皆さんは、上司の言動に困惑した経験はありますか? 今回は「タダ飯を狙う上司」にまつわる物語とその感想を紹介します。実家が寿司屋で…両親が高級寿司屋を営んでいる主人公。ある日、上司から「お前の実家寿司屋なんだって?」と言われます。そして「今度同窓会があるからお前の店に行く。安くするか無料にしてくれ」と信じられない要求をしてきました。困惑した主人公は「それは無理ですね」とはっきり断ります。しかし数日後「早く来いよ!」と上司に呼ばれた主人公。上司は高級寿司屋で豪遊しているようで「早く来て安くしてくれ」と言いました。主人公がそんな上司に「そこ私の実家じゃないですよ」と告げると…。上司は困惑出典:Youtube「Lineドラマ」「へ?」と焦りだす上司。主人公は両親が旅行中だと告げ、再度両親の店ではないことを伝えます。そして「どうやって実家の寿司屋を探したんですか?」と主人公が尋ねると…。上司は会社の個人情報を私的利用して探し当てたと、衝撃の発言をしたのでした。読者の感想部下の実家だから無料にしてもらおうだなんて、上司の言動は非常識すぎますね。そんなタダ飯を狙う上司が違う店で豪遊をしていて、スカッとしました。(30代/男性)部下の個人情報を勝手に調べて、寿司をタダにしろだなんてひどい上司です。勘違いで豪遊して痛い目に遭っても自業自得だと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月26日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、家事や育児に他人事なてっぺいや、口うるさく自分勝手な義母に不満を持ちつつも、我慢し笑顔で接します。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。ある日、めぐみは実の母親から、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済むと言い伝えられている」という不思議なネックレスを譲り受けました。しかし、そのネックレスをつけるとなぜか人格が変わってしまい、てっぺいや義母に溜め込んでいた不満を吐き出すように。不安に思っためぐみは、同じような症状で殺人事件を起こしてしまった碇川という男の存在を知り、会いに行きます。めぐみは碇川の忠告を受け、神社に53万円を払って、ネックレスの供養と処分をお願いしました。その日、恐ろしい姿の自分が夢の中に現れます。そして「私があなたになるのだ」と言って、めぐみを闇に付き落としました。翌日、めぐみは本音を吐き出す恐ろしい自分に憑りつかれていました。泣いているゆうきを見るなり舌打ちしたり、義母に「そんなに欲しいならあげる」とゆうきくんを差し出したり……。話は変わってめぐみが母親から譲り受けたネックレスのこと。めぐみが依頼した供養を拒否した神社の神主さんが、めぐみのネックレスを他の神社から買い取り、保護していました。しかし、あえてめぐみに渡しに行くのではなく、「選べるのは彼女自身だけ」だとめぐみの判断を待とうとする神主。 後日、めぐみは渡したいものがあると再び碇川の元を訪れました。手に持っているのはネックレス。以前めぐみがつけていたものとは異なるものなのですが―!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。 母から譲り受けたネックレスのゆくえ ※妊娠3週目は受精卵が着床し、妊娠が成立する時期であり、妊娠検査薬での反応はまだ出ないことがほとんどです。この時期は胎児心拍はもちろん、胎嚢を確認することは難しいです。 ネックレスの供養を拒否した神社の神主さんは、めぐみが次に訪れた神社からネックレスを買い取り、保護していました。そして、神主さんはこのネックレスは念が強すぎるからと、石を4つに分けたのです。 めぐみは何者かに憑りつかれた自分をどうにかしたいと思い、ネックレスのある神社を訪れました。神主さん曰く、めぐみは何かに憑りつかれたのではないとのこと。あえて言うのであれば、めぐみに憑りついていたのは「自分自身」だと言いました。 また、自分の気持ちを抑え込んでいると、別の人格に取り込まれてしまうことがある。そうならないための唯一の方法は「自分自身のために生きるということ」なのだと続けます。 神主さんが4つに分けたネックレスを母親、友人のさえ、そして碇川事件の犯人でめぐみと同じ症状のある碇川に渡しためぐみ。 それからというもの、めぐみはこのネックレスのおかげでほどよく言いたいことが言えるようになり、てっぺいや義母との関係も良好に。 相手に自分の思っていることを伝えられるようになったので、めぐみは自分がてっぺいや義母への不満を書き込んでいたSNSのアカウントも削除しました。 普段、夫への愚痴が止まらず苛立っていたさえも、ネックレスのおかげで気持ちが落ち着いた様子。 ただ1人、碇川だけは、ネックレスの石を粉々にしてしまい、変わることはありませんでした。 数年後―。 めぐみは家族円満で幸せな日々を過ごしていました。そして第2子を妊娠。するとてっぺいが、「次は女の子な気がするよ」と言いました。 以前、ネックレスの由来やその祖先について、めぐみの母親が「村に祀られている石に向かってつらさを吐き出し続けた結果、その村には女の子しか生まれなくなった」と言っていたのを思い出しためぐみ。 一瞬頭によぎり、戸惑いましたがてっぺいはその話を知る由もありません。「きっと、この子は大丈夫」と、めぐみは思い直しました。と、同時にめぐみのつけているネックレスが「ズズ」と動いたのでした。 ◇◇◇ ゆうきくんを大切に思うめぐみさんのまっすぐな気持ちが働いたのか、自分の身体を取り戻そうと、ネックレスを入手するため神社への1歩が踏み出せためぐみさん。神主さんがネックレスを4つに分けてくれたことで、念が弱まり、言いたいことがほどよく言えるようになりました。 てっぺいさんやお義母さんとも関係が良好に。めぐみさんの伝え方が変わったことで、てっぺいさんもお義母さんも理解してくれたのではないでしょうか。めぐみさんのお母さんも、このネックレスを身につけたことで、旦那さんに対して今までのことを謝り、夫婦の関係を修復できたようですね。 めぐみさんのように、つい、「母親だから」「自分がやったほうが早いから」「言ってもわからないだろう」などと我慢をしがちなママたちは少なくないのかもしれません。けれども、ママたちが笑顔で過ごすことこそ、子どもや家族の笑顔にもつながるようです。神主さんの言う通り、簡単なことではありませんが、心の健康を保つためにも、不安や不満をため込まず、その都度相手に自分の思いを伝えていくことを心がけられるといいですね。そのときに、相手に対しても思いやりをもった伝え方をすることもまた、意識しておくとよさそうです。そうやって丁寧な話し合いを繰り返すことが、夫婦や家族の絆を深めていくのかもしれません。めぐみさんがこれからも、自分自身を大切にして、適度に息抜きをしながら夫婦で子育てを楽しむことができますように。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月28日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、家事や育児に他人事なてっぺいや、口うるさく自分勝手な義母に不満を持ちつつも、我慢し笑顔で接します。ある日、めぐみは実の母親から、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済むと言い伝えられている」という不思議なネックレスを譲り受けました。しかし、そのネックレスをつけるとなぜか人格が変わってしまい、てっぺいや義母に溜め込んでいた不満を吐き出すように。不安に思っためぐみは、同じような症状で殺人事件を起こしてしまった碇川という男の存在を知り、会いに行きます。すると碇川は、「しかるべき場所でネックレスを供養するべきだ」とめぐみに忠告したのです。さっそくめぐみは神社に53万円を払って、ネックレスの供養と処分をお願いしました。その日、恐ろしい姿の自分が夢の中に現れ、「私があなたになるのだ」とめぐみにささやいたのです。めぐみは「私の人生を返してほしい」と抵抗しますが、闇に落とされてしまいます。翌日、めぐみは別人のようになっていて、泣いているゆうきを見るなり舌打ち。さらには、「孫に会わせろ」と家にやって来た義母に「そんなに欲しいならあげる」とゆうきくんを差し出す始末です。そしてめぐみは、「義母に対して都合の良いときだけゆうきと関わらないでほしい」、「あなたの息子(てっぺい)は子どもが生まれてからずっと親としての自覚なんてないのだ」と言い放ちます。めぐみの発言を聞いたてっぺいは……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。夫が放った衝撃的な言葉 めぐみから「親としての自覚がない」と言われたてっぺいは、「家族のために毎日一生懸命働いている」、「育児だって手伝っている」と主張。 てっぺいの主張を聞いためぐみは「んー育児を手伝うって思ってる時点でアウトね」「それに専業主婦だって立派な仕事です」と言葉を返します。 すると、てっぺいは、その腹いせに何もしないのはゆうきがかわいそうだと激怒。呆れた義母はゆうきを連れて帰ると言い出しました。 しかし、もうひとりのめぐみが心の中で言いました。 「お願い……待って……」「お願いします。ゆうきを連れて行かないで……」 するとゆうきが突然泣き出しました。義母やてっぺいがあやしてもなかなか泣き止みません。 そのころ、めぐみがネックレス供養のため、初めに訪れた神社の神主さんがもう一度めぐみを救うための手立てはないかと考えていました。この神社では、ネックレスをすぐに供養することはできないと言われためぐみは、別の神社で大金を払ってネックレスを処分してもらうことにしたのです。 しかし、めぐみが処分をお願いした神社からお金を出してネックレスを買い取り、1つ目の神社の神主さんがネックレスを保護してくれていました。 神主さんは、「めぐみを救う方法があるとするならば、それは親子の愛だ」とつぶやきます。 そして、表で出てきている「何でも言いたいことを言い放つ自分」と「相手への思いを我慢してため込む自分」のどちらを選ぶか決められるのは、めぐみ自身なのだと言いました。 ある日、再び碇川の元を訪れためぐみ。めぐみは彼にあるネックレスを差し出したのでした。 ◇◇◇「俺は毎日一生懸命働いている」「育児も手伝ってる」この言葉にカチンと来てしまっためぐみさん。育児はママだけでなくママとパパ2人でおこなうものなのに、”手伝う”という言葉はおかしいですよね。