チュ・ジフンとハン・ヒョジュが共演するノンストップ・サスペンス『支配種』が、ディズニープラス「スター」で10日より独占配信される(全10話/毎週水2話ずつ配信)。配信に先立ち8日、韓国・ソウルで記者会見が行われ、主演の2人をはじめ、俳優のイ・ヒジュン、イ・ムセン、パク・チョルファン監督が登壇した。同作は元軍人のウ・チェウンが大統領を狙ったテロ事件の犯人を暴くため、テロ事件の生存者である国際的企業BF社のCEOユン・ジャユのボディガードとなり、事件の真相に迫っていくノンストップ・サスペンス。『グリッド』(ディズニープラススターで独占配信中)のパク・チョルファン監督とイ・スヨン脚本家が再びタッグを組んだ作品で、チュ・ジフンやハン・ヒョジュのほか、実力派俳優が集結したことでも話題となっている。会見で豪華キャストの集結について聞かれたパク・チョルファン監督は「光栄でした。キャストが一人、一人と決まるたびに、“こんなこともあるのだな”とうれしくなりました。安定感のある演技をする方々なので、毎回何も心配することなく、撮影現場に行くことができました」と満足げに語った。昨年ヒットしたドラマ『ムービング』に続き、ディズニープラス作品への参加となるハン・ヒョジュは「ディズニープラスで『ムービング』が愛されたように、『支配種』も多くの方に愛されてほしい」とあいさつした。今回ハン・ヒョジュが演じるのは、人口培養肉の技術によって新たな時代を切り開いた国際的企業BF社のCEOユン・ジャユ。ハン・ヒョジュはチャームポイントの笑顔を封印し、難役に挑んだ。「脚本を受け取った日、私にもこのような脚本が来るなんて!とあまりにうれしくて日記をつけました。枯れ木の葉をイメージして、善人なのか悪人なのか区別がつかないミステリアスな人物として演じようと思いました。感情を表に出さないという設定なので、感情の振れ幅が少ない中でどのように変化を与えるか、表現をするのか悩み、自分が普段話す感じとは違うトーンで話しました」と役作りについて説明した。特に物語の冒頭に出てくるプレゼンシーンは見どころの一つで、ハン・ヒョジュは「TED(Technology Entertainment Design)の講演映像など参考になりそうな映像を探して、練習をしました。撮影本番ではプロンプター(カンニングペーパー)を読んでもよかったのですが、個人的に完璧に演じたいという欲があったため、全てのセリフを丸暗記して撮影に臨みました」と撮影秘話を語り、プロ魂を見せた。ジャユのボディガードとなるチェウンを演じるのは、『キングダム』をヒットさせたチュ・ジフン。見せどころは、アクション監督が「天才」と賞賛したアクションシーン。チュ・ジフンは「“地に足の着いた”アクションの方が、ストーリーに説得力が出ると思い、派手なアクションよりも、接触感を覚えるようなリアルなアクションを作りました」と説明した。イ・スヨン脚本家は、チュ・ジフンのアクションシーンの中でも、「17対1の戦闘シーン」がお気に入りだという。ボディスーツを着て入社面接を受けるシーンも印象深かったようだ。チュ・ジフンは「かなり体にフィットしていたので、丸裸になった気持ちがして恥ずかしかったです。グリーンスクリーンの前で一人でアクションをするのは不思議な感じがしました」と冗談交じりに語り会場の笑いを誘った。ハン・ヒョジュとは意外にも初共演。チュ・ジフンが「ヒョジュさんは凛としていて、芯が強く、密度の高い俳優だと思いました。プライベートな話をしている時もそうですし、演じる時も熱心なので、頼りにしていました」と話すと、ハン・ヒョジュも「チュ・ジフンさんは俳優として現場での振る舞いも素晴らしいですが、現場全体を見渡すプロデューサーとしての目も持ち合わせている。トラブルが起こったり、起こりそうになったりすると声をかけてくださったりしたので助かりましたし、心強かったです」と語った。ジャユの会社の研究成果物を狙う野心あふれる国務総理ソヌ・ジェ役には「殺人者のパラドックス」のイ・ヒジュンが抜てき。ハン・ヒョジュは「現場でヒジュンさんと会うのが楽しみでした。毎回テイクごとに演技が異なるので、今日はどのように演じるのだろうとワクワクするんです。演劇のように1テイクを10分以上のロングテイクで撮影することもあり、楽しかったです」とイ・ヒジュンとの撮影を振り返った。イ・ヒジュンは、チュ・ジフンとのシーンでも、予定になかったロングテイクを提案したそうだ。チュ・ジフンから「撮影後、“楽しかった”と連発していました」と暴露されると、イ・ヒジュンはうなずきながら満面の笑みを見せた。BFグループの創立メンバーでジャユの20年来の友であるオン・サン役のイ・ムセンは、役柄について「理性的でジャユにとっては心のよりどころのような存在。2人の間にチェウンが入り込み、新たな物語が形成されます」とキャラクターを紹介。非接触式空中浮遊ディスプレイ端末を使うシーンの撮影に話が及ぶと「最初は慣れませんでしたが、スタッフの方が“ここにはこういう映像が出て、ボタンがここにあって……”と詳しく説明してくれたおかげで上手く演じることができました。画面を伸ばしたり縮めたり、まるでダンスをするようで楽しかったです」とほほ笑んだ。同作のテーマとなっているのが、現在、世界中で研究・開発競争が激化している「培養肉」。利害関係の調整など、普及には課題も多く、さまざまな議論が展開されている話題のテーマということで、キャストたちも同様にさまざまな想いを持って作品に挑んだという。「本作は話題となっているテーマを興味深い話を交えて描いているので、この問題を考えるきっかけになってほしいです」(チュ・ジフン)、「培養肉は商品化できるところまで来ています。それがもたらす事件もある。そういう中で一度しっかり考えてみるべきテーマだと思いました。この作品を通じて、僕も俳優として、人間として、倫理的、政治的、経済的な面から(培養肉について)考えるきっかけになりました」(イ・ムセン)と語った。
2024年04月10日チュ・ジフンとハン・ヒョジュが初共演した最新ドラマ「支配種」がディズニープラス スターにて本日4月10日(水)より独占配信開始。この度、4月8日、韓国・ソウルで行われた制作記者会見のレポートが到着した。本作は、元軍人のウ・チェウンが、大統領を狙ったテロ事件の犯人を暴くため、テロ事件の生存者である国際的企業BF社のCEOユン・ジャユのボディガードとなり、事件の真相に迫っていくサスペンス・スリラー。「グリッド」のパク・チョルファン監督とイ・スヨン脚本家が再びタッグを組んだ作品で、チュ・ジフンやハン・ヒョジュほか、実力派俳優が集結したことでも話題となっている。ハン・ヒョジュ「私にもこのような脚本が来るなんて!」会見で豪華キャストの集結について聞かれたパク・チョルファン監督は、「光栄でした。キャストが1人、1人と決まるたびに、“こんなこともあるんだな”と嬉しくなりました。安定感のある演技をする方々なので、毎回何も心配することなく、撮影現場に行くことができました」と満足げにふり返る。昨年大ヒットしたドラマ「ムービング」に続き、ディズニープラス作品への参加となるハン・ヒョジュは、「ディズニープラスで『ムービング』が愛されたように、『支配種』も多くの方に愛されてほしい」と挨拶。今回演じるのは、人工培養肉の技術によって新たな時代を切り開いた国際的企業BF社のCEO、ユン・ジャユ。「脚本を受け取った日、私にもこのような脚本が来るなんて!とあまりにうれしくて日記をつけました」と言う。「枯れ木の葉をイメージして、善人なのか悪人なのか区別がつかないミステリアスな人物として演じようと思いました。感情を表に出さないという設定なので、感情の振れ幅が少ない中でどのように変化を与えるか、表現をするのか悩み、自分が普段話す感じとは違うトーンで話したりしました」と役作りについて説明した。特に物語の冒頭に出てくるプレゼンシーンは見どころの1つで、ハン・ヒョジュは「TED(Technology Entertainment Design)の講演映像など参考になりそうな映像を探して、練習をしました。撮影本番ではプロンプター(カンニングペーパー)を読んでもよかったのですが、個人的に完璧に演じたいという欲があったため、全てのセリフを丸暗記して撮影に臨みました」と撮影秘話を語り、プロ魂を見せた。チュ・ジフン「“地に足の着いた”アクション」に注目そんなジャユのボディガードとなるチェウンを演じるのは、「キングダム」をヒットさせたチュ・ジフン。見せどころは、アクション監督が「天才」と賞賛したアクションシーン。チュ・ジフンは「“地に足の着いた”アクションの方が、ストーリーに説得力が出ると思い、派手なアクションよりも、接触感を覚えるようなリアルなアクションを作りました」と説明する。ちなみに、イ・スヨン脚本家はチュ・ジフンのアクションシーンの中でも、「17対1の戦闘シーン」がお気に入りだとか。本編でどんなシーンが繰り広げられているのか期待が高まる。また、ボディスーツを着てBF社の入社面接を受けるシーンも印象深かったよう。チュ・ジフンは「かなり体にフィットしていたので、丸裸になった気持ちがして恥ずかしかったです。グリーンスクリーンの前で、1人でアクションをするのは、不思議な感じがしました」と冗談交じりに語り、会場の笑いをさらった。ハン・ヒョジュとは意外にも初共演。チュ・ジフンが「ヒョジュさんは凛としていて、芯が強く、密度の高い俳優だと思いました。プライベートな話をしている時もそうですし、演じる時も熱心なので、頼りにしていました」と話すと、ハン・ヒョジュも「チュ・ジフンさんは俳優として現場での振る舞いも素晴らしいですが、現場全体を見渡すプロデューサーとしての目も持ち合わせている。トラブルが起こったり、起こりそうになったりすると声をかけてくださったりしたので助かりましたし、心強かったです」と語り、絆を感じさせた。イ・ヒジュンとのロングテイクは「楽しかった」ジャユの会社の研究成果物を狙う野心溢れる国務総理ソヌ・ジェ役には「殺人者のパラドックス」も記憶に新しいイ・ヒジュン。ハン・ヒョジュは「現場でヒジュンさんと会うのが楽しみでした。毎回テイクごとに演技が異なるので、今日はどのように演じるんだろうとワクワクするんです。演劇のように1テイクを10分以上のロングテイクで撮影することもあり、楽しかったです」とイ・ヒジュンとの撮影を明かす。イ・ヒジュンは、チュ・ジフンとのシーンでも予定になかったロングテイクを提案したそう。チュ・ジフンから「撮影後、“楽しかった”と連発していました」と暴露されると、イ・ヒジュンは頷きながら満面の笑み。撮影現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきた。BFグループの創立メンバーでジャユの20年来の友であるオン・サン役のイ・ムセンは、役柄について「理性的でジャユにとっては心のよりどころのような存在。2人の間にチェウンが入り込み、新たな物語が形成されます」とキャラクターを紹介。非接触式空中浮遊ディスプレイ端末を使うシーンの撮影に話が及ぶと「最初は慣れませんでしたが、スタッフの方が“ここにはこういう映像が出て、ボタンがここにあって……”と詳しく説明してくれたおかげで上手く演じることができました。画面を伸ばしたり縮めたり、まるでダンスをするようで楽しかったです」とほほ笑んだ。世界中が興味津々の本作のテーマにキャスト陣がコメント本作のテーマとなっているのが、いま現在も世界中で研究・開発競争が激化している「培養肉」。利害関係の調整など、普及には課題も多く、様々な議論が展開されている話題のテーマということで、キャストたちも同様に様々な想いを持って作品に挑んだようだ。チュ・ジフンは「本作は話題となっているテーマを興味深い話を交えて描いているので、この問題を考えるきっかけになってほしいです」と言及。「培養肉は商品化できるところまで来ています。それがもたらす事件もある。そういう中で一度しっかり考えてみるべきテーマだと思いました。この作品を通じて、僕も俳優として、人間として、倫理的、政治的、経済的な面から(培養肉について)考えるきっかけになりました」とイ・ムセンも語った。「支配種」は毎週水曜、ディズニープラス スターにて2話ずつ独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月10日チュ・ジフンとハン・ヒョジュが初共演する「支配種」より日本語版本ポスターと本予告編が到着した。「秘密の森~深い闇の向こうへ~」の脚本家が手掛ける本作は、大統領テロ事件の容疑者を追う元軍人ウ・チェウン(チュ・ジフン)が、テロの生存者であり、人間の“支配”から動物を開放する最先端技術を生み出す企業の若き女CEOユン・ジャユ(ハン・ヒョジュ)に狙いを定めボディガードとして接近、激震の“真実”に迫る様子を描く。この度、到着した本予告では、完璧な世界を目指して開発された人工培養肉技術で、食物連鎖による人間と動物の支配関係を終息させてしまったことで、第一次産業が崩壊し、BF社への反発を強める市民の様子が映し出される。さらにユン・ジャユへの殺害予告や“培養肉は細菌の塊だ”という記事でオフィスビルにマスコミが押し寄せるなど、次々と見えない脅威が迫る中、“シティズンX”に似せた手口によるBF社へのハッキング被害も。