世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”が織りなす感動の物語が誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、共同監督のロニー・デル・カルメンにどのようにピート・ドクター監督と壮大なストーリー作り始めたのかを聞いてみた。“監督”と“共同監督”の違いはほとんどないというロニー監督は、ピート監督が『インサイド・ヘッド』のストーリーを一緒に考えるように頼んだ最初の人物。「ピートとは、どんなキャラクターが出演して、どんなストーリーになるかを話し合ったよ。“映画の脚本を書く”ということから始めたわけじゃないんだ。最初はストーリーを、お互いに話していただけ。僕たちは、すべての映画を、そういうふうに始めるんだよ。お互いに話し合い、映画の中に、僕たちが気にかけているどんなキャラクターやどんなストーリーを入れたいかを見つけるんだ」と語るロニー監督。ピート監督と自分たちの子どもを観察しながらキャラクターについて考えたそうで「僕たちの子どもたちが小さかったとき、彼らはいつもとてもハッピーで、嬉しそうにしていた。だから、メインのキャラクターは“ヨロコビ”なんだよ。もちろん、メインの感情がいるということは、ほかの感情たちも必要ということになる。カナシミがいて、ビビリがいて、ムカムカがいて、イカリがいる。それらすべての感情たちのキャラクターを登場させたかったんだ」と話す。それからそのキャラクターたちはどのような働きを見せるのかを考えたという。「僕たちは、リサーチを通して、専門家に相談することによって、感情は、外の世界に反応する“準備”をしているということが分かったんだ。例えば、イカリは、公平に扱われているかを確かめる。ビビリは確実に安全でいられるようにする。そして、ヨロコビは、いつもハッピーでいられるようにしようとするんだ」。ストーリーを話しているときも常にキャラクターを描いていたというロニー監督。「カナシミは常に悲しいというわけにはいかない。ヨロコビも常にハッピーというわけにはいかない。彼らには違う表現(感情の表し方)がある。ヨロコビも怒ることはありますし、イカリでさえハッピーになるときもあるんだ。だから彼らのデザインの特質を見つけないといけないのさ」。そんなロニー監督に“感情”ではなくとも観る者の心に残るであろうライリーの空想上の友達で日本でも大人気となっている“ビンボン”について聞いたところ「僕たちはビンボンが大好きなんだ。ビンボンは、僕たちの子ども時代の多くのことを表しているよ。僕たちがすでに大人になっていてもね。自分たちが子どもだった頃のことを覚えてる?子どもの頃、一人遊びをよくしたよね。遊び仲間となるキャラクターを自分の中で作り出すんだ。彼らが本物の人間でなくてもね」。猫や象のような見た目に綿あめのような体の質感と鳴き声はイルカ、涙がキャラメル味のキャンディと、動物が大好きだったライリーが、3歳の頃に大好きな動物を掛け合わせて創り出したという“友達”。「映画の中に想像上のキャラクターを出したかったんだ。彼は子ども時代の想像上の友達だから、子ども時代のある期間だけ生きているんだよ。僕たちはもう大人になっているので、子ども時代の友達のことは覚えていても、もう彼らと一緒に遊ぶことはないからね」と語った。そして、最後にロニー監督から見て、ピクサーが誇る名ストーリー・テラー、ピート・ドクターはどんな人か尋ねてみると、「とても協力的な人」だと答えた。「彼は人々と一緒に仕事をして、彼らがアイデアを映画に持ち込んでくれることが好きなんだ。僕が映画に貢献することを奨励して、歓迎してくれるよ。だから、僕自身の個人的なストーリーの多くが、映画の中に入っているんだ。映画の中に何を入れるかに関しては、ピートが最終的な決定権を持っているけれど、彼はみんなの意見を聞きたいんだ。それは、ピートと一緒に仕事をする最良の部分。彼は、作品をチームで協力して創っていきたいと思っているんだよ」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月06日毎日、編集部のオススメ商品を紹介する連載「Today’s item」の番外編として、7月31日まで、ファッション・ビューティ業界関係者が選ぶ、“東京土産”をご紹介。季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなる季節。お遣いものに悩むことがあれば、目利き達が太鼓判を押す逸品リストを参考にして欲しい。本日は、三越伊勢丹の婦人・子供統括部 ヤングNB1 バイヤー、寺澤真理さんが推奨する、「ミントデザインズ(mintdesigns)」が「メディコム・トイ(MEDICOM TOY)」とコラボレーションしたシリーズ「FABRICK」の雑貨。「毎シーズンかわいい柄に注目している」と寺澤さん。15-16AWシーズンにはコミックの吹き出し柄とジグザグ柄が登場。アイテムは、バックパックやショルダーバッグ、PCケースなどから小物まで様々に展開される中でも「ギフトにしやすい大きさ、価格としてはカードケース、ペンケース、メガネケースが人気」と寺澤さん話す。汚れに強いPVC加工が施されたコットンのキャンバス地は、不規則なジグザグ柄をプリントし遊び心溢れるデザイン。伊勢丹新宿店でも取り扱いのある、二つ折りタイプのカードケース(3,400円)と、方口タイプのメガネケース(4,600円)、ジップで開閉するタイプのペンケース(3,800円)は、機能性と多様性のあるシリーズの中でも一押しのアイテムだ。カラーバリエーションは、ホワイト×ベージュ、ピンク×ベージュの2色。「男女ともにお洒落メガネの需要が増えた今、特にメガネケースは性別問わずギフトにおすすめ。『いつもお洒落なメガネを掛けているね…』という言葉と一緒に添えてお渡ししたらより喜んでいただけるかも」(寺澤さん)<問い合わせ先>ミントデザインズTEL:03-6450-5622
2015年07月30日ピクサーが『トイ・ストーリー』を世に送り出して20年。このほど、『トイ・ストーリー3』の“その後”を描いた最新作「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」のブルーレイとDVDの大ヒットを記念して、歴代作品の中に登場するまさかの隠れキャラクターを、一挙に公開する特別映像が到着した。『トイ・ストーリー』シリーズの最新作となる本作は、おなじみ、ウッディやバズたちの活躍を描いた痛快アドベンチャー。ボニーの祖母の家へ向かう途中で車がパンクし、ウッディたちもモーテルに一泊することに。ボニーたちが寝静まった後、ミスター・ポテトヘッドが出かけていき、ウッディやバズ、ジェシーも鞄の外に出るが…。7月2日(木)にリリースされた本作のブルーレイ、DVDはオリコン・デイリーランキングでともに1位を獲得するロケットスタートに。同日開始となったレンタルは、8万回転を突破ている。このブルーレイとDVDには、未公開シーンや限定映像、大人気の短編「トイ・ストーリー トゥーン」など、ボーナス・コンテンツが盛りだくさんとなっている。今回、到着したのは、ディズニー/ピクサー作品ではすっかりおなじみのキャラクターたちが別の作品に登場する、遊び心たっぷりの “隠れキャラ”を一挙に大紹介する特別映像。2015年、『トイ・ストーリー』公開20周年のアニバーサリーイヤーにふさわしい、これまでにないリレー形式でふり返る映像ヒストリーとなっている。例えば、『モンスターズ・ユニバーシティ』のサリーが、『メリダとおそろしの森』の絵として登場していたり、『トイ・ストーリー3』のピンク色のクマのぬいぐるみ・ロッツォが『カールじいさんの空飛ぶ家』では女の子の部屋にいたり、Mr.インクレディブルのコミックが『ファインディング・ニモ』に登場していたりと、この隠れキャラは、実にさりげない形で別の作品に登場しているケースが多く、一度観ただけではなかなか見つけることは難しいもの。この映像を観れば、あのキャラクターが、どの作品に登場していたかが一目瞭然。全部気がついていたら、あなたはかなりの“ディズニー/ピクサー愛”の持ち主といえそう。<「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」リリース情報>ブルーレイ+DVDセット価格:3,800円+税DVD価格:2,800円+税発売中※デジタル配信中(C) 2015 Disney/Pixar(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日セガトイズは21日、女子小学生向け「ジュエルポッド」シリーズから、スマホ型トイ「ジュエルポッドマジック」を発表した。発売は8月6日で、価格は税別9,800円。ジュエルポッドマジックは、ユーザーの声を認識してアプリの起動や壁紙の変更を行う音声操作機能を搭載したスマホ型トイ。カメラ、メール(通信には赤外線を使用)、アラーム、録音、音楽再生などの機能を備えるほか、27種類のゲームアプリを内蔵する。電源は単4形乾電池×4本で、約24時間連続で使用できる(時計表示時)。サイズはW68×H120×D21mm。カラーはピンクとパープルの2色。
