今年のサンダンス映画祭で発表され「ホラーの常識を覆した最高傑作」「現代ホラーの頂点」と批評家から絶賛され、トラウマ必須の恐怖で全米を震撼させたホラー映画『へレディタリー/継承』の予告映像が公開となった。本作の監督・脚本を務めたのは、これが長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、ラストへつながる恐怖の伏線をすべて回収する徹底した脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点とまで言われている。主演は『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。本作で見せる鬼気迫る怪演で、すでに来年のオスカー主演女優賞ノミネートが確実視されているほど。製作は昨年アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』をはじめ、今年も『レディ・バード』が賞レースを席巻したオスカー常連の映画スタジオ「A24」。設立6年目にして話題作を次々と発表し、本作でもB級扱いされがちなホラーというジャンルを、クオリティの高い作品へと仕上げた。この度公開された予告映像では、祖母・エレンの葬儀から始まり、「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というおどろおどろしいテロップとともに、想像を絶する恐怖に襲われる家族を映し出す。暗闇に「誰か」の気配、部屋を走る不思議な光、ガラスに写った怪しく笑う自分…これは祖母が遺した“何か”を感じているからなのか?そして不気味な表情の孫・チャーリーが、鳥の死体から首を切り落とそうとしているシーンや、炎に包まれた“誰か”を見つめるトニ・コレットの姿も強烈だ。不穏すぎるシーンと、家族の絶叫から、いったいどんな恐怖が襲い掛かるのか?トラウマになる前に、恐怖体験の一部はこちらの映像から確認してみて。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年09月27日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。今も世界中で熱狂的なファンを持つSF人気シリーズ『スター・トレック』好きな読者の方々も多いと思いますが、個性豊かなキャラクターや壮大な世界観が魅力的ですよね。【シネマの時間】第39回は、そんな『スター・トレック』の脚本コンテストのために一人旅をする、自閉症のウェンディの心温まる物語。映画『500ページの夢の束』をお贈りします!脚本を手掛けたマイケル・ゴラムコ自身、熱狂的な『スター・トレック』ファンで、会話の隅々にも『スター・トレック』愛がいっぱい。主人公ウェンディ役には、『I am Samアイ・アム・サム』や『宇宙戦争』で天才子役として名を馳せたダコタ・ファニング。人生初の大きな目標のために、さまざまなトラブルを一つずつクリアして、つまずきながらも目的地に近づいていく愛すべき21歳の自閉症の少女を魅力的に演じています。ウェンディを明るく見守るソーシャルワーカーのスコッティには、『シックス・センス』でアカデミー賞に、『リトル・ミス・サンシャイン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたハリウッドを代表する演技派女優のトニ・コレット。姉のオードリーに『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のアリス・イヴ、ウェンディを捜索するフランク巡査役は『レミーのおいしいレストラン』で主人公レミーの声を担当したパットン・オズワルトなどがしっかりと脇を固めています。監督は、『セッションズ』で近年数々の賞に輝いたベン・リューインがメガホンをとり、どこか欠損やトラブルを抱えながらも、今より幸せな明日を手にするために懸命に生きる者たちを、フラットな目線で愛とユーモアを込めて描いた感動の物語!私自身、ひたむきな主人公のウェンディーの姿に心打たれました。ぜひ、映画館でお楽しみいただければ幸いです。■映画『500ページの夢の束』あらすじーー大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストのためにハリウッドを目指す自閉症のウェンディの物語。主人公のウェンディは、人気SFシリーズ『スター・トレック』が大好きな21歳の女の子。自閉症を抱える彼女は、唯一の肉親である姉・オードリーと離れて、アメリカのベイ・エリアの自立支援ホームで暮らしていますが、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くことが趣味でした。最近ではソーシャルワーカーのスコッティの協力を得て、シナボンというシナモンロール屋でアルバイトをはじめ、社会とのつながりを持とうとしています。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、夢中になって500ページの大作を書き上げます。そんななか、とあるすれ違いから、姉のオードリーと口げんかをしてしまったウェンディ。ショックを受けた彼女はそのまま寝込んでしまい、気付いた時には郵送でコンテストの締め切りに間に合わない自体に陥ってしまいます。涙をこぼして悔やみますが、なんとか自分で気持ちを落ち着かせ、せっかく書いた原稿をロサンゼルスのパラマウント・ピクチャーズ(『スター・トレック』の映画会社 )まで直接届けようと決心します。500ページの脚本をお気に入りのスター・トレックの青のリュックに詰め込み、朝早く自立支援ホームを抜け出し、愛犬ビートとともにハリウッドを目指し、初めての旅にチャレンジするのでした。家とアルバイト先の店を往復する以外、ほとんどどこへも行ったことのないウェンディが、一度も渡ったことのない通りに勇気を出して踏み出し、ロサンゼルス行きのバスに乗り込みます。ベイ・エリアからロサンゼルスまで3日間の初めての一人旅。その頃、自立支援ホームでは、出勤してきたスコッティが、彼女がいないのに気づいて大慌てで探し始めます。バスでロサンゼルスまで行くはずのウェンディでしたが、なんとビートが車中でオシッコをしてしまい、途中の道でひとりと1匹は降ろされる羽目に。目的地のパラマウント・ピクチャーまで370キロ!彼女は、くじけずに歩き出しますが、その後もさまざまな困難に遭遇します。一方、ウェンディが脚本を直接届けに行ったことに気づいたスコッティーもまた、反抗期の息子のサムを車に乗せてハリウッドへ向かいます。さらに、報せを聞いた姉のオードリーもウェンディーを追いかけるのですが、それぞれの旅の行方は……?果たしてウェンディーは、脚本コンテストの締め切りまでにパラマウントに辿り着くことができるのでしょうか……!?大好きなものがあるって最強!大好きなものは勇気をくれる。ウェンディには、楽しいときも辛いときもいつでも『スター・トレック』がありました。”チャレンジする心を忘れないすべての人を応援する感動のハートフルストーリー”■自閉症とは?映画『500ページの夢の束』の主役の女の子ウェンディは、自閉症を抱えるひとりです。彼女は、自立支援ホームで暮らし、ソーシャルワーカーの協力を得て、シナモンロール屋でアルバイトを始めるなど、社会とのつながりを持とうとしています。そんなウェンディは、人気SFシリーズ『スター・トレック』の知識では誰にも負けません。劇中、同じショッピングモールに働く『スター・トレック』ファンが彼女にクイズ合戦を挑んできますが、驚異的な知識量で圧倒するのです。『スター・トレック』の何がそれほどまでにウェンディを惹きつけるのでしょうか。同作に登場する人気キャラクターのスポックは地球人とバルカン星人とのハーフで、感情をうまく表現できない人物として描かれており、ウェンディはそこに自分自身を重ね合わせているのでした。脚本コンテストのために彼女が執筆した『スター・トレック』の物語には、彼女の伝えたい思いが詰め込まれています。そんなウェンディが書いた物語と、現実が二重構造でシンクロしていくさまは、本作の一番の見どころでしょう。『スター・トレック』は彼女が社会と向き合う接点でもあるのです。自閉症とは「東京都自閉症協会」によると、先天的な原因から対人関係の特異性、コミュニケーションの質的障害、イマジネーションの質的障害という3つに特徴があらわれることから診断される障害です。「自閉」という言葉からイメージされる「自ら心を閉ざしている病気」ではなく、育て方によって、後天的になるものでもありません。原因は、まだ不明ですが、さまざまな所見や遺伝的研究から、先天的な脳機能の違いが原因となる障害だと、考えられています。自閉症は、重度の知的障害を合併している人から、知的な障害がほとんどない人、IQ(知能指数)が通常より高い人まで幅広く、その個性も多様です。どこからどこまでが「知的障害」、どこからどこまでが「自閉症」と区切れるものではなく、まるで虹の光のように連続していることから、自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder:ASD)と言われます。従来、知的障害のある(IQ70~75以下)人が7割から8割といわれていましたが、ここ数年、知的障害をともなわないタイプの自閉症が広くしられるようになり、早期発見が進んだことから、知的障害をともなわないアスペルガー症候群などの高機能ASDの割合が増えていると、医療機関や教育機関では実感されています。また、てんかんを発症する自閉症児・者の例は多く(20%以上)、重度知的障害のある人の方がその割合が高いというデータがでています。そのほか、さまざまな感覚や、運動機能に特異性をもつ人もたくさんいます。このことからも、自閉症が精神の障害でなく脳の機能・器質障害であると想像されます。( NPO法人東京都自閉症協会より参照 )出典:■映画『500ページの夢の束』作品紹介映画『500ページの夢の束』は、2018年9月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!