過去に2度、離婚申請をしてはすぐに復縁していたショーン・ペン&ロビン・ライト・ペン夫妻が12日、北カリフォルニアのマリン郡の裁判所に3度目の申請を行ったことが明らかになった。ロイターなどの報道によると、申請したのはロビンの方で、理由は和解しがたい不和。16歳になる息子の共同親権を保持することで合意している。ロビンは18日に発売されたアメリカの女性誌「More」9月号のインタビューで、復縁の意思はないと断言。「少し前に岐路に立たされたわ。自分の求めていないものが何なのか、わかったの。後悔はない。私たちが育てた素晴らしい子供が2人いるから」と、18歳の娘、16歳の息子のことを語った。夫妻は1990年、『ステート・オブ・グレース』の共演で知り合い、2人の子供をもうけた後、96年に結婚。途中別居した時期もあり、夫婦仲は波瀾万丈だった。2007年12月、ロビンが離婚申請をしたが、数か月後に復縁。今年4月、今度はショーンが離婚を視野に入れた別居を申請したが、こちらも5月に取り下げられた。今度もまた、夫婦げんかの果てに売り言葉に買い言葉で申請したかと思いきや、ロビンの意思は固そう。20年近く続いた関係に、ついに終止符が打たれる日は近いようだ。(text:Yuki Tominaga)8月3日、カリフォルニア州マリブにて目撃されたショーン。このとき既に左手の薬指には指輪をしていなかった。© Rex Features/AFLO■関連作品:Disney’sクリスマス・キャロル 2009年11月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2009年08月20日世界各国から東京に選りすぐりの作品が集まる、秋の祭典「東京国際映画祭」(以下TIFF)が、今年も「エコロジー」をテーマに、10月17日(土)より9日間にわたり開催される。平成の幕開けと共に歩み、毎年各国の豪華ゲストが集まることでも話題を呼び、賑わいを見せる本映画祭。第22回を迎える今年のコンペティション国際審査委員長にメキシコの鬼才、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が決定した。長編映画2作目となる『21グラム』で名優ショーン・ペンにヴェネチア国際映画祭男優賞をもたらし、菊地凛子のハリウッドデビュー作としても注目された『バベル』では各国の俳優陣を従え、第59回カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞するなど、まさに世界を股にかけて活躍するイニャリトゥ監督。その名を最初に知らしめた処女作『アモーレス・ペロス』(’00)は第13回東京国際映画祭にてグランプリを受賞しており、実はTIFFとは縁深い監督の一人である。グランプリ受賞から9年ぶり、今度は審査委員長としてのTIFFへ参加を決め、監督は以下のようにコメントを寄せている。「地球上の各地の映画界から、新たな、そしてエキサイティングな産声があがっています。我々の発想を変える人たちも、これまでも映画によって我々のビジョンを豊かにしてくれた人たちも、今日の文化に時折見られる我々を完全に取り乱させるものに抵抗するための場を必要としています。TIFFは、何年も前から世界中の映画制作者が会する重要かつ心温まるフェスティバルです。日本の文化や映画の伝統は、私個人にも影響を与え、敬意と感心を抱いてます。審査委員長を務めさせていただけることを名誉に思い、感情の浄化や省察を引き起こす、新たな声に出会うことを楽しみにしています」。これから徐々に全貌が明かされていく同映画祭。果たして今年は昨年以上の盛り上がりを見せることができるのか?第22回東京国際映画祭は、10月17日(土)〜25日(日)の9日間、東京・六本木ヒルズほかにて開催。第22回東京国際映画祭開催期間:10月17日(土)〜25日(日)開催場所:六本木ヒルズ(東京・港区)公式サイト:■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催
2009年08月17日先に行われたカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、称賛と共に迎えられた是枝裕和監督の『空気人形』。日本でも高い人気を誇る、韓国の実力派女優ペ・ドゥナを主演に、心を持ってしまった“空気人形”と周囲の人間とのドラマを描いた本作の完成披露記者会見が6月18日(木)に行われた。ロシア・千島列島の火山噴火の影響で飛行機が欠航し、ペ・ドゥナが会見には間に合わず、その後の舞台挨拶にも間に合わないかと思われたが、何とか舞台挨拶途中で登場。是枝監督および共演のARATA、板尾創路らと共に観客の完成を浴びた。先に舞台に立った監督、ARATAさん、板尾さんは、“野郎”だけの登場となったことを詫びつつ、ペ・ドゥナが会場に向かっているとの報を受け、引き伸ばし戦術を敢行。