『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが8月5日(金)に発売される。この度、ボーナス・コンテンツから「NG集」の一部が公開となった。公開当時、全世界歴代興行収入No.1を記録し、世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンタテインメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。大ヒットの記憶も新しい『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクションの超大作が『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だ。前作からさらにパワーアップしたドクター・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ、ドクター・ストレンジの元恋人クリスティーンを演じるレイチェル・マクアダムス、魔術師ウォンにはベネディクト・ウォンなどの豪華キャストの続投に加え、ワンダ・マキシモフこと“アベンジャーズ最強の魔女”スカーレット・ウィッチを演じるエリザベス・オルセンや、マルチバースの鍵を握る新キャラクター、アメリカ・チャベスの登場も大きな注目を集めた。監督は“ホラー映画界の鬼才”であり、世界中で圧倒的人気を誇る「スパイダーマン」シリーズも手掛けるサム・ライミ。豪華キャストやスタッフが一丸となり、今までのMCU作品とは一線を画す、映画史に軌跡を残す深い傑作を創り上げた。また、国内ではドクター・ストレンジ役に三上哲、クリスティーン役に松下奈緒、そして期待のアメリカ・チャベスは大人気声優の鬼頭明里が熱演し、大きな話題を呼んだ。そんな本作のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが8月5日(金)に発売される。MovieNEXには、物語の核心となる“マルチバース”の大きな鍵を握る新キャラクターに迫る「“アメリカ・チャベス”とは?」、独自の世界観を作り出す監督の視点に触れる「サム・ライミ監督の世界」、キャストたちの仲の良さが伝わる「NGシーン集」、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」などの、見ごたえのあるボーナス・コンテンツが収録される。この度、このボーナス・コンテンツの中から、主演のカンバーバッチやアメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメス、ワンダ役のオルセンなどメインキャスト達が撮影中に冗談を言い合い、陽気なダンスを披露する「NGシーン集」の一部が公開となった。映像にはオルセンやゴメスが、強風に舞う枯葉に何度も何度も演技を阻まれたり、本作の大きな見どころである、それぞれの世界での“ドクター・ストレンジ”が、それぞれの姿でおどけてダンスを踊る姿などが収録。豪華キャストたちの明るく陽気な一面や、和やかな撮影風景も楽しめる貴重な映像となっている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス MovieNEX』8月5日(金)発売価格 / 組: 4,950円(税込) / 2枚組(ブルーレイ1枚、DVD1枚)商品番号:VWAS7387ボーナス・コンテンツ(ブルーレイに収録):●創造されるマルチバース●“アメリカ・チャベス”とは?●サム・ライミ監督の世界●NG シーン集●未公開シーン-インタビュー-道端で-ピザ・パパ●音声解説<サム・ライミ監督とスタッフの解説付き>『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 4K UHD MovieNEX』8月5日(金)発売価格 / 組:8,800円(税込) / 3枚組(UHD1枚、3Dブルーレイ1枚、ブルーレイ1枚)商品番号:VWAS7388ボーナス・コンテンツ:MovieNEXと同様。UHD、3Dブルーレイには収録無し。※その他の仕様は上記<MovieNEX>と同様
2022年07月14日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の日本公開日が11月23日(水・祝)に決定した。あわせて特報映像が公開となった。数々の作品で、きらめく魔法と想像を超える物語で世界中を驚かせ、夢を与え続けているディズニー・アニメーション・スタジオ。『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は、ディズニー史上最も“奇妙な”世界を舞台に親子3世代の壮大な冒険を描くファンタジー作。本作の主人公は、伝説的な冒険一家であるクレイド一家。ディズニー・アニメーション史上初めての親子3世代主人公となる彼らが、まだ誰も観たことのない驚くべき世界へと冒険の旅に出る。監督は第87回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも興行収入90億円を超える大ヒットとなった『ベイマックス』や『ラーヤと龍の王国』を手掛けたドン・ホール。さらにホール監督と共に『ラーヤと龍の王国』で脚本を務めたクイ・グエンが共同監督と脚本を担当する。『ベイマックス』では、東京とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、優しすぎるロボットと少年ヒロの絆を描き、世界中に勇気と感動を与えたホール監督が、ディズニー・アニメーション作品の中でも類を見ない程に幻想的な世界へと観客を誘う。公開された特報映像で描かれているのは、まるで生きているかのように動く地面やキラキラと光を放ち動く未知の植物、群になってどこかへ向かう魚のような生き物など、ポップで幻想的な淡いピンク色に包まれた世界。なぜ、この“奇妙な”世界にクレイド一家は迷い込んだのか。そして、謎に包まれた<もうひとつの世界>とは?ディズニーランドの人気アトラクションに乗り込んだかのようにワクワク、ドキドキし、思わず心が踊るような未知の世界での新たな冒険が、今、はじまる……。『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』11月23日(水・祝)より公開
2022年07月12日ジェーンマープル(Jane Marple)は、「4ストラップシューズ(4 STRAP SHOES)」を2022年7月1日(金)より発売する。メダリオン付き「4ストラップシューズ」に新作「4ストラップシューズ」は、その名の通り“4つ並んだストラップ”がポイントのクラシカルなレザーシューズ。アッパーにメダリオンをあしらった、英国調のウィングチップデザインを取り入れたシューズは、スカートルックにもジャケットスタイルにも心地よくマッチする。これまでジェーンマープルのアイコンシューズとして、定期的にリリースされてきた「4ストラップシューズ」だが、今回は素材にこだわりアップデート。キップヌメ素材のグロースワックスレザーを使用することで、革本来の風合いと柔らかさを残しながらも、傷が目立ちにくく、より長く楽しめるようになった。カラーは、ブラック、ブラウンに加えて、深みのあるネイビーも用意。コーディネートに合わせて好みのカラーを選べるのも嬉しいポイントだ。【詳細】ジェーンマープル「4ストラップシューズ」69,080円発売日:2022年7月1日(金)カラー:ブラック、ブラウン、ネイビーサイズ:S(23cm)、M(23.5cm)、L(24.5cm)【取扱店舗】・ジェーンマープル 原宿店東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2F・ジェーンマープル 新宿店東京都新宿区新宿3-1-26 新宿マルイ アネックス2F・ジェーンマープル 名古屋店愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋PARCO 西館2F・ジェーンマープル 大阪店大阪府大阪市中央区西心斎橋2-1-13 御津ビル1F・ジェーンマープル 福岡店福岡県福岡市中央区大名1-2-41-101・ベビーピンクムーン宮城県仙台市青葉区中央1-2-3 仙台PARCO 4F・プア山形県酒田市みずほ1-19-1【問い合わせ先】株式会社セント・メアリ・ミードTEL:03-3468-0232
2022年07月04日俳優のユ・スンホが主演を務めるドラマ『メモリスト』が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。子役から活躍し、『ロボットじゃない~君に夢中!~』『リメンバー ~記憶の彼方へ~』などで知られるユ・スンホ。同作は、触れるだけで人の記憶を読むことができるサイコメトリー能力を持つ刑事トン・ベクをユ・スンホが演じ、トン・ベクが凶悪な連続誘拐殺人事件の犯人を追っていくうちに、奥に潜む黒幕の存在や、記憶を操作できる超能力者が関わっていることが明らかになる。トン・ベクの相方で天才プロファイラーのハン・ソンミ役は、ユ・スンホと同じく子役から活躍し、『王になった男』などに出演したイ・セヨンが演じる。ふたりの存在感を軸に、個性的な仲間たちが加わって繰り広げる本格派サスペンスに注目だ。
2022年06月29日ドクターマーチン(Dr. Martens)から、「ベティ・ブープ」とコラボレーションしたユニセックスブーツなどが登場。2022年6月23日(木)より、全国のドクターマーチンショップなどで販売される。「ベティ・ブープ」とコラボレーション90年以上に渡り愛され続けている人気キャラクター「ベティ・ブープ」とドクターマーチンのコラボレーションでは、ブーツ、シューズ、サンダル、バッグの4型を展開。いずれのアイテムにも「ベティ・ブープ」が“天使と悪魔”に扮したキャラクターを用い、2面性を表現している。“天使と悪魔”プリントのブーツスムースレザーブーツは、左右の側面に、光沢感のある“天使と悪魔”の「ベティ・ブープ」をプリント。サイドジップのチャームにはキャラクターモチーフをあしらい、アッパーには真っ赤なハートのリベットを配するなど、細部のデザインにもこだわっている。ハート型メタルトゥキャップを配したシューズ厚底のシューズは、つま先に施したハートのメタルトゥキャップが目を引く一足。ハート形のアイレット&リベットも魅力的だ。ハートの樹脂製スタッズ付きサンダルサンダルは、ストラップ部分にハートモチーフの樹脂製スタッズをオン。ウェルト部分には、黒いハートと赤いスタッズリベットを並べて、リズミカルな印象に仕上げている。サッチェルバッグも登場フットウェアだけでなく、サッチェルバッグにも注目。キーウレザーのボディに、光沢感のある「ベティ・ブープ」プリントや、赤いハートモチーフを配した。また、全てのコラボレーションアイテムには「ベティ・ブープ」のタグが付属。フットウェアは、コラボレーションボックス仕様で販売される。【詳細】ドクターマーチン×ベティ・ブープ コラボレーション発売日:2022年6月23日(木)販売店舗:全国のドクターマーチンショップ、公式オンラインショップ(AM8:00〜)・JADON BETTY BOOPブーツ 35,200円 UK3-9展開・1461 QUAD BETTY BOOP シューズ 28,600円 UK3-9展開・BETTY BOOP QUADサンダル 24,200円 UK3-6展開・7” LEATHER SATCHEL バッグ 15,400円 H12.5cm×W18cm×D5cm※※限定商品につき、在庫状況は要店舗問い合わせ。【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-6746-4860TM & © 2022 Fleischer Studios, Inc.
