週刊少年ジャンプの『鬼滅の刃』が完結した。人気絶頂で連載終了する漫画もあれば、巻頭カラーで新しく始まる漫画もある。今回は編集部会議でいったいどんなドラマが……なんつって無性に『バクマン。』(あの『DEATH NOTE』の大場つぐみ原作、小畑健漫画が再タッグを組み、2008年~2012年連載)が読みたくなる。コミックス全20巻を再読して、さらに『モテキ』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で知られる大根仁監督の映画版(2015年公開)も家シネマで続けて観た。おそらく、『週刊少年ジャンプ』を一度も読んだことがない、という人はほとんどいないのではないだろうか?なにせ1995年新年3・4合併号で653万部を記録。『バクマン。』のパンフレットによると、当時の小中学生男子のふたりにひとりは『少年ジャンプ』を読んでいた計算になり、日本の出版史上、漫画を含めたすべての週刊誌・雑誌の売上げ部数の最高記録としていまだに破られていない。まさに国語、算数、理科、ジャンプ。あの頃の子どもたちにとって、『少年ジャンプ』は人生の教科書だった。映画版は、日々をなんとく過ごすボンクラ高校生の真城最高(サイコー/佐藤健)を、学年一の秀才で文才に長けた高木秋人(シュージン/神木隆之介)が「オレと組んで漫画家になってくれ」と誘うところから物語が動き出す。シュージンは、サイコーが憧れのクラスメイト・亜豆美保(小松菜奈)をスケッチしたノートを盗み見て、その画力に目をつけたのである。だが、叔父の漫画家・川口たろう(宮藤官九郎)の死で、プロの世界の過酷さを垣間見たサイコーは躊躇する。それでもシュージンは一方的に口説く。漫画家なんてなるもんじゃねえんだよ。なれるのは本当に才能を持って生まれたごく一部の天才だけ。そんなものに人生を賭けるなんてバクチだ。でもさ…、と。「いいじゃんバクチでも!オレもお前も今まで部活も勉強も何もやってこなかった。今から必死こいてやってもハンパな未来しかない。だけどオレたちには才能がある!これを生かさない手はない」「オレは必ずやれる」という意志と喜び、それを才能という…作家の村上龍はそう書いたが、ここは心の奥底にグッとくる素晴らしいシーンだと思う。だって、高校生にもなると夢を公言してガムシャラに努力するのがちょっと恥ずかしくなってくる。で、現実を笑ってごまかしながら、ほんの少しの焦りとともに日々は過ぎていく。だが、映画版『バクマン。』は「友情、努力、勝利」でそんな日常を突破しようとするのだ。そして、このシーンの直後に、もし自分たちの漫画がアニメ化され、声優を目指す亜豆がヒロイン役をやる夢が叶ったら結婚してくださいなんてサイコーは唐突にプロポーズする。いやーさすがに小松菜奈の絶対に教室にはいないだろう的な異常な可愛さを持ってしても強引すぎる。ここまで約10分、特に原作ファンはあまりの急展開ぶりに戸惑うだろう。なぜなら、亜豆との関係は駆け足で処理し、原作で重要な役割を担った亜豆の親友・見吉香耶は映画版に登場すらしない(美人漫画家の蒼樹紅やシュージンに惚れる同級生の岩瀬愛子もいない)。つまり、この映画のメインテーマであり柱は恋愛ではなく、あくまで「漫画」だと序盤から宣言しているわけだ。賛否分かれるだろうが、個人的にこれは英断だと思う。正直、少年漫画の恋愛シーンは大人(俺らみたいに汚れちまった中年男)には感情移入が難しい。個人的に『バクマン。』においても、リアルな漫画の世界と対照的な、ファンタジーあふれる男女関係の恋愛パートには乗れなかった。だから、いわば汗臭い「バトル漫画映画」路線は大歓迎だ。ふたりと同じ17歳の天才漫画家・新妻エイジ(染谷将太)との大きなペンを剣のように使って戦うライバル対決。佐々木編集長(リリー・フランキー)や担当編集マン・服部哲(山田孝之)との出会い。口は悪いが情に厚いヤンキー漫画家・福田真太(桐谷健太)や35歳の万年アシスタントからの脱却を狙う中井巧朗(皆川猿時)との邂逅。とにかく、男臭い。ひたすら、暑苦しい。なにせ映画唯一の露出がパンツ一丁でペン入れする中井の半裸である。そりゃあ、なんで週刊連載でアシスタントがいないんだ…とか、上映時間の関係で原作の名シーンの数々にもほぼ触れずという小さな突っ込みどころはある。けど観終わった後、無性に主題歌のサカナクション「新宝島」を大音量で流しながら原稿を書きたくなった。作品の熱に背中を押され、何かやりたくなるこの感じ。これって『キャプテン翼』を読んで放課後のサッカーに熱中したり、『スラムダンク』に影響されて昼休みにバスケに燃えたあの頃の気分と同じだ。映画『バクマン。』は、最近ジャンプを読んでない、「友情、努力、勝利」より「貯金、結婚、老後」を心配しちゃう、すっかりいい大人になった元・少年たちにこそオススメしたい、“中年ジャンプムービー”なのである。
2020年05月22日シェットランド・シープドッグ(通称、シェルティー)のらいとくんの日常をTwitterで投稿している飼い主(@2018light0107)さん。シェルティーは家族に懐いていて、人を喜ばせるのが好きな性格だといいます。さらに、牧場犬だったことから元から持つ運動神経も高いのだとか。そんなシェルティーのらいとくんが、料理を作っているお母さんの横に来ると…。高い運動神経が分かる、こちらの動画をご覧ください!かーちゃんが、餌をこぼして何かを期待するらいらい。 pic.twitter.com/OlT0HEy3Dc — らいとくん (@2018light0107) 2020年5月14日 らいとくんは、「もしかしたら飼い主さんが、おこぼれをくれるかもしれない」というわずかな可能性を期待して高くジャンプ!しかし、飼い主さんからは怒られてしまい、シュン…としてしまいます。それでも、決して諦めずにジャンプを続けるらいとくんなのでした。動画を見た人たちからは、たくさんのコメントが寄せられていました。・かわいい!跳躍力がすごいですね。トランポリンにでも乗っているみたい。・うちの子もいつも跳ねています。・怒られた直後はちゃんと反省しているのね。家族からも「縄跳びか!」というツッコミが入るほどジャンプをするらいとくん。飼い主さんが食べさせないように気を付けていることもあり、結局おこぼれはもらえなかったそうです。ですが、らいとくんのわずかな可能性をかけてジャンプをする日はまだまだ続くのでしょう…。[文・構成/grape編集部]
2020年05月16日アイウェアブランド・アヤメ(ayame)が、「マンレイ(MANRAY)」シリーズの八角形シェイプ、サイズ47を復刻。アヤメの「マンレイ」は、自社開発によるフレームとノーズパッドが一体化したデザインが特徴の人気定番シリーズ。今回は八角形シェイプのサイズ47「OCTA47」が復刻。またひとまわりコンパクトな「OCTA」も用意した。立体的なリムを採用したクラシカルなフォルムでありながら、「マンレイ」シリーズの特徴であるオリジナルノーズパッドを合わせることで、コンテンポラリーな表情に。オールチタニウム製で、高強度かつ軽量なつけ心地も実現させた。フレームのカラーは、チタニウムとゴールドの2種類。サングラスタイプも用意しており、ゴールドのフレームとブルーグリーンのレンズを組み合わせたモデルと、チタニウムフレームにグレーレンズをコンビネーションさせたモデルを取り揃える。【詳細】アヤメ 新作アイウェア「OCTA」「OCTA47」※2サイズ展開発売中 ※2020年5月現在販売店舗:オンラインストア ※店舗は営業再開後に順次展開予定。価格 : 43,000円+税カラー:チタニウム、ゴールドサングラスカラー:ゴールド/ティール、チタニウム/クールグレー素材:チタニウム【問い合わせ先】アヤメ(ayame)TEL:03-6455-1103
2020年05月04日ギレルモ・デル・トロ監督が、2018年にアカデミー賞で作品賞、監督賞などを獲得した『シェイプ・オブ・ウォーター』以来となる、最新作『Nightmare Alley』(原題)の製作を開始したという。サーチライト・ピクチャーズが発表した。同作は、1946年にウィリアム・リンゼイ・グレシャムが書いた「Nightmare Alley-悪魔の往く町」を原作とした映画で、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ロン・パールマン、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーンが出演する。ブラッドリーは野心的で言葉巧みに人を操る才能を持つ若い男性、ケイトは彼よりももっと危険な精神科医の女性を演じる。今週からカナダ・トロントで主要撮影が行われているとのこと。製作チームは、前作『シェイプ・オブ・ウォーター』から俳優のリチャードのみならず、コスチューム・デザイナー、撮影技師、視覚効果のスーパーヴァイザー、編集者が再集結している。脚本はデル・トロ監督と脚本家のキム・モーガンが担当。『Nightmare Alley』の公開日は発表されていない。(Hiromi Kaku)
2020年01月31日悲願の金メダルを獲得した長野五輪スキージャンプ団体のその栄光を影で支えた25人の英雄<テストジャンパー>たちを描く『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』。この度、主演・田中圭と同じくテストジャンパー役を務めるキャストとして、山田裕貴の出演が明らかになった。1994年のリレハンメル五輪スキージャンプ団体戦で“日の丸飛行隊”のメンバーとして日本代表を牽引するも金メダルを逃し、長野五輪での雪辱を誓うも落選。しかし、テストジャンパーとなって日本代表選手たちを裏方として支えた本作の主人公・西方仁也を田中さんが演じる本作。西方の金メダルへの強い想い、それを打ち砕く挫折、原田との友情、そして怒りと嫉妬。それでも仲間のために、日本のために、命の危険を顧みずテストジャンプに挑む深い人間ドラマを映し出す本作で山田さんが演じるのは、25人のテストジャンパーの一員で、聴覚障がいのあるテストジャンパー・高橋竜二。北海道札幌市出身、聴覚障がいがありながらも、1998年のSTVカップ国際スキージャンプ競技大会ラージヒルにおいて岡部孝信、宮平秀治らを破り優勝した後、長野五輪にテストジャンパーとして参加したスキージャンパーだ。近年では、連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインの幼なじみ役を演じ大きな注目を集め、1月期は「SEDAI WARS」と「ホームルーム」とドラマ2作で主演に抜擢された山田さん。「初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)」とスキーは初挑戦だと明かし、「このお話は中継にも載っていない裏側のお話。"目に見えていない部分も見ようとする"これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!!生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい」と熱い思いを語っている。そんな山田さんについて、飯塚健監督は「聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした」とキャスティング経緯を明かし、「先日も『スキー練習、頼むね』というようなやり取りをしたのですが、『御意』と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです」とコメントしている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月09日スタジオ・ヨギーにて2020年1月より期間限定開催ヨガ&ピラティススタジオ「スタジオ・ヨギー」では、2020年1月~2月末までの期間限定で、「ウエストシェイプ・ピラティス」を開催する。年末年始の食べ過ぎや飲み過ぎで緩みがちなお腹周りを、しっかりと引き締めるクラスとなっている。内臓を正しい位置に戻し内臓機能を活性化「ウエストシェイプ・ピラティス」は、解剖学に基づいて考案されたオリジナルプログラム。ぽっこりお腹の一因である猫背がちな姿勢を正し、内臓を正しい位置に戻すことで、内臓機能の活性化も期待出来る。ターゲットとなる腹筋・背筋をイメージし、ウエストを伸ばしながらエクササイズ。腹筋とともに背筋・脇腹の筋肉を鍛えて肋骨の位置を引き上げることで“くびれ”が出現する。さらに、背骨の間にスペースが出来ることで、本来の“S字カーブ”を取り戻し、腰痛改善にもつながる。開催されるのは全国21スタジオ。会員にならなくても、1クラスだけ受講する“ドロップイン”が可能なので、初めての人でも気軽に参加することが出来る。ドロップイン代は、3,300円(税込み)となっている。(画像はスタジオ・ヨギーホームページより)【参考】※スタジオ・ヨギー
