トム・クルーズが、ホテルのレストランでひとりで食事をするために全てのお客を追い出させていたことが分かった。最近モンテネグロのドブランにある「ホテル・フォルサ・マーレ」で食事をしていたトムは、完全なプライバシーを店側に要求し、自身の食事中に周囲に誰もいないようにして欲しいと要求したようだ。ただそれに憤慨したホテルのマネージャーはトムの要求を断ったようで、ある関係者は「The Sun」紙に「クルーズ氏は何様のつもりなんでしょうか?ホテルは満員だったんです。ほかのゲストに対してあまりにもアンフェアではないでしょうか」とご立腹だ。しかし、マネージャーの拒否に引き下がらなかったトムは次に、自身の豪華ヨット「レディーS」にシーフード料理を運んでくるように頼んだという。トムはつい先日にもレストランでトラブルを起こしており、英ハートフォードシャーに滞在した際には、地元レストランで自身のアメリカン・エキスプレスのカードとドル紙幣が利用できなく、支払いができなかったこともあった。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月07日アメリカの「Vanity Fair」誌10月号に、トム・クルーズが信仰する「ザ・チャーチ・オブ・サイエントロジー」が8年前、ニコール・キッドマンと離婚したトムの新しい結婚相手を探すために女性信者にオーディションをしていたとする記事が掲載されたが、元サイエントロジー信者でアカデミー賞作品賞受賞作『クラッシュ』のポール・ハギス監督がオーディションが行われた事実を認めた。記事には、サイエントロジーがトレーニング映像出演のオーディションという名目で女性信者を集め、そこからイラン出身でロンドン育ちの女優、ナザニン・ボニアディが選ばれたとある。現在32歳のボニアディは2004年10月中は連日面接され、1か月後にニューヨーク市でトムと対面したという。2人は翌2005年1月まで交際し、トムの家で同居もしたが、結局ウマが合わず、最終的にはフロリダ州にあるサイエントロジーの施設に強制的に移された。彼女はトムとの件は他言無用と言われたが、親友に打ち明けたことがバレると、歯ブラシでのトイレ掃除やサイエントロジー関連書籍の路上販売といった懲罰を受けたという。ハギス監督はゴシップサイト「Showbiz411」に送った電子メールで、3年前に知り合ったボニアディから一部始終を聞いたことを明かした。「私はサイエントロジー脱退前に、個人的に反サイエントロジー活動のリサーチをしていて、その過程で彼女と知り合いました。彼女はこの件が明らかになることをとても嫌がっていたので、私はいままで沈黙を守ってきました。しかし、チャーチで高い地位にいる幹部たちが一信者を利用することを正当化し、無感覚に彼女を罰し、全てが終わった後に彼女を黙らせたことに心が痛みました」と綴った。ボニアディは2年前にサイエントロジーを脱退し、現在は女優として、また人権運動家としても活動している。サイエントロジー側は「Vanity Fair」誌の取材に、オーディションが行われた事実はないと回答している。この件についてトム自身はコメントを発表していないが、代理人は「いかなる形をとろうとも、嘘は嘘のままです。雑誌を売るためなのです」と声明を出した。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月05日トム・ヒドルストンが世界で最もホットな俳優に選ばれた。日本でも今月14日(火)公開予定のアクション大作『アベンジャーズ』にロキ役で出演しているトムだが、同作で共演したクリス・ヘムズワースやロバート・ダウニーJr.を差し置いて「Total Film」誌の選ぶ最もホットな俳優に選出され、同時に『アベンジャーズ』も「最もホットな映画」に輝いている。同誌の24万人以上の読者による投票を得て、クリスチャン・ベイルやライアン・ゴズリングを上回っての1位選出となったトムは「本当にびっくりだよ。僕に投票してくれたみんなにありがとうって言いたいな。こんな素晴らしいノミネート陣に肩を並べるだけで光栄なのに、1位に選ばれるなんてすごいおまけだよ。俳優は自分を見てくれる観客なしには俳優とは言えないから、僕の周りにいてくれるファンのみんなが僕の仕事に信頼を置いてくれているっていうことは、僕にとって大きな自信の源だよ」と喜びを語った。『アベンジャーズ』は最もホットな映画のタイトルと同時に、「最もホットなシーン」にも選ばれ、さらに監督を務めたジョス・ウェドンも「最もホットな監督」に輝いている。一方、ピーター・ジャクソン監督の最新作で、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』は、「今年最も期待の高い作品」と「最もホットな予告編」に選出されている。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月06日デミ・ムーアに新しい年下の恋人ができたようだ。昨年アシュトン・カッチャーと破局して以来、私生活が乱れ気味だったデミだが現在、37歳のニュージーランド出身の新進俳優、マーティン・ヘンダーソンと交際しているという。デミとマーティンはコネチカットでロマンティックな休日を過ごしているようで、先日2人がレストランで一緒にランチを楽しんでいる姿を目撃されており、2人が“イチャイチャ”していたと「Life&Style」誌で報じられている。目撃者は、「デミはマーティンの横に座っていて、コルビー・キャレイの曲が流れ出すと、デミは歌い、はしゃぎながら誘うようなダンスをし始めたんです。ランチの後、2人は近くの雑貨店に立ち寄り、その後バケーションのために2人が泊まっていた部屋へと車で戻って行ったんです。2人ともお互いにとても居心地が良さそうでしたね」と話している。その休日の3日前には、2人は友人たちとアウトドアパーティに参加しており、同席した関係者によれば「ずっと笑いながらおしゃべりしていた」、「デミはとても楽しそうでしたね。口数も多く、健康的で幸せそうでした」とのこと。デミの新しいお相手・マーティンは、オーストラリアのTVシリーズ「Sweat」でヒース・レジャーと共演し一躍脚光を浴びるようになり、その後ブリトニー・スピアーズの「Toxic」のミュージックビデオや映画『プライドと偏見』などにも出演している若手注目株。元カレ・アシュトンも先日ミラ・クニスとの同棲のうわさを報じられたばかりだが、どうやら2人とも新しい恋愛への一歩を踏み出したようだ。
2012年07月27日トム・クルーズがニューヨーク市内で家を購入することを考えているようだ。今月9日(現地時間)にケイティ・ホームズとの協議離婚が決まったトムだが、ケイティと暮らすことになった6歳の愛娘・スリちゃんのことを考えての決意だという。ケイティは今後、ニューヨークを拠点に生活するつもりで、9月からは市内の名門カトリック・スクールにスリちゃんを通わせる予定との報道もある。離婚条件の詳細については公表しないと決めた2人だが、トムは娘との面会する権利を強く望んでいたとされ、実際に離婚決定から1週間ほど経った17日(現地時間)に父と娘は面会を果たしている。トムとしては、長距離の移動やパパラッチの追跡などのトラブルを避けて、なるべく会いやすい環境を作りたいのだろう。トムとケイティは結婚していた時期にニューヨークにもアパートを所有していたが、「New York Post」紙上で関係者は「トムは新しい家で再スタートを切りたいと考えているんです。ケイティと暮らしたイースト・ヴィレッジのアパートには戻りたくないのです。ロビーを通らなければならなかったり、建物の外でいつも誰かが待ち伏せしているような場所ではなく、プライバシーが守られる物件を探しています」と語っている。友人のひとりには、スリちゃんが訪ねて来たときに十分遊べるスペースが欲しいとも語ったそうだ。「外で遊べるような環境です。つまり超高級アパートか、市外の一軒家やセキュリティのしっかりした住宅街の物件ですね」。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月24日離婚協議中と報じられていたトム・クルーズとケイティ・ホームズが9日(現地時間)、和解に合意したことが明らかになった。ケイティが先月28日(現地時間)にニューヨークで離婚申請をしたことから始まった騒動は泥沼化を避けるように2週間足らずで決着、6年近い結婚生活に終止符を打った。