2022年06月25日ドクターマーチン(Dr. Martens)は、新作レディースシューズ「フラワーパック(FLOWER PACK)」を全国のドクターマーチンショップほかにて発売。“フラワーモチーフ”の新作シューズ「フラワーパック」「フラワーパック」は、花の形のガンメタルバックルが目を引く新作シューズシリーズ。ドクターマーチンらしいハードな印象のシューズに、フラワーモチーフをあしらうことでキュートなアクセントをプラスした。3本ストラップのスライドサンダル「BLAIRE SLIDE FLOWER スライド サンダル」は、マットなレザーを調節可能な3本ストラップに仕立てたサンダルシューズ。ボリュームたっぷりのプラットフォームソールには、アイコニックなイエローステッチが施されている。カラーは様々なコーディネートに合わせやすいブラックや、クリーンな印象のホワイトが揃う。2ストラップブーツ「DEVON FLOWER 2 ストラップ ブーツ」は、調節可能な2本のストラップにフラワーモチーフをあしらった厚底ブーツ。アッパーには、柔らかな質感のミルドナッパレザーを採用し、快適な履き心地を実現させた。カラーは、ブラック、カーキグリーン、ホワイトの3色からセレクトできる。メリージェーンシューズブラックの1色のみで展開される「ADDINA QUAD FLOWER メリー ジェーン シューズ」は、メリージェーンタイプのストラップシューズ。あえて厚さ5㎝の厚底プラットフォームソールを搭載することで、フェミニンなシューズを力強いシルエットにアップデートした。【詳細】ドクターマーチン「フラワーパック」発売日:2022年6月17日(金)~順次発売取扱店舗:全国のドクターマーチンショップ、公式オンラインショップアイテム:・DEVON FLOWER 2 ストラップ ブーツ 33,000円・ADDINA QUAD FLOWER メリー ジェーン シューズ 27,500円・BLAIRE SLIDE FLOWER スライド サンダル 19,800円【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-6746-4860
2022年06月25日8月5日(金)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売、6月22日(水)にデジタル配信(購入)される『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』より、本編映像が公開された。本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などのマーベル・シネマティック・ユニバース作品で、ドクター・ストレンジが主人公を務める最新作。トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズを手がけたサム・ライミが監督を務めた。今回、6月22日のデジタル配信(購入)を記念し、新キャラクターのアメリカ・チャベスとドクター・ストレンジが出会う6分を超えるシーン本編映像が公開に。映像は、異世界から逃げてきたアメリカ・チャベスを追って一つ目の怪物ガルガントスがニューヨークの街を暴れ回るところを、ドクター・ストレンジとウォンがそれぞれの魔術を駆使して救出するダイナミックなアクションシーンを捉えたもの。ドクター・ストレンジが魔術でバスを両断したり、車を使って攻撃したりする姿、新たに登場したアメリカ・チャベスとドクター・ストレンジ、そしてウォンが初めて出会い、本作の大きな鍵である「マルチバース」についての糸口を掴むという、ストーリー上最も重要なシーンも含まれている。脚本のマイケル・ウォルドロンは、「このシーン全体は、古典的な『ドクター・ストレンジ』の冒険と呼べるもので、そこからこの戦いのインスピレーションを得た」とコメント。「このタコはコミックに登場するガルガントスをモデルにしており、それが名前の由来です。というのも、サム・ライミの代名詞代わりになっているのが、過去のスパイダーマン映画の太陽の下で繰り広げられる素晴らしいアクションシーンだからです。また、このシーンはアメリカ・チャベスの紹介に最適な環境を作り出しています」とシーンの魅力をアピールした。また、特殊効果監修のクリス・コーボールドは「全作品の中で最大の特撮シーンです」「この8フィート、8本足のクリーチャーは、車を空中に放り投げ、店の窓に物をぶつけ、街灯をひっくり返し、信号機を引きちぎる。私の使命は、できる限り多くのものをカメラに収めることでした」と語った。なお、MovieNEXには、物語の核心となる“マルチバース”の大きな鍵を握る新キャラクターに迫る「“アメリカ・チャベス”とは?」、独自の世界観を作り出す監督の視点に触れる「サム・ライミ監督の世界」、キャストたちの仲の良さが伝わる「NGシーン集」、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」などのボーナス・コンテンツが収録されている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』6月22日(水)デジタル配信開始(購入)、8月5日(金)MovieNEX発売(c)2022 MARVEL発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2022年06月21日マーベル史上、最も予測不能で壮大な戦いを描いたアクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、8月5日(金)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売される。公開当時、全世界歴代興行収入No.1を記録し、世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。大ヒットの記憶も新しい『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が早くも MovieNEX で登場する。主人公は、元天才外科医でアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジ。禁断の魔術によって彼の前に突然、今いる現実とは異なる世界へと通じる扉が現れる。その先に広がっていたのは、無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。もし、今いる現実とは《別の現実》が存在し、《もう一人の自分》と戦うことになったら……?前作からさらにパワーアップしたドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチ、ドクター・ストレンジの元恋人クリスティーンを演じるレイチェル・マクアダムス、魔術師ウォンにはベネディクト・ウォンなどの豪華キャストの続投に加え、ワンダ・マキシモフこと“アベンジャーズ最強の魔女”スカーレット・ウィッチを演じるエリザベス・オルセンや、マルチバースの鍵を握る新キャラクター、アメリカ・チャベスの登場も大きな注目を集めた。そして、監督は“ホラー映画界の鬼才”であるサム・ライミ。スーパーヒーロー映画界では、サム・ライミ監督を知らない人はいない。彼は1990年の『ダークマン』や『スパイダーマン』シリーズ3部作の監督・製作を担当している。その彼が、約15年後にスーパーヒーローというジャンルに戻ってきたのはなぜなのか? 「ケヴィン・ファイギが『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にホラーの要素を少し取り入れたいと発表したとき、それは私にとって興味深いことでした」とサム・ライミ。「ホラーやサスペンスは、私にとって常に映画作りの楽しい側面です。私がドクター・ストレンジというキャラクターに興味を持った理由のひとつは、彼がマジシャンだからです。子供の頃、私は子供会や結婚式でマジシャンをしていました。イリュージョンを作り出すのがとても楽しかった。イリュージョニストであり、マジシャンでもあるスーパーヒーローは、特に興味があります」共同製作総指揮であるリッチー・パーマーは、サム・ライミの手による『ドクター・ストレンジ』に何が待ち受けているかを明かし、「私たちは常に、このマーベル・スタジオの最も不気味で、最も怖く、最もスリリングな映画を作りたいと考えていたんだ。そして、サム・ライミは不気味な映画の巨匠……彼は間違いなくそれを実現できる人物。ただ、こんなにクレイジーになるとは思ってもみなかったよ!」と語る。脚本を担当したエミー賞受賞作家のマイケル・ウォルドロンは、サム・ライミについて次のように語る。「彼は明らかにホラーの天才だが、彼の頭の中にあるのはそれではない。それは彼の頭の中のトップではない。すべてのシーン、すべての瞬間において、彼の頭の中のトップは感情であり、キャラクターだ。感情こそがすべてを動かしているのです。不気味さや怖さを演出するのは、彼にとって容易なことです。彼が一緒になって考えたいのは、感情なのです」また、「サムと一緒に仕事をすることで、クレイジーに見えるかもしれないアイデアをペー ジに反映させることができた。でも、彼にとっては、クレイジーすぎることはないんだ。もし彼がそれを気に入れば、私が作家として持っているそのアイデアを、彼はそれを高めて、とて も素晴らしいものにしてくれるだろう」とも語っている。サム・ライミの映画をよく知る人なら、彼が映画製作の道具をコミカルかつ芸術的に使いこなし、観客が受け入れると思われる境界線を、あえてほとんどの監督が行かないような場所にまで押しやることを恐れないことを知っているだろう。サム・ライミ監督は長年にわたるコミックの熱烈なファンであり、彼のカメラの使い方はコミックから大きな影響を受けている。彼のトレードマークである極端なクローズアップ、傾いたアングル、素早いカットはコミックを模倣している。こうしてサム・ライミ監督、さらに豪華キャストやスタッフが一丸となり、今までの MCU 作品とは一線を画す、映画史に軌跡を残す深い傑作を創り上げた。国内ではドクター・ストレンジ役に三上哲、クリスティーン役に松下奈緒、そして期待の新キャラクター アメリカ・チャベスは 大人気声優の鬼頭明里が熱演。さらなる大きな話題を呼んだ。このたび発売するMovieNEXには、物語の核心となる“マルチバース”の大きな鍵を握る新キャラクターに迫る『“アメリカ・チャベス”とは?』、独自の世界観を作り出す監督の視点に触れる『サム・ライミ監督の世界』、キャストたちの仲の良さが伝わる『NGシーン集』、惜しくも本編には採用されなかった貴重な『未公開シーン』などの、見ごたえのあるボーナス・コンテンツが収録されている。<MovieNEX>●4,950円(税込)●2枚組(ブルーレイ1枚、DVD1枚)●ボーナス・コンテンツ(ブルーレイに収録)・創造されるマルチバース・”アメリカ・チャベス”とは?・サム・ライミ監督の世界・NGシーン集・未公開シーン ・インタビュー ・道端で ・ピザ・パパ・音声解説<サム・ライミ監督とスタッフの解説付き><4K UHD MovieNEX> ※その他の仕様は上記<MovieNEX>と同様●8,800円(税込)●3枚組(UHD1枚、3Dブルーレイ1枚、ブルーレイ1枚)●ボーナス・コンテンツ・MovieNEXと同様。 UHD、3Dブルーレイには収録なし『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』6月22日(水) デジタル配信開始(購入) / 8月5日(金) MovieNEX発売発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン公式サイト:
2022年06月17日ドクターマーチン(Dr. Martens)のコンセプトショップ「ドクターマーチン ショールーム TYO(Dr.Martens SHOWROOM TYO)」で、ペインターYOHTA MATSUOKA “JONJON GREEN”のアートイベントが開催される。期間は2022年6⽉6⽇(⽉)から7⽉11⽇(⽉)まで、入場料は無料だ。ペインター松岡洋太(YOHTA MATSUOKA)のアートイベントドクターマーチン世界初のコンセプトショップとしてオープンした、東京・表参道の「ドクターマーチン ショールーム TYO」にてアートエキシビションが開催される。星空・流れ星モチーフのヴィンテージ「1460 8 ホールブーツ」JONJON GREENの名で活躍するペインター松岡洋太(YOHTA MATSUOKA)を招き、新作を含む作品を特別に展示。目玉となるのは、ドクターマーチンのアイコン「1460 8 ホールブーツ」のヴィンテージモデルをキャンバスにした作品だ。レザー素材のアッパー部分などに、星空や流れ星を描き、世界にひとつのアートブーツを完成させている。また会場では、リンゴのアートピースや、松岡洋太(YOHTA MATSUOKA)のラフスケッチ原画も紹介。ファン必見の新作も鑑賞でき、独創的な世界観を全⾝で体感することができる。■松岡洋太(YOHTA MATSUOKA)プロフィールペインター、美術家。2004年より⽇本のストリートカルチャーシーンに触れながらライブペイント活動をスタート。「JONJON GREEN」名義で、ダイナミックかつ⾃由度の⾼い抽象表現を⽤い国内外に⼤型のミューラル作品を残す。2021年より本名名義でモノクロームの画⾯に根源的な感覚でオブジェクトを配置する静物画とも⾔える作品制作を開始。【詳細】YOHTA MATSUOKA “JONJON GREEN”アートエキシビション開催期間:2022年6⽉6⽇(⽉)~7⽉11⽇(⽉)会場:ドクターマーチン ショールーム TYO住所:東京都渋谷区神宮前5-2-28 1F営業時間:12:00~19:00定休日:火曜・水曜入場料:無料※作品の販売はなし。※来場者には、HIDDEN CHAMPIONが制作したYOHTA MATSUOKA(JONJON GREEN)のスペシャルステッカーをプレゼント(なくなり次第終了)。【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパン(Dr.Martens AirWair Japan)TEL:03-6746-4860
2022年06月09日徳島県上勝町へ寄付女性向けの植物性ウェルネスプロテイン『KOREDAKE』を展開する株式会社メップルは、ゼロ・ウェイスト(無駄や浪費、ごみをなくす)推進のため、環境月間に合わせて6月1日から「Spoon Action」をスタートしました。同社は通信販売にて付属の計量用スプーンを付けない「スプーンレスプラン」を展開。通常、「スプーンレスプラン」での1購入あたり10円を、自治体として日本で初めて『ゼロ・ウェイスト(Zero=0、Waste=廃棄物)宣言』を行っている徳島県上勝町に寄付しています。今回の「Spoon Action」では環境月間にあたる6月1日(水)から6月30日(木)までの期間、1購入あたり100円が寄付されることとなります。ごみを生み出さない社会へ『KOREDAKE』は、人の健康と地球環境にやさしい「ウェルネスプロテイン」を目指し、原材料の調達においても人と環境に配慮。大豆の生産から消費、廃棄までを追跡可能な状態にする「トレーサビリティ」の向上に取り組むサプライヤーから調達を行っています。寄付先である徳島県上勝町は、2003年に自治体として日本で初めて『ゼロ・ウェイスト宣言』し、ごみ自体を生み出さない社会を目指し、コンポストを活用した家庭での生ごみの堆肥化や、資源ごみを45種類以上に分別するなどの取り組みを行い、現在のリサイクル率は80%を超えています。(画像はプレスリリースより)【参照】※KOREDAKEブランドサイト