「専業主婦も仕事」「育児を手伝うと言っている時点でアウト」と反論しますが、めぐみさんの考えに共感を覚える方は少なくないのではないでしょうか。 ある父親の育児参加に詳しい専門家によると、高度経済成長期にできた「男性は仕事、女性は家事と育児」という、性別を理由に家庭での役割を固定的にとらえる「性別役割分業意識」の考え方が現在も残っているそうです。てっぺいさんもこの考え方の影響を少なからず受けているのかもしれません。本来の自分の姿で、きちんと自分の気持ちをてっぺいさんやお義母さんに伝えて、理解し合える日がくるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月27日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、家事や育児に他人事なてっぺいや、口うるさく自分勝手な義母に不満を持ちつつも、我慢し笑顔で接します。ある日、めぐみは実の母親から、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済むと言い伝えられている」という不思議なネックレスを譲り受けます。しかし、ネックレスを付けている間、めぐみは人格が変わったように、てっぺいや義母に強い口調で不満をぶつけるようになっていたのです。不安に思っためぐみは、同じような症状で殺人事件を起こしてしまった碇川という男の存在を知り、会いに行くことに。すると碇川は、「しかるべき場所でネックレスを供養するべきだ」とめぐみに忠告したのです。さっそくめぐみは神社に53万円を払って、ネックレスの供養と処分をお願いしました。その日、恐ろしい姿の自分が夢の中に現れます。そして「私があなたになるのだ」と、めぐみにささやいたのです。めぐみは「私の人生を返してほしい」と抵抗しますが、闇に落とされてしまいます。翌日、めぐみは恐ろしい自分に乗っ取られたかのような別人になっていました。 めぐみは泣いているゆうきを見るなり舌打ちするだけでなく、「孫に会わせろ」と家にやって来た義母に「そんなに欲しいならあげる」とゆうきを差し出す始末。義母から話を聞いたてっぺいは焦って帰宅したのですが――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。家族や友人を驚愕させた私の言動 めぐみが「ゆうきをあげる」と言ったことについて義母から連絡を受けたてっぺい。「ありえないだろ」と驚きを隠せません。 その日、めぐみの家に友人のさえが遊びに来たのですが、さえはいつも通り夫への不満や愚痴をこぼします。 普段なら話を聞いてくれるめぐみですが、今日は様子が違います。 さえが「めぐみ聞いてるの?」と確認をすると、めぐみは言いました。 「え? 聞かなきゃダメ?」「何この不毛な時間。口を開けば旦那の悪口言ってるけどあなたもなかなかよ」 そして、「私はあなたの生活に興味などないから勘弁してくれ」と言い放ったのです。 その夜、てっぺいが帰宅すると同時に義母が家に来て、「あなたおかしいんじゃないの?親としての自覚が足りないじゃないの?」と強い口調で問い詰めます。 てっぺいもめぐみはそんな人ではなかったと焦っている様子。 義母とてっぺいの言葉を聞いためぐみは「だる……」と言いながら言葉を続けます。 「お義母さん。泣いて大変だったって子どもは泣くものですよ」「それが嫌なら今後いっさいゆうきに関わらないでください」 さらに、「あなたの息子(てっぺい)は子どもが生まれてからずっと親としての自覚なんてない」だと言い放ったのでした。 ◇◇◇ 友人のさえさんに向かって「あなたの生活には興味がない」などと失礼な発言をしてしまっためぐみさん。本音をしまいこむのは良くないですが、相手の気持ちに配慮して言葉を選ぶことも必要ですよね。 また、めぐみさんはお義母さんに対して、都合の良いときだけ孫と関わらないでほしい、てっぺいさんは親としての自覚がないなどと不満を爆発させていました。苛立ちが抑えられなかったのかもしれませんが、自分の子どもを理由も伝えずに急にほったらかしにするのはやはり考えもの。普段から少しずつ自分の気持ちを伝えて不満をため込まないことが、大切なのかもしれませんね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月26日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、家事や育児に他人事なてっぺいや、口うるさく自分勝手な義母に不満を持ちつつも、我慢し笑顔で接します。ある日、めぐみは実の母親から、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済むと言い伝えられている」という不思議なネックレスを譲り受けました。しかし、そのネックレスをつけるとなぜか人格が変わってしまい、てっぺいや義母に溜め込んでいた不満を吐き出すように。不安に思っためぐみは同じような状態で殺人事件を起こしてしまった碇川という男の存在を知り、会いに行くことにしました。すると碇川が「然るべき場所でネックレスを供養しろ」と助言をしてきたのです。早速めぐみは、ネックレスを供養先に持っていき、53万を支払い処分をしてもらうことに。すると再び恐ろしい姿の自分が夢の中に出てきて、「私があなたになる」と言ってきたのです。どうやらめぐみの中にいる恐ろしい姿のもう1人の自分は、ネックレスがあると長時間表に出てこれないようで……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。もうひとりの自分から ※赤ちゃんを抱っこする際はおしりも支えるようにしましょう。 めぐみの中にいるもう1人の自分は、夫や義母、友人などへの不満をため込み、本音を押し殺してきた感情が生み出したもう1つの人格。 出産後はただでさえ精神的にも不安定な状態であるのに、自分の感情を抑えて我慢している状態は、めぐみ自身が壊れてしまうともう1人の自分は忠告します。 そしてめぐみの中にいるもう1人の自分が「大人しく受け入れて入れ替わりなさい」「安心しろお前の分も楽しく生きてやるよ」と言いました。 それを聞いためぐみは、私の人生はつらいことばかりではなかった、私がどのような生活を送ろうともう1人の自分には関係がないのだからと抵抗。 しかしもう1人の自分は「もう遅い……」と言って、めぐみのことを闇の中へ落としてしまったのです。 ある日のこと、目を覚ましためぐみは泣いているゆうきを見て面倒くさそうに舌打ち。 そしてテレビを見ながらゆうきに授乳をしていると、義母から電話がありました。 スマホの着信画面を確認しためぐみは「また義母かよ。フルシカトかまそ」と着信を無視します。 その後、義母がめぐみの家を訪れ、電話に出ないなんてどういうつもりなのか、ゆうきはあなたひとりの子どもではないのだと激怒しながら玄関の扉を叩きました。 すると、鋭い目つきで義母をにらみつけながら玄関扉を開けためぐみが「そんなに欲しいのならあげるわ」とゆうきを義母に差し出し、勢いよく扉を閉めたのでした。 ◇◇◇孫に会わせろと激怒するお義母さんに「そんなに欲しいのならあげるわ」とゆうきくんを差し出しためぐみさん。日頃、てっぺいさんやお義母さんへの不満をため込み、それが爆発してしまった結果、ゆうきくんをあげるなどといった最悪の状況にまで陥ってしまったのかもしれません。「孫に会わせろ」と言っていたお義母さんもさすがに驚きを隠せない様子です。子どものためにも、やはり母親が心も体も元気でいることが大切なのだと考えさせられます。本当のめぐみさんがお義母さんやてっぺいさんへの不満をため込まず、正直な思いを伝えて、状況を改善していけるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月25日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられているの」と母親。その翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如しており、もう一つの人格があることが発覚したというもの。めぐみは、碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考え、医師の鴨居先生に自分の症状を話しました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川とも面会し、自分の身に起こっていることや、母親から譲り受けたネックレスのことを伝えます。すると碇川は、めぐみが救われるためにはもう一度ネックレスを探し出し、しかるべき場所で供養するべきだと忠告。さっそくめぐみはネックレスを探し出し、供養のためにある神社を訪れます。しかし、ネックレスを見た神主さんから、簡単に除霊できるものではないと言われ、すぐに次の候補の神社へ。2つ目の神社ではすぐにお祓いをしてあげると言われ、めぐみは53万を払ってしまったのです。てっぺいは勝手に大金を使われたことに激怒します。 その日、めぐみがソファーでうとうととしていると、再び……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。もうひとりの私 ソファーで寝落ちをしてしまっためぐみ。すると、ゆうきを出産し、退院した直後に夢で見た恐ろしい姿の自分が再び現れ、めぐみ自身にささやきます。 「あーあーせっかく旦那に言い返せるようになってきたのに」「結局根本は変われないってことね……」 そして「私があなたになる」と言葉を続けました。 翌朝、目を覚ましためぐみがキッチンへ向かうと、ゆうきをおんぶしながら朝食を作るてっぺいの姿が。そのてっぺいは、家事や育児をめぐみに押し付けるてっぺいではなく、家事や育児を積極的に担う、めぐみがずっと父親として求めていたてっぺいの姿だったのです。 その姿を見ためぐみは、まるで自分の人生ではなく他人の人生を疑似体験しているような感覚に。 そして、めぐみは父親のお見舞いに向かいました。どうやら、父親は階段から落ちて足にヒビが入ってしまった様子。軽傷で元気そうな父親でしたが、どこか表情が曇っていました。 帰ろうとしためぐみを呼び止めた父親は、何かを伝えようとしているようでしたが、「車に気をつけてな」とだけ……。 めぐみは不思議に思いながらも病室を後にしました。 これはもうひとりのめぐみの話。 ある日、目を覚ますと、いつも奥底で眠っていた私が表に出ることができるようになります。 