ソン・ガンホ、イ・ビョンホン共演の『非常宣言』より場面写真が解禁された。本作は、妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようとするベテラン刑事と飛行機に乗り合わせた乗客が奔走する姿をソン・ガンホ、イ・ビョンホンなど豪華キャスト陣で描く。この度解禁されたのは、愛する人を救うため“地上”と“上空”それぞれで奮闘する登場人物たちの姿を捉えた10点の場面写真。ソン・ガンホが演じたのは、バイオテロの混乱に巻き込まれるKI501便に乗り合わせた妻を救うため“地上”で全力を尽くすク・イノ刑事。上空の妻の無事を祈りながら、刑事としてこの危機を“地上”から解決すべく奔走する姿が写し出されている。一方、イ・ビョンホンが演じるのは、飛行機恐怖症にも関わらず、娘の治療のためKI501便に搭乗した父親パク・ジェヒョク。逃げ場のない高度28,000フィート“上空”で愛する娘を必死に守り抜こうとする様子が窺える。また、自ら創り出したウイルスによってバイオテロを起こし、機内を混乱の渦に巻き込んだテロリストのリュ・ジンソクを怪演したイム・シワン。場面写真では、その狂気じみた表情が切り取られている。そして、テロの知らせを受け、緊急着陸のために国内外との交渉に尽力するキム・スッキ国土交通省大臣を演じたチョン・ドヨンや乗客の命を守るため手を尽くすヒョンス副機長を演じたキム・ナムギル。さらにチーフパーサーのヒジン役キム・ソジン、大統領府危機管理センターのパク・テス役パク・ヘジュンといった豪華キャスト陣の姿も見ることができる。『非常宣言』は2023年1月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.
2022年10月21日韓国映画界のトップスターであるソン・ガンホとイ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワンらが豪華共演を果たした『非常宣言』が、2023年1月6日(金)より公開決定、ティザービジュアルが解禁された。高度28,000フィート仁川発KI501便バイオテロ発生…娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗につきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事態宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度1万メートル上空の愛する人を救う方法はあるのか――。韓国映画界を代表する豪華キャストが集結妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』などに出演し、第75回カンヌ映画祭で韓国人初となる主演男優賞を獲得するなど世界的な評価を受けるソン・ガンホ。ソン・ガンホ娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客ジェイ・ヒョク役には、ハリウッド映画にも進出し、近年では「イカゲーム」のカメオ出演で話題となったイ・ビョンホン。『グッド・バッド・ウィアード』『密偵』などに続いてのソン・ガンホとのタッグ、韓国映画界を牽引する大物俳優の2人が地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描く。さらに、『殺人者の記憶法』『感染家族』など多ジャンルを行き来するキム・ナムギル。『藁にもすがる獣たち』『シークレット・サンシャイン』などで知られる実力派チョン・ドヨン、『弁護人』「ミセン-未生-」のイム・シワンなど豪華キャストが集結。また、本国での公開前に実施されたVIP試写会には「BTS」のジン、「イカゲーム」主演のイ・ジョンジェらが出席するなど、各界で話題沸騰中。この度解禁されたティザービジュアルでは、急降下する機内の衝撃の様子が映し出されている。機内は全てがひっくり返り、想像を絶する物語を予感させている。『非常宣言』は2023年1月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.
2022年10月06日「応答せよ1994」や食バラエティ「三食ごはん」シリーズのソン・ホジュンと、「医師ヨハン」「刑務所のルールブック」のイ・ギュヒョン、「イカゲーム」のホ・ソンテが共演する『ステラ SEOUL MISSION』が11月11日(金)より公開決定。予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。韓国で1980年代に一世を風靡した「ヒョンデ」(旧ヒュンダイ表記)の車、“ステラ”がタイトルとなる本作。人生崖っぷち主人公と廃車目前のレトロカーの“怒りの疾走”は、2週に渡り本国で韓国映画1位を獲得した。監督は、チョ・ジョンソク×D.O.(ド・ギョンス)共演の名作『あの日、兄貴が灯した光』を手掛けたクォン・スギョン。脚本は世界各国でリメイクされた『おとなの事情』の韓国版『完璧な他人』を手掛け、韓国1,000万人動員を突破し日本でもヒットした『エクストリーム・ジョブ』を脚色したペ・セヨンが務める。主人公ヨンベを演じるのは名作ドラマ「応答せよ1994」や「ゴー・バック夫婦」、「三食ごはん」などで知られるソン・ホジュン。お茶の間に浸透した穏やかな姿とは打って変わって、血も涙もなく取り立てに精を出し、人生最大のピンチに悪態を吐きまくる主人公ヨンベを確かな演技力でコミカルに演じる。ヨンベを窮地に追い込む親友ドンシクに、「刑務所のルールブック」でヤク中の受刑者を演じたイ・ギュヒョン、手下と共にヨンベを追うソ社長に「イカゲーム」のドクス役で世界的なブレイクを果たしたホ・ソンテが務める。この度、本作のポスタービジュアル&日本版予告編が解禁。ヘッドライトを照らしたステラを中央に、両脇に配置された訳アリの登場人物たち。いずれもひと筋縄ではいかない事情を抱えた面々の人生は、“ヤバいミッション”が発動したことで一変する!大都会ソウルの街並みとパトカーを背に、いまにもこちらに飛び込んできそうなステラが印象的な1枚。また、予告編冒頭で映し出されるのは、最高速度50km/hの“ステラ”に乗り込んだ主人公ヨンベは、車内で1人ステラへの不満をこぼしていたはずだったが、ステラはその独白を聞いているかのようなタイミングで不具合を起こす!?この不思議な車との旅は、親友ドンシクが上司であるソ社長のスーパーカーを持ち逃げしたことに遡る。ドンシクを探すべく社長たちを振り切りステラに乗り込むが、オプションなし、訳あり車との旅は思うようにいかない事態の連続。コミカルなシーンと振り切ったカーアクションが魅力の、本編への期待が高まる映像となった。『ステラ SEOUL MISSION』は11月11日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ステラ SEOUL MISSION 2022年11月11日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 Daydream Entertainment & CJ ENM All Rights Reserved.
2022年08月05日俳優のソン・スンホンが主演を務めるドラマ『偉大なショー~恋も公約も守ります!~』が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。日本の漫画『JIN-仁-』をドラマ化した『Dr.JIN』での心優しい医師役や、『プレーヤー~華麗なる天才詐欺師~』でのクールな詐欺師役など、多彩な役柄を演じてきたソン・スンホン。同作は、ソン・スンホン演じる元国会議員のウィ・デハンが、「子どもたちを育てるイクメン」というイメージで好感度をアップして政界復帰を果たすために、4姉弟と親子の契約を交わしたことから始まるヒューマン・コメディ。デハンと親子の契約を交わすきっかけとなった長女・ダジョンを、子役から活躍するノ・ジョンウィが演じるほか、デハンを支え、思いを通わせるチョン・スヒョン役に『スケッチ〜神が予告した未来〜』のイ・ソンビン、スヒョンに片思いするカン・ジュンホ役に『ハベクの新婦』のイム・ジュファン、ダジョンの恋人でアイドル練習生チェ・ジョンウ役にVIXXのヒョギなど、豪華キャストが顔を揃える。
2022年07月25日『愛の不時着』のソン・イェジンをはじめ、今年は韓国のスター女優が続々と挙式!豪華なウエディングドレスも話題となった。そんな、ドラマティックなドレス姿をご覧あれ。題して、「韓国スター女優“愛の幸せドレス”」ーー♪■ソン・イェジン(40)/ヒョンビン(39)6月27日に妊娠を発表した『愛の不時着』カップル。挙式前のウエディング写真で披露したアシンメトリーなチュール使いが特徴のドレスは、セレブ御用達のブランド「ヴェラ・ウォン」の最新コレクション。豪華な式は招待客への引出物も破格で、ヒョンビンが広報大使を務める「トム フォードビューティ」の香水と「バカラ」のグラス、韓国ブランドの美顔器のセットで総額100万ウォン(約10万円)台とも。■チャン・ナラ(41)/撮影監督可憐な容姿で“最強の童顔”と称されたナラが伴侶に選んだのは、6歳年下の撮影監督。6月26日の結婚式では、デコルテが美しいスクエアネックのシルクドレスを披露。ウエディングシンガーは、『テバク不動産』で共演したCNBLUEのジョン・ヨンファが担当した。■パク・シネ(32)/チェ・テジュン(30)小花の刺繡が美しいドレスは「モニーク・ルイリエ」のもので、米国セレブに人気のブランド。新郎新婦の子役時代から交流のあるスターが集結した挙式では、Block Bのジコが手紙を朗読。『美男ですね』で共演したFTISLANDのイ・ホンギらが祝歌を披露した。
2022年07月09日●是枝監督との約束が叶い感無量是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』(公開中)で、韓国人俳優初となる「第75回カンヌ国際映画祭」最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホ。今や世界的名優となった彼だが、是枝監督との「いつか一緒に映画を作ろう」という約束が結実した本作は、「俳優としても多くの気づきをもたらしてくれる作品になった」と明かす。カンヌでの受賞は「もちろん光栄なことだけれど、それが絶対的な価値を持つものだとは思っていない」という彼が、俳優として最も大切にしていることや、是枝監督と過ごした特別な時間について語った。○■是枝作品は「社会を映し出す怖さも希望の花を咲かせる部分も」本作は、“赤ちゃんポスト”に赤ちゃんを預けた母親、預けられた赤ちゃんを、子供を欲しがる人に斡旋するベイビー・ブローカーの男たち、彼らを現行犯逮捕しようと追う刑事らが繰り広げる旅路を描いたヒューマンドラマ。「第75回カンヌ国際映画祭」で主演のガンホが最優秀男優賞を受賞したほか、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」も受賞した。本作の来日舞台挨拶の際、是枝監督は「15年以上前に釜山の映画祭で、『韓国でもし映画を撮るなら誰で撮りたいですか』と聞かれた時に、ソン・ガンホさんの名前を出させていただいた。そのインタビューを終えてエレベーターを待っていたら、そのエレベーターが開いたときにソン・ガンホさんがいた」と運命的な出会いについて語っていた。ガンホも『誰も知らない』(04)で初めて是枝監督作品に触れてから「ずっとファンだった」そうで、「いつかタッグを」と相思相愛の思いを抱き、数年間からその実現に向けて是枝監督と対話を重ねてきたという。本作でその長年の約束が叶ったが、ガンホは「長い時間がかかったけれど、作品として実を結ぶことができた。本当にうれしいです」としみじみ。「今回の撮影を通して、是枝監督の人生を捉える視点や、社会を冷静に見つめる芸術家としての眼差しを、より身近に感じることができた」と話す。「私は本作でベイビー・ブローカーの男を演じましたが、ブローカーという設定が重要な部分ではないと思っています。本作は、こういった設定、題材を通して、私たちが生きている社会の空気や、社会がどのように成り立っているかを語っている映画だと感じています。是枝監督は、物語に劇的な加工をするわけではなく、非常に冷静な眼差しで社会を見つめている。そういった意味では、是枝監督作品には、現実を感じさせられる怖さのようなものもありますね」と社会の問題を浮き彫りにする是枝監督の手腕にうなり、「本作は、『誰も知らない』の延長線上にあるような映画とも言えるかもしれません」と分析。「社会を映し出す“怖さ”もありながら、同時に観客の心の中に希望の花を咲かせるような部分もある」と是枝監督作品の魅力を語る。○■映画祭での受賞は光栄なことだけれど「目標になることはない」ガンホは本作で、古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われ、ベイビー・ブローカーを裏家業としている男・サンヒョンを演じた。苦しい状況にいる男も、ガンホが演じるとどこかチャーミングで目の離せない存在となってスクリーンに登場する。世界的にも彼の名演が注目を集め、「第75回カンヌ国際映画祭」では見事に最優秀男優賞を受賞した。レッドカーペットではスマートに投げキッスをお見舞いし、会場を盛り上げていたガンホ。