俳優の大谷亮平が、15日(13:55~15:20)に放送されるテレビ朝日系『あなたは今幸せですか?』で、ドキュメンタリー番組のナビゲーターに初挑戦する。この番組は、街で出会った「幸せです」と回答した人に、その幸せの中身を円グラフで書いてもらい、その理由を可視化するほか、密着も行い、その人の暮らしぶりや仕事・趣味・人生観などを探っていくというもの。昨年4月から半年間深夜番組としてレギュラー放送されていたが、スペシャルとして復活することになった。そこで今回、番組ナビゲーターを大谷が担当。「番組のトーンにマッチするようにコメントを言わなければいけないので、その点で難しさとかプレッシャーを感じました」と言うが、「すごく身近にあるテーマだったところは楽しかったです」とも話す。大谷は、自身も幸せの円グラフを描いてみたが、「仕事」「家族・親族」「友人」に加え、小学生から続けている「バレーボール」の4等分に。「自分で頑張ってきたという思いと、家族に支えられて続けてこられたという思いもあるので。バレーボールはこの先も出来るところまで続けたい、という思いがあります」と、思い入れを語った。番組では、東日本大震災の被災地・宮城で牡蠣の養殖を行う男性や、神奈川・小田原で400年続く祭りを執り行う山伏の男性、けん玉世界大会の優勝経験者、渋谷を歩く大正生まれの老婦人などに出会う。
2017年01月13日アメリカを代表する絵本作家にして、自然に寄り添った暮らしを送った“スローライフの母”を追うドキュメンタリー映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』。その予告編映像&ポスタービジュアルが、シネマカフェにて解禁。公開に合わせ、ターシャの息子セスからのコメントも到着した。92歳で亡くなるまで、バーモントの山奥で自然に寄り添った暮らしをしながら創作活動を続けたアメリカの絵本作家ターシャ・テューダー。70年もの間、現役で活躍、離婚を経験し、女手ひとつで4人の子どもを育てあげた後は、山奥にある18世紀風の農家コーギコテージで一人暮らしを謳歌した。「思うとおりに生きてきた」と語るその人生は、決して平坦な道のりではなかった。そんな彼女の知られざるライフストーリーと、多くの人々を魅了する喜びにあふれた暮らしを映し出す。生誕100年に当たる2015年には、ターシャの生き方や暮らしを紹介する展覧会が開催され、2年をかけ日本全国に巡回。オープニングの松屋銀座では13万人が来場し、全国動員累計38万人を記録した。その生誕100年のクライマックスは、過去10年間に渡り撮影された映像に加え、これまで撮影が許可されなかったプライベート映像や現在のテューダー家の様子を捉えた完全版が映画となって、スクリーンに登場する。「思うとおりに歩めばいいのよ」と語り、時間をかけて少しずつ夢を叶え、心豊かに生きたターシャ。自由な精神あふれる言葉の数々は、現代の私たちに永遠の生きるヒントをくれる。解禁となった予告編では、“スローライフの母”として知られるターシャが、多くの人々を魅了してきた歓びにあふれたライフスタイルに迫っていく。まるで絵本の世界に迷い込んだような、バーモント州の山奥にあるコーギコテージで暮らすターシャ。彼女の四季ごとの暮らしや、自然にあふれた風景、共に暮らす動物たち、手作りのクリスマスツリーを囲んでの家族とのひと時や語らいが収められ、10年間に渡ってターシャを追い続けてきた映像から、彼女の人生の豊かさが伝わるだけでなく、優しさと温かさ、そして生命力に満ちた映像に仕上がっている。あわせて解禁となったビジュアルは、お茶を楽しむターシャ自身や緑豊かなコテージ、彼女を語る上で欠かせないコーギー犬などが散りばめられた色鮮やかなデザインに。また、ターシャの長男であるセス・テューダー氏から映画公開に寄せてメッセージが到着。「コーギコテージをのぞくと、いまでもそこにターシャがいるような気がします。でも、この映画の中ではターシャはまだ生きており、スクリーンを通して大勢の方が、その楽しい人柄や人柄に触れ、楽しんでくださる。家族としてこんなうれしいことはありません」と、在りし日の母の姿が収められた本作を語っている。『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』は2017年4月15日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月26日バレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンの素顔に迫るドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』が、2017年7月15日(土)に東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国の劇場にて順次公開される。19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニン。端正な容姿と驚異的なジャンプ力、そして何よりその圧倒的な表現力で、ソ連生まれの名バレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフの再来とも評された人物だ。しかし人気のピークで英ロイヤル・バレエ団の退団を突然発表。その後彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のMVへの出演だ。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはyoutubeで1,700万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。その体に無数のタトゥーを刻んだ、バレエ界の異端児にして“世界一優雅な野獣”。世界三大バレエ団の一つと称される格式高い英ロイヤル・バレエ団との確執など、様々な噂が飛び交かった彼の素顔とは?本作では、本人や家族、関係者のインタビューを通して、その本当の姿に迫る。さらに映画の公開に先駆け、セルゲイ・ポルーニン本人が来日し、東京藝術大学にてイベントを開催することが決定した。会場では作品の先行上映をはじめ、youtube動画「Take Me To Church」のトークイベントとパフォーマンスが行われる。【作品情報】ドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公開時期:2017年7月15日(土) 渋谷Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開監督:スティーヴン・カンター演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル出演:セルゲイ・ポルーニン、イーゴリ・ゼレンスキー、モニカ・メイソン他© British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016■ライブプレミアイベント with セルゲイ・ポルーニン日時:2017年4月27日(木) )18:30 開場 / 19:00 開映会場:東京藝術大学奏楽堂住所:東京都台東区上野公園12-8プレゼンテーター:箭内道彦料金:2,500円 (全席指定)チケット販売:4月1日(土) 10:00~ イープラス、チケットぴあにて販売開始
2016年12月25日人気ロックバンド「RADWIMPS」の10周年を追った奇跡のドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』のBlu-ray&DVDが、来年1月18日(水)より発売される。今回その発売を前に、Web限定の特別動画が解禁された。ボーカル・野田洋次郎の創り出す独特の歌詞と音楽性で、多くのファンを魅了し続ける人気ロックバンド「RADWIMPS」。2005年11月「25コ目の染色体」でメジャーデビューした彼らは、その直後絶大的な支持を集め、瞬く間に日本の音楽シーンを席巻。昨年デビュー10周年でアジア・ヨーロッパツアーを成功させ、大ヒット映画『君の名は。』では主題歌「前前前世」を始め、流れるすべての音楽を担当。最新アルバム「人間開花」もオリコン初登場1位を獲得して紅白歌合戦にも出場が決定するなどいま最も目が離せないアーティストだ。今年3月に期間限定で公開された本作は、そんな彼らの昨年行われたのライブツアーを追った奇跡のドキュメンタリー映画。デビューから10周年という節目に果敢に挑んだアジア・ヨーロッパ・ツアーと胎盤ツアー、そして、集大成とも言える幕張のワンマンライブ(「RADWIMPS のはじまりはじまり」)にカメラが密着。彼らが何を感じ、何を想い、この先どんな姿へと生まれ変わるのか――。ファン必見の映画となっている。そしてこのほど到着したのは、映画のオープニングでも流れる「トレモロ」をバックに、いままで「RADWIMPS」が歩んできた軌跡と、本編のダイジェストで構成された約1分間の特別映像。今回のBlu-ray&DVD発売を待ちわびているファンに、さらに火をつけるスペシャルな映像となっている。なお、Blu-ray&DVDには映画本編映像のほかにも、劇場予告や『「RADWIMPSのHESONOO」のはみ出し』と題した映画本編に残念ながら入らなかった(はみ出してしまった)未公開シーン集なども収録。さらに、28ページものフォトブックレットも封入特典としてついてくるという。