NTTドコモは、「Xi」の契約者に対し、直近3日間で1GB以上の高速通信を利用した際の通信制限を2014年12月22日をもって、撤廃していたことを明かした。なお、FOMA契約者については従来通り、直近3日間で300万パケットを利用すると通信が低速化する通信制限が設けられている。ドコモでは、ユーザーがそれぞれ契約している高速通信プランとは別に、直近3日間で1GBを超える高速通信の利用があった場合、ネットワークの混雑状況に応じて、翌日の通信速度を低速化する通信制限をかけていた。こうした通信制限を撤廃した理由について同社広報に問い合わせると、「Xiエリアの拡充が進み、ユーザーが快適に利用できる環境整備が整ったため」とのことだった。また、ユーザーに対しての告知については、「通信制限を撤廃したことを大々的に告知する予定はない。ただし、ホームページなどに記載されている、通信制限に関する記載は削除している」という。なお、同じく直近3日間で1GBの高速通信を利用した際に通信制限を設けている、KDDI(au)とソフトバンクにも問い合わせたところ、両社とも「現時点で変更する予定はない」との回答だった。1月6日17時20分更新本稿では当初、NTTドコモが設けていた直近3日間で1GB以上を利用した場合の通信制限について、「翌日の通信速度が128kbpsに低速化する通信制限をかけていた」と表記していましたが、一部事実とは異なっていたため表記を変更させていただきました。ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月06日KDDIは12月25日、航空機向け衛星通信サービス「インマルサットSB(スウィフトブロードバンド)」の提供開始を発表した。従来の約7倍となる上下最大432Kbpsを実現しており、これまで利用できなかった音声通話とデータ通信の同時利用も可能となった。この衛星通信サービスは、インマルサット第4世代衛星を利用しており、これまでのインマルサットエアロ(Swift64)の最大64Kbpsから飛躍的に通信速度が向上した。また、インマルサット第4世代衛星は3基が展開されており、ほぼ全世界をカバーしているという。同社はこれまでにも船舶向けの衛星通信サービス「KDDI Optima Marine」を提供しており、こちらも世界の多くの地域をカバーしている(16日に同サービスを活用した飛鳥IIのWi-Fiサービス提供も発表されている)。ほかに、5日に発表した衛星モバイルルーター「イリジウム GO!」の取り扱いなど、様々な状況下での衛星通信サービスを通して、携帯電話が繋がらない環境でも通信が利用できるようサポートを行うとしている。使用契約料は1契約ごとに12万2900円(税別)となり、月額基本料は0円。音声通話は固定電話・携帯電話宛が1分480円、インマルサット衛星端末向けは1分688円。データ通信では、ISDN通信(64Kbps)が1分3197円、ベストエフォート型のスタンダードIPが1MBあたり1503円、帯域保証型のストリーミングIPが32Kbpsの保証で1分1373円、64Kbpsで1分2923円などとなっている。SMSの送受信は1通あたり173円(基本料と通信料はいずれも免税)だ。
2014年12月25日日本通信とVAIOは12月25日、日本通信が構想するMSP事業(通信とハードウェアを組み合わせたソリューション)に必要なモバイル機器(モバイルネットワーク機能を内蔵する機器)に関して協業することで合意したと発表した。日本通信は、MVNO市場およびSIM市場を開拓するとともに、モバイル・ソリューション事業の展開を図っているなか、今回の協業はその大きな一歩を踏み出すものとしている。VAIOは、ソニーからVAIOブランドとPC事業を継承して「VAIO株式会社」として2014年7月1日に事業を開始し、さまざまななパートナーと協業を推進している。両社は協業の下、来月にもVAIOブランドのスマートフォンを日本市場に投入するプロジェクトを進めているという。