公式HP:原題:Please Stand By監督:ベン・リューイ製作:ダニエル・ダビッキ、ララ ・アラメディン、トッド ・ワグナー、ベン ・コスグローヴ脚本:マイケル・ゴラムコ撮影:ジェフリー・シンプソ編集:リサ・ブロムウェル , ACE美術:ジョン・コリズ自閉症演技指導:エレーヌ・ホール製作年:2017年製作国:アメリカ上映時間:93分映倫区分:G日本語字幕:桜井裕子配給:キノフィルムズ/木下グループ©2016 PSB Film. LLC■映画『500ページの夢の束』キャストウェンディ=ダコタ・ファニグスコッティ=トニ・コレットオードリ=アス・イヴサム=リヴァー・アレクサンダージャック=マイケル・スタール・デヴィドジュリー=ジェシカ・ローテローズ:マーラ・ギブス男性看護師:ジェイコブ・ワイソッキフランク巡査:パットン・オズワルドドイル巡査:ロビン・ワガート【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年09月10日ハリウッド×ヨーロッパの個性派俳優が豪華共演する『MADAME』(原題)が、『マダムのおかしな晩餐会』の邦題で11月に公開されることが決定。この度、ポスタービジュアルと華やかな場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリーエレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)。セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとするが、手違いで出席者が不吉な13人に!大慌てでスペイン人メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、晩餐会の席に座らせるが、緊張のあまりワインを飲みすぎたマリアはお下品な“ジョーク”を連発!しかし、逆にこれが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまう。いまさら正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は…?■ハリウッドとヨーロッパの豪華キャストが夢の共演!本作は上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題に直面させる刺激と毒気がたっぷりと仕込まれた、パリを舞台に繰り広げられる、大人のロマンティック・コメディ。裕福なアメリカ人夫婦を務めるのは、知的演技派の女優トニ・コレットと、伝説的なキャリアを持つハーヴェイ・カイテル。晩餐会をハチャメチャにしてしまうメイドは、『ジュリエッタ』などペドロ・アルモドバル監督作品の常連で、世界一美しい鷲鼻を持つ超個性派ロッシ・デ・パルマが演じる。3人はオファーを受けた理由を揃って「脚本がすばらしかったから」とコメントしており、脚本も担当した新進気鋭のフランス人女流監督アマンダ・ステールの手腕を絶賛。ステール監督は「人生は白黒つけられることばかりではありません。笑っている最中に涙が溢れたり、泣いている時に笑いがこみ上げたり。この映画もコメディにもドラマにもなるでしょう」と語っている。■華やかな場面写真とポスターも大公開併せて公開されたポスター画像では、トニやハーヴェイをはじめとした豪華キャストが、複雑な表情を浮かべて席についており、本作の特徴でもある一筋縄にはいかない人間ドラマを華やかに捉えている。さらに劇中では、ハイブランドのドレスやジュエリーに絵画、ビュランの円柱をはじめ通好みのパリの名所など、目にも美味しい演出が光る。まさに人生を楽しみたい全ての人に贈る、最高のごちそう映画となっている。『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日猛暑の日本に降り立ち、プレミアでは共演者共々、炎天下で丁寧なファンサービスを実施。しかしながら、「今年はロンドンも異様な暑さだからね。何てことはないよ」と涼しい顔をしてみせる。それがサイモン・ペッグの優しさなのは間違いないが、『ミッション:インポッシブル』が彼にとって大切なシリーズであることも分かる。彼の演じるベンジー・ダンは、シリーズと共に成長してきたキャラクターだ。「第3作で初めてシリーズに加わったときは、一度きりの出演になると思っていた。撮影期間も短かったしね。でも、その後、(第3作の監督で、シリーズの製作を手掛ける)J.J.エイブラムスから『ベンジーがエージェントになるのはどうかな?』と聞かれた。すごく興奮したのを覚えているよ」。いまやトム“イーサン”を支える右腕的存在にかくしてスパイ組織IMFのシステム・アナリストだったベンジーは、現場で活躍するエージェントに。いまやトム・クルーズ演じる敏腕エージェント、イーサン・ハントの右腕的存在にまでなった。実際、シリーズ第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でのベンジーは、セーヌ川でスピードボートを走らせながらイーサンをサポートするばかりか、格闘にも臨む。足首を骨折しても撮影を続けたトムに対抗し、来日記者会見では「僕も紙で指を切った!」と主張していたが、それ以上の痛みもあったようだ。急にひそひそ声になり、「しかも、指を切ったのは嘘なんだ(笑)」とおちゃめに明かす。「足首の骨折には及ばないけど、格闘シーンでは体のあちこちを痛めた。相手のパンチがうっかり当たることもあれば、ロープで首を絞められた跡も残ったし。でも、スピードボートの運転は楽しかったよ。撮影スタジオの近くにある湖で特訓したんだ。その後、パリのセーヌ川で実際に撮影したのだけど、僕はスピードを愛しているから運転は問題なかった。難しいのは停止だね。ガシッと止めたいのに、ガガガガガ…と格好悪くなっちゃう」。「僕はプリンセスであり続けるよ」パンチを受けるのも、首を絞められるのも、すべてはイーサンと共に世界を救うため。「2人の関係をベンジーは喜んでいるし、僕も演じていて楽しい」と語るように、ベンジーが敵を欺くために大活躍し、イーサンに褒められて嬉しそうな顔をする一幕も。「ベンジーにとって彼はヒーロー。だから、『イーサン・ハントに褒められた!』と浮かれちゃうんだ。なにせベンジーは…ね」と、胸元で小さなハートマークを作る。シリーズファンの間では、「ベンジーこそがイーサンのプリンセス!」との声も多い。「アハハハ!ジュリア(イーサンの妻)やイルサ(前作から登場のスパイ仲間)を差し置いてね。でも、それってすごくいいことだ。女性だからといって、ヒーローに守られるだけではないことを物語っている。僕らのシリーズに登場する女性たちは、肉体的にも精神的にも強い。実際、イルサと戦ったらベンジーは確実に負けるよね。いいんだ。ベンジーの得意分野は格闘じゃなく技術だし。そんなベンジーをイーサンは仲間として愛し、危機が訪れたら迷いなく助ける。それがイーサン・ハントだからね。2人の友情が続く限り、僕はプリンセスであり続けるよ(笑)」。トム・クルーズは「覚悟のレベルが違う」ベンジーとイーサン同様、サイモン・ペッグとトム・クルーズの間にも友情と敬意がある。「人生を映画作りに捧げている」と真摯に公言するトムの言葉は、サイモンにも当てはまるものだ。「僕も若い頃から映画に大きな情熱を傾けてきたし、心から映画を愛している。この業界にいられることを日々誇りに思っているんだ。すごく大事な仕事だし、観客の皆さんのことも大事。ただし、トム・クルーズという人はちょっと異次元の存在でもあって、ある意味、覚悟のレベルが違う。確かに、僕も彼と同じくらい映画を愛しているけど、じゃあ命を投げ出して撮影するかといったら、絶対にやらない。たぶん、やらない。いや、やっぱり絶対にやらない(笑)」。自身の初監督作は「フィンランドで撮影したい」コメディ映画やユーモラスな役柄のイメージが強いが、「コメディやエンターテインメント作品と同じくらい、シリアスなヒューマンドラマも好き」。物語を担う俳優として、「自分が好きだと思えるものの中で、様々な方向性を探っていきたい気持ちがある」という。「自分が好きになれないものに関わるのは偽善的だしね。心に従って、いろいろな役に挑戦したい。最近、好きだと思った映画?トニ・コレット主演の『ヘレディタリー』(原題)かな。『シャイニング』や『エクソシスト』みたいな古典的ホラーなんだけど、不気味で、奇妙で、素晴らしかった。コメディじゃないホラーにも出てみたいな」。また、優れた脚本家でもあるサイモン・ペッグには、監督デビューの予定もある。今冬撮影スタートと報じられていたが?「フィンランドで撮影したいと思っているんだ。物語上、雪が必要でね。でも、そのための準備に時間をなかなか割けないから、もう1年先の冬になるかも。すごく気に入っている脚本だから、どうしても映画にしたい。カメラの前ではなく、後ろに立つことも楽しみにしているんだ。俳優のときよりも長く映画に関わっていられるしね。進捗状況は随時お知らせするよ!(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月02日ダコタ・ファニング主演、9月7日(金)より全国公開する映画『500ページの夢の束』。この度、日本オリジナル予告編映像と本ポスターが解禁された。今回到着した日本オリジナルの予告編は、SF映画のような宇宙服を着た2つの影が前へと進むシーンからはじまる。これは、ダコタ演じる主人公ウェンディが書く『スター・トレック』のオリジナル脚本の1シーン。自閉症を抱え、コミュニケーションが苦手で家族と離れ施設で暮らしているウェンディは、脚本コンテストに応募するため、施設を抜け出して数百キロ離れたハリウッドを目指す。ソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)やウェンディの姉オードリー(アリス・イヴ)は、ウェンディが誰よりも独創的な才能を持っていることや、1人で目的地を目指す勇気と行動力に気づかされていく。トラブルに見舞われながらも、懸命に目的地を目指すウェンディの健気な姿が胸打つ映像だ。また、ウェンディの警戒を解くため、『スター・トレック』に登場する“クリンゴン語”で話しかける警察官の姿も。ファンだけが使いこなせる架空言語でのコミュニケーションからは、ウェンディの“『スタトレ』好き度”が伝わってくると同時に、周囲の人々の優しさやユーモアが垣間見える。