「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」Blu-ray&DVDは2017年1月18日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年12月22日渋谷を彩る映画館の1つ、ヒューマントラストシネマ渋谷を中心に開催される「未体験ゾーンの映画たち」のラインナップが決定。大ヒット作『プリティ・ウーマン』の名匠ゲイリー・マーシャルの遺作『マザーズ・デイ』や、映画史上最も有名な悪役ダース・ベイダーの“中の人”デヴィッド・ブラウズに迫るドキュメンタリー『I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー』など、全63作品が発表された。今回、第6回を迎える「未体験ゾーンの映画たち」。さまざまな理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画をスクリーンで体験してもらうべく、2012年よりヒューマントラストシネマ渋谷をメイン会場として開催している。年々規模を拡大し、着実に“未体験ファン”ともいえるリピーターを獲得。2017年、新年の幕開けとともに各国のあらゆるジャンルから厳選された劇場未公開作は、過去最多の63本にもおよぶことになった。特に注目は、『プリティ・ウーマン』『プリティ・プリンセス』をはじめ良質なロマンティックコメディを数多く大ヒットさせ、今年7月19日に亡くなったゲイリー・マーシャル監督が家族の愛と絆をテーマに贈る、生涯最後の作品となった『マザーズ・デイ』。『バレンタインデー』『ニューイヤーズ・イブ』に続く「ホリデイ3部作」の完結編であり、子育てと仕事に奔走するシングルマザー、それぞれ国際結婚と同性婚をした姉妹、自分の出生の秘密を知ってしまった未婚の新米ママ、最愛の妻を亡くした二児の父親…と、それぞれに悩みを抱えた人々が、1週間後の「母の日」をめぐって予期せぬ出来事に翻弄されながらも“幸せへのヒント”を見つけていく物語。『プリティ・ウーマン』でもタッグを組んだジュリア・ロバーツほか、ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソン、ジェイソン・サダイキス、『トゥモローランド』のブリット・ロバートソン、お馴染みヘクター・エリゾンドら豪華キャスト陣が出演し、名匠の遺作となったハートウォーミング・ストーリーを彩る。また、“ダース・ベイダー”の俳優デヴィッド・ブラウズを追ったドキュメンタリー『I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー』も登場。SF映画史上、世界的大ヒット作『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード4~6で名悪役ダース・ベイダーをマスクの下で演じた俳優デヴィッド・プラウズ。しかし、彼はジョージ・ルーカスとの間にトラブルが重なり、ある事件をきっかけに「スター・ウォーズ」公式ファンイベントへの出入りを禁じられてしまう…。その真実を探るべく、ダース・ベイダーを深くリスペクトする映像クリエーターたちが立ち上がり、世界一有名な悪役を演じた、マスクの下の男の人生の光と影を描き出していく。本作で監督は、当時のSWスタッフ・キャストなどに取材を敢行し、デヴィッドとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証し、何があったのか真実を追求。やがて、彼らはデヴィッドへ驚きの提案を持ちかけていく。そのほか、ジャック・ブラック主演で送る全米大ヒットのアドベンチャーファンタジー『グースバンプス モンスターと秘密の書』、『メッセージ』が賞レースを席巻中のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による2009年製作の幻の問題作『静かなる叫び』、ニコラス・ホルトとクリステン・スチュワート共演で日本で撮影された『ロスト・エモーション』、『イブ・サンローラン』(’14)のピエール・ニネ主演最新作『パーフェクトマン 完全犯罪』、ダニエル・ラドクリフ主演作『アンダーカバー』など、今回も見逃すことができない未公開作品ばかりとなっている。「未体験ゾーンの映画たち 2017」は2017年1月7日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、1月21日(土)よりシネ・リーブル梅田で開催。(text:cinemacafe.net)
2016年12月12日テレビ東京とテレビ大阪では、来年1月クールにて、ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」を放送することが決定した。2016年夏、山田孝之は映画監督・山下敦弘を呼び出す。山田は山下に、世界最高峰のカンヌ映画祭で賞をとりたいと告げる。後日、とある場所で集まった山田と山下は、早速映画の内容について話し始めた――。本作は、映画『電車男』や『クローズZERO』を始め、『十三人の刺客』『土竜の唄潜入捜査官REIJI』『バクマン。』『信長協奏曲』『何者』『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』など、作品ごとに全く違う顔を見せてきた日本を代表する俳優・山田さんが、「カンヌ映画祭」に向けた映画製作の過程を記録したドキュメンタリードラマ。映画製作に奔走した山田さんの今年の夏の記録として、山下監督と友人のドキュメンタリー監督・松江哲明と共に作品化した。山田さんがつくる映画とは一体どのような内容なのかを、この「山田孝之のカンヌ映画祭」として放送する。山田さんは「今回カンヌを目指して、大切なことをたくさん学びました。ふり返って見ると、決してベストとは言い切れない決断があったと思います。しかし、行動したことにより気づくことができ、次に役立てることができます。これからも“山田孝之の”やり方で頑張っていこうと思います。しっかりと注意してご覧ください」とコメント。山田さんから連絡があり、ひと夏を一緒に過ごしたという山下監督は、そんな日々をもはや修行のような毎日だったと語り、「結果お尻に変なおデキが出来た」と明かす。「山田くんと一緒にいると自分の中の何かが壊れてしまうのでこれからは誘われても山田くんの話に乗らないようにします。山田孝之は変な魔法をもっているので皆さんも気をつけてください」と呼びかけた。この企画決定時、「一体、何人の先輩監督たちに怒られることになるんだろう」と思ったと話す松江監督は、「実際すでに怒られています。かなり本気で(それも撮りました)。けど仕方がないのです。山田孝之が先頭に立っているのだから」と語り、「迷惑をかけた分、とんでもない映像は撮れていることは保証できます。嗚呼、おそるべし、山田孝之。無事、最終回まで放送されますように」と最後は祈りを込めた。「山田孝之のカンヌ映画祭」は2017年1月6日より毎週金曜日深夜0時52分~テレビ東京にて放送(cinemacafe.net)
2016年12月08日動員数10万人を記録し異例のロングランヒットを続けた「BIGBANG」初のドキュメンタリー映画『BIGBANG MADE』。メンバーのT.O.Pの来年入隊も伝えられている中、本作が12月15日(木)より「dTV」にて独占配信されることが決まった。本作は、11月5日(土)・6日(日)東京ドーム公演より、海外アーティスト史上初の4年連続日本ドームツアー「BIGBANG10 THE CONCERT : 0.TO.10 -THE FINAL-」をスタートさせた、アジアが誇るモンスターグループ「BIGBANG」のデビュー10周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画。6月から韓国、7月から日本の劇場で順次公開されるや、わずか33館という公開規模にもかかわらず、公開から3週間足らずで10万人を超える動員数を記録し、異例のロングラン公開となった。そんなファンを中心に多くの反響を呼んだ本作が、ほかの映像配信サービスに先駆けてdTVにて配信される。この『BIGBANG MADE』は、全世界13の国と地域(32都市66公演)で約150万人を動員した2度目のワールドツアー「BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE]」の全340日間の記録を収めた、「BIGBANG」としては初のドキュメンタリー映画。世界的アーティストとしてのライブパフォーマンスはもちろん、メンバーの口から初めて語られたカムバックプロジェクト「MADE SERIES」に懸ける想いや重圧など、率直な心境を語るメンバーの姿は必見。また、メンバー同士が撮影の合間に仲睦まじく過ごす模様や、普段観ることのできない楽屋でのオフショットからは、デビュー10年という歳月を一緒に走り続けてきた彼らの強い絆が垣間見え、純粋な5人の青年としてのメンバーの素顔を堪能できる。また、本作をはじめ、dTVでは「BIGBANG」の関連作品を多数配信中。「BANG BANG BANG」「LOSER」といった最新曲から、定番曲「FANTASTIC BABY」まで、約150曲ものミュージックビデオやライブ映像をはじめ、「BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN」など2時間を超える日本公演の長尺ライブ映像まで、「BIGBANG」の魅力を堪能できるコンテンツが揃っている。『BIGBANG MADE』は12月15日(木)よりdTVにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日今年4月に57歳で逝去した歌手・プリンスの新作ドキュメンタリー映画が来年公開されることになった。『プリンス:アー・ユー・リスニング?』と題された本作は、プリンスの下積み時代やそこから世界で最もビッグで実験的なミュージシャンの1人に駆け上がるまでの軌跡を描くという。長年のコラボレーターであったシーラ・Eへのインタビューを始め、ミック・ジャガー、ビリー・アイドル、ボノ、レニー・クラヴィッツといったミュージシャン仲間、そして80年代にザ・レヴォリューションの一員としてプリンスと一緒に回ったデズ・ディッカーソンや、10代のプリンスのバンド「グランド・セントラル」でベースをしていたアンドレ・シモンらプリンスの元バンド仲間たちとの思い出も登場するという。監督は、ドキュメンタリーシリーズの『フロントライン』で脚本、プロデュース、監督を務めたことで最も知られるマイケル・カークが務める。ドイツの配給会社がドイツ語圏の国々への権利を得たと発表し、同作品のプロジェクトが本格始動していることが明らかになった。(C)BANG Media International
