドフリー・ガオが35歳という若さで亡くなった。中国でスポーツ関連のリアリティー番組「Chase Me」の撮影中、走っていたときに心臓発作を起こしたという。代理人によると「救命処置を3時間行ったが、彼はこの世を去った」とのこと。193センチの長身と「世界で最もハンサムな顔」ランキングの常連になるほどのゴッドフリーは、2004年にモデルとして活動を開始。2011年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の顔を務めるなど、大活躍していた。俳優としても中国語圏のテレビ・映画に多数出演し、英語圏の映画では2013年に『シャドウハンター』でマグナス役を演じた。『シャドウハンター』で主演を務めたリリー・コリンズは、インスタグラムのストーリーにゴッドフリーとの場面写真を投稿し、「亡くなるには早すぎる。本当に悲しい」とコメント。同作の原作者カサンドラ・クレアも「訃報を聞いて本当に残念に思う。ゴッドフリーは最高にナイスな人だった。親切で思いやりがあって、撮影現場ではいつもみんなにプレゼントを持ってきてくれた」とツイッターで撮影当時をふり返り、ゴッドフリーの人柄について触れて追悼した。ドラマ版「シャドウハンター」でマグナス役を演じたハリー・シャム・Jr.は、ゴッドフリーとの2ショットをインスタグラムに掲載し、「ショックで悲しみに暮れている」と心境をつづり、「彼はアジア人コミュニティの中でパイオニアだった」として称え、追悼した。(Hiromi Kaku)
2019年11月28日月曜日(現地時間)、トム・ヒドルストンがジミー・ファロンがホストを務めるトーク番組「The Tonight Show」に出演。『マイティ・ソー』のロキ役を得るまでの経緯を語った。『マイティ・ソー』を皮切りに数々のMCU作品に出演し、「Disney+」では単独ドラマが配信されることも決定するなど、ロキ役がハマっているトム。しかし、最初はのちにクリス・ヘムズワースに決定したソー役のオーディションを受けていたという。「観客にとってなじみがなく、まだキャリアを確立していないような俳優が求められていた。新しいキャラクターたちを、新しい俳優たちで見てほしかったんだね。6フィート(約180センチ)以上あって、金髪だったら(オーディションに)来ていいって感じだった。ロキ役としてはオーディションを一度も受けてないんだよ。受けたのはソー役だけ」と明かした。話を聞いたジミーは、トムがソー役でオーディションを受けた際の動画を入手したとして紹介。トムは手で顔を覆うほど恥ずかしがっていたが、容赦なく動画が再生された。そこに映っていたのは、金髪でグレーのタンクトップにタイトな黒いパンツ姿のトムが、ソーのセリフを叫んでハンマーを振りかざし、稲妻を起こしているフリをしているというものだった。この動画はYouTubeでも公開され、コメント欄には「ソーもロキもベストなキャスティングだった」とする声が多く寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.
2019年11月27日11月5日、主演作『De son vivant』(原題)を撮影中に軽度かつ限定的な脳卒中を発症して病院に搬送されたカトリーヌ・ドヌーヴ(76)が、3週間経ったいまも入院中だという。「Variety」誌が報じた。カトリーヌは、脳卒中の専門医がいるパリのサンペトリエール病院に入院していたが、現在はパリ北部の私立病院に転院。先週、パブリシストが「調子はいい」と現在のカトリーヌの様子を発表したが、「まだ療養を必要とする」とも述べた。こういった状況により、『De son vivant』の撮影は中断しており、カトリーヌが退院しているとみられる来年初めに再開すると伝えられている。もしくは、カトリーヌの代役を立てる可能性もあると関係者は語っている。「Le Parisien」紙によると、同作の監督エマニュエル・ベルコは、カトリーヌが出演しないシーンは全て撮り終えているという。1960年代から女優として活躍するカトリーヌは、70歳を超えても精力的に出演を続けてきた。2017年には5本、2018年には2本、今年は是枝裕和監督の『真実』を含む3本に出演。「多くのことをしすぎた疲労から脳卒中を起こした」と報じるメディアもあった。(Hiromi Kaku)
