4月17日、「女ゴコロ×SNS大研究」と題し、SNSからのEC購買や企業ブランディングを活性化したい企業向けに、女性の消費心理にフォーカスして課題を紐解く無料セミナーが東京都千代田区で開催される。主催は株式会社システムインテグレータ。参加費用は無料で、事前申し込み制。ECサイト構築ソフトやWeb-ERP、設計・開発支援ツール群など、広くパッケージソフトを手掛ける株式会社システムインテグレータが主催する無料セミナー。デバイス多様化につれ、顧客接点(チャネル)も増えている中で、企業はSNSにおけるコミュニティとブランディングがますます重要となっており、いかにSNSからECへ誘導し、購買につながるかが今課題となっている企業が増えている。そこで今回のセミナーでは、女性の消費心理とSNS活用にフォーカスして、それぞれの領域の専門家である女ゴコロマーケティング研究所の木田理恵氏と、ソーシャルメディア研究所の熊坂仁美氏がゲスト講演者として登壇する。あわせて、ECのオムニチャネル化のソリューションについて、システムインテグレータの担当者が直接紹介する。さらにセミナーでは、ELLE SHOP(ハースト婦人画報社)のマーケティングマネージャー 荒井利佳氏も招き、木田氏と熊坂氏との女性3人の特別対談セッションも実施する。オムニチャネルソリューションのユーザ企業として、現場の悩みや裏話などをディスカッションする予定だ。セミナーの開催概要は以下のとおり。主催 株式会社システムインテグレータ費用 無料会場 東京駅大手町カンファレンスセンター(旧:大手町CC) ホール22A定員 120名日時 2015年4月17日(金) 14:00~16:45(受付開始13:30~)特別ゲスト (株)女ゴコロマーケティング研究所 所長 木田理恵氏、(株)ソーシャルメディア研究所 代表取締役 熊坂仁美氏対象 オムニチャネル・O2O推進担当者、経営企画/戦略担当者、EC事業者申し込み、プログラム詳細はこちら⇒
2015年03月19日日立システムズは3月17日、アマゾンウェブサービス(AWS)を活用したシステムにおけるクラウド基盤の運用から業務BPOまでワンストップで支援する「クラウド向け統合運用サービス」を販売開始した。同サービスは、高負荷時に仮想サーバの台数を自動的に増減できるオートスケール機能があり、災害対策サイト(バックアップ用システム)を低コストで構築できるためBCP(事業継続計画)目的で活用されることも多いというAWSの特性を踏まえ、サーバの台数ではなく、インシデント数に応じた課金体系で提供される。AWSは、海外拠点向けシステムの基盤として活用されるケースも多いことから、日本語に加えて英語でも24時間365日の体制で監視・運用・問い合わせ対応を行う。さらに、既存のマルチベンダー・サポートサービスと組み合わせて利用することで、AWS以外のシステム基盤、ハードウェア、ソフトウェアなどに関する問い合わせ対応にもワンストップで対応可能。同サービスにかかるコストは、基本料+インシデント数による費用となり、運用費は月額13万円から(税別)。顧客の要望に応じ、各種プランが用意されている。
2015年03月17日バンダイより3月14日に発売された卓上サイズの高精彩なヘルメットレプリカ『スター・ウォーズ ヘルメット レプリカ コレクション』の販売開始記念として、10,000体の『ストームトルーパー特別版』を無料配布するキャンペーンが、店頭、WEB、雑誌等でスタートした。『スター・ウォーズ ヘルメット レプリカ コレクション』は、全高約7cmという卓上サイズの高精彩なヘルメットレプリカ。これまで『仮面ライダー』や『ウルトラマン』をはじめ、『機動戦士ガンダム』『聖闘士星矢』『ワンピース』『スーパー戦隊』といったさまざまなキャラクターのマスク(頭部モデル)を立体化してきた「マスクコレクション」の流れを組むシリーズとなる。第1弾は「ダース・ベイダー」「ストームトルーパー」「C-3PO」「R2-D2」「ボバ・フェット」「ファイターパイロット」にシークレット1種を加えた全7種のラインナップで展開されている。3月14日より同時展開される「ストームトルーパー 10,000体上陸作戦」と題したこのキャンペーンでは、店頭、WEB、雑誌と連動して、同商品の『ストームトルーパー特別版』10,000体を無料配布(無料配布はなくなり次第終了)。まず店頭では、キャンペーンサイトの引き換えクーポンを全国の玩具店、家電量販店で提示するとプレゼントされ、合計9,000体が用意されているそしてWEBでは、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて900体の抽選受付となり、応募には「プレミアムバンダイ」への会員登録と「スーパーヒーローニュース」への登録が必要。そのほかtwitterやFacebookからも応募を受け付けている。応募期間は2015年2月27日10:00~3月30日23:00。詳細はプレミアムバンダイまで。雑誌応募は、現在発売中の『2月2日発売号 monoマガジン』(ワールドフォトプレス)と『電撃ホビーマガジン 3月号』(アスキー・メディアワークス)などのさまざまな雑誌で展開され、計100体が無料配布される。さらにキャンペーン第2弾として、壁紙プレゼントキャンペーンも実施。『スター・ウォーズ ヘルメット レプリカ コレクション』のパッケージに封入されているキャンペーン用二次元コードを読み取ることでプレゼントされ、全54種類の壁紙が用意されているという。これらキャンペーンの詳細は特設サイトまで。(C)& TM Lucasfilm Ltd.
2015年03月14日みなさんこんにちは!あげまんコンサルタントの宮 弘智です。Facebook、Twitter、LINEなどなどコミュニケーションツールで活用されているSNSは多くの方がやっていますよね?しかし、女性が投稿する内容で、男性から「ウザい!」「痛い!」「計算高い女子だな!」と思われて、恋のチャンスを逃してしまっている女子も多いのです。そこで今回は、”この投稿はウザい!”と男性に嫌われてしまう女性の投稿をご紹介します。■1.完成度の高い自撮り写真を投稿するウザ女子「この写真を撮るのにどんだけ撮影したのか気になる・・・。」(26歳/サービス業)タレントやアイドルなら、自分撮りをしてファンに向けて投稿するはわかります。それはサービスみたいなもんですからね。しかし、もし自分の彼女が自撮りしていたら嫌に思う男性もいるのです。自分撮りをして”今日のファッションコーディネート”とか言って投稿する女子を見ると「え?あんたは芸能人ですか?!」と思うし、実際に彼女や奥さんが自撮り投稿をしていたら”どん引き”してしまう男性も少なくありません・・・。■2.「そんなことないよ」待ちのブスアピールをするウザ女子「自分が可愛いことを知っているのに、この投稿は計算高くてぶりっ子が見え見えだな・・・。」(29歳/医療系)「”そんなことないよ!可愛いよ!”と言ってもらいたいだけでしょ!それはそれでムカッとする!」(22歳/運送業)「私は全然可愛くないし、モテないんです~」という投稿をしていう女性っていますよね?日本人にとって謙遜はひとつの文化ですが、謙遜されたら相手は「いやいや、そんなことありませんよ」と褒めるのもまた文化。「私ブスだから」という言葉には「そんなことない、かわいいよって言ってよ!」というメッセージが丸見えです。■3.「調子が悪い」「気分が悪い」・・・”かまってオーラ”のウザ女子「本当に体調が悪いならSNSに投稿せずに大事をとって休めばいいのに、あえてそんな投稿をするなんて”計算高くてかまってオーラ”が見え見えでウザい・・・。」(29歳/医療系)例えばこんな投稿。「今日は風邪ひいてます・・・。私は普段も疲れやピークのときに高い熱が出るんだけど、今日は「風邪っ娘☆」といった感じです(^^)テヘ!(笑)でも、洗顔とスキンケアだけはしっかりやってます~☆」うーん。確かに「大丈夫?」待ちっぽいですよね。わざわざみんなが心配するようなことを書くぐらいならおとなしく寝ておけばいいのに・・・と、男性は冷静に思ってしまうわけです。■4.”誕生日アピール”めいた投稿をするウザ女子「『明日は私の誕生日!今からワクワクしています~!』とか投稿している女性を見ると、誰からも相手にされてない感じがして痛いと思う・・・。」(27歳/公務員)誰でも誕生日は「おめでとう!」と言われたい気持ちがあると思います。でも、男性は自分から”誕生日アピール”をする人はあまりいないんです。ですから、あえて”誕生日アピール”をしている女子を見ると、男性の中には「この娘は誰からも祝ってもらえないのか?」と思って”痛々しさ”さえ感じてしまうのです。■5.誰かに食事に誘って欲しいアピールのウザ女子「『お寿しが食べたい!』とか”ご馳走して欲しいオーラ”を出す女性の投稿を見ると、相手からもらうことしか考えてない感じが卑しいしウザい・・・。」(28歳/経営者)女性で意味もなく思ったことをSNSで投稿する人もいますよね?「ご馳走してオーラ」を出す女性に対して、”ご馳走してくれるなら誰にでもホイホイ着いていく尻が軽い女性”(尻軽女子)という印象を持つ男性が多いのです。ですから、女性が「お肉食べたい!」とか「今夜飲みに行きたい!」とか投稿しているのを見ると、ウザいなと感じる男性もいるので、ご注意を。■最後にいかがだったでしょうか?他にも、「『もう死にたい・・・。』と投稿する女子は怖くてブロックをしたくなる・・・。」(25歳/アパレル系)「どんなにキレイな女性でも『一人になりたい・・・。』とか『遠くに行きたい・・・。』とか言っているの見ると、どうコメントしていいかわからない・・・。」(29歳/歯科医)などの声もありましたが、さすがに混日こんなことをいう女性はいないでしょう。実際に女性は”特に意味が無い投稿”として発信していると思うのですが、男性はそんなことは知らずに「本気で思っている、意図がある」と受け止めているんです。ですから、彼氏が欲しいと思っている女性はSNSで「かまって系」の投稿をする際は気をつけてくだいね!(宮弘智/ハウコレ)
2015年03月12日ロッテ商事は全国の販売ネットワークを通じてGMS(ゼネラルマーチャンダイズストア)やスーパー、コンビニエンスストアなどにロッテの菓子を販売している。その最前線に立つのはロッテプロパー(プロパー)と呼ばれる店舗巡回スタッフだ。小売店との信頼関係を構築し、商品の陳列支援や販促資材の提供、棚作りのアドバイス、顧客からの情報収集などを行うプロパーに、情報管理ツールとしてiPadを配付しワークスタイルの改革に取り組んでいる。○直行直帰のプロパーをサポートするツールを刷新「プロパーとして入社すると一定の研修を受けた後、自宅近辺の担当エリア店舗へ直行直帰で訪問する業務スタイルとなります。他のプロパーや本部社員と顔を合わせるのは会議のみとなる場合も多い。終日かけて実施されるこの会議では、新商品の説明や業務指示といった本部からの情報提供で時間切れとなり、現場で気づいた課題や改善提案などを吸い上げて議論するといった活動に十分な時間を取れていませんでした」と語るのは、同社のフィールド企画担当、酒井喬亮氏だ。同社ではプロパーにフィーチャーフォンを貸与して、訪問先の店舗で得られた情報などを送信できる自社システムを構築し、勤怠報告も含めた情報ツールとして活用してきた。しかしフィーチャーフォン用システムはプロパーから一方的に情報を送信する「報告ツール」にとどまっており、本部から情報をプッシュする機能はなかった。「スマートフォンやタブレット端末など、高機能の情報端末が登場してきたこともあり、こうしたツールを使ってもっと多くの情報をプロパーと本部で共有できるようになればと考え導入検討を始めました」(酒井氏)新商品の情報や業務連絡などを日常的に共有しておければ、月例会議では現場で感じた課題の解決や、プロパーへの助言などにより多くの時間をあてられる。菓子メーカーにとってプロパーの能力は販売成績に大きな影響を与えるため、プロパーへの教育は業績に直結する重要課題だ。そこに費やす時間の創出を主眼としてタブレット端末の導入を進めた。「プロパーの持つ書類には機密性の高い書類もあります。これらを持ち歩くことは情報セキュリティの観点から望ましくはありません。新たな情報デバイスを使ってセキュリティをより強固にすることも重要な要件でした」とシステム担当の大山貴史氏は振り返る。○iPadを選定し、本部とプロパーの双方向コミュニケーションを実現タブレット端末の選定に当たって通信キャリア各社の扱うタブレット端末からWindowsタブレットまで、ほぼすべての端末を検証した結果、MDMやWebフィルタリングといったセキュリティ面での運用実績からiPadを選択。自社開発していたフィーチャーフォン用のシステムもiPad用に再開発し、プロパーの使い勝手や収集できる情報量を増やすのはもちろん、本部からのプッシュ型情報配信を可能にするなど多くの機能を追加した。