できるだけゆっくりと話を長引かせていたが、そのかいあってギリギリ、ペ・ドゥナが到着すると、一様にホッとした表情を見せた。息を切らせながら舞台に上がると、ペ・ドゥナは日本語で「遅れて申し訳ございませんでした…」と謝罪。会場は盛大な拍手で迎え入れた。「こんなに大事な日に火山が爆発してしまい、あせりながら来ました」と苦笑いを浮かべるペ・ドゥナ。今回、心を持ち、あろうことか恋までしてしまう空気人形という役を引き受けると決めたときの気持ちを聞かれ「全てのセリフが日本語で、しかも人形の役ということで難しそうだとは思いました。でも是枝監督の作品は全て観ていて、大好きだったのでオファーをいただけて嬉しかったですし、迷いも戸惑いも計算もなく引き受けました」と語った。さらに演じるに当たっては「特に役を“演じる”ということを意識したり、イメージを作ったりはしませんでした。人形が心を持つということについては、赤ちゃんがこの世に生まれたような感覚で演じました。外の世界に出るシーンでは、心を真っ白にして、キラキラするものや動くものを見たり触ったりするときも、まさに人形のような気持ちでした」とふり返った。空気人形の元の持ち主である秀雄を演じた板尾さんは、当初の会見で「ペ・ドゥナが遅れているので、代わりにうちの嫁を連れてこようかと思いました…。早く来ないかな」と落ち着かない様子を見せていたが、共演について聞かれると「彼女はすごく真面目でしっかりしてて、気迫が伝わってきました。空気人形が秀雄と向き合い、思いをぶちまける場面があるんですが、そのシーンまで僕はあんまり役以外のところで話をしない方がいいと思って…。彼女は気を遣って日本語で話しかけてくれたんですが、すごく失礼な態度で接してしまいました。いまさらですが、すいません」と頭を下げた。ARATAさんは、空気人形が恋に落ちるレンタルビデオ屋の店員・純一に扮した。これが3作目の是枝作品への参加となるが「是枝組は僕にとって特別な場所であり、最初は『帰ってきたな』という気持ちでした。でも撮影が進む中で是枝監督の姿を見ていて懐かしくもあり、また新鮮な気持ちにもなりました。思うがまま、自然に存在することを考えました」とふり返った。ペ・ドゥナとの共演については「彼女は本当にプロフェッショナルで、真剣に役に向き合ってるんですが、ユーモアも忘れず、現場を和ませてくれるんです。いちご大福とか、甘いものを差し入れてくれたりしました」と笑顔で語った。業田良家の20ページほどの漫画を映画化した本作。監督は「普段はあまり、他人の原作を映画化したいとは思わないんですが、ワンシーンだけ、これは映像で見たいと思ったところがあったんです。それは空気が漏れて、空気人形がしぼんでしまい、好きな人の息でふくらませてもらう場面。官能的でこれを映像にしたいと思ったのが出発点でした」と語った。板尾さんから「詩のような映画」という感想が語られたが、是枝監督自身「詩を書くような映画にしたいと思っていたので、出演した人にそう言ってもらえて嬉しい」と笑顔を見せた。カンヌでの高評価を受け、日本でも期待が高まる『空気人形』。公開は今秋、シネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて。■関連作品:空気人形 2009年秋、シネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて公開© 業田良家/小学館/2009『空気人形』製作委員会/写真:瀧本幹也第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌ現地レポ 14】やんちゃぞろいの審査員たちの思惑…パルムドール決定の裏側【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回
2009年06月21日世界各国で感動の涙を誘い、本国ドイツでは教科書にまで取り上げられる大ベストセラー「朗読者」(新潮文庫刊)。大戦後のドイツを舞台に若き青年と年上の女性の“朗読”を通して紡がれる激しくも切ない愛を綴った本作が『愛を読むひと』として映画化された。本作で、ヒロイン・ハンナの36歳から30年にわたる人生を生き抜き、アカデミー賞主演女優賞はじめ数々の映画賞を手にしたのが、ケイト・ウィンスレット。確実に彼女の代表作の一つとなった本作について語ってくれた。原作、そして役に込める、深い愛賞レースにおける快挙の前には、本作の生誕の地であり撮影が行われたドイツに、ベルリン国際映画祭での本作のプレミア上映のために凱旋を果たしたケイト。その喜びを興奮気味にこう語る。「何よりも、ベルリンに戻ることができてとても嬉しいわ。この映画は、本当に特別な人たちと作ることができたし、特別な時間を過ごせたから。大変だったけれど、楽しい時間だったわ。でも私の願いは、私たちがこの小説を正しく映画化したと思ってもらえることなの。それが私たち全員にとってとても重要なことだから。