実写映画『ピーター・パン&ウェンディ』が、4月28日(金) よりディズニープラスで独占配信されることが決定した。ディズニー・アニメーション『ピーター・パン』は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の一作。大人なら誰しもが一度は経験したことがある、子どもの頃のかけがえのないひと時がフラッシュバックするようなワクワク、ドキドキが詰まったファンタジー作品だ。今回の実写版はピーター・パンとウェンディのふたりを主人公とし、子どもたちの夢が詰まった不思議な島“ネバーランド”を舞台に、新たな物語が描かれる。ピーター・パン役は映画の主役初挑戦となるアレクサンダー・モロニー、ウェンディ役はこちらも映画初主演となる、女優ミラ・ジョボビッチと映画監督ポール・W・S・アンダーソンの娘エヴァー・アンダーソンが担当。そのほかピーター・パンの宿敵フック船長役でジュード・ロウ、ピーター・パンの親友である妖精ティンカー・ベル役でヤラ・シャヒディがキャストとして名を連ねる。またディズニーの名作ファンタジーの実写映画『ピートと秘密の友達』や、ロバート・レッドフォード主演の『さらば愛しきアウトロー』などで高い評価を獲得したデヴィッド・ロウリーが監督、そしてトビー・ハルブルックスとともに共同脚本を務める。併せて、本作の予告映像が公開された。映像ではピーター・パンがウェンディやその弟たちと出会い、日常を飛び出してネバーランドに旅立っていく様子が、重厚感ある中にもファンタジックに描かれ、これから冒険が始まるドキドキ・ワクワク感満載の内容となっている。さらに、キリっとした表情でまっすぐ前を見据えたピーター・パンとウェンディ、そしてフック船長やティンカー・ベルの姿が描かれたキービジュアルも公開となった。『ピーター・パン&ウェンディ』予告映像<作品情報>『ピーター・パン&ウェンディ』4月28日(金) ディズニープラスで独占配信監督:デヴィッド・ロウリー製作総指揮:アダム・ボルバ、トーマス・M・ハメル、トビー・ハルブルックス製作:ジム・ウィテカー脚本:デヴィッド・ロウリー、トビー・ハルブルックス出演:ジュード・ロウ、アレクサンダー・モロニー、エヴァー・アンダーソン、ヤラ・シャヒディ、他関連リンク「ディズニープラス」公式サイト:「ディズニープラス」公式Twitter:「ディズニープラス」公式Instagram:「ディズニープラス」公式Facebook
2023年03月01日Disney+より、1953年に製作されたアニメ映画『ピーター・パン』の実写リメイク映画『Peter Pan & Wendy(原題)』の予告編が公開された。キャストはアレクサンダー・モロニー(ピーター・パン)、エヴァー・アンダーソン(ウェンディ)、ヤラ・シャヒディ(ティンカー・ベル)、ジュード・ロウ(フック船長)らが出演している。エヴァーはミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の長女で、2016年に『バイオハザード:ザ・ファイナル』で銀幕デビュー。続いて『ブラック・ウィドウ』にも出演したが、大役を演じるのは初めて。監督は『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーで、同作で脚本を共同執筆したトビー・ハルブルックスと再び脚本も手掛けている。ロウリー監督は「『Peter Pan & Wendy』を作るにあたり、J・M・バリーの原作とウォルト・ディズニーのアニメーション映画のどちらにも敬意を払うことを目指しました。具体的には、感情に訴える誠実さ、心を開くこと、冒険に対する大きな憧れを大切にしながら製作しました」とコメント。予告編はウェンディがネバーランドにたどり着き、ロストボーイたちと出会うところからスタート。ウェンディがピーター・パン、弟のジョンとマイケルと一緒に時計台からジャンプしたり、海の上を飛んでいると海賊から攻撃を受けるなど、スリリングな冒険が描かれている。『Peter Pan & Wendy』は4月28日、Disney+(アメリカ)で配信予定。(賀来比呂美)
2023年03月01日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が、7月から8月にかけて東京・埼玉・長野・新潟で上演されることが決定した。1981年の初演以来、今年で43年目を迎える本作。昨年の公演で卒業した吉柳咲良の後を継ぎ、11代目のピーター・パンを演じるのは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(以下、TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈。山﨑はTSC参加以前にミュージカル『アニー』で主演を務めており、受賞後には、アジア進出で大きな話題を呼んだミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』に出演し、高い歌唱力を発揮していた。また宿敵のフック船長役は、こちらも新たなキャストとなる小野田龍之介、ピーターを慕うウェンディ役は、昨年に続きAKB48の岡部麟が務める。さらに、今回の公演より演出・振付を長谷川寧が担当。長谷川は国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーで、近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見つめ直す「疑・ジャンル」をテーマとし、上海・ロンドン・サンパウロ・ジャカルタ公演など国内外で精力的に活動している。併せて、山﨑、小野田、岡部、長谷川からのコメントが到着した。■ピーター・パン役:山﨑玲奈 コメント小さい頃からの憧れていたピーター・パンになれる!出演決定を聞いた時は夢が叶ってとても嬉しかったです。今回は演出家さんも長谷川寧さんになり、既に何度か作品についてのお話をさせて頂いていますが、これまでとは180度違う、全く新しい作品、新生『ピーター・パン』になりそうです!吉柳咲良さんからの11代目のバトンを受け継ぎ、今からしっかりと準備していきたいと思います!フック船長にはミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でご一緒していた小野田龍之介さん、ウェンディには前作に引き続き岡部 麟さんがご一緒とのことで、すごく頼もしくて、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に最高のミュージカルを作り上げていきたいと思います!皆さんにも是非NEW『ピーター・パン』をご覧いただければと思いますので、今年の夏は劇場でお待ちしています!■フック船長役:小野田龍之介 コメントこの度また新たに生まれ変わるミュージカル『ピーター・パン』!!その『ピーター・パン』でこの度宿敵"フック船長"を演じます小野田龍之介です。このピーターの世界は私自身も幼い頃から本や映画またこのミュージカル版を通してとても深く自身の心に染みついているので、ついにその世界の住人になることができ光栄に思います。そして何と言っても今回最も楽しみなのは新ピーター山﨑玲奈の誕生!子役時代から華々しいキャリアの持ち主で的確なスキルとテクニックを持ち合わせた彼女がどんなピーターを作り上げてくれるの今から楽しみです。とはいえ、こちらも素晴らしく煌びやかな海賊チームと共にピーター達をたたきつぶしていきますので、よろしくっ♪■ウェンディ役:岡部麟 コメント2023年夏もウェンディとして、ネバーランドへお出掛けすることになりました!とっても楽しみです!昨年初めて咲良ちゃん扮するピーターがネバーランドへ連れて行ってくれましたが初めて見る世界、空を飛んだ事、綺麗な歌声を1番近くで聞けたこと、予定より短い冒険になりましたが大切な思い出になりました。今年は玲奈ピーターとどんな素敵な冒険ができるのかワクワクしています!長年愛され、上演されてきた『ピーター・パン』キャストが変わることにより更に素敵さが増していくのだろうなと私自身楽しみでなりません!■演出・振付:長谷川寧 コメント「メタバース」。もうひとつの現実として置かれたインターネット上における仮想空間。これは今や一般化し、今時は子供も大人もその空間で活動したりゲームに興じていたりする。つまりこの空間は誰もが信じているもの、と言える実存する空間になった。そう、無い、のに、有る。そんな事を考えていた折、ピーター・パンをやってみないか、との話を頂く。「どのピーター・パン?」「あのピーター・パン。」キツネにつままれた様な面持ちで、まずはそのピーター・パンを改めて拝読してみた。すると「ネバーランド」なるもうひとつの空間で、このピーター・パンなる人物は実に生々しく生きていた。子供の頃の補正で可愛らしい側面ばかりが記憶に残っていた自分には、命懸けで生きているピーター・パンはとても新鮮だった。そして描かれる「ネバーランド」と呼ばれる世界の縮図に興味を持った。彼/彼女らが命懸けで生きる「ネバーランド」は、“信じる力”で「メタバース」の様にそこに実存し得る空間なのだと興奮した。ここに<山崎玲奈>という、これまた生命力をぎゅう。と凝縮した様な存在がピーター・パンを演じる。この爆発的な生命力が「ネバーランド」に解き放たれ、命懸けで生きる姿には、誰しもが魔法にかけられる筈だ。そう、この世界は信じるに足る世界になる。今迄ミュージカル演出経験は国外でのみ。日本でのデヴューは今年が初年度となる。その初年度に、ウェンディ達と同じあの妖精の粉をふりかけ、訪れた方と共にこの広大な世界へ夢中で飛んでいきたい。さあ、あなたは世界を信じる事が出来ますか?ようこそ、新世界へ。I’m flying.長谷川寧<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ビジュアル原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧エグゼクティブ・プロデューサー:堀威夫【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:岡部麟ほか【東京公演】期間:7月25日(火)~8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC【埼玉公演】期間:8月16日(水)会場:ウェスタ川越 大ホールお問い合わせ:ウェスタ川越TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)【長野公演】期間:8月会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールお問い合わせ:上田市交流文化芸術センターTEL:0268-27-2000(休館日を除く9:00~19:00)【新潟公演】期間:8月26日(土)・27日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場お問い合わせ:りゅーとぴあチケット専用ダイヤルTEL:025-224-5521※名古屋、大阪、ほかツアー公演あり【チケット料金】■ドリームシート:おとな・こども平日/土日共通 9,400円 ※妖精の粉付き■S席:おとな平日8,500円/土日8,900円■S席:こども平日5,500円/土日5,900円■A席:おとな平日/土日共通4,800円■A席:こども平日/土日共通3,200円(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)※3歳以上のご観劇を推奨いたします。※3歳未満のお子様で、お子様の頭が保護者の肩の高さを超えない場合のみ、ひざ上での観劇が可能です。関連リンク公式HP::
2023年02月02日PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』の新たなビジュアルが公開された。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲『ラビット・ホール』(Rabbit Hole)は、傷ついた心が再生に至る道筋を家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた作品。4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは……。主役ベッカは今回が舞台初主演となる宮澤エマ、そして夫ハウイーは成河が演じる。また妹イジーは土井ケイト、事故を起こした高校生ジェイソンは7ORDERのボーカル阿部顕嵐とオーディションで抜擢された山﨑光がダブルキャストで務める。さらにベッカとイジーの母ナットとしてシルビア・グラブが出演する。演出は『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』などで知られる藤田俊太郎が手がけている。『ラビット・ホール』は、4月9日(日) から25日(火) まで東京・PARCO劇場で上演されるほか、秋田・福岡・大阪公演も予定されている。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火) 東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』チラシ画像作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー翻訳:小田島創志演出:藤田俊太郎出演:宮澤エマ成河土井ケイト阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト) シルビア・グラブ【チケット情報】(全席指定・税込)・料金:11,000円・U-25 チケット:6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください))一般発売日:2月11日(土)お問い合わせ:パルコステージTEL:03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト:
