『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』(日本公開は2012年)劇中で、スターシェフのアレクサンドル(演:ジャン・レノ)は、パリ市内の各所でTVの料理番組をロケ収録している。映画ラストで、劇中ロケ地として出てくるのがトロカデロ庭園だ。アレクサンドルと相棒のジャッキー(演:ミカエル・ユーン)の背後に噴水とエッフェル塔が見える。庭園はオープンスペースで入園料不要、最寄り駅はメトロ6番線、9番線のTrocadro駅だ。セーヌ側を見下ろす斜面に庭園が広がる。トロカデロ庭園やシャイヨー宮のテラスは、エッフェル塔の全身を見ることのできる事実上唯一の場所だ。手のひらにエッフェル塔を載せたり、頭の上から生やしている写真の多くはここで撮影されている。午前中は塔に対して逆光になり人物の顔が陰になるので、カメラの逆光モードを使用するなど露出に気をつけたい。またエッフェル塔は直下にメトロの駅がなく、Trocadro駅が最寄り駅だ。構内にもエッフェル塔(tour Eiffel)方面出口と案内されている。駅を出てからシャイヨー宮を抜け、トロカデロ庭園を通り、イエナ橋を渡るコースは、さくさく歩けば10分かからずエッフェル塔に到達できるが、ここでは景色を楽しもう。<ストーリー>パリの“三ツ星”レストランのシェフ、アレクサンドルはスランプ。次の品評会で星を一つでも失えば店の運命は終わる。そんな折にアレクサンドルが出会ったのが、老人ホームのペンキ塗りをしていたジャッキー・ボノ。彼は天才的な舌を持っているにも関わらず、生意気な性格のせいで数多のレストランをクビになってばかりいるのだった。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 2012年12月22日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 GAUMONT - TF1 FILMS PRODUCTION - A CONTRACORRIENTE FILMS
2013年09月08日パリ有数の超高級三ツ星フレンチレストランを舞台に、問題だらけの寄せ集めシェフたちが団結して奇跡を起こそうとする姿を描く『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』。本作でスランプ気味のベテランシェフを演じたジャン・レノが来日、話を聞いた。その他の画像ジャン演じるアレクサンドルは、超高級レストラン“カルゴ・ラガルド”の天才シェフ。ところが、スランプで新作が生み出せず、来たる審査会で星をひとつでも失えば店の運命はジ・エンド! 背水の陣の彼は、腕はあるが生意気な若造シェフのジャッキー(ミカエル・ユーン)と組み、起死回生を図るストーリーだ。「アレクサンドルとジャッキーの関係は、まるで父と子のようだった」と感想を語るジャン。当初のシナリオでは想定外だったが、「僕とミカエルで“味付け”を変えた(笑)」そうで、「ジャッキーが求婚するシーンでアレクサンドルが指輪を渡すけれど、僕のアイデアだよ。“この指輪を使え”って、父と子の関係に似ているよね。いい効果が出た。ミカエルと僕の錬金術だよ(笑)」と満足げに回想する。血の滲むほどの努力を重ね、完成した料理だけが評価の対象になるシェフの世界。「他人の評価を気にする点では、料理人も俳優も似ているね」と本作に出演して、自身との共通項を見出したというジャン。「重圧の中での仕事で、アレクサンドルのように家族との時間をすべて犠牲にする料理人の世界は、実に厳しい。それは俳優でも同じことだよ」と目を細めるが、ジャンのように第一線で輝く秘訣は「自分を見失わないこと」が重要だと続けた。「かつてフランスのシャルル・ド・ゴール大統領は“上に行けば行くほど風が強い”と言ったが、同感だよ。お世辞に耳を貸さず、批判的なものも読まない。そう心がけているよ」。問題だらけの寄せ集めシェフたちが奮闘する本作を観て改めて思うことは、料理の世界は人生の皮肉や悲哀、歓喜や希望を描くモチーフとして最適だということだ。ジャンも「この種の映画は、多様性があるよね」と持論で同調する。