2014年12月25日情報通信研究機構(NICT)は12月19日、電気通信大学と共同で、光ファイバ通信波長帯における量子もつれ光子対の生成効率を向上させる技術を開発したと発表した。詳細は、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。量子もつれ光子対は、絶対に破られない暗号や超高速計算など、従来の情報通信技術では不可能だった機能を実現する上で不可欠な光源である。NICTでは、通信波長帯において独自の高純度量子もつれ光源を開発してきた。量子もつれ光源を駆動させるためには、波長やパルス幅などのパラメータを自在に調整でき、なおかつ高速で安定動作できるレーザが必要となる。今回、2.5GHzの駆動用レーザをこの高純度量子もつれ光源に組み合わせることで、雑音を増やすことなく、量子もつれ光の生成速度を30倍以上高速化することに成功したという。今回の成果により、市販の安価な光通信機器を用いた量子情報通信システムの構築が可能になるため、実用化に向けた研究開発が加速することが期待されるとコメントしている。
2014年12月25日ニプロは12月11日より、糖尿病分野で診断や治療薬のモニタリングに用いられるHbA1cの測定器「Quo-Lab」の販売を開始したと発表した。HbA1cは赤血球に含まれるヘモグロビンが、血中のブドウ糖と結合したものの一部で、測定することで過去1~2カ月間の血糖の平均的な状態を知ることができるといわれている。「Quo-Lab」は、病院だけでなく薬局内に設置された検体測定室での利用を想定した小型HbA1c測定器。検体量4μL、測定時間約4分で院内検査室の自動分析装置と同等の精度を実現する。また、測定過程で検体漏れが生じない感染防止仕様の試薬カートリッジを採用するなど、医療従事者の安全にも配慮している。参考価格は「Quo-Lab(本体・バーコードスキャナ)」が24万円(税別)で、プリンタが4万7千円(税別)となっている。
2014年12月16日一人暮らしなら、固定電話の契約をしないことが当たり前になりつつあるこの時代。最近では、インターネットの固定回線の契約をしない若者も少なくないという。ネットの通信環境の確保は、いまや若者が"最重要視"する項目のひとつ。それなのに、固定回線を契約しないとはどういうことだろうか。今回、話を聞いたSさんも、そんな今風の若者の一人だ。平日は帰宅時間が夜遅く、休日は出かけることが多いなど、家にいる時間が少ないSさん。固定回線を契約しないで、どのようなライフスタイルを送っているのだろうか。その秘密は、モバイルルータの活用にあるようだ。Sさんは都内に在住の25歳、都内に勤める会社員の男性。「気ままな一人暮らしをしている」とは本人談だ。彼はインターネットの固定回線を契約せず、モバイルルータだけでタブレット端末、自宅のPCに加えて、スマートフォンの通信も一部まかなっているという。インタビューは、まずはオーソドックスな質問からスタートした。まず、利用しているルータの種類と、そのルータを選んだ理由について聞いたところ、「UQコミュニケーションズのWiMAXルータを使用しています。自宅のみならず、外出先でも使用できるよう、どこでも通信できそうなWiMAX/ WiMAX 2+/ au 4G LTEが利用できる製品を選びました」とSさん。続いて、その使い勝手について聞いたところ、「使い始めてから約1年が経ちます。毎日、動画サイトを閲覧したり、TwitterやFacebookなどのSNSを利用しています。回線速度については特に不満に感じていません」とのことだった。このようにWiMAXルータを十二分に活用しているSさん。WiMAXルータを選択するまでの経緯と現在どのように使っているか、詳しく聞いてみた。○WiMAXルータに決めた理由と活用法2014年の春に、引越しが決まっていたSさん。ちょうど1年前の12月、プロバイダ探しをしていた。引越先の賃貸マンションでは、個人で固定回線のプロバイダと契約する必要があったという。「なるべく通信費は安く済ませたかったんです。そこでプロバイダの比較のため、何度か家電量販店で説明も受けました」とSさんは振り返る。家電量販店で販売員に固定通信サービスについて説明を受けたというSさんだが、「長時間、話を聞いたけれど、複雑な料金プランは何度聞いても理解できない部分がありました。また、開通までに1週間くらい時間がかかるというのと、工事のため自宅に業者が入るというのも正直、面倒だなと思いました」と語る。なによりも、「帰宅時間が遅い社会人に固定通信の運用費用は無駄なのでは? 」と強く感じていたという。そんな折、偶然JR秋葉原の駅構内でWiMAXルータの呼び込みを見かけたのだという。「実はそれ以前にも、モバイルルータは検討していたんです。NTTドコモのルータに、使いやすそうな製品がありました。でも通信容量に制限があり、それが不安材料でした」。スマートフォンやタブレットだけなら、毎月5GBもあれば足りるというSさん。