アメリカのロックバンド「エアロスミス」のフロントマン、Steven Tyler(スティーヴン・タイラー)のソロ初となるジャパンツアーが4月8日(土)大阪・Zepp Osaka Bayside、11日(火)東京・日本武道館で行われることが決定した。【チケット情報はこちら】これまで1億5000万枚を超えるアルバムセールスを誇る世界的ロックバンド「エアロスミス」。そのフロントマンであるスティーヴン・タイラーは今年の7月にソロとしてキャリア初のアルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』をリリース。来日公演は同作を引っ提げて開催される。エアロスミスとしては数万人規模のスタジアムライブが通常となっているだけに、Zeppや武道館の規模で彼のライブを見られるのは日本のファンにとって奇跡の一夜となりそうだ。また、本人とのミート&グリートができるVIP アップグレードチケットの販売も決定。詳細は後日オフィシャルサイトで発表される。チケットの一般発売は12月17日(土)午前10時より。■Steven Tyler LIVE IN JAPAN 20174月8日(土)Zepp Osaka Bayside(大阪府) 開場17:00 / 開演18:00料金:1Fスタンディング 11,000円(税込) / 2F指定席 13,000円(税込)4月11日(火)日本武道館(東京都) 開場18:00 / 開演19:00料金:S指定席 13,000円(税込) / A指定席 11,000円(税込)★以下のリンクより「Steven Tyler(スティーヴン・タイラー)」をお気に入り登録して、最新情報をゲットしよう!
2016年11月24日世界的ベストセラー作家のスティーヴン・キングとハリウッドを代表するヒットメーカーのJ.J.エイブラムスがタッグを組み、ジェームズ・フランコがジョン・F・ケネディ大統領暗殺の阻止を目指す海外ドラマ「11/22/63」が「Hulu」に登場。暗殺事件が起きた、まさに運命の日の11月22日(火)より独占配信がスタートする。高校の国語教師ジェイク(ジェームズ・フランコ)はある日、長年通い続けるダイナーの店主アル(クリス・クーパー)から、信じられない事実を告げられる。ダイナーの奥にあるクローゼットの扉の先は“過去”に繋がっているというのだ。半信半疑でその扉を通ったジェイクの目の前に突然現れたのは、どこか懐かしく、見覚えのある世界。元へ戻ったジェイクに、アルは「いま見てきた世界は1960年10月21日だ」と告げる。その扉は過去へとタイムスリップできる通称「ウサギの穴」。過去で何分、何時間、何年過ごしても、現代の時間はたった2分しか進まないという。そして、過去で2年間過ごす間にがんを発症し、余命わずかと悟ったアルは、ジェイクに「1963年11月22日に起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺の阻止計画」を託す。アルはケネディ大統領暗殺が起きなければ、ベトナム戦争は起きず、いまよりももっと良い世界になっていただろうと考えていた。過去へ旅立ったジェイクは歴史上、“暗殺実行犯”として逮捕されたオズワルドの情報を頼りにダラスへと向かうが、ジェイクの行く手を、“過去”が阻み始める…。「このミステリーがすごい!」2014年海外編1位、「週刊文春ミステリーベスト10」2013年海外部門1位を獲得し、世界中で絶賛されたキングのベストセラーを、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をはじめ、「ウエストワールド」「LOST」「パーソン・オブ・インタレスト」など、数々の映画やドラマを手がけてきたエイブラムスが完全ドラマ化。主人公の国語教師ジェイクをジェームズ・フランコが演じるほか、アカデミー賞俳優クリス・クーパー、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』で若きエリザベス女王を好演したサラ・ガドン、『パレードへようこそ』『わたしは生きていける』の若手ジョージ・マッケイらに加え、『トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメルがゲスト出演を果たす。「J.J.エイブラムスとはもともと知り合いだったんだ」という原作のキング。「彼の世界感が好きだし、描く世界に共感できる。彼の作る映画やドラマに魅力を感じる理由は普通の人々が描かれているからだ。そして、その普通の人々が、特殊な状況に直面した時に必死に闘う姿を描いている。だからこそ共感できるんだ」と語る。「もし過去に戻って何かを変えることができたら、何をするか誰でも考えるだろう。ケネディ暗殺事件は興味深い題材だったよ。いまも謎が残されているこの事件で、オズワルドが本当に犯人かどうか、ということより私が興味をそそられるのは『もし起きたことを変えられたら、その後は何が変わるか』という点だ。それを描きたくて執筆したんだ」と、この作品のテーマに触れた。一方、エイブラムスは「スティーヴンのストーリーに人々は夢中になる。彼は人を惹きつけ、考えさせる方法を心得ているんだ。共感できる登場人物を描いている。そしてキャラクターたちに能力や機会を与える、あるいは、とんでもない異常な状況下に彼らを置く。そしていろんな面を見せてくれる。共感、健全性や異常性、予想外の展開とかね。スティーヴンも僕もパラレルワールドに興味を持っているんだ。僕はずっと彼と仕事がしたかった。彼の想像力は無限で『もし本当に起きたら?』と視聴者に思わせる。僕には最高のストーリーなんだ」とコメント。「(彼の)ファンだから失敗したくないと思ったよ」と並々ならぬ気合いで臨んだことを明かす。「実はケネディ暗殺の陰謀説を題材にした別の企画を長い間練っていた」という主演のフランコは、「だけど、いろいろあって実現には至らなかった。今回のドラマの話がきたとき、考えてた企画は諦めてこの『11/22/63』に集中しようって決めたんだ。J.J.エイブラムスからの誘いには喜んで応じたよ。だって関心ある題材だったからね。事件に対しての切り込みが斬新で、独創性に引き込まれたんだ」と言う。さらに、「時代設定は過去だが、主人公は現在の人間だ。過去の様子にいちいち驚き、興味を持つ。視聴者にもそこを楽しんでもらえたら」と語り、本作をアピールしている。「11/22/63」は11月22日(火)よりHuluにて独占配信スタート。毎週火曜日に1話ずつ新エピソード追加(全9話)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日全米有料放送チャンネル「HBO」と提携し、これまでも良質な海外ドラマを日本プレミア配信してきた「Hulu」。このほど、激戦の米国大統領選の決着を待つかのように、エミー賞常連の大人気ドラマ「Veep/ヴィープ」のプレミア配信がスタート。超大国アメリカの女性“副大統領”の活躍(?)を描いた、この政界ドタバタコメディから日本版予告編が解禁となった。元上院議員のセリーナ・マイヤーは、米国合衆国副大統領に選出され、国に尽くす命を受けた。しかし、セリーナの日々はちっとも充実していない。副大統領に選ばれたときは遂行したい政策があり、大統領のサポート役として自分の能力を最大限に発揮し、頼られる存在になりたいと思っていたが、現実はまるで違った。大統領の仕事のサポート依頼は、全くない。大統領からの電話を毎日待っているが、全く電話は鳴らない。副大統領執務室はホワイトハウスの目と鼻の先なのに…。セリーナのもとに来る仕事といえば、大統領が急きょ参加できなくなった、“あまり重要でない”イベントへの代理出席。この状況を打破するために彼女はある施策を推し進めようと動き出す。それは使い捨てスプーンやフォークをコーンスターチ製に切り替えるという「クリーン・ジョブ」施策。しかし、この名案と思っていた施策も石油業界から大反発を食らい、八方塞がりに。そんなセリーナのスタッフたちも曲者ばかり。セリーナの全てを理解しているが口が悪い首席補佐官エイミー、記憶力抜群でセリーナの右腕兼ブレインのゲイリーは全てにおいて“どんくさい”、外見からは想像もつかない破天荒なプライベートを持つ首席報道官マイク、ルックスを武器にする次席報道官ダン、たまに爆弾発言を繰り出す秘書スーとクセが強過ぎる面々。世界を動かす超大国のNo.2なのに、なかなかうまくいかない副大統領セリーナの悪戦苦闘の日々は、今日も続くーー。鬼才スティーヴン・ソダーバーグ製作総指揮の「The Knick/ザ・ニック」など、HBO作品のHuluプレミアは5作目となる今回。「Veep」といえば、エミー賞コメディ部門の作品賞を2年連続、主演女優賞(ジュリア・ルイス=ドレイファス)にいたっては5年連続で受賞している超話題作。しかも、米国大統領選で盛り上がりを見せる中、初代大統領のジョン・アダムズが“人類の作った最も不要な職”と嘆いたほどの「副大統領」というポジションに焦点を当てており、実にタイムリーで興味深い!?