2023年01月11日来年4月9日(日) から25日(火) にかけて舞台『ラビット・ホール』が、PARCO劇場にて上演されることが決定し、出演者と演出の藤田俊太郎からのコメント、およびチラシビジュアルが公開された。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲『ラビット・ホール』(Rabbit Hole)は、、傷ついた心が再生に至る道筋を家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた作品。2010年には、ニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数多くの映画賞に輝いた。4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は、飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは……。演出は『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』などの作品で数々の演出家賞、作品賞に輝く藤田俊太郎。藤田は2017年からPARCO劇場のレパートリーである朗読劇『ラヴ・レターズ』の演出を手掛けている。またパルコ・プロデュース作品としては、2017年に『ダニーと紺碧の海』を紀伊國屋ホールで演出。演劇への熱烈な愛をこめて作品創りに邁進する演出家が、念願の戯曲で胸に迫る舞台をお届けする。主役ベッカは、今回が舞台初主演となる宮澤エマ。舞台に留まらず、22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめとした映像作品での活躍も目覚ましい宮澤が至高の戯曲に挑む。そのほか夫ハウイーを演じるのは本年度第57回「紀伊國屋演劇賞個人賞」を受賞した成河、妹イジーは藤田作品の常連女優である土井ケイトが務める。また、事故を起こした高校生ジェイソンは、人気グループ「7ORDER」のボーカル阿部顕嵐とオーディションで抜擢された山﨑光がダブルキャストで演じる。そしてベッカとイジーの母ナットは、数多くの演出家から厚い信頼を集めるシルビア・グラブが演じる。<コメント>■藤田俊太郎(演出)心から敬愛する役者、宮澤エマさん、成河さん、土井ケイトさん、シルビア・グラブさん。そして才能溢れる阿部顕嵐さん、山﨑光さん。愛おしいカンパニースタッフの皆さんと『ラビット・ホール』ご一緒できることに大きな幸せを感じています。 この戯曲は繊細な言葉で紡ぎあげられた真実の悲劇であり、喜劇だと私は考えています。ニューヨーク州郊外に住む夫婦の幼い息子が事故にあい、その悲しみは癒えることがありません。けれど、身の周りの家族との絆、喜びやおだやかな笑いによって、離れ離れになった二人の精神は再生へと向かいます。耐えられない重さを持った痛みは、やがてポケットの中の小石に変わる。小石は消えなくていい、持ち運んで生きていく。人生は日常と、たくさんの掛け替えのない瞬間でできていて、日々は尊い選択の連続であると物語が静かに語っています。時代背景は、2003年以降のアメリカ。夫婦の生活を通して、2000年代初頭に私たちが何を得て、何を失ったのかを、時を超え作品が静かに教えてくれるのではないかと感じています。世界中で、そして日本で素晴らしい上演を重ねてきた名作に演出家として挑戦できることに誇りを持って。開場50周年という節目を迎えるPARCO 劇場、全国の劇場で観客の皆様をお待ちしております。■宮澤エマベッカを演じます、宮澤エマです。この作品のあらすじを端的に説明するのであれば幼い息子を事故で亡くした夫婦とその家族、加害者となってしまった青年の物語となるのだと思います。テーマの重さは分かっていたので、覚悟を持って台本を開いたのですが、いざ読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。日常的な会話の中で発される痺れる台詞に胸を抉られたり、思わず笑ってしまったり、はっきりと言葉にできないような感情に心揺れたり。物凄い旅でした。これを演じるのかと思うと正直震えます。でも、悲しい物語ですが決して悲劇ではなくて前に進もうと踠く、リアルで魅力的なキャラクター達の繊細で愛おしい物語です。大きな責任とチャレンジですが、心強いキャスト、スタッフで創り上げていける事を心から楽しみにしております。■成河パルコ劇場に立たせて頂くのはおよそ12年ぶりで、学生時代から通い詰めていた劇場でしたので、今回再びの機会を頂けた事を心から嬉しく思います。念願の藤田俊太郎さんとの2度目の創作、また今回翻訳を担当される小田島創志くんとも心待ちにしていた再会となり、なんだか方々に再会の喜びが溢れています。また、初めてご一緒する宮澤さん、シルビアさん、土井さんも、いつか是非ご一緒してみたいと思っていたパワフルな方たちばかりで、今から気持ちが引き締まっています。個人的にはかなり久しぶりな純粋な会話劇になりますので、普段蓋をしている自分の心の奥、ドロドロしたものに勇気を持って手を伸ばしてみようと思っています。■土井ケイト深く傷ついたひとりの女性と、彼女に寄り添う家族の物語。私はこれは愛の物語だと思っています。劇的な展開やわかりやすい見せ場はないからこそのリアリティ。人の絆や思いやりのような、目に見えないものがそっと舞台の上に乗っているような作品になるのではと感じています。今回、キャストもスタッフも本当に素敵なメンバーが揃っているので、大切に優しく物語を紡いでいけたらと思っております。コロナ禍で大変な時期ではありますが、皆様もしお時間がありましたらぜひ観に来て下さいませ。劇場でお待ちしております。■阿部顕嵐まず、今回出演のお話を頂きとても光栄です。初めてご一緒する素敵なキャスト、スタッフの方々と交わるのが今から楽しみで仕方がありません。複雑な立場の少年という新たな挑戦、感性を研ぎ澄まし、哀しさの中に希望を見出していきたいです。僕は異物として、この作品に飛び込んでいけたらと思います。■山﨑光今回、ジェイソンを演じさせて頂きます。山﨑光です。この作品を読ませて頂いたとき、日常のどこかでありそうなことなのに、不思議と吸い込まれるように読んでしまいました。ジェイソンは未熟な人間です。そんな未熟さが彼の個性であり、良さであると感じました。僕としては三度目の舞台出演作品になります。経験が浅くまだまだですが、出演者の皆さんに食らいついていけるよう頑張りたいと思います。この作品を一緒に作り上げられることをとても嬉しく思っています。是非、ジェイソンを暖かく見守って頂けたらとうれしいです。■シルビア・グラブまた素敵な作品とカンパニーに出会える予感がしています。ユーモラスな家族の日常の会話、その中に潜むそれぞれの悲しみや苦悩。藤田俊太郎さんとこの才能溢れる共演者と共にどのように色づいて行くのか、私自身もどのように色付けされるのか、とても楽しみです。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』2023年4月9日(日)〜4月25日(火) PARCO劇場『ラビット・ホール 』ビジュアル作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー翻訳:小田島創志演出:藤田俊太郎■出演宮澤エマ/成河/土井ケイト/阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト)/シルビア・グラブ■チケット料金(全席指定・税込)価格:11,000円U-25チケット:6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 /「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可 ※連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)一般発売:2023年2月11日(土)問合せ:パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト:
2022年12月23日「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFEが東京・大阪・名古屋に期間限定オープン。東京は2022年12月9日(金)から2023年2月12日(日)まで、大阪は2022年12月15日(木)から2023年1月29日(日)まで、名古屋は2022年12月9日(金)から2023年1月29日(日)まで。“ピーター・パン”の世界観を体験できるカフェ世界中の子どもから大人まで、幅広い世代から愛され続けるディズニーアニメーション『ピーター・パン』のスペシャルカフェ「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFEが期間限定オープン。会場では、心躍る物語の世界観を再現したメニューが楽しめる。“ネバーランド”へ向かうピーター・パンを表現したカレー注目は、ネバーランドへ向かうピーター・パンをイメージした「行こう、ネバーランドへ!カレー」。時計を表したライスの中にはグリル野菜が入っており、崩しながら味わうことができる。時計を咥えるワニのサンドイッチフック船長の天敵であるワニが水面から顔を出している様子を表現したハム&エッグサンドイッチにも注目。ワニが咥えた時計からは、今にも“チクタク、チクタク”とフック船長が怖がる時計の音が聞こえてきそうだ。ティンカー・ベルの“金の粉”を振りかけるパスタ怒ったティンカー・ベルと花が印象的な「ほうれん草ソースのパスタ」も用意。ティンカー・ベルの金の粉に見立てた粉チーズを振りながら、作中で金の粉をかぶって“空を飛ぶシーン”を思い浮かべてみて。ライトブルー&ホワイトのヨーグルトスムージーやティンカー・ベルのレモネードスミ―をイメージしたソーダヨーグルトスムージーは、スミ―が来ている洋服カラーで。ライトブルーとホワイトカラーのボーダーTシャツを再現した色鮮やかなスムージーに仕上げた。また、ティンカー・ベルのストロータンブラーで楽しむレモネードや、夜空を飛ぶピーター・パンをイメージしたレモンスカッシュなどが揃う。“ピーター・パン”のオリジナルグッズもさらに、ピーター・パンとティンカー・ベルが微笑み合っている様子をデザインしたダイカットクッションやアクリルキーホルダー、ハンドタオル、ランチトートなど、会場限定のオリジナルグッズも豊富なバリエーションで展開される。【詳細】「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFE■東京会場期間:2022年12月9日(金)~2023年2月12日(日)会場:OH MY CAFE TOKYO住所:東京都渋谷区神宮前 4-30-3 東急プラザ表参道原宿 3F■大阪会場期間:2022年12月15日(木)~2023年1月29日(日)会場:OH MY CAFE OSAKA住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋 1-6-1 2F■名古屋会場期間:2022年12月9日(金)~2023年1月29日(日)会場:kawara CAFE&KITCHEN 名古屋パルコ店住所:愛知県名古屋市中区栄 3-29-1 名古屋パルコ 南館 5F※開催期間は変更になる可能性あり。<メニュー例>・行こう、ネバーランドへ!カレー 2,079円・チクタク!?ハム&エッグサンド 2,189円・ほうれん草ソースのパスタ 2,189円・<ピーター・パン>スカイブルーレモンスカッシュ 1,089円・<スミ―>ソーダヨーグルトスムージー 1,309円・レモネード 1,199円<オリジナルグッズ例>・ダイカットクッション(ピーター・パン&ティンカー・ベル) 2,750円・ダイカットクッション(ティンカー・ベル) 2,750円・アクリルキーホルダー(ピーター・パン&ティンカー・ベル)ランダム6種 715円・ハンドタオル(ピーター・パン&ティンカー・ベル) 1,485円・ランチトート 2,860円■事前予約者限定 カフェ利用特典事前予約(715円/1名)を利用し、メニューを注文した人に「 オリジナルランチョンマット(全3種)」 をランダムで1枚プレゼント。※柄は選択不可。■カフェグッズ 購入特典カフェ限定グッズ3 ,850円以上の購入者に「オリジナル紙製ショッパー」を1会計につき1枚プレゼント。※無くなり次第終了。
2022年11月25日ジェームズ・ガン監督と、プロデューサーとのピーター・サフランが、「DCスタジオ」の共同会長兼CEOに就任することが決定した。「DCスタジオ」は、ウォルター・ハマダが率いていたワーナーの子会社「DCフィルムズ」に代わって11月1日に新設される会社。『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』や「ピースメイカー」のメガホンを取ったガン監督に、『アクアマン』や『シャザム!』シリーズなどの製作を務めきたサフランという、すでにDCの世界に精通している2人。ガン監督はクリエイティブ面、サフランはビジネス面を主に担当することになるという。「私たちは、子どもの頃から愛し続けてきたDCのキャラクターの指揮を執ることになり、大変光栄に思います」と共同声明を出し、喜びを伝えている。また、「世界で最も才能のある脚本家、監督、俳優たちとのコラボ」も約束。この件を報告したガン監督のツイートには、「DCへようこそ!」「おめでとう!」「あなたによっても良いことだけれど、これからの映画にとっても素晴らしいこと」「今後の作品がすごく楽しみ」などの歓迎、祝福、期待のメッセージや、早くも今後のDC作品へのリクエストが多数寄せられている。(賀来比呂美)
2022年10月26日ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが新しく創設したDCスタジオのトップに、映画監督のジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランが就任した。昨年『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を送り出したコンビだ。これまでワーナーでDC映画のトップを務めてきたウォルター・ハマダに代わり、マーベルにおけるケビン・ファイギのように、ひとつのビジョンのもと、長い目で戦略を作り上げていくことが期待されている。ガンはマーベルでも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを監督してきたが、来年春公開の3作目を最後に、これからはDCのみにかかわる。ワーナー・ブラザースとディスカバリーの合併でトップに就任したデビッド・ザスラフは、DC映画の戦略へのテコ入れを宣言し、撮影を終えた『Batgirl』をお蔵入りさせるなどして騒がせた。この大きな人事発表で本気であることを示した形。今後の作品展開が注目される。文=猿渡由紀
2022年10月26日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』最終公演が、8月14日に大阪の梅田芸術劇場メインホールにて行われ、吉柳咲良が6年間務めたピーター・パン役を卒業した。吉柳がピーター・パンを務めるのは今年で5度目。初めて演じたのが中学1年生で、高校3年生となって迎えた今回と彼女にとって青春を捧げてきた作品となっている。7月23日に東京国際フォーラムにて初日を迎えた本作は、公演関係者に複数の体調不良者が発生したため残念ながら東京公演の一部が中止に。ただ、そのような苦難を乗り越え、無事フィナーレを迎えた。併せて、吉柳の終演後の写真やコメントが公開された。『ピーター・パン』最終公演終演後より左から)吉柳咲良、小西遼生『ピーター・パン』最終公演終演後より集合写真■吉柳咲楽 コメント2022年8月14日をもちまして、ミュージカル『ピーター・パン』のピーター・パン役を卒業しました。こんなにも沢山の愛に触れ、熱気で溢れた場所の中心に立てた幸せは一生忘れません。愛してくれて、支えてくれたカンパニーの皆さん、いつも応援の声をくださり、元気を沢山与えてくださった皆様、本当にありがとうございました。私はこの場所で、この役に出会えて本当に良かった、感無量です。本当に、本当に、ありがとうございました。