2019年11月27日今年8月に71年の歴史に幕を閉じたニューヨークの伝説的な映画館「パリスシアター」が、今月Netflixによって再びオープンした。1スクリーンのみのシアターはニューヨークで最後だったという「パリスシアター」。今月初め、Netflixがオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』のオスカー参加条件をクリアするため、同館を再オープンして上映。NetflixのCCOテッド・サランドスはその後も引き続き「パリスシアター」を運営していくと発言した。「71年が経ち、パリスシアターは永久的な遺産であると言えるでしょう。それに、映画館に行くという独特な経験の終着地点でもあります」と述べ、「映画を愛する方たちのための“ホーム”として、この歴史的なニューヨークの施設を保ち続けることを光栄に思います」と、今後も「パリスシアター」を存続していくことを宣言した。同シアターは1948年にオープン。マレーネ・ディートリヒがテープカットを務めた。元々はフランス映画を上映するための映画館で最初は『田園交響楽』が8か月間上映された。ロン・ハワード監督によるドキュメンタリー映画『Pavarotti』(原題)の上映を最後に、今年8月に閉館した。Netflixは『マリッジ・ストーリー』の上映期間後も「パリスシアター」でイベントや試写会、上映を行っていくという。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年11月26日『Godzilla vs. Kong』(原題)の全米公開日が2020年3月13日から2020年11月20日に延期されたことが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。同作は2014年の『GODZILLA ゴジラ』と2015年『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く、レジェンダリー・ピクチャーズと日本の東宝が提携して製作する「モンスターバース」の4作目。『Death Note/デス・ノート』のアダム・ウィンガード監督がメガホンを取り、前作に出演したミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーにアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーが加わる。日本からは小栗旬も参加。『Godzilla vs. Kong』の新たな公開日付近でライバルとなりそうな大きな作品には、11月6日公開予定のマーベル映画『The Eternals』(原題)がある。人気絵本「おおきいあかい クリフォード」の実写版映画も11月13日と近い。『Godzilla vs. Kong』と同じ週に公開される映画はクリステン・スチュワート主演のロマコメ『Happiest Season』(原題)とシルベスター・スタローン主演のスリラー『Samaritan』(原題)など。(Hiromi Kaku)
2019年11月26日ダニエル・クレイグがスティーヴン・コルベアのトーク番組「The Late Show」に出演。『007』の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に、ジェームズ・ボンド役を卒業すると改めて認めた。スティーヴンに「ボンド役はもう終わり?」と聞かれたダニエルは、「イエス」と返答。スティーヴンはもう一度「ボンド役は終了?」と念を押すよう聞き、ダニエルは「終了」とはっきりと答えた。なお、ダニエルは2015年、前作『007 スペクター』の公開前にもボンド役は「もうやらない」と宣言しており、「ボンドをやるくらいなら手首を切った方がマシ」との過激発言を放った末、今作で再びボンドを演じている。ボンド役の卒業宣言とともに、ダニエルは今作の脚本家にフィービー・ウォーラー=ブリッジを起用した理由を、「(フィービーがショーランナーを務めた)『キリング・イヴ/Killing Eve』を見て知り、ただただ素晴らしいと思ったから」と語った。また、以前「The Late Show」に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の共演者、ラミ・マレックが出演した際に、ラミが「撮影現場でダニエルにキスされて、ぼくがボンドガールになったのかと思った」と話したことについても言及。「相手役の俳優みんなにキスするんだ。緊張をほぐすためにね」と言って笑わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年11月25日「glee/グリー」、「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」、「グレイズ・アナトミー」などに出演したジェーン・ギャロウェイ・ハイツが、心臓病により亡くなった。