超大国No.2の権力者でありながら、空回りばかりする副大統領セリーナの姿を描き出す。「Veep/ヴィープ」は11月10日(木)よりHuluにて独占配信スタート。※初回のみ3話同時配信、以降、毎週木曜日に1話ずつ新エピソードを配信予定。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日「セックス・アンド・ザ・シティ」から「ゲーム・オブ・スローンズ」まで、全米で圧倒的な人気を誇る有料放送チャンネルHBOと提携し、「HBO」作品の日本初配信も行っている「Hulu」。このほど、新たにサラ・ジェシカ・パーカーの最新主演ドラマ「Divorce/ディボース」やスティーヴン・ソダーバーグ監督初のTVシリーズ「The Knick/ザ・ニック」、エミー賞常連のタイムリーな人気コメディ「Veep/ヴィープ」など、7作品が追加されることになった。現在、Huluでは、シリコンバレーでどこか世間とズレたITオタクが起業に悪戦苦闘するコメディ「Silicon Valley/シリコンバレー」、あのドウェイン・ジョンソンが初TVシリーズ主演を飾ったコメディ「Ballers/ボウラーズ」、『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を受賞したアラン・ボール製作総指揮のクライム・アクション「Banshee/バンシー」を独占配信中。今回、さらに7作品が追加され、Huluプレミアとして国内独占配信される。■サラ・ジェシカ・パーカーがHBOに帰ってきた!「Divorce/ディボース」女性のバイブルとして、いまなお大人気の「セックス・アンド・ザ・シティ」(以降、SATC)で主人公キャリー・ブラッドショーを演じ、一躍、世の女性の憧れの的となったサラ・ジェシカが、SATC終了以来、12年ぶりに初のTVシリーズ主演としてHBOに帰ってきたのが本作。彼女が演じるのは、自分の人生について考え直し、長年連れ添った相手と離婚(Divorce)を考え始める管理職の女性フランシス。今回も世の女性の気持ちを代弁し、自分らしい人生を見出していく。夫・ロバート役を務めるのは、『サイドウェイ』『スパイダーマン3』のトーマス・ヘイデン・チャーチ。アメリカで間もなく10月9日から放送開始する本TVシリーズを、Huluでは約1か月後の11月下旬にいち早く独占配信する。■鬼才スティーヴン・ソダーバーグ、初TVシリーズは革新医療にメス「The Knick/ザ・ニック」『オーシャンズ』シリーズなどで知られる鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督がテレビ界へ活動拠点を移すことを宣言したのは、いまから3年前の2013年。その翌年にTVシリーズとして最初に世に送り出した「The Knick/ザ・ニック」は、20世紀初頭を舞台に革新的な医療を進める天才外科医とそのスタッフの人間模様を描く。主演に、紀里谷和明監督『ラスト・ナイツ』、アカデミー賞ノミネート『クローサー』のクライヴ・オーウェンを起用し、映画顔負けのシリーズを作り上げた。これまでにエミー賞、アメリカン・フィルム・インスティチュート、ピーボディ賞など含め7部門受賞、20部門以上にノミネートされている。ソダーバーグは製作総指揮以外に全エピソードの監督、編集、撮影も担当している。2014年のNYタイムズ紙が選ぶベスト10作品にも選ばれ、批評家たちを中心に高く評価され、話題となった。■エミー賞常連!女性副大統領の日常を描いた大ヒットコメディ「Veep/ヴィープ」「となりのサインフェルド」で一躍スターダムに上り詰めたコメディエンヌのジュリア・ルイス=ドレイファスが女性副大統領を演じる「Veep/ヴィープ」も、満を持して登場。エミー賞コメディ部門の作品賞を2年連続受賞しており、主演のジュリアも同・主演女優賞を連続5度目の受賞を果たす人気作。国家で2番目の権力を持つはずなのに、彼女の政策はいつもうまくいかない。スピーチで言ってはいけないことを発言してしまうドジな一面があったり、周りのスタッフもちょっと抜けているところがあったりと、いつもハプニングと笑いが巻き起こる。そのほか、オトナなコメディ「Hung/ハング」ほか、「Looking/ルッキング」「How to make it in America」(原題)、「In Treatment」(原題)を12月以降、順次配信する予定。「The Knick/ザ・ニック」は10月12日(水)より、「Veep/ヴィープ」は11月10日(木)より、「Divorce/ディボース」は11月下旬よりHuluにてプレミア配信。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日女性版『オーシャンズ11』は『オーシャンズ8』になると「Deadline」などのメディアが報じている。先々月にすでに出演が確実視されていたサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーターの3名に加え、アン・ハサウェイ、リアーナ、『40歳の童貞男』やドラマ「The Office」のミンディ・カリング、アジア系アメリカ人ラッパー・オークワフィナの4人が新たに決定した。エリザベス・バンクスの出演は立ち消えになったようだ。8人のメンバーのうち、まだ7人しか明かされていないのが気になるところ。それにしても7人中サンドラ、ケイト、アンはアカデミー賞受賞者で、へレナは2回もノミネートされているという実力派女優ぞろい、そして歌姫リアーナも出演…と豪華なキャストは、『オーシャンズ11』と張り合うほどの顔ぶれ。リアーナは2017年7月に公開が決定しているリュック・ベッソン監督の「Valerian and the City of a Thousand Planets」(原題)にも出演しており、女優としても活躍の幅を広げている。監督は『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス、脚本はロス監督とオリヴィア・ミルチが担当し、『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督がプロデューサーを務める。撮影は10月から開始とのこと。8人目のメンバーが誰になるか、まもなく明らかになるだろう。(Hiromi Kaku)
2016年08月12日『マジック・マイク』シリーズで世界の女子を熱狂させたチャニング・テイタムの肉体美が、再び見られるようだ。それも人魚の姿のチャニングを…。青年と人魚の恋を描いた1984年の映画『スプラッシュ』のリメイクが決定したと「Deadline」が伝えている。オリジナル版は、溺れているところを人魚に助けてもらった青年アレンをトム・ハンクス、人魚マディソンをダリル・ハンナが演じたが、今回のリメイク版ではなんと、チャニングが人魚に扮し、人魚に助けられる人間役にチャニングと『22ジャンプストリート』で共演したジリアン・ベルが演じるのだそう。オリジナル版のロン・ハワード監督、プロデューサーのブライアン・グレイザーがチャニングやリード・キャロリン、ピーター・キーランと共にプロデューサーを務め、脚本には『4つの嘘と愛』のマリア・ルイス・ライアンが起用されている。チャニングはすでに2、3年先まで出演作品が多数決定しており、リメイク版『スプラッシュ』の製作開始時期や詳細については未定。現在はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『Logan Lucky』(原題)に、ダニエル・クレイグ、キャサリン・ハイグル、ヒラリー・スワンクらと撮影中である。(Hiromi Kaku)