2015年07月22日●何よりもストーリーを大切にする遊び心あふれる集団ディズニー/ピクサーが世界初の長編フルCGアニメーション作品として『トイ・ストーリー』を世に放ってから今年で20周年。その歴史の中で、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』など数々の話題作を生み出してきたが、一つの区切りとなる長編アニメーション20周年記念作品として誕生したのが、11歳の少女ライリーの頭の中にある5つの感情を主人公に、頭の中の世界を描いた『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)だ。監督のピート・ドクターは、第1作『トイ・ストーリー』の制作初期に入社。以降、監督作『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』ほか、スタジオのほとんどの作品に携わってきた人物で、名ストーリー・テラーとして名高い。このたび、ピート、そして共同監督のロニー・デル・カルメンに、ピクサーの強みや20年間での変化、本作の魅力などをインタビュー。ロニーは、TVシリーズ『バットマン』のストーリーボード・アーティストなどを務めた後、2000年に『ファインディング・ニモ』のストーリー・スーパーバイザーとしてピクサーに入社したという経歴を持ち、外にいたからこそ感じるピクサーの魅力を語ってもらった。――『トイ・ストーリー』から長編アニメーション20周年。第1作から関わっているピートさんは、この20年を振り返ってスタジオの成長や変化などをどう感じていますか?ピート・ドクター(以下ピート):ピクサーに在籍して25年。『トイ・ストーリー』の制作初期から長編の歴史を見てきましたが、最初はビジネスというよりも、ガレージで仲間が集まってワイワイやりながら自分たちの大好きな映画を作っているという感じでした。『トイ・ストーリー』は120人くらいで作っていたのが、今は1,200人くらいで作るようになり、規模は大きくなっていますが、日々の感じはまったく同じ。みんな楽しいからやっているんです。ロニー・デル・カルメン(以下ロニー):『インサイド・ヘッド』も、最初は自分とピートとプロデューサーのジョナス・リヴェラだけ。3人で作り始めたんです。ピート:僕らが楽しんでいる感じが、映画越しに伝わるとうれしいね!――ピートさんは、ピクサーに25年在籍しているからこそ自分はこうなれた、と感じているところは?ピート:背が伸びたんだよ! ピクターにいたから(笑)。ってのは冗談で、ストーリー作り、キャラクター作りは、ピクサーにいる間に学んでいったことですね。ピクサーに入る前も小規模ではやっていたけれど、映画という規模でやる機会はピクサーに入るまでなかったので。おもしろいのは、みんなの経験値が低かったこと。ジョン・ラセターでさえ、ディズニーで少しアニメーターとして仕事をしていただけだったので、みんなで会社としてどうやって出資を集めるとか、ストーリーテリング自体もどういう風に進めるべきか、日々経験を積んでいって、それを分かち合ったというのが今日に至っているのかな。現在のわれわれの持つお互いの信頼につながっていると思います。――ロニーさんは、2000年にピクサーに入社される前から映像のお仕事をされていたわけですが、外から見ていた時のピクサーの印象はいかがでしたか?ロニー:オリンポス山みたいに、頂上の頂上というイメージだったよ! 『トイ・ストーリー2』を1人で劇場の最前列で見たんですけど、見たあと落ち込んでしまって。こんないいものは作れないって。そして、ピクサーにいない自分にも落ち込んでしまいました。それから数年後に応募したら、あまり厳しくチェックしていなかったのか、運よく入り込むことができて(笑)。――ピクサー入社後、驚いたことや、何か発見はありましたか?ロニー:一番僕が知りたかったことを発見することができました。それは、どうやって映画を作っているんだろうということ。すごく遊び心のある人がたくさんいるんだけど、とにかくストーリーテリングを大切にしているということを知りました。そして、監督は発想の源であり、作品という船の船長でもあるけれど、スタジオにいるいろんな方がストーリーに対していろんなアドバイスをくれる。でも、最終的にストーリーをどうしていくか、守るのは監督1人。この体制はほかのスタジオにはないと思います。また、特にストーリー作りにおいてコミュニケーションを密にするというのが強みだと。だからこそ、これだけリアルで人間的な共感できるストーリーを作り出すことができるんだと思います。って、ピクサーの秘密バラしちゃった! ごめんね、ピート!ピート:おいっ! なんてことを!(笑)――このやりとりの中にも、お二人の遊び心があふれていますね!(笑)●20周年作品『インサイド・ヘッド』への思いと、スタジオの未来――『トイ・ストーリー』では、世界初の長編フルCGアニメーションとして世の中に驚きを与えましたが、今回お二人で監督を務められたピクサー長編アニメーション20周年作品『インサイド・ヘッド』にある、ほかにはない魅力を教えてください。ピート:おそらくわれわれとしても世界的にも、現実と想像上の世界が同時に展開していくというのは、初めてだと思います。まったく1からこの世界観、心の中の世界を作り上げなきゃいけなかったんですが、どこかなじみのある場所でもある。「夢がどこから来るのかな」「何でこの曲ループしているのかな」って思うことがあると思うんですけど、そういうみんなのどこか知っている、でも見たことがない世界を作り上げたことが新しいと思います。――本作は、「自分の物語だ」と深く共感できる、本当に普遍性の高い作品だと思います。20周年だからこそ、このような普遍性の高い作品にしたんですか?ピート:実は、20周年というのは全然意識していなかったんです。ピクサーのもともとのスケジュールだと、来年公開の『ザ・グッド・ダイナソー』(邦題:『アーロと少年』)が先になるはずでしたし、そういう意識はまったくなかったですね。"普遍性"ということいついては、ピクサーで作っているすべての物語は、主人公がほかの人たちとうまくつながっていく、そのつながりを見いだしていく物語だと言えると思うんです。今回もそうで、主人公の感情が、人と人をつなげてくれるものでもあるんです。――2017年に『トイ・ストーリー4』が公開されると発表があり、すでに期待が高まっています。ピートさんも参加されていますが、そもそも3部作で完結というところから、4作目を作るということになったのはどういう経緯だったのでしょうか。ピート:『トイ・ストーリー4』に関して一番ワクワクしているのは、実はジョン・ラセターだと思うよ! アイデアとしては、みんながいるところで盛り上がって、最初は別のアイデアだったんですが、これって前にこういうことをやっているよねっていう親和性があったのか、『トイ・ストーリー』の続編になっていったんです。だれがということでもないんだけど、それがピクサーなんだよね。――なるほど! 最後に、25周年、30周年への意気込みや目標をお願いします!ピート:もっと新しいストーリーテラーを生んでいきたいし、若い才能を育てていきたい。誰もがつづったことのないストーリーを描くのは難しさも伴うけれど、だからこそみなさんが劇場に足を運んでくれると思うし、驚きを与えていきたい。だから、常に新しい物語をお届けしていきたいです!ロニー:あと、ピクサーはおいしいスナックがたくさんあるスタジオなんだけど、もっとおいしいスナックがほしいな(笑)(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月18日7月18日(土)、Dlifeにてシリーズ最新作となる「トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド」が放送。新キャラクター“エンジェル・キティ”が登場することが明らかとなった。シリーズ第一作目となる史上初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』の公開から、20周年を迎える今年。日本独占初放送される待望の最新作「トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド」は、映画『トイ・ストーリー3』から3年後のクリスマスを舞台に描かれている。ウッディたちの新しい持ち主・ボニーは、おもちゃたちを連れて親戚の家へ。大好きなメイソンとおもちゃで遊ぶのを楽しみにしていたボニーだったが、当のメイソンは新たに手にした“テレビゲーム”に夢中。ボニーも誘われるままに、ゲームに参加。おもちゃたちはメイソンの部屋で暇を持て余します。その部屋にはかつてメイソンが遊んでいた恐竜のおもちゃたちが。ウッディたちは彼らの町に足を踏み入れるが、そこには不穏な空気が漂っていて…。今回のストーリーで初登場となるのは、天使の輪と天使のラッパを持つ、ねこのクリスマスオーナメント“エンジェル・キティ”。キュートなルックスと天使の心で、ウッディたちに負けずに、強い恐竜たちを前に大活躍!「あなたが人々に与える喜びは、あなたの元にきっと戻ってくる」など、心に響く“天使のつぶやき”にも注目だ。果たして、ウッディやバズたちとともに足を踏み入れることとなる“謎の恐竜ワールド”とは?そしておもちゃたちは、テレビゲームから子どもたちの心を取り戻せるのか!?ハラハラドキドキの大冒険と感動のラストを、ぜひ放送で目撃してみて。「トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド」は、7月18日(土)19時よりDlifeにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』は、ボニーの祖母の家へ向かう途中で車がパンクし、モーテルに一泊することになったウッディたちが不気味で不可思議な出来事に遭遇する様を描いた作品。ブルーレイ、DVDには本編だけでなく、未公開シーンや限定映像、短編『トイ・ストーリー トゥーン』などの特典が収録される。『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』/特別画像本作では、モーテル内で“登場人物がひとり、ひとりと姿を消していく”というホラー映画の定番の展開がコミカルに描かれ、やがて彼らがある人物によって閉じ込められていることが判明する。そこにいるのは、個性豊かなおもちゃたち。脚本と監督を務めたアンガス・マクレーンは「僕はスペシャリストが集結する映画が好きだ。奇妙な特技をもった連中がチームで活躍する。それを目指した」という。劇中に登場するコンバット・カールは武闘派の兵士のおもちゃで、脱出作戦のリーダーになるが、彼の隣には3分1のサイズのミニチュア版“コンバット・カール・ジュニア”がいて、観る者は思わず笑みがこぼれるだろう。他にもポケットからアイテムを取り出す“ポケッティア”や、レゴで作られた“レゴ・バニー”など様々な仲間が登場。彼らはそれぞれの特技を駆使して脱出しようとする。特別映像には本編の映像だけでなく、スタッフへのインタビューや、CG制作にまつわる秘話も紹介されている。今年は『トイ・ストーリー』誕生20周年にあたり、様々な関連イベントや新作の放映が企画されている。『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』ブルーレイ+DVDセット:3800円+税DVD:2800円+税発売中