てっぺいへの不満をため込み、思ったことを相手に伝えられず我慢し続けたことから、言いたいことを何でも言えるもうひとりの自分が表に出始めたのです。 そして、言いたいことをなんでもさらけ出す自分が完全にめぐみさんの身体を支配しようとしていたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんが望んでいた日常というのは、てっぺいさんも当事者意識をもって家事や育児を担い、お互いが不満をため込まず穏やかな雰囲気で過ごすことなのではないでしょうか。めぐみさんの中にいる、相手への思いをなんでもさらけ出せるもうひとりの自分。めぐみさん自身が幸せになるために、もうひとりの自分とこれからどのように向き合っていくのか、誰かに相談したりしながら考えていけるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月24日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。その翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚したというもの。精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考えためぐみは、医師の鴨居先生の元を訪れ、記憶が途切れることや、身体がもう1人の自分に乗っ取られているような感覚になることなどを話しました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川裕介とも面会し、自分の身に起こっていることや、母親から譲り受けたネックレスのことを伝えます。すると碇川は、めぐみが救われるためにはもう一度ネックレスを探し出し、しかるべき場所で供養するべきだと忠告。さっそくめぐみはネックレスを探し出し、ある神社を訪れたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。焦った私はついに… 母親から譲り受けたネックレスを供養してもらうため、インターネットの口コミが良かったある神社を訪れためぐみ。 神主さんに母親からネックレスを譲り受けてから起こった数々の出来事を話します。 実際にネックレスを見た神主さんは「ほほう……確かに強い念のようなものを感じるのう……」と言いました。確かにめぐみが持ってきたネックレスには邪悪な怨念(おんねん)がこもっていること、別の何かから身を守るためにあえて邪悪な怨念をこめてそれを身につける風習は昔からよくあることだと言葉を続けます。 めぐみは早く除霊をしてほしい、それがあなたたちの仕事だと焦った口調で主張しますが、神主さんはそんな簡単な話ではないと表情を曇らせます。 そして神主さんは言いました。 「あなたに必要なのは除霊ではなく休暇のようだ」 すぐに除霊をしてくれないとわかっためぐみは、私には時間がない、別の方に頼むから結構だと神社を後にします。 焦っためぐみは別の神社を訪れ、すぐにお祓いをしてくれるという神主さんに53万円を支払ってしまったのです。 その事実を知ったてっぺいは「俺がどんな思いして金稼いでると思ってんだよ!!」「そうやって急にしおらしくなったり暴れたり……産後で不安定だろうと思って多めにみてやってたのによ!!」とめぐみに激怒したのでした。 ◇◇◇ 神主さんが言っていた「あなたに必要なのは除霊ではなく休暇のようだ」という言葉。産後、きちんと休む暇もなく、ひとりで家事や育児を頑張り続けてきためぐみさん。体力的にも精神的にも限界であることを神主さんは感じ取っていたのかもしれませんね。 早く除霊しなければと焦るめぐみさんの気持ちもわかりますが、お祓い料のことについてはてっぺいに事前に相談しておけるとよかったのではないでしょうか。一方で、てっぺいさんは、怒るのも無理はないのですが、頭ごなしにめぐみさんの行動を否定をするのではなく、なぜめぐみさんが焦ってお金を使ってしまったのか、気持ちをきちんと確認してあげると良かったのかもしれません。どうすればめぐみさんの不安が解決できるのか一緒に話し合っていけると良いですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月23日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚したというもの。医師の鴨居先生の元で精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。めぐみは、碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考えました。そして、碇川事件に関わりのある精神科医の鴨居先生の元を訪れます。めぐみは、鴨居先生に自分の症状を伝えました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川も自分と同じような症状に苦しめられていることを知り、男性に会わせてもらうことに。鴨居先生は、面会をするときには、彼と目を合わせてはいけないなどと、必ず守ってほしいというルールがあると話します。 淀川と面会しためぐみは、母親から譲り受けたネックレスのことを話し始めたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。必死になるあまり… めぐみは碇川に、身に着けると自分が自分でないような感覚がしたり、記憶が抜け落ちたりするというネックレスの話をします。 鴨居先生はそのような非科学的なことはありえないと言いましたが、碇川は直接的な原因とは言い難いが、何かしらの関係はあるのではないかと話しました。 碇川がネックレスの話を信じてくれたことで、感情が高ぶるめぐみ。 めぐみは椅子から立ち上がり「そのネックレス私の意識の無い時間にどこかへ隠されたんです」「私はどうしたらいいでしょうか!?」と碇川に訴えます。 すると鴨居先生は、初めに伝えておいた「碇川と目を合わせてはならない」というルールをめぐみが破りそうになっていることに気が付き、間に入って落ち着かせようとしました。 碇川は、めぐみが救われるためには、なくなったネックレスを再び見つけ出し、しかるべき場所で供養することが必要だと忠告。 家に帰るとさっそくめぐみはネックレスを探します。無事に見つけることができ一安心。 するとその様子を見ていたてっぺいが「やっと眠れるね……」とめぐみに声をかけました。 しかしめぐみは「は? 眠れるわけないじゃない……」「寝たらまたあいつが現れるかもしれない……」ときつい表情でてっぺいをにらみつけます。 めぐみは、出産後に見た恐ろしい姿の自分が、また夢の中に現れるかもしれないと感じていたのです。 そしてめぐみは、ネックレスを供養してもらえるところはないかと再びインターネットで検索。鴨居先生が碇川と面会する際に守らなければいけないと忠告した「碇川の言うことを信じてはいけない」というルールを完全に破ってしまっためぐみなのでした。 ◇◇◇碇川さんと目を合わせてはいけないと言われていたのにも関わらず、そのルールを破りかけてしまっためぐみさん。また、ネックレスを見つけて供養すべきという碇川さんの言葉も完全に信じてしまったようですね。自分が悩んでいるネックレスの話を信じてくれる人が現れたら、ルールを忘れて、相手のことを信じてしまうのも無理はないのかもしれません。みなさんがめぐみさんの立場だったら、碇川さんの言葉を信じてしまうと思いますか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月22日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。その夜、酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみを心配してSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。自分の体に一体なにが起きているのかと不安が募っていっためぐみは、碇川事件という殺人事件を起こした人物と、自分の症状が似ていることを知ります。事件を起こした碇川裕介という男性は、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚。医師の鴨居先生の元で精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。 さっそく、めぐみは鴨居先生の元を訪れ、碇川と会わせてほしいと頼み込んだのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。医師が口にした衝撃的な言葉 めぐみの強い気持ちが届いたのか、鴨居先生は事件後、再び入院・隔離されている碇川との面会を許可してくれました。 しかし鴨居先生は言いました。 「彼と会うならいくつかのルールを守っていただきます」 そう言って4つのルールを話し出しました。 ルール1は、碇川との面会したときの会話は口外しないこと。 ルール2は、碇川に外の情報を教えないこと。 ルール3は、碇川と目を合わせないこと。 ルール4は、碇川の言うことを信じてはいけないこと。 さっそく、鴨居先生に案内してもらい碇川と面会しためぐみ。碇川に自分が自分でないような感覚がすることなどを話します。 それを聞いた碇川は「確かにそれは僕のときと似ていますね」「自分でないときの間隔が長くなってきたら気を付けた方がいいです」とめぐみに忠告。 鴨居先生曰く、碇川はもともとは凶暴な性格で、成人してからはずっと大人しい性格の人格に取り込まれていたそう。凶暴な性格は消えたと勘違いしていたが、今は元の凶暴な人格が主となっているはずだと考えているのだとか。 めぐみは碇川に母親から譲り受けたネックレスを付けたころからおかしなことが起こるようになったことも伝えたのでした。 ◇◇◇似たような症状で悩んでいる碇川さんと面会しためぐみさん。つらい思いをしているのは自分だけではない、そして何か解決策が見つかるのではないかと思えたのではないでしょうか。同じ境遇を経験した碇川さんだからこそ、自分の不安な状況を素直に打ち明けることができたのかもしれませんね。くれぐれも鴨居先生から伝えられた4つのルールは守りつつ、碇川さんとの会話を通してめぐみさんの不安な気持ちが軽くなっていくといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月21日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、なぜか「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。