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クリスマスももう間近。最近はシュトーレン、パネトーネなどヨーロッパのアドベントを楽しむお菓子が身近になってきました。イタリアでパネトーネと並んで親しまれている柔らかいパンのような星型の「パンドーロ」という発酵菓子をご存知ですか?このパンドーロを薄く切った星型のスライスをずらしながら重ね、クリスマスツリーのように仕立てる「パンドーロツリー」と呼ばれる手軽で華やかなデコレーションをご紹介します。筆者は自宅近くの「ドンク」でパンドーロを見つけたので、早速トライしてみました♪■パンドーロって何?「パンドーロ」はイタリアはヴェローナで誕生したクリスマスに楽しむ発酵菓子のこと。ヴェローナ地方ではパネトーネよりパンドーロが浸透しているとのこと。卵とバターをたっぷり使ったふわふわな食感です。星型のとんがり帽子のようなかわいい形がクリスマス気分を盛り上げます。しっとり柔らかく、食べると口の中で溶けるようなふんわりとほのかに甘い優しい味わいです。星型にカットして重ねるとこんな風にまるでクリスマスツリーのような形に!張り出した角の部分にクリームやフルーツでデコレーションしケーキのように仕立てます。粉糖とアラザンを振りかけるだけでも◎■パンドーロツリーの作り方【材料】・パンドーロ(中)… 1個・ホイップクリーム…適量・フルーツソース(ブルーベリー)…適量・好みのフルーツ(小さめのイチゴやブルーベリーなど)…適量・粉糖…適量(購入した「ドンク」のパンドーロには付属しています)・アラザン、ケーキトッパー、キャンドルなど。【作り方】1、 パンドーロを2~3cm幅で水平に5~6切れにスライスする。2、スライスしたパンドーロの上下をひっくり返して(星型の三角の部分が広くなるのでフルーツが乗せやすい)角をずらしながら重ね、断面にホイップクリームを塗りフルーツソースをかけて重ねていく。竹串を刺しておくとカットするときに崩れにくいです。3、張り出してる三角の部分にホイップクリーム、フルーツ(イチゴは縦4等分にすると乗せやすい)をのせ、粉糖をたっぷり振るとグッと華やかになります。100均のクリスマスグッズはいろいろ目移りしてしまいますね。いずれもダイソーで見つけました。キャンドルを灯して楽しむのもオススメ。切って重ねてクリームを塗るだけなのでお子さんも一緒に作るときっと忘れ難い思い出に。高さがあるのでテーブルがぐっと華やかになりますよ。パンドーロの切り方のコツなどは、ドンクのInstagramが参考になります。(動画は音が出るのでご注意ください) この投稿をInstagramで見る ドンク(@donq_depuis1905)がシェアした投稿 口溶けふわふわでホイップクリームと一緒に食べるといくらでも食べられる美味しさ。パンドーロ、近くのパン屋さんで見かけたらトライしてくださいね。
2023年12月16日イタリアの伝統的なクリスマススイーツに『パネトーネ』という菓子パンがあります。ミラノ発祥とされていて、酵母『パネトーネ種』を使った生地にドライフルーツを練りこんで焼き上げたものです。『大きなパン』という意味もあり、イタリアでは1kgサイズが一般的で、3kgや5kgを超えるものもあるのだとか。おいしい伝統菓子だと聞き、筆者も一度食べてみたいと思っていたのですが、いきなり大きなものを購入する勇気があませんでした。そんな中、業務スーパーにて手のひらサイズの『ショコトーネ』が販売されているのを発見。税込み203円と手頃な価格です。パネトーネのチョコレートバージョンである『ショコトーネ』。早速購入して食べてみたので、レポートします。業務スーパーで買える『ショコトーネ』の味は?業務スーパーで買える『ショコトーネ』は重さ100g。カップケーキサイズの小さな焼き菓子で、ドライフルーツの代わりにチョコレートが練りこまれています。パッケージは小さなギフトボックスのようで、クリスマスのちょっとしたプレゼントに渡せば喜ばれそうです。かわいらしい箱ですが、どこから開ければよいのだろうかと迷っていると『Open from the bottom』の文字が。底を開いて無事『ショコトーネ』を取り出せました。直径、高さはともに7~8cm程度。薄い紙の焼き型が付いているので、はがして食べましょう。カットしてみると、中にもしっかりチョコレートが入っています。そのままでも食べられますが、パッケージには軽くトーストするとよりおいしくなると書いてあるので、オーブントースターで少し焼いてみました。甘い香りが漂ってきて食欲をそそります…!少し焼き色が付いた『ショコトーネ』は、食べてみると香ばしく、溶け出したチョコレートでしっとりとした食感になっていました。