国内最大級のベトナム体感イベント「ベトナムフェスタin神奈川」が2016年10月28日(金)~30日(日)に、日本大通り、神奈川県庁本庁舎、象の鼻パークなどを会場に開催される。伝統文化や芸術、食、観光などを通じて、ベトナムをまるごと体感しよう! 史上最大のベトナムフェスタ©ベトナムフェスタin神奈川 神奈川県とベトナム両地域の相互理解と交流を深める目的で昨年開催した「ベトナムフェスタin神奈川」。「史上最大のベトナムフェスタ」を目標に掲げたイベントには、昨年40万人もの人々が訪れた。2016年は10月28日(金)~30日(日)の3日間の日程で行われる。 「ベトナムカラーで、うめつくせ!」©ベトナムフェスタin神奈川 今年の「ベトナムフェスタin神奈川」のテーマは「ベトナムカラーで、うめつくせ!」。3日の日程を経済プログラム(28日)と文化交流ブログラム(29日、30日)に分け、各種セミナーやショーなどのイベントを予定している。 ©ベトナムフェスタin神奈川水上人形劇 神奈川県本庁舎の玄関前には、約5000本のバラを用いた「インフィオラータ(花の絨毯)」を展示。「留学生スピーチコンテスト」が行われ、神奈川県内に留学中のベトナム人学生により日々の生活で感じた神奈川の魅力が語られる。「象の鼻パーク」では、ベトナムの民族芸能「水上人形劇」が披露され、日本大通りステージではベトナムの人気バンドグループ「MTV band」のライブを予定。ベトナムフードバトル「フォー早食い選手権」やベトナム料理研究家のいとうしのぶさんによるトークショーなども。文化や芸術、音楽、食などのあらゆる切り口からベトナムの魅力を感じられる、まさにベトナム尽くしの3日間になりそう。・詳しいイベントスケジュールはこちら> ©ベトナムフェスタin神奈川 ベトナムフェスタの開催に合わせ、10月を「ベトナム月間」として位置付け県内各地のホテル、飲食店やスーパーなどにおいて、ベトナムにフィーチャーしたイベントが多数開催されている。ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの海鮮びすとろ「Pier21」では、メイン料理をチョイスできるベトナム料理のランチプレートが登場。横浜ベイホテル東急「カフェトスカ」のランチブッフェでは「フォー」のコーナーも。2016年現在、10,000人を超えるベトナム人が暮らしている神奈川県。ベトナムのフンイエン省にある民間企業が整備・運営する貸工場の一部を「神奈川インダストリアルパーク」として活用して、県内中小企業のベトナム進出を支援するなど、両地域の交流の気運は高まる一方。今回の開催で、更なる友好関係の発展が期待される。 ベトナムフェスタin神奈川2016
2016年10月27日著者撮影日本で有名な陶磁器といえば、有田焼や九谷焼などを思い浮かべるだろう。ベトナムでは、北部に代表される色柄が豊富な「バッチャン焼」と素朴でレトロな味わいの南部の「ソンベー焼」が有名だ。また、近年では、ベトナム発のモダンなデザインの器も登場している。 雑貨や料理が好きな人は、旅行の思い出にベトナムの器をお土産にしてみては?今回はベトナムの器4種類とそれらが買える代表的なお店をご紹介。ショッピングの参考にしてみて。 1.バッチャン焼著者撮影AUTHENTIQUEハノイ近郊の村、バッチャンで伝統的な製法で作られる陶器。柄は手書きで、自然をモチーフにしたものが主。それぞれの柄には「幸運」「金運」などの意味が込められている。著者撮影AUTHENTIQUEレタントン通りとマックティブォイ通りに店舗を構える「AUTHENTIQUE」では、モダンなデザインのバッチャン焼が多数。他に伝統的なデザイン、青磁や白磁のシンプルなものも。————————————「AUTHENTIQUE」の> 2.ソンベー焼著者撮影QUAN BUIにて。棚に並んでいるのがソンベー焼ホーチミン市から車で1時間のところに位置するビンズオン省(旧ソンベー省)で作られる陶器。ベージュ地に紺色の縞模様が入ったもの、温かみのあるレトロな花柄が描かれているものが多い。何枚も重ねて焼き上げるため、重なっていた部分に凹凸ができていたり、色がまばらになっていることもあるが、それも庶民的なソンベー焼きの持ち味となっている。著者撮影ビンタイ市場今では目にする機会が少なくなってしまったが、ドンコイ通りの雑貨店や「QUAN BUI(ベトナム家庭料理レストラン)」、チョロン(中華街)のビンタイ市場では少し取扱いがある。————————————「QUAN BUI」の> 3.amaï (アマイ)著者撮影SADEC DISTRICTベルギー人女性とオランダ人女性の2人が手がけるベトナム発のおしゃれなテーブルウェアブランド。手にとってみると、その薄さと軽さにきっと驚くはず!デザイン性が高いだけでなく、とても丈夫で、重ねて収納ができ、電子レンジ使用可能と実用性も兼ね備えている。著者撮影SADEC DISTRICTホーチミンでは、2区の子供も楽しめるカフェ「the Snap Café」や1区のセレクトショップ「SADEC DISTRICT」で取扱いがある。特に中心部にある「SADEC DISTRICT」はアクセスがよく、種類が豊富に揃っているのでおすすめ。お土産にぴったりなギフトセットもある。————————————the Snap Café(ザ・スナップカフェ)URL:営業時間:7:30~22:30電話番号:(+84)8-3519-4282住所:32 Tran Ngoc Dien , District2 , Ho Chi MinhSADEC DISTRICT(サデック・ディストリクト)URL:営業時間:9:00~21:00電話番号:(+84)8-3911-7547住所:3A Ton Duc Thang , District1 , Ho Chi Minh 4.漆器©NGAホーチミンには漆器を扱うお店が多い。漆器と一言で言っても、シックな色合いのものからポップなものまで、さまざまなデザインがある。マックティブォイ通りからレタントン通りに移転した「NGA(ガー)」では、芸術性の高い美術品のような漆器を多数扱っている。©NGA————————————Nga(ガー)URL:営業時間:8:00~21:00電話番号:(+84)8-3823-8356住所:91 Le Thanh Ton , District1 , Ho Chi Minh ©TRIPPINGカラフルでポップなデザインを探しているなら、ドンコイ通りの雑貨店やレロイ通りのセレクトショップ「DUY TAN」を覗いてみよう。お箸がセットになった丼、レンゲなどがある。————————————DUY TAN(ユイタン)URL:営業時間:9:00~20:00電話番号:(+84)8-3824-4860住所:76A Le Loi , District1 , Ho Chi Minh (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年08月19日著者撮影ベトナム人はお茶をよく飲む。ベトナム茶の有名な産地といえば、北部のタイグエン省。タイグエン茶(Trà Thái Nguyên)は緑茶としてそのまま飲まれるほか、フレーバーティーのベースになることもある。ハノイなど北部では、濃く苦いお茶が好まれるが、ホーチミンなど南部では、菊やアーティチョークなどの植物を使ったお茶も飲まれる。 ベトナムコーヒーもいいが、滞在中に1度、ベトナム茶を飲みに出かけてみてはいかがだろうか。今回はホーチミンでベトナム茶が飲めるカフェを3店紹介しよう。 参考記事:美容と健康に効くベトナム茶とお茶専門店をご紹介 1.Tea Maison(ティー・メゾン)著者撮影ドンコイ通り151番地の路地入口「L’USINE」や「CATINA café」などお洒落なカフェやショップが集まる注目スポット、ドンコイ通り151番地の路地。ここに2015年9月にオープンしたお茶カフェがある。著者撮影店内茶器セットやアンティークの自転車がディスプレイされた細長いアプローチを通り抜けると、そこには古いタイルが敷き詰められたレトロな空間が広がっている。著者撮影茶葉スタッフのカンさんによると、ベトナム茶は8種類、アメリカとフランスから取り寄せたフレーバーティーを15種類揃えているとのこと。茶葉は100gから量り売りもしている。著者撮影一番人気のBlue Dragon(ウーロン茶)お茶が冷めないようにと、ポットを温めた状態で出してくれる心遣いもうれしい。メニューを見て、どのお茶にしようか迷ってしまったら、茶葉の香りを試させてもらおう。————————————Tea Maison(ティー・メゾン)営業時間:8:00~22:00電話番号:(+84)8-6286-7347住所:2nd floor , 151/9 Dong Khoi , District1 , Ho Chi MinhURL:(ハトバラ)著者撮影店内のカウンター席日本人街のレタントン通りに店舗を構える「HATVALA」。細長い店内にはカウンター席と2名掛けのテーブル席があり、アラビカ豆を使ったコーヒーや香料を添加していない高品質のベトナム産オーガニック茶が飲める。また、お土産用の商品も多数揃っている。著者撮影茶室商品については、お茶に詳しいスタッフが英語で1つずつ丁寧に説明をしてくれる。店内奥には茶室が用意されているので、数種類のお茶をテイスティングし、納得した上で購入することができる。お茶の味を試してみたい人はスタッフに気軽に声をかけてみて。著者撮影北部・ラオカイ省出身のオーナー、ゴックさんゴックさんはビジネスパートナーのイギリス人男性・ジェフさんと共に、定期的に北部の茶畑を訪れ、茶農家さんと信頼関係を高めながら、日々新しいお茶を開拓している。著者撮影Tea Selection Gift Box(235g入)489,000VND(約2,235円)「HATVALA」で扱っているお茶は緑茶・白茶・黒茶・紅茶・ウーロン茶・香茶と大まかに6種類。パッケージもかわいいので、お土産にピッタリな1品がきっと見つかるはず。————————————HATVALA(ハトバラ)営業時間:8:00~19:00電話番号:(+84)8-3825-8908住所:52 Le Thanh Ton , District1 , Ho Chi MinhURL:hatvala.com 3.khanh casa tea express(カンカサ・ティーエクスプレス)写真提供:khanh casa tea express店舗外観・内観ベトナムの建築家、カン・カサ(Khanh Casa)氏が手がけるティーハウスは市内に3店舗。ドンコイ通り、レロイ通り、ハムギー通りとどの店も中心地にあり、アクセスしやすい。著者撮影店内の様子建築家が手がけただけに、内装にこだわりが見られるほか、各店舗のコンセプトが異なるのが面白いところ。ハムギー通りとトンタットダム通りが交わるところに位置する「khanh casa tea express」は、店名通り、高品質なお茶を素早く提供するスタイル。著者撮影お茶のメニュー店の内外に客席が用意されているので、もちろん店内で飲んでいくことも可能。お茶缶のディスプレイに見えるこちら(写真)は、なんとメニュー!見せ方も非常にユニークだ。著者撮影玄米茶(Tra gao rang)45,000VND(約210円)お茶の種類はレモングラスやシナモンを使ったベトナムらしいもののほか、定番の紅茶・アールグレイやダージリン、日本の抹茶・緑茶・玄米茶と幅広いラインナップだ。また、FAUCHONやTWININGS、スタバが買収したアメリカのお茶専門店・Teavana社や、約190年の歴史を持つドイツの老舗紅茶メーカー・Ronnefeldt社など、世界的に有名なブランドの紅茶も取り扱っている。————————————khanh casa tea express(カンカサ・ティーエクスプレス)営業時間:8:00~22:30電話番号:(+84)8-3825-6525住所:77 Ham Nghi , District1 , Ho Chi MinhURL:もし気に入ったお茶があれば、お土産用に茶葉を購入し、必要に応じて茶こしや茶器セットなども揃えてみては。自宅でベトナム茶を楽しむという素敵な時間を過ごせるだろう。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年08月11日©TRIPPING!ベトナムの麺料理「ブンチャー」。日本ではまだ馴染みの薄いベトナム料理ではあるが、在住者やベトナム通の中には、ブンチャーに目がないという人も多くいる人気料理だ。 本来はベトナム北部を代表する料理ではあるが、南部ホーチミンでも本場の味が楽しめると評判の食堂がある。 本場の味を楽しめる「Bun Cha Ha Noi 26」©TRIPPING!日本人街と呼ばれる、日本人が多くすむエリアにあるのが「Bun Cha Ha Noi 26(ブンチャー・ハノイ・26)」。地元の人々に人気のブンチャー専門店だ。ブンチャーとは、ヌックマム(ベトナムの魚醤)ベースのつけだれに、ブンと呼ばれる細めの米麺を合わせて食べる麺料理。つけだれには、炭火焼肉が入り、別添えの香草や野菜もたっぷり入れて味わう。©TRIPPING!Bun Cha Ha Noi 26のブンチャー(38,000VND=約175円)は、炭火焼肉がたっぷりで溢れんばかりのつけだれが特徴。ヌックマムの旨味に加え、甘味と酸味をバランス良く感じることのできるつけだれは、病み付きになる味わい。炭火焼肉の香ばしい香りも食欲をそそる。©TRIPPING!カゴに入ったてんこ盛りの香草と野菜は、レタスやオリエンタルバジル、ノコギリコリアンダーなど5種類ほど。ちぎって加えることで、食感や香りもプラスされて、よりさっぱりとした味わいに。 サイドメニューにも注目©TRIPPING!Bun Cha Ha Noi 26のサイドメニューで人気なのが、チャーゾー(揚げ春巻き10,000VND=約50円)。まるでメンチカツのように肉がぎっしりつまっていて、食べ応え十分。ブンチャーとの相性も抜群だ。その他にバイントム(エビと芋のかき揚げ 10,000VND=約50円)も人気の一品だ。 ©TRIPPING!尚、店舗は、1階と2階があり、1階はベトナムらしいプラスチックの椅子に腰掛けるタイプの座席で、2階は木製の椅子とテーブルが用意されている。©TRIPPING! 一度食べるとハマる人続出のブンチャー。地元の人々で賑わう人気店で、堪能してみてはいかがだろうか? ※日本円表記は、2016年8月4日の為替レートに準じます
2016年08月04日ベトナムで観光地やショッピングを楽しむのもいいけど、現地のひとびとの暮らしを覗いてみたい!そんな声を聞くことがあります。しかし、街を歩くだけだと疲れるし、車やバイクの喧しいクラクションに辟易するだけ…。いいえ、それは気づいていないだけなのです!団地の魅力に!ベトナムの団地、現地の言葉で「チュンクー」は、暮らしの風景が詰まった箱庭なんです。 現地の暮らしはここで眺めろ!団地(チュンクー)の魅力。団地は日本にもありますが、ベトナムのそれはイメージしているものとちょっと違うかもしれません。それらはコの字やロの字をしていることが多く、団地そのものが外側と内側を隔てる壁となって、中庭は不思議なくらいに静まり返っているときがあります。また、数多くのひとびとが密集して暮らしているため、生活に最低限必要なものが一通り揃うようになっているのです。今回は、そんな団地を見ていきましょう。 日本人も多く住む、手近な平均的チュンクー。観光地の集まる1区から東方面へ車で5分ちょっとした先にある団地が、「チュンクー・ファンビッチャン」です。ここは1区からほぼ一本道でアクセスが良く、数多くの日本人が住んでおり、少ないながらも日本食レストランが点在しています。 早速入ってみると、い~感じの団地に挟まれています! 見上げるとほら… この無機質な団地!ワクワクしません? と、これは人を選ぶところかもしれませんが、ここで心が震える人は確実にチュンクー巡りに向いている!と言えるでしょう。あと私と気が合います。 団地の間に立って見上げてみると、より迫力を味わえますね。 また、この内側の一階には、 このようにほぼ必ず、 カフェが存在します。 しかもすんごい安い!コーヒー一杯およそ60円です。 市内中心地の、とりわけオシャレなカフェで頼もうものなら300円くらいはしますが、これら団地のカフェの価格は、路上のプラスチック製のイスに座って飲むような、簡易カフェに匹敵するほどの安さでしょう。ベトナムは世界的にもコーヒーの産地であり、カフェ文化が根付いています。団地の井戸端会議は老若男女を問わずにカフェで、ということなのですね。 そしてなんと24時間営業の雑貨屋までもが存在。コンビニはともかく、ベトナムで雑貨屋が24時間開いているという環境は非常に珍しいものです。これもまた、いつ何時でも需要のある団地の性質によるものなのでしょう。 そしてこれ、一体何だと思います? 正体は運動器具。ちょうど手前の器具は、赤い板に両足を乗せて腰を左右に捻らせて運動するものだと思います。ベトナムの朝は早く、近隣の公園で運動に勤しむ光景はしょっちゅうです(詳しくは以前書いたこちらの記事をお読みください)。数は少ないながらも、団地に常設は当たり前。 それだけではなく、 メリーゴーラウンドまでもが!? 撮影時間が昼間だったので動いてはいませんでしたが、夜にここを通ると楽しげなBGMとともに子どもを乗せて勢いよくグルングルンと回っています。カフェ、雑貨屋、運動器具、そして子どもの遊び場までもを提供する、ひとつのチュンクーはひとつの生態系であると表現できるのかもしれません。 ちょっと高級住宅街!どことなく気品漂うチュンクーさて、場所を変えてみましょう。 バイクが往来する中程度の通りから脇道に入ると… さらに開けた場所に出ます、ここが「チュンクー・43・ホーバンフエ」。ここはさきほどのチュンクーほど箱庭感はありませんが、外の通りとはガラリと空気が変わるという点で、そう呼んでもいいのではないでしょうか。 そして立ち並ぶ建物もちょっとハイセンス。そう、ここは団地というよりも、高級住宅が並ぶ場所なのです。 それにしても、 ベトナムは、お金持ちほど緑を生やしている気がします。建築のトレンドとしても、緑化が最先端と見る節があると聞いたことがあります。 が、ここにもちゃっかり運動器具が。 周囲を少し歩きまわると、いい感じの「団地の板挟み」がありました。 いいですね。何がいいのか説明しようと思ったけど、きっと伝わらない人にしか伝わらないので説明はやめよう。 ちょうどこの頃はお昼時だったので、 ベンチで寝入っている人もちらほらと! 大げさに言うとね、ベトナムで無防備、ましてや寝るなんて危ない行為な訳ですよ。何か盗られちゃうかもしれないし。にも関わらずこうした光景が見られるということは、中庭がいかに安心できる憩いの場かということを主張してくれます。まぁ、今盗られるものを持ってないという可能性が一番高いけど。 果物売りの屋台もありました(おばちゃんは裏に引っ込みました)。 パノラマ写真でもどうぞ!※マウスやスワイプで動かせますチュンクーの魅力2 - Spherical Image - RICOH THETAチュンクーの魅力2-2 - Spherical Image - RICOH THETA 絡み合った電線が、まるでご神木のように鎮座するチュンクー最後は、ベトナムの象徴的存在でもあるアレがすごいチュンクーです。 一部頭上を覆うほど緑が茂る、いいチュンクーですね。 ここは子どもが多いのでしょうか。 さきに紹介したふたつにはなかった、オモチャの露店がありました。 ベトナムの国旗が張られてあります。 ローカルの風情が感じられていいですね。 おばちゃん「ちょっとあんた、写真撮ってんのかい?」私「あ、うん」おばちゃん「あれ撮っときなよ!外国人にとっておもしろいらしいよ!」私「あれ??」 と、おばちゃんたちが指を差すので見てみると(会話内容はすべて想像です)…。 こっ、こここ! 混線すげぇ~~!! このおびただしいと形容するべき電線はベトナムを象徴する風景ですが、ここまで立派なものはあまりありません。現地で見慣れているはずのおばちゃんが、わざわざ私に伝えてきたことも納得です。なんかもう、存在するだけでただただカッコイイですね。 パノラマ写真でもどうぞ!※マウスやスワイプで動かせますチュンクーの魅力3 - Spherical Image - RICOH THETA チュンクーに入ってみると、意外なローカルの暮らしが見えるかも!