「以前のツールではプロパーは自分で送信した情報を自分で確認できず、他のプロパーがどんな報告をしているかも見えない状態でした。これに対し新しいツールでは、自分を含めて誰がどのような情報を報告しているかを可視化することで自身の仕事を客観的に見られるようにしました。プロパーの孤立感も解消されモチベーション向上につながっています」(酒井氏)従来、本部から各エリアの営業担当者を経由して月例会議で配付していた新商品情報やマニュアル、ファックスやメールで送っていた通知などは、プロパーまで情報が届く速度に差があるなど情報の均一化に課題があった。そこでiPadから開ける共有フォルダ「データボックス」を用意して、本部からプロパーに直接ファイルを送付することで、管理の一元管理と配信の迅速化を達成した。店舗で実施する商品補充、特売陳列、商談といったプロパーの業務報告などや調査報告は、iPadの画面からメニューをタップするだけで完了する仕組みを設け、極力簡単な操作で完結するインタフェースを目指した。入力されたデータは即時にクラウドサーバーに送信されるので、本部社員はパソコンの管理画面からプロパーの報告をリアルタイムで把握できる。勤怠管理はもちろん、翌週の訪問予定をカレンダーに入力して、それをエリア担当営業と共有できるようになり、営業担当者がプロパーの行動に合わせて店舗に同行するといった調整も可能になった。プロパーにとっては、勤怠や業務報告といった事務的業務をすべてiPadから一元的に処理できるようになり、プロパー自身やマネジメント側もこれらのデータを集約した出勤稼動管理表として閲覧でき、双方の業務効率化に貢献している。○ワークスタイル変革で期待される業務効率化とは新しい情報ツールの導入により、プロパーに対する新商品の発売情報などはiPadを使って常時共有できるようになり月例会議での資料配布や説明の時間が短縮され、プロパーのスキル向上につながる活動により長い時間を費やせるようになったという。さらに、プロパーの行動履歴を時系列に細かく分析できることが重要だと酒井氏は指摘する。「優秀なプロパーは、訪問効果の高い店を定期的に巡回し、手厚いサポートを提供することで成績を上げています。どの店に行ったら訪問効果が高いのか、今訪問している店にはどれくらい時間をかけたらいいのか、以前はそうした情報を分析しきれていないという課題がありました。iPadを使ったシステムに切り替えたことで、より詳細な活動効率の分析が可能になりプロパーの効率的な巡回計画を組み立てられるようになりました」(酒井氏)こうした本部側での情報分析に基づく施策をプロパーにフィードバックしスキル向上につなげていくことが今後の課題となる。しかし月例会議しか対面機会のない現状では、なかなか効率的にノウハウのフィードバックを行うのは難しい。今後はiPadを利用したeラーニング導入を検討しているという。○営業担当者や幹部社員のペーパーレスによる業務改善も進むプロパーへのiPad配付に先立って、同社では営業担当社員へもiPadを配付してモバイル型のワークスタイルへの移行を進めている。活用しているアプリケーションの中でも、クラウド型のファイル共有ソリューション「スマートカタログ」が好評である。従来の紙カタログを電子化してiPadから閲覧できるようになったほか、CM動画などマルチメディアを使った効果的なプレゼンテーションも可能になった。さらに自社で構築した仮想デスクトップ環境にiPadから接続できる環境を用意した。得意先との各種書類の確認を外出先で依頼された場合でも、タブレット端末から仮想デスクトップへ接続して確認も可能になった。「資料確認や返信、簡単な修正であればいざというときに帰社せずとも対応できるのはとても助かります」(大山氏)こうした外勤社員のワークスタイル改革が着実に効果を上げているのを受け、同社では社内でのiPad活用も進めている。現在着手しているのは、会議でのペーパーレス化だ。紙や印刷にかかるコスト削減に加えて、大量の会議資料を準備する事務方の負荷軽減にもつながっている。幹部社員から外勤の営業担当者、そして最前線のプロパーまで配付されたiPadは各レイヤーに応じた業務改革に成果を上げつつあるが、酒井氏によれば、プロパー向けのシステム開発はまだ始まったばかりだという。具体的な施策については明らかにできないとしつつ、これまでプロパー任せにしていた業務に対し、iPadで収集するデータに基づいた業務改善を行おうとしているのは間違いない。こうしたワークスタイル変革がどのような成果を生むのか業界全体が注目している。
2015年03月12日スターバックスの味をコンビニなどで手軽に買えるチルドカップシリーズ「スターバックス ディスカバリーズ(R)」がリニューアル!新しくなったスターバックス ディスカバリーズ(R)の発売を記念して、新製品発表会が3月2日、渋谷ヒカリエホールBで行われました。第一部では、スターバックスファンだというモデルの森星さんや歌手の横山剣さん(クレイジーケンバンド)、BENIさんがゲストとして登壇しました。新しくなったのは、スターバックス ディスカバリーズ(R)の「カフェラテ」「エスプレッソ」「抹茶ラテ WITH ホワイトチョコレート」の3種類です。スターバックス・トレーディング代表の村上さんの挨拶の後、ブランドマネージャーの池添さんが新製品を紹介しました。「カフェラテ」は、香り高いこだわりの豆で仕上げたしっかりとした味わいに、ミルクの味わいを強化し、まろやかで本格的なラテに。そして「エスプレッソ」は、イタリアンローストの豆を使用し、濃厚でコク深いエスプレッソをベースに、仕上がりのコーヒー感にこだわり、より飲みやすい後味へ。さらに「抹茶ラテ WITH ホワイトチョコレート」は、日本古来の抹茶にホワイトチョコレートの風味を加えることで、より濃厚で豊かな風味を味わえるようになったとのことです。それから、森星さんと横山剣さん、BENIさんの3人を迎え、トークセッションが行われました。スターバックスを愛用している3人は、早速実際に新しくなったスターバックス ディスカバリーズ(R)を試飲。「カフェラテ」を飲んだ森さんは、まず「おいしい!」と笑顔でひと言。そして「ミルクの味がクリーミーなんですけど、エスプレッソの香ばしい香りも広がってバランスがいい」と、しっかりと味わいををたしかめながらコメント。抹茶好きで、意外にも甘党だという横山さんは、「抹茶 WITH ホワイトチョコレート」を美味しそうに一気飲み。「前のも好きだったんですけど、ホワイトチョコレートの風味が加わって、さらにぐっとくる味になっています」と嬉しそうに答えていました。「エスプレッソ」を飲んだBENIさんは、「ビター感がちょうどよくて、エスプレッソの香りが広がって最高です」と満足そうでした。またパッケージについても、森さんとBENIさんの女性ふたりが「スタイリッシュになった」とコメント。フタやロゴがゴールドになってさらに高級感が増したこだわりのパッケージにも注目です。最後のコメントでは、横山さんが「スターバックス ディスカバリーズ(R) イ~ネッ」とおなじみのフレーズで締め、笑いを誘っていました。第二部では、BENIさんとクレイジーケンバンドによるライヴステージがおこなわれました。BENIさんが大人っぽい雰囲気やキュートな表情を見せつつ、高い歌唱力を披露すると、その歌声に会場が一気に引き込まれるようでした。クレイジーケンバンドは明るくにぎにぎしくライヴを展開する中、ステージにはしっかり新しいスターバックス ディスカバリーズ(R)を置き、MC中に飲むシーンも。また自分たちの平均年齢の高さを紹介しつつ、スターバックス ディスカバリーズ(R)のようにリニューアルしていきたいと意気込みを語っていました。実際に、新しくなったスターバックス ディスカバリーズ(R)の「カフェラテ」を飲んでみましたが、お店で買うのとひけをとらないような味わいに大満足しました。コンビニでも気軽に買えるので、職場でのランチやおうちカフェにもぜひおすすめしたい商品です。・スターバックス 公式サイト
2015年03月03日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。今やSNSは、出会いやモテのツールとして欠かせないものになりましたが、「うまく使いこなせていない」「使っている割に全然モテない」という人も多いのではないでしょうか。特に「出会いがない」「会話が苦手」な人ほど、SNSを有効活用して幸せを勝ち取って欲しいものです。しかし、“いいねボタン”を押しているだけでは、出会いやモテは訪れません。重要なのは、男性たちの書き込みにどんなコメントをするか。これがうまく書ければ、“いいねボタン”の何倍も好印象を与え、モテにつなげることができます。■1.できるだけ名前は入れたいこれはSNSというより、コミュニケーションの基本。名前を呼ぶ方も、呼ばれる方も、親近感を抱くものです。これは恋人候補でも、浅い友人でも同じ。名前を呼ぶことで、「彼女は自分に声をかけている」という潜在意識を植えつけられます。特に、ネット上のやり取りでは、名前を呼ぶ人が少ないため効果大。「〇〇くん」という言葉を混ぜるだけで、本人は他のコメントよりも気になってしまいます。■2.簡単&即効の引用コメントたとえば、彼が「魚介系のとんこつラーメンを食べた」と書き込んだら、あなたは「魚介系のとんこつラーメン、私も好き!」。このように相手の書き込みを引用することで、2人の間にちょっとした一体感が生まれ、引いては「気が合う」「好きかも」という気持ちにつながりやすくなります。細かいポイントとしては、相手と同じ文字を使うこと。彼が「とんこつラーメン」と書いたのなら、あなたは「トンコツらーめん」と書いてはいけません。たったこれだけのことでも、少しテンションが下がって、心から「気が合う」と思えないのが人間心理なのです。■3.彼の顔を思い浮かべて書くSNSでコメントを書くときに考えて欲しいのは、相手の顔。「〇〇くんはどんな気持ちでこれを書いたのかな?」と考えた上で、相手に寄り添ったコメントを書ける女性はモテます。たとえば、楽しそうな顔のときは楽しく、落ち込みモードのときは落ち込んで、意味不明のときは意味不明のことを書くと、喜んでもらえるでしょう。なかでも注目して欲しいのは、彼が最も言いたかったところ。そのポイントに絞って書くことで、「多くの友人がいる中で、自分のために書いてくれた」という気持ちにさせられます。■4.「早い」「遅い」の緩急をつけるSNSをやっていて迷うのは、「いつコメントを書くか?」。男性が書き込んだばかりだと「早すぎてガツガツしていると思われないか」、1日後だと「遅すぎて今さらと思われないか」などと思いがちですが、決してそんなことはありません。早すぎも、遅すぎも、「心に残りやすい」という意味ではむしろいいことなのです。ベストは早すぎ、ふつう、遅すぎの3パターンがあること。その方が相手には自然体のように見えますし、「いつも気にかけてくれているな」意識して、誘いにもつながりやすいのです。■体温を込めたコメントを重ねるこれらの方法について、「あからさますぎない?」「他の子から嫌われるんじゃ・・・・・・」という心配は無用。男女を問わず同じようなコメントを書いていれば、あからさまと思われないし、嫌われることもないでしょう。そもそもパソコンや携帯電話の画面は、息づかいも体温も伝わらない、冷たい世界。それだけに、あなたの温かさを文字に込めて、相手に伝えて欲しいのです。そんな温かいコメントが何度か積み重なることで、「いい子だな」「好きかも」という気持ちが芽生えることを覚えておいてください。見た目ではなく、こうした方法でモテる女性は、恋人になったあとも大切にしてもらいやすいので、ぜひ覚えておいてほしいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2015年02月19日スター販売員のリアルな金銭感覚に迫るオシャレ女子から圧倒的な支持をうけるスター販売員。ファッションリーダーとして人気を集める彼女達のリアルな金銭感覚に迫った。2月13日、ルミネクスは、同社が運営するWEBサイト「Starring.st」のスタ・ラボにおいて、スター販売員の「毎月のお給料の使い道」に関する調査を行ったと発表した。洋服代は43,214円!同調査で1ヶ月のオシャレ代について質問したところ、気になる洋服代は平均43,214円という結果に。中には100,000円かけるという販売員もおり、社販を上手く利用し、ファッションに手を抜かない姿勢がうかがえた。また、美容室やネイルなどの美容代は平均23,429円、コスメ代は平均14,808円を出費しており、身だしなみに気を配り、人に見られる職業であることを意識している販売員が多いことがわかった。無理な節約はせず、プライベートを満喫普段の生活にもスポットが当てられた。飲み会に行く回数は平均5.8回、趣味代には平均12,955円と、無理な節約はせずプライベートを満喫していることが判明。趣味については、「フェスに行く」、「EXILEのライブに行く」などの音楽関連の他、スノボーやジムなどで体を動かす、雑貨やマンガの購入をするなどがあげられた。(画像はプレスリリースより)【参考】・「Starring.st」 スタ・ラボ・ルミネクス プレスリリース(PR PRESS)