その夜、酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみを心配してSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。その翌朝、寝過ごしてしまっためぐみが急いでリビングへ向かうと、てっぺいの顔にはいくつもの傷があったのです。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。また、自分のSNSアカウントを開くと、つぶやいた覚えのない書き込みを大量に発見。自分が自分でなくなっていくような気がしためぐみは、ある精神科医の元へ相談をしに行くことに……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。焦る気持ち 焦っためぐみは、何か解決策はないかとインターネットで「記憶が途切れる 一日」と検索。 検索の結果、碇川事件という出来事が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考えました。そして、碇川事件に関わりのある精神科医の鴨居先生の元を訪れます。 めぐみは、鴨居先生に記憶が途切れることや、身体がもう1人の自分に乗っ取られているような感覚になることなどを話しました。 めぐみがインターネットで検索をして発見した「碇川事件」というのは次のようなものでした。殺人事件を起こした碇川裕介という男性は、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚。鴨居先生の元で精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。 さらにめぐみは、鴨居先生に自分のSNSのアカウントにもう一人の自分から「自分を解放しろ」というメッセージが届いていたことを報告します。 それを聞いた鴨居先生は、「碇川くんのときにも同じようなメッセージが届いていた」とつぶやきます。するとめぐみは「私……その私碇川さんに会わせてくれませんか!?」と鴨居先生に頼みます。 そして、このままでは自分はすべてを失ってしまう気がするのだと、涙を流しながら碇川に会わせるようお願いをしたのでした。 ◇◇◇記憶が抜け落ちていたり、自分が自分でないような感覚がしていたりして不安でいっぱいだっためぐみさん。誰にも相談できず、苦しい日々が続いていましたが、精神科医の鴨居先生にすべてを打ち明けることができてよかったですね。鴨居先生はめぐみさんの症状に驚きつつも、親身に話を聞いてくれていました。誰か1人でも自分の悩みをさらけ出せる人がいると心強いですよね。無事にめぐみさんの身体に起きている問題が解決していくといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月20日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、なぜか「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。その夜、酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみを心配してSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。翌朝、寝過ごしてしまっためぐみが急いでリビングへ向かうと、てっぺいの顔にはいくつもの傷があったのです。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。そのときめぐみは、てっぺいの顔にあった傷は自分がつけたものなのではないかと、ハッとし、焦ってネックレスを探し始めたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。何がどうなっているの…? 昨日まで首につけていたネックレスがなくなったことに気が付き、必死に家の中を探し始めるめぐみ。 なぜてっぺいの顔に傷がついていたのかなど、状況がよくわからず混乱しためぐみは、泣き続けるゆうきを見て、「うるさいっ。静かにしてよっ」と怒りをぶつけてしまいます。 しかし、ふと我に返っためぐみは、ゆうきに怒ってしまったことを謝り、抱っこしてあやします。 ゆうきが落ち着いたあと、めぐみはソファーに座りながら自分が普段つぶやきを投稿しているSNSのアカウントを開いたのですが……。 なんとそのアカウントには、めぐみがつぶやいたはずのない投稿がいくつも更新されていたのです。 めぐみは、ある日夢に出てきた恐ろしい姿のめぐみ(自分)がめぐみ自身(自分)を乗っ取ったのだと考えました。 思い返せば、てっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、ところどころ記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていためぐみ。自分の体に一体なにが起きているのかと不安が募っていったのでした。 ◇◇◇自分が自分でないような気がしたかと思えば、記憶も抜け落ちているように感じためぐみさん。不安になるのもうなずけます。混乱しているからか、ゆうきくんに対してもイライラをぶつけてしまいました。このときハッと我に返ることができてよかったですね。みなさんはイライラをわが子や家族にぶつけてしまったり、ぶつけてしまいそうになったりしたことはありますか? そのとき、どんな風に対応しましたか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月19日めぐみは、めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわかりませんでした。その夜、仕事から酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみにそれでは精神的に壊れてしまうと忠告しました。さえはめぐみにSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。 ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、そのネックレスは、昔、山奥のある村で理不尽なことがあっても男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を削って肌身離さず持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられているの」と母親。 ある日、仕事を終えたてっぺいが帰宅したのですが、何やらめぐみに怯えている様子でーー!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。夫の顔についていた無数の傷にゾッとして… ある日、仕事から帰宅したてっぺいは「遅くなっちゃった。ごめんね……」と何かに怯えている様子。 めぐみは、てっぺいの残業が大変だったことを労り、ゆうきもすんなり寝てくれたと笑顔で報告します。 その笑顔を見たてっぺいは、いつものめぐみだと安堵。 めぐみが夕食を用意していたのですが、食卓に並んだ餃子を見て「久々だなぁ。めぐの手作り餃子」と喜びます。するとめぐみは「それ冷凍」とピシャリ。 そして、てっぺいに向かって「ゆうきを育児しながら手作りなどできるわけがない」と強い口調で言葉を続けます。 さらに、冷凍でも全然いいと言うてっぺいに対して、「上から目線で評価をしないでほしい。私は産後の身体に鞭を打って家事も育児もこなしている」と本音を爆発。 そして翌朝。寝過ごしためぐみが急いでリビングへ向かうと、朝食を作り、ゆうきを抱っこしているてっぺいの姿が。しかし、てっぺいの顔にはいくつもの傷があったのです。 めぐみはてっぺいの顔の傷がいつ、どのようにしてできたものなのかまったくわかりません。 すると突然、頭痛が……。そして、ネックレスがズズッと動くような感覚がします。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。どうやら記憶がところどころ抜けてしまっているようなのです。めぐみは、てっぺいの顔にあった傷は自分がつけたものなのではないかと、ハッとしたのでした。 ◇◇◇食卓に並んだ餃子を見て、手作りだと思ったてっぺいさん。めぐみさんは、現実をまるでわかっていないと、落胆した気持ちになってしまったのでしょうね。さらに「全然大丈夫だよ」という発言。めぐみさんは上から目線に感じてしまいました。赤ちゃんのお世話をしながら夕食の準備をするのは大変なこと。そんな状況をもう少し理解し、ねぎらいや感謝の言葉があれば、めぐみさんは爆発しなかったのかもしれません。 ネックレスのおかげで本音が言えためぐみさん。とはいえ、あまりの言い方にてっぺいさんは引き気味の様子です。自分の気持ちを正直に話すことは大切ですが、相手に対して配慮のある伝え方をしないと、せっかく伝えても理解してもらえないかもしれません。小さな不満でも積もり積もれば大きなストレス。あまりため込まず、感情が爆発する前にその都度伝えて話し合えるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月18日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわかりませんでした。てっぺいは産後のホルモンバランスの変化だろう、一緒に乗り越えようと言ってくれたのですが、その夜は仕事から酔っぱらって帰宅。眠りについたゆうきに大きな声で話しかけ起こしてしまったのです。めぐみのてっぺいへの不満はさらに募ります。ある日、同級生のさえが家に遊びにきました。さえは自分の夫への不満をこぼしつつ、めぐみにもてっぺいへの不満はないのかと尋ねました。しかしめぐみはてっぺいへの不満をため込んでいるにも関わらず、不満はないと言い張ります。それを聞いたさえは、そんなはずがない、少しの不満すら言えないようでは自分が壊れてしまうとめぐみを注意。その後、さえがあるSNSの書き込みを見せてくれたのですが、そこには……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の迷惑な行動にモヤモヤ ひとしきり話を終えると、さえがめぐみにチュイッターのあるアカウントの書き込みを見せてきました。 