2022年08月15日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が2022年7月23日(土) から東京国際フォーラムホールCで開幕する。2017年から10代目ピーター・パンとして舞台に立ってきた吉柳咲良は、本公演で同役を卒業する。初日を前にした22日(金)、記者会見が行われ、吉柳のほか、フック船長/ダーリング氏役の小西遼生、演出の森新太郎が登壇し、思いを語った。――明日初日を迎えるにあたり、どのように感じていらっしゃいますか。吉柳咲良(以下、吉柳)1年目のときもここ東京国際フォーラムで公演をしたので、久々に戻ってきたな、懐かしいなという感じですが、別に今までと違うことはなくて。今はただ、もう必死に必死に頑張っているだけです。「今年で最後」という気持ちが日に日に強くなって、段々実感も湧いてきたので、改めて頑張ろうと気を引き締めました。森新太郎(以下、森)今、コロナがこんなことになってしまって、本当に明日幕が開くのか、神のみぞ知るそういう状況なんです。それに加えて昨今、暗いニュースであふれかえっています。だけど、そんなご時世だからこそ、この生きる喜びを歌いあげた『ピーター・パン』という作品を、我々は今こそ守りぬかくてはいけないと、スタッフ・キャスト一丸となって、作り上げてまいりました。私は2度目なんですけども、去年から引き続き出ている俳優たちが、今年さらに暑苦しいくらいパワーアップして戻ってまいりました。また、今年から参加してる俳優たちも、この作品に新たな活気をもたらしてくれています。このふたり(吉柳と小西)は言うまでもなく、昨年以上にエネルギッシュでお馬鹿な役をやっておりますので、楽しみにしていただけたらなと思いますね。特に吉柳は、今年がラストフライングということで、彼女自身気合がもう十分ですし、それにラストフライトングという何か寂しさを抱えた者にしか体験できないひらめきというものが今の彼女にあります。どうか多くの人に観てもらいたいなと思っております。私もワクワクしております。――昨年に続きまして2年目のフック船長。ここはぜひ注目してもらいたいポイントなどございましたら教えてください。小西遼生(以下、小西)結構変わりましたよね? 前回を思い返してみたら、細かくいろいろなところが変わっていて、前回観てくださった方は「こんなに違うんだ」というところをたくさん見つけることでができると思います。いろいろ僕らも挑戦しているんですけど、とにかくね、子どもたちの子どもでいることのエネルギーが、前回以上に大きく大きくなっていくと感じますね。これから先も心に留めておきたい存在――ラストフライングとなる吉柳さん。吉柳さんにとって『ピーター・パン』という作品はどういう作品ですか?吉柳私が一番最初にさせてらったお仕事が『ピーター・パン』だったので、ものすごく思い入れがあるし、もう来年違う人がこの場所に立って、こういう風に取材を受けたり、空を飛んでネバーランドの人たちと関わっていったりするんだなという思うと、すごく嫌な気持ち(笑)。結局、私はここがすごく好きなんだなと思います。ピーター・パンを嫌いになったこともあるし、本当にできているのか、届けられているか、いろいろな気持ちを抱えながらやってきて、今回で5回目。早かったなと思うし、今年で最後と言われると、全然卒業したくないな、まだまだ私飛べるのになと思う気持ちもあります。でも、今まで観にきた人にも、今年初めて観にきた人にも「本当にすごい良かった」と思ってもらえるように頑張ったつもりなので、そこをお見せてできたらいいなと思います。私は『ピーター・パン』に助けられた。唯一、ここが私が子どもでいることが許される場所だったので。いつもなら出さなかった部分をいっぱい出して、それを稽古場で笑ってくれる人たちがいたので。いい作品に関わると素敵な人たちに出会えるんだなと思いました。私の中ですごく大きいというか、これから先も心に留めておきたい存在が『ピーター・パン』かなと思います。――吉柳さんの成長を共演者として、演出家として、どう見ていらっしゃいますか?小西僕は去年、今年と見ていますけど、やっぱり1年でも大きく変化する。若いときからやっていて、まだ18歳だから。この1年でまたいろいろなことを経験して、成長して、戻ってきたピーター・パンです。咲良が「最後」というのを意識しているのか、していないのか分からないけど、稽古場での居方(いかた)とかもね、この現場では本当に「子どもだー!」という感じでいるんですよね(笑)。去年よりもっとさらけ出して、みんなとの距離をつめて、ピーター・パンとの境目が本当になくなっていって。そんな姿を見ているのが、嬉しいです。そういうゴールに向かっている咲良を見ることも嬉しいですし、そのピーター・パンと一緒に舞台に立てるという喜びも感じています。森「去年から、ここが出来ていないんだよ!」と怒りながら、本当にネバーエンディングで、いつまでもしつこく吉柳に指導をしていまして(笑)。多分大阪の大千穐楽まで僕は、1ミリでも吉柳の芝居をよくするために言い続けると思います。吉柳は伸びる要素しかありませんし、正直言うと、来年も(ピーター・パンを)やればいいんじゃないと思うんですけど。本当にもったいないなと思うんですけども、それはしょうがないこと。彼女にきらめきを見せてもらいたいなと思います。ひと言で言うと、結構寂しいです。東京公演は8月2日(火) まで。大阪公演は8月13日(土)・14日(日)、梅田芸術劇場メインホール。7月30日(土) 16時公演終了後は、ウェンディ役岡部麟と田野優花によるアフタートークも予定している。取材・文・撮影=五月女菜穂※7月25日(月)~8月2日(火)東京公演は中止となりました(7/25追記)ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』チケット情報
2022年07月23日1981年、榊原郁恵が初代ピーター・パンとしてスタートしてから、今年で42年目になるミュージカル『ピーター・パン』。2021年からは森 新太郎演出によりリニューアル。親しみやすく、どこか懐かしさを感じる演劇的な表現が好評だった。そして今回、2017年、10代目ピーター・パンとしてデビューした吉柳咲良がファイナルを迎える。会見では、まずピーター・パンとウェンディ(岡部 麟(AKB48))による〈ネバーランド〉〈飛んでる〉のメドレーが披露された。〈ネバーランド〉では吉柳ピーターの伸びやかで透き通るような歌声がまさに純粋無垢なピーターそのもの。私たちを子供の世界に誘ってくれた。〈飛んでる〉は一転して、やんちゃで生命力と躍動感に溢れたピーターだ。そのピーターに夢中になるウェンディのかわいいこと!一緒に飛ぼうとして飛べない感じがキュートだ。溌剌と空を飛ぶピーターたちの姿を思い出して、ウキウキしてしまう。今夏も、ピーターたちがネバーランドに連れて行ってくれる!ああ、もうすぐ夏が来るなぁ!と、現実を忘れて浸り切った。吉柳咲良カラフルな衣裳姿のメインキャストが揃い、 演出の森 新太郎が語った。森 新太郎「昨年初めてこの作品に挑むにあたり、40年にわたる記録映像を拝見しました。そこで私の心を奪ったのは初代ピーターの榊原郁恵さんでした。生き生きとして無邪気で。昨年の稽古中は吉柳咲良に、「郁恵さんみたいにやれ!」「郁恵さんを目指せ!」と何度も言い続けた記憶があります。その結果、吉柳咲良は私の想像をはるかに超えて、自由奔放で勝手気まま、生きる喜びに満ち溢れたピーター・パンを作り上げてくれました。今年はあえて吉柳に「郁恵さんを越えろ」と言いたいです。今年で最後になるのは私にとって本当に寂しいことですが、吉柳はこれまで以上に軽やかに力強く、我々をネバーランドに連れて行ってくれることでしょう。全ての歌と踊り、演出的な遊びも昨年より確実にグレードアップしておりますので心弾ませて劇場にお越しください。お待ちしております」それを聞いて、吉柳咲良は「(森から)こんなに褒めていただけると思ってなかったのでびっくりしていますが、 最後はプレッシャーをかけていただきました(笑)。自分では今年が最後という感じがしなくて、でもどこかで集大成だと思う部分もあり、ふわふわした気持ちで稽古に入ったらすごく楽しい。私が子供でいていいと思える場所はここなんだと再認識しました。誰よりも全力で楽しんで、ピーター・パンを精一杯演じようと思います」。続いて、 他のメインキャストたちが語った。各メインキャストのコメント小西遼生フック船長役 小西遼生「去年から参加していますが、(コロナ禍で)制約の多い時期で、僕らキャストも色々なことを乗り越えてきました。特に嬉しかったのが、子供たちの声援や拍手。例えば知り合いの先輩役者さんがお子さん連れで観てくださって、そのお子さんは初めての観劇体験とのこと。大切な瞬間を共にしていると実感しました。僕らが演じるものを本当の世界だと思って観てくださる方々がたくさんいる作品。今年は去年以上にキラキラした世界をお見せしたい。そして咲良が演じる最後のピーターを、僕らも精一杯彩れるように頑張りたいです」岡部 麟(AKB48)ウェンディ役 岡部 麟(AKB48)「初めてネバーランドに飛んで行きます。『ピーター・パン』に私も仲間入りできてとても光栄です。いろんな方が観にいらっしゃるでしょうが、特にお子さんが何十年後かに「昔、『ピーター・パン』を見たなぁ。ウェンディがかわいかったな」って思い返してくれたら。そんなウェンディになれるように頑張ります。咲良ちゃんピーターの歌声が透き通るように美しく、毎晩、録音した咲良ちゃんの歌を聴きながら眠りについています。そのくらい大好きです!」田野優花タイガー・リリー役 田野優花「今回、初参加となります。私の大先輩でもあり、大好きな宮澤佐江さんがやられていた役。リスペクトしつつ、佐江さんを超えたいです。身長はちっちゃくなりましたけど、パワーは出せると思うので頑張ります。アクションには自信があったのですが、森さんがスパルタすぎて(笑)。1曲やるだけでしんどいナンバーを3回連続でやって、立てなくなりました」。それを聞いた森が「ちょっと反省しています」と言うと、「でも体力がつくので、こちらはありがたいです」とやる気たっぷりなところを見せた。壮 一帆ダーリング夫人 壮 一帆「幼い頃から観てきた大好きなピーター・パンの世界、そして歴史ある舞台に初めて立たせていただきます。次に繋げなければいけない責任感と、それを上回るワクワク感でいっぱいです。森さんの演出はしつこいと役者仲間さんから聞いていましたが、本当に嬉しいぐらいのしつこさ(笑)。ありがたく喜んでやらせていただいています。咲良ちゃんを筆頭に若い方たちが多いので若者に負けないように、また3人の可愛い子供たちを愛して、素敵なお母さんを演じたいです。またダチョウ役もやるのですが、思っていた以上に出番も台詞も多いです。観に来てくださった方の心に残るようにダチョウも演じたいです」幼い頃の『ピーター・パン』にまつわる思い出を聞かれて、吉柳「13歳まで物語すら知らず、初めてこのお仕事をした時に『ピーター・パン』を観ました。だから私にとって『ピーター・パン』は観るものというより、演じるもの。出会えてよかったです」小西「僕は空を飛ぶものに憧れがあって、フック船長が空を飛べないのはなんで?と思っているくらい(笑)。子供の頃からディズニーランドの『ピーター・パン』の乗り物も好きですし、空を飛ぶピーターに憧れています。その意味ではピーターは僕の憧れの存在です」岡部「私は茨城県出身。茨城にはアニメを全編流してくれるおもちゃ屋さんが多く、そこで『ピーター・パン』を観て以来、大人になるまで観たことがなかったんです。なので、ピーターとフック船長は2人ともウェンディのことが好きで、それで喧嘩していると勘違いしてて。台本を読んで、フック船長はウェンディが好きなわけじゃないんだとショックを受けました(笑)。ピーターも、まさかウェンディにお母さんになって欲しかったなんて」田野「この質問が来ないと私、一生話すことがないと思っていたエピソードがあります。幼少期に海外で実写化された『ピーター・パン』の映像を観て、そのピーターに恋して届くはずのない手紙を書き、ずっと勉強机の中にしまっていました。顔がかっこよかったんですよ(笑)」壮「小さい頃にVHSで『ピーター・パン』のアニメをヘビロテしていました。初恋の人といっても過言ではないくらい、ピーターが好きでしたね。そんな大ファンだったらティンカー・ベルみたいに嫉妬してもいいものを、私はウェンディとピーターがくっつけばいいのにって。森さんが『ピーター・パン』の世界はごっこ遊び、子供たちがお父さんやお母さんを演じているとおっしゃったのが印象的で、子供心を思い出さなければ!と思っているところです」13歳から18歳まで、夏になるとピーターを演じてきた吉柳。彼女にとってピーターはどんな存在なのだろうか。「夏といえば、プールや海、お祭りに行くなどみんなが青春している時に、私はずっと空を飛んでいました。それは私にしかできない青春だし、何よりもこの仕事をしていると、心が大人になり切れない状態でも大人にならなければいけない瞬間があって。そんな時、『ピーター・パン』は、私、ここにいる時は子供でいていい、何も考えずに等身大で楽しんでいいと思える場所でした。この作品で多くの人と関わる機会をいただき、私のお芝居の原点はここだと思っています。ピーターのおかげで、私は大人にもなれるし子供にもなれる。明るくなりたい、テンションを上げたい、また頭の中のモヤモヤを捨てる時には、脳内にピーターを召喚します。今では私を助けてくれるヒーローみたいな存在です」また、これまでの一番の思い出を聞かれた吉柳は、2021年版をあげた。「去年はすごく楽しかったんですけど、演出が変わるのはやはり大変。台詞や歌詞が変わって、元々演じていたピーター・パンの固定概念が180度覆された気持ちになったこともありました。森さんが作るピーターってかなりおかしいんですよ(笑)。破天荒でわがまま。でも愛おしくて、すごくかわいらしくて放っておけない。自分で台詞を言いながら笑っちゃったりする瞬間が結構ありました。楽しいけれども中学生の頃みたいにエネルギーだけで突っ走れるわけではなく、体力的にはきつかったこともありました。いろんな感情でいっぱいいっぱいにもなりました。でもコロナ禍による公演中止を経て、再び舞台に立てた喜び。舞台ってこんなに楽しいんだ!と実感できた、思い出深い年でした」最後に、吉柳は思いを込めて締めくくった。「今回が最後というとすごく寂しくなりますが、ピーター・パンとして確実に成長していると思っていただけるように、そして純粋に観客の皆さんのこの夏の良い思い出として残るように、一生懸命稽古しています。