育児をしていると、子供にまつわるアクシデントは、何かとつきものですよね。特にママ友関係は、切っても切り離せない問題です。子供を通じて知り合ったママは友達なのか、それともウワベだけの関係なのでしょうか。ママ同士の付き合い方について、考えさせられるエピソードを6つご紹介します。東城ゆず他のママに仕事のセールスをする「保育園児の子どもの送迎時、毎日のように会うママがいるんです。そのママから“今度うちの会社のパーティーにこない?”って誘われて……。急すぎてびっくりしたのですが、とりあえず参加することに。パーティ当日、会場に足を踏み入れると、異様な雰囲気が漂っていました。実は、パーティーというのは建前に過ぎず、本当のところは、彼女の夫が経営している健康食品会社の商品販促会だったようです。参加者は次々と高額な商品を売りつけられていました。私は何とかその場から離れ、商品を買わずに済んだのですが、目的を隠してパーティに誘ってきたママのことが信じられなくなりました」ハルナ(仮名)/39歳保育園の人間関係を使って忍び寄るセールスに魔の手。もう、誰も信じられません。イベントを仕切りたがる人「保育園って、仕事や介護、その他様々な事情で忙しい人たちが子どもを預けることが多いので、決して暇な人ばかりではないと思うんです。そんな親の事情を無視して、親の交流イベントを頻繁に開催するママがいます。保育園で会うたびイベントに誘ってくる上に、“イベントの参加は任意”と言っておきながら”来ないの?”と圧力をかけてきます。こちらは送り迎えをするだけでも手一杯なのに……。少しはこっちの事情も考えてほしいですよね」アコ(仮名)/28歳どこにでも必ず一人はいる「イベント好き」「交流好き」のママ。ただでさえ忙しいのに、用事を増やさないで! とキレたくもなります。人の家族事情を探るのが好き「子どもの保育園が一緒で、お付き合いで一緒にお茶を飲む知り合いママがいるんですが、彼女が私の家庭事情をそれとなく聞いてくるのがイヤなんです。例えば、私が“今日は旦那がお休みなんだ”と話すと“平日休みなんて、ご主人は仕事なにしているの?”という感じです。最初は普通の会話だと思ったんですが、“車出勤だなんて、大企業に勤めてるの?”“旅行は、どんなホテルに行くの?”などと、細かいことまで聞いてくるので気持ち悪いです」レイ(仮名)/36歳それほど親密な関係でない人に家庭の事情を根掘り葉掘り聞かれるのは、あまり気分のいいものではありません。
2019年06月21日ペルルユーザーのみなさんの中にも、小学生以上のお子さまをお持ちの方も多いのでは?と思いまして、、今回、小学校の子どもを持つ母として、みなさんと共有できたらいいなと思いPTAコラムを設けさせていただきました。 ファッションツールやお洒落雑貨など、こだわりアイテムに目がないペルルユーザーにとってもしかしたら全然興味ないわー、っていう人もわかるわー、っていう人もきっといらっしゃるかなと思うのですが、小学生以上のお子さまのいるご家庭なら恐らく共感して頂けると思う、また大人女子ならいつかはぶち当たる人も多いであろう壁?!話題のPTA問題を取り上げさせていただきました! ペルルは、別に社会派のウェブサイトでもなければ、いわゆる女性のための生き方マガジンでもない。カジュアル系ファッションやライフスタイルを取り上げるモノマガジン系サイトなのですが、母になってもお洒落を楽しみたいと思う女性が多いペルルで、働く母向けに、ちょっとだけ共有して頂けたら、、ありがたいです。 Parent-Teacher Association、略してPTA。保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体のことなのですが、これが戦後アメリカから持ち込まれた組織のことで、基本的にPTAは任意です。が、ほとんどの学校の保護者は小学校、中学校に入るやいなやそのPTAにほぼ強制的に参加することになります。全員参加することが暗黙の了解になっているのです。学校によってはそのPTA役員をジャンケンで決めたり、アンケートで自薦他薦の枠を設け全家庭数に配布。どちらにも記入しなかったらアンケートを提出した本人が自薦とみなします、といった文面のもので次期PTA役員を選出する、いわばパワハラアンケートが夏休み明けで配られている学校もあります。このアンケート決めは、俗にいわれている推薦委員さんたちが配布したアンケートで、その中の自選者さん、表の多かった多選者さんに、次期役員さんのお願いをするかたちになります。じゃんけんで決めるのはもう本当に悪夢としか言いようがありません。。もちろん、PTAは任意ですので、加入しない手段もあるようで、各学校にある用紙にPTAの加入はしません、という書類を提出したらこのような役員決めには入らずに済む方法もあるようですが。。そんな方はほとんど1割にも満たないようです。。やっぱりないとないで困る活動なのかな?とも思いますもの。みなさん。 それでも大多数、恐らく7〜8割方の働く母たちはそんなPTA役員に関して、なるべく触れないように、やらなくても良いようになんとか逃げ切れるようにと考えている感じがします。なぜならば、その拘束時間の長さや業務量の多さ、また人間関係も大変だったり。。活動内容も入学式に始まり、親子行事、季節の学校行事、夏休みのプール監視、道徳時間の読み聞かせ、PTA新聞製作、備品管理などなど、まだまだたっくさんの細かな仕事があります。。開校100周年やら110周年ならという周年度では、他校との交流会など、プラスアルファの業務が課せられたりします。廃止してる学校もちょこちょこ見受けられるのですが、結局は、PTAとは言わずに「運動会係」「登校班係」「ベルマーク係」などといった具合で、PTA的な業務をやらざるを得ない状況なのです。 うーん。。PTAってとても大事な業務があるのだとは思うんです。でももっと簡略化して、このネット時代にプリントを配布して、集めてという作業も紙の無駄で労力の無駄もあったりするのでは?と思ってみたり。。いや、でも無くしてしまってはいけない気もするんです。運動会ではの受付や敬老席を設けたり、交通整備を行ったり、学校の特別授業、謝恩会の準備や卒業制作などもPTAさんがいなくてはならない場面も多くあると思います。いや、それを全部無償でやろうってのがやっぱり無理あると思うんです!今現在活動されているようなPTA業務は、やはりフルタイムのワーキングマザーにはかなり無理がある、というよりもできない。