夫への不満や義母への愚痴がたくさん書かれたアカウントを見ためぐみは「うわ……すごい……。強烈……だね」と少し引いている様子。 するとさえは、匿名で書き込みできるのだから、めぐみもアカウントを作って日頃の鬱憤(うっぷん)をはらしてみてはどうかと提案。めぐみはさえに考えておくと口では言ったものの、その必要はないと心で考えます。なぜなら、さえが大ファンだと言って見せてくれたアカウントはめぐみのアカウントなのです。 めぐみは、つらいことやてっぺいへの愚痴は飲み込んで、それでもつらいと感じるときはネットに書き込むことで気持ちを落ち着けていたのでした。 しかし、母親からもらったネックレスをつけたときから、めぐみの中にある負の感情が耳元で囁き(ささやき)ます。そして、このネックレスをつけていれば、自分の心にため込んでいる不満を言える、自分を押し殺さなくても済むのだと実感し始めていました。 ある日、めぐみは母親からネックレスに隠された秘密を教えてもらいました。母親曰く、ネックレスをつけているときが本当の自分なのだとか。 「昔、山奥のある村に住んでいた女性たちは、男性に道具のように扱われ、理不尽なことがあっても男性に対して意見することはできなかった」と、母親はネックレスの由来について話し始めました。 「我慢ができなくなった村の女性たちは、村に祀られている石に向かってつらさを吐き出すことを唯一の楽しみにしていた」と続けます。さらに、「村を離れた後も女性たちは、つらさを吐き出していた石を削って肌身離さず持ち歩き、その石を持てば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられているの」と母親。 どうやら母親がめぐみに渡したネックレスについている石は、そのときの石を受け継いだもののよう。そして母親は必ず先祖代々受け継がれたネックレスを身につけるようめぐみに諭すのでした。 ◇◇◇めぐみさんにとってインターネットは自分の気持ちを赤裸々にさらけ出せる唯一の場所なのかもしれません。ストレスを発散できる場所はもちろん必要ですが、めぐみさんのつらい気持ちを直接受け止め、気持ちに寄り添って解決策を一緒に見つけていってくれる存在が現れるといいですね。そして、めぐみさん自身も相手への不満をため込まず、自分の思いを伝えられるようになると、より気持ちが前向きになっていくのではないでしょうか。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月17日めぐみは、めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきたのです。義母の夕食を食べたあと、義母は帰るどころかてっぺいがうちに泊まっていくよう促しました。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわかりませんでした。てっぺいは産後のホルモンバランスの変化だろう、一緒に乗り越えようと言ってくれたのですが、その夜は酔っぱらって帰宅。眠りについたゆうきに大きな声で話しかけ起こしてしまったのです。その翌朝……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。募り続ける夫への不満 翌朝、朝食を作っているとてっぺいが眠い目をこすりながら起床。二日酔いで頭が痛いからと、めぐみに水を出してほしいと頼みました。 そのとき、包丁で野菜を切っていためぐみは、昨晩酔っぱらって帰宅してきたてっぺいへの不満が頭の中で爆発しそうに……。 自分が自分ではないように感じためぐみは、きっと何かがおかしいのだと手がかりを探し始めます。思いついたのは、妊娠中に母親からもらったネックレスでした。このネックレスの影響ではないかとめぐみは考えたのです。 ある日のこと、めぐみとてっぺいの大学時代の同級生・さえが息子の健太を連れて家に遊びにきました。さえはめぐみに自分の夫への不満をこぼします。 すると「どうなの? てっぺいくんは」「子どもができたら粗が目立つようになったでしょ?」とさえがめぐみに問いかけました。 めぐみはさえに、てっぺいへの不満はないと伝えますが、そんなはずがない、少しの不満すら言えないようでは自分が壊れてしまうと注意をされます。 そして「めぐみ、私たちさ友だちでしょ?」と確認。友人の私には、夫への愚痴ぐらい話してくれてもいいのではないかと顔を曇らせたのでした。 ◇◇◇ 友人のさえさんは、めぐみさんに、てっぺいさんへの不満をため込んでいては自分が壊れてしまうと忠告していました。さえさんのように、人に話をするだけでも心が軽くなるのかもしれませんね。さえさんもめぐみさんも、ストレスをうまく発散させつつ、旦那さんと向き合って自分の気持ちを伝えられるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月03日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきたのです。しかし、義母の訪問を喜ぶ夫。義母の夕食を食べたあと、義母は帰るどころか夫がうちに泊まっていくよう促しました。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。てっぺいも母親に謝れとめぐみに激怒します。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわからず。一体何が起こっているのだろうかと悩んでいたのですが、てっぺいへの不満がさらにたまってしまう出来事が……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。酔っぱらって帰宅した夫の衝撃的な行動 ※赤ちゃんを抱き上げるときは、首とおしりを支えるようにしましょう。 翌朝めぐみは、ふとネックレスを手に取り、ネックレスをくれたときに母親が言っていたことを思い出しました。 そして、ネックレスの力で思っていることを言ってしまったのかと想像します。しかし、まさかそんなことはないと自分に言い聞かせ、着けていたネックレスを外して箱にしまったのでした。 会社に行く前、てっぺいはめぐみに、義母へ失礼な発言をしてしまったことは産後のホルモンバランスの変化が原因だろう、すぐに治るから一緒に乗り越えようと伝えます。 その後、めぐみは電話で義母に謝罪。はじめは怒り狂っていた義母ですが、てっぺいが喜んでご飯を食べていたことや、今度料理を教えてほしいことなどを伝えると機嫌が徐々に戻っていきました。 そしてその夜、めぐみがゆうきを寝かしつけ終わったとき、酔っぱらった状態のてっぺいが帰宅。てっぺいは会社に行く前、帰宅後にゆうきをお風呂に入れるのだと言っていたのにもかかわず、そのことを忘れているよう。 ゆうきが今寝たところだからとめぐみが伝えると、てっぺいは言いました。 「ゆうきくぅうぅぅーん、パパですよぉぉぉぉん」「あれれ? 寝ちゃったのかなぁ?」 その言葉を聞いてゆうきは目を覚まし、泣き出してしまいました。 するとてっぺいは「めぐぅぅ、バトンターッチ!!」と言って、必死にゆうきをあやすめぐみをよそに、ベッドに倒れ込み、いびきをかいて寝てしまったのでした。 ◇◇◇酔っぱらって帰宅し、さらに眠っているゆうきくんに大きな声で話しかけて起こしてしまったてっぺいさん。寝かしつけの苦労など赤ちゃんのお世話の大変さをわかっていないようです。めぐみさんは怒ることもなくゆうきくんをあやしていますが、心のなかではイライラしているのではないでしょうか。1度しっかり夫婦で話し合う時間をとって、めぐみさんからてっぺいさんへ、きちんと自分の気持ちが伝えられるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月02日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「あなたは母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。限界を感じためぐみでしたが、義母はなかなか帰る様子はなく、しまいには夕食を作ると言い出します。しかし、夕食を張り切って作ったかと思ったら、ゆうきのお世話でめぐみが食事をとれなくてもおかまいなしの義母と夫。話に夢中で、食事後、汚れたお皿もシンクに放置したまま。さらには、夜遅いからと泊っていくことを促す夫。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、めぐみはなんと義母に「迷惑なんで、帰ってください」と言い放ったのです……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。一体私どうなっちゃったの…? めぐみから「迷惑なんで帰ってください」と言われた義母は、開いた口が塞がりません。 さらにめぐみは言いました。 「だから急に泊まるとか迷惑だから帰れって言ってんの」 めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。 しかし、お皿を洗っていためぐみは「ねえてっぺいさん、何でお義母さん急に帰っちゃったの?」と言い出したのです。 どうやらめぐみは、自分がお義母さんに何を言ったのか覚えていない様子。てっぺいは、めぐみのためを思って行動してくれた母親に向かってなんで酷いことを言ったのかと大声で怒鳴ります。 てっぺいから母親に謝るよう言われためぐみは携帯電話を手にしながら考えます。 自分が自分でないような感覚。一体何がどうなっているのか理解ができませんでした。 でも不思議と胸がスッキリとしていたのです。義母に失礼な発言をしてしまったものの、これでいいのだと自分を納得させためぐみなのでした。 ◇◇◇ お義母さんに向かって「迷惑だから帰れ」などと失礼な発言をしてしまっためぐみさん。あまりの過激な発言に、怒って帰るのも無理はありませんね。本音をしまいこむのもよくないですが、ストレートに言い過ぎるのも考えもの。上手に伝えるためにも、普段から少しずつ自分の気持ちを伝えて不満をため込まないことが、やはり大切なのかもしれませんね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月01日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。話はさかのぼって妊娠中のころのこと。ベビー用品の下見をしてもめぐみ任せなてっぺい。