2015年07月08日世界初の長編フルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』の公開から20周年を迎えた今年、シリーズのその後を描いた「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」のブルーレイ&DVDが発売中だ。今回発売されるブルーレイ&DVDリリースには、本編だけでなく、未公開シーンや限定映像、大人気の短編「トイ・ストーリー トゥーン」などボーナスコンテンツが盛り沢山で、最大60分と超充実の内容。本作では、ウッディやバズたちがまたまた大ピンチに陥るが、そこで助っ人として実に頼もしい新キャラが登場する。その愉快な映像の一部をご紹介。公開された映像内では、ほかのおもちゃと共にある場所に閉じ込められてしまったウッディやバズたちが、そこにいた新キャラたちと共に力を合わせなんとか脱出を試みる姿が。チームのリーダーとなるのが、腕っ節が強そうなコンバット・カールと3分の1サイズのコンバット・カール・ジュニアだ。この2人を筆頭に個性豊かな新キャラたちが続々登場!カールが、仲間たちに指示を出し作戦開始。まずはポケットがいっぱい付いたロボット、ポケッティアがポケットからクリップを出し、カールがそれを折り曲げてフックにする。続いて、ラビット型のレゴ・バニーが階段に変身し、目覚まし時計型のオールド・タイマーが、時間を計る。そして、カール・ジュニアがフックを手に、扉を開けようとふんばるのだ。それぞれが特技を発揮するチームプレイが素晴らしい。果たしてウッディたちは、主人であるボニーの元へと無事に戻れるのか?本作は、『トイ・ストーリー2』でおなじみのカウガール人形のジェシーをヒロインに、ウッディたちがホラー映画をみんなで観るところから物語は始まる。そこから続くストーリーも、これまでのシリーズとは少し印象が違う、ちょっぴりスリリングな冒険物語となっている点が新鮮。最初から最後まで、ドキドキハラハラの連続。後半では、カウガールのジェシーが仲間を助けるために一肌脱ぐ場面があり、ジェシーの勇気と仲間たちとの友情のドラマに熱くなること必至だ。「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日アイリスオーヤマは7月上旬に、「トイ・ストーリー」の公開20周年を記念して、人気のキャラクターがデザインされた収納用品4アイテムを発売する。○老若男女問わず支持されるキャラクター「トイ・ストーリー」は、1995年11月に世界初の長編フルCGアニメーション映画として公開され、今年で公開20周年を迎えた。これを記念した同商品は、限定デザインを施した収納用品となる。「キャラクターチェスト4段(2柄)」は、衣類などを収納する大型のチェスト。取っ手は子どもでも掴みやすい大きな丸型で、アイリスオーヤマの特許である金属レールを採用。重量のあるものを収納しても、少ない力で引き出しを引くことができる。「キャラクターデスクチェスト」は、エイリアンの絵柄を中央にデザイン。大きさはA4サイズがちょうど入るくらいで、引き出しは3段になっている。価格は全てオープンで、販売期間は2015年12月までの6カ月間を予定している。(C)Disney/Pixar(C)Disney/Pixar MR. POTATO HEAD & MRS. POTATO HEAD are trademarks of Hasbro used with permission. (C)Hasbro. All Rights Reserved.
2015年06月30日タカラトミーが4月23日に発売した知育玩具「Cube touch」が実にスマートなトイだ。これは10個のキューブをiPadにタッチして遊ぶという、デジタルとアナログが融合した、まさに次世代のオモチャ。単にiPadゲームを遊ぶのではなく、キューブと指を使うことで脳を刺激する新感覚のプリスクールトイ。なんでも「見る、聞く、触るの感覚刺激が幼少期の学ぶ力を育みます」(by北里大学の偉い人)なんだとか。指先の感覚で言うと思い当たることがある。最近、手書きで漢字を書こうとするとぼんやりと形は頭に浮かぶものの、正しく書けないということが多くないだろうか?先日、とあるテレビ番組で東進ハイスクールの人気講師・林修先生が「葡萄」という漢字が書けず、大恥を書いたというニュースがあった。東大卒、現役塾講師の林先生は放送後のブログで「最近、本当に漢字が書けなくなっているんですよ。パソコンばかり使っている弊害でしょうか」と明かした。今に始まったことではないが、漢字を読むことはできても、いざ書こうとすると出ないって人が急増している。これ「漢字健忘症」っていうらしい。パソコンは短時間で大量の文字が書けて効率的だし、漢字も変換機能があるので便利。しかし手書きをしなくなったことで脳が記憶することが減っているのだ。漢字を書く時には単に漢字のカタチを思い出しているだけではなく、どの部分にどんなツクリがくるかなどの空間的なコントロール作業をしているらしい。確かに脳の細胞が死んでいってることを実感する。さらに言うと、パソコンならかろうじて物理的タッチ感があるが、スマホやiPadなどの仮想キーボードではなおさらその感覚が薄れていくかもしれない(その分どっかの感覚が発達しているかもしれないが)。大人たちがそうなんだから、子供たちはもっと深刻だ。特にスマホゲームの世界ではほとんどの操作がタッチかスワイプなどでできるようになってきて、今後ますます指先の感覚が薄れていくはず。そんなデジタルネイティブなチルドレンたちに、iPadを使うときにも、立体物を握って指先を動かすことで脳を刺激する、知育の要素を取り入れたオモチャがこの「Cube touch」だ。○キューブでiPadにタッチして遊ぶ新感覚トイ通常iPadは指先で画面をタッチするが、このオモチャは指の代わりに静電マルチタッチ技術を搭載した10個のキューブでiPadにタッチして遊ぶというもの。キューブでiPadの画面を触るとアクションが起き、つかんだり、ひねったり、それぞれ指の動きに合わせたアクションが起きる。○説明書を読まずにプレイしてみるまずは無料の「Cube touch」アプリをダンロードして起動。別売りのキューブには「まち」「いきもの」の2種が用意され、いずれも4つのステージと5つのミニゲームが付いている。子供向けの知育玩具を大人が「遊ぶ」というのもなんなので、ハンデ(なんのハンデだ?)として説明書を読まずにプレイすることにする。そもそも子供向けというなら説明書は読まずに直感的にプレイできることも重要な要素だ。ミニゲーム・たまごはこび編枠の中にたまごを置け!と言わんばかりのスタート画面。案の定、キューブを置くとゲームが始まった。障害物を避けながら、たまごを持ち上げながらゴールまで運べばゴール。ゲームは理解できたが、障害物に当たってもまったく割れる気配なしのたまごの硬さに驚いた。ミニゲーム・ガチャ編ガチャということでさっそくツマミを回そうとしたが、矢印の点滅で「コインを入れろ!」というメッセージが伝わった。確かにコインを入れずに回せるガチャはない。キューブを置いて回すと「カニ」をげっとん。続けざまにコインを入れて「クマ」も手に入れたが、ふと、コインが減っていくことに不安を感じる。無駄に射幸心に煽られない強い心を持たせるもひとつの学習か?ミニゲーム・ぬりえ編実は動画は3テイク目のものだが、使うキューブによって色が変わり、左側のボタンをタッチすると「スプレー」「スタンプ」に切り替えられることがわかった。どのキューブがどの色が出るのかがわからず、なかなかサイケデリックなクルマが出来上がった。ミニゲーム・エイリアンハンター編ブロック崩しゲームのようにエイリアンにボールをぶつけて倒す。キューブを置く位置は自由なずなのに、画面下部の方でしか操作していない自分に気づく。きっとかつて名作ゲーム『アルカノイド』のやりすぎというか、ファミコン世代の固定概念にしばられているのだろう。そもそも画面下にボールが落ちてもゲームオーバーにはならない。いきもの編初めは動物を捕まえるゲームかと思ったが、キューブを置くと半分のハートが表示されるので、2つのキューブを組み合わせて「いきもの」を合成するということがわかった。しかも地上で「鳥」を召喚しても消えてしまい、画面の「空」の部分で合成しないと生き残らないというハードなサバイバル仕様。大人な自分でもけっこう頭を使う。まち編キューブによってさまざまな街やモニュメントが出てきたので、テーマに沿った施設を置いて街を作っていくゲームというのがわかった。これなんてシムシティ? と思ってやってみたが、けっこう難しい。さっき「いきもの編」で作った巨大怪獣が街を襲ってくるのではないだろうかと余計な心配も。○結論:指先の細かい運動は頭を活性化する?今回のレビューにあたって、そもそも人間の指の感覚がどのように成長していくかを調べたところ、0ヶ月の新生児期はモノを握ることはできるが、まだつかむことはできず、それが4~6ヶ月頃には自分の意思でつかむようになり、8ヶ月~1歳頃にはボタンを押したり、オモチャで遊んだりするようになるらしい。つまり赤ちゃんは指先や五感を刺激することにより、様々なことを吸収し成長していくのだ。この「Cube touch」はプリスクールトイのため、対象年齢はもっと上だが、人間が成長するにあたって重要な「見る、聞く、触る」の感覚刺激がゲームを通じて与えられるというわけ(by北里大学の偉い人っていうか略)。この連載はこれまで「大人が遊べる次世代オモチャ」を紹介してきたが、そもそも子供が遊べるスマートトイがあまりなかったのも事実。知育は積み木やアナログのオモチャに任せるのもいいが、親が毎日いじってるスマホやiPadに子供が興味をもつのは自然の流れ。その時、一方的な動画視聴や指先のみのゲームだけでなく、こういったデジタルでも知育を考えたスマートトイを与えるのも親の役割だ。