生地やチョコレートは思ったより甘さ控えめで、おやつのほか軽食にもなりそうです。業務スーパーで買える、手のひらサイズの『ショコトーネ』。寒い冬の日に温めて食べてみてはいかがでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年12月15日イタリアのクリスマスに欠かせない「パネトーネ」。イタリア語で「大きなパン」という意味だそう。ドライフルーツがたっぷり入った甘くてリッチな「パネトーネ」は最近日本でも注目が集まっており、クリスマスになると見かけることが増えましたね。そこで今回は、イタリアのクリスマスに欠かせない「パネトーネ」の食べ方やおうちで作れるレシピをはじめ、パネトーネと一緒に食べたいイタリアンクリスマスレシピをご紹介します。■「パネトーネ」って何?パネトーネは、小麦粉にバター、卵、砂糖やドライフルーツを入れ、生地を発酵させて作るパンのこと。本場イタリアでは、酵母と乳酸菌を発酵させた「パネトーネ種」で作られます。長期発酵により、ふっくらした食感でかなり日持ちがします。そのためイタリアではクリスマスからお正月にかけて食べるようで、手土産としても人気。■パネトーネはどうやって食べるの?たっぷりのドライフルーツが入ったパネトーネ。そのまま食べてももちろん、少しトーストしてクリームチーズを乗せたり、バニラアイスを乗せるとまた違った楽しみ方が。イタリアンクリスマスならジェラートも気分ですね。お好みで色々試してみてください。■基本のパネトーネの作り方甘くふんわりとした食感でクリスマスケーキとしてもピッタリのパネトーネ。パネトーネ種の代わりにドライイーストで代用します。ふんわりした食感と優しい甘さが楽しめます。■パネトーネと一緒に!簡単イタリアンクリスマスレシピイタリアのクリスマスは前菜からはじまりパスタやラビオリ、魚や肉料理と続きます。クリスマスイブは肉を食べずにクリスマス当日はローストチキンを食べるそう。今年はパネトーネと一緒にイタリア風クリスマスはいかがですか?【アンティパスト(前菜)】・ワインのお供に トマトとバジルのブルスケッタトマトで作るフレッシュなブルスケッタ。クリスマスカラーのレッドが美しい前菜です。バジルを効かせて爽やかに。乾杯のスパークリングワインに合う一品です。・アボカドと生ハムのブルスケッタ生ハムの塩気と濃厚なアボカドで食べ応えがあるブルスケッタが完成します。マッシュしたアボカドは高さを出すと美しく見えます。仕上げにイタリアンパセリを飾っても良いでしょう。【プリモ・ピアット(パスタなどの炭水化物)】・チーズのラビオリパスタを2枚重ねて作るラビオリですが、ラビオリ用の皮がなくても餃子の皮で作れます。もちもち食感の気になる中身は、モッツァレラチーズとバジルです。トマトソースに絡めながら召し上がってください。簡単ですが華やかなレシピです。・香り高いバジルで!基本の本格ジェノベーゼおうちでイタリアンなクリスマスを過ごす際に欠かせないのがフレッシュな香りで緑が美しいジェノベーゼです。シンプルながらチーズが効いて奥行きのある味わいはクセになります。【コンド・ピアット(メイン料理)】・サーモンのグラタンクリスマスイブに肉類を食べないイタリアのクリスマス。前夜祭にはサーモンをたっぷり使った食べ応えのあるグラタンはいかがですか?ホクホクのじゃがいもと一緒に食べてください。・切り身で簡単!鯛のアクアパッツァ華やかな席に欠かせない鯛で作ったアクアパッツァは、切り身で簡単に作れます。アサリから出た出汁が美味。スープを残してパスタに絡めるとさらに美味しく楽し比べられます。【コントルノ(付け合わせ)】・新ジャガフライホクホクの新ジャガフライは周りがカリッとなるまでじっくり揚げるとジャガイモの甘みが堪能できます。ローズマリーが効いた新ジャガフライは食べ応え満点でメインの付け合わせにピッタリです。・キノコのバルサミコソテー酸味の効いたバルサミコ酢は、炒め物に使うと甘みが増します。キノコだけでなく、カボチャやゴボウなど野菜の旨味を引き出しワインに合う一品が作れます。今年のクリスマスはパネトーネと共にイタリアンなクリスマスはいかがですか?今回ご紹介したものはどれも簡単に作れるものばかり。今年のクリスマスの演出に迷ったら是非参考にしてくださいね。
