『ヒート〈1995年〉』『インサイダー』のマイケル・マン監督が、マイケル・マン・ブックスをスタートさせることになった。ほかのライターたちとフィクション、あるいはノンフィクションの小説を本のために執筆しつつ、同時に映画化またはテレビ化の企画も進めるというものだ。その他の情報すでにある企画のひとつに、『ヒート〈1995年〉』のプレクェル(前日譚)もあるという。これまでマンは何度も、すでに存在する原作本を映画化してきたが、これは逆の試みとなる。マンの最新作は、クリス・ヘムズワースが主演した『ブラックハット』。次はフェラーリの創業者の自伝映画『Enzo Ferrari』を手がける予定だ。主演にはクリスチャン・ベールが決まっていたが、ベールは役のために太ることで健康を害することを危惧し、降板した。新しい主演俳優はまだ決まっていない。文:猿渡由紀
2016年03月17日マイケル・ムーア監督の最新作となるドキュメンタリー映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』の日本公開日が5月27日に決定し、日本オリジナルのポスタービジュアルが17日、公開された。ムーアは、これまで『ボウリング・フォー・コロンバイン』(03)で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を、『華氏911』(04)でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞するなど、国内外問わず高い評価を獲得してきた。過去作では米国内のさまざまな社会問題を取り扱って世間を騒がせてきたが、本作ではこれまで一貫して批判してきたはずの権力の片棒を担いでアメリカの"侵略"政策に参加。作中で、ムーアは世界の"常識"を根こそぎ略奪するというミッションが課せられている。公開されたポスターは、世界地図の上で両手を広げてポーズを決めるムーアに「侵略禁止」のマークが重なった特徴的なデザイン。下部には、フランス、ドイツ、ノルウェーなどターゲットにされた国々の国旗が置かれており、「フレンチフライを食べないフランス」「休日の部下への連絡が違法なドイツ」「殺人犯がムショでナイフを持つノルウェー」といった各国の強烈な"常識"の一部も解説されている。映画内で描かれている侵略先の事実や、ブラック・ユーモア、予定調和で終わらない侵略行為は、だれが見ても驚きと笑いと感動を隠せないものになっているという。(C)2015, NORTH END PRODUCTIONS
2016年03月17日『スティーブ・ジョブズ』で本年度アカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされたマイケル・ファスベンダーと、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』で第80回アカデミー賞「主演女優賞」を受賞したマリオン・コティヤールにより、W・シェイクスピア最高傑作と呼ばれる悲劇を映画化した『マクベス』。このほど、演技派2人が描く狂気的な夫婦愛が映し出された予告編が解禁、公開日が5月13日(金)に決定した。舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王(デビッド・シューリス)に仕える将軍マクベス(マイケル・ファスベンダー)は、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。ともに行動していた将軍バンクォー(パディ・コンシダイン)には、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着する。なんとコーダの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人(マリオン・コティヤール)が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってくる。マクベス夫婦の野心は、人間の奥底に潜む魔性のごとき“狂気”をむき出しにさせ…。シェイクスピアの四大悲劇の1つといわれる本作は、世界中、そして日本の数々のクリエイターに多大な影響を与えてきた、言わずと知れた至高の名作。その原作は日本でも毎年約10万部の増刷があるといわれ、これまで黒澤明、手塚治虫、蜷川幸雄らも翻案作品を発表。昨年は佐々木蔵之介が1人舞台で演じ、シェイクスピア没後400年のメモリアルイヤーとなる今年2016年は、本作だけでなく、現在公演中の宝塚宙組公演「Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」、6月には野村萬斎主演の舞台などが予定されている。今回、本邦初解禁される予告編では、圧倒的な映像美の中で、野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていくマクベス夫婦が描き出されていく。特に、マイケルが「私の心はサソリでいっぱいだ」と語るその姿は、人相がすっかり変貌し、これまでに見たこともないほどの狂気を漂わせている。また、マリオン演じるマクベス夫人の「もう元には戻れない」という決意を秘めたような言葉からも、狂気の果てに堕ちてしまった夫婦の“地獄”へ通じるような愛を予感させている。ハリウッド界屈指の演技派俳優の2人が迫真の演技で、映画史上かつてない狂気と愛に満ちた作品に仕上げた本作。21世紀の『マクベス』を、まずはここから目撃してみて。『マクベス』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日マイケル・キートンが、ベストセラーのシリーズ小説の映画化作品『American Assassin』に出演することになった。役柄は、主人公のミッチ・ラップではなく、彼の先輩にあたるスタン・ハーレイ。その他の情報シリーズは、ラップがテロリストのせいで婚約者を亡くし、それがきっかけでCIAに入るところから始める。そんな新米のラップを指導するのがハーレイだ。ラップのキャスティングは現在進行中。ハーレイはシリーズのうち14作に登場する。製作側は、映画もシリーズ化することを念頭に入れている。監督はテレビドラマ『HOMELAND/ホームランド』などのマイケル・クエスタ。撮影はこの夏スタートする。キートンは『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で昨年のオスカーにノミネートされた。また今年のオスカーで作品賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』にも出演している。文:猿渡由紀