さらに、併せて解禁されたポスタービジュアルには、<届けたい物語がある。届けたい人がいる。>というコピーが載っており、脚本や荷物を抱えて前を見すえるウェンディと、姉のオードリー、ソーシャルワーカーのスコッティ、愛犬ピートの姿も切り取られている。ウェンディの熱い視線からは、意志の強さが伝わってくる。人生で初めて大きな願いを遂げるために、つまずきながらも目的地へ1歩ずつ前進するウェンディとその家族たちを描いた愛のある物語。難しい役どころを繊細かつ豊かな表現力で演じきったダコタは、脚本を読んだ際、「他の人に演じてほしくなかった。ウェンディに命を吹き込めるのは、私だけと思った」と語る。本作は、大人の女優となったダコタの新たなる代表作となりそうだ。『500ページの夢の束』は9月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年06月22日ダコタ・ファニング主演最新作『PLEASE STAND BY』の日本版タイトルが『500ページの夢の束』に決定し、併せて場面写真が解禁された。■ストーリー『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉と離れて暮らしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて――。主人公ウェンディを演じるのは、7歳で映画デビューを果たし、『I am Sam アイ・アム・サム』『宇宙戦争』の名演技で天才子役として一躍世界にその名を知らしめたダコタ・ファニング。本作では、大好きな『スター・トレック』に関して並外れた知識を持つ、自閉症を抱える少女という難しい役どころを、繊細かつ豊かな表現力で演じきっている。確かなキャリアを積み、大人の女優となったダコタのセカンドステージの、間違いなく代表作になるだろう。ウェンディを支えるソーシャルワーカー・スコッティ役には『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。また、ウェンディを大切に想いながらも離れて暮らさざるを得ない複雑な感情を抱く姉・オードリー役に、『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』のアリス・イヴが抜擢された。さらにプロデューサーは、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』を手掛けたダニエル・ダビッキと、『マネーモンスター』のララ・アラメディン。監督はサンダンス映画祭で観客賞・審査員特別賞をダブル受賞するなど、数々の国際的な賞に輝いた『セッションズ』のベン・リューインだ。“500ページの脚本を届ける”という人生初の大きな目標のために、立ちはだかるトラブルを1つずつクリアして、つまずきながらも目的地へと近づいていくウェンディとその家族たちを、数々の良質ドラマを送り出してきたキャスト・スタッフが愛とユーモアをこめて描いている。■“500ページの脚本”をリュックに、“ある願い”を胸に。愛犬と共にハリウッドを目指すウェンディ併せて解禁された場面写真には、愛犬ピートを抱き、決意を込めた表情で前を見据えるウェンディや、誰にも知らせず一人旅に出たウェンディを探すスコッティ、 オードリーらが写されている。初めて外の世界へ踏み出すウェンディの不安とときめき、そんな彼女を心配しながらも変わらぬ愛情で見守る家族たちの温かい眼差しを感じさせる場面写真に、期待が高まる。『500ページの夢の束』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月30日フィンランドのスポーツブランド・カルフ(KARHU)と、パリのセレクトショップ・コレット(colette)がコラボレーション。シューズ「BREAKING BREAD FUSION 2.0」は2018年2月23日(金)よりビームス原宿店限定で取り扱われる。カルフは、フィンランドのヘルシンキのシューズブランド。北欧らしいカラーとシンプルなデザイン、独自の理論を活かしたものづくりが特徴だ。今回のコラボレーションでは、コレットのイメージカラーとフィンランド国旗をベースにデザイン。アイコンにはフィンランドの主食プッラピトゥコと、フランスの主食クロワッサンを採用し、自国の食文化を大切にするこだわりを表現している。インソールとシューズボックスにプリントされており、キュートに仕上がっている。アッパーにはパーフォレーションを施したフルグレインレザーを使用。シューレースは3種類用意されており、スタイルに合わせて付け替えたい。【詳細】カルフ×コレット BREAKING BREAD FUSION 2.0発売日:2018年2月23日(金)価格:24,000円+税サイズ:US 7.5〜11(全8サイズ展開)取り扱い店舗:ビームス原宿店
2018年02月08日パリの有名セレクトショップ「コレット(Colette)」が昨年末、20年の歴史に幕を閉じた。若手の無名デザイナーとラグジュアリーブランドの商品を分け隔てなく並べ、週替わりでショーウィンドウを飾り、音楽イベントやブックサイン会を開催するなど、常に話題を振りまいてくれた存在だった。コンセプトストアの走りとしてファッションシーンを牽引したコレットの閉店に、今後のパリ全体の盛り下がりを懸念する業界人もいた。しかし、12月20日の閉店から約2週間後、コレットの元従業員が新しいショップをオープンさせるとのニュースが入ってきた!それが、シャネル(CHANEL)など高級ブティックが軒を連ねるカンボン通りに、1月8日プレオープンを迎えた「ヌー(nous)」だ。フランス語で“私たち”を意味する同店は、コレットのハイテク兼ウオッチ担当として14年間キャリアを積んだセバスチャン・シャペル(Sebastien Chapelle)と、コレットのストリートウエアとスニーカー部門を担当として9年間キャリアを積んだマルヴァン・ダイン(Marvin Dein)が中心となり立ち上げられた。“世界中の才能と厳選したアイテムをキュレーションすること”をミッションに掲げ、メンズアイテム中心に展開される。約150㎡の店舗は、コンクリートの壁に黒を基調としたインテリアで、シンプルにまとめられている。プレオープン当日は、中国のスマートフォンメーカー「ワンプラス 5T(OnePlus 5T)」の限定色販売とあって、開店前から行列を作っていた。同スマートフォンの他に、バンフォード(bamford)によってカスタマイズされたロレックス(ROLEX)など、エクスクルーシブもファンにはたまらない商品だろう。取り扱い商品は、ボーン・アンド・レイズド(Born x Raised)、ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)、デス・バイ・ドールズ(Death By Dolls)などのストリートウァアやデザイナーズブランド、コンバース(CONVERSE)やヴァンズ(VANS)のスニーカー、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の絵や荒木経惟の写真がプリントされたザ・スケートルーム(THE SKATEROOM)の限定スケートボードなど。ミゼンスィル(Mizensir)のキャンドルやマガジン、アイウエア、カメラなどの雑貨・機器も並ぶ。今後はエクスクルーシブやコラボレーションにも力を入れ、若いクリエイターのサポートに力を注ぐという。コレットとは全く異なるコンセプトで、ストリートカルチャーと強く結び付いたストアの誕生だ。コレット閉店で大きな変化が予想されるパリの流通、同店のみならず今後も動向に注目していきたい。
2018年01月20日シャネル(CHANEL)が、12月20日に閉店を予定しているパリのセレクトショップ・コレット(colette)の1階にて、10月30日から11月25日までスペシャルなコレクションを販売中。展開されているのは、音楽をテーマにコレットとシャネルがセレクションした特別なアイテムたち。シャネルの2017-18年秋冬プレタポルテコレクションや2017-18年クルーズコレクションから、厳選されたウエアやアクセサリーがラインアップする他、限定スニーカーも販売される。加えて、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)による写真展や、シャネルのグローバルクリエイティブメイクアップ&カラーデザイナーのルチア・ピカ(Lucia Pica)によるビューティ トーク、シャネルのアンバサダーであるキャロリーヌ・ドゥ・メグレ(Caroline de Maigret)によるスタイル トーク、ダフネ・エザール(Daphné Hezard)による「ポッドキャスト」のプログラム、メイクアップ アーティストによるメークアップ レッスン、アメリカ出身のグラフィックアーティストのフューチュラ2000によるライブペインティング、フランス・キューバ出身の双子ユニットのイベイー(Ibeyi)によるライブなど、様々なイベントを予定している。【イベント情報】CHANEL AT COLETTE会場:colette住所:213, rue Saint-Honoré 75001 Paris会期:2017年10月30日~11月25日時間:11:00〜19:00(月〜土)