2022年06月06日ドクターマーチン(Dr. Martens)とヘブン バイ マーク ジェイコブス(Heaven by Marc Jacobs)のコラボレーションシューズ・サンダルが、2022年6月6日(月)よりドクターマーチン ショールーム TYO、ヘブン バイ マーク ジェイコブス展開ストア他にて発売される。ドクターマーチン×ヘブン バイ マーク ジェイコブス再コラボドクターマーチンとヘブン バイ マーク ジェイコブスが再びタッグを組み、メリージェーンシューズとサンダルの2型を新提案。ドクターマーチンのアイコニックなフットウェアに、ヘブン バイ マーク ジェイコブスならではの遊びを加えて、90年代を彷彿とさせる“どこか懐かしい”デザインを完成させている。「ダブルヘッドベア」のメリージェーンシューズメリージェーンシューズは、1.5インチ(約3.8cm)の厚底アウトソールを融合させて、プレイフルにアップデート。ブラッシュドシルバーのバックルには、ヘブン バイ マーク ジェイコブスのアイコン「ダブルヘッドベア」をあしらい、キュートなポイントをプラスした。ブラックレザーのアッパーには、ウェルトステッチを2重で施して、ドクターマーチンならではの反骨精神を反映。カラーソックスとの相性がよく、装いに合わせて様々なコーディネートが楽しめそうだ。「ダブルヘッドベア」の厚底レザーサンダル同時発売となる、ブラックレザーのサンダルは、1.9インチ(約4.8cm)のプラットフォームソールを合わせた厚底モデル。こちらも、ヒールストラップには「ダブルヘッドベア」を飾り、ポップに仕上げている。厚底サンダルでありながら軽量なのも嬉しいポイントだ。【詳細】ドクターマーチン×ヘブン バイ マーク ジェイコブス発売日:2022年6月6日(月)取り扱い店舗:ドクターマーチン ショールーム TYO、ヘブン バイ マーク ジェイコブス展開ストア、ドクターマーチン公式オンラインショップ、マークジェイコブス公式オンラインストア※ドクターマーチン公式オンラインショップは、6月6日(月)AM8:00~発売。・ADDINA DS BEX HMJ メリージェーンシューズ 28,600円・RICKI 2-STRAP HMJ サンダル 26,400円サイズ:UK3-6(約22~25cm)【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-6746-4860
2022年06月05日ロックンロールのオカルトへの傾倒を調査した『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ』に続き、駒草出版がお送りする待望の新刊が登場!デヴィッド・ボウイ生誕75年、「ジギー・スターダスト」誕生50年となる2022年。 SFとポップ・ミュージックの化学反応を再検証する1960年代が終わりを告げ、古い慣習が、セックス、ドラッグ、ロックンロールで浮かれ騒ぐ新種の自由へと取って代われようとしていた頃——デヴィッド・ボウイは『2001年宇宙の旅』を見るため、ロンドンの映画館の空いている張り出し席に紛れ込む。そして、彼はすっかり別の姿となって現れたのでした。そしてボウイは、かつて変人たちが好むくだらないものとして片づけられていた<サイエンス・フィクション>の世界を、60年代に始まった革命を継続するのに必要な「促進剤」とし、他のロック・スターたちを先導したのです……。ヒューゴ賞受賞作家で音楽ジャーナリストでもある著者・ジェイソン・ヘラーは本書で、「ポピュラー・ミュージック/ポピュラー・カルチャーが、いかに当時のSF小説や映画から影響を受けたのか」という大胆な検証を試みました。ジェイソン・ヘラーならではの独自の視点で、風変わりで大胆なストーリーを踏査!本作では、サイファイ(Sci-Fi)とポップ・ミュージックを、言葉やサウンド、この世ならざるイメージを使って創造可能なものの展望を拡張するために互いに頼り合っていた「並行勢力」として捉え直しました。そして崇拝されているミュージシャンたちの一世代全体を、ヘラーはサイエンス・フィクションに夢中になった<魔法使いたち>として描き出します。例えば、カリフォルニア大学バークリー校で宇宙の中の黒人について講義を行うサン・ラー、アポロ11号の月面着陸のBBCの番組で即興ライブを行うピンク・フロイド、「紫がかった霞」を抽出するジミ・ヘンドリクス、『スター・ウォーズ』の波に乗ったディスコ・チャートのトップ、シンセサイザーを巧みに操るポストパンク……。当時のミュージックシーンには多くの<魔法使いたち>があふれていたのです。現在のコミコン(ComicCon)への熱狂、スーパーヒーローたちの大ヒット映画、古典的なサイファイのリブートなどといったカルチャーシーンを見て、奇妙なオタク趣味に打ち込む変人たちがやっと認められたのだ、と考える方もいるかもしれません。しかし本書『ストレンジ・スターズ』を読むことで、比類なき創造性——雑誌、小説、映画、レコード、コンサートの中での創造性——に満ちた時代を生き返らせ、そうした変人たちはいままでもずっと<勝利>し続けてきたのだ、ということが明らかになるでしょう。海外からの高い評価と、降り注ぐ多くの賛辞このようなもの——常にロックンロールの核心部に潜伏するサイファイのインスピレーションを解読し、歴史の中を通過していくファンタスティックな航海記――は、これまでなかった。ジェイソン・ヘラーは、サン・ラーからクラフトワーク、Pファンク、ボウイまで、また『闇の左手』から『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン』まで、幻視者たちの星間におけるつながりを見つけ出している」。——ロブ・シェフィールド(『On Bowie』の著者)ロックやポップ・ミュージックに対するサイエンス・フィクションの影響へと飛び込んでいくとてつもなく興味をそそる探求。ヘラーは、これらのファンたちの諸世界が交わりひとつとなる場所を探査するが、それは奇妙な趣味に打ち込む変人の輝かしい歓喜であり、ボウイをはるかに越えて拡張していく。それはJ・G・バラード、ジミ・ヘンドリクス、Pファンク、ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴ、フィリップ・K・ディックらの恍惚とさせる作品の間にある本質的な点を結びつける。——ジェシカ・ホッパー(『The First Collection of Criticism by a Living Female Rock Critic』の著者)異星人のメロディーに心を開かせ、またお気に入りのクラシック・ロックやファンクを全く新しい方法で聴かせてくれる宇宙の叡智に満ちている。本書は、私のお気に入りのいくつかのアルバムに関するサイエンス・フィクションの影響について非常に多くのことを教えてくれた。しかもそれだけでなく、音楽がサイエンス・フィクションの世界をどのように形作ったのかについても驚くべきたくさんのことを教えてくれた。——チャーリー・ジェーン・アンダース(『All The Birds In The Sky』の著者)待望の日本語翻訳版です。ご期待ください。【著者紹介】ジェイソン・ヘラーヒューゴ賞受賞作家。『ニューヨーカー(The New Yorker )』誌、『ローリング・ストーン(Rolling Stone )』誌、『ピッチフォーク(Pitchfork )』、『アトランティック・マンスリー(The Atlantic Monthly )』誌などの出版物で記事を執筆。最新の小説は『タフト2012(Taft 2012 )』。デンバー在住。【訳者紹介】伊泉龍一翻訳家。翻訳・監修:ピーター・ビーバガル著『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ――いかにしてオカルトはロックンロールを救ったのか』(駒草出版)、ジョン・マイケル・グリア著『生命の木――ゴールデン・ドーンの伝統のカバラ』(フォーテュナ)。アレハンドロ・ホドロフスキー、マリアンヌ・コスタ著『タロットの宇宙』(国書刊行会)など。著書:『タロット大全——歴史から図像まで』(紀伊国屋書店)など。: 書誌情報『ストレンジ・スターズ』ジェイソン・ヘラー著伊泉龍一訳2022年5月30日 発売A5判/並製480頁ISBN:978-4-909646-54-5定価:3,850円(税込)発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月30日マーベルが誇る最強の魔術師で、時間と空間を自在に操る魔術と知性を持つドクター・ストレンジを主人公にした『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、公開5日間で興行収入12億を突破する大ヒット。初日興収は『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を超えマーベル・スタジオ作品歴代3位となっている。本作は『ドクター・ストレンジ』(2017)の続編であり、サノスとの決戦『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、マルチバースの扉を開いた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)から続く物語が描かれる。2時間6分と最近のスーパーヒーロー映画にしては“コンパクト”ながら、いくつもの宇宙が登場するマルチバースを舞台に『エンドゲーム』後のストレンジの成長や、ヴィランとなったスカーレット・ウィッチの脅威、次世代の新ヒーローであるアメリカ・チャベスの活躍など内容は盛りだくさん。「2時間とは思えないボリューム!」「かなりの神作!」「驚きの連続」といった声もSNSに上がる中、見どころ満載の本作で気になるポイントを探ってみた。以下、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』および「ワンダヴィジョン」のネタバレがあります。ご注意ください。◆ワンダはなぜ、ヴィランの“スカーレット・ウィッチ”に…『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で本格的にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場したワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)。当初はウルトロン側についたものの、ホークアイの「あのドアから1歩外へ出たら、君はアベンジャーズだ」との言葉でアベンジャーズとして闘うことを決心。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ではヴィジョンの額に埋め込まれたマインド・ストーンをサノスから守るため、ヴィジョンの死と引き換えに彼女自身がその額からストーンを取り除いた。だが結局、サノスは全てのインフィニティ・ストーンを手に入れ指パッチンを行う。『エンドゲーム』ではサノスとの最終決戦に勝利しても、ヴィジョンは失われたままとなった…。ワンダは悲しみのあまり、ヴィジョンと新しい暮らしを始めるつもりだった郊外の町ウエストビューで現実を改変させる“魔術”を使い、住民たちを人質にとりながら叶わなかった新婚生活を送る架空世界を作りあげ、自分の殻に閉じこもる。その物語を描いたのが、Disney+(ディズニープラス)で配信中のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」だ。同作をひと言で説明するならば、『エンドゲーム』後にワンダがスカーレット・ウィッチになるまでの悲劇ともいえる。その中で自らの魔術によって生み出したのが、ヴィジョンと、トミー&ビリーという双子だった。内戦で両親を失い、『エイジ・オブ・ウルトロン』で双子の兄ピエトロを、『インフィニティ・ウォー』でヴィジョンを失ったワンダにとって憧れていた家族を架空の世界で手に入れたのだ。だが、もう1人の魔女アガサ・ハークネスに出会ったことで、ワンダは自らの強大な力を自覚して邪悪な魔術書「ダークホールド」を奪い、スカーレット・ウィッチとして覚醒。ウエストビューの住民たちを解放し、架空世界とともにヴィジョンや双子たちも“消して”どこかの山奥に隠遁する。実は、MCUでワンダがスカーレット・ウィッチと呼ばれたのは、この「ワンダヴィジョン」が初めて。母親として幸せになりたい…そんなワンダの願いは叶わないドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』で宇宙を守るため、「これしか道はない」として“指パッチン”という大きな犠牲を人々に強いた。おそらくストレンジもあの選択は本当に正しかったのかと、『エンドゲーム』後、秘かに自問してきたはず。だが、ワンダにはっきりと言われてしまう。愛する人の額に穴を開けるほどの犠牲を払ったのに、自分は何も報われなかった、と。本作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下、『ドクター・ストレンジMoM』)では、別の宇宙からやってきたアメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)がマルチバースを行き来できる能力を持つことを知り、スカーレット・ウィッチはそのパワーを奪おうとする。劇中で“夢は別の宇宙の現実”と触れられているように、毎日夢に現れるどこかの宇宙にいるトミーとビリーと再び暮らすことが彼女の唯一の願いとなった。スカーレット・ウィッチ=ワンダは最初こそ誰も傷つけないと語っていたものの、やがてアメリカ・チャベスを保護したカーマ・タージや、後述する「イルミナティ」のメンバーらに大虐殺を行ってしまう。ただ家族と一緒に暮らしたい、母親として再び幸せになりたい。彼女のそんなささやかな、二度と叶わない願いが、本作で描かれたマルチバースの狂気のきっかけとなってしまった。自らの過ちに気づき、アメリカの導きでアース838のトミーとビリー、そしてワンダ自身と対面したことでついに改心したワンダは、全ての宇宙の「ダークホールド」を滅ぼしたが、彼女の罪はあまりに重い。それでも、ワンダには幸せになってほしい、いつか「I'm happy」と言える日が来てほしいと願わずにはいられないのがファン心。ワンダが再びMCUに現れることはあるのか、気になるところだ。舞台の1つ・アース838のトミーとビリー「ワンダヴィジョン」の劇中とは違い、アース838では双子のトミーとビリーはスーパーパワーを持たず、普通の子どもとしてワンダと暮らしている様子。ここではどうやらウルトロンの暴走は起きておらず、イルミナティを警護しているので、もしかしたらヴィジョンも存在していないかもしれない。ワンダは双子を養子として迎え入れた可能性もある。なお、『ドクター・ストレンジ』でタイム・ストーンの力を試すときストレンジは食べかけのリンゴを使っていたが、スカーレット・ウィッチが現実改変能力で作っていたのはリンゴ園。そして、アース838のトミーとビリーが見ていたTVの『白雪姫』といえば、魔女と毒リンゴが鍵となっている。◆「イルミナティ」が登場!そのメンバーは?原作のマーベル・コミックに登場する、“ニューアベンジャーズ”ともいえるスーパーヒーローたちの秘密結社「イルミナティ」。MCUでリブートされる『ファンタスティック・フォー』のリーダーや、アニメシリーズ「ホワット・イフ…?」(ディズニープラスにて配信中)にも登場したペギー・カーター版のキャプテンほか、なんといっても『X-MEN』シリーズからプロフェッサーXが登場したのは大事件といえる。キャプテン・カーター=ペギー・カータースティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)が超人血清を打ってヒーローに。