お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、米ニューヨークのトランプタワーにあるドナルド・トランプ米次期大統領の自宅について「ラブホテルみたい」と発言した。番組では、安倍晋三首相とトランプ氏の初会談がトランプタワー最上階のトランプ氏の自宅で行われたニュースを紹介。金色を基調にした豪華な内装の自宅で撮影した、安倍首相とトランプ氏の2ショット写真も紹介した。太田は「トランプさんの部屋すごいですね」と驚き、「昔のラブホテルみたい」と発言。スタジオから爆笑が起こり、女医でタレントの西川史子は「行ったことないでしょ!」と笑いながらツッコんだ。また、田中裕二から「同棲中の彼女と新宿の高級マンションに引っ越したという話が」と振られたトレンディエンジェルの斎藤司は、「ちょっと頑張りました」と照れくさそうにコメント。そして、ニューヨークの街を一望できる眺めをずっと楽しめるようにトランプ氏が隣にあるティファニー本店の空中権も買い取ったことについて、「空中権ってあるんだな」と驚き、「俺も空中権買われちゃったかな」と"ハゲ頭"をネタにして爆笑を誘った。
2016年11月20日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、米国次期大統領のトランプ氏が経営するホテルに宿泊したことを明かし、不満をぶちまけた。安倍晋三首相とトランプ氏の初会談のニュースが取り上げられ、ゲストのヒロミ(51)がビジネスと政治の違いについてコメントすると、松本は眉間にしわを寄せながら「今年の正月にトランプホテルに泊まりましたけど、全然(ダメ)でしたよ」と切り出した。「すげえ広い部屋しか空いてなかったの」と続け、「ゴミ箱が1個もないねん! 寝室にもバスルームにも。寝室何個もあんねんで」と説明。フロントに「すみません。ゴミ箱ないんですけど」と確認したところ、「キッチンに1個ございます」と言われたという。この対応に松本は「はぁー!?」とブチ切れ。「7個持って来い! そして、8つ目にお前が入れ!」と当時の怒りを表現して笑いを誘い、「もっと優しい言い方やったけど」と補足していた。
2016年11月20日ケイティ・ペリーが、米大統領選に対するショックについての曲を追加するため、ニューアルバムの再編成に取り掛かっているようだ。2013年のアルバム『プリズム』以来となる通算5枚目のスタジオアルバムを年内にもリリースする予定だったケイティだが、自身が積極的に応援していたヒラリー・クリントン氏ではなく、ドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利をおさめたことについて曲を書き始めたために、リリース日が予定よりも先送りになる可能性があるという。ザ・サン紙の取材に応じた音楽業界の関係者は「ケイティはアルバムの方向性を変えました。アルバムは彼女なりの不安と変化の時を表しています」「年内にもアルバムをリリースする準備ができていましたけど、追加したい新しい曲が出てきています」と話す。ケイティは、共和党の勝利後たくさんの人々がデモを起こしたことを受け、自身の新曲がアメリカに「平和と団結」をもたらす一助になればと願っているようだ。前述の関係者は「ヒラリー・クリントン氏を大々的に支持していたケイティは今回の大統領選に深く関わっていましたが、こんなにも不安定なことになった状況にショックを受けています」「ケイティは、トランプ氏が勝利をおさめた後、自身の新曲が癒やし、平和、団結を示唆することができればと願っているのです」と続ける。そんなケイティは、ツイッターでのやりとりで、来年ツアーを敢行することをほのめかしていたばかりだ。(C)BANG Media International
2016年11月18日セレブの大多数がヒラリー・クリントン支持を公言していたため、トランプ派だと宣言するのはなかなか勇気がいることだ。パリス・ヒルトンがそのトランプ派の1人であったことが判明した。オーストラリアのテレビ番組「The Project」に出演したパリスは、司会から「トランプ氏に投票したのですか?」と聞かれると、ぎこちない笑みを浮かべつつ「彼は私が小さい頃からの知り合いなの。だから、イエスね」と肯定した。確かに、ヒルトン家とトランプ家の友好関係は長きに渡って続いている。「People」誌によると、トランプはパリスのことが特別にお気に入りらしく、2003年にハワード・スターンとのインタビューに応じた際にパリスの美しさをべた褒め。初めてパリスと会ったのは彼女が12歳のときだったと語り、「(初対面で)彼女が部屋に入ってきたとき、『あの美しい子は誰だ!』」とパリスの「ホット」ぶりに目を奪われたという。過去流出した上に販売までされたパリスのセックステープについても言及している。「妻のメラニアが見せてきたから、見たよ」と驚きの発言。大統領選前には元ミス・ユニバースのアリシア・マチャドさんに「セックステープの存在がある」として批判していたにも関わらず、パリスに対しては「動画の流出は不幸なことではあったけど、パリスをもっと“ホット”な存在にしてくれた」と持論を述べた。ここまで“崇拝”されていたらパリスがトランプ支持者になるもの納得か?(Hiromi Kaku)
2016年11月18日俳優の坂上忍が17日、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、次期米大統領ドナルド・トランプ氏の孫娘がピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を熱唱している動画について「へたくそ」と毒舌を吐いた。パジャマ姿のアラベラ・ローズちゃんがベッドの上でノリノリで歌い踊っているこの動画は、トランプ氏の長女で実業家としても知られるイヴァンカ・トランプさんが15日にインスタグラムにアップしたもの。イヴァンカさんは「先に言っておくけど、この曲1日中頭から離れない」とコメントを添えていた。番組では、この動画が「かわいい!」「素晴らしい!」と世界中で話題になっているとして紹介。ところが坂上は「へたくそですね」とバッサリ斬り、フットボールアワーの後藤輝基が「いやいやいや、アレンジが入ってるんですよ」とフォローした。坂上は、これまでもピコ太郎のおもしろさがわからないと話しており、この日も「最初からよくわかんない」と発言していた。
2016年11月17日さて、先日のアメリカ大統領選挙では、事前の予想を覆してドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を破り、アメリカ合衆国次期大統領に選出されました。そのドナルド・トランプ氏の妻であるメラニア・トランプ氏が、結婚前に性的サービスに従事していたかのような虚偽の報道がされたとして、英国の新聞社等に対し1億5000万ドル(約155億円)の損害賠償を求める訴訟を今年9月に提起していることはご存知でしょうか。*画像はイメージです:日本における名誉毀損訴訟からすると、想像を絶するとんでもない金額ですね。日本では、(データをとった訳ではないので感覚的なものですが)だいたい50万円から100万円くらいとなるケースが多いと思います。著名人が、発行部数の多い週刊誌等で名誉を毀損された場合等には高額となることもありますが、それでも300万円から500万円といったところでしょうか(なお、名誉毀損の裁判例が多数収録され、損害賠償がどの程度認められているかを確認できる書籍として、例えば、西口元・小賀野晶一・眞田範行編著「名誉毀損の慰謝料算定」(学陽書房2015/10)があります)。ところで、アメリカにおいては、(特に「公人」の場合)日本とは違った枠組みで名誉毀損の成否が判断されています。どう違っているかを簡単に言えば、日本の場合は「表現が真実であること」等を、表現を行った者が証明しなければならないのに対して、アメリカの場合は、「表現が虚偽であること」等を被害者(表現の対象とされた者)が証明しなければならないのです。以下、詳しくみてみましょう。■日本の場合、特に公人では「真実か否か」が重視まず日本の場合は、不特定多数が認識し得る状態で「社会的評価を低下させるに足る表現」がなされれば、それで名誉毀損が成立します。ただし、表現内容が「公共の利害に関する事実であること」、「専ら公益を図る目的であったこと」、「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を、表現を行った者が証明できたときは、違法性(または責任)が阻却され、損害賠償責任は生じません。