パク・ウンビン初のシングルアルバム「Present」と、Netflixシリーズ「無人島のディーバ」を盛り上げたオリジナルサウンドトラック(OST)のセット販売が決定した。「無人島のディーバ」は、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で日本でも注目を集めたパク・ウンビンの最新主演ドラマ。劇中ではその素晴らしい歌声を披露した。歌手になることを夢見ながらも、とある理由で無人島に漂流しサバイバル生活を送っていたソ・モクハが、15年の時を経て社会復帰。憧れの歌手になるために再び夢を追う。今回のシングルアルバム「Present」は、パク・ウンビンと「無人島のディーバ」を愛してくれたファンのために、彼女が「無人島のディーバ」放映時に大切にしていた3曲をプレゼントのようなアルバムにして用意。本アルバムと「無人島のディーバ」OSTのセット販売が決定。さらに特典として、数量限定でオリジナルポストカード4枚がつく。【セット構成内容】・パク・ウンビンシングルアルバム「Present」(限定フォトカード2枚入り)・「無人島のディーバ」OST・無人島のディーバオリジナルポストカード4枚【販売場所/販売価格】・「2024 PARK EUNBIN FAN CONCERT〈EUNBIN NOTE : DIVA〉in JAPAN」NHKホール販売ブース2月11日(日)14:00-17:00 17:30-18:30イベント特別販売価格8,000円(税込)・BUSANDEPARTオンラインサイトオンライン販売価格8,800円(税込)・パク・ウンビンシングルアルバム「Present」(トラックリスト)1-1. ドレミファ1-2. Into The Light1-3. NOW1-4. ドレミファ (Inst.)1-5. Into The Light (Inst.)1-6. NOW (Inst.)・「無人島のディーバ」OST(トラックリスト)[DISC1]1. Someday - パク・ウンビン2. Fly Away - パク・ウンビン3. Someday,Someway - パク・ウンビン4. Night and Day (Acoustic Ver) - パク・ウンビン5. Night and Day (Contest Ver) - パク・ウンビン6. Mint - パク・ウンビン7. Here I am - パク・ウンビン8. Open Your Eyes - パク・ウンビン9. Until The End - パク・ウンビン10. Dream Us (Acoustic Ver) - パク・ウンビン11. Dream Us (Original Ver) - パク・ウンビン[DISC2]1. Rest - イ・ムジン2. Butterfly - Young K(DAY6)3. ICARUS - ディノ(SEVENTEEN)4. Night and Day - チョン・スンファン5. We are - THE BOYZ6. My Days - MeloMance7. I'll Pray For You - Kassy8. Voyage - ウィンター(aespa)9. You're leaving like the season - サンドゥル10. 冥王星 - シン・ジュヒョプほか全15曲収録[DISC3]全28曲収録[DISC4]全28曲収録(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月11日「スタートアップ:夢の扉」「アンナ」のペ・スジと、「私の国」のヤン・セジョン共演のラブストーリー「イ・ドゥナ!」、パク・ウンビン主演「無人島のディーバ」など韓国の新作シリーズほか、チョン・ジョンソ主演映画『バレリーナ』、エミリー・ブラント&クリス・エヴァンス共演の映画『ペイン・ハスラーズ』などが、10月のNetflixで配信される。【韓国作品】「イ・ドゥナ!」10月20日独占配信「愛の不時着」監督が贈る、ペ・スジ、ヤン・セジョンという人気俳優共演のラブストーリー。平凡な大学生イ・ウォンジュンの同居人になったのは、元人気K-POPアイドルのイ・ドゥナだった!?「力の強い女 カン・ナムスン」10月8日独占配信イ・ユミ、キム・ジョンウン、キム・ヘスク、オン・ソンウら豪華共演。