2016年12月02日2009年に解散したイギリスのロックバンド・オアシスの軌跡を描く初の長編ドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』(12月24日公開)の場面写真が18日に公開され、本編の内容の一部も明かされた。リアム&ノエル・ギャラガー兄弟を中心に94年にデビューしたオアシスは、アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録した90年代を象徴するバンド。リアムとノエルが製作総指揮を務める本作は、バンド結成から96年のネブワース・ライヴまでの軌跡を描くオアシス初の長編ドキュメンタリーとなり、製作にはアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた『AMY エイミー』のスタッフが結集した。このたび、リアムとノエルの場面写真とともに、本編の一部が明かされた。冒頭はプロペラ音で始まり、伝説のネブワース・ライヴに向かうヘリから25万人の観客を見下ろすオアシスのメンバーたちが映され、当時のオーディエンスと同様に期待が高まるスタートとなる。製作陣は、ノエルとリアムをはじめとするオアシス関係者へのインタビューを敢行。総インタビュー時間は数百時間に及んだという。もちろん、ノエルとリアムのインタビューは個別に設定され、2人が顔を合わせることはなかったが、2人の会話は絶妙に編集され、見事な掛け合いに。仲の悪さで世界一有名な兄弟だが、実は深いところでつながっていることがわかるものになっている。また、世界初公開となる貴重な映像の数々を収録。ネブワース・ライヴはもちろん、デビュー前の地下室での練習風景、レコーディングスタジオでのリラックスしたメンバーたち、来日時に滞在したホテルのプールサイドでふざけ合うノエルとリアム、新感線のホームに立つ姿や、渋谷のクアトロでのライヴの様子などが収められている。ノエルがマット・ホワイトクロス監督に「古き良き時代の話ばかりする中年ロッカーの映画なんて見たくない」と話したことで、この映画はこれまでのドキュメンタリー映画とは一線も二線も画したものに。インタビューを受けた人たちの現在の姿は、一切見ることができない。ファンはもちろん、彼らをよく知らない人たちも、オアシスメンバーと共に激動の3年間を駆け抜けることができる。本編では「ロックンロール・スター」「リヴ・フォーエヴァー」「ワンダーウォール」「モーニング・グローリー」ほか、バンドの軌跡を語る上で欠かすことのできない名曲が20曲以上を使用。また、映画のタイトルとなった「スーパーソニック」は、オアシスのデビューシングルのタイトルである。(C)Tim Abbot (C)Johnny Hopkins and Daniela Soave
2016年11月18日お子さんと一緒に、食べること、生きることについて映画を観ながら感じ、おしゃべりしませんか? 今年公開されたばかりの映画『いただきます』は、毎日の食事から、心もカラダも作られていると実感できるドキュメンタリー映画。11月20日には横浜で親子上映会も開催されます。「食は命をつくる」。福岡市の高取保育園の園長、西福江さんは、子育てにおける食の大切さをそう語ります。映画『いただきます』は、この高取保育園に集う子どもたちと、西園長の食育の現場を追いかけたドキュメンタリー映画。約200人の園児が過ごす保育園では、昔ながらの子育てや伝統的な和食給食が、子どもたちの心とからだを元気に育んでいます。その温かな様子が日常から伝わってきて、大人も子どももほっこり癒されます。また映画では、アトピーに悩む子どもも食生活の改善によって元気になっていく姿が映し出され、玄米とみそ汁を中心にした和食、発酵食の魅力が科学的データとともに紹介されるシーンも。発酵学で著名な小泉武夫先生も登場します。ナレーションは石田ゆり子さん。「生まれた土地の食物を食べ続け、それを何万年も続けてきた結果が、今の私たちの身体です。私たちの身体は、その土地で採れた伝統的なものを食べて暮らすときに、最も健康でいられるようにできているのです。この考え方を『身土不二』といいます」と西さん。戦後、食生活の西欧化によって、主食はお米のごはんからパン食へ変わり、便利な加工品をはじめさまざまなものを食べるようになった私たち。それは豊かさの象徴かもしれませんが、一方で、長年積み重ねられてきた伝統的な食文化が忘れられつつあります。だからこそ、この映画は「おいしく食べる」というシンプルで大切なことを改めて教えてくれます。「食べ物に感謝して、いただきましょう」「よく噛んで、100回噛んで食べましょう」「食材を丸ごといただきましょう」・・・などなど。そんな日常を映像にとらえたのは、映画監督のVIN OOTAさん。「最初に高取保育園を訪れたのは、映画『はなちゃんのみそ汁』のメイキングムービーを撮影した時でした。西園長の食育への想い、和食を食べる園児のおいしい笑顔に触れて、これはちゃんと伝えなければいけないと、半ば使命感のような気持ちで保育園に通い続けました。玄米和食で育った子どもたちならではの素朴な佇まい、昔ながらの日本の子育てに秘められた豊かな心、その輝きを感じ取って頂けたら嬉しいです」と語ってくれました。また11月20日に横浜で親子上映会を主催する一般社団法人スマート・ウィメンズ・コミュニティ代表理事の東みちよさんは、「子どもたちのおいしい笑顔を育む、食育の取組みに共感し上映会を企画しました。いま、昔ながらのごはんの魅力を、もう一度見直したいという人が増えています。玄米、味噌、ひじき、おひたしなど、質素なごはんの根っこにある生命力や、自然の恵みを取り入れることの心地よさを感じて頂けたら」とおススメ。映画のあとは、玄米おにぎりランチの提供や、地元の麹を使ったみそ作りワークショップも行われます。またウーマンエキサイトが展開している 「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」 にも賛同したこの上映会では、小さなお子さんも一緒に参加できます。10歳未満は参加費無料(ただし午前の部は子どももランチ代500円がかかります)。また、参加者全員に「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のかわいい“泣いてもいいよ” ステッカーをプレゼント! 今週末、ぜひ親子で出かけてみては。『いただきます』上映会&みそ作りワークショップ開催日:2016年11月20日(日)会場:吉野町市民プラザ 神奈川県横浜市南区吉野町5-26【プログラム】<午前の部>11:00~13:30参加費大人1,500円、10歳以下の子ども500円(ランチ付/定員40名)内容:11:00~ 親子映画上映会『いただきます』(65分)+おにぎりランチ+VIN監督のトークセッション<午後の部>14:00~15:30参加費大人1,000円、10歳以下の子ども無料(定員40名) 内容:14:00~ 親子映画上映会『いただきます』(65分)+「はなちゃんのみそ汁GIFT」(20分)<味噌づくりワークショップ>参加費1,500円(定員40名)横浜産の麹を使った味噌づくりワークショップ★申込および詳細はこちら★ ※表示価格はすべて税込み主催/問い合わせ:一般社団法人スマート・ウィメンズ・コミュニティinfo@smart-womens.org共催:吉野町市民プラザ 協力:ウーマンエキサイト「WEラブ赤ちゃん」プロジェクト
2016年11月15日映画『スター・ウォーズ』のドキュメンタリー写真集『スター・ウォーズ 制作現場日誌 ーエピソード1〜6ー CREATING THE WORLDS OF STAR WARS 365 DAYS』が2016年12月に発売される。写真集の著者は監督・ルーカスの片腕として、常に現場を仕切っていたジョン・ノール。彼にしか撮影できない写真とエピソードを、365日の日誌仕立てにした1冊に仕上がっている。キャラクター造形、コンセプトアートや小道具、巨大な美術セットの360度パノラマショット、精巧なミニチュアセットの制作過程などエピソード1〜6の舞台裏が満載。初期の特撮撮影方法から後期のデジタル・エフェクト、そして撮影秘話も収録した744ページの豪華な写真集、是非手に取ってみてはいかがだろうか。【商品詳細】スター・ウォーズ 制作現場日誌 ーエピソード1〜6ーCREATING THE WORLDS OF STAR WARS 365 DAYS発売時期:2016年12月発売価格:3,700円+税仕様:B5変型横/744ページ発売・発行元:玄光社