「はしゃぎすぎたかな」と大笑いしながら、「後輩のキャストの皆さんは、カンヌが初めてということで、とても緊張されていて。それをなんとかほぐしたいなと思っていたんです」とにっこり。韓国人俳優初となる受賞は、彼にとってどのような意味があるものになったのだろうか?ガンホは「是枝監督も同じだと思いますが、賞をもらうために演出をしていたり、カンヌ国際映画祭に出品するために映画を撮っているわけではないと思うんですね。それに、そういった目標を持ったからといって、実際に賞を獲れるわけでもないわけで」と口火を切り、「もちろん光栄なことだと思っていますし、俳優人生にとって最高の瞬間であることも事実です。でもそれが絶対的な価値を持つものだとは思っていません」とキッパリ。「私が、映画人や芸術家にとって最も重要なことだと感じているのは、観客との疎通。これに尽きると思います。映画を通して観客とどのようにつながることができるのか、また心から共感してもらうためにはどうしたらいいのか、ということを最も大事に考えていて、そのために一生懸命、夢中になって映画を作っています。その過程に映画祭があり、受賞という光栄なこともあるかもしれません。ただそれが目標になることはありません」と真摯な眼差しを見せる。●出会いに背中を押されてきた俳優人生○■是枝監督との出会いは「俳優人生の中でも10本の指に入る大切なもの」ガンホは、1996年の映画『豚が井戸に落ちた日』で映画界デビューを果たした。『殺人の追憶』(03)や『シークレット・サンシャイン』(07)、『パラサイト 半地下の家族』(19)など、出演作はどれも名作ぞろい。観客にとって「ソン・ガンホが出ている映画ならば観たい」と思わせるような特別な魅力を持ち、NYタイムズが選ぶ「21世紀の偉大な俳優25人」にも選出されるなど、世界的名優として豊かなキャリアを築いている。これまでの役者としての道のりを振り返ってもらうと、「俳優として生きている上では、もちろん疲れてしまったり、疎通が思うようにいかず、危機のように感じられたことも多くあった」と告白。「でもそれはきっと生きていれば、誰にでもありえること」と語り、「そんな中で、すばらしい出会いがたくさんありました」と出会いに背中を押されながら、歩みを進めてきた。本作で共演したキャスト陣も「すばらしい人ばかり」と称え、「イ・ジウンさんは歌手としても有名なスターですが、ものすごい潜在力、才能を持った俳優だと思います。そしてイ・ジュヨンさんのポテンシャルにも驚かされ、これからもっと大きな俳優になっていくだろうと感じています。ぺ・ドゥナさんはもう皆さんよくご存知の俳優だと思いますが、本作でも難しい役どころで老練な演技を見せています。カン・ドンウォンさんは私にとっては、とても近しい、実の兄弟のような存在。見た目はあんなにクールな感じですが、非常に純朴で情に厚い人なんですよ。あの眼差しを見ていると、とてもピュアな透き通った魂が見えてきますよね」と愛情を傾ける。そして「是枝監督との出会いは、これまでの俳優人生の中でも10本の指に入る、とても大切なもの」だと心を込める。「是枝監督がシナリオを書くときに、いまだにパソコンを使わずに手書きで臨まれている姿や、アナログが持つ真実性を重視されている姿も印象的でした。また現場では俳優の演技をモニター越しに確認するのではなく、カメラの脇に立って、直接ご本人の目で見ることを大切にしていました。是枝監督は、ハイテクの時代にありながらも『映画にとって大切なことは何なのか?』という思いを、常に手放さずにいるんです」と大いに刺激を受けたという。「私にとっても、『いくら時代や世の中が変わっても、映画、そして人生において大切なことは何なのか』ということを改めて見つめ直すきっかけになりました。本作を通して見た是枝監督の姿が、心の中にしっかりと残っています」と語っていた。■ソン・ガンホ1967年1月17日、韓国・金海市生まれ。映画『豚が井戸に落ちた日』(96)で、長編映画初出演を果たす。『JSA』(00)で「第38回大鐘賞」男優主演賞、『殺人の追憶』(03)で「第40回大鐘賞」男優主演賞・人気賞を受賞。『グエムル -漢江の怪物-』(06)で「第1回アジア・フィルム・アワード」主演男優賞、『シークレット・サンシャイン』(07)で「第19回米パームスプリングス国際映画祭」主演男優賞を受賞したほか、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(17)では「第38回青龍映画賞」主演男優賞、『パラサイト 半地下の家族』(19)では「第26回全米映画俳優組合映画部門」のキャスト賞、「第45回ロサンゼルス映画批評家協会」の助演男優賞を受賞をするなど、韓国の国民的俳優であると共に、世界的な注目を集めている。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月02日俳優のソン・ガンホが映画『ベイビー・ブローカー』の演技で、先ごろ開催されたカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した。これまでに数々の名作に出演し、世界的な映画作家たちと繰り返しコラボレーションしている彼は、本作でも、是枝監督の創作手法や視点を丁寧に見つめながら演技にあたったようだ。来日時に話を聞いた。ソン・ガンホは韓国映画界を代表するスター俳優のひとりだが、彼の出演作は興行的な成功だけでなく、高い評価を集めることが多い。ソン・ガンホは優れた脚本や監督、プロジェクトを選びだす才能も持ち合わせているのだ。そんな彼が選んだ新プロジェクトが、是枝裕和監督が韓国で撮影する『ベイビー・ブローカー』だ。「是枝監督の作品は初期のものから最新作までほぼすべて観ています。是枝監督の作品は劇的なものではありません。暗い現実からスタートして、最後はハッピーエンドで終わるというようなドラマティックさはなく、平凡な日常を描いています。しかし、そんな平凡な日常の中から、我々が置かれている現実のどうすることもできない”もどかしさ”や、日常に潜む恐ろしさが的確に描かれています。是枝監督の作品では、我々の姿が客観的な視点から描き出され、淡々と我々に突きつけられますから、それに触れた私たちは、人間本来の姿について考えさせられたり、人間の“あるべき姿”について考えることになるのではないかと思います」彼が演じたサンヒョンは、児童養護施設で育ったドンスと、何かしらの理由で赤ん坊を育てることができない親が子を預ける“赤ちゃんポスト”に届いた子どもを売る“ベイビー・ブローカー”をしている。ある日、ふたりは赤ん坊を手に入れ、売りに出そうとするが、思い直して戻ってきた赤ん坊の母ソヨンに見つかってしまい、サンヒョンは「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしている」と嘘をつき、彼らは赤ん坊の“新しい親”を探す旅に出る。本作は、ブローカーのふたりと赤ん坊、その母、児童養護施設の少年がひとつの車に乗り込んで旅をする展開が描かれており、サンヒョンは集団を時に率い、時に振り回される役割を担う。「確かに、いわゆる“ワントップの主人公”という役ではないですよね。今回のような役は、俳優としては単独の主人公よりは容易な部分もあるのですが、俳優たちのレベルの高いアンサンブルをつくりだす難しさもあるかと思います。ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』も同じような役回りだと思うのですが、私はあの作品の出演を引き受けた瞬間、とても喜んだのです。なぜなら、出番があまり多くないから(笑)。ポン監督にも『今回の脚本はとても良いですね。僕は現場では楽できるかなぁ』なんて言ってたんですよ! でも、実際に演じてみると……まったく楽ではありませんでした(笑)。落とし穴のようなものだったんですね。その点は本作でも同じでした。このような役は、“見えている”のだけれど見えていないように、スクリーンでは“見えていない”のだけれど、観客が見えているように演じることが求められるわけです」広い意味での“社会”がこの映画で描かれている『ベイビー・ブローカー』彼が語る通り、劇中のサンヒョンは派手に動いたり、大きく立場が変化するわけではない。しかし、ソン・ガンホはどのシーンでもそこにいる俳優の動きや感情を的確にキャッチし、絶妙なタイミングとトーンでリアクションしている。本人は「私がリアクションすることで、相手の演技の邪魔にならないように演じています」と控えめだが、彼は自分の役やセリフだけでなく、相手の俳優がどういう状態で、何をしゃべるのか、そのシーンが映画全体の中でどのような役割を果たしているのかを精緻に把握している。「ときに映画は“監督の芸術”と呼ばれます。私が大事にしているのは、“映画は、俳優の肉体と言語で形成されている芸術でもある”という考えです。ですから私は俳優のクリエイティビティが映画にとって重要な位置を占めると考えています。パク・チャヌク監督やキム・ジウン監督など、自身のスタイルをしっかりと確立した監督は、一見すると自身のスタイルを重視しているように見えるかもしれません。しかし、撮影現場で彼らは俳優たちのクリエイティビティ、表現を誰よりも待ち望んでいるのです。監督たちのそんな姿を直近で見てきましたから、私も映画監督というのは俳優の表現力を必要としているのだと感じるようになりましたし、多くの優れた映画監督の共通点だと思うようになりました」だからこそ彼は本作でも、単に役を演じるだけでなく、是枝監督の視点や想いを丁寧に探っていった。中でも彼は本作が“社会の視点”を持っていること、ここで描かれている物語が絵空事ではなく、我々の社会につながる部分があることを重視したようだ。「それはとても重要なことだと思います。私は、是枝監督がこの映画で単に“赤ん坊を横流しをしている人の話”を描いているとは考えていません。このような人たちが現実に存在しているのか私にはわからないですし、それは重要なことではありません。私はこの映画では、社会にいる“見えない存在”や、現代の社会構造の中で疎外されてしまっている人たちが描かれ、さらには“人生において正しい道とは何か?”を問いかけている。つまり、広い意味での社会がこの映画で描かれていると考えています。是枝監督のこれまでの作品でもずっとそうであったように、非常に冷静沈着な眼差しをこの映画からも感じることができました。ですから、私も演技をする際にはそういう視点、そういう気持ちで臨みたいと思っていました」『ベイビー・ブローカー』公開中(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月01日6月24日(金)より公開される映画『ベイビー・ブローカー』。このたび、主演のソン・ガンホをはじめとした出演者4名の緊急来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、特別映像も到着した。本作は是枝裕和監督の最新作にして、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと静かに追いかける刑事――彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅路を描く、衝撃と感動のヒューマンドラマ。本作は去る現地時間5月28日に閉幕した第75回カンヌ国際映画祭において、主演のソン・ガンホに韓国人初となる最優秀男優賞をもたらし、またキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」を受賞、合わせて2冠の快挙を成し遂げた。そしてこのたび、主演のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、このキャスト陣が演じた様々な境遇のキャラクターに迫る特別映像も到着した。カンヌ国際映画祭での快挙でも世界中から注目を集め、本作では赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しするブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞作品賞受賞後に来日して以来、約2年ぶりとなり、サンヒョンのブローカー仲間で、自身も親に捨てられた過去を持つドンスを演じたカン・ドンウォンは、伊坂幸太郎原作の同名小説を韓国で実写映画化した『ゴールデンスランバー』以来、約3年ぶりの来日となる。そして赤ん坊を赤ちゃんポストに預ける母親ソヨンを演じ、IUという名で歌手としても活躍するイ・ジウン、さらにペ・ドゥナ演じる刑事スジンとともに、赤ん坊を売るブローカーたちを検挙しようと追いかけるイ刑事を演じ、ドラマ『梨泰院クラス』での活躍で日本でも広く知られるイ・ジュヨンの2人は、映画のプロモーションとしての来日は今回が初となる。韓国でのプロモーションで日本の訪問についてほのめかすなど来日を心待ちにしていたキャスト陣が是枝裕和監督とともに日本の観客の前でどのような想いを語ってくれるのか。公開を来週に控え、ますます熱気が高まる本作に目が離せない。そして緊急来日決定にあわせ、豪華キャスト陣がそれぞれの演じたキャラクターについて語る特別映像も到着。赤ん坊を横流しするブローカー、赤ん坊を手放した母親、正義感のために追いかける刑事……と、全く違った立場、そして境遇にいる複雑なキャラクターたちをキャスト陣が説明していく。社会を鋭い視点で見つめながらも、キャラクターたちの心情に優しく寄り添った是枝監督らしい演出とストーリーが展開する本作で、韓国のキャスト陣がみせる新鮮な表情も必見。是枝裕和監督と韓国キャスト陣が織りなす豪華コラボレーションに期待が高まる。『ベイビー・ブローカー』6月24日(金)より公開