でも自宅のPCで普段、月に何GBくらい使用しているのかが分からず、モバイルルータですべての通信をまかなえるのか疑問だったとのこと。「モバイルルータは通信容量に制限があるのが当たり前だと思っていました。そんなときに、秋葉原の駅構内で"WiMAXルータなら、速度制限なしでネットを使い放題"という呼び込みをやっているのが目に入って。足を止めて、スタッフのお姉さんにサービスの詳細を説明してもらいました」。手続きが非常に簡単だったことに加え、それまで検討していた携帯キャリアのモバイルルータよりも月額の利用料金が安かったことも決め手になったそうだ。Sさんは「家でも外でも固定回線並みの通信速度で利用したい。運用コストもできるだけ低く収めたい。契約も簡単に済ませたい。そんなワガママな願いが叶いました。自分にとって、ベストな選択だった」と話す。現在、Sさんが契約しているWiMAX 2+対応ルータ「HWD14」(ファーウェイ製)では、WiMAX(ノーリミットモード)、WiMAX 2+(ハイスピードモード)利用の場合、2年契約で3,880円/ 月で運用できるという。具体的な活用法としては、非常に簡単で「常に持ち歩く」だ。通勤時にはタブレット端末で接続し、ニュースサイトの巡回やメールチェックを行う。またメインで使用するスマートフォンのデータ容量を節約するためにも活躍。あらかじめ携帯キャリアの料金プランで設定されているデータ容量に達することはまずないとのことだ。自宅に戻ったら自身のノートPCと接続。モバイルルータのバッテリーが残り少ない場合は、クレードルに設置する。自宅でのインターネット利用は、お気に入りのWebサイトの巡回やニコニコ動画やYouTubeといった動画サイトの視聴がメインだ。なお動画サイトをストレスなく視聴するコツは先に目当ての動画を先に読み込んでおくことだという。高速なWiMAX通信とはいえ、やはり光ファイバーサービスにはかなわないが、Sさんのように工夫することで、固定回線と比較しても不自由ない通信環境を実現できるのだ。このように、モバイルルータを十二分に活用するSさん。通信容量に制限のないWiMAXルータを選択することで、固定回線を契約せずにモバイルルータ1台で自宅のインターネット環境を構築している。本稿を呼んでモバイルルータの運用に興味を持った方はSさんの活用法を参考にしてみては如何だろうか。
2014年12月12日Opera Softwareは、Androidアプリのデータ通信量を圧縮して削除できるアプリ「Opera Max」を日本ユーザー向けに公開した。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以降で、Android 5.0にも対応する。「Opera Max」は、Android端末上の動画、テキスト、画像を含む、全アプリのデータ通信量を圧縮するアプリ。欧米ではすでに提供されていたが、日本を含む16の国と地域に新たに提供を開始した。「Opera Max」をダウンロードすると、VPNを用いて端末上の全てのデータ通信はOperaのデータ圧縮クラウドを経由するようになる。これにより、非暗号化通信はOperaのサーバーを経由し最適化されデータ通信量が削減される。同社は、ユーザーが選択しているプランの通信容量を、最大50%拡大できるとしている。ただし、暗号化されたWebサイトとの通信や、HTTPSで接続するアプリの通信は最適化の対象外となる。また、アプリごとに通信量や削減量表示タイムラインを表示できるため、ユーザーはデータの総量を確認できる。そのほか、指定のアプリをWi-Fi接続のみに限定する設定も可能となっている。
2014年11月20日NECは11月19日、韓国大手通信事業者KTとSDN(Software-Defined Networking)領域での協業に合意したと発表した。両社が協業する領域は、(1)エンタープライズ向けSDNに関する市場開拓、(2)通信サービス事業者向けSDN/NFV(Network Functions Virtualization)に関する技術協力。NECとKTは、企業・官公庁やデータセンター市場といったエンタープライズ向けのSDNに関して、共同してマーケティング、顧客開拓を行い、今後増大が見込まれる韓国市場におけるエンドユーザのSDN活用を積極的に促進する。また、キャリア向けSDN/NFVに関する技術協力では、両社は次世代ネットワークの中核技術である仮想化モバイルコアネットワークソリューション(vEPC:Virtualized Evolved Packet Core)に関する共同実証実験を行う。