生まれつき超人的な怪力を持つカン・ナムスンは同じ力を持つ母と祖母と共に麻薬事件を追うことに!「無人島のディーバ」10月28日独占配信「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の大ヒットも記憶に新しいパク・ウンビン主演。事故で無人島に漂流し、15年を経て生還したソ・モクハは憧れの歌手になるため夢を追う。映画『バレリーナ』10月6日独占配信チョン・ジョンソ、キム・ジフン出演のスリラー。親友を守れなかった元警護員オクジュは、彼女の最期の願いを叶えるため冷酷な計画を実行し始める。【Netflixシリーズ】「エブリシング・ナウ!」10月5日独占配信イギリス発の新シリーズ。長期の摂食障害治療の末に退院した16歳のミア。失った時間を取り戻そうと、究極のやりたいことのリストを作成する。「PLUTO」10月26日独占配信手塚治虫の「鉄腕アトム」の人気エピソード「地上最大のロボット」を浦沢直樹と長崎尚志がリメイクした「PLUTO」がアニメ化。ロボットを標的とした破壊事件を捜査する刑事のゲジヒトは史上最悪の“憎しみの存在”へと迫っていく。【Netflix映画】『Fair Play/フェアプレー』10月6日独占配信フィービー・ディネヴァー、オールデン・エアエンライク共演のサスペンス。金融業界で働く婚約カップルのエミリーとルークに昇進話が舞い込むが…。『ペイン・ハスラーズ』10月27日独占配信クリス・エヴァンス、エミリー・ブラント共演のヒューマンドラマ。幼い娘を抱えてある製薬会社に就職したライザだが、その仕事には危険が潜んでいた。【注目の映画】『劇場版 美しい彼~eternal~』10月7日SVOD独占配信ボーイズラブを描いた人気TVドラマの続編劇場版。幸せな生活から一変、すれ違う2人の恋の行方を描く。『SMILE/スマイル』10月27日独占配信低予算ながらヒットを飛ばした注目ホラー。不可解な出来事に悩まされる精神科医を描く。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月02日「梨泰院クラス」のパク・ソジュン主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』より、パク・ソジュンをはじめ本作に出演するキャストたちの、日本のファンへ向けたメッセージ映像が公開された。到着した映像では、主演のパク・ソジュンをはじめ、アン・ソンギ、ウ・ドファンと、主要キャスト3人が登場。まず、アン・ソンギが「日本の皆さん、こんにちは」と挨拶すると、続けてそれぞれが自己紹介し、本作について説明。そして最後は「劇場でお待ちしてます!」と締めくくっている。さらに続けて、本国で予告映像が解禁された際にWeb上に寄せられたコメントを3人が読み上げていく映像も公開。「これは新鮮だね!今までの韓国映画とは違う感じ」「洗練されたビジュアルに激しいアクション」「映画館で観たらハンパない」「手のひらの傷は何?気になる…公開まで待てない」と期待を寄せるコメントが続き、最後にはパク・ソジュンも「皆さんの反応がリアルに感じられます」と読み上げた感想を語っている。また映像と合わせて、笑顔が垣間見える撮影風景を収めた3枚のメイキング写真も到着した。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年08月12日日本でも大ブレイク中のパク・ソジュンが『ミッドナイト・ランナー』の監督と再タッグを組んだ最新映画『ディヴァイン・フューリー/使者』。この度、本作で生まれて初めて祭服をまとったというパク・ソジュンがその撮影裏についてコメント。その本編シーンでは“親友”チェ・ウシクと共演も果たしている。本作で生まれてはじめて祭服を身にまとったというパク・ソジュン。着用した感想については「正直撮影の時はとても苦しかったです。僕は1度しか着ませんでしたが、司祭役のアン・ソンギさんはずっと着ていらっしゃいました。とても苦しかっただろうなと思いました」と振り返る。「さらに着用したままアクションをしなければいけません。あの服は明洞聖堂で採寸して作りました。あの服を着ることで象徴的な意味があると思いますし、僕自身も敬虔な気持ちになります。