2015年05月25日銀座コージーコーナーは4月17日~5月5日、ピクサーの人気キャラクターを使用した「こどもの日」限定スイーツ6品を販売する。「"モンスターズ・インク"スイーツセット」(税込2,160円)は、ブルーベリーを使用した「サリー」、抹茶ロールの「マイク」、いちご味の「ブー」のケーキセット。オリジナルのトレイが付いている。「プチガトー"トイ・ストーリー"コレクション(9個入り)」(税込2,160円)は、『トイ・ストーリー』に登場する9つのキャラクターを、ケーキで表現した。抹茶風味スポンジとホワイトチョコクリームの「バズ・ライトイヤー」や、いちご風味のスポンジに刻みチョコ入り生クリームを合わせた「ウッディ」、フランボワーズのジュレを使った「ジェシー」などが入っている。「わくわくピクサー・アソート(4.5号)」(税込2,700円)は、『トイ・ストーリー』『カーズ』『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』の4つのアソートケーキ。このほか、「"トイ・ストーリー"ボックス(2種7個入)」(税込594円)、「"モンスターズ・インク"ギフト缶(3種7個入)」(税込1,080円)、「"カーズ"スイーツボックス(4種13個入)」(税込918円)も販売する。なお5月3日からは、5種類のディズニー・デザイン風船から1個をプレゼントする「こどもの日"風船プレゼント"キャンペーン」も実施。銀座コージーコーナーの生ケーキ取扱店舗で、ディズニー・キャラクター・デザインのケーキ、または焼菓子ギフトを購入した各店舗先着45名が対象。(C)DISNEY/PIXAR
2015年04月17日全国のケーブルテレビ及びBS・CS放送などで放送中のディズニー・チャンネルにて、映画『トイ・ストーリー』の劇場公開20周年を記念した特別編成「トイ・ストーリーコレクション」が、4月15日(水)~18日(土)の4日間にわたり放送されることが決定した。ディズニー/ピクサーの名を世界中に知らしめ、史上初の長編フルCGアニメーションとして歴史を塗り替えた『トイ・ストーリー』の劇場公開から、今年で20年周年を迎える。先日発表された新作『トイ・ストーリー4』の制作決定も、大きな話題を呼んだ。今回放送が決定した特別編成「トイ・ストーリーコレクション」では、映画全3作品に加え、短編やTVオリジナル作品を含む計7作品を放送する。中でも、注目すべきなのはシリーズ初の“ホラー”作として大きな話題となったTVオリジナル作品「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」のオンエアだ。「トイ・ストーリー3」のその後を描いた本作。夜のモーテルを舞台に、探検に出かけたおもちゃ達が一人、また一人といなくなる…。なぜおもちゃたちが消えていくのか?残されたおもちゃ達は自分たちが消される前に謎解きに挑戦する――。そのほかにも、劇場公開作品の前に上映される、長編に引けを取らないクオリティの短編シリーズも一挙放送。長編とはまた一味違ったキャラクターの魅力が堪能できそうだ。特別編成「トイ・ストーリーコレクション」は、ディズニーチャンネルにて 4月15日(水)~18日(土)20:00より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日東欧のアニメ大国チェコで初登場1位を記録し、あの『トイ・ストーリー3』などハリウッド大作を抑える大ヒットとなったパペット映画が、『クーキー』という邦題で日本に上陸することが決定。併せて、ピンク色のちょっぴり“へなちょこ”なテディベアが可愛らしい日本版ビジュアルも解禁された。オンドラはぜんそく持ちで体が弱い男の子。小さなころからテディベアのクーキーと一緒に遊んでいたが、古くなり汚れも増えたことがぜんそくに悪いと思った母親がゴミと一緒に捨ててしまう。ゴミ捨て場でショベルカーに潰されそうになったその瞬間、クーキーはひょっこりと動き出し、森に逃げ込んだ。森の中では邪魔者が次々に現れるが、果たしてクーキーは無事オンドラとの再会を果たすことができるのか…!?本作を手がけたのは、『コーリャ 愛のプラハ』(’96)で第69回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したチェコの映像作家ヤン・スヴェラーク監督。スタジオジブリが初めて洋画を国内配給した作品として有名な『ダーク・ブルー』(’01)の生みの親でもある。本作では、チェコ伝統のマリオネット(操り人形)による人形劇に挑戦しており、スタジオを飛び出して実際の森の中にロケセットを組み、予定の3倍となる100日間もの撮影を敢行。『トイ・ストーリー』にも通じる、誰もが子どものころに経験したオモチャとの切ない思い出を、実写のパペットと組み合わせて魅せている。“ちょっと変な”という意味を持つテディベア“クーキー”のデザインを手掛けたのは、ゲーム・クリエイター集団“アマニタ・デザイン”だ。ユニークなミニチュアとVFXを使い、イマジネーション豊かな世界に私たちを惹き込んでくれる。つぶらな瞳がなぜか気になる、“ちょっと変な”クーキーが繰り広げる不思議な冒険。“子ども”を卒業した大人のための物語をまずはビジュアルで楽しんでみて。『クーキー』は5月16日(土)から6月26日(金)の“カリコレ2015”で公開。8月より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日ヤマハミュージックジャパンは、同社定番のチューナーメトロノームTDM-75シリーズに、トイ・ストーリーのキャラクターをあしらった「TDM-75DT」を発売した。価格は税抜4,200円。同製品では、チューナー本体ボディーに20周年を迎える映画「トイ・ストーリー」より大人気のキャラクターのエイリアンがそろって歌っているデザインを採用。表示は液晶表示およびLEDランプ点滅表示となっており、純正調の響きを作るのに便利な純正長三度、純正短三度ガイドマークが付属する。また、テンポは30~252(1ステップ、振り子メトロノームの目盛りごとにも設定可能)、拍子は0~9拍子、2連符、3連符、3連中抜き、4連符、4連中抜きなどが設定できる(タップ機能付き)。そのほか、ボリュームはダイヤル式の段階調節で、オートパワーオフ機能(約20分)も搭載されている。
2015年04月03日ディズニー/ピクサーが世界初の長編フルCGアニメーションとして生み出した映画『トイ・ストーリー』。このほど、7月2日(木)にブルーレイ&DVDで発売されるシリーズ最新作『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』の予告編が公開された。ボニーの祖母の家へ向かう途中で車がパンクし、ウッディたちはモーテルに一泊することに。ボニーたちが寝静まった後、ミスター・ポテトヘッドが出かけていき、ウッディやバズ、ジェシーも鞄の外に出るが…。おもちゃとは思えない、リアルで躍動感あふれるキャラクターたちと、魅力的なストーリーなど、その誕生から20年近くたっても、全世界で愛され続けている『トイ・ストーリー』シリーズ。今回公開された予告編は『トイ・ストーリー3』の“その後”を描いた物語。劇中に登場するのは、ウッディ、バズ、ジェシー、レックスなど、おなじみの仲間たちのほか、ファンの心をくすぐる体育会系なキャラクター、コンバット・カールが物語にアクセントと加えていることが分かる。日本語吹き替えボイスキャストは、ウッディ役&バズ役に唐沢寿明&所ジョージが務め、最新作としてふさわしいハイクオリティ映像となっている。さらに、ウォルト・ディズニー・ジャパンでは、『トイ・ストーリー』20周年を記念し、2015年3月1日から約1年に渡り、関連イベントや新作アニメーションの放送、限定商品の発売など、ファンを魅了する様々な企画を予定しているとのことだ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月23日ディズニー/ピクサーが手がける人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』が、7月にブルーレイとDVDでリリースされることが決定した。『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』動画『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』は、ボニーの祖母の家へ向かう途中で車がパンクし、モーテルに一泊することになったウッディたちが不気味で不可思議な出来事に遭遇する様を描いた22分の作品。ブルーレイ、DVDには本編だけでなく、未公開シーンや限定映像、短編『トイ・ストーリー トゥーン』など60分の特典が収録される。また、初回限定には“トイ・ストーリー20周年記念 ステッカー”がつく。本シリーズの1作目がアメリカで公開されたのは1995年の3月で、ウォルト・ディズニー・ジャパンでは20周年を記念して、3月23日(月)から約1年に渡って、関連イベントや新作アニメーションの放送、限定商品の発売など様々な企画を予定している。『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』ブルーレイ+DVDセット:3800円+税DVD:2800円+税7月2日(木) 発売※デジタル配信同日開始