「僕は人生で同じことを繰り返すことをしなかったが、それは料理のように多様性をキープしているからだよ。今まで映画で刑事やスパイを演じたけれど、そのどれもが違う存在だった。僕は、一色には染まらない。それこそが僕が俳優業を楽しめた理由で、この映画を心底満喫した最大の理由でもあるよ」。『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』12月22日(土)より、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開取材・文:鴇田 崇
2012年12月21日グウィネス・パルトロウが『Blood,Bones&Butter』(原題)へ出演交渉中のようだ。グウィネスは、シェフであるガブリエル・ハミルトンの同名自叙伝の映画化となる本作で、ガブリエルを演じることになるかもしれない。原作は、自由奔放なガブリエルがニューヨークにあるレストラン「プルーン」のオーナーになるまでを描いたサクセスストーリーで、映画化作品はメリル・ストリープが料理家を演じた『ジュリー&ジュリア』と同様のタッチになるようだ。ロドリゴ・テイシェイラが、アン・ケリーやミンディ・ゴールドバーグと共にプロデューサーを務める予定だ。グルメで知られるグウィネスは、以前「My Father’s Daughter」という料理本も出版しており、自身のライフスタイルを紹介しているウェブサイトの「goop」では、お勧めのレストランやレシピ、ホームパーティーでのおもてなしアドバイスなどを掲載している。グウィネスは現在、ロバート・ダウニーJr.主演作『Iron Man 3』(原題)を撮影中のほか、年内にはマーク・ラファロ、ジョエリー・リチャードソンと共演したコメディ映画『Thanks for Sharing』(原題)が公開予定だ。
2012年07月20日ロッテリアは24日、川越達也シェフプロデュースの「川越シェフ グリルエビバーガー」を「ロッテリア」店舗にて発売する。価格は単品480円。メイン具材であるグリルエビパティには、大粒サイズのバナメイ種のエビを使用。エビのすり身をベースにホタテエキスやブラックペッパー、ホワイトペッパーなどを合わせたつなぎを加えてグリルすることで、エビのプリプリとした食感や夏らしい香り、旨味を最大限に引き出したという。味付けには、ロッテリアオリジナルタルタルソースのノウハウをいかしたカルボナーラ味のタルタルソースを使う。「夏に合うカルボナーラ」をテーマに、ブラックペッパーとベーコンビッツをプラスしてスモークフレーバーを効かせ、隠し味に醤油を入れることでさっぱりと引き締まった味わいに仕上げているとのこと。バンズは、原料に1等粉を使用し、手丸め風工程を経て完成したものを採用した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日きれいなサシの入った霜降り肉が長らく人気の主流とされてきた日本でも、牛肉を食べるなら赤身肉!と赤身肉を支持する話をよく耳にするようになった。赤身肉が支持される理由のひとつに、霜降り肉よりも俄然ヘルシーであることが挙げられる。特に「ダイエットや美容に良い」とも言われる栄養価の高さが注目されているが、その赤身肉の中でもずば抜けた栄養価の高さを誇る「ニュージーランド牧草牛」をご存知だろうか?「ニュージーランド牧草牛」は、文字どおりニュージーランドの広大な牧草地で“100%牧草だけで育った牛”。牛は牧草で育つのは当たり前と思いきや、なんと世界では短期間に霜降り肉を生産しようと、穀物や人工飼料を与えて運動を制限する飼育法が主流なのだとか。そんななかで、広大な牧草地を自由に歩き回り牧草だけを食べて育つ「ニュージーランド牧草牛」のレアな存在や栄養価の高さに注目が集まっている。風味の特長は、脂肪が少ないのに肉質がやわらかいこと。「赤身肉って、少し堅いんじゃない?」と思いがちだが、「ニュージーランド牧草牛」は、とにかくその概念をくつがえすやわらかさに驚かされる。その存在は魚のマグロで例えるならば、いまやお鮨屋さんでも珍重されるようになった特上赤身のようなもの。