と、以上、チュンクーの魅力をお伝えしました。はじめてのベトナム(外国)ではやはり有名な観光地に行きたくなるものですが、それでも時間が余っちゃった!とか、二度目なのでローカル風景を見てみたい!とか、そういったことであれば、ぜひともチュンクーに潜ってみることをオススメしますよ。路地は路地で非常におもしろいのですが、ほぼ私道のような位置づけになっていることも多いので、ときどき「なんだこの外国人!?」みたいな目で見られちゃうんですよね。でも、チュンクーは外国人が立ち入ってもみんな(良い意味で)どうでもよさそうな雰囲気なので、ぜひぜひ覗いてみることをオススメします。とはいえ、生活している場所なので、騒ぎすぎはご法度ですけども。 -------------------------------チュンクー・ファンビッチャン(Chung cu Pham Viet Chanh)住所:Chung cu Pham Viet Chanh, W.19, Dist.Binh Thanh, HCMCチュンクー・43・ホーバンフエ(Chung cu 43 Ho Van Hue)住所:Chung cu 43 Ho Van Hue, W.9, Dist.Phu Nhuan, HCMCみっつめのチュンクー(名称不明不明)住所:14 Tran Binh Trong, W.1, Dist.5, HCMC (text & Photo:ネルソン水嶋) ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年08月03日著者撮影美食の国として知られるフランスと中国の影響を受けながらも、独自の発展を遂げていったベトナム料理。お米と野菜を多用するベトナム料理はやさしい味で、日本人の口にも合うものばかり。 今回は、ベトナム旅行を控え「あれもこれも食べたいけど、限られた食事回数の中で、どの料理を選べばいいんだろう」と迷っている人のために、「これを食べておけば間違いなし!」と筆者が考える料理をベトナムへの渡航回数別にご提案。旅行中の食事の参考にしてみて。 はじめてのベトナム旅行で食べたい料理ベトナムをはじめて訪れるなら、まずは良く知られた定番のベトナム料理を食べておきたいところ。旅行者でも入りやすい雰囲気のよいベトナム家庭料理店で複数の料理をオーダーし、食後のデザートまで味わえば、一回の食事でいろいろな料理が楽しめる。 1.フォー著者撮影“ベトナム料理”と聞いて、多くの人が思い浮かべるのがフォーではないだろうか。牛肉と鶏肉のフォーがあるが、現地では牛肉のほうが人気。牛肉のフォーは肉の部位が選べる。————————————参考記事地鶏の旨味が凝縮!ホーチミン、絶品「フォーガー」のお店観光スポット × 評判のフォー専門店!セットで回るおすすめ3コース 2.バインミー著者撮影フランスパンにレバーパテとバターを塗り、ハムや目玉焼きなどの具、なます、パクチー、きゅうりなどをはさんだもので、ベトナムのソウルフードとも言える食べもの。————————————参考記事お気に入りの味を見つけよう♪ベトナムのバゲットサンド「バインミー」の具8選!食べ忘れ厳禁!?ベトナムの絶品グルメ「バインミー」とホーチミンのおすすめ店 3.生春巻き、揚げ春巻き著者撮影巻物料理が多いベトナム。日本では生春巻き(ゴイクォン)がよく知られているが、現地では揚げ春巻き(チャーゾー)もよく食べられている。せっかくなら両方味わってみて。————————————参考記事ベトナムの春巻き対決!生春巻き VS 揚げ春巻きベトナムならでは!手巻き寿司ならぬ「手巻き生春巻き」 4.(雰囲気の良いレストランで)ベトナム家庭料理著者撮影揚げ豆腐のレモングラスがけベトナム人が普段食べている料理を幅広くそろえている家庭料理レストランは、複数人でいろいろなものをシェアして食べたいときにぴったり。筆者のおすすめは、揚げ豆腐の上にカリカリに揚げたレモングラスのみじん切りをのせた料理(ダウフー・チェン・サー・オット)。————————————参考記事雰囲気も味もコスパも良い!ホーチミンのとっておきベトナム料理店雰囲気も味もコスパも良い!ホーチミンのとっておきベトナム料理店第2弾 5.チェー、バインフラン、シントー著者撮影街歩きの途中、一休みしたくなったらベトナムスイーツはいかが?甘く煮た豆類や芋類、寒天や果物など複数の具材を合わせて食べる“チェー”は温かいものと冷たいものがある。著者撮影ベトナム風プリンの“バインフラン(北部での呼び方はケムカラメン)”は少しかためで、卵の味が濃厚な昔ながらのプリンといった味わいだ。ベトナム風フルーツスムージーの“シントー”はお好みの果物に練乳(砂糖)を入れてミキサーで手早く作ってくれる。————————————参考記事ベトナムのローカルスイーツの代表格「チェー」とは?ビタミンたっぷり♪ベトナム風フルーツスムージー「シントー」! 2回目以降のベトナム旅行で食べたい料理南北に長い国土を持つベトナムは、麺料理の種類が実にバラエティ豊か!2回目以降の旅行では、各地のご当地麺や変わり種のフォー、大衆食堂にチャレンジしてみてはいかがだろうか?また、フォーの食べ歩きをして、フォーをとことん極めるのも面白いだろう。 1.ベトナム各地のご当地麺著者撮影ブンチャー代表的なご当地麺としては、北部(ハノイなど)のブンチャーやバインダークア、中部(ダナンやホイアンなど)のミークアンやカオラウ、南部(ホーチミンなど)のフーティウがある。特に、ベトナム風つけ麺のブンチャーは日本人の口に合い、在住者にもファンが多い一品。ホーチミンにも専門店がたくさんあるので、ぜひ一度試してみよう。————————————参考記事ホーチミンでフォー以外にも知っておきたい8品をおすすめ店と合わせてご紹介一度食べたら病み付き!ベトナムつけ麺「ブンチャー」 2.変わり種フォー著者撮影担々麺風フォー“PHO SATE”定番のフォーを味わったら、つぎは担々麺風フォーや揚げフォーなどの変わり種メニューにチャレンジしてみてはいかが?きっと、お土産話のタネになることだろう。————————————参考記事ホーチミンで食べられる変わり種フォー4選 3.(大衆食堂で)ベトナム家庭料理著者撮影ベトナムの家庭料理を雰囲気とともにディープに味わいたいなら大衆食堂へ。一見、ハードルが高そうだが、注文は店頭にずらりと並んだおかずを指さすだけでOKと簡単だ。————————————参考記事ベトナムの大衆食堂「クアンコム・ビンザン」を攻略しよう! 4.ココナッツ系ベトナムデザート、ヌックミア、ラウマー著者撮影代表的なベトナムスイーツを堪能したら、次に試してみたいのがココナッツ系デザート。ヌックミアは搾りたてのサトウキビジュース、ラウマーは「つぼ草」という植物を水や砂糖と一緒にミキサーにかけた“ベトナム版青汁”と言える健康的なドリンクだ。————————————参考記事ホーチミンで食べたいココナッツ系ベトナムデザート3種猛暑を吹っ飛ばす!南国ベトナムのヘルシードリンクでおいしくパワーチャージ♪ ベトナム通の人向け!個性的なベトナム料理何度もベトナムに足を運んでいるツウの人には(筆者が提案するまでもないが)ディープなベトナム料理をご紹介。好き嫌いが分かれる個性的な料理もあるが、はじめてベトナムを旅行する人でも、興味のある人は積極的にチャレンジしてみよう。 1.ブンダウマムトム著者撮影ブン(そうめんほどの細さの米麺)、揚げ豆腐、ゆで豚、さつま揚げ、きゅうりや香草を“マムトム”という発酵海老味噌だれで食べるハノイの名物料理。————————————参考記事独特の香りがくせになる!?ベトナムならではの強烈な調味料 2.中部フエの米粉料理著者撮影中部の古都・フエには、ぷるぷる食感の米粉を使った前菜料理が多い。フエ料理店で前菜の盛り合わせを注文すれば、いろいろな米粉料理が少しずつ味わえる。————————————参考記事米粉やタピオカ粉を使ったベトナムの“ぷるぷる料理” 7品 3.貝料理著者撮影お腹が心配な人にはおすすめできないが、ベトナム人に大人気なのが貝料理。ビールのおつまみとしてとても合う。貝の種類、調理法を選んで注文できるのも楽しい。————————————参考記事ダナンでシーフード三昧!海鮮バーベキューのお店「Quan Be Man」 4.ホビロン©photo ACホビロンとは、孵化する直前のアヒルの卵をゆでたもの。見た目はグロテスクだが、味は普通のゆで卵より濃厚。ライムの搾り汁と塩コショウ、お好みで唐辛子をつけて食べる。 <その他ベトナム旅行前に読んでおくと役立つ記事>「ベトナム料理」の特徴と魅力とは?ベトナム語入門!レストランで使える「食」にまつわるフレーズベトナム料理をさらに美味しくするハーブとは? (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年07月20日中国風で絢爛豪華!ミンマン帝陵の崇恩殿 photo:ひさほゆうベトナム中部、ハノイからもホーチミンからも飛行機に乗って約1時間で行けちゃうアクセス良好な街フエ!ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝が栄えたこの街には、バラエティに富んだ建造物が多数残されています。 きらびやかな王宮、フランス統治時代に作られた西欧風のカイディン帝陵 (お墓)、中国式の装飾が美しいミンマン帝陵などを見ていると、様々な国に支配されながらも独自の文化を作り上げてきたベトナムの歴史そのものを感じることができることでしょう。かつてユネスコの事務局長だったアマドゥ・マハタール・ムボウ氏はフエを「賞賛すべき建築上のポエムである」と語ったそうです。それでは、そんなフエで外せない観光スポットを5つご紹介致します! 1. 阮朝王宮王宮正門 photo:世界遺産イェーイ!フエ市内にある阮朝の王宮は、中国北京の故宮の4分の3の縮尺で作ったと言われています。約600m四方の城壁に囲まれた王宮内にフラッグタワー、大和殿などの遺跡があります。ベトナム戦争で破壊されたものが多いですが、王宮正門などは補修が施され現在もその姿を残しています!フラッグ・タワー photo:世界遺産イェーイ!王宮のシンボル的存在フラッグ・タワー!1,809年に建てられた高さ17.5mの見張り台です。フエの市内はフォーン川を挟んで旧市街と新市街に分かれ、王宮は旧市街に、街の中心やホテルは新市街にあります。旧市街と新市街は歩ける距離なので、王宮はぷらっと観光できますよ! フエの郊外にも阮朝の歴史を感じる観光スポットが点在しています! 2. トゥドゥック帝陵photo:世界遺産イェーイ!阮朝の皇帝の中で最も在位が長かった第4代皇帝トゥドゥックの帝陵。帝陵とは皇帝のお墓のことですが、実はトゥドゥック帝はこちらには埋葬されておらず、現在も埋葬場所が分かっていません。トゥドゥック帝陵は中国式に作られているので中庭があるのが特徴です。大きな蓮の池があり、皇帝は王宮から船に乗ってここまで来たともいわれています。 3. カイディン帝陵photo:世界遺産イェーイ!こちらは西欧風の建築様式のカイディン帝陵です。1,920年から20年かけて作られたヨーロッパ風の建築が特徴。外見も西洋風で斬新なのですが、内部も素敵!天上や壁が陶磁器やガラスの破片でステンドグラスのように飾られていて見事なのです。中国風の役人の石像 photo:世界遺産イェーイ!建物はヨーロッパ風ですが石像は中国風だったりと見ていて飽きません!こちらに埋葬されているカイディン帝は新しいもの好き、派手好きだったそうで、このような西洋、東洋の面白いものを取り入れたお墓を造ったそうです。 4. ミンマン帝陵photo:世界遺産イェーイ!トゥドゥック帝陵と同様中国風に作られているミンマン帝陵。中国式の中庭や池があります。ミンマン帝は役人の登用試験を採用するなど賢帝と言われていました。皇帝と皇后の位牌のある建物「崇恩殿」の内部は赤や金色でゴージャス!ぜひ中に入ってみましょう。 5. ティエンムー寺photo:ひさほゆう別名「天女の寺」と呼ばれているティエンムー寺。お寺のシンボル高さ21.24mの七層八角形のトゥニャン塔が、フォーン川に面してそびえ立っています。またベトナム戦争中に住職が政府に抗議して焼身自殺したことでも有名で、その住職がホーチミンまで乗った車が展示されています。こちらのページでご紹介した帝陵などは市内から少々遠くに点在しているので、効率よく回るにはツアーがオススメ!私たちが参加したツアーは朝8時~16時30分、英語ガイドとランチ込みでした。トゥドック帝陵↓カイディン帝陵↓ミンマン帝陵↓王宮↓ティエンムー寺この5つをバスでまわって最後にフォーン川をボートに乗って戻りました。ちょっと忙しいのでゆっくり時間をかけてみたい方にはタクシーチャーターなんかもオススメです! フエ名物ブン・ボー・フエphoto:世界遺産イェーイ!フエに来たら絶対に食べたいのが「ブン・ボー・フエ」。コクのあるスープに米でできた麺「ブン」が入っています。ハノイのフォーと比べると、ちょっとこってり目なのが美味しいんです。「ボー」は牛肉なので、ゴージャスに柔らかい牛肉がたっぷりなのも嬉しい! フォーン川のほとりで橋のライトアップを楽しもうphoto:世界遺産イェーイ!フォーン川にかかるチェンティエン橋は夜になるとこのようにライトアップされます!ライトの色がピンク、青、黄色と変化するのでしばらく見ていても楽しいです!フォーン川沿いには市場もあるので、夜涼しくなってからショッピングや食べ歩きもできますよ! フエからショートトリップ!世界遺産フォンニャ洞窟photo:ひさほゆうフエから北西に約200kmのところにあるフォンニャ洞窟。船に乗って洞窟内をみてまわることができる世界遺産です。フエからは早朝から夜までの1日ツアーで行くことになり少々ハードですが、フエとはまた趣が違った洞窟探検も楽しいです! 世界遺産豆知識!■フエの歴史的建造物群 (文化遺産)登録:1993年登録基準:「建築技術」1802年から1945年まで続いたベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の都フエ。王宮や寺院などの歴史的建造物群が古都の風情を醸し出し、華やかな文化の面影を残しています。・フエへのアクセス日本からホーチミンまで直行便で約6時間。ホーチミンからフエまで飛行機で約1時間。 ※記事中の情報は、全て2016年6月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年07月02日著者撮影ベンチェ(Ben Tre)省を中心とした南部のメコンデルタ地域でココナッツが豊富に採れるベトナム。一年中暑い気候のホーチミンに来たら、100%天然のココナッツジュース(ココナッツウォーター)をおいしく飲みながら、体をクールダウンさせてみたいもの。 ココナッツジュースは路上でも売られているが、価格交渉が必要なため、旅行者はカフェなどで飲むのが安心。また、ココナッツはジュースとしてだけでなく、料理にデザートにと大活躍!今回はホーチミンで食べられるココナッツを使ったデザートを3種類を紹介しよう。 1. ココナッツアイス著者撮影ホーチミンで超有名な老舗のアイスクリーム店「Kem BACH DANG(ケム・バクダン)」。レロイ通りとパスター通りが交わるところにお店を構えており、オレンジ色のりんごの看板が目印だ。1階はオープンエア、2階は冷房の効いた席となっている。著者撮影冷たいお茶は無料だが、あらかじめテーブルに置かれているピロシキのようなお菓子は、食べた分だけお金を払うシステムだ。著者撮影ここに来たら、多くの人が注文するのが、ケム・バクダン名物のココナッツアイス(Kem Trai Dua、ケムチャイユア)。ココナッツをくり抜いた器の中にココナッツアイス、数種類の新鮮なフルーツ、ドライフルーツ、生クリームがたっぷりと盛り込まれている。著者撮影ココナッツは器として機能しているだけでなく、内側の果肉も食べられるのがうれしいところ。中身を食べ終えたら、最後の最後までココナッツを堪能しよう。————————————Kem BACH DANG(ケム・バクダン)営業時間:8:00~23:00電話番号:(+84)8-3829-2707住所:28 Le Loi , District1 , Ho Chi Minh 2. おこわ&ココナッツアイス著者撮影次にご紹介するのは、ホーチミンでおすすめのバインミー屋さん「BANH MI HUYNH HOA」と同じ通りにある「Kem Xoi Dua Bui Vien(ケムソイユア・ブイビエン)」。青と黄色を基調としたカフェ風の店内は冷房がほどよく効いていて、ゆったりと過ごすことができる。著者撮影こちらで食べられる名物メニューは、写真中央の“Kem Xoi Dua(ケムソイユア) ”。おこわとココナッツアイスの組み合わせが斬新なデザートだ。写真は古く、価格が25,000VNDとなっているが、2016年6月現在は30,000VND(約140円)に値上がりしている。著者撮影注文は指さしでOK。注文後、屋台風の調理場でスタッフが手際よく作ってくれる。著者撮影小ぶりのココナッツの器には、ココナッツアイス、紫色のおこわ、ピーナッツ、アーモンドスライス、コーン、モチモチした求肥のようなものが入っている。食べてみると、冷たいアイスとほんのり温かいおこわの組み合わせが新鮮で美味。ピーナッツとアーモンドの香ばしさ&カリカリした食感も楽しい。ケム・バクダン同様、内側の白い果肉まで楽しもう。————————————Kem Xoi Dua Bui Vien(ケムソイユア・ブイビエン)URL:Kem Xôi Dừa Bùi VIện(facebook)営業時間:10:00~22:30電話番号:(+84)90-962-7889住所:106A Le Thi Rieng , District1 , Ho Chi Minh 3. ココナッツプリン&ゼリー著者撮影最後にご紹介するのは、トンタットダム通りのオールドマーケットにあるココナッツプリンのお店「SAM PHUNG(サムフン)」。オールドマーケットでは、青空の下、野菜・肉・魚・お酒・たばこ・日用品などさまざまな物が売られていて、見て歩くだけでも面白い。著者撮影もともとはお菓子を売る個人商店だが、ここのココナッツプリンが美味。見た目は土のカタマリか重しの石にしか見えないが(失礼)、店頭に置かれた箱にはたしかに“BANH FLAN DUA(ココナッツプリン)、RAU CAU DUA(ココナッツゼリー)”と書かれている。著者撮影値段は1個50,000VND(約235円)。底にはココナッツの殻が敷いてあり、手に持ってみると、ずっしりとした重みを感じる。軽く1kgはありそうだ。著者撮影割ってみると、プリンの中に宝石のようなオリーブ色の寒天ゼリーがたくさん散りばめられていて、外観とのギャップに驚く。やさしい味のプリンとコリコリとした食感が楽しい寒天ゼリーが両方味わえる上に、プリンを覆っているココナッツの果肉部分も食べられて、満足感が高い。客席がないため、難易度が高めではあるが、興味のある人はトライしてみて。————————————SAM PHUNG(サムフン)営業時間:7:00~19:00頃住所:64B Ton That Dam , District1 , Ho Chi Minh ホーチミンに来たら、ぜひ一度、今回紹介した3店やカフェなどで新鮮なココナッツを味わってみよう。南国にいることが実感でき、旅行気分がますます高まるだろう。 (text & photo:グッチ) ※日本円表記は、2016年6月20日の為替レートに準じます。 ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年06月20日著者撮影ベトナム観光において、目に映るものばかりがすべてではありません。フォースを感じるのです…と言うつもりはまるでなく、ちょっと上を見てみてください。 著者撮影今回の主役は、著者撮影二階(上階)です。 アパートの二階(上階)にはもうひとつの世界が広がっている。そう、二階。これがなかなかおもしろいんだぞ!という話。日本の暮らしで、わざわざ視線を持ち上げることはそう多くないかもしれません。それが海外となると、さらに落ち着かないものです。そもそもベトナムは道の舗装状況も良いとは言えず、コンクリートが割れていたり、側溝が落とし穴のように口を開けていたりします。気をつけて歩かねばなりません。