さらに、大学時代の同級生・さえに会ったとき、育児中であるさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後、自宅で寝ていたある日、めぐみは恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっている夢を見ました。翌朝、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「あなたは母親としての自覚が足りない」、今どきの若い母親は甘えすぎなどと言ってきました。限界を感じていためぐみでしたが、義母はなかなか帰る様子はなく、しまいには夕食を作ると言い出して――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の身勝手な行動に我慢ができず… ※赤ちゃんを抱き上げるときは、首とおしりを支えるようにしましょう。 今晩の夕食は私が作ると言い出した義母。めぐみはてっぺいに電話をかけて、義母が夕食を作ると言い出したことを伝えます。 すると、てっぺいは言いました。 「いやぁ良かったなぁめぐみ。やさしい姑に恵まれて」「楽しみだな母さんの手料理」 そして、夕食ができあがると「うめー!!」と言いながら母親の料理を頬張るてっぺい。 めぐみは、ゆうきが泣き出したことに気が付き、おむつ替えをします。 ゆうきが泣いても義母とてっぺいの2人は様子を見に行くことはなく食事に夢中。めぐみが食事もとらないままゆうきのお世話を終えて戻ると、シンクには食べた後の食器がたんまり残っていました……。 義母のありがた迷惑な行動に限界を感じためぐみは、「お義母さん時間大丈夫ですか? もう遅いですけど……」と帰るよう促します。すると義母は、私に早く帰ってもらいたいのかと激怒。 めぐみの気持ちを察していないてっぺいは、「もう遅いからこのまま泊まっていけばいい」などと勝手な発言をし出す始末。 すると……。 妊娠中に母親からもらったネックレスが「ズ……」と動き出しました。それと同時に、めぐみは義母に向かって「迷惑なんで帰ってください」ときつい言葉を言い放ってしまったのでした。 ◇◇◇ ネックレスが動いたあと、めぐみさんはきつい言葉をお義母さんに言い放ってしまったようです。ずっと不満をこらえていたからか、思わず本音が飛び出してしまったのでしょうか。みなさんはお義母さんに思っていることを伝えることはできますか?めぐみさんと同じような状況になったらどんな風に対応しますか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月28日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。育児中であるさえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。出産後のある日、夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっていたのです。翌朝、義母が孫に会いたいからと突然家にやってきたのですが、めぐみの義母への不満はたまっていき……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の迷惑な行動にモヤモヤ めぐみの状況に配慮せず、突然家に押しかけてきた義母。自分が押したインターホンの音でゆうきが泣き出してしまったのにもかかわらず、のんきな顔で孫をあやします。 すると突然、恐ろしい姿の自分に憑りつかれ、「キモいんだよ クソババァ」などと怒りに震えながら義母に襲いかかろうするめぐみ。義母が振り向き、ゆうきが泣いているのだから抱っこしてあげなさいという声で我に返ります。 泣いているゆうきを抱っこしながら、めぐみはあることを考えていました。自分でも義母に襲いかかろうとしたときの記憶が曖昧で、何が起きているのかよくわからないのです。 そんなとき、冷蔵庫を開けて中身を見た義母が言いました。 「あら? ろくな物ないわね。ちゃんとてっぺいに栄養あるもの食べさせてるんでしょうね?」 そして義母はさらに、今どきの若い母親は甘やかせされすぎ、育児をしながら家事をこなすのが母親というもの、めぐみは母親としての責任を感じていないなどと言いたい放題。 それを聞いためぐみは「すみません……」と悲しい表情で言葉を返します。 さらに義母は、つらい気持ちになっためぐみの気持ちはお構いなしに、今日の夜ご飯を自分が作ると言い出したのでした。 ◇◇◇ 突然家にやってきたかと思ったら、「母親とは育児をしながら家事をこなすものだ」という自分の考えをめぐみさんに押し付けてきたお義母さん。母親としての自覚が足りないとまで言われたら、悲しくなってしまいますよね。お義母さんとの関係がつらいときには、無理をせずてっぺいさんに正直な思いを伝えてみたり、信頼できる友人などに相談してみたりするのも良いかもしれませんね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月27日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。すると、育児ストレスがたまったさえは夫の愚痴を連発。さえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然……。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみの家系の女性は昔から大人しくて相手に自分の思いをハッキリ言えないタイプだからと、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。 それから出産後、めぐみがゆうきと2人で過ごしていると義母から電話が。これから孫に会うために家に来ると言うのです。突然の状況に戸惑うめぐみでしたが、なんと義母は――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。これは…夢…? ゆうきを出産後。夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。 その夢はなんと、恐ろしい姿の自分が「コイツガ ホントウニ チチオヤ二 ナレルト オモウカ?」とてっぺいに襲いかかるというものでした。 冷や汗を垂らして夢からさめためぐみは、泣いているゆうきに授乳をします。 そして翌朝、会社から戻ったらゆうきをお風呂に入れるのだと張り切るてっぺい。てっぺいの父親としての行動に不安を感じていためぐみでしたが、これから良いパパになるに違いないと一安心します。 ゆうきに授乳をしていると、義母から電話が。ゆうきを寝かしつけて義母からの電話に出ると、これから孫に会うために家に来ると言い出したのです。めぐみが混乱していると、突然チャイムが鳴りました。 インターホンのモニターを確認すると、「待ちきれなくてきちゃったわよ」と言う義母の姿が映っていたのです……! 家に上がってくると、インターホンの音に驚いて泣き出してしまったゆうきを見ながら、「泣いちゃってますねぇ、ばあばですよ♡」と孫をあやす義母。 義母の孫をあやす姿を微笑ましく見ているめぐみがいる一方で、心の中では、もう一人のめぐみが「てめぇのチャイムで起きたんだろぉが」と怒り狂っていたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんの事情はお構いなしで、突然自宅に押しかけてきたお義母さん。めぐみさんが寝かしつけをしたゆうきくんは、お義母さんが鳴らしたインターホンの音で起きてしまった様子。孫の姿を早く見たいというお義母さんの気持ちもわかります。けれども、事前に確認をするなど、めぐみさんの状況への配慮は必要ですよね。楽しみがあると浮かれてしまうことは誰しもあると思いますが、そんなときこそ周囲への配慮は忘れないよう心がけたいですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月26日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、飲み会から帰宅したてっぺいはめぐみを気遣い、自分で夜食を作りました。けれども翌朝シンクに残された洗い物を見てめぐみは一瞬複雑な心境に……。さらにてっぺいは、ベビー用品の準備について、「めぐみに任せる」とどこか他人ごと。めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。すると、育児ストレスがたまったさえは夫の愚痴を連発。さえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」「ああなったらおしまいだよね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。 めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。母からの忠告 ある日、めぐみの家に母親がやってきました。 おなかが大きくなっためぐみを見て「てっぺいくんは良くしてくれているの?」と心配している様子。 めぐみがてっぺいは妊婦の私にいろいろと気を遣ってくれていると伝えると、母親は言いました……。 「本当でしょうね? 私たちの家系の女は大昔から大人しくてハッキリ言えないタイプばかりだから」と。 どうやら、母親はめぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念しているようなのです。 てっぺいとの関係について心配はないと、母親に再度伝えためぐみ。すると母親は、「妊娠も出産も命をかけるのはあなたで、めぐみの気持ちが優先されるべき。新たな命をこの世へ送り出すことはそれほど偉大で、壮絶なことだということを忘れないでほしい」と、めぐみに伝えます。 そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんがてっぺいさんに、出産を控えた自分の素直な気持ちや、相手への不満などを伝えられていないのではないかと心配するお母さん。実際に妊娠出産、そして育児をした経験があるお母さんは、いかに自分の気持ちをため込まず、相手に伝えることが大切であるのかを痛感しているのかもしれませんね。めぐみさんが、てっぺいさんに対して、素直に伝えられていない気持ちや不安に思っていることがあるのであれば、そのままにせずきちんと伝えて、夫婦で話し合っていけるといいですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月25日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、絶対に2人を幸せにするのだと意気込んでいる様子。