期待して待っていてください!」吉柳咲良ラストのピーター・パン、楽しみに見届けたい。文=三浦真紀撮影=田中亜紀<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』告知画像【東京公演】期間:2022年7月23日(土) ~8月2日(火)会場:東京国際フォーラム ホールC主催:フジテレビジョン / スポーツニッポン新聞社 / ホリプロ特別協賛:青山メインランド企画制作:ホリプロ【大阪公演】期間:2022年8月13日(土)・8月14日(日)8月13日(土) 11:00 / 15:30(貸切)8月14日(日) 11:00会場:梅田芸術劇場メインホール主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ特別協賛:メインランドジャパン企画制作:ホリプロお問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)【スタッフ】原作:サー・ジェームズ・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ潤色・訳詞:フジノサツコ演出:森 新太郎翻訳:秋島百合子音楽監督・編曲:村井一帆美術:堀尾幸男照明:佐藤 啓音響:井上正弘衣裳:西原梨恵ヘアメイク:鎌田直樹振付:新海絵理子アクション:渥美 博フライング:松藤和広歌唱指導:満田恵子演出助手:伴・眞里子稽古ピアノ:金森 大舞台監督:二瓶剛雄 / 瀧原寿子エグゼクティブ・プロデューサー:堀 威夫【キャスト】ピーター・パン:吉柳咲良フック船長 / ダーリング氏:小西遼生ウェンディ:岡部 麟(AKB48)タイガー・リリー:田野優花ダーリング夫人:壮 一帆《海賊たち》スミ―:佐川和正マリンズ:笠原竜司ビル・ジュークス:中山 昇スターキー:久礼悠介ヌードラー:冨永 竜セッコ:渡部又吁《迷子たち》ふたご2 :石川鈴菜カーリー:倉澤雅美ニブス:澤田美紀トートルズ:中野 歩ふたご1:なづ季澪スライトリー:松崎美風《森の住人たち》一条俊輝井上弥子黒田 陸佐藤アンドレア澤村 亮鈴木昌実深瀬友梨渡辺崇人ジョン(Wキャスト):酒井禅功 / 津山晄士朗マイケル(Wキャスト):遠藤希子 / 君塚瑠華ナナ:三浦莉奈《スウィング》伊藤かの子佐山太一チケットはこちら:公式HP:公式Twitter:
2022年06月24日世界中で愛され、日本では42年目となるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』がこの夏も上演される。演出は、昨年に引き続き森新太郎。同じく潤色・訳詞もフジノサツコが引き続き手掛ける。ピーター・パンは、これが5度目となる吉柳咲良が演じ、フック船長/ダーリング氏役は昨年から2度目の出演となる小西遼生が務める本作。そこに新キャストとして参加する、ウェンディ役・岡部麟(AKB48)に話を聞いた。登場人物の中で最も「成長」が見られるのがウェンディ――ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』に出演が決まって、どのように感じられましたか?「ピーター・パン」は、ディズニー作品などで触れる機会も多いので、たくさんの子供が通る物語だと思いますし、私自身もそうです。なのでその「ピーター・パン」の、みんなに愛されるウェンディちゃんというキャラクターを自分が演じられる、ということがすごく嬉しかったです。このブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』は歴史ある作品ですが、自分があの世界に入り、ピーターと一緒にネバーランドを体験できるんだと思うと、ワクワクがすごくて、不思議とプレッシャーというより、楽しみな気持ちが大きかったです。――いつもはプレッシャーを感じるタイプですか?はい。普段はもうちょっとプレッシャーを感じて「○○しなきゃ」とか「できるかな?」とか、そんな不安のほうが勝っちゃいます。だけどこれはピーター・パンの魔法なのかな(笑)。そういう不安が、実は全くないんです。歌稽古が始まっていますが、そこでもいつも夢を見ているような、後ろ向きの気持ちになる瞬間が全くない。不思議だし、『ピーター・パン』ってすごい!という気持ちになっています。――このブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のことは、どんな作品だと思われていますか?舞台は映像でしか拝見したことがないのですが、台本を読んでみると、なんにも難しいことを考えず、ただ目の前で起きていることを素直に楽しめる作品だと感じました。考察もしなくていいし、子供の気持ちに戻ってスッと世界に入って楽しめると思います。――ご自身の役にはどんな印象がありますか?ウェンディちゃんに対してはきっと、「私もウェンディちゃんになりたいな」というような憧れを抱く子もいると思うし、「こんなお姉ちゃんがいたらいいな」と思う子もいると思うし、ちょっと恋心を抱く子もいると思います。そういう、みんなに「いいな」と思ってもらえる子だという印象です。――演じるうえで大事になりそうな部分は?この作品にはたくさんの登場人物がいますが、その中で最も「成長」が見られるのがウェンディちゃんなんじゃないかと思うんです。だからそういう部分はお芝居でしっかりと見せたいです。最後には、大人になった姿も出てきますが、「◎年後」とナレーションが入るわけではないので、私のお芝居で「あ、ウェンディが大人になっている」と感じさせなければいけない。そこで、流れた時も感じられるようにしなければと思います。そういう「成長の過程」をどう見せられるかは大切だと思っています。――たしかにウェンディの変化って大きいですよね。はい。そしてそこには切なさもあると思っていて。ネバーランドに行って、いろんな経験をして、ウェンディちゃんは大人になる。だけどピーターは変わらない。いつしかウェンディちゃんは本当に「お母さん」になって、その子供はまたピーターに連れられてネバーランドに行く。そこにある切なさもしっかり演じきらないと、この作品の面白さも伝えられないと思っているので、がんばります!台詞に音色が乗っている歌稽古での手応え――ちなみに岡部さんのSNSでは「空を飛べるのが楽しみ」と書かれていましたが。(笑)。そうです、すっごく楽しみです!フライング、初めてなんですよ。だから今回で「もう無理!」となるか、「もっとやりたい!」となるかが決まります(笑)。でも身体を動かすのが好きだし、自信もありますので、大丈夫だと思います!――ミュージカルに出演する、ということについてはどう思われていますか?私はこれまで一度だけミュージカルを経験しているのですが、当然そのときと今回でも全然違っています。『ピーター・パン』の歌稽古をしていて感じるのは、台詞に音色が乗っていると言いますか……「歌」と「台詞」に分かれず、混じり合ったものを届けるようなイメージです。だから「歌に入った」じゃなくて、「気付いたら音色がついていた」というふうに、自然とストーリーが流れていくんだと思いました。楽曲が本当に素敵ですよね。普段もよく聴いています。――演出を手掛ける森新太郎さんとはなにかお話しされましたか?いえ、まだご挨拶をさせていただいた程度です。お稽古が厳しいという噂も聞くのですが、たくさんの俳優さんが「森さんとご一緒したい」とおっしゃっているのを見て、そんな森さんに演出をつけていただけることがすごく楽しみだなという気持ちです。――ピーター・パン役の吉柳咲良さんとも初共演ですよね。そうです。まだお会いしていないのですが、これから取材でご一緒する機会があるので楽しみです。今回は私、咲良ちゃん以外のみなさんとも初めましてなんです。これまでの出演作にはいつも共演者にAKB48のメンバーがいたので、イチから人間関係をつくっていくことも私にとっては初めてに等しい。でもこの作品なら自然と仲良くなれるのかなと思っています。AKB48のメンバーにも嫉妬してもらいたい――この作品のパワーが、プレッシャーを消してくれたり、仲良くなれると信じさせてくれるというのがとても素敵ですね私自身、こんなに“夢”がテーマになった作品に携わるのが初めてなんですよ。だからより楽しみが大きくなっているのだと思います。それに、出演するにあたって「自分がこの作品でどう成長したいか」より、「観た方がいい気持ちになって帰ってくれたらいいな」と思う。そんなふうに思ったのは初めてかもしれなくて。――そうなんですか!はい。これまでは「演技で評価されたらいいな」とかそういう自分勝手な目標がありました。でもこの作品で初めて「観た人がこうなってほしい」という気持ちになれました。歌稽古しか始まっていない段階でこんなふうに思わせてもらっているので、既に感謝しています。――すごい作品ですね。だからこそ、これまでの『ピーター・パン』を観てくださった方には「いままでで一番よかった」と思ってもらえるくらい、いいものにしたいです。それはひとつの目標として自分の中にあります。それともしAKB48のメンバーが観てくれたら「麟ちゃん、いいな。こんな舞台に立てて」と嫉妬してもらいたいです(笑)。メンバーも今までで一番「観に行きたい!」と言ってくれていますし。――楽しみですね。私はこの1年でいくつもの舞台に立たせていただいて、お芝居が好きになりました。今回の『ピーター・パン』への出演はきっと、突然抜擢されたわけではなく、そんないろいろな作品への出演が繋がって、繋がって、決まったものだと思っています。巡り合わせのいまだと思うので、自分の中では既に大事な作品です。この思い入れ………まだ歌稽古の段階なんですけどね(笑)。取材・文:中川實穗撮影:藤田亜弓ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★岡部麟さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2022年7月23日(土) ~2022年8月2日(火) 東京国際フォーラム ホールCチケット情報はコチラ
2022年06月23日ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードが次回作で共演することがわかった。タイトルは『Memory』。来月日本公開のメキシコ映画『ニューオーダ』のミシェル・フランコが監督する。ストーリーはわかっていないが、言語は英語。撮影は先週終了したとのことだ。『ニューオーダー』は、2020年のヴェネツィア映画祭で審査員大賞を受賞。昨年の『Sundown』もヴェネチア映画祭で上映されている。チャステインは、今年3月、『タミー・フェイの瞳』でオスカー主演女優賞を受賞した。サースガードの最新作は『THE BATMAN―ザ・バットマンー』。文=猿渡由紀
2022年05月24日1981年の日本初演から今年で42年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。森新太郎が昨年に続いて演出を務める本作に、壮一帆がダーリング夫人役で初参戦を果たす。すっかり夏の風物詩となったこの魅惑のミュージカルへの意気込みを語ってくれた。「ピーター・パンに恋していました!」――。誇張でもプロモーション用の宣伝文句でもなく、少女時代の壮一帆にとって、ピーター・パンはまぎれもなく憧れの存在であり、夢の国へと連れて行ってくれる特別な存在だったという。「よく遊びに行ってたお友達の家にディズニーアニメ版のVHSがあって見せてもらって、ピーター・パンのことが大好きになったんです。他人の家で繰り返し見て(笑)、夢の世界に連れてってくれる頼りがいのあるところに惹かれて、冒険にワクワクして…画も音楽もセリフも全部覚えてます」ダーリング夫人は、ウェンディ、ジョン、マイケルらの母親。「家族にとって、絶対的に安心できる包容力を持った存在だなと思います。光で全ての人を包み、救う“菩薩様”のようなイメージですね。私とは正反対のキャラクターですが(笑)、だからこそ演じがいがあります。この作品に関しては、役を私に近づけるのではなく、私自身がどこまでダーリング夫人に近づけるかが大事。多くのみなさんが抱いているイメージを壊さないようにしっかりと演じ切りたいです」。夢の国に足を踏み入れることができるのに加えて、もうひとつ、壮が本作のオファーを喜んだ理由が演出を務める森新太郎の存在。2020年、森演出による『佐渡島他吉の生涯』に出演することになっていたが、コロナ禍で上演中止に。壮にとっては2年越しの夢が叶うことになる。「玄人向けの舞台ではなく、全世代が楽しめるこのミュージカルの夢の世界で、森さんがどんな演出をされるのか楽しみです。みなさん、『(森の演出は)細かいよ』とおっしゃるんですが、全てに応えたいです」本作が人生初の観劇体験の子もいるだろう。そんな子どもたち、そして子どもたちと一緒に劇場に足を運ぶ大人たちに向かって壮はこう語る。「映像作品と違って、その場の空気感や呼吸を生で感じられるのが演劇の最大の魅力。あの空間で俳優と夢の世界を共有してほしいし、親御さんにも一緒に感動して帰ってもらいたいです。私自身、演じながら『ピーター・パン』で描かれるように、大人になって気づかなくなってしまった感覚を感じられるのを楽しみにしています!」