しかし、それでも私は、上を向いて歩こう!と言いたい。ベトナムの住宅は日本に比べて細長く、展望台から街を望むとテトリスの「棒」の部分を縦に敷き詰めたようになっています。つまり、どの建物でも二階以上であることが多く、そこには人知れずカフェが開かれてあったり、ベランダなどには住人の遊び心が現れる場所なのです。今回はそんな、ベトナムの二階(上階)の魅力をお伝えしたいと思います。著者撮影探してみましょう! 暑さ対策?屋上ならぬベランダを緑化する家々ホーチミン市には、フランス統治時代に植えられた街路樹が今も残ります。これが年中照りつける日光と雨季にもたらされるスコールによってニョキニョキと育ち、都会の中にありながらビル10階相当の巨木になっていることも珍しくありません。そのお陰で市内には緑深い公園が点在しており、都会のオアシスとなっています。早朝からスポーツにいそしんでいる人々がいることは以前紹介した通りであり、週末となると日がな一日、若者たちがジュースを飲みながら談笑したり、ギターの演奏をしていたりと、とても平和な雰囲気に満ち溢れています。著者撮影中心地にある「4月30日」公園も、著者撮影見上げるとちょっとしたアマゾン。著者撮影隣の街灯と比較してもその大きさが分かるかと思います。 そんな緑への愛が高じてか、ベランダに生やしちゃったケースがよくあるのです。著者撮影たとえば、著者撮影こちらの家、著者撮影モ~ジャモジャ! 著者撮影こっちの家もモ~ジャモジャ! 著者撮影この家に限っては、著者撮影もはや緑に侵食されてモ~ジャモジャ! 著者撮影これはもう、著者撮影日光を取り込むことすら拒否してます。 著者撮影しかし、ときにはこのように綺麗な花を咲かせているケースも。美しい桜の木にはふもとに人が埋まっていると聞きますが…妄想過剰ですねコレは。 著者撮影ここに至ってはなんと、ミカンが生えてます。隣人が刈り取ろうとしたら電線を切ってご近所騒然、という顛末まで想像(妄想)できました。もちろん、緑ばかりでなく、それ以外の魅力もあります。たとえば、建物そのものの装飾です。 社会主義国家らしい建築から目立ってなんぼの派手装飾も!バイク社会のベトナムでは、道路を走ることで、建物との間に一定の距離が空きます。それではじめて、その建物の外観に気づける訳ですが、これが徒歩になるとあまりに近すぎて気づきづらいんですよね。でも、よく見てください。なかなかおもしろいものがありますよ。著者撮影たとえばこちら、政府関連の施設かと思われますが。著者撮影装飾がかなり独特、小さな穴がビッシリと並んであります。そのほかの施設も似たものが多いので、これは社会主義国家の傾向なのかもしれません。 著者撮影が、民間のお店も負けてない!著者撮影なぜか魚が泳いでいます。今回は取材だったので気付くことが出来ましたが、これ普段は無視必至でしょう。夜になったらライトアップするのかな。 著者撮影こちらは装飾とはちょっと違うかもしれませんが、著者撮影うすーい色で、青、赤、黄、と並んでいるんですよね。ペンキ職人、またはオーナーの遊び心を感じられます。 見るだけではない!実際に入っていけるカフェさて、上階がおもしろいよ、という思いは存分に伝わったかと思いますが、それではただ地上から見上げるばかりなのでしょうか?いいえ、そうでもありません。最近は団地の一室をリノベーションし、カフェやレストランとなっているケースもあるのです。今回は、最後にオススメのカフェを紹介して締めくくりにしましょう。著者撮影歩行者天国でもあるNguyen Hue通り沿いにあるこの団地…。著者撮影住宅として使われながらも、実はかなりの数の部屋がお店として利用されています。著者撮影団地に入って、著者撮影六階へ上がり…。著者撮影見つかるこちらが団地カフェ、「Saigon Oi」。著者撮影店内は、白を基調に無垢材風の家具が多く、清潔感で満たされています。著者撮影このカフェの魅力は何と言っても…!著者撮影ベランダから眼下に広がる、この歩行者天国!!ベランダの席に人が座っていても、外を見るだけなら自由です。とくに、日暮れ時がオススメですよ。この「Saigon Oi」を自力で見つけることは難しいかもしれませんが、最近ではこうした隠れ家カフェが増えているので、常に団地やアパートの二階以上に注目することで、ひょっとするとあなただけのカフェを見つけることが出来るかもしれません。 著者撮影また、すでに有名ですが、ゴチャゴチャと絡み合った電線もベトナムでは見ものです。本当にたまーに見れる、育ちすぎた街路樹を伐採している光景もかなりの迫力。 ほかにもこういった、著者撮影とんでもない涼み方が見られることも!?著者撮影視点をちょっと持ち上げることで、これまでとはまったく違ったベトナム観光を楽しめることをお約束します!ただし気を取られすぎて、ひったくりに遭わないように、こればかりは本当にお気をつけて…。 Saigon Oi住所:5階, 42 Nguyen Hue, District.1, Hochiminh city※現地ではG→1階→2階と数えるため、エレベーターでは「5階」を押してください。 (text & Photo:ネルソン水嶋) ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年06月16日自然派高級リゾート「シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパ」のベトナム屈指のプロパティ「シックスセンシズ コンダオ」に、複数世代で一緒に過ごせるファミリープランが登場した。 4ベッドルーム完備のヴィラFour Bedroom Villa R ©Six Senses Hotels Resorts SpasSix Senses Hotels Resorts Spas(シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパ)は、1995年にモルディブに最初のリゾートが誕生して以来、アジア中東地域に多数のリゾートとスパを展開する自然派高級リゾートブランド。ベトナム最後の楽園と言われる最東南部の離島、ConDao(コンダオ)のビーチフロントに佇む「シックスセンシズ コンダオ(Six Senses Con Dao)」では、複数世代が同時に滞在できるファミリープランを開始した。Ocean Front 4 Bedroom Pool Villa ©Six Senses Hotels Resorts Spas4ベッドルームを完備するヴィラでは、一人ひとりに配慮したプライベート空間はそのままに、ダイニングやゲームを一緒に楽しめる共用部も充実。最大で9名が同時に滞在でき、複数世代での夢のようなステイが実現する。 世代別アクティビティも充実Movies-at-night ©Six Senses Hotels Resorts Spas本プランに合わせて、シックスセンシズ コンダオでは各世代が楽しめるアクティビティを用意。世代を超えて楽しめるマリンスポーツ、自然体験、お料理教室などのローカルカルチャーに触れる多様なアクティビティはもちろん、子ども向けには動植物ツアーやスキューバダイビング、更になんとSPAマッサージやヨガもなどのメニューなども提供する!お料理好きなティーン向けには、ベトナム料理やピザ、スムージーなどのお料理教室も。Pho ©Six Senses Hotels Resorts Spasアクティブ派には、コンダオの美しい自然を体感するダイビングやチャーターボート、島周遊のアクティビティもおススメ。イカ釣りのアクティビティ後、釣ったイカをいただくバーベキュープランは、家族の忘れられない思い出になりそう。4Bedroom Villa night ©Six Senses Hotels Resorts Spas昔ながらの漁村をテーマに、50のプライベートプールヴィラを含む各施設が1.6キロにもわたる東ベトナム海のビーチフロントに点在するシックスセンシズ コンダオ。ベトナム伝統のビレッジスタイルを体験できるマーケットやレストラン、更に世界的に定評のあるシックスセンシズスパを有する。国立公園内の立地を唯一許された同リゾートでは、例年5月~10月頃までウミガメの観賞ツアーも楽しめるそう。
2016年06月09日photo:PIXTAベトナムのビーチリゾートと言えば、ダナンをはじめ、南部のフーコック島や、東海岸のニャチャンが人気。リゾート風情と長閑な景色のどちらも楽しめるので、ゆっくりリラックスしたいなら訪れたい旅先だ。でも、せっかくベトナムに行くなら、やっぱりシティも楽しみたい……。そんな人におすすめしたいのが、ビーチリゾートに1泊だけホーチミン滞在をプラスする旅! フーコック島 ©TRIPPING!現在日本から直行便のないフーコック島とニャチャンに行くには、ホーチミンのタンソンニャット国際空港で乗継ぐのが便利なので、リゾートからの帰路の乗継ぎ時に1泊プラスするのがおすすめ。ダナンまでは成田空港から直行便もあるが、あえてホーチミンで乗継ぎをするプランも一案。ホーチミンからの飛行時間は、ダナンが1時間20分、フーコック島とニャチャンはそれぞれ1時間程度。 航空券選びのポイント©Vietnam Airlinesビーチリゾートとホーチミンを周遊するなら断然便利なのが、ベトナム航空。ベトナム最大の航空会社は、ホーチミンとベトナムビーチを繋ぐ路線も充実。更に、ギリギリまでホーチミンを満喫できる深夜発の帰国便が豊富なのも嬉しい限り。成田、関空、名古屋、福岡まで、それぞれに深夜発のフライトを運航中。 ホーチミン深夜発の時刻表は以下の通り。(2016年6月現在)■ホーチミン→成田(毎日運航中)・5/2-7/1,10/2-2900:35ホーチミン発8:00成田到着・7/2-10/10:25ホーチミン発8:00成田到着■ホーチミン→関空(毎日運航中)・10/2-2900:20ホーチミン発07:20関空着・6/2-10/100:05ホーチミン発 07:20関空着■ホーチミン→名古屋(火木土日 運航中)・10/2-2900:20ホーチミン発7:30名古屋到着・6/2-10/100:05ホーチミン発7:30名古屋到着■ホーチミン→福岡(木日 運航中)・6/2-9/2900:20ホーチミン発07:20福岡着・10/2-270:35ホーチミン発07:20福岡着 ホテル選びのポイントホテルデザールサイゴン ©Accorhotels1泊2日と限られた時間の中でホーチミンを満喫するなら、主要観光スポットにアクセスしやすいホテルを選びたいところ。更に欲を言えば、ホーチミンらしいコロニアルな雰囲気漂う5つ星ホテルに泊まれば、リゾートとはまた違った趣に満足できるはず。ホテルデザールサイゴン ©Accorhotels昨年10月にオープンした5つ星ブティックホテル「ホテルデザールサイゴン」は、観光の中心地であるドンコイ通りからも徒歩圏内で、デパートやおしゃれなレストランにも歩いて出かけられる好立地が魅力。デザイン性が高く、フレンチシックな雰囲気と、ベトナムらしい異国情緒のどちらも感じられることから、オープン以来、国内外から注目を集めている。ソフィテルプラザサイゴン ©Accorhotelsまた、ホーチミンで最初に誕生した外資系ホテル「ソフィテルプラザサイゴン」は、クラシックな雰囲気と一流のおもてなしが魅力の5つ星ホテル。ホーチミンでエレガントな滞在を叶えるなら選びたい一軒だ。もちろん主要観光スポットまでもアクセスしやすく、ホテルに常に待機しているタクシーを利用すればどこにでも出かけやすい。共に空港からは車で30分程。 ホーチミン1日目午前〜昼過ぎ:リゾートからホーチミンに到着ベトナムリゾートから午前中の便で、ホーチミンへ!昼過ぎまでにホテルに到着すれば、午後もゆっくりホーチミンを楽しめる。尚、空港から中心地までは20分〜30分程。 ホーチミン1日目ランチ:ホテルのビュッフェでのんびりランチホテルデザールサイゴン ©Accorhotelsチェックインの時間までは、滞在ホテルのランチビュッフェを楽しむのも一案。一流ホテルでは、ダイニングでランチビュッフェを開催している場合が多く、ベトナム料理から、インターナショナルなアラカルト料理、デザートまで豊富なラインナップを楽しむことができる。慌てて外に食事に出かけることなく、のんびり食事をしながら、まずはホッと一息つきたい。 ホーチミン1日目15:00:ドンコイ通りを散策&仕立て屋さんへ©TRIPPING!ホテルでチェックインを済ませたら、ホーチミンの目抜き通り、ドンコイ通りへ。コロニアル建築が目を引くサイゴン大教会や、中央郵便局、オペラハウスを見学しながら、お洒落なショップやカフェも覗いてみたい。©TRIPPING!オリジナルのワンピースを作ることのできる仕立て屋さんを訪れてみるのもおすすめ!ドンコイ通りからすぐの「Mangrove(マングローブ)」なら、翌日の18時までに、オーダー品が完成するから1泊の滞在中でも受け取り可能。※帰国便が昼発の場合は不可店内には日本のファッション誌を切り抜いたスクラップブックがあるので、お気に入りのデザインと布を選んでオーダーしよう。細かく採寸をしてくれるので、自分だけのオリジナルワンピースを作ることができる。ワンピースは35$〜。©TRIPPING!---------------------------Mangrove(マングローブ)・住所:83 Mac Thi Buoi St, District 1, HCMC・電話:(+84) 8 38243465・時間:9:00~19:00 ホーチミン1日目18:00:話題のレストランでディナー©HOA TUCディナーは、雰囲気も味も、さらにコスパもいいベトナム料理レストランへ!「HOA TUC(ホアトゥック)」は、約130年前のフランス統治時代にアヘン工場として使われていたもので、コロニアルスタイルの空間で、食事を楽しむことができる。BLOOM Saigon ©TRIPPING!「BLOOM Saigon(ブルーム・サイゴン)」はコロニアル建築の邸宅レストラン。伝統的なベトナム料理から、モダンキュイジーンまで味わうことができる。 ホーチミンライターのおすすめレストランはこちら> ホーチミン1日目21:00ルーフトップバーで乾杯ノボテルサイゴンセンター「On Top Bar」 ©Accorhotelsホーチミンでナイトアウトするなら、ホテルのルーフトップバーへ。ホテルデザールサイゴンの屋上バー「POOL BAR(プールバー)」は、今まさに旬なスポット。ホーチミンで一番高いところに位置するインフィニティプールに隣接するバーで、連夜DJがプレイし、多くのゲストで賑わう。会話も楽しみたいという人におすすめなのは、ノボテルサイゴンセンターのバー「On Top Bar(オントップバー)」。ビジネスシ―ンでも利用できるようにと、店内の音量ボリュームに気を遣い、会話もゆっくり楽しめる空間だ。 ホーチミン2日目9:00ベンタイン市場周辺でお買い物©TRIPPING!ホーチミン2日目は、早めに起きてショッピングへ!スタートはベンタイン市場。朝早い方が値引きがしやすいお店もあるので、早速プチプラ小物をゲット。更に、徒歩圏内にはお洒落な雑貨店が点在しているので、ゆっくり見て回りたい。©TRIPPING!ベンタン市場からレ・ロイ通りを1分程歩いたところにあるのが、「DUY TAN(ユイタン)」。ベトナム漆器や、レトロな雑貨が並ぶスタイリッシュなお店。カラフルな漆器が人気。The House of Saigon ©TRIPPING!市場の北側、トゥコアフアン通りにあるのが、ベトナム全土から集められた豊富な雑貨が揃う「The House of Saigon(ザ・ハウス・オブ・サイゴン)」。高品質の刺繍小物や、アクセサリー、お茶やお菓子といった食品まで、自分用にもお土産にもぴったりな逸品が並ぶ。オーセンティック ©TRIPPING!その他にも、市場の北側に走るレタントン通り沿いには、バッチャン焼き専門店「オーセンティック」や、その他にもお土産選びにぴったりな雑貨店があるので、まとめてお買い物を楽しもう!---------------------------DUY TAN (ユイタン)・住所:76 Le Loi St. Quan1, Ho Chi Minh・電話:(+84) 8 3824 4860・時間:9:00~20:00 House of Saigon(ザ・ハウス・オブ・サイゴン)詳しくはこちら>Authentique(オーセンティック)・住所:113 Le Thanh Ton, Quan1, Ho Chi Minh・電話:(+84) 8 3822 8052・時間:9:00~21:00 ホーチミン2日目11:00:ローカル食堂へGO!ベンタイン市場周辺には、地元の人で賑わうローカル食堂も点在しているので、少し早めのランチで訪れてみよう。©TRIPPING!ベンタイン市場から徒歩3分の「CAT TUONG(カットゥーン)」は、鶏のフォー(フォーガー)が絶品のお店。クリアなスープは見た目と反して濃厚でコクがあり、やみつきになる味。©TRIPPING!同じく徒歩3分のところにある「XOI GA NUMBER ONE(ソイガー・ナンバーワン)」は店名の通り、ホーチミンでNo.1と称されるソイガー(ベトナム風鶏おこわ)の店。日本のおこわよりも食感が軽いので、1人2つは食べられてしまうほど。尚、ベンタイン市場内にも、食事やデザートを食べられるお店があるので、旅慣れている人はぜひトライしてみて!---------------------------CAT TUONG(カットゥーン)詳しくはこちら>XOI GA NUMBER ONE(ソイガー・ナンバーワン)詳しくはこちら> ホーチミン2日目12:00:ホテルでチェックアウト一度ホテルに戻ってチェックアウト。荷物を預けたら、ホテルのラウンジでクールダウン。 ホーチミン2日目14:00:スパで旅の疲れを癒す©miu miu spaホテルで一休みしたら、旅の疲れを癒しにスパに行こう。手軽にリーズナブルにスパやマッサージを楽しみたいなら、在住日本人にも人気のスパ「miu miu spa (ミュウミュウ スパ)」へ。気軽に受けるなら着替えの必要がない、フットマッサージや 頭、首、肩マッサージがおすすめ。もちろん、アロママッサージやホットストーンマッサージなどもメニューにあるので、時間と予算に合わせて選んでみて。ラ・スパ・デザルティスト ©Accorhotels極上のスパ体験をお望みなら、「Le Spa des Artistes(ラ・スパ・デザルティスト)」をチェックしてみて。ホテルデザールサイゴンの3階に位置するこちらのスパでは、100%オーガニックにこだわったスパプロダクトを使ったトリートメントを受けることができ、その技術もトップクラス。ホーチミン屈指のスパで癒しの時間を満喫しよう。---------------------------miu miu spa (ミュウミュウ スパ)詳しくはこちら>Le Spa des Artistes(ラ・スパ・デザルティスト)詳しくはこちら> ホーチミン2日目16:30スーパーでお土産選び&仕立てた洋服を取りにいくスパでリラックスしたら旅も終盤。スーパーで食料品などのお土産を購入して、前日に仕立てたワンピースを受け取りに行こう。お土産選びにおすすめなのがドンコイ通り沿いにあるスーパー。お菓子から調味料、フォーなどの食材も豊富に揃う。---------------------------ドンコイ通り周辺のスーパー詳しくはこちら> ホーチミン2日目19:00オープンエアーのレストランで夕飯シークレット・ガーデン ©TRIPPING!旅の最後は、ベトナムらしいオープンエアーのレストランで乾杯!「シークレット・ガーデン」は、アパートの屋上にあるベトナム料理店。ここにレストランがあるとは思えないローカル度満点のアパートを登りきると、ランタン灯るおしゃれなレストランがお目見え。ベトナムの家庭料理の数々を味わえる。「SHガーデン」はドンコイ通りからほど近い場所にロケーションし、夜景も楽しむことができるレストラン。メニューに日本語表記があるのも嬉しいかぎり。---------------------------シークレット・ガーデン/SHガーデン詳しくはこちら> 22:00ホテルを出発預けていた荷物を受け取り、空港へ出発。一路日本へ。 “プラス一泊ホーチミン”は、フライトやホテル選び、現地でのプランを工夫すれば、想像以上に充実させることができる。リゾート帰りにシティも楽しむ欲張りな旅を叶えてみては?