しかし、犯人は「うちの社員かもしれない」とジャユが何かを知っているかのような素振りで答える。さらに国務総理のソヌ・ジェが笑みを浮かべながら、噂の記事の真相についてジャユに迫る場面では、何か秘密を握っているようにも見て取れる。一方、チェウンは誰かの指示のもと、ジャユのボディガードとしてBF社への潜入に成功。テロ事件の真相に迫ろうとする中、「彼は信用できる人か? それとも遠ざけるべき人なのか?」と目を合わせるチェウンとジャユの姿から、今後の2人の関係性も目が離せない。最後は「黒幕は誰だ?」「食物連鎖から人間を切り離すことが最初の目標だとしたら、その次は…」と意味深なメッセージとともに、ジャユが水槽のような大きな装置を見つめ、さらに何かに鋭い眼差しを向けるシーンで締めくくられている。彼女の目線の先にあるものとは? そして隠された秘密とは?併せて解禁となった本ポスターは、主要キャラクターたちが巨大なピラミッドとともに映るインパクトのあるビジュアルに。ウ・チェウンがポスターの中央にそびえ立ち、その背後には、テロの爆発シーンやBF社に対するデモの様子が描かれている。さらに、その後ろに配置されたピラミッドの頂点に君臨する若き女CEOのユン・ジャユを筆頭に、BF社の社員やテロ事件の秘密に関与するキャラクターたちが階層ごとに並び、存在感をみせている。壮大なスケールで描かれるノンストップ・サスペンスに期待が高まる。「支配種」は4月10日より毎週水曜日ディズニープラス スターにて2話ずつ配信開始(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月05日韓国俳優のチュ・ジフンとハン・ヒョジュが初共演するドラマ『支配種』が、「Disney+」のコンテンツブランド「スター」で日本独占配信(4月10日~、毎週水曜2話ずつ配信/全10話)開始されるのに先駆け、5日に日本語版本ポスター&本予告動画が公開された。『秘密の森~深い闇の向こうへ~』の脚本家が手がける最新作。大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のウ・チェウン(チュ・ジフン)が、人口培養肉の技術を開発した国際的企業BF社のCEOで、テロ事件の容疑者、ユン・ジャユ(ハン・ヒョジュ)にボディガードとして接近し、事件の真相に迫るノンストップ・サスペンス。日本語版本ポスターは、チェウンがポスターの中央にそびえ立ち、その背後には、テロの爆発シーンやBF社に対するデモの様子が描かれた。そして、ピラミッドの頂点には、若き女CEOのジャユが君臨し、BF社の社員やテロ事件の秘密に関与するキャラクターたちが階層ごとに並んだ。本予告では、完璧な世界を目指して開発された人工培養肉技術で、食物連鎖による人間と動物の支配関係を終息させてしまったことで、第一次産業が崩壊し、BF 社への反発を強める市民の様子が映し出されている。さらに、ジャユへの殺害予告や、 “培養肉は細菌の塊だ”という記事でオフィスビルにマスコミが押し寄せる様子のほか、ハッキング被害を受けて「(犯人が)うちの社員かもしれない」と答えるジャユの姿も。一方、笑みを浮かべて記事について迫る国務総理のソヌ・ジェもとらえている。そうした中で、チェウンはジャユのボディガードとしてBF社への潜入に成功。「彼は信用できる人か?それとも遠ざけるべき人なのか?」と目を合わせる2人の関係性から目が離せず、最後は「黒幕は誰だ?」「食物連鎖から人間を切り離すことが最初の目標だとしたら、その次は…」と意味深なメッセージを投げかけている。
2024年04月05日ハ・ジョンウとチュ・ジフンが共演した『ランサム 非公式作戦』の公開日が9月6日(金)に決定し、告知動画が到着した。本作は、レバノン内戦下のベイルートを舞台に、外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)とタクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)が捕らわれた外交官を救おうと戦火が吹き荒れるベイルートの街を奔走する、実話から着想を得た衝撃のポリティカル・アクション。この度解禁された公開日決定動画では、新たな本編シーンが確認できる。崩れた建物の壁に隠れながら「なんでこんなところに?」と、困惑した表情を見せる外交官ミンジュン、タクシー運転手パンスを映し出し、危険な案件に巻き込まれている様子が垣間見える。続けてベイルートの街をタクシーで爆走しているシーンのほか、拳銃を構えて敵を撃とうとする2人を捉えており、アクションシーンたっぷりな作品だということも分かる。映像の最後には、「9月6日(金)公開」というお知らせも入っており、公開に向けて期待が高まる。韓国2大スターの共演という話題性がある一方、本作の製作費は“約200億ウォン(日本円で約20億円)”とされており、超が付くほどの大作。ビッグプロジェクトへの出演を果たしたハ・ジョンウは、「ワイヤー、射撃、カーチェイスといったシーンが満載で、“ハリウッド級のアクション映画”だと感じながら、撮影を進行していきました。ただチュ・ジフンさんが、沢山苦労したでしょうね~(笑)」と語り、ハードなアクションをこなした共演者、チュ・ジフンの労をねぎらった。『ランサム 非公式作戦』は9月6日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ランサム 非公式作戦 2024年9月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2023 SHOWBOX AND WINDUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.
2024年04月04日チュ・ジフンとハン・ヒョジュが豪華初共演するディズニープラス「スター」のオリジナル韓国ドラマシリーズ「支配種」が4月10日(水)より独占配信開始。この度、巨大組織へ潜入し、大統領テロ事件の真相に迫るノンストップ・サスペンスとなる本作から、日本語版ポスタービジュアル&ティザー予告編が解禁となった。韓国大統領を狙ったテロで多数の死傷者が出てから数年経った2025年。ウ・チェウンは事件の犯人を追い詰めるため、独自の捜査を続けていた。そんなある日、チェウンは人工培養肉を世界に提供する国際的企業BF社が大統領テロ事件以降記録的な利益を上げていること、そしてそのCEOのユン・ジャユがテロ事件の生存者であることを知る。人工培養肉によって人類が動物を食べて生きてきた数百万年の“支配”と“被支配”の関係を終息させ、動物を犠牲にしない世界を目指す献身的なジャユが本当に凶悪事件の犯人なのか。チェウンはボディガードとして謎に包まれたジャユに近づき、組織に潜入することに成功。事件の真相に迫ろうとするが、そこで世界を揺るがす秘密を目撃することとなる――。ウ・チェウンを演じるのは、「宮(クン)~Love in Palace」で日本でも人気を博し、最近では「キングダム」などで世界的評価を上げ、演技が高く評価されるチュ・ジフン。また、2023年の大ヒット韓国ドラマ「ムービング」で超人的な五感を持つ特殊能力者で、初めて母親役に挑戦したことも記憶に新しいハン・ヒョジュが、冷徹なCEOユン・ジャユを演じる。さらに、イ・ヒジュンやイ・ムセン、チョン・ソクホなど実力派俳優たちが脇を固めている。脚本は「秘密の森~深い闇の向こうに~」でサスペンスの新しい歴史を築いたイ・スヨンが担当。監督はパク・チョルファンが務め、イ・スヨンとディズニープラスオリジナル「グリッド」以来のタッグを組む。解禁となったティザー予告では、冒頭でユン・ジャユの「人類は不完全な支配種。完璧になるためには我々の鎖を断ち切らなければ。食物連鎖から人類を開放する」という衝撃的な台詞から始まる。街の巨大ビジョンに映るBF社の3D広告、そして研究室で作られる培養肉など近未来の様子がリアルに映し出される中、ウ・チェウンの「最高の技術はいつも武器としてやってくるんだ」と培養肉の技術が世の中に与えた影響を懸念する台詞が響く。さらに激しいデモ現場のど真ん中に置かれたジャユと、何者かに銃口を向けるチェウン、そして巨大な爆発シーンなど息つく暇もない怒涛の展開が繰り広げられ、最後にチェウンの「黒幕は誰だ?」という台詞とともに、ジャユが「究極の支配種になりたくないの?」とインパクトのある問いかけで終わる予告編となっている。イ・スヨンならではの緻密に練られたストーリーと社会的なメッセージが込められた本作。併せて解禁されたポスタービジュアルでは、秘密めいた横顔を見せるユン・ジャユと、背後から厳しい視線を送るチェウンの姿が。「完璧な人生を夢見る人類」「支配するか? 支配されるか?」というキャッチコピーからも、人工培養肉という技術により食物連鎖を狂わせてしまったことで、人類がどのような未来に向かうのか、予測できないストーリーを想起させている。「支配種」は4月10日より毎週水曜日ディズニープラス スターにて2話ずつ配信開始(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月26日ハ・ジョンウとチュ・ジフンが共演した、実話から着想を得た衝撃のポリティカル・アクション映画『ランサム 非公式作戦』が、9月に日本公開が決定した。レバノン内戦下のベイルートで、韓国人外交官が忽然と姿を消した。それが忘れ去られたころ、現任の外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)は、消えた外交官が人質として生きていることを告げる暗号をキャッチ。彼を救うため、身代金を手にレバノンに向かったミンジュンだが、現地に降り立つや否や大金を狙ったギャングに襲われピンチに陥ったところを、現地でタクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)に救われる。協力の見返りを求める現金なパンスと渋々タッグを組んだミンジュンは、戦火が吹き荒れるベイルートの街を突き進んでいくのだが…。『チェイサー』『白頭山大噴火』のハ・ジョンウが演じるのは、囚われた人質を果敢に取り戻そうとする外交官。「宮~Love in Palace」で熱烈な人気を誇ったチュ・ジフンが相手役を務め、打算的だがどこか憎めないタクシー運転手を好演。監督は、『最後まで行く』のキム・ソンフン。実際の韓国人拉致事件をベースに、ユーモアと緊張感に溢れる映画体験へと昇華させた本作は、韓国のアカデミー賞として名高い大鐘賞の3部門にノミネートされた。さらに、パンスが鬼気迫る形相でハンドルを回し、ミンジュンが敵をミラー越しに確認する、カーアクションの凄さが感じ取れるメイン写真、彼らが挑む作戦がいかにハードなのかが伝わってくる超特報映像も公開となった。なお、2月23日(金)より全国の劇場で販売されるムビチケカードには、海外版ポスターのデザインをベースにした特典のポストカードが付く。『ランサム 非公式作戦』は9月、新宿バルト9ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日チュ・ジフンが主演を務める映画『ジェントルマン』から、闇夜の森の中で何者かに襲われてしまう主人公ヒュンスがあるワンちゃんと出会う本編映像が解禁となった。“依頼された事件は100%解決する”が売り文句の興信所の社長チ・ヒョンス(チュ・ジフン)は、ある夜、依頼主のワンちゃんを探すというミッション遂行中に、何者かに襲われてしまう。今回到着した本編映像は、彼が目を覚ました直後の展開を映し出したもの。何者かに武器で殴打されたチ・ヒョンスだったが、顔をペロペロと舐めるジャック・ラッセルテリアの子犬が登場!優しい舌触りの感触で起きたチ・ヒョンスは、自身に起きた出来事をふり返りながら辺りを見渡し、自身が異様な状況に陥っていることに気づく。地面にナイフが置かれているなど、危うい状況だと察知した彼は、周辺を警戒しながら灯がついた車に向けてダッシュ!人懐こい犬も見つけて抱っこして連れ帰ろうとするも、背面から拳銃を突きつけられてしまう…。チ・ヒョンスを捕まえたのは、カン検事と名乗る人物。犬と一緒に後部座席に座るチ・ヒョンスは、検事のスピーカーから聞こえる通話を聞くことに。検事は警察と会話している様で、自身の依頼人と思われる若い女性が失踪したこと、そして失踪から誘拐事件として発展している事実と、なぜかチ・ヒョンスが容疑者として合致することを知る。身に覚えのないチ・ヒョンスは、犬と一緒に濡れ衣を晴らすために奮闘していくことになる。スマート過ぎるチュ・ジフンの相棒として活躍するこの犬は、本国公開時でも優秀ぶりが際立ち話題を呼んだ。主演を務めたチュ・ジフンは、「偶然出会った犬に最後まで責任を持ち、事故のときも助けてあげます。“ウイングじい”は天才ですよ、天才。年を取っているので、僕は“ウイングじい”と呼んでます(笑)」とコメント。「ウイングのおかげで撮影も順調に終わり、前向きなパワーをもらいました」と語り、名演を見せたワンちゃんの現場での立ち振る舞いに賛辞を贈っている。『ジェントルマン』は2月9日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ジェントルマン(2024) 2024年2月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開(c) 2022 CONTENTS WIVIE & TROOXSTER ALL RIGHTS RESERVED