2017年10月31日uka(ウカ)が、フランス・パリのセレクトショップ「コレット(colette)」と再びコラボレーション。復刻版のネイルオイルと”コレットブルー”のカラーベースコートが、2017年11月20日(月)よりuka各店、Cu各店、公式オンラインストアで数量限定発売される。ukaとコレットのコラボレーションがついにラストを迎える。オープンから20年を迎え閉店となるコレット。今回はこの人気ストアに敬意を示し、2011年に発表し人気を博したネイルオイルを復刻させる。さらに、ストアカラーである”ブルー”に着目した限定ベースコートも展開。「ウカネイルオイル ニイイチサン フォーコレット(uka nail oil 213 for colette)」と名付けられたネイルオイルは、ロール式でクルクルと転がすだけで爪先を潤してくれる。香りは、コレットの店内同様に甘いフィグ。ukaの通常ネイルオイルは、名前として”時間”を示す数字が記されているが、今回はコレットが位置するサントノーレ213番地から「213」と命名。筒形のパッケージはもちろん、ボトルにも、コレットの開店から閉店までを現す「1997-2017」の文字を刻んだ。同時発売となる「ウカ カラーベースコート ゼロ フォーコレット(uka color base coat zero for colette)」は、2017年5色展開で登場し、美容雑誌が選ぶ”ベストコスメ”にも輝いた人気アイテム「ウカ カラーベースコート ゼロ」のスペシャルカラー。コレットのショップバッグにも使用されている、鮮やかな”コレットブルー”は、1度塗りでほんのり色づき、4度塗り重ねれば美しい紺碧のネイルへと導いてくれる。こちらもボトルには「1997-2017」のロゴを添えた。【アイテム詳細】uka×コレット発売日:2017年11月20日(月)<数量限定発売>※公式オンラインストア ukakau(ウカカウ)特設ページで事前予約受付。・ウカネイルオイル ニイイチサン フォーコレット 5ml 3,800円+税・ウカ カラーベースコート ゼロ フォーコレット 10ml 2,800円+税取扱店舗:uka、Cu各店、公式オンラインストアukakau【問い合わせ先】ウカトー キョー ヘッド オフィスTEL:03-5775-7828
2017年10月14日2017年末に閉店するパリのセレクトショップ・コレット(Colette)へ10月2日、トム ブラウン(THOM BROWNE)が1ヶ月間のポップアップストアをオープン。コレットの2階エリアをジャックして行われているポップアップでは、今回のためにデザインされた200点以上のメンズ・ウィメンズの限定アイテムを始め、ブランド初のデニム、ホームウエア、子ども服、小物類が発売された。加えて、通常は直営店限定の“メイド トゥ メジャー”のサービスを、ニューヨークのスタッフによって受けることができるエリアが登場。ブランド初となるウィメンズのメイド トゥ メジャーサービスも行われている。また期間中は、ニューヨークにある人気カフェ・サンタ アンブローズ(Sant Ambroeus)のポップアップカフェが登場し、コーヒーとハンドメイドスイーツも堪能できる。なお、コレット限定アイテムはコレットの店舗以外にも、オンライン()でも販売中。また、10月5日からはECサイト・ファーフェッチ()でも販売を開始した。
2017年10月05日サカイ(sacai)が2018年春夏パリコレクション会期中の9月29日、パリのセレクトショップ、コレット(colette)でポップアップショップのクロージングパーティーを行った。9月4日から9月29日までの約1ヶ月間、同ブランドにとってパリのホームとなるコレット2階へポップアップショップ、「ジャルダン サカイ(Jardin sacai)」をオープン。コレットの遊び心と大胆なユーモア、パリの庭園、パリジャンのエレガントなフォーマルの境界線にインスピレーションを得て、ストリートの要素を取り入れたクチュールの技法からブランドの精神を描き出し、楽しいショッピングと人を惹き込む空間を創り出したサカイ。今回のパーティはポップアップショップ「Jardin sacai」の締めくくりを記念して開催されたもの。パーティーではキッズショーも行われた。サカイの子供服を着た子供たちのかわいさに、会場では最初から最後まで拍手が続いた。フィナーレにはコレットのクリエイティブ・ディレクターのサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)と阿部千登勢も登場した。また、会場ではサカイのキャンペーンビジュアルを撮影しているクレイグ・マクディーン(Craig McDean)の展覧会も開催された。
2017年10月02日H&Mの最高級ライン「H&M Studio(エイチ・アンド・エム・ストゥディオ)」が、パリの人気セレクトショップ「コレット(colette)」とコラボレーション。限定コレクションは、コレットの象徴的カラーであるブルーを基調にした9点のアイテムで構成。ウールとナイロンを組み合わせたAラインのアノラックポンチョ、袖や裾にラッフルが施されたシフォンドレスなど、デイリーからフォーマルにまで対応できるラインナップだ。また、今回のコレクションは手描きのグラフィックやジャカード織りなど、個性的なディテールが目立つ。ロングスリーブのチェックドレスと、袖口が大きくカットされたノースリーブのミニドレスには、まるで自由に筆を走らせたようなダイナミックな柄が配されている。【詳細】H&M Studio x colette - H&M STUDIO AW 2017発売日:2017年8月21日(月)取扱店舗:colette、オンラインストア
2017年07月09日昨年のカンヌ国際映画祭で大きな話題を呼び、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートをはじめ各国で40を超える賞を受賞した『ありがとう、トニ・エルドマン』。あのジャック・ニコルソンが惚れ込み、自身を主演にハリウッドリメイクを決定するなど注目を集める本作は、女性監督マーレン・アデが描く父と娘の可笑しくも温かな物語。そこで、6月18日の「父の日」に合わせ、“父の愛情を感じる映画”をピックアップした。■『ありがとう、トニ・エルドマン』(6月24日(土)公開)世界中が熱狂! この父と娘に涙し、笑った冗談好きの父・ヴィンフリートと、故郷を離れ外国で仕事をする娘・イネス。仕事一筋で笑顔を忘れかけている娘を心配し、父は出っ歯の入れ歯とカツラを装着、“トニ・エルドマン”という別人になって、神出鬼没に娘のもとに現れる…。父の突飛な行動に振り回されつつも、次第に娘・イネスは自分にとっての“しあわせ”とは何かを見つめ、本来の自分を取り戻していく――。互いに思い合っているにも関わらず、いまひとつ、かみ合わない父と娘の普遍的な関係を、温かさとクールな視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。すでに公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、また、名優ジャック・ニコルソンの猛プッシュにより、彼自身を主演に据えたハリウッド・リメイクも決定。今年のカンヌ国際映画祭の審査員にも抜擢された、今後有望なアデ監督が描くのは、ちょっと不器用だけど、どんなに大きくなろうとも離れて暮らす子どもを心配し、幸せになって欲しいと願う父親の姿。ラストでは誰もが笑って泣き、父親への感謝を感じずにはいられない。父の愛情を描いた数多くの名作に並ぶ、新たな傑作が誕生した。■『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997年)どんな状況下でも「人生は美しい」ことを教えてくれた父の愛カンヌ国際映画祭グランプリなど当時の主要賞を総なめにした、父の深い愛情を感じる金字塔的作品。イタリアの喜劇俳優ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演の3役を務め、アカデミー賞主演男優賞と外国語映画賞をW受賞したことでも注目を集めた。戦時下、強制収容所に送られたユダヤ人の父親グイドは、母親と引き離される幼い息子ジョズエを何とか励ますため、「これは、いい子にしていれば得点がたまるゲームだ」と、うそをつく。ガス室に向かう日も、ジョズエがシャワーを嫌がっていたことから「シャワーの日」と言って、なんとか生き延びることができた。絶望的な状況下でも、息子を笑顔にさせるため、おどけ続ける父。涙が止まらない衝撃のラストが待ち受ける傑作。■『人生の特等席』(2012年)素直になれない父と娘が、仕事を通じて絆を取り戻す疎遠だった父娘が、仕事を通して絆を取り戻していく様子を描き出す。『グラン・トリノ』で実質、俳優引退宣言をしていたクリント・イーストウッドが、彼から映画制作を学んだロバート・ロレンツの監督デビューのために主演を務め、娘役を『メッセージ』のエイミー・アダムスが演じた。長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきた不器用な父親と、そんな父を遠くに感じていたキャリアウーマンの娘。だが、年のせいで仕事が上手く行かず、引退もしない父に、ある事実が分かり、窮地に陥る。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、娘だった。それぞれが見つけた“人生の特等席”に、心揺さぶられる感動作。■『君はひとりじゃない』(7月22日(土)公開)ポーランドの新鋭が放つ、新たなる父と娘の物語第65回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した、ポーランドの俊英女性監督マウゴシュカ・シュモフスカの新作。妻を亡くし、感情が表に出なくなった父親、母親を亡くし、父親と自分の身体を嫌う娘。そして、人々を治療しながらもぽっかりと空いた心を持つセラピスト。最愛の人の“死”を経験する登場人物たちが紡ぐのは、心と身体の関係性、そして目に見えるものと見えないものの関係性。シリアスになりがちなテーマをシュモフスカ監督が繊細に、ときにはユーモアを交えて描き出す。“大切な人は身近にいる”と気づかせてくれる結末には思わず涙。父が子を想う気持ちは未来永劫、万国共通。映画を通じて、普段はなかなか素直にいえない父親へ感謝の想いを伝えてみては。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ありがとう、トニ・エルドマン 2017年6月24日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) Komplizen Film