2019年12月09日モーニング娘。’19らの所属する「Hello! Project(ハロプロ)」が10月24日、ファンに「ジャンプ行為の禁止」を伝えた。ネットでは今回の通達を支持する声が上がっている。Hello! Projectは公式サイトで「過度なジャンプ行為に関して、状況を改善すべく、各会場でスタッフによるお声かけ・注意をさせて頂いてまいりましたが、残念ながら、依然として以下の状況が発生しております」とつづり、3つの問題点を挙げた。・周囲のお客様の視界の妨げや周囲のお客様との接触。それに伴う、お客様同士のトラブル・ジャンプしたお客様の転倒やそれに伴うお客様本人、及び周囲のお客様の負傷・座席や会場設備の破損続けて「以上を考慮しまして、2020年1月2日以降、各ユニットを含む全てのHello! Projectコンサートにおいて、ジャンプ行為は禁止とさせていただきます」と伝え、「ご来場いただきましたお客様に安心してコンサートをご覧いただくため、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」と結んだ。「ハロプロのコンサートでは好きなメンバーに存在を知らしめるため、高くジャンプしたり何度も跳び続けることでアピールするファンがしばしば見られます。後ろの客席の視界を妨げますし、周囲のファンに威圧感を与えることも。そういった行為をステージ上からメンバーが注意することもあったと聞きます」(音楽関係者)Twitterでは「ジャンプ禁止」がトレンド入り。さらにハロプロの決断を支持する声が上がっている。《あー、遂にジャンプ禁止かー。大柄な男性がすぐ真横でぴょんぴょん飛び跳ねるのほんと恐怖でしかないからね…目の前でされると見えないし…》《ハロのジャンプ禁止、わたしは正直嬉しい。だって見えないんだもん跳ばれると。。。あと隣で自分より大きい人がビョンビョン飛び跳ねるのはシンプルに怖かったし気が散るんだ…》《ハロプロは結構振付覚えて踊る人多いし、会場全体でジャンプする曲も多いんだよなぁ…映像見る中で楽しそうとは思ってたんだけど でも、転倒とか椅子破壊の話まで出ちゃうと流石に禁止にせざるを得ないね》また今回の決定で《ハロプロのジャンプ禁止になったらしいからライブ行ってみたいな》《ハロプロ、ヲタのジャンプ禁止になったんだ~なら研修生公演とかビヨとか行ってみたいな、その辺りのグループ騒ぐヲタが怖いイメージあったので…》といった声も。新たなファン獲得にも繋がりそうだ。
2019年10月24日『約束のネバーランド』が実写映画化。2020年12月18日(金)に公開される。主演は浜辺美波。異色のサスペンス作品“約ネバ”実写映画化“約ネバ”の略称でも親しまれる『約束のネバーランド』は、2016年8月より週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、2019年1月にはテレビアニメ化も果たした、白井カイウ原作、出水ぽすか作画による“異色”の脱獄サスペンス作品。「孤児院で幸せに育てられていた子どもたちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた」という衝撃的な導入から始まる『約束のネバーランド』は、「このマンガがすごい!2018 オトコ編1位」(宝島社)をはじめとする、国内外の漫画賞を多数受賞。従来のジャンプ作品のイメージを裏切りつつも、少年少女たちが力を合わせて圧倒的な「逆境」を乗り越えようとする姿が読者の心を掴み、異例のヒットを記録した。浜辺美波、城桧吏、板垣李光人が“脱獄”を計画する孤児に原作では孤児たちが出荷される年齢が12歳だったのを、映画では16歳に引き上げることで、深みのあるキャラクターを演じることができる俳優が集結。手に汗握るサスペンスと、感動へと誘う人間ドラマを描き出す。メインキャラクターを演じるのは、浜辺美波、城桧吏、板垣李光人だ。メインキャラクターエマ(浜辺美波)…天真爛漫で誰よりも真っすぐな性格の主人公。里親に引き取られる年齢になる日を待ちつつ、外の世界で過ごせる幸せな日々がやってくると信じている。『映画 賭ケグルイ』や、『君の膵臓をたべたい』など話題作に出演、自身も原作の大ファンだったという浜辺美波がエマ役を務める。浜辺美波コメント約束のネバーランドは、本当に愛してやまない漫画です。そんな原作の実写映画化をするにあたって、美しい世界観を表現することの難しさに頭を抱えた事も多々ありましたが、この作品に懸けるスタッフと、元気いっぱいの子供たち、そして何よりも私の中にある原作愛を原動力にすることで、エマを演じることが出来て良かったと思えるようになりました。私と同じように原作を愛する方々の想像を超える“ネバーランド”に、皆様を導けるよう全力を尽くします。レイ(城桧吏)…クールな少年。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』にも出演した城桧吏が演じる。ノーマン(板垣李光人)…理性的でリーダー格の少年。里親が見つかり、孤児院を笑顔で後にする孤児に、エマと忘れ物を届けようとしたところ、無残にも命を奪われ、食料として出荷される孤児の姿を目撃する。演じるのは、『仮面ライダージオウ』の出演で業界関係者の注目を集める、板垣李光人。2人の“飼育監”そして、エマたちが暮らす孤児院“グレイス=フィールド”の子供達の最愛のママ・イザベラと、その手下のシスター・クローネには、北川景子と渡辺直美がそれぞれ起用される。原作者の白井カイウも「まさに“特上”」と絶賛するほどの配役となった。『約束のネバーランド』のカギを握る2人の“飼育監”と子供たちの頭脳戦はもちろん、イザベラとクローネという飼育監”同士の戦いにも注目したい。イザベラ(北川景子)…エマたちが暮らす孤児院“グレイス=フィールド”の子供達の最愛のママであり、エマ達のような高い知能を持った子供を育てるママ界のトップオブトップ。慈愛と微笑みに満ちた理想的なママの姿と、鬼の手下として冷酷かつ無慈悲な態度でエマ達を追い詰めるという、衝撃的な2面性を持つその役を、北川景子が演じる。クローネ(渡辺直美)…イザベラの手下ながらに下克上を狙うシスター、クローネは渡辺直美。表情豊かかつ過剰なほどの動作で、原作の中でも異色のキャラクター。監督は平川雄一朗映画『僕だけがいない街』や『春待つ僕ら』、『記憶屋』も手掛ける平川雄一朗が『約束のネバーランド』の監督を務める。脚本は『僕だけがいない街』も手掛けた後藤法子。主題歌はずっと真夜中でいいのに。の「正しくなれない」主題歌は、ACAねが作詞・作曲・ボーカルを務める「ずっと真夜中でいいのに。」が担当。映画『約束のネバーランド』の為に書き下ろした「正しくなれない」の疾走感あふれる楽曲が作品に彩りを添えている。『約束のネバーランド』ストーリー幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」。そこで暮らす孤児たちは、母親代わりでみんなから“ママ”と呼ばれているイザベラのもと、里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。エマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人も、いつか外の世界で暮らすことで、より幸せな日々がやってくると信じていた、“その日”がくるまでは…。里親が見つかり、孤児院を笑顔で後にするコニーを見送ったエマとノーマンは、彼女が肌身離さず抱きしめていた人形が、食堂に落ちているのを偶然見つける。忘れ物の人形を届けるため、決して近づいてはいけないとママから教わっていた「門」に向かった2人がそこで目にしたのは、無残にも命を奪われ、食料として出荷されるコニーの姿だった。そう、みんなが「楽園だと信じていた孤児院」は、実は「鬼に献上する食用児を育てる農園」で、さらには母親のように慕っていたママは「最上級の食用児を育てる飼育監」だったのだ。全てが偽りだったと気がついた3人は、孤児たち全員を引き連れた、無謀ともいえる脱獄計画をスタートさせる…。【詳細】映画『約束のネバーランド』公開日:2020年12月18日(金)監督:平川雄一朗脚本:後藤法子出演:浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子配給:東宝
2019年09月30日好きな彼がいるんだけど、友達からなかなか恋人になれない……。そんなことってありますよね。あいまいな関係の時は、思い切ってジャンプアップしないと、ずっとその状態が続いてしまうでしょう。自分から積極的に彼にアプローチするには、既成事実を作ることが一番です。周りから恋人同士のように思われることで、鈍感な彼もあなたのことを違った目で見てくれるかも……。では、友達から恋人にジャンプアップするためにはどんなことをすればよいのでしょう?■ 定期的に会うなにか口実を作って、定期的に会えるようにしましょう。定期的に会っていれば、彼のこともよく知れるし、あなたのことも彼によく伝わるでしょう。そのうち、定期的に会うことが当たり前になって、あなたと会わない日があれば何かあったのか彼が気になるかもしれませんね。マッチングアプリなど、出会いのかたちが広がった今でも、恋愛につながりやすいのはやはり「いつもそばにいる」相手同士。友達から恋人の階段を上がるためには、積極的に疑似恋人を演出しましょう。彼があなたを友達と思っているなら、あなたと気が合うところも多いはず。いずれ「これって恋かな」と思うタイミングも現れてくるでしょう。■ 相談相手になる彼の良き相談相手になることも大事です。親身に相談に乗ってもらえれば、何かあるごとに、あなたに相談を持ちかけてくるようになるでしょう。そうなればしめたものです。あなたを心のよりどころにしている証拠、と言ってもよいでしょう。彼もあなたに側にいてほしいと思っているかもしれません。恋人になれる日も近いはずですよ。■ 好意を匂わせる恋人同士になるには、彼のことが好きだということ知ってもらわないとなりません。そのためには「匂わせる」ことも重要です。「〇〇くんから告白されて断る人なんていないよ」「私なら〇〇くんがいいな」など、好意があることをしっかり匂わせておけば、彼もその気になりやすいもの。何よりあなたのことが好きになっても、「告白して断られたらどうしよう」とためらうことが少なくなり、スムーズな告白につながります。■ まとめ友達から恋人へのジャンプアップは、今の友人関係をいったん壊さないとならないため、なかなか勇気がいることでもあります。ですが、ずっと友達のままで、気づいたら彼に新しい恋人ができたとなれば、後悔は計り知れません。ぜひ、勇気を出して飛び込んでみてくださいね。(如月柊/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月16日“週刊少年ジャンプ”連載漫画のグッズを取扱う「ジャンプショップ(JUMP SHOP)」が、お台場・アクアシティにて2019年3月15日(金)から2020年2月までの期間限定でオープンする。毎年夏に開催し、2018年には延べ3万人を超える来場者を記録した「ジャンプショップ」。長期でオープンする今回も、『ONE PIECE』や『ハイキュー!!』、『僕のヒーローアカデミア』など“週刊少年ジャンプ”連載中の人気作品をはじめとした原作グッズが多数ラインナップされる予定だ。また、ファンにはたまらない限定グッズも販売予定。この機会に是非店頭に足を運んでみて。【詳細】ジャンプショップ 東京・アクアシティお台場店オープン期間:2019年3月15日(金)~2020年2月営業時間:11:00~21:00会場:アクアシティお台場 3階住所:東京都港区台場1-7-1TEL:03-5962-1222(3月15日(金)~)