2024年02月03日チュ・ジフンが主演を務める最新映画『ジェントルマン』の公開日が2024年2月9日(金)に決定、本ビジュアル、予告編、場面写真が解禁となった。興信所の社長チ・ヒョンス(チュ・ジフン)は、犬を捜しに依頼人と向かったペンションで、謎の男に襲われてしまい意識を失ってしまう。気がつくと誘拐事件の容疑者にされていた!そして、ひょんなことから検事と誤解されてしまったチ・ヒョンスは消えた依頼人を捜すため、検事になりすまして捜査を始めることになる。今回到着した本予告編では、そんなチ・ヒョンス(チュ・ジフン)の、挑発的でユーモラスな魅力が満載。少女誘拐事件の濡れ衣を晴らすために、検事になりすますチ・ヒョンスは、“依頼された事件は100%解決する”というフレーズを売り文句にしている。配達員、消防士の制服を常時用意していることが確認でき、まるでスパイの様な生活を送っていることが分かる。そんな彼に届いた、「犬を探して欲しい」という単純な依頼から、依頼人である少女の失踪事件に発展。さらに陥れた犯人を追うために大きな事件に関わっていく展開が描かれていく。本予告で明らかになるのは、クセが強過ぎるバディの存在だ。マ・ドンソクと共演した映画『スタートアップ!』で鮮烈なデビューを飾り「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」などに出演するチェ・ソンウンが、“監査部のイカれ女”の異名を持つキム・ファジン検事を演じる。“家柄よし、優秀で昇進も早い、目をつけたら逃さない”と囁かれるほどの、強烈な個性を放つ検事らしい。事件の裏には、大手法律事務所の社長クォン・ドフン(パク・ソンウン)が関わっていることを知り、濡れ衣を晴らしたいヒョンスと、かつて捕まえ損ねた黒幕にリベンジを果たしたいファジン。それぞれの目的のため手を組むことにした2人は、卑劣な犯罪を暴こうと奮闘していく。予告編の映像では、チ・ヒョンスが、スマートに捜査をしていく様子も映し出されていく。ハイセンスなスーツを着こなし、高級車の運転も御手のもの!アクションシーンもふんだんに盛り込まれており、赤ネオンに照らされたチュ・ジフンの“ジェントルマン”は見逃せない。また到着した本ビジュアル・場面写真でも、チュ・ジフンのスマートな姿が。本ビジュアルでは、「作戦は完璧に、捜査は紳士的(ジェントル)に!」と大きく写したデザインに仕立てられており、バディとなるキム・ファジン検事、黒幕のクォン・ドフンらの姿も収めつつ、行方不明犬の存在が本作に大きく影響することを示唆している。場面写真では、チュ・ジフンが堂々とソファに座る様子から、ペットショップでワンちゃんを抱きかかえる光景、キム・ファジン検事と談話する様子や、敵から銃口を向けられる瞬間を収めている。摩訶不思議な事件に巻き込まれた主人公チ・ヒョンスの、多種多様な魅力に注目だ。『ジェントルマン』は2024年2月9日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月23日イ・ジョンジェがチョン・ウソンとタッグ、初監督・脚本を務めたスパイ・アクション映画『ハント』がついに公開。本作に、ファン・ジョンミンやキム・ナムギル、チュ・ジフン、イ・ソンミンら、錚々たる俳優たちが友情出演していることが分かった。ファン・ジョンミンをはじめとする俳優たちは、普段からイ・ジョンジェ、チョン・ウソンと親しい間柄で自ら出演を志願したそう。イ・ジョンジェと20数年来の盟友であるチョン・ウソンが『太陽はない』(98)以来、久しぶりの共演になることが決定した際に、“どんな小さな役でもいいから何かやらせてください”と、オファーよりも先に連絡があったとイ・ジョンジェが明かしている。ファン・ジョンミンは、イ・ジョンジェらと共演した韓国ノワールの傑作と語り継がれる『新しき世界』(13)や『ただ悪より救いたまえ』(20)、チョン・ウソンとの共演作『アシュラ』(16)など数多くの名作に出演しており、韓国を代表する俳優の1人。今回、北から戦闘機で亡命しようとする“リ中佐”を演じた。ほかにも『殺人者の記憶法』『感染家族』「悪の心を読む者たち」などのキム・ナムギル、Netflixシリーズ「キングダム」や『アシュラ』『神と共に』シリーズなどのチュ・ジフン。「ミセン‐未生‐」『復讐の記憶』などのイ・ソンミン、「梨泰院クラス」ユ・ジェミョンに、『新しき世界』のパク・ソンウン、『ザ・キング』のチョ・ウジン、『アシュラ』のチョン・マンシクらが多数、友情出演。どのような役柄でいつ出てくるのかを期待していて。『ハント』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日チュ・ジョンヒョクの初ファンミーティング「JOO JONGHYUK JAPAN FANMEETING 2023」が、2月4日(土)東京のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催されます。優れた演技力で話題のチュ・ジョンヒョク初、日本でのファンミーティングチュ・ジョンヒョクは世界的に話題を集めたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、「クォン・ミヌ」弁護士役として、優れた演技力で話題を集めました。そんな彼が、デビュー以降初めて日本のファンミーティングを開催。多様なトークとイベントはもちろん、ファンとより近くで交流できる一対一のサイン会など、忘れられない思い出を作る予定です。チュ・ジョンヒョクは2015年独立映画「夢魔」でデビューし、「私たちの中の彼ら」、「忌日」、「ヤングピープル・イン・コリア」、「電気技能士」など主演俳優として作品を導き、Netflixシリーズ「D.P.」のイ・ヒョサン役など多様なジャンルの作品で役にぴったりの演技を披露しました。最近KBS2TVの単幕劇「アシュタンガをご存知ですか」でドラマ初主演を務めロマンチックコメディージャンルまでこなし存在感を輝かせました。【ファンミーティング開催概要】■公演タイトルJOO JONGHYUK JAPAN FANMEETING 2023■公演日程2023年2月4日(土) OPEN 12:30 START 13:00■会場SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム6F)■出演者JOO JONGHYUK(チュ・ジョンヒョク)■チケット料金プレミアムチケット:15,000円(税込) ※特典付き:ハイタッチ&サイン会一般チケット:12,000円(税込)※ドリンク代別途必要■チケット販売日程2023年1月7日18:00~■チケット購入先ローソンチケット( )■公演に関するお問い合わせ:株式会社 JX ENTERTAINMENTE-mail: contact@jx-entertainment.com■主催:BH Entertainment、JX ENTERTAINMENT(画像はプレスリリースより)【参考】※チケット購入先
2023年01月11日チュ・ジョンヒョクの初ファンミーティング「JOO JONGHYUK JAPAN FANMEETING 2023」が、2月4日(土)東京のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催されます。ポスター[提供:BH Entertainment]チュ・ジョンヒョクは世界的に話題を集めたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、「クォン・ミヌ」弁護士役として、優れた演技力で話題を集めました。そんな彼が、デビュー以降初めて日本のファンミーティングを開催。多様なトークとイベントはもちろん、ファンとより近くで交流できる一対一のサイン会など、忘れられない思い出を作る予定です。チュ・ジョンヒョクは2015年独立映画「夢魔」でデビューし、「私たちの中の彼ら」、「忌日」、「ヤングピープル・イン・コリア」、「電気技能士」など主演俳優として作品を導き、Netflixシリーズ「D.P.」のイ・ヒョサン役など多様なジャンルの作品で役にぴったりの演技を披露しました。最近KBS2TVの単幕劇「アシュタンガをご存知ですか」でドラマ初主演を務めロマンチックコメディージャンルまでこなし存在感を輝かせました。【ファンミーティング 開催概要】■公演タイトルJOO JONGHYUK JAPAN FANMEETING 2023■公演日程2023年2月4日(土) OPEN 12:30 START 13:00■会場SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム6F)■出演者JOO JONGHYUK(チュ・ジョンヒョク)■チケット料金プレミアムチケット:15,000円(税込) ※特典付き:ハイタッチ&サイン会一般チケット :12,000円(税込)※ドリンク代別途必要■チケット販売日程2023年1月7日18:00~■チケット購入先ローソンチケット( )■公演に関するお問い合わせ:株式会社 JX ENTERTAINMENTE-mail: contact@jx-entertainment.com ■主催:BH Entertainment、JX ENTERTAINMENT 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月07日刻々と変化する世界情勢のなかで生きる私たちにとって、学ぶべきもののひとつと言えば、過去の歴史的事実。そこで今回は、時代に翻弄された子どもたちの知られざる真実に迫っている必見のドキュメンタリー作品をご紹介します。『ポーランドへ行った子どもたち』【映画、ときどき私】 vol. 4941950年代、北朝鮮から秘密裏にポーランドへ送られていたのは、1500人にも上る朝鮮戦争の戦災孤児。何もわからない異国に移送された子どもたちを我が子のように受け入れたのは、ポーランド人教師たちだった。いっぽう、現代の韓国でつらい思いを語っているのは、10代という若さで命がけの脱北を経験した大学生のイ・ソン。孤児たちの悲痛な分断の記憶を巡るため、ポーランドへと向かうことに。いまでも子どもたちを懐かしく思い涙を流す教師たちの姿と戦争孤児たちの真実と向き合うなか、イ・ソンはいまも北朝鮮にいる家族のことを涙ながらに話し始めるのだった……。韓国でもほとんど知られていないという“歴史の闇”に迫り、異例の大ヒットを記録したことでも注目を集めている本作。そこで、各国でも絶賛評を得ている作品の背景などについて、こちらの方にお話をうかがってきました。チュ・サンミ監督女優としてさまざまな映画やドラマで活躍したのち、現在は監督としても才能を発揮しているチュ・サンミ監督。産後うつに悩まされるなかで偶然目にした北朝鮮の孤児たちの映像をきっかけに制作を開始し、映画のなかでは取材者として出演もしています。今回は、本作が観客に与えた影響や過去の事実から学ぶべきこと、そして自身の体験談などについて語っていただきました。―韓国での公開時にはかなり大きな反響があったそうですが、実際どのような反応が多かったのでしょうか。監督おそらく北朝鮮ではよく知られた話だと思いますが、韓国では一般の人だけでなく、政治に関わる人たちの間でも、ほとんど知られていないことでした。なので、観客のなかでは、初めて知る歴史的な事実に対する衝撃やショックを受けている方が一番多かったです。そのほかに上がったのは、「やっぱり私たちは同じ民族だと感じた」とか「なぜ統一したほうがいいかを考えるきっかけになった」という声でした。南北の分断が70年以上続いているので、若い人たちの間では統一に対する期待はほぼなくなっているというのが現状。それどころか、無関心になりつつあったので、そんなふうに言ってくれる方がいるだけでこの映画を作った甲斐があったと感じました。一ただ、国が積極的に明かしてこなかった事実について取り上げることに対する怖さもあったと思うのですが。監督もちろん、そういったことを映画にする負担みたいなものはありました。特に、私が取り組み始めた頃は、パク・クネ政権下で南北の関係もあまりよくない時期だったので、政権が変わっていなかったら公開すらできていなかったかもしれません。そのあと、ムン・ジェイン大統領になってからガラッと雰囲気が変わりましたが、オリンピックや南北首脳会談といった出来事によって時代の流れも変わったので、本作も多くの観客に受け入れられたのだと感じています。最初は不安もありましたが、みなさんからのフィードバックを見て安心しました。苦しみの克服に必要なのは“傷の連帯”―当初は産後うつを抱えていたそうですが、取材を進めるなかで心境が変化していくこともあったのでしょうか。