この実験では、vEPCを用いて、サーバ上での仮想化機能の動作検証、仮想化リソースや機能の集中制御の実証を行う予定。また、宅内通信機器の機能を簡素化し、保守関連の工数/コストを削減できる仮想化顧客宅内通信機器ソリューション(vCPE:Virtualized Customer Premises Equipment)の共同実証実験にも着手し、KTのブロードバンドアクセスネットワークサービスの運用及びメンテナンスの効率化を検証する。さらに、KTが検討しているNFVベースのネットワークを効率的に運用するための統合運用管理ソリューション(MANO:Management and Network Orchestration)の技術的な検証を共同で行う。
2014年11月19日ジュニパーネットワークスは11月12日、キャリアグレード(通信事業者向け)の仮想ルーター「vMX」を発表した。グローバルで導入実績があるエッジルーター「MXシリーズ」を仮想化したもので、x86サーバ上でソフトウェアとして稼働する。vMXは、x86サーバ上で稼働することで、MXシリーズをベースとした新たなルーティングサービスを迅速に導入可能としている。サービスプロバイダや企業はビジネスの変化に応じて、低コストで新たなサービス提供手法や提供モデルを模索できる。例えば、サービススタート時には仮想ルーターを活用し、その後サービスが拡大してきた場合には物理/仮想のハイブリッド環境に移行するといった使い方も可能だ。加えてvMXは、ジュニパーネットワークスのルーティングOS「Junos OS」で稼働し、MXシリーズ全体のポートフォリオと共通のプログラマブルチップセット「Junos Trio」に対応。既存のジュニパーネットワークス製品のユーザーは、既存の物理/仮想インフラ全体でシームレスに各機能を使える。ジュニパーネットワークスのサービスプロバイダービジネス統括本部 営業開発本部 チーフアーキテクト長滝信彦氏は、こうした同一OS上で物理/仮想環境を問わず活用できる点が他社製品と比較した際の優位性であると説明した。さらにvMXは、x86サーバ上でネイティブに動作するよう設計されており、ジュニパーネットワークスのクラウド専用ソリューション「Contrail」およびOpenStackによるオーケストレーション、ジュニパーネットワークスのネットワーク管理ソリューション「Junos Space」で管理が可能だ。vMXの提供開始日は2015年第1四半期を予定している。
2014年11月19日ソフトバンクテレコムは11月7日、デジタルサイネージ向けサービス「ホワイトクラウド ビジュアモール クイックサイネージ」のオプションサービスとして、共同通信デジタルのニュース記事を追加する「ニュースコンテンツ配信」の提供を開始した。クイックサイネージは、サービスを利用する企業や自治体がデジタルサイネージ用のコンテンツをクラウド上で管理するサービス。配信にはタブレット端末を使い、タブレット端末や離れた場所にある大型ディスプレイ上にコンテンツを表示できる。今回は「ニュースコンテンツ配信基本パッケージ」と「ニュースコンテンツ配信追加コンテンツ」の2種類を追加する。ニュースコンテンツ配信基本パッケージは、共同通信デジタルの総合ニュースや天気予報、スポーツなどを記事提供する。一方のニュースコンテンツ配信追加コンテンツは、マーケット情報(日経平均、TOPIX、米ドル/円、ユーロ/円)のコースと、防災情報(注意報・警報、地震情報、台風情報)のコースがあり、それぞれ別々に提供する。価格はすべて税抜きで、ニュースコンテンツ配信基本パッケージが5000円/画面、ニュースコンテンツ配信追加コンテンツは各2500円/画面。利用するには、初期費用と「クイックサイネージ基本パッケージ」に加入する必要がある。