また、子どもが生まれたら、めぐみの育児を手伝うのだと張り切っています。一方で、飲み会でてっぺいの帰りが遅く、待ちくたびれためぐみは先に就寝。飲み会から帰宅したてっぺいはめぐみを気遣い、自分で夜食を作りましたが、翌朝シンクに残された洗い物を見てめぐみは一瞬複雑な心境に……。さらにてっぺいはベビー用品の準備について、「めぐみに任せる」とどこか他人ごと。 その後、ベビー用品の下見中、大学時代の2人の同級生と久しぶりに顔を合わせたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。ママになった同級生を見た夫の衝撃発言 食事のあと、ベビー用品を見に行っためぐみとてっぺい。 ベビー用品の売り場で、大学時代の同級生であるさえと久しぶりに顔を合わせます。 めぐみが息子の健太くんはどうしたのかと聞くと、さえは、「旦那に見させてるよ」「平日いつもワンオペで頑張ってんだから、こうやって息抜きさせてもらわないとやってらんない」と夫への愚痴をこぼします。 その後も、「仕事帰りにおむつを買ってくるよう頼んだら間違えて買ってきた」などと夫への不満を連発。しまいには「夫を捨てたい」とまで……。 すると、さえが去ったあと、てっぺいがうすら笑いをしながら口を開きました。 「ああなったらおしまいだね」「世の中には綺麗な母親もいっぱいいるじゃん。めぐは絶対にあんな風にならないよ」 さらに、さえのことを、ママになって輝きがなくなった、服もダサい、体型もだらしがない、旦那さんもかわいそうだと言いたい放題。 てっぺいの言葉を聞いためぐみに一抹の不安がよぎります。そして「頑張る……ね」と言うのが精一杯なのでした。 ◇◇◇ 妊娠や出産を経て体型が変化したり、普段の育児に疲れ切って旦那さんの愚痴をこぼしたりするさえさんを見て、見下すような発言を連発したてっぺいさん。「めぐみさんはさえさんのようにはならない」と言い切っていますが、めぐみさんにとってはプレッシャーですし、同じ女性として気持ちのいい言葉ではありませんよね。また、「私だってこの子が生まれたら」と話すめぐみさんの言葉をさえぎり、自分の気持ちばかり話すてっぺいさんの姿から、夫は自分の話を聞いてくれないのだと不安になってしまったのではないでしょうか。てっぺいさんには、めぐみさんの声にもきちんと耳を傾ける意識を持ってもらいたいものですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月24日めぐみは、大学の同級生であるやさしいてっぺいと結婚。喧嘩もなく幸せな生活を送っていました。やがて妊娠し、無事に男の子のゆうきを出産。夫のてっぺいは、わが子の誕生に感動して絶対に2人を幸せにするのだと涙を流しました。話は妊娠中にさかのぼり、上司と飲みに行くてっぺい。上司から妻の妊娠中は飲み歩かないほうが良いと注意されても、大丈夫だと何も感じていない様子。さらに、自分も子どもが生まれたら、妻の育児を手伝うのだと張り切っています。一方で、てっぺいの帰りが遅く、待ちくたびれためぐみは先に就寝。上司との飲み会から帰宅後、小腹が空いたてっぺいは自分で料理をすることにしたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。夫の行動に覚えた違和感 上司との飲み会から帰宅したてっぺい。小腹が空いたとめぐみに伝えようとしますが、めぐみはすでに就寝中でした。 てっぺいは妊婦のめぐみを想い「料理くらい自分でできるようにならないとな……」と自分で作ることに。 自己満足のてっぺいに対し、翌朝シンクに残された洗い物を見て一瞬複雑な心境になるめぐみ……。 起きてきたてっぺいは、食器を洗うめぐみを見て俺が洗おうと思っていたのにと言いますが、めぐみはついでだから大丈夫だと笑顔を向けます。 そして、めぐみに「朝食ができている」と言われると、「せっかくだから外食して、ベビー用品の下見もしよう」とてっぺい。2人は外食することに。 外食中、めぐみはベビーベッドの相談をしました。するとてっぺいは、「めぐに任せるよ」と自分には関係のないような言葉をめぐみに返したのでした。 ◇◇◇ てっぺいさんは、めぐみさんに迷惑をかけまいと自分で夜食を作っていましたが、シンクに洗い物を残したままでした。さらにめぐみさんが朝食を作ってくれたことを気にすることもなく外食に誘い、また、相談をされたベビーベッドはめぐみさんに「任せる」と発言。めぐみさんは、自分の意見を言わず我慢してしまうタイプのようなのでストレスがたまってしまいそうですね。てっぺいさんはそんなめぐみさんの気持ちに気が付いていないのではないでしょうか。めぐみさんが、てっぺいさんに正直な気持ちを伝えられると良いのかもしれませんね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月23日めぐみは、大学の同級生であるやさしいてっぺいと結婚。喧嘩もなく幸せな生活を送っていました。やがて妊娠し、無事に男の子のゆうきを出産。夫のてっぺいは、わが子の誕生に感動して絶対に2人を幸せにするのだと涙を流しました。しかし、育児が始まると――!?話は妊娠中にさかのぼり、上司と飲みに行く夫のてっぺい。後輩の妻であるめぐみが妊娠中だと知った上司は誘ったことを謝りました。するとてっぺいは……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。育児を「手伝う」と言う夫 まだめぐみがゆうきを妊娠中、てっぺいは上司に誘われ、会社帰りに居酒屋へ立ち寄っていました。 てっぺいがめぐみの妊娠を上司に伝えると、お祝いの言葉と、飲みに誘ってしまったことを謝ってきました。 上司からの謝罪に「え? なんでですか?」と何も察していないてっぺい。 見かねた上司は言いました……。 「いやいやお前、奥さん妊娠中だろ? マズいだろ飲み歩いてちゃ」と。 上司の言葉を聞いても、てっぺいは子どもが生まれるのはまだまだ先だからと何も気にしていない様子。 すると上司は、自分の妻が妊娠中に一度飲みに行ってしまい、未だにそれを妻は根に持っているのだと、てっぺいに伝えました。 しかし、てっぺいはめぐみはやさしいし、お互いのことは分かり合えているから大丈夫、めぐみのことをサポートし、育児もきちんと手伝うのだと意気込みます。 そのころ家では、帰りが遅いてっぺいを待ちながら、母子健康手帳を悲しそうに見つめているめぐみがいました……。 ◇◇◇ てっぺいさんの言葉から、めぐみさんを支えたいという強い思いは伝わってきましたが、「育児を手伝う」という発言はどこか他人ごとのようにも感じられますよね。また、会社の上司には、夫婦でお互いに分かり合えていると言っていましたが、てっぺいさんの帰宅を待つめぐみさんの表情は曇っていました。はじめての妊娠や出産は、わからないことや不安なことがたくさんあると思います。めぐみさんは母子手帳を見ながらてっぺいさんに相談したい事がいろいろ浮かんでいたのではないでしょうか。めぐみさんが自分の素直な気持ちをてっぺいさんに伝えて、夫婦でゆっくりと話し合える機会を持てるといいですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月22日みなさんは『人体実験』と聞いて、どのようなイメージを持ちますか。ヒーロー漫画などに登場する悪の組織が、人々の脅威になる怪物などを生み出すのに行う実験を想像する人もいるのではないでしょうか。そんな人体実験を題材に、バラシ屋トシヤ(barashiyatoshiya)さんが、創作の4コマ漫画を公開しました。『人体実験』ある日、多額の借金を抱えた男性は、見知らぬ場所に監禁されました。どうやら、ある組織の人体実験に利用されてしまうようで…。人体実験として、1日3回の食事はハンバーガーと飲み物だけに制限。監禁されて10日が経った頃、男性は「毎日ハンバーガーだけしか食べていないのに、身体の調子がいい」ということに気付きます。「なぜだ…なぜなんだ!」と不思議に思う男性をよそに、別室で「その秘密は、青汁!」と明かす、組織の黒幕。「持ち運びに便利で、サッと水に溶ける粉末タイプの青汁を、初回割引で3万円で…」と、テレフォンショッピングのように解説し始めたのでした!【ネットの声】・そういうことか!うまい!・なんて斬新な、青汁の宣伝…!ちょっとだけ「欲しい」と思っちゃいました。・青汁に3万円!?高くないですか!?・こんな紹介をされたら、買ってしまいそう。笑った!いうまでもありませんが、この4コマ漫画は架空の話。黒幕が『オススメ』している青汁は実在しません。ただ、1日3食ハンバーガーを食べる生活でも健康状態がよくなるなら、ちょっと気になってしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年10月11日子供に読み聞かせをする童話は、よいことと、いけないことを説くような、道徳的なストーリーになっている場合が多いです。シンプルな構成なので心に残りやすく、童話を聞いた子供たちは、日常のあらゆる場面に照らし合わせて、モラルを学ぶことでしょう。そんな童話をモチーフに、バラシ屋トシヤ(barashiyatoshiya)さんが4コマ漫画を描き、Instagramで公開しました。4コマ『ウサギとカメ』4コマ漫画のベースになっているのは、童話『ウサギとカメ』。ウサギとカメが競走をしたところ、身軽なウサギが居眠りしている間に、不利と思われていたカメがせっせと追い抜いて、先にゴールするというのがあらすじです。コツコツと努力を重ねる大切さを教えてくれるストーリーですが、この4コマ漫画はちょっぴり毛色が違うようで…。スタート地点に立つ、ウサギとカメ。ウサギはジュースを飲みながら「カメがウサギに勝てるわけないじゃん!」と、余裕たっぷりのようです。「勝負は、やってみなきゃ分からない…」というカメの言葉通り、ウサギが居眠りしている間に、カメが先にゴール!ウサギが「居眠りさえしなければ、勝てたのに…!」と悔しがるのを傍目に、カメは「甘いね、ウサギくん…」と、ほくそ笑んでいました。どうやら、スタート時にウサギが飲んでいたジュースに、何かを仕込んでいたようです…!【ネットの声】・まさか、ウサギが飲んでいたジュースに睡眠薬を!?・策士だなと思うけど、ちょっとこれは子供に見せられないな…。・カメのまさかの戦略に、笑った!