2023年12月06日ホテルニューオータニ(東京)から、和素材を取り入れたクリスマスの伝統菓子「新江戸シュトーレン」「Jパネトーネ」が登場。ホテルニューオータニ(東京)の和風シュトーレン&パネトーネドイツ発祥のシュトーレンと、イタリア発祥のパネトーネ。日本でもその名が知られつつある伝統的なクリスマス菓子が今回、和素材を取り入れた、ホテルニューオータニだけのアレンジで楽しめる。「新江戸シュトーレン」「新江戸シュトーレン」は、なめらかなこしあん、伊豆諸島・青ヶ島産の“ひんぎゃの塩”を効かせた黒蜜あんこ、そして食感のアクセントとなるくるみを、豆乳バター入りの軽やかな生地で包み込んだスイーツだ。洋酒の代わりに黒蜜をたっぷりと染み込ませ、仕上げに和三盆糖でコーティング。和菓子感覚で楽しめる一品に仕上げた。「Jパネトーネ」一方、イタリアの伝統的な発酵菓子パンであるパネトーネをアレンジしたのが「Jパネトーネ」。風味豊かなバターと卵黄をたっぷりと使った特製生地に天然酵母を加え、20時間以上も発酵させてから焼き上げへ。コク深い生地の中に混ぜ込んだ「博多あまおう」のコンフィ、ラムレーズン、ベルギー産のチョコチップが織りなす、芳醇な香りと上品な甘みが楽しめる。伝統的な習慣にならって、アドベント期間(クリスマスイブの4週間前からイブまで)に日々変わりゆく味わいを楽しみながら、クリスマス当日を迎えてみてはいかがだろう。商品情報ホテルニューオータニ(東京)「新江戸シュトーレン」「Jパネトーネ」販売店舗:パティスリーSATSUKI価格:・「新江戸シュトーレン」2,700円・「Jパネトーネ」4,320円【予約・問い合わせ先】TEL:03-3221-7252(11:00~20:00)
2022年12月01日「パネトーネ」というお菓子を食べたことがありますか。これは、イタリア・ミラノ発祥のクリスマスの伝統菓子。クリスマスの話題なんてあまりに季節はずれ…と思ってしまいそうですが、今この「パネトーネ」に注目が集まっているのです。©料理通信社もともと15世紀に生まれたというパネトーネは作り方が複雑なことでも有名で、パネトーネ種を用いて何度も発酵と生地を休ませることを繰り返して生地をつくる必要があり、大変な手間がかかるのだとか。レーズン、プラム、オレンジピールなどのドライフルーツを刻んだものを混ぜ合わせて焼き上げ、甘く柔らかな味わいが愛されていますが、最近ではドライフルーツの代わりにチョコレートチップが入っているものなども若者を中心に人気があるそう。そんな「パネトーネ」にまつわる新しい動きがイタリアで起きているのだとか。「Panettone tutto l‘anno(一年中パネトーネ)」がその動き。これは、数年前、食のジャーナリスト ダヴィデ・パオリーニさんが経済紙に書いたコラムをきっかけに始まった、季節に関係なくパネトーネを楽しもうという動きです。真夏の海辺でパネトーネイベントを開いたことが思わぬ反響を生み、以降毎年イベントを開催し、年を追うごとに反響が大きくなっているのだとか。 さらにフレーバーのバリエーションが増えたり、パッケージがモダンでお洒落になったりで、伝統的な食べ物であったイタリアでも、若い女性をはじめファンが増え、この先、新たなブームとなる見方も出てきているから、注目しておきたいですね。発祥の地ミラノでも、昨年11月には、70年前からパネトーネを作り続けるメーカー「ヴェルガーニ」が、ミラノのショッピング街に初店舗をオープン。「おいしすぎて、クリスマスだけではもったいない」をキャッチフレーズに、バレンタインにはカップルのためにチョコとショウガ風味の500gのパネトーネを用意し、5月の母の日にもイベントパネトーネを企画中という。日本でも、さまざまなブーランジェが「パネトーネ」を販売しているほか、イタリア料理人の間で「パネトーネ」を自家製しようという動きがあるそう。最近では、2013年10月に伊勢丹新宿店のイタリア展の一角に「パネトーネ」のコーナーが設けられるなど、日本国内でも「パネトーネ」への注目は集まっているようです。そしてついにロッテが「パネトーネ」を気軽に楽しんでもらいたいと、販売を開始、コンビニで一年中買えるようになりました。卵とドライフルーツたっぷりのリッチな風味、しっとり、やわらかな食感はまさに日本人好みのおいしさ。気象条件や環境によっても状態が変わる発酵生地をいかに発酵させ、ふっくらした焼き上がりにするか、難しいコントロールの末に生まれたふんわりやわらかなテクスチャーとやさしい酸味は、伝統のパネトーネそのもの。生地にラム酒漬けのフルーツ(レーズン、オレンジピール、レモンピール、パイン、 シトロンピール)と、リンゴ、ドライクランベリー、レーズンと7種のドライフルーツをたっぷり練り込んだ「ドライフルーツ」と、ロッテならではのアレンジのココアを練り込んで生地に大粒のチョコをゴロゴロ混ぜ込んだ「チョコレート」の2種類あるから、お好みで選んで。おいしいものはいつでも食べられるほうがもちろんうれしいですよね。おやつにするのはもちろん、食べごたえがあるのでちょっとお腹がすいたときにもオススメ。イタリアのクリスマスのスペシャルな味を、手軽に楽しんでみては?・ロッテ 公式サイト
2014年04月22日