監督私の場合、「自分はいいお母さんになれないのではないか」と考えるあまり、子どもに執着したり、不安に感じたりするような症状でした。ときには、子どもが巻き込まれる事件や事故のニュースを目にすると、彼らが感じる苦痛が自分の子どもと重なってしまって見ることすらできない状況に追い込まれることもあったほどです。そんなふうに、子どもたちの痛みに敏感だった時期に知ったのが、北朝鮮の孤児たちについて。彼らの親たちのことについてなど、いろいろと考えました。その後、脱北者の子どもたちから話を聞き、ポーランドの先生たちが持つ母性に触れるなかで、徐々に不安定な気持ちが変化していき、自然と産後うつを克服できたのだと思います。映画のなかでも“傷の連帯”という言葉を使っていますが、これらの経験こそがそれに通じているのではないかと感じました。―残念ながら、いままさにウクライナでも同じようなことが起きています。過去の出来事を知ったことによって、現代が抱える問題を見る目線も変わりましたか?監督そうですね。特に、子どもたちに対する見方は大きく変化したと思います。「今回の戦争でどれほどの孤児が出てしまうだろうか」と考えずにはいられないですし、多くの子どもが犠牲になったというニュースにも敏感に反応するようになりました。ただ、もしこのドキュメンタリーを撮っていなければ、それらは見逃していたことだったかもしれません。いまではいろいろな記事を積極的に読むようになりましたし、ウクライナからの避難民の世話をしているポーランドに対して誇らしく思う気持ちもあります。それはすべて、この作品によるものです。世界中の人々の連帯が強くなることを期待している―現在の私たちは国家の分断や戦争が起きている厳しい時代のなかで生きていますが、そのなかでどういった意識を持ったほうがよいとお考えですか?監督いまの時代というのはこれまでと比べると特別だと思いますが、その理由にはさまざまな戦争が起きていた時代と違って、SNSを通して全世界の様子が見えるようになったことが挙げられるのではないでしょうか。SNS上では国や政治家を批判したり、論争を繰り広げたりすることもありますが、それだけでなく、難民を助ける行動を起こすことも可能になりました。そんなふうに、ほかの国の状況まですぐに知ることができるようになったのは、大きなことではないかなと。どうしたら助けられるかを一緒に悩んだり、よりクリエイティブな発想で立ち向かったりできるようになったので、世界中の人たちの連帯が強くなることを期待できる時代になったと感じています。―監督は女優業を休止している間に、映画制作の勉強を始めたそうですね。作り手に回ろうと思ったのはなぜでしょうか。監督実は、若い頃は作家になるのが夢だったので、大学ではフランス文学を専攻し、文章を書いていたこともありました。その後、役者になり、20年近く仕事を続けていたのですが、ドラマなどで同じような役ばかりを求められるようになり、そのときに「これは自分が目指すものと違うのではないだろうか」と思い始めることに。それからしばらくは悩んでいたのですが、ちょうど体調も優れなかったときだったので、健康のためにも女優業を一旦休むことにしました。ところが、すごく暇になってしまって、やることがないなと(笑)。そこで、昔の夢を思い出したのですが、作家ではなく、役者としての経験を活かしたもので何かできないだろうかと考えました。そのときに、映画監督や脚本を書くことを思いついたので、大学院の映画演出科に進むことを決めたのです。日本とは傷を一緒に分かち合えると考えている―すごい行動力です。ちなみに、まもなく公開を迎える日本にいらっしゃったことはありますか?監督これまで日本には、6~7回ほど旅行で訪れたことがありますが、なかでも大分県の湯布院が大好きで3回は行きました。そのほかにもおもしろいと思っているのは、日本の神社。韓国にもお寺はありますし、隣の国ではありますが、文化はだいぶ違うと感じています。ただ、落ち着いて静かに話してくださる感じは、自分の性格とすごく合うので、私にとって日本は旅行していてもとても楽な気持ちでいることができる国です。それに、みなさんがとても親切ですよね。―ありがとうございます。それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。監督日本も多くの戦災孤児がいた国だからこそ、ポーランドという遠い国で起きた出来事だと思うのではなく、日本ともつながっている歴史だと捉えていただきたいです。また、私がぜひ観ていただきたいと思っているのは、個人的な傷やトラウマを抱えている人たち。なぜなら、そういった方々が負った傷というのは、同じような傷を持っている人たちと理解し合えれば、お互いのことを慰め合える可能性もあるからです。そんなふうに、自分が社会に善なる影響力を与える人にもなれることを知っていただけたらと。そして、映画を観ることでその傷が癒されたらうれしいです。“過去の闇”に光を当てることの意味を知る異国で起きた過去の出来事ではあるものの、現代が抱える問題にもつながっていることに気づかせてくれる本作。同じ悲劇を繰り返すことなく、傷ついた子どもたちを守るためにも、まずは歴史の裏側にある人々の思いを知り、痛みや傷を共有することから始めるべきだと感じるはずです。取材、文・志村昌美胸に迫る予告編はこちら!作品情報『ポーランドへ行った子どもたち』6月18日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開配給:太秦️©2016. The Children Gone To Poland.
2022年06月17日韓国で異例の動員から大きな話題となったドキュメンタリー映画『ポーランドへ行った子どもたち』が、6月18日(土)より順次公開決定。ポスタービジュアルと場面写真、本作監督で俳優のチュ・サンミのコメントが到着した。監督のチュ・サンミは、出産後に子どもへの愛着や不安のために産後うつを経験する。そんな中、彼女は偶然目にした北朝鮮の孤児たちの映像をきっかけに、秘密裏にポーランドへ強制移送された戦災孤児たちの記録を知る。1950年代、自国も厳しい情勢下に異国の孤児たちを我が子のように受け入れたポーランド人教師たちと、彼らを「ママ」「パパ」と慕う朝鮮の子どもたちがいた――。チュ・サンミは、脱北の過去を持つ大学生イ・ソンとともにポーランドを訪問し、いまでも子どもたちを懐かしく思い涙を流す教師たちと出会う。あのとき彼らは何を思ったのか。その後、朝鮮に送り戻された孤児たちはどうなったのか。そして旅の途中、イ・ソンは泣きながらいまも北朝鮮にいる家族のことを語りはじめる…。タイトルの“ポーランドへ行った子どもたち”とは、北朝鮮から秘密裏にポーランドへ送られた朝鮮戦争の戦災孤児のこと。韓国でも知られていない歴史の闇に光を当てたのは、ホン・サンス監督の『気まぐれな唇』や、イ・ビョンホン、チェ・ジウと共演した『誰にでも秘密がある』などに出演、出産・育児のため俳優活動を休止し、ドラマ「トレーサー」(2022)で13年ぶりにドラマに復帰して注目を集めるチュ・サンミ。演技を休止している間、大学院の映画制作科に進み、映画演出課程を修了した。取材に同行したのは、10代で命がけの脱北を経験した大学生のイ・ソン。現代から過去へ、朝鮮半島からポーランドへ。孤児たちの悲痛な分断の記憶を巡る旅先で、彼女たちは異国の子どもたちを我が子のように育てた教師たちの記録を知る。いまもなお国家間の凄惨な争いが続くこの世界で、本作は抗えない傷を負う子どもたちの姿に近づき、消失した“愛”の再生の可能性を問いかける。ポスタービジュアルでは、韓国でも知られていない歴史の闇に光を当てたチュ・サンミ監督の横顔が描かれている。同行する脱北を経験した大学生のイ・ソンは何を思い涙を流すのか――。戦争や飢餓により彷徨い続ける子どもたちの“傷と愛”をめぐる旅路がデザインされた。「『傷の連帯』を感じて」監督からチュ・サンミコメント到着チュ・サンミ監督は、今回の日本公開を「長く待った甲斐あり」と喜びながら、「朝鮮戦争により親を失い、傷を負った戦争孤児たちの話は、北東アジアの国々と歴史的に関わりのある話でもあります。現在進行形の傷、ウクライナでつらい思いをしている子どもたちもまた、しらばらくすれば人々の記憶から消えてしまうかもしれませんが、共通する話だと思います」と言う。「日本の観客の皆さんも、韓国・北朝鮮の隣国の市民として、またウクライナ問題が起こっている同時代の世界市民として、『ポーランドへ行った子どもたち』を見て、『傷の連帯』を感じてもらえればと願います。世界のどこかで今も起こっている、子どもたちに向けられたすべての『暴力』がなくなることを祈っています」とコメントを寄せている。『ポーランドへ行った子どもたち』は6月18日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月19日株式会社ハート(代表取締役社長:杉崎 晋哉、本社:東京都台東区)では、『クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味・サイダー味』(各216円 税込)をパッケージリニューアルして全国のスーパーマーケット・コンビニエンスストア等のお菓子売場にて2022年3月14日(月)より順次、発売します。(発売元:株式会社ハート)クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味■『クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味・サイダー味』について「ガムだけど、ふつうのガムじゃない!」『クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味・サイダー味』は、チューブ容器に入ったお菓子をよく噛むとガムになるユニークな商品。2009年に発売されて以降、現在までお客様に愛されているロングセラー商品となっています。今回は、しんちゃんがグレープやサイダーのコスチュームを着て可愛くポーズを取っているパッケージにリニューアル。ますます愛されるパッケージデザインになりました。■リニューアル記念プレゼントキャンペーン実施パッケージリニューアルに伴いTwitterキャンペーンも決定しました。2022年3月10日(木)より、『株式会社ハート公式Twitter(@heartcorp0810)』にて開始いたします。アカウントをフォローし、該当ツイートをリツイートすることで応募完了です。当選者には新パッケージの『クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味・サイダー味』を各1箱(10個入)ずつセットでプレゼント!皆さま奮ってご応募ください!詳細は該当Tweetにてご確認ください。■商品概要・商品名 :『クレヨンしんちゃんねりチュ~グレープ味』( )・商品名 :『クレヨンしんちゃんねりチュ~サイダー味』( )<共通事項>・価格 :216円(税込)・商品サイズ:W40×H110×D24mm・販売ルート:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア等のお菓子売場・発売日 :2022年3月14日(月)・発売元 :株式会社ハート(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK※画像はイメージです。※画像は実際の商品とは多少異なる場合があります。※最新の情報・詳細は商品ページ( )をご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月10日「星から来たあなた」「青い海の伝説」のチョン・ジヒョン、「キングダム」『神と共に』シリーズのチュ・ジフンが主演するミステリードラマ「智異山<チリサン>」(原題)が、Mnetにて3月19日(土)第1話先行放送決定。4月より日本初放送がスタートする。本作は、智異山(チリサン)国立公園最高のレンジャーと秘密を抱えた新米レンジャーが、命がけで山を守り真実を明らかにしていく物語。ドラマ「キングダム」「シグナル」の女性脚本家キム・ウンヒと、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「太陽の末裔Love Under The Sun」「ミスター・サンシャイン」のイ・ウンボク監督がタッグを組んだ、スタジオドラゴンの期待作。主演を務めるのは「星から来たあなた」「青い海の伝説」など数々のヒット作で主演を務めてきたチョン・ジヒョンと、「宮~Love in Palace」で日本に名を馳せ「キングダム」主演でも知られるチュ・ジフン。そのほかソン・ドンイル、オ・ジョンセ、チョ・ハンチョル、チュ・ミンギョンらが出演する。誰よりも人々を救おうとしたイガン(チョン・ジヒョン)と、誰よりも山を愛していたヒョンジョ(チュ・ジフン)。とある事故で山に登れなくなった2人は、智異山が彼らに贈った特別な力により再び人々を救い始める。「智異山<チリサン>」(原題)」は3月19日(土)21時~CS放送「Mnet」にて第1話先行放送、4月より放送スタート予定。動画配信サービス「Mnet Smart」では本放送&7日間見逃し配信で視聴可能。(text:cinemacafe.net)