享年78。「glee」には、第1話と最終話にグリー部が初めて優勝した際の顧問リリアン・アドラー役として出演した。女優としても活躍したジェーンだが、シカゴでは影響力のあるキャスティング・ディレクターとして有名だったという。自身のキャスティング・エージェンシーを立ち上げ、数々の俳優を輩出。「モダン・ファミリー」でキャメロン・タッカーを演じたエリック・ストーンストリートもそのひとりで、「ジェーンはシカゴでオーディションに呼んでくれた初めてのキャスティング・ディレクター。良い友人であり、師だった…。ぼくのキャリアにおいて、ジェーンは主役だったっていうことをいつもわかってもらえるように心がけていた。彼女はぼくのキャリアを軌道に乗せてくれたんだ。もう一度、感謝を伝えられたらなぁ」とツイート。エリックのほか、スティーヴ・カレル、スティーヴン・コルベアもジェーンが見出したとのこと。「Chicago Sun-Times」紙によると、ジェーンは64歳のときに、女優としてのキャリアにフォーカスするため、シカゴからカリフォルニアに移住。これまでジェーンにお世話になった俳優たちは、ジェーンを家に招いたり、感謝祭のディナーをともにするなどして温かく迎えたそうだ。(Hiromi Kaku)
2019年11月25日Appleがオリジナル映画『The Banker』(原題)のプレミア上映を中止した。同作は、プロデューサーのひとり、バーナード・ギャレット・Jr.の父を描いた実話に基づくストーリー。サミュエル・L・ジャクソンとアンソニー・マッキーが出演している。今月5日に開催されたプロモーションイベントに、バーナードは監督のジョージ・ノルフィと出席したが、このイベントをきっかけに全てのPR素材からバーナードの名前が削除された。さらに木曜日(現地時間)にAFI映画祭で予定されていたプレミア上映も中止となった。Appleは上映を中止とした理由の詳細は明かしていないが、「The Hollywood Reporet」によると、バーナードと15歳ほど年の離れた2人の異母妹シンシア&シェイラ・ギャレットが、バーナードと住んでいた若い頃に数年に渡って性的暴行を受けたと訴えているからだという。同作ではバーナードの父が最初の妻と結婚していた時代が描かれているが、2人が離婚した後に起こったことも婚姻中に起きたこととして描かれているとのこと。タイムラインの微調整が行われており、それは自分たちと自分の母親を映画に登場させなくて済むためだというのがシンシアたちの主張だ。なお、劇中にはバーナードも登場していない。同作は12月6日に劇場公開、来年1月に「Apple TV+」に配信予定で、いまのところこれらの予定に変更はない。(Hiromi Kaku)
2019年11月22日これまで毎年開催されてきた「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーが、今年は行われないという。同ブランドの親会社「L Brands」のCFOスチュアート・B・ブルクドルフが「WWD」に明らかにした。「ヴィクトリアズ・シークレットのマーケティングを進化させるべきだと思っています。ショーはブランドを確立するのに非常に大事な役目を担っていましたし、マーケティング面でも素晴らしい功績を上げました」とショーの役割について振り、「現在このブランドのポジションをさらに前進させるにはどうすればいいか、消費者とのベストなコミュニケーション方法はなにかと考えているところです。それが、(ヴィクトリアズ・シークレットのCEO)ジョン(・メハス)が一番に取り組んでいることです」と語った。いまのところ、こうした“消費者とのベストなコミュニケーション方法”として予定しているものは、「ファッションショーほど大きな規模のものではない」といい、ソーシャルメディアなどの別の手段で行っていくとのこと。今年7月、ショーの常連モデルのシャニーナ・シェイクが「残念ながら今年のヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーは開催されない」と発言したことにより、同ブランドの動向に注目が集まっていた。(Hiromi Kaku)