2022年04月26日ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.らを迎えた、ジョー・ライト監督のロマンティック・ミュージカル『シラノ』のブルーレイ&DVDが7月6日(水)よりリリースされることが決定した。英国アカデミー賞、アカデミー賞、ハリウッド批評家協会賞へのノミネート、デトロイト批評家協会作品賞の受賞など多くの賞を受賞する巨匠ジョー・ライトが壮大なスケールで描く本作。長年に渡り、何度も映画、舞台、書籍で親しまれてきた傑作ミュージカル「シラノ・ド・ベルジュラック」を、『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』など、多くの大ヒット傑作ミュージカルを送りだしているユニバーサルがリリース。製作会社に『ラブ・アクチュアリー』『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』など独特のスタイルでファンが多いワーキング・タイトル。出演に「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、ロクサーヌ役として『マグニフィセント・セブン』や『Swallow/スワロウ』のヘイリー・ベネット、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』『WAVES/ウェイブス』ケルヴィン・ハリソン・Jr.、『キャプテン・マーベル』『レディ・プレイヤー1』ベン・メンデルソーンら、豪華キャストが出演する。『シラノ』ブルーレイ+DVDは7月6日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シラノ 2022年2月25日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年04月20日Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』で、“赤髪のシャンクス”をピーター・ガディオットが演じることに決定した。尾田栄一郎氏による人気コミック『ONE PIECE』は、全世界累計発行部数4億9,000万部を突破、長年にわたって世代を問わず、世界中に熱狂的なファンを持つ作品。1997年『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残したと言われる“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、主人公モンキー・D・ルフィが率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語だ。昨年、“麦わらの一味”の俳優陣が発表されると大きな話題を集め、先日はコビー、アルビダ、ヘルメッポ、バギー、アーロン、ガープ役の俳優陣も決定。そしてこのたび、ルフィが海賊王を目指すきっかけとなった憧れの男“赤髪のシャンクス”を、ドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』『QUEEN OF THE SOUTH/クイーン・オブ・ザ・サウス ~女王への階段~』『イエロージャケッツ』など、数々の作品に出演するピーター・ガディオットが演じることに決定した。赤髪海賊団を率いるシャンクス。原作では、自らが山賊にからかわれたり、コケにされても、「怒るほどのことじゃない」と笑って許す温厚な男。しかし、どんな理由があろうと、仲間や友達を傷つけるヤツは絶対に許さない信条があり、内なる強さを秘めた熱い人物でもある。そんな“誰もが惚れる男”であり、物語の超重要人物シャンクス。果たして、ルフィが冒険へと旅立つきっかけとなる物語はどのように描かれるのか。なお、イニャキ・ゴドイ(モンキー・D・ルフィ)、新田真剣佑(ロロノア・ゾロ)、エミリー・ラッド(ナミ)、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(ウソップ)、タズ・スカイラー(サンジ)、モーガン・デイヴィス(コビー)、イリア・イソレリス・パウリーノ(アルビダ)、エイダン・スコット(ヘルメッポ)、ジェフ・ワード(バギー)、マッキンリー・ベルチャー(アーロン)、ヴィンセント・リーガン(ガープ)の出演が決定している。Netflixシリーズ「ONE PIECE」全世界独占配信 / (C)尾田栄一郎/集英社
2022年03月28日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演『ラビット・ホール』(小山ゆうな演出)が、2月23日(水・祝)より神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中だ。本作は2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた作品。かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いた戯曲を、2017年「チック」(翻訳・演出)で第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し数々の話題作を世に送り出してきた小山ゆうなの演出、連続テレビ小説「まれ」など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子による上演台本、夫婦を演じる小島聖と田代万里生をはじめ、占部房子、木野花、新原泰佑といった魅力的なキャストでおくる。初日を迎え、「『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。」(小山ゆうな)、「俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。」(小島聖)、「僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。」(田代万里生)と、それぞれ充実した稽古期間を経ての手ごたえを語った。上演時間は約2時間30分(途中休憩含む)。KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて3月6日(日)まで。3月12(土)・13日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演を予定している。小山ゆうな(演出)コメントこの状況の中、お客様と共に初日を迎える事ができ、満席の客席を見ただけで、胸がいっぱいになりました。ご観劇くださった皆様ありがとうございます。『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。出演者の皆は、初日終わってからも、演技についての議論を重ねていました。毎公演新鮮な瞬間が生まれると思います。引き続き、無理ない範囲でご観劇いただき、作品を応援いただければ幸いです。小島聖(ベッカ役)コメントこの作品は、非常に心に響くセリフが多く、そのセリフの言葉たちがその日の気持ちによって、心への刺さり方が毎回違います。なので毎日新鮮で発見が多いです。俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。そういう舞台上以外での時間がやはりお芝居にも表れるものだと思うので、信じられる5人で良かったなと思っています。幕が開いたことが本当にありがたいと思うのと同時に、千秋楽まで全員が健康でありますように、そして世の中も落ち着いていくことを願うばかりです。田代万里生(ハウイー役)コメントKAAT 神奈川芸術劇場の今年度のテーマは「冒(ぼう)」。そのメインシ ーズン の最後を飾る作品、『ラビット・ホール』が、ついに開幕致しました。僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。また今回の会場は 大スタジオという名称ですが、客席数は約200席ほど。役者は体にマイクを身に付けず演じています。生の舞台ならではの繊細な息づかいや感情の揺らぎを、是非体感して下さい。劇場でお待ちしております!
2022年02月25日ピーター・バラカン監修の音楽フェスティヴァル「LIVE MAGIC! 2021 EXTRA」(有料配信で昨年10月6日開催)で行われた、ピーター・バラカンさんと、いとうせいこうさんとのトーク短縮映像が、ライヴ・マジック関係者の皆さんのご厚意により期間限定で特別公開となりました。ミャンマー軍事クーデターから1年となり、多くの方にミャンマーの惨状を忘れずに注視してほしいとの思いからです。ミャンマーの素晴らしい音楽、そして音楽の持つパワーと政治についての熱いトークをどうぞお楽しみください。そして、できるだけたくさんの人に見ていただけるように、この映像(下記URLのYouTube映像)をぜひ広めてください。「LIVE MAGIC! 2021 EXTRA」ピーター・バラカン × いとうせいこう映像URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」をロマンティック・ミュージカルとして再構築した『シラノ』。この度、『プライドと偏見』『つぐない』ジョー・ライト監督とピーター・ディンクレイジをはじめ錚々たるキャスト陣が、壮大なスケールで織りなす純愛物語の魅力について語る特別映像が解禁された。この度解禁されたのは、美しく華やかなミュージカルシーンを含む本編映像と合わせて、キャスト陣のインタビューや撮影舞台裏を収めた特別映像。冒頭、「『シラノ・ド・ベルジュラック』は誰もが知っている三角関係の物語だ。それを全く新しい設定で再構築したかった」とライト監督が明らかにしており、これまでの舞台化や映画化で常に受け継がれてきた“シラノの鼻が並外れて大きい”という特徴を覆し、エリカ・シュミットの翻案・演出した舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の設定で引き継がれ、新たに再構築。さらに、映像美を追求するため全シーンでロケ撮影、これまでの作品にはない流動的なカメラワークを実現するなど監督ならではのこだわりが施された。音楽はエリカ・シュミットの舞台版から引き続き、米国を代表するロック・バンドの「ザ・ナショナル」が担当。本作では新たに書き下ろした楽曲も披露される。また、衣装にも現代風にアレンジを加え、まるでジャン=アントワーヌ・ヴァトーの絵画に描かれる人々が「アレキサンダー・マックイーン(AlexanderMcQueen)」を着ているかようなイメージで構成されている。本映像では、この物語の主人公・シラノを演じたピーター、シラノが想いを寄せるヒロイン・ロクサーヌを演じたヘイリー・ベネット、ロクサーヌが恋に落ちる青年・クリスチャンを演じたケルヴィン・ハリソン・Jr.の錚々たるキャスト陣の面々が、監督の作品に捧げる強い熱意をそれぞれ明かし、本作の見どころについて語っている。映像の最後では、「本作を観終えて映画館を後にする頃には、愛や美に対する感覚が一新されるだろう」と監督はコメントしており、不朽の名作はどのように生まれ変わったのか期待が高まる。『シラノ』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シラノ 2022年2月25日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年02月02日「ゲーム・オブ・スローンズ」『シラノ』のピーター・ディンクレイジが、マーク・マロンのポッドキャスト「WTF」に出演。現在、ディズニーが製作中の実写版『白雪姫』について言及した。「非常に多くの偽善的行為が進んでいます」と切り出したピーター。「だれかを傷付けるつもりは文字通りないのですが」と前置きし、「しかし、彼らがすごく誇らしげにラテン系女優を白雪姫に起用したとき、私はちょっと引いてしまいました。それでもまだ『白雪姫』の物語を伝えようとするのかと。一歩下がって自分がやっていることに目を向けるべきです。私にはまったく理解ができません」と強く批判した。「ある意味では革新的ですが、洞窟に住んでいる7人のこびとなんていう、時代に逆行するかのような物語を作ろうというのです。なにをしているんだよと思いますね。私がこれまで主張してきたことは、なにも発展させることができなかったのでしょうか。もっと声高に叫ぶべきなのかもしれません」と、自身が小人症の俳優として発言してきたことが活かされていないと指摘した。「正しいことだと思ってやっているすべての人々と女優に愛と敬意を示します。しかし、私自身は『なにをやっているの?』という感じです」。伝統的な『白雪姫』をただ単にそのまま実写化することには否定的なピーターだが、「ハチャメチャでクール、進歩的なひねりがあるもの」なら楽しみだという。実写版『白雪姫』はレイチェル・ゼグラー(白雪姫)、邪悪な女王役にガル・ガドット(邪悪な女王)、トニー賞俳優のアンドリュー・バーナップの出演が決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:白雪姫 1950年9月26日公開
2022年01月25日映画監督ピーター・ボグダノヴィッチが亡くなった。82歳。L.A.の自宅に救急車が呼ばれたが、まもなく息を引き取ったという。死因は自然死。ボグダノヴィッチはニューヨーク州生まれ。1968年の『殺人者はライフルを持っている! 』で映画監督デビュー。71年にはティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブリッジス、エレン・バースティンらが出演する『ラスト・ショー』を監督、監督部門と脚色部門でオスカーにノミネートされた。73年にはライアン・オニールとテイタム・オニールが親子で共演する『ペーパー・ムーン』をヒットさせる。その他の監督作にシェール主演の『マスク』、キルステン・ダンスト主演の『ブロンドと棺の謎』など。俳優としても活躍。『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』にはカプファバーグの役で15話に出演。ほかに『ママと恋に落ちるまで』、『グッド・ワイフ』、『Get Shorty』など数多くのテレビドラマに出演した。文=猿渡由紀
2022年01月07日来年2022年で生誕60周年をむかえた唯一無二のヒーロー・スパイダーマン。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではトム・ホランドが演じているピーター・パーカーは、蜘蛛に噛まれたことで特殊能力をもち、“親愛なる隣人”として人々の安全を守りながらも、迫りくる数々のヴィランたちと戦い、成長していく。そんな世界中で愛され続けているスパイダーマンの主人公、ピーター・パーカーとはどんな人物なのか、高校生としての学生生活にも注目し、歴代ピーター・パーカーのキャラクターを一挙に紹介。また、ヒーローとしてさらに成長を遂げている最新作の見どころを語るゼンデイヤのコメントが到着した。★初代シリーズ:サム・ライミ監督作★『スパイダーマン』(00)/『スパイダーマン2』(04)/『スパイダーマン3』(07)トビー・マグワイアを主演に迎え、ホラー映画の巨匠サム・ライミ監督が初めてスパイダーマンをハリウッドで実写映画化したシリーズ。主人公のピーターは科学好きのおとなしい学生。内気で煮え切らない性格でスパイダーマンの能力を手に入れた後もトラブルに巻き込まれ続けてしまう…。隣人のMJ(キルスティン・ダンスト)に想いを寄せながらもはっきりと伝えることもできす、ピーターの背中を押したくなる場面もしばしば。しかし、観客の関心を引く親近感の湧く性格と、ヒーローとして愛される続けるスパイダーマン像を裏切らないタフさを兼ね備え、ファンからの支持も高い。★アメイジングシリーズ:マーク・ウェブ監督作★『アメイジング・スパイダーマン』(12)/『アメイジング・スパイダーマン2』(14)主演にアンドリュー・ガーフィールド、監督に『(500)日のサマー』などを手掛けたマーク・ウェブを迎え、技術のさらなる進歩により、当時最先端の3D技術を用いた映像体験も話題になった。ピーターの性格は、より原作に近い、明るくおしゃべりな設定になり、父親であるリチャード・パーカーの死の真相に迫るなど、探究心が強いキャラクター。ヒロインのグウェン(エマ・ストーン)にもアプローチし、親密な関係を築くなど初代シリーズとはまた違う魅力を持つスパイダーマンとなった。