ケイティ側の弁護士、ジョナサン・ウルフ氏は「問題は解決し、合意に至りました」と声明を発表、トム側の弁護士、ベート・フィールズ氏も合意の事実を認め、「トムは合意に達したことをとても喜んでいます。私もです」とコメントしている。ウルフ氏は和解の具体的な内容については今後も公表はしないと表明している。トムとケイティは共同声明を発表、「6歳の愛娘・スリにとって最善を目指して努力しています。家族の問題は家族のものだけにしたいと望んでいますし、お互いの信条を尊重し合い、親としての役割をそれぞれまっとうしたいと思います」と現在の心境を語った。宗教観の違いに端を発したと見られる離婚劇だが、愛娘を好奇の目から守りたいという点に置いては、2人の気持ちは同じということなのだろう。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月10日トム・クルーズが、新作映画の撮影現場で重症を負ったクルーに、自分のプライベートジェットの利用を提供した。トムが『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督作『Oblivion』(原題)を先月撮影していた際に、イギリス人クルーのデヴィッドさんが巨石に押し潰されてしまうという事故が発生。デヴィッドさんは意識不明状態に陥り、半身不随になるのを心配したトムは、デヴィッドさんを胸髄損傷の専門クリニックに搬送するため自身のプライベートジェットを提供したという。ある関係者は英「Daily Mirror」紙に、「トムは冷静で、すぐに行動を起こしたんです。他人事のように振る舞うことなど全くなく、搬送に必要になった場合のために自分のプライベートジェットの“ガルフストリーム V”がすぐに離陸できる準備をさせました。とっさの判断でした。デヴィッドは永久に骨髄損傷を被る可能性があったので、すぐに病院に搬送されるのは大事なことだったんです」と語った。さらにトムは、デヴィッドさんが搬送されて4時間の集中治療を受けたルイジアナ州の病院にも訪れたという。先の関係者は「トムは素晴らしかったですね。デヴィッドとその家族に多大なサポートをしていました。ひどい事故でしたが、別にトムがあのように行動する義務は無かったわけですからね。そのトムの行動が、残された映画セットのクルーたちを勇気づけたと思いますね」と続けた。『Oblivion』(原題)は、あるひとりのベテラン兵士が、エイリアン種族を絶滅させるため地球外惑星へと派遣されるという設定のストーリー。トムのほかにモーガン・フリーマンやアンドレア・ライズブローが出演している。現在、デヴィッドさんは理学療法中で、同作品のスタッフとして外されるかどうかはまだ分からないようだ。■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2012年06月21日先日まさかの復縁説が出た、別居中のデミ・ムーア&アシュトン・カッチャー夫妻だが、やはり元のさやに戻ることはなさそうだ。アシュトンの度重なる浮気が原因で、昨年11月に破局を発表した夫妻だが、その後デミが薬物中毒でリハビリ施設に入っていたこともあり、離婚の手続きは進んでいない。さらに先週、2人が信奉するカバラのラビの誕生パーティに揃って出席、仲睦まじい様子を見せたことから、よりを戻したのではないかと言われていた。だが、「People」誌にはこのうわさを否定する関係者がコメントを寄せている。「アシュトンがコーヒーの入った紙コップをデミに手渡したり、何度か微笑み合ったりして、確かに仲良さそうにしていました」。だが、それはあくまでも、友好的に別れた元カップルとしてのものだという。2人はパーティにも別々に到着していた。同関係者は「いまは落ち着いて、比較的良い状態ですが、アシュトンもデミも元のさやに収まろうとは思っていません。デミの娘たちとはとても良い関係なので、付き合いは続けていくつもりのようですが、夫婦間にはあまりに多くの問題が山積みです。2人は今後どういう関係を築いていくか、模索中なのです」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© FameFlynet/アフロ
2012年06月01日昨年11月に破局を発表したデミ・ムーアとアシュトン・カッチャー夫妻だが、仲直りして元のさやに収まる可能性が出てきたようだ。イギリスの「Sunday Mirror」紙によると、2人が共に信奉するカバラのラビで2005年に彼らの結婚式を執り行ったイェフダ・バーグ師の誕生パーティの席で再会、1分間も抱き合っていたという。「彼らはまだ深く愛し合っていますから、関係修復も十分あり得ます。離婚の話も進んでいませんし」と関係者は語る。デミは少し遅れてパーティに出席し、お祝いを言おうとラビの元へ行くと、そこにアシュトンがいたという。ラビが気を利かせて、2人に話をさせたところ、仲睦まじい様子で語り合い、デミはとても嬉しそうだったという。パーティの出席者のひとりは、スピーチに立ったアシュトンが「僕は昨年、ひどい過ちを何度も冒してしまいました」と声を震わせ、涙ながらに語ったと明かす。「話すうちに声が震えてきて、拍手喝采の中、涙ぐみながら座りました。デミは表情を変えずにいましたけどね」。デミは最近、Twitterでもラッパーのウィズ・カリファなどのツイートをお気に入りに登録しているが、そのどれもが「過ちを冒したからといって愛が終わるわけではない」という内容。アシュトンの度重なる浮気が破局の原因と言われていたが、年下の夫の過ちを許す心の準備ができたということなのだろうか?(text:Yuki Tominaga)© /AFLO
2012年05月28日トム・クルーズが、リメイク版『荒野の七人』に出演するようだ。トムはこのリメイク案にずっと興味を持っていると言われているが、当分はまだ製作開始とまでは至らないようだ。製作スタジオのMGM社は現在、まだ監督が決まっていない同作の脚本家を探しているという。巨匠・黒澤明の代表傑作『七人の侍』(’54)のリメイクであるオリジナル版『荒野の七人』では、西部開拓時代のメキシコを舞台に、乱暴な盗賊グループからメキシコの小さな村を守るため雇われたユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツら7人のアメリカ人ガンマンの勇姿が描かれた。同オリジナル作品は、その後3回にわたりシリーズ化もされ、1998年から2000年にはTVシリーズも放映された。50代突入を目前にしてもなお衰え知らずのトムは、ロック・ミュージシャンを体当たりで演じたミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』やスリラー作品『ワン・ショット』(原題)の公開が控えているほか、ジョセフ・コシンスキー監督作『オブリビオン』(原題)を現在撮影中。その後すぐにもダグ・リーマン監督のアクション作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題)に企画参加するなど大忙しだ。ほかにも『ヴァン・ヘルシング』のリブート作や、4年前にレス・グロスマン役で出演し話題となったコメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を基にしたスピンオフ作品への出演も決定しており、トムの出世作の第2弾『トップガン2』への出演や、『スタア誕生』のリメイク版で主演のビヨンセ・ノウルズとの共演もうわさされており話題は尽きない。もし本当に『荒野の七人』への出演が実現したら、どのような役どころで登場するのか?ますます彼から目が離せない。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:トム・クルーズの“ロック”な姿も『ロック・オブ・エイジズ』熱狂の予告編、解禁!【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年05月23日トム・ハンクスが製作・監督・脚本・主演のすべてを務め、ジュリア・ロバーツと共演した『幸せの教室』に、彼の妻と息子が出演していることがわかった。