2016年08月02日『ホテル・ルワンダ』のドン・チードル主演最新作「Miles ahead」(原題)が、『MILES AHEADマイルス・デイヴィス空白の5年間』という邦題で、12月23日(金・祝)より日本公開されることが決定した。帝王マイルス・デイヴィス(ドン・チードル)は、1970年後半の5年間、すべてのミュージックシーンから姿を消した。ひとりきり自宅にこもった彼は、慢性の腰痛に悩まされ、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていた。そこへしたたかな音楽レポーター、デイヴ・ブレイデン(ユアン・マクレガー)が強引におしかける。それから2日間、ふたりは盗まれたマイルスの最新曲のテープを取り戻すため思わぬ追跡劇に巻き込まれる。もともと気まぐれなマイルスの言動に拍車をかけるのが、元妻であり彼のミューズでもあったフランシス・テイラー(エマヤツィ・コーリナルディ)との破綻した結婚生活の思い出だ。苦悩と絶望から死をも考えたマイルスだが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく…。ジャズ界に留まらず、すべてのミュージシャンのカリスマとして、いまでも語り継がれるマイルス・デイヴィス。彼の映画化を熱望し、マイルス本人を描いた初の映画を実現させたのは、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力演技派俳優のドン・チードル。本作で彼は、初監督を務めるほか、共同脚本、制作、そして自ら主演も務める。『アベンジャーズ』シリーズからスティーヴン・ソダーバーグ、ポール・トーマス・アンダーソンといった名だたる監督の作品に出演し、映画以外のテレビシリーズ、舞台俳優としても多様で奥深い役柄を演じ、幅広く活躍しているドン。彼がマイルスに起きた出来事からインスピレーションを得たストーリーは、マイルスの家族からも「最高だ!」と絶賛されているほどだ。ドンは、トランペットの吹き方も限界まで練習し、マイルスのあらゆる時代、あらゆるスタイルの音楽を映画に組み込み、ラストのライブシーンでは実際にマイルスとの共演経験もある、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターに加え、現在のジャズシーンで活躍中のエスペランサ・スポルディング、ゲイリー・クラークJr、アントニオ・サンチェスらが華を添えてる。音楽担当のロバート・グラスパーもまた、マイルスへの敬意を表するに値するサウンドを作り上げており、マイルスが自分の音楽を表現した言葉“ソーシャル・ミュージック”の精神が映画全般に行きわたり、マイルスに思いを馳せることができる幻想的な一作となっているようだ。『MILES AHEADマイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月31日エアロスミスのヴォーカリスト、スティーヴン・タイラー(68)が7月15日に初となるソロアルバムを発売する。エアロスミスのフロントマンとして知られるスティーヴン・タイラーが、7月15日にデビュー作となるソロアルバムを発売する。スティーヴンが自らプロデュースにも参加した『ウィアー・オール・サムバディ・フロム・サムホエア』には全13曲が収録され、7月24日には同名シングルもリリース予定だという。アメリカのトーク番組『エレンの部屋』出演時に、このニュースを発表したスティーヴンは「去年の春にナッシュビルでこの作品に取り掛かり始めたんだ。あの音楽の街ならではの一流のソングライター達と良い曲を作ったんだよ。それが7月15日に世界にお披露目できるわけさ」と話した。同作でスティーヴンは、これまでのロックから離れてカントリーミュージックの方向へと移行しており、スティーヴンはこれを"新しいロックンロール"と呼んでいる。「玄関先や犬、ブーツを蹴飛ばすだけの話じゃないんだ。もっと奥深いんだよ。ありのままでいることについてなんだ。(タイトルの意味する)俺たちみんなどこかからやってきた誰かだって理解することほど本質に迫ることはないからね」そんなスティーヴンの新作にはT・ボーン・バーネットやダン・ダフ、マーティ・フレデリクセン、ジャレン・ジョンストンら大物ミュージシャンをプロデューサーに迎えており、ザ・ビッグ・マシーン・レーベル・グループ傘下のドット・レコードからリリースされる。スティーヴンは、ニューアルバムを引っ提げて7月2日からアメリカ・ラスベガス公演を皮切りとして「スティーヴン・タイラー・アウト・オン・ア・リム」ツアーを行う予定だ。(C)BANG Media International
2016年06月13日ヒラリー・スワンクが、スティーブン・ソダーバーグの『Logan Lucky』のキャストに加わった。役柄はわかっていない。その他の情報ノースカロライナ州シャーロットでのNASCARレースの間に犯罪を企てる兄弟の物語で、すでにダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、キャサリン・ハイグル、アダム・ドライバー、セス・マクファーレンらの出演が決まっている。ソダーバーグが劇場用映画を監督するのは、2013年の『サイド・エフェクト』以来(同年の『恋するリベラーチェ』は、アメリカでは劇場公開はされず、HBOチャンネルがテレビ放映している)。スワンクの最近作は、プロデューサーも兼任した『サヨナラの代わりに』。現在は、実話にもとづくドラマ『55 Steps』を撮影している。監督はビリー・オーガスト、共演はヘレナ・ボナム・カーター。文:猿渡由紀
2016年06月10日ダニエル・クレイグが、スティーブン・ソダーバーグ監督の次回作『Logan Lucky』に出演することになった。その他の情報NASCARレース最中の犯罪をたくらむ兄弟を主人公にした物語で、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、キャサリン・ハイグルも出演する。撮影は、この秋スタートの予定。このほかに、クレイグは、20話構成のTVミニシリーズ『Purity』への出演も決まっている。プロデューサーはスコット・ルーディン、原作はジョナサン・フランゼン。クレイグは『スペクター』でジェームズ・ボンドを卒業かと推測されているが、このふたつのプロジェクトを立て続けに入れたことで、次のボンド映画は新しい俳優で作られる可能性が、より濃厚になった。『007』のプロデューサーは、次について何の発表もしておらず、次はどこのスタジオが配給するのかの交渉も始まっていない。ソニーの配給契約は『スペクター』で終了している。文:猿渡由紀
2016年05月27日スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが、小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』の映版化作でタッグを組むようだ。宿泊客たちの情事をのぞき見するために自身のホテルをオープンさせた男の真実の物語を描くゲイ・タリーズの同名小説の映画版で、スピルバーグがプロデューサー、メンデスが監督を務めるとデッドラインが報じている。コロラド州デンバーに21部屋を所有するモーテルを50年前に購入した男ジェラルド・フースは、客室をのぞき見できるようさまざまな改造を加えていたそうだ。不倫や殺人などそこで見たすべての出来事をメモしていたフースが、ジャーナリストであるタリーズに手紙で連絡を取り、タリーズは1980年に直接フースに会うためにそのモーテルを訪れるに至った。タリーズが受け取ったその手紙の中には「このモーテルを購入した理由は趣味ののぞきを充実させるため、さらに人々が人生において社会的に、性的にどんな生活を送っているのかへの興味が抑えられなかったからです。これは私の錯乱したのぞき見への興味だけではなく、純粋に私の人々への貪欲な好奇心によって実行に至ったことなのです」とつづられていたそうだ。原作小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』はグローブ・プレスから7月12日発売予定となっており、4月11日発売のニューヨーカー誌にその一部抜粋が掲載されている。(C)BANG Media International
2016年04月19日名優ベニチオ・デル・トロが実在の麻薬王パブロ・エスコバルを演じた映画『エスコバル/楽園の掟』が明日から公開になる前に、デル・トロが作品について語ったインタビュー映像が公開になった。『エスコバル/楽園の掟』特別映像デル・トロは、スティーヴン・ソダーバーグ監督とタッグを組み、伝説の革命家チェ・ゲバラを演じ話題を集めたが、本作で演じたパブロ・エスコバルも“伝説”と称されることが多い人物だ。コロンビアのメデジンという都市に生まれたエスコバルは、青年時代から犯罪に手を染め、強盗、殺人、誘拐などを行い、コカインの取引で財をなし、“メデジン・カルテル”と呼ばれる巨大な組織を作り上げた。一方で彼は、世界有数の大富豪としてその名を知られ、貧困層のために住宅を建築したり、サッカーチームのオーナーや国会議員としても活動。“麻薬王”として知られながら、地元では英雄でもあった人物だ。ゲバラを演じる際には数年をかけてリサーチを重ねたデル・トロは、本作でも資料やドキュメンタリーをしっかりと確認したようで「事実を確認する上で審判の役割を務めてくれた。最後は事実に基づいて方向性を決める」と語る。映画は、エスコバルの姪マリアと恋に落ちたカナダ人青年ニック(ジョシュ・ハッチャーソン)が、エスコバルの王国に迎え入れられ、想像を絶する体験をしていく過程を描いており、デル・トロは、ハッチャーソンを“若いベテラン俳優”とその力量を高く評価する。監督を務めたアンドレア・ディ・ステファノは、マルコ・ベロッキオ、ダリオ・アルジェント、ジュリアン・シュナーベルなど名だたる映画作家と仕事をしてきた俳優。本作では監督だけでなく脚本も務めており、デル・トロからの信頼も厚かったようだ。「アンドレア監督の熱意は人々に伝染するんだ。自分の求めるものがはっきりとしている。彼と仕事をするのはとても楽しかったよ」また、デル・トロは「監督は映画に恋愛物語の要素を入れて、もちろん家族の物語もいろいろ含まれている。それ以外にも悪党たち対善良な人の物語としてドキドキするような追跡場面を繰り広げている」と語っており、実在の人物をモデルにしながら、深刻な伝記映画ではなく、クライムアクションとしても楽しめる映画になっているようだ。『エスコバル/楽園の掟』3月12日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか順次全国公開(C)2014 Chapter 2 - Orange Studio - Pathe Production - Norsean Plus S.L - Paradise Lost Film A.I.E - Nexus Factory - Umedia - Jouror Developpement