ちなみに私の子供の通う小学校では、1・2年生の半分以上が共働きで、学童はもうパンパン状態で午後の下校時間には学童ルームは子どもたちで溢れかえり監視の役員さんもアップアップしています。 となると必然的にPTA役員さんたちは、基本的に専業主婦の方々か融通の利くパートタイムの方などが担うことが多くなります。。専業主婦の方もパートタイムの方も全然ヒマなんかではないのに。兄弟姉妹が居たら尚更忙しい。。毎日の家事に、塾や下の子のお迎え、毎日の宿題&持っていくものチェック、学校行事、、それにプラスしてPTAって。。いやなかなかのハードワークですよ。しかも無償の。 アメリカなど、海外のようにシッターさんにちょっと子供の面倒をお願いできたりお迎え行ってもらえたりというのがスタンダードに行われていればなんとかなるのかも知れませんが、芸能人でもあるまいし、そんなお金使うくらいなら自分で行くよ!といいたくなるくらいシッターって手軽にお願いできる金額でないと思う。文頭にも触れてますが、PTAは戦後アメリカからやってきたものです。昭和の古き良き時代は、恐らく機能的にはまっていて、専業主婦の方々も多く、おじいちゃんおばあちゃんも同居したりした家庭も多く、町ぐるみで子育てしていたのではないかと思います。でも今平成も終わろうとしている現代で、PTAって、、この先も今の小学生が大人になる頃もまだこのかたちで残ってるの?えー大丈夫?!と心配になります。未来は今よりも少子化って進んでますもんね。。当然。 いや何度も書いてしまうのですが、PTA自体はあった方が良いと思う部分も多々あるんです。無償って言うのがほんとに意味がわからないんです。大切な保護者一人一人のかなりの時間を割いて、無償でやらなければいけないと言うのが。ちょっと思うんです。。PTA役員さんは有償化するべきなんじゃないかと。。 とても大変で大事な業務だからこそ、プライドと責任を持ってぜひ有償化で行って欲しいし、もし自分の子どもたちが大きくなった時にこんな風に学校のPTA問題で悩んで欲しくないな、と心から想うんです!そうしたらフルタイムで働いている人もPTA役員さんは物理的にできないけど、その分役員さんたちに業務料をお支払いしたいと思われる方々、わりといらっしゃるのでは?と思うんです! PTAは、全国の各土地土地にPTA連合会というしっかりとした組織が束ねているようです。戦争中から戦後の子どもたちを支えるべく、組織の方々が学校と保護者の間を取り持って活動されていて、産めよ育てよの時代の子どもたちの数も、現在とはまるで違っている状況だったと思います。 平成も終わる今日この頃、PTAがスタートされた昭和の時代に比べてどんどん子どもの数が減って少子化になり、働く人材がどんどん少なくなっている、だから政治家の方は主婦の方々がもっと社会に出て働いて税金を少しでも多く納入して、、などと思ってるようですが、いやいや、それであればちょっと制度を見直してもらえないかなあと、、思いますよね。。 政治家の方々がなんとかできる問題なのかわかりませんが。。「保育園問題」と合わせて、ワーキングママのお悩み「小学生の壁となるPTA問題」をもう少し取り上げて頂きたいですよね。女性はスーパーマンでないですよ。と、ちょっとした怒りの入った演説みたいになってしまいましたが(笑)、結構ググってみると、いろんなブログに吐き出している方も多くいるものですね。仕事もおしゃれもしたい、でも家事も子育てもPTAもある働く母たちの負担を少しでも軽くして頂きたい。。 くたばれPTA、されどPTA。。有償化や他の方法?で春の役員決めをスムーズにするのは恐らく平成をまたいだ新年号になるのでしょうか? 桜を素直に綺麗だなと思って春を迎えたいですよね。桜を見て、あー、PTA・係決めの時期だーと思いたくない。。働く母たちの切なる願いです。みなさんたちのお子さまの学校はいかがですか? txt:ymst
2018年12月20日みなさんは、家族や家庭内の問題について、どのように解決を図っていますか?わが家には今年小学生になった息子がいるのですが、この息子がしょっちゅう忘れ物をするという問題に頭を抱えていました。そこで突発的にやってみたのが“家族会議”。わが家ではこれを機に、家族会議を月1実施するようになりました。今回は初めての家族会議の様子と、効果についてお伝えします。息子の忘れ物問題を家族会議にかけることに家族会議を行う前は、母である筆者が1人で悩んでいました。母親が一緒に準備をしたほうがいいのか、持ち物リストを作って1人で準備させたほうがいいのか、忘れ物をして困るのは自分自身だから、放置して自分で気づかせるのがいいのか…など、どうするのがベストなのか答えを出せずにいました。そのうちに、そもそも息子の問題を母親がなんとかしようという考え自体に違和感が…。そこで思いついたのが家族会議です。家族全員で問題をシェアすることによって、新しい考えがでてくるのではないかと思い、急きょ家族会議を開くことにしました。会議はいつもとは違う雰囲気で「今日は会議で遅くなるんだよ」と普段から父親に聞いていたので、会議というワードには敏感だった息子。家族会議と聞いて、大人の仲間入りを意識したのか、なんとなくうれしそうにしていました。みんなにお茶を配り、ホワイトボードとノートを用意して開始です。「家族会議1回目のテーマは、息子の忘れ物対策についてです!」このようにあえて敬語を使うことで、普段の会話とは違うということを演出しました。発言をするときは挙手、発言中にほかの人は口を挟まない、などその場でルールを決めながら行い、出てきた意見はノートに書きだしました。最終的な決断は、問題を抱えている息子自身に委ねました。息子が選んだのは「家を出る5分前に、母親が最終チェックをする」というもの。これは息子自身が提案した意見です。これで解決しない場合は、また次回の会議で話し合おうということで話を終えました。会議で得たもの今回の会議では、3つの効果を感じました。1つ目は、当初の目的だった問題の解決ができたこと。ひとまず一件落着です。2つ目は、冒頭で触れたように、家族の問題を家族間でシェアできること。問題が小さければ小さいほど、子どもと母親で完結してしまいそうですが、普段学校での話を聞くことの少ない父親も、会議に加わることによって様子を知ることができたようです。3つ目は、子ども自身が考え、決断できたこと。親が先まわりすることなく、子ども自身に問題意識をもたせることができ、また結論を子どもに出させることで、責任感につなげることができた気がします。自分で決めたことと、親に指図してやることでは、大きく意味合いが異なるのではないでしょうか。なお、わが家には息子のほか、4歳の娘と0歳の赤ん坊がいるのですが、4歳の娘は早々と飽きてしまいました。会議を行うには、それなりの年齢でないと難しいようです。今は月に一度家族会議を実施し、その時々でテーマを変えて楽しんでいます。キャンプの場所選びなどは娘も話に加わってきますし、子どもの意見をとり入れると意外と見えていなかったことが見えてきたりもします。「子どもがいつも遊んだものを片づけない」「パパが脱いだものをそのままにする」など、家庭内に悩みがあれば、一度家族会議で話し合ってみてはいかがでしょうか?<文・写真フリーランス記者:沖田かへ>