2019年03月09日幼稚園入園を目前に控え、私には以前から気をもんでいることがありました。それは…2歳8カ月の息子が、まったくジャンプをしないこと。数cmの段差でさえ、手をつなぎ片足ずつ慎重に。平らな場所で一緒に跳ねてみても、足踏みとの違いがわからない様子です。普段からよく歩き、スタミナもあるので、当初は「そのうちできるだろう」と思っていたのですが、2歳半頃から「もしかしたら、私の働きかけが悪いのかも…?」と心配に。家庭用トランポリンを買ってみたり、アスレチックのある公園に通ったり。試行錯誤してきましたが、効果はなく…。そんな中で知ったのが「体育家庭教師」という存在。しかし、体育以前の問題である「ジャンプ」から、手取り足取り教えてくれるところなどあるのでしょうか!?ワラにもすがる思いで体験レッスンを受けてみることにしました。体育指導の「最後の砦」私が選んだのは体育指導のスタートラインです。「小さな成功体験を積み重ねる指導」というコンセプトと、この業界では珍しく教室貸し切りでマンツーマン指導を行っている点に興味を持ちました。※出張指導、体操教室、青空教室など、他にも様々な受講方法があります。困ったときだけ単発受講できる、入会金なしのビジター制度も。今回担当してくださったのは、代表の安藤典弘先生です。まずは息子が興味をもったボールで遊びながら、場の雰囲気をほぐしてくれます。なじんだところで仕切り直しのごあいさつ。子どもとの間に適度な緊張関係を保つことも重要なのだそうです。レッスン冒頭では、「おしりで散歩」「おいもゴロゴロ」「片足おっとっと」など、多角的な動きを通して、息子の運動能力をチェック。その後も、クマさん歩き(四つんばい歩き)、ワニさん歩き(手と足を連動させてはって前進)など、立ったりしゃがんだり、テンポよく、さまざまな動きをしていきます。息子もマジックにかかったかのようにノリノリです。さらには平均台やフープで作ったミニアスレチックにも挑戦。ついにジャンプする場面が出てきました!前のめりに、ぎこちなく次のフープへ移動する息子を見て、「ジャンプしたい気持ちは十分あるみたいだね」と安藤先生。いよいよ、本題のジャンプ指導息子がジャンプする意欲をのぞかせたところで、まずは両手をつなぎ、一緒にぴょんぴょん!私もよく試している動作です。あっ、両足で浮いています!!さらに、両手をひざの上に乗せて…「ロケット発射!」両足は離れていませんが、上に向かって跳ぼうとしているのがよくわかります。最後は、厚さ3〜4cmのマットのへりからジャンプに挑戦。かたまってしまった息子の両手を先生が優しくにぎり、ジャンプを誘いますが、段差があると、やはり躊躇(ちゅうちょ)してしまうようです。「ちょっとだけ足りないところ」を見極めてサポート「Hくん(息子)の場合、平らな場所で両手をつなぎ、跳ぶ瞬間に、ちょっとだけ上に引き上げてあげれば、自分の力で跳んでいるような感覚がつかめそうですよ。これに慣れたら、今度は片手だけつないで…ほんの少しずつ難易度をあげてください」と、安藤先生。どこまでなら無理なくでき、どの段階から怖いと感じるのか。無理なく乗り越えられる「一線」を見極めてくれたところで、終了となりました。驚いたのは帰宅後です。なんと息子が夫に「見て見て〜」と、ぴょんぴょんジャンプして見せたのです。自分からジャンプするのは、初めてのこと。まだ両足が完全には離れていませんが、体験前とは比較にならないほど様になっています。これまで私は、平らな場所でジャンプするとき、息子が私の手の力をはっきりと感じる強さで、上に引き上げていました。また、その段階をクリアしないうちに段差でもジャンプさせようとしていました。慎重な息子にとっては、高すぎるハードルだったのです。どこまでも「子どもの感覚」に寄り添い、どんなに小さな一歩でも「自分で乗り越えられた」という感覚をつかませてあげることが大切なのだと痛感。ジャンプに限らず、子育て全般に活かしたい貴重な体験となりました。「子どもの可能性は無限大です。スタートラインでは『最後の最後までできない子』が、運動嫌いを克服できる指導を追求しています」と、安藤先生。一般的な教室では人数が多過ぎてついていけない、できない種目だけをマンツーマンでみてほしい、希望の日時や場所で指導してほしいといった場合、1人ひとりに寄り添ってくれる体育家庭教師は、非常に心強い存在だと感じました。<取材協力>スタートライン幼児、児童体操・受験体操ブログ安藤先生の「ほら、できた!」<文・写真:フリーランス記者安藤陽子>
2018年11月02日子どもから大人まで、幅広い年代から愛される「週刊少年ジャンプ」。夢中になって読んだ方も多いのでは。多くのファンの心を掴んで離さない「週刊少年ジャンプ」の作品を3部作にわたり紹介する展覧会「創刊50周年記念週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」が現在「森アーツセンターギャラリー」にて、開催中です。漫画の作者や作品に登場するキャラクターのアツい想いが詰まった本展には、見ても食べても楽しめる仕掛けが目白押し。この夏、ジャンプの魅力を思いっきり楽しんでみてください。「週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催概要2018年7月に創刊50周年を迎えた「週刊少年ジャンプ」。80年代、90年代、2000年代の3部作にわたり、長年続くビッグタイトルから現在連載中の作品までを紹介する本展は、この夏第3弾を公開しています。『ONE PIECE』や『NARUTO-ナルト-』など世界中から愛される名作はもちろん、アニメ化や実写映画化される人気作品も登場します。数多の名シーンが展示されているので、アニメ派の方も楽しめますよ。会期2018年7月17日(火)~9月30日(日)※会期中無休会場森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)開館時間10:00~20:008月11日(土・祝)~8月19日(日)は9:00~21:00(※最終入館は30分前)展覧会でしか見られない「描きおろしイラスト展示」展覧会のために描きおろされた、ほかでは見られないスペシャルなイラストも各コーナーに登場します。『BLEACH』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など18作品の描きおろしイラスト原画が展示されているので、お気に入りの作品のイラスト原画をチェックしてみてくださいね。また、連載作品や読み切り作品が週替わりで展示されるWeekly(ウィークリー)コーナー「What’s up JUMP!?(ワッツアップジャンプ)」も設置されています。「週刊少年ジャンプ」の発売にあわせて展示内容も変わっていくので、毎週違う原画を見られます。空間演出も見逃せない! 『ONE PIECE』本展のトップを飾るのは、2017年で連載20周年を迎えた『ONE PIECE』。膨大な原稿をミラーとカラーライトを使い「カレイドスコープ(万華鏡)」を連想させる幻想的な演出で楽しめます。空間をぐるりと囲むように「麦わらの一味」が配置されており、それぞれのキャラクターの名シーンを描いた原稿が飾られています。各キャラクターのアツい想いを感じてみてくださいね。「カレイドスコープ」を抜けた先には、名シーンを描いた数々の原画も展示されています。主人公「ルフィ」のトレードマークでもある、麦わら帽子をモチーフにした空間にも注目です。力強いセリフと表情に背中を押される『黒子のバスケ』黒子や火神など、作品を代表する7人のセリフや表情がアツい空間を創り上げる『黒子のバスケ』コーナーには、対決シーンやそれぞれの葛藤、成長を描いたシーンなど印象的な原画を展示。臨場感あふれるシーンは迫力満点です。選手紹介風の映像では、キセキの世代にフィーチャーした個性豊かなキャラクターの名シーンと名ゼリフも楽しめます。作者の藤巻忠俊さんが「ずっと描きたかった」と語る名シーンも見逃せません。戦いの名シーンが大迫力に蘇る! 『テニスの王子様』青春学園が全国制覇するまでの軌跡を描いた『テニスの王子様』コーナーには、学校ごとの集合イラストや試合中の名シーンの数々がダイナミックなグラフィックで蘇ります。テニプリの歴史に残る名場面、名勝負の数々を網羅した原画からはテニスに青春を捧げる各キャラクターのアツい想いが伝わってくるはず。原画に対する作者許斐剛さんのコメントも必見です。展覧会でもやっぱり適当!? 『銀魂』『銀魂』コーナーは、予算も人手も足らず展覧会初日から「工事中」というユニークな設定になっています。困った主人公、坂田銀時がほかのエリアに勝手に原画を出張展示するなど、“銀魂ワールド”満載。いろいろなエリアに原画が散らばっているので、どこにどんな原画があるのか探しながらジャンプ展を巡ってみてはいかがでしょうか。2018年8月17日(金)より実写映画2作目となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開されます。前作よりもさらにパワーアップした、笑って泣ける天下無敵のアクション・エンターテインメントとなっているので、“宇宙一バカな夏”を映画館で楽しんでみてください。各編の魅力が満載『HUNTER×HUNTER』『HUNTER×HUNTER』コーナーでは、「ハンター試験」「幻影旅団」「キメラアント」などの各編を原画と巨大グラフィックで多数展示。各編ごとに多彩な原画が美しく表現されています。迫力あるバトルシーンや興奮に満ちた名シーンは原画で見るとまた違った魅力を感じるはず。特にネテロ会長がメルエムと戦う際に手で作る、戦うことに対する感謝にあふれた「ハートマーク」はファン必見です。熱戦を原画で楽しめる『ハイキュー!!』“小さな巨人”に憧れバレーを始めた主人公が、烏野高校バレーボール部の仲間たちと全国制覇を目指す『ハイキュー!!』コーナーでは、音駒高校との練習試合から春高バレーの2回戦までの熱戦や成長を描いた原画を展示。各校との試合中の名シーンで構成された、躍動感あふれるグラフィックは『ハイキュー!!』を初めて見た方でも心が躍るでしょう。スタイリッシュでモノトーンな世界観が魅力をかき立てる『BLEACH』『BLEACH』コーナーでは、ルキア奪還を目指す「尸魂界(ソウル・ソサエティ)篇」をモチーフに、所有する斬魄刀の力を引き出す際に発する「始解(しかい)」の言葉をタイポグラフィーで表現。黒を基調とした独特の世界観が、よりリアルさを演出しています。中央スクリーンには敵味方問わず、名シーンをスタイリッシュに演出した映像も流れています。2018年7月20日(金)より、実写映画も公開。虚(ホロウ)との戦いを壮絶アクションで描く超大作となっているので、ジャンプ展とあわせてチェックしてくださいね。親子で受け継ぐ歴史絵巻『NARUTO-ナルト-』落ちこぼれ忍者「うずまきナルト」が里の長「火影」を目指す物語を描いた『NARUTO-ナルト-』のコーナーには、巨大な絵巻に原画が展示されています。主人公を支える力強い仲間たちを背景にカラー原画や忍たちの戦いにまつわるシーンも登場。クスッと笑ってしまうカラー原画もあるのでぜひ、チェックしてみてください。『NARUTO -ナルト-』から息子の『BORUTO -ボルト-』へ受け継がれる壮大な物語に注目しながら、“歴史絵巻”を楽しんでみてはいかがでしょうか。ジャンプのオリジナルグッズも満載!展覧会公式ショップでは、「週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したオリジナルグッズが200種以上登場します。折りたたむと単行本のような見た目になる『ONE PIECE』のエコバッグや、『HUNTER×HUNTER』のキャラクターが描かれた湯のみなど、日常でも使えるアイテムが盛りだくさん。アパレルやポスター、文具やお菓子といったさまざまなジャンルが販売されています。「ジャンプ展VOL.3 公式グッズ」でお気に入りのアイテムを手に入れてみてはいかがでしょうか。名シーンは撮影も可能!人気作品が一堂に楽しめる「創刊50周年記念週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」。平日や土日祝、特定の期間によって可能なエリアは異なりますが、携帯電話・スマートフォン・タブレットでの写真撮影も可能となっています。ここでしか見られないアツいシーンが集う本展で夏の思い出を作ってみませんか。名シーンを表現したメニューも登場「JUMP 50th anniversary cafe」展覧会場となりにある「CAFE THE SUN」では、ジャンプ展とコラボした「JUMP 50th anniversary cafe(ジャンプ フィフティース アニバーサリーカフェ)」も登場。展示作品をイメージしたメニューがリアルに表現されています。お妙さんのダークマターシーフードピラフ(パンデモニウム添え)どんな料理を作ってもダークマターになってしまう『銀魂』の志村妙(お妙さん)の料理を再現した「お妙さんのダークマターシーフードピラフ(パンデモニウム添え)(税込 1,480円)」。シーフードピラフの上には漆黒の卵焼きもトッピングされています。スパイシーなトマトソースと絡めて食べれば美味しさ2倍に。「ゴンのありったけを込めたパフェ」『HUNTER×HUNTER』のゴンが強制的に身体を成長させた姿を表現した「ゴンのありったけを込めたパフェ(税込 1,530円)」。ゴンの怒りを表現した赤いベリーソースと髪の毛に見立てたチュロスが相まって、ビターなパフェに仕上がっています。氷雪系最強! 「霜天に坐せ!! 氷輪丸」氷『BLEACH』の日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)がもつ斬魄刀「氷輪丸」の卍解をかき氷で表現した「氷雪系最強! 「霜天に坐せ!! 氷輪丸」氷(税込 1,180円)」。ブルーハワイ味のかき氷は見た目も涼やか。食べていくとトロピカルフルーツミックスや杏仁豆腐などが登場する仕掛けも施されています。各シーンやキャラクターの技を彷彿とさせるメニューもあるので、シーンを想像しながら食べてみてはいかがでしょうか。週刊少年ジャンプ展VOL.1、2も振り返ろう!80年代、90年代の作品にフォーカスを当てた第1弾、第2弾の内容も過去の記事にて紹介しています。あわせてチェックしてラストを盛大に飾る第3弾を思う存分楽しんでみてください。イベント情報イベント名:創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-催行期間:2018年07月17日 〜 2018年09月30日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F 「森アーツセンターギャラリー」電話番号:03-5777-8600(日本語のみ/8:00~22:00 年中無休)