2016年03月10日1億ドル(約110億円)で売りに出ているマイケル・ジャクソンのネバーランド牧場の販売促進のためのプロモーション映像が作られたようだ。不動産会社コロニー・キャピタルは、カリフォルニア州ロス・オリヴォスにある同物件への興味をひきつけるための5分間の映像を制作したが、関係者の1人がゴシップサイトTMZに指摘したところによれば、コロニー社は無断でマイケルの音楽を映像の中で使っているようだ。映像の中では、物件の中や外をバーチャルツアーで見ることができるようで、そのBGMとして「マン・イン・ザ・ミラー」が流れているのだという。さらにTMZは、長らく市場に出されているネバーランドが売却となれば、マイケルの遺産管理団体も利益を得ることになる可能性があるとも分析。1987年にマイケルが1,950万ドル(約22億円)で購入し、童話『ピーターパン』の中に登場する夢の島の名ネバーランドが名前となったこの物件は、2008年11月にはマイケルによって名を正式にシカモア・ヴァリー・ランチ・カンパニー・LLCと変えており、コロニー社とマイケルの共同ベンチャーとなっていた。昨年には、マイケルの娘パリス(17)が禅をテーマとした庭を造り、庭の中心にはピーターパンに似た少年が月に座っている絵を彫り込んでいた。(C)BANG Media International
2016年02月26日歌手のリアーナが、故マイケル・ジャクソンをしのいで全米チャート1位獲得曲数記録で3位となった。リアーナは最新シングル『ワーク』がビルボード・ホット100のトップを飾った14曲目となったことで、マイケルの保持していた13曲という記録を破った。ビートルズが20曲で史上最高記録を保持しており、マライア・キャリーが18曲で2位につけている。そんなリアーナは、24日に予定されているブリット・アワードでのパフォーマンスのためロンドン入りしたところ。昨年の同式典への出演をキャンセルした過去があるリアーナは先日、グラミー賞への出演と「アンチ・ワールドツアー」の一部日程を中止していたため、今年の出演も疑問視されていた。しかし、式典の司会を務めるアント&デックのアントはザ・サン紙に「リアーナの飛行機が着陸したから、パフォーマンスをしてくれることを僕たちはほぼ確実視しているよ。去年は飛行機にさえ乗らなかったからね。今年は少なくともイギリスにいるってことさ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年02月24日超過激なアポなし&突撃取材で銃規制や対テロ戦争、医療など、さまざまな社会問題を独自の視点で一刀両断してきたマイケル・ムーア。その最新作「Where To Invade Next」が、『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』として5月に日本公開されることが決まった。銃規制をテーマにした『ボウリング・フォー・コロンバイン』で米アカデミー賞「長編ドキュメンタリー賞」を、対テロ戦争に斬り込んだ『華氏911』でカンヌ国際映画祭「パルムドール」を受賞するなど、国内外を問わず高い評価を得てきたムーア監督。ほかにも、『シッコ』で医療保障、『キャピタリズム~マネーは踊る~』で資本主義と、アメリカ国内に巣食うタイムリーな問題を取り扱ってきたが、待望の最新作はどこかが、何かが違っている!?本作で彼は、アメリカを飛び出し世界へと旅立つ!しかも、これまで一貫して批判してきたはずの権力側につき、侵略する国に存在する“あるモノ”を根こそぎ略奪し、アメリカに持ち帰るというミッションを課せられることに。なぜ、ムーアは“侵略者”となったのか?いまや昔の、歯に衣着せぬ発言で突撃していくムーアではないのか?“あるモノ”とは何なのか?そして、ムーアの真の目的とは何なのか…?“侵略”する先々で知ることになる驚愕の事実に、ちりばめられたブラック・ユーモア。そして、決して予定調和で終わらない“侵略”行為。アメリカ人のみならず、日本人から見ても驚きと笑いとある種のカタルシスを届ける、マイケル・ムーアがたどり着いた境地とは?これまで彼が取材し、悩み、問いかけ、追い求めてきた集大成となる本作を見届けてみて。『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日マイケル・ムーア監督の最新作となるドキュメンタリー映画『Where To Invade Next』が、邦題『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』として、5月に日本公開されることが22日、明らかになった。『ボウリング・フォー・コロンバイン』で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を、『華氏911』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞するなど、国内外問わず評価されてきたムーア。これまで、銃規制、対テロ戦争、医療保障、資本主義などアメリカ国内のタイムリーな問題を取り扱ってきたが、本作では世界へと旅立ち、これまで一貫して批判してきたはずの権力の片棒を担いでアメリカの"侵略"政策に参加する。ストーリーは、侵略戦争の結果まったくよくならないアメリカで、米国防総省の幹部らが政府の天敵である映画監督のマイケル・ムーアに相談することから動いていく。切実な話を聞いたムーアは、自らが"侵略者"となって世界各国へ出撃することを提案。そして、侵略する先々で"あるモノ"を略奪するために、ムーアは空母ロナルド・レーガンに搭乗し、ヨーロッパを目指す。侵略する先々で知ることになる事実、ちりばめられたブラック・ユーモア、予定調和で終わらない侵略行為は、だれが見ても驚きと笑いと感動を隠せないものになっているという。(C)2015, NORTH END PRODUCTIONS
2016年02月23日マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)が、2月17日0時(現地時間17日10時)よりニューヨークファッションウィークで行う16フォールコレクションショーを公式サイト(michaelkors.com)でライブストリーミング配信する。また、今シーズンより、ショー終了後即座に一部アイテムを購入出来るサービス「Ready to Wear, Ready to go」をスタート。導入店舗は、ニューヨークのマディソン・アヴェニューのストア及び、マイケル・コースの公式Eコーマース・サイト(※今回は日本への発送サービスは未対応)で、さらに同日17日の午後にはそれら商品と、ランウェイ映像が店頭ウィンドウを飾る。デザイナーのマイケル・コースは同サービスの導入について、「お客様にとって、シーズン(デリバリーの納期とタイミング)というのは関係の無いことである。 どのアイテムが自分の生活に必要で、好き、欲しいかということを重視する彼女達のワードローブに、発表された直後の新コレクションのキーアイテムを提供することができれば素敵だと思った」とコメントしている。ショーの間、また終了後は、ソーシャル・メディアにてハッシュタグ#AllAccessKors #MichaelKorsを使いデザイナーの視点や、バックステージの模様を楽しめる写真などが公開される予定。