2018年08月29日プレママのみなさんこんにちは。ワーママライターの水野アキです。マタニティライフ楽しんでいますか?妊娠前当たり前にしていたことが色々気になってしまいますよね。今回は特に気になる美容問題であるネイル、ヘアカラー、ホワイトニングについてみていきましょう。ネイルはOK?体調が安定しない場合、出産直前はNG分娩予約をする際、助産師さんから、ネイルを分娩時はしないようにと説明を受けました。理由は、爪の色をみて、体調を判断する からだそうです。緊急時の場合もあるため、外しておくのを勧められました。私は、ジェルネイルを妊娠発覚時にしていましたが、助産師さんからの話を聞いたので、ネイルサロンで外すことにしました。しかし、安定期のときにお友だちの結婚式があったのでその際は、マネキュアをしました。万が一のことがあるといけないので、カバンに母子手帳と一緒に除光液も入れておきました。ヘアカラーはOK?!体調は考慮しつつと美容師さんに相談がオススメ私の通っている美容院では、カラーはしても大丈夫だと言われました。ただ、妊娠中で頭皮がデリケートになっていることもあるから、頭皮から数mm離してより頭皮にカラー剤が付かないようにしていると言われました。オーガニックのカラー剤もあるようなので、美容院に聞いてみるのも良さそうです。美容院は長時間座る、シャンプー時は仰向けになるので、安定期(妊娠16週〜妊娠28週)の間に行くことがベスト です。私は、長時間美容院にいるのが嫌だった(カラー剤やパーマ液の臭いが苦手でした)ので、カラーはせず、妊娠中は、2回ほどカットのために、美容院へ行きました。仰向けが辛かったのでシャンプーはなしのドライカットにしてもらいました。美容師さんはプロです。妊婦さんのお客様もたくさん経験されています。気兼ねなく相談しましょう。ホワイトニングはNG!歯のケアは必要!結論からいうと、ホワイトニングはしてもらえない です。理由としては、ホワイトニングに使う薬剤の胎児への影響がないといい切れないからのようです。私の通っている歯科医院では、「赤ちゃんに悪いという文献もないけど、完全に安全という文献もないから、妊婦さんにはやらないことにしている」と言われました。ただ、妊娠中は、口内環境が変わるので、歯医者さんのケアは大切です。母子手帳にも、歯科検診の補助券が付いてることが多いと思います。私も悪阻が落ち着いた安定期頃から、臨月になり、仰向けになるのが苦痛になるまで、通っていました。やはり、妊娠前とは違い気にする事は多いですね。予約時に妊娠中であることを伝え、相談するのが1番だと思います。妊娠中は、人生の中で何度もあることではありませんよね。マタニティライフ、楽しんでくださいね。●ライター/水野アキ●モデル/貴子
2018年07月11日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「『保育園落ちた』自分が終われば他人事? 待機児童・保活問題を終わりにするために」 で実施したアンケート。「待機児童・保活問題について、ご意見をお聞かせください」に、いま、まさに「保育園落ちた」の人たち、そしてすでに保活が終わった人など、幅広い層から多くの意見が集まりました。待機児童が叫ばれて久しいのに、一向に解決する兆しがみえてこないこの問題。どうしたらこの状況を改善できるのでしょうか? 現実にこの問題と向き合っているママ、そして保活が終わったママの生の声をご紹介します。■「保育園落ちた」この理不尽どうすればいいの?ネットでは今年も「保育園落ちた」の悲痛な声が集まっています。しかし待機児童問題というのは、ちゅいママも言うとおり、当事者にならないと「へぇ~~そんなに入れないのか~」と、対岸の火事になりがちです。まさに! 来年度の保育園、ダメでした。第3希望まで出したのに…。いまは職場の託児所に4歳1歳児を預けてます。結局、4歳児は来年度から幼稚園に通わせることに。仕事は多分、辞めることになると思います。どうすりゃいいんでしょうか? 本当に子育て世代のこと、考えてほしい。まさに私も待機児童問題に直面しております! こんな田舎でも待機児童問題があったなんて…!とショックを受けました。私の職業は育休、産休制度がないので妊娠したら一度辞めなくてはならず…。育休明け職場復帰の方が優先される市の仕組みに、正直、腹が立ちました。たしかにこれまで対岸の火事の心境で、保育園利用保留の通知が届いたいま、つらくて悲しくて仕方がありません。決まっている仕事に行けない理不尽な状況。キャンセル待ちのような状態で待つのは不安ですし、職場にも何らかの連絡をしたいのに宙ぶらりんで社会人としての責任が果たせないかもしれないこの状況に常に落ち着かない心境です。筆者も0歳から3歳まで認可保育園に落ち続け、家からかなり遠い認証保育園に通わせていた経験があります。見学で訪れた保育園に「いまから見学に来ても遅いよ。妊娠中にみんな申し込むわよ」と言われたショック。深刻な状況と聞きつつ、妊娠、出産とドタバタするなか、まだ産まれてもいないのに保育園を探すなんて、正直頭にありませんでした。「子どもが産まれたことで失職しても我慢するのが当然とされてきましたが、もっと怒ってもいいのかなと思います」という意見もありました。ママたちが声をあげだしたことによって、この問題が表面化し、国などでも重要課題として意識されてきたんだろうと思います。■保活でママが味わう世の中の矛盾ママたちは、保育園に子どもを預けると決めた瞬間から、「保活」が始まります。しかしここで味わうのは、世の中の仕組みの矛盾。「ニワトリが先か卵が先か」この命題を常に突きつけられます。出産してから仕事を探そうとしたとき、ハロワにはとりあえず保育園に入れてと言われ、区役所には仕事が決まってないとまず無理!