その他の写真『幸せの教室』は、長年勤めた職場をリストラされた中年男性ラリー・クラウン(ハンクス)が、キャリアの再スタートのため大学に入り、さまざまなことに挑戦しながら人生を謳歌していくハートフル・ストーリー。本作で、ラリーの住宅ローンを担当する銀行員として登場するのが、女優・映画プロデューサーの肩書きを持つハンクスの妻リタ・ウィルソンだ。この銀行員はリストラで困ったラリーに対して辛らつなセリフを発する役柄なのだが、実際はふたりが夫婦であることを知っていると、よりこのシーンを楽しめるだろう。さらに彼らの息子であるチェット・ハンクスが、ロバーツ演じる教師メルセデスにピザを届ける配達員役で出演しており、ハンクスにとっては嬉しい“父子共演”になった。現在21歳のチェットは、これまでに数本の短編フィルムのほか、端役ながら、スティーヴン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』にも出演した経験を持つ。また、2011年にはラッパー“チェット・ヘイズ”名義で楽曲を発表するなど、父親譲りのマルチな才能を開花させている。本作はオスカー俳優ふたりの競演も見どころだが、製作・監督・脚本・主演という1人4役で、作品に全エネルギーを注いだ名優トム・ハンクスにとっては、家族との共演を果たしたかけがえのない1作ともなっている。『幸せの教室』5月11日(金)全国ロードショー
2012年05月10日先日、ロサンゼルスの自宅で倒れて緊急入院したデミ・ムーアが現在、ユタ州サンダンスにある高級リハビリ施設シルク・ロッジに滞在していることが明らかになった。「E!News」によると、デミは先月23日に自宅で発作のような症状を訴え入院したが、その直後に入居費1日1,000ドルとも言われる高級リハビリ施設に入ったという。摂食障害と依存症の治療を受けているというが、「完全に隔離され、ごく数人としか話せない状態です」と関係者は語る。昨年11月に夫のアシュトン・カッチャーとの破局を発表したデミだが、原因はアシュトンの浮気と言われている。その結果、拒食症や処方せん薬に依存するようになったとうわさされるデミが「自分自身ではストレスに対処できないことに気づき、助けを求めたんです」と関係者はリハビリ施設入りの経緯を明かした。先週、元夫のブルース・ウィリス、彼との間にもうけた3人の娘たちにリハビリ施設での治療を勧められるも拒否したと報じられたデミだが、実際は彼らの意見を聞き入れたか、あるいは自らの意志で、報道された頃には既に施設に入所していたようだ。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO
2012年02月06日トム・クルーズが先週、ドイツを極秘訪問。米軍の負傷兵たちに面会していたことが明らかになった。トムと『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の共演者、ポーラ・パットンは11日、ドイツ南西部のラントシュトゥールにある米軍慰問協会(United Service Organisations)の施設をおしのびで訪れ、負傷した兵士たちとその家族に面会した後、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の特別上映を行った。トムは「クリスマスの季節だし、彼らが僕たちの国のため、世界のために活動してくれていることに感謝しています。彼らを訪ねて、直接お礼を言いたかった。実現できて、とても光栄です」と語った。ポーラも「彼らは本物のヒーロー。私は映画で英雄のフリをしているだけです。彼らの勇気と激務に心を打たれました。訪問して、いろいろ考えさせられ、人生が変わりました」と語った。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:トムに負けない!『ミッション:インポッシブル』女たちの壮絶バトル映像が到着シリーズ唯一の昇進?サイモン・ペッグ「腹筋のためにもよかったと感謝してるよ」トム・クルーズ、ドバイでも「日本のツアーは素晴らしかった」の親日家アピールブラッド・バード監督『ミッション・インポッシブル』に見る、スパイアクション“愛”トム・クルーズ、日本のライトノベル人気作の映画化に主演か?
2011年12月20日先月、夫のアシュトン・カッチャーとの破局を公表したデミ・ムーアが、自身のTwitterのユーザー・ネーム「Mrskutcher(ミセス・カッチャー)」を当分変更する気はない、とつぶやいた。先月、アシュトンとの6年間の結婚生活にピリオドを打って以来、Twitterのつぶやきも滞りがちだったデミだが、その間も430万を超えるフォロワーから「アカウント・ネームを変えないのか?」と問い合わせが殺到していたようだ。14日、久々にTwitter上に現われたデミは「Twitterの名前を変えることは最優先事項じゃないわ。大勢のみなさんを困惑させてごめんなさい。名前を変えるまでつぶやかない方がいい?(名前を変えないことが)そんなに気になる?」とつぶやいた。元々、Twitterはアシュトンと2人で始めたもので、夫婦間のやりとりの面白さが評判を呼び、セレブのTwitterブームの火付け役とも言えるデミ。先月26日以降つぶやかずにいた彼女だが、その間に新しい恋の相手も見つけた様子。スキンケア・ブランド「ボルバ」の共同設立者で、30代半ばのスコット・ヴィンセント・ボルバ氏とのデートが目撃されている。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:BUNRAKU/ブンラク 2012年1月14日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、なんばパークスシネマほか全国にて公開© Bunraku Productions, LLC (a subsidiary of Snoot Entertainment)■関連記事:GACKTハリウッド進出作!『BUNRAKU』試写会に5組10名様ご招待ハリウッド進出作を引っさげ、GACKTが被災地・仙台にクリスマスプレゼント
2011年12月15日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のワールド・プレミアと記者会見が映画のロケ地にもなったドバイで行われた。その他の写真全世界で累計14億ドル(1120億円)以上の興行収入をたたき出す人気シリーズの会見場は何と映画にも登場する世界一高いビル“ブルジュ・ハリファ”の124階(地上425m)にある展望台。世界から厳選された100人のジャーナリストが集結し、クルーズは劇中の過酷なスタントについて「保険会社は僕がバイクや飛行機の操縦はダメだというのに、こんな高層ビルから飛び降りることに関してはOKするんだよね。全く、彼らは何を基準にしているかわからないよ」と笑顔でコメントに記者団を笑わせると、共演したサイモン・ペッグは「僕があんなスタントができるかって?僕はトム・クルーズじゃないんだ!あんな事は彼しかできないよ」とジョークを交えながらクルーズを讃え、記者たちをわかせた。さらに同日夜には第8回ドバイ国際映画祭公式オープニング作品のレッドカーペットイベントも行われ、クルーズは「日本のツアーは素晴らしかったよ!日本はいつ訪れても素晴らしい国だ。またすぐに戻りたいな」と1日に行われた日本でのファン・ミーティングを振り返り、「イーサン・ハントは不可能を可能にする男だ。困難に立ち向かい解決する彼のその姿に観客は共感し楽しむことが出来るのだと思う」と新作をPRした。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明し、核によるテロを防ぐべく、組織の後ろ盾を失った状態で史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年12月09日主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のPRのために来日し昨日、東京で会見とファン・ミーティングに登場したトム・クルーズが、これまで明かしていなかった“ミッション”として東京スカイツリーを訪問していたことが発表された。