2016年02月16日本年度アカデミー賞「主題歌賞」にノミネートされているマイケル・ケイン、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダら共演の『グランドフィナーレ』から、優美なアルプスを舞台に壮大な音楽が奏でる“シネマティックオペラ”の予告編映像が到着した。世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。いまでは作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、妻とのある秘密にあった――。老齢の名指揮者が人生のすべてを賭けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を、“21世紀の映像の魔術師”と称される『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督が壮麗な映像美で描き出す本作。映像では、アルプス山脈の広大な風景とともに、高級リゾートホテルに集うセレブたちの豪華な生活が壮大で美しい音楽とともに映し出される。華やかな隠居生活を送っているように見えるフレッド(マイケル・ケイン)。友人の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)とスパにいれば、驚くような肢体の若い女性が入ってきたりするのも刺激的ではある。だが、女王陛下からの依頼であるにもかかわらず、自身が作曲した「シンプル・ソング」の指揮を頑なに断る様子が描かれる。家族を顧みず、音楽にすべてを捧げてきたフレッドが娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも話していない、妻との秘密とは何なのか、また、ホテルでのさまざまな出会いを通じ、彼はどのような人生のクライマックスを迎えるのかが、気になる映像となっている。アカデミー賞ノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」をはじめ、ストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が彩る、“シネマティックオペラ”。ヨーロッパ映画賞で「作品賞」「監督賞」とともに「俳優賞」を受賞し、「名誉賞」を贈られたマイケル・ケインが見せる名演と、自身のような大女優を演じゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダら豪華キャストによる競演が奏でるフィナーレを楽しみにしていて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほかで全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』の予告編映像が公開になった。本作は、オスカー受賞作『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督の最新作で、圧倒的な映像美と重厚な人間ドラマの一端を予告編から垣間見ることができる。その他の画像/予告編が公開予告編の冒頭に登場する男が本作の主人公フレッドだ。世界的に有名な音楽家で、作曲も指揮も高く評価されてきたが、現在は引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっており、英国女王陛下の演奏依頼も“私事”を理由に拒否する。ホテルには様々な人々が集っており、フレッドもまた“成功者”として振舞っているが、彼のこれまでの人生は決して“栄光”ばかりではなかった。音楽に人生のすべてを捧げてきた彼は、娘に家族を顧みなかったと責められ、これまでの自分の人生に果たして意味があったのかと自問する。苦悩する老音楽家の表情と、穏やかに時間が流れる美しいホテルとアルプスの大自然、そして流麗な音楽のコントラストが印象的だ。映像にはケインだけでなく、主人公の娘を演じたレイチェル・ワイズ、主人公の親友を演じたハーヴェイ・カイテル、ホテルに投宿中に俳優を演じるポール・ダノ、そして大女優ジェーン・フォンダの出演シーンも登場。映像のラストでは、あれだけ復帰を拒んできた主人公が、ステージに立ち、自らの指揮で自作の楽曲『シンプル・ソング』を演奏する場面が描かれる。彼は自分の人生をいかに振り返り、“グランドフィナーレ”を飾るべく再びステージにあがったのか?本作は、名優と重厚なドラマと、美しい映像が揃った“スクリーンでじっくり観たい映画”になっているようだ。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年02月16日マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールを迎え、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を映画化する『マクベス』。吉本興業が初の洋画配給を手がけることでも話題となった本作からこの度、ポスタービジュアルが解禁された。舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王に仕える将軍・マクベスは、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。ともに行動していた将軍・バンクォーには、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着。なんとコーダの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってきたのだが――。人類史上最も偉大な作家・シェイクスピアが没後400年にあたる2016年初夏公開される本作。何世紀もの時を超えて現代人の心を激しく揺さぶり続け、「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶシェイクスピアの四大悲劇の1つで、王座をめぐり野心に取り憑かれた将軍・マクベスと、夫の野心を操る妻の心理をリアルに探究しされ、手を血に染め野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていくマクベス夫婦の姿が、まざまざと描かれている。