(決まってても無理!)とあしらわれたのを覚えてます。結局預けられず2歳半になった息子を抱え現在も専業主婦。保活の苦労せずに働きたい…。保育園に落ちて仕事を辞めて、再就職するのが大変。仕事が大好きでキャリアを一生懸命築いた人でも保育園に落ちたら辞めるしかないんです。例えばサラリーマンの方々に「保育園落ちたから仕事辞めて」っ突然言ったらどう感じる? 「日本死ね」って言っちゃう気持ち少しはわかるんじゃないかな。時短で働けば保育園審査の順位は落とされ、兄弟が別々のところになることも多々ある。別々の保育園に仕事前に預ける大変さは実際にその状況になった親でしかわからない。そのことを自治体に訴えても「ルールですから」と言われる。なかには保活のことを「つわりでつらかろうが働き続けて、はじめて立てるスタートライン」として、意地でも産休まで会社を辞めずに乗り越えたという人もいます。でもなかには、妊娠高血圧症候群などでどうしても仕事が続けられなかった人も。そして一度職を手放してしまうと、今度は職にもありつけず、保育園に入れないというダブルの苦しみも生まれます。保活のために有利とされる出産月まであるというのは、異常な状態だと言えるのでは。こんな状態にも関わらず「わが都市は待機児童は0」と公言するところも。しかし実態は、車で片道1時間弱かかる保育園のみ。希望する保育園に入れるとはほど遠い状況だったという場合もあるようです。■国は本当に待機児童問題解決したいと思っていますか?「一億総活躍社会」の実現のなかには、あたり前ですがママだって入っています。女性が活躍できる社会、子どもが多く育つ国というのは、人口が減り続ける日本にとっては緊急課題のはず。でも「本気で対策する気があるんですか?」と問いたくなるのがいまの日本の社会です。あらたに政府が打ち出した「幼児教育無償化」。今回のアンケートで、このことに期待する意見は1つもありませんでした。その代わりに多くの人が求めたのが、「保育園全入」。仕事をしようと思っている人、仕事を開始する人など、「希望する人が、希望する保育園に全員入れる」ことを願っています。結局国の偉い人が現状を理解していないんだと思います。保育園無償化とか、まさにその証拠。むしろ「保育料上げてもいいから保育園作ってくれ!」と思うのが、保育園落ちて育休延長せざるおえなかったわが家の気持ちです。全国の待機児童をなくしてから無償化とかを進めるべきでは? と思います。保育園無償化は、「やむにやまれず…」ではない潜在需要を掘り起こすことになり良くないのではないかと思う。むしろ、「なるべく手元で育てたいわ」と思えるような子育て支援を充実させるべきでは(気軽に相談や親のリフレッシュができる支援センターなど)。そして、「子育てって楽しくて価値のある仕事! 家で見てるお母さんも十分総活躍の仲間に入ってるよ」という社会のリスペクトがもう少しあってもいいかな。また保育士の待遇改善を求める声も多くありました。実際に保育士をしていたという人からはこんな悲痛な声が聞こえてきました。元保育士でした。いずれまた保育士で復活したいかと問われると、保育現場は避けてほかの職に就きたいと思っています。現場では、子どもはかわいいし、楽しい仕事だと思います。が、年配の保育士からの頭が固い保育や、保護者からの容赦ない要望と保育から離れたクレーム、残業と家に持ち帰りの仕事の多さに、給料が本当に少ない。割りに合わなさすぎてまたやりたいな、とは思えないのです。保育士の待遇を改善しないことには、箱ばかり作っても大切な子どもの命を預かる保育士がいなければ立ち行かなくなります。このように待機児童問題というのは、あらゆる側面で考えていかなければいけない問題だと痛感します。だからこそ国として「子どもを育てること」「保育・教育」の根本を変えていかなければいけない問題なのではないでしょうか。■どうしたら後に続くママを助けられる?しかし待機児童は、本当に国だけの問題なのでしょうか。ちゅいママは、待機児童問題の1つの要因として、「『喉元過ぎれば他人事になってしまう』側面があるからなんじゃないか」と提言しています。「保育園に入れるまでにはあれだけ困っていたはずのに、入園できたら後に続く世代を助けてあげたいという気持ちが薄れてしまう」。このことに読者からも「当事者が年度で入れ替わり、継続して訴える方が少なかった待機児童問題の根幹」という意見をいただきました。「喉元すぎれば他人事」もたしかにあるし、経験のない人には「努力したらどこかには入れるんでしょ」程度の認識だなと感じます。育休を終えて復帰したのですが、社内でも「戻れたのは当然」と見られているように感じます。ちゅいママさんのご意見に大変反省いたしました。主人に転勤があるため、正社員で働きにくく、幼稚園からでいいかなと考えています。そのため保育園探しはしていません。正直他人事になっていました。選ばれる仕組みも知りません。「何ができるだろう?」他人事と思わず、すなおに大変さを聞き入れる耳を持ちたいと思いました。ただ他人事になってしまうのは、なにも「私は終わったからもう関係ないわ~」というお気楽な気持ちから出ているわけではないんですよね。だって保育園時代だけがママなわけではないのですから。書いてあるとおりだと思います。ただ、子育て世代はみんな自分の生活に手いっぱいなんだと思います。声あげたくても、行動したくても優先順位は日々の生活だと思います。声上げてくれてる人も切羽詰まっててそうぜざる得ないというか…ほんと子育て世代にはしんどい国だと思います。保育園が終われば待っている「小1の壁」「小3の壁」「中学受験」…。ママの戦いはなかなか終わりません。でも自分が保活で苦しんだ気持ちを、同じようにこれからのママにも味わわせてやりたい! なんて人は少ないでしょう。「待機児童問題を他人事にしない」これは経験したママだからこそ言える宣言ではないでしょうか。選挙に行く、会社の同僚ママが困っていたら話を聞いてあげる、パパともたまには待機児童について話題にとりあげてみる。こんなささいな意識だけでも、世の中もう少し良くなっていくように思えます。寄せられたご意見にもあった通り「他人事と思わず、大変さを聞き入れる耳」を持つこと、自分は当事者じゃなくても、大変な状況にある人たちに寄り添う気持ちを少しずつでもみんなが持てれば、現状が少しでも良くなるんではないかと信じています!待機児童・保活問題について、ご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:202(アンケート集計期間:2018/2/1~2018/2/5)