2016年06月07日ノボテルフーコックリゾート ©TRIPPING!ベトナム最後の秘境との呼び声高いビーチリゾート「フーコック島」。基本情報をお届けしたvol.1、島でやりたい5つのことをご紹介したvol.2に続き、今回は、フーコック島で泊まりたいリゾートホテル2軒にフォーカス。 1. ノボテルフーコックリゾート©Accorhotels2016年1月にオープンしたばかりの「ノボテルフーコックリゾート」は、世界的インターナショナルホテル「ノボテル」のビーチリゾート。空港から車で10分とアクセス良好なロケーションにも関わらず、手つかずの大自然に囲まれた一軒だ。トルオンビーチに面した敷地には、全室オーシャンビューのビルディングタイプの客室が241室、1棟4部屋のユニットタイプの客室が80室、さらにヴィラが40室並ぶ。 自然と調和したコンテンポラリーなリゾート©TRIPPING!モダンでコンテンポラリーなデザインと、フーコック島の豊かな自然が調和し、快適さと安らぎを感じさせる、ノボテルフーコックリゾート。エメラルドグリーンの海に続くガーデンには、丁寧に手入れされた南国の植物が生い茂り、ラグーンを思わせる水路がビーチまでゲストを誘う。©TRIPPING!のんびりとしたムードのプライベートビーチでリラックスできるのはゲストだけの特権。ビーチフロントとメインレジデンスの前には、ゆったりとしたプールもあるので、一日中サマーベッドに寝そべる贅沢も優に叶えてくれる。 好みに合わせて選びたいバリエーション豊富な客室©Accorhotelsリゾート風情漂うラタンの家具と、落ち着いた雰囲気の木製家具が見事に調和した客室は、スタイリッシュな大人のリゾートステイを演出。ビルディングタイプの客室は、スーペリアルームが221室、スイートルームが20室。その全てがオーシャンビューなのも嬉しいかぎり。広々としたバルコニーからは、トロピカルガーデンと美しい海を一望。夕暮れ時のサンセットも格別だ。©Accorhotelsガーデンには、1棟4部屋のユニットタイプのデラックスツインが80室、さらにヴィラが40室並ぶ。ヴィラは1ベッドルームヴィラ、1ベッドルームプールヴィラ、更にビーチフロントのプールヴィラの3タイプ。天井が高く、開放的な部屋からは、ガーデンビューを望むことができる。よりプライベートな時間を楽しみたいなら、ビーチフロントのヴィラがおすすめ。 ホテルステイを盛り上げるダイニングホテルステイを思いっきり楽しみたいリゾーターにとって心強いのが、充実のダイニング。©Accorhotelsメインレジデンスの1階「FOOD EXCHANGE RESTAURANT(フード・エクスチェンジ・レストラン)」は、朝食からディナーまで楽しめるオールデイダイニング。朝食は、インターナショナルな料理が並ぶビュッフェで、オープンキッチンでは、卵料理に加え、ベトナムの麺料理が提供され定評を得ている。©Accorhotelsビーチに向かう途中、ガーデンの水辺に佇む一軒は、ハイクラスのキュイジーンを提供する「PHU QUOC SEAFOOD RESTAURANT(フーコック・シーフード・レストラン)」。ディナータイムにオープンするこのレストランでは、フーコック近海で獲れた新鮮な魚介を使った料理の数々を楽しむことができる。ベトナム料理をベースにした料理も多くラインナップしていて、フーコックのローカル料理「フーコックパンケーキ」もおすすめの一つ。 ゲストを飽きさせない多彩なアクティビティ©TRIPPING!プライベートビーチに、2つの大きなプールにキッズプールと、リゾートホテルとして申し分のないノボテルフーコックリゾートだが、更にアクティブに楽しむなら、テニスコート、自転車レンタルサービスも利用してみて。どちらも朝7時から夜6時まで無料で利用可能。更に、ヨガや自転車ツアー、カヤックといったスポーツアクティビティも無料で参加できるので、滞在中にチャレンジしてみたい。 ファミリーフレンドリーなリゾート©Accorhotelsカップル旅行や女子旅はもちろん、家族旅行にも打って付けのフーコック島だが、ノボテルフーコックリゾートでは、16歳未満のお子さんは2名まで無料で宿泊できるというから驚き。ビーチにプールに子供が喜ぶポイントはしっかり押さえたリゾートであることはもちろん、キッズクラブも充実しているから安心。ベビーシッターが2名常駐していて、短時間であれば子供を預けることもできるので、その間に大人はスパやプールバーでのんびりすることだってできるのだ。©Accorhotels尚、空港からのアクセスの良さに加え、ダウンタウン「Duong Dong town(ユーンドンタウン)」までは無料シャトルバスで25分、更に島随一の透明度が自慢のビーチ「サオビーチ」までは車で20分程。お出かけするのにも便利なロケーションは魅力的だ。 ノボテルフーコックリゾート・URL: ・住所:Duong Bao Hamlet, Duong To Commune, Kien Giang Province, PHU QUOC・電話:(+84)776260999・宿泊費:HPを確認 2. ラベランダリゾートフーコック – Mギャラリー by ソフィテル©Accorhotelsフーコック島を代表する西海岸のビーチ、ロングビーチ沿いに佇むのは、2006年創業の5つ星リゾートホテル「ラベランダリゾートフーコック」。コロニアル建築が目を引く全70室のブティックホテルは、まるで海辺の邸宅のような趣。エレガントなリゾートステイを叶えてくれる。 フレンチコロニアル調で統一されたクラシックなリゾート©Accorhotelsボタニックガーデンに囲まれたホテルのエントランスは、まるで秘密の花園の入口のよう。トロピカルな植物が生い茂る敷地内に並ぶのは、フランス統治時代のベトナムからインスパイアされたエレガントなコロニアル建築。クラシックな雰囲気は、異国情緒たっぷりでドラマティックな滞在を予感させてくれる。©Accorhotelsエレガントなムードと、開放的なリゾート感を持ち合わせているのは、ラベランダリゾートフーコックならでは。真っ白な砂浜の美しいプライベートビーチでは、思いのままに穏やかな時間を過ごすことができる。サンセットも見逃せない。 ベトナムらしいコロニアルスタイルの客室©Accorhotels客室は、ビルディングタイプの49室とヴィラが21室。それぞれにガーデンビューとオーシャンビューと用意されていて、バリエーションは合わせて7タイプ。全室プライベートバルコニー付きで、ボタニカルガーデンの景色を楽しむことができる。©Accorhotels床一面に貼られたモザイクタイルや、黄色や緑、紫に淡い色で塗られた壁からは、ベトナムのコロニアルスタイルを十分に感じられ、シーリングファンや天蓋がロマンティックなリゾートステイを演出してくれる。 海を見下ろすロケーションが自慢のダイニングリゾートにある2つのレストランとバー&ラウンジは、どれも海を望むベストロケーション。©Accorhotelsメインダイニングの「THE PEPPER TREE RESTAURANT(ザ ペッパーツリー レストラン)」は、フレンチ×ベトナミーズの料理が味わえるファインダイニング。フーコックやベトナムの旬な食材をふんだんに使い、フレンチとベトナム料理を見事に融合させたキュイジーンが楽しめる。フーコック名産の胡椒を使った一杯や、地酒のシム酒をベースにしたものなど、豊富なカクテルにもチャレンジしたい。©Accorhotels海辺のデッキにあるのが、カジュアルなオールデンダイニング「LE JARDIN(ルジャルダン)」。薪釜で焼くピザをはじめ、ヘルシーでシンプルな料理はゲストから定評だ。尚、レストランやバーで提供される野菜やハーブの一部は、敷地内のオーガニックファームで栽培している。 フーコック島をメモリアルな旅先に©Accorhotelsクラシックでロマンティックなムードと、リゾートの開放感のどちらも持ち合わせたラベランダフーコックリゾートは、ハネムーンにもぴったり。更に、ウェディングセレモニーやパーティーの会場としても人気で、今迄に日本人のカップルも挙式&パーティーを開いたとか。ホテルスタッフのきめ細やかなおもてなしと、心温まる演出は、一生の思い出に残るウェディングを叶えてくれる。 ラベランダリゾートフーコック – Mギャラリー by ソフィテル・URL: ・住所:Tran Hung Dao Street, Duong Dong Beach, 95000, PHU QUOC・電話:(+84)77/3982988・宿泊費:HPを確認 ベトナムリゾート「フーコック島」特集vol.1注目度大!ベトナム最後の秘境リゾート「フーコック島」vol.2ベトナムの秘境!フーコック島でやりたい5つのことvol.3あなたはどっち派?ベトナム・フーコック島で泊まりたいリゾート2軒
2016年06月05日サオビーチ ©TRIPPING!ベトナム最大の島「フーコック島」は、ベトナム最後の秘境と言われる長閑なビーチリゾート。エメラルドグリーンの海に囲まれた島は、50%ほどを国立公園が占め、海に山に自然の宝庫。ベトナム人はもちろん、ヨーロッパからの旅行者にも今人気のディスティネーションなのだ。 フーコック島ってどこにあるの?まだまだ日本人には知られていないリゾートアイランド「フーコック島」。まずはその場所からご紹介。フーコック島は南北に細長いベトナムの南端、タイ湾に面した島で、お隣の国カンボジアの国境近くにロケーション。島の面積は、日本の淡路島とほぼ同じだ。日本からの直行便は未就航ではあるが、ホーチミンから空路で1時間とアクセスしやすい。成田空港、関西空港、中部空港(名古屋)、福岡空港から、ベトナム航空の午前便※でホーチミンへ向かえば、乗継ぎを含めてもその日の夕方にはフーコック入りが可能。到着日からゆっくりディナーも楽しめる。※成田空港は9:30発(週7便)、その他は10:30発(関西:週7便、中部:週4便、福岡:週2便) 2016年5月現在ベトナム航空搭乗の体験記はこちら> フーコック島ってどんなリゾート?フーコック島は、ベトナム人や欧米人の間では、すでに人気上昇中のリゾートのひとつ。一体どんな島かというと…… 1. 美しい白砂のビーチサオビーチ ©TRIPPING!フーコック島は、白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が魅力のベトナム屈指のビーチリゾート。島内には、10カ所以上のビーチがあり、中でも西海岸のロングビーチや、島の南部に位置するサオビーチが人気。ノボテルフーコックリゾート ©Accorhotels西海岸のビーチから望む夕陽は実にロマンティック!インドシナ半島の東側に位置するベトナムにおいて水平線に陽が沈むシーンを観られることは珍しく、国内随一のサンセットスポットだ。 2. ラグジュアリーホテルが続々オープンノボテルフーコックリゾート ©TRIPPING!まだまだ長閑な風景の残る島も、ただいまホテルのオープンラッシュを迎えていて、世界的なインターナショナルホテルも、続々と進出をしている。ラベランダリゾートフーコック ©Accorhotels美しいビーチでのんびりするのが一番贅沢な過ごし方のフーコック島だから、ステイ先はプライベートビーチのあるリゾートホテルがおすすめ。コロニアル建築が美しい一軒から、スタイリッシュな一軒まで揃うので、好みに合わせて選びたい。 3. 新鮮なシーフード料理をコスパよく楽しめる©TRIPPING!新鮮なシーフード料理を安く味わえるのも島の魅力のひとつ。日本人に馴染みのある魚介も豊富で、ウニや牡蠣、蟹、エビ、ホタテなどの料理が人気。©TRIPPING!街の食堂や、ナイトマーケットの食堂では、生け簀から好きな魚介を選び調理法をオーダーすることができるので、好みに合わせて新鮮なシーフード料理を味わいたい。地元の人のおすすめは、牡蠣やホタテのグリル、蟹のレモングラス蒸し。 4. 「ヌクマム」と「胡椒」の産地©Vietnam Airlinesフーコック島は、ベトナム料理には欠かせない調味料「ヌクマム」の一大生産地。小魚を発酵させて作るヌクマムは、独特の香りと風味が特徴的で、ベトナム料理の味の要。いくつかある工場のうち、4つの工場では見学が可能。購入もできるが、強い香りのため機内預けも持ち込みも不可となるのでご注意を!photo:PIXTAヌクマムと同様に、島の特産品となっているのが胡椒。胡椒畑は見学可能な場所もあり、観光スポットとしても人気。胡椒を使った製品はその場で購入可能。お土産にもぴったりだ。 5. 少し足を伸ばして訪れたい観光スポットが点在©TRIPPING!ビーチやホテルでのんびりしたいフーコックの旅だが、少し足を伸ばして観光するのも楽しみのひとつ。島の南、サオビーチの近くに位置する「ホ—コックパゴダ(Ho Quoc Pagoda)」は、海を望む美しい寺院。©TRIPPING!「フーコック収容所(Phu quoc prison)」は、フランス植民地時代に造られ、ベトナム戦争時には、アメリカ人がベトナム人捕虜を収容していた場所。現在は、その歴史を風化させないためにミュージアムを併設し、一部が公開されている。ベトナムでも重要な史跡のひとつだ。まだまだ、その数は多くはないものの、観光スポットが点在するフーコック島。島内では流しのタクシーを見かけることがあまりないので、観光をするならタクシーチャーターかツアーに参加するのが便利。おすすめの観光スポットと合わせてホテルのコンシェルジュに相談してみよう。 6. 子連れの家族旅行にもぴったりのディスティネーションノボテルフーコックリゾートのプライベートビーチ ©TRIPPING!カップル旅行や女子旅としてはもちろん、子連れの家族旅行にもおすすめできるフーコック島。開発が始まって間もないリゾート地のため長閑で、道なども綺麗に整備されていて安心。プライベートビーチに加え、大きなプール付きのリゾートホテルが充実しているので、プールと海が大好きなキッズもご満悦のリゾートステイが叶うはず。ノボテルフーコックリゾートのキッズルーム ©Accorhotels 続いて、フーコック島でやりたい5つのことをご紹介 ベトナムリゾート「フーコック島」特集vol.1注目度大!ベトナム最後の秘境リゾート「フーコック島」vol.2ベトナムの秘境!フーコック島でやりたい5つのことvol.3あなたはどっち派?ベトナム・フーコック島で泊まりたいリゾート2軒
2016年05月31日©Vietnam Airlinesベトナム航空といえば、鮮やかなブルーの機体にゴールデンロータス(蓮の花)のマークが印象的な、ベトナム最大の航空会社。現在、東京、大阪、名古屋、福岡とホーチミン、ハノイを結び、2014年からは人気上昇中のビーチリゾート、ダナンまで成田から直行便を運航しています。 今年から日本発着便の一部に、ボーイング787-900、通称「ドリームライナー」を導入したことも話題になりました!先日のベトナム出張時に、話題のボーイング787便に搭乗してホーチミンに向かったので、機内の様子をご紹介します。 居心地のいい空間は最新鋭の素材のおかげ©TRIPPING!最新鋭のカーボン素材を使用し、軽量化に成功したボーイング787-900は燃費の良さが特徴のひとつ。それゆえに、燃料を大量に積める大型機でないと飛行できなかった長距離飛行もできるようになり、日本から各国への新規就航ラッシュの立役者となったわけです。軽量かつ、強度のあるカーボン素材のおかげで、従来より窓は大きくなり、天井も高くなりました! 空の旅を快適にするエンターテイメントサービス©TRIPPING!10.6インチ※のタッチパネル式のパーソナルモニターでは、新作映画はもちろん、ドラマやニュース、ゲームなどの各種エンターテイメントが楽しめます。外資系の航空会社だと、どうしても日本の作品や日本語字幕の作品が少なかったりしますが、今回は新作映画の中にも日本語字幕で楽しめるものがあり、大満足。※ビジネスクラスは15.4インチ©TRIPPING!モニターの下には、USBポートも完備しているので、スマホなどの充電も可能です。 最先端技術で、快適な空の時間を©Vietnam Airlines窓の調光には、電子カーテンを採用。窓の下のボタンを押すことで、遮光具合を5段階に調整することができます。窓カバーの開け閉めでは不可能だった、ほどよい調光も可能に!キャビン上のLED照明は、体内時計に合わせてコンピューター制御されていると聞いてびっくり。食事の時間は、心休まる暖色の光りで乗客を照らし、起床時間には、まるで窓から降り注ぐ朝日のような淡く白い光りで機内を演出してくれるのです。更に、機内は温度と湿度を精密にコントロールすることで、寒過ぎたり暑過ぎたりすることなく、乾燥も防いでいるというから、嬉しいかぎり。最先端の技術でより快適な時間を過ごすことができるんです。 豊富なミールサービス©Vietnam Airlinesボーイング787便に限らず、豊富なミールサービスが定評のベトナム航空。ベジタリアン対応のミールに留まらず、ハラル対応や胃腸に優しいミール、糖尿病患者や、カロリー制限をしている乗客のためのミールなど、充実のサービスが自慢です。キッズ向けチャイルドミールやベビーミールも用意されているので、家族旅行の際にも安心! ビジネスクラスで過ごす、一流の空の旅©Vietnam Airlinesボーイング787のビジネスクラスのシートはヘリンボーン型(斜め)配列で、最上級のプライバシー空間を実現させています。さらにフルフラットシートを採用し、ベッドのように心地よく体を休ませることができるのが魅力のひとつ!©Vietnam Airlines1−2−1の配列で、機内に28席用意されています。搭乗前のラウンジサービスに加え、機内でもバーカウンター「ザ・バー」にてお酒を楽しむことができます。きめ細かいアメニティのサービスもさすがです。ボーイング787のビジネスクラスなら、極上の空の旅を叶えてくれること必至です。 その他にも、様々な魅力を持ち合わせたベトナム航空のボーイング787便。現在は、成田—ハノイ、成田—ホーチミンにて使用中です。快適な空の旅、実感してみてくださいね!ちなみに個人的に、ベトナム航空の厚めのブランケットも好み。ふかふかして気持ちがいいんですよ。 ベトナム航空