2015年02月14日1万人以上の調査対象者にタブレットを配布し、アンケートデータの収集に活用しているビデオリサーチ。従来の紙によるアンケートから、タブレットによる調査システムを導入したことで、どのような効果が得られたのだろうか。ビデオリサーチの担当者に話を聞いた。○ライフスタイルの多様化が調査項目の増大に繋がったビデオリサーチは、テレビ番組の視聴率をはじめとして、さまざまなメディア・マーケティングデータを提供していることで知られる企業だ。同社は2014年10月に、全国主要7地区において一般生活者1万人以上に対して通信機能付きタブレット端末を配布して調査する国内最大規模のシングルソースデータサービス「ACR/ex」をリリースしている。「ACR/ex」の前身となる「ACR」は、1976年のスタート以来、紙によるアンケートで回答を収集してきた。調査員がアンケート用紙を配布して後日、回収した後に、データを入力・集計といった工程を踏むため、調査からデータ化まで約4カ月を要していた。この「ACR/ex」では紙に代わってデータ通信対応のタブレットで調査。情報を直接送信してもらう形に変更したことで、調査工程の短縮化を実現している。長年続いた調査方法を大きく変更したもうひとつの理由として、同社のソリューション推進局ACR/ex事業推進部長の岩城 靖宏氏は「ライフスタイルの多様化で、生活者の特性を捉えるための情報量が膨大になってきた」という点を挙げている。紙の調査票の場合、"男性向け"といった特定層に向けた質問であっても、全ての項目をアンケート用紙に用意しなければならず、その膨大な量と煩雑さは対象者の心理的な負担となり、回答に影響を与える可能性がある。だが、タブレット端末を利用することで、対象者のセグメントごとに必要な設問のみが現れるようにコントロールできることや、回答する画面が瞬時に現れることによる「ストレスフリーな環境」が提供できることを魅力に感じたという。これに加え、継続して回答してもらえるような工夫が実現できることや、調査対象者の継続した変化を捉えられるメリットを岩城氏は導入の理由として挙げている。○従来の調査方法をデジタルでも実現できるタブレットという選択肢単にタブレット端末と言っても、通信機能付きであれば、ビデオリサーチ側と調査対象者側、双方に負担のない形でアンケートの頻度を上げることができ、季節に応じたデータの変化を知りたいというクライアントのニーズにも応えられる。調査対象者全員にタブレットを配布する結論に至った理由は「調査対象者のデバイス環境に一切影響されることがなく、同一の環境で調査することが可能だから」と岩城氏は答える。このACR/exのデータは市場全体の推計を可能とするため、対象者を無作為に抽出している。そのため、すべての対象者がPC所有者とは限らないし、それぞれ調査環境が大きく異なることは管理上無理があることは容易に想像がつく。より所有率が高い携帯電話やスマートフォンを使うという手もあるが、画面が狭く調査内容を表示しきれない。これに加えて、テレビを見た時間や食事をしていた時間、買物をしていた時間などを用意したスケール上に線を引いてもらうことで回答する"線引き式"と呼ばれる回答形態への対応が困難という問題があった。そうしたことから画面サイズが大きく、紙のアンケートと同じ回答形態が実現できる、タブレットの採用に至ったのだそうだ。だが、ACRは40年以上調査を続けているデータであることから、紙からタブレットへと調査方法を変えたことで回答の傾向と質が大きく変化することで継続性が失われてしまうのではないかという懸念もあった。そこで、2012年度より実際にタブレット端末を使って調査実験を実施。従来と回答の傾向と質に大きな変化がないことを確認できたことから、2014年度から本格的な運用とデータ取得を開始し、同年10月にACR/exのサービスリリースへと至った訳だ。タブレット端末の活用によって、サンプルの代表性を担保しながら、定期的な調査とスピーディなデータ収集を行うことで、より的確で多面的な生活者の情報を迅速に提供することが可能となった。○iOSではなく、Androidという選択ビデオリサーチがACR/exの導入に当たり、採用したのはNTTドコモの富士通製Androidタブレットになる。当初はiOSとAndroidのどちらを採用するか検討していたそうだが、Androidに決めた理由はMDM(モバイルデバイス管理)にあったと岩城氏は話す。調査対象者に配布するタブレットはあくまでアンケート回答用である。ITに関する知識があるとは限らない対象者が操作で混乱しないためにも、想定している以外のアプリや機能が画面上に表示されないというのが、導入する上で必須だったそうだ。だがiOSの場合、当時はMDMを導入しても設定画面を開くのを防げなかった上、OSのバージョンアップ通知が自動的に出てきてしまうなどの問題があったという。そのため「Androidの方が我々のニーズに合った管理ができる」(岩城氏)と判断し、Androidタブレットの導入に至ったのだそうだ。富士通製の端末を採用したことから、導入しているMDMも富士通製になったと、岩城氏は話す。リモートでの監視にも対応しているそうで、モニターが別のSIMカードを挿入し、別の用途に利用しようとした場合でも、その動きを感知して情報をフィードバックし、監視できる仕組みを備えているとのことだ。またNTTドコモのタブレットを選んだ理由について尋ねると、導入を検討した当時、LTEによる通信機能を内蔵したAndroidタブレットを提供していたのがNTTドコモだけであったことが大きいと、岩城氏は答えている。他社はWi-Fiルーターとのセットによる提案であったが、多数いる調査対象者に対して複数のデバイスを貸し出すと、対象者側の取り扱いが面倒になることに加えて、デバイスの発送と返却時の管理にかかる手間が非常に煩雑になってしまう。多くのデバイスをシンプルに管理できるようにするためにも、回線と端末がセットになっていることが、導入する上で必須だったようだ。ちなみに調査対象地域は、東京駅を中心とした50km圏内、及び7大都市圏と、都市部を対象にしていることから、導入する上でネットワーク面での不安はあまりなかったとのこと。それでも、「実験開始当初は現在ほど、LTEのエリアが広くカバーされている訳ではなかった」とソリューション推進局ACR/ex事業推進部主事の岸 斉史氏は話す。それゆえモニターが住む地域でLTEに接続できるかどうかを、NTTドコモ側と情報共有しながら、電波対策などを進めていったそうだ。なお実際に導入した台数は、実験段階では140台であったが、本番のサービス用として約1万5000台と、大規模な導入となっている。調査対象者の数は7つの地域で1万人以上だが、それを大きく超える台数を導入した点には、いくつかの理由があるという。1つは、東京とそれ以外の地域のモニターとで、端末を貸し出すサイクルが異なること。東京以外のエリアでは春先の3ヵ月だけの協力となるが、東京はデータのニーズが高く、調査対象者を半年毎に入れ替えながら1年を通じて調査を実施しているのだという。入れ替え分の台数をあらかじめ確保しておかないと、スムーズな入れ替えができず調査に途切れが出てしまうことから、余分に台数を確保しているそうだ。そしてもう1つは、「対象者を説得したり、アンケートの回答動向をチェックしたりする調査員にもタブレットを活用してもらっている」(岸氏)ためだという。○センシティブな情報を取り扱うが故に、セキュリティは慎重な検討を全国で1000人近くいる調査員も、従来は調査対象者の個人情報などを紙で管理していたそうだが、ACR/exの導入を機にタブレットを活用した管理へと変更。これによって、調査員が担当する対象者が、どの程度アンケートに答えているかなどをリアルタイムに確認でき、相手に応じた対応がよりしやすくなったとのことだ。また、調査対象者と調査員のタブレットでは、利用しているネットワークも変えているとのこと。対象者向けの端末には「ビジネスmoperaインターネット」を用い、VPNを組み合わせることでアクセスできるURLの制限などを実施した。だが、調査員用の端末では個人情報を扱うことから、ドコモの閉域網サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」を利用。ビデオリサーチの社内システムに直接接続することで、インターネットなど他網からのアクセスを遮断し、一切情報が出ない仕組みにしている。もちろん、専用線を用いるとなるとランニングコストも高くなってしまう。だが「一般生活者から情報を頂いてビジネスしている以上、個人情報の保護は最も大事な部分」(岩城氏)であることから、セキュリティの確保には強いこだわりを持って取り組んだそうだ。ドコモによると、特に個人情報を扱う企業様から高いセキュリティを備えたネットワークの要望を受けており、金融機関や医療機関など同様の閉域網サービスを導入しているという。○タブレット導入でデータ量は増大も、クライアントに「より最適な答え」をでは実際のところ、タブレットを導入したことによるメリットはどのようなところに現れているのだろうか。この点について岩城氏は、「対象者に対する質問の量を10倍相当に増やし、従来より多角的なデータを、継続的に取得できるようになった」など、導入当初の目的をしっかり果たすことができていることが、大きなメリットになったと答えている。だが、データが増えたということは、その分データを分析する労力も大変なものになるはずだ。そこでビデオリサーチでは、ACR/exの提供に合わせて、分析に必要な要素は拡張しつつも使い勝手を向上させたASPサービス「VR-CIP」を開発。これを用いることにより、性別や年齢だけでなく、特定の商品を利用している人などより細かなターゲットに関する情報を、顧客が簡単に深掘りできるようになったという。「紙で同じことをするのに比べればコスト上がっているが、データと使い勝手が充実したことでクライアントからも好評をいただいている」と岩城氏は話しており、ビジネス面でも成果が上がってきているようだ。では今後、ACR/exをより充実させていく上で、どのような取り組みを考えているのだろうか。岩城氏は「まずはタブレット上で調査対象者がより使いやすく、回答しやすくするためのメニューやインタフェース開発を進めること。だが、次に進めるべきは環境面で対象者に回答してもらいやすくする仕組みを整えることではないか」と話している。そうしたことから将来的には、タブレットだけでなくスマートフォンでも回答できる環境を構築し、今購入した商品に関する情報など、リアルタイムな回答を得られる仕組みを作り上げていきたいとしている。さらに、スマートフォンを利用すれば日常生活のあらゆる行動のログを取得できる。もちろん対象者の了解を得た上での話しであるが、そうしたログを活用した商品サービスを開発することも、技術的に見れば不可能ではない。ただ、ログの取得には「自分の日々の行動情報を取られることに抵抗を抱く人が少なからずいるため、無作為抽出した方への導入はハードルが高い」(岩城氏)。そうしたことから、スマートフォンを用いた商品サービス開発は個人情報の保護も念頭においた上で、パーソナルデータの利活用を慎重に考える必要があると岩城氏は話している。