まるで男性がスーツを着るときに背筋が伸びたり、心持ちが変わるような、祭服特有の感覚がありました。あの服を着てアクションをするのと着ないのとでは全然違います。いい経験でした」と、アクションに挑む際にもいい刺激になったよう。さらに、その該当の本編シーンでは、パク・ソジュンとプライベートでも仲の良いチェ・ウシク扮するチェ神父から、パク・ソジュン扮するヨンフが祭服を託されている。アン神父が教皇からいただいたというこの祭服は、“悪魔と戦うときに鎧となる”という由緒正しきもの。自室に戻った彼は、格闘家として鍛え上げられた上半身を披露し、裸の上から祭服を身にまとい、神妙な面持ちで鏡に向かって祭服の襟を正し、“戦地”へと赴く――。韓国でも、日本でもいま一番ホットな俳優パク・ソジュンの魅力を、この映像からも確認してみてほしい。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年08月10日TVドラマ「梨泰院クラス」主演のパク・ソジュンの最新作『ディヴァイン・フューリー/使者』より、記者会見の様子を収めた特別映像と画像が公開。公開中の映像では、“本作が『コンスタンティン』の韓国版と言われていることについて不安はないか?”などといった香港のメディアから質問に答える場面が切り取られている。『ミッドナイト・ランナー』でもパク・ソジュンとタッグを組んだキム・ジュファン監督は、『コンスタンティン』の監督と実際に会ったことを明かし、「映画をとてもお褒めくださり、監督が映画をご覧になったあと、善と悪の闘いの中で葛藤し苦悩する人物が登場するということが『コンスタンティン』と似ていて面白いとおっしゃっていました」と絶賛を受けたとコメント。またパク・ソジュンについて「監督の秘書の方から、“アジアのライアン・ゴズリング”だと言われました」と言うと、「私も『ドライヴ』という作品で、ライアン・ゴズリングさんを拝見しましたが、その話を聞いてからこの映画を観たため、確かに似ていると納得しました」と話す。これには、パク・ソジュンもタジタジの様子。「とても好きな俳優の方々のため、比較されるということ自体があり得ない話だとは思います」と言い、「僕がその話を聞いて感じたのは、この映画は韓国で制作されましたが、多くの人々に多種多様な感想をいただけるものだと感じました。お褒めいただいたことは、うれしく思っています。ですが、自らこの話を人に自慢してはおりません」と続けている。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年08月07日いま話題のドラマ「梨泰院クラス」に出演するパク・ソジュン主演の最新作、新次元エクソシズム・アクション・エンターテインメント『ディヴァイン・フューリー/使者』より、アクションシーンの舞台裏などを映したメイキング映像が到着。撮影風景を収めた写真も同時に公開された。映像では、パク・ソジュンが「興味深い内容で挑戦したいと思いました」などと、キャスト・スタッフが本作の印象を語る「CHAPTER1:使者誕生」からスタート。続く「CHAPTER2:世界の創造」では、実際の撮影風景が収められ、ロサンゼルスの都心部から1時間半ほどに位置するスタジアムを借りて撮影されたという格闘シーンでは、実際にUFCの審判、アナウンサー、選手を動員。こだわりの特殊メイクの様子や、小道具やセットも映し出されていく。さらに「CHAPTER3:挑戦」では、パク・ソジュン、アン・ソンギ、ウ・ドファンが、それぞれ演じたキャラクターについて語っている。悪と戦う力に目覚めていく格闘技チャンピオンという役どころを演じたパク・ソジュンは、「“まさに地獄だ”と思うほどつらかった」とふり返っており、アクションシーンでは酸素ボンベが常備されていたとか。バチカンから派遣されたエクソシストという役柄のため、ラテン語のセリフを完璧に覚えてきたという名優アン・ソンギ。パク・ソジュンとのバディの微笑ましいオフショットも必見だ。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月31日「梨泰院クラス」のいま最もホットな俳優パク・ソジュンの主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』から、鍛え上げられたボディや司祭服姿も披露する本予告が到着。