2019年11月22日『アナと雪の女王』シリーズでエルサを演じているイディナ・メンゼルとアナを演じているクリスティン・ベルが、ハリウッドの殿堂入りを果たした。パンテージ劇場の前に、それぞれ2681番目と2682番目の星型プレートが刻まれた。2人はそろって火曜日(現地時間)に開催されたセレモニーに出席。イディナは真っ赤なドレス、クリスティンは対照的に真っ白なドレス姿で登場した。ユーモラスな性格で知られるクリスティンは、記念スピーチでもクリスティン節を炸裂させ、笑いを誘った。まずは、「“プリティ・ウーマン”がお金のために体を売った神聖なストリートで、セレモニーに参加できてとてもうれしいです」とハリウッドの殿堂が『プリティ・ウーマン』のロケ地であることにかけてジョーク。さらに、「この星型プレートの本当の価値を知ることができるのは、ここで誰かがひったくりと格闘して、犯人がカバンを『Let It Go』(放せ)って叫ぶときだと思います。被害者が犯人を見上げて『それ、彼女の歌じゃないから。バカじゃないの!』って言うんです。そのときやっと、私は本当に成功したと思うことができるでしょう」とスピーチ。『アナと雪の女王』で大ヒットした「レット・イット・ゴー」エルサ役のイディナの歌であり、自分は歌っていないということを自虐的に周囲に再認識させ、笑わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月21日チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワンの離婚が成立したという。「TMZ.com」などが報じた。2人は2006年、『ステップ・アップ』での共演がきっかけに交際を始め、2009年6月に結婚。ハリウッドのおしどり夫婦として有名だったものの、2018年4月に破局を公表し、10月にジェナが離婚を申請した。破局から1年半の間に、2人はそれぞれ新たなパートナーとの人生を歩み始めている。ジェナは昨年11月からトニー賞&グラミー賞受賞歴のある舞台俳優スティーヴ・カジーと交際中で、すでに彼との第1子を妊娠中。ジェナはチャニングとの婚姻中にエヴァリーちゃんをもうけているので、ジェナにとっては第2子。チャニングは、イギリスの歌手ジェシー・Jと昨年10月頃から距離を縮め、今年3月に“手つなぎデート”で交際をオープンに。交際当初はジェシーの容貌が「あまりにもジェナにそっくり」で「ジェナに未練があるのでは?」と話題を呼んだが、7月にはジェシーがチャニングとのデートの模様をSNSに投稿し、交際が順調であることをうかがわせた。「Us Weekly」誌によると、チャニングとジェナの離婚は成立したが、エヴァリーちゃんの親権問題や財産の分配についてはまだ合意に達していないとのこと。(Hiromi Kaku)
2019年11月21日世界的なファッション検索エンジン「Lyst」が今年の「最もパワフルなドレッサー」を発表した。トップを飾ったのはメーガン妃、2位はティモシー・シャラメ、3位はゼンデイヤだった。「Lyst」によると、「メーガン妃が2019年に着た服は大変人気が出ました。似たような服の検索率が平均して216%アップしました」とのこと。特にロイヤルツアーでアフリカを訪れ、5枚の異なるシャツドレスを着用した際は「同カテゴリーの検索率が1か月で45%上がりました」という。同ツアー中、アーチーくんを連れてデズモンド・ツツ元大主教に面会した時に着ていた「クラブ モナコ(Club Monaco)」のドレスも24時間以内に完売するなど、メーガン妃のファッションスタイルは影響力が大きく、常に注目の的だっだようだ。2位のティモシーは、主演作『キング』のレッドカーペットで着ていた「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のスパンコールとスワロフスキーを散りばめたフーディがインパクト大だった。ヴェネチア国際映画祭で見せた「ハイダー アッカーマン(Haider Ackermann)」のスーツも、普通のスーツとは一味違う個性的なデザインで目立っていた。3位のゼンデイヤは、エミー賞で露出度が高めながらエレガントに「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」のドレスを着こなして話題に。「本物のアリエル(人魚姫)みたい」と好評だった。昨年は1位がカイリー・ジェンナー、2位がキム・カーダシアン、3位がメーガン妃だった。(Hiromi Kaku)