ペギーはイギリス人であるため、盾やコスチュームには英国旗ユニオンジャックが使用。『ドクター・ストレンジMoM』のポスターが解禁となった際には、このユニオンジャックの盾が写り込んでおり憶測を呼んだ。彼女がキャプテン・アメリカの口癖「まだやれる」と言うのも感動的だ。ヘイリー・アトウェル Photo by Frazer Harrison/Getty Imagesキャプテン・カーターはスカーレット・ウィッチが「ドリームウォーク」したアース838のワンダと激闘を繰り広げたが、「ホワット・イフ…?」5話でバッキーがゾンビ・キャップを倒したときのように、盾で真っ二つにされてしまった…。キャプテン・マーベル=マリア・ランボー『キャプテン・マーベル』(2019)の主人公キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)が、同作とは異なるコスチュームでキャプテン・マーベルに。マリアも優秀なパイロットゆえ、キャロルに代わってテスト飛行に抜擢されスペース・ストーン(四次元キューブ)のパワーを浴びたのだろうか。ラシャーナ・リンチ (C) Getty Imagesブラックボルト=ブラックアガー・ボルタゴン声だけであらゆるものを破壊するインヒューマンズの王、ブラックボルトがMCU映画に初登場。米TV局ABCで放送されたドラマ「マーベル インヒューマンズ」(2017/ディズニープラスにて配信中)のアンソン・マウントが再演した。アンソン・マウント Photo by Tommaso Boddi/Getty Images for IMDbミスター・ファンタスティック=リード・リチャーズファンタスティック・フォーのリーダー。過去に2度映画化された『ファンタスティック・フォー』はMCU版が予定されている。『クワイエット・プレイス』シリーズで知られる俳優で監督のジョン・クラシンスキーは、マーベルファンが演じてほしいミスター・ファンタスティック役の第1候補といわれ、今回のカメオ出演でうわさが現実味を帯びてきた。さらに、その妻スーストーム役にはジョンの実生活の妻であるエミリー・ブラントを望む声もある。ジョン・クラシンスキー Photo by Jeff Spicer/Getty Images for Paramount PicturesプロフェッサーX=チャールズ・エグゼビア『X-MEN』といえば、かつての20世紀フォックス(現在は20世紀スタジオ)が長らく製作してきた人気シリーズ。ディズニーとの合併後、ついにMCUにプロフェッサーXの登場が実現した。しかも演じているのは、おなじみのパトリック・スチュワートだ。どんなストレンジなのか見てやろうと試すような言動をしたり、スカーレット・ウィッチの深層意識に入り、“本当のワンダ”に手をさしのべたりするのは、さすがプロフェッサーXらしい。黄色のハイテク車いすに乗り、1997年のアニメ「X-MEN」のテーマソングで現れたが、2023年にディズニープラスで配信予定の新作アニメ「X-MEN’97」への伏線?パトリック・スチュワート-(C)Getty Imagesなお、本作の「イルミナティ」はモルド以外、「ドリームウォーク」ワンダに倒されてしまったが、これはアース838での出来事。MCUの本筋の舞台はアース616なので、そこでのプロフェッサーXやミスター・ファンタスティックらは無事、ということになる。◆「イルミナティ」のモルドとストレンジは一体どんな確執が!?アース838でドクター・ストレンジの代わりに「イルミナティ」のメンバーとなったのが、モルド(キウェテル・イジョフォー)。前作『ドクター・ストレンジ』では(アース616)、ネパールのカトマンズでカーマ・タージを探している際に暴漢に襲われたストレンジを助け、カーマ・タージに招き入れてくれた兄弟子だった。ところが、暗黒次元(ダークディメンション)の支配者ドルマムゥとの闘いでストレンジがタイム・ストーンを使ったことで、自然の摂理を破った代償に言及、モルドはその報いが必ず起きるとしてストレンジを敵対視することに。『ドクター・ストレンジMoM』のストレンジの発言から察するに、前作以降モルドに襲われたことがありそうだ。キウェテル・イジョフォー-(C)Getty Imagesアース838においても、やはりストレンジと確執があったよう。サノスとの闘いで「ダークホールド」をストレンジに渡し、「インカージョン」(マルチバースで宇宙同士が衝突し、その片方が消滅する)を引き起こすきっかけを作ったのはモルドではないかと616ストレンジに指摘されていたが、図星だったかもしれない。どの宇宙でも、天敵は天敵らしい。◆別の宇宙のクリスティーンも大活躍!ストレンジが『インフィニティ・ウォー』の“指パッチン”で5年間消えていたことから、クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)は別の男性チャーリー(ストレンジの大ファンだという)と結婚することに。ストレンジは「私の愛を時と共に」というクリスティーンからのメッセージが背面に刻まれた腕時計を壊れていても大事しており、未練たっぷり。でも、クリスティーンは「あなたは自分でメスを握らないと気が済まない」とストレンジを愛することを諦めたと明かし、「あなたは幸せ?」とストレンジに問いかける。レイチェル・マクアダムス Photo by Jeff Spicer/Getty Images for Disney“いま、幸せか?”という問いは本作の裏テーマともいえ、『エンドゲーム』の結末に納得しているつもりでいるストレンジは本作で何度もその問いを反芻することになる。一方、アース838のクリスティーンはイルミナティの研究施設で働いており、マルチバースにも詳しい。魔術の効力を失わせる「ニサンティの砂」を用いた手錠でストレンジを警戒するが、スカーレット・ウィッチの脅威が迫ると共闘することに。荒れ果てたサンクタムにいるシニスター・ストレンジがいる宇宙では、ゾンビ・ストレンジに「ドリームウォーク」する彼をがっちりサポート。悪霊を「ボムガリアスの火鉢」でやっつけた。「ボムガリアスの火鉢」といえば、『ドクター・ストレンジ』ではカリシリウスと闘う際「使えないのか?」とツッコまれ、火鉢を持って殴りかかっていたストレンジ(その直後に出会ったのが、健気で賢い“マント”である)。アース838のクリスティーンは使い方をちゃんと知っていた。そんなクリスティーンがどのストレンジも傲慢さは同じと閉口しながらも、彼の壊れた腕時計を持ち続けていたことにジンときた方も多いのでは?生きる宇宙は違えど、ストレンジもようやく「全ての宇宙で君を愛している」と本音を打ち明けることができた。◆ポストクレジットに現れたシャーリーズ・セロン演じる新キャラクターは?アース616の地球、ニューヨークに無事戻ったストレンジ。「ダークホールド」を用いて、ゾンビ・ストレンジに「ドリームウォーク」したことの代償として3つ目の眼が額に現れたものの、日常を取り戻し始めている様子のストレンジを紫色のコスチュームに身を包んだ女性が呼び止めている。シャーリーズ・セロンが演じるそのキャラクターはクレア。原作コミックでは、前作のラスボスで暗黒次元(ダークディメンション)を支配するドルマムゥの姪とされており、いずれストレンジのパートナーになるとされている。エンドクレジットの最後には「ドクター・ストレンジは帰ってくる」とあったが、今後のMCUではクレアのキャラクターもはっきりしてくるだろう。◆結局、サム・ライミ印のMCU映画!?アース838でピザ・ボールを売るおじさん、ピッツア・パパ役は、本作の監督サム・ライミの出世作にして代表作『死霊のはらわた』『死霊のはらわたll』で主人公を演じ、『スパイダーマン』3部作にもカメオ出演していた俳優ブルース・キャンベル。エンドクレジットではようやくストレンジの魔術が終わって嬉しそうだったが、これは『死霊のはらわたll』で悪霊に取り憑かれた自分の右手を究極の手段で止めたことへのオマージュ。そういえば同シリーズでも、主人公が禁断の「死の書」のページを開いたことで呪いが解き放たれていた…。サム・ライミ Photo by Frazer Harrison/Getty Imagesまた、冒頭のニューヨークでのバトルやカーマ・タージでのスカーレット・ウィッチの攻撃、足をひきずりながらストレンジたちを追う血まみれのアース838・ワンダの姿や、ポニーテールのディフェンダー・ストレンジの屍がゾンビとして蘇るシーンなどは往年のホラー映画を彷彿とさせる。スカーレット・ウィッチ=ワンダ役のエリザベス・オルセンが「ホラーショーのような雰囲気」と語る理由がよく分かる。多元宇宙をまたいで様々な出来事が起こってもさほど混乱もなく、退屈することがないのは、随所に見られるこうしたサム・ライミ印によるところが大きいだろう。MCUのフェーズ4では特に、『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督はもちろん、『エターナルズ』のクロエ・ジャオ監督、『ブラック・ウィドウ』のケイト・ショートランド監督など、元来はインディペンデント映画やジャンル系映画で知られた監督がMCUの世界で自分色を出していく傾向が強い。ライミ監督もホラーテイストのスーパーヒーロー映画として、ぎりぎりのラインを狙った感じだ。ティム・バートン作品や『エイジ・オブ・ウルトロン』などで知られるダニー・エルフマンの遊び心に溢れた音楽も、それにひと役買っている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVELドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月16日ドクターマーチン(Dr. Martens)は、世界初となるミュージアム展「ドクターマーチン コラボレーション ミュージアム(Dr. Martens COLLABORATION MUSEUM)」を東京・ドクターマーチン ショールーム TYOにて、2022年5月23日(月)まで期間限定で実施する。ドクターマーチン“世界初”のミュージアム展ドクターマーチンは、これまでのコラボレーションモデルのアーカイブを一堂に集めた世界初となるミュージアム展を開催。会場となるドクターマーチン ショールーム TYOでは、ドクターマーチン・ロンドン本社から集めた貴重なアーカイブモデルを展示する。また、店内のギャラリースペースには、コレクションブランドやストリートブランドなどとタッグを組んだ、コラボレーションシューズも展開する。さらに、ドクターマーチンは、裏原宿カルチャードキュメンタリームービー「Dr. Martens JUKEVOX JOINTS」も特設サイトにて公開をスタート。VERDY、オカモトレイジなどが参加する、こちらのフィルムも併せてチェックしてみて。【詳細】「ドクターマーチン コラボレーション ミュージアム」開催期間:2022年4月28日(木)~5月23日(月) 12:00~19:00※火曜・水曜日 定休。場所:ドクターマーチン ショールーム TYO住所:東京都渋谷区神宮前5-2-28 1F入場料:無料※展示しているアーカイブモデルの販売はなし。【問い合わせ先】ドクターマーチン ショールーム TYOTEL:03-6746-4898
2022年05月13日マーベル・スタジオが贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。いまやアベンジャーズの次代のリーダーと目されるストレンジは、演じるベネディクト・カンバーバッチやサム・ライミ監督の証言から、若手ヒーローたちと良い関係性を築いている理由が、“リーダーシップ”と、その一方でツッコミどころのある“チャーミングさ”にあることが分かった。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ヒーローとしては成長過程にいるスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)を導くメンター的役割も果たしているストレンジ。本作から登場する若きヒーロー、アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)との軽快な掛け合いが映し出されている映像でも、その一端が垣間見える。元天才外科医で、最強の魔術師であり、時間と空間を変幻自在に操る魔術と知性で世界を救ってきたドクター・ストレンジ。カンバーバッチは以前、「横柄にも見えるけど、みんな彼のことが好きなんです。ものすごく人を惹きつける魅力がありますからね」とストレンジのキャラクターについて解説。当初は傲慢さも目立ち、独りよがりな一面もあったが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』の戦いを経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去ったいま、アベンジャーズの次代のリーダーと目されており、カンバーバッチも「最初は自分のために行動することも多かったけれど、ある時から英雄的に行動するようになっていったんです。今はとても落ち着いています。最悪な事態に陥ってしまっても、彼は一歩先を行っているんです」とリーダーシップを発揮する存在へと成長したと語っていた。『ノー・ウェイ・ホーム』では、当初子ども扱いしていたピーターに対して「宇宙の半分の命を救った仲だ。遠慮しなくていい」とリスペクトを見せ、ピーターの危なっかしい行動をときに注意し、ときに手助けするなど、若きヒーローのメンター的立ち回りも披露した。一方で、ピーターやMJに「君たちも手伝うんだ」と事態の収拾を指示したストレンジに対し、MJから「お願いの仕方があるんじゃない?“してください”でしょ」と鋭く指摘されると、渋々「手伝って“ください”」と言い直すチャーミングさも。アベンジャーズのキーパーソンとしてさらなる活躍が期待されているストレンジは、本作で無限の可能性が存在するパラレルワールド“マルチバース”の秘密を握る少女のアメリカ・チャベスと出会う。ライミ監督は、「ストレンジはまだ“マルチバース”について学んでいるところなんです。今回は、その世界を旅することができる新キャラクターが登場します。普段のストレンジは知ったかぶりをしていたりするけど、今回は年の離れた若者から学ばなければならなくなるんですよ」と、今回もMCUの若手ヒーローとの交流が色濃く描かれることを示唆。チャベスは“マルチバースを行き来する”という特殊能力を持っており、まだまだ未熟なため、その力を自分の意志でコントロールすることができない。“マルチバース”の謎を解く鍵となる可能性を秘めている彼女だが、映像の中でもストレンジは、チャベスが発現した“マルチバース”の能力に思わず戸惑いの表情を見せてしまう“チャーミング”な姿を見せたかと思えば、息のぴったり合ったコンビネーションや掛け合いも披露。ヒーローとしての経験値には差があるとはいえ、次世代ヒーローと上手く関係性を構築しているストレンジのメンター的な姿がここでも垣間見える。今回の物語では、カンバーバッチが「本作では、ストレンジが自らの新しい一面を発見していく」と語っているように、これまで見せたことのない側面を見せ、さらなる成長を見せることにも期待してほしい。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月11日映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が全米公開に先駆けて5月4日に全国368館/874スクリーンで公開された。公開5日間で興行収入は約12億1,338万円、動員数は788,537人を記録した。本作は、『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後の物語となっており、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作。