その他の写真27時間の日本滞在中に記者会見、ファン・ミーティングに登場し、日本のファンと交流したトムだが、わずかな空き時間をつかってスカイツリーを訪問。目的は日本の復興を願う応援メッセージがかかれたフラッグを、東武タワースカイツリー社の鈴木社長に手渡すこと。11月30日遅くに空港に到着、翌朝から稼働し通しだったトムに残された時間は少なかったが、親日家のトムは日本復興の願いを伝えるために今回のミッションに参加したようだ。昨日のファン・ミーティングでもトムは、レッドカーペットに集まった日本のファンと交流を深め、ステージ上では「この映画はあなたのために作りました」と、本作が“ファンを楽しませるため”に製作されたことをアピールしていた。トムは27時間という限られた時間の中で、日本で最も高いタワーである東京スカイツリーを訪問。予定されていたミッションをすべて完了して、日本を旅立った。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明し、核によるテロを防ぐべく、組織の後ろ盾を失った状態で史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年12月02日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の公開を記念したトム・クルーズ出席のファン・ミーティングが12月1日(木)に東京・六本木で開催されるが、本イベントに、本作とのコラボ楽曲を手がけた音楽家でギタリストの布袋寅泰が出演することが決定した。予告編動画はこちら布袋と『ミッション:インポッシブル』のコラボレーションは、映画のメインテーマを布袋が新アレンジして演奏するというもの。コラボ発表時に布袋は「映画ファンだけに止まらず、多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない」と敬意を表すると同時に「僕にこのミッションを与えていただいたからにはやっぱり“布袋色”に染めたかった」と意気込みを語っていた。そこで翌日に札幌でのライヴがあるにも関わらず、布袋はスケジュールの合間をぬって六本木でのイベントに登場。コラボ楽曲の生演奏も予定されている。また、コラボ楽曲が使用された60秒のスペシャルTVCM動画もこのほど公開された。現在、映画館などで上映されている『…ゴースト・プロトコル』の予告編映像に登場する場面をさらに厳選した映像に、布袋のギターサウンドが鳴り響く内容で、注目のコラボ楽曲は、ロックだけでなく映画音楽やニューウェイヴ、ファンクなど多彩な音楽ジャンルに造詣の深い布袋らしいダイナミックにして繊細な“ミッション:インポッシブルのテーマ”に仕上がっている。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年11月29日先週、6年間の結婚生活に終止符を打つことを明らかにしたデミ・ムーアとアシュトン・カッチャーだが、離婚にあたってデミは財産分与に関して彼にきついお仕置きをするつもりのようだ。15歳の年齢差にも関わらずおしどり夫婦と思われていた2人だが、その裏でデミはアシュトンの度重なる浮気に悩まされ続けていた。今年9月、結婚記念日前夜にアシュトンが23歳の女性と一夜を共にしたことが暴露されたことにより、破局は決定的となった。2人はセレブ・カップルの結婚につきもののプリナップ(婚前契約)を2005年の結婚前に交わしている。夫婦の共有財産の範囲を決めて、離婚の際の財産分与で一方が不利になるのを避けるためのもの。「アシュトンの振る舞いに傷つけられ、怒り心頭のデミは彼に財政面でお仕置きしようと考えています。結婚後に彼が稼いだ分からも請求するつもりです。彼の活躍の大半は妻である自分の存在が貢献していたから、と考えているのです」と関係者は語る。結婚当時、デミはギャラの高い女優として知られるスーパースター。前夫のブルース・ウィリスから離婚の慰謝料9,000万ドルが支払われていた。一方、アシュトンはキャリアが軌道に乗りはじめたばかりだったが、いまや主演のTVシリーズ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の1エピソードのギャラが推定70万ドル。夫妻の共有財産は推定2億9,000万ドル。デミは敏腕弁護士と共に策を練っているという。前出の関係者は「彼にとって厳しい戦いになるでしょうね。デミが勝とうが負けようが、アシュトンは高い授業料を支払うことになるでしょう」と話している。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:アシュトン・カッチャーのTwitterアカウントが炎上、本人がつぶやき自粛を宣言【ハリウッドより愛をこめて】レディ・ガガ、10枚アルバム出すまでは結婚はナシ?デミ・ムーアと破局危機で窮地のアシュトン・カッチャーに、浮気相手が口止め料要求デミ・ムーア、アシュトン・カッチャー夫妻、夫の浮気発覚で破局の危機アシュトンはやさぐれ、ボン・ジョヴィは思わぬ一撃に…『ニューイヤーズ・イブ』予告編
2011年11月21日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月16日(金)から公開になるのを前に、10月6日の"トムの日"に、『M:I』シリーズの主人公であるイーサン・ハントそっくりのスパイが日本に潜入し、渋谷の街を賑わせた。その他の写真6日の18時に、全国の43の街頭ビジョンが一斉ジャックされ、本物のトム・クルーズがイーサン・ハントとなって、「渋谷に潜入しているスパイを探してほしい」とうメッセージ映像が流れたが、実は、イーサン・ハントを名乗る張本人は、クルーズのそっくりさんの琉球トムで、この日、渋谷の駅前で行なわれたイベントに登場したあと、TOHOシネマズ渋谷前で、SPとともに本作の小冊子を配布したり、渋谷TSUTAYAで店員となってパッケージをリニューアルした過去作DVDの宣伝や記念撮影を敢行。さらにはWOWOWの『ザ・プライムショー』に生出演し、その後、センター街付近で本作を宣伝して歩いた。行く先々で記念撮影を求められるなど、盛り上がりを見せたこの日。イーサン・ハントが語る公式ツイッターでも、"スパイ大作戦"なるスパイ探しイベントが行なわれ、ツイッターで琉球トムの居場所を確認したファンがかけつけるなど、盛り上がりを見せた。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で"ゴースト・プロトコル(架空任務)"と名付けられた 史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月07日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に全世界公開されるのを前に、“トムの日”である10月6日18時にクルーズが東京・渋谷、六本木を始めとする全国43箇所の街頭ビジョンをジャックし、日本のファンに“ミッション”を発令した。その他の写真当日、街頭ビジョンで流された映像は、クルーズは本作の主人公、イーサン・ハントになりきって日本のファンにミッションを伝える47秒の映像と、新映像を含む特別映像60秒で構成。映像の中でイーサンは「君の助けが必要になった。誰かが我々を罠にはめ、テロの汚名をきせられてしまった。もちろん事実無根だ。この事件の黒幕を探し出すしかない。そこで君に頼みがある。渋谷にスパイが潜伏中だ。事件に関与しているだろう。そいつを探し出してくれ。そしてこのミッションを引き受けてほしい」と語りかけた。これまでもクルーズは大の親日家として知られ、他の国では“不可能”だったキャンペーンや、ファンとの交流の数々を実現してきた。今回の大規模なビジョンジャックもクルーズの快諾があって実現したもので、映像の最後には「また接触を試みる」とコメント。映画公式サイトで展開中の“イーサン・ハントを追え! キャンペーン”では、イーサンの追跡ポイントのひとつに“東京”が含まれており、果たして日本のファンとクルーズが次に接触するタイミングはいつになるのか? そして接触ポイントは日本なのか? 映画公開を間近に控え、さらにクルーズ=イーサンを呼ぶ声が高まりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月06日結婚記念日前夜の浮気が発覚し、デミ・ムーアと離婚危機がささやかれるアシュトン・カッチャーが、浮気相手の女性から口止め料を要求されているらしい。