2018年02月08日ママが悩む問題として取り上げられがちなのが“嫁姑問題”。女性同士ならではの陰湿(?)なバトルがたびたび話題となりますが、実は姑と同じぐらい“舅”も苦手というママは少なからず存在します。ママと義父(舅)の問題はあまりクローズアップされませんが、皆さんどのようなことで義父を嫌いになってしまうのでしょうか。そこで今回は、実際に義父が苦手だというママたちに、「義父を嫌いになったキッカケ」について聞いてみました!●(1)子どもを怒鳴った『初めて会ったときから厳しそうな人だとは思っていましたが、私にはいつも優しく接してくれるのでわりと良好な関係でした。でも、子どもが生まれてから性格が一変。私には相変わらず優しいですが、子どもに対してはしょっちゅう叱りつけます。この前は義父が本を読んでいるときに子どもが話しかけたことに激怒し、「うるさい!」 と怒鳴りました。それから大嫌いです』(37歳女性/主婦)教育方針の違いで義父を嫌ってしまう人は少なくないようです。子どもに対してどのように接するかは各家庭で違うものですが、人によってはかなり厳しく接する人もいます。自分なら怒らないであろう小さなことでも怒鳴りつけて、子どもを萎縮させているのを見るのはママとしてはツラいものですよね。義父からしてみれば愛情あっての行動かもしれませんが、ママにとってはただの“乱暴な義父”としか映りません。●(2)ヘビースモーカー『うちの義父は一日にタバコ2箱を吸うヘビースモーカー。子どもが遊びにきても当たり前のように吸っています。正直このご時世にタバコ吸ってるなんてありえないし、子どもの健康が心配でしょうがない です。このまま喫煙を続けるつもりなら距離を置こうと思っています』(39歳女性/事務)最近は嫌煙ブームで喫煙者の数もだいぶ下がってきていますが、高齢で長年吸い続けてきた人の中にはやめられずに今も吸っている人も多いもの。また、昔はタバコの煙に対して今よりも寛容だったため、子どもが近くにいても平気で吸ってしまうという人もいるようです。これは自分だけでなく子どもの健康に関わる問題なので、嫌悪感を持たれるのは当たり前ですね。●(3)酒癖が悪い『普段は優しい義父ですが、お酒が入ると悪態をついてくるので困ります。翌日にはケロッと忘れているようですが、私は「この人は内心私をバカにしてる」 という思いが拭えずまともに会話もできません。夫には絶対あんな父親になってほしくないです』(31歳女性/編集)酒癖が悪い人も嫌われがちですよね。機嫌が良くなったり相手を褒めたりするタイプの人ならいいですが、けんか腰で相手を否定するタイプの人なら最悪です。たとえ普段がどんなに良い人であろうと、一度でもそういうことをされたら嫌いになってしまうものです。●義父と上手に付き合うコツ本当なら良好な関係を築きたいものですが、どうしても義父とそりが合わないという場合は「この人は他人」 と割り切ってしまうと楽になります。「良い嫁になろう」「好かれよう」という気持ちがあればあるほど、義父の嫌な言動を我慢しすぎてしまいます。嫌な気持ちをあまり抱え込まず、それをそのまま態度に出したり、夫に愚痴を言ったりすることで改善されることもあります。また、顔を合わせるのも嫌という場合は、疎遠にするのも良いでしょう。会うのはお正月やお盆だけ、という風に決めておくと楽になります。----------いかがでしたか?意外とこじれがちな義父と嫁の関係。もしも性格が合わないようであれば、適切な距離感を保って上手に付き合っていくようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年09月17日コミュニケーションツールとしてSNSを活用しているママは少なくありません。便利であったり交流を深めたりする一方、トラブルになるケースも色々とあります。どんなトラブルが予想され、回避するためにはどうしたら良いのでしょうか?SNSを楽しみながらも上手にトラブル回避する使い方を知りましょう。どんなSNSが使われている?SNSとは「ソーシャルネットワーキングサービス」の頭文字の略で、「人と人とのつながりを促進・支援する、コミュニティ型のWebサイトおよびネットサービス」のことを言います(IT用語辞典より)。数多くのSNSが存在しますが、7割のママが使っているのがLINEです。以下人気のものとしては、Facebook、mixi、twitter、Instagramなどがあります。一方、「まったく利用していない」「あまり利用していない」というママも2割強いるようです。LINEとFacebookのトラブル対処 SNSの中でも利用しているママが多いLINEとFacebookで、ママが困った実例と対処法を見てみましょう。まずはLINEについてです。・既読がつくので「すぐに返信しなくては」といつも気になる→「既読スルー」(既読がついているのに返信せず無視すること)と思われるのが怖くて、手が離せない時でも「返事をしなくては」とプレッシャーに感じる人がいます。LINEの着信音はオフにできるので、ひと段落した時に見て返信するようにすれば、既読スルーを気にしなくて済みます。・会話をやめるタイミングが分からず抜け出せない→グループトークから上手に抜け出すには、子ども・夫・姑をうまく使うと角が立ちません。「子どもが起きてきたのでまたね」「旦那が帰ってきてご飯支度するので悪いけど抜けるね」などを理由にすると、お互い不快感を残さずに会話を切り上げることができます。・LINEに書いたことが他の人にも広まってしまった・ママ友が書いた悪口が本人に伝わってしまった→悪口や愚痴は基本的に書かないようにしましょう。一度書いてしまった内容は自分側は削除できても、相手側には残ります。悪口のつもりがなくても、微妙なニュアンスの違いで本人が知ったら嫌な思いをすることもあります。一度関係が悪くなると修復は困難になります。基本的なことですが、SNSに限らず悪口などは言わないに越したことはありませんね。スクリーンショットを撮られて残るパターンもありますので、大事な話もLINEではせずに直接話しましょう。Facebookのトラブルは以下の2点が主なものです。・勝手に子どもの写真を公開した、された→Facebookに写真をアップする際、他の子が写っていたら注意が必要です。アップする場合には必ず相手に許可をとりましょう。許可を取れない場合は、他の子をスタンプで隠す、切り取るなどの加工をして配慮しましょう。