なお、表現の対象が「公務員」や「公選による公務員の候補者」である場合には、上記要件のうち「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を証明すれば、損害賠償責任を免れるとされています。これは、公務員等に関する報道・表現は、民主政治の健全な運営にとって重要な価値を有することから、名誉毀損が成立する場合を狭くすることによって、報道・表現が萎縮したり、その結果、「知る権利」が妨げられたり、といったことを防ぐためです。【参考】刑法230条の21前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。2前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。3前条第1項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。以上のとおり、日本においては、表現内容が真実であること(または真実であると信じたことに相当の理由があること)を、表現者が主張立証しなければなりません。 ■アメリカの場合は「悪意」を持っているかが重要一方、アメリカの場合です事情が日本とは異なり、過去の判例では以下のように説明されています。「『ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件』で連邦最高裁判所は、公人の場合、報道された情報が虚偽であるという理由だけでは名誉毀損訴訟は成立しない、との判決を下し、米国の名誉毀損法を根本から変えることとなった。最高裁判所はさらに、報道記者や編集者が「現実の悪意」をもって行動し、「それが虚偽かどうか、まったく意に介さずに」情報を報道したということも、原告側が証明しなければならない、と裁定した。」(アメリカンセンターJAPANウェブサイト「米国政府の概要 – 連邦最高裁判所による画期的判決ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件(1964年)」)つまり、アメリカにおいては、表現された内容が虚偽(反真実)であること、それが「現実の悪意」をもってなされたことを、被害者の方が主張立証しなければならないのです。そして、少し専門的になりますが、ある事柄について裁判の当事者(原告・被告)双方が主張立証を尽くしても、「その事柄の存否(真偽)が不明」という状態になったときには、その事柄を証明しなければならない方の不利に判断される、すなわち、「その事柄は存在しない」という結論になります。 ■日本の方が被害者にとって有利にしたがって、日本では表現者が「表現内容が真実であること」(やその他の要件)を証明しなければならず、「真実かどうか分からない」という状態になった場合には、「真実ではない」ということになり、表現者が損害賠償責任を負うことになります。一方、アメリカでは、被害者が「表現内容が虚偽(反真実である)こと」、「「現実の悪意」をもってなされたこと」を証明する必要があり、「表現内容が虚偽(反真実)であるかどうか分からない」、「「現実の悪意」をもってなされたかどうか分からない」という状態になった場合は、被害者の損害賠償請求は認められない、ということになります。どちらの判断枠組みが被害者にとって有利(逆に言えば、表現者にとって不利)かといえば、日本のほうであることは明らかですね。 ■「表現の自由」を推し進めるにはところで、「真実」であることの立証には、ときとして困難が伴うことがあります(例えば、報道の場合は「取材源の秘匿」が要請されますが、その要請を守ることは、一方で、真実性の立証を十分にすることができないという事態を招くことになるでしょう)。そのため、上述のとおり、真実であるとの立証ができなかった場合でも、「真実と信じたことに相当の理由がある」との立証ができれば、名誉毀損は成立しないとすることによって、表現の自由(の保障)とのバランスをとっているといえましょう。また、公務員等に関する表現について一定の配慮(真実性(真実相当性)のみ立証すればよい)がされていることも、表現の自由への配慮にした結果、といえます。そして、アメリカの例に倣ってさらに一歩進め、証明責任を転換する(「虚偽であること」を被害者が証明しなければならないとする)ことも、検討の余地があるのではないかと思います。 *著者:弁護士 櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。ブログ「ネットイージス.com」)【参考】産経フォト2016.9.2付「トランプ夫人が英紙を提訴名誉毀損で155億円要求」【画像】イメージです*Debby Wong / Shutterstock
2016年11月16日波乱の結果となったアメリカ大統領選。勝利したドナルド・トランプ氏は大富豪としても知られていますが、これまで移民や女性に対する過激な発言をしてきたことから、全米各地で抗議のデモが行われています。暴言王とも言われるトランプ氏の発言は、 良くも悪くも世間の注目を集めやすいと言えるでしょう。同じく日本でも、過激な発言によって注目を集める人は少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「日本の暴言王といえば?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●日本の暴言王といえば?・1位:石原慎太郎……25%(64人)・2位:高嶋ちさ子……15%(38人)・3位:和田アキ子……9%(24人)・4位:上西小百合……8%(20人)・5位:太田光(爆笑問題)……7%(18人)・同率6位:テリー伊藤……6%(16人)・同率6位:長谷川豊……6%(16人)・8位:デヴィ夫人……6%(15人)・9位:坂上忍……5%(14人)・同率10位:堀江貴文(ホリエモン)……4%(11人)・同率10位:北野武……4%(11人)※11位以下は省略※有効回答者数:255人/集計期間:2016年11月10日〜2016年11月11日(パピマミ調べ)●第1位:石原慎太郎最も多くの票を獲得したのは『石原慎太郎』さんで、25%(64人)でした。『とにかくエラそうで嫌い。公の場で汚い言葉を平気で使うし、言いたい放題って感じですよね。誰か止められる人がいればいいんですけど』(30代女性/自営業)『暴言以外の言葉を聞いたことがないというぐらい暴言だらけ。本人は悪いなんてこれっぽっちも思ってなさそうなところが余計に腹立たしいです』(20代男性/営業)14年もの長きにわたり東京都知事として君臨した石原慎太郎さん。暴言、失言は数知れず、その高圧的な態度とあいまってたびたび言動が注目を集めています。84歳をむかえた今になってもその暴言は衰えるところをしらず、7月に行われた東京都知事選の際にも小池百合子さんに対し「大年増の厚化粧」 と罵倒。しかし、芥川賞選考委員を務めたこともある大作家であり、メディアから追及されることはほとんどないという状況です。彼の暴走を止めることは誰にもできないと言えるでしょう。●第2位:高嶋ちさ子2位にランクインしたのは『高嶋ちさ子』さんで、15%(38人)でした。『見てるぶんにはおもしろいですけど、言ってることはホントに過激ですよね』(20代女性/大学生)『ゲーム機バキバキ事件は今でも覚えています。女性とは思えない言葉遣いが多いですね』(40代男性/営業)自他ともに認めるせっかちな性格 で、ヒステリックな言動が話題になることの多い高嶋ちさ子さん。ヴァイオリニストというおしとやかに感じられる肩書きが、その過激な言動を一層際立たせるのかもしれません。「曲がり角が来る前に曲がる」などの話をはじめとしたエピソードも数々あり、そのせっかちな性格が周囲にいらだちを感じることにつながり 、暴言を吐いてしまうのではないでしょうか。過激な発言が音楽活動に悪影響を与えないことを祈るばかりです。●第3位:和田アキ子3位にランクインしたのは『和田アキ子』さんで、9%(24人)でした。『なんであの人に誰も文句を言えないんですかね?言いたい放題で常識がないわがままな人っていう印象です』(30代男性/アパレル)『慕っている人が多いイメージですけど、実際にはまわりの人も困ってそう。手がつけられないし、言って良いことと悪いことの区別がついてないように思います』(20代女性/事務)芸能界のご意見番として、多くの芸能人から恐れられている和田アキ子さん。彼女に意見できる人がいないことから、言動がどんどん凶暴化している と思われます。特にネット上での評判が悪く、若い世代から批判を集めているようで、その自分勝手な態度が“常識がない人”として炎上することもしばしばです。