2019年11月20日月曜日(現地時間)、セリーヌ・ディオンがアンディ・コーエンがホストを務める「Watch What Happens Live」(原題)に出演した。セリーヌといえば、だれもが知る『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の歌手としてお馴染みだが、セリーヌは当初この曲に全く魅力を感じていなかったという。アンディにこの件について尋ねられると、「それは本当」と認めた。「でも、私の言うことを(周りが)聞かなくてよかった」と当時をふり返った。「全然引きつけられなかった。多分、その日はものすごく疲れていたんだと思う。本当に疲れていた」と初めて同曲と出会った日について語りだしたセリーヌ。「夫(故ルネ・アンジェリル)が『キープしておこう』って言って、彼が作曲家と話し合った。それで『やってみよう。ちょっとしたデモを録音しよう』って言うものだから」と気乗りしなかったものの、夫の説得によってデモ音源の録音を行ったと明かした。「私は1回歌っただけ。伴奏のオーケストラは後から付けた。録音のためにという理由で歌ったのはそれっきり。だから、デモ用の音源が本当のCDになった」。このように当初は思い入れがなかった曲ではあるが、セリーヌは「でもその後、3億兆回くらい歌うことになるとは…」とジョークを言って笑わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox
2019年11月20日イドリス・エルバがNetflixオリジナル映画『The Harder They Fall』(原題)の主演に決定した。「Variety」誌などが報じた。イドリスの役どころは、ジョナサン・メジャーズ演じるアウトローのナットの両親を20年前に殺害した男。男が刑務所から出所したことを知ったナットは、昔の仲間を募って男を追跡し、復讐を誓うというストーリーだとのこと。「Bullitts」名で知られるシンガーソングライターのジェームズ・サミュエルが初めてメガホンを取る。サミュエル監督はボアズ・イェーキン(『グランド・イリュージョン』シリーズ)とともに脚本も手掛ける。また、ジェイ・Z、ジェームズ・ラシター(『ANNIE/アニー』)、ローレンス・ベンダー(『ハクソー・リッジ』)らとプロデューサーも務めるという。サミュエル監督とジェイ・Zは、バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』のサウンドトラックでコラボした仲。今作でも2人はオリジナルのサウンドトラックを制作する。配信予定日は明らかになっていないが、イドリスには実写版『キャッツ』、ジェームズ・ガン監督作の新しい『スーサイド・スクワッド』など待機作が多数控えているため、今作の撮影に入るまでにはしばらく時間がかかるとみられる。(Hiromi Kaku)
2019年11月19日ハル・ベリーが監督デビュー作で総合格闘技をテーマとした『Bruised』(原題)の撮影中に、ケガを負ったという。撮影地のニュージャージー州のメディア「NJ Advance Media」が伝えた。ハルは同作で主演も務めており、製作総指揮のブライアン・ピットによると「ファイトシーンで軽いケガを負った。彼女は疲れていて、休みが必要だった」とコメントしているという。ケガの度合い、詳細は語らなかったが、「シリアスなものではない」とのこと。「少し(撮影の)スケジュール調整が必要かもしれない」と、一定期間の撮影休止を示唆した。初めての監督作品とだけあって、ハルのこの作品にかける情熱はすさまじかった。今月に入って撮影がスタートしてからは、インスタグラムにこの作品に関連した投稿が増えた。9日には引き締まって割れた腹筋を披露。「ゴールを決めて達成するほど気持ちのいいことって、ない。『Bruise』のために割れた腹筋を目標にしていたんだけど、今日ついに手に入れた。信じられない」と興奮を綴った。ハルが同作で演じているのはMMA(総合格闘技)の元選手。5年のブランクを経て復帰を果たすという内容で、以前「メッセージ性のある作品。女性に聞いてもらいたいメッセージが」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年11月19日先週末、レディー・ガガが親友カップルの結婚式でブライズメイドを務めたことをインスタグラムのストーリーで報告した。ガガは、ピンクの髪でピンクのドレスを着用し、ビーチで右手に掲げてポーズを取っている写真を投稿。目を閉じて満面の笑みを浮かべ、うれしそうな写真だ。「親友の2人が結婚した。タイム・トゥ・パーティ!」とコメントを添えた。「おめでとう。愛してる!」と書き込んだ新郎新婦の2ショットも。新婦はメイクアップ・アーティストのサラ・タンノで、ガガのコスメブランド「ハウス・ラボラトリーズ(HAUS LABORATORIES )」を立ち上げるのに一役買った人物。メキシコで行われた結婚式の前日、リハーサルディナーを行ったサラは、「星空の下で、親友たちとパーフェクトなリハーサルディナー」と自身のインスタグラムにガガを含む出席者の集合写真を掲載した。新郎は、バンド「TheBandKnives」及びガガのギタリストのティム・スチュワート。先月、舞台から転落するという事故に見舞われたガガだが、その翌日にサラのバチェロレッテ・パーティーに出席。「すごく痛むけれど、親友のバチェロレッテ・ディナーを欠席することなんてできない」と綴り、参加を決行していた。(Hiromi Kaku)