★MCUシリーズ:ジョン・ワッツ監督作★『スパイダーマン:ホームカミング』(17)/『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)『アベンジャーズ』などを手掛けるマーベル・スタジオが展開する、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)へのスパイダーマン参加決定に伴い、主演をトム・ホランド、監督にジョン・ワッツを迎え製作された。全シリーズで最も若い15歳の高校生スパイダーマンという設定になり、トムの愛嬌あふれるキャラクターもあいまって、シリーズの中でも最も「親愛なる隣人」という言葉が似合う末っ子キャラのピーター・パーカーとして愛される存在に。トムは「小さい街の親愛なる隣人のスパイダーマンが、実は青春映画のようなヴァイブを持ったまだ子供っぽい高校生で、この作品の中でより重大な責任を負い、大人になり、スパイダーマンに成長していくという、新しいタイプのスーパーヒーロー映画なんです」と語り、MCU版のスパイダーマンが自身にとっても特別であることを明かしている。プロデューサーを務めるケヴィン・ファイギはできるだけ若い年齢にした理由のひとつとして「高校時代を描くため」と語っており、『ハリーポッター』シリーズがそうだったように、MCUシリーズでは各作品で学校生活の1年が描かれており、その最終学年となるのが最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。最終学年が始まり、自分が人生で何をしたいのか、どこの大学に行きたいのかを考えているときに、ミステリオが自分の正体を明かしてしまい、ピーター・パーカーの正体が明らかになるという最悪の事態が起こってしまう。しかし、本当に望んでいるのは、いよいよ卒業が近づいて普通の学生のような経験をすること。それがヒーローであることと学生であることの葛藤となっている。共に歩んでいくMJとネッドとの関係性も要注目「彼らの絆はさらに深まる」MCUシリーズの物語の核はキャラクターがお互いを思いやる友情や愛情であること。MJを演じるゼンデイヤは、「彼らはお互いを長いこと知っているけれど、人生の変化の時を迎えています。想像を超えるような変化で、人々の好奇の目にさらされている。だからこれまで以上にお互い支え合う必要があります。お互いしか自分たちの状況を理解できる人はいないし。そう、だから彼らの絆はさらに深まり、親友のために助けになりたいと願うのです」と語る。MJにとって、ピーターとネッドはおそらく唯一の友人であり、「ネッドとMJは(ピーターの)補助装置で、時には作戦のブレーンでもあります。彼らはとにかくピーターのことを可能な限り助けようとします。スーパーパワーはないかもしれないけど、2人はとても頭の良い子たち。彼らは協力して難題を解決し、このストレスフルでめちゃくちゃな状態をどうにか対処しようとします」ともコメント。困難な状況の中でさらに絆が深まる、3人の友情と進路にも注目してほしい。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。『スパイダーマン』MOTION PICTURE (C)2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. SPIDER-MAN CHARACTER TM AND (C)2002 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.MOTION PICTURE (C) 2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. All RIGHTS RESERVED. SPIDER-MAN CHARACTER (C) & (C) 2004 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.(C) 2007 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.MARVEL AND ALL MARVEL CHARACTERS INCLUDING THE SPIDER-MAN, SANDMAN, AND VENOM CHARACTERS TM & (C) 2021 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.『アメイジング・スパイダーマン』(C) 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. Marvel, and the names and distinctive likenesses of Spider-Man and all other Marvel characters: TM and (C) 2021 Marvel Entertainment, LLC & its subsidiaries. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン3 2007年5月1日より日劇1、みゆき座ほか全国にて公開SPIDER-MAN CHARACTER TM ©2006 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.アメイジング・スパイダーマン2 2014年4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年12月21日アンジェリーナ・ジョリー出演最新作、映画『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』の先行デジタル配信がスタート、来年3月2日(水)にDVDリリースとレンタルもスタートすることが分かった。19世紀末のイギリス。リトルトン家の優秀で弟妹思いの長男デヴィッド(12歳、リース・イェーツ)、海賊ごっこが大好きなピーター(10歳、ジョーダン・ナッシュ)、そして、ぬいぐるみ相手にお茶会をするアリス(8歳、キーラ・チャンサ)は、両親のジャック(デヴィッド・オイェロウォ)とローズ(アンジェリーナ・ジョリー)のつつましくもあたたかい家庭で、豊かな想像力を育みながら成長する。だがある日、デヴィットが不慮の事故により命を落とし、一家は悲しみに打ちひしがれる。少しずつ歯車が狂い始める家族を、自分たちの想像力によって窮地から救い出そうと、ピーターとアリスは本物の冒険に乗り出す――。本作は、「不思議の国のアリス」と「ピーター・パン」の主人公たちが、もしも兄妹だったら――というアイディアで紡がれる、全ての子どもだった大人に贈る、2作品の前日譚とも言えるダークファンタジー。『美女と野獣』や『ライオン・キング』のストーリー構成も担当したブレンダ・チャップマン監督が手掛ける初の実写作品となった本作。アンジェリーナが家族想いで優しくも儚い母親を演じるほか、デヴィッド・オイェロウォ、マイケル・ケインら名優たちが脇を固めている。『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』予告編『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』は2022年3月2日(水)DVDリリース、レンタル開始。(cinemacafe.net)
2021年12月17日小説『ピーター・パンとウェンディ』の世界を表現したスイーツブッフェ「ストロベリーネバーランド 恋するティンカーベル スイーツブッフェ」が、愛知県・ストリングスホテル 八事 NAGOYAで開催される。2022年1月15日(土)から2022年3月31日(木)の特定日に実施。ピーター・パン着想の“いちご&ピスタチオ”スイーツブッフェ「ストロベリーネバーランド 恋するティンカーベル スイーツブッフェ」は、小説『ピーター・パンとウェンディ』から着想を得た“いちご&ピスタチオ”スイーツのデザートブッフェ。メルヘンチックなビジュアルのムース、シュークリーム、タルトなど、全16種類のスイーツが並ぶ。ティンカー・ベルやピーター・パンのムースなど注目は、ティンカー・ベルの魔法の粉や羽をモチーフにした「恋するティンカー・ベル~ラズベリーライムムース~」。ピーター・パンに恋するティンカー・ベルの甘酸っぱい恋心から着想を得て、ラズベリー&ライムの爽やかな味わいに仕上げた。ピーター・パンの服装を彷彿とさせる「ピーター・パン~ピスタチオムース~」は、鮮やかなエメラルドグリーンのピスタチオムース。ピスタチオの濃厚な味わいと豊かな香りを堪能することができる。食べることができるエディブルフラワーや、蝶のチョコレートでデコレーションした「いちご&シュー お花畑のクロカンブッシュ」も要チェック。ホテルメイドのシュークリームには、バニラビーンズが香るカスタードクリームをたっぷりと詰め込んだ。「ストロベリーネバーランド 恋するティンカーベル スイーツブッフェ」は、スイーツだけでなく、カレーやクリームパスタといったフードもあるので、ランチタイムに利用するのもグッド。会場には、物語の世界に入り込むことができるファンタジックなフォトスポットも用意されているので、写真撮影を楽しむのもおすすめだ。【詳細】「ストロベリーネバーランド 恋するティンカーベル スイーツブッフェ」期間:2022年1月15日(土)~2022年3月31日(木)の期間中特定日※実施日・予約は公式サイト(で確認。※状況により店舗の営業休止・営業時間変更等を実施する場合がある。場所:ストリングスホテル 八事 NAGOYA 3F / メゾン・ド・フルール スイーツレストラン「スカラ テラス」住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100-36営業時間:1部11:30~13:00 2部14:00~15:30 3部16:30~18:00(90分制) ※3部は土日祝日限定。料金:平日 大人4,200円 小学生2,300円 3~5歳1,200円 0~2歳 無料土日祝 大人4,500円 小学生2,300円 3~5歳1,200円 0~2歳 無料※全てサービス料込。■メニューデザート:恋するティンカー・ベル~ラズベリーライムムース~ / いちご&シュー お花畑のクロカンブッシュ / いちごとピスタチオのオペラ~フック船長~ / いちご&パッションオレンジムース / ピーター・パン~ピスタチオムース~ / お花といちごのムース / いちごとラズベリーのパイ / 青りんごのパートドフリュイ / パンプキンマフィン / いちごとピスタチオのタルト / ガトーショコラ / 金貨チョコレート / フィナンシェ~金塊~ / いちごのジュレ / キウイとライムのジュレ / コーヒージュレフード:インディアンカレー / ファルファッレのクリームパスタ~妖精たち~ / フライドポテト / 粒々コーンスープドリンク:コーヒー、紅茶、各種ジュースなど※季節・時期により変更となる場合がある。※好きなスイーツ、フード、ドリンクをおかわり自由。※画像は全てイメージ。【問い合わせ先】TEL:052-861-7874
2021年12月13日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が2022年2月18日(金)~2022年3月6日(日)にKAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて12月11日(土)より先行発売開始です。カンフェティで12月11日(土)より先行発売開始 公式ホームページ 今年度より導入されたKAAT神奈川芸術劇場のシーズン制、一年目のテーマは「冒」。 シーズンの最後を飾るのは、 幸せな日常と未来を突然奪われながらも、深い悲しみから一歩を踏み出そうとする 家族の物語。2021 年 4 月 1 日より KAAT 神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史により導入されたシーズン制。2021 年 8 月~2022 年 3 月までのシーズン一年目は、「冒(ぼう)」というテーマにそった企画がプログラムされ、“飛び出す、はみ出す、突き進む”さまざまな作品が劇場を彩ります。2021 年ラインアップ発表会において長塚芸術監督が「いかにして死の悲しみ、そして生の喜びと向き合いながら生きていくか」を描いた作品として期待を寄せた『ラビット・ホール』は、2007 年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010 年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝きました。かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦。同じ痛みを抱えながらも関係がぎくしゃくしてしまう 2 人と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いた戯曲です。この演出を手掛けるのは、2017 年『チック』(翻訳・演出)で第 10 回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第 25 回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し注目を集め、数々の話題作を世に送り出してきた小山ゆうな。繊細な本作をどのように演出するのか注目です。今回の公演では、テレビドラマなどの脚本を手掛ける脚本家に上演台本を依頼し、翻訳劇を現代の日本人に響く活きた言葉に磨き上げることにより、リアルな会話で物語が語られることを目指し、ドラマ『クロサギ』『紙の月』や、連続テレビ小説『まれ』など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子が上演台本を手掛けます。長塚芸術監督は「セリフのプロフェッショナルが台本の構築に加わることによって、より身近な言葉になるのでは」と、篠﨑の起用に強い期待を寄せています。出演者には、魅力あふれる実力派キャストが集結しました。事故で失った息子の面影に心乱され苦悩するベッカ役を、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍で存在感を示している小島聖、ベッカの夫・ハウイー役を、声楽家としてオペラデビュー後、俳優としてミュージカル・演劇と数々の舞台で活躍を見せる田代万里生が演じます。ベッカの妹イジー役には映画・舞台などでその個性が光る占部房子、二人の母ナット役には、確かな演技力で実力派女優として舞台・ドラマ・映画で活躍し続ける木野花、夫妻の息子を車で轢いたジェイソン役にはドラマ・CM でみずみずしい演技で注目を集める新原泰佑といった俳優陣でお届けします。人は受け止めがたい現実とどう向き合って生きていくのか。この普遍的なテーマを描いた本作に、ぜひご期待ください。