2014年11月10日ケースレーインスツルメンツは、ソースメジャーユニット(SMU)「2600B」シリーズの前面パネルのUSBインタフェースを使用して、SMUと通信するためのAndroidベースのスマートフォン、タブレット用無償アプリケーション「IVy」を発表した。同アプリケーションは、スマートデバイスのパン、ピンチ、ズーム、スワイプといった操作・表示機能、計測器との通信といったコンピューティング機能、Wi-Fi、Eメールなどの通信機能を利用するため、プログラムせずに、測定データの観測、計測器との通信、測定結果の共有が簡単に行える。同社のすべてのTouch、Test、Inventソリューションと同様、操作方法がすばやく学習でき、開発が容易に行えるように設計されている。また、指先による操作でテストモードをすばやく切り替え、時間とともに変化するDUT(被測定デバイス)の応答を観測し、測定結果をインタラクティブに解析することで、DUT特性をより詳細に調べることが可能になる。さらに、独自のデザインにより、印加レベルとテスト結果のモニタリングを同時にコントロールできる。同機能により、回路のI-V特性の解析、DUTの安定度、応答時間またはドリフトが簡単に、視覚的に解析できる。そして、DUTの性能の変化はただちにグラフ表示に反映され、ピンチ、ズーム、スクロール操作により、詳細な解析またはトラブルシュートが簡単に行える。この他、移動体通信、Wi-Fi、Bluetooth、Eメール、またはDropbox、Google Driveなど、スマートデバイス内蔵の機能を利用することにより、テスト結果の共有手順が簡単になるとしている。なお、同アプリは、Android(V 4.0以上)対応のスマートフォンまたはタブレット、および「2600B」シリーズの最新リリース(V 3.1.0)ファームウェアに対応している。11月5日よりGoogle Playから無料でダウンロードできる。
2014年10月29日イオンは、スマートフォンと通信をセットにした「イオンスマホLTE」の月額通信容量を現行の2.5倍にあたる月間5GBに拡大する。11月1日より容量をアップする。月額利用料は税込3,218円のまま据え置く。イオンスマホLTEは、低料金を武器にした"格安スマホ"にあたるサービス。価格が魅力的な一方で、動画鑑賞目的では通信用量が足りない、といった声を受け、月間通信容量を増量する。増量後の月間通信容量は5GBとなり、動画再生約27時間に相当するという。イオンスマホLTEは、今年9月に発売を開始したスマートフォンと通信をセットにしたサービス。端末は「ALCATEL ONETOUCH」IDOL 2 S、通信はBiglobeの「BIGLOBE LTE・3G」ライトSプランで、下り最大150Mbpsで通信できる。
2014年10月23日日本通信は20日、ひと月あたり10GBのLTE通信が行えるSIMサービス「Platinum Data SIM」を10月中に発売する。月額税別2,980円で提供する。「Platinum Data SIM」はSIMフリー版iPad Wi-Fi+Cellularモデルでの利用を想定したSIMサービス。データ通信特化して、ひと月あたり10GB利用できるのが特徴。SIMフリー版iPhone 6 Plusをはじめ、nano SIM対応のSIMフリー版iPhoneで利用できる。
2014年10月20日ウイングアーク1stは10月1日、九州先端科学技術研究所(ISIT)が運用する学習・教育・研究向け総合パブリッククラウドサービス「Lab.Cloud」において、同社のデータ分析ツール「Dr.Sum EA/MotionBoard」を教育機関向けに無償で提供すると発表した。その最初の提供先として九州大学大学院システム情報科学研究院が決まっており、実践的なビッグデータ活用のための講義で利用される予定。Lab.Cloudは、データ分析やビッグデータ利活用に関する講義を「MOOC (Massive Open Online Course)&SPOC(Small Private Online Course)」サービスとして提供するほか、各種ツールを用いた演習・実習・実験・研究環境やアニメビデオ教材作成などを提供し、クラウド上での学習・教育・研究を可能とするもの。ISITは9月1日より、「ビッグデータ利活用事始め」と題した3週間コースのMOOCを開催しており、今後も、ISIT以外の第三者を含めたさまざまな講義を「Lab.Cloud MOOC&SPOC」上で提供する予定だ。ウイングアーク1stが今回提供する「Dr.Sum EA/MotionBoard」は、データ分析を行うBIツール。データサイエンティストの育成を目的とした「実践的なデータ分析の学習・教育と同現場での利用」を促進するため、無償提供に至ったという。これに伴い、同社は6月、高校・大学等の学校教育法に基づく教育機関での教育・研究目的に限りライセンスを無償で提供する「アカデミックライセンス」を新設している。このたびの「Lab.Cloud」への同ツールの提供により、ツールの実行に必要な計算機リソースの手配や運用、クラウド設定などに煩わされることなく、教育・研究の現場での利用が実現される。