2022年06月20日バーバリーは、韓国のサッカー選手であるソン・フンミンがブランドアンバサダーに就任したことを発表、そのために撮り下ろしたポートレートを公開しました。© Courtesy of Burberryプレミアリーグで活躍し、プロサッカー選手として叙勲を受けたソン・フンミンとパートナーシップを組むことはブランドとして大変名誉なことです。プレミアリーグでの得点王を選出する 2021-22 ゴールデンブーツをアジア人選手として初めて共同受賞し、大きな夢を持ち、それに向かって熱心に取り組んできた人物として彼の名は歴史に刻まれました。そんな彼に、可能性を切り拓き、限界を越えるために想像力を解き放つというバーバリーの信念を投影し、バーバリーファミリーとして迎える運びとなりました。「バーバリーの新しいアンバサダーに就任することができて嬉しく思っております。プレミアリーグの選手として、豊かな英国ヘリテージを誇るブランドとパートナーシップを組むことができて光栄です。歴史に裏付けされた想像力と革新性を追求するバーバリーの姿勢が好きですし、その価値に共感しています。私たちがこれから共に開拓する新たな旅に期待しています」ソン・フンミン© Courtesy of Burberryバーバリー公式サイトburberry.comLINE @burberry_jpInstagram @BurberryTwitter @Burberry_JapanFacebook @BurberryJ
2022年06月13日第75回カンヌ国際映画祭で主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した『ベイビー・ブローカー』の凱旋記者会見が13日に都内で開催され、メガホンをとった是枝裕和監督が出席。授賞式を振り返り「役者が褒められるのが一番うれしい」と語った。本作は、是枝監督が長らく企画として考えていた“赤ちゃんポスト”を題材に、赤ちゃんを育てられずにポストに預けた女性、その赤ちゃんを、子供を欲しがる人に斡旋するブローカー、さらにはその事実を追う刑事というさまざまな視点から描いたヒューマンストーリー。男優賞のほか、キリスト教関連の国際映画組織がコンペティション部門のなかから「人間の内面を豊かに描いた作品」に与える「エキュメニカル審査員賞」も受賞している。受賞式の現場で、最優秀男優賞にソン・ガンホの名前が呼ばれたとき、是枝監督は「この映画の最高のゴールなんだなと気づきました」と胸に去来した思いを述べると、これまで『万引き家族』でのパルムドールなど海外で数々の映画賞を受賞しているが「役者が褒められるのが一番うれしい」と語った。続けて是枝監督は「(『誰も知らない』で男優賞を受賞した)柳楽(優弥)くんのときは、彼はすでに日本に帰っていて、現地には僕しかいなかった。受賞してあの場で(ソン・ガンホと)抱き合ったのは初めてでした」と特別な夜だったことを明かしていた。6月8日に韓国で公開されると、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『犯罪都市2』を抑えてオープニング興収1位を記録。是枝監督は「単館映画から始めた監督が、今回1600スクリーン規模という大きな興行。僕のキャパを超えていると思っていたので、結果にはホッとしています」と笑顔を見せると、カンヌから韓国に凱旋したとき、空港に多くの人が詰めかけたことに「ソン・ガンホさんは改めて国民的スターだなと感じました。オリンピックでメダルを取る以上なんだなと思いました」と語っていた。今後について「まだこの作品の総括できていない」と前置きすると「受賞後のパーティーは、結構気軽に審査員と話をしたりできるのですが、ハビエル・バルデムと目が合ったら指を差してくれて……。ほかにもジェイク・ギレンホールやマッツ・ミケルセンとか、そういう人たちを頭のなかで組み合わせて、こんな物語はどうだろう……みたいなことを考えていました。もちろん、今すぐにとかいうのではなく“いずれチャンスがあれば”ですよ。この言葉は削らないでくださいね」と強調していた。
2022年06月13日「第75回カンヌ国際映画祭」の授賞式が現地時間28日に行われ、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』の主演ソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。現地時間26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれ、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式で「最優秀男優賞」に選出されたソン・ガンホは、隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝裕和監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ。「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチを行った。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝裕和監督作品がカンヌ国際映画祭で同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となる。なお、是枝監督は、本作品で「エキュメニカル審査員賞」(カンヌ国際映画祭の独立賞で、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる)を受賞しており、本賞と合わせて2冠の快挙となる。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月29日『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組み、韓国の多彩な才能が共演した『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭に是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンが登場、公式上映後には12分間におよぶスタンディング・オベーションを受けた。是枝監督の作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。ファンから「IU」コールも!レッドカーペットイベント現地時間5月26日(木)18時30分、日本時間で5月27日(金)AM1時30分すぎ、カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、登場したのは「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが目を引くカン・ドンウォンが登場、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)、さらに胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンは丁寧にファンサービスにも応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、ひと目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもおり世界的な人気ぶりがうかがえた。そして『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高い。会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は、「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語る。また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」とコメント。「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と謙遜しながらも素直な思いを伝えた。先に本編を鑑賞した海外のプレスからは、「彼(是枝監督)は、最高の作品を生み出した。新しい家族のかたちを考え出し、巧みに人生の物語を描き出す」「キャラクターが見事に描かれている。特に母親役がね」と、是枝監督が紡ぎ出した物語とキャラクターを称えるコメントが。「是枝監督は、感情の達人」と語った女性は、「彼はいつも、家族をテーマにした作品を作り出す。血のつながった家族、今ある家族、そして、自分で選ぶ家族を描く。どれが本当の家族なのかと私たちに語りかける」と語っていた。是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンらと喜びを分かち合うそして5月26日(木)19時、日本時間5月27日(金)AM2時すぎからはワールド・プレミアとなる公式上映へ。会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2,200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映がスタート。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には場内が沸いた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された“一つの命を巡る物語”に、観客はすっかり魅了され、心揺さぶられた様子がうかがえた。上映終了後は、12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせて微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールド・プレミアとなった。是枝監督「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」その後、日本用囲み取材に応じた是枝監督は、「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と語り、胸をなで下ろした様子。ソン・ガンホと上映中、「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」と明かした。キャスト陣も完成版の映画を見たのは初めてだったそうで、「ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」とふり返った。また、韓国映画として韓国キャスト・スタッフたちとカンヌを迎えたことについては、「フランス映画を撮ったとか、韓国映画を撮ったとか、日本映画を撮ったという意識ではないので、自分の好きな役者さんとその国で映画を撮っているという感覚」と監督。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います」と語り、「今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と話した。「『万引き家族』の時にも彼は顔を出してくれてね。すごくそういう温かさのある人で」と語ったカン・ドンウォンについては、「レッドカーペットを一緒に歩けたのは、僕も感慨深かったです。カン・ドンウォンさんとは上映後見つめあっただけです。普段からそんなにしゃべらないタイプですが、この後しゃべります」と話した。韓国俳優の層の厚さを問われると、「演技の訓練を積んでますからね。その素養があるというのは大きな違いだと思います。それはフランスも同じ」と回答。「ただ、僕みたいに役者じゃない人をキャスティングしたり、演技経験のない子供で映画を撮ったりすることの面白さ、勿論難しさもありますが、その面白さで映画を作っていたりすると、必ずしも訓練を積んでいるから面白いというわけでもないんです。ただ、日本の中で訓練を積んでいないのは役者だけではないし、僕も含め、監督も訓練を積まないといけないと思う。海外の監督はきちんと技術を学んで監督になっています。僕自身含め、コミュニケーションをとる言葉だったり、技術だったりを身に着ける必要があるなと思います」と考えを明かす。さらに、「日本の役者さんも決して負けてはいないと思います。日本のトップの方たち、例えば役所広司さんとか安藤サクラさんとかは一緒にやって学ぶことが非常に多いですし。日本での企画もきちんと動かしています。海外で撮ったことをどう日本での映画作りにフィードバックして何を変え、何をそのままでいいのかを持ち帰りたいと思っています」と今後の構想も明かした。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日5月26日(現地時間)に第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて世界初お披露目される、是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。