2016年05月31日©ベトナムフェスティバル2016渋谷・代々木公園で2016年6月11日(土)、12日(日)、「ベトナムフェスティバル2016」が開催される。国内最大級の日越交流イベントで、ベトナムの魅力を再発見しよう! 日本最大級のベトナムイベント©ベトナムフェスティバル2016 2016年で9回目を迎えるベトナムフェスティバルは、来場者数約18万人(2015年実績)を記録する日本国内最大級の日越交流の祭典。アオザイショウや伝統芸能歌舞団による本場の伝統芸能が披露される他、ベトナム料理やベトナム雑貨のブースなども多数出店する。様々なシーンのベトナム文化に直接触れることができる、ベトナムファン、アジアファンには見逃せない一大イベントだ。 美味しくヘルシーなベトナム料理に舌鼓©ベトナムフェスティバル2016 会場には、飲食店が約50ブース、その他物販や団体が30ブース、合計80ブースが出店予定。日本でもヘルシーと人気の高いベトナム料理のブースでは、定番の「フォー(米粉麺)」や「バインミー(ベトナム風 サンドイッチ)」、「バインセオ(ベトナム風お好み焼)」を始め、まだ日本人には馴染みの薄い ベトナム風つけ麺なども提供。ベトナムビールやコーヒーと合わせていただきたい。 ©ベトナムフェスティバル2016 物販のブースでは、例年アオザイやサンダル、ベトナム雑貨や民芸品を扱うお店が多数出店。可愛いベトナム雑貨やオリエンタルなビーズ雑貨は要チェック!会場内のステージでは、ベトナムを代表するトップアーティストたちによる芸能や音楽などのショーも予定されている。 ©ベトナムフェスティバル2016 スケジュールや出店店舗の詳細は、今後発表予定。当日はかなりの混雑が予想されるので、お目当てのショーやブースは事前に公式ホームページやFacebookをチェックしていこう。 ベトナムフェスティバル2016日 時 : 2016年6月11日(土)、12日(日)両日10:00~20:00※開会式11日(土)11:00~会 場 : 東京都代々木公園イベント広場※雨天決行入場料 : 無料(雨天決行)詳細 :
2016年04月25日著者撮影ベトナムライターのネルソン水嶋です。旅行先の見どころを探すとき、ほとんどは「場所」を軸に探しますよね!当たり前じゃないかって?いやいや、忘れてますよ…「時間」という軸! 時間軸で旅行するススメ同じ場所でも、朝昼夜には全く違う顔を覗かせることがあります。日本でだって、丸の内も、平日日中はビジネス街だけど週末は皇居ランナーだらけですよね。まぁ、週末に行ったことがないので適当こいてますが。たとえばの話です。それは海外旅行先でもいっしょ。場所を選んでも何曜日の何時に行くかはとても重要で、そこをはずすと何も楽しめないこともあれば、はずしたからこそ見られる景色もあります。 今回はその一例として、「ベトナムの朝活」を紹介しますよ! ベトナム人の「朝活」を見に、ホーチミン市内のタオダン公園へ朝活? 読書?勉強会?それともオシャレなブレイクファースト? 真相を確かめに、ホーチミン市内某所へやって来ました。著者撮影相変わらず賑やかしいバイクー、の! 著者撮影すぐそばに! 著者撮影都会とは思えぬ少し緑深い公園が存在します、これがタオダン公園です。 ベトナムはところどころにこうした大型の公園があり、市民の憩いの場となっています。ま、このホーチミン中心地においては、どこまで行っても車やバイクの喧騒から完全に逃れはしませんけども。著者撮影この木々が常軌を逸した高さで、 著者撮影普段はバイクに気を取られて気づきませんが、ふと見上げるとまるでさも巨人に囲まれているかのような錯覚を覚えます。木の一本一本がマンション5階建て以上には匹敵しそう。 これらはフランス植民地時代に植林されたものらしいですが、当のフランス人たちもまさかここまで伸びるとは思わなかったのではないでしょうか。ギンギラギンに照りつける日光に、雨季にはお節介と言えるほど降りしきるスコール(豪雨)で、健やかに育った結果です。 余談ですが、最近ではこの巨木が台風に煽られて倒れるという事故が頻発しており、危ないからという理由で伐採されている光景を見かけるようになりました。フランス人!廊下に立ってて~! 本題に戻ります。 朝活の正体は、運動!ベトナム人はスポーツ好き著者撮影公園に目をやるとー、 著者撮影いたいた! 著者撮影彼らは何をしているのか? 著者撮影見ての通り、 著者撮影運動です。 いや、「見ての通り」は不親切すぎました。日本にこんな器具ねぇな。 この妙な形の遊具らしきものは、ベトナムの大きな公園にはたいてい備え付けられている運動器具です。無料で使えるので、運動好きのベトナム人は朝からここで己の心身を鍛えているのですね~。 ちなみにこのとき時間は朝6時半だったのですが、彼らはきっと一時間前からいたことでしょう。ベトナム人は早寝早起きが基本なんですね。飲食店全体の営業時間に引っ張られるところはあると思うのですが、感覚だけで言えば、日本人に比べると二時間くらいは早いかもしれません。 ベトナムに住んでいた友人のエピソードで、「いつまで寝てるんだ!」とベトナム人の大家に叩き起こされたらまだ朝7時だった、というものがありました。いやー、寝起きの悪い人なら胸ぐら掴んで背負投げですよねー。著者撮影これら運動器具の効果の程は分かりません。いつか、ジムのトレーナーとか、その道の専門家に評価してもらってもおもしろそうですね、今度やろうかな。マニアックすぎるかな。 著者撮影もちろん、ウォーキングに勤しんでいる人もいます。 著者撮影公園の同じルートを延々と回っています。もしかしたら地面下にある磁石とか連動しているのかもしれません、モノレールみたいに。 謎の動きを繰り返す人たちほかにも、一人で黙々と動いている人たちもいます。ただその動きが…よく分からんのですね。両腕をずっと前後に振っていたり、路肩の昇り降りを繰り返したり、「それカロリー消費できてるの?」という動きをしている人をよく見かけます。著者撮影腕を振っている。 著者撮影みんなで腕を振っている。 著者撮影この人に限っては停止している。 ベトナムでは常にバドミントンが大人気また、ベトナムは車やバイクが多いため、市民が思い切り身体を動かせる公園が多くはありません。そうすると、もちろん公園の人口密度も高くなるという訳で、なるべくスペースを取らないバドミントンが大人気。著者撮影だから、 著者撮影そこかしこで、 著者撮影バドミントンコートが、 著者撮影設置されている訳、なのですが…。 著者撮影ここまでお見せして気付かれました? バドミントン、全てのコートで6人対戦(3対3)…せま!スペースが取れないですからね!エコです。 ちなみにコートを張っている場所も本来は歩道なんですが、これはきっと公園も容認(または主導)している使い方なのでしょう。公園内だから全然いいのですが、ハノイでは車やバイクがガンガン走るそばの歩道でバドミントンをやっているおばちゃんを見かけたことがあります。シャトルがぶつかったら大事故につながる気もするのですが…そんな心配をするだけ野暮な、達人なのかもしれません。著者撮影また、ラケットで打つのではなく足で蹴り合う人たちも。 著者撮影これはダーカウというスポーツで、ベトナムでは大人気。小学校を訪問したことがあるのですが、体育の授業らしき生徒がみんなマイ・ダーカウを持っていたので、子どもの頃から教え込まれるのでしょう。日本でいえば、縄跳びみたいなものか。 ただ、朝の公園にいる人たちは上手すぎです。全身からほとばしるオーラがプロのそれ、実際にそうなのではないでしょうか。今日は二人しかいませんでしたが、たまに四人くらいでかなりアクロバティックな動き(背中を向けてノールックで蹴るとか、回し蹴りのように蹴るとか)をしているときもあります。これを見るためだけに早起きする価値は大いにあると思います。夕方でもやってたりするけどね。 東南アジアの朝と言えばコレだね!エアロビクスまた、公園ではずーっと音楽が流れています。アップテンポで、途中途中に「はい!」「ほっ!」といった声が入る。著者撮影その正体は… 著者撮影エアロビクス~!この風景、ハノイはもちろん、ラオスやカンボジアでも見たことがあります。東南アジアの各国では何故かエアロビクスが人気なのです。そして大抵、参加者はおばさまです。著者撮影手前の男性は待機中のご主人か。 著者撮影一糸乱れぬとはほど遠い動きのグループもいれば、 著者撮影アロハな曲に乗って、社交ダンスをしているグループもいました。 ベトナムの朝は公園へ行け!はい!いかがでしたでしょうか。 これだけ賑わっているタオダン公園ですが、朝も8時を過ぎるとほぼ人がいなくなるんですよねー。だから普段は見落としがちですが、ちょっと訪れる時間を変えるとまるで違った表情が見られるのです。また、同じホーチミン市内ならレバンタム公園もオススメです。ハノイならリータイトー公園かな。 この風景を見るには、どれだけ遅くとも朝7時頃には着いておきたい。なので、早起きするという面倒さはありますが、ベトナム人の素の風景が覗けると思います。 日本人からすると突っ込みどころが多いので、過ぎる時間はアッという間。ベトナム人に混じって軽く運動したあとは、そのまま視界に入ったフォー屋に流れる、という朝の過ごし方も良いでしょう。著者撮影これはフォーじゃなくてブンボーという食べ物だけど、運動したあとのヌードルは格別に美味い! 最後に、個人的オススメとして、ダナンのミケビーチの朝もおもしろいです。こちらは海沿いの街にあるため、市民は公園ではなくビーチに行くんですね。著者撮影快晴の日の、ミケビーチの朝日はもう最高。 タオダン公園名前:Cong vien Tao Dan住所:Cong vien Tao Dan, Nguyen Thi Minh Khai, Ben Thanh, District.1, Hochiminh city. レバンタム公園名前:Cong vien Le Van Tam住所:Cong vien Le Van Tam, Vo Thi Sau, Da Kao, District.1, Hochiminh city. リータイトー公園名前:Vuon hoa Ly Thai To住所:Vuon hoa Ly Thai To, Dinh Tien Hoang, Trang Tien, District.Hoan Kiem, Hanoi (text & Photo:ネルソン水嶋) ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年04月13日富士通とエースコックは3月29日、ベトナムに進出している日系企業が現地で共同利用できる共同物流情報システムの構築に向けて、取り組みを実施することで合意した。2016年6月よりエースコック現地子会社であるAcecook Vietnam JSC(ACV)が物流で試行を始め、同システムの有効性を検証したのち、2017年3月の本稼働を目指す。富士通は、物流業務ソリューション「FUJITSU ロジスティクスソリューション Logifit(ロジフィット)」シリーズをベースとした共同物流情報システムを構築。Fujitsu Vietnam(FVL)が現地でシステムを運用する。ACVは、富士通が構築する共同物流情報システムの開発に協力し、2016年6月よりベトナム ホーチミン市で試行運用を開始。これにより、ACVの商品配送における効率的な配車計画作成や、作業進捗状況の把握、物流コストのコントロールや確認などを行い、車両の積載率や実車率の向上、物流コストの削減を実現するという。同システムの実用性が確認された後、ベトナムの日系企業に同システムの利用を募り、FVLとACVが共同でシステムを提供するという。
2016年03月30日化粧品のインバウンド消費予測のためにGMOインターネットグループは3月25日、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社が提携する日本とベトナムのモニターを対象に実施した「スキンケア・メイクに関する実態調査」の結果を公表した。アンケートは20代、30代の女性を対象に、2015年11月18日〜30日の期間に行い、日本人1007名、ベトナム人1040名、合計2047名から回答を得た。調査の目的は日本とベトナムのスキンケア・メイクに関する消費者実態を把握し、今後の日本国内の化粧品市場におけるインバウンド消費を予測するために行われた。メイクに関する相違点と共通点が明らかに調査の結果、スキンケア・メイクに関する日本人とベトナム人の習慣や嗜好の違いや共通点が浮き彫りとなった。第一に、日本人はスキンケア・メイクが日常化しているのに対して、ベトナム人は特別な日に行うものとして習慣化していないことが明らかになった。第二に、メイクする理由は日本人が身だしなみとして行うのに対して、ベトナム人はおしゃれのために行う女性が多かった。第三に、メイクに関する情報の入手先は日越とも「インターネット」と回答する女性が最も多かった。実態調査の結果、ベトナム女性に大きな影響を与えているのは日本よりも韓国であることが明らかになった。しかし、経済成長に伴い、メイクが習慣化することで、まだまだ日本のメイクや商品へのニーズが高まる可能性がある。ベトナム人女性の美のトレンドを掴まえることで、化粧品市場におけるインバウンド消費の拡大が図れるとGMOリサーチはまとめている。(画像はプレスリリースより)【参考】・GMOリサーチ株式会社プレスリリース(PR TIMES)・GMOリサーチ
2016年03月29日人気のエスニック料理、日本ではなじみのあるフードになってきましたね。その中でも最近特に注目を集めているのが、日本にも専門店が上陸したベトナムの国民的サンドイッチ「バインミー」。バインミーには、肉や野菜、パクチーが挟まれていて、まさにエスニックの香りを楽しめるサンドイッチです。材料があれば挟むだけなので誰でも簡単に作れますよ。それでは、早速作り方を見ていきましょう。バインミー調理時間 15分 レシピ制作:家庭科料理研究家 近藤 瞳<材料 2 個分>大根 5cmニンジン 5cmセロリ 5cm ナンプラー 小さじ2 砂糖 小さじ2.5 レモン汁 小さじ4 赤唐辛子(輪切り) 少々焼豚 80gキュウリ 1/2本バゲット 1本 ピーナッツオイル 少々香菜(ザク切り) 適量<下準備>・大根、ニンジンは皮をむいて細切りにする。セロリは筋を引いて斜め薄切りにする。大根、ニンジン、セロリは分量外の塩をもみ込んで10分置く。・焼豚は、厚さ3mmにスライスする。キュウリは斜め薄切りにする。<作り方>1、<調味料>の材料が入ったボウルに、水気をしっかり絞った大根、ニンジン、セロリを加えて和える。10分置く。2、バゲットは端を切り落として、長さを半分に切る。厚さ半分の切り込みを入れて、トースターで軽く焼く。ピーナッツオイルを薄くぬる。ヒント! ピーナッツオイルがなければ、ゴマ油で代用してください。3、バゲットにキュウリ、焼豚、(1)、香菜をはさむ。ナンプラーやパクチーは、最近ではスーパーでも入手できるようになってきたので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと病みつきになること間違いなし!