2017年06月18日第69回カンヌ国際映画祭にて公式上映されるや大絶賛を受け、第89回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたドイツ映画『ありがとう、トニ・エルドマン』(原題:Toni Erdmann)。引退表明をしていたジャック・ニコルソンが自ら撤回して名乗りをあげ、ハリウッド・リメイクも決定した本作から、待望の予告編が解禁された。悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘・イネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストを訪れることにする。父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間を一緒に過ごし、父はドイツに帰っていった。ホッとしたのも束の間、今度は彼女のもとに、“トニ・エルドマン”という別人になった父が現れて…。「スクリーン・インターナショナル」「カイエ・デュ・シネマ」など各国の有力誌がこぞって2016年の映画ベスト1に選んだのは、『ムーンライト』でも『ラ・ラ・ランド』でもなく本作。ワールドプレミアとなったカンヌでは、本作の話題で持ちきりに。「スクリーン・インターナショナル」の星取りでは歴代最高得点3.7(4.0満点)を獲得し、主要賞は逃したものの国際批評家連盟賞を受賞、「観客と批評家にとってのパルムドール」ともいわれた。すでに公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、アカデミー賞ノミネートをはじめ、各国の映画批評家協会賞の外国語映画賞を受賞。ヨーロッパ映画賞では作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞と主要賞を総なめに。また、アメリカ公開の際に本作を観てすっかり惚れ込んだジャック・ニコルソンが、ハリウッド・リメイクを熱望!引退表明を撤回し、リメイク版で自ら父親役を演じるという。アカデミー賞の常連である大物俳優の心をも鷲づかみにした。到着した予告編では、仕事に追われるキャリアウーマンの娘イネスを心配した父ヴィンフリートが、変なカツラに入れ歯の“トニ・エルドマン”という別人になって見守る姿がユーモラスに描かれていく。“トニ・エルドマン”が巻き起こす、予想を超える展開は奇想天外。しかし、そこから浮かび上がる父と娘の真実の愛が垣間見える、温かなものとなっている。互いに思い合っているにも関わらず、いまひとつ噛み合わない父と娘の普遍的な関係を、温かさと冷静な視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。世界を魅了したその世界観をここから確かめてみて。『ありがとう、トニ・エルドマン』は6月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月09日ドリュー・バリモアとトニ・コレットの人気キャストが共演を果たした、女性同士の深い友情が胸を熱くする感動作『マイ・ベスト・フレンド』のBlu-rayとDVDが、インタビューや未公開シーンなど情報満載の特典映像を収録して、5月3日(水)に発売が決まった。幼い頃からの大親友で、お互いのすべてを知っているミリーとジェス。あるとき、ミリーに乳がんが見つかり、同じ頃にジェスは妊娠が発覚。不妊治療を長く続けてきたジェスは喜びをミリーと分かちあいたいが、ミリーのことを思うとどうしても打ち明けられず――。ファッションもキャラクターも圧倒的な個性とカリスマ性で周囲を魅了するミリーを、『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットが好演。その彼女を大らかな優しさで受け止めるジェスには、『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモア。相手を想うがゆえに言葉にできない女性同士の深い友情物語を、名女優が初共演で贈る感動ドラマだ。ブルーレイ&DVDの共通特典として、キャスト、監督のインタビューをはじめ、未公開シーンや充実の特典映像を収録予定。また。初回限定特典として、オリジナルスリーブケースも予定する。ミリーとジェス、彼女たちの友情のゆくえを多彩な特典とともに見届けて。『マイ・ベスト・フレンド』Blu-ray&DVDは5月3日(水)より発売開始。※同日レンタル(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日映画『ありがとう、トニ・エルドマン』が2017年6月24日(土)より全国で順次公開される。悪ふざけが大好きな父親と、たまに会っても仕事のことばかりの娘。『ありがとう、トニ・エルドマン』では、全く正反対の性格の父と娘の触れ合いを温かく、ユーモラスに描いている。大人になった2人の噛み合わない関係は、「親子」という誰にとっても普遍的なものに溢れる人間らしさや愛を改めて感じさせてくれるだろう。なお、俳優業からの引退を宣言していたジャック・ニコルソンが本作のハリウッドのリメイク版へ出演するという報道が出ており、もしそれが実現すれば事実上の“引退宣言撤回”となりそうだ。『ありがとう、トニ・エルドマン』は、カンヌ国際映画祭では国際批評家連盟賞、ヨーロッパ映画賞では作品賞や監督賞、全米映画批評家協会賞では外国語映画賞、アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされるなど賞レースを席捲した。公開前からすでに話題を呼んでいる作品なので、家族はもちろん、恋人、友達など、大切な人を誘って観に行ってみて。 ■ストーリー 悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘のイネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、彼女は仕事の電話ばかりしていて、ろくに話すことも出来ない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを 訪れることにする。父の突然の訪問に驚く彼女だったが、何とか数日間一緒に過ごして、父はドイツに帰ることになる。少しホッとし た彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れて。。。 【作品詳細】 『ありがとう、トニ・エルドマン』(原題:Toni Erdmann)公開日:2017年6月24日(土) シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 監督・脚本:マーレン・アデ 出演:ペーター・ジモニシェック、ザンドラ・ヒュラー 2016年 ドイツ=オーストリア 162分 (c) Komplizen Film 【問い合わせ先】 ビターズ・エンド TEL:03-3462-0345
2017年01月26日日本でも大ヒットを博した『トリプルX』の続編、『トリプルX:再起動』のポスタービジュアルがこのほど到着した。2002年、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル主演で描かれた『トリプルX』、続く2005年、アイス・キューブ主演の『トリプルX ネクスト・レベル』、そしていまやハリウッドを代表するアクションスターとなった、ヴィンを再び主演に迎え、“トリプルX”が再起動する――。今回再起動するブロック・バスターシリーズ3作目となる本作は、世間から身を隠していたエクストリーム・スポーツ界のカリスマであるザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)が政府の極秘エージェントとなり、「パンドラの箱」と呼ばれる制御不能な軍事兵器を悪の力から奪回しようと、最強の敵ジャン(ドニー・イェン)と戦うことに。スリルを求める連中から召集された新たなチーム“トリプルX”と共に、ザンダーは全世界の政府最高権力者たちをターゲットとした世界壊滅の陰謀に巻き込まれていく。本作も、シリーズお約束のクールでウイットに富んだユーモアと、型破りで破天荒なアクションが満載となっている。また主演のヴィンのほか、キャスト陣も豪華な顔ぶれ。『トリプルX』過去2作品に続き出演となるサミュエル・L・ジャクソンや、カンフースターのドニー・イェン、ニーナ・ドブレフ、ルビー・ローズ、トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン、韓国アイドルグループ「EXO」の元メンバークリス。また、FCバルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールJr.が本作でハリウッド映画デビューを果たしている。このほど公開されたのは、15年ぶりに主人公・ザンダー・ケイジ演じるヴィンの姿や、ドニー、クリスといった豪華キャスト陣や、すでに公開されている予告映像内でも映し出されている、ザンダー・ケイジが迫り来る波に向かってバイクを走らせる精悍な姿も描かれている本ビジュアル。「極限世界<xXx>を体験せよ」というキャッチコピーからも、本編では“やり過ぎ”極限アクションの数々が展開されることを期待させる、躍動感溢れるデザインに仕上がっている。『トリプルX:再起動』は2月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月20日映画『トリプルX:再起動』が、2017年2月24日(金)より全国公開される。2002年、「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼル主演で上映された大ヒット作『トリプル X』、2005年にアイス・キューブが主役を演じた『トリプル X ネクストレベル』の続編として公開される本作。ハリウッドを代表するアクションスターであるヴィン・ディーゼルが『トリプル X』以来再び、タフな容貌にユーモアが滲む主人公を演じる。主人公は首の後ろにある“xXx”のタトゥーがトレードマークのX-スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジ。NSA(国家安全保障局)から強制的にシークレット・エージェントに任命され、東欧のテロ集団の潜入捜査を行う。