2015年02月10日スマートフォンの飛躍的な普及により、GPSによる位置情報や地図データを活用して、地域活性化や観光集客に結びつけようとする機運が高まりつつある。しかしその一方で、急速に進歩する技術を具体的にどのように活かすべきかについては、試行錯誤の段階であり、まだまだ課題も多いのが実情である。2015年2月10日に開催される「スマートデバイス活用セミナー」では、地図や位置情報を用いた観光集客と地域活性化に関する講演が行われる予定である。今回は、当日に登壇予定である株式会社近畿日本ツ-リスト沖縄 代表取締役社長 福岡 卓氏に観光事業において位置情報を活用するための具体的なポイントについて解説いただいた。○単なる観光案内情報だけでは集客には結びつかない地図や位置情報を観光事業に活用する具体的な方法を考えた場合、まず真っ先に挙げられるものは「現地の観光案内」だろう。だがこれは「観光」という観点からみた場合、ひとつのシーンにおけるデータ活用例に過ぎない。人が観光においてデータを利用するシーンは大きく分けて以下の3つがある。「旅行前」(旅行地や宿泊地、レジャーなどを選択するための情報収集)「旅行中」(現地で必要になる交通情報や天気、観光案内等)「旅行後」(撮影した写真をSNSで公開して思い出をシェアする等)これからのデータ活用では、「これら3つのシーンを網羅したサービスを考える必要がある」と福岡氏は語る。「最近、沖縄では台湾からの旅行者が増えてきました。特に海外から の旅行者は、事前にしっかりとした情報収集がしづらい観光地を敬遠しがちです。また、しっかりとしたガイドサービスが提供され、それが良い評判として拡散されれば、新たな集客にもつながります。これからの観光業界は、旅行中だけではなく、旅行前と旅行後も利用してもらえる、そんなサービスが求められてくることでしょう」(福岡氏)○データを切り分け、適切なタイミングで適切な情報を提供することが重要一般的に、沖縄と聞いてイメージする季節は夏だろう。事実、沖縄の観光ガイドなどに目を通すと、夏に行うレジャーについての情報が多く目につく。だが、沖縄の見所は夏しかないのかと言えば、勿論そうではない。例えば、年中楽しめる料理があり、歴史的に重要な建築物があり、冬にはプロ野球のキャンプが行われ、春には日本一早い桜の開花なども楽しめる。しかし、当然の点ではあるが、盛夏シーズンに向けて、その他の季節でないと楽しめないプロ野球のキャンプ情報や桜の情報を伝えることや、冬に訪れる観光客に対し、海水浴の魅力を伝えても、効果はもたらされない。「現在の観光案内では、情報を区分なく表示してしまっているケースがほとんどです。その時期に行っても何もない場所を案内されても、観光客は戸惑ってしまいます。そこで情報を切り分けてレイヤー化し、夏であれば夏のレイヤーを、冬であれば冬のレイヤーを表示するようにできれば、旅行の意欲が高まるタイミングに応じて、役に立つ情報をきめ細やかに提供することができるようになります」(福岡氏)現在、近畿日本ツーリスト沖縄では、インクリメントP社と協力の上、地図データとスマートフォンの位置情報に観光関連情報などを付加しながら一元管理するための実証実験を行う準備を進めている。その取り組みの方向性などが紹介される予定となっている。「情報のレイヤー化は観光分野だけではなく、例えば官公庁や市民からのデータをまとめた防災レイヤーや交通情報をまとめた交通レイヤーなど、地域貢献につながる活用にも応用ができる考え方です。是非、多くの皆さんと協力し実現していきたいと考えています」(福岡氏)同セミナーの詳細は以下の通りとなっている。タイトル:スマートデバイス活用セミナー ~最新事例から"地図活用"の新しい在り方を解説! 位置情報を用いた次世代の集客施策とは?~開催日程:2015年2月10日(火)13:30(開場 13:00)~16:30定員:50名申し込み締切日:2015年2月9日(月) 18:00まで参加費:無料開催会場:パレスサイドビル 東コア2F マイナビルームU〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:株インクリメントP株式会社
2015年02月04日FacebookやTwitterなどSNSの活用を推進しているものの、なかなか上手くいかない……。Incがそんな企業向けに「ソーシャルメディア戦略の間違いを正す(原題:Stop Doing Social Media Wrong)」として、アドバイスを送っている。ビジネス向けSNS「LinkedIn」と調査会社TNSの調べでは、年商100万ドル(約1億2000万円)~5000万ドル(約51億円)の企業のうち、81%が売上アップを目的にSNSを利用しているという。一方で、投資効果を実感している企業はそのうちの61%に過ぎない。つまり、残り4割の企業はSNSの効果がないと感じていることになる。「顧客にリーチできる」だけではなく、「関係を強化」「エンゲージメントに繋がる」といった話が企業のSNS活用の目標として高らかに語られているが、単にコンサルを起用して任せるだけでは、メリットを得られない可能性が高い。どうすれば間違ったSNS戦略を修正できるのか見てみよう。○目標を設定するSNSにチャネルを築かなければと考えて始めてみたものの、具体的な目標がないというケースは案外多いようだ。Facebookページを持ったり、広告を出すだけで満足していないだろうか? コンサルなどの専門家に任せるのなら、到達したい目標を数値としてきちんと示そう。社内でチームを組む場合も同じで、時間と予算、そして目標を明確にしたい。○正しいメッセージを社内チームや外部の専門家に関係なく、業界と自社ビジネスについてよく理解している人を起用すること。同じ業界の他社がどのようなキャンペーンを展開しているのか、それに対して顧客がどのように反応しているのかなどをモニタリングし、傾向を分析しよう。○チャネルの調整FacebookやPinterest、Instagram、Twitter、LINE……どれでも良いというわけではないし、とりあえず全て使えば良いというものでもない。それぞれのSNSに特性があり、利用者属性も異なる。例えば、ファッション業界であればInstagramやPinterstが向いているが、BtoB企業であればLinkedInという選択肢もある。複数のSNSで展開する場合、FacebookとTwitterで同じメッセージを発信することもNG。Twitterはメッセージを短くし、速報性という特性があるのに対し、Facebookは汎用性が強い。事業によってチャネルは1つで良いかもしれないが、自社の潜在顧客がいるメディアを選び、そのメディアにあったメッセージの発信方法を研究したい。○チャンスを見極める新製品発表やこれから到来するバレンタインなどのイベント、場合によっては天気といった日常の変化まで、顧客の関心を得られる機会を見逃さないことが重要だ。適切なタイミングでクーポンなどを提供したり、情報発信ができれば、フォロワーが増え、その後の注目も深まるといえよう。
2015年02月01日映画『スター・ウォーズ』シリーズより、販売数累計50万膳を突破したコトブキヤの大ヒット商品「ライトセーバーチョップスティック」シリーズの『ダース・ベイダーライトアップVer.』、『ルーク・スカイウォーカーライトアップVer.』が、2015年2月に再販されることが决定した。価格は各1,620円(税込)。2009年の発売から販売累計50万膳を突破し、新たにLED発光ギミックを搭載した"光るお箸"として話題を呼んでいる「ライトセーバーチョップスティック」。赤く発光する『ダース・ベイダーライトアップ Ver.』のデザインは『EP6/ジェダイの帰還』に登場したダース・ベイダーのライトセーバーを、青く発光する「ルーク・スカイウォーカーライトアップ Ver.」のデザインは『EP4/新たなる希望』に登場したルーク・スカイウォーカーのライトセーバーをもとに商品化されている。箸先端の光刃部分は無色透明のクリア成型で、スイッチボタンをオンにするとライトセーバーが発光。クリア成型部分は取り外して箸自体も洗うことが可能で、清潔に保つことができる。商品価格は各1,620円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年2月を予定している。なお、YouTubeでは本商品のCM映像も公開中。(C)& TM Lucasfilm Ltd.
2015年01月26日ジャストシステムは1月20日、SNSを介して友人・知人にプレゼントを贈る「ソーシャルギフト」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。調査は、ソーシャルギフトに関する10種類の質問を回答するといもの。セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して2015年1月13日~1月14日まで実施し、20代~50代の男女576名からの回答を得られた。調査結果によると、ソーシャルギフトをもらったことをSNSで伝えるのに、男性は「Twitter(46.4%)」、女性は「Facebook(30.0%)」の利用率が最も高い。また、「誰にも知らせない」と回答した人は男性が7.1%に対し、女性が33.3%で、男性の方が誰かに言いたいという欲求が強いという結果となった。ソーシャルギフトを贈ったことがある相手として最も多かったのは、「1年以上会っていないが、SNSでつながっている友人・知人(50.8%)」。「1年に1回以上は会っている友人・知人(43.1%)」「SNSで知り合って、会ったことはない友人(27.7%)」と続いた。ソーシャルギフトの利用意欲がある人が贈りたいプレゼントは、1位が「スイーツ・お菓子(43.3%)」で、2位が「花束・アレンジメント(29.3%)」、3位が「指定の店舗で買い物できる金券(26.1%)」となった。年代別では、20代の2位「映画や美術館の入場券(28%)」、30代の2位「アルコール飲料(28.3%)」「インテリア用品・雑貨(28.3%)」と、ユニークな結果となった。ギフトに使った予算を見ると「1,001~3,000円以内(29.3%)」が最も多い回答となった。ソーシャルギフトを「利用したことがある(贈った経験のみ、もらった経験のみを含む)」人は14.3%。今後利用してみたいと考えている人は27.2%で、その理由として「すぐに相手に届けられる」「お礼・感謝の気持ちを気軽に伝えられる」などが挙がった。企業がキャンペーンで無料提供しているソーシャルギフトは、「相手に無料とわからない仕組みであれば、利用したい」と回答した人がもっとも多く38.2%で、「積極的に利用したい」の31.2%を上回った。「限られた相手やシーンであれば利用したい」も26.1%となった。なお、ジャストシステムは調査結果のレポートを全37ページにまとめ、Webページ上で提供している。
2015年01月22日全体の約50%が“正月太り”!サニーヘルスによる『正月太り』アンケートの結果!サニーヘルス株式会社は『正月太り』に関するアンケートを実施した。調査の方法はインターネットリサーチで、18歳~68歳までの全国にいる男性女性あわせて414名。最初に『正月期間に何キロ太った?』の質問に対して、【2kg増加した】が1位で、次いで2位【1kg増加した】3位【3kg増加した】の順位結果だった。正月期間に体重が1kgから2kg増加した人の割合は約50%になる。一方で【正月太りをしていない】人は約29%で、体重が増加した人だけの平均体重増加キロ数は【平均2.14kg】となった。去年の平均体重増加キロ数は?さらに体重が増加した人だけを対象として【体重増加平均キロ数は?】について、年間別に比較してみると、2013年は「平均1.84kg増加」で、2014年は「平均2.26kg増加」という結果が示された。また2015年は去年よりも“平均の体重増加キロ数”が若干減少している。しかし正月期間の短期間で、全体の4%ほどの人が“5kg以上”体重が増加しており、年代別では若い世代ほど正月太りをしなかったようだ。これは、近年の若い世代が“おせち料理に魅力を感じない”傾向があることや、若い世代はカロリーを消費する代謝も高く、そのうえ正月期間はより積極的に活動している傾向があることも、正月太りを防げる理由と考えられる。正月太りをした人は、調査結果などを参考にして、来年の為に正月体重増加防止対策を考えてみては。(画像はサニーヘルス株式会社より)【参考】・サニーヘルス株式会社 「マイクロダイエット ネット」
2015年01月22日生活協同組合連合会コープネット事業連合(コープネット)の100%子会社となるコープサービスは1月20日、日本電気(NEC)と共同で、組合員向けに音楽・スポーツなどの「チケット」や、ふとん丸洗い・ハウスクリーニングなどの「くらしのサービス」を販売するECサイト「ライフなびネットショッピング」を構築したと発表した。これにより、取り扱うチケットの種類増加や電子メールによる抽選結果の連絡が可能となるなど、組合員へのサービス向上を実現したほか、クレジット決済も導入し、店舗のみを利用する組合員の利便性を向上したという。なお、同サイトは、NECのEC・通販統合ソリューション「NeoSarf/DM」を活用して構築したもので、2014年10月末に開設した。細分化された機能部品群を自由に組み合わせることができる「NeoSarf/DM」を活用することで、セット購入での割引や、一定数以上の購入での無料配送、定期購入など、商品ごとに異なる条件での販売を可能とするECサイトの構築を実現したと同社は説明する。