この度、主演のソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンが集結する本ポスターと、まるで家族のように仲睦まじいメイキングカット7点が解禁となった。本ポスターは、<赤ちゃんポスト>に預けられた赤ん坊を連れ去ったベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)とその相棒ドンス(カン・ドンウォン)、2人の裏稼業を知ったことをきっかけに、彼らと共に養父母探しの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事スジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の5人の登場人物が一堂に会したビジュアル。全員が同じ方向を向きながらも、それぞれ異なった表情を見せており、5人の知られざる背景と感情が交差する旅の先に何が待ち受けているのか、期待の高まるデザインとなった。本作について是枝監督は「脚本を書きながら、韓国で様々な取材を行い、ベイビー・ボックス出身の子どもたちの声にも触れました。“自分は生まれてきてよかったのか”と葛藤する彼らの切実さと向き合った時、その問いに答えられる作品にしなければいけないという思いが膨らんでいきました」と決意を胸にしながら撮影に挑んでいたことを明かしており、繊密なリサーチとそこで感じた思いとともに作り上げた渾身のストーリーとなっている様子。さらに、撮影現場のキャストの姿を捉えたメイキングカット7点も到着。本作では、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った5人が旅を重ねていく中で、それぞれに思惑を抱えながらも、どこか“家族”のような関係性を紡いでいくのも見どころ。撮影が順撮りで行われたということもあってか、キャスト陣はシーンを重ねていく中で家族のような親密さを育んでいったという。このメイキングカットでは、笑顔を見せる仲睦まじいキャストたちの姿を目にすることができる。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月20日第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されている是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。この度、ソン・ガンホとカン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨンという豪華キャストと是枝監督のインタビュー&メイキングが収められた特別映像が解禁となった。是枝監督が本作で描くのは、“赤ちゃんポスト”を巡る人々の物語。インタビュー&メイキング入り特別映像では、監督が手掛けたオリジナル脚本をキャスト陣も絶賛を贈る。映像では、是枝監督が映画祭で顔を合わせていたソン・ガンホとカン・ドンウォン、そして『空気人形』で“また必ず一緒に”と誓っていたペ・ドゥナが、是枝監督から映画出演のオファーを受けたときのことをふり返る様子からはじまる。長い年月を重ねながら企画をあたためてきた是枝監督が韓国を舞台に描き出すのは、“赤ちゃんポスト”をきっかけに出会った、赤ん坊の母親のソヨン(イ・ジウン)、ベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)、相棒のドンス(カン・ドンウォン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事のスジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)といった様々な事情を持った登場人物たちの物語。「一人の赤ちゃんを中心にして、血縁ではつながっていない人々が旅を通して家族を形成するという話です」と是枝監督が説明する本作の脚本を読んだペ・ドゥナは、「是枝監督らしいシナリオだと思いました」を笑顔で語り、イ・ジウン(IU)は「監督の想像がどう現実になるか、私がそこにいたらどんな姿に見えるかなと…」と目を輝かせる。カン・ドンウォンは「家族の物語をブローカーを通して語るのは新しい視点で面白かったです」、さらにソン・ガンホは「人間についての物語。人間が持っている尊い感情を表現した映画」と、是枝監督が独自の眼差しで登場人物の感情を紡ぐストーリーに感銘を受けたよう。先日韓国で開催されたイベントでも、“韓国映画界の宝物のような役者さんたち”と評したように、キャスト陣に絶大な信頼を置いている是枝監督は、本映像でも「役者を楽しめる映画だと思いますのでそこを堪能してください」と太鼓判。最後はカン・ドンウォンの「心を込めて撮影しました」、イ・ジウンの「皆さんにこの想いが届くと嬉しいです」、ソン・ガンホの「深い井戸の水のように澄んで美しい作品の世界に出会えると思います。ぜひ観てください」といった想いがつまったメッセージとともに締めくくられている。映像にはメイキングもあり、キャスト陣が真剣な眼差しでモニターを見つめる様子や、監督とコミュニケーションを取りながら撮影に挑む姿を確認することができる。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月13日ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、そしてリモート参加の是枝裕和監督が、韓国映画『ベイビー・ブローカー』の制作報告会に集結。是枝監督が現場へ送った手紙やキャスティングの秘話、貴重なエピソードも披露された。韓国・CGV 龍山アイパークモールで行われた本イベントには、豪華韓国キャスト陣とともに日本からのリモート出演で是枝監督も登場。作品の魅力をはじめ、撮影での思い出や、5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭にむけての意気込みなどを熱く語り合った。本作初のイベントということもあって、会場にはマスコミ陣が大勢集まり、監督やキャストに直接質問の出来るQ&Aも挙手の嵐。是枝監督が初めて韓国で映画を制作した最新作の注目度の高さが窺える大盛況のイベントとなった。ソン・ガンホ&イ・ジウン(IU)らカンヌ参加への意気込み語る赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンも挨拶。その後、日本からリモートで参加した是枝監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います」と明かした。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについて是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います」とコメント。同映画祭への参加が初となるイ・ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです」と話し、同じく初参加のイ・ジュヨンは「参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています」とそれぞれ意気込みを語った。ソン・ガンホ「昔から是枝監督の作品世界のファンでした」本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり…というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと…その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明した。ソン・ガンホは是枝監督からオファーがあった当時のことを尋ねられ、「正確な年度は覚えてないですが、6-7年前に、釜山(プサン)映画祭で初めてミーティングをしました。昔から是枝監督の作品世界のファンでしたし、尊敬する芸術家ですので、とても光栄でした。監督の映画を見ていると、先入観かもしれませんが、冷たい話の中に温かいヒューマニズムが描かれて終わる印象でしたが、この作品を経験したら、監督の冷徹な現実直視により、温かいストーリーの中でも、冷静な視線で社会を俯瞰している感じがして、とても感動しましたし、新しい挑戦でもあり、ワクワクする作業でした」と是枝監督との初のコラボレーションに感無量の様子でコメント。カン・ドンウォンは「私も6-7年前に東京で監督に初めて会いました。その後、映画化されるまでかなり時間がかかったんですが、やっと去年、撮影をすることになり、こうやって公開を控えていますね。感慨深いです」と懐古した。是枝監督、コロナ禍に「マイ・ディア・ミスター」「梨泰院クラス」にハマる本作が劇場公開映画への初出演となったイ・ジウン(IU)は「もらったシナリオを読む前に、短編映画の撮影で共演したことのあるペ・ドゥナさんに電話をしたんです。そしたら“とてもハマり役だ”と言ってくれたんです。好きな先輩からそう言われて、私も確信を持って台本を読んだ覚えがあります」とペ・ドゥナとのエピソードを披露しながら、自信を持って役と向き合ったことを明かす。シナリオを読んだときに涙を流したというイ・ジュヨンは「ネタバレにならない範囲で言いますと、登場人物たちがお互いの心を理解しながら会話するシーンがありますが、ソヨンがあの3人に言ってあげる言葉があるんです。その言葉をじっくり考えたら、心にとても響きました。人物たちの感情をきちんと積み上げていくシナリオでした。監督の作品がとても好きで、この映画の中に自分が存在できて光栄でした。そして、とても楽しくお仕事ができました」と是枝監督が本作でも描いた奥深い人間ドラマを役者として身をもって体感した様子。イ・ジウン(IU)とイ・ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」と、日本でも話題を呼んだドラマで2人の演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。ソン・ガンホ&カン・ドンウォン「実の兄弟のように演技の相性が良い」演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子供を養子縁組させる人物で、子供は児童養護施設で育つより家庭で育った方が良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたという。サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑) 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました」と言う。「末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います」と分析した。是枝監督は、そんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛、「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました」と明かす。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と明かすと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せるひと幕も。ソン・ガンホも絶賛するイ・ジウン(IU)「親にも自慢しました」一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子供の抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは、「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛。当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子でふり返った。ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました」と、『空気人形』からさらに進化した役者としての魅力を明かす。そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだのがイ・ジュヨン。「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ・ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように2人でたくさん話しました」と語った。これまでにも様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホだが、是枝監督に対しては「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かす。そして、そんな是枝監督が撮影中にスタッフに向けて書いていた手紙がスクリーンに!