子どもたちが楽しみにしている秋の運動会の季節となりました。運動会といえば、家族で囲む楽しいお弁当ですが、朝5時起きで作ったのに家族の反応が…なんてことはありませんか?今回は忙しいパパやママにおすすめ、簡単にできて、見た目もバッチリの運動会のお弁当アイデアを紹介します。取り分けの紙皿は使わない!カップ使いの達人になろう運動会のお弁当は家族が多ければ多いほど、取り分けスタイルが一般的だと思います。でも、平らな紙皿での取り分けは子どもにとって意外とむずかしいもの。うっかり落としたり、こぼしたりで慌てることも…そんなときは手軽に食べられるように、最初からカップや紙コップに盛り付けるのがおすすめです。私は主宰している料理教室で材料分けに使う透明のプリンカップを使っていますが、かわいい浅めのカップや、洗う手間いらずの紙コップも。紙コップの場合はお弁当箱の高さにカットして。切り口にマスキングテープを巻けば、手を切る心配もありません。浅めのカップにはピンチクリップなどをつけると子どもも取り出しやすいですよ。わが家は揚げ物やマリネなどのおかずをカップに詰めますが、友人はそうめんやちらし寿司を詰めて家族に大好評だったとか。子どもが大好きなカレーや焼きそばを詰めたり、アイデア次第で色々な使い方ができるのもカップの魅力です。お重はいらない!お気に入りの空箱をみつけよう!運動会のお弁当というと、お重を使う人も多いと思います。近年はおしゃれお重もあり、時間をかけて盛り付けるのも楽しいと思いますが、私が毎年使っているのは「空箱」。いただきもののお菓子が入っていた大きめのステキな箱が家に眠っていませんか?その箱にお気に入りのペーパーナプキンを敷いて、カップを並べていけばあっという間に運動会のお弁当のできあがり。お重の盛り付けに悩む必要もなければ、重いお重を持ち帰る手間もいりません。ペーパーナプキンの代わりにワックスペーパーやソフトペーパーを使っても。子どもと一緒に選ぶと運動会のワクワク感もアップします。お手伝いにもぴったり!フラッグピックをつくろう!子どもが大好きなお弁当ピック。色々な種類がありますが、ピックに統一感があると、お弁当がぐっとおしゃれになります。でも、年に一度の運動会のためだけに大量のピックを購入するのはもったいない。そんな時に活躍してくれるのが、マスキングテープとつまようじを使って作るフラッグピック。つまようじのもち手にマスキングテープをくるりと貼るだけの簡単作業なので、わが家では運動会前日の恒例の息子のお手伝いでした。子ども向けのクッキングクラスでもフラッグピック作りは大人気です。ハチマキおにぎりで運動会気分アップ!お弁当の定番メニューのおにぎり。運動会気分が出るおにぎりを作りたいけど、キャラ系は苦手というパパやママに簡単に出来るハチマキおにぎりを紹介します。【材料】(10個分)ごはん…500gかにかまぼこ…5本のり…2枚塩…少々【前日準備】・前日にかにかまぼことのりでパーツを作る。まず、かにかまぼこを開いて、赤い部分と白い部分に分け、それぞれ割いて赤いハチマキ5本と白いハチマキ5本を作る・残った赤い部分のかにかまぼこをタピオカ用ストローで抜いて、頬を10組作る・のりは1/8枚を10枚用意し、それぞれはさみで切り、前髪のパーツを作る。余ったのりで目、鼻、口の顔のパーツをのりパンチで抜いて10組分を準備する※密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存する【作り方】1. ご飯は10等分(1個当たり50g)にし、塩をふったラップで包み、平らなだえんににぎる2. 前日に準備しておいた前髪のパーツののりをはりつけ、ラップで包んで10分程度おいてなじませる3. のりがなじんだら、ピンセットを使ってのりの顔のパーツをはり、マヨネーズを接着剤代わりにかにかまぼこの頬をのせていく。最後にはちまきをのせてできあがりポイント・のりの前髪のパーツ部分は全体に切り込みを入れておくと、食べやすくなります・目のパーツは少し左右離れ気味に、鼻のパーツは目の高さに、口のパーツは鼻のすぐ下に、できるだけ全体を中心よりにのせていくとかわいい顔ができます・マヨネーズが使えない場合は短く折ったパスタを使って頬を固定します。おにぎりを食べる頃にはご飯の水分でやわらかくなっています定番のから揚げやおにぎりも、箱とカップとフラッグピックの組み合わせで華やかに。頑張る子どもたちを応援するお弁当で、運動会を盛り上げましょう!<文・写真:ライター稲井華子>