2016年03月11日ロックバンド・エアロスミスのスティーヴン・タイラー(67)が、28歳のアシスタントと交際していることを発表した。39歳の年の差となるエイミー・アン・プレストンとの噂は長らく浮上していたが、エルトン・ジョン・エイズ・ファウンデーション主催のアカデミー賞鑑賞パーティーに手をつないで登場したことでその噂を認めたかたちとなった。目撃者がE!に話したところによれば、2人はスター満載のそのパーティーで人目も気にせず親しげにしていたという。女優のリヴ・テイラー(38)をはじめ4人の子供を持つスティーヴンは、2014年からエイミーとのロマンスがささやかれており、これまでに水着姿でカヤックを一緒に楽しんでいる姿などが写真に撮られていたこともある。スティーヴンは2002年に脳腫瘍で他界したシリンダ・フォクシーと1978年から1987年まで結婚していたほか、1988年から2006年まではテレサ・バリックと結婚生活を送っていた。その後、2011年に5年間交際していた25歳年下のエリン・ブレイディと婚約したが、2013年に破局している。(C)BANG Media International
2016年03月09日女優のメイミー・ガマーが、実の母メリル・ストリープと共演した映画『幸せをつかむ歌』が公開になる。母が誰もが知る大女優であることを「まさに乗り越えようとしているところ」と語るガマーは、本作にどのように取り組んだのだろうか?その他の写真ガマーは大学を卒業後、舞台の世界で活躍し、映画やドラマの世界に進出。ラッセ・ハルストレム監督の『ザ・ホークス』や、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・サイドエフェクト』などに出演。本作で彼女は、ストリープが演じるロック・ミュージシャンの母リッキーに幼い頃に出て行かれ、数十年ぶりに戻ってきた母に反発する娘のジュリーを演じている。ガマーはかつて『いつか眠りにつく前に』で、母が演じた役の若い頃を演じたことがあるが、母と娘を“演じる”のは初めての経験だ。「この脚本が来たときには、突然のことで母も私も驚いたけど、私たちが語ることのできるストーリー、語りたいと思うストーリーであることは、はっきりしていたわ」。監督を務めたのは名匠ジョナサン・デミで、ふたりには撮影中は可能な限り、別々にいるようにリクエストしたという。「最初の頃は、それぞれのキャラクターや、彼女たちの関係性を確立する上で役に立ったわ。ストーリーを理解するにつれて、それほど厳密に守る必要はなくなったけれどね」。「母の仕事ぶりや、彼女が演じることにどれほどの喜びを感じているか、どれほどこの仕事を愛しているのかをずっと見ていたから、影響や刺激を受けた」というガマーは、本作で、久々に再会した母に対して反発し、悪態をつくも、いつしか母の歌とギターに救われる娘ジュリーの心情を見事に演じており、「ずっと演じ続けていたいわ。使ってもらえる限りね。後は、電話を待っている立場ではなく、自分からいろいろな人に声をかけていく仕事もできたら嬉しいわ」と今後の展望を語った。『幸せをつかむ歌』3月5日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
2016年03月01日引退宣言をしたスティーヴン・ソダーバーグが、監督に復帰をするという噂が出ている。その他の情報Variety.comが伝えるところによると、『Lucky Logan』という脚本を読んで、たちまち気に入ったということだ。主演には、ソダーバーグが『マジック・マイク』で組んだチャニング・テイタムが決まっているようだが、マット・デイモンが出演するという別の記事や、映画のタイトルは『Hillbilly Heist』だとするものもある。一方で、ソダーバーグは、それらの記事を間違いだとするツィートをしている。ソダーバーグが最後に監督した劇場用映画は、2013年の『サイド・エフェクト』で、昨年の『マジック・マイクXXL』では、製作総指揮を務めたほか、仮名でカメラと編集を担当している。文:猿渡由紀
2016年02月05日プラダ(PRADA)が15-16AWシーズンのウィメンズコレクションの広告キャンペーンを発表した。スティーヴン・マイゼルが撮影した同キャンペーンでは、モデルにエイヴリー・ブランチャード、エステラ・ボーズマ、インガ・デジーナ、リネイスィ・モンテロ、アイネ・ニーフス、グレタ・ヴァルリーズ、マールチェ・フェホーフらを起用。コレクションを纏ったモデルたちは、淡いパステル色で巧みに彩られた背景の前で、無造作なポーズを取り、リラックスした雰囲気を漂わせた。ユニフォームを思わせない空想的なカラーパレットで展開されるクロップドパンツスーツは、光沢のあるクロップドトップスなどと組み合わされることによりって力強い魅力を生み出している。
2015年07月12日スティーヴン・キングの小説を映画化する『IT-イット-』の監督に決まっていたキャリー・ジョージ・フクナガ(『闇の列車、光の旅』)が降板した。撮影はこの夏にも始まる予定で、主役の候補には『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』のウィル・ポールターなどが挙がっていたが、監督を失ったのを受けて延期になる模様だ。フクナガ監督は、2012年にこのプロジェクトに参画し、2部構成の映画として脚本を共同執筆した。しかし、スタジオは、予算を理由にひとつの映画にまとめることに決め、2部構成を主張するフクナガ監督と衝突したらしい。『IT-イット-』は、1986年に出版された小説で、1991年にテレビ化されたが、ストーリーが長いという理由もあり映画化されたことはない。文:猿渡由紀
2015年05月26日6月20日(土)の公開日決定や、“最凶の敵”の登場が明らかになる中、いまだなお秘密のベールに包まれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。このほど、本作で、シャーリーズ・セロン扮するスキンヘッドの女ボスに導かれて逃亡する囚われの女性たちの中に、エルビス・プレスリーの孫で『マジック・マイク』などにも出演していたライリー・キーオら、絶世の美女たちが登場していることが分かった。本作は、80年代に一世を風靡した『マッドマックス』シリーズの生みの親、ジョージ・ミラー監督が25年以上の歳月を費やして作り上げ、新たにトム・ハーディを主演に迎えて贈るノンストップ・リアル・アクション。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、生きる望みすら失い、荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、ある日、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らえられ、瀕死の重傷を負う。同じころ、ジョー配下の女ロードウォーリアー、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が造反し、“囚われた女たち”を連れて逃走。そして、傷を負ったマックスがフュリオサに出会ったとき、その“逃走”はサバイバルを賭けた“闘争”へと変わる――。今回解禁となったのは、フュリオサと共に、凶悪なジョーから逃亡する“ワイブズ”(囚われた女たち)のひとり、ライリー・キ―オ演じるケイブルが、ニコラス・ホルト扮するニュークスのバイクに乗る場面写真だ。まず、目に飛び込んでくるのは、胸部から腹部を覆う謎めいた烙印を押された、全身白塗りのニュークスの衝撃的な姿。機械的な臓器をイメージにしたかのようなこの烙印がもたらすインパクトは絶大。彼の後ろには、逃亡者となった美女ケイブルの、やや儚げながらも、しっかりと強い視線で前方を見つめる姿がある。“囚われた美女たち”の1人、ケイブルを演じるライリーは、エルヴィス・プレスリーの娘であるリサ・マリー(父はダニー・キーオ)の娘で、14歳でファッション・モデルとしてデビュー。女優デビュー作はクリステン・スチュワート×ダコタ・ファニング共演の『ランナウェイズ』(’10)で、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『マジック・マイク』(’12)などにも出演。