2018年08月04日週刊少年ジャンプで好評連載中の作品『アクタージュ act-age』。原作者と作画担当のお二人の信頼関係は、互いの才能への敬意が基盤になっていました。「予想以上のものが相手から返ってくる感動があります」――一緒にお仕事をされることになったきっかけは?マツキタツヤ:もともとデビュー前に、僕がつたない漫画を描いて、ツイッターにアップしていたことがあったんです。それを誰かがリツイートしてくれて、宇佐崎さんが反応してくれたのが始まり。ちょうど2年前くらいですね。宇佐崎しろ:「面白いです!」ってリプライを飛ばして、フォローさせていただいたんです。マツキ:それから僕もツイッターにアップされている宇佐崎さんのイラストを見て、「この人、絵がうまいな」と思って。そんなとき、週刊少年ジャンプがやっている原作志望者を対象にした漫画賞「ストキンPro」に入賞しまして、応募作品「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」の掲載権をいただいたんです。作画を当てないといけないということになり、担当編集の方に「誰かいる?」と聞かれ、宇佐崎さんの名前を出しました。そしたら、担当編集の方も以前からツイッターを通して宇佐崎さんの存在を認識していたようで、その場で「僕から連絡しておくから」と(笑)。宇佐崎:それまでは好きなキャラクターの絵ばかり描いていたのですが、漫画を描きたい気持ちはあって。自分では話が書けなかったので原作つきというのは魅力的なお話でした。しかもそれが、自分からフォローしたマツキさんだったのも大きかったです。――まさにドラマのような展開ですね…。お二人は、お互いの作品のどこに惹かれたんでしょうか?宇佐崎:初めてツイッターで見たとき、ネーム(下書き)くらいのラフさで描かれていても、その段階ですでにキャラクターに興味が湧いたというか。きっとこの子はこういう子なんだろうなぁ…という想像が、ちゃんとした作画でなくても伝わってきたんです。マツキ:僕は表情とデザイン性です。特に喜怒哀楽を読む側の解釈に任せるような絶妙な表情が好きです。『アクタージュ』の連載が始まってからは、すごくざっくりとしたキャラクター像を伝えて、返ってきた絵に合わせて当て書きをしている部分も結構あるんです。特に、湯島茜や源真咲というキャラですね。――お二人の信頼関係の土台には才能に対する尊敬があるのですね。マツキ:信頼関係ができているからこそ、ネームの絵もどんどん雑に…。「宇佐崎さん助けて~」という気持ちでやっています(笑)。宇佐崎:でもキャラクターがわかってくれば、結構簡易な絵のネームでも伝わってくるので(笑)。――意見が食い違ったり、衝突することはないんですか?宇佐崎:ありますね。マツキさんのイメージと私の絵の方向性がだいぶ違ってしまったときとか。――そんなときどう軌道修正を?マツキ:まず、否定はしない。宇佐崎:そうですね。私もそう心がけてはいますね。――コミュニケーションをとりながら作業を進めていく上で、大事にしていることは?宇佐崎:相手にも毎週締め切りがあることを念頭に置く(笑)。それを理解した上で、モヤモヤすることがあったらそのままにしない。疑問があったらすぐに連絡する、ということは意識しています。――コミュニケーションを結構密にとっていらっしゃるんですね。マツキ:宇佐崎さんは問題点を明確に伝えてくれるので、わけがわからないままに話が終わることがないんです。たとえいっぱいいっぱいのときでも「今は締め切りがやばいので、それは後にしてほしい」ということもはっきりと言ってくれますし。宇佐崎:わからないことや疑問に思うことはすぐに聞ける距離感でいたいなとは思っていて。会話をするのが億劫になるくらい距離を置いてしまうと作品に支障が出るので、お互いが喋りやすい空気になるように気を使っている部分はありますよね…?マツキ:そうですね。距離が近すぎても、逆に言いたいことが言えなくなってしまうので。――ズバリ、チームの強みは?マツキ:他人の意見を受け入れる態勢が二人とも整っていること。だから自分のエゴを持ちつつも、相手のエゴもきちんと理解して、大切にしようと思っていますし。宇佐崎:その両方をまとめて一つの作品に生かせる。それがチームの一番の強みのような気がします。原作をマツキさん、作画を宇佐崎さんが担当。2017年『週刊少年ジャンプ』掲載の読み切り「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」で初タッグ。2018年、初の連載作品「アクタージュ act-age」がスタート。8月3日に単行本第3巻が発売予定。うさざき・しろ1997年12月27日生まれ。作画担当。2017年に18歳にして、「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」でデビューし、新人とは思えない画力の高さで話題を集める。ツイッターは@uszksrまつき・たつや1991年5月29日生まれ。原作担当。週刊少年ジャンプによる「第2回ストキンPro」の準キングを受賞し、「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」でデビュー。ツイッターは@machi8mura※『anan』2018年8月1日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年07月27日「週刊少年ジャンプ展」の第3弾となる「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」開催にあたり同展とのコラボレーションカフェ「JUMP 50th anniversary cafe」をオープン。展覧会会場に隣接する「Cafe THE SUN」で、2018年7月14日(土)から9月30日(日)まで展示作品をイメージしたオリジナルメニュー提供や店内装飾を行う。2000年代人気作品をイメージしたコラボメニュー「週刊少年ジャンプ」の創刊50周年を記念し、現在までの歴史を振り返る展覧会として第1弾、第2弾と繰り広げてきた「週刊少年ジャンプ展」。コラボレーションカフェも同じく、それぞれのこコンセプトに合うバラエティー豊かなメニューを展開し、来場者を楽しませてきた。第3弾となる今回の展覧会では、サブタイトルの通り2000年代の作品を振り返る。もちろんカフェでもフォーカスするのは、『HUNTER×HUNTER』や『ONE PIECE』、『BLEACH』、『NARUTO-ナルト-』、『家庭教師ヒットマンREBORN!』など2000年代の人気作品だ。銀魂「お妙さんのダークマターシーフードピラフ(パンデモニウム添え)」実写版第2弾の公開が迫る『銀魂』とコラボレーションしたメニューは、「お妙さんのダークマターシーフードピラフ(パンデモニウム添え)」。料理どんな料理を作っても“ダークマター”と呼ばれる物質と化してしまう志村妙の手料理を再現した、見た目が真っ黒なシーフードピラフだ。果たして味はいかなるものか…。ONE PIECE「ルフィのよくばり肉肉プレート」『ONE PIECE』とのコラボレーションでは「ルフィのよくばり肉肉プレート」を用意。その名の通り肉づくしのプレートは、一皿で大満足。アニメの中で、食いしん坊のルフィやチョッパーらが頬張っていたような、ターキーレッグもセットで楽しめる。HUNTER×HUNTER「ゴンのありったけを込めたパフェ」「ゴンのありったけを込めたパフェ」は、『HUNTER×HUNTER』とのコラボレーションによるもの。キメラアント編で、決意と覚悟の末に強制的にその身体を成長させたゴンの髪の毛を、長さ40cmのチョコ味のチュロスで表現した。【詳細】JUMP 50th anniversary cafe期間:2018年7月14日(土)~9月30日(日)場所:Cafe THE SUN住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー 52F営業時間:11:00~22:00(フードラストオーダー21:00/ドリンクラストオーダー21:30)※会期中無休
2018年07月12日田中亜希子が実践する二の腕シェイプ読者モデルの田中亜希子は、2018年5月31日(木)、「梅雨時期に総仕上げ!」というタイトルで、自身のオフィシャルブログを更新。服で隠されていた、たるんだ二の腕にショックを受け、集中ケアに打ち込んでいることを明かした。田中亜希子は、二の腕のマッサージに、Melvitaの「ロルロゼ ブリリアント ボディオイル」を使用。脂肪分解効果のあるピンクペッパーの配合が増えてパワーアップしたオイルは、良い香りで、リラックスできるとしている。Melvitaの「ロルロゼ ブリリアント ボディオイル」田中亜希子が愛用しているMelvitaの「ロルロゼ ブリリアント ボディオイル」は、気になる部分をなめらかに整えながら、肌を引き締めていく。ピンクペッパーを、従来のロゼエクストラ ブリリアント ボディオイルの2倍に増量。スパイシーシトラスの香りが、爽やかに香る。自然由来成分100%。「ロルロゼ ブリリアント ボディオイル」の販売価格は、5,400円(税込み)。適量を太ももや二の腕などの気になる部分に、マッサージしながらなじませて使う。マッサージは、下から上へ円を描くように行うのがポイントだ。(画像は田中亜希子 オフィシャルブログより)【参考】※田中亜希子 オフィシャルブログ※Melvita
2018年06月03日音楽フェス「ジャンプミュージックフェスタ(JUMP MUSIC FESTA)」が、2018年7月7日(土)・8日(日)の2日間、横浜アリーナにて開催される。チケットの一般発売は6月2日(土)よりスタートする。ジャンプ×音楽の融合イベント「ジャンプミュージックフェスタ」は、“「音」でつくる「週刊少年ジャンプ 50周年記念特別号」“をコンセプトに、ジャンプにゆかりのあるアーティストが出演するジャンプと音楽の融合イベント。氣志團やKANA-BOONなど出演アーティストラインナップは、夏の大型フェス出演や日本武道館単独公演も成功させたKANA-BOON、自らが主催する音楽フェス「氣志團万博」を毎年開催している氣志團、実写映画『バクマン。』の音楽を担当したサカナクション、アイドルグループ・欅坂46、楽器を持たないパンクバンドとして知られるBiSH、「銀魂」を筆頭とした「週刊少年ジャンプ」発の様々なTVアニメシリーズの楽曲を担当するロックバンドSPYAIRらが出演し、ステージを盛り上げる。それぞれの出演アーティストは、「週刊少年ジャンプ」にゆかりのある楽曲、あるいはジャンプ作品にインスパイアされた楽曲でセットリストを構成する予定だ。また、オリエンタルラジオの2人が参加する6人組ダンスボーカルグループ、RADIOFISHのスペシャルステージに、特別ゲストとしてチームしゃちほこが登場。RADIOFISHとのコラボレーションで会場を盛り上げる。ルフィやナルトが"声"で出演幕間には、人気キャラクターたちによる録り下ろしナレーションを展開。『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ、『NARUTO-ナルト-』のうずまきナルト、『僕のヒーローアカデミア』の緑谷出久、『銀魂』の坂田銀時など、ジャンプキャラクターたちの会話のやりとりを耳にすることができる。会場は限定イラストで装飾また、会場である横浜アリーナは、このイベントのために特別に描き下ろされた限定イラストで装飾。表紙風のイラストや、連載作家陣による各キャラクターイラストが、会場の各所に設置される予定だ。詳細「ジャンプミュージックフェスタ(JUMP MUSIC FESTA)」開催日:2018年7月7日(土)・8日(日)会場:横浜アリーナ(神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目10)■チケット情報料金:一般 8,640円(税込)発売日:6月2日(土) 10:00~プレイガイド:公式サイト、チケットぴあ、e+、ローソンチケット、楽天チケット<参加アーティスト>・7日(土):KANA-BOON/氣志團/サカナクション/DISH///BiSH/04 Limited Sazabys・8日(日):家入レオ/GRANRODEO/欅坂 46/Thinking Dogs/SPYAIR/FLOW/Little Glee Monster・特別ゲスト:きただにひろし/RADIOFISH ※両日出演・MC:オリエンタルラジオ/生駒里奈 ※両日出演・RADIOFISH スペシャルステージ:チームしゃちほこ・オープニングアクト:DJ シーザー【問い合わせ先】インフォメーションダイヤルTEL:03-5793-8878(平日 13:00~18:00)