・嫉妬されたり、イイネをしないと関係が気まずくなる→悪口などを書かないという点は他のSNSと同じですが、いいことばかり書いていてもそれを読み手が必ず好意的に受け取るとは限らないということを意識する必要があります。また、読む側も自分と比較してジェラシーを感じたりする必要は全くありません。あまり親しくないママとも付き合いでつながることが心配であれば、Facebookをしていることをあまり公にしないということも考えましょう。一番大切なのはリアルなコミュニケーション様々なトラブルがありますが、結局のところリアルなコミュニケーションを取ることができていれば避けられることがほとんどです。例えば既読スルー問題は「LINEが苦手だから返事が遅くてごめんね」などと言っておけば「無視じゃないのか」と思ってもらえます。SNSは便利なツールですが、リアルな人間関係が最も重要であくまで補完するものだと心得ておきましょう。ママ友と仲良くするのは悪いことではありませんが、必要以上にプライベートに踏み込まれることを嫌がるママもいますよね。適度な距離を保ちつつコミュニケーションを取っていれば、SNSのトラブルも心配することはありません。便利なものを上手に使い、トラブルに発展することのないようにしたいですね。
2017年07月20日中学生でもスマホが当たり前になりつつある今、LINEによるいじめが問題になっています。そこで、千葉県柏市で中学生と親を対象に「LINE」のやりとりを監視するアプリの無償提供を実験的に開始しました。この取り組みに実際のパパやママはどう思っているのかを聞いてみました。Q.お子さま同士のLINEでの会話の監視、どう思う?1.賛成 26.1%2.どちらかといえば賛成 29.2%3.どちらかといえば反対 21.0%4.反対 8.5%5.わからない・どちらとも言えない 15.2%どちらかと言えば賛成が29.2%ともっとも多い回答になりました。賛成という回答も含めると55.3%と半数を超える結果に。とは言え、反対派も3割いるので親としても心は揺れているようです。■一定のセーフティネットにはなる親としてはいじめを回避できるのであれば使ってみたいというのが本音。とくに、過去子どもがいじめにあったことがある、もしくはいじめのような経験がある人にとっては、安心材料になります。「何も手を打たないよりはマシ」(神奈川県 40代女性)「LINEいじめ、心配です。なので賛成。過保護なのかもしれませんが、できることなら学校でLINEを禁止にしてほしいと思ってます」(千葉県 30代女性)「想像以上に子どもたちの動向に学校や保護者は無関心。信用していると言えば聞こえばいいですが」(新潟県 40代女性)■監視するなら持たせるべきではないそもそも監視などが必要ならスマホを持たせるべきではないという意見が多数。スマホを持たせる前に親がしっかり危険性や使い方などを教えることが大切で、学校や市などましてやアプリにまかせるのはおかしいという人もいました。「そこまで管理・監視する必要があるなら、まだ使用すること自体が早い」(千葉県 40代女性)「監視しなきゃいけないなら、持たせない方がいいと思う」(千葉県 40代女性)「市や学校が監視する前に、親がきちんと管理すべきものだと思う」(鳥取県 40代女性)■いじめっ子はどんな監視もすり抜けるアプリでいじめが回避できるのかという疑問を感じる人もいました。本当のいじめはむしろ大人たちの目に見えない水面下で行われていることがほとんど。LINEの監視をするしないというよりも、何かあったときに話し合える親子関係を作ることが大切です。「はっきり言って無駄です。なぜかというとワードに反応するものだから。本当に指導が必要な子は、上手にすり抜けるものです。スマホは大人よりも子どもたちのほうがはるかに使いこなしています」(神奈川県 40代女性)Q.お子さま同士のLINEでの会話の監視、どう思う?アンケート回答数:8032件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年07月03日1年ほど前に千葉県市川市で、住民の反対により保育園開園が断念となったことが話題になりました。都市部ではまだまだ待機児童問題が騒がれるなか、保育園を作ろうとしても作れないという事態が起きているようです。この問題、同じ立場のママやパパはどう考えているのでしょうか?Q.子どもの声が原因で…保育園開園断念、どう思う?1.賛成 37.9%2.どちらかといえば賛成 19.0%3.どちらかといえば反対 14.7%4.反対 13.0%5.わからない・どちらとも言えない 15.3%子どものいるパパやママたちが保育園断念に賛成という声がもっとも多い結果となりました。■本当の問題は親のマナーが問題の場合も?子どもたちの声が騒音だということが注目されていましたが、それよりも実際に問題だと感じるのは親の送迎マナーという声もあるようです。近くに保育園がある人たちのリアルな声をお聞きください。「近所に保育園があるが、実際にいちばん問題なのは、送り迎えをする保護者の車や自転車の問題。声は騒音にはならないです」(東京都 40代女性)「歩いて1分の距離に保育園があります。確かに日中静かではないし、泣き声も聞こえてきます。でも、いちばん嫌なのは夕方迎えに来る保護者の方々の路駐です。我が子もまだ低学年なので迷惑だなと思っています」(神奈川県 30代女性)■社会が子どもたちの成長を見守るべき少子化問題や待機児童問題があるなか、保育園の騒音に対して苦情が出るなんて信じられないという意見もありました。こんな大人が多い社会で子どもを育てたいと思う人がいるのでしょうか?「子どもの声で反対するのはありえない」(千葉県 50代女性)「子どもの声は騒音に値しないです」(神奈川県 30代女性)「子どもがあっての未来だと思う」(新潟県 40代女性)「保育園ができるのは大賛成だけど、住宅街の道が狭いところではトラブルが絶えないので、場所を考えて作ったほがいいと思う」(千葉県 30代女性)「ありえない! 子どもは社会が育てるとか言ってるくせに結局こうなる」(千葉県 40代女性)■知らないうちに近所に保育園が移設ある日突然、家の近くに保育園ができることを知ったという人もいました。近隣住民への説明がまったくなかったというのは、保育園側もやや強引な印象があります。開園したあとも協力していく人たちには、やはり事前の説明はある程度必要ではないでしょうか。