マグロやカツオなどの赤身魚と同様に旨み成分の代表格であるイノシン酸やグルタミン酸がたっぷり含まれているため、牛肉本来の食味の豊かさや旨みがぎゅっと凝縮されているような味わい。脂肪分の少なさゆえに調理もしやすく、醤油ベースなどの和風の味付けにもぴったりだという。その他、緑黄色野菜に豊富なカロテン、細胞の老化を防止するコエンザイムQ10やカルノシン、皮下脂肪がつきにくい身体をつくる共役リノール酸、免疫力を高めるヘム鉄なども豊富に含まれているため、老化防止やダイエットを気にする人にもぜひおすすめしたい食材なのだ。「ニュージーランド牧草牛」のような赤身肉は、霜降り肉とは異なる調理法が必要とのこと。ただし調理の仕方はあくまでもシンプルで、ポイントさえ押さえればレストランでいただくのと同じような味わいが家庭でも楽しめるそうだ。今回はその「ニュージーランド牧草牛」を美味しく調理するためのコツを、ニュージーランドのトップシェフのひとり、ダレン・ライト氏に教えていただいた」【ポイント1】 焼く前に塩をもみこんでおく「まず、大切なポイントは、焼く前に肉の表面に少ししっかり目に塩をもみこんでおくこと。今回はニュージーランド産の粒の粗い岩塩を使用しています」【ポイント2】 フライパンの温度を管理「そして、第二のポイントはフライパンの温度をしっかり管理すること。肉を焼く前にはもちろん、事前にフライパンをしっかり温めていくことが大切です」【ポイント3】 中までしっかり火を通す「温まった段階でフライパンに少したっぷりめのバターを入れ、少し湯気が立ち上がるくらいを目安にお肉を投入。溶けたバターをスプーンなどですくいながらお肉の表面にまんべんなくかけ、中までしっかり火を通します」【ポイント4】 肉を一旦フランパンから取り出す「そして、表面にきれいな焼き目ができたら、肉を一旦フライパンから取り出すこともポイントのひとつ。肉を火からいったんおろして熱を下げることで、熱のストレスから肉を解放するのです。数分間このままの状態で表面の粗熱が少し取れたところで、肉をふたたびフライパンに投入し、最後の仕上げにかかります」【ポイント5】 ハーブ香るバターで仕上げ!「先ほどのバターの中にローズマリーを入れます。使用するのはできれば生のハーブがおすすめ。ハーブの香りがバターの中い溶け込んでしっかり引き出されたら、ここでふたたびお肉を投入。先ほどと同じ要領で溶けたバターを肉全体にかけ、まんべんなく火が全体に行き渡ったら調理は完了です」シェフの説明どおり、プロセスはいたってシンプルだが、目でフライパンから立ち上る湯気を見極め、ジュゥッという心地よい焼き音を耳で聞き分け、香りで肉の焼き具合を感じること、つまり、目と耳と鼻を駆使しながらフライパンと肉の熱をきちんと管理することが大切なポイントなのだそう。焼き上がったお肉は、確かにこれが赤身肉かと驚くほどやわらかくジューシー。噛むほどに肉本来の旨みもしっかりと感じさせながら、赤身肉であるがゆえに後味がさっぱりとしていて、口の中でいつのまにかスーッと溶けていくような感覚が印象的だ。「ダイエットで牛肉を避けていた」なんて人には特に朗報。味わいが豊かな上に、脂肪が少ない分栄養がぎっしりつまったパワフルなビーフ、「ニュージーランド牧草牛」に要注目だ。お問い合わせ:ビーフ アンド ラム ニュージーランド Tel. 03-6277-4611 取材/松浦明
2012年06月22日「パーク ハイアット 東京」が、新たにフランス出身のシェフ、アントニー・ステットレー氏を同ホテルのスイーツやデザート、パンを監修するペストリー シェフに迎え、全館内レストラン、ショップでは新メニューが続々登場中。同氏のスペシャリテであるチョコレートを主役にした生菓子も評判だ。「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク」や「タイユヴァン」など、パリの名店で研鑽を重ねたステットレー氏は、日本においても「ピエール・エルメ・パリ」や「トゥールダルジャン」などの有名店でキャリアを積んだ経歴の持ち主。