2018年04月13日第2弾開催! 「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」1968年創刊の「週刊少年ジャンプ」。数々の人気作品を送り出した日本が誇る週刊漫画誌です。創刊50週年を迎えるにあたり、ジャンプ作品を扱う展覧会としては過去最大規模となる原画展が全3回に分けて開催されています。この春開幕の「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」は、その第2弾として「90年代」をテーマにしています。東京・六本木にある六本木ヒルズ森タワー52F「森アーツセンターギャラリー」にて、期間は2018年3月19日(月)~2018年6月17日(日)まで。ど迫力! 圧巻の映像展示ウェルカムゾーン、ウェティングゾーンを抜けると、オープニングシアターのスペースへ。「Jump Lightning」と「覚醒!伝説の超サイヤ人!!」の2つのオリジナル映像を見れば、一気に「ジャンプ」の世界へ誘われます。『DRAGON BALL』ファンなら興奮間違いなし!あの名シーンを再現した、ど迫力の映像シーンからはその熱量が伝わります。ヒーローに会いに行こう「ジャンプ90'sヒーローズゾーン」 Jump All Star Road I映像で一気に「ジャンプ」の世界へ誘われたら、あの人気ヒーローたちに会える「ジャンプ90’sヒーローズゾーン」へ向かいましょう。作品ごとに展示されており、『DRAGON BALL』では超サイヤ人のオーラを感じさせる黄色が眩しい壁に、見覚えのある有名シーンが描かれ、原画が多数飾られています。両さんにまた会える! 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』40年連載を続け単行本は200巻。2016年に惜しまれつつも連載を終了した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』も登場! 舞台となった派出所が会場内に出現しています。あの明るい両さんの姿を見れば、きっと元気をもらえるはず。湘北メンバーの真剣な眼差し『SLAM DUNK』バスケ経験者でなくとも誰もが一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?「ジャンプ」が誇るバスケットボール漫画『SLAM DUNK』。仲間と共にバスケを通して成長していく姿に、誰もが心を打たれました。数々の名言と、選手たちの真剣な眼差しが胸に響きます。時は次世代へバトンタッチ「Jump to 2000s」90年代を代表する作家たちの展示の次に現れるのは「Jump to 2000s」。現在大活躍中で2000年代を引っ張っていく作家たちのルーキー時代の初期作品を公開。次回7月開催のVOL.3を担うのは彼らの作品です。ファン必見の展覧会記念アイテム展覧会場内には展覧会を記念したオリジナルグッズが多数販売されているので、ファンの方はぜひチェックしてみてください。宇宙一のパフェ「フリーザさまの戦闘力530000パフェ」会場隣にある「Cafe THE SUN」限定で「JUMP 90’s CAFE」としてコラボカフェに変身! 「フリーザさまの戦闘力530000パフェ」は、2018年3月17日(土)~5月7日(月)までの期間限定でオーダーできます。一度はやってみたかった!「安西先生のタプタプリン」通期でオーダーできる「安西先生のタプタプリン」。『SLAM DUNK』の主人公・桜木花道が監督・安西先生のあごをタプタプするシーンを見て、自分もタプタプしてみたい!と思った人は少なくないはず。ついにその願いを叶えることができます。東京メトロ日比谷線「六本木駅」1Cより直結、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩4分、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」徒歩10分。あの人気ヒーローたちに会いに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-催行期間:2018年03月19日 〜 2018年06月17日住所:東京都港区六本木6-10-1電話番号:ハローダイヤル03-5777-8600(日本語のみ/8:00~22:00 年中無休)
2018年03月23日ドラマ24第50弾特別企画 「オー・マイ・ジャンプ!」の3月23日(金)放送となる最終回に、「乃木坂46」西野七瀬が出演。ジャンプ大好き大学生・火村智子役を演じる生駒里奈と“乃木坂コラボ共演”を果たすことがわかった。「オー・マイ・ジャンプ!」はドラマ24枠の第50弾企画であるとともに、2018年に創刊50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社)の全面協力を受けたドラマ。伊藤淳史が主演を務め、ジャンプ大好き大学生の火村智子役を「乃木坂46」生駒さんが演じている。23日(金)放送の最終話では土曜ドラマ24「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」とコラボ。同作でヒロインのビデオガール・天野アイを演じている「乃木坂46」西野さんが「オー・マイ・ジャンプ!」に出演。同じく「乃木坂46」メンバーで先日グループ卒業を発表した生駒さんと、女優としてドラマ作品のなかでも“共演”。伊藤さん演じる月山浩史と生駒さん演じる智子の前に、天野アイがどのように現れるのかにも注目して欲しい。撮影を終えた生駒さんは「『電影少女』はドラマをずっと見ているので、実際に天野アイ姿になったなーちゃんを見て「あ、本物だ!」という感じでした(笑)」とアイに扮した西野さんについてコメント。「長年一緒に仕事をしていますが、乃木坂46の仕事ではない単独の仕事の現場で、なーちゃんと一緒にコラボできたことは、凄く斬新で楽しかったです」と撮影の感想を語ってくれた。一方の西野さんは「電影少女の撮影は去年に撮り終えていたので、もう1回アイちゃんになるのが久々でした。生駒ちゃんがずっとやっている現場にいくという経験もなかなかないので面白かったです」と共演に着いてコメント。「現場の雰囲気が全然違うなぁって…。短い時間でしたが、生駒ちゃんも共演した伊藤淳史さんもこちらが緊張せずにいられるような雰囲気を出してくださり、リラックスして演じることができました」と収録を振り返った。「オー・マイ・ジャンプ!」は毎週金曜深夜0時12分~放送中。なお最終回は3月23日(金)深夜0時12分~放送予定。(笠緒)
2018年03月16日展覧会「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展」第2弾開催に伴って、会場に隣接するカフェ「Cafe THE SUN」とコラボレーションしたカフェ「ジャンプ ナインティーズ カフェ(JUMP 90’s CAFE)が登場。2018年3月17日(土)から6月17日(日)までオープンする。『ドラゴンボール』や『スラムダンク』など人気作のメニュー勢揃い「ジャンプ ナインティーズ カフェ」では、「週刊少年ジャンプ展」第2弾の主役となる90年代ヒーローたちをイメージした10作品15種類のオリジナルメニューを楽しむことができる。『DRAGON BALL』とのコラボレーションメニューには、悟空とフリーザの戦いにおける名セリフ"クリリンのことかーっ!"をモチーフに、カレーの上にセリフとイラストをのせた「クリリンのことカレー」や、フリーザの顔を大胆に描いた「フリーザさまの戦闘力530000 パフェ」といった、ファン必見のフードやスイーツが登場。また、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』からは4年に1度の夏季オリンピック開催時にしか目覚めないレアキャラをテーマにした「日暮熟睡男特製きのこパスタ」が、『SLAM DUNK』からは、安西先生をプリンで表現した「安西先生のタプタプリン」がラインナップ。あえて主人公を外した、マニアックなメニューが考案されている。なお、一部のメニューは提供期間が限られているので、メニューの詳細を参照してほしい。コースターのプレゼントもコラボレーションメニューを注文すると、各メニューの作品に合わせたノベルティコースターがプレゼントされる。お気に入りの作品のメニューを味わって、ここでしかもらえないコースターをゲットしよう。詳細ジャンプ ナインティーズ カフェ(JUMP 90’s CAFE)期間:2018年3月17日(土)~6月17日(日) ※前期と後期でメニューが入れ替わる。※会期中無休会場:THE SUN & THE MOON 「Cafe THE SUN」(六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー&展望台&森美術館併設のカフェ)営業時間:11:00~22:00(フードL.O. 21:00/ドリンクL.O. 21:30)メニュー例:・クリリンのことカレー 1,580円(税込) ※前期3月17日(土)~5月7日(月)限定・フリーザさまの戦闘力 530000パフェ 1,480円(税込) ※前期3月17日(土)~5月7日(月)限定・日暮熟睡男(ひぐらしねるお)特製きのこ パスタ 1,450円(税込)・安西先生のタプタプリン 1,380円(税込)※カフェの利用には、ジャンプ展VOL.2、展望台、森美術館いずれかの入館券が必要。※メニューは数量限定のため、なくなり次第その日の提供が終了する。※ノベルティコースターは1メニューにつき1枚。※ノベルティコースターはなくなり次第終了。※メニューの内容・提供期間は変更する場合がある。
2018年03月15日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、最高賞である作品賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』が輝いた。最多13部門でノミネートされていた同作は、監督賞、美術賞、作曲賞も獲得し、最多4冠を達成した。受賞スピーチでギレルモ・デル・トロ監督は、数週間前にスティーヴン・スピルバーグから「もし受賞したらレガシーの一部なんだ。誇りに思え」と言われたことを明かし、「本当に誇りに思います」と感無量の様子。そして、「いま状況を変えようとしている若い人たちに捧げたい」と語った。同作は、1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代が舞台。清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか、というストーリー。作品賞は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のほか、『君の名前で僕を呼んで』『ウィンストン・チャーチルヒトラーから世界を救った男』『ダンケルク』『ゲット・アウト』『レディ・バード』『ファントム・スレッド』『ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書』『スリー・ビルボード』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、作品賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』が輝いた。最多13部門でノミネートされていた本作が、美術賞、作曲賞、監督賞と合わせて合計4冠を達成した。■映画賞レースを牽引した本作!第29回全米製作者組合(PGA)賞のダリル・F・ザナック賞をはじめ、本年度の映画賞を席巻した究極のファンタジー・ロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』。