2019年11月18日アルコール依存症、魔法使い、ダークヒーローなど数々のキャラクターを演じてきたニコラス・ケイジが、初めて本人であるニコラス・ケイジ役を演じるかもしれない。『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)というタイトルの映画に出演交渉中とのこと。「Hollywood Reporter」が報じた。タイトルは「大きな才能という耐えがたい重圧」を意味する。同作で彼が演じるのは、クエンティン・タランティーノの監督作に出たくて仕方がないニコラス・ケイジという俳優。(実際に、ニコラスはこれまでずっとタランティーノ監督と組みたいということを公言している)。ティーンエイジャーの娘との関係に悩んだり、1990年代の自分のドッペルゲンガーが現れこれまでの役選びを批判され、現在の落ち目ぶりを指摘されたりという描写もあるという。映画の中で多額の借金を抱えたニコラス・ケイジは、新たな脚本を購入するために億万長者に近づく。しかし、CIAからその人物がメキシコの政治家の娘を誘拐した麻薬カルテルのドンであることを明かされ、情報を聞き出す任務に就く…という内容だそうだ。なお、ニコラスが多額の借金まみれであることは、実際に以前から報じられている。『恋人まで1%』のトム・ゴーミカンがメガホンを取り、「デスパレートな妻たち」の脚本家ケヴィン・エッテンとともに脚本を手掛ける。(Hiromi Kaku)
2019年11月18日14日(現地時間)、チャールズ皇太子が71歳の誕生日を迎えた。ヘンリー王子&メーガン妃がインスタグラムに「サー(Sir)、パパ、おじいちゃんであるチャールズ皇太子、お誕生日おめでとうございます」とお祝いのメッセージと、ある1枚の写真を投稿した。それは、7月に非公開で行われたアーチーくんの洗礼式で撮影されたもの。ヘンリー王子が抱いているアーチーくんの顔を、チャールズ皇太子がやさしい表情で見つめている。コメント欄には「なんて素敵な写真だろう」、「アーチーはとってもゴージャス」、「お父さん、息子、孫。3世代の美しい写真」など多数のメッセージが寄せられた。まもなく6週間の長期休暇に入るヘンリー王子とメーガン妃。先日、今年のクリスマスシーズンはエリザベス女王ら王室メンバーとではなく、メーガン妃の母ドーリアさんと過ごすと報じられた。広報担当者が「過去2回、サンドリンガムでクリスマスを過ごしましたが、今年は新しい家族が加わったこともあり、夫妻はメーガン妃の母ドーリアさんと過ごすことになりました」と語っている。エリザベス女王らは2人の思いに理解を示しているという。「セキュリティ上の理由から、スケジュールや一家とドーリアさんが集う場所などの詳細は明かさない」とのこと。(Hiromi Kaku)
2019年11月15日『トイ・ストーリー4』でデューク・カブーン役の声優を務め、話題を集めたキアヌ・リーブスが再びアニメに出演することが明らかになった。「スポンジ・ボブ」の映画最新作『The SpongeBob Movie: Sponge on the Run』(原題)の予告編に、驚きの姿で登場している。今作は、スポンジ・ボブが行方不明になってしまったペットのカタツムリのゲイリーを、友人のパトリックとともに探しに出るという物語。その過程で、2人は突如転がってきたタンブルウィード(回転草)と出会う。その枯れた枝の球の中には、キアヌの顔がすっぽりと収まっていて、後光が差している。しゃべる回転草のキアヌは「セージって呼んで」と自己紹介。セージ(Sage)には、「ハーブのセージ」と「聖人」の意味がある。「ぼくはセージで作られているし、セージ(聖人)でもあるから。いい感じだろう?」と説明し、ウィンクをきめるのだった。セージが2人にどのようにかかわることになるのかは不明だが、予告編で数秒姿を見せただけでも大きなインパクトを与えた。再生回数は公開から1日で200万回数を突破している。1999年から放送を開始した人気アニメシリーズ「スポンジ・ボブ」。3本目の映画となる今作は2020年5月22日にアメリカで公開される。(Hiromi Kaku)