2014年10月02日外出先で、動画を見たり調べ物をしたり、タブレット端末を利用している人は多いはず。これからの夏のお出かけにも持っていくと便利ですよね。けれども、通信速度のためにストレスを感じるのはイヤなもの。実際、観光地やレジャー・ショッピング施設などでの通信速度はどうなっているのでしょうか?(c) yo- - Fotolia.com株式会社イードによる、タブレット端末利用と親和性が高いモバイルWi-Fiルータの実効速度についての実測調査結果をみてみましょう。調査は関東・関西圏を中心に6都市(東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫)の観光・レジャー・ショッピング施設、注目のおでかけスポット計45箇所において実施。モバイルWi-Fiルータ主要4キャリアにおける実効速度を比較しています。計測にはノートPCを用い、Wi-Fiによる無線通信の場合と、USB接続による有線通信の場合の2通りで実施されました。結果は、人気のおでかけスポット45箇所における調査において、「WiMAX」が最も多くのスポットで最速値を記録。下り速度では無線36箇所/有線39箇所、上り速度でも、無線27箇所/有線25箇所と、安定した数値結果となり、「WiMAX 2+」のエリアが順調に拡大していることがうかがえる結果に。無線の最速値は、「SoftBank 4G」が記録した51.57Mbps。有線の最速値は「WiMAX」が記録した86.67Mbpsという結果がでたとか。固定の光回線と比較しても遜色のない実効速度が最新のモバイルWi-Fiルータで確認できたそうだから、東京ミッドタウンや渋谷ヒカリエ、KITTEといったショッピング施設でも、としまえん、由比ヶ浜海水浴場といったレジャー施設でも、タブレットは大活躍させられるということですね。「SoftBank 4G」「EMOBILE 4G」は、端末のスペック、通信方式、利用周波数帯が同等のため、計測結果もほぼ互角に。ただ、いくつかのスポットでは両者に大きな開きが出ました。両者は、下り最大110Mbpsの「AXGP」や、ソフトバンク 1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」、イー・モバイル1.7GHz帯など複数の通信方式・周波数帯を利用できますが、ユーザー側でそれらの回線設定はできません。そのため、同一箇所でも別の電波回線に自動でつながってしまうことが、結果の差につながっていると考えられるとのこと。キャリアや場所によって差はあるものの、おでかけスポットでもタブレットはおおいに利用できそうです。観光地でその由来を調べたり、レジャー施設でのんびり動画を楽しんだり、もちろんおでかけの移動中に道を調べたりと、タブレットが活躍する機会は多いはず。便利なWi-Fi ルータを使って、おでかけをさらに楽しみたいですね。・イード 公式サイト
2014年07月08日IDC Japanは4月2日、国内通信サービス市場予測を発表した。2013年の国内通信サービス市場は、固定音声通信サービスと法人向けWANサービスが前年比で減少した。一方で、モバイル通信サービス、固定BBサービス、VoIPサービスについては増加し、全体としては11兆3158億円(前年比成長率0.2%)になる見込み。IDCでは、国内における固定音声通信サービス市場、法人向けWANサービス市場、モバイル通信サービス市場、固定BB(ブロードバンド)サービス市場、VoIP(Voice over Internet Protocol)サービス市場の5つの合計を「国内通信サービス市場」と定義した上で分析を行った。そうした中、固定BBサービス市場およびモバイル通信サービス市場は、市場の飽和や価格競争の継続的な高まりにより、それぞれ2014年、2015年に縮小に転じるとしている。通信事業者は通信サービス収益の減少を最小限に食い止めると同時に、CAPEX(Capital Expenditure)/OPEX(Operating Expense)の合理化に向けたさまざまな施策を講じる必要性が考えられる。IDC Japan コミュニケーションズ リサーチアナリストの鳥巣悠太氏は「モバイル通信サービスに求められる施策として、VoLTE(Voice over Long Term Evolution)の品質制御による差別化や、基地局設備を通じたユーザーのネットワーク利用体験の向上が重要になる」と述べている。