『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その卓越した演技力が注目を集めているマイケルと、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオンが、マクベス夫妻の狂気にも似た愛の形を鮮烈に体現。そして監督には、オーストラリア出身のアーティスティックな映像に定評のある気鋭ジャスティン・カーゼルが務めている。今回解禁されたポスタービジュアルは、マイケル演じるマクベスの前に、マリオン演じるマクベス夫人が跪いて顔に手を添えるポスター。夫婦の“地獄に近い愛”と、濃密な関係性を的確に表現する仕上がりとなっており、また「夫が王になった時、2人の運命が狂い出す。」という強烈なストーリー性を感じさせるコピーが、さらに物語の想像掻き立てる一枚となっている。世界中のクリエーターに多大な影響を与え、黒澤明、手塚治虫、蜷川幸雄らも翻案作品を発表してきた至高の名作を映画化した本作。迫真の演技と破格の映像美に彩られ、まさに誰も観たことのない21世紀の『マクベス』に注目が集まる。『マクベス』は初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』が4月16日(土)に公開になる。本作は海外で高い評価を集めており、すでに世界の映画賞42部門でノミネートされ、13部門を受賞している。その他の画像本作でケインが演じるは世界的に著名な英国人音楽家のフレッド。栄光の道を歩いてきた彼は年齢を重ねたことで作曲も指揮も引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっていたが、英国女王から出演依頼が舞い込んだことを機に、自身の人生に改めて向き合い、キャリア最後にして最大の舞台に挑もうとするまでを描く。ケインをはじめ、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、大女優ジェーン・フォンダらが出演し、『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノが監督を務める。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年01月27日『トランスフォーマー』シリーズや『ミュータント・タートルズ』のマイケル・ベイが製作総指揮を務め、エミー賞2冠を獲得した話題のドラマ「Black Sails/ブラック・セイルズ」。このほど、日本の2大映像配信サービスのHuluとdTVが初タッグを組み、日本初上陸の本ドラマを2社共同で独占配信することが決定した。時は1715年、美しきカリブ海に浮かぶニュー・プロビデンス島。そこは、海賊、売春婦、盗人など、富と力を求めて集まった者たちの欲望渦巻く無法者たちのパラダイス。彼らが何より欲したのは、幻の財宝を積んだ<ウルカ・デ・リマ号>の所在を示す地図だった。キャテン・フリントと彼が率いる海賊たちは、この荒れ果てた海を制するために、宝の船を探す一大計画を立てる。しかし、その宝を追うのは海賊だけではなかった。ある者は新世界の王になることを望み、ある者は安楽の地を求め、ある者は一生遊んで暮らせる富を欲し…さまざまな欲望がむき出しでぶつかり合いながら、誰もが宝の地図を追う――。本作は、米国大手プレミアムチャンネル「STARZ」オリジナルの大人気ドラマ。『トランスフォーマー』をはじめとする数多くの大ヒット作品を手掛けたベイ監督が製作指揮を務め、小説「宝島」の20年前という設定でオリジナルストーリーが展開する。伝説の海賊キャプテン・フリントを演じるのは、『007/ダイ・アナザー・デイ』にも出演するトビー・スティーヴンス。全米では2014年にシーズン1が放送される前に早くもシーズン2の製作が決定し、この1月23日よりシーズン3が放送開始というヒットドラマとなっている。また、Huluといえば、これまでに「HEROS Reborn/ヒーローズ・リボーン」や「アンダー・ザ・ドーム」、「アウトランダー」「ウェントワース女子刑務所」など、良質な人気ドラマシリーズをプレミア配信(日本初配信)してきており、海外ドラマの目利きには定評があるオンライン配信サービス。一方、dTVも、ハリウッド映画でも活躍する真田広之が出演した「HELIX-黒い遺伝子-」シリーズを独占先行配信するなど、これまでも人気海外ドラマを積極的に配信してきている。「Black Sails/ブラック・セイルズ」シーズン1はHuluとdTVにて1月29日(金)よりエピソード1~4を一挙配信、2月12日(金)よりエピソード5~8を一挙配信予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日演技部門の候補者20人が2年続けて全員白人であることに批判が高まる中、マイケル・ムーアもオスカーのボイコット運動に参加するつもりであることを表明した。Thewrap.comに対して語ったもの。その他の情報批判は、アメリカ時間先週木曜日のノミネーション発表直後から起こったが、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の生誕を祝う祝日である18日、スパイク・リーとジェイダ・ピンケット=スミスが、ボイコットを宣言し、大きなニュースとなった。リーも、声明文で、アカデミーの会長であるシェリル・ブーン・アイザックや、今年のホストに選ばれているクリス・ロック、プロデューサーのレギー・ハドリンに敬意を表しているが、ムーアも「アイザックらは、この状況を直そうと本当に努力している」と認めている。それでも「2年連続で40人の候補者が全員白人というのは狂っている。僕はスパイクやジェイダがやっていることに自分も名前を貸したい」とコメントした。文:猿渡由紀