2015年01月21日JR西日本は12月25日、新幹線の全乗務員にiPadを導入すると発表した。最新のIT技術を活用することで、新幹線及び沿線在来線の最新の運行情報等をリアルタイムに取得し、顧客への迅速な情報提供を行うという。また、今後増加が予想される外国の顧客への簡易案内翻訳ツール等の活用により、案内サービスの向上につなげる。通信機能やカメラなどを活用することで異常個所の画像等を関係者間で共有でき、原因特定が迅速化しダウンタイムを縮小する。さらに、マニュアル・規程類の携帯品の電子化により軽量化(運転士は約3kgから800g、車掌は約2kgから700g)と差換え作業の迅速化、ペーパーレス化を図る。新幹線乗務員が携帯するiPadの種類及び導入台数は、運転士がiPad Air、車掌及び客室乗務員がiPad miniで、導入台数は約1200台。山陽新幹線では2015年1月13日から、北陸新幹線では2015年3月14日から導入する予定だ。同社は、今後も「新幹線のポテンシャルを高める」取り組みを推進していく。
2014年12月29日2015年2月8日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2015[冬]」に出展するコトブキヤが、会場販売品として『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』や『アイドルマスターミリオンライブ!クリアファイル』などが発売される。『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』は、コトブキヤが展開する2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズの第一弾として発売された『キューポッシュ 天海春香』が、アニメーション映画『THEIDOLM@STER MO VIE輝きの向こう側へ!』のライブの衣装「スターピースメモリーズ」姿で新たに立体化。付属品はライブシーンで春香が見せた「キメ顏」や「ピースサイン」と「マイク」、台座も作品をイメージしたプリント入りの特別仕様となる。価格は3,200円(税別)。そのほか会場では、コトブキヤ直営店で発売された限定品『アイドルマスターミリオンライブ!バースデークリアファイル』全種を特別に会場販売。さらに「ワンダーフェスティバル2015[冬]」当日には、9月~11月に募集した「うちのこいちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」より、ファンがアレンジした「Myキューポッシュ」の一部を展示予定。詳細や追加情報は、コトブキヤ公式サイトの「WF2015冬特設ページ」で随時公開される。(C)BNGI/PROJECT iM@S
2014年12月23日『スター・トレック3』の監督に決まっていた脚本家ロベルト・オーチーが、降板したことがわかった。オーチーはJ.J.エイブラムスが監督した『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の脚本を共同執筆し、この3作目の脚本も手がけている。エイブラムスが『スター・ウォーズ/エピソード7』の監督をするため、3作目はプロデューサーだけにとどまることに決まった時、シリーズに最初から深く関わっていたということで、オーチーに白羽の矢が当たった。降板の理由はわかっていない。『スター・トレック3』は2016年北米公開予定。2009年に公開された1作目は全世界で3億8500万ドル、2013年公開の『…イントゥ・ダークネス』は4億6700万ドルを売り上げている。文:猿渡由紀
2014年12月08日6月にJR東日本が発表したメンテナンス部門、建設部門へのiPad導入。同社はこれまでにも乗務員や駅員向けにタブレットを導入してきたが、携帯キャリアの違いや、そもそもの利用想定シーンも大きく異なる。導入経緯と導入後の利用状況について話を伺った。「2012年の12月頃から導入の構想を練り始め、意思決定までに10カ月程度かかりました。しかし、意思決定から1万4000台のiPadを導入するまでは5カ月程度で済んでいます」こう話すのは、東日本旅客鉄道 総合企画本部 システム企画部 副課長 輸送・設備システム管理グループの三井 良裕氏。同社では2013年にiPadを乗務員向けに導入しており、「乗務員以外の技術系部署でも活用したい」「駅での利用拡大を行いたい」という観点から導入にいたったという。鉄道の現場で働く技術系の社員は、膨大なマニュアル書がつきもの。定期的に行われる研修や社内規程書類、機器類のマニュアルなど、部門によって様々だが総計1万コンテンツに及ぶという。これまでは時や場所に合わせてマニュアルを持参していが、当然ながら分量もかさばるため「ペーパーレス化」をかねてより検討していた。「恐らく、社外と比較しても弊社のマニュアルは非常に多い。タブレットに置き換えたいというニーズがあることはわかっていました」(三井氏)iPadによって、資料の置き換えは果たせたが、問題は運用方法。企業がモバイル端末を管理する際に問題となるのはコンテンツ保護をどのように行うか。技術系の作業員が道端でiPadを落とす可能性は低いとはいえ、リスク管理の観点からすると端末にそのまま保存という形は望ましくない。「データの配信サーバーは短期間の構築だったこともあり、クラウドで構築しました。アプリは端末をリースしていただいているKDDIさんからもお話をいただいたのですが、自分たちで別のアプリを利用しています」(三井氏)資料を共有する際には、デバイス認証を用いており、登録端末以外からのデータ閲覧はできないようになっている。また、IPアドレス制限もかけており、二重にセキュリティの高度化を行っている。「クラウドのメリットは短期構築という点だけではありません。オンプレミスであれば設備投資も馬鹿にならない。オンプレミスで導入が一年遅れてしまうよりは、スピード感を持って『まずやってみよう』と。自社構築のアプリについても、かなり短い時間で作り上げています」(三井氏)○携帯キャリアを決めた理由JR東日本が1万4000台のiPadをKDDIに決めた理由はどこにあったのか。携帯各社はそれぞれ、広いエリアをアピールしているものの、どうしても電波が届かない"不感地帯"は残ってしまう。そうした地域の改善という点で、同社の手厚いサポートがあったという。「回線と端末はもとより、側面のサポートも充実していたんです。いくら電波のエリアが広くても、多少の"不感地帯"はある。そこを適宜連絡することで、対応していただきました。ほかにも、ユーザーサポートの仕組みはたいへん助かっています。法人企業ですから、ユーザーの『使い方がわからない』といった声は社内のIT部門に上がってきます。ただ、社内のヘルプデスクでは捌き切れないこともある。そこで、社内でさばけないものはKDDIがバックエンドで回答してくださるようになっています」(三井氏)これに対してKDDIのソリューション事業本部 ソリューション営業本部で副本部長を務める那谷 雅敏氏も、電波対策の重要性を語っている。「デバイスによって対応バンドのサポートが変わりますし、日々モバイルネットワークのトラフィックも変化しています。ユーザーが求めるものを提供するのが事業者ですし、『ユーザーのために』という意識でネットワークの構築を行っています」(那谷氏)また、携帯キャリアのサポートといえば"端末の故障"を忘れてはならない。iPadという端末は、端末管理の容易さやアプリの多様性など、他OSより先進的な面が多い。もちろん、端末自体も高級感あふれるデザインなど魅力の一つだが、その一方で国内メーカーの端末が兼ね備えている「防水」「防塵」「堅牢性」といった耐久性では、一歩落ちてしまうのが実情だ。「正直な話をすると、とにかく雨に濡れても大丈夫なものが欲しいですね(笑)。現場社員がメンテナンスを行う場合、雨や雪、風といった悪天候の時こそ出動するケースが多い。そこで苦労しています」(三井氏)しかしそこは現場社員、転んでもただでは起きない。「でも現場で実際に働いている人間は凄いです(笑)。防水ケースなどがよく売られていますが、高価であったり、せっかくのスリムな端末も一回り大きくなってしまう。そこで、100円ショップとかでzipロックなどのビニール袋を買ってきて使っていたりします。雨が降った時だけ使えばいいから、普段はそのまま使うといった使い方もできますし、良い方法を考えたなと思いました(笑)」(三井氏)また、当然のことながら鉄道の現場は、レールとバラストという地面の上で作業をするため、iPadを落とすとほぼ確実に壊れてしまう。導入から半年ほどたち、ショルダーバッグを利用するなどして落下破損は減ったものの、それでも月に数台は破損事故が起きている。水濡れや落下破損は一般ユーザーでも多い端末の故障原因だが、キャリアとしてはどのようにサポートしているのだろうか。「導入される部門が部門だけに、事故率は高いだろうとある程度想定していました。実際に高かったわけですが、私たちは『事故を起こさないように』というよりも『壊れた時に、お客さまが欲するタイミングで端末をいつ提供できるか』を重要視しています。一定数が壊れるという想定で、JR東日本管内の協力会社支社内に半分キッティング済み(企業アプリケーションを端末にインストールした状態)のiPadを置くという取り組みをJR東日本様と協力し、行いました。ですので、壊れたと連絡があってから早ければ当日中に提供できるようにしています」(那谷氏)○マニュアル管理以外のメリットとは現場作業におけるiPad活用のメリットは、当然マニュアル管理以外にもある。「Web会議をできるようにソリューションを導入しています。『ワークスタイル改革のために』と言うと他社でもやられているとは思いますが。V-CUBEのソリューションを元々使っており、それを活用しています」(三井氏)また、鉄道会社ならではの取り組みとして、「異常時情報共有システム」がある。これまではフィーチャーフォンで現場の様子を撮影し、状況を確認していた。しかし、メールに添付して送信するため、レスポンスが遅れてしまったり、画質を重視してデジタルカメラで撮影した場合には現場から戻って会社PCで転送したりと「現場ですぐに内容を確認したいのに、見られなかった」(三井氏)という。それを解決したものがこの内部ソリューションだ。写真を撮影すると自動で自社サーバーにアップロードされ、社内のイントラネットでも画像をすぐに確認できる。また、写真にコメントを付けられるため、簡潔に現場の状況を上長などに伝えられるようになった。「撮影位置情報も付加しているため、『ここで問題が起きた』ということがあとから振り返ってもすぐにわかります。ただ、メリットはこれだけではありません。鉄道会社というのは、縦系列で物事が動きます。でも今は横にも情報が簡単に共有できる時代ですし、このシステムを入れました。駅で車両故障があった時に、駅業務を行う社員が故障箇所を撮影。技術系の社員がそれを見てダウンタイムの短縮が図れたという実例もすでにあります」(三井氏)システムとしての取り組みはマニュアル管理や情報共有システムだけだが、社員が自ら積極的に利用している機能として「FaceTime」がある。「かなり好評ですね。ライブ中継的な利用が多いようです。技術支援目的で、上司が工事の立ち会いに応えられないケースがある。現場の若い人間が初めて遭遇したケースでわからない時、先輩社員などに見せながら指示を出してもらうわけです。これまでの連絡手段はメールでしたから、作業効率が大きく向上しています」(三井氏)○アプリは自由に、現場の考えを尊重してここまで話を聞いてみると、社員がiPadを自由に利用し、新たな使い方をしているように感じた。社員が自由に使える環境は、生産性の向上に繋がる一方、業務外利用など、企業にとってあまり好ましくない状況も生まれる。JR東日本としてアプリ管理はどのように考えているのだろうか。「技術系の職場では1人1台、駅社員は共同利用という運用体制です。駅の主目的利用はお客様へのご案内。こちらはマニュアル閲覧よりも、お客さまに旅行の御案内や構内図のWebページを見せて御案内するといった運用が多いです。こちらで現場の声として良かったものは筆談アプリを追加していたこと。お客さまによりわかりやすくという形で現場から声が上がっています。一方で建築系の社員は工事を行う際の建材コストがわかるアプリを入れていたりします。ほかにも、簡単な構造計算ができるアプリやCAD図面が見られるアプリ、地図に情報を書き込めるアプリなど、本当に多様なアプリが入れられています。私達としては、現場からの活用方法を水平展開できるようにできるだけ情報を吸い上げようと取り組んでいます。実際に受けた声は社内情報誌といった形で紹介しているほか、今後は社内イントラのWebサイトで情報提供を行う予定です」(三井氏)もちろん、アプリの導入は完全に自由というわけではない。「アプリのダウンロード自体は自由にしています。背景としては、JR東日本として現場社員の発意を大事にしたいという思いがあるんです。社員の皆さんの発想が実現できるためなら、という思いで私たちも頑張りました(笑)。もちろん、フルに自由にしているわけではなく、セキュリティの確保はしっかりやっています。