最新作では、海外大ヒットドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のエレナ役で脚光を浴びたニーナ・ドブレフ、シリーズ2作品に続き出演となるサミュエル・L・ジャクソン、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開も控えるアジアを代表するアクションカンフースターのドニー・イェン、韓国のアイドルグループであるEXO元メンバーのクリスなど話題になること間違いなしの俳優陣が揃う。さらに、FC バルセロナ所属のブラジル代表のサッカープレーヤー、ネイマール Jr.も今作でハリウッド映画デビューを果たす。【作品情報】『トリプルX:再起動』公開日:2017年2月27日(金)監督:D・J・カルーソー出演:ヴィン・ディーゼル、 ニーナ・ドブレフ、 サミュエル・L・ジャクソン、ドニー・イェン、ルビー・ローズ、 トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン、クリス、ネイマール Jr原題:xXx: Return of Xander Cage(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年12月20日大ヒット作『トリプルX』の続編『トリプルX:再起動』の日本公開日がこのほど2017年2月24(金)に決定。併せてネイマールJr.選手をはじめとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像&ポスタービジュアルが到着した。首の後ろに彫った“xXx”のタトゥーがトレードマークのX-スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジが、NSA(国家安全保障局)から強制的にシークレット・エージェントに任命され、東欧のテロ集団の潜入捜査を試みる…。法律などお構いなしのストリートガイが、これまでのスパイ映画の常識をことごとく覆し、問答無用の活躍を繰り広げた『トリプルX』。フェロモン全開、精悍さにあふれたタフな容貌にユーモアが滲む主人公を演じ、危険度トリプル級のスタントの数々を披露してきたヴィン・ディーゼルが、再び観る者を興奮の渦に巻き込む――!『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル主演で、週末のオープニングの興行収入が4千4百万ドルを記録、“トリプルX”現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『トリプルX』。続く2005年のアイス・キューブ主演『トリプルX ネクストレベル』。そして来年公開となる本作で、再びヴィン・ディーゼルを主演に迎え、“トリプルX”が再起動する!先日解禁された海外トレーラーは、ブレイク後2日間で100億回以上の再生回数を記録しており、本作も全世界で注目を集めている。そんな中、今回はネイマールJr.選手を始めとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像が到着。カーアクションやバイクで水上を駆け巡ったり…と“X-スポーツ”(エクストリーム・スポーツ)を取り入れた、“やり過ぎ”極限アクションの世界へ早くも引き込まれてしまう仕上がりとなっている。本作では、海外大ヒットドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のエレナ役で脚光を浴びたニーナ・ドブレフ、シリーズ2作品に続き出演となるサミュエル・L・ジャクソン、そのほかドニー・イェン、ルビー・ローズ、トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン、クリス、ネイマールJr.らが出演しており、そんなトリプル級に豪華な顔ぶれが勢揃いしていることが分かる、ポスタービジュアルも同時に解禁されている。『トリプルX:再起動』は2017年2月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月16日11月18日(金)より公開中の名女優トニ・コレット×ドリュー・バリモアW主演映画『マイ・ベスト・フレンド』。この度、物語のクライマックスシーンとなる特別映像が到着した。幼い頃からの大親友で、ファーストキスから初体験まで、互いの全てを知っているミリーとジェス。この友情は何も変わることなく、永遠に続いていくと信じていた。ところがあるとき、ミリーに乳がんが見つかり、同じころジェスの妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、ミリーのことを思うと、どうしても打ち明けられない。相手を想うがゆえに言葉にできないことが増えていく、2人の友情の行方は――。製作は、日本でも大ヒットを記録した『おみおくりの作法』のクリストファー・サイモンが担当。監督は、一大センセーションを巻き起こした『トワイライト~初恋~』などで知られる女性監督キャサリン・ハードウィック。自身の乳がん発症をきっかけに、本作のアイディアを温め続けていたという女性脚本家モーウェナ・バンクスのリアルなストーリーテリングが魅力の作品となっている。女性の等身大の悩みや不安を描き出し、絶大な支持を得ている本作。このほど到着したのは、愛とユーモアが溢れるとっておきの本編映像。大親友のミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)、2人の友情は一生続くと思われた矢先、ミリーに乳がんが見つかる。一方、ジェスは長年続けてきた不妊治療が実を結び、ついに妊娠。同じタイミングに2人はそれぞれ大きな運命を迎えることに。映像では、出産を目前に控えひとり陣痛と戦うジェスのもとにやってきたのは、出稼ぎに出たパートナーのジェイゴ(パティ・コンシダイン)ではなく…車椅子に乗ったミリー。そしてミリーはすぐそばで「出産は本当に最高よ。頑張って」と言葉を投げかける。さらに遠く離れたジェイゴはテレビ電話で応援。愛する人々に囲まれた幸せな出産シーンだが、どこか思わずクスッと笑ってしまう、まさに本作の魅力を凝縮したシーンとなっている。『マイ・ベスト・フレンド』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月22日学生時代からの友だち、就職してから知り合った仲間など、友だちとの出会いはさまざまですが、長くお付き合いが続く人もいれば、いつの間にか疎遠になってしまう人もいるでしょう。映画『マイ・ベスト・フレンド』は、幼い頃に出会った英国人ミリーと米国人ジェスが、親友として人生を二人三脚で歩んで行く姿を描いた友情ストーリーです。どんなに相手のことを知り尽くしていても、ときとき友だちにモヤっとしたり、親友のはずなのに……と思ったりすることありませんか?そこで映画『マイ・ベスト・フレンド』のエピソードを元に作られた友情心理テストで、あなたと友達の親友度をチェック!あなたと彼女は親友ですか?友情心理テスト テストしたい友だちのことを頭に思い浮かべ、次の質問にYes or Noで答えてください。1:私と彼女の性格は正反対である。2:彼女の短所を指摘できる。3:彼女は恋人との約束より、友だちとの約束を優先する。4:彼女は喜びも悲しみもすぐ報告するタイプだ。5:家族ぐるみの付き合いである。6:男の好みは全然違う。7:老いたときのことを語り合ったりする。8:彼女の恋愛遍歴をすべて知っている。9:ケンカをしたことがある。10:彼女のおかげで交友関係が広がった。女友だちは、正反対の性格の方がうまくいくかも!?上記の質問に対するイエスの答えを数えてください。その数によって、あなたと友だちの親密度がわかります。■イエスの数が8個以上:おばあちゃんになっても一緒の大親友意外と質問1の“性格が正反対”というのはけっこう重要。映画のミリーとジェスも正反対。ミリーは自由奔放、ジェスは堅実派です。お互いにタイプが違うから欠点が見えやすく、フォローもしやすい。女性特有の母性が発動し「もうしょうがないなあ」とお互い面倒みあったりして。逆に性格が似ていると、同じ目標に向かって頑張ったりできる一方、どちらかが抜き出たとき、嫉妬心が芽生えやすいのです。男の好みも違う方が、取り合いにならないので、よりいいですね。■イエスの数が5~8個:つかず離れずのいい友だちイエスの中に、1,3, 6,9,10あたりがあるとよりいい関係が築けそうです。ケンカをした経験があるけど、いまは仲直りして友だち関係が継続できているのは強み。お互いの心の中の膿を出し合っているわけですから、大人女性なら同じ轍は踏まないし、ケンカしても仲直りできた事実は二人の絆を堅くします。ミリーとジェスも後半に大喧嘩をしますが、それが理解を深めるきっかけになりますからね。■イエスの数が4個以下:なんとなく友だち1,3,6があれば、けっこう長続きする友だちになれそうですが、これがないと表面的な友だちで終わってしまいそう。楽しい時間を共有できるけど、それぞれにピンチが訪れたときに真剣に向き合えるかどうか。ジェスはミリーの大ピンチに自分の家族の反対を押し切ってでも、ミリーのもとに飛んでいきますからね。そこまで友だちを救いたいという気持ちがあるか否かがポイントになりそうです。ずっと仲のよい友人でも、仕事、結婚、転勤など、さまざまなきっかけで疎遠になってしまうことは多いでしょう。そのときいる場所で親しい人を見つけるのもありですが、長く付き合える友だちはほとんど家族に近い存在。大切にお付き合いしていきたいですね。『マイ・ベスト・フレンド』小学校のときから大親友のミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)の友情は、結婚をしても変わらなかった。しかし、ミリーの乳がんが発覚。ジェスは念願の子供を授かったが、苦しむミリーにそのことを告げられなくて……。出演:トニ・コレット、ドリュー・バリモア、ドミニク・クーパー、パディ・コンシダイン監督:キャサリン・ハードウィック脚本:モーウェナ・バンクス配給:ショウゲート@2015 S FILMS(MYA) LIMITED公開日:11月18日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー公式サイト: photos @2015 S FILMS(MYA) LIMITED