是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有して頂いたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督のエピソードも語られた。マスコミからの質疑応答ーー家族の社会的解体と再構成、今作のポイントは?監督:旅を通して、一組の疑似家族を描こうと思っていました。その背景には、家族を諦めた人もいれば、家族を求め続けている人もいて、そういう人たちが非常に短い時間ですが、ひとつの車に乗って旅をする話を描きたいなと思っていました。ただ頭の中心にあったのは、“家族”というよりはひとつの“命”を巡る話。生まれた命をどういうふうに守るのか、そして手放すのか、そのような物語に仕上がっていると、今自分では考えています。マスコミからの質疑応答ーー言語や世代の違う撮影現場での作業は?監督:キャストだけじゃなく、スタッフも含め、全員に言えるのですが、日本の現場に比べて、準備が非常にしっかりしています。撮影にのぞむまでの準備、撮影が始まってからの準備、全てが早いことが一番驚きでした。完璧な状態で現場がスタートするという感じでした。イ・ジウン:本当に色んな年代の人がいる現場だったので、最初は私もかなり緊張してました。でも、子役たちが活躍してくれて、場の雰囲気を和ませる可愛いエピソードが多かったですね。例えば、監督も子供たちがなるべく自然にいられるように配慮してくれて、大人の私たちは深刻な感情を抱えたシーンだけど、一方で子供たちはすごく楽しそうにしてまして、緊張をほぐしてくれるポイントになっていましたね。子供たちのおかげで和気あいあいな現場になれたと思います。マスコミからの質疑応答ーー刑事役の役作りは?イ・ジュヨン:イ刑事が、サンヒョンたちはプロのブローカーにしては中途半端なところがあると言うシーンがありますが、実はスジンとイ刑事も中途半端な刑事なんです。女性青少年課の刑事で、社会的弱者に対する捜査をするので、剛直なプロの刑事とは違うイメージですね。車で朝晩を過ごすコンセプトだったので、服や乱れた髪でそういったところを見せようと努力しました。そして最後に是枝監督が、「ここに並んでいただいている方に加え、ペ・ドゥナさんも含めて、韓国映画界の宝物のような役者さんたちと、韓国映画界を代表するスタッフの方たちに集まっていただいて、自分自身も納得ができる大好きな作品になりましたし、カンヌ国際映画祭でのお披露目という素晴らしいスタートを切ることができて、この後韓国での公開を控えて、韓国の映画ファンの方に作品を届けられることを本当に嬉しく心待ちにしています」と改めて喜びを語り、「公開時期にはオンラインではなく、韓国にお伺いして直接この映画を届けられればと思います」と訪韓にも期待を寄せていた。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月10日『バーニング 劇場版』のチョン・ジョンソと『犯罪都市2』のソン・ソックが共演するラブコメディ『恋愛の抜けたロマンス』の公開が決定。ポスタービジュアルと予告映像が解禁となった。仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳のジャヨン。元カレとの別れから恋愛引退を決意したが、耐えがたい寂しさに勝てず、最後の望み“デートアプリ”で相手を検索する。一方、仕事も恋愛もカモにされる33歳のウリ。恋愛の痛みも引かない内に編集長から19禁コラムを引き受けることになり、半強制的に“デートアプリ”に加入することになる。名前、目的、本音全てを隠して会ったジャヨンとウリ。1ミリも期待していなかったが、1日目から2人は互いに惹かれ、恋愛のようなそうでないような微妙な関係が始まっていく。恋愛嫌いなヒロインのジャヨンを演じるのは、イ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』(18)でヒロインを演じ、『ザ・コール』では第57回百想芸術大賞ならびに第30回釜日映画賞の最優秀主演女優賞に輝いたチョン・ジョンソ。本作でラブコメに挑戦したチョン・ジョンソは「恋愛作品は自分とは関係のない話だと思っていた」と語るが、そのナチュラルな演技が高い評価を受けた。一方、仕事も恋愛もカモにされがちな男性ウリに扮するのはNetflixドラマ「D.P.-脱走兵追跡官-」や「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」、さらには間もなく韓国で公開を迎える『犯罪都市2』でマ・ドンソクと大立ち回りを演じる悪役など、これまで個性的な演技を見せてきた注目の俳優ソン・ソック。「恋愛作品はお互いに話し合いながら演じることが多く面白い」と言う彼の魅力が本作で遺憾なく発揮されている。主演の2人がそれぞれ大胆なイメージチェンジを図った役どころにも注目が集まっている本作。恋愛抜きで始まったロマンスという斬新なテーマと欲望に対するウィット溢れるセリフ、個性豊かな俳優たちのシナジーが温かな笑いとリアルな共感を呼び起こし、本国でも大ヒットとなった。さらには第58回百想芸術大賞で4部門(作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞)へのノミネートを果たした。予告編ではそんなチョン・ジョンソ演じるジャヨンとソン・ソック演じるウリが出会い、次第に惹かれあっていく様子がコミカルに映し出されていく。また、併せて解禁となったポスタービジュアルは、ジャヨンとウリが並んで座っている姿をとらえたキュートな1枚。「俺たち、恋愛以外は全部してる」「恋愛なんて感情労働はしないの」というコメントからは、2人のユニークな掛け合いを想像させる。果たして、“恋愛の抜けたロマンス”から始まった2人のストーリーの行方は?“恋愛放棄”や“デートアプリ”などを通して描かれる、現在の男女の等身大のラブストーリーに期待したい。『恋愛の抜けたロマンス』は7月8日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月29日ソン・ガンホ、カン・ドンウォンをはじめ、豪華韓国キャスト陣が集結した是枝裕和監督の韓国映画『ベイビー・ブローカー』。5月に開催される第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作の初映像が解禁、日本公開日が6月24日(金)に決定した。本作から初の映像となった特報は、古びたクリーニング店を営みながらも裏で赤ん坊の売買をするベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)の「まあ、一言でいうなら、善意ってことかな」というセリフとともに、ある雨の日に赤ちゃんポストから連れ去られた小さな赤ん坊の姿が映し出される。まるで家族のように見せかけながら、韓国各地を旅して買い手となる養父母を探すサンヒョンと相棒のドンス(カン・ドンウォン)。ドンスは赤ちゃんポストがある施設で働く児童養護施設出身だ。映像では、成り行きで2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)の姿も見られ、さらに、彼らを検挙するため尾行を続ける正義感に溢れた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の2人も後に続く様子が描かれている。だが、彼らの旅は思いもよらない展開と結末に向かっていくようで…。“K‐POPクイーン”・IUことイ・ジウンや「梨泰院クラス」『野球少女』のイ・ジュヨンも含め、韓国を代表する名優たちが是枝演出によってひと味違った表情を見せる様子も垣間見え、作品の全貌にますます期待が高まる特報となっている。イ・ジウン『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年04月29日「太陽の末裔 Love Under The Sun」「ボーイフレンド」のソン・ヘギョが主演した日本未公開の韓国映画『私が、生きる理由』(2011)が映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」にて配信開始、予告編と場面写真が解禁された。本作は、映画『美術館の隣の動物園』『おばあちゃんの家』の韓国を代表する女性監督イ・ジョンヒャンが、傷ついた心を抱える人々の姿を、繊細なタッチで描き出す感動の人間ドラマ。主人公ダヘを演じるのは、ドラマ「今、別れの途中です」で3年ぶりにドラマ出演、Netflix新作「ザ・グローリー」で初の復讐劇に挑むことでも話題のアジアを代表する俳優ソン・ヘギョ。複雑な内面を抱える難役を見事に演じ切っている。そのほか、子役出身の若手演技派ナム・ジヒョンをはじめ、『捜索者』のソン・チャンウィ、「世界で一番可愛い私の娘」のキ・テヨンら実力派俳優陣が脇を固め、作品に深みを与える。ストーリードキュメンタリーディレクターのダヘは1年前の自分の誕生日に、婚約者のサンウをひき逃げ事故で失っていた。加害者の少年を赦すことで愛する人を失った悲しみを乗り越えようと試みる彼女は、自分と同じ境遇の様々な死亡事件被害者の遺族を追ったドキュメンタリー作品を撮っている。ある日、そんなダヘのもとに、サンウの親友ジソクの妹ジミンが家出をして転がり込んで来た。社会的に成功をしている両親に反抗するあまり心に傷を持つジミンを助手として撮影を続けるうちに、ダヘの心境に変化があらわれ始めるのだった…。<ミレニアムコリア>配信中JAIHOでは『私が、生きる理由』を始め、名作揃いの2000年代に誕生した隠れた傑作たちを配信中。韓国歴代興行収入記録を塗り替えるメガ・ヒット作が次々と生まれ、日本にもドラマ「冬のソナタ」のヒットをきっかけに韓流ブームが上陸した2000年代を、日本初上陸・初配信を含む貴重な作品とともにふり返る。『アタック・ザ・ガス・ステーション!2』(2009年/韓国)4月23日(土)より配信※プレミア1999年韓国年間興行成績で『シュリ』に次ぐ第2位となる大ヒットを記録し、社会現象を巻き起こした『アタック・ザ・ガス・ステーション!』から10年が経ち、前作と同じガソリンスタンドを舞台に繰り広げられる痛快ブラック・アクション・コメディ。前作もJAIHOにて5月21日(土)まで配信中。『国家代表!?』(20009年/韓国)4月27日(水)より配信1996年、韓国の地方都市ムジュでスキージャンプの国家代表チームが結成される。パンコーチ(ソン・ドンイル)は幼いころ養子としてアメリカに渡り、実母を捜しに来韓した元アメリカのアルペンスキージュニア代表のボブ(ハ・ジョンウ)を主将に任命。次に薬物使用でメダルをはく奪された元スキー選手フンチョル(キム・ドンウク)をスカウトし…。『ワイキキ・ブラザース』(2001年/韓国)配信中~4月12日(火)まで※プレミア主演を務めるイ・オルをはじめ、パク・ウォンサン、ファン・ジョンミン、リュ・スンボム、パク・ヘイルなど、いまや韓国映画に欠かせない俳優たちが総出演。また、本作は俳優ファン・ジョンミンを世に知らせるきっかけとなった作品。ナイトクラブで活動している4人組のバンド“ワイキキ・ブラザース”は不景気のあおりを受けなかなか成功することができず各地を転々としていた。そんな中、一行はリーダーのソンウの故郷で演奏することに。そこでソンウは高校時代に共にバンドをしていた仲間や恩師、初恋の女性に出会うが…。『私が、生きる理由』はJAIHOにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年04月11日たくさんの人の胸をときめかせ続ける、俳優のソン・ガンさんと岩田剛典さん。それぞれが出演する、Netflixの恋愛ドラマについて伺いました。ソン・ガンシウはナイーブで少しどんくさい。そこが実際の僕とよく似ています。日本でも大人気の『わかっていても』など、数々のNetflixシリーズに出演し、韓国では“Netflixの息子”との異名を持つソン・ガンさん。「Netflixの現場は昔からやらせていただいていることもあり、すごく居心地がいいんです。他のコンテンツの時は緊張するんですけど、Netflixの作品はリラックスして臨めますね」新作『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』では、パク・ミニョンさん扮する先輩の気象予報官・ハギョンと恋に落ちる青年・シウを演じている。「シウはナイーブでちょっとどんくさい人。そこが自分と似ていて出演を決めました。役作りのために、髪も短く切って撮影に臨んだんです。苦労したのは専門用語。まったく覚えられなくて大変でした(笑)」過去に出演した作品の中で最もときめいたセリフは、Netflixの『恋するアプリ Love Alarm』の一節。「教室で居心地の悪さを感じているヒロインに対し、僕『手を貸して』ヒロイン『なぜ?』僕『つなぐ』と言って連れ出すシーンがあるんです。今でもこの作品を見続けているんですけど、ここでキュンとしちゃいますね」疲れている時の癒しは大好きな本。「なかでも僕にとって人生の書のような本『ある一日』は、つらいことがあるたびに必ず読み返しています。それくらい励まされる言葉が多いです」ライフスタイルのこだわりは「仕事前にジムに行くことと、水を毎日3L飲むこと」。それが持ち前の美肌にも繋がっているそう。「老廃物が排出されて肌がつるつるになるんです。