2016年03月18日©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT今最もアップカミングなディスティネーションのひとつ、ベトナム・ダナン。ベトナム中部の港町は、新たなアジアン・ビーチリゾートとして、引き続き世界的に人気上昇中だ。中でも、約30キロにわたる海沿いのビーチリゾートは、パーフェクトなエスケープスポット。そこで今回の「MY HOTEL CHOICE」では、オンザビーチに位置するダナンでいま泊まるべき憧れリゾートをご紹介!編集部イチオシの一生に一度は泊まりたいお篭もり系オールヴィラリゾートから、贅沢な滞在を叶えてくれるインターナショナルホテルまで、とっておきの1軒を見つけて。 1. Fusion Maia Danangフュージョンマイアダナン©Fusion Maia Resortラグジュアリーオールヴィラリゾート「フュージョンマイアダナン」は、このエリアで最も人気が高いヴィラのひとつ。中心街からは約10分、ミーケービーチ沿いに立地しており、ここなら、ダナンのビーチリゾートを余すところなく謳歌できる。モダンでスタイリッシュなヴィラでのステイは、思い描いた通りの休暇を叶えてくれる至高の一軒だ。©Fusion Maia Resortこのヴィラのユニークな特徴は、スパトリートメントがインクルードされているところ。追加料金なしで、マイア・スパのすべてのトリートメントの中から、1日に最低でも2つ、お気に入りのトリートメントをチョイスできる。(時間が空いていれば、それ以上も可能!)だからスパメニューを眺めながら、今日はどのトリートメントを受けようか考える時間も、このヴィラでの大きな楽しみのひとつ。トロピカルガーデン内にある22室のトリートメントルームでは、指圧系のウォーム・スポーツ・マッサージやバンブーマッサージなどさまざまに用意された最新のスパを体験して。©Fusion Maia Resortオールスパインクルーシブもさることながら、食事の評判も上々。どこでも好きな場所で食べられる朝食は、例えばビーチにセッティングすることもできる。顔を出したばかりの朝の太陽にきらめく海を眺めながら一日をスタートさせてみてはいいかが? または美味しいお料理を好きなだけいただけるビュッフェもおすすめなので、ぜひマークしてみて。©Fusion Maia Resort観光は、地の利を活かしてぜひ世界遺産の街ホイアンへ繰り出して。ホイアンの中心街には、ホテルの系列の「フュージョンカフェ」があり、ゲストはこちらで食事をすることが可能。美しい川辺のレストランでロマンティックなホイアン観光を満喫して。©Fusion Maia Resort*宿泊料金:一泊USD USD569~*部屋数:87室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward. Ngu Hanh Son District, Da Nang City, VietnamTEL: (+84) 511 3967 999Email:Fusionista-dn@fusion-resorts.com Naman Retreatナマン リトリート©Naman Retreatベトナムの伝統文化とモダン建築の粋が融合したアイコニックな佇まいの「ナマン リトリート」は、ダナンとホイアンの中間地点に位置する、洗練されたオールヴィラリゾートだ。周囲にはグレッグ・ノーマンのダナンゴルフクラブとコリンモントゴメリーという東南アジアの最高の2つのゴルフコースに囲まれた静かな環境。隠れ家ヴィラならではのエクシクルーシヴなモードに浸りながら、ありのあまの自分でいられるエフォートレスシックな時を満喫できる。©Naman Retreatナマン リトリートには、日常を払拭してくれるさまざまな仕掛けが随所に散りばめられている。リゾート自体が自然と調和するようなムードで設計されている。©Naman Retreatアイスクリームやヘルシーなジュースなど、女性好みのトレンディなメニューがいただけるシティニバーも自然と調和した竹のデザインやヤシの木に囲まれた居心地の良い空間。ハイハイレストランでは、美しいインフィニティ―プールを眺めながら、ベトナム各地の伝統料理をモダンに昇華させた料理を楽しめる。どこにいても、海を感じ、風を感じられるはず。©Naman Retreat日が高くなるまでのんびりくつろいで、午後からぶらりとホイアンまで足を伸ばしてみる。そんな余裕のある一日の使い方も可能だ。太極拳、ヨガ、サイクリング、ビーチ瞑想から、フィッシングにクッキング、ボートまで、ここでの過ごし方は自由。またはミーソン聖域、マーブルマウンテン、ホイアン旧市街、フエ古都などの人気スポットを巡りに出かけて。©Naman Retreat観光を楽しんでホテルに帰ってきたら、15室のトリートメントルームを擁したピュアスパへ。ナマンの伝統的なマッサージから指圧マッサージ、ボディラップ、ペディキュアに至る各種トリートメントが、ゲストの心とボディにホリスティックにアプローチしながら、五感を心地よく解きほぐしていく。ピュアスパでは、トリートメントだけでなく、3~14日間のデトックスクレンジングのプログラムもおすすめ。体に優しい食事、大腸洗浄療法などの健康療法も用意。トリートメントとの相乗効果で、じっくりと滞在型スパの醍醐味を感じられそう。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:108室———————————————————————住所:Truong Sa Road, Ngu Hanh Son District, Da Nang, VietnamTEL:(+84) 511 3959 888Email:reservations@namanretreat.com INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTインターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTダナンの賑やかな繁華街から30分ほど車を走らせると見えてくるのが、「神様からの贈り物」と呼ばれるソンチャ半島。ここはダナンの中でもひときわ風光明媚なエリアとして名高く、半島の丘から望むプライベートビーチは絶景。ダナン一の特等席とも言うべき丘に展開しているのがラグジュアリーなインターナショナルホテル「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」だ。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT世界的なホテルチェーンであるインターコンチネンタルのなかでも、ここ「ダナン サン ペニンシュラ リゾート」は、立地も含めて非常にユニークな存在感を放つ一軒といえる。「世界のクリエイティブなデザイナーTOP100」にも選出されたことのあるリゾートホテル界きってのデザイナー、ビル・ベンズリー(Bill Bensley)が手掛けた建物は、黒と白のカラースキームが印象的。インテリアにも、仏教寺院を思わせるモチーフが織り込まれ、ホイアンのランタン、仏教寺院や宮廷、のどかな村々など、伝統的なベトナムの風景をイメージソースとした遊び心を感じさせる空間に仕上がっている。滞在中、美しいベトナムに身も心も染まってしまいそうである。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTアンティークなフレンチヴィラ風にデザインされたダイニング「ラ・メゾン1888」は、日本でもファンの多い、三ツ星シェフとして名高いフレンチの巨匠、ピエール・ガニェールが手掛ける一軒だ。クラシカルなフレンチをモダンに昇華させながら、ほのかにアジアンテイストをまとわせた料理の数々は、「厨房のピカソ」と呼ばれるピエール・ガニェールならではの美的センスによって、芸術的なまでに美しい一皿に仕上げられる。ここでの美食体験は、旅中の大きな悦びの一つとなるに違いない。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT*宿泊料金:一泊USD 380.00~(料金変動制)*部屋数:200室———————————————————————住所:Bai Bac, Son Tra Peninsula, Danang, VietnamTEL:+84 511 393 8888Email:Reservations.ICDanang@ihg.com Hyatt Regency Danang Resort and Spaハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ©Hyatt Regency Danang Resort and Spaダナンを象徴する大理石でできた山、五行山(マーブルマウンテン)の麓にある「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ」は、2011年に創業した比較的新しい一軒。ホテルの敷地から白浜のビーチに出られるので、海を楽しむのにうってつけのコンテンポラリーなリゾート。また部屋から望める南シナ海とソンチャ半島は一幅の絵画のような美しさ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spaホテルの構成は、低層ホテル棟に位置する193室のゲストルーム、キッチン付きのホテルレジデンス95室、豪華な3ベッドルーム オーシャンフロントヴィラ27棟の3タイプから成るが、いずれも暖色のアーストーンの現代的なデザインで、広々とした開放的なムードの部屋に、大理石のバスルームを備えたラグジュアリーな設え。最新設備の充実ぶりと快適さは旅行通をも満足させるハイレベルな内容だ。ハネムーンから、女子旅、ファミリー旅から、長期滞在まで、いつどんな旅の目的で訪れてもパーフェクトなステイを楽しめるはず。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa本格的なベトナム料理と西洋料理の「グリーンハウス」、屋外で地元料理や各国料理を提供する「プールハウス」、伝統的なベトナム料理と西洋風グリルの「ビーチハウス」など、地元ならではの食をさまざまなスタイルとバージョンで味わえる。広いリゾート内ですべてがコンプリートする気楽さもおすすめのポイント。誰もが何も考えずに、ただただ日常をリリースできる白亜の楽園だ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa*宿泊料金:ウェブで確認*部屋数:315室———————————————————————住所:5 Truong Sa Street, Hoa Hai Ward, Ngu Hanh Son District , Danang, VietnamTEL:+84 511 398 1234Email:danang.regency@hyatt.com PULLMAN DANANG BEACH RESORTプルマンダナンビーチリゾート©Accorhotelsバクマイアンビーチに佇むスタイリッシュな一軒、「プルマンダナンビーチリゾート」。プライベートビーチと突き抜けるような青空が一望できるホテルエントランスに足を踏み入れた瞬間、誰もが思わず小さな歓声を上げてしまうはず。この見渡す限りの白い砂浜の絶景から、リゾートライフがはじまる。©Accorhotelsエレガントに整った186の客室とコテージは、ビーチ、インフィニティプールやトロピカルガーデンを見渡す専用バルコニー付き。シックな木製家具が配されたゲストルームは、落ち着きのあるムードで、窓の外に広がる白砂のビーチがより一層まぶしく感じられる。©Accorhotels世界最高クラスのスパ「Nang Spa」では、ゲストの状態に合わせた各種マッサージをはじめ、伝統と最新の技術を融合したボディ&フェイシャルトリートメント、バスリチュアルなどを提供。美しいガーデンを見渡せるトリートメントルームで受けるフットリフレクソロジーは極楽。全身の疲れがデトックスされていく幸福感に浸ることができそう。©Accorhotelsテラス席のあるレストラン「エピス」や、ライトアップされたプールを眺められる「インフィニティバー」はロマンティックな演出でリゾート気分を盛り上げる。小じんまりとしていながらもビーチリゾートにあるべきすべてが揃う。さらに市内からわずか5キロというロケーションなので、観光スポットへのアクセスやちょっと街へ出かけるのにも便利。アクティブなトラベラーを癒すコスパの良いリゾートホテルとしても優秀だ。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:186室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward, Ngu Hanh,Son District, Danang,VietnamTEL:+84 (0) 511 395 8888E-mail: info@pullman-danang.com : Miwa Ogata) TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2016年03月17日著者撮影日本と同じ“お米の国”であるベトナム。ベトナムでは、お米はごはんとしてだけでなく、一旦米粉にしてから麺や他の食品に加工したりして、さまざまな方法で食べられています。そのため、米粉(またはタピオカ粉)でできたもちもち&ぷるぷるした食感の料理が多いことが特徴。そこで今回は、ベトナムの“ぷるぷる料理”を7品ご紹介したいと思います。 1. バイン・クオン(Bánh cuốn)著者撮影蒸し春巻き。米粉の生地をクレープ状に広げて蒸し焼きにし、ひき肉やきくらげなどの具を包み、くるくると巻いた料理。主に中国南部で食べられている腸粉(チャンフェン)と似ていますが、こちらは生野菜(もやし、ハーブ)や厚切りのベトナムハムを添えてヌクマムベースの甘酸っぱいタレをつけて食べます。 2. フォー・クオン(Phở cuốn)著者撮影フォー生地の生春巻き。裁断前のフォーの生地で甘辛く味付けした牛肉、野菜、ハーブなどを巻いた北部ハノイの名物料理。ハノイのチュックバック湖周辺にはフォークオンの専門店が集まっています。関連記事>ベトナムの春巻き対決!生春巻き VS 揚げ春巻き 3. バイン・ウット・トム・チャイ(Bánh ướt tôm chấy)著者撮影海老の蒸し春巻き。フエの伝統料理。写真のように海老でんぶが上にかかっていたり、具として海老のすり身が中に入っていることもあります。 4. バイン・ベオ(Bánh bèo)著者撮影米粉生地の小皿蒸し。水で溶いた米粉生地を小皿に入れて蒸し、海老でんぶ・カリカリに揚げた豚皮・ネギをのせたフエの伝統料理。たくさんの小皿が水草(bèo)のように見えることから、この名前が付いたのだとか。小皿にヌクマムベースのタレを垂らして、スプーンですくって食べます。 5. バイン・ボッ・ロック(Bánh bột lọc)著者撮影海老入りタピオカ餅。甘辛く味付けした海老(豚肉が入っていることも)をタピオカ粉の生地で包み、さらにバナナの葉にくるんで蒸したフエの伝統料理。半透明の生地からは海老が透けて見え、見た目はまるでワンタンのよう。 6. バイン・カン・クア(Bánh canh cua)著者撮影蟹うどん。とろみのついたカニ身入りスープとタピオカ粉から作られた半透明のモチモチ麺がおいしい麺料理。麺がとても短いので、レンゲだけを使って食べる人もいます。 7. バイン・ヤー・ロン(Bánh da lợn)著者撮影タピオカ生地と緑豆あんを重ねたおやつ。見た目が豚バラ肉の皮・脂身・赤身の層に似ていることから、“豚皮のケーキ”という名が付けられています。パンダンリーフで色付けされた緑色のタピオカ生地部分がぷるぷる食感で美味。 いかがでしたでしょうか?おつまみやおやつとして食べられることの多い“ぷるぷる料理”。フエ料理に多く見られるので、一度にいろいろな種類の料理を食べたい方はフエ料理店に足を運んでみてくださいね。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年03月15日©Accorhotelsフランス統治時代の建物が今も多く残るハノイ。なかでも、ホアンキエム湖の東側に位置し、オペラ座やベトナム歴史博物館などにも近く、街のランドマークともなるホテルが、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」。エントランスの上の壁を見ると、創業年である1901の数字が刻まれています。©Accorhotels創業時より著名人や外交官が集う名門ホテル創業当時は、「グランドホテル・メトロポール」という名で、著名人や外交官などが集い、喧噪のハノイでの文化の中心でありオアシスでもあった場所だそう。当時、アジア各地各地を訪れていたイギリス人作家のグレアム・グリーンやサマセット・モームなども訪れています。1954年、ベトナムがフランスから解放された後は、国営のホテルとなり、1992年には、フランス資本との合弁ホテルに。1996年には、新館のオペラウィングが建設されて現在のような姿になりました。著者撮影旧館のメトロポールウィングは、時代を経た木の風合いが素晴らしく、コロニアルスタイルの雰囲気たっぷり。階段は100年前のオリジナルで、クラシカルなライトを備える吹き抜けの部分は、宿泊者だけが目にできる歴史の残り香です。新館オペラウィングの客室も、ネオクラシカルなモダンテイストで、気分がぐんと上がる!居心地のよさ。著者撮影ベトナム戦争時代の防空壕を見学さて、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」に宿泊したら、ぜひ訪れてみたいのが、防空壕跡です。ガーデンにあるプールとオープンスタイルのバンブー・バーの間、地下に降りてゆく階段がひっそりと存在しています。これが、ベトナム戦争時代の防空壕跡へと続く階段。空爆が行われた際に、宿泊客をかくまった防空壕です。著者撮影1964年から1975年まで続いたベトナム戦争中は、ホテル内に各国の大使館が移設されていて、反戦運動で知られるアメリカの映画俳優ジェーン・フォンダも2ヶ月間ほど滞在。