また同氏は「固定BBサービスに求められる施策として、Wi-Fiインフラを通じたモバイルトラフィックの負荷分散や、屋内の位置情報を活用したユーザー行動分析が必須になる。またネットワーク機能の仮想化技術を活用したインフラコストの削減も視野に入れる必要がある」としている。さらに「法人向けWANサービスに求められる施策として、中堅中小企業市場に食い込むことが必須となる。加えて通信事業者は自社のWANのクラウド向けの機能を強化した上で、主要なクラウド事業者と相互連携する体制が求められる」とまとめた。
2014年04月04日NECは11月20日、広域な通信ネットワークを迅速に構築できる陸上自衛隊向け「野外通信システム」の納入を開始したことを発表した。同日には、製品とその生産設備がある府中事業場のプレス向け公開も行った。同社の野外通信システムは、自衛隊の方面隊、師団等において、指揮・統制・情報伝達のための通信を継続的に確保することが可能で、災害時にも対応できる。また、ソフトウェア無線技術が導入されており、各種無線機として動作するアプリケーションを無線機にインストールすることで、種類の異なる無線機との相互通信が行えるため、海上・航空自衛隊およびその他関係省庁などとの通信確保も可能になる。このシステムは陸上自衛隊の方面隊電子交換システム、師団通信システム、各種機能別無線機の後継として、今年度から装備される。
2013年11月21日清涼飲料の製造、販売などを行っているダイドードリンコは、12月1日より「DyDoヘルスケア」シリーズから健康食品の通信販売を、「DyDoきれいバランス」シリーズから美容食品の通信販売をそれぞれ開始した。「DyDoきれいバランスシリーズ」からは、5つの美容成分を1本に配合している美容ドリンク「コラーゲン10000プラス フルーツプラセンタ」(6,000円/50ml)や、サプリメント「コラーゲン プラスフルーツプラセンタ」(3,000円/180粒)を発売。また、「DyDoヘルスケア」では、発売中のドリンク「燕龍茶(やんろんちゃ)レベルケア」をサプリメントにした「燕龍茶濃縮エキスつぶ」(5,100円/300粒)のほか、「マカ 雪蓮花エキス配合」(5,000円/60粒)、「ノコギリヤシ長命草&カボチャ種子エキス配合」(4,500円/60粒)などの健康補助食品を販売している。さらに、「マルチビタミン」(60粒)、「ビタミンB群」(60粒)、「ビタミンC」(120粒)、「カルシウム&ビタミンD」(120粒)、「ヘム鉄」(60粒)、「亜鉛」(30粒)など、6種類(各800円)の栄養機能食品もラインアップしているとのこと。なお同社では、全ての製品を健康食品GMP認定(全ての過程において、製品が安全に作られ、一定の品質が保たれるようにするための製造工程管理基準)工場で製造。今後品目数を増やし、本格的に健康食品、美容食品の提供を行っていくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日マイナビは、同社が運営する社会人の女性向け情報サイト「escala cafe(エスカーラカフェ)」を名称変更し、新たに「マイナビウーマン」として11月29日にリニューアルオープンした。同サイトの前身「エスカーラカフェ」は2003年にオープン。約40万人の会員から、恋愛や仕事に関するアンケート調査に基づいた記事を中心に、女性の声を反映した情報発信を行ってきた。このほどのリニューアルで、より働く女性たちのライフスタイルに寄り添ったサイトとして、様々な記事を配信していく。同サイトでは、人気のコラム、診断、恋愛小説などの連載に加え、恋愛テクニックやダイエットなど、役立つノウハウ系連載を多数準備している。さらに「ラブ」「シゴト」「マネー」などのカテゴリを細分化。新たに働く女性のライフスタイルに合わせ、「節約」「貯金」「妊娠・出産」「ダイエット」「結婚準備」といったジャンルを新設した。12月上旬より、ユーザー参加型投稿機能を追加。読者投票やコンテスト企画を実施する。初回の企画は「働く女子のコレほしい宣言」。編集部が選んだ「ネイル」「ヘア」「ガーリードレス」の写真の中から、気に入った写真を投票し、結果は人気ランキングとして同サイト上で発表する。また、記者自身が友だちに知らせる感覚でつぶやく「ムダ口ナビ」機能を追加。さらに「いいね!」