今年2月4日には、本作の撮影で出会ったスタントマン、ベン・スミス=ピーターセンと挙式を上げたことでも話題になった。また、ライリーと共に“囚われの美女軍団”を演じている女性たちも見逃せない。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のヒロインを演じたロージー・ハンティントン=ホワイトリー、レニー・クラヴィッツの娘で『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』などで知られるゾーイ・クラビッツ、トップブランドの人気モデルとして活躍するアビー・リー、そしてオーストラリア出身の新人コートニー・イートンと、まさに絶世の美女ばかり。戦うヒロイン、フュリオサを演じるシャーリーズも16歳でファッション・モデルとしてキャリアをスタートさせており、まさに彼女たちのリーダーといったところだ。本作で、フュリオサと“囚われた女たち”を待ち受けている運命とは…?物語の謎に迫る美女たちに、これからも注目していて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は5月15日に全米公開、6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月23日シリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)で、エルヴィス・プレスリーの孫である女優ライリー・キーオと、スキンヘッド姿の英国人俳優ニコラス・ホルトの場面写真が23日、公開された。本作の舞台は、資源がこう枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。トム・ハーディ演じる主人公マックスは、愛する者を奪われ、生きる望みすら失い、荒野をさまよう。そしてある日、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らえられ、瀕死の重傷を負う。同じ頃、ジョー配下の女ロードウォーリアー、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が造反し、"囚われた女たち"を連れて逃走を開始。傷を負ったマックスがフュリオサに出会ったとき、逃走はサバイバルを賭けた闘争へと変わる。今回公開されたのは、フュリオサと共に逃亡する"ワイブズ"(囚われた女たち)のひとりで、ライリー・キ―オ演じるケイブルが、ニコラス・ホルト演じるニュークスのバイクに乗り込んだ場面写真。スキンヘッドで、胸部から腹部を覆う謎めいた烙印を押されたニュークスの姿が衝撃的な一枚だ。ケイブルを演じるライリー・キーオは、エルヴィス・プレスリーの娘であるリサ・マリー(父はダニー・キーオ)の娘で、14歳でモデルとしてデビュー。女優デビュー作『ランナウェイズ』(2010)や、スティーヴン・ソダーバーグ監督『マジック・マイク』(2012)に出演し、今年2月4日に、本作で出会ったスタントマンのベン・スミス=ピーターセンと挙式を上げたことでも話題になった。なお、"囚われた女たち"役はそのほか、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011)のヒロインを演じたロージー・ハンティントン=ホワイトリーや、レニー・クラヴィッツの娘で『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)で知られるゾーイ・クラビッツ、トップブランドの人気モデルとして活躍するアビー・リー、オーストラリア出身の新人コートニー・イートンなど、美女ぞろい。フュリオサと"囚われた女たち"を待ち受ける運命は、緊迫したカーチェイスやバトルが描かれる本作のもう一つの見どころとなっている。(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年03月23日ハリウッドの一流監督ダニー・ボイル、スティーヴン・ソダーバーグ、ウディ・アレン、リドリー・スコット、ロマン・ポランスキーら多くの巨匠たちの作品に出演する、イギリスが誇る名優ユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』でヘロイン中毒の男を演じブレイクして以来、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービから、『ムーラン・ルージュ』のクリスチャンなど幅広い役をこなし、演劇とチャリティへの貢献が認められチャールズ皇太子から大英帝国勲章(OBE)を授与されるなど、公私ともに尊敬される人格者である彼の素顔に迫った。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、ジョニー演じるモルデカイの大学の同窓生でポエムが得意な刑事・マーランド役を好演しているが、彼はグウィネス・パルトロウ扮するモルデカイの妻・ジョアンナにゾッコン。「大学時代に恋に落ちてから大人になっても一方的に愛し続けてる。ロマンチストだよ」と笑顔を見せながら自身の役柄を語るユアン。また、本作ではジョニーと初共演!これにはイギリスの名優も興奮したようで「ずっと共演したかった!」と熱くなる。「共演はすごく楽しかった、彼にがっかりすることなんてなかったよ。彼の演技で大いに笑わされた。ジョニーは最高の俳優だよ。(人としても)寛大で面白い人だし、一緒に楽しい時を過ごしたよ」と大絶賛した。本作の演技プランも綿密に作り上げたようで、「この役で大切なのはトーンだと思う。茶番劇になりすぎると観客は離れてしまう。すごく微妙なラインなんだ。だからギリギリまでコメディー色を押し広げるけど、広げすぎないことが難しかった。さもないとただのバカげた映画になってしまう。バカげていたとしても、それなりの理由でバカげた物にしないといけない。何よりジョニーやグウィネスと演技すれば、コメディーのトーンや雰囲気はすぐに分かる」と、いかにも彼らしい。さらに、イギリス人の彼が関心したのは、主要キャストと監督の技量だという。「監督もジョニーもグウィネスもジェフ・ゴールドブラムもアメリカ人なのに、作品はイギリスの感じがすごくある。(この映画の)舞台はイギリスしか考えられない。アメリカじゃだめなんだ。すごく面白くて、本当にイギリスっぽいコメディーだよ」と大満足の作品となった様子。仕事に真面目、いつも笑顔で謙虚な印象がある彼は、ミニシアター系からハリウッド大作まで出演オファーが絶えず、映画関係者や老若男女のファンに愛され続けている。そんなユアンは『スター・ウォーズ』新シリーズ、うわさに上がる『トレインスポッティング』の続編など、次回作出演のうわさをメディアが書立てるが彼自身はクールだ。「(『スター・ウォーズ』は)まだ、オファーされないから分からないよ。でも、新シリーズの時代のストーリーではオビ=ワンは死んでるはずだよ(笑)。いつかはオビ=ワン・ケノービの1人で過ごした荒れ地での生活(エピソード3と4の間)を作りたいんだ。良いストーリーになると思うよ」と、質問に嫌な顔1つせず、楽しそうに答える。愛妻家で明るい性格、チャリティにも積極的、家族も大事にする彼に趣味を訊ねると「いまでもバイクが大好きだよ(笑)。毎日乗ってるし、何台も持ってる。70年初期からのモト・グッツィ(イタリアのバイク)をずっとコレクションしてる。夢中になりすぎてるから、そのうち心理学者が僕を研究に来るかもね(笑)。子どもと一緒じゃないときの移動は、必ずバイクだね。いまは予定はないけど、南アメリカを縦断するのが夢なんだ。いつかやるよ」と語った。最後に、「今作で久々に再共演したグウィネス(ジョアンナ役)とのシーンはすごく面白いよ。ジョニー(チャーリー・モルデカイ役)がアメリカへ行った後の自宅での軽く誘惑されるシーンは楽しかったね」と印象的なシーンを話すユアン。彼自身も、真面目に、そして楽しんで撮影した『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この作品で、名優の新たな一面を見られるだろう。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月09日『リトル・ダンサー』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』(1月9日公開)。これまでジェイミー・ベル、トーマス・ホーンなど、まだスターの原石だった“14歳”を発掘して、世に送り出したきたダルドリー監督。本作も、大人と子どもの狭間を揺れ動く“14歳”の少年たちを主人公にした感動の物語だ。ブラジルのリオデジャネイロ郊外で、やんちゃなラファエル、頭の切れるガルド、心優しいラットの3人の少年たちは、ゴミを拾って生活をしていた。ある日、ゴミ山で偶然サイフを拾う。サイフの中身は、お金、ID、カレンダー、少女の写真、ロトのカード、そしてコンロッカーの鍵。