2022年01月24日『神と共に』シリーズをはじめとする映画や、Netflixオリジナルシリーズのゾンビ時代劇「キングダム」などを経て、新たなファン層を獲得しているチュ・ジフン。作品ごとにその魅力を増幅させ、彼しか持ち得ない緩急自在の演技力で自らの真価=進化を見事に示してきた。切れ長のクールな目もとに、元モデルのスラリとしたスタイルはもちろん、そのルックスに決して甘んじることのない努力の結晶が現在の大活躍をもたらしたといえる。長年のファンにとっては、ほろ苦い記憶も蘇る5月。それでも、まもなく38歳の誕生日を迎える最旬俳優が、2020年のコロナ禍、あなたの“おうち時間”を存分に満たしてくれるはずだ。次世代韓流スターとして話題沸騰!のはずが…1982年5月16日生まれのチュ・ジフン。187cmの長身を生かしてファッションモデルとして活躍し、2006年、少女漫画原作のドラマ「宮(クン)~Love in Palace」に抜擢されブレイク。“もしも韓国で王室制度が続いていたら…”という架空の世界で現代に生きるプリンス、シン皇太子を演じて脚光を浴びた。翌2007年、『建築学概論』オム・テウンと共演した「魔王」では冷酷さと気品さを合わせ持ち、復讐に生きる弁護士オ・スンハ役でも絶賛され、ドラマは日本で「嵐」大野智と生田斗真でリメイクされた。その年には日本でファンミーティングも初開催、ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンらに続く新世代の韓流スターとして大きな注目と期待を集めた。2009年3月には、よしながふみの人気漫画「西洋骨董洋菓子店」をドラマ化した『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』(2008)と女性監督ホン・ジヨンによるトライアングル・ラブストーリー『キッチン~3人のレシピ~』(2009)という、当時の韓国映画としてはニュータイプな2作品の日本連続公開のプロモーションのために来日、プレミアイベントや記者会見に登壇した。『アンティーク』のプレミアには2,000人を超えるファンが駆けつけたという。しかし、そんな人気と注目度が最高潮のさなか、麻薬管理法違反の疑いで書類送検…。正直に罪状を認めたチュ・ジフンは執行猶予つきの有罪判決を受ける。当時4月から公開中だった『アンティーク』は公開規模が縮小され、5月30日公開予定だった『キッチン』は公開延期となり、一時はお蔵入りの危機に。10月に改めて劇場公開されたが、日本エンタメ界にも大きな衝撃を与えてしまう。その後まもなく兵役へ。服務中にはイ・ジュンギとミュージカルに出演したことも。そして除隊後の2012年、映画『私は王である!』でスクリーン復帰、「蒼のピアニスト」で地上波ドラマ復帰を果たした。以来、天才医師役でクォン・サンウと共演した「メディカルトップチーム」(2013)に続き、スエが一人二役を演じた「仮面」(2015)では強迫神経症の財閥御曹司役に。『キッチン』ホン・ジヨン監督との再タッグ映画『結婚前夜~マリッジ・ブルー~』(2013)では自由気ままなモテ男を軽妙に演じてみせるなど、さまざまな作品に挑み続けてきた。『神と共に』から始まった大躍進『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞を受賞したとき韓国映画界の重鎮的女性プロデューサー、ミッキー・リーが口にしたように、韓国ではメディアも、ファンも手厳しい。だが、見る目がシビアな分、出演作で実力を発揮しさえすれば、きちんと認めてくれる土壌もある。当然、復帰に際してもバッシングのあったチュ・ジフンだが、いまとなっては彼の演技力やスター性に異論を唱える人はいないはずだ。ハ・ジョンウをはじめとする人気俳優が集結し、最新VFXで“地獄”を描いた『神と共に』二部作(2017、2018)は躍進の始まりとなった。アメリカ、カナダ、香港、台湾などで『新感染 ファイナル・エクスプレス』を超える大ヒットとなった今作は、本国では『第一章:罪と罰』『第二章:因と縁』の累計で韓国人口の半分以上に当たる2,700万人を動員した。家族愛や友情のドラマのみならず、『第二章』では冥界の使者トリオの因縁に打ち震える展開が待つ同シリーズ。キム・ヨンファ監督はヘウォンメク役のキャスティングが難航したことを明かしており、チュ・ジフンに対し「ビジュアルも勿論ですが人間的な面での魅力も素晴らしく、ヘウォンメクにぴったりだとひと目惚れしました」と語っている。ロングコートのような衣装をまとい、ハ・ジョンウと共に剣を振り回して地獄の魔物を倒していく姿は颯爽としてカッコいい!のに、冥界の使者になるまでの記憶をなくしているためか、ことあるごとに天然発言を連発するヘウォンメク。ドクチュン(キム・ヒャンギ)との凸凹コンビはコメディ・リリーフともなり、そのギャップもあって日本でも新たな世代のファンを増やすことになった。ちなみに、2018年は『神と共に』2作(第一章は2017年12月公開)、下に紹介する『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』『暗数殺人』がいずれも韓国で大ヒットとなり、4本で累計約3,550万人を動員するという快挙に。『工作』や『暗数殺人』などでの演技は批評家にも絶賛され、映画賞レースを席巻した。Netflix「キングダム」で国際的にも成功2019年には、漫画「神の国」を原作にした「キングダム」(2019-2020)がNetflixにて世界190か国で配信がスタートする。脚本は「冬のソナタ」から「シグナル」まで手がけるキム・ウニ、監督は『トンネル 闇に鎖された男』のキム・ソンフンとあって、日本でも注目された今作。先日、シーズン2が配信開始されたばかりだが、家族や知人が次々に“奇病”に冒され、襲いかかってくるゾンビパニックものはまさに今こそ観るべき作品。「ウォーキング・デッド」よりも高速なゾンビに対峙し、宮廷を舞台にした陰謀や覇権争い、そのスケール感や映像美が「ゲーム・オブ・スローンズ」を想起させると海外でも人気に。1シーズン6話のコンパクトさも後押しした。ニューヨーク・タイムズが選ぶ「2019年最も優れたTVショー(The Best TV Shows of 2019)」のThe Best International Showsや、2010年代を対象にした「最も優れたインターナショナルTVショー30(The 30 Best International TV Shows of the Decade)」の1つにも選ばれている。チュ・ジフンは陰謀に巻き込まれながらも、残酷で容赦のない極限下の状況で、“自らが守るべきは民である”とたくましく成長していく世子(セジャ)=皇太子イ・チャンを熱演。無敵の“ヒーロー然”としたプリンスではなく、恐怖や葛藤もにじませながら繊細に、かつ力強く演じている。王都に帰還するも、大混乱と化すシーズン2では、「ゲーム・オブ・スローンズ」みもパワーアップし、本当に恐ろしいのはゾンビよりも人間の強欲だと改めて示してくれる。また、『エクストリーム・ジョブ』で笑いを、『7番房の奇跡』では涙を誘ったリュ・スンリョンが強烈な悪役に徹し、ペ・ドゥナが奇病の謎を追う聡明で自立した医女ソビを演じるなど、脇役陣も魅力的だ。どれほど現実離れしたファンタジー世界であっても、そのキャラクターに尊厳や気高さを吹き込み、それでいて茶目っ気まで溢れさせるのがチュ・ジフン。ポーカーフェイスに隠された、逆境を反動にしてきた気骨さと適度に力の抜けた柔和さを自在に操りながら、どんな複雑なキャラクターも自分のものにしてしまう。エリート弁護士や検事でも、コミカルな自由人でも、その人物に計り知れない奥行きを持たせられるのは彼が演じればこそ。そうやって、いい仕事ぶりを次々と見せてきたからこそ、最近の彼からは“もう誰にも四の五の言わせない”といわんばかりの自信と余裕さえ感じられる。繊細でリアルな三角関係『キッチン~3人のレシピ~』(2009)「映画という世界の中に自分が溶け込むような、そういう俳優になりたい」と、かつて『アンティーク』『キッチン』に合わせて行ったシネマカフェのインタビューで語っていたジフン。今作では、ホン・ジヨン監督・脚本のもと、「魔王」のシン・ミナをめぐって『JSA』キム・テウと三角関係になる、どこか小悪魔のようにつかみどころのない青年ドゥレを好演。思いがけない出会いから恋に落ち、正直かつ自然体で想いを表現してくるドゥレに、夢中になってしまいそう。王子役がやっぱり似合う!?『私は王である!』(2012)李氏朝鮮で最も優れた王として尊敬を集める世宗大王の若き日を、児童文学「王子と乞食」をモチーフに描いた。気弱で本好きな主人公・忠寧が、王になりたくないあまりに宮廷を逃げ出し、ふとしたことから貧しい青年・ドクチル(ジフン二役)が身代わりに。復帰作にしてはコメディ色が強いかもしれないが(!?)。立場が逆転した2人の青年を生き生きと演じ分ける、その潔い姿こそ必見。何より、“民のための政治を”と開眼し、成長していく姿は「キングダム」の世子(セジャ)にもつながる。ゾンビではないものの、ある猟奇的な体験をするシーンも!10キロ増量でやさぐれ演技『コンフェッション 友の告白』(2014)少年時代に直面した危機を友情で乗り超えた3人の青年を、それぞれ“世渡り上手”なチンピラ風のジフン、“しっかり者”チソンと“純朴”イ・グァンスが演じたクライムドラマ。やがて狂い出す運命の歯車は止められず、最悪の事態を引き起こす。当時34歳の新鋭監督イ・ドユンの精巧な脚本もさることながら、仄暗さの中に彼らの感情が映し出される『新しき世界』の撮影監督ユ・オクと照明監督ペ・イリョクによる仕事も見事。その中でだらしなさや生意気さを出すために10キロ体重を増量させ、保険会社のセールスマン・インチョルを演じたジフンは影の主役となった。色欲に溺れる暴君に尽くす家臣に『背徳の王宮』(2015)稀代の暴君として知られる王・燕山君と、王に与える快楽を利用して天下を取ろうとする家臣、そして生きるために“王の女”を目指す女性たちが王宮で繰り広げる官能愛憎劇。燕山君(キム・ガンウ)の怪物ぶりに思わず目を背けたくなる場面もあれど、実は女性たちも決意を秘めている。ジフンは頭が切れ、よこしまな野心を抱く家臣(姦臣)役でその生意気なカリスマ性を今作でも発揮、しかも、王のために集められた女性のひとり(イム・ジヨン)に恋してしまうという葛藤から暴走していく。可愛い弟分から豹変…『アシュラ』(2016)架空の都市・アンナムを舞台に、権力に何が何でもしがみつく市長(ファン・ジョンミン)のもと、悪事に手を染める先輩刑事(チョン・ウソン)を実の兄のように慕う後輩刑事ソンモを演じたジフン。役作りのため髪を短く切り、自ら田舎の洋服屋で発見したボロボロなジャケットを劇中衣装として活用したという。「兄貴ぃ」とウソンを慕う姿から一変、その身代わりとして悪徳市長の手下として冷徹なまでに落ちていく様は、濃ゆすぎるメンツの中でも決して負けてない。終盤、『オールド・ボーイ』もびっくりの怒涛のアクションシーンも必見。また、ウソンとはInstagramでお遊びショットをアップするなど交流が続いている様子。韓国で6年ぶりに開催され、チケットが即完売したファンミーティグにもサプライズ登場した。ファン・ジョンミンに迫る北の役人に『工作黒金星と呼ばれた男』(2018)『悪いやつら』ユン・ジョンビン監督が実在の対北スパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男をファン・ジョンミン主演で描き出し、胸アツのラストを用意した今作。第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に公式招待され、ジフンも初めてカンヌの地を体験した。監督が「独特のクールさがある。一方でコミカルな演技もうまい」と評したジフンは、北朝鮮にルーツを持つ祖父がおり、出演を快諾したそう。ジョンミンや『目撃者』イ・ソンミン、『お嬢さん』チョ・ジヌンが競演する中で、任務に徹する黒金星に対し、最後まで鋭く疑いの目を向ける国家安全保衛部・課長チョン・ムテク役で目を見張る存在感を見せた。公開再開が待たれる!『暗数殺人』(2018)彼は一体、何人殺したのか…?サイコパスな連続殺人犯というかつてない役柄に挑んだジフンは、ベテラン刑事(キム・ユンソク)に対し「7人殺した」との証言で翻弄していく。釜山の方言を習得し、キム・テギュン監督の要望に応えて頭を丸坊主にし、鼻をピクつかせるクセなども盛り込んで臨んだカン・テオ役は、観る者の嫌悪感を誘うに十分。ジフンは「春史大賞映画祭」「韓国映画制作家協会賞」で主演男優賞に輝き、作品とともに絶賛を受けた。新型コロナウイルス感染症の影響により、待望の日本公開からすぐに上映休止となってしまったため、1日も早くスクリーンで目にすることを多くのファンが望んでいる。