いいことばかりなので、みなさんもぜひ試してみてください」Netflixシリーズ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』気象庁を舞台にしたロマンティックコメディ。結婚を約束した同僚とひどい別れ方をしたことで、もう二度と社内恋愛はしないと決めたハギョン(パク・ミニョン)。しかし、自分らしく生きる姿が魅力的なチームの新人・シウ(ソン・ガン)に出会い、一夜を共にしたことで、徐々に心が揺れ動いていく。出演/パク・ミニョン、ソン・ガン、ユン・バク、ユラほか。Netflixにて独占配信中。ソン・ガン1994年4月23日生まれ、韓国出身。2017年、ドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で俳優デビュー。Netflixシリーズ『Sweet Home ‐俺と世界の絶望‐』は配信開始後4週間で全世界、2200万世帯を魅了させたことでも話題に。岩田剛典攻めた描写になるのは覚悟の上で、腹をくくって参加を決めました。日本の恋愛作品に欠かせない存在となっている岩田剛典さんが、禁断の愛を描いた『金魚妻』でNetflixオリジナル作品に初出演。これまでになかった官能的なシーンにも挑んでいる。「人はみんな覗いてはいけないものを覗きたくなる気持ちがあると思うんですが、『金魚妻』はまさにそんな題材。Netflixオリジナルというところで、攻めた描写になることは覚悟の上でしたし、腹をくくって参加を決めました。でも完成した作品を見る瞬間のなんとも言えないドキドキ感は今までにない感覚で…(笑)。でもその緊張感が作品の良さだと思うので、見る人にも楽しんでもらえるんじゃないかなと」なかでも岩田さんが最も印象的だったというのが、第1話のあの名シーン。「やっぱり土砂降りの雨の中で篠原涼子さん演じるさくらさんを抱きしめるところですね。誰もが憧れるようなドラマティックなシーンなので、いい絵にしたいなと思って演じました」今号の特集「最先端の暮らし 2022」に寄せて、一番気に入っている自宅の家具を尋ねると、「全部好きだけど…」と前置きした上で、半円のソファをあげてくれた。「ちょうど自分の中で円形が流行っている時に買ったもので、テーブルでもなんでも円形の家具が多いんです。家にいる時はだいたいそのソファの端っこに座って、最近は睡眠不足になるくらいゲームをしてますね(笑)」モーニングルーティンは、なんとソン・ガンさんと同じく水を飲むこと!「ソン・ガンさんも?やっぱり似てるなぁ(笑)。今日も朝、1L飲んできました。毎日4Lくらいは飲みますよ。ただ好きで飲んでるだけですけど、むくみが取れてすっきりするんです」Netflixシリーズ『金魚妻』夫と誰もが羨む華やかな人生を歩んでいるかのように見えるさくら(篠原涼子)だったが、実は夫からのDVに苦しむ日々を送っていた。そんな時、偶然立ち寄った金魚屋で春斗(岩田剛典)と運命的な出会いを果たす。やがて、逃げるように家から飛び出したさくらは春斗と一線を越えてしまう…。出演/篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子ほか。Netflixにて全世界独占配信中。いわた・たかのり1989年3月6日生まれ、愛知県出身。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSパフォーマー。俳優としても活躍。映画『ウェディング・ハイ』が公開中のほか、『死刑にいたる病』『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の公開を控える。ジャケット¥97,900シャツ¥42,900パンツ¥58,300(以上STUDIO NICHOLSON/インコントロ TEL:03・6805・1082)シューズ 参考商品(NERD MIND/マドラス TEL:0120・30・4192)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年3月23日号より。写真・内田紘倫(The VOICE/岩田さん)スタイリスト・桶谷梨乃(W/岩田さん)プロップスタイリスト・青木静花ヘア&メイク・下川真矢(BERYL/岩田さん)取材、文・菅野綾子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2022年03月20日暮らしの中で、恋愛作品を見ることが癒しの時間となる人は多いのでは?たくさんの人の胸をときめかせ続ける、俳優の岩田剛典さんとソン・ガンさんの対談が実現!日韓の恋愛作品についてやプライベートの話など、貴重なクロストークとなりました。――日本と韓国、それぞれの恋愛作品の中で、印象に残っている映画やドラマは何かありますか?岩田剛典:僕はこの対談があると聞いてソン・ガンさんが出演されているNetflixシリーズ『わかっていても』を見たんですけど、とにかく一枚一枚の絵がきれいで、すごくキュンキュンしちゃいました。もともと韓国の映画やドラマが好きで、恋愛作品だと最近は『愛の不時着』も拝見したんですが、韓国の作品は脚本がすごくおもしろいですよね。それに、人の心情をセリフではなく表情で見せるシーンが多いせいか、感情移入がしやすいなって。ソン・ガン:僕は最近、日本のドラマ『恋はつづくよどこまでも』を見たんですが、すごくおもしろかったです!あとは韓国でも人気がある日本の映画『Love Letter』が好きですね。日本の恋愛作品はフルショットで撮った時の背景がとても穏やかなので、見ていると気持ちが落ち着くんです。岩ちゃんさんが出演した恋愛作品も必ず見ますね!岩田:恋愛作品は女性に見ていただくことが多いと思うので、僕はどうしたらもっとキュンキュンしてもらえるかってことを考えてやってるんですけど、ソン・ガンさんは何か意識していることはありますか?ソン・ガン:一番大事にしているのは、相手と呼吸を合わせることです。前は家で台本を100回近く読み込んでから行くこともあったんですけど、相手との呼吸が大事だと気づいてからは、家で完璧に準備していくより、現場で相手の方とできるだけ話し合うことを大切にしています。どうしたら胸キュンのポイントをうまく生かせるかとか。僕も岩ちゃんさんの見る人をときめかせるコツが知りたいです!岩田:コツというか、やっぱり僕も同じで、相手の方とのコミュニケーションはすごく大事にしていますね。あと、演じる作品に近い内容のものを事前にチェックして、インスピレーションをもらったり。さきほどソン・ガンさんがおっしゃっていた『Love Letter』はもちろん、日本のラブストーリーは勉強のためにほとんど見たんじゃないかな。それから自分のこともよく研究しています。どの表情の時が一番魅力的に映るのかなとか。この時はこの表情だ!みたいに、狙いを定めてそこにボールを投げるっていう作業はやってるかもしれないです(笑)。初歩的なことかもしれないですけど、その積み重ねが大切なのかなって。――今回のお互いの作品の共通点は年上女性との恋でした。そこにおいて意識したことは何かありますか?岩田:演じ方というよりは、やっぱり現場でのコミュニケーションですね。近しい世代の方だったら共通の話題が見つかりやすいけど、今回のお相手役の篠原涼子さんは少し世代が違うので、早い段階で打ち解けなきゃとは考えてました。でも篠原さんはすごく気さくな方なので、むしろリードしてもらいました(笑)。ソン・ガン:僕も同じで、あまり年上ってことにこだわらないように演じました。でも相手役が年上の先輩だと、助けてもらえることも多いですよね。僕も今回の作品のお相手役は昔からテレビで見ていた大先輩のパク・ミニョンさんなので、お会いする前から緊張していたんですけど、二人のシーンでより愛情を感じられるように、「ここはもっとこうしてみたらどう?」みたいにアドバイスをもらったりして。すごく勉強になりました。――お二人は女性をリードしたいタイプ?それともされたいですか?岩田:そりゃあリードしたいですよ。というか昔から、ずっとそういうものだと思って生きてきました。ソン・ガン:すごい、かっこいい!岩田:あははは!ソン・ガン:僕は状況によって変わってくるのかなって。今回演じたシウのように僕自身も流れるように生きているタイプなので、リードする時もあれば、される時もあるのかなと。――岩田さんは韓国に行ったこと、ソン・ガンさんは日本にいらっしゃったことはありますか?その時の印象や思い出を教えてください。岩田:僕は夏にも冬にも行ったことがあります。ただ、冬は日本よりすごく寒いので、もう大変でした(笑)。韓国に詳しい友達と行ったので、普通に買い物したり、カフェに行ったり。あとはクラブにも行きましたね(笑)。ソン・ガン:僕も東京、大阪、名古屋、福岡に行ったことがあります。岩田:日本に友達がいるんですか?ソン・ガン:友達はいないんですけど、YouTubeで自分好みの場所を検索して、とんかつを食べたり、ラーメンを食べたり。日本は本当に食べ物が美味しいです!福岡ではホテルの場所に迷った時、街の人がすごく親切に教えてくれて感動しました。岩田:僕も屋台でトッポッキを食べたりしました。すごく寒かったんですけど、いろんな屋台で食べ歩きしたのがすごく楽しかったです。今度韓国に行ったらぜひ、いろいろ美味しいお店に連れていってください!ソン・ガン:もちろん。岩ちゃんさんはすごくジェントルでお兄さんみたいな親近感もあるので、僕も日本に行ったら、今度こそ実際にお会いしてみたいです!いわた・たかのり(一枚目写真左)1989年3月6日生まれ、愛知県出身。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSパフォーマー。俳優としても活躍。映画『ウェディング・ハイ』が公開中のほか、『死刑にいたる病』『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の公開を控える。ジャケット¥97,900シャツ¥42,900パンツ¥58,300(以上STUDIO NICHOLSON/インコントロ TEL:03・6805・1082)シューズ 参考商品(NERD MIND/マドラス TEL:0120・30・4192)その他はスタイリスト私物ソン・ガン(一枚目写真右)1994年4月23日生まれ、韓国出身。2017年、ドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で俳優デビュー。Netflixシリーズ『Sweet Home ‐俺と世界の絶望‐』は配信開始後4週間で全世界、2200万世帯を魅了させたことでも話題に。Netflixシリーズ『金魚妻』夫と誰もが羨む華やかな人生を歩んでいるかのように見えるさくら(篠原涼子)だったが、実は夫からのDVに苦しむ日々を送っていた。そんな時、偶然立ち寄った金魚屋で春斗(岩田剛典)と運命的な出会いを果たす。やがて、逃げるように家から飛び出したさくらは春斗と一線を越えてしまう…。出演/篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子ほか。Netflixにて全世界独占配信中。Netflixシリーズ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』気象庁を舞台にしたロマンティックコメディ。結婚を約束した同僚とひどい別れ方をしたことで、もう二度と社内恋愛はしないと決めたハギョン(パク・ミニョン)。しかし、自分らしく生きる姿が魅力的なチームの新人・シウ(ソン・ガン)に出会い、一夜を共にしたことで、徐々に心が揺れ動いていく。出演/パク・ミニョン、ソン・ガン、ユン・バク、ユラほか。Netflixにて独占配信中。※『anan』2022年3月23日号より。写真・内田紘倫(The VOICE/岩田さん)スタイリスト・桶谷梨乃(W/岩田さん)プロップスタイリスト・青木静花ヘア&メイク・下川真矢(BERYL/岩田さん)取材、文・菅野綾子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2022年03月20日"切なすぎる"と話題を呼んだソン・ヘギョとチャン・ギヨン共演の韓国ドラマ「今、別れの途中です」の日本盤オリジナル・サウンドトラックが発売決定、3月16日(水)より先行配信されることになった。韓国のトップ俳優ソン・ヘギョの3年ぶりのドラマ出演作であり、人気俳優チャン・ギヨンが入隊する前に出演した最後の作品である本作は、ファッションブランドのチーム長として働く“恋愛をしない主義”のキャリアウーマン、ハ・ヨンウンと、ヨンウンのことを一途に愛するカメラマン、ユン・ジェグクの偶然と必然が交差した運命的な恋を描く大人のラブストーリー。人間が感じる最も美しい感情であり、また最も嵐のような感情である愛を描いた、史上最高のロマンス作品として日本でもAmazon Prime Videoにて配信中。日本盤のオリジナル・サウンドトラックは、ドラマの印象的なシーンを彩る楽曲(韓国語楽曲歌詞、フリガナ、日本語対訳付き)と、インストゥルメンタルの楽曲をCD2枚に収録。さらに、ドラマの名シーンのミュージックビデオ11曲を収録した特典DVDが、日本盤のオリジナル特典として付く。韓国ドラマ「今、別れの途中です」オリジナル・サウンドトラックは5月18日(水)発売、3月16日(水)配信開始。※ミュージックビデオの配信はなし。(text:cinemacafe.net)