素材の中では特にチョコレートを得意とし、今回のペストリーシェフ就任後はさっそくオリジナルのチョコレートケーキの制作に着手。すでにホテル1Fのペストリーブティックには、今年1月の就任以来さまざまな試行錯誤のうえに完成させた新作ケーキが随時登場し、美しくショーケースを飾っている。中でもシェフのスペシャリテであるチョコレートケーキはいずれも絶品だ。「マカオ」¥600カライブ(カカオ豆)などをベースにしたカカオ62%の凝縮されたリッチな味わいのダークチョコレートムース。ほのかに香るジャスミンを隠し味にした大人仕様のチョコレートケーキ。「ミラノ」¥550レモンクリームとヘーゼルナッツスポンジケーキをミルフィーユのように幾重にも重ね合わせたひと品。濃厚なナッツの風味と、爽やかなレモンのフレーバーの意外な組み合せが実現したケーキはこれからの季節におすすめ。「ラズベリー サッシェ」¥580ドミニカ共和国から取り寄せたこだわりのチョコレートにラズベリージャムを効かせたひと品。リッチななかに甘酸っぱいフルーツの風味を生かした新感覚のザッハトルテまた、その他、新ペストリー シェフの新しいレシピによるクロワッサンやチョコレートブリオッシュなどもペストリー ブティックや階下のデリカテッセンで販売開始されているので、こちらもぜひお見逃しなく。6月11日(月)からはアントニー・ステットレーシェフが監修する夏のギフトがペストリー ブティックとオンラインショップで販売開始される。オリーブオイルを使ったオリジナリティあふれるパウンドケーキや、果実のみずみずしさを存分に味わうフルーツゼリーなど、ラインアップされる特製スイーツの数々にも注目したい。「サマー パウンドケーキ」¥3,000シェフ渾身のオリジナルパウンドケーキ。バターと砂糖を使用せず、レモンの香りと酸味を生かしながらオリーブオイルとはちみつで作り上げたヘルシーで軽い口あたりが魅力。これからの季節の手みやげにもぴったりのひと品。「プレミアム ゼリー セット」1個95g /計6種類シトラス/グレープ/さくらんぼ/パッションオレンジ/シャンパンブルーベリー/梅酒(3個 ¥2,300 6個 ¥4,500 9個 ¥6,700)販売期間:2012年6月11日(月)〜8月31日(金)*予約開始:2012年6月1日(金)お問い合わせ先:パーク ハイアット 東京 Tel. 03-5323-3462 オンラインショップ 取材/松浦明
2012年05月26日東京・外苑前の人気イタリアンレストラン『セントベーネ』の加藤政行シェフが監修した、オーガニックハチミツたっぷり使用『濃蜜パウンドケーキ』が新発売!「pound club」というシリーズ名でちょっと特別な雰囲気のするこの『濃蜜パウンドケーキ』をさっそく体験してみました。まず、最大の特徴は、西オーストラリアのユーカリの花から特別なミツバチが集めた無農薬・無添加・純度100%のオーガニックハチミツ「アクティブ・ジャラハニー」を使用している点。ハチミツたっぷりの生地は、みっちり、しっとりの食感で、しっかり焼き上げられた生地は外側は香ばしく、内側には濃厚なハチミツのコクと香りがギュッと閉じ込められています。この「アクティブ・ジャラハニー」のやさしく爽やかな甘みは、シリーズ共通。「ひとくちごとにふんわりとした風味が広がるけれど、残糖感が無い」というちょっと不思議な新食感も印象的。プレーン、しょうが、ヘーゼルナッツ、バナナホワイトの全4種類の展開で、シリーズの中でも、特にその自然の恵みたっぷりのやさしい甘みを体感できるのが「プレーン」。薄切りにするのがおすすめだそうですが、ちょっと厚めに切って、美味しい紅茶に合わせるといくらでも食べれてしまいそうな後をひく美味しさです。●プレーン 1,260円しょうがとオーガニックハチミツの豊かな甘みを組み合わせた「しょうが」は、より大人っぽく爽やかな後味。しょうがを強調するのではなく、ハチミツとの相性の良さを知る加藤シェフならではの絶妙な効かせかたが堪能できます。●しょうが 1.050円ナッツのカリッとした歯ごたえがクセになる「ヘーゼルナッツ」は、オーガニックハチミツのコクと相乗効果でリッチな風味。それでも、生地自体の甘みが控えめなので重くない。