ピューリッツァー賞とはアメリカの新聞経営者でありジャーナリストでもあったジョセフ・ピュリッツァーの遺言をもとに、「ジャーナリストの質の向上」を目的として1917年に創設。受賞対象はアメリカ国内で発表された報道、文学、音楽。同賞を受賞した戯曲には、ソートン・ワイルダー『わが町』、テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』、アーサー・ミラー『セールスマンの死』、ユージン・オニール『夜への長い旅路』など。時代を問わず、人間の抱く普遍性や、「生きること」の本質を突く作品が多く、日本でも繰り返し上演され多くの人々に長く愛されている。あらすじニューヨーク郊外の閑静な住宅街に暮らすベッカとハウイー夫妻。彼らは8カ月前、4歳だった一人息子のダニーを交通事故で失いました。ダニーとの思い出を大切にしながら前に進もうとする夫のハウイー。それに対し、妻のベッカは家の中にあるなき息子の面影に心乱されます。そのような時にベッカは、妹イジーから突然の妊娠報告を受け戸惑い、母のナットからは悲しみ方を窘められ、次第に周囲に強く当たっていきます。お互いに感じている痛みは同じはずなのに、夫婦・家族の関係は少しずつ綻び始めていました。ある日、夫妻の家にダニーを車で轢いたジェイソンから手紙が届きます。会いたいというジェイソンの行動に動揺を隠せないハウイーですが、ベッカは彼に会うことを決意します。アーティスト・プロフィールとコメント上演台本:篠﨑絵里子横浜生まれ。横浜国立大学教育学部音楽科卒業後、三井住友海上勤務を経て脚本家へ。これまでの主な作品に、アニメ『ちびまる子ちゃん』、ドラマ『ドレミソラ』『クロサギ』『Tomorrow~陽はまたのぼる~』『ヤマトナデシコ七変化』『グッドワイフ』(以上TBS)、『胡桃の部屋』『眠れる森の熟女』『紙の月』『コピーフェイス』連続テレビ小説『まれ』(以上NHK)、『マグマ』『震える牛』『ヒポクラテスの誓い』『楽園』『犯罪症候』『坂の途中の家』『トップリーグ』『セイレーンの懺悔』『インフルエンス』『ソロモンの偽証』(以上WOWOW)、『東野圭吾ミステリーズ・再生魔術の女』『竜の道』(フジテレビ)、映画『クロサギ』『あしたのジョー』『ガール』『人魚の眠る家』、小説『転がるマルモ』などがある。2009年第17回橋田賞受賞。<篠﨑絵里子コメント>十代の頃、失うのが怖いから人を本気で好きになるのはやめておこうと真剣に思っていました。貧しい考え方だと憐れみの目で見られたとしても、断固として嫌でした。けれど人生は否応なしに、大切な存在を連れてきます。気づけばかけがえのない人たちに囲まれて暮らしていたわたしはもう、ふとした弾みに思い出す『失う恐怖』に蓋をしてやり過ごすしかなく――、そして、この戯曲に出会いました。幼い息子を失った絶望のなかで、これからをどう生きていくのか、生きていけるのか、その答えを探してもがく夫婦の物語。心とは裏腹に傷つけ合い、責め合い、差し出された手に触れることもできず、暗闇にただ立ち尽くす。その果てに彼らが得た再生へのかすかな光が、誰かを愛して生きずにはいられないわたしたちのささやかな救いにもなることを、祈らずにはいられません。演出:小山ゆうなドイツ・ハンブルク生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒。2010年まで劇団NLT演出部に所属。2011年アーティストユニット「雷ストレンジャーズ」旗揚げ。以来「雷ストレンジャーズ」全作品の上演台本・演出を手掛ける。2018年ストリンドベリ『父』にてサンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。2017年世田谷パブリックシアター主催公演『チック』にて2017年小田島雄志翻訳戯曲賞受賞、2018年読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。最近の演出作に劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』、新国立劇場『願いがかなうぐつぐつカクテル』、東宝『ローズのジレンマ』等。<小山ゆうなコメント>私が「ラビット・ホール」を知ったのは2010年、映画版でした。人間の悔い、その悔いにどう人は向き合っていくのかという問いが、美しい言葉と深い人物像で描かれていて、私自身自らの人生においても時折触れたくなる作品で何回も見返しており、長塚さんから本作での演出というお話を頂いた際、驚きと喜びと共に、身の引き締まる思いがいたしました。この素晴らしい戯曲に、演劇的に自由で新しい事/垣根を超える事を恐れず果敢にチャレンジされるKAAT、そして長塚芸術監督の新シーズンの作品として、【冒】険を恐れず取り組めればと思っております。今回は、映像界で大活躍される篠﨑さんが上演台本を作成してくださいます。いきた日本語を生み出される篠﨑さんの手により、どのような日本語版が生まれるのか楽しみです。また、キャスト・スタッフともに新鮮なチームとなっており、皆でこの作品を透明度高くお客様にお届けできるよう模索できればと思っております。ベッカ役:小島聖東京都出身。1989 年、NHK 大河ドラマ『春日局』でデビュー。1999 年、映画『あつもの』で第 54 回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。近年、コンスタントに映像作品に出演する一方、舞台女優としての評価も高く、話題の演出家の舞台に多数出演し、新たな魅力を発揮している。主な出演作として、ドラマ『ファーストクラス』『FOLLOWERS』、映画『シーサイド・モーテル』『続・深夜食堂』、舞台『GS 近松商店』『海の風景』『DISGRACED -恥辱-』『この熱き私の激情』『誤解』『往転』『もしも命が描けたら』などがある。<小島聖コメント>最近思い立って開かずの段ボールを開けた。体に沁みている記憶もなんとなく形(物)を残しておかないと消えてしまうのではないかといろんなカケラを残していた。もちろん開けたことで蘇った記憶もあるし見なくとも刻まれている記憶もある。けれど考えてみればこの段ボールを開けることはほとんどない。ならば物としてはいらないと思い切って処分した。そうしたら風が吹いた。大切だと思っていた物は小さくなったけれど、私にとっての大切さは変わらない、それでいい。ベッカもそうなのではないか、とふと思う。ベッカとハウイーはお互いに大切な宝を失った悲しみの受け止め方が夫婦とはいえ違い、傷つけ傷つく。8ヶ月では到底整理なんてできないけれど、答えのない日々に小さなあったかい風が吹いたらいいなと今は思っています。ハウイー役:田代万里生東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。3 歳からピアノを学び、7 歳でヴァイオリン、13 歳でトランペット、15 歳からテノール歌手の父より声楽を学ぶ。2003 年『欲望という名の電車』で本格的にオペラデビュー。その後 09 年『マルグリット』でミュージカルデビューを果たす。第 39 回菊田一夫演劇賞受賞。近年の主な出演作に『ジャック・ザ・リッパー』、『マタ・ハリ』『スリル・ミー』『マリー・アントワネット』『Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』『エリザベート』『ラブ・ネバー・ダイ』等。2021年12 月『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』出演予定。<田代万里生コメント>これまでミュージカルで非日常を演じることが多かったのですが、今回初めて、家族のごくごく日常的な生活を描いた作品に出演させて頂くことになりました。描かれるのはどこにでもいるような普通の家族の日常ではあるものの、真実は小説より奇なり。不思議の国のアリスでお馴染みのラビット・ホールというタイトル通り、日常のすぐそばには、簡単には抜け出せない非日常なパラレルワールドが潜んでいます。初共演となる小島聖さんと共に演じるのは、8ヶ月前にわずか4歳の息子を交通事故で失ったばかりの夫婦。癒えることのない哀しみと人はどう共存して生きていくのか、僕自身の「明日」も、この作品で少し変わっていくような気がしています。公演概要KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』公演期間:2022年2月18日(金)~2022年3月6日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>(神奈川県横浜市中区山下町281)■出演者小島聖田代万里生占部房子新原泰佑木野花■スタッフ作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー上演台本:篠﨑絵里子演出:小山ゆうな翻訳:小田島創志美術:乘峯雅寛照明:原田保音響:徳久礼子衣裳:前田文子ヘアメイク:小林雄美演出助手:城野健舞台監督:瀬戸元哲企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会■公演スケジュール2.18(金) 18:30夜割2.19(土) 14:002.20(日) 14:00◎2.21(月) 休演2.22(火) 休演2.23(水祝) 14:00◎2.24(木) 18:30夜割2.25(金) 14:00◎2.26(土) 13:00◎2.26(土) 18:002.27(日) 14:002.28(月) 休演3.1(火) 14:00◎3.2(水) 18:30夜割3.3(木) 14:00◎★3.4(金) 14:00★3.5(土) 13:003.5(土) 18:003.6(日) 14:00※開場は開演の30分前◎=託児サービスあり公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)★・・・「ポータブル字幕機提供サービス」対象回*座席位置、提供数に限りあり*チケット購入前に要事前予約(予約期間:12月18日(土)~2022年2月20日(日))【予約・お問合せ先】一般社団法人 日本障害者舞台芸術協働機構(JDPA)KAATサポート窓口 kaatsupport@jdp-arts.org (10:00~17:00)■チケット料金全席指定(税込)一般:6,800円/一般・平日夜割:6,000円U24チケット(24歳以下):3,400円/U24・平日夜割:3,000円高校生以下割引:1,000円シルバー割引(満65歳以上):6,300円/シルバー・平日夜割:5,500円※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて12月18日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)。※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。※未就学児の入場はご遠慮ください。※営利目的の転売禁止。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月09日ピーター・ディンクレイジを主演に迎え、『プライドと偏見』『つぐない』ジョー・ライト監督がこれまで何度も映画化・ミュージカル化されている「シラノ・ド・ベルジュラック」をロマンティックなミュージカルムービーとして描く『シラノ』(原題:CYRANO)が2022年2月25日(金)より公開決定。その予告編が解禁された。原作となるのは、1897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化・ミュージカル化されている稀代の名作。主人公の剣豪にして詩人のシラノを演じるのは、HBO制作のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞やゴールデン・グローブ賞などに輝いた実力派俳優ピーター・ディンクレイジ。さらに、シラノの親友であり想い人であるヒロイン、ロクサーヌを『マグニフィセント・セブン』や『Swallow/スワロウ』などで知られるヘイリー・ベネットが、ロクサーヌが片想いをする口下手なクリスチャンを『WAVES/ウェイブス』『ルース・エドガー』のケルヴィン・ハリソン・Jr.が務める。この度解禁となった予告映像は、観劇中の舞台天井から「私がシラノ・ド・ベルジュラックだ」とさっそうと登場する騎士シラノ(ピーター・ディンクレイジ)の姿から幕開け。「なんと醜い」と暴言を吐く相手との一騎打ちに余裕の剣術を魅せるものの、シラノはロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)への想いを打ち明けられないでいた。ある日、ロクサーヌの片想いの相手がクリスチャン(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)と知ったシラノは、ロクサーヌのために2人の仲を取り持つことに。口下手なクリスチャンにかわりシラノが代筆した詩はロクサーヌを魅了し、やがて3人の関係は複雑に絡み合っていく。そんな不朽の純愛三角関係がジョー・ライト監督によって、グラミー賞受賞ロックバンド「ザ・ナショナル」が制作したオリジナル楽曲「Someone to say」とともに、躍動感あふれるミュージカルシーンと圧巻の映像美で綴られていく。「ずっと誰かに言ってほしかった。言葉にできなかったこの想いを」と歌い上げるシラノ。また、併せて到着した場面写真では、シラノとロクサーヌが手を握りながら寄り添う様子や、ロクサーヌに背を向いてシラノが遠くを見つめているかのような様子、ロクサーヌが思いを馳せるクリスチャンの姿が切り取られている。『シラノ』は2022年2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シラノ 2022年2月25日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年11月26日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が2022年2月18日(金)より、KAAT神奈川芸術劇場(大スタジオ)で上演となる。2021年4月1日より、KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史により導入されたシーズン制。2021年8月~2022年3月までの1年目は「冒」というテーマに沿った企画がプログラムされ“飛び出す、はみ出す、突き進む”と様々な作品が劇場を彩ってきた。シーズンの最後を飾る『ラビット・ホール』は、2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた。長塚芸術監督も「いかにして死の悲しみ、そして生の喜びと向き合いながら生きていくか」を描いた作品として期待を寄せている。