果たして周囲の人間は、彼女の暴言をどのように感じているのでしょうか。----------いかがでしたか?大御所と言われ、周囲の人が反論できないような地位にいる人が上位を占める結果となりました。まわりがイエスマンばかりになってしまうと、自分の振る舞いが傍若無人なものであることに気づけなくなってくる のかもしれませんね。人の上に立つような立場になったときこそ、その人の本当の人間性が見えてくるのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜13位)】日本の暴言王といえば?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月15日世界が注目した米大統領選でも活躍していたに違いない、“影”の職業:スピーチライターに比嘉愛未が扮するWOWOWの連続ドラマW「本日は、お日柄もよく」。このほど、そのポスタービジュアルが解禁となった。老舗製菓会社の総務部で働く二ノ宮こと葉(比嘉さん)は、突然、広報への異動を命じられ、ひそかに想いを寄せていた幼馴染み・今川厚志(渡辺大)からは別の女性と結婚すると告げられる。傷心のまま厚志の結婚式に出席したこと葉は、伝説のスピーチライター・久遠久美(長谷川京子)の祝辞に心を揺さぶられる。一方、会社の一大プロジェクトのメンバーに抜擢され、社長のスピーチ原稿を書くことになったこと葉は、コピーライター・和田日間足(速水もこみち)の抜群のトーク力に完敗。一念発起した彼女は、久美の事務所に押し掛け、久美の“弟子”として働くことに。そんなある日、久美の事務所に大物政治家の姿が。スピーチライターとして新しい一歩を踏み出したこと葉は、思いも寄らない人物のスピーチ原稿を担当することになり…。原田マハの30万部突破のベストセラー同名小説を原作にした本作は、“スピーチライター”という裏方ともいえる職業を軸に、“言葉”の限りない可能性を描いた職業ヒューマンドラマ。夢や目標もなかった普通のOLが、スピーチライターの紡ぐ“言葉の力”に魅了され、新たな人生を選択する成長物語となっている。今回、そんな本作から解禁されたポスタービジュアルは、比嘉さん演じる二ノ宮こと葉が、スピーチ原稿を読み上げる“演説者”としてマイクの前に立つ凜とした表情が印象的。さらに、「【職業:スピーチライター】言葉は、お金や権力よりも強い」という力強いキャッチコピーに加え、劇中に登場するスピーチ文で背景を埋め尽くす、特徴的なデザインとなっている。スピーチといえば、歴史に残る名スピーチで知られるのは、バラク・オバマ現アメリカ合衆国大統領だ。アメリカ国民のみならず、世界中の人々の心を掴んだ「Yes, We Can.」のスローガンを考えたのは、なんと当時28歳のスピーチライターだったという。裏方に徹しながらも、実際には表舞台にその名が知れ渡るほど有名な職業。もちろん、トランプ次期大統領の影でも活躍していたに違いない。日本の政治界でもその存在がささやかれながら、国内ではあまり知られていないのが現状だ。スピーチライターは、相手の心に寄り添い、本来ならとうてい“言葉にすることのできない思い”を、その人の持つ魂の叫びを、“スピーチ原稿”という“カタチ”にするのがお仕事。そんな素晴らしい職業をテーマにした本作の、“秀麗皎潔”なフレーズにあふれたポスターにぜひ注目してみて。連続ドラマW「本日は、お日柄もよく」は2017年1月14日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が13日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことについて、「アメリカにアホが多い」と発言した。これまでもトランプ氏を批判するコメントをしてきたデーブ氏は、この選挙結果について、「純粋な気持ちで支持している人たちが多いということを認めた上で、大統領が当選してデモとか抗議は記憶にない。こんなのは初めて」と異例の事態だと話した。そして、「選挙中にみんなが好きそうな言葉を並べて、当選した途端にコロコロ変え始めると。いい人になるとか」と続け、「トランプ自身は生粋の共和党の人じゃないから、彼自身は娘もしっかりいるし暴走しないにしても、周りにどういう人を入れるか。すでにちょっと危険人物が含まれている」と心配。「なんでトランプになったってみんなに聞かれるんですけど、アメリカにアホが多いんですよ。よく勉強していない人が多いんですよ」と言い放った。また、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が、デーブ氏の「素人に心臓の外科手術をやらせるようなもの」という発言について、「民主主義というのはだれでも総理大臣になる資格がある。これがすばらしいこと。ここを否定するようじゃ民主主義を否定することになる」と指摘すると、デーブ氏は「否定してないんですけど、彼は資格なさすぎるんですよ」と批判した。
2016年11月13日爆笑問題の太田光と妻で所属事務所社長の太田光代が、13日放送のTBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)で、米大統領選に勝利した共和党のドナルド・トランプ氏と約20年前に遭遇していたエピソードを明かした。今回、大統領選のさ中にニューヨークにいたという太田光代社長がVTR出演。約20年前に夫の太田光らとニューヨークのステーキハウスを訪れたときのことを振り返り、「隣にいた人が『チャイニーズ?』と聞いてきて、『ジャパニーズ』と答えたら、『子供だね』と言われたのを覚えている。どうやらそれがトランプさんだったみたい」と話した。スタジオでは太田光も、「(太田光代)社長の誕生日で、取材スタッフが(店に)言っておいてくれたら、店中が『ハッピバーステー』って。その中にトランプがいたらしい」と説明。「トランプに誕生日祝ってもらったんです」と言うと、共演者たちから「すごいね」という声があがった。
2016年11月13日セレブの大多数が支持していたヒラリー・クリントンがまさかの敗北。アメリカ国民が次期大統領に選んだのは、ドナルド・トランプの方であった。大統領選から一夜明け、セレブはこの状況に何を思うのか。アナ・ケンドリックは「悪夢を見たような気分で目が覚めた。そしてまた泣き始めた。私の信念:私は一人じゃない、みんなも一人じゃない」とつぶやき、アリエル・ウィンターは「アメリカ、あなたは失敗したわ。なんてザマなの。ありえない。トランプを私たちの大統領だと認めることなんて一生できない」と憤っている。オリヴィア・ワイルドはヒラリーの闘いぶりを称え、「心から残念に思う」と慰めたうえで、トランプの勝利には「打ちのめされている」と発言。国内のセレブのみならず、イギリス人のエマ・ワトソンもこんな反応を見せ、ファンから称賛を受けている。「今日はニューヨークの地下鉄にマヤ・アンジェロウの本を届けにいくわ。そして、私が信じていることのために、より頑張って闘うつもりよ」とツイート。女性の権利向上を主張するエマは、公民権運動に深く関わったマヤの著書を愛読しており、先週も多くの人に読んでもらうために地下鉄にこっそり本を置いて回る活動を行った。大統領選については触れていないものの、差別主義的な発言で有名なトランプが勝利したことを受け、再びマヤの本を世に広めるべきだと思ったのだろう。(Hiromi Kaku)