2019年09月08日そろそろ子どもも新しい学年、新しいクラスに慣れた頃ですね。ママもお弁当づくりに慣れてきましたか?今年小学生になった筆者の娘が幼稚園に入園した頃は少食の上に偏食で、食べられるメニューが限られていました。今回は、そんなわが子のお弁当づくりをどのように乗り切ったかを紹介します。自分の顔のおにぎりで食欲アップ園児のお弁当はご飯とおかずが1対1でよいと言われますが、敷き詰めたご飯は大人でも食べづらいもの。小さな子どもにはおにぎりにしてあげると食べやすいです。筆者は、かわいいお弁当を作ってあげたいと、娘の入園当初、キャラ弁のおにぎりをよく作ったのですが、目の位置がずれるだけでキャラクターの印象が変わってしまうなど、朝から労力がかかりました。そこで子どもの顔のおにぎりを作ったところ、これが意外と好評!材料は海苔とスライスチーズ、道具ははさみだけと簡単なのに、実は子どもが一番喜ぶおにぎりでした。筆者の娘は眉が凛々しく、目がどんぐり眼なので、少しでも本人に似せるように海苔を切っていました。子どもの特徴を意識するだけで、この世にひとつの特別なおにぎりになりますよ。海苔で作った黒目の中にストローで型抜きしたスライスチーズを竹串で押し出して、目にキラキラ感を出します。ほっぺに桜でんぶのピンクを散らすのがかわいさアップのポイント。使いきれない桜でんぶは、冷凍保存すれば長く使えますよ。パンダ増殖中!?なおにぎりお弁当食べやすいこともポイントになる幼稚園児のお弁当に、ころころおにぎりもオススメ。100円ショップの「ダイソー」で購入した「ふりふりおにぎり型」を使えば、小さなおにぎりが簡単に作れます。海苔は市販の海苔カッターで簡単に切ります。人の顔にしてもよいし、パンダの顔にしても喜ばれます。普通の海苔だと剥がれやすいので、味付け海苔にすると簡単につけられます。野菜嫌いはフルーツを多めにこの頃、筆者の娘が好んで食べた野菜は、キュウリ、トマト、枝豆くらい。果物は大好きなので、フルーツを多めにすることで、野菜不足を補いました。野菜とフルーツの栄養素は異なりますが、食べないよりは食べた方がよいと考えていました。お弁当は、赤、緑、黄色を意識すると、彩りよく作れます。苦手な野菜はかわいく彩りに添えて使っていました。年少さんの最初はほんの一口分を入れるだけ。苦手な野菜も自分で「完食できた!」と思うことで、少しずつ苦手意識がなくなっていきました。最初はあまり味付けしなかったり、薄味にすることで野菜そのもののおいしさを知っていったようです。ママの息抜きに遊び心もお弁当づくりが続くと、レパートリーが決まってきますよね。私は同じ作業が続くのが苦手で、準備していてイヤになってしまうこともありました。そんな時は、スイートポテトやカップケーキを作って気分転換をしていました。ママはお菓子づくりができて、子どもはいつもと違うおかずに大喜び。お弁当づくりは孤独な戦い(笑)。でも、子どもの喜ぶ顔をモチベーションに、お互いがんばりましょう。<文・写真:フリーランス記者ふたえにじ>
2019年05月08日特別感が増すチョコペンアートチョコペンアートとは、市販で売られているチョコペンを使ってケーキの上やお皿の上に文字やイラストを描いてデコレーションを楽しむ方法です。簡単にできそうですが、普通のペンと比べて少し書きにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。今回は「Merry X’mas」の文字をより魅力的に書く方法をご紹介していきます。用意するのは、お皿とチョコペンだけです。文字を施すスペースが十分に取れるよう、お皿はケーキに対して大きめの白地のものを用意するとよいでしょう。好きな書き順で描いてOK!余白を大きくとるため、ケーキはお皿の中心からずらして置きます。Merryの部分から描きはじめますが、通常のように書き順などは気にしなくて大丈夫。チョコペンは文字が太くなるため、バランスを見ながら自分の書きやすいように進めることがポイントです。文字は一画ずつ描いていくようにしましょう。あわてて一気に書き進めると失敗する確率も高くなるので、要注意です。書き終わりは少し戻るのがポイント文字の書きはじめは少し大きく大胆に書いてみましょう。インパクトも強くなってかわいさも増します。文字のとめやはらいの部分は、少しペンを戻してややふくらませるのが、文字をきれいに見せるポイントです。チョコペンは少し強く押すとたくさんの量がでてくるので、書き終わり部分は少し強く握ってタメをつくります。また、「Merry」の「y」などは少し長めにして遊んでもOK! よりポップな雰囲気を演出してくれます。最後にデコレーションをして完成!「Merry X’mas」という文字が全て書き終わったら、ドットやハートなどを周りに散らしてデコレーションしてみましょう。ドットでデコレーションする時は、大小のバリエーションをつけるとリズム感が出ます。よりハイクオリティーのものを目指すなら、ツリーやサンタなどのイラストを加えてみるのもおすすめです。チョコペンで「Merry X’mas」という文字を書き足すことによって、いつものスイーツがより特別なものになります。用意する物はチョコペンだけなので、手軽に実践できるのもうれしいポイントです。ホームパーティーで特別感を演出したい時はぜひ、チョコペンアートでデコレーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2017年12月16日