週末2日間では、興行収入3億4376万円、208,797人を動員し、マーベルファンのみならず多くの観客が朝から劇場におしかけた初日の動員は308,623人、興行収入4億3,013万5,780円と実写映画No.1の好スタートを切った本作。この初日成績は、世界歴代興収2位、世界興収27億 9,750万ドルの『エンドゲーム』、世界歴代興収6位で世界興収18億9,259万ドルの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に次ぐ、MCUの28本の作品の中でも歴代3位の記録(※5/5現在 Box Office Mojo調べ)であり、『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を上回るオープニングだ。客層は10代・20代の男性を始め、若いカップルや女性、小中学生などの家族連れや高校生グループなど、幅広い年代の観客が劇場を訪れ、レイトショーも各劇場は賑わいをみせ、Twitter上にはいち早く本作を鑑賞した観客から、「かなりの神作!めちゃくちゃ面白かった!」「2時間とは思えないボリューム!」「映像と音楽がダイナミックで終始圧倒されっぱなし!」といった熱い感想が多く寄せられている。また、様々なフォーマットで幅広い客層を集め、パンフレットも売り切れが続出しているほど、ファンの加熱ぶりが伺える。全米でも5月6日に公開し、約1億8,500万ドルを叩き出して今年No.1のオープニング成績を記録。49の国と地域でも公開され、約2億6,500万ドルを超えるNo.1大ヒット。全米、世界各国の興行成績は約4億5,000万ドル、日本円で約584.5億円となっている(1ドル 129.89円換算/Box Office Mojo調べ)。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月09日5月7日、8日の全国映画動員ランキングは、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が首位をキープし、4週連続トップに立った。ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めるマーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は初登場2位にランクイン。本作でドクター・ストレンジは、突然現れた無限の可能性が存在するパラレルワールド“マルチバース”で、新たな脅威に立ち向かう。監督は、サム・ライミ。出演は、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォーら。公開3週目の『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』と、公開4週目の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』はそれぞれワンランクダウンの3位、4位につけている。そのほか新作では、櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が阿部サダヲと岡田健史の主演で映画化した『死刑にいたる病』が初登場5位に入った。連続殺人で世間を震撼させた犯人から、ひとつの冤罪証明を依頼された大学生が、真相を解明するために奔走する姿を描くサイコサスペンスで、岩田剛典、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、中山美穂らが出演している。公開8週目の『SING/シング:ネクストステージ』や、公開10週目の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』もベスト10入りを続けている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』次週は『劇場版 おいしい給食 卒業』『シン・ウルトラマン』『バブル』『EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉』『流浪の月』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』2位『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』4位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』5位『死刑にいたる病』6位『劇場版ラジエーションハウス』7位『SING/シング:ネクストステージ』8位『劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編』9位『ホリック xxxHOLiC』10位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』
2022年05月09日5月6日から8日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのはマーベルの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だった。現地時間日曜日午前中段階での推定売り上げは1億8,500万ドル。確実な数字が出るのは月曜日で、業界内では1億9,700万ドルまで行く可能性もささやかれている。いずれにしても、これは、パンデミックが始まって以来では『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に次ぐ2番目のオープニング成績だ。2位はドリームワークス・アニメーションの『The Bad Guys』。3位は公開5週目を迎えてもまだ堅調な『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』。4位は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』、5位はミシェル・ヨー主演の『Everything Everywhere All at Once』だった。文=猿渡由紀
2022年05月09日サム・ライミ監督の『ダークマン』の続編が製作されるかもしれない。「The Wrap」最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』について、ライミ監督にインタビューしていた流れで「『ダークマン』の続編を作りたいですか」と尋ねたところ、「そうですね」という答えが返ってきたという。「ユニバーサルが『ダークマン』の続編について話しています。プロデューサーも参加しています」と具体的に語った。「私はこの映画(『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』)でとても忙しかったので、その話をまだ聞いていないし加わってもいないのですが。でもクールだと思います」。『ダークマン』は、1990年に製作されたスーパーヒーロー映画。リーアム・ニーソンがタイトルロールを演じた。大ヒット作とはならなかったものの、現在まで息の長いカルト的人気作となっている。『ダークマン』(C) APOLLOライミ監督はリーアムがダークマンを再演する可能性について、彼次第であるということをほのめかしている。「やりたがっているかはわかりませんが…彼は素晴らしいと思いますよ」とリーアムに太鼓判を押した。リーアムはというと、先月、「Comicbook」とのインタビューで「『ダークマン』の続編に興味はありますか」と聞かれ、「いい質問ですね。脚本に興味があります。とてもね」と前向きな答えをしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月06日コロナ禍の影響をまともに受ける中でスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新章、フェーズ4。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『エターナルズ』といった全く新しいヒーローたちの登場に加え、『ブラック・ウィドウ』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではこれまで活躍してきたヒーローの物語が1つの区切りを迎えた。そんなフェーズ4の幕開けとなったのは、Disney+(ディズニープラス)オリジナルドラマ「ワンダヴィジョン」だ。同作は5月4日(祝・水)より公開『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下『ドクター・ストレンジ/MoM』)の物語に直結、ワンダのスクリーン再登場はファンをワクワクさせている。これまでディズニープラスのマーベルドラマでは、ワンダとヴィジョン、ファルコンとウィンター・ソルジャー、ロキ、ホークアイとお馴染みのMCUキャラクターを深掘りし『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の彼らや、もう1つの物語を描いており、初めて出会うヒーロー・ムーンナイトも現れている。彼らはこれからのMCUの映画にどう関わってくるのか、もうスルーはできないマーベルドラマのキャラクターたちをふり返った。※以下、これまでのMCUのネタバレを含みます。ご注意ください。★『ドクター・ストレンジ』最新作に繋がる!超現実スリラー・アクション「ワンダヴィジョン」ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ソコヴィア生まれのワンダ(エリザベス・オルセン)は両親を内戦で亡くしてヒドラに傾倒、インフィニティ・ストーンの1つ“マインドストーン”の実験でテレキネシスとテレパシーの能力を得る。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のエンドクレジットに双子のピエトロと登場、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で本格的にMCUに現れ、その後、アベンジャーズとして活躍した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のサノスとの戦いでは、もはや1人で倒せてしまうのでは?と思うほどのパワーを見せたが、ヴィジョン(ポール・ベタニー)を失った彼女はニュージャージー州ウエストビューで町中の人々をコントロール、シットコムの世界を作りあげる“マキシモフ事変”を引き起こす。シットコムの中ではトミーとビリーという双子も誕生した。両親、ピエトロ、そしてヴィジョンとあまりにもつらい喪失と孤独に襲われてしまったワンダ。ワンダにとって幸せの象徴であるアメリカの“シットコム”を自分なりに焼き直して、虚構の幸せの中で悲しみを誤魔化してきたのだ。ところが、詮索好きの隣人アグネスの振りをした魔女アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)との戦いの中で、スカーレット・ウィッチとして覚醒する。アガサによれば、スカーレット・ウィッチは無から有を生み出せるカオス・マジックなるものを操り、至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)を上回る力を持つという。至高の魔術師の称号は『ドクター・ストレンジ』ではエンシェント・ワン、『エンドゲーム』まではストレンジが引き継ぎ、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではウォンが得ている。まさしく『ドクター・ストレンジ/MoM』に繋がる展開だ。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ドクター・ストレンジも『エンドゲーム』で宇宙を守るための“たった1つ”の道をアイアンマンに選ばせたことで、ワンダと同じように悲しみと痛みを抱えている。そして『ノー・ウェイ・ホーム』では、“禁断の魔術”を使用してマルチバースの扉を開き世界の危機を招き、スパイダーマン/ピーター・パーカーを誰もが忘却するという衝撃の決断を下して何とか事態を収束させたばかり。『ドクター・ストレンジ/MoM』予告編でワンダが言う「ルールを破ったことであなたはヒーローにだけど私は悪役に不公平よね」というセリフが気にならずにはいられない。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』モニカ・ランボーソード(S.W.O.R.D)捜査官。『キャプテン・マーベル』(2019)で知られる母マリア・“フォトン”・ランボーを、指パッチンで消えている間に亡くしたモニカ(テヨナ・パリス)。ワンダの作った結界に3度も入ったことでその細胞が書き換えられ、特別なパワーを宿した。ワンダに対し、「悪者にならないで」と寄り添い続けた味方といえるキャラクター。キャプテン・マーベルの名前が出た際に微妙な表情を浮かべていたのがやや気がかりではあるが、『キャプテン・マーベル』の続編『The Marvels』(原題/2023年7月28日全米公開予定)に登場する。アグネス/アガサ・ハークネス詮索好きの隣人アグネスの正体は、ワンダを闇落ち(?)させた魔女アガサ・ハークネス。スピンオフドラマ「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス(AGATHA:House of Harkness)」以外に、MCU映画に出演する可能性もある。MCUにおいて、最初にワンダに向かってスカーレット・ウィッチと呼んだのはアガサ。そのほか、『アントマン&ワスプ』のジミー・ウー捜査官(ランドール・パーク)、『マイティ・ソー』シリーズのジェーン(ナタリー・ポートマン)の親友で助手のダーシー・ルイス(カット・デニングス)も登場。もし、2人がほかのMCU作品にも登場してくれたらファンは大歓喜するだろう。なお、ワンダが見せたシットコム中のCMには「ネクサス(Nexus)」も登場していた。これは「ロキ」で描かれる時間軸の分岐を起こす“分岐イベント”を意味する。★キャプテン・アメリカの意志を継ぐ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」サム・ウィルソン/ファルコン→キャプテン・アメリカアンソニー・マッキーファルコン(アンソニー・マッキー)は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースと知り合い親友となり、アベンジャーズの一員に。復活の“指パッチン”後、混沌を極める世界では超人血清を打たれた少女カーリ率いる“フラッグ・スマッシャーズ”が自由を求めるゆえにテロ行為を繰り返しており、ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)と共にそれを止めようとする。一時、盾はジョン・ウォーカーが手にして2代目キャプテン・アメリカを名乗ったものの、サムが葛藤と戦いの末に新たなキャプテン・アメリカとして立ち上がる。新スーツはワカンダ製。バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』(2010)から登場したキャプテン・アメリカの唯一無二の幼馴染。ヒドラによって改造され、洗脳により過去50年で20件以上の暗殺に関与。トニー・スターク/アイアンマンの両親も手にかけた。スティーブが去った後、贖罪の日々を送る中でファルコンと再び組み、超人血清と“フラッグ・スマッシャーズ”の行方を追った。