さらに、『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクも登場する追加場面写真も解禁となった。パク・ソジュンが本作で演じるのは、“死神”の異名を持つ、総合格闘技界で敵なしの強さを誇る世界チャンピオン・ヨンフ。彼は頭の中で聴こえる声や、身に覚えのない右手の傷に悩まされており、ある日導かれるがまま経験豊富なベテランのエクソシスト、アン神父(アン・ソンギ)に出会う。アン神父は、ヨンフの右手の傷はキリストと同じ“聖痕”なのではと思い当たるが、幼少期の経験から信仰を捨てたヨンフは「なぜこんな傷が?」と激しく困惑。ところが、彼は街にはびこる悪と対峙し、激闘を繰り広げるうちに、自身の正義の力に目覚めていく…。パク・ソジュン自身はインタビューで「もっと運動をしていい体を作っていればよかった」と振り返っているが、予告映像の冒頭には、格闘技チャンピオンのごとく作り上げられたボディが登場。本作で初めて身につけたと語る司祭服の姿も。さらに、映像のラストでは紅く燃え上がる右手とともに禍々しい佇まいの“悪”(ウ・ドファン)と戦う姿も収められており、その激闘の行方が気になるものに。場面写真には、パク・ソジュンと『パラサイト』でも共演を果たし、プライベートでも親友であるチェ・ウシクの神父姿も収められている。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月12日『ピッチ・パーフェクト』のアダム・ディヴァインが、2015年から交際している女優のクロエ・ブリッジス(アダムの主演作『ゲームオーバー!』などで共演)と婚約したことをインスタグラムで発表した。「彼女が『イエス!』って言ってくれたよ。まぁ、実際には『あぁ…アダム』って言ってキスしてくれたんだけど、それって『イエス!』ってことだよね」と報告した。アダムが投稿した写真には、ボートを運転するアダムの肩に顔を乗せ、満面の笑顔でダイヤの婚約指輪を見せてうれしそうなクロエが写っている。アダムがプロポーズしたのは先週末だというが、「何日間かはプライベートなことにしておきたかったんだ。でも、もういまは世界のみんなに伝えたくて」とのこと。「ベストフレンドであるきみが、ぼくと一緒に年を取ってしわを刻んでくれることがうれしくてしかたないよ」とのろけた。結婚式の計画はクロエにおまかせする模様だが、「ケーキの試食には参加するからね」と“大役”に意欲を見せた。コメント欄にはファンのほか、ニーナ・ドブレフ、プリヤンカー・チョープラー、『ピッチ・パーフェクト』で共演したブリタニー・スノウなど、多くのセレブからも祝福メッセージが届いている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国© 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.ピッチ・パーフェクト2 2015年10月16日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年10月25日アラサーになると、「このままでいいのだろうか」とか「今後どのように年を重ねていくべきなのか」といったことを若いときよりもリアルに考え始める人も多いはず。そんなときこそ、先輩たちの生きざまやアドバイスが心に響くものです。そこで、今回オススメしたい映画とは……。ブラジル発のドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』!【映画、ときどき私】 vol. 183本作で主役となるのは、軍事独裁政権全盛の1960年代ブラジルで、ドラァグクイーンカルチャーを開拓した第一世代のドラァグクイーンたち8人。時代に翻弄されながらも、自らの生き方を貫き続けた彼女たちが繰り広げる魂のパフォーマンスはもちろん、胸に突き刺さる言葉の数々を堪能できる珠玉のドキュメンタリー作品です。今回は、そのなかのおひとりが来日されたので、直撃してきました。それは……。国際的に活躍しているディヴィーナ・ヴァレリア!劇中でも圧巻のパフォーマンスを繰り広げ、観客を魅了しているヴァレリアさん。74歳のいまなお現役であり続ける原動力や美の秘訣などについて語ってもらいました。