そのサイフを探して、突如警察が大捜査を始めたことで、少年たちはこのサイフが重要なものであることに気づく。ジュリアード神父(マーティン・シーン)や、神父のもとで働くオリヴィア(ルーニー・マーラ)など、権力の前にただ立ち尽くすことしかできない大人たちを横目に、少年3人は、ただ純粋に“正しいことをしたい”と突き進む。小さな希望に向かって――。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の監督としても有名なリチャード・カーティス。本作は、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグ作品となった。ダルドリー監督といえば、監督デビュー作『リトル・ダンサー』から、力強く成長する少年を、やさしい眼差しで包みながら繊細に演出することでも有名。そして面白いことに、主人公を演じる少年は、“14歳(撮影時含む)”であることが共通点だ。『リトル・ダンサー』でイギリスの炭鉱町に暮らし、バレエダンサーを夢見る主人公ビリー・エリオットを演じたジェイミー・ベルは、当時14歳。オーディションで2,000人の中から選ばれたベルは、自分の夢への思いを体いっぱいに表現し、見事、英国アカデミー賞「主演男優賞」を受賞した。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でデビューしたトーマス・ホーンも、3,000人の中から選ばれた14歳。9.11同時多発テロで父親を亡くしてふさぎ込む少年が、父が遺した鍵の秘密を探る冒険をしながら、大人へと成長していく姿を瑞々しく演じ、話題をさらった。そして本作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』の主人公である少年3人もまた、14歳だ。ダルドリー監督は、この3人のキャスティングで映画の運命が決まると考え、演技経験のない子どもを採用することを条件に、リオデジャネイロで一般公募を開始。数千人の候補者から、ラファエル役のリックソン・テベス、ガルド役のエデュアルド・ルイス、ラット役のガブリエル・ウェインスタインを選び出した。なんとこの3人をキャスティングするまで、およそ1年を費やすほどこだわったという。偶然ゴミ山でサイフを見つけたことから、宝探しをするかのように、命をかけて真実へ近づこうとする少年3人。小さな子どものように無邪気に笑い、また時には正義を貫くために大人びた表情をしたりと、まさに子どもと大人が共存する“14歳”だけが見せる瞬間がたっぷりとカメラに収められている。14歳の少年たちは、輝く希望をつかむことができたのか。ぜひ劇場で確認してみて。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』(原題:TRASH)の日本公開日が年明け1月9日に決定し、併せて、“希望”を感じさせる少年たちのポスタービジュアルが解禁となった。ブラジル・リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ひとつのサイフを拾うが、そこには世界を震撼させる重大な秘密が隠されていた。サイフを巡って警察も大捜索を始め、街中は大混乱。しかし少年たちは、自ら信じる“正しい道”を選ぶため、サイフに隠されていた謎を解き明かす決心をする…。ダルドリー監督と初めてタッグを組み、脚本を担当するのは『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のリチャード・カーティス。彼らは人間の内面を映すようなデリケートな描写による少年期の物語や、十人十色の恋模様を絶妙なセリフで描くラブコメを得意とするが、本作ではこれまでの彼らの作品にはない、手に汗握る、先が読めないスリリングなストーリーという新境地を開拓。そんな本作の主役に、オーディションで選ばれた全く無名の少年たちを起用したことも、ダルドリー監督にとっては大きな挑戦となった。監督は「子どもたちとの仕事は、発見の旅だった」そうで、「彼らもとても厳しい環境からやってきた。これは彼らの物語でもあり、最後には役を自分のものにしていた。彼らの信じるもの、彼らの感じるものが表れているんだよ」と語る。ダルドリー監督が言うように、まさに“彼らの物語”だからこそ、ポスターに描かれた青空の下でゴミ山を笑顔で駆ける3人の少年は、役を通じて感じた希望に満ち溢れているようにも見える。また、世間から見離された彼らを救う神父役には、稀代の名優マーティン・シーン、母親のように3人を見守る女性・オリビアには『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされたルーニー・マーラと、実力派俳優がしっかりと脇を固めている。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日先日、ユニバーサル映画の2015年公開作品のひとつとして発表されていた『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作の邦題が、『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』に決定、2015年1月より日本公開されることになった。ブラジル、リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う。そのサイフには、世界を震撼させる、ある重大な秘密が隠されていた。警察はサイフの大捜索を開始し、街は大混乱に陥ってしまう。だが、少年たちは自らの信じる“正しい道”を選ぶため、知恵を働かせ、サイフに隠された謎を解き明かそうとする――。映画監督デビュー作となる『リトル・ダンサー』から一貫して、力強く成長する多感期の少年を、繊細な演出で描き続けてきたダルドリー監督。本作もまた、ゴミ拾いをしながら暮らす少年たちが、絶望の街でみつけた“小さな希望”から街全体を奇跡で包んでいく少年たちの物語だ。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』などの監督でも知られ、現在『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』も公開中のリチャード・カーティス。スクリーンの中で躍動する生命力に溢れた3人の少年を演じたのは、オーディションによって選ばれた無名の少年たち。さらに、肉親からも世間からも見放された子どもたちを優しく導くアメリカ人神父役には名優マーティン・シーン、母親のように彼らを見守る若き女性オリビアを『ドラゴン・タトゥーの女』『セインツ-約束の果て-』のルーニー・マーラが演じ、観る者を物語に引き込ませる存在感で脇を固めている。今回、公開決定に併せて到着したビジュアルには、絶望の街の中でもたくましく生きる力強さを写した2人の少年の姿が。彼らは、世界の“希望”が詰まったサイフを手に、知恵を働かせながら警察の追跡をすり抜けていく。スリルと興奮…やがてすべての謎が解け、明かされる真実。稀代のストーリーテラーで、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグで実現した奇跡の物語に期待が高まる。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』が来年1月に日本公開されることが決定した。ブラジルを舞台にたくましく生きる少年たちの姿を描いた作品で、本作も過去のダルドリー作品同様、高評価を集めそうだ。その他の写真『リトル・ダンサー』ではバレエの世界に飛び込む少年の健気な姿を、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』では両親を失くした少年のまっすぐな眼差しを描いて高評価を集めたダルドリー監督の最新作の主人公は、リオデジャネイロの郊外でゴミを拾って暮す3人の少年だ。彼らはある日、ゴミ山からひとつのサイフを拾うが、そのサイフには全世界を震撼させる秘密が隠されていた。警察はサイフの行方を追って行動を開始するが、少年たちは自らの正義を信じて、サイフに隠された謎の真相に迫ろうとする。主演はオーディションで選ばれた無名の少年たちで、子どもたちを導く神父をマーティン・シーン、彼らを見守る女性をルーニー・マーラが演じる。また、ダルドリー監督は一級のスタッフを招集しており、『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスが脚本を、『8月の家族たち』のアドリアーノ・ゴールドマンが撮影を、『シティ・オブ・ゴッド』や『ブラインドネス』などで活躍したトゥレ・ペヤクが美術を担当。全世界の映画ファンをうならせてきたダルドリー監督が新作で、どんな感動ドラマを描くのか期待したい。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』2015年1月TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