2016年11月10日9日(現地時間)、アメリカの第45代大統領に共和党のドナルド・トランプ候補が当選。民主党のヒラリー・クリントン候補を応援してきた多くのセレブたちはツイッターなどSNSで失望と怒りを表明している。未明の午前2時半頃(現地時間)、ニューヨークにあるトランプタワーの前で「愛は憎しみに勝つ(Love trumps hate)」と書かれたボードを無言で掲げたのはレディー・ガガ。その写真に「私は愛が憎しみに勝つ、優しさのある国に住みたい」とツイートした。ガガと同じように、選挙期間中はライブ・パフォーマンスでクリントン候補を応援してきたケイティ・ペリーは「愛は憎しみに勝つ」をハッシュタグにしてツイート、「じっと座っていないで。めそめそしないで。動くのよ。私たちは、憎しみにリードされるような国家じゃないわ」とツイート。クリントン氏への投票を若い世代に呼びかけてきたクロエ・グレース・モレッツは「これが私の言うべきこと。一緒に立ち上がりましょう。力強く」というツイートに「いまこそ共に立ち上げるとき、私たちの声を聞かせるときです。もし私たちが声を上げず、黙らされてしまったら、彼らが勝ってしまう」という一文から始まる長文の画像をアップし、今後も主張し続ける姿勢を示した。『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンズは「アメリカにとって恥ずべき夜だ。僕たちは、ヘイトモンガー(マーベル・コミックに登場する、憎悪を煽るキャラクター)に素晴らしい国家のリードを託してしまった。いじめっ子に僕たちの針路を任せてしまった。僕は打ちのめされている」と落胆を隠さない。ジョン・レジェンドは「まるでアメリカが僕たちの授業料をトランプ大学に送ってしまったように感じる」、ジェシカ・チャステインは「私たちはもはや、人種差別や性差別とは無関係なふりはできないということ。問題は、これからどうするのか?」とツイートした。一方、民主党支持者が多いセレブの中でトランプ支持を表明し続けていたスティーヴン・ボールドウィンは「神が動いた…そしてアメリカが声を上げている!!」「こんな素晴らしい歴史を体験できて誇りに思う!!」と大喜びのツイートを連発していた。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月10日マーベル映画でキャプテン・アメリカを演じている俳優のクリス・エヴァンスが、米大統領選でドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を押さえて勝利したことについて「恥」とコメントした。これまで民主党候補のクリントン氏を公に支援してきていたクリスは、「今日はアメリカにとって恥となる夜だよ」とツイート。「僕らは憎悪の念をかきたてる扇動者に素晴らしい我が国を率いることを許し、いじめっ子に僕らの方向性を決めさせるんだ。とてもがっかりしているよ」と失念の意を表した。今回の結果については多くのセレブがすでに落胆の念を明らかにしており、『モダン・ファミリー』のアリエル・ウィンターは、「アメリカのみんな、あなたたちは失敗したわ。本当になんてことなのかしら。すごくがっかりしているわ。私はドナルド・トランプを私たちの大統領だと認めることはないわ」とツイート。『ファミリー・ガイ』のクリエイターなどとして知られるセス・マクファーレンは、「ブッシュを嫌いな人もいた。オバマを嫌いな人もいた。でも今回は話が違う。好きじゃないという表現は忘れてくれ。多くの人は今心の底からおびえているんだ。これは新しいことだよ」と不安を表した。また、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などで知られるオクタヴィア・スペンサーも「オバマのことが恋しくなるでしょうね。この国は私たちがいかに恵まれていたか、そしてそれを当たり前と思っていたかを実感するためにトランプ政権が必要なのかもしれないわ」とツイート。その一方で、これまでトランプ氏を応援してきていたスティーヴン・ボールドウィンはこの結果を「誇りに思う」とし、「もうすぐ素晴らしいアメリカを取り戻すための本格的な活動が始まるぞ!こんな最高の歴史の一部に慣れたことを誇りに思う!」とツイートしている。(C)BANG Media International
2016年11月10日タレントのパックンことパトリック・ハーランが10日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利し、自身の予想が外れたことについて土下座で謝罪した。この日は冒頭からトランプ氏の勝利を大々的に取り上げ、MCの真矢ミキは「世界を震撼させたという言葉がありますけど、こういうことなのかなと。私たちは立ち合いましたね」と発言。国分太一も「ずっとヒラリーさんが優勢と聞かされていたので驚きがありました」と感想を述べ、「そう言っていた本人をお呼びしてますので。ちょっと来なさい!」とパックンを呼び込んだ。パックンは前々日、前日にも同番組に出演し、「僕は正真正銘のクリントン派」「周りにトランプ派っています? 僕、探してもいないんですけど」「7:3でクリントンになると思う」とクリントン氏の勝利を予想していたため、この日は登場した瞬間に「すいませんでした!」と土下座。国分が「日本の謝り方しないでください」とツッコんだ。また、坊主宣言もしていたパックンだが、「頭髪だけは勘弁してください!」と頭を押さえながら訴えた。そしてパックンは「驚きです。僕だけじゃなくて、アメリカの分析をしている専門家もみんな外れています」と予想外だったとコメント。トランプ氏勝利の要因について、「感情>理性」「世論調査の穴」を挙げ、「トランプの強さは、怒り、不安、恐怖をあおる…感情をうまく握っているところ。彼は以前、プロレスのプロモーターもやっていてエンターテイナーでもある。人の心を動かすのがうまい」と話した。また、国分が「僕個人的にはヒラリーさんってこんなにも嫌われていたんだなっていうのも今回の大統領選でわかった気がする」と言うと、パックンは「その通りです。トランプ氏のうまい作戦なんですが、選挙中に嫌われ度を上げているんです」と説明。真矢が「選挙の行かなかった方たちも動いたっていうのもあるんですかね?」と聞くと、パックンは「新しい支持層を生み出したのもトランプの強さの一つです」と答えた。
2016年11月10日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日全米有料放送チャンネル「HBO」と提携し、これまでも良質な海外ドラマを日本プレミア配信してきた「Hulu」。このほど、激戦の米国大統領選の決着を待つかのように、エミー賞常連の大人気ドラマ「Veep/ヴィープ」のプレミア配信がスタート。超大国アメリカの女性“副大統領”の活躍(?)を描いた、この政界ドタバタコメディから日本版予告編が解禁となった。元上院議員のセリーナ・マイヤーは、米国合衆国副大統領に選出され、国に尽くす命を受けた。しかし、セリーナの日々はちっとも充実していない。副大統領に選ばれたときは遂行したい政策があり、大統領のサポート役として自分の能力を最大限に発揮し、頼られる存在になりたいと思っていたが、現実はまるで違った。大統領の仕事のサポート依頼は、全くない。大統領からの電話を毎日待っているが、全く電話は鳴らない。副大統領執務室はホワイトハウスの目と鼻の先なのに…。セリーナのもとに来る仕事といえば、大統領が急きょ参加できなくなった、“あまり重要でない”イベントへの代理出席。この状況を打破するために彼女はある施策を推し進めようと動き出す。それは使い捨てスプーンやフォークをコーンスターチ製に切り替えるという「クリーン・ジョブ」施策。しかし、この名案と思っていた施策も石油業界から大反発を食らい、八方塞がりに。そんなセリーナのスタッフたちも曲者ばかり。セリーナの全てを理解しているが口が悪い首席補佐官エイミー、記憶力抜群でセリーナの右腕兼ブレインのゲイリーは全てにおいて“どんくさい”、外見からは想像もつかない破天荒なプライベートを持つ首席報道官マイク、ルックスを武器にする次席報道官ダン、たまに爆弾発言を繰り出す秘書スーとクセが強過ぎる面々。世界を動かす超大国のNo.2なのに、なかなかうまくいかない副大統領セリーナの悪戦苦闘の日々は、今日も続くーー。鬼才スティーヴン・ソダーバーグ製作総指揮の「The Knick/ザ・ニック」など、HBO作品のHuluプレミアは5作目となる今回。「Veep」といえば、エミー賞コメディ部門の作品賞を2年連続、主演女優賞(ジュリア・ルイス=ドレイファス)にいたっては5年連続で受賞している超話題作。しかも、米国大統領選で盛り上がりを見せる中、初代大統領のジョン・アダムズが“人類の作った最も不要な職”と嘆いたほどの「副大統領」というポジションに焦点を当てており、実にタイムリーで興味深い!?超大国No.2の権力者でありながら、空回りばかりする副大統領セリーナの姿を描き出す。「Veep/ヴィープ」は11月10日(木)よりHuluにて独占配信スタート。※初回のみ3話同時配信、以降、毎週木曜日に1話ずつ新エピソードを配信予定。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日米大統領選が、日本時間9日昼ごろに大勢が判明するとみられるのに合わせ、各局では報道特別番組を編成する。日本テレビは『PON!』を休止し、『news every.特別版 NNN 速報!アメリカ大統領選』(10:25~11:30)を放送し、NEWSの小山慶一郎を、東京スタジオのメーンキャスターに起用。小山は「"等身大の架け橋"になれるよう頑張ります」と意気込み、日テレ報道局の斉山嘉伸プロデューサーは、小山を「汗をかき、真面目に勉強することでキャスターのチカラを積み上げてきました」と評価の上、期待を示す。東京では鈴江奈々アナが小山をサポートし、現地からは藤井貴彦アナがレポートする。フジテレビは、『ノンストップ!』を休止して『とくダネ!』を30分延長した後、『FNN報道特別番組 速報!アメリカ大統領選~トランプ劇場最終章~』(10:25~11:55)を放送。『みんなのニュース』の伊藤利尋アナが東京でMC、『ユアタイム』の市川紗椰、モーリー・ロバートソンらがアメリカの両陣営から情勢を伝える。ゲストには、ケント・ギルバート、宮澤エマ、中山俊宏慶応義塾大学教授を迎え、討論を繰り広げる。また、テレビ朝日は、レギュラーの情報番組『ワイド!スクランブル』のスタート時間を30分前倒しして9時55分から放送し、内包している『徹子の部屋』を休止。TBSも『ひるおび!』のスタート時間を30分前倒し、9時55分スタートの拡大版となる。超大国の指導者を決める重要な選挙でありながら、"不人気対決"と揶揄(やゆ)される今回の米大統領選。それでも、フジテレビの上田平吉弘チーフプロデューサーが「トランプにクリントンと役者は十分です」と言うように、そのキャラクター性も相まって注目が集まっている。なお、テレビ東京はレギュラー番組を編成予定。