よりも自分の気持ちをしっくり表現できるよう、「ふーん」「なるほどね」「びっくり」等の「感情ボタン」も加わった。リニューアルに伴い、スマートフォンに最適化したページも用意。外出先からのサイトチェックも簡単に行える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日ひと昔前と比べれば、インターネット環境は劇的に良くなりました。光ファイバー網が整備され、通信速度は向上し接続料も安価になりました。日本は、実は世界一高速通信網が普及した国だと言われます。本当にそうなの?というわけでみなさんに家庭でのインターネット環境を聞いてみました。調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まずは家庭にインターネット接続環境があるかどうかを聞きました。Q.あなたの自宅にインターネット環境はありますか?はい93.5%いいえ6.5%素晴らしい結果です。もはや約94%の家庭にインターネット接続環境があります。少し古い統計ですが、2008年の国際電気通信連合によれば日本のインターネット普及率は75.4%。世界で15位です。ちなみにこのときの第1位はフォークランド諸島で普及率92.3%。今回のアンケート結果を見るとその数値を超えていますね。では接続方式はどうなっているでしょうか。Q.インターネットにはどのような回線で接続していますか?電話回線から22.8%光ファイバー(引き込み)経由55.7%ケーブルTVなどの専用ケーブル経由14.1%そのほか7.4%光ファイバーの引き込み率はかなり高いです。なんと約56%となっています。これだけ光ファイバーを家庭に導入している国はおそらく他に類を見ないのではないでしょうか。通信速度はどうでしょうか?Q.あなたのインターネット接続環境の速度を教えてください。1Mbps未満4.1%1Mbps以上20Mbps未満19.7%20Mbps以上40Mbps未満18.1%40Mbps以上60Mbps未満18.7%60Mbps以上100Mbps未満13.9%100Mbps以上25.6%光ファイバー、またケーブル回線のおかげで高速通信を利用できているのがわかります。100Mbps以上が約1/4もいます!一方で、20Mbps未満が約24%、そのうち1Mbps未満が4%です。これは、おそらく最初に契約した回線をそのまま利用し続けているためではないでしょうか?一度契約した回線、また接続プロバイダーを変更するのは結構力技なので(はっきり言えばメンドくさい)、「速くしたいなあ」と思いながらも使い続けているのでは!?最後に、現在使っている回線の速度をどう感じているかを聞きました。コンピューターの世界では、「速度」に関しては不可逆です。つまり、いったん速い世界を体験してしまうと、二度と遅い環境には戻れないのです(笑)。それは、インターネット通信速度だけでなく、例えばスクロールの速度、画像処理の速度など、すべてそうです。「遅い」ということがわかると我慢できなくなるんです。Q.いま使っているインターネット回線の速度についてどう思いますか?速い14.0%ふつう65.9%遅い20.1%遅いと感じている人が20%います。遅いと感じながらも我慢して使っているんですね。実は、筆者も先日事務所移転のため、回線の新しい契約、プロバイダーの変更を「えいっ!」と行いました。泣きそうなメンドくささと引き換えに、100Mbpsの快適な通信環境をいままでの2/3ほどの価格(月額)で入手しました。それまでのプロバイダーは「えーうちとの契約は終わりですかー」みたいなイヤーな声を出してましたが、新しいプロバイダーの方が安価なんだから仕方ないですよね(笑)。もし「メンドくさいからなー」と思いながら遅い回線を使っている人は、思い切って変えちゃった方がいいです。価格はより安価になって通信速度も上がってますから!(高橋モータース@dcp)
2012年06月08日おいしいパンケーキとの出会いをお届けする【パンケーキ通信】。今回は、市販のホットケーキミックスで作った、簡単ミニパンケーキタワーをご紹介。卵は使わず、ホットケーキミックスと牛乳だけでシンプルに仕上げた。よくカフェで見かける、薄いパンケーキを何枚も重ねて…というのをやってみたかったが、実際はやはりある程度の厚さになってしまう。それでも、こうやって重ねるとそれなりの見た目に。そしてパンケーキといったらはちみつを!ということで、滴るくらいにたっぷりとかけていただく。シンプルだけど、ウマーい!あっという間に完食。
2011年10月31日