2015年03月23日バンダイは、20代~30代の女性をターゲットにしたカプセルトイ「ガシャポン」の販売コーナー「Brilliant Capsule(ブリリアントカプセル)」を3月30日~4月12日の期間限定で、東京・ルミネエスト新宿店で展開することを発表した。1977年からカプセル自販機市場に参入し、さまざまなキャラクター商品「ガシャポン」を販売してきたバンダイは、「オトナ女子」に向けたアイテムを積極的に取り組んでおり、2013年3月には10以下だったアイテムが2015年3月には約80アイテムまで拡大。これはガシャポン全体の2割に及び、1アイテムで50万個以上を売り上げる人気商品もあるという。今回、これまでカプセルトイに触れたことがなかった女性にも楽しさを体感してもらうという経緯で、大ヒットアニメ『美少女戦士セーラームーン』や少女漫画誌『なかよし』(講談社)や『りぼん』(集英社)に連載された人気作品のキャラクター商品、ネコやイヌなど動物をモチーフとしたオリジナル商品など、大人の女性に人気のカプセルトイを一堂に集めた販売コーナー「Brilliant Capsule」を東京・ルミネエスト新宿店で開催。設置場所は2カ所で、1Fエスカレーター前の「特設催事スペース」(月曜~金曜は11:00~22:00、土日祝は10:30~22:00)に16面、8Fコールド・ストーン・クリーマリー前の「ラウンジスペース」(11:00~23:00)に20面の自販機が設置されるという。このコーナーは「オトナ女子エレガント」をテーマにしており、カプセルトイを販売する自販機に「オトナ女子」を意識したオフホワイトとゴールドのディスプレイを装飾。カプセルトイに馴染みの薄い女性でも立ち寄りやすい世界観を演出している。設置期間は3月30日~4月12日まで。(C)武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション(C)東映アニメーション
2015年03月18日2017年に公開予定の『トイ・ストーリー4』は、ロマンチックコメディになるようだ。ピクサーの社長ジム・モリスが、ディズニー・ラティノに対して、明らかにした。その他の情報モリスは、4作目のストーリーはこれまでと違う方向性で、「恋愛物語になる」と語っている。脚本家には、2012年のロマンチックコメディ映画『セレステ&ジェシー』を執筆したラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが決まっている。監督は、シリーズ1、2作目を手がけたピクサーのトップ、ジョン・ラセターが務める。3作目で完結したと思われていた『トイ・ストーリー』の続編が作られるというニュースは、歓迎と同時に、多少の不信感をもって受け止められた。だがモリスは「お金が儲かるからという理由で作るのではない。情熱を感じるアイデアが生まれたから作るのだ」と強調している。『トイ・ストーリー4(原題)』2017年、全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年03月09日「モスキーノ(MOSCHINO)」のクリエイティブディレクター、ジェレミー・スコットによって創りだされたフレグランス『モスキーノ・トイ』は、2015年2月18日(水)阪急うめだ本店にて発売される。モスキーノ・トイ オーデトワレ 50ml15,000円(税抜)『モスキーノ・トイ』は、過去のフレグランスの常識を覆し、見た目、機能、楽しさを追い求めた"トイ"という名前どおりのフレグランス。一番の特徴は、いつでもどこでも好きな時にハグしたり寄り添ったりできるフワフワしたテディベアが、そのままの形でフレグランスになっているということ。幸せそうな顔をしたテディベアの頭の部分を取り外すと、からだの中に組み込まれたアトマイザーが魔法のようにあらわれる。ジュースをシュッとひと吹きした後は、『モスキーノ・トイ』をドレッサーに置いたり、他のぬいぐるみたちと一緒にベッドまわりに並べたりもできる。「フレグランスの見た目はこうでなければいけない、ボトルはこうあるべきだ、といった常識を超えたかったのです。そして"モスキーノ・トイ"でそれを実現したのです。」と、ジェレミー・スコットは彼のはじめてのフレグランスについて語る。ちょっと生意気で、すごく愛らしいジェレミー・スコットのテディベアは、ハートウォーミングな微笑みをたたえ"This is Not a Moschino Toy"と書かれたTシャツを着て、そして"Try Me"や"Touch Me"と書かれた吹き出しマークが描かれた、ほんとうのおもちゃのようなパッケージにおさめられている。『モスキーノ・トイ』の香りは、マンダリン、カルダモン、ベルガモットではじまる。ハートノートはラベンダー、バイオレットペタル、そしてサンザシのソフトでシルキーな香りが広がり、ベースノートでは、サンダルウッド、バニラ、マウンテンツリーモス、アカシアのウッディノートが、『モスキーノ・トイ』の故郷である森を思い浮かばせる。まぎれもなくユーモラスで、ウィットとエンタテイメントに満ちた『モスキーノ・トイ』は、製品の開発においても革新的であった。パッケージ、見せ方、そして販売方法のどれをとっても創造力に富んだものとなり、もっとも重要だったことは、ジェレミー・スコットがモスキーノブランドを進化させるための、飽くなき冒険の一歩となるプロジェクトであったということだ。『モスキーノ・トイ』は2014年9月にロンドンのハロッズにて先行発売、同時にmoshino.comでも販売を開始。その後、世界各地の百貨店およびモスキーノブティックにて発売される予定となっている。日本においては、2015年2月18日(水)に、阪急梅田本店にて販売を開始する。【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部電話番号: 0120-000-599元の記事を読む
2015年02月16日スマートフォンやタブレットと連動させて遊ぶ次世代オモチャ、スマートトイ。大人だからこそ楽しみたい次世代スマートトイを紹介する本連載、第10回目はスマホの通知を腕元で受け取れる、スイス生まれの格安スマート「トイ」ウォッチをチェック!!○着信の錯覚は妖怪のしわざ?ポケットの中でイタズラする妖怪をご存知だろうか。スマートフォンの通知がブルっとバイブした気がして取り出してみると、そうでもなかったやつ。そう、それ、"スマホあるある"。絶対ブルったはずなのに、何事もなかったかのように佇むスマホ。この事象にはれっきとした名前が付いていて、幻想振動症候群、またはファントム・バイブレーション・シンドロームというらしい。きっと中2病っぽい妖怪が、「喰らえファントム・バイブレーション!!」と技を繰り出しているのだろう。そんな妖怪のイタズラともおさらばできそうなのが、今回紹介するスマートウォッチ「ZeSplash」だ。なんでもスマホとBluetoothで接続し、着信やメールの通知を振動と音で知らせてくれるという。つまりスマホをポケットに入れたままでも、腕元で通知を受け取ることができる。妖怪ファントム泣かせのスマートウォッチだ。画面は防水型のタッチパネルで、マイクとスピーカーを内蔵。タッチスクリーンを使用して電話をかけたり、ボイスコントロールでスマホをハンズフリー操作することも可能。電話をかけてきた相手の情報を表示したり、毎日の歩数やカロリー消費量も測ってくれる。いわゆるスマートウォッチだが、価格は2万円を切るお手頃なウォッチだ。これさえあれば、妖怪ファントムのスマホ鳴らしの攻撃を防げるかもしれない。というわけでさっそくその実力を確かめてみた。○誰からの電話か手元で確認。着信ウォッチさっそく使ってみようとしたが思わぬ落とし穴があった。それはこの「ZeSplash」のiOSアプリがリリースされていないため、機能が一部制限されるのだ。公式サイトには「iOS 4.0以上/Android 2.3以上」となっているものの、iOSは基本動作のみで、全ての機能が使えるのはAndroid端末のみとのこと。これも妖怪のしわざなのだろうか。気を取り直してとりあえずまずはiPhoneとペアリング。「ZeSplash」の電源ボタンを押し、スマホのBluetooth設定画面からあっけなくペアリング。するとiPhoneの連絡先などを自動で同期する。iPhoneに電話がかかってくると、登録名で通知され、スマホをポケットやカバンに入れたままでも誰からの着信か腕元で確認できる。着信ラグは2~3秒ほど。そのまま「ZeSplash」で応対することもできるが、本体のスピーカーから音がダダ漏れになるため注意が必要だ。また着信通知だけでなく、スマホの着信履歴を見ることもできるため、気付かなかった着信を見るのにも便利だ。○画面をスワイプで切り替え。タッチウォッチベルトや本体の一部は防水ラバー製で、画面はタッチパネル式となっている。「ダイヤル」「電話帳」「音声コントロール」「情報」「Music」「歩数計」「通知」「アプリ」などの機能をスワイプで表示。左右でモード切り替え、下にスワイプすると前画面に戻る。○ハンズフリー操作で、近未来ウォッチ腕元の「ZeSplash」からSiriを呼び出し、遠隔操作することもできる。例えばSiriに音声メモをお願いしたり、天気を聞いたりすることも。スマホを腕元でコントロールするちょっとした近未来気分が味わえる。ただし「ZeSplash」の画面上には検索情報は表示されず、音声のみの応対が続くため、こちらも公共の場での使用には注意が必要だ。妖怪ダダ漏れ。○文字盤を簡単チェンジできる、入れ替えウォッチスマートウォッチらしい楽しみ方として、時計文字盤を上下スワイプで切り替えることが出来る。5種類のバリエーションから選べ、いつでもチェンジできる。○スマホ忘れてますよーの、お知らせウォッチ腕時計型の特長をいかした機能として、「紛失防止機能」が便利。スマホと10メートル以上離れるとZeSplashが振動して教えてくれる。これがあればスマホを家に忘れて出かけることや、居酒屋に置き忘れることもなくなるかも。幻想の振動ではなく、リアルに助けるバイブレーション。○結論:スマート・トイウォッチこれはスマートウォッチではなく、スマート「トイ」ウォッチ。「Apple Watch待ち」の人が「雰囲気」を楽しむにはいいかもしれないが、全体的に「トイ」感が強いため、本格的にスマホと連動して「操作」するのは現実的ではない。どちらかというと、スマホと連携する「通知ウォッチ」として捉えたほうが良さそうだ。ただし単なる通知ウォッチと言って侮るなかれ。最近のスマホが大画面化する中、カバンから取り出すのが面倒だったり、本体が大きすぎてうっかり落としてしまう人も多いだろう。個人的にも昨年iPhone 6をポケットから取り出す時に落として画面を割ったこともあった。街中を歩いている時にポケットでブルって来ても腕元でさっと通知だけを確認できれば安全であり、これぞスマートではないか。今年はApple Watchの発売が噂されているが、案外初めはこういった「通知」のためだけに使用されるかもしれない。そういった意味では、似たような一部機能が一足先に使えるスマホ連携時計に、「トイ」以上の価値を見出す人もいるかもしれない。