もしも『ウサギとカメ』がこのようなストーリーだったら、子供たちは一体何を学ぶのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年10月02日漫画やドラマなどで、ここぞという時に強いインパクトを与える、決めゼリフ。ストーリーの展開から自然と出てきた言葉や、キャラクターの口癖まで、さまざまなタイプのものがあります。みなさんの心の中にも、印象深く残っている決めゼリフがあるのではないでしょうか。『名言』漫画家のバラシ屋トシヤ(barashiyatoshiya)さんは、警部と新米刑事の様子を描く『警部と新米』シリーズの4コマ漫画を公開しました。ある日、細い路地裏を歩いていたのは、ロングコートを羽織った警部。「情報というのは、足で稼ぐものだ」と、つぶやいているようですが…。路地裏からところ変わって、警部は夜のラーメン屋台へ。ここでも「情報を得るには、足を使うべし!」とブツブツ。また、体育座りでお風呂に浸かっている時も、そして風呂上がりの洗面台でも、同じような言葉を繰り返しています。やがて朝を迎え、警部は新米刑事を「ついてこい!」と呼び出します。そして…。「手がかりつーのは、かかとをすり減らして得るもんだぜ?」そう、警部は捜査に出かける時の決めゼリフを、繰り返し練習していたのでした…!真面目でおちゃめな警部を描いた、バラシ屋トシヤさんの作品には、数々のコメントが届いています。・めっちゃ練習してて笑った!やっとしっくりきたのかな。・しゃべる練習をしながら、セリフをブラッシュアップしてる!・警部がいい人だっていうことは、めちゃくちゃ伝わってきた。たったひと言の決めゼリフにも、こうした想いが込められているのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月21日出会いを期待して相席屋に行っても、なかなか良い人と巡り会うことができないという人もいるのではないでしょうか。一体どうすれば素敵な男性と出会えるのでしょうか。相席屋で恋活は難しいの?相席屋とは、その名の通り一つのテーブルに全く知らない男女が座り、一緒に飲食をしたり会話をしたりする飲食店のことを言います。アルコールも飲めてカジュアルな雰囲気なので、初対面同士でも打ち解けやすい雰囲気なのも特徴です。グループで参加もできるので、一人でそのような場所に行くのが苦手という人でも友達と一緒に気軽に行くことができます。ただし、相席する相手はランダムで選ばれることも多いので、自分の理想の相手が来てくれる確率はあまり高くないとも言われています。相席屋によっては、最初に自分のプロフィールと相手に求める条件などを記入することがあるのですが、その日にその条件に合った人が来るとは限りません。逆に初めて行った日に素敵な人と出会える人もいるでしょう。ただこのような人は稀ですので、恋活や婚活に相席屋を活用しようと思っている人は長期間通うことを覚悟しておくことが大切です。頻繁に通うことで出会いの確率をアップ相席屋で素敵な人に出会いたいという人は、なるべく頻繁に通うことも大切です。例えその日に全くいい人と出会えなかったとしても、次の日には素敵な人が来店するかもしれません。一度うまくいかないからといって行くのをやめてしまうと、せっかくの出会いのチャンスを潰してしまいますので、気に入った相席屋が出来たら、何度も足を通わせましょう。また、スタッフの人と仲良くなっておくのも効果的です。好みの男性が来店した際には声を掛けてくれて、相席させてくれることもあります。相席屋は飲食ができる居酒屋やバーのように飲みに行く場所としても活用できます。毎回真剣に相手探しをするというつもりではなく、楽しい時間を過ごすくらいのつもりで通ってみると、良縁をつかむことができるかもしれません。次の約束を取り付けることが大切相席屋では一期一会になることが多いのですが、気に入った相手がいれば次の約束を取り付けておきましょう。相席屋は即席合コンの感覚で活用している人も多いため、例えそこまで興味のない人であっても、その人の周りに素敵な人がいる可能性もありますので、ひとまず連絡先を交換しておくというのもおすすめです。たとえ恋愛対象ではなくてもこの人とまた会いたいと思える人と相席になったら連絡先交換はしておいて損はありません。相席屋を変えてみる相席屋に通ってもなかなか良縁に恵まれないという人は、通う相席屋を変えてみるのもいいでしょう。客層などが自分と相性のよくない場合もありますので、違う地域や違う店に行ってみるとまた状況が変わるかもしれません。また、相席屋はお店によってシステムが異なることが多いので、事前にリサーチしておくと安心して行くことができるでしょう。
2019年11月12日「相席屋って聞いたことあるけど、行ったことはない」という女性も多いのでは?今回は、相席屋の実態についてご紹介していきます。相席屋とは?相席屋とは、見知らぬ男女が相席になってお酒やご飯を楽しめる場所です。都内には、新宿、恵比寿、銀座、赤坂など様々な場所にあり、お酒好きの女性に「タダで飲める場所」として人気を博しています。相席屋はどこも基本的には女性は無料。男性は時間ごとにお金がかかる、というシステムです。30歳女性の相席屋体験記。どんな人がいるの?次に、実際に相席屋はアリなのか、30歳女性2人の体験談をご紹介します。30歳女性の相席屋体験記ケース(1) 新宿の相席屋で年下男子に囲まれる「友達に誘われて新宿の相席屋に一回行ったことがあります。飲み放題で、お酒が無くなったら自分で注ぎにいくスタイルでした。ご飯はポテトや枝豆などのおつまみ的なものが数種類ありました。3組くらい相席したんですけど全員年下。24歳〜27歳くらいの年齢でした。24歳の子に連絡先を聞かれて、この後飲みに行こう、と言われたのですが、断りました。そもそも年上がタイプなので、有意義な時間ではなかったですね」(30歳・事務職)30歳女性の相席屋体験記ケース(2) 銀座の相席屋で男性の本音を聞く「相席屋は恵比寿と銀座に行ったことがあります。銀座の方は、料理もそこそこ美味しいですし、ドリンクもタブレットでさっと注文できたり、女性用の雑誌がたくさんおいてあったりして、居心地が良い場所でした。男性は、土地柄か、年齢層はちょっと高めで、20代後半から30代後半の人が多かったと思います。明らかに既婚者の人もいました。別の席に座っている男性が、キャバクラより安い、と話しているのを聞いて、あー、そういうテンションで来ている人もいるんだ、って思いました」(30歳・イラストレーター)相席屋を利用するメリットとは?次に、相席屋を利用するメリットについてみていきましょう。相席屋を利用するメリット(1) タダで飲める相席屋は基本的には女性無料です。どれだけ飲んでもタダなので、飲むのが好き、という女性には嬉しいシステムです。相席屋を利用するメリット(2) タダでご飯が食べられる最近は、料理の美味しさに拘っている相席屋も登場しています。無料で夕食が食べられるので、貧乏学生や給料日前のOLなどにとってはメリットがあると言えそうです。相席屋を利用するメリット(3) 出会いがある、かもしれない相席屋では、1日に何組も人と出会うことができます。真剣な出会いを探している人は少ないかもしれませんが、面白い人に出会える可能性はあります。さいごに。相席屋にはカジュアルな出会いがたくさん!今回は、相席屋の実態についてご紹介していきました。今回、体験談を寄せていただいた30歳の女性2人は、「連絡先はたくさん交換したけれど、また会いたいと思えるような人はいなかった」と言います。ですが、中には、相席屋で飲み友達ができた、という人もいるでしょう。相席屋は、婚活など真剣な出会いを求めている方には不向きでも、カジュアルな出会いを探しているという方や、時間つぶしにタダでお酒を飲める場所に行きたい、という方にはメリットの多い場所のようです。
2019年04月09日合コン屋は、スタッフがセッティングやお店の予約をしてくれるサービスです。しかし、実際に参加したことがある人のお話は市場に出ていることも少ないです。筆者は合コン屋でスタッフ(=幹事)をしながら、今の夫と出会いました。なんと、婚活パーティーや街コンには何度言ってもダメだったのに、合コン屋は第一回目にして将来の伴侶と出会うことができました。 今回は、そんな運命の出会いを合コン屋でゲットした筆者が、当時の体験を元に「どんな人が来たのか」をご紹介します。1. 合コン慣れしていない人が多かった合コン屋は、自らの力で合コンできるタイプの男性は少なかったように思います。とは言え、全くモテない雰囲気の男性もいませんでした。筆者が参加した合コンは、イケメン3人、大手企業勤務の男性1人、トーク面白い人2人、欠席1人(医者)でした。イケメン男性は、2人はコミュ障風で1人はトークが上手なもののややお姉系キャラでした。私はスタッフ兼幹事だったので、どうやって話せば良いのか悩んだものです。2. そんな私を助けてくれたのは、トークの面白い男性だった人数は6対6と大人数だったので、まとめるだけでも大変で悩んでいました。すると、様子を見た男性が一緒になって盛り上げてくれようと頑張ってくれたのです。彼は、某有名なお笑い芸人によく似た35歳の男性でした。私より、2つ年下とのことでしたが見た目は20代後半に見えました。服もオシャレで、若々しくて笑顔が素敵な男性でした。困っていた時に一緒になって助けてくれたので、次第に王子様に見えてしまったのです。3. 合コンが終わると、すぐに彼からメールが合コンが終わると、すぐに彼からメールが届きました。「合コンで、スターウォーズが見たいって言ってたから。一緒に行かない?」と誘われ、3日後にはデートで映画を見に行くことになり、その1週間後に告白されて付き合うようになりました。結婚を決意したのは、それから2ヶ月後です。以前の彼が親に会わせてくれない話をしたら、すぐに紹介してくれたんです。こうして、私達は翌年に結婚することになりました。4. 合コン屋にはどんな人が来るの?合コン屋で夫と出会った、元合コンスタッフの体験記まとめ合コン屋に来る男性は、合コンに慣れていない男性が多かった気がします。自分の力で合コンできるなら、合コン屋には頼らないのかもしれません。夫も、合コンにはほとんど参加したことがないそうです。街コンや婚活パーティーには何度参加してもダメだったし、知人のツテを辿って合コンを繰り返してもダメだった私ですが、まさかスタッフをしながら相手を見つけてしまうとは思いもしませんでした。もしかすると、仕事だと思って参加していたのが良かったのかもしれません。 他のサービスで上手くいかなかった人でも、もしかすると合コン屋では運命の相手と出会えるかもしれませんね!
2018年08月10日