―なんと47年ほど前にも来日されたことがあるそうですが、そのときのことで思い出に残っていることはありますか?ヴァレリア個人的なエピソードでいうと、京都のナイトクラブでショーに参加したことはよく覚えているわ。というのも、舞台にリフトで降りてくるという演出があったんだけど、リフトが途中で止まってしまって、それに気がつかなかった私は舞台に転落して、全治1週間のケガを負ってしまったのよ(笑)。―それは何とも痛そうな思い出ですが、日本に対する印象はどうでしたか?ヴァレリアそのほかに覚えているのは、日本はナイトクラブがたくさんあって、豪華なショーや国際的なショーを数多くやっていたことかしら。でも、今回久しぶりに来日してみて、日本はすごく成長して進歩もしたけれど、当時の華やかな部分が少しなくなっているようで、そこにはギャップを感じているところもあるわ。―前回とは違う印象を受けていらっしゃるんですね。では、日本の観客についてはいかがですか?ヴァレリアその当時、どの劇場もナイトクラブも、お客さんがいっぱいで本当に大成功という感じだったのよ。ショーが終わった後には、「一緒に座ってドリンクを飲みましょう」とみんなが誘ってくれたりもして、とにかく優しくていい印象しかないわね。辛くてもあきらめなかった―日本と同じく、ブラジルの観客の方々もみなさんのショーには熱狂していますが、そのいっぽうで60~80年代は軍事独裁政権下という厳しい時期を過ごしていたことも劇中では話されています。辛くて舞台に立つことをやめようと思ったことはないですか?ヴァレリアたとえば普通のアーティストだったら、テレビやほかのメディアに出ることもできたんだけど、当時はいろんなことが禁止されていたから、私たちは劇場のステージしかパフォーマンスが許されていなかったの。とはいえ、そこでも障害や弾圧はあったから決して簡単ではなかったけれど、観客はすごく私たちを受け入れてくれて、とても愛してくれていたわ。私もそれがとても好きだったから、あきらめようと思ったことは一度もないわね。―そのときに支えとなっていたものは何ですか?ヴァレリア自分の芸術に対して、観客が拍手喝采してくれたことよ。それによって、「私たちのやっていることは正しいんだ」という確信を持つことができたから。私はいつもそんなふうに思い続けてきたの。もし私がそこであきらめてしまっていたら、いまここにはいなかったと思うわ。―そんなあらゆる思いが詰まったヴァレリアさんの歌うシーンには、本当に心を揺さぶられましたが、ご自身にとって舞台とは?ヴァレリア舞台にあがるということは、私にとって最大の幸せを実感する場所。私の幸せはそこにすべて集結しているのよ。死ぬまで舞台に立ちたい!―ほかのメンバーは年齢のことなどもあり、引退について考えている方もいるようですが、ヴァレリアさんは生涯現役を貫きたいと考えていますか?ヴァレリア今回の映画に出演している8人は、全員がプロとしてショーを続けていたわけではなくて、私を含む4人だけがずっとパフォーマンスをし続けていたの。ただ、2004年に劇場の70周年記念で再び集まり、その後10年くらいそれが続いていて、映画ではその様子が映されているというわけなの。私は人生最後の日まで現役でいたいと思っていて、祈るのはそのことだけ。だから、舞台で最後を迎えるのが理想よ。―ヴァレリアさんはとてもパワフルな方ですが、どのようにしてモチベーションを保ち続けているのですか?ヴァレリア自分の仕事に対する愛がまずは大きな原動力。そして観客からの愛と共感は私にとって大きな支えといえるわ。あとは神からも力が得られているので、それで頑張り続けることができているのよ。―ブラジルでは、LGBTやマイノリティの人たちに対しての理解というのはいかがですか?ヴァレリア私にとっては、パフォーマンスそのものが私のメッセージ。観客もそこを第一に受け取ってくれているから、私が男とか女とかそういうものを超えているのよ。つまり、アートを提供する存在であるというのが先にきていて性別やマイノリティは関係ないから、その部分はずっと変わらずにここまできたと思っているわ。日本の現状に伝えたいこと―日本でも以前に比べればかなりオープンにはなっており、トランスジェンダーのタレントも非常に人気ですが、そのいっぽうで差別的な発言をする政治家がいたりするという状況もあります。