2015年01月23日スマートフォンやタブレットと連動させて遊ぶ次世代オモチャ、スマートトイ。専用アプリを用いることで今までにはないオモチャの楽しみ方が広がってきている。そんなハイテクオモチャを子供だけに遊ばせるのはもったいない! ということで、大人も楽しめる、いや大人こそ楽しみたい次世代ハイテクトイを紹介する連載、始めます。○これは何? 謎の白い物体これは今年の2月に発売され、この年末年始にかけて口コミで売れ行きを伸ばしているという、とある製品。電池で駆動するコンパクトな物体で、本体上部の口からフイルムのようなものを吐き出すのだとか。一体これは何なのか、この製品を個別に初体験した者たちの証言を以下にまとめてみた。■証言1:「これは写真の美白加工が楽しめるプリンタよ」これはそうね、きっと持ち運べるプリクラみたいなものじゃないかな。PCにつなげて写真を簡単に印刷できる機器みたいな。美肌に加工されてる写真なら、カタチとして残しておきたいもの。女子会ではきっと重宝されるわ。■証言2:「SNS専用プリンタだね、うん」わかるよーわかるよー、でもどっちかつーと、SNSの写真をプリントするものっしょ。俺がFacebookに上げてたパーリーの写真が何枚もプリントされててさー。写真をリアルでシェアできるって、まじやばばっしょ。■証言3:「違うよ。コンパクトコピー機よ」てかまじ意味わかんないー。あたしが見たのは同じ写真が何枚もあったんだけど。多分、記念写真用のコピー機じゃない? そもそもこの本体にカメラとか付いてないし。誰かが撮った写真をコピーして、みんなに配る? 誕生日とか? 結婚式とか?■証言4:「プリントする写真付き手紙だぉ」写真? コピー? それならメールすればいいぉ。これは、きっとメッセージプリントだぉ。贈りたい写真にメッセージ添えて渡すの。手紙的な? アナログな的な? 大事な人との記念日に使うのもいいかもだぉ。使ったモノは明らかに同じなのに、人によって証言が違う。一体どれが真実なのか……。○トイカメラがスマート化?今回の製品は、パリピのバイブスをアゲるスマートトイだ。「パリピ」とは、パリっとしたピーナッツのことではない。そもそもピーナッツを食べる擬音は"カリッ"とかもしれないし、"ポリポリ"かもしれないし、しかも食べ過ぎるとニキビができるかもしれない。そうではなく「パリピ」とはパーティピープルの略で、飲んで騒いでクラブ行くっしょみたいな人たちだ(自分調べ。ちなみに画像検索結果はこちら)。きっとパーティで柿ピーを食べているんだろう。そんなパリピをノリノリにさせる(バイブスをアゲる)アイテムとして、昔から根強い人気を誇るのが、インスタントカメラ「チェキ」シリーズだ。撮った写真がすぐに印刷され、その場ですぐにシェアできるプリント機能付きのインスタントカメラ。SNSやデジタル全盛のこの時代、逆にアナログ的な楽しさが受けている。結婚式や同窓会、そしてパーティなどではチェキで撮った写真をその場で友達と交換したり、メッセージを書いて贈るなど、パーティの雰囲気を盛り上げるツールとして人気が高い。中には「チェキで撮る」という特別感を利用して、好きな人の写真を撮ったり、二人で一緒に映ったりと、恋のワンチャンあるでこれ的な使い方もされている(自分調べ)。しかし今はスマホ全盛の時代。このトイカメラも時代のニーズにあわせて進化した。それがこの「スマホ de チェキ」だ。トイカメラがスマホと連携するスマートトイカメラに進化した、と思ったら違った。チェキカメラ本体にスマホ連携機能を付けるという進化ではなく、スマホと連携するチェキのWi-Fiプリンタ版だ。つまりカメラはスマホのものを使用しつつ、撮った写真をプリンタに転送することで、「その場で楽しめる」チェキならではの味が残されている。○これぞ「チェキ」! スマホ写真がその場でプリント本体の電源を立ちあげ、スマホのWi-Fi設定画面からプリンタのアクセスポイントに接続。あとは専用アプリを立ち上げ、「写真を選択」をタップし、「接続してプリントする」をタップすれば、約16秒で印刷される。○アプリで写真加工、メッセージもスマホで撮影した写真をそのままプリントするだけではなく、アプリを使って写真を加工できるのも便利。テンプレートからフレームを選んだり、写真にフィルターをかけたり、テキストを入れてメッセージを書くこともできる。誕生日や贈り物に添えるメッセージカードとしての役割も果たしてくれる。一発撮りを楽しむチェキのワンチャン感も大事だが、フイルムがもったいない。撮り直しができるスマホ写真で一番のお気に入りをフイルムに印刷したい、過去にSNSにあげたお気に入りの一枚をプリントしたい、そんなスマホ連携をうまく活かした立派なスマートトイだ。使い方によって一眼レフで撮った写真データをスマホに入れてそれをプリントするというテクニックもある。ただし、デジカメで撮ったようなパキッとした画ではなく、あくまでチェキならではのふわっとした味のある発色になる。○結論! 年末年始にヒーローになれる便利グッズ忘年会にクリスマス、新年会に同窓会……確かにパリピならずとも、この季節は人が集まるシーンが待ち構えている。実際にこのスマホ de チェキを持っていくだけで、パーリーのヒーローになれる可能性を秘めている。スマホで撮った写真がその場でプリントされるサプライズ、それは知らない人にはまるでマジックに見えるに違いない。さらにチェキやインスタントカメラを知らない世代にとっては、白いフイルムに画像が浮かび上がってくること自体が驚きの体験になるだろう。これまでのスマートトイストーリーで紹介してきた製品は、どこか使う人を選ぶ、モノ好きな人が最先端感を楽しむものが多かった。しかし今回はパーティピープルに限らず、どんな人にも刺さりそうなスマートトイだ。それがあるだけでみんなが楽しめる、みんなの笑顔がこぼれる、「トイ」の原点を考えさせられるモノ。年末年始に使うだけではなく、クリスマスのプレゼントにもよろこばれるアイテムだ。○オマケ:その後、パリピのバイブス■証言5:「つーか、これスマホの写真をプリントするものだし」とりま(とりあえずまあ)、みんな間違いであり正解ってとこかな。実は君たちが言ってたこと、このスマホ de チェキで全部できるんだよねー。これぜーんぶ、スマホで撮った写真をこのプリンタにWi-Fiで送ってるんだよ。正解はスマホに連携するプリンタ版チェキってところかな。女「えーすごーい! スマホから飛ばしてるの? じゃ写真、一緒に撮ろうよー」男「いいね! (ツーショットゲットー)」女「ねーねー、それならこの写真もプリントしたいんだけど」男「いーよー。じゃ写真をLINEで送ってー。(LINE IDゲットー)」女「あたしもスマホ de チェキ、欲しいんだけど!」男「じゃ今度の日曜日、一緒に買い行こう(デート口実ゲットー)」クリスマス前に恋のワンチャンあるでこれ。
2014年12月22日進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第3回は、アジアで唯一のテーマランド「トイ・ストーリーランド」で映画の世界に浸る。2011年11月18日にオープンした「トイ・ストーリーランド」は、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』の世界が体験できる、アジアで唯一となるテーマランド。入り口では、巨大なウッディの像が出迎えてくれる。そして、アンディ家の裏庭を表現したエリア内では、さまざまなおもちゃに出会え、自分がおもちゃサイズになったような感覚になれる。アトラクションは全部で3つ。アンディの最速のトイカーを巨大化した「RCレーサー」では、高さ27mもあるハーフパイプ・コースターを猛スピードで駆け抜けるスリルが味わえ、自分のしっぽを追いかけて回り続けるスリンキーをイメージした「スリンキー・ドッグ・スピン」では、スリンキーの身体のバネに入り込んだ気分で、一緒にクルクル回転が楽しめる。3つ目の「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」は、パラシュートで急降下するという、トイソルジャーの鬼軍曹による訓練を表現したアトラクションで、地上約25mからの自然豊かなパノラマ眺望と、空中でアップダウンするアドベンチャーが楽しめる。エリア内には、複数の顔と声を持つ、生きている積み木のおもちゃ"キューボット"が動き回っており、積み木を回転させて組み合わせを変え、さまざまなキャラクターを作り上げることができる。また、ミート&グリート・ポイントの「バレル・オブ・ファン」では、ウッディやジェシーをはじめとする『トイ・ストーリー』の人気キャラクターに出会え、握手や記念撮影をすることができる。さらに、アンディの"おもちゃ箱"をテーマにしたショップ「アンディ―ズ・トイ・ボックス」では、おもちゃやおみやげなど、限定グッズが勢ぞろい。入り口には、リトル・グリーン・メンやミスター・ポテトヘッドなどのキャラクターや、おもちゃが飾られており、ワクワクした気持ちにさせてくれる。次回は、東京ディズニーランドに2015年夏オープンする新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」を、香港ディズニーランドに存在する同アトラクションでひと足早く体験する。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2014年11月18日スマートフォンやタブレットと連動させて遊ぶ次世代オモチャ、スマートトイ。専用アプリを用いることで今までにはないオモチャの楽しみ方が広がってきている。そんなハイテクオモチャを子供だけに遊ばせるのはもったいない! ということで、大人も楽しめる、いや大人こそ楽しみたい次世代ハイテクトイを紹介する連載、始めます。○植物の環境をスマホでモニター「うさぎって寂しいと死んじゃうんだから…」。90年代のドラマ「ひとつ屋根の下」で、とある女優さんが放った名台詞だ。もちろん、うさぎは寂しくても死なない(基本的には単独行動の動物である)。それ以前に、寂しいという感情があるかも微妙だが、ひとつ屋根の下、ベランダで育てている植物は放っておくと確実に枯れてしまう。「お花って水と肥料がないと枯れちゃうんだから」。