アプリを利用したい場合は申請してもらうようにしており、申請は毎月300件ほどとなっています。支社から本社のIT部門へと申請を行う場合、承認まで時間がかかってしまうため、駅長や技術系部門の所長権限でインストール可否を判断しています。ただ、管理者層はスマートデバイスに対する認識が追いついていないケースやアプリも膨大にあるため、どのアプリを許可して、どのアプリを否認するかというガイドラインはこちらで用意しました。また、二重のチェックが行えるように、MDMでインストールアプリをこちらで管理しています。仮にIT部門から見て駄目なアプリが許可されてしまっても、こちらで把握できるため、利用箇所へアプリ削除を指示しています。ゲームやSNS、クラウドサービスアプリなどがまれにインストールされていますが、確認して指導しています。みなさん、ついインストールしてしまうケースがあるようです」(三井氏)最後に、今後の運用方法について尋ねた。「私達が導入している資料共有ソリューションでは、動画も取り扱えます。現時点で利用しているケースは少ないのですが、KDDIさんからお話があった際、JALさんの導入事例としてマニュアルの動画化なども見せていただきました。作業の動きが見えるというものは、学習効果が非常に高いので、活用できる機会があればもっと増やしていきたいです。(6月の発表を受けて)それほど多くはありませんが、導入の話を聞きたいという法人の方はいらっしゃいます。もちろん、JR東日本グループが多いんですが(笑)。鉄道業界であっても、もし共有できる情報があれば、積極的に行っていきたいと考えています。JRと私鉄は似て非なる文化があります。ただ、私たちが作ったものは、ほかの会社さまでも使いたいと言うことがあれば協力できることがあると思っています。2020年には東京でオリンピックがある。そこに向けて、同じ取り組みを進めていける関係性があっても良いんじゃないかと。私たちではできないことをほかの会社さんができているのであれば取り入れたい。そんな風にお互いに情報を共有できたら嬉しいと思っています」(三井氏)
2014年12月01日三菱地所リアルエステートサービスは、従業員規模100人以上の企業の経営層300人を対象としたアンケート「経営層と企業不動産に関する調査結果」の調査レポートを発表した。調査は2014年9月13日から15日にかけて、従業員規模100人以上の企業の会社経営者、役員以上の役職者300人を対象にインターネットを通じて実施されたもので、「自社で管理・所有している企業不動産がない」もしくは「わからない」が約30%を占めるなど、企業不動産への理解や、企業不動産戦略の認知が進んでいない現状が浮かび上がった。企業不動産とは、本社や支社、工場、店舗などの事業用不動産にとどまらず、社宅や福利厚生施設など非事業用不動産も含め、広く企業が保有する不動産を指すが、今回のアンケートでは、「Q.あなたの会社には、管理・所有している企業不動産はありますか。」の設問に対して、「ない」もしくは「わからない」と回答した経営者が約30%を占めており、オフィスや支社なども企業不動産の中に含まれるが、企業不動産についての認識が進んでいないという結果となった。企業不動産戦略(CRE戦略)は、これら企業不動産の効率的な運用はもちろん、会計基準や資産価値の変動によるリスクなども経営的視点で捉え、活用、管理、取引に際し、CSRを踏まえた上で、企業価値最大化の視点から最適な選択を行う経営戦略を意味する。今回の調査では、"企業不動産戦略(CRE戦略)"自体の認知についてもアンケートを行っており、役職別(会長/副会長/社長/副社長/取締役/役員)に対して調査したところ「内容については詳しくない」「言葉として知らない」が73%、「企業不動産戦略が企業価値を高めること」を知っている経営層が15.7%となっており、企業不動産を運営すべき立場の経営層にCRE戦略が浸透していないことが明らかになった。
2014年11月28日SNSが無視できないチャネルとなる一方で、標的型攻撃や個人情報漏えいといったサイバー攻撃のニュースが後を絶たない。だからといってSNSを活用しないわけにはいかない。重要なことは、とにかくセキュリティ対策を講じること。具体的な注意点をThe Next Webの記事「ソーシャルメディアのセキュリティ対策ガイド(原題:The guide to tightening your social media security)」がまとめている。記事によると、セキュリティ対策のポイントは次の4つ。電子メールアカウントがハッキングされるパスワードの共有マルウェアスタッフへのトレーニングが不十分では早速、5つのステップをみてみよう。○チームメンバーの教育・啓蒙FacebookとTwitterはアカウントを作成してサービスを利用するまで2分もかからない。だからこそ、SNSの運用を担当するマーケティング担当者らにサイバーセキュリティの基本をしっかりと伝えておく必要がある。例えば、コメントで送られてくるスパムのようなリンクには注意するように伝えよう。SNSを活用する上での一般的なマナーやエチケットも当然といえるだろう。○SNSの運用を一元化企業の規模が大きい場合は、部署ごとにアカウントを用意するところもあるかもしれない。だが、きちんとした調整役を立てずに各部署がそれぞれツイートする行動はセキュリティリスクを高めることになる。SNSのアカウント運用は一元化させるのがベストだ。複数のアカウントでSNSを展開しているところは、どのアカウントに誰が責任を持っているのか明確にしよう。分野が重複しているものはまとめて、ユーザーにわかりやすくしたい。自分たちがツイートする目的は何かを考えて活用し、プロフィールについても一貫性を持たせて運営していこう。SNSアカウントを統合管理できる「Hootsuite」などのツールも利用したい。○パスワードは強固にパスワードの管理はしっかりしているだろうか? 複数の人でパスワードを共有している状態は望ましくない。企業がSNS活用を進めれば進めるほど、共有する人が増えてしまい、リスクに繋がることを忘れてはならない。パスワードそのものについては安全性が高いものを設定しよう。個人が思いつくことには限界があるので、パスワード管理ツールを利用して、複雑なパスワードを生成しても良いだろう。○承認システムの実装FacebookやTwitterは簡単に投稿できてしまう一方で、誤った投稿を行ってしまう確率も高い。その先を深く考えることなしに入力した「たった一言」が企業のイメージを台無しにしてしまう例が多くある。これを避ける方法として、編集プロセスを導入してはいかがだろうか? 投稿するメッセージを確認するステップを挟むことで、ミスは確実に防げるはずだ。○予期せぬ事態に備えよいくらこれらの対策を講じたとしても、ハッキングが起こる可能性は当然ながらゼロにならない。もしセキュリティ事件が生じてしまった場合に備えて、「誰が対応するのか」「誰に通知するのか」といった緊急時に対応できるプランを複数用意しておこう。
2014年11月25日冬はコーディネイトに力がはいる!冬はオシャレの腕前をみせる絶好のシーズンといえる。基本的なボトムスとトップスに加え、コートやマフラーなどファッションアイテムが増え、コーディネイトに力がはいる女子も多いのではないだろうか。女性雑誌や芸能人の服装を参考にするのもいいが、最近オシャレ女子の間では、お店の販売員の着こなしをお手本にするのがひそかなブームだ。そこで注目したいのが、11月12日にスター販売員の情報サイト「Starring.st」で発表された、スター販売員のSNS活用術に関するアンケートである。SNSを活用する販売員が急増同アンケートによると、仕事に関することをSNSに載せたことがある販売員は8割を超え、SNS利用者が急増していることがわかった。1番使用されているSNSはInstagramで約6割の人が支持。次いでTwitter、Facebookという結果になった。コーディネイトやオススメ商品を投稿投稿内容としては、1位がお店の仲間との写真、2位にコーディネイト、3位はオススメ商品となっており、あこがれの販売員のファッションをチェックするには最適な手段のひとつといえそうだ。また、過半数以上の販売員が、SNSで客とコミュニケーションをとると回答しており、SNSが店舗の枠を越えて販売員と客との関係を身近にしている現状がうかがえる。(画像はプレスリリースより)【参考】・Starring.st
2014年11月20日アライドアーキテクツはこのたび、画像共有SNS「Instagram」を活用したキャンペーン支援ツールを開発し、11月末より、国内外の企業・ブランドを対象にサービスの提供を開始する。同サービスでは、従来手動で行われてきた「Instagram経由でのキャンペーン参加ユーザーの管理」をシステム化したことで、多数の参加者を擁する大規模なキャンペーンや、店舗・外部サイトなどと連携した大型キャンペーンも容易に開催できる。また、キャンペーンを通じてユーザーがInstagramに投稿した画像や動画を収集・蓄積し、生活者発信のUGC(User-Generated Contents)として企業サイトなどへ書き出すことが可能なため、Instagramならではのスタイリッシュな画像・動画を活用した多彩なプロモーション施策を実現する。同社によると、InstagramのAPIを活用しシステム化されたキャンペーン支援ツールを法人向けに提供することは、国内で初めてだという。
2014年11月19日NECは11月12日、同社のビッグデータ分析技術である「異種混合学習技術」を活用した補修用部品需要予測ソリューションを、2015年度から製造業向けに販売すると発表した。これはNECとNECフィールディングが実施した、NECフィールディングが保有する補修用部品の需要を予測する実証実験の結果に基づくもの。実験では、出荷頻度が高い部品の在庫を約2割削減できることを確認した。「異種混合学習技術」とは、ビッグデータに混在するデータ同士の関連性から、多数の規則性を自動で発見し、分析するデータに応じて参照する規則を自動で切り替える技術。これにより、単一の規則性のみを発見し参照する従来の機械学習では分析が困難な、状況に応じて規則性が変化するデータでも、高精度な予測や異常検出が可能となるという。
2014年11月12日リンゴは好き?役立つ『リンゴ』アンケート結果!ライフスタイル総研は『リンゴ』についてのアンケートを行った。調査の対象は10歳代~50歳代までの女性500名である。また調査の方法はインターネット方式だ。最初に『リンゴが好きか?』の質問では、約9割が【好き】と答えており、年齢別でも、どの年齢層の女性も9割前後が【好き】と回答した。また【週に1回以上リンゴを食べる】グループは“美肌に自信がある”と答えた人の割合が45%で、【リンゴを食べる頻度は週に1回未満】と回答したグループよりも割合が“20ポイント”も多い結果が示された。リンゴのイメージと、栄養管理士の貴重なアドバイスまた『リンゴに対するイメージは?』についてたずねたところ、約9割の女性が【ヘルシー、健康的】と答えている。以下は【腸を正常にする為に良い】【美肌に良い】【ダイエットに良い】【アンチエイジングに良い】などの声が聞かれた。さらに『美容の為に、積極的にリンゴを食べたいと思うか?』について、【思う】と回答したのは約8割だった。栄養管理士によれば、リンゴには【リンゴペクチン】が含まれており、腸を整える働きや腹持ちを良くすることが期待されるという。さらに体のさびを防御する抗酸化作用のある【リンゴポリフェノール】も豊富に含まれているということだ。またリンゴを食べるタイミングについて、“朝リンゴ”を奨励している。食べ方はグリーンスムージーにミックスする方法やヨーグルトと一緒に食べる方法、温めて食べる方法などが紹介されている。このような調査結果や栄養管理士のアドバイスを参考にして、美容の為にリンゴをおいしく食べる工夫を考えてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・ライフスタイル総研 リンゴに関連する調査