脚本のデヴィッド・ヘアにも、監督のスティーヴン(・ダルドリー)にも、私にも、レイフ・ファインズにも、全員にとってね。だから何よりも、この小説を私たちが称えていることを分かってもらいたいわ」。「これ以上ないほどに、とても満足している」、心の底から沸きあがる、映画に対する惜しみない愛情と賞賛を口にするケイト。原作との出会いは27歳のとき、それから5年の成熟を経てハンナ役を獲得したが、重すぎる“秘密”を抱えた彼女を演じることにはもちろん、並々ならぬ苦労が伴った。「奇妙な感覚もあるわ。不思議なのは、私たち全員が映画を撮り終えたという実感がないことなの。去年の1月に撮影は終わったのだけど、とても難しい、重い役だったから、これまで演じてきた役柄以上に感情的にとてもきつかった。自分を解放するのに長い時間がかかったの。実生活に影響を及ぼしてしまうくらいの役だったわ。そして今度は突然、そのことを話す立場になる。それも大変なことなの。私自身のハンナを演じた個人的な経験について語るのだから。そしてこの映画への私自身のつながりをね。奇妙だけど、同時にワクワクしてるわ。もちろん話すのは嫌じゃないけど、少し違和感があるわ」。「ハンナはまだ、私の奥深くに生きている」撮影から1年を経てもなお、自身からハンナという女性を切り離すのが難しいと明かすケイト。全身全霊をかけて演じ上げた彼女にしか分からない、ハンナの心の奥底に眠る想いとは…。「確かアメリカで、11月か12月頃だったと思うのだけど、大きな丸テーブルを囲んでインタビューに答えていたら、誰かが、とても重い質問をしてきたわ。そのとき、インタビューの最中なのに、私は突然、感情的になってしまったの。最悪だったわ。でもそういうことが、続けて起こったの。それは、ハンナが私の奥深くにまだ生きているからだと思った。実際、彼女を自分の中に感じることもあるわ。猛烈に彼女がかわいそうになるの。彼女を許したり、いつも好きだったりするわけじゃない。でも本当に、彼女がかわいそうになる。でも、その理由を説明するのは難しいの。私が彼女を身近に感じて演じてきた経験は、ほかの人たちとは共有できない。とても個人的な経験なの」。© Splash/AFLO■関連作品:愛を読むひと 2009年6月19日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:ショーン・ペン、家族のために長期休養を決意全世界500万人が涙した小説の映画化『愛を読むひと』オリジナルノートブックを5名様にプレゼント愛とは…?オスカー女優ケイト・ウィンスレットの力強い演技に納得『愛を読むひと』『愛を読むひと』スティーヴン・ダルドリー監督次作はブラピと組んでオスカー?『スラムドッグ$ミリオネア』の子役たち、チャリティ活動で香港訪問
2009年06月18日先日、妻のロビン・ライト・ペンとの離婚申請を再度(1度目は2008年4月)取り下げたばかりのショーン・ペンが、家族と過ごす時間を優先するために長期休養をとる意向であることが明らかになった。アメリカの業界誌「Hollywood Reporter」によると、ショーンは出演予定だったコメディ作『The Three Stooges』(原題)と犯罪スリラー作『Cartel』(原題)から降板したという。休養期間は不明だが、最低1年間にはなるだろうと推測されている。『The Three Stooges』はファレリー兄弟の新作で、ジム・キャリーやベニチオ・デル・トロとの共演が話題を呼び、8月にクランクインを予定していた。ペンの復帰を待つか、代役を立ててスケジュール通り撮影を行うか、あるいは製作中止になるのか。10年以上も企画実現の努力を続けてきたファレリー兄弟の答えはまだ出ていない。メキシコの麻薬組織から息子を守るために戦う父親を演じる予定だった『Cartel』は代役を起用するという。ショーンは2度目のオスカー受賞作となった『ミルク』の後、テレンス・マリック監督の『The Tree of Life』(原題)と実在の元CIAエージェントの夫を演じた『Fair Game』(原題)の2本を既に撮影済みだ。(text:Yuki Tominaga)写真は、アカデミー賞授賞式でのもの。オスカー受賞、離婚申請のすったもんだを経て、無事着地した模様。Erik Ovanespour /© A.M.P.A.S.■関連作品:ミルク 2009年4月18日よりシネマライズ、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Focus Features. All Rights Reserved.第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:ケイト・ウィンスレットが語る惜しみない“愛”「ハンナは私の奥深くに生きてるの」『愛を読むひと』スティーヴン・ダルドリー監督次作はブラピと組んでオスカー?『スラムドッグ$ミリオネア』の子役たち、チャリティ活動で香港訪問苦境から子供たちを救えるか?ダニー・ボイル監督がムンバイの子役たちを訪問ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回