2016年01月20日故マイケル・ジャクソンによる絵画コレクションが販売されるようだ。ジョセフ・ブラトニー氏が個人的に集めたという100点以上におよぶマイケルの絵画には、ビートルズやダイアナ妃、エイブラハム・リンカーン、チャーリー・チャップリン、バート・シンプソン、ピーター・パン、ミッキー・マウス、スヌーピー、ガーフィールドなどをモデルにした多岐に及ぶ作品が含まれているそうで、マクブラトニー氏はこの絵画による収益を恵まれない子供たちに寄付する意向だそうだ。マクブラトニー氏はニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄で「これは大きな責任を伴うものです。私はこのコレクションを個人的に集めました」「子供たちを助ける非営利組織を立ち上げたいと思っています」「回復する機会や治療のチャンスを得られない子供や大人たちのためにこの素晴らしい癒やしの作品の数々を利用しない手はないと思います」と語っている。マクブラトニー氏はイーベイでマイケルの記念品の一部を購入したことがきっかけでこれらの絵画を集めるに至ったそうで、あるディーラーによってソニーで働いていた当時に数々のスケッチ画を手に入れたというメキシコ人女性を紹介されたことで、マイケルの絵画を手に入れたそうだ。すべての絵画にはマイケルによる署名が入っており、それが本物であるという鑑定も受けたという。マクブラトニー氏の代理人は「マイケル・ジャクソンがポップの王様であるというほかに才能あるアーテイストであったことは多くの人に知られていません。彼のアート界での指南役はジャクソン・ストロング・アライアンスを監修したブレット・リビングストン・ストロングだったのです」と説明している。またマクブラトニー氏は、この絵画の数々のエキシビションも開きたいと考えているようだ。(C)BANG Media International
2016年01月19日『クリード チャンプを継ぐ男』が好評のマイケル・B・ジョーダンが、『ファンタスティック・フォー』の続編製作を熱望している。人気コミック本の映画化となる同作で、ヒューマン・トーチことジョニー・ストーム役を演じているマイケルは、前作の評価がイマイチであったにも関わらず、またその役柄を演じたいと感じているそうだ。IGNのインタビューでマイケルは「あのキャラクターは大好きさ。僕はコミック本の大ファンだし、だからこそあの役を引き受けたっていうのもあるからね。どうなるかは今後次第だね。ジョニー・ストームは素晴らしいキャラクターさ。断る理由はないだろ?」と語った。マイケルは『ファンタスティック・フォー』が不評だったことに驚きを隠せない様子で、キャストとクルーはこれ以上ないくらい一生懸命同作に取り組んでいたと明かしている。一方で、シルヴェスター・スタローンと共演した『クリード チャンプを継ぐ男』のアドニス役では絶賛を浴びているマイケルは「自分ではどうしようもないこともあるっていうことに気づく大きな勉強になったと思うよ。やるべきことはすべてやって、毎日110パーセントの力をつぎ込んでも映画が成功しないこともあるってね。でもどうなろうと自分は気にしないでいることが必要だってね」と話している。(C)BANG Media International
2016年01月16日マイケル・ベイが『トランスフォーマー』第5弾も監督を務めることがこのほど、決定した。同人気シリーズの最新作で再度メガホンを取ることになったことを明かしたベイ監督だが、自身にとってこれがシリーズ最後の作品になるようだ。ローリングストーン誌のインタビューに応じたベイ監督は「僕は今『トランスフォーマー』をやっているんだ、第5弾だよね? このシリーズでたくさん仕事をしてきたよ。1億人の人たちが見る映画を作るのって楽しいんだけど、これが最後になるかな。他の誰かに引き継いでもらわなくちゃね」とその心境を語る。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス監督は「トランスフォーマー」シリーズの指揮をとることができるのはベイ監督しかいないと話しているものの、ベイ監督自身は同シリーズを去る時が来ていると感じているようだ。「J・Jは僕に『君しかこの作品はできないよ』って言うんだけど、前に進むときが来ているんだよ。この1作品が最後さ」と続ける。とはいうものの、これまでシリーズ4作を手がけてきた監督の座を退くというベイ監督の発言は今回が初めてではなく、過去にも2回同じような発言をしていたことがあった。期待高まる第5弾の公開日はまだ発表されていないものの、2017年公開になると予測されている。そんなベイ監督は、最新作『13 アワーズ : ザ・シークレット・ソルジャーズ・オブ・ベンガジ』のプロモーション活動で現在忙しくしているところだ。(C)BANG Media International
2016年01月07日マイケル・ベイが、『トランスフォーマー5』を監督することを確認した。だが、このシリーズを監督するのはこれが最後で、以後は別の人にバトンタッチすると語っている。その他の情報4作目でシリーズに初登場したマーク・ウォルバーグは、5作目にも出演する予定。脚本は、『ブラック・ホーク・ダウン』のケン・ノーランと、『アイアンマン』のアート・マーカム、マット・ホロウェイが執筆する。ベイの次回監督作は、来週北米公開予定のアクションスリラー『13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi』。出演はジョン・クラシンスキら。ウォルバーグの最新作は、現在北米公開中のコメディ『Daddy’s Home』。共演はウィル・フェレル。文:猿渡由紀
2016年01月06日SC15において、ムーアの法則が終わった後の時代のコンピューティングがどうなるかについてのパネルディスカッションが行われた。モデレータはローレンスバークレイ国立研究所のGeorge Michelogiannakis氏。登壇したパネルメンバーは、(右から順に)同じくローレンスバークレイ国立研究所のチーフテクノロジオフィサーのJohn Shalf氏、南カリフォルニア大のBob Lucas教授、ローレンスバークレイ国立研究所のDavid Donofrio氏、IBMのJun Sawada氏、チューリッヒのETHのMattias Troyer教授、 IntelのShekhar Borkar氏という豪華メンバーである。南カリフォルニア大のLucas教授は、D-Wave Systemsの量子コンピュータを使った研究を行っていることで有名で、Troyer教授は、D-Waveは通常のコンピュータの性能を大きくは超えない、本当に量子効果で動いているのかどうかは疑問という論文を出している反D-Wave派の中心人物である。IntelのBorkar氏は、Extreme-scale Technology開発のディレクタで、Intelのテクノロジ部隊を代表する人物である。IBMのSawada氏は、IBMのニューロチップ「TrueNorth」の開発者で、日本で開催されたCool Chipsでも講演している。Michelogiannakis氏は、「これは、どのテクノロジが勝つのかというバトルではなく、それぞれのテクノロジはどのような問題を解くのに適しており、どこがテクノロジ間の境界線になるのか、各テクノロジはどのような可能性を持っているのかに関して理解を深めることが目的」と述べてパネルディスカッションを開始した。○IntelのSekhar Borkar氏のポジションモデレータの指名で、最初にポジショントークを行ったのは、IntelのBorkar氏である。