バロン・ジモ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でアベンジャーズ内紛のきっかけを作ったジモ(ダニエル・ブリュール)は、実はソコヴィアの男爵“バロン”だった。超人血清の謎を追うためファルコンたちは彼の手を借りることになり、無法地帯の島マドリプールへ向かう。結局、その身柄はワカンダの親衛隊ドーラ・ミラージュに引き渡された。このほか、ファルコンやウィンター・ソルジャーと対立後、盾に頼らず人々を守るヒーロー“USエージェント”となったジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)。そして、ペギー・カーターの姪で、マドリプールで暗躍するパワー・ブローカー当人であったシャロン・カーター(エミリー・ヴァンキャンプ)の今後の動向はどんな作品で描かれるだろうか。ジョン・ウォーカーをスカウトした謎の女性は、“ヴァル”ことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)。『ブラック・ウィドウ』(2021)のエンドクレジットにも登場し、姉ナターシャを亡くしたエレーナにホークアイの写真を見せている。ジュリア・ルイス=ドレイファス★初のシーズン2決定!謎解きタイムトラベル・スリラー「ロキ」ロキ『マイティ・ソー』(2011)から登場、『アベンジャーズ』(2012)でニューヨークをめちゃくちゃにしたソーの義弟ロキ(トム・ヒドルストン)。悪戯の神、“裏切り王子“の異名を持つ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でサノスに倒されたはず…だが、今作のロキは『エンドゲーム』の劇中、“タイム泥棒”作戦によりアイアンマンたちが2012年のニューヨーク決戦に向かった際に四次元キューブで逃亡したロキだ。“正しい時間の流れ”(神聖時間軸)とは別の時間軸を生みだしてしまったことで、ロキは謎の組織TVA(時間変異取締局)に捕らえられる。やがて“もう1人のロキ”=シルヴィとともに“虚無空間”へ飛ばされたロキは、“在り続ける者”から神聖時間軸を守る意味とマルチバースについて聞かされる。なお、「ロキ」のクリエイターは『ドクター・ストレンジ/MoM』の脚本も手がけているマイケル・ウォルドロン。シルヴィ別の時間軸に存在し、TVAに剪定されたロキの変異体シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)。TVAから1人で逃げ続け、様々な時間で事件を起こしてきた。ロキよりはハチャメチャなところがあり、人を欺くことが得意なロキのさらに上手を行くような一面も。シルヴィが“在り続ける者”を殺害したことで、TVAが様変わりしたことがシーズン1の最終話で描かれた。ちなみに、7月8日(金)公開『ソー:ラブ・アンド・サンダー』には、ジェーン役のナタリー・ポートマンがマイティ・ソーとして登場する。「ロキ」の時間軸と何か関係があるのか否か注目だ。“在り続ける者”ロキとシルヴィが「シタデル」と呼ばれる砦で出会う、神聖時間軸の管理者でTVAの黒幕ともいえる存在、“在り続ける者”(ジョナサン・メジャース)は31世紀の地球でマルチバースの存在に気づいた科学者。2023年2月17日全米公開予定『アントマン』第3作目に登場する、征服者カーンの変異体とされる。コミックでは『ファンタスティック・フォー』にも関わりがある人物。「ロキ」はシーズン2が決定しており、メビウス(オーウェン・ウィルソン)やラヴォーナ・レンスレイヤー(ググ・バサ=ロー)が続投する。★アベンジャーズを辞めたい男が後継者と出会う?「ホークアイ」ホークアイ/クリント・バートンS.H.I.E.L.D.のエージェントでアベンジャーズのオリジナルメンバー、ホークアイ(ジェレミー・レナー)。これまで何度もアベンジャーズ引退を考えてきた彼は、クリスマスシーズンに家族と過ごすことを約束していたはずが、ローニンと呼ばれ闇の稼業を引き受けていたころの因縁と対峙する。ケイト・ビショップを相棒(後継者?)として認める。妻ローラ(リンダ・カーデリーニ)もS.H.I.E.L.D.のエージェントだったことが明かされた。ケイト・ビショップ/2代目ホークアイ?ヘイリー・スタインフェルド『アベンジャーズ』でニューヨークが襲われて以来、ホークアイに憧れている若き弓の名手ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)。ホークアイに半ば強引に弟子入りした、エネルギーに満ち溢れた次世代ヒーローながら、母エレノアが大物ギャングのキングピンと繋がっていたことにはショックを受ける。ホークアイを狙うエレーナとは不思議な友情関係(?)を築く。エレーナ/2代目ブラック・ウィドウ?フローレンス・ピュー『ブラック・ウィドウ』で活躍したエレーナ(フローレンス・ピュー)は、エレノア→ヴァルの依頼を受けてホークアイを暗殺しようとするが、ナターシャの最期を知って和解。エレーナとケイトのタッグは誰もが望んでいるはず。なお、「Marvelデアデビル」のヴィラン、キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)が登場!父親を殺したキングピンによって育てられた聴覚障がいを持つエコー/マヤ(アラクア・コックス)が主人公の「ECHO/エコー」(原題)も準備されている。「Marvelデアデビル」とも関わってきそうな予感大。★全く新しい多面的ヒーロー「ムーンナイト」マーク・スペクター/スティーヴン・グラント/ムーンナイト「ムーンナイト」アベンジャーズでもなく、これまでのMCUにも登場していない新キャラクターのドラマで、児童虐待のトラウマから複数の人格が生まれ解離性同一症となったマーク/スティーヴン(オスカー・アイザック)が主人公。エジプト神話に登場するコンスのアバターとなった彼らは、自分の過去と向き合う。アドベンチャーアクション、ホラー、サスペンスと、最もシリアスでジャンルレスなドラマになっている。最終話の配信は『ドクター・ストレンジ/MoM』公開日と同じであり、どんな結末、そしてMCUとの繋がりが用意されているのか引き続き注目だ。★キャプテン・マーベルに憧れるムスリムの女子高校生「ミズ・マーベル」カマラ・カーン/ミズ・マーベル「ミズ・マーベル」アベンジャーズの大ファンであるパキスタン系アメリカ人の高校生カマラ(イマン・ヴェラーニ)が新ヒーローに。キャプテン・マーベル、モニカ・ランボーらが登場する『The Marvels』(原題)に参加予定。6月8日(水)より配信開始。なお、2022年内配信「シー・ハルク」(原題/SHE HULK)はシー・ハルク/弁護士ジェニファー・ウォルターズ(タチアナ・マズラニー)が主人公で、ハルク(マーク・ラファロ)などマーベルのキャラクターが登場する。「アイアンハート」(原題/IRONHEART)の天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)は、シュリ(レティーシャ・ライト)、ナキア(ルピタ・ニョンゴ)、オコエ(ダナイ・グリラ)らが再集結する『Black Panther: Wakanda Forever』(原題/11月11日全米公開)に登場することが分かっている。※「Marvelデアデビル」などもディズニープラスで配信!?『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に弁護士マット・マードック(チャーリー・コックス)としてカメオ出演を果たしたデアデビル。「Marvelデアデビル」をはじめ「Marvelジェシカ・ジョーンズ」「Marvelルーク・ケイジ」「Marvelパニッシャー」「Marvelアイアン・フィスト」「Marvelザ・ディフェンダーズ」はNetflixから引き上げられ、ディズニープラスのアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドでは3月より配信開始。日本でもいずれ配信されるだろう。※MCU初のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」アニメシリーズだが、マルチバースや別の時間軸を思わせる“もしもの物語”を描いている。ペギー・カーターが超人血清を投与されキャプテン・アメリカになったり、ブラックパンサーことティ・チャラがヨンドゥ率いる“ラヴェジャーズ”の一員になっていたり、まったく別人のようなドクター・ストレンジが登場するエピソードも!シーズン2が決定している。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021ソー:ラブ&サンダー 2022年7月8日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年05月05日マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、日本公開(全米公開は5月6日)を前日に控えた日本時間5月3日(火)、 ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催され、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、“アベンジャーズ最強の魔女”ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンらが登場した。この日は、カンバーバッチやオルセンほか、 “魔術師を率いるリーダー”ウォン役のベネディクト・ウォン、“物語のカギを握る新キャラクター” アメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメスら、『スパイダーマン』(02、04、07)シリーズで知られる本作の監督サム・ライミ、マーベル・スタジオの社長であり本作のプロデューサーも務めるケヴィン・ファイギなど、超豪華メンバーが集結した。ドクター・ストレンジが無数のパラレルワールドが存在する“マルチバース”の世界に挑む本作。未だ多くの謎に包まれたマルチバースから新たな脅威が迫る中、ストレンジは全く同じ姿ながら邪悪な雰囲気を纏う“もう1人の自分”と対峙することになるが、そんなマルチバースの世界観を彷彿とさせる、数多くのストレンジに扮したファンの熱気と歓声に包まれたワールドプレミアが開催。スーツをスタイリッシュに着こなし登場したストレンジ役のカンバーバッチは、「観客やファンの方々と一緒に映画を観ることができることにとてもワクワクしていますよ。映画にとってそれが一番大事なこと。ずっとそうすることを熱望していました!」と喜びを語る。予告編では、髪型の違う精悍な顔つきのストレンジや、混沌とした世界を予感させる異形な姿のストレンジなどが垣間見え、“予測不能”な展開に日本でも期待が高まっているが、カンバーバッチは「日本のファンの皆さん!!君たちはその他の全世界の人たちよりも、早くこの映画を観ることができるんだ。その特典を存分に楽しんで貰いたいと思う。でも、観たことを全て秘密にしたままにしておいてほしい。映画を観て気に入ったら、気に入った、好きだという言葉は拡散してほしいけど、どうして好きなのかは言っちゃだめだよ!」と、いち早く公開を迎える日本のファンに向けてメッセージを送った。「これまでに見たことがないワンダの側面を見ることに」また、シックなブラックのスーツで登場したワンダ役のオルセンは「こういうプレミアってもうずいぶん長い間、私自身は参加していなかったから、すごくいい気分です。こうやって観客やファンの方々と直接おめでとうと言いあえるような経験ができることは、とても気持ちがいいこと」と、プレミアに参加したことへの喜びをまず語る。「この作品の物語は、『ワンダヴィジョン』からの流れの中の続きと思ってもらっていいと思います。これまでに見たことがないワンダの側面を見ることになると思います。私は観客の皆さんがそれを目にすることに、恐れおののいているのと同時に、とてもワクワク、胸を躍らせているところです」と、マルチバースの世界を舞台に描かれるワンダの新たな姿を示唆した。キーパーソン、アメリカ・ チャベス役ソーチー・ゴメスも意味深コメントウォン役のベネディクト・ウォンは「私の演じた役ウォンはソーサラー・スープリームとなり、それに伴ってより大きな責任を負うようになります。今回の作品では、ウォンとともにたくさんのアクションを見ていただけると思っています。ファンの方々にはその辺りを楽しんでいただければと思います!」と見どころをコメント。さらに、“マルチバースの世界を行き来できる”という特殊能力を持った、本作の重要なカギを握るアメリカ・ チャベス役のソーチー・ゴメスは「興奮しています。ここに居られるなんて、 超ラッキー!(笑)」と、持ち前の明るさで MCUの一員となったことへの喜びを語る。そして本作を目撃する日本のファンに向け、「皆さんがこの映画を気に入ってくれることを祈っています。必要以上に混乱しないことを願っているのですけど、そうすれば、もう一度劇場に足を運んでくれることになるのかな...たぶん、その方がいいかも(笑)」と興味をそそるコメントも。そのほかにも、“ストレンジの元恋人”クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスら豪華キャストも登場し、大盛況のプレミアイベントとなった。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月04日ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」と、ファンタジーRPG「CARAVAN STORIES(キャラバンストーリーズ)」のスピンオフ作品『キャラスト魔法学園』のコラボレーションイベント「『キャラスト魔法学園』プレイヤーキャラクター声優オーディション!!」が、1日より開催されている。同オーディションは、「17LIVE」でライバーとして活動中、もしくは活動予定の女性もしくは、V-LIVERであれば、誰でも参加可能。アプリ内イベントにて上位に入賞したライバーの中から、最終オーディションで選ばれた2名は、プレイヤーキャラクター「エメット」または「レリオーラ」の声優としてデビューすることができる。なおオーディションの開催期間は、1日15時〜14日23時59分まで。
2022年05月03日つくりがしっかりしていて歩きやすさも抜群のドクターマーチンから、夏の新作コラボサンダル『Dr. Martens ROSE BUD EXCLUXIVE』が販売中★■Dr. Martens ROSE BUD EXCLUXIVEはどんなサンダル?今シーズンの新モデル、AVRY(エイブリー)は、HYDROレザーを使用していて、足にフィットするように フロントに親指が入るトゥポストがついています。足首付近にはシルバーの金具をあしらっていて、カジュアルすぎない洗練された印象に。ドクターマーチンのシンボルでもある、かかと部分のヒールループ、イエローのステッチも健在。頑丈で軽量なシャークソールがついているので、ごつめなのに重くなく足が疲れないのもありがたい♡どんなスタイリングにも合わせやすいこの夏大活躍の一足になりそう。Dr. Martens厚底サンダル価格:19,800円(税込み)カラー展開:ホワイト・ブラック※品番が異なりますサイズ展開:3(22cm)/4 (23cm)/5(24cm) ROSE BUD ルミネエスト新宿店 03-5368-2767東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿1F あわせて読みたい🌈ドクターマーチンを正しくお手入れしよう!必要なアイテムやケアのコツも