香りとコクを楽しみたい人におすすめの風味。●ヘーゼルナッツ 1,155円一見ユニークな組み合わせの「バナナホワイト」。まず、バナナを生地に練りこむことで、みっちり&しっとり感がさらにアップ。バナナとホワイトチョコレートという相性バツグンの組み合わせは加藤シェフならではの提案。オーガニックハチミツを加えることでさらに豊かな味わいに。●バナナホワイト 1,155円その他、甘いもの好きさんに嬉しいポイントは、『濃蜜パウンドケーキ』のベース(生地)にたっぷりのオーガニックハチミツが入っていること。ハチミツの他に使用する糖分は少量の三温糖。自然素材の目利きでもある加藤シェフが厳選した小麦粉、卵、バターを使用し、化学調味料・保存料・着色料はいっさい加えずヘルシーに焼き上げているので、スイーツといえど、からだに良いものを取り込んでいる感覚です。約13cmのサイズは、ひとりサイズや数人での食べきりサイズとしても食べやすい大きさ。ナチュラルモダンをテーマにデザインされたロゴやパッケージデザインは、デザイン賞を数々受賞するデザイナー、ロス・ミクブライドさんが手がけていて、ギフトにもぴったりな存在感です。価格も1,050~1,260円と買い求めやすいので、おもたせや手みやげには何種類かをセットしてわいわい食べ比べてみるのも良いかも。お問い合わせ:パウンドクラブ 0120-8383-86催時・取り扱い店舗情報はこちら www.pound-club.com ★「セントベーネ」での店頭販売も行っている(プレーンのみ) セントベーネ tel. 03-5775-5911取材/松浦明
2012年04月25日ミシュラン星付きシェフ・松嶋啓介氏が、自身の店『KEISUKE MATSUSHIMA』(フランス・ニース)や『Restaurant-I(レストラン・アイ)』(東京・神宮前)など、星付きレストランでも愛用するエクストラヴァージンオリーブオイル『チェ』がイタリア・リグーリア州から日本に初上陸。発売が開始されました!あのコロンブス生誕の地でもあり、ジェノヴェーゼやフォカッチャ発祥の地として豊かな食文化を育むイタリア・リグーリア州生まれの『チェ』は、同州産の希少な〈タジャッスカ種〉のオリーブをふんだんに使ったこの特別なエクストラバージンオリーブオイル。繊細な甘みやまろやかさが最大の特徴で、著名なシェフたちの間でも熱烈なファンも多い品種なのです。また、樹齢500年から600年になる古木も多いことから、土壌や気候条件、剪定の仕方によっても収穫量が常に左右されやすく、希少なオリーブの品種としても珍重されているとか。『チェ』は、淡い黄緑色。口あたりや風味のまろやかさが最大の特徴で、軽やかながら豊かな香りと、ほんのわずかピリッとする辛みがほどよいアクセント。料理にかけるだけで、(特に野菜料理などはそれだけで)味がワンランクアップする。今回はその『チェ』を実際に松嶋氏の店『レストラン・アイ』で体験してきました!今回用意された料理は、3品。1品目は「ヤリイカ、インゲン、新じゃがのジェノヴェーゼ」。『チェ』の生まれ故郷・リグーリア州にちなんだ料理「パスタ ジェノヴェーゼ」を、松嶋流にパスタを使わずに表現。ヤリイカ、インゲン、新じゃがいもをそれぞれパスタ状に千切りしたものをオイルでソテーし、『チェ』をベースに作った自家製ジェノベーゼでシンプルに和えている。3種の食材のそれぞれ異なる食感とソースの豊かな香りを、オリーブオイルのまろやかさが絶妙なさじ加減で繋ぎ合わせたひと品。2品目は「鱈とちぢみほうれん草、パニス添え」。このオイルは魚料理との相性もバツグン!サクサクとした食感の皮目と程よく脂ののった身の部分、それぞれの風味や旨みをオイルがしっかりと引き立てています。下に敷いたちぢみほうれん草は、あえてたっぷりめのオイル(チェ)でソテーしてあり、ピリッとした後味が程よいアクセントになって鱈と一緒にいただくとまた違った味の融合が楽しめます。3品目は松嶋シェフの提案で、『チェ』シリーズの中でオイルの他におすすめのオリジナルバルサミコクリームを使ったデセールが登場。自家製ジェラート2種に、シンプルに『チェ』のバルサミコクリーム(チョコレート)をかけるだけ立派なデセールが完成!