2019年11月15日2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』からマーベル作品でお馴染みのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が、マーベル・コミックスとDCコミックスのライバル関係を描くドキュメンタリードラマを製作するという。プラットフォームは動画配信サービスの「Quibi」。「Variety」誌などによると、タイトルは「Slugfest」(原題)に決定しており、リード・タッカー著の「Slugfest: Inside the Epic, 50-Year Battle between Marvel and DC」(原題)を基に作られるとのこと。「Slugfest」とは、「殴り合い」や「打撃戦」を意味する。ルッソ兄弟は製作総指揮を務める。同ドキュメンタリーで、これまでほとんど語られていないマーベルとDC間の歴史に迫ると意気込んでいる製作陣。内容の具体例としては、両社のスーパーヒーローたちを作り出したクリエイターへのインタビューを挙げている。また、70年代にスーパーマンとスパイダーマンが登場したという2社間のクロスオーバー作品についても語られるとのこと。昨年『Believer』(原題)を監督し、ハリウッド映画賞でドキュメンタリー賞を獲得したドン・アーゴットが、同作でプロデューサーを務めたシーナ・M・ジョイスとともにメガホンを取る。「Quibi」はミレニアル世代をターゲットとした動画配信サービスで、2020年4月6日に開始予定。ルッソ兄弟のほかにも、スティーヴン・スピルバーグ、ギレルモ・デル・トロ、サム・ライミ、スティーヴン・ソダーバーグらとのプロジェクトを進めている。(Hiromi Kaku)
2019年11月14日実写版『リトル・マーメイド』でエリック王子を演じる俳優が、ジョナ・ハウアー=キングに決定したという。同役については、ハリー・スタイルズが候補に挙がっていたが、8月に辞退したと報じられていた。「People」誌によると、ジョナはアメリカ人で劇場プロデューサーの母とイギリス人でレストランを経営している父のもとに1995年に誕生。ロンドンで育ったという。「いろいろな意味で、自分はイギリス人だと感じる。でも、アメリカでもたくさんの時間を過ごしたから、部分的にアメリカ人だとも感じるんだよね」と自身のアイデンティティに対してコメントしたことがある。2017年にケンブリッジ大学を卒業した。俳優デビュー作は2014年に短編映画『The Maiden』(原題)。2017年、ドラマ版「若草物語」のローリー役で知名度を上げた。ジョー・マーチ役を演じたマヤ・ホークとは撮影終了後も仲が良く、お互いのSNSに登場している。最近では現在公開中の『ベラのワンダフル・ホーム』で、主役犬ベラの飼い主ルーカス役を演じている。デビュー3年にして、すでにアシュレイ・ジャッド、ブライス・ダラス・ハワード、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ハントといった名優たちと共演。エリックは、歌手のハル・ベイリー演じるアリエル役のお相手ということもあり、歌のスキルも重要視されていたが、ジョナはもちろん“歌える”俳優だ。YouTubeにアップされている、レナード・コーエンの「ハレルヤ」をジョナがギターで弾き語りする動画に、「エリック役に完璧」、「素敵な声!」と絶賛の声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2019年11月14日ロバート・デ・ニーロが、来年1月19日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催される全米映画俳優組合(SAG)賞授賞式で、功労賞を受賞する。これまでのSAG功労賞受賞者には、モーガン・フリーマン、ジュリー・アンドリュース、クリント・イーストウッド、オードリー・ヘプバーンらがいる。全米映画俳優組合の代表ガブリエル・カーテリスは、「ロバート・デ・ニーロは、傑出した能力と奥行きを持つ俳優です。彼が創り出すキャラクターは、私たちの心をとらえます」とロバートを功労賞に選出した理由を述べた。これまでロバートが演じた『ゴッドファーザー Part II』のヴィトー・コルレオーネ、『レイジング・ブル』のジェイク・ラモッタ、『マイ・インターン』のベン・ウィテカーの役名を挙げ、「彼は私たちの心に触れ、心を開き、共感と感動に満ちた新しく楽しい世界へと連れ出し続けています」と功績を称え、絶賛した。デ・ニーロは「私は50年以上、組合の会員だ。この賞を受賞できるのは、大変光栄なこと」と語っている。現在76歳のデ・ニーロはまだまだ現役。今年は『ジョーカー』、『アイリッシュマン』に出演し、今後も5本以上の作品が控えている。(Hiromi Kaku)
2019年11月13日