2016年11月08日アイドルグループ・NEWSの小山慶一郎が、11月9日(10:25~11:30)に放送される日本テレビ系報道特番『every.×米大統領選2016(仮)』でメーンキャスターを務めることが24日、明らかになった。"不人気対決"と揶揄(やゆ)される今回の米大統領選だが、超大国の指導者を決める重要な選挙。日テレ系では、平日夕方のニュース番組『news every.』のキャスターが中心となり、同番組の16時台に出演する小山が、東京のスタジオからメーンキャスターとして出演する。小山は「若い世代の皆さんにとっても、アメリカ大統領選挙は、"いま僕らの生きる世界"が、今後どうなっていくのかに大きく影響する、"世界が動く、大事な瞬間"です」と力説。それを伝えることに「大きなやりがいを感じています」と語りながら、「視聴者の皆さんに、わかりやすく身近な出来事として、この大事な瞬間をお伝えできるように、素朴な疑問を大切にして、一生懸命考え、勉強し、"等身大の架け橋"になれるよう頑張ります」と謙虚に話している。日本テレビ報道局の斉山嘉伸プロデューサーは「小山さんは、アイドルの顔とは別に、普段から何度も何度も災害被災地に足を運び、思いを寄せ、汗をかき、真面目に勉強することでキャスターのチカラを積み上げてきました」と起用理由を説明している。小山とともに東京から出演する鈴江奈々アナウンサーは「世界が動く…そんな予感を胸に見守る方も多いのではないでしょうか。高鳴る鼓動を抑え、冷静に開票速報でお伝えしたいと思います!」とコメント。現地のメーンキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーは「世界が動くその瞬間には、"風"が吹くはずです。どんな風なのかを肌で感じ、いち早く日本にお届けします」と話している。
2016年10月24日米国大統領選挙を控え、共和党のドナルド・トランプ候補と民主党のヒラリー・クリントン候補の激戦が伝えられている中、初の女性大統領が誕生するかもしれない昨今、まさに“女性”が作品のキーワードとなる映画が続々公開を控えている。そこで、強靭な女性がリーダーとなり、活躍を見せるこの秋冬の映画をご紹介!まず、12月23日(金)より公開される『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦で1人の少女を犠牲にしてテロリストを殺害するか否か、ドローン操縦士の迷いと、遠く離れた会議室での閣僚たちの議論を中心に描かれる軍事サスペンス。現実としてドローン攻撃の誤爆による犠牲者が生まれている、現在の戦争への疑問をストレートに描く。本作で、テロリストが潜伏する現場と軍事作戦の会議室の間に立ち、攻撃指示のコントロールを担うキャサリン・パウエル大佐を演じるのが、ヘレン・ミレン。2006年、『クィーン』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞など多数受賞した、言わずと知れたイギリスを代表する国際派女優だ。彼女の役柄や起用に関して、『ツォツィ』(’05)でアカデミー賞外国映画賞を獲得し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などを手掛けた本作のギャヴィン・フッド監督は、「この役をヘレンにしたのは素晴らしい考えだった。“女性なら引き金を引く前にためらうだろう”と思うが、同時にこれはヘレン・ミレンだ、悪役もこなすと分かっている。彼女がどっちに行くのか、観客はさっぱり分からない。ヘレンはこの人物を完璧なバランスで演じている」と、彼女の演技に絶賛を贈っている。そんなヘレンと共演するのは、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞しオファーが殺到中のアーロン・ポール、日本公開作品としては本作が遺作となった『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンら、豪華な顔ぶれ。さらに、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のコリン・ファースが、プロデューサーを務めていることにも注目だ。そして、『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ監督が手掛ける、ニューヨーク社交界の実在のソプラノ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにした笑いと感動ドラマ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は、12月1日公開。10月25日から開幕する第29回東京国際映画祭のオープニングを飾る作品としても、話題を呼んでいる。主人公フローレンスを演じるのは、アカデミー賞の常連であるメリル・ストリープ。絶世の音痴であるにもかかわらず、ソプラノ歌手の夢をもつフローレンスと、その夢を守るため奔走する夫(ヒュー・グラント)、雇われたお人好しのピアニストとともに、彼女が夢に見るカーネギーホールでのコンサート開催を目指す。夢をもつことの尊さと、あらゆる手段で彼女に夢を見続けさせる夫の献身な姿が胸を打つ。そんなフローレンスの魅力を全身で体現するメリルの名演に、まさに男たちが振り回され(?)、惹きつけられている。なお、メリルは2017年1月公開『未来を花束にして』では、実在の女性運動家エメリン・パンクハーストにも扮している。また、日本映画では、チームの指揮官という言葉そのままに、映画初主演の杏が演じる女性指揮者が活躍する『オケ老人!』が11月11日公開。荒木源の小説を基に、老人ばかりのアマチュアオーケストラ「梅が丘交響楽団」に入団してしまった主人公の女性を、杏さんが熱演する。始めは戸惑いながらも、彼ら全員をひとりひとり、指揮者としてまとめ上げる力強い存在感を見せている。加えて、年末に公開が控えるハリウッド超大作でも、女性たちが大活躍を見せる。全世代に絶大な人気を誇る『スター・ウォーズ』シリーズのアナザーストーリーを描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)。昨年末に公開され大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも新進女優デイジー・リドリーが中心人物となったが、本作の主人公ジンを演じるのは、『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズ。ジンを筆頭に寄せ集めの極秘部隊“ローグ・ワン”が結成され、デス・スターの設計図を奪う困難かつ無謀なミッションに挑む。また、日本が誇る大人気ゲームを基に、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める世界的人気シリーズの最新作『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12月23日公開)も控えており、日本から参加したローラ、クレア役でカムバックするアリ・ラーター、モデルで女優のルビー・ローズなどが出演する。