2016年11月14日ドキュメンタリー映画『レオナルド・ダ・ヴィンチ美と知の迷宮』が、2017年1月にシネスイッチ銀座ほか全国の劇場で公開される。映画『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズをはじめ、世界中の小説やフィクションに実名が登場し、時代を超えて“謎多き天才”と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチ。本作は、2015年にミラノ万博で開催された特別展でも再び注目を集めた“世紀の天才”の偉業と、その知られざる人物像と謎を紐解くドキュメンタリーだ。映画本編では、ダ・ヴィンチ研究の第一人者で「最後の晩餐」の修復責任者のピエトロ・マラーニや芸術および各分野の専門家を迎え、レオナルドが天才と称される所以を作品解説を交えながら紹介。また再現ドラマにおいては、愛人から愛弟子まで、レオナルドを取り巻く人々の思いを綴りながら、彼らの目線から見たレオナルドの多才さと熱意、そして当時のミラノで最新テクノロジーを担った創作過程におけるメカニズムにも着目する。さらに「最後の晩餐」(世界初の4Kスキャン映像)、「モナ・リザ」、「白貂を抱く貴婦人」、「ウィトルウィウス的人体図」、「岩窟の聖母」、「音楽家の肖像」、「イザベッラ・デステの肖像」(未完)、「洗礼者ヨハネ」の他、素描など100点以上の作品を大スクリーンで鑑賞できるのも本作のみどころのひとつだろう。名画を映し出す圧巻の映像美とともに、ミラノという街が創造した一人の天才の魂に迫ってみてはいかがだろう。【作品情報】映画『レオナルド・ダ・ヴィンチ美と知の迷宮』公開時期:2017年1月シネスイッチ銀座ほか全国公開監督:ルカ・ルチーニ(「ミラノ・スカラ座魅惑の神殿」「ただひとりの父親」)、ニコ・マラスピーナ出演:ピエトロ・マラーニ、マリア・テレサ・フィオリオ、ヴィットリオ・スガルビ他2015年/イタリア映画/イタリア語/約81分/カラー/原題:Leonardo Da Vinci - The Genius in Milan/© Rai Com – Codice Atlantico - Skira Editore 2016
2016年11月08日ニューヨークで公開後、大きな反響を呼んだドキュメンタリー映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』が17年1月28日より、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国で順次公開される。同作の主人公は、ファッションモデル兼フォトグラファーとして活動するマーク・レイ、52歳。ブランド物の高級スーツを着こなし、ハンサムでチャーミングなルックスは女性からもモテる。誰もが羨む“勝ち組”に見える彼だが、実はもう6年近くもホームレス生活を送っているという。彼の家は、ニューヨーク・マンハッタンのペントハウスならぬ、雑居ビル街のアパートの“屋上”。厳しい競争社会で、家族や恋人を持たず、生き残るために必死で「ホームレス・スタイル」を編み出したという。同作は、そんな彼の「家を持たない=住居費を使わない」ライフスタイルに3年間密着したドキュメンタリー映画となっている。監督は、自らもファッションモデルであり、マークの友人でもあるオーストラリア出身のトーマス・ヴィルテンゾーン。ファッションモデルとして活動する傍ら、ピエール・カルダン、ニューヨーク・シティ・バレエ、フェイスブックなどといった企業のプロモーション動画やスチル撮影も手掛けている。マークから突然ホームレス生活を告白された彼は、驚くとともに、ファッション業界の裏事情や新しいライフスタイルの象徴としてマークのドキュメンタリーを作ろうと決意。同作が、企画、共同制作、監督、撮影、共同編集を務めた初の長編となる。音楽を手掛けるのは、俳優・映画監督のクリント・イーストウッドを父に持つ、カイル・イーストウッド。これまでに『グラン・トリノ』など父の8作品に楽曲を提供し、6枚のソロアルバムもリリースしたカイルが、作品全体に美しくスタイリッシュな色彩を与えた。
2016年11月08日エイミー・ワインハウスを追ったドキュメンタリー『AMY エイミー』で第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したスタッフと、リアム&ノエル・ギャラガー兄弟が自ら製作総指揮を担当するドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』。その待望の予告編が解禁となり、リアム&ノエルの“仲良し”キスシーンもお披露目されていることが分かった。1994年のデビューからわずか3年でロック界の頂点に到達し、2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」。アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録。60年代が「ビートルズ」なら、90年代を牽引したのは間違いなく「オアシス」だった。本作では、バンド結成から2日間で25万人を動員した96年の英・ネブワースでの公演までの軌跡を追う。解禁された日本版ポスターには、「ロック精神とクレイジーさが溢れている」「とてつもなくセンセーショナル!」「音楽映画至上最高のエンターテインメント!」と、いち早く公開されたUKメディアから絶賛のレビューが並ぶ。また、日本版予告編では、ネブワース・ライブにヘリコプターで向かうメンバーと、会場にあふれる観客たちの映像が映し出され、「“あの”3年の間に何が?」という問いに対して放たれる、「ひと言では答えられない。“ビッグ”な問いには“ビッグ”に答えてやるよ」というリアムの発言が痛快だ。さらに、マンチェスター時代の幼いころのギャラガー兄弟のスナップや、いまでは見ることのできない仲良くカメラに収まる姿、リアムがノエルにキスをするシーンまで披露されている。そして、1994年、史上最高傑作のデビューアルバムと評価された「オアシス」の大ヒットにより、バンドの人気はもはやコントロールできないほどに加速。「オアシスはフェラーリと同じ。ルックスも音も最高だが、飛ばしすぎて制御不能」とリアムがコメントしているのが、実に的を射ている。「ザ・マスタープラン」が流れると、ノエルの「バンドは最高だった リアムとの絆も」、リアムの「最高の時間を過ごした」という新たに収録されたインタビューが重なり、2人のバンドに対する熱い思いが伝わる映像に。さらに、一部アニメーションによって再現された初公開となる貴重な映像も続々と登場する。予告編のBGMにはそのほか、「コロンビア」「シガレッツ&アルコール」がフィーチャーされているが、本編では「ロックンロール・スター」「リヴ・フォーエヴァー」「ワンダーウォール」「モーニング・グローリー」など、彼らの軌跡を語る上で欠かすことのできない名曲が20曲以上も使用されている。『オアシス:スーパーソニック』は12月24日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞を受賞し、環境活動家、国連ピース・メッセンジャーとしても知られるレオナルド・ディカプリオが手がけるドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」が、「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて日本初放送されることが決定。そのほか「hulu」や「dTV」などでも配信されることが決まった。125年以上の歴史を誇る、世界最大級のNPO団体「ナショナル ジオグラフィック」が贈るドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて放送される本番組。『レヴェナント』撮影中にも気候変動が及ぼす地球への影響や危機を改めて目の当たりにしていたレオナルドが、マーティン・スコセッシを製作総指揮に迎え、2年間に渡り世界各地を巡ったドキュメンタリー。絶滅の危機にある野生動物の実態や、北極で氷山が崩壊する瞬間など、地球が直面している環境破壊の現実をリアルに届けると共に、レオナルド自らがオバマ大統領やローマ教皇フランシスコ、ビル・クリントン元大統領らと環境問題について対話する様子も収められている。なお、より多くの視聴者に見てもらえるよう、放送翌日から番組公式ホームページでの配信に加え、ナショジオワイルド、FOXスポーツ&エンターテインメントなど各放送や各配信サービスなどでもお届けする予定。ドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」はナショナル ジオグラフィック チャンネルにて10月30日(日)22時~放送。公式番組ページにて10月31日(月)正午12時~11月8日(火)午後2時まで配信。<放送>■ナショジオワイルド■FOXスポーツ&エンターテイメント■ひかりTVテレビサービス「ひかりTVチャンネル1」■ケイ・オプティコム「eo光チャンネル」■近鉄ケーブルネットワーク「KCNスポーツ&カルチャー(12ch)」<配信>■J:COMオンデマンド■ひかりTV ビデオサービス■hulu■dTV■UULA■ゲオチャンネル■avex Movie Gift※順不同。放送、配信のサービスやスケジュールは都合により変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日写真家ホンマタカシが12年振りに新作ドキュメンタリー映画の特集上映を2016年11月末に渋谷イメージフォーラムにて行う。本機会では、ホンマタカシが02年より14年間、美術館やギャラリーなどでインスタレーションとして発表してきた映像作品を劇場用に再編集して公開する。同氏の作品が劇場で上映されるのは、04年の『きわめてよいふうけい』以来12年ぶりのことである。今回公開されるのは4作品。そのうち最新作の『After 10 Years』はスマトラ沖地震のツナミによって甚大な被害を被ったホテル、ヘリタンス アフンガラ(Heritance Ahungalla)を描いたドキュメンタリーとなっており、10年の時を経た今、人々の中で当時の記憶がどのように変容し立ち現れるかが映し出されている。ビジュアルデザインを手掛けたのは長嶋りかこ。現在ギャラリーや書店にて現在配布中。