2022年05月03日アベンジャーズの中心人物としてさらなる活躍が期待され、注目度が高まっている“最強の魔術師”ドクター・ストレンジ。2017年には、ヒーロー誕生の瞬間を描いた映画『ドクター・ストレンジ』が大ヒットとなりましたが、続編『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』がついに日本でも幕を開けます。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。松下奈緒さん【映画、ときどき私】 vol. 479前作に引き続き、日本版声優陣のひとりとして本シリーズに参加しているのは、女優でミュージシャンの松下さん。劇中では、ストレンジが唯一心を許せる元恋人・クリスティーンの声を担当しています。今回は、声優としての苦労や使えるようになりたい魔術、そして気持ちの切り替え方法などについて、語っていただきました。―クリスティーンを演じるのは、久しぶりだったと思いますが、感覚はどのようにして取り戻しましたか?松下さんまずは、前作を日本語吹替版で何度か観ました。5年前の自分がどういうふうに演じていたのかを確認したかったので。ただ、やっぱりおもしろい作品なので、つい声のことを忘れて没頭してしまいました(笑)。―演じるうえで、前回との違いなども意識されていたのでしょうか。松下さんアフレコのときに、いまの私のトーンがベストと言っていただいたので、心がけたのは、ナチュラルなクリスティーンを表現することでした。時間は経過していますが、キャラクターとして大きく変化しているわけではないので、何かをプラスアルファすることもなく、いまの私を活かしました。クリスティーンは、女性が憧れるような存在―ご自身にとっては、前作が声優初挑戦作品でしたが、声優ならではの難しさもあったのでは?松下さん普段とは、別の筋肉を使っているような感覚で、まったく違いましたね。特に、どうやって声だけで感情移入したらいいのかが難しかったです。自分が思っている120%を出してちょうど良いときもあったくらいなので。ほかの声優さんの声も聞かせていただきましたが、決してオーバーではない抑揚の付け方が素晴らしくて、これは“魔法”だなと感じました。ただ、今回は前作があったおかげで、すんなりとクリスティーンに戻れたのはよかったかなと。ストレンジと向き合うシーンもたくさんあったので、前回よりも気持ちが高ぶるところは多かったと思います。―そのなかでも、印象に残っている場面を教えてください。松下さんストレンジがクリスティーンと2人っきりになるシーンは好きでしたね。葛藤する2人の距離感や間など、揺れ動く感じがとてもよくて、泣きそうになりました。マーベル作品なのでヒーローものではありますが、そこだけはラブストーリーみたいで、2人にはふさわしいシーンだったと思います。―とても楽しみです。ちなみに、ご自身とクリスティーンに共通点や似ているところはありますか?松下さん声のトーンが似ているのかな?と感じますが、あとはどうでしょうか?(笑)。クリスティーンは、かわいいし、聡明だし、ユーモアのセンスもあって、ウィットに富んだことも言える。優しさと守るべきものを守れる強さも兼ね備えているので、女性が憧れるような存在。そういう意味でも、こういう人になりたいなと思う部分はたくさんありました。ストレンジがついに“真のヒーロー”になったと感じた―本当に、魅力的ですよね。ほかにも、お好きなキャラクターはいますか?松下さん今回は、ウォンが意外とチャーミングでよかったですね。前作では、図書館の守護者として、近寄りがたい雰囲気がありましたが、最新作ではかわいいなと思えるところもあったので、見方がかなり変わりました。―強面とのギャップがいいのかもしれないですね。今回のストレンジで注目すべきポイントといえば、どんなところでしょうか。松下さんクリスティーン目線で言うと、精神的にすごく大人になったなと思いました。もともとヒーローになるべくしてなったというよりも、事故に遭ったが故にそうならざるを得なかったのほうが大きかったですが、5年を経てまったく別人格に。頭がよくてクールなところはそのままですが、本当にかっこよかったです。ついに“真のヒーロー”になったんだなと感じました。―そのストレンジといえば、さまざまな魔術を駆使して活躍していますが、もし松下さんが魔術を持てるとしたら?松下さんもし魔術が使えるなら私は瞬間移動がしてみたいですね(笑)。あの技術を習得するまでにはいろんな修行をしないといけないですが、どこにでも行けるのはいいなと思いながらいつも見ています。―もし使えたら行きたいところは?松下さんアフリカです。というのも、コロナ禍になる前、最後に行った海外がケニアで、大自然のなかで堂々と生きる動物たちの姿が素晴らしくて感動したので、もう一度あの光景を見られたらいいなと。勿論、飛行機に乗って行くのも楽しいのですが、魔術が使えたら使ってみたいですよね(笑)。年齢は意識せず、自然のバランスに委ねている―誰もがほしい魔術ですね。前作から5年ということで、ご自身の5年を振り返ってみていかがですか?松下さんやっぱり一番はコロナによって、どう生きていくのかというのは大きく変わったところだと思います。「自分がやるべきことは何なのか」や「こんなことをやってみたいな」とかいろんな意味で自分を見つめ直す時期になりました。人と会ってお話できることもありがたいですし、普通だと思っていたことが当たり前ではなかったんだと改めて感じています。―30代でも前半から後半になったことで、心境の変化もあったのではないかと思いますが。松下さんそれが、まったくないんです(笑)。周りからは「35歳を過ぎるといろんなところが言うこと聞かなくなるよ」と言われてはいましたが、そんなことを感じていられないというか、感じないようにしています(笑)。当然そういうこともあるとは思いますが、年を重ねただけいいこともあるはずなので、意識せずに過ごしていきたいなと。「40歳手前だから……」ではなく、「37歳も楽しいよ!」という感じで好きなことをしてきたいです。―松下さんは女優やミュージシャンとして幅広くご活躍されていますが、お仕事のバランスはどうされているのでしょうか。松下さん私の場合、バランスを取ろうとするとバランスが崩れてしまうので、女優も音楽活動も線引きすることなく自然に委ねています。そんなふうに、自然に作ってきたバランスにこれからも乗り続けていきたいです。今後は、自分に合う仕事の仕方をもっと増やしたい―ということは、オンオフも意識せずに切り替わっていると。松下さんそうですね。そもそも私はオンオフがあまりないほうなので、流れに逆らわないようにしています。あとは家に帰ってきて、愛犬に触ったらオフになりますね。本当に私の生きがいなので。あまり相手にしてもらえないときでも、勝手に話しかけています(笑)。心のよりどころでもあるので、いてくれるだけで助けられている感じです。―癒されますね。そのほかに、スタイル維持のために欠かさずしていることがあれば、教えてください。松下さん規則正しい生活を続けるのはなかなか難しいですが、なるべく同じ時間にご飯を食べるようにしたり、夜8時以降は食べないようにしたりというのは心がけています。あとは、犬と散歩に行くくらいですね。―今後挑戦してみたいことはありますか?松下さんここ10数年は、仕事の内容としては大きく変わってはいませんが、アプローチの仕方が少しずつ変化しているのは自分でも感じています。やることは変わらないけど、やり方が変わってきているとでも言いますか。自分に合うやり方や曲の作り方など、もっといい方法をこれからも新たに増やしていきたいと考えています。意識しているのは、翌日までひきずらないこと―今回、海外作品の吹き替えに携わることで、ご自身も海外作品に出演してみたいと思うことはなかったですか?松下さんまずは、英語をがんばらないとですよね。洋画は好きなので、広い夢として頭の片隅にはありますが、その前にやるべきことがたくさんあるなと……。でも、もし機会があればチャレンジしたいと思います!―それでは最後に、ananweb読者へメッセージをお願いします。松下さん私がいつも思っているのは、「今日あったことは翌日までひきずらない」ということ。もちろん、うまくいかなかったことや悪いことを1日で吹っ切れないときは私にもありますが、2~3日くらいで忘れる意識は持っています。そうすると、楽しかったことは倍増されて、嫌なことはすっと消えていきますから。そんなふうに、1日を精査してから寝るというのはたまにしていますが、自分のなかでいいことを膨らませていく習慣は20代からしておけばよかったなと感じています。そういう考え方ができるようになったのは、この仕事を始めてからですが、うまくいかないことや納得いかないことは、どんな仕事にもありますよね?ただ、そういう気持ちを切り替えて眠れば翌朝の気分も違う気がするので、良くも悪くも自分次第ですよね。いい意味で忘れて、ポジティブに考えることを意識するというのは、ひとつの方法だと私は思っています。インタビューを終えてみて……。凛とした佇まいと、知的なオーラを放っている松下さん。まさにクリスティーンのように女性が憧れる存在だと感じました。シリーズ最新作では、松下さんがオススメするシーンにも注目しながら、ストレンジとクリスティーンの恋の行方もぜひお楽しみに。新たな次元の扉が開く!ドクター・ストレンジと仲間たちによって繰り広げられるのは、マーベル史上最も予測不能と言われる壮絶な戦い。時間と空間を超越した圧倒的なスケール感と見たこともないような驚異の映像は、あなたを別世界へと連れて行ってくれるはず。取材、文・志村昌美ストーリー元天才外科医にして、アベンジャーズ最強の魔術師とされるドクター・ストレンジ。時間と空間を変幻自在に操る魔術を持っていたが、最も危険とされる禁断の呪文によって、“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちたパラレルワールドの扉が開かれてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻そうと試みるも、もはやどうすることもできないほどの恐るべき脅威が、人類と全宇宙に迫っていた。そんななか、ストレンジの前に立ちはだかる最凶の敵は、魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった……。目が離せない予告編はこちら!作品情報『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』5月4日(水・祝)より全国公開配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©Marvel Studios 2022
2022年05月02日マーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』がいよいよ5月4日(水・祝)から公開になる。本作は字幕版だけでなく日本語吹替版も公開が決まっており、これまで通りベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジを俳優の三上哲が演じる。カンバーバッチの吹替を繰り返し担当する三上は本シリーズをどう観ているのか? 愛情を込めて“ベネさん”と呼ぶカンバーバッチの演技のポイントは? 公開前に新作の内容に触れないよう注意して話をきいた。アベンジャーズにはアイアンマン、スパイダーマンなどさまざまなメンバーが存在するが、その中で最も謎に満ちていて、今後のマーベル・スタジオ映画を語る上で最も欠かすことのできない人物がドクター・ストレンジだ。2017年の映画『ドクター・ストレンジ』で初めて姿を見せた彼は、天才外科医だった。しかし、ストレンジは自動車事故で両手に致命的な怪我を負い、人生を回復させるために彷徨する中で神秘の力をもつ指導者エンシェント・ワンに出会う。この世のものとは思えない魔術の世界に遭遇したストレンジは戸惑う。しかし、彼はエンシェント・ワンに弟子入りする。「1作目の映画では、ストレンジのさまざまな表情、ベネさんのさまざまな演技が描かれていましたよね」と三上は振り返る。「ですから、日本語吹替版の収録では彼の演技に寄り添って、彼についていく感じでした。こちらが画面の中の演技から、どれだけ汲み取ることができるのか? そして汲み取ったものを自分の身体を通して、どこまで声で演じることができるのか? そこがポイントでした」弟子入りしたばかりのストレンジは有能な男ではあるが、ある意味では自分本位で、少し身勝手。憎めないキャラクターだが、どこか上から目線な人物だった。しかし、彼は熾烈な戦いに巻き込まれ、魔術の世界の可能性と恐ろしさに触れることで変化を遂げていく。「ストレンジは最初は戦うことに対して反抗していましたし、相手を倒すことに対してすごく傷ついていて、映画の最後あたりでやっと責任感が出てくる。つまり、1作目は彼がヒーローになるまでの映画だったんですね」その後、魔術を使い空間や時間を自在に操るドクター・ストレンジは、アベンジャーズの中で重要な役割を果たす人気メンバーに成長していった。観客もストレンジの“スゴ腕で、達観しているようだが、どこか抜けてる部分もある”ところに大きな魅力を感じているようだ。「そうなんです。ただのイヤな奴じゃないんですよね。そこはベネさんがしっかりと演じてくれています。だから収録では彼の表情や声のトーンをよく観て、よく聞いて、彼とまったく同じトーンにするのではなくて、彼がどのような意図で言っているのか汲み取った上で日本語吹替版に落とし込んでいます。ベネさん自体がすごくチャーミングな人だと思いますし、個人的にはグッと入り込んで戦うシーンよりもストレンジのちょっと抜けている部分というかコミカルなシーンが好きだったりします(笑)」三上はドクター・ストレンジの表情、声のトーン、そのシーンで置かれている状況を漏らさずに汲み取って声の演技に反映している。じっくりと観察し、キャラクターに迫る中で見えてきた“ストレンジの魅力”もあるようだ。「観ていると“ストレンジの立ち方”というものがあるのかな? と思うんです。芯が通っていて、スッと立っている。というのも、画面の中のキャラクターの姿勢がいいと、こちらの姿勢もよくなるんです。逆に猫背のキャラクターを演じるときには、片足に体重をかけた状態でしゃべったりもします。姿勢というか立ち方によって世界の見え方は変わってくると思うんです。ストレンジはシリーズ全体を通して、スッと立って世界を見つめながら話しているイメージがあります。もちろんシーンによってはコミカルだったり、苦しい状態だったりしますから、こちらとしては自分の重心を少し変えたりしながら、可能な限り画面の中のキャラクターと同じ感覚に陥った状態でセリフを言いたいんです」『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では最強の敵サノスの出現によってアベンジャーズのメンバーはこれまでにない窮地に立たされたが、そこでもドクター・ストレンジは揺るがずにスッと立った状態で、物語のクライマックスにつながる重要な予言を提示していた。クセは強いが、ブレない、絶対的に頼りになる男、それがドクター・ストレンジなのかもしれない。「その上で、彼は成長してるんです。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではこれまで以上にスパイダーマンに寄り添う感じがあって、彼の成長を感じましたね」その『…ノー・ウェイ・ホーム』の“その後”を描く最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』がついに登場する。どのような内容になるのか、詳細はまだ伏せられているが、タイトルにもなっているマルチバース(多次元)が物語の重要なキーワードになりそうで、三上はすでに日本語吹替版の収録を終えているという。「最新作は映像もすごいですし、マルチバースが導入されたことで物語の可能性も広がりつつも、最終的にはすごくうまくまとまっています。僕もまだ完全な状態のものは観ていないのですが、収録しながら『これを映画館の大きなスクリーンで観たら、さぞすごいだろうな』と思いました。日本語吹替版は字幕版よりも得られる情報量が多いので、まずは日本語吹替版で楽しんでいただいて、その後にベネさんの美声を楽しむために字幕版も観ていただく。日本語吹替版→字幕版の順番でお願いします!」『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』5月4日(祝・水) 公開(C)Marvel Studios 2021