2014年10月21日世界で2億ドル超えの大ヒットを記録した『RED/レッド』の続編『REDリターンズ』。ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーという鉄板キャストに、なんとオスカー女優の2人、アンソニー・ホプキンスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、さらに韓流スター、イ・ビョンホンが加わり、超危険な中年スパイチームがさらにパワーアップ。そんなキャストたちの中でも、変わらぬ美しさで他を圧倒するキャサリンの魅力に迫る!本日、9月25日はキャサリンの44歳の誕生日(偶然にも夫マイケルも同じ誕生日で、今年69歳!)。アラフォー女子とは思えない色気たっぷりの豊満ボディで男性陣の目を釘付けにし、その凛とした強さで女性たちからも羨望の眼差しを浴びる。先立って公開された予告編では、いきなり元カレ役のブルースの唇を奪い、攻めて攻めて攻めまくる姿で、元祖・肉食系女子として健在であることを知らしめた。一方でキャサリンは、最近ゴシップネタでもよくその名を目にする。夫マイケル・ダグラスが喉頭ガンを克服したと思えば、キャサリン本人が双極性障害を患っていたことを発表し、さらには現在2人は別居中とのこと。なかなか波乱万丈な人生を送っている彼女だが、今年だけでもスティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・エフェクト』、ラッセル・クロウ、マーク・ウォールバーグ共演の『ブロークンシティ』とキャリアの方は相変わらず順風満帆。本作では“ロシアの女スパイ”を演じているキャサリンだが、当然ありきたりなキャラクターにするわけはない。これまで見たこともない、ひとクセもふたクセもある独特な存在に仕立て上げた。キャサリンの目標は「『007』シリーズなどに登場する一元的な人物にならないようにすること」だったという。さらに「脚本を読んで、まずたくさんのファッション雑誌に目を通したわ。それから私の中でのカーチャ(キャサリンの役)のイメージを監督に送ったの。おかげでビジュアル的に彼女をとらえることができたわ」と役作りについて語っている。妖艶なキャサリン・ゼタ=ジョーンズの危険な肉食系女子っぷりに注目だ。『REDリターンズ』は11月30日(土)より全国にて公開。(江﨑仁美(cinema名義))■関連作品:REDリターンズ 2013年11月30日より全国にて公開(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2013年09月25日スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作にして、“最後の”劇場映画『サイド・エフェクト』で、薬の副作用に翻弄される女性を演じたルーニー・マーラ。さらに、出演作が続く、元祖“ドラゴン・タトゥーの女”のノオミ・ラパス、そして日本人女優では満島ひかり。作品ごとに役柄を切り替えるだけでなく、1本の映画の中でさえ、まるで違った“顔”を魅せる彼女たちに注目した。現在公開中の『サイド・エフェクト』では、最愛の夫・マーティン(チャニング・テイタム)がインサイダー取引の罪で収監されたことで、うつ病を再発してしまう女性・エミリーを演じたルーニー。だが、ある薬の副作用によって起きた殺人事件が、薬を処方した精神科医・バンクス(ジュード・ロウ)や、エミリーの以前の主治医・シーバート(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)をも巻き込み、それぞれの人生の歯車を狂わせていく。一見、可憐でキュートなルックスのルーニーは、本作では、病いのせいなのか、薬の副作用か、感情の不安定さだけでなく、時には相手を惑わすかのような大胆な振る舞いを見せる。鬼才ソダーバーグが惚れ込んだだけあり、シーンによっても、対峙する相手によっても表情や仕草がまるで違い、“魔性”という言葉だけでは物足りないほどの妖しさを放っている。また、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で世界的に注目を集め、今やハリウッドでも引く手あまたのノオミも、作品ごとにガラリと印象を変える女優の1人だ。レイチェル・マクアダムス共演、ブライアン・デ・パルマ監督作『パッション』(10月4日公開)も控えており、10月26日公開の『デッドマン・ダウン』は『ミレニアム』を手がけたニールス・アルデン・オプレブ監督のハリウッドデビュー作にあたる。『デッドマン・ダウン』でノオミは、妻子を惨殺された犯罪組織のヒットマン、ヴィクター(コリン・ファレル)と出会う、交通事故で一生消せない傷を負った女性ベアトリスに扮した。互いに“復讐”という共通の目的を持つ二人は、お互いの胸の内を隠したまま、恋に落ちていく……。恋といえば、瀬戸内寂聴の私小説の映画化『夏の終り』(公開中)で、年上の男と年下の男の間で揺れる女性を熱演した満島さんも印象的だ。放送中のTVドラマ「Woman」とはまったく逆ともいえる役柄で、その演技力を実証している。知子(満島さん)は、一回り上の作家・慎吾(小林薫)の愛人として、週の半分を同じ家で夫婦のように暮らし、8年の月日が過ぎていた。ある日、かつて夫と子どもを捨てて駆け落ちした涼太(綾野剛)と再会したことで、涼太のもとにも通い始めるように。不倫とはいえ平穏を感じる恋か、身を焦がすほど情熱的な恋か。満島さんがそれぞれの場面で見せる“女の業”は、心のままに生き、何者にも染まらない女の真の性(さが)を思わせている。スクリーンの中であらゆる“顔”を見せる、確かな演技力を持った彼女たちは、世の男性ばかりか、多くの女性たちも魅了する。『サイド・エフェクト』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:夏の終り 2013年8月31日より有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2012年映画「夏の終り」製作委員会サイド・エフェクト 2013年9月6日より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開(C) 2013 Happy Pill Distribution, LLC. All rights reserved.
2013年09月07日全国の映画館では毎週のように新作が公開されていますね。芸術の秋にちなんで、20~40代の女子に「秋デートで見たい映画は?」というテーマでアンケートを取ったところ、下記のような結果になりました。1位ラブストーリー…28%2位サスペンス…23%3位アクション…15%〃コメディ…15%5位ホラー…10%やっぱり「デートはラブストーリー」と考えている人が多いようです。そこで、ラブストーリー好きな女子たちにデートでの“楽しめた&失敗エピソード”を聞いてみました。【楽しめたエピソード】・「学生時代のデート。本当は他の映画を見るはずだったのですが、時間を間違えてしまい、代わりに『キューティ・ブロンド』を見ることに。予想外に楽しくて2人ともかなり盛り上がりました。ラブコメっていいですね。」(33歳営業)・「付き合って1年目の記念日に彼がプレミアムシートのある映画館に予約してくれました。席にクッションがついてたので、かなりくつろげて贅沢な気分でした。彼と手をつないだまま見た『アーティスト』(去年アカデミー賞を獲った作品)最高でした!」(26歳受付)【失敗エピソード】・「今の旦那さんとの話ですが、2回目のデートで『Sex and the City』に誘ったのは失敗だったみたいです。登場人物のあけすけな会話に驚いたのか、用事があると言って食事もせずにそそくさと帰ってしまいました(笑)。」(36歳主婦)・「『きみに読むものがたり』を見て大号泣。見終わった後、アイメイクがほとんど取れていたらしく、私の顔を見た彼が無言に…。」(30歳販売)悲喜こもごものエピソードが集まりました。こういう話を聞くと、映画デートをしたいけれど、選ぶ作品や相手との関係性に悩んでしまう、という人もいるかもしれませんね。そこで、今週と来週の金曜日・土曜日に、公開される映画の中からPROLO女子におすすめの作品をちょっとだけご紹介します。-----■9月6~7日START・『アップサイドダウン 重力の恋人』(ラブストーリー)出会ってはいけなかった男女の運命的な恋を描いた、キルスティン・ダンスト主演のSFラブストーリー。・『サイド・エフェクト』(スリラー)名匠スティーヴン・ソダーバーグ監督、ジュード・ロウ主演。精神科医療を描くサスペンス・スリラー。・『キャプテンハーロック』(アニメ)松本零士の人気漫画『宇宙海賊キャプテンハーロック』をCGアニメ化。小栗旬、三浦春馬らが声優を担当。