まるで、女性が世界の牽引者となる日を待ちわびているかのような、映画界での彼女たちの活躍に目が離せない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年10月23日レオナルド・ディカプリオやケンダル・ジェンナーを始め、セレブたちが11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選の投票を呼びかけるビデオに出演した。「What Do You Care About」と題されたビデオにはレオやケンダルのほかにロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、サミュエル・L・ジャクソン、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、エマ・ストーン、ゼンデイヤらが出演。「気になることは(What Do You Care About)?」と問いかける。続いて彼らは銃規制、医療制度、人種や性的マイノリティへの差別、環境問題、男女平等、いじめなど様々な問題を挙げていく。次に彼らは自らの言葉で投票を呼びかける。ケンダルは「投票に行かないというのは、何もしないだけじゃなく、状況を悪化させることだと思う」と言い、サミュエルは「投票しなければ、何も言う権利はない」と続ける。また、アメリカの選挙は有権者が自ら選挙人名簿に登録しなければ投票できない仕組みであることから、名簿への登録も忘れないようにと呼びかけ、最後にケンダルが「あなたの未来を投票してください(Vote your futre)」というタグを表示したスマートフォンの画面を掲げて終わる。先月下旬にはケイティ・ペリーが全裸姿を披露し、投票を呼びかけるビデオをコメディ・サイト「Funny or Die」で公開。翌日にはマドンナが「私もケイティ・ペリーと裸で投票するわ」とインスタグラムにトップレスの画像を投稿した。投票日までいよいよあと1か月となり、セレブたちも渾身のパフォーマンスでアメリカ国民に選挙への参加を呼びかけている。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ大統領選挙」です。***7月末に民主、共和両党の候補者が指名され、アメリカ大統領選挙はヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの一騎打ちとなりました。民主党候補のヒラリーは、元大統領ビル・クリントンの奥さん。格差是正を謳っていて、富裕層の税の抜け穴を塞ぐことを公約。中間層以下の生活保障を拡大するといっています。ヒラリーの支持者はエリート層と黒人やヒスパニックなどのマイノリティで、オバマ支持層と重なるのですが、白人労働者層の支持が高くない。財界から多額の寄付を受け、権力欲がちらつくところが、その理由かもしれません。対する共和党候補のトランプは不動産王。筋金入りの保守主義者で、「偉大なアメリカを取り戻そう!」と過激な発言を繰り返しています。移民が流れ込まないよう、メキシコとの国境に高い壁を作る。1100万人の不法滞在者を強制送還。新たなアメリカ永住権の発給を中止。雇用主にはアメリカ人を優先的に雇用することを義務付けるなど、徹底したアメリカ至上主義。「中国や日本はアメリカから略奪している」と、高い関税をかけて国内産業を保護しようと、自由貿易を真っ向から否定しています。モノや人が自由に行き来し、協力し合って成長しようという世界の流れと逆行する姿勢です。また、駐留米軍の経費は、日本・韓国などそれぞれの自国が全額負担するべきで、払わなければ撤退すると公言。トランプが大統領になったら、日本に対する政策は大きく変わるので、日本政府も緊張感を抱いています。ただ、トランプの政策は国民の人気とりのポピュリズム(大衆迎合主義)と思われる節が多々あります。多くの予想を裏切り、トランプがここまで支持された背景に注目するべきですね。それほど目の前の生活に困窮する国民が大勢いるということなんですね。いよいよ11月8日の本選挙が迫ってきましたが、ここにきて、優勢と見られていたヒラリーが体調を崩してしまい、メディアで健康問題が大きく報じられる事態に発展。一方、70歳のトランプは自身の健康をアピール、追い込みをかけています。最後まで結果がどう転ぶのか目が離せない状況です。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年10月5日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年10月03日ジャーナリスト・池上彰が、10月3日放送のテレビ東京系ニュース番組『Newsモーニングサテライト』(毎週月~金曜 5:45~)に緊急生出演し、アメリカ大統領選を生解説することが発表された。大統領選を取材するため、テレビ東京NY支局に長期出張中の池上。テレビ討論会や、激戦州の現場を取材しながら大統領選を解説していく。このたび第1弾として、10月3日にNY支局スタジオから生出演し「池上彰が観たアメリカ大統領選」コーナーで、有権者達の動きについて語る。第2弾以降は10月下旬~11月初めに放送する予定だ。2012年の大統領選でも、NY特別特派員として活躍した池上は「4年前に続き、今年も米大統領選を直接取材しようと、冬のアイオワから始まって、夏の共和・民主両党の党大会に続き、いよいよニューヨークに拠点を置いて、じっくり取材することになりました」と経緯を説明した。また、池上は「2001年9月11日の同時多発テロから15年が経ちました。この間、アメリカは大きく変化しました。ドナルド・トランプ氏のような人物が有力候補者として生き残ったという事実もまた変化の一つと言えます」と、トランプ氏を象徴として挙げた。さらに「選挙取材を通じてアメリカの行方を見定めたいと思っています」と抱負を述べた。テレビ東京 嘉瀬隆幸プロデューサーは「選挙といえば『テレビ東京×池上彰』。アメリカ大統領選でも池上さんの無双ぶりを発揮してもらいます」と期待を語り、「TPPや安保問題など日本への影響も大きな今回の大統領選。池上特派員の取材にも大注目です」と太鼓判を押した。
2016年09月30日歌手のマドンナが、アメリカ大統領選挙への投票を呼びかけるため、ケイティ・ペリーに続いてヌード姿をSNSに投稿した。11月8日に予定されている選挙への投票を呼びかけるために、米おもしろ動画サイトのファニー・オア・ダイにケイティは自身がヌード姿で登場する動画を投稿しているが、それを見たマドンナもインスタグラムに自身のヌード姿を投稿。「ケイティ・ペリーと一緒に裸で投票するわよ。ヒラリー(クリントン)に投票してね! 私たちのチョイスの中で彼女が一番! ヌード投票シリーズ、第1弾」とコメントを添えた。最後の「ヌード投票シリーズ、第1弾」が何を意味するのかは定かでないが、選挙日が近づくにつれてさらなるヌード姿の投稿が続くのかもしれない。マドンナがセクシーな姿を披露して投票を呼びかけたことは今回が初めてではなく、1990年には「ロック・ザ・ヴォート」とスローガンが掲げられたMTVで放映されたCMに、ビキニ姿でアメリカ国旗をはおって登場し、「投票しないと、お尻叩かれるわよ!」とマドンナらしい語り口で訴えていた。ケイティの動画は、ケイティがどんな格好でも投票できるとして投票所で裸になるが、警察に逮捕されてしまうというオチのコメディタッチの内容になっている。(C)BANG Media International