2009年06月18日今年のアカデミー賞8冠、そして子役たちが住む家の強制撤去など、新たな話題や問題が次々登場する『スラムドッグ$ミリオネア』。今度は7日、スラム街で暮らす家の強制撤去問題の渦中の2人を含む、同作出演の子役3人が香港を訪問した。家の強制撤去が世界中に報じられたアザルディン・モハメド・イスマイル、家の強制撤去の前には実父による不正な養子縁組未遂の疑惑もあった紅一点のルビーナ・アリに、映画で主人公・ジャマールの少年時代を演じたアユシュ・マヘシュ・ケーデカールの3人は今回が初の香港訪問。香港国際空港に着いた途端に、大勢の取材陣に囲まれる大歓迎だった。3人の香港訪問は、8日にTVで生放送されたチャリティ番組に出演するため。香港でどんなことをしたいかと尋ねられ、「香港のディズニーランドに行ってみたい」と答えたアユシュは、将来の夢を聞かれて、「父と同じ俳優になりたい」と答えた。彼はほかの2人と違い、スラム暮らしではない。ちなみに好きな俳優は「ブラッド・ピット」。ルビーナは『トゥームレイダー』が好きなので、「アンジェリーナ・ジョリー」と、ブランジェリーナは彼らにも人気。ちなみにアザルディンのヒーローは、インド映画の大スター、サルマン・カーンだそうだ。3人は中国伝統の獅子舞に使うお面をプレゼントされ、獅子舞にも挑戦。また、今年のアカデミー賞最優秀主題歌賞に輝いた「Jai Ho!」を歌って踊った。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:スラムドッグ$ミリオネア 2009年4月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation第81回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:未公開映像にライブ・パフォーマンスと今年も盛りだくさんのMTVムービー・アワード苦境から子供たちを救えるか?ダニー・ボイル監督がムンバイの子役たちを訪問家の強制撤去に人身売買疑惑。オスカー受賞作の子役たちが直面する過酷な現実【ハリウッドより愛をこめて】ハリウッドでは続編製作が流行?M・ダグラス主演作もショーン・ペンが妻との法的別居を申請
2009年06月10日カンヌこぼれ話。今年の審査委員長はフランスの大物女優イザベル・ユペール。去年の審査委員長ショーン・ペンもレッドカーペット上でタバコを吸ったり(吸殻で燃えるほど、やわな素材じゃないだろうが)、問題児ぶりを発揮していたが、ある意味で今年はそれ以上だったかもしれない。審査員9人のうち、ユペールに加え、アーシア・アルジェント(イタリア)、ロビン・ライト・ペン(アメリカ)、スー・チー(台湾)、シャルミラ・タゴール(インド)と女優が5人を占める異例の構成だったため、不協和音が事前から心配されていたが、やっぱり審査員同士が相当揉めた様子。まあ、そういったうわさは毎年のようにあるのだが、特に今回はユペールが2001年にミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』でカンヌの女優賞を獲得しているだけに、ハネケの受賞が予想され、実際そのとおりの結果になった。そのため、ユペールが強権発動したのではともっぱらの評判に。もちろん、ハネケのパルムドール受賞作『THE WHITE RIBBON』(原題)が優れた作品なのは間違いないのだが、授賞式では毎年大物プレゼンターが発表するはずなのを自ら発表するなど、異例のひいきぶりを発揮していたのも確か。授賞式後の会見でユペールは「ハネケが私の大好きな監督なのは確かだし、だから彼の映画に2度出演したのよ。彼の映画は人間の魂に深く向き合っている」と、堂々たるもの。やんちゃ娘のアーシア・アルジェントも「(会議室の)扉の向こうの話は、ここではしないわ」と大人の発言だった。しかし、審査員間のトラブルなどどこ吹く風でニッコニコだったのが、ロビン・ライト・ペン。夫ショーン・ペンと別居した直後だったため、13日の開幕記者会見ではピリピリぶりがこちらにも伝わってくるほどだったが、ロビンがカンヌにいる間に反省したらしいショーンが離婚申請を取り下げたため、「意見の違いはあっても、全員が心を開いて語り合ったわ。そこには本物の愛があったの」と終始ご機嫌だった。(photo/text:Ayako Ishizu)第62回カンヌ国際映画祭特集■関連作品:第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回【カンヌ現地レポ 11】最高賞はミヒャエル・ハネケ作品に!シャルロットに女優賞
2009年06月03日