今回は作品賞、監督賞(ギレルモ・デル・トロ)、主演女優賞(サリー・ホーキンス)、助演男優賞(リチャード・ジェンキンス)、助演女優賞(オクタヴィア・スペンサー)、脚本賞(ギレルモ・デル・トロ)、作曲賞、編集賞、衣裳デザイン賞、美術賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞の最多13部門でノミネート。結果、美術賞、作曲賞、監督賞と作品賞の4部門を受賞。オスカー前哨戦では『スリー・ビルボード』と接戦を繰り広げていた。■『シェイプ・オブ・ウォーター』とは?政府の極秘研修所で働くイライザは、ある日密かに運び込まれた不思議な生きものを目撃する。一目でその“彼”に心を奪われたイライザは、こっそりと会いに行くように。幼少期のトラウマから声を失った彼女は、言葉を発することを必要としないコミュニケーションで“彼”と心を通わせていく。だが、ある日、“彼”が国家の威信をかけた実験の犠牲となることを知ったイライザは、ある決断をするのだが…。『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。■受賞者コメントデル・トロ監督は封筒をきちんと確認するユーモアをみせつつ、自身のメキシコでの子ども時代をふり返り、「こんなことが起きるなんておもってなかった」と感激いっぱいの様子。そして、「数日前スピルバーグがこう言いました。『受賞したらレガシーの一部なんだ。光栄に思っていいよ』と。僕はこれを、いま状況を変えようとしている若い世代に捧げたい。私がメキシコに住んでいたとき、こんなことが起きるとは思わなかった。みんなにつたえたいんだ、夢は実現することができると。どうか切り開いてやってきてください」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、監督賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が輝いた。デル・トロ監督は、同賞に初ノミネートで初受賞を果たした。■今年、最多となる13部門にノミネート!最多13部門にノミネートされた本作は、監督賞をはじめ、美術賞、作曲賞(アレクサンドル・デスプラ)に輝いている。■『シェイプ・オブ・ウォーター』とは?米ソが冷戦を繰り広げていた1962年、政府の極秘研究機関で清掃員として働く女性イライザと、そこで出会った“不思議な生き物”が言葉を超えた運命の愛を織りなすファンタジックなラブストーリー。映画は昨年のヴェネチア国際映画祭にて満場一致で金獅子賞に輝き、デル・トロ監督もゴールデングローブ賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、英国アカデミー賞などで監督賞を受賞している。過去に代表作『パンズ・ラビリンス』でオリジナル脚本賞にノミネートされたことがある。『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。■受賞者コメント今回初受賞となったデル・トロ。「私はメキシコからの移民です。多くの皆さんと同じように。過去25年会自分の国に住んでいました」と話しはじめ、「この業界も、もっと国境を超えて仕事を進めていくべきだと思うんです」とアツいコメント。また、ミュージカルもスリラーも入った本作をやろとついてきくれた人たちへの大きな感謝を寄せ、「父が母が、兄弟が皆さんに感謝を言っています。僕からも本当にありがとうございます」と歓喜の様子で話した。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日展覧会「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展」の第3弾「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」が森アーツセンターギャラリーで開催される。会期は、2018年7月17日(火)から9月30日(日)まで。「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念し、創刊から現在までを3期に渡って紹介する本展。80年代から90年代の作品にフォーカスした第1弾、第2弾に続く今回は、2000年代の作品を特集する。会場では、『ONE PIECE(ワンピース)』や『NARUTO-ナルト-』などの2000年代のビッグタイトルから現在連載中の作品まで、圧倒的な支持を受ける数多の傑作の原画が集うほか、作品世界を堪能できる様々な趣向を凝らした展示を行う。『ONE PIECE』の展示スペースでは、冒険の軌跡と膨大な原稿の展示を、カラーライトとミラーで演出。「カレイドスコープ」を思わせる幻想的な空間となっている。また、『僕のヒーローアカデミア』 の展示スペースには、人気キャラクターのアメコミ風トイボックスを設置。今回からの特別施策として、携帯電話やスマートフォン、タブレットに限り会場内の写真撮影が解禁されるため、作りこまれた展示空間を撮影しながら堪能することができる。公開に先駆けて、前売券第2弾が2018年5月12日(土)より販売される。また、数量限定でキャラクターの描かれたピンズセットや特製プリントなど、様々な特典が用意されているチケットもあるので、吟味して選んでみて。【詳細】創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-会期:2018年7月17日(火)~9月30日(日)会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階開館時間:10:00~20:00 当日券料金:一般・学生 2,000円、中高生 1,500円、4歳~小学生 800円※会場内写真撮影が携帯電話・スマートフォン・タブレットに限り可能。先行公開日と平日(一部除外日あり)は全エリア撮影可、土日祝日・8月13日(月)~17日(金)・9月25日(火)~28日(金)は一部エリアのみ撮影可。混雑時は作品保護や安全管理のため運用基準を変更の場合あり。一部展示物は例外あり。 ■その他チケット情報 ※4月16日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」20号でも来場特典情報や、チケット情報について発表・限定ピンズセット付前売券販売期間:2018年4月21日(土)10:00~7月16日(月祝)23:59 ※完売次第終了販売場所:セブンネットショッピング価格:9,700円(数量限定販売) ・先行公開日券 ※7月15日(日)、16日(月祝)のみ有効販売期間:5月12日(土)10:00~7月14日(土)23:00 ※7月15日(日)、16日(月祝)指定可、完売次第終了販売場所:セブンチケット価格:一般/学生2,000円、高校生/中学生1,500円、4歳~小学生800円・前売券/特製プリント付前売券販売期間:5月12日(土)10:00~7月16日(月祝)23:59販売場所:セブンチケット価格:一般/学生1,800円(2,000円)、高校生/中学生1,300円(1,500円)、4歳~小学生500円(800円)※カッコ内料金は、特製プリント付き前売券の場合・前売優先入館券 販売期間:5月12日(土)10:00~7月16日(月祝)23:00 ※先行公開日以外全日程指定可能、完売次第終了販売場所:セブンチケット価格:一般/学生1,800円、高校生/中学生1,300円、4歳~小学生500円・特製プリント付前売券販売期間:7月17日(火)0:00~9月30日(日)12:00販売場所:セブンチケット価格:一般/学生2,200円、高校生/中学生1,700円、4歳~小学生1,000円・優先入館券販売期間:7月17日(火)0:00~9月29日(土)23:00 ※7月18日(水)以降の会期日指定可能、完売次第終了販売場所:セブンチケット価格:一般/学生2,200円、高校生/中学生1,500円、4歳~小学生800円 ※8月11日(土・祝)~8月19日(日)の期間のみ9:00~21:00 ※最終入館は30分前。■原画展示予定作品秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/葦原大介『ワールドトリガー』/麻生周一『斉木楠雄のΨ難』/天野明『家庭教師ヒットマン REBORN!』/荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』/原作:稲垣理一郎 作画:Boichi『Dr.STONE』/原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介『アイシールド 21』/うすた京介『ピューと吹く!ジャガー』/大石浩二『いぬまるだしっ』『トマトイプーのリコピン』/原作:大場つぐみ 漫画:小畑 健『DEATH NOTE』『バクマン。』/尾田栄一郎『ONE PIECE』/叶恭弘 『エム×ゼロ』/河下水希『いちご 100%』/川田 『火ノ丸相撲』/岸本斉史『NARUTO-ナルト-』/原作・監修:岸本斉史 漫画:池本幹雄 脚本:小太刀右京『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』/久保帯人『BLEACH』/吾峠呼世晴『鬼滅の刃』/許斐剛『テニスの王子様』/古味直志『ニセコイ』/澤井啓夫『ボボボーボ・ボーボボ』/椎橋寛『ぬらりひょんの孫』/篠原健太『SKET DANCE』/島袋光年『トリコ』/原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか 『約束のネバーランド』/鈴木信也『Mr.FULLSWING』/空知英秋『銀魂』/田畠裕基『ブラッククローバー』/田村隆平『べるぜバブ』/原作:附田祐斗 作画:佐伯 俊 協力:森崎友紀 『食戟のソーマ』/筒井大志『ぼくたちは勉強ができない』/冨樫義博『HUNTER×HUNTER』/仲間りょう『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』/西義之『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』/原作:西尾維新 漫画:暁月あきら『めだかボックス』/藤巻忠俊『黒子のバスケ』『ROBOT×LASERBEAM』/古舘春一『ハイキュー!!』/星野桂『D.Gray-man』/原作:ほったゆみ 漫画:小畑 健『ヒカルの碁』/堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』/松井優征『暗殺教室』『魔人探偵脳噛ネウロ』/ミウラタダヒロ『ゆらぎ荘の幽奈さん』/漫画:矢吹健太朗 脚本:長谷見沙貴『To LOVE る-とらぶる-』/矢吹健太朗 『BLACK CAT』 ※原画展示予定作品は変更・追加になる場合あり。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600 ※日本語のみ、8:00~20:00(年中無休)
2018年03月01日◼︎切なくも愛おしい、新たなるファンタジー・ロマンスの傑作本日ご紹介するのは、ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる「金獅子賞」を受賞し、来たるアカデミー賞でも作品賞・監督賞・主演女優賞をはじめ、多数の賞にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』です。内戦後のスペインに生きる少女を描いたダーク・ファンタジー『パンズ・ラビリンス』や、菊地凛子・芦田愛菜も出演したSF怪獣映画『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が、清掃員として働く口のきけない中年女性と、半魚人のような姿をした不思議な生きものとのロマンスを描きます。種族を超えたラブストーリーはこれまでも、『シザーハンズ』やディズニー映画『リトル・マーメイド』『美女と野獣』などで描かれてきました。しかし、本作はこれまでの作品とはひと味違います。その理由は、恋に落ちるふたりがどちらも見た目麗しい美女や美男ではなく、社会からはみ出した者たちであること。60年代という時代設定ながらも、どこか新しさを感じる、おとぎ話の傑作の誕生です。◼︎『シェイプ・オブ・ウォーター』のストーリー1962年、アメリカとソ連の冷戦時代。1階が映画館という変わったアパートでひとり暮らしをしているイライザ(サリー・ホーキンス)は、幼い頃のトラウマから口がきけないが、そのことに特に不便も感じず、職場と家を往復するだけの日常を過ごしていた。アメリカ政府の機密機関「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いているイライザ。