「近所に知らないうちに保育園が移設されてきました。役所関係や同業者には内覧会や説明会があったのに、近所の住人にはひとつの説明もなく突然移設されてきました。子どもの声は気にならないのですが、送迎の態度の悪さや家の前で世間話などをされるととても迷惑です。今回閉園するにあたり苦情があったのは子どもの声がうるさいという理由だけではなかったのだと思います」(神奈川県 40代女性)Q.子どもの声が原因で…保育園開園断念、どう思う?アンケート回答数:8887件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年06月05日新入生ママを戸惑わせるのが、小学校でのPTA問題。多くの小学校では、「子ども1人につき1回は役員・委員を」といった暗黙のルールがあります。共働き家庭に配慮されていた保育園とは異なり、小学校でのPTA活動の多くは平日の日中。「仕事があるから」は役員や委員免除の理由にならないため、仕事とPTA活動の両立に苦慮しているママも多いようです。■「PTAやめた」と考える前にPTAが任意団体であることは昨今のニュースでも報じられています。実際問題、PTAを積極的にやりたいと思っているママは、専業、兼業問わず多くないのではないかと思います。でもだからといってすぐに「PTAやめた」とは声をあげることもできないのも実情。また「やりたくない」と思っていても、くじ引きなどで引き受けざるを得ないことも。まずは自分の学校のPTA活動について調べてみてはいかがでしょうか? もしかしたら仕事との両立ができる活動や子どもにとって必要な活動も見えてくるかもしれません。■各委員の活動内容をリサーチまずは委員会の種類や活動内容をリサーチしてみましょう。PTAには、活動の中心となる本部役員をはじめ、各クラスのとりまとめを行う学級委員、保護者向けの交流会などを主催する文化委員、広報誌を発行する広報委員など、さまざまな委員会が設置されています(委員会の名称は学校によりさまざまです)。委員会の中には、平日の会議が比較的少ないものもあるかもしれません。たとえば、広報委員会の作業として、運動会や発表会の参観のついでに写真撮影すれば対応できる場合もあります。また校外委員会の場合には、出勤前に通学路の見守りや夏休みの夜間見回りといった活動内容で、子どもの安全な通学、日常を守るために必要な役割を担っています。さらにこうした校外活動は、あまり仕事に影響せずに対応できる可能性も。一般的に「PTA活動は子どもが低学年のうちに引き受ける方が負担が少ない」といわれています。自分にできそうな委員会があったら、早めに立候補してしまうのも手です。■積極的に引き受けられる作業いまは1人1台のスマホが一般的になり、ネット環境もとても身近なものになりました。でも、「パソコン作業は苦手」という人もまだ少なくありません。アナログ作業が多いPTA活動の中でも、お知らせのプリントやチラシ、パワーポイントを使った発表用資料の作成など、パソコンスキルが必要となる場面もあります。書類作りや調べ物など、自宅でできる作業は積極的に引き受けることで参加するという方法もあります。仕事の都合でどうしても会議に出席できないときも、「その代わりに書類は作っておきます」ということになれば角が立ちにくいかも。■ママだけの活動ではないPTAの「P」は「Parent=親」の意味。活動に参加するのはママだけ、という決まりはありません。委員会の会議などは、パパに参加してもらうのもひとつの方法です。「仕事でPTAの会議を欠席」というママにはときに厳しい視線が向けられることもあるPTAですが、なぜか男性であるパパが参加すると、「仕事もあるのにPTAに参加するなんてスゴイ」といった雰囲気に。同じように仕事を持つママとしては少しモヤモヤしますが、そこはこらえてパパに頑張ってもらいましょう。PTAの会議では「本題に関係ないおしゃべりで時間が無駄に過ぎる」という悩みもよく聞かれます。参加するのがパパなら、そんなママたちのおしゃべりもシャットアウトできそうです。さらにパパに期待したいのが、会議の効率化。仕事で培ったプレゼン能力、時間の使い方工夫をPTAでもいかんなく発揮して、「これはこうしませんか?」と提案してほしいところ。ほかのママも提案したくてうずうずしている場合もありますが、どうしても女性同士では軋轢が生まれそうで言えないものです。共働きやシングル家庭が増えている最近では、委員会を設置せずイベントごとにお手伝いの保護者を募るなど、より多くの保護者がPTAに参加できるよう工夫されている学校もあるようです。PTA活動の意義についての意見も聞かれるようになった昨今。自分の目でどういった活動をしていて、子どもにとって何が有意義なのかを把握することも必要な時代になってきていると思います。学校にすべて任せて安心するのではなく、学校への意識を高めるために、PTA活動について考えてみたいですね。
2017年03月04日ママたちの会合では、食事だけでなくカラオケに誘われることもあります。でも年齢も趣味もバラバラなママ友と一緒の場合、何を歌えばいいのか悩みますよね。そこで、みんなが盛り上がって、かつ「浮かない」ための選曲を先輩ママに聞いてみました。■困ったときはアイドルソング!みんなが知っているアイドルソング。ノリノリの歌が多いし、懐かしさも手伝ってかなり盛りあがるようです。・「私たちの世代はモーニング娘。やSPEEDにあこがれていた子が多いから、絶対に盛りあがる! アラフォーママも知っているので、ノリのいい歌を中心に選べばOKだと思います。職場のカラオケでも使えます」(30歳・4歳児のママ)・「アイドルソングは振り付けも楽しめるから、子どもが一緒でも盛りあがります。AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』はみんなで踊れるので楽しい」(31歳・小学3年生のママ)・「ジャニーズなら世代的に嵐のママが多いけれど、みんなが知ってるとなるとSMAPのほうが盛りあがるかな。ベタだけど『世界に一つだけの花』はほとんどの人が歌えるので、マイクを回して歌います」(35歳・小学1年生のママ)ポイントは、「幅広く知られている」「ノリがいい」「振り付けも楽しめる」ということでしょうか。ヒットしたアイドルソングはこれらをすべて満たしてくれるのでバッチリですね!■子どもと一緒に歌うなら?ママだけでなく、子どもも一緒となるとさらに選曲が難しくなります。そんなときに役立つセレクトも教えてもらいました。