2016年10月04日「ぴあ」調査による2016年9月30日、10月1日のぴあ映画初日満足度ランキングは、豊洲新市場への移転も話題となっている築地市場で働く人々を追ったドキュメンタリー『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』がトップに輝いた。その他の画像本作は、80年の歴史を持つ築地市場の舞台裏に迫った作品。1年4カ月の長期に渡る取材により、仲卸業者の日々の営みや、彼らを取り巻く人間模様が築地の四季と共に紡がれる。映画には“知られざる築地”の姿がたくさん描かれており、出口調査では「築地全体での仕事の役割分担がわかりやすかった」「魚を獲る人、卸す人、料理する人。すべてのつながりが伝統を受け継いでいく。その流れが見えてきた」といった声が寄せられた。また、寿司屋経営者や料理人など“食”に関わる仕事をしている観客からも好評で、「築地の深い部分を見ることができた」「専門の人間でも気付かなかったような部分も描かれていた」などの声が聞かれた。さらに本作には、そこで働く人々の“想い”も丁寧に映し出されていたようで、観客からは「働く人の本音がきちんと描かれていた」「築地をいかに愛しているかが伝わり感動した」「ひとつひとつの言葉が深く響いてきた」「“築地”の情熱が伝わってきた」「職人としての意識とプライドが印象的。業界を盛り上げたいという職人の心意気に共感」といったコメントが集まった。なお、満足度ランキングは、イーサン・ホークが老ピアニスト、シーモア・バーンスタインにカメラを向けたドキュメンタリー『シーモアさんと、大人のための人生入門』が2位に、比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が3姉妹に扮したヒューマン・ドラマ『カノン』が3位に入っている。(本ランキングは、9/30(金)、10/1(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』公開中
2016年10月03日オアシスの長編ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』が、2016年12月24日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開される。本作は、1991年に兄ノエル・ギャラガーが弟リアムのバンドに加入してから、1996年、2日間で25万人を動員し、当時の野外コンサートとしての動員記録を更新したネブワース公演までのバンドの軌跡を描いた作品だ。オアシスはこの5年の間に、ファースト・アルバム『Definitely Maybe』、セカンド・アルバム『(What’s The Story) Morning Glory?』と音楽史に名を刻む2作品を発表した。劇中では、バンドの中心であるギャラガー兄弟に対する新たなインタビューのほか、バンドメンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像を公開。さらに、写真や資料などの膨大なアーカイブに前例のないレベルでアクセスを許可された本作の製作陣たちは、一部をアニメーションによって再現し、ありのままの彼らの物語を紡いで行く。製作総指揮は、ノエル&リアムのギャラガー兄弟らと共に、映画『AMY エイミー』で第88回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したアシフ・カパディアがを務め、『グアンタナモ、僕たちが見た真実』で2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した、マット・ホワイトクロスがメガホンをとった。マット・ホワイトクロス監督は、本作について以下のようにコメント。『本作で私が意図することは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです。彼らのコンサートはいつもこれが最後かもしれないと思わせるようなものでした。その不安定さこそオアシスを作る要素であり、同時に究極的には破たんの原因となったのです。本作は、壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。』【作品詳細】『オアシス:スーパーソニック』公開日:2016年12月24日(土)監督:マット・ホワイトクロス製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン2016年/イギリス/英語/カラー/122分/配給:KADOKAWA
2016年09月30日2009年に解散したイギリスのロックバンド・オアシスの軌跡を描く初の長編ドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』が12月24日に日本公開となることが26日、明らかになった。バンドの中心人物だったリアムとノエルのギャラガー兄弟が、製作総指揮を務める。オアシスは1994年、『オアシス (Definitely Maybe)』でのアルバムデビュー以来、アルバム7作全てがUKチャート1位に輝き、世界でのCD累計売り上げが5,000万枚以上を記録するなど、その活動期間中、ロックシーンで大きな注目を集めたバンド。本作では、ギャラガー兄弟と共に、『AMY エイミー』(公開中)で第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のアシフ・カパディアが製作総指揮を務める。メガホンを取るのは、『グアンタナモ、僕たちが見た真実』(06)で2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受けたマット・ホワイトクロス監督だ。描かれるのは1991年、兄・ノエルが弟・リアムのバンドに加入してからの軌跡。同じ部屋で育った兄弟は、ステージを共にしてから3年足らずで1stアルバムをリリースし、それがイギリス音楽史上最速で売れたデビューアルバムとなった。その1年後には、2ndアルバム『モーニング・グローリー ((What’s the Story) Morning Glory?)』をリリース。当時、ザ・ビートルズがもっていた英国のアルバム売り上げ記録を更新する快挙を果たした。1996年のネブワースでのライブでは、2日間公演のチケットに約260万人の予約が殺到。最終的には、2日間で25万人を集め、当時の野外コンサートとしての動員記録を更新するに至った。結成からわずか5年で、ロックシーンをけん引する存在にまでなったオアシス。しかし、その頃にはすでにメンバー間に取り返しのつかない亀裂が入り始めていた。ドキュメンタリーは、ギャラガー兄弟に対する新たなインタビュー、メンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえたライブ映像などで構成。さらに、写真や記録資料といった膨大なアーカイブに前例のないレベルでアクセスを許可された製作陣が、一部をアニメーションによって再現し、等身大のバンドの物語を映し出す。ホワイトクロス監督は、「バンドの核心をつかむこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すこと」と本作の意図を説明。「その切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だから」と理由も明かしている。また、「彼らのコンサートはいつもこれが最後かもしれないと思わせるようなものでした」と回顧。続けて、「その不安定さこそオアシスを作る要素であり、同時に究極的には破たんの原因となったのです。その態度、辛辣(しんらつ)なユーモア、実直さ、そして彼らが象徴していた可能性の感覚。自分たちを信じる事だけで、彼ら2人は世界に立ち向かっていたのです」と絶妙なバランスで成り立っていたギャラガー兄弟の魅力をも語る。これらを踏まえ、「本作は彼らの音楽に関する映画です。壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です」と強調。また「ワンダーウォール」、「シャンペン・スーパーノヴァ」、「ロックンロール・スター」、「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」とバンドの代表曲を列挙しながら、「これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。今こそ、世界中の人々が失ったものを思い出す時です。オアシスは永遠です」と力強いメッセージを送った。