ムーアの法則の時代のデバイスはMOSトランジスタであり、これは熱励起された電子(または正孔)を使うデバイスで、増幅作用があり高い信号/ノイズ比をもつ回路が作れる。そして、性能、エネルギー効率、コストが何10年にもわたってスケールしてきた。また、製造性も何10年にわたって維持されてきた。コンピューティングは、(数100年の歴史のある)ブール代数を使い、トランジスタを使ってメモリとロジックを作ってきた。計算の論理としてはチューリングマシンを数10年にわたって使っている。そしてコンピューティングの実装としてはノイマンアーキテクチャを使ってきている。これに対して、今後のデバイスの候補とされるものとそれを使うコンピューティングについてまとめると次の表のようになる。CNT(カーボンナノチューブ)やグラフェンのようなカーボン系の素子は、基本的な動作原理は、シリコンと同じMOSトランジスタで、熱イオン素子である。10-20年にわたって研究されてきたが、まだ、成熟していない。問題点としては、ソースドレインのコンタクトの形成、CNTの成長の方向などを揃えること、直径を一定に制御すること、メタリックなCNTを除去することなどが解決されていない。ということで、大量生産の見通しが立たない。TFET(Tunnel FET)はMOSデバイスであるが、熱イオン素子ではなく、トンネル現象を使う。10年以上にわたって研究されているが、まだ、成熟していない。性能が低く、当初、想定されたほど、サブスレッショルドの漏れ電流も小さくならない。量子コンピューティング素子は、増幅作用が無い。このため、ノイズの中から信号を探すような動作になってしまう。また、超電導が維持できる低温に冷やすことが必要である。10年以上にわたって研究されているが、まだ、成熟していない。用途が限られるし、大量生産の見通しもない。ニューロ素子は、コンピューティングの理論が無く、なぜ、どうやって動作するのかが分からない。何10年も研究されているが、依然、先行きが見えない。用途も限られる。ということで、ポストムーアの候補と目される素子の研究は続けて行くべきであるが、本当に実用になるかどうかの見通しがあるものは無い。従って、Post MooreはMore of Mooreで行くしかない。というのがBorkar氏の主張であった。
2015年12月09日今年で23年目となるエイズ啓発チャリティイベント「Act Against AIDS」(以下、AAA)が12月1日(火)、日本武道館にて行われ俳優・岸谷五朗を始め、寺脇康文、三浦春馬が進行役を務める中、吉高由里子、森カンナ、「ハリセンボン」の近藤春菜が「Perfume」ならぬ「バキューム」を結成しキレのあるダンスを披露した。岸谷さんの呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA」の「ザ・バラエティ」。23年目となる今年は、神木さんら初登場のゲストも含め24組36名が出演。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと9,000人の観客が武道館に詰めかけた。この日のために、吉高さんの呼びかけでプライベートでも親交のある森さんと近藤さんが結集し「Perfume」の「レーザービーム」を披露。練習を積み重ね、本番前日の夜中の2時まで近藤さんの自宅で練習したというダンスは観客総立ちの盛り上がりを見せた。無事ダンスを終えた3人は、息切れ状態で「もりかんです」(森さん)、「ハッチです」(近藤さん)、「ゆりちゃんです」(吉高さん)、「3人あわせて『バキューム』です」と自己紹介。その後のMCでも「Perfume」の話し方を完全コピー。ぎこちない広島弁で進める中、“ハッチ”近藤さんが観客が持っていた「映画撮って監督さん」というメッセージカードを見つけ、「誰だか分からないけど、ちょっと挑戦してみる…」と話し「マイケル・ムーア監督じゃねーよ」とハッチのはずだった近藤さんが恒例ののネタを見せると、吉高さんは「ハッチどうしたの!?」とフォロー。その後も「私たちがこれまで来れたのもファンのみなさんのおかげです」と感極まった表情で語り、「Perfume」がライブで見せる長いお辞儀を披露。数々の“「Perfume」あるある”を披露にファンも歓喜した様子だった。このイベントの最後に登場した「Perfume」本人たちは「うちらのニセモノが出たじゃろう?」と話しながらも吉高さん、森さん、近藤さんが完コピしたことについて「嬉しかった」と語った。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日マイケル・コース(MICHAL KORS)が、ホリデーコレクション、及び16年リゾートコレクションの広告キャンペーンを公開した。ホリデーコレクションでは、モデルにカルメン・ ペダル(Karmen Pedaru)を起用。撮影はマリオ・テスティーノ(Mario Testino)が務めた。カルメン・ ペダルがナイト・アウトの身支度をする様子などパーティーシーズンの舞台裏を一連のスナップショットで切り取ることで、“その瞬間を写真で捕える”という感覚が表現されている。“グラフィック・グラマー”をテーマに掲げたリゾートコレクションの撮影は、ホリデーコレクションと同様に、マリオ・テスティーノが担当。モデルには、サーシャ・ピヴォヴァロヴァ(Sasha Pivovarova)が起用された。サーシャ・ピヴォヴァロヴァがヴィンテージカー「キャデラック」の後部座席で日差しを浴びる姿が、暖かくモダンでリラックスしたムードを感じさせている。なお、広告キャンペーンは、『VOGUE』や、『Vanity Fair』、『Harper’s Bazaar』などの10月号を皮切りに、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの計39ヶ国の雑誌に掲載される他、デジタル・ソーシャルメディア、屋外広告でも展開される。
2015年10月20日伝説のバスケットボールプレイヤーであるマイケル・ジョーダンが、ナイキで展開するジョーダンブランド誕生30周年を記念し、11年ぶりの来日する。ジョーダンブランドは、1984年に発売された「エア・ジョーダン1」から始まり、30年に渡って世界中のスニーカーファンに熱狂的な支持を誇ってきた。今回、ブランド誕生30周年を記念し、東京現代美術館にて10月16日(金)~18日(日)の期間、マイケル・ジョーダンの栄光の軌跡を体感できるスペース「MUSEUM 23 TOKYO」が登場。バスケットボールの神様とも評されるマイケル・ジョーダンをインスピレーションの源に、イノベーションを生み続けてきたジョーダン ブランドのヒストリーを体験できるスペースとなっている。中には「LAST SHOT」と題された特設コートが用意され、キャリア2回目で3連覇を決めた1988年のファイナル第6戦での伝説の「ラストショット」を再現。あなたも、あの瞬間の興奮と奇跡を感じながら、マイケル・ジョーダンになったような気分でシュートにトライしてみてはいかが?ほかには、「エア・ジョーダン1」から、最新の「エア・ジョーダン29」まで、すべてのモデルを集めて展示する「JORDAN HISTORY」や、ジョーダン ファンから集めた写真をプロジェクションに投影する「JUMPMAN PROJECTION」が実施される。さらに10月17日(土)には国内最高峰のストリートバスケットボールコンペティション「ALLDAY」の特別イベント「ALL DAY U22」も開催される予定だ。バスケットボールファンならずとも、訪れて楽しめる企画が満載。秋のお出かけスポットとしてチェックしてみては?(text:Miwa Ogata)