そのことはどのようにお感じになりますか?ヴァレリア今回、多くのインタビューを受けるなかで、いろいろな話を聞いたけれど、日本社会そのものがまだ保守的だという声も聞いたわ。でも、私が最初に来たときには、全国どこでも大成功だったのに、40年以上が経ったいまでも日本がそんなに保守的だというのは逆に驚きでもあるわね。ただ、当時に比べて日本でもそういう人たちの活躍の場がショービズの世界でも増えているというのはとてもいいこと。とはいえ、そのいっぽうで差別的な考え方をする人たちがまだいるというのはとても残念なことだわ。個人的には、そういう発言をする人は、もしかして自身も何か問題を抱えているからこそ、ほかの人々が自分の幸せを追及した生き方をしていることを受け入れられないんじゃないかなと考えたりもするわね。―日本人は周囲からの視線や評判ばかりを気にするところがあり、なかなか自分らしく生きられないと感じている人も多いと思いますが、何かアドバイスはありますか?ヴァレリアまずは幸せになるために、自分であり続けるのをあきらめないこと。私たちが勇気を出したように、日本のみなさんも勇気を出す必要があるわね。とはいえ、もちろん社会のルールはみんな共通して守るべきではあるから、それを意識しながら自尊心を持って生きていくということが大切よ。だから、自分のアイデンティティを偽る必要はなくて、自分が自分であるということに関しては、人目を気にしないことね。そして、勇気を持って自分の本当の姿を受け入れられれば、もっと幸せに生きられると思うわ。美の秘訣は心がけにあり!―劇中で印象的なのは、みなさんの美意識の高さですが、何か心がけていることはあるのですか?ヴァレリア私にとって美の一番の秘訣は、自分と仲良くして過ごすこと。つまり、自分が自分であることに対して喜びを感じるということなのよ。だから、私には特別なクリームを使うとか、ダイエットのためにエクササイズをするだとか、エステに行くだとか、整形するだとか、そういう必要はないの。私は整形をしたこともないし、今後もするつもりないんだけど、しわも一切気にせず自分の一部として受け止めているくらいよ。―内面の美しさによって、外見の美しさも変わらず保たれているのですね。ヴァレリアいまは74歳になったのだけれど、私の場合、人生でやりたいと思っていたことは全部やってきたので、何も悔やむことがなければ、振り返ってみて何かが足りなかったということもないの。それは、つねに自分に満足していて、ありのままの自分を受け止めてきたからこそだと思うの。実際、もし自分に喜びや幸せ、満足感という気持ちがなければ、いくら整形をしても美しくなれないものよ。映画のなかでも私が言っていることだけど、私は年を重ねているのではなくて、若さを蓄積していると感じているの。女性たちに伝えたい思いとは?―とても素敵な言葉ですね。やりたいことをすべてやったということですが、そのなかでも今後やりたいことはありますか?ヴァレリア私が死ぬまで残されている時間で一番望んでいることは、自分がこの世を去るときに世界がもっと平和になっていて欲しいということ。みんながお互いに友愛の心を持ち、貧困のない幸せな世の中になることだけを願っているのよ。あと、LGBTの人たちには私が若いころに経験したようなことを味わうことなく、自由に生きていって欲しいわね。でも、それはその人たちに限らず、世界中の人がその権利を持っているので、みんなが自由に自分であり続けられたらいいなと思っているわ。―そんな幅広い視野を持っているのは、いまでも定住しないスタイルで世界中を旅しているからだと思いますが、これからもそれは続けていく予定ですか?ヴァレリアそのつもりよ。旅は私の一部でもあるから、続けようと思っているわ。というのも、旅をすることをやめたら、私が私でなくなるような気がするの。でも、もしいつか旅することをやめたなら、田舎で暮らして、にわとりでも飼いながら畑でも耕してるかもしれないわね(笑)。―それでは最後に、ananweb読者に向けてエールをお願いします!ヴァレリア私は本当に女性が大好きで、だからこそ自分自身も女性のひとつの代表になれたらいいなと思ってがんばってきたの。女性にはまだまだいろいろな自由や権利を獲得する必要があるかもしれないけれど、女性のみなさんにはそれらすべてを手にして、さらにまい進していってもらいたいと思っているわ!