2016年11月20日トニ・コレットとドリュー・バリモアが共演する映画『マイ・ベスト・フレンド』が本日から公開されている。本作は相手がどんな状況であっても共に歩もうとする女性の友情を描いた作品で、このほど本編の一部が公開になった。『マイ・ベスト・フレンド』本編映像本作の主人公は、幼少期にアメリカからロンドンにやってきたジェスと、彼女が新しい学校で友達になったミリー。ふたりは幼い頃からずっと一緒でお互いのすべてを見て、共に体験し、友情を深めてきた。しかしある日、ミリーに乳がんが見つかり、同時期にジェスは長年願い続けていた妊娠が発覚する。映画は、友情が永遠に続くと思っていたふたりが、人生の岐路で迷いながら互いに向き合うとする姿が描かれる。このほど公開になったのは、乳がん治療を続けていたミリーが両胸の切除を提案され、深く落ち込んでいるのを察したジェスが、彼女とタクシーに乗り込む場面。車内にはR.E.M.の『Losing My Religion』が流れ、ふたりは大声で歌いながら、ロンドンから遠くはなれたふたりの憧れの地ハワーズに向かう。この場所はブロンテの小説『嵐が丘』の舞台になっている場所で、ふたりは大はしゃぎするが、その胸中は複雑だ。映画は、親友だから言えることを描きながら、同時に親友だから言うことをためらってしまう瞬間も数多く描かれる。大きな病を前に不安を抱えるミリーと、そんな彼女に妊娠のことを告げられないジェス。『Losing My Religion』は、叶わぬ恋を身を焦がして“信仰を失う”ほど途方に暮れてしまった男の心情を歌った楽曲で、ふたりが明るく大声で歌うことで、ふたりの複雑な心情がより伝わってくるシーンになっている。『マイ・ベスト・フレンド』公開中
2016年11月18日『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットと『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのドリュー・バリモアがW主演する『マイ・ベスト・フレンド』。この度、日本公開を間近に控えた本作から、冒頭の特別映像が到着した。幼い頃からの大親友で、ファーストキスから初体験まで、互いの全てを知っているミリーとジェス。この友情は何も変わることなく、永遠に続いていくと信じていた。ところがあるとき、ミリーに乳がんが見つかり、同じころジェスの妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、ミリーのことを思うと、どうしても打ち明けられない。相手を想うがゆえに言葉にできないことが増えていく、2人の友情の行方は――。日本でも大ヒットを記録した『おみおくりの作法』のクリストファー・サイモンが製作を担当し、『トワイライト~初恋~』などで知られるキャサリン・ハードウィックが監督を務める本作。女性同士のあたたかく深い友情を、女性監督ならではの視点で描き、“女ともだちあるある”がちりばめられ多くの共感と感動を得られる作品となっている。こんな親友がいたら…と誰もが羨む友人関係を築いてきたミリーとジェス。何でも共有してきた2人は、ミリーはバンドマンの彼と結婚、ジェスは心優しいパートナーと共にお互い幸せな生活を送っていた。そんな2人の友情は永遠に続くかと思われた矢先、それぞれ大きな運命に直面してしまう…。このほど到着した映像からは、ジェスが転校してきて2人が初めて出会うシーンから、それぞれ成長してきた様子を一緒にたどることができる映像となっている。心温まるストーリーのラストには、笑顔と涙が溢れ出すこと間違いなし。ぜひ大切な人と本作を楽しんで欲しい。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月16日芸能界随一の“親友”と言われる久本雅美と柴田理恵が11月10日(木)、女の友情を描いた映画『マイ・ベスト・フレンド』のトークイベントに登壇。36年にわたって培った友情について熱く語り合った。トニ・コレット&ドリュー・バリモアを主演の迎えた本作。性格や好みは違えど、なぜか子どもの頃に出会って以来、友情を築いてきた2人の女性が、結婚や乳がん、乳房切除手術、不妊治療の末の妊娠など、様々な人生のステージに向き合い、支え合い生きていくさまを描き出す。この日の試写会は「泣いてはいけない」と銘打って行われていたはずだが、久本さんは「ズルズルピーピーでした…」と大号泣したと明かし、柴田さんに至っては、映画開始15分で泣き始め、さらにこのトーク中も思い出して涙をぬぐうほど!劇団で出会って以来、36年にわたって女の友情を紡いできた2人の心をガッチリと鷲づかみにしたよう。これまでの2人の間の出来事で忘れられないことを尋ねると、柴田さんは、まだ売れずに六畳一間に住んでいた頃の思い出として「風邪をひいたときに雑炊を作ってくれたこと。金がない時なんだけど、ニンジン、椎茸、卵も入れてくれて…」としみじみと述懐。久本さんは「柴田と(柴田さんの)ダンナと3人で食事に行くんですけど、私がいつも真ん中に座るんですよ(笑)。家族みたいなもので“長女”になった気持ち」と笑う。この映画を観つつ「どっちかが先に死ぬんだろうって思いながら見てた」と久本さん。いつか、年を重ねてどっちかが先に逝ってしまったときは「泣いちゃうだろうけど、感謝の涙でおくると思います」とも。また、柴田さんが夫と暮らす家には、なんと、久本さんのための部屋があるという!柴田さんが家を作る際に、独身の久本さんを思い「老後が心配だから部屋を作った」というが、久本さんによると「窓なしの四畳半ですよ(笑)! (部屋を見て)絶対に結婚してやるって思った」とか。共に年齢を重ね、以前よりもケンカも減り「不満もないし、隠し事もない」という2人。最後は「お互いに長生きしましょ(笑)」と笑い合っていた。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日平原綾香の楽曲「STAR」が日本版テーマソングに起用されていることも話題の映画『マイ・ベスト・フレンド』。本日11月1日は、本作でドリュー・バリモアとW主演を務める、演技派女優トニ・コレットの44歳の誕生日。共演を機にプライベートでも親交を深めたドリュー、夫役を演じたドミニク・クーパー、監督のキャサリン・ハードウィックから、トニへのコメントと新場面写真が到着した。ローティーンのころから大親友のミリーとジェス。あるとき、2児の母となったミリーに乳がんが見つかり、同じころジェスには妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、彼女にはどうしても打ち明けられずにいた。相手を想うがゆえに言葉にできないことがふえていく、2人の友情のゆくえは――。女性同士の熱く、深い友情を女性監督ならではの視点で描き、“女ともだちあるある”が随所に散りばめられた本作。本作で、常に親友ジェスの1歩先を行き、キャリアと家庭を両立させてきたものの、乳がんが発覚するミリーを演じているのが、トニ・コレットだ。ニコール・キッドマン、ケイト・ブランシェット、ナオミ・ワッツなど、人気実力共に有するオーストラリア出身の女優が多い中、トニもまた、体重を大幅増量して挑んだ自国のコメディ映画『ミュリエルの結婚』(’94)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされて一躍注目を浴び、その後『シックス・センス』でアカデミー賞、『リトル・ミス・サンシャイン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされた実力派。TVシリーズ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」(09~10)ではゴールデン・グローブ賞、エミー賞を受賞した。最近では、ダニエル・ラドクリフ共演『Inperium』(原題)、オーランド・ブルーム共演『Unlocked』(原題)、ダコタ・ファニング共演『Please Stand By』(原題)と途切れることなく、第一線で活躍を続けている。そんな彼女が、本作中でも祝福を受けている場面写真が到着。バンドマンのキッドとのぶっ飛んだ結婚式と、乳がん治療中の誕生パーティーをとらえている。本作のハードウィック監督は、トニについて、「彼女の演技を初めて見たのは『ミュリエルの結婚』だったけれど、キャラクターの気持ちを目に見える演技に変えることができる人だと思ったわ。彼女は役に入り込んで、あらゆる感情をたどる旅をするの。セクシーだったり、明るく楽しかったりする一方、乳がんを患らったことで激しい吐き気をともなう闘病のシーン含め、さまざまなシーンを撮影したけれど、彼女は常にユーモアのセンスを忘れず、どんなことにも立ち向かっていく。ものすごく度胸がある人だわ!」と大絶賛。唯一無二の親友役ドリューもまた、「自分に自信があって、堂々としているから、安心して見ていられる。あと臆せず心を開くところはすごいわ、深く尊敬しているの。常に真摯で裏表がなくて…。スーパーヒーローだって内面は普通の人間だって思わせてくれるの!わたしは撮影中ずっと近くで見ていたけど、とにかくカッコよかった。ミリーというキャラクターが大好きになったわ。まったく予想外の演技で、トニが彼女に命を吹き込んだの。本当にすごい演技だった!」と、彼女の圧巻の演技に魅せられた様子。さらに、夫キッド役のドミニク・クーパーは「トニとの共演で、すべてのレベルが上がった。リアルな役作りの過程で苦労していて…今回の役は自分にとても近かったので逆に難しいところがあって、やりすぎると大げさな演技で台無しにしてしまう。そんなとき、トニのような相手役がいたことはとても幸運だったんだ!」と彼女に手放しで称賛を贈っている。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日女性同士の友情を描いた映画『マイ・ベスト・フレンド』が現在開催中の第29回東京国際映画祭の「特別招待部門」作品として27日(木)に公式上映され、歌手の平原綾香が出席。日本版テーマソング「STAR」を生熱唱し、日本のみならず海外のオーディエンスも魅了した。