2022年02月20日「愛の不時着」で共演したソン・イェジンとヒョンビンが2月10日、結婚を発表。昨年1月1日に交際を認めていた2人が“無事に着陸した”ことに、ファンからは「こんな幸せな結末はない」「ドラマをまた観たくなった」「これはアツすぎる」など祝福の声が相次いでいる。パラグライダー中に北朝鮮側に不時着してしまった韓国財閥の女性実業家ユン・セリをソン・イェジン、北朝鮮のエリート軍人リ・ジョンヒョクをヒョンビンが演じ、周囲の人々を巻き込みながら障害物だらけの愛を深めていく様子を描いた「愛の不時着」。2020年2月にNetflixにて配信がスタートするや、コロナ禍のおこもり期間も相まって大ヒット。日本での韓国ドラマブーム再燃の火付け役となり、以来、現在でも「今日のTOP10」入りする根強い人気を博している。10日、ソン・イェジンは自身のインスタグラムにミニサイズのウエディングドレスの画像とともに、韓国語と英語によるコメントをアップ。「残りの人生を共にする人ができました。そうです…あの人です。運命のような出来事が実際に起こるなんて…。一緒にいるだけで温かく頼もしい気持ちになります。どうか私たちの未来の始まりを祝福してください」と投稿した。ヒョンビンも所属事務所「VAST Entertainment」のアカウントから直筆メッセージで「いつも僕を笑わせてくれる女性(ソン・イェジン)と、これからの日々を共に歩こうと約束をしました。ドラマの中で一緒になったジョンヒョクとセリが、共に最初の一歩を踏み出そうとしています」と報告。韓国メディアによれば、2人は3月に親族や知人のみで非公開の結婚式を挙げる予定という。「愛の不時着」を配信するNetflixも「ヒョンビン&ソン・イェジンが結婚を発表おめでとうございます!」と、2人の劇中の名場面集を改めて投稿してお祝いしている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年02月11日ソン・ヘギョが3年ぶりにドラマ出演したことでも話題の韓国ドラマ「今、別れの途中です」が、1月28日(金)よりPrime Videoにてプライム会員向けに見放題独占配信開始。この度、本作でファッションデザイナー役に初挑戦するソン・ヘギョのカジュアルな姿からスタイリッシュなワーキングスタイルまで、劇中のキュートなファッションに注目した場面写真が公開された。本作は、ソン・ヘギョ3年ぶりドラマ出演作で、人気俳優チャン・ギヨンが入隊する前に出演した最後の作品。“別れ”をテーマにし、韓国でも「切なすぎる」と大きな話題となった。ファッションブランドのチーム長として働く“恋愛をしない主義”のキャリアウーマン ハ・ヨンウン(演:ソン・ヘギョ)と、ヨンウンのことを一途に愛するカメラマン ユン・ジェグク(演:チャン・ギヨン)の運命的な恋を描く大人のラブストーリー。到着した写真には、シックで洗練された衣装を身に纏うヨンウンが真剣に仕事と向き合う姿が映し出されている。1枚目は、出来上がった衣装をこまめにチェックするヨンウン。キャラメル色のジャケットが固すぎず柔らかい雰囲気を醸し出している。2枚目は、屋外での撮影に立ち会い、モデルの写真を確認する真剣な表情のヨンウン。デニムシャツにニットを羽織りカジュアルな印象を与えている。3枚目は、会議で鋭く問題点を切り出すヨンウン。真っ赤なトレンチコートで華やかでありながら、魅惑的な雰囲気を演出している。ソン・ヘギョが着用した衣装は、毎回韓国で放送直後に大きな話題を呼び、ヨンウンの恋の行方だけではなく、そのファッションも大きな注目を浴びていた。ソン・ヘギョが演じるハ・ヨンウンは、優秀なファッションデザイナーでありながら、取締役を務める社長の娘のお世話係でもあり、ブランド全体を統括する完璧なキャリアウーマン。ソン・ヘギョは、ファッションデザイナーの役について「仕事柄的にファッションは結構身近な業界ですが、ファッションデザインのチーム長を演じて、この職業は本当に忙しくて自分の時間がほとんどないんだなと気付きました。“ここまで忙しい業界なの?”と驚きましたね」と、ファッション業界の大変さを感じたことを告白。さらに、ファッションモデル出身のソン・ヘギョは、本作の衣装について「今回はファッション業界に関わる役なので、役に合わせて衣装を選んでいます。前の役より素敵なジュエリーもたくさんつけられて、演技も楽しいですが、きれいに着飾るのも楽しかったですね」と語り、芝居だけではなく華やかな衣装も楽しんだ様子だ。ヒロインのヨンウンは、過去の恋を引きずっており、恋愛より仕事を優先にしている。ある日、一夜を共に過ごしたユン・ジェグクと仕事のパーティーで運命的に再会。ジェグクは恋愛に全く執着しない男だが、自分のことなど眼中にないヨンウンに惹かれ、積極的なアプローチを開始。過去の恋を引きずっているヨンウンは、ジェグクとの 出会いをきっかけに心のわだかまりが消えていくが、2人は悲劇的な過去でつながっており、決して愛してはいけない相手だった...。悲しい過去の出来事とは一体何なのか?“別れ”に向けて愛し合っていく2人が自分の想いに素直に向き合い、距離が縮まっていく姿に注目だ。「今、別れの途中です」はPrime Videoにて見放題独占配信中(全16話)。(text:cinemacafe.net)
2022年01月30日世界最大級のK-POP音楽授賞式「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(2021 MAMA)」で、プレゼンターとして俳優のソン・ジュンギやチョ・ジョンソク、「イカゲーム」ホ・ソンテ、『ミナリ』ハン・イェリほか、「少女時代」スヨンやティファニーらが登場することが発表された。CJ ENM主催の「MAMA」は、1999年に「Mnet映像音楽大賞」からスタート、2009年に「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」の名称でアジアの音楽授賞式となった。2010年のマカオでの開催を皮切りに、2011年にシンガポール、2012年~2016年は香港、2017年にはベトナム・日本・香港、2018年は韓国・日本・香港と様々な地域で開催。2019年には韓国と日本で開催したが、2020年は新型コロナウイルスの影響で韓国にて無観客で行った。「2021 MAMA」のホストはイ・ヒョリ。プレゼンターにはK-POPを代表するアーティストとして、音楽はもちろん映画、ドラマなど多様な分野でエンターテイナーとして活動しているピ(RAIN)とオム・ジョンファ。彼らは現在にいたるまで、音楽トレンドをリードする精力的な活動で後輩歌手のロールモデルになっている。「2021MAMA」ホストのイ・ヒョリチェ・スヨンとティファニー・ヤングは、2007年にガールズグループ「少女時代」で歌手デビュー、現在も大きな影響力で活動を展開し、国内外に強いファン層を持つ韓国を代表するK-POPアーティスト。K-POPレジェンド「SUPERJUNIOR」のメンバーであり、「彼女はキレイだった」など俳優としても精力的に活動しているチェ・シウォンも、プレゼンターとして登壇する。また、K-ダンスの魅力を存分にアピールし、ブームの中心にいるMnetの人気番組「STREET WOMAN FIGHTER」ダンスクルーの「LACHICA」と「PROWDMON」のリーダーであるSHIN GA BEEとMonika、そしてバラエティ番組で見せた親しみやすい姿と音楽に対する真摯な姿勢のギャップが魅力のハハもプレゼンターとして参加。さらに、K-コンテンツの無限の可能性を世界中に示し、今年一年グローバルな活躍を見せた俳優陣も「2021 MAMA」のプレゼンターとして出演。ホ・ソンテはドラマ「イカゲーム」で、Kコンテンツの底力を世界にアピール。「イカゲーム」の興行はドラマだけの人気にとどまらず、韓国の魅力を表現した文化とアイテムまで海外に知らせる役割を果たした。これまでK-コンテンツのグローバル人気の拡散をリードしてきた俳優ソン・ジュンギも、今年主演したドラマ「ヴィンチェンツォ」と映画『スペース・スウィーパーズ』の2作品が相次いでグローバル興行に成功し、そのスター性を再び示した。チョ・ジョンソクは国内外で愛されてきたtvNのドラマ「賢い医師生活」で活躍し、唯一無二のエネルギーと演技力で多くの世界のファンから支持されている。ハン・イェリもまた、米アカデミー賞候補にノミネートされ、世界中から絶賛を浴びた映画『ミナリ』で熱演を見せ、グローバルな舞台で注目されるグローバルスターに急浮上。このほか、クォン・ユル、キム・ソヒョン、キム・ヨンデ、キム・ヘユン、ナム・ユンス、ノ・ホンチョル、アン・ボヒョン、イ・ドヒョン、イ・ソンビン、ヨ・ジング、チョ・ボアらもプレゼンターとしてMAMAの舞台に立つ。また、ピ(RAIN)、ソン・ジュンギ、エド・シーラン、ハン・イェリは「2021 MAMA」のブランドメッセージを伝えるアンバサダーも務める。「2021 MAMA」には、今年一年活発な活動を展開したアーティスト「aespa」、「ATEEZ」、「Brave Girls」、「ENHYPEN」、「INI」、「ITZY」、「JO1」、「Kep1er」、「NCT127」、「NCT DREAM」、「Stray Kids」、「TOMORROW X TOGETHER」らが出演。彼らはK-POPという言語を通じて国、人種、世代の壁を越えて偏見なくお互いの価値を尊重し合い、世界がより大きなひとつになる強力な音楽の力を経験させるという“MAKE SOME NOISE”をコンセプトにステージを披露する予定。「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(2021 MAMA)」は12月11日(土)16時~レッドカーペット、18時より授賞式をCS放送Mnetおよび動画配信サービスMnet Smartにて生中継・生配信予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月07日キム・スヒョンとチャ・スンウォンが共演し日韓同時配信となる社会派犯罪ドラマや、人気上昇中のチャン・ギヨンとソン・ヘギョによるラブストーリーなど、Amazon Prime Videoにて今後配信される豪華ラインアップが発表。その3作品のキービジュアルが解禁となった。韓国ドラマファンには定番の人気ジャンルである恋愛ドラマから、刑事司法制度をテーマに社会の問題を真っ向から描く社会派犯罪ドラマまで、様々なジャンルのドラマを楽しめる豪華ラインアップとなっている。キム・スヒョン×チャ・スンウォン、日韓同時配信「ある日~真実のベール」1つ目の注目作は、日韓同時配信となる「ある日~真実のベール」。ドラマ「星から来たあなた」や「サイコだけど大丈夫」で知られるキム・スヒョンと、ドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」や「花遊記」や、バラエティ「三食ごはん」などに出演する実力派俳優チャ・スンウォンが共演する社会派犯罪ドラマ。キム・スヒョンは、平凡な大学生から一夜にして殺人事件の容疑者となってしまうキム・ヒョンス役、チャ・スンウォンはヒョンスに唯一手を差し伸べる弁護士シン・ジュンハン役を演じる。普通に大学生活を送っていたヒョンスは突然容疑者となり留置場に入れられるが、彼は果たして本当に殺人を犯したのか。隠された真実と歪んだ正義、そして司法の問題点も真正面から描いていく。チョン・ソミン×キム・ジソク、家を巡るラブコメ「恋するイエカツ」2つ目の注目作「恋するイエカツ」は、ドラマ「この恋は初めてだから」や「空から降る一億の星」、「霊魂修繕工」など数多くの恋愛ドラマに出演し、いまや“ラブコメクイーン”として人気を誇るチョン・ソミンと、ドラマ「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」や「椿の花咲く頃」などに出演するキム・ジソクが共演を果たす大人のラブコメディ。雑誌編集者のナ・ヨンウォン(チョン・ソミン)は、担当していた雑誌が廃刊となり住んでいた家も競売にかけられてしまい、まさに人生どん底。しかし先輩の紹介で、「月刊 家」の編集部で働くことになるが、その出版社の代表がヨンウォンを家から追い出したユ・ジャソン(キム・ジソク)だったことが発覚。家に対する考え方が全く違う2人が、一緒に働くうちに徐々に距離が縮まり、お互いに惹かれあっていく。韓国では9月に放送が終了したばかり、心温まるストーリーに多くの共感を呼び大きな話題となった本作。全く違う価値観を持つ2人の恋の行方に注目だ。「今、別れの途中です」ほか2022年1月配信開始の豪華ラインアップ!最高視聴率36.9%の大ヒットドラマ「一緒に暮らしませんか?」でタッグを組んだハン・ジヘとイ・サンウが再び共演を果たす、ドロドロ愛憎劇「黄金の庭 ~奪われた運命~」が1月7日(金)より配信開始。ハン・ジヘ演じる幼い頃に母親に捨てられ、養護施設で育ったウン・ドンジュと、オ・ジウン演じる華やかな生活を送る有名美容アドバイザーのサビーナ。絶対に出会うことがなかった2人が“ウン・ドンジュ”という名前に運命のように引き寄せられ、彼女たちの愛する人やその家族をも巻き込み、予想もつかない展開へと向かう。“ウン・ドンジュ”の名に隠された驚きの秘密が回を追うごとに明かされていき、目が離せない展開の先に衝撃の結末が待ち受ける。さらに1月28日(金)からは、ドラマ「九尾の狐とキケンな同居」や「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」で人気上昇中の俳優チャン・ギヨンと、ドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」や「ボーイフレンド」などで知られる実力派韓国トップ俳優のひとり、ソン・ヘギョが共演するラブストーリー「今、別れの途中です」が配信。ソン・ヘギョが演じるのはファッションメーカーでチーム長として働くキャリアウーマンのハ・ヨンウン。チャン・ギヨンが演じるのは、ファッション専門のフォトグラファーとして引っ張りだこのユン・ジェグクで、いま韓国で最も注目を集める2人が挑戦する本格ラブストーリーは必見となっている。(text:cinemacafe.net)