-----■9月13~14日START・『ウルヴァリン:SAMURAI』(アクション)『X-MEN』シリーズの人気キャラクターの活躍を描くアクション。ヒュー・ジャックマン主演で舞台は日本。・『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL』(ミステリー)中居正広主演の人気ドラマの劇場版。北村一輝や栗山千明らテレビ版のキャストに加え、堀北真希が出演。・『私が愛した大統領』(ラブストーリー/ヒューマン)アメリカの第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの、従妹との秘められた愛と絆を描いたドラマ。-----今週・来週公開のラブストーリーはSFだったり、ヒューマン系だったりと、純度100%という感じのものは少なそうです。でもその分、「恋愛ものはあまり得意じゃない」という彼氏や、“恋人未満”の彼を映画に誘うのにちょうどいいかも。サスペンス映画やアクション映画を見て、2人でドキドキしたり、スカッとした気分を共有したりするのもいいですよね。もっとラブストーリーっぽいのを見たい!と思う人には、10月公開の松本潤&上野樹里の『陽だまりの彼女』や長澤まさみ&岡田将生の『潔く柔く』がおすすめです。『陽だまりの彼女』は“女子が男子に読ませたい恋愛小説ナンバーワン”として人気の同名小説の映画化。今から楽しみですね!(文=Kawauso)
2013年09月07日いまハリウッドで最も注目される若手女優ルーニー・マーラ。彼女の代表作となった『ドラゴン・タトゥーの女』のリスベット役が決まったその背景には、鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督からの推薦があったことが発覚した!ソダーバーグ監督の“最後の劇場映画”という名誉ある作品『サイド・エフェクト』で、初めてソダーバーグ作品への出演を果たしたルーニー。劇中ではその可憐なルックスに似合わぬ大胆な振る舞いを見せており、あらゆる観客を虜にするほどの無防備な魔性を放っている。『サイド・エフェクト』は、ルーニーがデヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされて以来、初めての出演作となるのだが、どうやらソダーバーグ監督とも、浅からぬ縁があったようだ。フィンチャー監督の前作『ソーシャル・ネットワーク』で初めてルーニーに注目したソダーバーグ監督が、その裏話を打ち明ける。「デヴィッドが『ドラゴン・タトゥーの女』をキャスティングするとき、ルーニーを主役にするのをどう思うかとたずねてきたんだ。僕はその考えに大賛成だった。あの映画は特に、有名ではない女優のほうがいいと感じたからだ」。「僕がルーニーの配役についてデヴィッドを勇気づけたといううわさを聞いた彼女と僕は、親しい友人になった。そして今回、エミリー役にルーニーを選んだんだ」と、自身の作品へ抜擢した経緯も明かした。本作で、最愛の夫・マーティン(チャニング・テイタム)をインサイダー取引の罪で収監され、幸福の絶頂から絶望のどん底に突き落とされる28歳のエミリーを演じるルーニーは、この物語とエミリーという役柄の両方に心を奪われたと語る。「何度も読み返す必要があったわ。脚本の構造はひとつだと思っていても、後から何か別のものがあると気づくの。いまはこんなふうにサスペンス・スリラーを作る人はいないわ。古典映画に逆戻りしたように感じたの」。「それにエミリーはとても複雑で面白いキャラクターだった。こんなふうに女性のために書かれた役を読むことは少ないわ。通常は恋人や妻といった、男性の脇役を演じることが多いの。こんな重要な役に出会えるなんて、本当にワクワクしたわ」と、今回の作品で魅せた演技にも自信を覗かせた。ルーニー・マーラは世界中に衝撃を与えたリスベットに続き、今回はソダーバーグ監督のもとでどんな怪演を見せてくれるのか?期待せずにはいられない。『サイド・エフェクト』は9月6日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイド・エフェクト 2013年9月6日より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開(C) 2013 Happy Pill Distribution, LLC. All rights reserved.
2013年07月25日『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が、男性ストリップの世界を飛び出しハリウッドで成功をつかんだ男の実話を基にして描いたショーアップ・ムービー『マジック・マイク』。このほど、本作コンペティション・イベント「BEST BODY JAPAN」を主催するT-BODYMAKEがスペシャル・コラボ企画を実施することが明らかとなった。主人公は、バイトに明け暮れるマイク(チャニング・テイタム)。そんな一見冴えない彼だが、週に数回、夜になると“マジック・マイク”としてステージに立つトップクラスのストリップ・ダンサーだ。女性にも、お金にも不自由せず、人生がうまくいっているように見えた。しかし、彼には胸に秘めた夢があった。そんな中、バイト先で出会ったキッド(アレックス・ペティファー)という青年に可能性を感じたマイクは、彼にダンスや女の子を掴まえる方法、そしてお金を稼ぐ方法を手解きする。その一方で、マイクはキッドの姉・ブルック(コディ・ホーン)に心惹かれていき…。『G.I.ジョー』のチャニング・テイタム、『アイ・アム・ナンバー4』のアレックス・ベティファー、「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」のマット・ボマーそして『リンカーン弁護士』のマシュー・マコノヒーら、イケメン男優たちがメンズ・ストリップを演じ話題を集めている本作。去年、全米で公開されるやいなや、女子たちのハートをがっちり掴み、700万ドル(約7億円)の制作費ながら1億ドル(約100億円)の興行収入を稼ぎ出した大ヒット作だ。彼らの鍛え上げられたカラダを一目見ようとする観客、その内訳の実に7割が女性という異例尽くしの“眼福”ムービーでもある。すでに続編も決定しているこの『マジック・マイク』と、男性のカッコいいカラダ&女性の健康的で美しいカラダを競うコンテスト「BEST BODY JAPAN」を主催しているT-BODYMAKEが、今回「BEST BODY JAPAN ×映画『マジック・マイク』特別賞」の設置を決定したのだ。7月7日に行われる「BEST BODY JAPAN」東京大会参加者の中から、『マジック・マイク』でチャニングが演じた主人公・マイクのような“裸にネクタイが似合う人”を投票するというもの。投票に参加した人の中から抽選で、7月24日の特別試写会に招待されるそうだ。チャニングは実際に10代頃にストリッパーとして活躍しており、そんな過去と現在の成功に加え、本作での艶のあるパフォーマンスに胸ときめかせずにはいられないはず!スクリーンを越えてリアルでも、『マジック・マイク』の“眼福”っぷりを堪能してみては?『マジック・マイク』は8月にシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月、シネスイッチ銀座、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.
2013年06月25日正式な法律教育を受けていないにもかかわらず、大手企業PG&Eを相手取って訴訟を起こし、3億3,300万ドル(333億円)の和解金を勝ち取った女性として一躍有名になり、ジュリア・ロバーツ主演で映画化された女性エリン・ブロコビッチ。現在は環境運動家として活動している彼女が、6月7日(現地時間)、ラスベガス警察に逮捕された。その容疑は、DUI(飲酒運転)ならぬOUI(飲酒操縦)。彼女は、ボートを操縦しており、ドックに停泊させるのを苦労しているのを目撃され、警察に通報されたと米ゴシップサイト「TMZ」は報じている。警察関係者の話によると彼女の血中アルコール度数は、法定の2倍以上だったとのこと。エレンは取り調べにも逮捕にも協力的だったそうだ。映画『エリン・ブロコビッチ』(’00)は、スティーヴン・ソダーバーグ監督の腕が冴えるヒューマン・ドラマで、ジュリア・ロバーツが圧倒的な存在感で、米アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞らを総なめにした作品。ストーリーは、無職のシングルマザー・エリンが、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知るところからスタート。正義感と情熱だけを武器に、勝ち目の無い訴訟に敢然と挑むエリンを演じたジュリアの演技もさることながら、ユーモラスな上司を演じるアルバート・フィニーも素晴らしい名作のひとつだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年06月10日