物語は、かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦が主人公。同じ痛みを抱えながらも関係がギクシャクするふたりと、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描く。演出を手掛けるのは、2017年『チック』(翻訳・演出)で「第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞」と「第25回読売演劇大賞優秀演出家賞」を受賞し注目を集め、その後も数々の話題作を世に送り出している小山ゆうな。繊細な本作をどのように演出するのか注目だ。また今回は、テレビドラマなどの脚本を手掛ける脚本家に上演台本を依頼し、翻訳劇を現代の日本人に響く活きた言葉に磨き上げようと、ドラマ『クロサギ』や『紙の月』、連続テレビ小説『まれ』など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子が上演台本を手掛ける。長塚芸術監督は「セリフのプロフェッショナルが台本の構築に加わることによって、より身近な言葉になるのでは」と期待を寄せる。出演には、魅力あふれる実力派キャストが集結。事故で失った息子の面影に心乱され苦悩するベッカ役を、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍で存在感を示している小島聖、ベッカの夫・ハウイー役を、声楽家としてオペラデビュー後、俳優としてミュージカル・演劇と数々の舞台で活躍を見せる田代万里生が演じる。さらにベッカの妹イジー役には映画・舞台などでその個性が光る占部房子、ふたりの母ナット役には、確かな演技力で実力派女優として舞台・ドラマ・映画で活躍し続ける木野花、夫妻の息子を車で轢いたジェイソン役にはドラマ・CMで注目を集める新原泰佑といった俳優陣が名を連ねた。人は受け止めがたい現実とどう向き合って生きていくのか。この普遍的なテーマを描いた本作に期待したい。<篠﨑絵理子(上演台本)・コメント>十代の頃、失うのが怖いから人を本気で好きになるのはやめておこうと真剣に思っていました。貧しい考え方だと憐れみの目で見られたとしても、断固として嫌でした。けれど人生は否応なしに、大切な存在を連れてきます。気づけばかけがえのない人たちに囲まれて暮らしていたわたしはもう、ふとした弾みに思い出す『失う恐怖』に蓋をしてやり過ごすしかなく――、そして、この戯曲に出会いました。幼い息子を失った絶望のなかで、これからをどう生きていくのか、生きていけるのか、その答えを探してもがく夫婦の物語。心とは裏腹に傷つけ合い、責め合い、差し出された手に触れることもできず、暗闇にただ立ち尽くす。その果てに彼らが得た再生へのかすかな光が、誰かを愛して生きずにはいられないわたしたちのささやかな救いにもなることを、祈らずにはいられません。<小山ゆうな(演出)・コメント>私が『ラビット・ホール』を知ったのは2010年、映画版でした。人間の悔い、その悔いにどう人は向き合っていくのかという問いが、美しい言葉と深い人物像で描かれていて、私自身自らの人生においても時折触れたくなる作品で何回も見返しており、長塚さんから本作での演出というお話を頂いた際、驚きと喜びと共に、身の引き締まる思いがいたしました。この素晴らしい戯曲に、演劇的に自由で新しい事/垣根を超える事を恐れず果敢にチャレンジされるKAAT、そして長塚芸術監督の新シーズンの作品として、【冒】険を恐れず取り組めればと思っております。今回は、映像界で大活躍される篠﨑さんが上演台本を作成してくださいます。いきた日本語を生み出される篠﨑さんの手により、どのような日本語版が生まれるのか楽しみです。また、キャスト・スタッフともに新鮮なチームとなっており、皆でこの作品を透明度高くお客様にお届けできるよう模索できればと思っております。<小島聖・コメント>最近思い立って開かずの段ボールを開けた。体に沁みている記憶もなんとなく形(物)を残しておかないと消えてしまうのではないかといろんなカケラを残していた。もちろん開けたことで蘇った記憶もあるし見なくとも刻まれている記憶もある。けれど考えてみればこの段ボールを開けることはほとんどない。ならば物としてはいらないと思い切って処分した。そうしたら風が吹いた。大切だと思っていた物は小さくなったけれど、私にとっての大切さは変わらない、それでいい。ベッカもそうなのではないか、とふと思う。ベッカとハウイーはお互いに大切な宝を失った悲しみの受け止め方が夫婦とはいえ違い、傷つけ傷つく。8カ月では到底整理なんてできないけれど、答えのない日々に小さなあったかい風が吹いたらいいなと今は思っています。<田代万里生・コメント>これまでミュージカルで非日常を演じることが多かったのですが、今回初めて、家族のごくごく日常的な生活を描いた作品に出演させて頂くことになりました。描かれるのはどこにでもいるような普通の家族の日常ではあるものの、真実は小説より奇なり。『不思議の国のアリス』でお馴染みのラビット・ホールというタイトル通り、日常のすぐそばには、簡単には抜け出せない非日常なパラレルワールドが潜んでいます。初共演となる小島聖さんと共に演じるのは、8ヶ月前にわずか4歳の息子を交通事故で失ったばかりの夫婦。癒えることのない哀しみと人はどう共存して生きていくのか、僕自身の「明日」も、この作品で少し変わっていくような気がしています。■公演情報KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』2022年2月18日(金)~3月6日(日) 上演会場:KAAT神奈川芸術劇場(大スタジオ)チケット料金(全席指定・税込):一般6,800円 / 一般・平日夜割6,000円U24(24歳以下)3,400円 / U24・平日夜割3,000円高校生以下割引1,000円シルバー(満65歳以上)6,300円 / シルバー・平日夜割5,500円※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEB にて12月18日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問合せください。※未就学児の入場はご遠慮ください。※営利目的の転売禁止チケット一般発売:12月18日(土)【チケットぴあ】 0570-02-9999(Pコード:508-980)KAme(かながわメンバーズ)先行:12月4日(土)<兵庫公演>2022年3月12日(土)15時開演、3月13日(日)13時開演会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2021年11月10日新国立劇場バレエ団の2021/2022シーズン最初の演目、ピーター・ライト版『白鳥の湖』が開幕した。ライトが芸術監督を務めていたサドラーズウェルズ・ロイヤル・バレエ団 (現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)で1981年に発表し、今に至るまで上演されている名プロダクションだ。サドラーズウェルズのプリンシパルだった吉田都が、自身の監督就任のお披露目として準備するもパンデミックで延期。今回、満を持してのバレエ団初演だ。このプロダクションの大きな特長は、重厚な質感・色調の美術の中で繰り広げられる、イギリスの振付家らしい演劇的・論理的なドラマ。通常の『白鳥の湖』ではジークフリード王子の父王の不在の理由は明示されないが、本作は王の葬儀の場面で始まる。だからこそ、王妃や臣下は、まだ若い王子に、次期国王としての自覚、そして結婚を求めるのだ。また、第3幕では、物語と関係なく挿入されることが多い各国の踊りが、王子の花嫁候補の踊りとセットになることで一貫性が生まれ、第4幕での悲劇的結末にも説得力があった。初日は、本島美和扮する愛情深くも厳格な王妃の前で王子が息苦しさを感じ、自由を希求するさまを、福岡雄大が瑞々しく体現。そんな王子を案じ、支える友人のベンノの木下嘉人は、若者らしい遊び心を持ちつつも王子を心から気遣い、甲斐甲斐しく励ます。ベンノとクルティザンヌ(池田理沙子、飯野萌子)のパ・ド・トロワは緩急豊かで、途中で王子を巻き込み、王子のソロによってその憂愁を浮かび上がらせる趣向も効果的。古典を知り尽くしたライトならではの振付が光る。特筆すべきは、米沢唯のオデット。第2幕での登場の瞬間は、まさに白鳥が舞い降りたかのよう。無駄なく磨き抜かれ、それでいてゆとりのある動きの比類なさ。身の上を語るマイムも雄弁だった。その清らかなオデットに対し、黒鳥オディールでは一転、妖艶に。ただ単に存在が魅惑的、蠱惑的なのではなく、表情、仕草、踊りで王子を引き寄せ、突き放し、心を揺さぶる巧みな駆け引きが、手に取るように伝わる。ダブル、トリプルを交えた32回転のフェッテを含め、圧倒的な黒鳥だった。王子がオディールに愛を誓ってしまったあとの第4幕では、悲しみの中にも慈愛を湛えて王子を迎え入れるオデットに。王子に抱かれ、仰け反る背にも気品が漂う。そのオデットと王子が、貝川鐵夫演じる悪魔ロットバルト男爵に立ち向かおうとするラストも見応え十分。そして忘れてはならないのが、第2幕および第4幕の白鳥たちの動き。一糸乱れぬ“4羽の白鳥の娘たち”、おおらかな美しさの“2羽の白鳥の娘たち”、そして、複雑なフォーメーションを綾なす群舞。吉田監督は、揃っていながらも個々の個性が見えることを重視するとしていたが、容易にできることではない。にもかかわらず、一人ひとりが鮮やかに表現し、それが一まとまりの踊りとなるさまは、さながら美しい細密画だ。第4幕では、霧(スモーク)の中から白鳥たちの腕が浮かび上がる幻想美あふれる冒頭に拍手が起きた。今後長くバレエ団を代表するレパートリーになるであろうこの舞台を、お見逃しなく。取材・文:高橋彩子新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』<新制作>【東京公演】2021年10月23日(土)~2021年11月3日(水)会場:新国立劇場 オペラパレス【長野公演】2021年11月7日(日)会場:上田市交流文化芸術センター 大ホール
2021年10月26日ディズニー『ピーター・パン』デザインのキャンプグッズやインテリア雑貨が、全国のディズニーストア店舗で2021年9月17日(金)より順次発売される。『ピーター・パン』デザインのキャンプグッズ&インテリアディズニー『ピーター・パン』のキャラクターたちが、夜空を飛ぶシーンを描いたファンタジーなデザインのキャンプグッズ、テーブルウェア、インテリア雑貨が登場。アウトドアシーンではもちろん、ベランダで“キャンプ体験”できるプレートやコップ、さらにリビングや寝室をデコレーションできるガーランドなど、バリエーション豊富なアイテムがラインナップする。注目は、プレート、カトラリー、コップなどを詰め込んだ「キャンピングセット」。ネバーランドへ飛び立つ作中シーンをモチーフに、ピーター・パンなどのキャラクターたちをシックなカラーで描き出した。傷がつきにくく、割れにくいメラミン食器は、アウトドアやキャンプに最適。専用ボックスにすべて収納できるので、ピクニックシーンでも活躍してくれそうだ。「プレート」は、時計台での“あの”シーンなど、ディズニーファンの心をくすぐる名場面を描いたプレートセット。こちらも軽くて丈夫なメラミン製なので、自宅で使用するのはもちろん、アウトドアグッズとして取り入れるのもおすすめだ。また、肌寒くなるこれからの季節には、「クッション・ブランケット」もぜひチェックして欲しい。文字盤デザインのクッションの中に収納できるのもポイントだ。「LEDガーランド」は、ピーター・パンやティンカー・ベル、ダーリング家の子どもたちなど、人気キャラクターたちを型追ったガーランド。スイッチを入れるときらきらと輝き、幻想的な雰囲気を演出してくれる。優しい光で温かみのある空間に仕上げてくれるので、ベッドルームで使用するのもおすすめだ。【詳細】ディズニーストア『ピーター・パン』キャンプグッズ発売日:2021年9月17日(金)※ディズニー公式オンラインストアでは、9月14日(火)より先行発売。取り扱い店舗:全国のディズニーストア店舗、ディズニー公式オンラインストア<アイテム例>・クッション 3,740円・LEDガーランド 2,860円・プレートセット 1,760円・コップセット 1,100円・キャンピングセット 4,400円※ディズニーストア店舗の最新状況は、店舗情報ページより確認。※ 品切れの場合あり。※ 商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合あり。※ 一部店舗で取り扱いがない場合あり。
2021年09月13日名作『ピーターパン』の小説版をウェンディの視点から翻案。『ウェンディ&ピーターパン』として上演された舞台は、目の肥えたロンドンの観客たちを魅了した。そしてついに日本版の上演が決定。ロンドン版同様、演出をジョナサン・マンビィが担う。そこでタイトルロールのウェンディを演じる、黒木華に話を訊いた。演出のマンビィとの舞台づくりは、16年の『るつぼ』で経験済みの黒木。当時を振り返る口調は、マンビィへの厚い信頼に溢れている。「すごく丁寧で、役者それぞれのいいところを見つけて、引き出してくれる。物語が広がっていく感じが、とても楽しくて。当時からまた一緒にやりたいですねと話していたので、ジョナサンにとってとても大事なこの作品で、再びご一緒出来ることが本当に嬉しいです」黒木演じるウェンディが、ダーリング家の長女であることは原作と変わりない。しかしその描かれ方は大きく異なる。「稽古をしている中でウェンディは、家族に大きな影響を与える存在だと感じています。壊れかけた家族を自分がなんとかしないといけないと思っている。ネバーランドに行き、その問題をどう打開していくのか。それがこのウェンディを演じる上でのテーマだと思っています」そんなウェンディにとってピーターパンとは、どういった存在なのだろうか。「ウェンディの想像の中の登場人物なのかなと思います。だからピーターは、ウェンディが理想とする、魅力的な男の子なのかなと。ロストボーイズたちに『お母さんになって』と言われた時に、『(私がお母さんなら)あなたはお父さんになってくれるでしょ?』と駆け引きしたり。そのやり取りがすごくかわいらしく、面白いなと思いました」作家のエラ・ヒクソンが本作を書き上げたのは28歳の時。そんな若い視点が、この古典とも言える名作に、新たな疑問を投げかけている。「女性の社会的な立場や成長に、作家のエラさんが注目されているのを感じます。ある男の子が恋に落ちる瞬間、相手の女の子がアイロンがけをしている姿が目に浮かぶ、というシーンがあるのですが、そのことに疑問を持たない方もいるわけですよね。女性がアイロンがけをするものだと。またウェンディのお母さんは、母親であると同時に、自分が社会の中でどう生きていくか模索する姿が描かれています。そういったところがこれまでの『ピーターパン』にはない、興味深い点だと思います」取材・文:野上瑠美子
2021年08月16日