2014年11月11日竹中工務店はICTを活用した顧客への迅速かつ的確な対応と生産性向上を目指し、2014年4月1日~9月末までの半年間に、営業・設計・作業所(建築現場)の各部門を中心に約4,000台のiPad(一部iPhone)を導入し、「竹中スマートワーク」の実現に取り組んでいる。その概要は、以下の動画ようなものだ。ワークスタイルの変革は一部の部門から順次導入していくケースも少なくないなか、全社規模で一気に実施した背景には、事前の入念な準備があったからのようだ。○PDAやiモードの時代からモバイル端末を試行「建築現場における管理業務は、立ち仕事や巡回しながらの仕事がほとんどなので、同じ場所に留まって作業する職種と比べると、はるかにモバイル端末への期待が大きいのです。これまでは現場で実施する検査や気付きなどは、野帳や図面にメモを書き込んでおき、事務所に戻ってからパソコンで書類化するという作業が必要でした。モバイル端末を活用し、現場で確認した内容をその場で電子データとして記録できれば、業務効率は向上するという認識は以前から持っていました」と語るのは、今回導入を担当したグループICT推進室の森康久氏だ。1990年代ごろからPDAなどのモバイル端末を業務利用できないか継続して研究してきたが、当時はデバイスの性能が十分ではなく、本格展開には至らなかった。ここ1年ほどでモバイル端末の性能が大きく進展し、ようやく業務利用の環境が整った。そこでパイロット導入による検証・評価や他社の状況などを踏まえて検討した結果、範囲を絞った段階的な導入では効果が薄いと判断した。「個人の『便利ツール』として本人の仕事の効率化に使っているだけでは、あまり大きな効果は望めませんが、通信機能を活用して部門を超えた関係者間のコミュニケーション変革を進めることができれば、大きな業務プロセス改善が期待できます。それならプロジェクトの最前線を担う担当者全員を対象にして一気に導入し、ワークスタイル変革の動きを作ろうと判断しました」(森氏)会社規模が大きく全国に支店を展開する環境に加え、主要となる営業・設計・作業所の各部門によって、iPad活用が有効な業務内容、求めるアプリは当然異なる。こうした個別要件に対応してスムーズなワークスタイル変革を進めるため、各部門を統括する本社部門や各支店のキーマンと、どんな業務にiPadを適用できるかのアイデアや、業務として目指す姿についての意見交換を重ねてベクトル合わせを行った。基本コンセプトとして「①省時間・時間の有効活用」「②書類作成の手間削減」「③コミュニケーションの密度向上」「④プレゼンテーションの武器」「⑤新たなワークプレイス・業務効率化への進展」の5項目を設定した。これを元に各部門の業務課題解決策へとブレイクダウンしていき、営業向けは「竹中スマートデスク」、設計向けは「竹中スマートデザイン」、作業所向けは「竹中スマートサイト」といった活用メニューを策定していった。○3D疑似体験アプリやFaceTimeなどを営業活動に利用営業部門へは、出先で端末の活用が見込める担当者を中心に約500台のiPadを導入した。「iPad mini」と「iPad Air」の選択は各自の希望に任せたところ、およそ半々の結果だったという。同社ではセキュリティの観点からパソコンの持ち出しは許可制となっており、原則的には紙資料を持って顧客訪問を行ってきた。以前から、外出中にメールや社内システムを利用したいという要望が強かったので、iPad導入後の利用率はかなり高いという。「営業では、お客様からの要望を分析・整理し、社内の関連部署に素早く伝達することが重要です。こうした情報共有のために社内システムを構築していますが、システムへの登録は社内に限定しているため、訪問中に作成したメモを帰社後にパソコンに打ち込み、情報発信していました。また、責任者の承認を受けてから情報共有する仕組みとしていますが、その責任者も外出先では承認することができず、結局肝心の情報伝達が1~2日かかってしまうこともありました。iPad導入後は、担当者は外出中の空き時間に情報を入力でき、責任者も外出先から承認できるので、情報伝達の時間は大幅に短縮しています」と、営業部門への導入を担当した芦田浩史氏は語る。顧客へ紹介するパンフレットは、冊子に加えて電子カタログとしてクラウド型のコンテンツ共有アプリ「Handbook」で閲覧できる環境を整えた結果、準備をしていない内容についての質問もその場で対応できるようになった。また、設計段階で建物の外観や内部の様子を3Dで疑似体験できる自社開発アプリ「VRuno」(ブルーノ)を活用することで、効果的なプレゼンテーションによる技術力のアピールも可能となった。「自社が保有するさまざまな技術を紹介するのに、図面や資料だけでお客様に具体的なイメージをお伝えするのは大変なことです。iPadから3Dや写真などを使うことで、より効果的にイメージを伝えられるようになりました」(芦田氏)FaceTimeを使った打合せの試みも始めている。顧客との打合せの中で、専門家への技術的な内容に関する質問には、後日専門家を同行のうえで回答することもある。今回のモバイル端末導入により設計部門などの専門家もiPadを保有することになったため、打合せ中にFaceTimeを通じて、専門家がお客様の質問にFace to Faceで応じることで、疑問が解決できた事例も出てきている。モバイル端末の活用が、時間や距離を超えた、顧客への迅速な対応にも貢献している。○3Dモデルを顧客先で紹介できるのが最大のメリット設計業務そのものの効率化にはiPadは向いていない。間接業務を徹底的に効率化して、設計業務に集中できる環境を作るのがiPadの導入目的だという。設計部門へのiPad導入を担当した片倉潤也氏は、業務改善の狙いを次のように語る。「設計部門は一般的に図面を作成する業務とイメージされがちですが、図面を作るためにはまずお客様を訪問し、これから作ろうとしている建物に対する想いを聞き出すことが重要です。これまでお客様とは紙の図面や資料で打合せをしていました。打合せ用の図面や資料は、紙で準備すると枚数が多くなってしまい、持ち運びが大変です。また事前に準備していなかった事柄に話が及ぶと、持ち帰って次の打合せで回答せざるを得ませんでした。電子化した資料を、いつでも社内ファイルサーバやクラウドサービスからiPadで参照し、その場ですぐに説明、回答できるようになったことで、資料不足によるお客様の意思決定の遅れや、再訪問という二度手間を防止できるようになっただけでも、かなりの時間短縮効果が生まれました」(片倉氏)営業部門と同様に「Handbook」を利用してカタログ系の資料を格納するほか、顧客ごとに作成する設計部独自の提案資料などは、社内ネットワークにVPN接続し、普段からパソコンで利用しているファイルサーバにアクセスして閲覧しているという。特に3Dモデルを見せるとお客様の理解度が上がり、漠然としていたイメージが具体化し、その結果としてより深い議論ができるようになる。「以前から3Dモデルをお見せすることは可能でしたが、パソコンの持ち出しが制限されていたので、3Dモデルを見ていただく機会もあまり多くはありませんでした。iPadが導入されて、いつでもお客様先や現地で3Dモデルをお見せできるので、お客様の意思決定をより迅速に引き出せるようになりました」(片倉氏)設計部門では、こうした顧客と接する機会の多い中堅以上の設計担当者を中心に、約800台のiPadを導入している。顧客の想いをかたちにおこし、顧客満足度の高い合意形成に貢献するとともに、ロスのない創造型業務を追求していけるようになった。○図面確認、配筋検査などには専用アプリを活用作業所では、必要となる大量の図面をすべて電子化してiPadに格納することで、手元にない図面を確認するために現場と事務所を往復するといった時間を削減できるようになった。ただ、A1サイズで作成される図面の原本をPDF化して通常のPDFビューアで開いても、拡大縮小時に画面が鮮明化するまでに時間がかかって使いづらい。この問題は、建設業界向けの図面共有サービス「CheX」(チェクロス)を採用することで解決した。配筋検査に利用するのは自社開発アプリだ。既存の自社開発システム資産を活用して、iPadの導入に合わせて最適化したiOS用アプリとして完成させた。iPadから写真を撮影してその場で検査結果を電子データとして記録していけるので、以前のようにデジカメで撮影した写真をパソコンに取り込んで整理したり、検査記録として整える手間が大きく削減された。この配筋検査アプリはパソコン用に開発された社内の書類作成システムとも連携可能であり、iPadで記録した写真やチェック内容を報告書として帳票出力する機能も備えている。「iPadを導入する狙いは、図面を取りに事務所へ戻るとか、デジカメで撮影した写真を整理するなどの副次的作業に要している時間を極力削減し、より重要な施工管理業務に使える時間を確保し、管理密度を向上させることです」と、作業所へのiPad導入を担当する金澤英紀氏は語る。こうした取り組みを確実に実行するため、作業所のトップである作業所長をはじめとする組織の管理者にもiPadを導入し、一体となって業務効率改善に取り組む環境を整えた。導入台数は全国の作業所で約2,000台になる。「本格導入前の試行中に気付いたのは、組織の長が自分で体感してよいと思わなければ活用がなかなか進まないということでした。トップが旗を振る環境を作れば、現場に出る担当者もiPadを活用するモチベーションがあがります。また、所長などの管理職は、お客様対応などで外出していることも多い。そんなときでも、FaceTimeを使えば映像付きで状況を伝達できるため、現場の担当者は必要に応じてタイムリーに、判断やアドバイスを求めることができるようになりました」(金澤氏)FaceTimeは当初の想定以上に作業所の所長や担当者に好評だという。また現在、社内システムのiPad対応を順次進めており、「iPadを用いて、例えば決裁事項などを外出中でも確認・対応できる環境を整備することなどにより、判断プロセスのスピードアップや隙間時間の有効活用を進めていきたい」(金澤氏)と今後の展開も見据えている。○iPad導入に続く今後の重点課題はノウハウ共有約4,000台のiPadの導入に際しては、全国の支店から推進担当者を70名ほど選任し、基本コンセプトである「竹中スマートワーク」の目的から、iPadの基本操作、業務用アプリ(CheXなど)の使い方までを講習し、これを持ち帰って推進担当者から各部門にノウハウ伝達やサポートを行う体制とした。現時点では利用ログを調べると、iPadの利用状況にはまだ個人によってばらつきがあるという。今後は活用の底上げが重要なテーマになる。「まずは取得可能な各種ログをもとに利用状況を見える化し、各支店の推進担当者と情報共有して、よく使いこなしている人の『うまい使い方』を事例として水平展開するとともに、あまり使っていない人へは再教育などの底上げ活動を検討しています。本社が机上だけで考えた施策を機械的にあげても各部門の状況にそぐわなければ効果は出ませんので、利用率底上げの方法論は各部門のキーマンと連携して、実態に即した対策を打ち出していく予定です」(森氏)iPadへのアプリのインストールには自由度を持たせており、業務担当者には積極的に新しい活用方法の発掘にトライしてもらいたいと森氏は語る。各部門の業務担当者の声を吸い上げ、説得力のあるモバイル端末活用の具体的な姿を、利用者の体験談として全社に発信していくことが、今後のモバイル活用の業務定着化には不可欠である。iPadの導入がほぼ完了したこれからが「竹中スマートワーク」の本格始動となるだろう。
2014年10月31日ココナッツオイルに続く今年の注目食材、チアシード。最近はスーパーでも簡単に手に入るようになってきたものの、「スムージーにプラスしたり、チアプティングを試してみたものの、ちょっと持て余し気味…」という声もちらほら。また、お酒を嗜む大人の女性の中には「スイーツっぽいものってあまり食指が動かない…」という辛党の方もいますよね。 そこで、チアシードの食事での取り入れ方を探ってみました。まず、チアシードは炒りゴマのような感覚でサラダなどにパラパラと振りかけても使えます。ただ、チアシードに含まれる必須脂肪酸オメガ3は熱に弱いため、加熱調理には適さないのが残念なところ。スープ+チアシードはまず冷ます!スープやお出汁を多めに作り過ぎたら、まずはよく冷まして、完全に冷めたらチアシードを注いで冷蔵庫でひと晩。翌朝にはチアシードが水分を吸ってゲル状になっているので、オイルやビネガー、スパイスなどを入れて混ぜれば、ビタミン、ミネラル、食物繊維、オメガ3も豊富なドレッシングの完成です。サラダにかけるのはもちろん、お豆腐にかけるなどして“変わり冷や奴”にすればお酒のおつまみにもぴったり。 果汁チアシードゲルの作り置きで、料理をはなやかに! >>続きを読む 果汁+チアシードも実は料理で活躍スイーツにも食事にも活用できる便利な使い方としては、レモンやオレンジの果汁に浸してチアシードゲルを作っておくこと。そのまま炭酸水などを注げばドリンクとして美味しく飲めますし、私は茹で鶏や蒸し豚など、冷めても美味しいお肉料理のソースとして使うのもお気に入りです。辛さやしょっぱさの際立つエスニックな料理に、レモン汁をかけるような感覚で添えるだけで爽やかな風味と滋養をプラス。香りや食感はもちろん、見た目もちょっと手のこんだ一品に変身します。昔と比べると、現代の穀類や野菜はビタミン・ミネラルの含有量がかなり低下しているようです。チアシードのようなスーパーフードをいろいろなかたちで取り入れて、健康&美肌づくりに活用していきたいですね!