2021年11月10日ソン・ガンホが独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王を演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』から、特別映像が解禁となった。今回解禁された特別映像では、ソン・ガンホ、パク・ヘイル、チョン・ミソンのキャスト3名とチョ・チョルヒョン監督のインタビュー映像と、文化遺産の寺院など貴重な建造物で行われた撮影でのメイキング映像が収められている。世宗王を演じたソン・ガンホは「俳優として光栄でした。説得力のある演技をしなければならないと思い、慎重になりましたね」と、偉大な王として知られ、韓国で最も敬愛されている世宗王を演じたプレッシャーを語った。シンミ和尚役を演じたパク・ヘイルは、「表音文字に詳しい和尚役だったので、役作りのために僧侶と一緒に生活をしました」と役作りについて明かし、「サンスクリット語のセリフがあると聞き途方に暮れました」と撮影での苦労を語った。一方、チョ・チョルヒョン監督は、「抑揚までメモしたうえで再現する姿を見て驚きました。単なるマネではなく、自分のものとして消化してセリフを言うんです」とパク・ヘイルの高い演技力を褒めた。また、ソン・ガンホは「2人は『殺人の追憶』で共演した仲間です」と16年振りとなるパク・ヘイル、チョン・ミソンとの共演を喜び、チョン・ミソンも「頼れる人たちですし息が合います」と続き、パク・ヘイルも「撮影が楽しかったです」と撮影当時をふり返った。監督も「同じ感覚を共有できるようになり、幸せを感じました」と話す通り、撮影現場では笑顔が絶えず、息の合った、充実した時間が流れていた様子がメイキング映像から伺える。最後は、チョン・ミソンが「胸の思いを引き出してくれる映画」、パク・ヘイルが「とても斬新な映画」、ソン・ガンホが「今まで見たことのないような作品」と本作を評し、公開への期待が高まる特別映像に仕上がっている。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年06月18日朝鮮王朝時代、独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王をソン・ガンホが演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』。『王の運命 歴史を変えた八日間』チョ・チョルヒョン監督との再タッグ作であり、時代劇から、『殺人の追憶』のようなノワール作品まで幅広い役柄を演じてきたことで知られるソン・ガンホ。なかでもコミカルで人間味のある演技には定評があり、“ソン・ガンホの出演作にハズレなし”といわれるほど、映画ファンからの信頼も厚い。そんなますます活躍から目が離せないソン・ガンホの外せない大ヒット主演作を紹介する。『パラサイト 半地下の家族』2020年公開第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、アジア映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞した本作。事業に失敗し計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク(ソン・ガンホ)、そんな甲斐性なしの夫に強く当たる母チュンスク、大学受験に落ち続けている息子ギウ、美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン…キム一家は家族全員が失業中で、“半地下住宅”で貧しい生活を送っていた。ある日、長男ギウが留学する友人の代わりにIT企業の社長パク氏の大豪邸に家庭教師として雇われることに。パク一家の心を掴んだギウは、妹ギジョンも家庭教師として紹介し、キム一家は徐々にパク一家の“高台の豪邸”へと足を踏み入れていく。やがて2つの家族が交差した先に、想像を超える衝撃の出来事が起きる――。『タクシー運転手 約束は海を越えて』2018年公開韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件を題材にしたヒューマンドラマ。タクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は、通行禁止になる前に光州に入れば、滞納している家賃を返せる金額の10万ウォンを支払うという言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化し、マンソプは1人で留守番させている娘が気になりはじめ…。壮絶な史実をシリアスに寄せすぎず、ときにコミカルに見せられるのはソン・ガンホだからこそ。日本でも口コミから多くのファンの心を掴んだ。『王の願い ハングルの始まり』6月25日(金)公開朝鮮第4代国王・世宗の時代。これまで朝鮮には自国語を書き表わす文字が存在しておらず、上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用していた。世宗(ソン・ガンホ)は、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。そこで、低い身分ながら何か国もの言語に詳しい和尚シンミ(パク・ヘイル)とその弟子たちを呼び寄せ、協力を仰ぐ。王を取り巻く臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。『グエムル漢江の怪物』では弟役を演じたパク・ヘイルと、民衆のための文字作りに奮闘するコンビに扮する。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月10日ソン・ガンホが独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王を演じた史劇エンターテインメント『The King’s Letters』が邦題を『王の願い ハングルの始まり』として公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。■ストーリー朝鮮第4代国王・世宗の時代。一部の上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用している状況をもどかしく思う世宗が、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。何か国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちを王宮に呼び寄せる。しかし臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗王とシンミは民へ贈る新たな文字作りに突き進んでいく。■ソン・ガンホ×パク・ヘイル×チョン・ミソン、16年ぶりの共演!全ての民が文字を読み書きできる国を夢見た世宗王を演じたのは、『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手 約束は海を越えて』などのソン・ガンホ。民衆のため、独自の文字創製に命を懸けた世宗王の情熱と葛藤を、迫真の演技で見事に演じ切っている。王に反発心を抱きながらもいつしか支え合うシンミ和尚に扮するのは、天性の演技派俳優パク・ヘイル。さらに、本作が遺作となったチョン・ミソンが王后役として登場。3人にとっては『殺人の追憶』以来16年ぶりの共演作となった。また、人気ドラマ「愛の不時着」のタン・ジュンサンが若き僧侶役で出演する。『王の運命 -歴史を変えた八日間-』の脚本で「映画評論家協会賞 最優秀脚本賞」ほか多くの賞に輝いたチョ・チョルヒョン監督が、本作で待望の監督デビュー、脚本も担当している。ハングル完成までのドラマチックな展開を主軸に、王と逆臣とのスリリングな対立や、王家が直面する哀しき運命など重厚な見どころが折り重なる史劇エンターテインメントを作り上げた。■2人の身分を越えた絆が伝わるポスタービジュアル今回解禁されたポスタービジュアルでは、赤と金色の艶やかな朝鮮王朝の王衣を着た世宗(ソン・ガンホ)と、灰色の質素な僧侶の衣装を着たシンミ和尚(パク・ヘイル)が向き合う様子、そして世宗の物憂げな表情を正面から捉えた姿が切り取られている。「国のために、民衆のために――」というコピーが並び、民衆のために朝鮮独自の文字創製に人生を捧げた世宗とシンミ和尚、2人の身分を越えた絆が伝わるポスタービジュアルとなっている。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月11日「愛の不時着」で共演し、今年1月に公式に交際を認め大きな話題を呼んだ、韓国の人気俳優ヒョンビンとソン・イェジンの初共演作『ザ・ネゴシエーション』が、Huluにて3月1日(月)から配信されることになった。今回配信が決定した2人の初共演映画『ザ・ネゴシエーション』は、目的不明の凶悪犯と心に傷を抱えた交渉人が激突する、究極の心理サスペンス。危機交渉班のチーム長と記者を拉致し、残忍な人質ショーを繰り広げる謎の凶悪犯ミン・テグ(ヒョンビン)。交渉相手に指名されたソウル市警の敏腕交渉人チュエン(ソン・イェジン)は、特殊部隊突入までの14時間、タイムリミットが迫る中でテグと熾烈な頭脳戦と心理戦を展開していく。『国際市場で逢いましょう』『コンフィデンシャル/共助』『それだけが、僕の世界』などを手掛けるヒットメーカー「JKフィルム」が制作を担当し、ヒョンビンが悪役に初挑戦したことでも大きな注目を集めた。先の読めないストーリー展開と、緊迫感あふれる2人のやりとりは必見。◆そのほかヒョンビン、ソン・イェジン出演作も配信Huluでは本作の配信を記念して、ヒョンビン、ソン・イェジンが出演する映画やドラマを配信。続編の制作が決定している、ヒョンビンが北朝鮮の刑事を演じたメガヒットアクション『コンフィデンシャル/共助』(配信中)や、ソン・イェジンの魅力が光る映画『妻が結婚した』は3月5日(金)から配信スタート。ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」(配信中)なども揃っている。『ザ・ネゴシエーション』は3月1日(月)よりHuluにて独占配信(*)。(*)定額制動画配信サービスにて(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ネゴシエーション 2019年8月30日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, JK FILM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
2021年02月19日パティシエの鎧塚俊彦が監修する新たなスイーツカフェ「ソン・ド・メール(Son de Mer)」が、2020年11月3日(火)に愛知・ラグーナテンボス内フェスティバルマーケットにオープンします。今回オープンする「ソン・ド・メール」は、鎧塚こだわりのフレンチトーストを主役とする新たなスイーツカフェ。ラグーナテンボス内に鎧塚が監修するスイーツカフェがオープンするのは、2015年に開業した「ラルブルヴェール」に続く2店舗目となります。メニューには、「フレンチトースト プレーン」「フレンチトースト チョコバナナ」といった、スイーツタイプのフレンチトーストのほか、サルサチーズやソーセージを合わせたフード系フレンチトーストもラインナップ。カフェタイムだけでなく、ランチなど食事での利用にもぴったりです。また、フランス語で“海の音”という意味を持つ店名の通り、店内からは三河湾を見渡す事が可能。美しい景色と共に絶品のフレンチトーストを味わう、優雅な時間を過ごすことが出来ます。なお、店頭には月に1回、鎧塚本人が来店し、写真撮影やイベントを開催する予定。スポット情報スポット名:ソン・ド・メール住所:愛知県蒲郡市海陽町2-2(ラグーナテンボス フェスティバルマーケット内)<メニュー例>フレンチトースト プレーン 780円+税、フレンチトースト チョコバナナ 1,100円+税、フレンチトースト 季節のフルーツ 1,200円+税、フレンチトースト エビアボカドサラダ 1,300円+税、フレンチトースト ソーセージ 1,300円+税、フレンチトースト サルサチーズ 1,300円+税【問い合わせ先】ラグーナテンボス インフォーメーションセンターTEL:0570-097-117(9:00~16:00)
2020年11月01日