「The New York Post」紙によると、結婚記念日前夜にサンディエゴのクラブでアシュトンと出会い、関係を持った23歳の女性が25万ドル(約2千万円)の支払いを求めているという。アシュトンが要求をのめば、2人の関係についての暴露取材を受けないという条件で、弁護士を介して交渉中だという。どうも2人は今回が初対面ではなく、3か月前の6月にアシュトンが運転する車の後部座席に彼女とそっくりなブロンドの女性を乗せている写真がパパラッチに撮られていることから、関係は以前から続いていた可能性も浮上している。Twitter上でデミはギリシャの哲学者の言葉を引用した意味深なつぶやきをしたが、アシュトンも自身のアカウントに「パブリック・エナミー」の曲「Don’t Believe the Hype(うわさを信じるな)」のリンクを貼ったり、「よく知りもしないことを知っているかのように考えると、君も僕も馬鹿を見る(When you ASSUME to know that which you know nothing of you make an ASS out of U and ME)」と、破局報道や妻に対して言葉遊びを駆使しつつ反応のつぶやきを書き込んでいる。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:デミ・ムーア、アシュトン・カッチャー夫妻、夫の浮気発覚で破局の危機アシュトンはやさぐれ、ボン・ジョヴィは思わぬ一撃に…『ニューイヤーズ・イブ』予告編サラ・ジェシカとアビゲイルの“母娘”シーン画像が到着!ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!ザックにデ・ニーロ、アシュトン・カッチャーが集結!ハリウッド映画、NYで続々撮影
2011年10月03日16歳の年の差をものともせず、おしどり夫婦として知られるデミ・ムーアとアシュトン・カッチャーに破局説が浮上している。「The New York Post」紙によると、ゴシップサイト「Radar Online」にアシュトンとの不倫関係を暴露した23歳の女性が登場したのがきっかけだという。24日に6度目の結婚記念日を迎えた夫妻だが、アシュトンは前日23日にサンディエゴのクラブでこの女性と知り合い、関係を持ったという。クラブに居合わせた客は「アシュトンは結婚記念日を祝っているようには見えなかった」と語っている。アシュトンは現在、チャーリー・シーンの降板を受けてTVシリーズ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」で主演を務めている。撮影地はロサンゼルスだが、デミはニューヨークに滞在しており別居状態が続いている。デミは自身のTwitter上で24日、古代ギリシアの哲学者・エピクテトスの言葉を引用し「男性の過ちに傷つけられた時は、自分自身を省みて、自らの欠陥を学べ。そうすれば、怒りを忘れられる」という意味深な言葉をつぶやいたが、結婚記念日やアシュトンについては一切つぶやいていない。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/アフロ■関連作品:チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ [海外TVドラマ]ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:アシュトンはやさぐれ、ボン・ジョヴィは思わぬ一撃に…『ニューイヤーズ・イブ』予告編サラ・ジェシカとアビゲイルの“母娘”シーン画像が到着!ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!ついにスタート!波乱含みのチャーリー・シーンのトーク・ライブC・シーンが日本の津波被災者救済に寄付。T・クルーズらも寄付を呼びかける姿が
2011年09月30日『華氏911』、『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』などのドキュメンタリー監督、マイケル・ムーアが、2012年に行われるアメリカ合衆国大統領選挙にマット・デイモンに出馬してほしいと考えていると語った。7日、アメリカのニュースサイト「Firedoglake.com」で開催されたオンライン・ディスカッションでムーアは、政治問題に積極的に関わるマットの姿勢を「勇敢だ」と賛え、2012年の大統領選の民主党候補として理想的だと語った。マットは先月、ワシントンD.C.で行われた学校教師たちによる統一学力テスト偏重などへの抗議デモに参加したり、米債務上限引き上げ交渉を長引かせた政治家たちへの嫌悪を露にする発言をしている。ムーアはマットについて「彼はとても勇敢に行動している。誰を敵に回すのかを気にせず、誰かが言わなければならないことを発言しているんだ」と語る。民主党支持者のムーアは「もし(大統領選挙に)勝利したいのなら、共和党が過去に示した通りにすればいい。有名人を担ぎ出せば勝つんだ。俳優とかね」と、かつてのロナルド・レーガン大統領を例に挙げ、「僕らもそろそろ、そういう考え方をすべきだと思って、彼の名前を出したんだ」とマットの出馬を望む気持ちをアピールしていた。(text:Yuki Tominaga)© Fame Pictures/AFLO■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.アジャストメント 2011年5月27日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:マット・デイモン、ブラピ&アンジーは「囚人のような生活を強いられている」エミリー・ブラント インタビュー運命と意思――彼女が切り拓く人生は?運命に立ち向かう男『アジャストメント』iPhoneケースを2名様プレゼントマット・デイモン主演『アジャストメント』試写会に10組20名様ご招待J・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作
2011年08月10日トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』シリーズの最新第4弾のタイトル(US版)が『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』であるとトム自らが発表!10月28日(現地時間)にアラブ首長国連邦のドバイにて記者会見が行われた。かつてTVシリーズとして日本でも人気を博したスパイアクションの映画版で、全世界でこれまでに累計14億ドルの興行収入を記録している。今回、前作で監督を務めたJ.J.エイブラムスが製作を務めており、トムもこれまで同様、製作と主演を兼ねている。監督を務めるのは『レミーのおいしいレストラン』の監督、ブラッド・バード。今月初旬にチェコのプラハでクランクインしたと報じられていた。このドバイでは現在、重要シーンの撮影が進められているとのこと。会見では、トム自身の口から『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』というタイトルが明かされた。4度にわたって世界最高のスパイ、イーサン・ハントを演じるトムは「ついに、帰ってきたよ!詳細はまだまだ明かせないけれど、このドバイでの撮影を皮切りに、イーサン・ハントは世界各国を飛び回るよ」と力強く宣言。ブラッド・バードは「我々は、本当のドバイの街を撮影できてありがたいよ。ブルジュ・ハリファ・タワー(※世界で最も高いタワー/全高828メートル)でいくつかのシーンを撮影したけれど、これをセットで再現しようとしても無理だからね」と語っており、これまでのシリーズでも見られた高所でのシーンは本作でも登場するようだ。なお、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー、『プレシャス』のポーラ・パットンがそれぞれシリーズ初参戦を果たしており、この日の会見にも出席。