同じく反戦運動に熱心だった歌手ジョーン・バエズも、この防空壕に入ったことがあるのだとか。戦後、防空壕は閉鎖されていましたが、2011年にバンブー・バーを改築した際に、プールの片方が浅くなっていることを不思議に思ったスタッフたちにより発掘、再度発見されました。著者撮影ヘルメットをかぶって降りてみると、分厚いコンクリートで固められた防空壕内は、華やかなホテルの雰囲気とはまったく異なり、シンと静まり返った別世界。くねくねと折れ曲がった内部は、思いのほか奥が深く、当時の恐怖が染み付いているような気も……。ときには、ここに、40名以上がひしめき、1日に6度も、防空壕に逃げ込むこともあったとか。内部には、1972年のクリスマスにジョーン・バエズが、かつてこの防空壕内で“Where Are You Now My Son”を歌ったときの音源も、流されています。著者撮影ハノイの戦争博物館など、ベトナム戦争の史実を知る場所も興味深いですが、実際に防空壕に入って、場の空気を感じることができるのは、とても貴重な体験。あらかじめの予約で、宿泊者だけに許された特権です。著者撮影つい見逃しがちですが、ロビーには、ジョーン・バエズが2013年にホテルを再訪した際に描いた、ベトナムの子供の絵画も飾られているので、ぜひ一見して。著者撮影「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」は、泊まることで、街の歴史を体感することが出来るホテル。単にラグジュアリーなだけではなく、知的好奇心を刺激するステイがお好みなら、ぜひここへ。ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2016年03月09日著者撮影アオザイの国はオーダーメイドの国ベトナムと言えばアオザイですよねー。ネットでの「最も美しい民族衣装は?」という議論で毎度名前が挙がるベトナムの民族衣装・アオザイ。少し雑に言えば、露出を抑えたチャイナドレスという印象でしょうか。地面に届きそうなほど長くそして大きくスリットの入ったスカート、その下にはゆったりとしたズボン。この、ズボンの上とスリットの端が重なった、三角窓から見えるお腹がセクシーなんですよね。昔、ニーソックスの上端とスカートの間が「絶対領域」なんて呼ばれたりもしましたけど、アオザイの三角窓は「神の領域」と呼んでも言い過ぎではありません。神社の鳥居の向こう側みたいなもんですね。言い過ぎました。アオザイのもうひとつの大きな特徴に、上半身に対してピタッ!と生地が密着して身体のラインがハッキリと見える点があります。ベトナム人女性に細身の方が多い理由はアオザイを着こなすためとも言われたり。そう、密着している…つまり、アオザイはオーダーメイドが前提にあるんですね。余談ですが、男性用もあってこちらは全く密着していません。まぁ、個人的には「密着して誰が得すんねん」と思いますが。いや、損得は関係ないか!ベトナムと言えばアオザイ、アオザイと言えばオーダーメイド。言い換えますと、ベトナムと言えばオーダーメイド!ということなんです!しかーし、観光に来られた方にとってのアオザイの楽しみ方は限られています。試着して写真撮影、試着して散歩、これが関の山でしょう。が、私は言いました!アオザイはオーダーメイドが前提にあると!用意されたアオザイを着て何が真のアオザイストと呼べるのか!そもそもアオザイストって何なんだ!という訳で今回は、「布生地から選ぶアオザイの作り方」を紹介します。それ以外にもTシャツやスーツやワンピースなんかもオーダーメイドれるんだぜベトナムは!やって来ました、布生地の聖地・タンディン市場著者撮影いきなりテイラーに行っても布生地はあるのですが、その数は限られてしまう訳です。でも、折角つくるなら、食傷するくらいの種類からあなたと運命の赤い糸でつながっている布生地を選んでやりましょうや。だからと言って赤い布生地を選んだらダメですよ。あはは、冗談がくだらねぇ。著者撮影こちらがタンディン市場。外観では中に何があるか分かりませんが……ほい!著者撮影布生地がギ~ッシリ!著者撮影ほ~らほら!この通り、ひしめき合うように布生地が積まれています。境目はよく分かりませんが、ほぼ等間隔で座っている人物(主に女性)が、各店の売り子です。あ、コレいいなぁーと思って布を見たり触ったりしていると「何が欲しいの?」と聞いてくるので、「こういうものを探していてかくかくしかじか…」とか返答しようものならそのままバトル(交渉)に突入です。余談ですが、これらの布生地は韓国やカンボジアからの輸入品らしい。ベトナム製だと思っていたので、その事実を知ったときは少しだけ凹みました。全てがベトナム製だったらなんかカッコイイ、っていうだけのワガママですが。さぁ、それではここで、価格交渉の方法を紹介しましょう。私が実証しております!市場で値切る方法向こうも電卓を持っているので、単純に指差しをしていればなんとなく売買が成立してしまうのですが、少しでもお得に買い物をしたいですよね。という訳で、価格交渉のノウハウをお教えいたしますよ。1.値段を聞くときは指を差しながらバウニューティェン(Bao Nhieu Tien)?これはもちろん「いくら?」という意味。出だしから「ハウマッチ?」と英語で聞いてしまうと、高く見積もまれてしまう可能性があります。観光客の多い市場に比べるとタンディン市場はかなり良心的な価格ですが、それでも現地の言葉を使うことによって、「むむっ、こやつ出来る…!」と思わせれば得をしても損はしません。ただ、当たり前のように価格もベトナム語で言ってくるので、こちらもGoogle先生に聞くなりして押さえておきましょう。途中で英語に切り替えても構いません、ここでは最初の言い値が肝心なのです。2.相場は1メートルが5万ドン(およそ250円)~20万ドン(およそ1000円)これは正直なところ「ものによる」のですが、それでも慣れていないと10倍の額を言われてもピンと来ないと思うので、おおよそこの範囲だと思ってください。で、ほとんどのお店で購入できる最小値が1メートル。価格を知って、その分野に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、ベトナムではオーダーメイドこそ安いものの、布生地はそれほど安くありません。輸入品ですし、これはしょうがないのかもしれませんね。3.値切りたかったら、ヒット&アウェイこの市場ではまとめて(具体的にはおおよそ3メートル以上)購入しない限りあまり値切れないと思っておいた方が良いのですが、それでもあなたが値切りたい場合、一度値切ったあとに諦めた体でその場を離れてしまう方法が得策です。まだ価格を落とせる場合は売り子から呼び止めて来るし、本当に下がらない場合はスルーされます(そのときはしばらくしてからまた戻れば良い)。ただ、繰り返しになりますが、タンディン市場は全体的に良心的な価格であることと、彼女たちも商売でやっているのでお互いに幸せになれる交渉になると良いですね。これを「ヒット&アウェイ」と呼べるかどうかは分かりませんが、ただ私が言いたかっただけです。蝶のように舞い蜂のように刺せ!と偉い人も言ってます。上記が価格交渉の方法ですが、1も3も観光地の面を持つ市場であればどこでも通用します。とくに一大観光スポットのベンタイン市場では絶大な効力を発揮!3が三回くらい使えたりするので、一見すると底なしに下がっていく価格に対して「一体どんだけ利益貪っとんじゃ」という猜疑心が逆に生まれて来ます。まぁ、あそこは、市内屈指の土地の高さ(ひいては場所代の高さ)ではありますけどね……。市場グルメもついでに楽しめます著者撮影布生地とは全然関係ありませんが、著者撮影市場内にあるワンタンメンが安くて美味しいですよ。タンディン市場の向かいにも布生地が売られていますさて、価格交渉がどうのこうのと書いておきながら、市場では買わず、ハイバーチュン通りを挟んだ向かいに並ぶ生地屋さんで購入するのもありです。タンディン市場に比べると、店員の声掛けも少ないので、比較的ゆっくりと物色できるはずです。著者撮影市場と同様に、アオザイやスーツに使われる布生地を扱うお店が並んでいます。著者撮影なんだかお金が掛かっていそうなお店を発見。著者撮影アオザイのパンフレットなんてあるんだー、と見ていると!著者撮影モニターの下に……何コレ!?著者撮影ハローワークの窓口……ねぇよ!?すごいですね、ハローワークで使われていたモニターがベトナムのアオザイ生地屋に移動するって、かつて目隠しされて香港まで連れて行かれた猿岩石を遥かに凌ぎます。このたとえ、すっごい分かりづらい!著者撮影ギッシリとひしめく布生地たち。アオザイ用だけあって、個性が強くて美しい。著者撮影いいですねーあーいいですねー(布好きです)。ここまで紹介しておいて、今回そもそもアオザイをつくって着る人間は誰なんだ?というともちろん私ではありません。男性用もあるけれど、女性用の華やかさには敵いませんしね、それもなんだか片手落ち。という訳で、ちょうど友人がアオザイを新調したいという話をしていたのでそこに同行することにしました。著者撮影そんな友人が選んだ布生地がこちら!等間隔にあしらわれた小鳥が可愛いですね。ゴージャスというよりも可愛らしいアオザイになりそうです。著者撮影ちなみに私はいくつかTシャツをつくりたかったので、こちらの布生地を購入しました。つくろう!アオザイ&Tシャツ著者撮影それらを携えて、オーダーメイドショップ……いわゆるテイラーへ向かいます。布生地を扱うお店ではそのままアオザイのオーダーメイドにも対応してくれる場合が多いのですが、友人いわく「ここは前回も利用したので安心」だそうです。ただ、言葉が通じない、かつ住み慣れていない方となると、修正の注文などで苦労すると思うので、日本人が対応してくれるお店が良いかもしれません。そちらはまた後ほど紹介します。店の正面にはアオザイを着たマネキンが二体。著者撮影著者撮影もうちょっと…生やしてあげても良かったのではないか。著者撮影アオザイをつくるためには、なんと15箇所以上の部位を計測します。この部位の多さこそが、あの美しいフォルムを生み出す秘密なんですね。著者撮影このように、全身の計測値をカードに記します。友人から個人情報ではないかと言われたのでモザイク処理を施しました。著者撮影で、私はというと、アオザイではないので別のテイラーへ。日本人のスタッフが対応してくれるお店なので、注文の対応も柔軟なのです。著者撮影これを胸ポケットにして、これを襟に使ってポロシャツに……とあれこれ注文。なお、ここでサンプルとして既成品を一着携えているところがポイントです。現物があれば、気に入った布で同サイズのものをつくるということも可能、つまり布さえあればいくらでも複製できるという訳です。それこそがベトナムにおけるオーダーメイドの最大のメリットのひとつと言えるのかもしれません、最初から型がある場合にオーダーメイドと呼べるかどうかはちょっと微妙だけどね。完成したアオザイを受け取りに行くアオザイは、その日の昼に注文して、翌々日の夜に完成しました。つまり2日間と半日、おそらくこれがローカル店の平均的な最短期間だと思います。ベトナムでの旅行でホーチミンに3日間もいるなら、初日に注文しておくと上手く時間が使えますね。ただ、日本と違って予定通りに進まないことがしばしばあるので、欲を言えば4日間以上あると安心です。さて、指定された日時に取りに行くと……。著者撮影べべべ、べーーーん!著者撮影試着した友人(彼女の右肩にいる人はちっさいおっさんじゃなくて鏡に映った私です)。そして別のお店でつくったTシャツも!著者撮影どどど、どーーーん!著者撮影いいですね!納得のいくものが出来ました。ベトナムでのオーダーメイド・まとめと、ベトナムで布生地選びからオーダーメイドするまでの一連の流れを紹介いたしました。これまでに書かなかった情報も含めて、まとめてみましょう。・ホーチミンで布生地を選ぶならタンディン市場がオススメ。・布生地は1メートルから、相場は5万ドン(およそ250円)から20万ドン(およそ1000円)まで。・合計3メートル以上になると少し安くしてくれる傾向がある。・アオザイのオーダーメイドに掛かる日数は店にもよるが、平均的にローカル店で最短2日間と半日。今回の注文価格は、布生地持ち込みで、50万ドン(およそ2500円)でした。・今回登場した日本人対応のテイラーでの注文から納品までの期間は、アオザイやワンピースは最短1日間から、スーツは最短2日間から。ただし、注文枚数や希望デザインによって変動。価格(布生地持ち込み)はアオザイとワンピースは50ドル、スーツは女性で120ドル、男性で150ドルから、とのことでした。はい!ま、冒頭でつくれつくれと煽ったものの、つくったアオザイを日本で着る機会はそうそう無いでしょう。ただ、女性ならワンピース、男性ならスーツといったように気軽につくっても良いのではと思います。日本ではオーダーメイドって高い印象がありますからね。既成品一着、またはそれ以下の価格で、あなただけの服がつくれちゃう訳ですから!今回登場した市場とお店の店名&住所タンディン市場店名:Cho Tan Dinh住所:Cho Tan Dinh, Hai Ba Trung, District.1, Hochiminh city.ローカルのアオザイ・テイラー店名:Ao Dai Xua Nay住所:599 Nguyen Dinh Chieu, District.3, Hochiminh city.日本人が常駐しているテイラー店名:Tailor Ralan住所:254B Ly Tu Trong, District.1, Hochiminh city.著者撮影最後に全く関係ありませんが、ローカルのテイラーにあった、見てるだけでいじりたくなるスイッチ盤。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年03月03日photo:世界遺産イェーイ!ベトナム屈指の世界遺産ハロン湾!海に浮かぶ奇岩の幻想的な風景はベトナムまで来たら絶対に外せません。そんなハロン湾はベトナムの首都ハノイからのツアーで楽しむのが便利です。今回の記事では、ハノイからの日帰りツアーについての詳細をご紹介致します。ハノイとハロン湾は車で片道4時間弱と少々遠いのですが、日帰りだと日程に余裕がなくても大丈夫ですし、ハノイでナイトライフを楽しめるのも魅力です!ツアーは現地で手配ベトナムでは現地でツアーの手配をするのがお値打ちで旅情も味わえるのでオススメです!ホテル街や市内に旅行代理店がたくさんあるので、簡単に予約することができます。気になる言語も片言の英語や身振り手振りで大丈夫。ただし、値段とツアーに何が含まれるのかはしっかり確認して下さいね。私は英語で話すのが苦手なので、値段やツアーに含まれるものやランチの有無などをメモ帳に英語で書き出して代理店のスタッフに確認していました。ただし現地で結構時間を取られてしまいますので、時間に余裕がない場合は日本で手配していきましょう!ツアーの概要とスケジュール私たちが予約したツアーに含まれていたのは、ハノイからハロン湾のバス往復と、船上でのランチ、ハロン湾遊覧、ティエンクン洞窟観光、そして英語ガイドでした。スケジュールはこんな感じ!08:00ホテル出発バスでハロン湾へ12:00ハロン湾到着船に乗って出発!13:00船上でランチ14:00ティエンクン洞窟到着下船して鍾乳洞観光15:00再び乗船16:00ハロン湾到着バスでホテルへ20:00ホテル到着ハノイからハロン湾までは車で約4時間なので、実は日帰りだと少し忙しいです。時間に余裕のある方はハロン湾の船上で1泊するツアーなどもオススメです。いよいよハロン湾ツアーへ出発です!photo:世界遺産イェーイ!朝8時に泊まっているホテルにバスがお迎えに来てくれます。私たちの時はこんなマイクロバスで行きました。photo:世界遺産イェーイ!ハ・ロン湾に到着すると船が待っていました。私たちが乗った船はこじんまりとした船でしたが、豪華客船もあります。船の種類は予算に合わせて選ぶことができます!photo:世界遺産イェーイ!船に乗り込み、いよいよ奇岩に向けて出発です!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むと、にょきにょきした奇岩が見えてきます!あっちもこっちも奇岩だらけの中を、クルーズで抜けていきます!約11万5,000年前の氷河期に石灰岩台地が沈み、海上に残った部分が風化してこのような景観が生まれました。お待ちかねのランチタイム!photo:世界遺産イェーイ!船の中でランチを頂きます。ゴージャスなツアーでは、エビやカニなどのシーフードが楽しめるようです。photo:世界遺産イェーイ!ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、再び出発です。奇岩がたくさんあるのですが、その中には、変わった名前をつけられているものもあります。こちらはゴリラ岩。他にも魔法使い、幽霊?などと名前がつけられているものがあります!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むとティエンクン洞窟に到着です。ここでは下船して洞窟の中を歩いて見学することができます。実は中は蒸し暑くて、汗だくになりました。ティエンクン洞窟を見学した後、再び乗船し、船着き場へ戻り、バスに乗ってハノイのホテルまで行きます。早起きなので、帰りのバスはツアーメンバーのほとんどが爆睡していました。以上、ハロン湾ツアーの詳細でした!私たちは比較的お値打ちなツアーを選んだのですが、他に船やランチがゴージャスなものや、カヤックで奇岩の中を進むオプションツアーなどもあるので、時間と予算に合わせて楽しいツアーを選んで下さいね!ハ・ロン湾(自然遺産)・登録:1994年・登録基準:「自然の景観美」、「地球の歴史」・アクセス羽田からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからの日帰りもしくは1泊2日のクルーズツアーに参加するのが一般的。日帰りの場合は、8時頃に出て20時頃に戻ってくるツアーが多い。ハノイからハロン湾の船乗り場まではバスで4時間弱。※記事中の情報は、全て2016年2月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>こちらも合わせてCheck!ベトナム北部の世界遺産!奇岩、洞窟、遺跡を楽しもう!