4年ぶりの地上波ドラマ「アイテム~運命に導かれし2人~」(2019)「仮面」以来4年ぶりの地上波ドラマは、Web漫画を原作にしたファンタジー×ミステリー。演じるのは、不思議な力を持つアイテムを巡る事件に巻き込まれていく、正義感に溢れた検事カン・ゴン。弁護士のイメージが強いジフンの初めての検事役でありつつ、姪っ子を大切に育てる叔父さんでもあり(三つ編みする姿も)、『神と共に』のようなVFXを駆使したアクションにも挑んでいる。『背徳の王宮』の色魔王だったキム・ガンウがアイテムの収集家で因縁の悪役として立ちはだかり、「蒼のピアニスト」以来の再共演を果たしたチン・セヨンとはコンビに。その再共演について語るインタビュー映像では、「セヨン“ちゃん”はすくすくと成長しました」とジフン。「僕も年のせいか、つい“ちゃん”付けに」と素顔を覗かせるひと幕も。緩急の魅力を堪能「ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー」(2020)「愛の不時着」「梨泰院クラス」などNetflixで韓国ドラマにハマった人たちが、ジフンと「シグナル」『国家が破産する日』の人気女優キム・ヘスの豪華競演ということで続けて見始めているという「ハイエナ」。本国では高視聴率を獲得し、4月中旬に放送を終えたばかり。「魔王」以来のエリート弁護士ユン・ヒジェ役として、ジフンはスマートな魅力を振りまく…のかと思いきや、勝つためにはガチで手段を選ばない弁護士チョン・グムジャ(ヘス)に振り回され、そのたびに「ハッハッ」と乾いた笑いで誤魔化し、「そりゃないぜ」といった困まり顔に。そんな愛憎紙一重(?)の関係を、2人は息ぴったりに演じている。「根の深い木‐世宗大王の誓い‐」「星から来たあなた」という傑作を生み出したチャン・テユ監督と新鋭女性脚本家キム・ルリとのタッグにより、小気味よい法廷ドラマとしての見応えはもちろん、財閥のスキャンダルのもみ消しや、検察に目をつけられたIT企業の上場など、トップ弁護士事務所「ソン&キム」が扱う案件そのものが社会風刺にもつながっている。地獄でもゾンビ禍でもない現代で、頼れるのは己の経験と実力、そして愛する人たちの存在であることをチャーミングなジフンが教えてくれるはず。「キングダム」キム・ソンフン監督のもと、『神と共に』ハ・ジョンウと再共演する新作映画はクランクインが延期となったと伝えられている。また、「アイテム」のインタビューによれば、最近「父親役のオファーが多い」というジフン。これからも、新たな顔を見せ続けてほしい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング神と共に第一章:罪と罰 2019年5月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.神と共に第二章:因と縁 2019年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.暗数殺人 2020年4月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 SHOWBOX AND FILM295 / BLOSSOM PICTURES ALL RIGHTS RESERVED. 公式
2020年05月07日キム・ユンソクとチュ・ジフンが共演し、未解決事件を追う刑事とミステリアスな殺人犯との息詰まる攻防を描いた映画『暗数殺人』。この度、チュ・ジフンがキム・ユンソクや本作での役作りなどについて語る、メイキング映像が解禁された。今回到着したメイキング映像は、ベテラン刑事を翻弄する殺人犯カン・テオを演じたチュ・ジフンにフォーカスしたもの。映画『神と共に』シリーズや『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、Netflixの「キングダム」や新ドラマ「ハイエナ」など、縦横無尽に活躍を続け、日本でもますます注目を集めるチュ・ジフン。本作では釜山の方言を習得し、さらにはビジュアルも監督の要望に応えて頭を丸坊主に、ノーメイクで希代の殺人犯カン・テオ役に臨んだという。サイコパス殺人犯である彼のコロコロと変化する表情や、歩き方、鼻をぴくつかせるクセまでも惹きつけられること間違いなし。さらにチュ・ジフンは、“演技の怪物”と評する主演のキム・ユンソクに「負けじと奮起した」と明かす。自身でも「この強烈なストーリーを偏りなく観客に伝えるためにかなり悩んだ」と語っており、殺人犯と刑事、2人の手に汗握る対決への期待を抱かせている。『暗数殺人』は4月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗数殺人 2020年4月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 SHOWBOX AND FILM295 / BLOSSOM PICTURES ALL RIGHTS RESERVED. 公式
2020年03月28日映画『神と共に』シリーズのチュ・ジフンが4年ぶりにドラマ復帰し、「不滅の恋人」チン・セヨンと待望の競演を果たした「アイテム~運命に導かれし2人~」。この度、3月3日(火)からのDVD-SET2&レンタルVol.7~11のリリースを記念し、チュ・ジフンが映画『リング』の貞子を彷彿とさせる熱演(?)を披露するメイキング映像の一部が公開された。本作では、映画『神と共に』シリーズの歴史的メガヒットに続き、キム・ユンソクと共演する『暗数殺人』が4月3日(金)より日本公開を控えるチュ・ジフンが初の検事役に挑戦。一匹狼の正義漢である一方で、姪っ子を溺愛する叔父役に。「オクニョ運命の女(ひと)」「不滅の恋人」がNHKで放送され、日本でも人気絶大となったチン・セヨンが愛らしくも凛々しい魅力を発揮し、天才プロファイラーとして登場。さらにキム・ガンウが歴代最狂の悪役を怪演。背筋がゾクッとするような鬼気迫るオーラで、観るものを震撼させる。不思議な力を持つ“アイテム”の秘密とは?ラブの芽生えも予感させる、チュ・ジフンとチン・セヨンの名コンビぶりや、チュ・ジフンとキム・ガンウの因縁対決にも注目な極上のミステリーロマンスだ。今回、そんな本作から公開されたのは、逃走中に事故にあったカン・ゴン(チュ・ジフン)が横転した車の中から這い出るシーンのメイキング映像。スタッフとの打ち合わせを行った後に車へ入り込み、いざ撮影スタート。見事に車内からの脱出に成功したかと思いきや、最後に力尽きるタイミングでちょうど良いポジションではなかったのか車内へと逆戻り…。思わず「(姿勢が)変ですよね?」と確認するジフンに対し、「尻まで出てないと!」とスタッフの指示が入る。再度の撮り直しでは、朦朧とした意識の中で焦点が合わない表情、ゆっくりズリズリと這い出てくる姿を熱演して見せ、自ら「『リング』みたい(笑)」と笑いだしてしまうジフン。また、本シーンは、とある人物の思惑により引き起こされる物語の重要な場面ともなっている。「アイテム~運命に導かれし2人~」はDVD-SET1、レンタルVol.1~6リリース中&U-NEXTにて独占先行配信中、DVD-SET2&レンタルVol.7~11が3月3日(火)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2020年03月02日韓国の人気俳優が集結し、いままで見たこともない“神”世界を描く二部作『神と共に』。本作に出演するチュ・ジフンが5月16日に誕生日を迎えることを記念し、近年、見事なまでのイメージチェンジを遂げてきたチュ・ジフンに迫った。チュ・ジフンといえば、ドラマ「宮(クン)~Love in Palace」や映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』で人気を博し、ここ数年スクリーンを通して甘美なラブロマンスから壮絶なバイオレンスまで、卓越した瞬発力で華のある男優へと躍進してきた。そんな彼の誕生日を祝うべく、チュ・ジフンの歴代出演作をふり返りながら、チュ・ジフンファンには胸がキュンとなるノスタルジーを、まだまだチュ・ジフン知らない方々にはこの機会にときめく新たなイケメンの発見を!ということで、彼のフィルモグラフィーから見えるイケメン俳優の“イメチェン”成功法を探ってみた。『コンフェッション友の告白』(2015)保険のセールスで高給を稼ぐ、世渡り上手のインチョルに扮する。いままで演じてきたキャラクターの中で最も素のチュ・ジフンと類似しているというが、この役のために「カッコよさ」を捨てて10キロ以上増量。ベットに座り込んでいるシーンでは、ぽこっとしたムダ肉がみえるほどのリアリティー溢れる姿をみせている。『背徳の王宮』(2016)また、『背徳の王宮』では、王の信頼を利用して実権を握ろうとする重臣スンジェに扮した。希代の暴君として知られる朝鮮王朝の王を操るほどの大胆かつ緻密なキャラクターを演じきるため、目つきひとつにも意味を込めた芝居をし、発声をアレンジするなど、体系的にキャラクターを分析して挑んだという。『アシュラ』(2017)そして、『アシュラ』では、市長の下で悪の味を覚えていく後輩刑事に。新たなキャラクターを構築するため、真っ先に髪を短く切って挑み、自ら訪ねた田舎の洋服屋で発見したボロボロなジャケットを劇中衣装として活用したそう。『工作 黒金星と呼ばれた男』(2019)さらに、令和元年早々2作品の出演作公開が控えており、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』では、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクに扮し、初の軍人役に挑戦。北朝鮮なまりのセリフも時間をかけて役作りしていたそうだが、それよりもっと大変だったのは、北朝鮮軍人らしいビジュアルを保つため、北朝鮮風の短めなあご髭を演出していたそうで、そもそもあご髭のボリュームもないのに6か月も維持しなければいけない状況が続き、日常生活にも影響されというエピソードも。『神と共に』シリーズ(2019)最後、『神と共に』シリーズでは、武術に長けた警護担当使者ヘウォンメクを演じ、2か月以上も費やしたアクション訓練の成果を出し、猛々しくも美しい殺陣を披露。お調子者だが、いざというときに頼りになる重要ポジションで、ハ・ジョンウやキム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、EXOのD.O.、第一章では『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、第二章では『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクらが出演する中、存在感を発揮する。“善”と“悪”が共存する複雑なキャラクターでこそ輝く『コンフェッション友の告白』『アシュラ』のような犯罪ドラマやノワールはもちろん、時代劇の『背徳の王宮』やスパイアクション『工作 黒金星と呼ばれた男』、SFファンタジーアクション『神と共に』シリーズまで、ジャンルを超え、ひと言で定義できないキャラクターを演じてきたチュ・ジフンの歴代出演作からみえてくるもの、それは“善”と“悪”が共存するような複雑なキャラクターを演じるときこそ彼は輝くこと。そして、次から次へと新たなキャラクターに"キャラ変"する際には、俳優チュ・ジフンならではの試みを惜しまないこと。そんなチュ・ジフンが新作『神と共に』シリーズでみせるキャラクターは、シニカルだがユーモアも兼ね備えた人物。同作のキム・ヨンファ監督は「ヘウォンメク役をキャスティングするのが大変だったんです。もちろん、格好よくて大衆的な俳優が良いとは思ってはいましたが、私の中のヘウォンメクをうまく演じてくれる俳優をいざキャスティングしようとした時に、とても悩みました。そしてチュ・ジフンさんに出会ったのですが、ビジュアルも勿論ですが人間的な面での魅力も素晴らしく、ヘウォンメクにぴったりだと一目惚れしましたね」とコメントしており、彼が歴代作品でみせている"イメチェン"成功法は、今回の新作でも生かされているに違いない。『神と共に』シリーズは全編がクライマックスといっても過言ではないスリルとサプライズがいっぱい!誰も見たことないが、誰もが行くであろう冥界世界の全ての謎が解き明かされる。家族愛や友情のドラマを織り交ぜ展開していく地獄めぐりの結末には、果たして何が待っているのか。世界を魅了した超ド級ファンタジー・アクションをぜひ見守って。『神と共に第一章:罪と罰』は5月24日(金)、『神と共に第二章:因と縁』は6月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神と共に第一章:罪と罰 2019年5月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.神と共に第二章:因と縁 2019年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.