さらにマギー・Q、ジョナサン・リース・マイヤーズといった過去のシリーズに登場した面々の再登板も決定している。“プロトコル(protocol)”は「外交儀礼」、「議定書」、「協定」、「規定」などを意味するが、この“ゴースト・プロトコル”とはいったい何なのか?イーサンが今回、戦う相手は?今後、モスクワ、プラハ、バンクーバーと世界各国の都市での撮影が予定されている。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は2011年12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。Copyright © 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (原題) 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開Copyright © 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:トム・クルーズ、シリーズ第4作『M:i:IV』がプラハでクランクイントム・クルーズ、滞在14時間来日も「次は『M:i:IV』でゆっくり来るよ」
2010年10月29日アシュトン・カッチャーが、アメリカのゴシップ雑誌「Star」の最新号で「妻のデミ・ムーアを裏切って浮気している」と記事を掲載されたことに対して、Twitterで反撃した。「Star」誌最新号のカバーストーリーとして、アシュトンが20代のセクシーな女性と浮気をしていて、デミとの結婚生活が危機を迎えているという内容の記事を掲載しているが、アメリカのゴシップ・サイト「Access Hollywood」によると、アシュトンはTwitterで「『Star』が僕を“浮気男”呼ばわりするのは名誉毀損に当たると思う。僕の弁護士にも同意してほしいところだ」とつぶやき、「『Star』へ、書いていることがフィクションの場合、『報道の自由』という建前は通用しないぞ」と結んだ。デミもTwitterで夫を援護、フィクションを書いているという彼の指摘に対して「鋭い!」と返信した。「Star」誌は電子版の同記事には、「アシュトンの代理人は記事の内容を否定している」という一文を付け加えている。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO■関連作品:バレンタインデー 2010年2月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© MMIX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ティーン・チョイス・アワード発表!2冠のサンドラ・ブロック、自身の十代を懐かしむ豪華キャスト15名が競演!『バレンタインデー』キャンドルを2名様プレゼント豪華キャスト9名の直筆サイン入り!『バレンタインデー』ポスターを1名様にプレゼント「最も胸きゅんな映画」ランキング!1位はラブコメの帝王のあの群像劇来年は“男女逆転”が流行に!?日本人の“理想のバレンタイン”徹底調査
2010年09月03日トム・クルーズが信奉しているサイエントロジーで受けていたカウンセリング・セッションがビデオで隠し撮りされていたことを、同団体を脱会した人物がブログ上で暴露したとアメリカの芸能サイト「RadarOnline.com」が報じている。この告発は、かつてサイエントロジーの主要人物の1人でいまは脱会しているマーティ・ラスバン氏が自身のブログで7日に記した内容によるもの。サイエントロジーではオーディティングと呼ばれるカウンセリングがあり、氏はトムを担当していたという。同団体のセレブリティ・センター・インターナショナルのVIPオーディティングルームに設置された隠しカメラとマイクによるビデオ撮影はサイエントロジーのリーダーで、トムとケイティ・ホームズの結婚式で新郎付き添い役を務めたデヴィッド・ミスキャヴィッジ氏の命令により、2001年から2002年にかけて、トムがニコール・キッドマンと破局から離婚へ向かう苦しい時期に撮影された。ラスバン氏は「ミスキャヴィッジから毎回のセッションの内容を報告書にまとめて提出するよう言われ、いつも直接ミスキャヴィッジに送っていた」と告白しているが、2002年2月、隠し撮りを続けることに正当な理由もなく「不道徳」と感じ、撮影を止めたという。そして最近になり、信頼できる筋から、ミスキャヴィッジ氏がトムのセッションの内容を友人同士のパーティで話のネタにしていたことを知らされたそうだ。「ミスキャヴィッジはウィスキーを傾けながら、私が提出したリポートの中でトムが赤裸々に語った秘密を読んで聞かせて、ジョークのネタにしては笑っていたという」と氏は記し、「目を覚ませ、トム!」と呼びかけて結んでいる。2年ほど前にトムがサイエントロジー関係者のみに向けたビデオ・コメントの映像がインターネット上に流出したことがあったが、それは言うなれば公式コメント。今回の告発が事実とすれば、トムの心中も穏やかではないはずだが、現時点では全くの無反応を貫いている。(text:Yuki Tominaga)写真はキャメロン・ディアスとの共演作『ナイト&デイ』撮影現場でのトム。© Splash/AFLO■関連作品:ナイト&デイ 2010年秋、全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2010年05月10日泣く子も黙る“アポ無し突撃取材”で知られる、ドキュメンタリー監督マイケル・ムーア。その彼が、ヴェネチア、トロント、L.A.、デトロイト、N.Y.など、アメリカを始めとする世界各都市で絶賛された最新作『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』の日本公開を控え、11月末に待望の初来日を果たした。最新作のテーマは、ずばり「お金」。アメリカにおいて、持てる者と持たざる者の格差を広げ続ける元凶となった社会システム=資本主義をめった斬り。この不況を機に、持たざる者から基本的人権や安定した生活を送る権利すらも奪うこととなったこのシステムを“悪”と見て、今回も徹底的に弱者の代弁者としての立場をとっている。ただし、社会的弱者を擁護すると、資本主義社会では時に保守派層から目の敵にされることも多い。これまで取材をする上で、身の危険を感じることがあったのではないだろうか。「脅迫は、2002年に『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞を受賞し、授賞式でイラク戦争に対する批判をして客席からブーイングを受けた直後から始まったんだ。あの夜、家に帰ったら自宅の壁に馬糞が塗られ、敷地内にもいくつか放置されていたんだ。それで、ボディガードを雇わなくてはならなくなったんだ。一番ひどい時期には、全部で9人、1日3交代で雇っていた。あと、イリノイ州で、ある男が自宅の地下室で爆弾が暴発したことを機に逮捕されるという事件があったんだけれど、彼は家で爆弾を作っていて、その爆弾を仕掛けるいわば標的のリストというものが見つかって、その中に僕の名前が入っていたということもあったね。『華氏911』の後は、6回ほど実際に襲われた。ナッシュビルから来た男は、僕をナイフで襲おうとしたし、オレゴン州から来た男は鉄パイプで襲おうとした。フロリダから来た男は、スターバックスから出てきたところで僕をたまたま見かけ、買ったばかりの熱いコーヒーを僕の顔に浴びせようとしたんだ。そのときは、ボディガードが側にいて、自分の顔で受けてくれたんだ。そのおかげで2度の火傷を負ったんだ。僕の仕事には、日々こういった危険にさらされる可能性が伴う。例を挙げればきりがないけれど、僕の人生の詳細を話すことで、君を飽きさせたくないから、このぐらいにしておくよ」。実際、こういった卑劣な脅しや攻撃により、かなり怖い思いをしてきたと話すムーア監督。一体、その恐怖にどう打ち勝っているのだろうか?「実のところ、恐怖感に対処するなんて、しばらくは上手くできなかったんだ。でもあるときから、こう思うようになったんだ。これまでの自分の人生はとてもいいものだった、善人として生きてきたし、素晴らしい娘も育てたし、自分の芸術、つまり映画や執筆活動を通して社会に貢献したという自負もある、と。