インタビューを終えてみて……。74歳とは思えない若々しさと、とにかくエネルギッシュなヴァレリアさん。つねに笑顔の明るさにも、取材後に「一緒に写真を撮りましょう」と声をかけてくれる気さくさにも、すっかり虜になりました。劇中で披露されるヴァレリアさんの圧倒的な歌声とパフォーマンスは必見です!人生の舞台で主役になれるのは自分だけ!いまでは想像もつかないような苦難の時代でも、自分らしく生きることをあきらめなかった彼女たちの姿と言葉に魅了される本作。私たちの悩みを吹き飛ばし、力強く背中を押してくれるだけに、自分にとっての幸せとは何かを思い出させてくれるはずです。華やかな舞台の裏に隠された真実や貴重な歴史映像の数々もお見逃しなく!華やかな予告編はこちら!作品情報『ディヴァイン・ディーバ』9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー配給:ミモザフィルムズ© UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
2018年08月30日1960年代のブラジルで、ドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』が、9月1日(土)より公開される。この度、伝説のドラァグクイーンたちのステージや舞台裏をとらえた予告編とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。■あらすじ1960年代のブラジル。軍事独裁政権下の厳しい時代。彼らは性的マイノリティとして、女性装をして芸能の才を披露することで、自分らしく生きることを選んだ。かつて、そんなレジェンドたちが歌い、踊っていた拠点リオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターの創立70周年を記念し、この劇場から巣立ったレジェンドたちが再び一堂に会した「ディヴァイン・ディーバス・スペクタクル」が開催される。2014年に行われたレジェンドたちのデビュー50周年祝賀イベントのプレミアでは、長い間、舞台の仕事から遠ざかっていたメンバーたちが、文句タラタラ、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、60年代のシーンをふり返っていく――。1960年代にリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターで活躍した、ドラァグクイーンの“第一世代”8人が、デビュー50周年を記念したライブに再結集。カメラは高齢になったディーバたちが、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、当時の貴重な歴史映像や写真も織り込み、ブラジルのサブカルチャーを紐解く史料的な価値も有している。軍事独裁政権と戦い、表現の自由を勝ち取ってきたレジェンドたちから飛び出す言葉は、ときに辛辣で、ときにユーモアたっぷりだ。■「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」レジェンドたちこの度、公開された予告編では、当時のブラジルで活躍した伝説のドラァグクイーン8人の公私にわたる姿が描かれている。かつての活動拠点であった劇場の70周年を記念したショーに出演するため、久しぶりに皆で集合し、ショーの稽古を行う様子や、ゴージャスなドラァグクイーンの姿へと変貌する舞台裏の様子、歌とダンスで観客を盛り上げるショー本番の映像などが映されている。また、当時をふり返ったインタビュー映像も盛り込まれ、「最低の政策の時代だった」「劇場も検閲が必要だった」「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」と、ドラァグクイーンカルチャーが広まる前の困難な時代に、決して信念を曲げずに社会と闘ったレジェンドたちの力強い言葉が胸に響く。自由と権利を求めて花開いたレジェンドたちが、時を経て再び演じる華やかで力強い最高のショーに魅了される予告編だ。