いつものジェラートがひと味もふた味も違う味わいで楽しめます。このバルサミコクリームは料理の仕上げにソースとして加えてもOK。また、今回のようにジェラートやクリーム系のデセール、ヨーグルトやフルーツなどにかけるだけで、うっとりするような香り高いひと皿に仕上げてしまう超スグレものです。ちなみに、『チェ』を生産するエクストラ社は、量産品ではなく「郷土に根ざした最高亜品質のモノづくり」をモットーに4人のオリーブオイル生産者が独立してリグーリア州インペリア県に誕生したばかり。美味しくて上質で安全・安心で、妥協のないものづくりを通して誕生したオリーブオイルブランド『チェ』は、すでに地元ミシュラン付きレストランをはじめ、フランス、ドイツ、ベルギーの一流レストランやホテルなどでも支持されているいわばお墨付きの逸品なのです。普段の料理がひと味もふた味もランクアップできるオリーブオイルやバルサミコクリーム。特に「いつもの野菜や魚介、パスタ料理ををランクアップさせたい」という人におすすめです!*商品の販売は『Restaurant-I』の店頭、または Oisix(オイシックス) にて行っています。『Restaurant-I』(レストランアイ)東京都渋谷区神宮前1-4-20パークコート神宮前1FTel.03-5772-2151 商品のお問い合わせ先:株式会社多摩コンセイユ 045-948-0670取材/松浦明
2012年04月05日世界で活躍する有名シェフたちがグランド ハイアット 東京集結し、海外の美食を通じて日本に元気を呼び込むべく、ゲストシェフプロモーションを9月22日より開始する。「THE OAK DOOR」 オーク ドア(6階 ステーキハウス)ウォールストリートとウォーターストリートの角に建ち、ローワー マンハッタンの象徴的な存在となっている「アンダーズ ウォールストリート」のシェフ ロペス。ロペスはグランド ハイアット 東京 総料理長 トーマス ベイナーとグランド ハイアット サンパウロ時代に交流があった縁で、来日。ハドソンバレーの採れたての農産物をつかった料理が、自慢のシェフ ロペスを迎えて、旬の野菜を活かしたシンプルかつ滋味深いヘルシーなニューヨークスタイルの料理として楽しめる。来日期間:9月22日(木)~10月2日(日)open.11:30~14:30(土・日・祝 ~15:00)/18:00~22:00ランチコース ¥3,600円/ディナーコース¥9,500 (サービス料別)「CHINAROOM」 チャイナルーム(6階 中国料理)浦東新金融街の一角に位置する世界で一番の高層ホテル「グランド ハイアット 上海」より2名の女性点心師を迎え、本場の逸品をご紹介。人気の貴妃園ランチにも特製点心が登場。11月いっぱいまで、同じレシピの上海点心をお楽しめる。また、11月2日(水)には点心師をまじえ、一夜限りの特別ディナーイベント開催予定なので、こちらにも注目してほしい。来日期間:10月29日(土)~11月6日(日)open.11:30~14:30(土・日・祝 ~15:00)/18:00~21:00貴妃園ランチコース ¥4,500/上海ディナーコース ¥12,600 (サービス料別)「The French Kitchen」フレンチ キッチン(2階 オールデイ ダイニング)クラシックビストロを得意とし、ル・クルーゼの料理本の監修も手がけたシェフ ダヴィット。フレンチ キッチン料理長ダヴィット ブランと同じ「ブノワ」で働いた経験もあり、縁の深いシェフ。フレンチ キッチン料理長と同様に、素朴さも感じられるようなシンプルなメニューを基本としながらも、オーベル―ニュの伝統的なレシピを再現することで、フレンチ キッチンのメニューに新しい風を吹き込む。来日期間:12月2日(金)~11日(日)open.11:30~14:30(土・日・祝 ~15:00)/18:00~21:00ランチコース ¥3,200円~※土日 ¥5,800円~/ディナーコース ¥5,500~ (サービス料別)海外の有名シェフによる、クリエイティブな料理が楽しめる絶好の機会を、お見逃しなく!お問い合わせ: 公式サイト
2011年09月20日