だからもし、いま命が尽きたとしても、もういいじゃないか、僕の人生は恵まれすぎているぐらいだというような境地に達したんだ。もういいんだと思えるようになった瞬間から、不思議な心の平穏を覚えるようになったよ。この心の安らぎを得られてからは、恐怖心の90%は払拭できた。なぜなら、もう失うものはない、もし殺されてしまっても、いままで素晴らしい人生を生きられたのだから、誰にもそれを奪うことはできない、僕を敵視する人々には、僕から奪い取れるものなど何もないのだと感じたから。ただ、今回この映画を撮るにあたっては、ウォール街を敵に回してはいけないよと、多くの人からアドバイスを受けていたんだ。政治家を相手にするよりももっとタチが悪い、どうなるかわからないよとね。でも、それで怖がって何もしなかったとしたって、交通事故による死亡の危険は常にある。いまこの瞬間に大地震が起きて死んでしまうかもしれないんだからね。人間は何が起こるか先のことなどわからないんだから、何もしないでいるわけにはいかなかったんだ」。恐怖だけでなく、様々な取材活動を通じて、怒り、悲しみ、絶望などを覚えてきたはずだが、どうやってその感情に折り合いをつけ、冷静な作品作りへの糧にしているのだろう。「僕はEメールによって、多くの人の声を聞いている。決して何か媒体を持っているわけでもないし、雑誌に執筆しているわけでも、TV番組、新聞社を持っているわけでもない。でも、いろいろな人が僕に彼らの物語を教えてくれるんだ。僕は彼らの物語を世間に広める役となった。考えてみれば、僕は特権階級の出身じゃないし、大学も出てないし、本来はミシガンの小さな町でゼネラルモーターズの工場で部品を作って一生を終わるべき階級の人間だった。でも、どういうわけか、一般市民の声を世界中に広げる立場に置かれた。その立場については、自分自身でも敬意を持っているつもりだ。だからとにかく、声なき人々の声を、その立場に置かれた人間の責任としてしっかりと伝えていくことが僕の役割だと思って、精一杯やっているんだ」。本作をはじめ、過去の作品でも、アメリカの破綻したシステムと他国のシステムを比べてきた監督だが、日本も幾度となく例に取り上げてきた。11月30日に東京証券取引所で行われた会見では、「これまで私は自分の本や映画の中で、日本に対しては尊敬の念を持って描いてきました」とコメント。「現在、アメリカで家を失う、もしくは自己破産になる理由の第1位は医療費が高すぎて払えない、ということです。おそらく日本ではそのようなことはないと思います。なぜ日本の方々は、誰かが病気になったら助け合い、そして保険制度もちゃんとしているのだろうかと考えたところ、それは社会的にセーフティーネットを構築しているからだと思います。それが、残念なことにアメリカにはなく、どんどんお金がなくなって、家から出ないといけなくなっています。ほかの国では大丈夫なのに、なぜアメリカだけはこのような状況なのだろうかと、自分の作品の中で永遠のテーマとして描いているつもりです。私自身アメリカ人で、アメリカを愛していて、アメリカ以外には住みたくないとさえ思っていますが、アメリカの現状は目を覆いたくなることばかりです。アメリカを愛していますが、アメリカのようになりたいとかアメリカの真似をしたいといった思いは一切捨てて下さい。Be Japan!日本でいて下さい!みなさんが1945年以来作り上げた日本でいて下さい!教育の価値を十分大切だとわかっていた日本でいて下さい!そして、“解雇はしない”と言っていた日本になって下さい!他国を一切侵略しない、そして侵略しようとする国をサポートしないと言っていた国に戻って下さい!」と訴えかけていた。取材時にさらに、アメリカのような行き過ぎた金融資本主義への道をたどらないために、日本へのアドバイスを求めると「まず、あらゆるビジネスにたずさわる者が、何か行動を起こす前に、自問するべきだと思う。“これは良いことであるか”“これは社会のために正しいことであるのか”“私利私欲のために自分はこれをやるのか?お金儲けのためだけなのか”と。それがひとつの判断基準になることだけは間違いないね」と熱く訴えた。原題は『CAPITALISM:A LOVE STORY』。ラブストーリーという副題には、金持ちが持つお金への愛を意味しているとされていたが、本当のところ、もうひとつの深い意味があるようだ。「以前は、金持ちが持つお金への愛を意味していると考えていたけれど、いま思えば、確かにこの映画のラブストーリーは、僕の祖国への愛を意味しているのかもしれない。僕はこの映画を通して自分の祖国への愛を表現したと言えるね。愛しているからこそ、自分はあきらめられないんだ。しっかり闘って、闘い続けて、アメリカをもっと良い国にしたいと思っているんだ。アメリカが何をするかをとても気にかけている。アメリカが何をするかは、自国民のみならず、全世界を巻き込んで影響する。全世界のほとんどの人はアメリカ大統領を選ぶための一票を持っていないのに、その一票で選ばれるアメリカの大統領は彼らの生活にも大きな影響を与えてしまう。一万マイル離れた日本のあなたの生活にも影響を及ぼす。だから、彼を選ぶ権利をもっていないあなたがたのためにも、アメリカ国民として、気をつけていなきゃいけないし、より重い責任を感じているんだ」。残念ながら、オバマ大統領が、アフガニスタンへの兵力増派を発表したのは、この取材が行われた夜もこと。すでに、取材時にそのことを知っていたムーア監督は、憔悴した様子で「これまで支持してきたオバマ大統領を初めて批判することになってしまった、つらいことだ」と話していた。これまでに発表してきた『ロジャー&ミー』、『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『華氏911』、『シッコ』で取り上げてきた様々な社会問題も、元をたどれば全て資本主義のせいだという結論に至ったと話すムーア監督。つまり、満を持して製作された本作は、ジャーナリスト、マイケル・ムーアの集大成であり、渾身の作品と言える。そのせいだろうか。個別に行われた取材では、これまでの活動をふり返り、抱えて来た悲しみや怒りといったやりきれない感情を静かに明かし、アメリカの変革を心から願うというエモーショナルなものとなった。いまの心境についてはこう話していたのも印象的だ。「いまは次のプロジェクトとして、本を執筆しようかなと思っているんだ。それから、自分が住む町、地元へ何らかの直接的な貢献をしたいとも考えている。あと、健康管理もしたいかな(笑)」。大仕事をやり遂げただけに、しばらくは映画制作を休みたいとも、とある取材で明かしたムーア監督。だが、「映画監督という仕事は大好きでやりがいを感じている。まだ、撮りたいという気持ちはあるよ」という言葉を信じて、次回作の完成を待ちたい。詳しい取材の裏側については、verita NEWSに一足先に掲載中。気になる方は、映画館に行く前に、チェックを。(text:June Makiguchi)verita NEWS■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.■関連記事:M・ムーア監督、ロストバゲージした荷物が到着しスーツ姿にお着替え初来日のM・ムーア監督、成田での指紋事件を激白&小倉優子に突撃取材!?“不況”を感じる瞬間っていつ?救世主マイケル・ムーアに寄せられる叫びの数々【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』もう一本の“マイケル”映画『キャピタリズム』見参!予告編映像を独占先行配信