女性からこう言われたら、美味い酒や料理をおごれ、もしくは高い化粧品を買え、というような意味だろう。うっかり、「切り花でもしばらくはキレイだろ」などと言ってはいけない。ただ植物の場合は、水も肥料もただ与えれば良いわけではなく、適切なタイミングや量が決まっている。彼らは「もうお腹いっぱい」とか言わず、無言で枯れていく。「Parrot Flower Power(以下・フラワーパワー)」は、植物に必要な水分や肥料、温度、光量をセンサーでモニターするデバイスだ。植木鉢やプランターに本体を設置し、Bluetoothでデータを送信し、スマートフォンやタブレットで確認することができる。実際に使ってみて10日ほど経過したので、使用感をレポートしていこう。○スタートは簡単。だが、データが送られるまで1日待つ必要があるフラワーパワーを使用するには、専用アプリ「Parrot Flower Power」をスマートフォンにインストールする。アプリはもちろん無料。データの保存や解析は専用のサーバーを使用するが、月額の使用料なども発生しない。アプリをインストールしたら、アカウントを登録し、フラワーパワーとBluetoothで接続する。接続自体は、あっけないほど簡単だ。次に、植物を登録する。登録した植物の特性に応じて、水やりや温度など、適切なアドバイスが得られる仕組みだ。ちょうどベランダにあった観葉植物の「ポトス」を登録しようとするも、最初データベース(Plant DB)で見つけることができなかった。しかし、ポトスの学名「Epiremnum aureum」で発見。和名は「オウゴンカズラ」とある。説明文を読むと、[かつては「ポトス属」に分類されていた名残で、園芸上はポトスと言われている]と。なるほど!フラワーパワーを登録しても、すぐにはデータは送られてこない。データを分析するのに約1日程度待つ必要がある。○無口な植物に代わって要求を通知してくる翌日。フラワーパワーからポトスのデータがiPhoneに送られてきた。正確には、フラワーパワーからBluetoothで送られたデータはインターネット経由でサーバーに行き、分析された結果がスマホ上に反映される。ちなみに気になる通信距離だが、ベランダに設置した鉢から、いちばん近い部屋、その隣にあるリビングまでは電波を拾ったが、さらに離れた部屋では圏外になった。ま、Bluetoothだからしょうがないね。日数が経つにつれて、各データの折れ線グラフが充実してゆく。グラフの表示単位は、1日、1週、1月、3月、6月、1年。そして、リアルタイムにデータを表示するライブモードがある。温度はこの季節(11月)でも、下は12度から上は35度まで意外と寒暖差があることがわかった。人間なら「暑い」「寒い」とうるさくてかなわないだろう。そして、無口な植物を代弁してフラワーパワーが、水が足りない、肥料が足りないと、たまにアラートを送ってくる。まるで、「植物って寂しいと死んじゃうんだから」と言われているようだ。ポトスは丈夫でかなり育てやすい部類に入ることもあって、それまで放置気味だったが、フラワーパワーの導入でちゃんと世話をするようになった。液体肥料を施してもまだ足りないと言われたので、新しい土に植え直しもした。すると今度は……。「肥料が多すぎ」との表示が! 指示に従って水で洗い流す。「美味いもの食べたい」と言われてレストランに連れて行ったら、「この料理、カロリー高すぎるわ」とクレームを受けた気分だ(笑)。ガーデニングと女心は難しいですね。とまぁ、なかなか厳しいのだが、これで放置して枯らす心配はなくなった。来春になったら、より生育環境を整える必要がある野菜でも使ってみたい。
2014年11月14日ディズニーをテーマとしたクリスマスイベント『Bright Christmas 2014』が13日より、東京・横浜の各所でスタートする。前日となる12日、神奈川県の商業施設・MARK IS みなとみらい(横浜市西区)では、映画『トイ・ストーリー』の世界観をテーマにした高さ6メートルのクリスマスツリー『Smile Story』をひと足早くお披露目。おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかなムードで多くの来場者を楽しませた。<写真>乙女ゴコロくすぐるシンデレラの巨大ツリー同所のツリーはウッディ、バズ・ライトイヤーなどキャラクターのぬいぐるみ計385個が散りばめられたもの、そのほか、ランドマークプラザ(同)には、高さ30メートルの吹き抜け空間に、高さ約8メートルのツリー『Princess Story』が出現。ディズニープリンセスのシンデレラをテーマに、キラキラと輝くガラスの靴やカボチャの馬車のモチーフが飾られ、あたりは華やかでロマンチックな雰囲気に包まれた。ディズニーのファンタジックな世界を体験できる同イベント。昨年、東京・丸の内エリアで開催された際には1000万人が訪れ、好評を集めた。今年は丸の内エリアの丸ビル、新丸ビル、丸の内オアゾなど6ヶ所のほか、横浜のMARK IS みなとみらい、横浜ランドマークタワーを加え、エリアを拡大して展開。丸ビルには、今年大きな話題になった映画『アナと雪の女王』にインスパイアされた雪と氷の美しい世界観を再現したツリーが登場するほか、周辺施設にもディズニーの人気キャラクターをイメージした数々のイルミネーションが展開する。開催期間はいずれも12月25日まで。
2014年11月12日ディズニー/ピクサーの超人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー4(原題)』の製作が発表になった。ディズニー、ピクサーの両スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務め、先ごろディズニーの最新作『ベイマックス』のプレミアに出席するため来日したジョン・ラセターがシリーズ1、2作目に続いて監督を務め、2017年の公開にめざす。その他の画像『トイ・ストーリー』は、1995年に世界初の長編コンピュータ・アニメーションとして公開され、アニメーションの歴史にその名を刻んだ名作だ。その後、『トイ・ストーリー3』まで三部作が製作され、長編シリーズの完結が宣言された。ラセター監督は「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語はアンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした。しかしアンドリュー、ピート、リー(ラセター監督と共にシリーズを創造してきたアンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチ)が新しいアイディアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」と言い、「私達はこのキャラクター達が大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません。本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と説明する。ピクサーのストーリー・テラーたちがラセター監督をうならせた“新しいアイデア”が何なのかは不明だが、新作ではウッディ、バズ・ライトイヤーなどの超人気キャラクターたちの新たな物語が描かれる。『トイ・ストーリー4(原題)』2017年、全国ロードショー『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年11月07日『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー4(原題)』(2017年公開)の製作が決定し、2017年に日本公開されることが6日、明らかになった。1995年に、ピクサーが世界初のコンピューター・アニメーション映画として製作した『トイ・ストーリー』。来年20周年を迎えるこのタイミングで、『トイ・ストーリー4』の製作が発表された。最新作では、ウッディやバズ・ライトイヤーといった人気キャラクターたちの人生の新たなチャプターを描くことになるという。監督を務めるのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオおよびピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョン・ラセター。両スタジオのすべての映画を監修している彼が、直々にメガホンをとる。そして、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチといった『トイ・ストーリー』全作品に深く関わっているストーリー・テラーたちが集結する。"完璧な完結編"と言われ、名作となった『トイ・ストーリー3』で終わらず、4作目の製作が決定したことに関して、ジョン・ラセターは「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語は、アンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした。しかし、アンドリュー、ピート、リーが新しいアイデアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」とその理由を語る。そして、「私たちはこのキャラクターたちが大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または、過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません」と言い、「本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と、『トイ・ストーリー』と『トイ・ストーリー2』の監督を務めたジョン・ラセターが自信を見せている。(c)2014 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2014年11月07日1995年、ピクサーが世界初のコンピューター・アニメーションとして生み出した映画『トイ・ストーリー』がアニメーションの歴史を変えた。