2016年09月30日J.S. バーガーズカフェにて、アメリカ大統領選挙をテーマにした選挙戦「アメリカン エレクション」が2016年10月7日(金)よりスタートする。最終候補者2名の出身地であるニューヨークとシカゴへのオマージュとして誕生した2種類の候補バーガー。トランプとヒラリーの熱い舌戦を表すように、各々がマニフェストを公言して”プレジデント・バーガー”選に出馬する。NY名物一つである “ルーベンサンド” をイメージした「ミスターバーガー(Mr. BURGER)」は、熟成ビーフパティやパストラミビーフに、アメリカの食卓で定番のコールスローやロシアンドレッシングなどをトッピング。トラディショナルなそのバーガーは、まさに “Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)” を感じずにいられないメニューとなっている。一方で、シカゴ ソウルフード “シカゴドッグ”からインスピレーションを受けた「ミセスバーガー(Mrs. BURGER)」は、ポピーシードが特徴的なバンズに野菜やフレッシュピクルス、ビーフ100%熟成パティを豪快にサンド。仕上げにイエローマスタード&セロリソルトで引き締めることで、”Stronger Together(一緒の方が強い)”な逸品に仕上がった。選挙への投票権が、2016年10月7日(金)から11月8日(火)までに候補バーガーを購入したすべての人に付与。”プレジデント・バーガー”に当選した際に 、抽選で1名にバーガー1年分相当フリーチケット贈呈、あるいは抽選で選ばれた365名にバーガーのフリーチケットを1枚ずつ贈呈する、という選挙公約をそれぞれがバーガーマニフェストとして掲げている。なお、結果は11月9日(水)に公式Instagramに掲載される予定だ。【詳細】アメリカン エレクション 候補バーガー発売時期:2016年10月7日(金)〜11月8日(火)(当選バーガーは12月26日(月))・ミスターバーガー(Mr. BURGER) 1,380円+税・ミセスバーガー(Mrs. BURGER) 1,380円+税展開店舗:J.S. バーガーズカフェ 新宿店、原宿店、鎌倉店、ルミネ池袋店、ららぽーと海老名店、渋谷店、J.S. フーディーズ 江ノ島店、ららぽーと豊洲店、エキスポシティ店、ミント神戸店、ららぽーと立川立飛店、エスパル仙台店
2016年09月29日ケイティ・ペリーが11月8日(現地時間)の大統領選に行くようアメリカ国民に呼びかけるため、文字通り一肌脱いだ。今週月曜日、SNSに自分のヌードにモザイクがかかった画像と共に「明日、私は身体を使って世界を変える」というコメントを投稿したケイティ。その言葉通り、翌日に「ケイティ・ベリー、裸で投票」とのタイトルで動画を公開した。動画は頭にポップコーンやキャンディをくっ付けているケイティが10時ちょうどに目覚めるところからスタートする。アメリカの国旗マークが散りばめられたパジャマが愛国家のケイティならでは。もちろんこの日は11月8日の選挙日。投票の“きまり”をかる~く流し読みしたというケイティによると、投票は「起きたての格好のままでもいいのよ」と気軽さにできることをアピール。ケイティの言う通り、投票所には子ども用ブリーフ一丁のマッチョマンやダブダブのTシャツ姿の女性など思い思いの格好の人々が集っていた。一通り紹介し終わると、「私は全裸で寝ているから裸で…」とパジャマを脱ぎ捨てるケイティ。するとすぐさま警官が駆けつけ逮捕されてしまうことに。パトカーにはケイティと同じく全裸の男性が捕まっていた。最後は「やっぱり投票には服を着てきてー!」と投票者に呼びかけるケイティだった。この動画はコメディ動画サイト「ファニー・オア・ダイ」で公開されているジョーク動画ではあるが、ケイティの投票への熱い思いは本物だ。(Hiromi Kaku)
2016年09月28日歌手のケイティ・ペリー(31)が、ヌード姿でアメリカ大統領選挙への参加を呼びかける動画を公開した。ケイティは26日、刺激的な画像をつけてネットユーザーのクリックを促すネット広告をまねた画像を投稿し、「明日、世界を変えるために私の体をクリックして」とコメントを添えた。その画像では、モザイクはかかっているものの、選挙の投票所で全裸のケイティが中央に立ち、「ケイティ・ペリーは裸で明日投票する」とのメッセージが掲げられている。そして27日に動画を公開。アメリカ合衆国大統領選挙に関連したもので、全裸になって大統領選挙への参加を呼び掛けている。ケイティは、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を支持していることで知られている。そんなケイティの恋人オーランド・ブルームは先日、ケイティとの休暇中にパドルボードを楽しんでいた際、ヌード姿をパパラッチされていた。(C)BANG Media International
2016年09月28日11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選挙は、アメリカのみならずマーク・ラファロの次回作にも影響を及ぼすことが判明した。映画『アベンジャーズ』シリーズの監督を務めるジョス・ウェドンが、このたびアメリカ国民に投票を促すキャンペーン「Save The Day」を立ち上げた。投票することは必要不可欠であり、ヒーロー的な行動であると強く訴えるウェドン。彼に賛同した『アベンジャーズ』のロバート・ダウニー・Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめ、ジュリアン・ムーア、ジェームズ・フランコなど名だたるセレブが3分間のプロモーション動画で投票を訴えかけている。この動画では“投票することの大切さ”を説くと共に、大統領候補者の名前を出さずに「トランプには投票しないで!」というメッセージを強く打ち出すことも目的としているようだ。出演している俳優たちは目の前のプロンプターを見てセリフを読み上げている設定になっており、マーク・ラファロは最後の方で「(投票することで)君が世界を気にかけていることを示して!」というカッコいいセリフと共に登場。その後、ほかのセレブたちが「もしみんなが投票してくれたら…」と言うと、再びマークが現れ「マークが次回作でヌードシーンを披露します」と困惑しながら読み上げる。その後も多くのセレブが真剣な表情で「マークがヌードに!」を連発。プロンプターの指示通り「自分がヌードになる」と宣言したマークの苦笑いが笑えるエンディングだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月23日ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードを迎え、メアリー・メイプスの自伝を基に報道の“プロフェッショナル”達の姿を描く『ニュースの真相』。この度、大統領の実名まで登場するという衝撃作である本作の、スクープの裏側に迫る予告映像が公開された。2004年アメリカ。ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指す中、CBSニュースのベテランプロデューサーを務めるメアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、伝説的ジャーナリストであるダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)がアンカーマンを務める看板番組で、ブッシュの軍歴詐称疑惑を裏付ける大スクープを放送する。だが、「決定的新証拠」を保守派のブロガーが「偽造」と断じたことから一転、メアリーやダンら番組スタッフをはじめ、CBSは猛烈な批判の矢面に立たされる。同業他社の批判報道もとどまるところを知らず、ついに上層部は内部調査委員会を設置。ブッシュに近い有力者も含まれる委員会との不利な闘いを前に、メアリーは勇気を奮い起こす。圧力に屈することなく、真実を伝えるジャーナリストとしての矜持と信念を伝えるために――。このほど解禁された予告編では、一大センセーションを巻き起こした世紀のスクープに浮き立つメアリーとダンの姿から一転。事件の鍵を握る「決定的新証拠」が偽造だったのではないかという疑惑から、窮地に立たされ、追い詰められていくという、ニュース番組の裏側を緊迫感たっぷりに描かれている。中でも、調査委員会で強く責められても、毅然と「真実だから報道する」と言い、報道人としての矜持を体現するケイトの姿には、心打たれる。2004年当時の現職大統領として、ブッシュ大統領の実名が登場しているのをはじめ、リアリティを追求した構成が話題を集めている本作。まるでドキュメンタリーを見ているような緊迫感と、同業他社から非難され、社内上層部による調査委員会から圧力を受けてもなお、スクープの真相を追い続ける報道の“プロフェッショナル”たちの姿が胸を打つ、熱い作品だ。いままさに大統領選が盛り上がっているこの時期、“真実”と報道人のあるべき姿に迫る時代を超えたテーマに描く本作を、より一層リアルに楽しめるはず。『ニュースの真相』は8月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月26日オバマ大統領の広島訪問が持つ意味伊勢志摩サミットが始まり、世界をリードする7カ国の首脳が8年ぶりに日本に集まるということで賑わっていますね。オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて、第二次世界大戦で原爆を投下した広島を訪問することも、今回のサミットに続く重要な行事として話題となっています。