2009年12月11日新作映画『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』のPRで初来日し、ロストバゲージの憂き目に遭ったマイケル・ムーア監督が11月30日(月)夜、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた同作の試写会に、自身のスーツを着用し舞台挨拶に立った。配給のショウゲートによると、同日夕方までに航空会社から荷物が監督の元へ届けられ、試写会に間に合った。ムーア監督が利用したのはJALのファーストクラス。だが地元の空港からシカゴ空港でトランジットしたためか、思わぬトラブルに巻き込まれてしまった模様。同日昼の会見では急遽、日本で買い求めたカジュアルウエアで代用していた。試写会には社会派風刺コント集団、「ザ・ニュースペーパー」の松下アキラが米オバマ大統領、福本ヒデが鳩山由紀夫首相に扮して来場。オバマ大統領支持者で知られるムーア監督はふたりに対し、初来日して14日に皇居を訪問し天皇、皇后両陛下を前に、腰をほぼ90度に曲げる深いお辞儀をしたオバマ大統領を真似たお辞儀をして歓待。オバマ大統領のお辞儀は物議を醸したが、松下さんを見つめながらムーア監督は「初来日し天皇に深々お辞儀をしたことは素晴らしいこと。なぜなら日本、そして日本のみなさんへの敬意を表したから。あなたを誇りに思います」と真摯に述べた。本作は、昨秋以降の世界的金融危機を背景に資本主義を批判したマネー・ドキュメンタリー。ムーア監督は「みなさま方と一緒に観ます。日本で観る初めての映画になります」と言って舞台あいさつを締めくくると、劇場後方席へ向かい、自作を鑑賞した。『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』は12月5日(土)、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、2010年1月9日(土)より全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.■関連記事:初来日のM・ムーア監督、成田での指紋事件を激白&小倉優子に突撃取材!?“不況”を感じる瞬間っていつ?救世主マイケル・ムーアに寄せられる叫びの数々【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』もう一本の“マイケル”映画『キャピタリズム』見参!予告編映像を独占先行配信マイケル・ムーアへの“逆”突撃取材権を贈呈!宣伝アイディア募集試写会開催
2009年12月01日最新作『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』のPRで初来日した社会派ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが11月30日(月)、東京証券取引所・東証ホールで会見し、入国時の税関で起きた“指紋事件”を語った。初めての日本の印象を司会者から聞かれたムーア監督は「みなさん大変フレンドリーで歓迎ムードを感じる」と前置き。だが「昨日、(成田)空港の税関で指紋を求められたんだ。55歳になるけど一度もなかったこと。自分のプライバシーを守る権利があるから『なぜ?』と聞いたら、別室に連れて行かれた。僕が質問した人は返答できず代わりに現れた上司のような人が、任意で指紋を取らせるか、国外退去で指紋も取られるかの二択だと言った。どっちにしろ指紋を取られるなら仕方ないと思って取らせたよ」と一挙にまくしたてた。税関で渡されたという説明文が記載された紙を広げてみせ、オカンムリ?と思いきや「コメディのように感じているよ。外国の方がアメリカに入国するときも指紋を取られるんだって?知らなかった」と笑顔を見せた。続いて金融、社会状況が厳しい日本にメッセージをと、会場の質問者から求められると「アメリカでは7.5秒に一家族が家を差し押さえられ退去させられる現実がある。拳銃による殺人事件と自殺が年間それぞれ1万5千件。その酷さは他国の比ではない。僕はアメリカを愛しているから、なぜアメリカだけこうなんだろう?と思う。でもアメリカのような傾向が日本にもあると聞いている。世界の国の人々を苦しめる原因はブッシュ政権の政策にあった」と持論を展開。「ブッシュ政権をサポートしたと日本を非難しているわけではないが、1945年以降、平和を大切にし作りあげてきた日本に戻って!」と呼びかけた。本作は、昨年のリーマン・ブラザーズの経営破綻が引き金となった世界同時不況を俯瞰し、巨大企業の利潤の追求が与えた功罪など、お金にまつわる悲喜こもごもを暴き資本主義を痛烈批判したマネー・エンタテインメント。内容に引っ掛け、初めて同所での会見が実現した。後半、株入門本の著書もあるタレントの小倉優子が花束プレゼンターとして登場すると、ムーア監督は、突撃取材で知られるだけに矢継ぎ早の質問を開始。「儲かっている?」と尋ね「昨年はダメでした」と答える小倉さんに「かわいそうだから、この花束あげるよ」と手渡された花束を“返品”。また「新しい首相は好き?」とも問い、「好き」と答える小倉さんに「お母さんから10億円もらったの?」と鳩山由紀夫首相の母親からの巨額な資金提供疑惑をネタにし、取材陣の爆笑をさらっていた。『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』は12月5日(土)、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、2010年1月9日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.■関連記事:“不況”を感じる瞬間っていつ?救世主マイケル・ムーアに寄せられる叫びの数々【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』もう一本の“マイケル”映画『キャピタリズム』見参!予告編映像を独占先行配信マイケル・ムーアへの“逆”突撃取材権を贈呈!宣伝アイディア募集試写会開催お金はどこへ消えた?『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』試写会に15組30名様ご招待
2009年11月30日アポなし突撃取材という強硬スタイルで、社会問題の根源を徹底追究するマイケル・ムーア監督の最新作『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。12月5日(土)の公開に先駆けての、監督の初来日に合わせて、検索・共有ウェブサイト「NAVER」では本作に因み、100年に一度と言われる不況の“体感”をテーマにエピソード募集企画を展開している。投稿された方の中から25組50名様には本作の試写会が当たるチャンスも!さて、一体どんな投稿が集まったのか?本作のテーマはずばり、人々を苦しめる世界的経済不況がなぜ起きたのか。ムーア監督が、アメリカのキャピタリズム(資本主義)の原理を分かりやすく解説しながらその根源を究明していく。もちろんこの不況は日本にも波及。今回、NAVERで「もしかして、今不況なんじゃ?って感じた瞬間」というお題を出したところ、「某うどん屋の鰹節が有料になった」、「某お菓子の中身が減った」、「一軒家で20名ルームシェア」、「合コンのお相手の男性たちの羽振りが悪くなった」、「外資系の金融機関で8年間勤めたが、今年の夏に部署がなくなりリストラ」などなど…、リアルすぎる不況エピソードが押し寄せた。また、本作の劇中で、ムーア監督はN.Y.ウォール街にお金の袋を携えて乗り込んでいるが、集まった意見の中には「この映画をきっかけに何かが変わればと期待しています。永田町にアポなし突撃お願いします!!」という切実な依頼も。ムーア監督宛てに続々と集まる、“不況をなんとかしてほしい”という声。映画を通して世界を動かす、そんな絶大なパワーをもつ彼がまもなく来日し、いまの日本を目にして発する言葉とは?『キャピタリズム』は12月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日(土)より全国にて公開。NAVER「【100年に1度です】『もしかして、今不況なんじゃ?』って感じた瞬間」■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.■関連記事:【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』もう一本の“マイケル”映画『キャピタリズム』見参!予告編映像を独占先行配信マイケル・ムーアへの“逆”突撃取材権を贈呈!宣伝アイディア募集試写会開催お金はどこへ消えた?『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』試写会に15組30名様ご招待マイケル・ムーア、永田町に乗り込む?新作引っさげ、初来日決定!
2009年11月25日