映画『ロード・オブ・ドッグタウン』『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督が、トニ・コレットとドリュー・バリモア共演で描く友情の物語。愛と感謝をテーマにした楽曲について平原さんは「映画のために書き下ろした曲ではないけれど、映画の内容にピッタリで運命だなと思った」と嬉しい偶然に喜びながら「実は曲が流れるエンドロールの所で“STAR”という文字がピッタリといいタイミングでキラッと光る。もちろん私の曲のためにエンドロールを作り替えたわけではないので、やっぱり運命ってことかな?」と数々の奇遇に驚き顔だった。本編を鑑賞した際には大号泣したというが「もう“うううう”みたいになってしまって…。何の映画を観に行くのか内容も知らずに観たので、終わった後は泣き過ぎてビックリするくらい感動しました」と照れ笑い。この日は小学校時代からの親友が客席におり「友達の大切さは、大人になればなるほど感じる。悩みを話せば慰めるというよりも大爆笑してくれて、笑い飛ばしてくれる。そういった気持ちにさせてくれる親友たちがいつもそばにいてくれる」と友情にシミジミしながら「友人や家族、スタッフのサポートによっていまがある。ダメなときや最悪なときに傍にいてくれるのが本当の親友。自分が悪いときは叱ってくれる、そういう人がいるのはとても大切なこと」と実感を込めていた。『マイ・ベスト・フレンド』は、11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日ユナイテッド アローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)は、フランス・パリのセレクトショップ「コレット(colette)」と、日本のスポーツライフスタイルブランド「アシックスタイガー(ASICS Tiger)」とのコラボレーションシューズを2016年10月22日(土)より発売する。第2弾となる今回のコラボレーションでは、日本のおとぎ話「鶴の恩返し」から着想を得た。フランスで人気があるという、浴衣のパターンをモチーフに採り入れ、縁起が良いとされる日本の伝統文様「青海波」をあしらった。カラーリングは、コレットのイメージカラーであるホワイトとブルーで統一。おとぎの世界に、パリのエッセンスが溶け込ませ、洗練されたデザインに仕上げた。また発売を記念し、ユナイテッド アローズ&サンズでは、期間限定ストアを2016年10月17日(月)から10月22日(土)までオープン。発売前にコラボレーションスニーカーが展示され、さらにアシックス タイガーからこれまで生まれた名作も購入が可能だ。2016年10月18日(火)には、コレットのクリエイティブディレクターであるサラ・アンデルマンが来日し、ローンチパーティを開催される。【アイテム詳細】ASICS Tiger × Colette “GEL-LYTE V YUKATA”発売日:2016年10月22日(土)価格:21,060円カラー:ホワイト、ブルー※ブルー:国内はユナイテッド アローズ&サンズのみの発売。■期間限定ストア開催期間:2016年10月17(月)~10月22日(土)会場:ユナイテッド アローズ&サンズ住所:東京都渋谷区神宮前3-28-1 ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館 B1-1F TEL:03-5413-5102 ※10月17日(月)~10月21日(金)までは商品の展示のみ、発売は10/22(土)に店頭での抽選販売。■ローンチパーティー開催日時:2016年10月18日(火) 18:00~20:00会場:ユナイテッド アローズ&サンズ※当日は日本酒とドリンク、フードを提供(数量限定)
2016年10月16日愛する人が、思いもよらない壁にぶつかってしまったら、どうする?何ができる?いちばん身近にいる家族や親友などが、相手を思いやるからこそ、戸惑いながらも一緒に生きようとする姿や、信頼し合った関係だからこその確かな絆、随所にちりばめられた人間味あふれるユーモアに、ほっこりとしながら涙してしまう…。そんな並々ならぬアツい“愛”の数々がつまった3作3様の映画が、相次いで公開される。●岐路に立つ女性たちのアツい友情!『マイ・ベスト・フレンド』(11月18日公開)少女期から思春期、そしていままで一緒に成長をしてきた幼馴染みで親友のミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)。それぞれに大切な家族やパートナーができるも、乳がん、不妊といった壁に2人は直面する。運命に向き合おうとする周りの家族の戸惑い、“自分以外はわかりっこない”というやり場のなさが、リアルに丁寧に描かれていく。愛する夫にも言えない心の奥底の想いは、女同士の大親友だからこそ打ち明けられることも…。明るさと切なさにあふれ、つらいことも笑い合える、感動の“ベスト・フレンズ・ドラマ”の決定版が日本に上陸。カリスマ性を放ち周囲を魅了するミリーを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』『イン・ハー・シューズ』など、現代女性を力強く演じてきたトニ・コレット。そんな彼女を大らかな優しさで包むジェスには、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなどで魅力的な女性を演じ続けているドリュー・バリモア。本作の共演により、実生活でも親友になった2人の絆を、『トワイライト~初恋~』の女性監督キャサリン・ハードウィックがスクリーンに描き出す。●最愛の人の決断にアツい議論が止まらない!『世界一キライなあなたに』(公開中)イギリスをはじめ各国で話題を呼び、世界40か国以上で翻訳されたベストセラー恋愛小説を原作に、大人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと『あと1センチの恋』で多くの日本女性を夢中にさせたサム・フランクリン共演で映画化。ファッションが大好きなルー(エミリア・クラーク)は、バイクの事故により車椅子生活を送る元青年実業家ウィル(サム・クラフリン)の世話係兼話し相手を、半年の期間限定で務めることに。天真爛漫でユーモアにあふれるルーに、かたくなだったウィルは心を開き、やがて2人は惹かれ合うのだが…。エミリアの感情豊かな表情とポップなファッションに和み、最愛の人の決断に心を揺さぶられ、2人の深い愛情に涙せずにはいられない!●母が遺すアツい愛に家族も沸騰!?『湯を沸かすほどの熱い愛』(10月29日公開)自主製作映画『チチを撮りに』がベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された、中野量太監督の商業デビュー作に、宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李ら各世代の注目キャストが集結。持ち前の明るさと強さで娘を育てている双葉(宮沢りえ)は、突然の余命宣告を受けてしまう。やがて双葉は現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫(オダギリジョー)を連れ帰り、休業中の銭湯を再開させることや、気が優しすぎる娘(杉咲花)を独り立ちさせることなど、「絶対にやっておくべきこと」を1つ1つ実行していく。死にゆく母の熱い想いが1つにつながり、やがて想像もつかない驚きのラストが待ち受ける家族の愛の物語。いずれも、知らず知らずのうちに笑顔の後に涙がくる、アツい物語。ハートが温まるこの3作は、今秋、女性必見といえそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日『リトル・ミス・サンシャイン』『イン・ハー・シューズ』のトニ・コレットと、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズで知られるドリュー・バリモアという2人の実力派女優が、初共演でW主演を果たした『マイ・ベスト・フレンド』。10月25日より開催される第29回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映される本作から、待望の日本版予告編が解禁となった。幼いころからの大親友で、ファーストキスから初体験まで、互いの全てを知っているミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)。あるとき、2児の母であるミリーに乳がんが見つかり、同じころ、不妊治療を続けていたジェスに妊娠が発覚。ジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、ミリーのことを思うと、どうしても打ち明けられない。相手を想うがゆえに言葉にできないことがふえていく、2人の友情のゆくえは――。製作は、日本でも口コミから大ヒットとなった『おみおくりの作法』のクリストファー・サイモン。監督は、一大センセーションを巻き起こした『トワイライト~初恋~』などで知られるキャサリン・ハードウィックが務め、それぞれ人生の岐路に立つ女性同士の友情を描く。このたび、その日本版予告編が解禁。少女期から思春期、そして大人になっても一緒に成長をしてきた、幼馴染みで親友のミリーとジェス。お互いに、夫・キット(ドミニク・クーパー)と子どもたち、パートナーのジェイゴ(パディ・コンシダイン)という大切な存在ができるが、2人はそれぞれ、乳がん、不妊という現代女性が直面しうる壁にぶつかる。乳がんを経験したモルウェナ・バンクスの実体験が投影された脚本は、相手を思いやるがゆえのすれ違いや、本人や周囲の戸惑いや葛藤が温かくリアルに、かつ丁寧に描かれていく。女性にとって心の奥に抱えている不安を打ち明けられるのは、かけがえのない大親友…。そんな女性同士の深い友情は、現代を生きるすべての女性に共鳴を呼ぶはずだ。また、本作の舞台となった伝統と最先端の流行が融合したロンドンの街や、対照的なヨークシャーでの荒野、ハイブランドの最新作を着こなすミリーとナチュラルなロハス系のジェスのリアルクローズにも目を引かれる映像となっている。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日