彼女にとって、手話で会話することのできる同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と、アパートの隣の部屋に住む売れない画家のジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)だけが、数少ない友人だった。そんなある日、新しくセンターに異動してきたホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)率いる研究チームが、アマゾンの奥地で現地の人々から神として崇められていた生きものを運び込む。半魚人のような姿をしたその不思議な生きものは、威圧的なエリート軍人ストリックランド(マイケル・シャノン)によって監視されていた。その不思議な生きものに虐待を行い、逆襲され傷を負ったストリックランドから、血に染まった部屋の清掃を頼まれたイライザ。彼女は、掃除の合間にその生きものの姿を盗み見て、”彼”(ダグ・ジョーンズ)の奇妙だが神々しくもある姿に一目で心を奪わるのだった。次の日から密かにその不思議な生きものの元へと通い始めたイライザは、自分の大好物のゆで卵を差し出し、”彼”と心を通わせるようになる。だが、ストリックランドが”彼”を生体解剖する計画を進めていることを知り……。◼︎見どころは、仄暗い青と緑につつまれた映像美本作の冒頭から、観客はその映像の美しさに目を奪われ、すぐに『シェイプ・オブ・ウォーター』の世界に没頭してしまうことでしょう。本作の色合いは、全体的に彩度が低く、主人公イライザのアパートの部屋から、清掃員たちのユニフォームまで、青や緑、琥珀色など水を連想させるような色であふれています。全編を覆う仄暗い青や緑の色合いの中で、「血と愛の色としてのみ使っている」とデル・トロ監督が語る、差し色としての”赤”がとても効いています。また、物語を水のように変動させるために「すべてが動いている」という流動性ある映像や、水中に似せた水のしたたりを見せることができる「擬似水中撮影技術」によって、俳優たちが目を開けたまま水中のシーンを演じることができたというシーンにも注目です。アカデミー主演女優賞にノミネートされたイザベラ役のサリー・ホーキンスの演技はもちろんのこと、主人公イザベラの同僚で、何かとイザベラの世話を焼くゼルダ役で同助演女優賞にノミネートされたオクタヴィア・スペンサー(『ドリーム』『gifted/ギフテッド』)の熱演も必見です。3月4日(現地時間)に開催されるアカデミー賞の授賞式の前に、ぜひ本作をスクリーンで確認してみませんか?◼︎『シェイプ・オブ・ウォーター』公開情報『シェイプ・オブ・ウォーター』3月1日(木)全国ロードショー監督:ギレルモ・デル・トロ『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スツールバーグ、オクタヴィア・スペンサー配給:20世紀フォックス映画上映時間:124分公式サイト: 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月28日第90回アカデミー賞で最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が来日。取材に応じ「どんな形にも変化する水は、愛の多様性を示している」と世界中を席巻する異色のラブストーリーについて語った。■映画が描くさまざまな愛の形(=シェイプ)米ソが冷戦を繰り広げていた1962年、政府の極秘研究機関で清掃員として働く女性イライザ(サリー・ホーキンス)と、そこで出会った“不思議な生き物”(ダグ・ジョーンズ)が、運命的な出会いを果たす…。アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞など最多13部門にノミネート。特に、芸術的な功績を評価すべきタイミングにあるデル・トロ監督は、今年の監督賞に最も近い存在だ。「自分なりの映画愛を詰め込み、詩的なパワーと美意識を表現できた作品で、評価されたことを光栄に思うよ」と大きな体全身で喜びを表す。「物語の主軸は口がきけない女性と、アマゾンの奥地で神と崇められている“不思議な生き物”の種族を超えたラブストーリーだ。加えて、友情や奉仕の気持ち、未来や科学に対するあこがれといった愛の多様性を描いている。モチーフに水を選んだのは、どんな形にも変化するから。映画を見れば、水を飲む、涙を流す、雨が降る、卵をゆでる…そんな水の描写に気づくはず。それらを通して、愛がもつ可能性を追求したかったんだ」■ファンタジーだからこそ「現実的なメッセージが伝わる」種族の違いを乗り越えるラブストーリーといえば、アンデルセンの「人魚姫」に始まり、『シザーハンズ』や『美女と野獣』など古今東西、数多く存在するが、どれも幻想的な寓話として、愛の本質を問いかける名作ばかりだ。ダークファンタジーの傑作『パンズ・ラビリンス』でも知られるデル・トロ監督は、「ファンタジーだからこそ、現実的なメッセージを投げかけることができる。愛や平和といった人類規模の大きな概念、思想を伝えるには、最も効果的な手法なんだ」とその“効用”を力説する。その上で1962年が舞台になった点にも、重要な意味がある。「明るい未来が提唱される一方、人種差別や不平等、核戦争の恐怖が根深い社会だった…。そう、2018年の現在も、状況はまったく変わっていない。このシナリオを書き始めたのは2011年頃で、当時はトランプが大統領になるなんて、想像もできなかったけど(笑)、メキシコ出身のマイノリティとして、圧力を感じていたんだ」。レトロフューチャーな美術や衣装も見どころだが、他者を恐れ、排除しようとする今日の切実な“リアリティ”こそが、奇妙で純粋なラブストーリーをより輝かせているのだ。■“不思議な生き物”最大のこだわりは、お尻?過去にも多種多様なモンスター、クリーチャーが躍動していたデル・トロ作品。ただ、本作に登場する“不思議な生き物”は、女性が一目ぼれする恋愛対象としての“説得力”が必要だった。「リアルであると同時に美しい…。女性の情熱を駆り立てる存在でなければいけなかった。だから、デザインの際には女性の意見をたくさん聞いたんだ。アレハンドロ(・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の奥さんに、初期のデザイン画を見せたら『この唇なら、私は絶対キスしない』ってダメ出しされたよ(笑)」キャラクターの印象を左右する瞳については「キュートにすべきか、知的に見せるべきか」と議論を重ねた。全身のシルエットは、細マッチョなスイマー体型に。「一番こだわったのは…、やっぱりお尻じゃないかな」。また「後に気づいたんだけど、顔のパーツは、ウルトラマンに影響を受けているかもしれないね。穏やかで神々しいバランスなんだ」と秘話を明かしてくれた。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:シェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Fox
2018年02月27日1968年に創刊され今年で50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社)は、創刊から現在までの歴史をふり返る展覧会「週刊少年ジャンプ展」を全3期にわたり開催。この度、3月19日(月)から始まる「週刊少年ジャンプ展 VOL.2」と合わせて楽しめる、スペシャルイベント「ジャンプ図書館」が3月15日(木)より同じ六本木ヒルズにて開催されることが分かった。■創刊~2018年14号まで2,406冊! 約1.4トン! 約60m!六本木ヒルズ ヒルサイド2階にある「ヒルズ カフェ/スペース」にオープンする「ジャンプ図書館」は、創刊号から週刊少年ジャンプ2018年14号(3月5日発売号)まで発行された2,406冊もの「週刊少年ジャンプ」のほとんどが読める夢の企画(※一部抜けている号あり)。重さに換算すると約1.4トン、積み上げると高さ約60m、そして13号までの総合計発行部数はなんと75憶部以上!今回このスペースでは、机やイス、内装は「週刊少年ジャンプ」で作られ、50年の歴史を感じながら、展示してあるジャンプの全てを無料で読むことが可能。さらに、ジャンプロゴのラテアートを施したカフェラテなど、コラボドリンクも用意されているという。■ジャンプ展VOL.3開催決定!VOL.2に続き、創刊記念月間の7月には「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」が、引き続き六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて開幕。創刊以来、伝説的なマンガコンテンツを生み出し、走り続けてきた「週刊少年ジャンプ」が、ヒット作のみに甘んじることなく、やむことなき挑戦で新しいファンを獲得していく2000年代の飛躍を展示。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治)、「斉木楠雄のΨ難」(麻生周一)、「ONE PIECE」(尾田栄一郎)、「銀魂」(空知英秋)などなど、長く続く超ビッグタイトルから現在連載中の作品まで、圧倒的な支持を受ける数多くの傑作の原画展示が予定されているほか、作品世界を堪能できる様々な趣向をこらした展示が催されるようだ。今回の発表とあわせて、「ジャンプ展VOL.3」の公式ビジュアルも公開された。「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」は7月17日(火)~9月30日(日)森アーツセンターギャラリーにて開催。※会期中無休「ジャンプ図書館」は3月15日(木)~26日(月)六本木ヒルズ ヒルサイド2F「ヒルズ カフェ/スペース」にて開催。「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」は3月19日(月)~6月17日(日)森アーツセンターギャラリーにて開催(先行公開は3月18日)。※会期中無休(cinemacafe.net)
2018年02月26日平昌オリンピックのスキージャンプで、銅メダル獲得という活躍を見せた高梨沙羅選手。ソチオリンピックに出場した17歳のときは、まだあどけなさが残る表情が印象的でしたが、現在は21歳。4年前と比べ、グッと大人っぽく美人になった彼女にビックリした人も多かったのでは?今回はそんな高梨選手のメイクについて分析してみました!高梨選手のメイクのポイントを紹介高梨選手がメイクにハマったのは20歳ぐらいの頃。周囲のすすめで気分転換にとメイクを始めたところ、ハマってしまったとの話です。今は資生堂がスポンサーについていて、メイク指導なども受けているらしいですよ。メイクをするとスイッチが入って、競技に集中できるという彼女。私たちもそのメイクのテクニックをぜひ取り入れたいですね。■目、眉…部位別・メイクの詳細◎アイメイクまず、印象的なのはアイメイク。アイラインとブラウンメイクが特徴です。アイラインは黒で、上まつげの「目の際~目尻~下まつげの際」までを、くの字型に囲んでいます。さらにブラウンアイシャドウを重ね、目尻を囲んでいますね。二重の部分にも暗めのブラウンシャドウをぼかしています。◎ノーズシャドウ眉頭から鼻筋にかけてはナチュラルですが、ノーズシャドウを入れています。これでかなり彫の深い顔立ちが実現!高梨選手は健康的な肌色なので、ノーズシャドウやブラウンシャドウがナチュラルに映えていますが、色白さんは、ブラウンの色調をもう少しベージュ寄りにするといいかもしれません。◎涙袋メイクそして涙袋にも注目です。実は涙袋の部分に、ごく自然にですが、パールベージュを乗せて涙袋メイクをしているのです。キュートさの中にも大人っぽさが出るこのテクニックは、ぜひ真似したいところです。◎まつげのカール高梨選手はまつげエクステをつけているかもしれませんが、まつげ自体もキュッと上げ、アイメイクを強調しています。まつエクをしていない人はカールアップ&カールキープタイプのマスカラを使って、しっかりまつげのカールをキープするといいでしょう。◎眉メイク眉は眉山を作らないストレート眉です。長さも短めで、ここはアスリートらしく意思のある強い眉になっていますね。このストレート眉は2018年のトレンド眉でもあるので、アスリートではないみなさんにもおすすめ。◎リップメイク目元がしっかりメイクなので、口元はあっさりとリップクリームで仕上げているようです。21歳の女子らしいキュートさが出ていますね。■高梨選手風メイクを取り入れて「ストレート眉+しっかりアイメイク」で、絶妙な女性っぽさのバランスを取っている高梨選手のメイク。彼女の大変身を目にして「メイクって大切!」「ちょっと真似したい!」と思った女子は少なくないのではないでしょうか?高梨選手風のメイクは、プチプラコスメでも充分、対応可能なので挑戦してみてくださいね。美女度を上げて、気になる彼をあっと言わせちゃいましょう!