■ブラジル発“ドラァグクイーン版”『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』同時に公開されたポスタービジュアルは、伝説のディーバたちが舞台に立つ堂々とした後ろ姿が舞台後方からとらえられ、当劇場オーナーの孫娘であるレアンドラ・レアル監督が、子どものころ舞台袖から彼女たちの姿を観ていた、という光景を思い起こさせる。ポスター上部にはアイラインやつけまつげを施す姿が、下部にはディーバたちの全盛期のドラァグクイーン姿が散りばめられ、金色を基調としたゴージャスな雰囲気のビジュアルとなっている。『ディヴァイン・ディーバ』は9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月05日ディーバは6月1日、連結会計システムの最新版「DivaSystem 10」を、6月22日から提供を開始することを発表した。今回のメジャーバージョンアップは実に8年ぶりとなり、グループ経営を取り巻く環境への対応と使い勝手を向上した「New UI」、「New Utility」、「New Usage」の3つのテーマで大幅な機能改善を行った。同社の代表取締役社長 森川徹治氏は、グループ経営に関する環境の変化について、次のように語った。「2000年に施行された連結決算義務化など、これまでは制度対応を目的にシステムの提供を行ってきたが、2008年のリーマンショック以降、いかに早く事業会社の経営状況を把握できるかといった、経営の見える化を重視する企業が増えてきた。しかし、企業側では連結会計などに関する知識を持った人材が不足しており、昨今ではアウトソーシングする企業も増えている」今回のバージョンアップでは"身近に使えるシステム"をコンセプトに開発を行ったという。システムありきではなく、業務にフォーカスしたシステムの提供を行っていくと、森川氏は同社の方針を示した。今回大きく刷新したインタフェース「New UI」の特徴として、直感的にアクセスできるわかりやすいデザインが挙げられる。初心者にも考慮した業務プロセス視点のメニュとなっており、そのほかにも、グループ各社の進捗状況などを確認できるチェック機能や、グループ各社へのお知らせ管理機能などが搭載された。「New Utility」に関しては、組織再編やグループ再編、M&Aなど、組織や資本関係の変更影響を把握し、素早く対応できるよう機能が強化されている。IFRSについても、これまで同社がIFRSへ適応させたという48社の実績から、適合率と自動化率を強化しているという。資本異動に関しては、同社によると97%以上が自動対応できるという。「New Usage」に関しては、グループ企業、部門内などで管理が煩雑になりがちなExcelを、ブラウザベースのツールで一元化し、簡単に収集・分析できる新しいモジュール「DivaSystem FBX」が、有償オプションで提供される。同社の取締役 執行役員 プロダクト事業本部長 竹村弘樹氏は、「昨今スピード経営が求められるなか、組織も同様に、人事異動もスピード化している。連結会計の知識は習熟が必要な業務で、10年かかると言われているが、企業側は人材教育をしにくい状況となっている。『DivaSystem 10』は当社の18年の集大成として、連結会計に関するノウハウをつめこんだ製品となっている。業務に習熟していない初心者でも、より簡単に連結会計を行うことができるだろう」と語った。さらに同社では、グループ会社が10社以下の企業を対象に、クラウド形態での「DivaSystem 10 Cloud」を月額137,500円から提供する予定だ。
2015年06月02日パナソニックは7日、米ディーバネットワークス社(以下、ディーバ)との提携を発表した。パナソニックのデジタルカメラなどとディーバの写真クラウドを連携させ、通信機能やサービスの拡充を図る。新規製品の共同開発にも取り組む。パナソニックは、ディーバに出資してグローバルな包括的協業を進めていくとしている。ディーバは直感的な操作で写真の編集や共有ができるクラウドサービスをすでに提供。パナソニックのデジタルカメラと同サービスを連携させることで使い勝手の向上を図り、マーケティング活動も推進していく。また、撮影した写真の共有に関する多様なニーズに応えるべく、両社の持つ技術やノウハウを活かした新規製品の開発も行う。
2015年01月07日