2019年05月16日チョン・ウソン、ファン・ジョンミンなど、韓国を代表する俳優たちが集結した『アシュラ』。本作で、チョン・ウソン演じる刑事を本当の兄のように慕う後輩を演じたチュ・ジフンが、これまでのイメージを一新するかのような野獣男“ヤジュメン”へと変貌を遂げる場面写真がシネマカフェに到着した。本作は、架空の都市“アンナム市”を舞台に悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描くノワールエンタテインメント。本作でチュ・ジフンが演じるのは、ハン・ドギョン(チョン・ウソン)への義理から悪徳市長(ファン・ジョンミン)の手下となり、悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役。今回解禁された写真は、ドラマ「宮~Love in Palace~」、映画『私は王である!』で王子様役を演じ、女子を虜にしてきたチュ・ジフンが変貌を遂げる3枚。純粋だった兄思いの可愛い弟分ソンモは、ドギョンの身代わりとして悪徳市長の手下になり、どんどんと悪に染まっていくことになる。1枚目には、悪に染まる前、ドギョンの隣ではにかむ笑顔がかわいいソンモの姿が!着慣れないスーツにウキウキしている様子がかわいらしくも見える萌えショットだ。しかし、2枚目、3枚目は悪に染まり、野獣男“ヤジュメン”へと変貌してしまった衝撃のちょいワル・ソンモに。髪型も高級スーツもビシっと着こなし、オトナの色気を漂わせ余裕さえ感じられるほど。可愛さを失い、冷たい視線を放つソンモには寂しい思いもありつつ、ドM女子にとっては垂涎モノかも。ソンモが悪人へと変貌する様子がはっきりと見て取れる写真を、ここから見比べてみて。『アシュラ』は3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アシュラ 2012年9月29日より全国にて公開(C) ジョージ秋山/アシュラ製作委員会
2017年01月07日『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』などのチョン・ウソン、『ベテラン』も記憶に新しいファン・ジョンミン、『コンフェッション 友の告白』のチュ・ジフンらスター俳優が集った、韓国のノワールエンタテインメント『アシュラ』が2017年3月4日(土)より日本公開されることが決定した。刑事のハン・ドギョン(チョン・ウソン)は、利権と成功のために各所で犯罪に手を染める悪徳市長のパク・ソンべ(ファン・ジョンミン)の“後始末”を対価に、金を受け取っている。末期がんの妻の治療費を言い訳に、金になることはなんでもするようになり、次々に悪事に手を染めるようになるドギョン。ドギョンの弱点を握る検事キム・チャイン(クァク・ドウォン)と検察捜査官ド・チャンハク(チョン・マンシク)は、ドギョンを脅迫して利用、パク市長の不正と犯罪容疑を明らかにしようとする。それぞれの利益と目的のために、ドギョンを追い詰める検察と悪徳市長。台風の目のようになってしまったドギョンは、自分を実の兄のように慕っている後輩の刑事ムン・ソンモ(チュ・ジフン)までも巻き込み、市長の手下にしてしまう。生き残るために血眼になった悪人たちの地獄の闘いは、修羅場と化し…。韓国を代表する実力派俳優が共演を果たし、韓国で公開初週成績歴代NO.1を記録した本作(※青少年観覧不可作品において)。架空の都市“アンナム市”を舞台に、悪徳市長と彼に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描く、韓国映画の神髄のようなノワールエンタテインメントだ。主演を務めるのは、『私の頭の中の消しゴム』で韓国のみならず、日本中を切ない涙で包み、その年の韓国映画動員1位を記録することになったチョン・ウソン。本作では、病気の妻の治療費のため、市長の悪事を処理しながら悪人の道に入り込んでいく不正刑事ハン・ドギョンを熱演する。そんなハン・ドギョンを利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長パク・ソンベ役には、去年、韓国で動員数1,300万人を越える記録的大ヒットとなり、日本でも好評を博した『ベテラン』などで知られる演技派ファン・ジョンミン。さらに、ドギョンへの義理から悪徳市長の手下となり、悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役には、ドラマ「宮 -Love in Palace-」以来、近作では『背徳の王宮』などで世の女性を虜にしてきたチュ・ジフンが演じる。メガホンを取るのは、キム・ソンス。『MUSA -武士-』など今回で実に4度目のタッグとなるチョン・ウソンを中心に、ファン・ジョンミンが怪演を見せた『新しき世界』を彷彿とさせる男たちの哀愁と、悪人たちの地獄絵図を映し出し、韓国ノワールの真骨頂を見せつける。いうならば、まるで韓国版『アウトレイジ』!登場人物全員が悪人!解禁となったメイン写真でも、ファン・ジョンミン演じるパク市長がチョン・ウソン演じるドギョンの首を締めつけている場面で、主従関係を表している。ファン・ジョンミンの横顔からは、悪徳市長の極悪っぷりが伝わってくるかのよう。“阿修羅”というタイトルの通り、善と悪が存在しない世界で繰り広げられる、強烈な俳優たちの熱演合戦に今後も注目していて。『アシュラ』は2017年3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日『コンフェッション 友の告白』『私は王である!』などで知られるチュ・ジフンが大胆なベットシーンに初挑戦したことでも話題の『The Treacherous』(英題)が、『背徳の王宮』として2016年3月19日(土)より全国公開されることが決定。併せて、官能的な王朝絵巻を思わせるポスタービジュアルが解禁となった。稀代の暴君として知られる朝鮮王朝第10代国王・燕山君(ヨンサングン:キム・ガンウ)。彼は、その異常な色欲を満たすため、国中の美女を王宮に集めるよう命じる。王の信頼を利用して実権を握ろうとする家臣イム・スンジェ(チュ・ジフン)は、1万人もの美女を強引に召集。女たちは生きるため“王の女”の座を目指し、官能の秘技を肉体に刻み込んでいく。なかでも謎の色香を秘めた娘ダニ(イム・ジヨン)に心惹かれたスンジェは、彼女に王の寵愛を独占させようと特別な教育を施す。また、王の寵妃チャン・ノクスも、野心に満ちた芸妓ソル・チュンメを使い、スンジェの野望を牽制していた。狂気に満ちた絢爛の王宮で、“性”を楯に明日をも知れぬ権力争いは激しさを増し炎上していく――。本作は、快楽をむさぼる稀代の暴君と、王を利用し天下を取ろうとする家臣、そして生きるために“王の女”の座を目指す1万人もの美女たちによる、権力の座を奪いあう官能の愛憎劇。家臣の視点で見つめた時代の騒乱と、暴君としてだけではない“人間・燕山君”の知られざる一面が、これまでの王朝絵巻とはひと味異なる新鮮な視点で描かれる。主演は、『コンフェッション 友の告白』での好演も記憶に新しい人気俳優チュ・ジフン。美女たちを利用し、野心を抱く家臣役でその“生意気”なカリスマ性を極限まで高め、緊迫の人間ドラマに深い奥行きを与えながら、初めての大胆なベッドシーンに挑戦。ファンの間でも話題を呼んでいる。暴君の王を演じたのは、『サイコメトリー~残留思念~』で熱血漢を演じたキム・ガンウ。自身初の時代劇で凄まじい変貌を遂げ、喜怒哀楽をさらけ出す難役を熱演する。さらに、デビュー作『情愛中毒』でソン・スンホンの相手役を務め、注目を集めた妖艶な女優イム・ジヨンと、ヌードモデル役でミラノ国際映画祭「主演女優賞」に輝くイ・ユヨンら“次世代ミューズ”がフルヌードの濡れ場を大胆に演じ、その“艶技”で華を添える。監督を務めたのは、『僕の妻のすべて』『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』などコンスタンントにヒット作を生み出しているミン・ギュドン。野望と欲望うずまく史劇に初挑戦し、時代の風情を表現した宮廷の装飾や音楽などに彩られた、エロティックかつ人間的な“官能時代劇”を堪能あれ。『背徳の王宮』は2016年3月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日チソン、チュ・ジフン、イ・グァンスという人気韓流スター3人が豪華競演を果たし、男たちの友情と葛藤を描く緊迫の犯罪ドラマ『コンフェッション友の告白』。いよいよ8月1日(土)より公開される本作から、3人が息の合ったところを見せる日本のファンに向けたメッセージ映像の一部が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。正義感の強い消防士のヒョンテ(チソン)、世渡り上手の保険セールスマンのインチョル(チュ・ジフン)、両親を亡くし1人で家業を切り盛りするドジなミンス(イ・グァンス)は、性格も生き方も異なりながら親友同士。ある日、ヒョンテの母親が経営する店で放火強盗事件が発生。大切な家族を失ったヒョンテは進まない捜査に苛立ち、インチョルとヒョンテを巻き込み、独自に事件を調べ始める。だが、事件の真相に近づくにつれ、3人の男たちに疑念が生じ、固く強い絆で結ばれたはずの3人の運命は思いもよらぬ方向へ暴走していく――。今回到着したのは、固い絆で結ばれた幼なじみでありながら、それぞれ疑惑と苦悩の淵に墜ちていく主人公を演じたチソン、チュ・ジフン、イ・グァンスの3人が登場する特別メッセージ。日本のファンに向け、期間限定で映画本編上映前に上映されるものの一部だ。まず、3人は揃って「日本のみなさん、こんにちは!」と挨拶、「『コンフェッション友の告白』、ご期待ください」という言葉で締めくくられている。公開された映像は短いものではあるものの、中央でマイクを握るチソンが、2人に順にマイクを回し、劇中でも見られたような仲の良い雰囲気が伝わってくる映像となっている。計画外の偶然が男たちの絆を分断し、友情から疑念・葛藤へと転じる高密度のストーリーと、緊迫感のある映像と卓越した心理描写、何より、男たちの濃厚な演技対決を間の当たりにする本作。それぞれ新境地を開拓した人気俳優たちの姿を劇場でチェックしてみて。『コンフェッション友の告白』は8月1日(土)よりシネマート新宿ほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日チソン、チュ・ジフンという日本でも人気の二大スターが初競演し、平凡な日常に突如起こった犯罪から友情の行方を描くドラマ『コンフェッション友の告白』。本作で、初の商業映画への出演となった5人組アイドルグループ「大国男児」のメインラッパー&メインダンサー、Jayの場面写真がシネマカフェに到着した。