2018年02月17日第90回アカデミー賞で最多13部門にノミネートされるなど、大きな注目を集めるギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』。このたび、デル・トロ監督や主人公イライザを演じたサリー・ホーキンスらが本作について語るインタビューと、未公開シーンも含む本編による特別映像がシネマカフェに到着した。本作は、本年度ベネチア国際映画祭で満場一致の金獅子賞ほか、第75回ゴールデン・グローブ賞監督賞、第70回全米監督協会賞などを受賞したギレルモ・デル・トロ監督の最新作。声を発することのできない女性イライザと、不思議な生きもの“彼”との切なくも愛おしい究極のファンタジー・ロマンスを、監督独特の映像美で描き出す。まず、「“美女と野獣”を描くならこだわりがあった。野獣は変身させない」と語るのは、自ら脚本も手がけたデル・トロ監督。また、「水と愛は似ている。愛と水は宇宙で最も柔軟で力強いんだ」と本作のタイトル“水の形”に掛けた意味を説明する。また、声を発することはできないイライザの孤独と“彼”への思いを全身全霊で演じきり、アカデミー賞ほか数多くの主演女優賞にノミネートされたサリー・ホーキンスは、「不思議な生物に恋する女性の物語なの。人が怪物だと言っても彼女には関係ない。愛が壁を打ち破ったの。愛の力は偉大なの。誰にも止められない」と熱弁する。イライザが心を許せる数少ない人物、同僚ゼルダ役のオクタヴィア・スペンサーも「イライザは心の声に従った。彼女は声が出なくても強い信念を持ってる」と、その強さを説明、同じく隣人ジャイルズ役を演じたリチャード・ジェンキンスは「良くも悪くも“彼”が皆を変えた」と神秘的で不思議な“彼”についても言及する。現在のような「乱世に語りたいおとぎ話だ」とデル・トロ監督が言葉を強める本作。そんなイライザと“彼”の究極の愛を、まずはここから確かめてみて。『シェイプ・オブ・ウォーター』は3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月12日第70回全米監督協会(DGA)賞が3日(現地時間)にロサンゼルスで発表され、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が長編映画監督賞を受賞した。デル・トロ監督は初ノミネートにして受賞という栄冠。今回の候補者はクリストファー・ノーラン監督(『ダンケルク』)を除いて、グレタ・ガーウィグ監督(『レディ・バード』)、マーティン・マクドナー(『スリー・ビルボード』)、ジョーダン・ピール監督(『ゲット・アウト』)の3人もこれが初めてのノミネートだった。『ゲット・アウト』がデビュー作だったジョーダン・ピール監督が新人監督賞を受賞した。グレタ・ガーウィグも『レディ・バード』が単独での監督デビュー作だが、2008年に『Nights and Weekends』(原題)で共同監督を務めたため、新人監督賞候補には入っていない。ドキュメンタリー部門は『City of Ghosts』(原題)のマシュー・ハイネマン監督(『カルテル・ランド』)が受賞した。TV部門では、ジャン=マルク・ヴァレ監督が「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」でTV映画/ミニシリーズ部門監督賞を受賞。ドラマ・シリーズ部門は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のエピソード「Offred」のリード・モラーノ、「コメディ・シリーズ部門は「Veep/ヴィープ」のエピソード「Chicklet」のベス・マッカーシー=ミラーが受賞した。DGA賞とアカデミー賞監督賞の受賞結果はこれまでほぼ一致していて、違う結果になったのは過去に7回だけ。最近では2012年にベン・アフレックが『アルゴ』でDGA賞を受賞したが、アカデミー賞にはノミネートされず、その年のオスカーはアン・リー(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』)が受賞した。今年のアカデミー賞候補にも強敵がそろっているが、果たして結果はどうなるか。第90回アカデミー賞は3月4日(現地時間)に発表される。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月04日日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作で主演を務め、2度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたのが英国女優のサリー・ホーキンス。今年は、彼女の出演映画が3作も連続公開される。1976年生まれ、イギリス・ロンドン出身のサリー・ホーキンスは、98年にヴィヴィアン・リーやケネス・ブラナーら錚々たる俳優たちを輩出した王立演劇学校(RADA)を卒業後、舞台女優として活躍。『人生は、時々晴れ』(’02)で映画デビューすると、2008年に主演した『ハッピー・ゴー・ラッキー』でゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞し、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を獲得した。パク・チャヌク監督『お嬢さん』の原作としても知られるサラ・ウォーターズの小説のTVドラマ化「荊の城」(’05)にも主演、13年には『ブルージャスミン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされており、演技派女優としての評価は抜群。超大作『GODZILLA ゴジラ』(’14)にも出演した。そんなサリーは、今年最も注目を集めている女優の1人だ。冒険物語のさし絵画家・ブラウン夫人『パディントン2』公開中2014年に本国イギリスで公開されるや、『アナと雪の女王』のオープニング記録を破った『パディントン』。ペルーのジャングルから憧れのロンドンへやって来た紳士なクマがブラウン家の人々と出会い、慣れない都会暮らしで次々とハプニングを起こしながらも、家族の一員となっていく様子を描いた。その続編となる『パディントン2』では、前作同様、ブラウン夫人を演じる。役どころ<ブラウン夫人>冒険物語のさし絵画家。最近は水泳にハマっていて、フランスまでドーバー海峡を泳いで渡る練習中。大らかな性格で想像力豊か、好奇心旺盛。“クマ人生最大のピンチ”を迎えるパディントンを助けるため、家族の先頭に立って奔走する。サリー・ホーキンスのここに注目!駅で途方に暮れていたパディントンをあたたかく迎え入れ、誰よりも早く家族として受け入れたブラウン夫人の寛容さや優しさは、サリー自身が醸し出す穏やかな雰囲気にぴったり。パディントンやブラウン家族のことを「本当の家族のように愛している」と語る彼女の純粋で誠実な一面が、今作を家族愛に満ちたハートフルな作品に昇華させている。パディントンの声を務めるベン・ウィショーは、RADAの後輩にあたる。アマゾンから来た“彼”に心奪われる孤独な女性『シェイプ・オブ・ウォーター』3月1日(木)全国公開『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る、切なくも官能的で愛おしいファンタジー・ロマンス。サリーは、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合(SAG)賞などに多数ノミネートされ、第71回英国アカデミー(BAFTA)賞、第90回アカデミー賞にもノミネートされている。役どころ<イライザ>政府の極秘研究所に清掃員として勤めるイライザは、秘かに運び込まれたアマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”と出会う。子どもの頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”の奇妙で、どこか魅惑的な姿に心を奪われ、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。サリー・ホーキンスのここに注目!子どもの頃のトラウマで声を失い、孤独だったイライザが愛する者を守るため、強くたくましく変わっていく姿を体現したサリー・ホーキンスの渾身の演技は必見!溢れんばかりの感情を、言葉を発することなく全存在をかけて表現し、切なくも愛おしい、誰も観たことのないラブストーリーへといざなってくれる。夫の愛に支えられたカナダの画家に『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』3月3日(土)全国公開カナダの美しい四季と動物たちの素朴で愛らしい絵を、色鮮やかに描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレットを描いた実話『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れていく。ベルリン国際映画祭をはじめ世界の名だたる映画祭で上映され、観客賞ほか多くの賞を受賞。「荊の城」でも組んだアシュリング・ウォルシュ監督との再タッグ。役どころ<モード・ルイス>カナダ・ノバスコシア州出身のフォーク・アート画家。若年性関節リウマチを患い、生涯にわたって手足が不自由で体も小さかった。カナダの美しい風景、動物、草花をモチーフに、明るい色彩とシンプルなタッチで温かみと幸福感のある絵を描いた。サリー・ホーキンスのここに注目!絵本作家の両親を持ち、自身もイラストレーター志望だったサリーは、モードの役作りのために素朴派画家の絵画クラスに数か月間通ったという。子どもの頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモードと、孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット(イーサン・ホーク)とのはみ出し者同士の同居生活で、不器用でありながらも前向きに生きる姿を熱演!多くの大人の共感を集めること間違いなし。(text:cinemacafe.net)
2018年01月28日