2015年10月02日第40回トロント映画祭が、現地時間10日に開幕する。年々、映画業界における重要度を増しているこの映画祭は、今年も話題の作品が多数上映され、多くのハリウッドスターが訪れる華やかなものとなりそうだ。その他の写真オープニング作品は、ジェイク・ギレンホール主演、ジャン=マルク・ヴァレ監督の『Demolition』。今作のほかにワールドプレミアを飾るのは、ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジ主演の『Freehand』、ケイト・ウィンスレット主演の『The Dressmaker』、スティーブン・フリアーズ監督の『The Program』、アルフォンソ・キュアロン製作で息子ジョナスが監督する『Desierto』、リドリー・スコット監督の『The Martian』、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォード出演の『Truth』など。マイケル・ムーアが極秘で撮影したドキュメンタリー『Where To Invade Next』は、とくに話題を集めること必至だ。日本の作品では、是枝裕和監督の『海街diary』、三池崇史監督の『極道大戦争』、河瀬直美監督の『あん』が北米プレミアされる。トロント映画祭は、オスカー戦線に向けてのキャンペーンにおいても重要な位置を占める。『スラムドッグ$ミリオネア』、『英国王のスピーチ』、『それでも夜は明ける』は、トロントで観客賞を受賞し、オスカーでも作品賞を受賞した。昨年、トロントで観客賞に輝いた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』も、複数部門でオスカーにノミネートされている。一般人が入れないカンヌ映画祭などと違い、トロントは一般人にもチケットを販売し、賞は観客の投票で決める。しかし、今年は“プラットフォーム”という新しいセクションが設けられ、ここで上映される12作品は、審査員が評価し、賞金が与えられることになった。このほかに今年は、質の高いテレビ番組を上映する“プライムタイム”というセクションも新設された。開催は20日(現地時間)まで。取材・文・写真:猿渡由紀
2015年09月10日本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた“発見された”天才写真家に迫るドキュメンタリー『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』。この度、本作のメインビジュアルがひと足先に公開された。2007年、シカゴ在住のある青年がオークションで偶然発見し、380ドルで落札した大量のネガ。その一部をブログにアップしたところ、熱狂的な賛辞が次から次へと寄せられる。この奇跡の大発見を世界の主要メディアが絶賛、写真集は全米売り上げNo.1を記録し、NY・パリ・ロンドンでいち早く開かれた展覧会には数多くの人々が押し寄せるほど。その写真の撮影者の名前は、ヴィヴィアン・マイヤー。すでに故人であり、15満点以上の作品を残しながら、生前1枚も作品を公表することはなかった。本作では、彼女のミステリアスな生涯と人物像が、関係者のインタビューや系図学者のリサーチによって徐々に明かされていく。監督を務めるのは、世紀の発見の張本人であるジョン・マルーフと、『ボウリング・フォー・コロンバイン』(マイケル・ムーア監督)のフィールド・プロデューサーを務め、エミー賞ノミネートのテレビドキュメンタリーの脚本家・プロデューサーのチャーリー・シスケル。本作は、世界各国の映画祭で上映され、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ大きな話題となっている。決して素性を明かさずナニーとして働いてい彼女が、なぜこれほど優れた写真を撮ることができたのか?そしてなぜ誰にも作品を見せなかったのか?作品が発表されていたら、20世紀の写真史は変わっていたかもしれないとも言われる“発見された”天才写真家の生涯を覗いてみて。『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』は10月、シアター・イメージ・フォーラムほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日死後、才能が世に認められるということは、アートの世界では時として起こるーー近年、その顕著な人物として挙げるならば、女性写真家ヴィヴィアン・マイヤーだろう。そんな彼女の物語を収め、本年度「アカデミー賞」にて長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたアート・ドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が今秋、日本で公開されることが決定した。物語の発端は、07年、シカゴ在住の青年ジョン・マルーフがオークションで大量の古い写真ネガを購入したことに始まる。その一部をブログにアップしたところ、熱狂的な賛辞が続々と寄せられた。この現象を世界各国のメディアは大々的に報じ、さらにその才能は広く知られるところとなり、その写真をまとめた写真集は全米売り上げでNo.1を記録。ニューヨーク、パリ、ロンドンで展覧会が開かれると人々が押し寄せた。写真の撮影者の名前は、ヴィヴィアン・マイヤー。話題になった当時はすでに故人、生前の職業はナニー(乳母)だった。15万点以上の作品を残しながら、1枚も公表することがなかったという。ヴィヴィアン・マイヤーが大きな注目を集めた理由は、優れた写真の才能の他にもう一つある。不詳であることーー生前、偽名を使って素性を隠していたことで、彼女が何者で、どこから来て、どんな想いでシャッターを切っていたのか、そのミステリアスな人物像も彼女の魅力となっている。「何故、これほど優れた写真を撮ることができたのか?」、「なぜ誰にも作品を見せなかったのか?」、その才能の痕跡だけが現在に残されたのだ。20世紀の写真史を変えていたかもしれない、と言われるヴィヴィアン・マイヤー。本作は、ヴィヴィアンが誰にも見せることが無かった15万枚にもおよぶ、当時のニューヨークを収めた貴重なポートレイトの数々を紹介。さらに彼女のミステリアスな生涯を、関係者のインタビューや系図学者のリサーチによって紐解いていく。監督は、ヴィヴィアン・マイヤーという才能を見つけ出した張本人ジョン・マルーフと、マイケル・ムーア監督作『ボウリング・フォー・コロンバイン』(’02)でフィールド・プロデューサーを務めたチャーリー・シスケルが務めている。映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』は10月、シアター・イメージ・フォーラムほか全国にて順次公開。