本作には、少年時代に雪山で直面した危機を友情で乗り切り、大人になった現在も兄弟のように固い絆で結ばれている3人の男たちが登場する。マジメで正義感の強いヒョンテ(チソン)、保険のセールスマンで世渡り上手のインチョル(チュ・ジフン)、ちょっぴりドジなミンス(イ・グァンス)。性格も生き方も異なる3人だったが、ある日、ヒョンテの母親が社長を務めるゲーム賭博店に火災契約保険のために訪れたインチョルは、店が経営難で借金を抱えていることを知る。その夜、店の売上金を狙った放火強盗事件が発生。家族を失ったヒョンテは、失意の中、独自に事件を調べ始め…。本作でJayが演じるのは、チュ・ジフン演じるインチョルの少年時代で、お調子者のいたずらっ子。わがままだが憎めないインチョルというキャラクターの少年時代を見事に演じきり、注目を集めている。極寒の雪山をさまよう撮影時に40度の高熱が出てしまった彼は、実際に文字通りの極限状態だったため、ごく自然に演技が出てきたという。本名チョン・ジファンとして出演したインディペンデント映画『海』(’11)を経て、本作が初の商業映画出演となったが、俳優としても急成長を遂げ、“映画界のライジングスター”として大きな期待が寄せられている。Jayは自身のFacebookで、「本作で、チュ・ジフンの子ども時代の役として出演できたことは光栄です。これからも、いい作品でいい姿を見せられたらと思います」とコメント、これからの俳優活動についても意気込みを見せている。人気、実力ともに申し分ない3人の男たちの熱いアンサンブルが作り出す、新感覚の犯罪ドラマ。インチョル少年を演じたJayを始め、ヒョンテ少年役の『トガニ 幼き瞳の告発』のペク・スンファン、ミンス少年役の子役出身のハム・ソンミンと、彼らの少年時代にもぜひ注目してみて。『コンフェッション友の告白』は8月1日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日チソン×チュ・ジフンという韓国の二大スターが初競演する映画『コンフェッション友の告白』の公開日が、8月1日(土)に決定。さらに、“韓流の聖地”として知られるシネマート六本木の閉館日6月14日(日)に、「韓流シネマ・フェスティバル2015」においてプレミア上映されることが明らかとなった。マジメで正義感の強いヒョンテ(チソン)、保険のセールスマンで世渡り上手のインチョル(チュ・ジフン)、ドジなミンス(イ・グァンス)。性格も生き方も異なる3人は、少年時代に直面した危機を友情で乗り切り、大人になったいまも兄弟のように固い絆で結ばれていた。ある日、ヒョンテの母親が社長を務めるゲーム賭博店に火災契約保険のために訪れたインチョルは、店が経営難で借金を抱えていることを知る。「もし店が放火されたら、いくらもらえるの?」との質問に「監視カメラに証拠が残れば、10億ウォンの保険金が出ます」と応じるインチョル。だが、この何気ない会話の直後、店の売上金を狙った強盗放火事件が発生。ヒョンテの母親が亡くなってしまう。自らの手で事件に決着をつけることを心に誓い、独自に事件を調べ始めたヒョンテに、インチョルとミンスも手を貸すが…。無二の友情で結ばれた3人の男に突然降りかかった強盗放火事件。その真相に迫るにつれ、衝撃の展開へと向かう本作は、男たちの熱いアンサンブルと高密度のストーリー、緊張感のある卓越した心理描写が作り出す、新感覚の犯罪ドラマとなっている。現在シネマート六本木では、本作の主演の1人チュ・ジフンの過去作を上映する毎年恒例の「チュ・ジフン祭」FINALが6月5日(金)まで開催中だ。支配人によれば、「お蔭さまで、連日多くのファンの方にお越しいただき、スタンド花も届いております。当館では多くの俳優括りで上映企画を行ってきましたが、チュ・ジフンのファンの方の熱は衰えることなく、別格だなと思っております」という。そんなチュ・ジフンの出演作を始め、これまで数え切れないほどの韓国映画を紹介してきた“韓流の聖地”シネマート六本木は、この6月14日(日)を持って閉館を迎える。そのクロージングに際し、本作の特別先行上映会が決定。ファンにとっては、いままで慣れ親しんできた劇場で、話題作を誰よりも先に観ることができる貴重な機会となる。『コンフェッション友の告白』は6月14日(日)13:20~「韓流シネマ・フェスティバル2015」にてプレミア上映。8月1日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日日本でも高い人気を誇る韓国の2大スター、チソンとチュ・ジフンに、個性派俳優イ・グァンスが初共演する韓国サスペンス映画『コンフェッション友の告白』。このほど、男同士の厚い友情が疑惑に変わる、新感覚・犯罪ドラマの緊迫感あふれる予告編が到着した。無二の友情で結ばれた3人の男ヒョンテ(チソン)、インチョル(チュ・ジフン)、ミンス(イ・グァンス)。ある日、強盗を装った保険金詐欺計画に巻き込まれ、ヒョンテの家族が亡くなってしまう。独自に事件を調べ始めるヒョンテ。だが、事件の真相に迫るにつれ、3人の間にお互いに対する疑念が生じ、友情が憎悪へと変わっていく…。主演には「秘密」「鉄の王キム・スロ」ほか多くの主演ドラマで実力を発揮するチソンと、映画『私は王である!』『結婚前夜~マリッジブルー~』など多彩な役柄で変身を遂げてきたチュ・ジフン。そして、ドラマや映画、バラエティ番組など幅広い活躍で人気を博すイ・グァンスが競演し、演技対決を見せる本作。到着となった予告編では、固い絆で結ばれた3人の男たちの友情が事件によって引き裂かれていく様子が、緊迫感たっぷりに映し出されていく。母を失った失意を胸に事件の真相を追うヒョンテ、そして親友のインチョルとミンス。たった2分の映像だけでも、観る者の予想を裏切る展開が待ち受けていることが十分伝わってくる内容となっている。さらに、男たちの絆を絶ち、一瞬にして友情が葛藤へと変わる瞬間とは…?3人の男の熱いアンサンブルが作り出す、緊迫感ある心理描写と高密度のストーリーに、ますます期待が高まるところだ。『コンフェッション 友の告白』は今夏、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日チソン、チュ・ジフンという日韓で高い人気を誇る2人のスターが初共演を果たす、友情と疑惑の犯罪ドラマ『CONFESSION』の邦題が『コンフェッション友の告白』として、今夏、シネマート新宿ほかにて全国公開されることが決まった。世渡り上手のインチョル(チュ・ジフン)、マジメで正義感の強いヒョンテ(チソン)、ドジなミンス(イ・グァンス)。性格も生き方も異なる3人は、少年時代に直面した危機を友情で乗り切り、大人になった現在も兄弟のように固い絆で結ばれていた。ある日、巨額の現金が消えた強盗火災事件に巻き込まれ、ヒョンテの家族が亡くなる。失意の中、遅々として進まない捜査に警察さえも疑うヒョンテは、独自に事件を調べ始め、インチョルとミンスも手を貸すことに。だが、真相に迫るにつれ、3人の間に疑念が生じ、友情が疑惑へ、そして憎悪へと変わっていく…。「宮 ~Love in Palace」のクールな皇太子役でブレイクし、映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』『私は王である!』など多彩な役柄で変身を遂げてきたイケメン俳優チュ・ジフン。「オールイン」から人気に火がつき、「秘密」「ラストダンスは私と一緒に」「ボスを守れ」ほか数多くの主演ドラマで実力を発揮する正統派二枚目チソン。そして、ドラマ、映画、バラエティ番組など幅広い活躍で人気を博す個性派イ・グァンス。監督を務めたのは、短編映画界で多くの賞を獲得し、34歳という若さで本作で長編デビューを果たしたイ・ドユン。第51回大鐘賞映画祭「新人監督賞」「脚本賞」にノミネートされた若き偉才を中心に、超一流のスタッフが集結した。『新しき世界』の名コンビ、ユ・オク撮影監督とペ・イリョク照明監督は、感情を誇張させないカメラワークとライティングで、友情が疑惑へと変わり葛藤する男たちの高密度な人間ドラマを色濃く表現。さらに、『ソウォン/願い』のイ・ボンファン美術監督と、『10人の泥棒たち』のキム・ソヨン衣装監督が、3人それぞれの個性を生かしたリアルなライフスタイルを実現し、緻密なストーリーをいっそう引き立たせている。『コンフェッション友の告白』は2015年夏、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日韓国俳優のチュ・ジフンとチ・チャンウクが25日、韓国ソウル市内で韓国ドラマ『蒼のピアニスト』の記者会見を行った。チ・チャンウクの公演チケット情報同作が、5年ぶりのドラマで、除隊後初の主演作となったチュ・ジフンは「久々のドラマ出演でとても大変でした。短い時間に集中して撮影しなければならず、苦労しました」と振り返るも、「共演者の方々と楽しく撮影できました」と笑顔を見せた。天才ピアニストの恋愛と夢、楽器メーカーの後継者争いを描いた作品。ふたりは「展開がとても速いので、飽きることがないと思います」(チュ・ジフン)、「クラシック音楽やピアノが登場します。人間関係が複雑で緊張感がありますが、楽しくご覧いただけると思います」(チ・チャンウク)とアピールした。劇中では、宿命のライバル、ジホ(チュ・ジフン)とイナ(チ・チャンウク)を演じたが、実際は親しいそうで、チュ・ジフンは「とても仲がよくて、先日もチャンウクのミュージカルを観に行って、お酒も飲みました」と話し、「私がこんなことを言える立場かわかりませんが、演技においてとてもセンスがあるので、共演していてすごく楽でした」と絶賛。チ・チャンウクは、モデル出身のチュ・ジフンとの共演で「モデル出身の俳優について偏見を持っていた部分があったのですが、ジフン兄さんのおかげでそれはなくなりました。一緒に一つひとつシーンを作っていくのは、とても楽しかった」と振り返った。ジホとダミ(チン・セヨン)との切ない恋も見どころのひとつ。チュ・ジフンはキスシーンについて「セヨンちゃんは実際にキスをしたことがないそう」と明かし、僕がリードしましたが、あまりハードにならないように演じました」とコメント。また、ダミに片思いし、決して引かないイナを演じたチ・チャンウクが「劇中では絶対に諦めないタイプでしたが、(僕は)必ずしもそうではありません」と自身について言及すると、チュ・ジフンがすかさず「彼は絶対に諦めないタイプですよ(笑)」と笑いを誘っていた。ドラマ『蒼のピアニスト』(全25話)は、TBSの韓流ドラマ枠「韓流セレクト」(月~金曜あさ10時5分~11時)にて7月24日(水)より地上波初放送スタート。同DVDセット1が8月2日(金)、2が8月28日(水)、3が9月4日(水)にリリースされる。
2013年06月25日