戦後70年経っても原爆による心身の傷がいえない日本と、今でも原爆投下を正当化する声が根強いアメリカの国内世論とでは温度差がありましたが、それでもオバマ大統領が、同盟国である日本を大事にしていることの一つの表れとして、この広島訪問は日本としても歓迎すべきことです。しかし、そんなオバマ大統領の任期も今年いっぱい。アメリカでは次期大統領を決めるべく選挙が11月におこなれわれるため、今年初めから各政党が大盛り上がりです。大統領が変わると日本にどんな影響が起こるのかアメリカでは、共和党と民主党という二大政党のどちらかの候補者が大統領に選ばれることになるため、共和党では、実業家・不動産王と呼ばれるトランプ氏が、民主党ではクリントン元大統領の夫人でもあり、上院議員や国務長官を務めたヒラリー・クリントン氏ががぜん注目されています。中でも、ニューヨークのマンハッタンに金ピカのビルを構えるトランプ氏は大胆な発言で日本でも連日のように話題になりますね。不法労働者問題などで苦しむアメリカの国内事情からメキシコとの国境に壁を作るとか、テロへの対策としてイスラム教徒は入国させないなど、本当に大胆です。日本に対しても、日本にある米軍基地の費用は全部日本が負担せよと発言し、他人事ではなくなってきました。トランプ氏の意図は、何より「強いアメリカ」。これまでの政策や関係にとらわれずに、徹底してアメリカの国益だけを考えていくというものに聞こえてしまいます。大国・アメリカがどういう方向へ進んでいくのかとういことは、世界が注目していますが、米軍基地問題を抱える同盟国の日本は特に、次期大統領の候補になるかもしれない人の発言はが大きく影響してきます。改めて考える日米同盟の意味日米同盟は、「日米安全保障条約」というものによって結ばれていますが、その目的は、アメリカのアジア・太平洋地域における軍事的な拠点と、制限のある日本の軍事力を補完する役割として、米軍とともに日本の国を守るというものです。日米、両方にとって大事な関係ということになりますが、トランプ氏の頭の中には、「アメリカが日本を守ってあげている」という認識が強いのでしょう。アメリカの一般国民の中にもそうだと思っている人も決して少なくありません。逆に日本では、日本を守ってもらっているという認識よりも、「駐留させてあげている」と思っている人が多いように思います。日米の国民がもう少し理解し合うことが必要ですね。幼児教育無償化8000億円に苦労する日本は今後どうなる?トランプ氏の発言は、問題提起として意味のあるものともいえます。しかし、トランプ氏は公的な立場になったことが一度もないことから、政治手腕も行政手腕も未知数。経営者感覚は大事ですが、それだけでアメリカの大統領は務まりません。特に多民族国家であり、日本よりはるかに格差の大きいアメリカでは、万人に利する政策などあるはずがありません。その上、大国・アメリカの政策は、世界中に影響を与えます。例えば、以前オバマ大統領が「アメリカは世界の警察ではない」と発言したことから、世界の軍事バランスが崩れ、中国の南沙諸島海域における軍事拠点の不法建設や、イスラム国などによるテロの頻発などが引きおこされたと言われています。もし、トランプ氏が求めるように、日本にある米軍基地の費用の全額日本負担を拒否したら、どうなるでしょうか。沖縄での強い反基地運動なども相まって、もし米軍が日本からいなくなれば、それまでアメリカに頼っていたことを、日本がすべて自分たちの手でやっていかなければなりません。今、日本は防衛費約5兆円ですが、そんな額では済まなくなるのです。20兆、30兆円が必要だという人もいます。幼児教育の無償化のための8000億円の財源を出すことにも四苦八苦している日本で、財政的な面から見ても、非現実的な政策だと言わざるを得ません。そんなことを考えると、アメリカの大統領選は、日本にもとっても影響のあることだということがわかりますね。サミットで訪れている国々も、みな世界に影響のある国です。この機会に、世界の国々がどんな考えを持っているのか、興味を持ってみるのもよいでしょう。
2016年05月26日いま、Instagramで「トランプラブレター」が流行しています。これは、トランプのカード1枚に1つずつ恋人の好きなところを書きこんでいき、本のように束ねてプレゼントするラブレターのかたち。「52 Reasons Why I Love You」として海外で火がついたもので、人気歌手・西野カナさんの新曲『あなたの好きなところ』も、このトランプラブレターに着想を得たのだそう。こうして、若者を中心に改めて見なおされているトランプですが、その数字がとても神秘的なものだということをご存じですか?わたしたちの生活サイクルととても深くかかわる、「トランプの数字」に注目してみましょう。■1:「枚数」は1年の週数と同じご存知のとおり、トランプはハート、ダイヤ、スペード、クローバーの4つのマークごとに1から10までの数字とジャック、クイーン、キングを組み合わせたもの。ジャックを11、クイーンを12、キングを13とすれば、4×13=52枚の札で成り立っていることになります。トランプラブレターの「52」というのはこの数字。でも、52ってどこかで聞いたことがある数字だと思いませんか?じつは、1年を構成している「週」の数と一致しているのです。52×7=364。これにババ抜きなどで使うジョーカーを1枚足すと365枚となり、1年の日数と同じになります。多くのトランプにはジョーカーが2枚ついているので、うるう年の366日に対応していると考えることもできます。つまり、トランプのカード1枚1枚を1週間として、カレンダーのように使うことができるというわけなのです。■2:「札の数字の和」は1年の日数と同じこれだけでも十分に神秘的ですが、まだ続きがあります。今度はカードの数字を全部足してみましょう。ジャックを11、クイーンを12、キングを13とすれば、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13=91。これがハート、ダイヤ、スペード、クローバーの4組あるので91×4=364となります。これにジョーカー1枚を足すと365になるのです。枚数を足すと1年の週数と同じになり、札に書かれた数字を合計すると1年の日数と一致する。トランプは1年を表しているとも考えられます。気になるのは、これが意図された数字なのかということ。ですが、残念ながら偶然の一致にすぎないよう。トランプの起源には諸説ありますが、12世紀の中国で誕生し、その後イスラム圏を経てヨーロッパ、そして日本へももたらされたと考えられています。15世紀のエジプト・マムルーク朝では、4種類のマークに各13枚の札を持つカードが存在していたことがわかっています。しかし、当時の中国もイスラム圏も1年を365日とする太陽暦を採用してはおらず、そうしたことからも、トランプが1年を表しているとは考えにくいのです。4つのマークがハート、ダイヤ、スペード、クローバーになったのは15世紀後半のフランス以降。日本へ渡ったのはもっと後で、16世紀ごろのようです。■3:「13か月の暦」を使う国はないちなみに、よりトランプのカードに近い、1年を13カ月とする暦も歴史上何度も考えられてきました。近年では、20世紀末ごろに考え出された「ドリームスペル」と呼ばれる暦が知られています。1年を13か月、1か月を28日とするもので、13か月×28日でこちらも合計すると364日。7月26日を1年のはじまりとし、13か月が終わったあとに「時間をはずした日」として365日目をおき、調整します。「時間をはずした日」とは、物語がはじまりそうなしゃれたネーミングですよね。こうした13か月の暦は、1か月の日数がすべて同じ28日で計算しやすい利点があり、根強い人気があって日本でもカレンダーや手帳などが売られています。しかし、13という数字がキリスト教徒に嫌われやすいことや、半期や四半期を計算しにくいこともあり、いまのところ採用した国はありません。さそり座といて座の間に「へびつかい座」をおく13星座占いも、日本で一時見られましたが定着はしませんでした。奇数であり素数でもある「13」は、暦に採用するには少々無理があるようです。*枚数が1年の週数と同じで、数を合計すれば日数と一致する――わたしたちの時間感覚と不思議なかかわりを持つトランプ。そのカードに恋人の好きなところを書きこんでいく「トランプラブレター」は、「1年じゅう、あなたのことを想っています」という言外のメッセージにもなっているといえます。52個の「好きなところ」を考え出すのは大変ですが、それだけに受け取った側のよろこびも大きいもの。愛情が伝わる素敵なアイデアです。1週間に1個挙げていく1年がかりのプレゼントとしてチャレンジしてみるのも素敵ですね。(文/よりみちこ)
2016年05月07日