2015年08月14日○「ムーアの法則&科学技術館開館」50周年のダブルイベントインテルは1日から21日まで東京・千代田区の科学技術館にて「ムーアの法則」50周年記念展示を開催している。また、科学技術館では開館50周年を記念し「くらしの技術 50年『大・展望展』」を8月8日から30日まで開催し、ここでもインテルの展示が行われている。7~9日には小学生の親子を対象とした親子PC体験教室も行われる。この親子PC体験教室に合わせてこれらの展示に対する説明会が行われた。インテル 代表取締役社長 江田麻季子氏は、説明会冒頭のあいさつで「夏休みという機会に子供にムーアの法則とコンピューティングの歴史を知ってほしい。そしてコンピュータに興味を持ってほしい」と今回の展示の意義を説明する。また、「ムーアの法則は、ゴードン・ムーアの予見にすぎなかったものを、技術革新を重ねつつ、50年間続けてきた」と説明し、微細化による性能と電力効率の向上が与えた社会的インパクトや、安価で高性能なマイクロプロセッサを提供してきたインテルの歴史を振り返った。企画展示に関しては、ショーケースを左から右へと見るだけでITテクノロジーが全部わかる作りになっており、子どもたちがこの分野で興味を持ってくれることを期待するという。また、会場となる科学技術館が開館50周年ということに合わせて、記念展示にも参加していることを紹介していた。○親子で最新PCを体験し、オリジナルうちわを作成夏休みイベントとして7日~9日には、「インテル 親子 PC 体験教室」が行われた。このイベントでは、最新の2in1 PCを使ってオリジナルのうちわを作成するもの。また、これに合わせてムーアの法則と最新の小型PCとしてNUCとコンピュートスティックを紹介していた。○「くらしの技術 50年『大・展望展』」での展示も8日から実施する科学技術館開館50周年 2015年夏休み特別展 ニッポンの産業技術50年「くらしの技術 50年『大・展望展』」においても、50周年を迎えた製品やブランドとしてりかちゃん人形、カップヌードル、リポビタンD、ブルーバックスとともにインテル製マイクロプロセッサの展示が行われていた。さらにこれからの社会で大切かつ身近な産業技術から「クルマ」「食」「素材」「コミュニケーション」の4つのテーマでの展示も行われている。どちらも科学技術館の入館料のみで見ることができるので、夏休みの自由研究のワークショップ参加を兼ねて足を運んでみてはいかがだろうか。
2015年08月11日19日(現地時間)、デミ・ムーアのロサンゼルスの自宅にあるプールで若い男性が遺体で発見された。21歳の男性がデミ宅のプールの底に沈んでいるのが発見されたとき、デミは海外に滞在中で不在だった。留守宅では管理人がパーティを開いていて、亡くなった男性は管理人の家族だという。「TMZ.com」によると、男性は泳げなかったという。管理人と友人たちが短時間外出して戻った後、遺体を発見した。捜査は続けられているが、事件性はないと見られている。デミは「大変なショックを受けています。誕生祝いをするために、海外にいる娘たちに会いに旅行に出た先で、悲報を知りました。子どもを亡くすのは考えられないほどの悲劇であり、亡くなった男性の家族や友人のみなさんにお悔やみを申し上げます。このつらい時期、関係者全員のプライバシーを尊重していただけるよう、お願いいたします」とコメントを発表した。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月21日ジュリアン・ムーアが、撮影開始1週間前になって、『Can You Ever Forgive Me』の主演を降板した。映画についての意見の食い違いが原因らしい。ニコール・ホロフセナー監督(『おとなの恋には嘘がある』)は、新しい主演女優を探している。その他の情報『Can You Ever Forgive Me』は、実在した女性ジャーナリスト、リー・イスラエルの物語。1992年、苦しい状態に陥ったイスラエルは、亡くなった有名作家や俳優の手紙を偽造して売り、お金を稼いだ。それらの手紙が疑問視されるようになると、今度は本物の手紙を図書館で盗むようになる。1993年、イスラエルは罪を認め、6か月間、自宅監禁された。彼女は昨年亡くなっている。ムーアは今年、『アリスのままで』でオスカー主演女優賞を受賞。次回公開作は、10月北米公開の『Freeheld』と、11月公開の『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』文:猿渡由紀
2015年07月17日インテルは、1965年に発表された「ムーアの法則」の50周年記念展示を、東京都・北の丸公園の科学技術館で開催する。開催期間は2015年の8月1日~8月21日、時間は午前9時30分~午後4時50分。閲覧料金は科学技術館への入館料のみ。「ムーアの法則 50周年記念展示」は、科学やコンピュータなどに興味を持っている小中学生を主な対象とした展示会。未来を担う小中学生の、技術に対する興味や関心の喚起、向上を目的に開催される。展示物は、インテルがリリースしてきた歴代の主要CPUといった実物に加え、プロセッサやコンピュータの秘密を紹介したパネル、最新PCの実物など。こうした各種の展示によって、コンピュータの進化の歴史を分かりやすく伝える。また、8月7日~8月9日の3日間には、コンピュータの歴史や内部の様子を学びつつ、PCを利用してもの作りを行ったり、スティック型PCの説明を受けたりなど、親子でPCの楽しさを体験する「親子PC体験教室」も開催。午前と午後の2回開催され、各回10組(1組3名まで)が参加できる。場所は科学技術館4階の実験スタジアム。詳細は「インテル 親子PC体験教室」のWebサイトを参照いただきたい。そのほかにも、科学技術館の開館50周年を記念して開催される、ニッポンの産業技術50年「くらしの技術⇔50年『大・展望展』」に、インテルとして出展する。
2015年07月14日