2016年09月27日2009年に解散したオアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』が12月に日本公開されることが決定した。リアムとノエルのギャラガー兄弟が映画の製作総指揮に名を連ねた作品で、バンド結成から、25万人を動員した1996年のネブワースでの公演までの軌跡を描く。その他の情報映画は、1991年のバンドの結成から描かれるそうで、伝説的なファーストアルバム『Definitely Maybe』のリリースと大ヒット、続いてリリースされた名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』の驚異的な売り上げ記録とファンの熱狂を追いながら、25万人を集めたネブワース公演の成功、そして後にバンド崩壊を引き起こした“回復不可能な兄弟間のヒビ”を描き出す。『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』『AMY エイミー』のアシフ・カパディアが兄弟と共に製作総指揮を務め、『グアンタナモ、僕達が見た真実』のマット・ホワイトクロスが監督を務める。ホワイトクロス監督は「本作で私が意図することは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです」と説明。「本作は彼らの音楽に関する映画です。壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。今こそ、世界中の人々が失ったものを思い出す時です。オアシスは永遠です」と力強く宣言している。映画は、ライヴ映像だけでなく、バンドメンバーの新たなインタビューや貴重な記録映像、写真、証言から作成したアニメーションなどで構成されるそうで、これまでの映像や雑誌記事では明かされなかったドラマや物語が描かれるようだ。『オアシス:スーパーソニック』12月24日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国公開
2016年09月27日ティファニー(TIFFANY & CO.)が11月5日、初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』を新宿武蔵野館、ヒューマンストラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他にて公開。この度、ポスタービジュアルが公開された。ティファニー初の全面協力で話題になっている武井咲主演ドラマ「せいせいするほど、愛してる」で使用された、オープン・ハートのピアスが完売になるなど日本国内でも話題沸騰中のティファニー。この度公開される初のドキュメンタリー映画では、“キング・オブ・ダイヤモンド”とも呼ばれた創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードや、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側、ティファニーの顧客であったジャクリーン・ケネディや歴代のアメリカ大統領などの逸話などが紹介される。さらに、ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも多数登場し、オードリー・ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』の誕生のいきさつを知ることもできる。その他、レオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』の監督バズ・ラーマンや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のロブ・マーシャル監督の独占インタビューなども収録された。また、今回解禁されたポスタービジュアルの上部には、名作『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘプバーンが登場するワンシーンが印象的に描かれ、その周辺にはティファニーを代表する世界最大級のイエローダイヤモンド(128.54カラット)や、ジャクリーン・ケネディがこよなく愛した「ジャッキー ブレスレット」などが配置された。ビジュアルの下部には、オードリー・ヘプバーン、グゥイネス・パルトロー、サラ・ジェシカ・パーカーなどの超有名ハリウッド女優たちも顔をのぞかせている。動画引用元: (『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』オフィシャルYouTube:)
2016年09月18日8月25日(現地時間)よりスタートした、「第40回モントリオール世界映画祭」。この度9月5日、本映画祭の授賞式が行われ、故・高倉健の軌跡を描いた『健さん』がワールド・ドキュメンタリー部門にて「最優秀作品賞」を見事受賞したことが分かった。モントリオール世界映画祭と言えば、高倉さんが1999年に開催された同映画祭(第23回)にて、『鉄道員 ぽっぽや』で日本人俳優として初の主演男優賞を受賞した映画祭。高倉さんにとって俳優人生で唯一、海外の映画祭での「主演男優賞」受賞した国際映画祭となっている。この高倉さんゆかりの地と言っても過言ではない本映画祭での受賞に、現地にいた日比遊一監督と、本作にも出演している高倉さんの実妹の森敏子より、喜びの声が到着。日比監督は、「ニューヨークに暮らし始めて30年経ちますが、いつかこんな日が来ることを夢に見ていました。かつて高倉健さんに主演男優賞をくださったこのモントリオールの地で、最優秀賞を頂けたのは偶然を超えた運命を感じております」と喜び、「映画の製作に関わったすべてのスタッフ、そしてご協力いただいた尊敬する多くの先輩映画人たちに敬意と感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました」と感謝を述べた。森さんは「兄が一番喜んでいると思います。この間、毎日お墓に参ってお願いをしてきましたが、願いが天に届いたと感じてます。男気と優しさでこの作品を作って下さった、製作者や監督に心の底から感謝申し上げます。受賞出来たことが、ただただ有難いです」とコメントした。故・高倉さんの生涯を描く長編ドキュメンタリー映画『健さん』。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作はそんな疑問への答えを提示した初のドキュメンタリー映画となっている。『健さん』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年09月06日草間彌生と山口小夜子のドキュメンタリー映画を同時上映するイベント「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」が、9月4日から9月9日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されることが決定した。同イベントは、9月3日にリニューアルオープンするトップミュージアムこと東京都写真美術館の開館20周年を記念して行われるもの。上映作品は、1960年代に日本を飛び出し、ニューヨークで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生を1年半にわたって追い続け、草間芸術の真髄に迫った『≒草間彌生 わたし大好き』と、1970年代にアジア人初のトップモデルとしてパリで活躍した山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら彼女のミステリアスな正体に迫る『氷の花火 山口小夜子』のドキュメンタリー映画2作品。『≒草間彌生 わたし大好き』 (c) YAYOI KUSAMA『氷の花火 山口小夜子』(c) 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会今回上映される2作品のメガホンをとった松本貴子監督は、現在BSジャパンで放送されている日本初のファッション情報番組「ファッション通信」の立ち上げに参加し、山口小夜子とは1987年に同番組の「山口小夜子特集」で知り合い、その後は、NHK「世界わが心の旅 ベルベルの少女の瞳」やNHK「アントワープ王立アカデミー 一流ファッションデザイナーはこう作られる」の制作で親交を深め、亡くなるまで交流を持ってきた。草間彌生とも20年来の親交を結び、「NHKBSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走」、「NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走」など数々の映像作品を制作してきた。また、今回の2作品の同時上映に際して松本貴子監督は、「世界を舞台に闘った二人の日本人女性との出会いは、強烈でした。奇しくも同じおかっぱ髪。私は、映像という分野で関わることが、運命だと感じました。加えて言えば、二人とも“本物”。ドキュメンタリー映画の制作過程には、辛いことも沢山ありましたが、それを上回る掛け替えのない幸せな時間を、味わい尽くすことが出来ました。今回、トップミュージアムで2作品を同時上映出来ることは、この上ない喜びです。異彩を放つ二人の表現者の生き方が、多くの方々の記憶に残ることを願って!天才と美しい女(ひと)は、見飽きない!」とコメントしている。なお、『氷の花火 山口小夜子』が、カナダ・モントリオールで現地時間8月25日から9月5日に開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のドキュメンタリー部門正式招待作品に決定したことも今回あわせて発表された。「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」の上映時間や詳細については、東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:2016年9月4日~9月9日上映作品:『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』休映日:9月5日料金:一般・学生1,500円、シニア・高校生以下・障がい者手帳1,200円