2014年10月22日コンタクトセンターとフィールドワーカーをつなぐ業務にiPadを導入した事例が広がっている。iPadのGPS機能を活用してコールセンターがフィールドワーカーの現在地を特定したり、iPadを通してフィールドワーカーと詳細な顧客情報を共有するなど、効果的な業務フローが可能になる。コンタクトセンター業務のアウトソーシングを展開するプレステージ・インターナショナルは、iPadを活用したコールセンターとフィールドワーカーの連携システムを積極的に構築している。小売企業やメーカー、ECサイトなどを顧客に持ち、コンタクトセンター対応に加えて、フィールド業務にも対応するのが特徴で、業務特化のグループ会社がフィールドワークに対応する。○コンタクトセンターの問い合わせ対応から、現地障害サポートを一気通貫に対応パークアシスト事業においては、「ゲートバーが開かない」「精算機器が故障」といったエンド・ユーザーからの問い合わせを同社のコンタクトセンターが対応し、緊急度が高いものについては、パーキング保守をカバーするグループ会社のプレミアパークアシストへ取り次ぎ、全国に展開するフィールドスタッフが24時間365日の駆け付け保守対応をする仕組みだ。「クレームになるケースも多く、顧客企業(パーキング事業者)の信用を低下させてしまう恐れがあるため、とにかく現場に早く駆け付け、正確な作業ができることがパーキング運営の一番大切なポイント」と語るのは、パーキング事業責任者の日岡氏だ。そこで同社が力を入れているのが、コンタクトセンター業務とフィールド対応(駆け付け対応)のICT化である。コンタクトセンターとフィールドスタッフ、データ分析などを統合した独自システムを構築する同社では、全フィールドスタッフにiPad miniを配付して迅速な駆付け対応を可能にしている。エンド・ユーザーから、コンタクトセンターに問い合わせが入ると、コールスタッフは、システム上からフィールドスタッフのGPS位置情報を確認し、障害場所に最も近いスタッフに緊急出動を依頼する。コールスタッフが受け付けた問い合わせ内容、障害状況などは、システムを介してフィールドスタッフのiPad miniに情報共有される。フィールドスタッフはコールセンターからの出動依頼を受けると、「PARSシステム」(同社の独自開発アプリ)を起動し名称か地図画面で駆け付け先のパーキングを検索し、問い合わせ内容や現場設備状況、過去障害履歴を即時に確認して現場に向かう。GPSを利用した駆け付け時間の短縮や、コールセンターと全国に展開するフィールドスタッフの情報共有による障害対応前の情報確認により、エンド・ユーザーの満足度を高めるのが狙いだ。○報告書をすべて現場で完結し、対応現場の過去履歴も検索可能「日報や報告書は、事務所に戻ってから作成するという従来型ではなく、現場で報告書を作成し、即日中に顧客企業への保守完了報告が可能です」(日岡氏)現場では、保守作業を行いながら画面ボタンをタップすれば、「どのような作業をしたか」を簡単に作業報告書として作成できる。文字では表現しづらい説明についてはiPad miniのカメラ機能で撮影し、システム上の報告書にそのまま取り入れることもできる。「機械の保守操作など、覚えることの多いフィールドスタッフが負荷なく使えるものを目指しました。分厚いマニュアルを読まなければ使えないものは現場に浸透しません。iPad miniは直感的に操作を覚えられるので、フィールドスタッフも興味を持って活用してくれています」(日岡氏)保守業務終了後、その場ですぐに報告書を送付できるので、事業主へのレスポンスが格段に早くなるほか、事務所に戻ってからの報告書作成が不要となり、フィールドスタッフの業務負荷も低減できている。さらに、現場のフィールドスタッフに「どんなボタンがいいか?」などヒアリングを行い、キーボードを使わなくても報告書が作成できるよう、音声入力機能を取り入れるなど工夫したという。個々のフィールドスタッフごとに既存の業務スタイルがあるので、いかにタブレットの利用が負担にならないようにするかが重要で、直感的に利用できるiPad miniはシステムとの親和性が高い。○データ蓄積による「予測の活用」また、同社が力を入れているのはデータ分析だ。コールセンターについては、独自システムにより問い合わせ内容、顧客管理などシステム管理を10年前より構築してきたが、現場でのデータ積み上げは実は非常に難しかったという。iPadアプリを導入することで、報告書を作成すると「いつ到着したか」「作業時間はどの位だったのか」といった測定しづらいタイムデータが自動で記録できるようになり、現場の貴重なデータの蓄積が可能になった。「今まで現場でやっていた見えない作業が今後は全部データ化できます。どんなトラブルが多いのか、パーキングごとにどんな特性があるかを分析することで、今後の保守対応の予測が可能となり、サービス付加価値を上げられます。また、どの作業員が一番早く作業しているかといった情報がよりピンポイントに分析でき、ノウハウの横展開を行い業務効率向上できる下地が整いました」(日岡氏)○新人とベテランの平準化を可能にするツールフィールドスタッフは、緊急な対応を求められる現場へ1人で駆け付けるため、熟練者と新人のスキルの差も課題の1つだ。フィールドスタッフを統括し、多忙の際は現場に出ることもあるというデイビス アリキサンダー武氏はこう語る。「現場への到着時間から差が出ます。ベテランはすぐに場所を把握して駆け付けられますが、新人は地図を眺めて位置を確認するところからスタートします。現場でも分からないことが多いので、電話で質問をしていましたが、なかなか解答にたどり着けず、解決が遅れてしまうこともありました」(デイビス氏)iPad miniは、新人スキルの底上げができる心強いツールになった。PARSがあれば、目的地までのルートを簡単に検索できるので到着時間が短縮できる。パーキングごとの過去の対応履歴もPARSに記録されているので、「今では、電話をする前にiPad miniから対応履歴を検索して、ベテランのフィールドスタッフの対応方法を確認する方法に変わってきています。iPad miniなら自分で調べてすぐに回答を得られるので、現場の作業時間も短縮しています」(日岡氏)フィールドスタッフは、保守作業のマニュアルをバイクに積んで現場に向かうが、今後はiPad miniにすべてのマニュアルを入れて、どの現場のマニュアルもiPad miniから閲覧可能にしたり、作業動画を入れるなど、動画を見ながら現場で作業ができるなど支援ツールとしても役立てたいと日岡氏はいう。「早く到着できても、すぐに解決できなければ意味がありません。パーキングを素早く稼働可能な状態に復帰させることは、利用顧客様からのクレームを抑えるほか、事業主様にとってはパーキングの稼働率向上となり、顧客満足の向上に繋がります」(日岡氏)夜間作業時には、iPad用のライトも持参されるというが、独自のシステムとiPadの活用により、多くの企業の裏方業務を日々支える同社の改善は続く。
2014年10月15日ビックカメラは9月26日、新宿東口店「ビックロ」の4階に「音乙女(おとめ)ヘッドホン」コーナーをオープンした。「良い音を着飾ろう」をテーマに女性販売員がプロデュースした売り場で、ファッション感覚でヘッドホンを身に着けたい女性をターゲットにしている。ビックロはもともと女性客が多い店舗だ。ユニクロとビックカメラのコラボ店舗で、伊勢丹やマルイに囲まれたファッションタウンに立地していることもあり、週末には母娘連れや女性同士の来店が目立つ。オーディオコーナーでも半分以上が女性客だという。「最近ではハイレゾ音源の認知が高まり、女性も上質な音を求めて高級ヘッドを求めるお客様が増えました」と、このコーナーを企画した一人、ビックロ・オーディオコーナーの北畠智美氏は説明する。しかし、「低価格イヤホンには可愛いデザインが多いけど、高級モデルになると黒や銀色のシンプルなデザインが多くなり、女性には選びにくかった」(北畠氏)。高級ヘッドホンの中にもファッショナブルなモデルはいくつかある。しかしこれまで、形やメーカー、価格帯で商品を分けた売り場だっため、ファッショナブルなモデルは埋もれてしまい、探しづらい状況だった。今回、「音乙女ヘッドホン」コーナーでは女性目線で横断的にカテゴライズし、デザインから商品を選べるようにした。160平方メートルのコーナーにはヘッドホンが60アイテム、イヤホンが60アイテム、合計120アイテムを展示しているが、実は新たに仕入れたモデルはない。もともと売り場にあったヘッドホンをデザインで横断的にカテゴライズしたものである。「これまで、カラーバリエーションは代表的な1色を展示して、あとは写真で見せるだけでしたが、音乙女コーナーでは全色を展示して、より自分好みカラーを選びやすくしています」(北畠氏)。売り場カテゴリーは4つ。「Simple」=どんな服にも合わせやすいスタンダードなデザイン、「Cute」=ピンクや白を基調年モデルや丸みを帯びた可愛いデザイン、「Cool」=かっこよく男性・どちらでも使えるユニセックスタイプ、「Originality」=自分らしさを表現できる奇抜なデザイン――となっている。女性ユーザーを意識して大きすぎず重すぎないモデルをチョイスしているが、デザイン面だけでなく、もちろん音質にもこだわって品揃えした。ゼンハイザーやAKG、Beats、フィリップス、オーディオテクニカなど人気の高級モデルがカラフルに並べられている。同コーナーを担当する女性店員もヘッドホンに精通しており、来店客の音のニーズに合った商品選びを手助けしてくれる。「日頃よく聴いている音楽の好みから、最適なモデルを提案しています。女性ボーカルやメロディーラインが好きならAKG。クラブミュージックのように迫力の低音とシャープな高音のドンシャリ系が好きならBeats。クラシック音楽ならば中音域から高音域の伸びがいいオーディオテクニカなどがオススメですね」(北畠氏)。展示品はすべて、自分の音楽プレーヤーやスマホにつないで視聴できる。視聴できる音楽を持っていない場合には店側でプレーヤーを用意してくれる。「ヘッドホンを購入する時には必ず試し聴きしてください。メーカー、モデル、価格帯によって音質は全く変わりますので、自分好みの音質とデザインを選んでくださいね」(北畠氏)。女性客をターゲットにした売り場だが、恋人や家族へのプレゼントに男性客が購入する姿も多いという。もちろん、ファッションにこだわりのある男性が自分用に購入してもいいだろう。「こんなデザインのモデルがあったんだ」と新たな発見ができるので、男女問わず、ヘッドホンもファンションの一部と考えている人はぜひ一度訪れてほしい。
2014年10月14日2014年9月26日より、一部店舗除いた全国のスターバックスコーヒー(以下スタバ)各店でSNSアカウントを利用し、店内Free Wi-Fiの「atSTARBUCKSWi2」が使用できるというサービスを開始しました。対応するSNSアカウントはFacebook、Twitter、Google、Yahoo!JAPANの4つ。これまでスタバでWi-Fiを利用するには、事前にメールアドレスを使った登録が必要でしたが、今後はそうした煩わしさもなくなります。そこで、どれだけ簡単なのかを体験すべく、近所にあるスタバに行ってみました。利用方法は簡単。スタバ店内で飛んでいるWi-Fiをスキャンし、SSIDの中から 「atSTARBUCKSWi2」を選択。その後、ログイン画面が表示されます。これまでと同じく事前登録による利用もできますが、画面をスクロールさせると、前述したSNSアカウントへのログインが求められるので、利用したいアカウントを選択してください。ログインしたアカウントにアプリ連携の通知が来るので、これを許可すると使用可能となります。無料のWi-Fiスポットといえば、Wi-Fiに接続されているのに速度が遅く、Webページを開くのにも随分と時間がかかるというイメージがありました。このWi-Fiスポットを利用し回線速度を測定したところ、下り35.42Mbps、上り31.44Mbpsも出ており、「Free Wi-Fiは使えない」という感覚が過去のものであることを気付かされました。試しにYouTubeを視聴したところ、途切れることなくスムーズに楽しむことができました。なお、SNSアカウントによる接続の場合、1回の利用でWi-Fiを使用できるのは1時間。しかし、別のアカウントでログインすれば繰り返し利用できるとのこと。こうしたサービスを開始した背景には、2020年の東京オリンピックを見据え、訪日した外国人への利便性向上を考えてのことだそうです。おもてなしの心とともに、私たちの暮らしも便利になっていくので、とても喜ばしいことです。今後、こうしたサービスが様々な業界・業種に波及していくことを期待したいですね。■ 記事提供:gooスマホ部3万件ものスマホやアプリ、タブレット等Q&Aをストック。あなたのお困りごとにスマホ部員が回答します!!
2014年10月08日