2022年05月02日マーベル・スタジオの2022年劇場公開作品の幕開けを飾る『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いた本作について、主演のベネディクト・カンバーバッチは“壮大な自分探しの旅”であると語った。アベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、これまで宇宙の命運を分ける大きな決断を下し、世界中の人々を救ってきた一方で、その決断により大切な仲間たちを失ってきた。監督を務めたサム・ライミの証言により、それらの苦悩は本作でも色濃く描かれているようだが、カンバーバッチは「ストレンジはマルチバースでの経験や、異なるバージョンの自分を通して成長していく」という。ドクター・ストレンジといえば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として最凶最悪の敵・サノスに立ち向かい、アイアンマン=トニー・スタークやブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフら仲間の犠牲を経て世界中の人々を守り抜くことができた。そして『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』では、“禁断の魔術”を使用したことにより世界の危機を招くも、スパイダーマン=ピーター・パーカーと共に衝撃の決断を下し事態を収束させる。サム・ライミ監督は「ストレンジは、これまで下した重大な決断に大きな責任を感じているんです。宇宙を救うため、大切な仲間を犠牲にしなければならなかったことをね。そのことは本作でも彼の心に重くのしかかっています」と、ストレンジが抱く“ヒーローならではの苦悩”について語った。ストレンジを演じたカンバーバッチは、「彼は、マルチバースの世界での経験や、様々なバージョンの自分を通して、自身について学び成長するんです。それは、彼の根底に深く刻まれていることで、ストレンジ自身の危険度を示していたりします。その答えを出すために、“異なるストレンジたち”に立ち向かうんです」と、“マルチバース”の世界に存在する、違った一面をもつ“ストレンジたち”と出会うことで自分を見つめ直し成長していくことを明かす。予告編からは、ストレンジが“マルチバース”の世界で対峙する、全く同じ姿ながら邪悪な雰囲気を纏うもう1人のストレンジが不敵な笑みを浮かべながら登場し、自身の負の要素に直面し困惑する様子が垣間見える。さらに、性格が少しお堅そうな精悍な顔つきのストレンジや、混沌とした世界を予感させる異形な姿をしたストレンジなども描かれており、これらの“ストレンジたち”を通して、最強魔術師がヒーローとしてまたひとつ成長していくのかもしれない。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月01日トム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』の本編特別映像5分間が、5月4日(水・祝)より公開となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX、SCREEN X、DOLBY CINEMAスクリーンでの上映前に流れることが決定。IMAXカメラをコックピットに6台搭載して撮影した衝撃のスカイ・アクションがお披露目されることになった。本作の代名詞ともいえる、手に汗握る臨場感と大迫力の空撮シーンによるスカイ・アクションは、CGに頼らずリアルの迫力を追求するトム・クルーズのあくなきこだわりによって、かつて見たことのない次元へと進化。1つのコックピット内にIMAXカメラ6台を搭載し、ありとあらゆる角度から鮮明かつ大胆な映像を撮影、トム自ら監修した過酷なトレーニングを新世代トップガンメンバーの俳優たちが共に乗り越え、実際に搭乗して撮影した映像は、過酷なGの負荷を受けるパイロットたちの表情を映し出す。大迫力のスカイ・アクションの一部を抜粋した5分間もの本編映像は、自信に満ち溢れた新世代トップガンたちと、その教官に任命されたマーヴェリック(トム・クルーズ)が飛行訓練に臨むシーン。自らが敵役となり、マーヴェリックvs新世代トップガンチームというメニューを課したマーヴェリックは、度肝を抜くような圧倒的飛行テクニックで彼らを翻弄。繰り広げられる極限のスカイ・アクションに思わず息をのみ、本物の戦闘機が大空を超速で飛行する姿をIMAXカメラでとらえた驚異の映像と、実際に過酷な飛行訓練を乗り越えてこのシーンの撮影に挑んだ俳優たちも見逃せない。『トップガン マーヴェリック』は5月27日(金)より全国にて公開。『トップガン マーヴェリック』本編映像5分間は5月4日(水・祝)より『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX、SCREEN X、DOLBY CINEMA版上映(※一部劇場を除く)のスクリーンにて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年04月30日『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』より、予測不能なマルチバースや、秘められた物語の一端についてキャストや監督が語る特別映像が公開された。主演のベネディクト・カンバーバッチは、“マルチバース”について「ワクワクするよ。マーベルの新たな次元の扉が開く」と壮大な物語であり、今後のマーベルに多大な影響を及ぼしていくであろうことを示唆する。さらに、アベンジャーズ最強の魔女ワンダを演じたエリザベス・オルセンも「別のユニバースに飛び込むんだけど、マルチバースは禁断の世界だった」と言い、ウォン役のベネディクト・ウォンも「未知の領域だ。観客は息をのむはず」と期待を煽りつつ、「新たなキャラクターが続々と登場する」とも明かしている。一方、サム・ライミ監督は「多様なユニバースを描くには物語が壮大でないとね」とマルチバースの世界観を解説しつつ、苦戦して作り上げた様子。新映像では、街一帯を封鎖して撮影しているようなメイキング風景もみられ、壮大なスケール感に期待が高まる。さらに、「最強のヒーローたちが共演するんだ」「大興奮してもらいたい!ファンが望むものを届けたいんだ。予想外の形でね」とコメントも寄せている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年04月25日映画『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』が5月4日(水・祝)に公開となる。この度、本作の監督であるサム・ライミによる「彼はスタッフに対していつも寛大だった」というコメントや、自身の発言から知られざる主演のベネディクト・カンバーバッチの魅力を紹介したい。はじめ、先日全米で公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はオープニング興行収入が全米歴代3位というヒットなど、破格のメガヒット超大作によって次々とエンタテインメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。その 2022年マーベル・スタジオ劇場公開の幕開けを飾るのは『スパイダーマン』の監督が贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作が『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』だ。天才外科医として数々の困難な手術をこなす日々を送る中、ある日の事故をきっかけに最強の魔術師へと覚醒し、これまで医者としてもヒーローとしても多くの命を救ってきたドクター・ストレンジ。一方、その性格はちょっと傲慢な部分も。外科医時代はもちろんのこと、アベンジャーズの一員になってからもアイアンマンことトニー・スタークと張り合うなど、上から目線な姿を見せてきた。そんなストレンジを約5年に渡り演じたカンバーバッチ。彼の性格はストレンジとは正反対な部分も多いようで、サム・ライミ監督は「彼はスタッフに対していつも寛大だった。いつも現場で、それぞれの人たちの仕事の大変さをわかっていて、彼らの職人技に感謝していた。毎週、彼がクルー全体にお礼を言ったり、一生懸命仕事をしているスタッフや彼らの職人技に彼が感謝を伝えているのを見ることは、しょっちゅうあったよ」と、柔らかい人柄が伝わるエピソードを告白。ストレンジも、最初こそ傲慢で他を寄せ付けない性格だったが『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』(2018年)や『エンドゲーム』で“アベンジャーズ”と戦いを共にする中で、仲間を気遣いながらチームワークを駆使し戦う新たな一面も覗かせるなど成長も見せている。カンバーバッチは、2010年から放送されたテレビドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』で名探偵シャーロック・ホームズを演じ、日本でもその名を馳せた。その後『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)ではアカデミー賞主演男優賞にノミネート。俳優としてのキャリアを順調に積む中で、2017年に『ドクター・ストレンジ』で MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加。そして本年度アカデミー賞では『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)で2回目の主演男優賞にノミネートされるほか、ハリウッド殿堂入りも果たした。その様な功績を残しても決して有頂天になることはない。得意のモノマネで“カワウソ”や『スター・ウォーズ』シリーズの“チューバッカ”、さらにはMCUお馴染みのソー役“クリス・ヘムズワース”、ハルク役“マーク・ラファロ”、ロキ役“トム・ヒドルストン”などを披露する飾らない性格も人気の秘訣だろう。また『ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマンことピーター・パーカーのメンター的存在として登場した際も、公の場でトム・ホランドがまるで本物のお父さんの様にカンバーバッチに懐く姿が話題となり、親しみやすい性格を垣間見せたのだ。そんなカンバーバッチ自身は本作について「信じられないほど楽しくて、1作目に劣らないと思います。本当に大変ですが、やりがいがあって、とても楽しいです」コメントしている。パンデミック中の撮影で多くの制約がかかる大変な撮影の中でも、楽しさを見出して撮影に臨んでいた様子。気さくで物腰の柔らかいカンバーバッチが贈る、上から目線で傲慢なドクター・ストレンジ。本作では、“ワンダ・マキシモフ”や新キャラクターの“アメリカ・チャベス”など、これまで深く関わることのなかったキャラクターたちも登場。果たしてストレンジのどのような姿を見ることができるのか、期待が高まるばかりだ。『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』5月4日(水・祝)公開
2022年04月22日元天才外科医の最強魔術師ドクター・ストレンジの最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続いて、“マルチバース”の謎に迫るストレンジを含めた主要キャラクター6名のキャラクタービジュアルが解禁となった。<アベンジャーズ最強の魔術師>ドクター・ストレンジが、未だ多くの謎に包まれている“マルチバース”を舞台に新たな脅威へと立ち向かう本作。解禁されたキャラクタービジュアルでは、ストレンジがシリーズを通して数多のピンチを救ってきた相棒のマントを羽織り、新たな脅威を迎え撃とうと勇ましい表情を浮かべている。予告編では、“マルチバース”の世界でストレンジと全く同じ姿ながら、邪悪な雰囲気を纏うもう1人のストレンジと対峙しているが、別世界での“ストレンジたち”との予測不能な展開に期待せずにはいられない。<アベンジャーズ最強の魔女>ワンダ/スカーレット・ウィッチ(下段中央)は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では当初アベンジャーズの“敵対者”として登場するが、その後『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などを経て“ヒーロー”へと成長。予告編では「毎朝、同じ悪夢を見る」と発言するなど、これまで家族、恋人、仲間など、大切な者を失い続けた彼女の苦悩が垣間見えているが、今回のビジュアルでは力が覚醒したかのような魔女の姿で力強い眼差しを覗かせている。『ドクター・ストレンジ』で初登場し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を経て、いまや<魔術師を率いるリーダー>となったウォン(上段左)。規律に厳しく、真面目な性格だがストレンジにはどこか甘く、彼を放っておけない人情派な一面をもち、最新作でも新たな脅威にストレンジと共に立ち向かう姿に注目だ。また、『ドクター・ストレンジ』では事故で医師生命を絶たれ絶望するストレンジを傍で支え、彼が唯一心を許せる存在であった<元恋人の医師>クリスティーン(下段左)。予告編では、新しいパートナーと結婚し、新たな人生を歩まんとする幸せそうな姿が描かれている一方で、ストレンジの横で“マルチバース”の世界を目の当たりにし呆然とする姿も垣間見える。果たして、彼女はこの予測不能な物語にどのようにかかわってくるのだろうか?そして、『ドクター・ストレンジ』ではストレンジとともに闇の魔術師と戦い勝利するも、最後には自らも悪に染まったかのような<謎を秘めた魔術師>モルド(下段右)も登場。新ビジュアルからは、坊主頭から一転、髪と髭を伸ばし、何か思惑を抱いているような曇った表情を見せているが、本作での彼の動向から目が離せない。さらに、新たに登場する<マルチバースの秘密を握る少女>アメリカ・チャベス(上段右)は、原作コミックでも人気のあるファン待望のキャラクター。彼女は“マルチバースを行き来する”という特殊能力を持っているが、まだまだ未熟なためその力を自分の意志でコントロールすることができない。その能力は、彼女が抱く“恐怖の感情”によって発動するため、別世界の脅威から逃れるべく多くの異なる世界を経てストレンジたちの前に現れる。そんな“マルチバース”の謎を解く鍵となる可能性を秘めたキャラクターがアメリカ・チャベスだ。本作の監督サム・ライミは、「ファンが興味を持っているのはキャラクターなんだ。彼らはどういう人物なのか?彼らはどうなるのか? 彼らは正しい選択をするのだろうか? 私たちはそういったところを掘り下げたんだ」と、キャラクターの重要性について解説している。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(祝・水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年04月21日