2016年08月28日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に登場するキャラクターたちの、マスクの下、またはヘルメットの中に隠された人物たちに焦点を当てたドキュメンタリー映画『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』の劇場公開が、12月に決定。いち早く、現在開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」の“シークレット作品”として、日本初上陸することが分かった。1976年夏、イギリスのエルストリースタジオではある映画が制作されていた。多くのアメリカ人とイギリス人俳優たちが、クレイジーなコスチュームとヘッドギアを着込み、映画の内容も知らず、今後この作品が映画史に燦然と輝き、世界中のカルチャーに多大なる影響を及ぼすことなど、誰も想像もしていなかった。ジョン・スピラ監督は、当時、“宇宙の中心にいた”彼らを探し当て、彼らが作り上げた不思議なコミュニティーに辿り着き、これほどまでの社会現象の影に生きる彼らを調査した…。賞金稼ぎのボバ・フェットやグリード、反乱軍のパイロットに、ストーム・トルーパー、そして、あのダース・ベイダー…。こうしたキャラクターたちをマスクの下やヘルメットの中で演じた、知られざる“中の人”たちを追い、21世紀を迎えてもエンタメシーンを牽引し続ける『スター・ウォーズ』を別の側面から見せる本作。今回、新宿シネマカリテが贈る映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」、略して「カリコレ2016」にて、例年注目を集める“シークレット作品”として初お披露目されることが決定。すでに今年の「カリコレ」は、7月16日(土)~7月31日(日)までの前半16日間の累計で動員数7,158名、興行収入9,643,800円と、昨年の「カリコレ2015」との興収対比145%という盛り上がりぶり。この後もイベント上映企画が予定されている中、本作からも目が離せない。『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』は8月11日(木・祝)21時~新宿シネマカリテ「カリコレ2016」にて初上映。12月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日ロックな映画を映画館で堪能する「シネ・ロック・フェスティバル2016」が、7月23日から8月5日まで、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで開催される。昨年に続き2回目の開催となる「シネ・ロック・フェスティバル」。最新のデジタル技術を駆使してリマスターされた映像や音で構成されるスーパースターの幻のライヴの数々が、あたかもライヴ会場最前列にいるかのような臨場感で体感出来るイベントだ。今年は、22本の貴重なロック映画が銀座の真ん中で2週間にわたって一挙上映される。上映作品には、トム・ヒドルストンが“ルーツ・オブ・ロック”と呼ばれた伝説のシンガー、ハンク・ウィリアムズを演じた音楽伝記映画『アイ・ソー・ザ・ライト』をはじめ、プリンスが自ら主演した自伝的青春映画『パープル・レイン』、J・K・シモンズ演じる指導者が、偉大なジャズ・ドラマーを目指す若者に狂気のレッスンをする『セッション』、オアシスのライブ映像を収録した『oasis FUJI ROCK FESTIVAL '09』などがラインアップ。また、エリック・クラプトンの代表曲のライヴシーンを網羅したライブ・ドキュメンタリーや、デヴィッド・ボウイの大回顧展を舞台にしたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』、クイーン史上最高のパフォーマンスの一つと称される1981年のカナダ・モントリオール公演を収録した『クイーン・ロック・モントリオール 1981』、トーキング・ヘッズの画期的なコンサート・フィルム『ストップ・メイキング・センス』なども上映される。さらに、今年は国内から忌野清志郎やミッシェル・ガン・エレファントなどの国内のミュージシャンのライブドキュメンタリーが上映されるほか、ライヴ用の音響システムを使い大音量かつ繊細なチューニングで映画を蘇らせる「爆音映画祭」とのコラボイベント「爆音DAY」が、7月29日から31日の3日間にわたって開催され、選ばれた15作品が“爆音上映”される。上映スケジュールや上映時間、料金の詳細については、オフィシャルサイトで確認しよう。【イベント概要】「シネ・ロック・フェスティバル2016」会場:丸の内ピカデリー3住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン新館5F会期:7月23日~8月5日 ※7月29日、30日、31日は爆音DAYとなり、全作品爆音上映料金:各作品によって異なる(詳細は公式サイトにて)Photographer: Brian Duffy (c) The David Bowie Archive and (under license from Chris Duffy) Duffy Archive Limited
2016年07月22日ティファニー(TIFFANY & CO.)初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が今秋、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他で公開。その予告編が解禁された。“キング・オブ・ダイヤモンド”とも呼ばれるブランドの創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まる同作では、ブランドカラーである「ティファニー ブルー」の誕生秘話や、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側などを紹介。ティファニーの顧客であったジャクリーン・ケネディや、アメリカの歴代大統領であるリンカーン、ルーズベルト、アイゼンハワー、オバマなどの逸話の他、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとしたアメリカを代表する様々なスポーツチームやイベントとの関わりなど、知られざる歴史が次々と明かされる。ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも多数登場。それに合わせて、オードリー・ヘプバーン出演の『ティファニーで朝食を』誕生いきさつや、『オーシャンズ11』に出演したジュリア・ロバーツのジュエリー選びのエピソード、リース・ウィザースプーン主演『メラニーは行く!』の誰もが憧れるティファニー店頭でのプロポーズシーンの逸話なども語られる。その他、アン・ハサウェイ出演『ブライダル・ウォーズ』や、海外ドラマ「フレンズ」などの人気作品とティファニーの関わりも紹介される。なお、監督は“世界一のデパート”といわれるニューヨーク五番街にあるバークドルフ・グッドマンの魅力に迫ったドキュメンタリー映画『ニューヨーク・バークドルフ 魔法のデパート』のマシュー・ミーレーが務めた。今回解禁された予告編では、往年の名作『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘプバーン、『クレオパトラ』のエリザベス・テイラー、マリリン・モンロー、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトローなどのハリウッド女優の他、オバマ大統領やエリザベス女王、ジョン・F・ケネディ大統領の夫人ジャクリーン・ケネディなどの政界の著名人も多数登場。さらに、13年からティファニー初の女性デザインディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフも出演している。動画引用元: (映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』予告編youtube:
2016年07月20日「ぴあ」調査による2016年7月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、氷室京介に密着したドキュメンタリー『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT” THEATER EDITION』がトップに輝いた。2位に池松壮亮と菅田将暉がダブル主演を務めた『セトウツミ』、3位に時間をさかのぼるアリスの冒険を描いた『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が入った。その他の写真1位の『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO…』は、音楽界に多くの伝説を残し、常にトップスターであり続けた氷室を捉えた作品。今年5月の東京ドーム公演を最後に、惜しまれながらもステージを降りた氷室の、次第に明らかになる聴力の問題や、2014年の横浜スタジアムでのライブ、ファンへの思いなどが映し出されていく。映画館に訪れたファンからは「普段は見られない氷室の笑顔をたくさん見ることができた」「ミステリアスなプライベートも映像で見られてよかった」「ライブシーンは本当に会場にいる気分」「行けなかったラストライブも見られてよった」などの感想が寄せられた。本作は、2010年から6年間に渡り撮影されたおよそ180時間に及ぶ密着映像と、6時間のロングインタビューを交えて描かれるが、知られざる氷室の素顔が満載で、「常にベストを尽くし自分に妥協を許さない氷室を、さらに深く知ることができた」「すべてを命懸けでこなすプロ魂が伝わった」「ブレない生き方がかっこいい」「とても志の高い素晴らしい人だと改めて感じた」といった声があがった。また、「氷室世代じゃなくても彼の曲を知っている人にはぜひ見てほしい」「自分の子供にもこんなにかっこいい大人がいるということを伝えたい」などの声も寄せられるほど、氷室の魅力や熱量がしっかりと描き出されていたようで、家族で来場したという12歳の女の子からは「人生について考えさせられた。氷室の言葉がすごくいい。熱を感じた。一生懸命な生き様にボロボロ泣いた」といったコメントが聞かれた。(本ランキングは、7/1(金)、2(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT” THEATER EDITION』公開中(C)NTV, distributed by 「POSTSCRIPT」FILM PARTNERS
2016年07月04日ティファニー(Tiffany&Co.)初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が、2016年11月5日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開される。映画は、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まり、ブランドカラーであるティファニー ブルーの誕生秘話や、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側などが明らかにされる。さらに、ティファニーの顧客であった歴代大統領やファーストレディたちについての逸話も話される。ティファニーが数々の名作映画にジュエリーを提供してきたことは有名だ。それらにまつわるエピソードについても、映画のワンシーンを交えながら紹介される。例えば女性達のバイブル的海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」からのワンシーンは、ティファニーの前でシャーロットが「一番美しい指輪を見つけよう」とプロポーズされる有名な場面から始まる。ティファニー創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが1887年に初めて考案した“ティファニーセッティング”は、ダイヤが浮いているかのように魅せる美しいデザイン。130周年を迎えた現在も世界で最もアイコニックな婚約指輪として恋人たちの永遠の象徴となっている。また『ティファニーで朝食を』では、オードリー・ヘプバーンが演じるホリーが作家のポールと2人でティファニーニューヨーク本店に足を運び、ディスプレイのイエローダイヤモンドに目を留めるシーンが登場する。フィーチャーされているネックレスは、ティファニーのデザイナー、ジーン・シュランバーゼーが1956年頃にデザインした「リボン ロゼット」と呼ばれるもので、中心に輝くイエローダイヤモンドは世界最大級の128・54カラットを誇る伝説の逸品だ。他にも『クレオパトラ』のエリザベス・テイラー、そしてマリリン・モンロー。また、近年では『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトローなどのハリウッド女優も登場する。さらに、『オーシャンズ11』や海外ドラマ「フレンズ」など、ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも。監督は、ニューヨーク五番街にあるデパート「バークドルフ・グッドマン」に迫った映画『ニューヨーク・バークドルフ 魔法のデパート』のマシュー・ミーレーが務める。ブランドについての気になるエピソードに加え、目を見張る映像美でジュエリーの世界を楽しむことができる。【詳細】映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』公開日:2016年11月5日(土) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて監督:マシュー・ミーレー出演:ジェシカ・ビール(女優)、バズ・ラーマン(『華麗なるギャッツビー』監督)、ロブ・マーシャル(『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』監督)、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(ティファニー初の女性デザインディレクター)他© 2016 DOCFILM4TIFFCO LLC a subsidiary of QUIXOTIC ENDEAVORS LLC. ALL RIGHTS RESERVED. © 2016 Quixotic Endeavors
2016年07月04日1837年の創設以来、時を越えて多くの人々を魅了してきた世界憧れのジュエリーブランド、「ティファニー(TIFFANY)」。その初となるドキュメンタリー映画『ティファニーニューヨーク五番街の秘密』が今秋に日本公開されることが決定。数多くのセレブに愛される「ティファニー」らしい超豪華な予告編映像が解禁となった。ブランドの創業者にして「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれたチャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まり、ブランドカラーである「ティファニー ブルー」の誕生秘話、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側、そして、さまざまな著名人との知られざる歴史が次々と明らかにされていく本作。顧客だったジョン・F・ケネディ大統領夫人ジャクリーン・ケネディや、リンカーン、ルーズベルト、アイゼンハワー、そしてオバマなど歴代米国大統領との逸話、ニューヨーク・ヤンキースやテニス、ゴルフ、バスケットなど、米国を代表するさまざまなスポーツイベントとの関わりも紹介されていく。注目すべきは、「ティファニー」がジュエリーを提供した映画の数々。オードリー・ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』誕生のいきさつはもちろん、『オーシャンズ11』に出演した際のジュリア・ロバーツのジュエリー選びのエピソード、リース・ウィザースプーン主演『メラニーは行く!』の誰もがあこがれるティファニー店頭でのプロポーズシーンの逸話はアンディ・テナント監督自らが語る。ほかにも、アン・ハサウェイ&ケイトハドソン出演『ブライダル・ウォーズ』(劇場未公開)、海外ドラマ「フレンズ」など人気作品とティファニーの関わりが紹介され、レオナルド・ディカプリオ主演『華麗なるギャツビー』の監督バズ・ラーマン、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の監督サム・テイラー=ジョンソンからのコメントを聞くことができる。今回解禁された待望の予告編では、往年の名作『ティファニーで朝食を』に登場するオードリーから、『クレオパトラ』のエリザベス・テイラー、マリリン・モンロー、さらに「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトロウ、『ニューイヤーズ・イブ』のジェシカ・ビールなどのハリウッド女優、そしてエリザベス女王をはじめとする政界の著名人も登場。また、2013年から「ティファニー」社初の女性デザインディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフも出演。謎に包まれたティファニーの製作現場の裏側を垣間見ることができる。映像の最後は、『ティファニーで朝食を』のオードリーによる「I am crazy about Tiffany’s(ティファニーに夢中なの)」という有名なセリフで締めくくられており、圧巻ともいえるジュエリーの数々も楽しむことができる映像となっている。その出演者の数は、総勢70名以上。監督は、世界一のデパートといわれるニューヨーク五番街にあるバークドルフ・グッドマンの魅力に迫ったドキュメンタリー映画『ニューヨーク・バークドルフ魔法のデパート』を手がけたマシュー・ミーレー。本作もまた、世界中の憧れの的を魅力たっぷりに映し出している。『ティファニーニューヨーク五番街の秘密』は今秋、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日