その後も、『2』(’99年)、『3』(’10年)と続編が公開されるたびに大ヒットを記録してきた同シリーズ。このほど、その最新作が2017年に『トイ・ストーリー4』(原題)となって劇場公開する予定だとディズニー/ピクサーから発表された。この最新作で監督を務めるのは、先日の東京国際映画祭でオープニングを飾ったディズニー・アニメーション最新作『ベイマックス』(公開:12月20日)の、ワールド・プレミアに併せ来日していたジョン・ラセター。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ及びピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして両スタジオの全ての映画を監修し、先日の来日でも、両スタジオの今後の作品ラインナップのプレゼンテーションを行ったばかりだ。まだ多くの詳細が明かにされていないが、『トイ・ストーリー4』ではウッディやバズ・ライトイヤーといった超人気キャラクターたちの新たな人生が描かれるという。ファンにとっては吉報となる今回の“続編”製作発表だが、1つの疑問がここで浮上する。前作『トイ・ストーリー3』は、興行収入10億6,320万ドルの大ヒットを飛ばし、『アナと雪の女王』が公開されるまでは日本での洋画アニメーション史上歴代No,1、さらに作品自体も感動作として高評価を得て、“完璧な完結編”とまで言われた名作だ。疑問となるのは「今、なぜシリーズ4作目の製作が決定したのか?」。ラセター監督は「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語はアンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした」とその胸の内を明かしつつ、「しかし、アンドリュー、ピート、リー(※3人共『トイ・ストーリー』全作品に深く関わってきた人物)が新しいアイディアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」とコメントを寄せている。さらに「私たちはこのキャラクターたちが大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから(観客の)期待に応じられる、または過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません。本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」とシリーズ最新作に強い自信をのぞかせる。81分間の全編フルデジタル映像と“おもちゃの世界”という独創的な発想で描かれた『トイ・ストーリー』が映画の歴史を塗り替えてから、来年で節目の20年。1995年当時から大きく文化も変わり、デジタル隆盛のこの時代にどんなカタチで“おもちゃ”を描くのか、原点に立ち返りながら挑戦を続けるディズニー/ピクサーに注目だ。『トイ・ストーリー4』(原題)は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日セガトイズは1日、小鳥型のペットトイ「おしゃべりピーちゃん。」を発表した。背中を指でなでると、さえずったり歌ったりする。発売は2日で、希望小売価格は税別2,500円となっている。おしゃべりピーちゃん。は、手乗りサイズの小鳥型ペットトイ。背中をなでるとさえずり、背中を長めになでると歌を歌う。24種類のさえずりと、5曲の歌を用意する。首のボタンを押しながら話しかけると、ユーザーの声を録音して再生する"ものまね"機能も備えている。サイズはW120×D50×H100mm、重量は85g(電池除く)。電源は単4形電池×2本で、連続使用時間は最大6時間。イエロー、ブルー、パープル、ホワイト、グリーン、ピンクの全6色。対象年齢は6歳以上となっている。(c)MOOSE
2014年10月01日スマートフォンやタブレットと連動させて遊ぶ次世代オモチャ、スマートトイ。専用アプリを用いることで今までにはないオモチャの楽しみ方が広がってきている。そんなハイテクオモチャを子供だけに遊ばせるのはもったいない! ということで、大人も楽しめる、いや大人こそ楽しみたい次世代ハイテクトイを紹介する連載、始めます。○世にも奇妙なエイリアン型スマートトイ!年に数度、無性に「ラジコンしてぇ」って時が来る。その二度目が、早くもやってきた。一度目は連載第一回の「Sphero」だ。正直、スマホで操作するラジコンは「Sphero」でもう十分だと思っていた。しかし、今回はあの「AR.Drone」のParrot社から出るというのだからほっとくわけにはいかない。「AR.Drone」といえば、スマホで操縦するカメラ付き飛行ラジコンとして社会現象を巻き起こした元祖スマートトイ。その小型家庭用版「Rolling Spider」がこの夏に発売され話題をよんでいるが、我らがスマートトイストーリー研究室が気になったのが、同時発売されたもうひとつのミニ・ドローン。こいつ、オモチャのくせに、まるでエイリアン。その正体がコレ。シガニー・ウィーバーがあれほど阻止したのにすでに地球にいたのか、お前は。オモチャたるもの、フレンドリーな顔をしなければいけないという常識を覆す、圧倒的エイリアン。「圧倒的」の使い方が間違っているような気がするが、子供を寄せ付けない大人向けの雰囲気は十分だ。さらにこいつは子供も、いや人類を驚かす、ある特殊な能力を備えていた、それがこれ。何も知らない人がこれを見たらきっと驚く。道端で死んでると思ったセミが突然暴れた時ぐらい驚く。ルンバが夜中に突然動き出した時くらい驚く。こいつの名前は「Jumping Sumo」。「AR.Drone」のParrot社がこの夏に送りだした、フランス生まれの憎いやつ。***『ではほかになにかアイデアは?』『はい、飛ぶラジコンではなく、跳ぶラジコンというのはどうでしょう?』『なるほど、"走る"と"飛ぶ"の間をとって、跳ぶ……か。面白い』『よしそれなら鳥のように大空は飛べないけど、少しだけ飛翔できる昆虫のようなものにしよう』***という企画会議があったかは知らないが、いずれにせよこいつは世にも奇妙なジャンプするエイリアン型スマートトイなのだ。○車載カメラで侵略する様子を味わえるうっかり見た目だけでエイリアンのように扱ったが、ある意味それは正しいかもしれない。なぜならこいつはとんでもない頭脳の持ち主。まるで地球を侵略するための機能を数多く備えている。その一つが監視カメラだ。正面の口のような部分にカメラを内蔵し、スマホでカメラの映像を見ながら操縦できる。もちろん静止画と動画を撮影も可能。○アクロバティックな動きで敵を威嚇?ジャイロスコープと加速度計を搭載した慣性中枢性能で安定した走行ができる。速度は時速7km(秒速2m)の俊敏性があり、左右90度ターンや180度ターンのほか、スピンやウェーブ、スローシェークといったアクロバットな技も。きっと窮地に追い込まれた時に威嚇して逃げ出すために付けられたのかもしれない。○変幻自在のジャンプで敵に襲いかかる?「Jumping Sumo」の最大の特長が約80cmの跳躍力。尻尾の部分に強力なスプリングを内蔵し、弾く力でジャンプする。垂直方向の高跳びと、水平方向の横跳びの2種類のジャンプができる。上の跳ねるだけではなく、敵に襲いかかるようなジャンプもできるのだ。機能を紹介するうちにだんだんこいつが本当に「地球を侵略するエイリアン」というコンセプトで生まれたのではないかとという疑惑が強くなってきたので、レビューも兼ねて操作の訓練をしようと思う。それでは7つのジャンピング・チャレンジをご覧あれ。○7つのハードルを越えていけるのか?その1.地上をまっすぐ走れるのか?その2.障害物を越えられるのか?その3.人類の英知であるiMacを越えられるのか?その4.このオレを、いや人類を越えて行け!その5.なくしたリモコンは見つけられるのか?その6.ネコのように仕事を邪魔できるのか?○結論! ジャンプ機能に意外な遊戯性を発見スマホで操作するラジコンはもう珍しくはないが、ラジコン目線の映像を見ながらスマホで操作するのは予想以上にスリリング。こちらがエイリアンになりきって、地球を侵略しているような感覚になる。ただそれ以上にハマったのがジャンプ機能だ。昔ながらのアクションゲームには必ずといっていいほど「ジャンプ」する動作が実装されていたのを思い出して欲しい。障害物を超えるため、敵を避けるため、ステージをクリアするため、ジャンプを使っていたはず。この「Jumping Sumo」を操作するうちに、まるでアクションゲームを楽しんでいるかのような感覚になった。つまりただ走る、飛ぶだけではなく、ジャンプすることでゲームが動的になり、驚くほど遊戯性が高まる。いつの間にかラジコンとして走らせるだけではなく、どんなものが超えられるか、どんなコースがクリアできるか、自分なりの遊び方を探し出すぐらいハマっていた。幼少期の「遊び」って確かにこんな感じだったはずだ。スマホと連動することが既に当たり前になった今、スマートトイはスマートであるだけではなく、「トイ」としての遊戯性も重要になってくるのだと思う。
2014年09月25日米Spheroは5日(現地時間)、スマートフォンやタブレット操って遊ぶスマートトイ「Ollie」を発表した。全世界で9月15日に発売する。価格は99米ドルで、オンラインや量販店などで販売される。「Ollie」は、1月に米・ラスベガスで開催された「CES 2014」で「Sphero(スフィーロ) 2B」として発表されたスマートトイ。スケートボードからヒントを得て開発されており、筒状の本体が転がるようにして走る。Ollieは最高秒速6.3mで走り、6フィート(約1.83m)の高さまでジャンプ可能だ。行える動作はジャンプだけでなく、スピンやドリフト、フリップなどもある。スマートフォンやタブレットとはBluetooth LEで接続し、対応するOSはiOSとAndroid。本体は耐久性のあるポリカーボネート製だ。付属のUSBケーブルで充電し、3時間でフル充電される。フル充電の状態から1時間の駆動が可能だ。カラーはブラックとホワイト。
2014年09月05日