2016年03月01日フエは、南北に細長いベトナムのちょうど真ん中あたりにある都市です。1802年から1945年にかけて、ベトナム最後の王朝「グエン朝」の都が置かれていました。ベトナムといえばおびただしい数のバイクの群れや騒音が思い起こされますが、フエは古都らしい、しっとりとした趣をたたえる静かな街です。王宮や皇帝廟、寺院などが世界遺産に登録されています。ベトナムは千年以上に渡って中国の支配下にあったため、その政治形態や文化面などにおいて強い影響を受けています。旧市街の中心にある王宮は、北京の故宮を模して4分の3のサイズで建造されました。王宮は一辺が約2.2kmの、正方形の城壁に囲まれています。王宮門(午門)をくぐると目の前には正殿である太和殿がそびえます。故宮の迫力に比べると小ぶりではありますが、確かに面影が感じられます。さらに先に進んでいくと……、いくつか新築の建物がある以外は草原が広がっていました。実は1960年代のベトナム戦争によって主要な建物は破壊されていたのです。これが戦争というものか、と言葉を失ってしまいました。ベトナムは19世紀半ば以降フランスの支配下にあったことから、フエでも食文化や建築物にその名残が見られます。中国やフランスの影響を受けた華やかな王朝文化を経た一方で、戦争の足跡を残す街。ハノイともホーチミンとも異なる空気感を持つこの古都を、またいつか訪問したいと思っています。○世界遺産データフエの歴史的建造物群(文化遺産)。ベトナム。1993年登録。○筆者プロフィール: 本田 陽子(ほんだ ようこ)「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。○世界遺産検定とは?世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。主催:世界遺産アカデミー開催月:3月・7月・9月・12月(年4回)開催地:全国主要都市受検料:4級2,670円、3級3,900円、2級5,040円、1級9,250円、マイスター1万8,510円、3・4級併願6,060円、2・3級併願8,220円解答形式:マークシート(マイスターのみ論述)申し込み方法:インターネット又は郵便局での申し込みその他詳細は世界遺産検定公式WEBサイトにて
2016年02月22日ベトナム・ダナンの人気ホテル「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」の宿泊レポート。最後はママに嬉しいアクティビティとして、服のオーダーメイドやスパを紹介します。ホイアンの老舗テーラーで服をオーダーメイドベトナムでは服のオーダーメイドが盛ん。とくにホイアンの街にはテーラーの数が多く、自分に合った服を作るのが旅行者のあいだでも人気です。今回はホイアンに行く時間はなかったのですが、宿泊した「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」には、ホイアンの老舗テーラー「Thu Thuy Silk(トゥー トゥイー シルク)」のショップがありました。ホテルにいながらにして服のオーダーメイドが可能とのことで、娘と一緒に作ってみました。まずは何を作りたいかを決め、カタログやディスプレイを見ながらどんな形にしてほしいかを伝え、布を選びます。あとはサイズを測ってもらえば、オーダー完了。価格は店によって、また布によってもだいぶ差があります。ちなみに今回は私のワンピースが約90ドル、子ども用のワンピースが約60ドルでした(老舗ということもあり少々高めですが、布や交渉次第ではもう少し安くなるかも?)。子ども服オーダーするうえで、気をつけたいポイントは次のとおりです。1.サイズはゆるめに行く季節にもよりますが、テーラーメイドでは基本的にぴったりのサイズを作ってくれます。季節や成長を考えて、ゆるめ(loose)にお願いするのを忘れずに。2.デザインの切り抜きをもっていくデザインはその場でカタログを見ながら選べますが、カタログはかなり分厚く逆に悩みますし、子どもは見飽きてしまったりします。日本から雑誌の切り抜きなどを持っていくと オーダー時間の短縮になり、好みのデザインにより近づけやすくなります。仕上がりまでの時間は最短6時間。ただ今回は、翌日朝にはチェックアウトすることを伝えると、5時間弱で仕上げてくれました。ホイアンにある工房で作り、出来上がり次第ホテルに届けているそう。ショップ内にもミシンが置かれた簡単な作業場があり、ちょっとしたお直しはここでやってくれます。縫製なども丁寧、サイズもぴったり(娘のものはあえてルーズにしていますが)でとても満足しました。ママのためのスパ&ビューティスポット日頃慌ただしいママにとって、リゾートのスパは至福のリフレッシュタイム。同ホテルには、タイとベトナムを融合したラグジュアリーなスパとマッサージを楽しめる「HARNN HERITAGE SPA(ハーンヘリテイジスパ)」があります。私はスウェーデンマッサージをベースにした「EURASIAN ENERGIZING MASSAGE」をうけたのですが、凝り固まった肩と首がかなりすっきりしました。ちなみにお部屋のアメニティの一部も「HARNN」です。それからもうひとつ、個人的にとってもおすすめなのが、フランスの足専門医であるバスチャン・ゴンザレス氏が手がける「Pedi:Mani: Cure Studio(ペディ・マニ・キュア・スタジオ)」。一般的なネイルサロンとは違い、健康と美が融合した足と爪、手のための専門トリートメントをおこなってくれるサロンです。足裏のたこや角質は特殊な器具などを使って丁寧に除去し、爪はやさしく磨き上げてくれます。健康で自然な輝きが生まれるので、とくにカラーもいりません。私は日頃のケアを怠っていたため、かなり足裏がかたくなっていたのですが、本当にツルツルになって感動しました。このサロン、そろそろ日本にも上陸しそうな気配ですが、人気がでること間違いなし。慌ただしい日常の中では行く時間の捻出が難しいママもリゾートなら気軽に楽しめます。今回は3泊4日だったので、ホテルでのんびりプランにしましたが、大いにリフレッシュできました。子どももママも、家族みんなが楽しめる「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」。今後ますますファミリーからの人気を集めそうです。■ インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラリゾート Bai Bac, Son Tra Peninsula, Danang, Vietnam+84 511 393 8888 (古屋江美子)
2016年02月08日富士通、Fujitsu Vietnam(富士通ベトナム)、イオンアグリ創造の3社は1月19日、ベトナム・ハノイ市で、同国政府女性連合の調査員がスマートフォン用アプリを利用して報告する、農作物の市場価格情報を集約する実証事業を開始した。この実証実験は、3社が2015年10月からベトナム・ハナム省で国際協力機構(JICA)ベトナム事務所の支援を受けて実施している、ICTによって農作業履歴・生育状況・栽培環境情報を収集して利用する日本式農業の有効性を評価する実証事業の一環。同事業は2015年1月から1年間、富士通と富士通ベトナムがJICAベトナム事務所の支援を受けてベトナム・フエ省で行った住民参加型防災システムの有効性評価での実績とノウハウを応用したもの。同国で導入しやすいというスマートフォンを利用して農作業履歴や市場価格などの情報を収集し、富士通のデータセンターで集約・可視化して提供、イオンアグリ創造は、収集したデータを利用して農作業を指導するとのこと。同国では生計向上および農業6次産業化に向けた課題解決として、農作物の安全性と生産性の向上を実現するフード・バリュー・チェーン構築が急務になっているという。JICAベトナム事務所は、ベトナム農業の活性化と発展のために日本の農業分野でのICT技術の活用を提言し、同事業を立ち上げたとのことだ。市場価格情報の調査では、同国政府女性連合の13人が調査員として参加。各調査員がハノイ市内のスーパーマーケットや市場の1店舗を担当して野菜の販売価格・産地・状態(写真撮影)などを調査し、市場価格情報収集スマートフォンアプリを使用して送信する。送信した情報は富士通のデータ収集蓄積基盤上に集約し、同市の地図上にマッピングする。JICAベトナム事務所、富士通、富士通ベトナム、同国政府女性連合の調査員は、同アプリを利用して市場価格情報を確認できるという。なお富士通、富士通ベトナム、イオンアグリ創造の3社は2016年3月に、同国の農業へのICT導入、日本式農業指導および市場価格情報調査の有効性と効果について調査結果を報告書にまとめ、JICAベトナム事務所に報告する予定としている。
2016年01月20日著者撮影勝手にベトナム観光開発局、第二弾!知られざる魅力を紹介し、ベトナムの観光を開発していくコラムをお届けです。シンチャオ、ベトナムライターのネルソン水嶋です。人生のトラウマのひとつは、小3の頃に友人の飼い犬に追い掛けられたことです。突然ですが、人は「犬派」か「猫派」に分類できると思っております。なお、私は猫派です。帰省すると、実家で飼っているビーグル犬が嬉ションしながらワッショイワッショイ!と抱きついて来るのですが、突き放しつつ申し訳程度に頭を撫でています。その最大の原因は当然、小便を引っ掛けられたくないからです。別に、犬が嫌いでもなんでもないんですよ。小便を引っ掛けられたくないからです。ところで、犬にしろ猫にしろ、飼っていない人でもお手軽にスキンシップをとれる場所が犬(猫)カフェ。実はかれこれ18年前、1998年に台湾で生まれ、2004年に日本でスタート。少しずつ火がついて、現在は世界各地に波及していっているこの文化。二年ほど前から、ベトナムでも少しずつ見かけるようになりました。はい、そこで「観光を開発する」と謳う本コラムとの接点ですよ。しばしば弾丸日程になりがちの観光旅行、「疲れた~!マッサージ~!」と癒やしを求めるシーンもあるでしょう。疲れますもんね。そこを!あーえーて!…犬猫に求めてもいいんじゃない!?ベトナムの動物とじゃれあうっていうのも、ユニークな体験でいいんじゃない!?…はい、という訳で今回は、ベトナム(ホーチミン市)の犬カフェ・猫カフェをご紹介します。老舗の猫カフェ!Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)著者撮影何故か二つ名を持っているこちらの猫カフェ。Ailuって言葉を見たときに「あれ?」と思ったのですが、これってモンスターハンター(ゲーム)のアイルーという猫キャラから名前を取っていますね。トイレのドアには「ドアを閉めてください」と正しい日本語の張り紙もありました。Tokyoとあるように、日本にゆかりのある方が経営されているのかもしれません。ただ、今後どちらか一方の名前になるかも。ご注意ください。私、このカフェは二年前にも来ており、当時はほかの猫カフェは無かったと記憶しています。つまり、ホーチミン市内では老舗の猫カフェとなりますね。業界の歴史はまだまだ浅いけど。著者撮影猫らしいといえば猫らしいのか、それぞれ距離を置いて、ほぼ寝ています。ただ、友人が行ったときは非常に人懐っこかったそうで、これは食事時間などのタイミングによるのかもしれません。著者撮影オッドアイもいますよ!写真、ビックリするほど無視されていますが。著者撮影放っておくと、たまにおねだりっぽい動きを見せて来ます。ベトナムと日本の猫(犬も)に違いがあるとすれば、こちらは往々にして足を畳まずうつ伏せ&大の字で寝るという点です。多分、熱を効率よく放射するためなのでしょう。見た目はほぼ同じですが、南国ならではの進化を遂げていますね。見てると笑える姿勢だけど。著者撮影前回のセメントタイル記事のときに登場した「Oromia Coffee」も猫カフェです。Tokyo~が座敷であることに対して、Oromia~はイスがあり綺麗め、かつメニューも充実しています。猫をさわりたい!のであればTokyo、猫をさわりつつお茶したい!のであればOromiaがオススメです。------------------------Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)住所:284C Nguyen Trong Tuyen, P.10, Q.Phu Nhuan, TP.HCMOromia Coffee住所:193A/D3 Nam Ky Khoi Ngia, P.7, Q.3, TP.HCMわんぱくドッグがはしゃぎ回る!Hachiko Coffeeつづいては犬カフェです。Hachiko Coffeeという名前からして、こちらも日本を意識していますね。冒頭で書いた通りこれらは台湾生まれですが、日本から火が付いたため、猫カフェも犬カフェも日本のものとして認識されているのかもしれません。なんかごめんなさい>台湾の人。著者撮影Tokyo~もそうでしたが、靴を脱いで上がります(Oromiaは土足OK)。著者撮影おっ、ドアを開けるといきなりいた!このカフェは一階と二階に別れており、ざっと20匹以上の犬を飼っています。散歩とかどうしてんだろう。しかし、ここもTokyo~と同様に…。著者撮影寝まくっています。というより、右下は犬なのか。ひょっとしてパンじゃないのか。著者撮影こちらは採光が十分に取られていて、店内が非常に明るいです。お客さんも国際色が豊かで、開かれているという印象があります。朗らかで、そう、とても朗らかで良い雰囲気で…。著者撮影その中で一人という状況は、正直に言って辛いものがある。著者撮影このあと、犬が目覚めたようで、ワンキャンとえらい騒ぎになりました。ケンカしているのかじゃれ合っているのか微妙なところですが、その様子を見ているだけでもおもしろかったです。------------------------Hachiko Café住所:14 Hoa Sua, P.7, Q.Phu Nhuan, TP.HCM番外編!犬猫だけじゃない…鳥も爬虫類も!著者撮影ここまでは、犬カフェと猫カフェでしたが、番外編もいきましょう!日本では、ふくろうカフェといったものも話題になっているそうですね。ある意味では犬猫カフェの派生、その流れはベトナムでも見ることが出来ます。ただし、ふくろうではない。鳥ですが、何かというと…。著者撮影インコ!詳しくないのに言い切っちゃいましたが、おそらくインコでしょう。著者撮影こちらは「Pet Me Shop」というカフェ。そのほかにも、リス・ウサギ・カエルなどを間近で見ることが出来ます。著者撮影犬も猫もいますが…ここもほとんど寝ていました。路上で寝てるベトナムのおっさんと同じですね。著者撮影逆光で見づらくなっていますが、大きなオウムもいます。これが後半、ギャーギャー!と騒音かと思うくらい喚いていたので、ご留意ください。著者撮影最後に紹介するお店は、こちらの「Ba Bo Cafe」。著者撮影おびただしいほどの…爬虫類(&蜘蛛)がいます!日本では、専門ペットショップくらいにしか無いのではないでしょうか?著者撮影内装の絵もジャングル感を演出しております。ちなみに壁に絵を描くことは、ベトナムではよくあること。カフェとペットショップが混在する場所がある、ということはベトナムと日本の法律の違いが為せる技なのでしょう。飼うつもりはないけど物珍しさで触ってみたい、という方には敷居が低いという意味ではとても良い場所です。それにしても、特にトカゲを見ていると…。著者撮影前世、人間でいらっしゃいましたか?という眼差しを持った方がチラホラいます。右の彼を見て中尾彬を思い出した方は、私以外にいらっしゃるでしょうか。店員「触っていいよ」私「えっ」ヒョイッなんと!突如として店員がトカゲを手渡してきました。いや、一人で来てるよ?来てるけど、万が一にも俺が爬虫類嫌いだったらどうするよ。黙って触っていると、次々とケースから取り出して持ってきてくれます。いや、可愛い、可愛いさとっても。どちらかと言えば嬉しいさ。しかし…。渡したまま持ち場を離れるって放任主義すぎやしませんか…。という訳で、ホーチミン市内のペットカフェをお伝えいたしました!------------------------Pet Me Shop住所:179 Tran Huy Lieu, P.8, Q.Phu Nhuan, TP.HCMBa Bo Cafe住所:93/18 Pham Van Hai, P.3, Q.Tan Binh, TP.HCMどのお店もメニューについて触れていなかったですが、いずれもコーヒーやソフトドリンクなど一杯、35000ドン(日本円で190円程度)から、Oromia Coffeeは高めで5万ドン(日本円で265円程度)からといったところでした。おおむね、一般的な価格ですね。ガッツリと犬とふれあいたいなら「Hachiko Cafe」、ガッツリと猫とふれあいたいなら「Tokyo Pet Center」、軽くさわりつつお茶なら「Oromia Coffee」、たくさんの爬虫類とふれあいたいなら「Ba Bo Cafe」といったところです。え、残りのひとつですか?オウムのデカイ鳴き声を聴きたい人向けです。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年01月16日ハノイの名物料理、チャーカーハノイを代表する麺料理のフォーとブンチャーをお届けしたハノイ味紀行・前編。後編では、フォーとブンチャーに比べると知名度は劣るものの、筆者が食べて「本当においしい」と感じた3つの料理をご紹介。ハノイで食べ歩きをする際に少しでも参考になれば嬉しい。おこわ専門店「XOI YEN」最初に紹介するのは、3階建てのおこわ専門店「XOI YEN(ソイ・イェン)」(写真左)。Xoi(ソイ)はベトナム語で“おこわ”の意味。ベースとなるおこわを3種類(Xoi ngo=トウモロコシ入りのおこわ、Xoi xeo=マッシュポテト状にした緑豆をのせたおこわ、ノーマルのおこわ)から選び(写真右)、そこにお好みの具をトッピングするというシステムだ。老舗の風格漂う店だが、店内の様子を確認できるモニターが設置されていたり、スタッフがiPadを使ってオーダーをとっていたりと、意外にもハイテクだったので驚いた。店頭にはおこわの具が並んでいる。具はゆで鶏(Ga luoc)、チャーシュー(Thit xa xiu)、腸詰(Lap suon)など14種類。どれにしようか迷ったときにオススメなのが様々な具が楽しめるタップカム(Thap cam)。タップカムは“全部”や“ミックス”といった意味。そのまま読んでも大抵の人に通じる。チェーや麺料理のメニューでも使われるので、覚えておこう。ソイセオ(Xoi xeo) + タップカム(Thap cam)具は煮卵、黒胡椒の効いたベトナムハム、パテ、肉でんぶ、腸詰と豪華!こってりした濃い味のおこわで、付け合せの甘酸っぱい胡瓜の漬物がちょうどいい箸休めになった。ソイセオ(Xoi xeo) + ガールォック(Ga luoc)ソイセオにゆで鶏をトッピング。持ち帰りも可能なので、ホテルでゆっくり食べたい人は「マンベー(mang ve、持ち帰りの意)」とスタッフに伝えよう。————————————XOI YEN(ソイ・イェン)住所:35B Nguyen Huu Huan , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:5:00~深夜1:00川魚と香草の油鍋の老舗店「CHA CA La Vong」2番目に紹介するのはハノイに来たら外せないグルメ、チャーカー(Cha ca)。ウコン等で味付けした川魚を揚げ焼きし、たっぷりのディルと青ねぎを加えて炒め合わせた料理だ。旧市街のチャーカー通りにはチャーカーの専門店が数軒並んでいるが、その発祥といわれているのが14 Cha Caにある「CHA CA La Vong(チャーカー・ラヴォン)」である。創業は1871年。外観からも老舗の雰囲気が伝わってくる。案内されるままに古めかしい階段を上がり、席に着くと、すぐに名刺サイズの英語付きのメニューが目の前に置かれた。メニューといっても料理はチャーカーのみなので、人数を伝えるだけでいい。チャーカーは1人前17万VND(約900円)。ベトナム料理の中では高級料理の部類に入る価格だ。注文後、人数分の油鍋セット(ガスコンロ、米麺、トッピングなど)が運ばれてくる。チャーカーに使われるのは、カーラン(Ca lang)というナマズ目ギギ科の淡水魚。揚げ焼きされたカーランの鍋に、スタッフが目の前でディルと青ねぎをたっぷりと加え、炒め合わせてくれる。一見、油っこそうだが、ディルと青ねぎの効果でさっぱりと食べられる。この料理に欠かせないのが、海老の発酵調味料・マムトム(Mam tom)。強烈な匂いを放つマムトムはベトナム人でも苦手な人が多いが、この機会に一度試してみてほしい。こちらが外国人だと分かったからか、親切にも最初から食べやすいヌックマムのタレを持ってきてくれたので、マムトムも持って来てもらうようにスタッフにお願いした。あとは、お碗に魚とトッピングをお好みの量入れて食べるだけ。カレー風味のカーラン、ディルと青ねぎの香り、ピーナッツの食感、マムトムの濃厚な旨味が相まって、非常においしかった。冷えたハノイビールを片手に、老舗の味に舌鼓を打ってはいかがだろうか。————————————CHA CA La Vong(チャーカー・ラヴォン)住所:14 Cha Ca , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:7:00~22:00南部風牛肉のせ混ぜ麺の人気店「BUN BO NAM BO」最後に紹介するのは炒めた牛肉をのせた混ぜ麺、ブンボーナンボー(BUN BO NAM BO)。料理名がそのまま店の名前になっているのと、韻を踏んでいるような音が覚えやすい。ベトナム語でブン=米麺(ベトナムでフォーよりも一般的に食べられている麺)、ボー=牛肉、ナンボー=南部という意味で、南部風の甘酸っぱいタレを絡めて食べる麺料理である。ブンボーナンボーは1杯6万VND(約315円)。ビールを飲む人は、ベトナム人のようにおつまみとしてネムチュア(豚肉を使った発酵ソーセージ)も合わせて注文してみては。店頭のキッチンでは、数人分の牛肉を強い火力で一気に炒めていた。あらかじめセットされた丼に、先ほど炒めた牛肉を豪快に盛り付けていく。具は炒めた牛肉、モヤシ、青パパイヤと人参のなます、レタス、揚げたエシャロット、ピーナッツと具だくさん。丼の底には甘酸っぱいタレが入っている。底からすくうようにして、よく混ぜて食べると味がなじんでおいしい。テーブルにはライムやチリソース、酢などが置いてあるので、お好みにより味に変化をつけながら楽しもう。実はこのブンボーナンボー、南部の料理ということだが、少なくとも筆者は南部ホーチミンで同じ料理を見たことがない。強いて言えば、牛肉と豚肉といった素材の違いはあるが、料理としてはブンティットヌン(炭火焼肉のせ和え麺)が近いだろうか。甘酸っぱいタレを使っていることが南部風、ということなのかもしれない。何とも興味深い料理だった。————————————BUN BO NAM BO(ブンボー・ナンボー)住所:67 Hang Dieu , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:7:30~22:30URL:※日本円表記は、2016年1月15日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2016年01月15日ANAグループは1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、アジアにおける戦略的な業務・資本提携を展開していくことで、ベトナム航空との間で基本合意したことを発表した。ANAグループは中期経営戦略において新たな成長領域拡大に向け、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組んでいる。その中でベトナムは、アジアの中でもとりわけ成長ポテンシャルの高いCLMV(※)の中心に位置し、TPP参加国の一員でもある。今回の業務・資本提携により、ANAは今後の経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大することを目指している。同提携により、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣する他、両社の間で広範な業務提携について検討を進めていく。なお、同提携はベトナム政府当局からの必要な許認可取得ならびにANAグループとベトナム航空グループとの間の業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施する。※CLMVは、カンボジア(Cambodia)・ラオス(Laos)・ミャンマー(Myanmar)・ベトナム(Vietnam)
2016年01月13日