・「アニソンは鉄板。子どもが『ちびまる子ちゃんを歌う!』といったので“ピーヒャラ”のほうかと思ったら、エンディングに流れる桑田佳祐の『100万年の幸せ!!』だった。いかにもアニソンじゃなくても、アニメのテーマソングに使われた有名アーティストの曲は子どもも知っているみたい」(38歳・小学2年生のママ)・「AKB48の『365日の紙飛行機』は、ママよりも子どもたちのほうが歌いたがる。学校で歌うことがあるみたいで、学生時代の友だちと子連れでカラオケに行ったとき、子どもたちがマイク争奪戦を繰り広げていた」(31歳・小学4年生のママ)・「星野源さんの『恋』は忘年会で盛りあがりました! 謝恩会までに恋ダンスをマスターします!」(41歳・小学5年生のママ)アニソンというとわかりやすいテーマソングを思い浮かべますが、有名アーティストが楽曲提供していることも多いですよね。たとえば映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌になった「ひまわりの約束」も保育園で歌われていることが多く、こうした歌ならママでも歌いやすいかも?■メンツによっては気をつけたい歌は?みんなが知っている曲なのに、場があまり盛りあ上がらないなんてことも。そんな失敗をしてしまったママの経験談を紹介します。・「ウケ狙いで昭和歌謡を入れてみたけど、全然盛りあがらなかった。サビのところで『あー、この歌かー』という声が聞こえたので、懐メロ系はかなり有名な曲じゃないとビミョーかも」(37歳・小学2年生のママ)・「世代的にあゆの歌はみんなが知ってると思ったけど、なんかイマイチ盛りあがらなくて…。ほかの会で、ママ友がイントロから『アリーナー!』とあゆのまねをしたら盛りあがったので、歌い方やメンツにもよるのかもしれない」(35歳・小学1年生のママ)・「以前ママ会で、西野カナの『会いたくて 会いたくて』を歌ったママ友がいて。そのときに『昔の男を引きずっているのかしら?』と言っていた人がいたんです。ラブソングは歌詞に気をつけたほうがいいと思いました」(33歳・小学4年生のママ)・「男性ボーカルの曲はキーが合わなくて失敗した。友だちとなら好きな歌を歌えばいいけど、ママ会ではちゃんと歌える曲を選んだほうがいい」(39歳・小学3年生のママ)・「ママ会のためにはりきって最新のヒット曲を覚えたのに、誰も知らないという事件が…。やっぱり定番曲のほうが盛りあがる!」(40歳・小学3年生のママ)気心の知れたママ友ならともかく、初めて一緒にカラオケへ行くような相手なら、定番曲を選ぶのが無難のようです。また、変な詮索をされないよう、歌詞にも気をつけたほうがよさそう。せっかくカラオケに行くなら好きな歌を好きなように歌いたい! と思うところですが、深いつきあいではないいママたちと行くなら、選曲にも気をつけたいところ。鉄板ソングをひとつだけ覚えておくといいかもしれませんね。
2017年02月17日働くママの間でよく聞かれるのが、保育園から小学校&学童保育という生活になる「小1の壁」。でも、その壁を乗り越えたと思ったのもつかの間、次に迫ってくるのが「小4の壁」です。よく「小4の壁」といわれますが、これは生活面、精神面、勉強面といった3つの問題のことをいいます。とくに働くママにとって頭を悩ますのは、生活面での「小4の壁」です。■働くママを悩ませる「小4の壁」とは!?働く小学生ママの多くは、平日は子どもを学童保育に通わせているという人も多いと思います。2015年から学童の対象年齢が小学校6年生にまで拡大しました。このため「小学校の間は学童保育があるから安心」と思っている人もいるかもしれません。でも4年生になると、さまざまな事情により通えなくなってしまうことがあります。・学童に入れない学童保育は6年生まで在籍できますが、地域によっては、定員などの都合により低学年が優先されることもあります。そうすると学童に通うことが難しいという状況に。・学童に友だちがいない高学年になると習い事などが忙しくなり、徐々に学童に通う同年齢の友だちが少なくなってきます。そのため、子ども本人が「年下の子ばかりでつまらない」「学童に行きたくない」といいだすケースも。・放課後に遊ぶ友だちが少ない「学童に行かなくても、放課後は友達と遊んでいればいい」と思っていても、4年生頃からは中学受験を目指して塾通いをする子も増え、夕方まで遊べる友達がいない場合もあります。このように、これまで「学童に預けているから安心」だった放課後の子どもの居場所が、4年生からはなくなってしまう可能性があるのです。■留守番で乗り越えるためには放課後学童に通わなくなると、子どもは一人でカギを開けて家に帰ることになります。留守番については、子どもの性格やタイプによって、できるできないの個人差がありますので、親は十分考えて判断しましょう。留守番をさせる場合には、家庭でルール作りをしましょう。とくに家のカギを子どもに持たせるときは、次のような注意すべきポイントがあります。・カギはとても大切なもの子どもには、カギの重要性、大切さ、失くしたらどういった問題が起こるかということをしっかり伝えましょう。必要ない場所でむやみに取り出したり、友達に見せたりするのもNGです。・カギの持たせ方外からカギが見えないように持たせないと、紛失リスクのほか、「子どもが一人で留守番している」ということが周りにわかってしまう危険も。最近のランドセルはカギをつけるホルダーがついているものもあります。キーチェーンやストラップなどを利用し、ランドセルのポケットなどにカギをしまうように伝えましょう。ランドセルからカギを取り出して開けるには、最初はかなり苦労します。何度か練習をしてみましょう。・カギを開ける際の注意点周囲に不審な人がいないか気を配ってからカギを開けます。また家に誰もいないと認識されないために「ただいま」と大きな声でいいながら家に入るなども有効です。自宅でひとりで留守番するには、カギの取り扱い以外にも、誰か来たとき、電話がかかってきたとき、火の取り扱いなど、親子できちんと話し合っておきましょう。■塾や習い事に通って乗り越えるためには学童に通わなくなってからの放課後の過ごし方として、塾や習い事に通うという選択をする家庭も多いと思います。4年生であれば、学校から帰ったあと自分で戸締まりをして、習い事に向かうことができる子もいるでしょう。塾や習い事であれば、ひとりで過ごす時間が少ないので、ママにとっては安心材料となります。中学受験を視野に入れているなら、4年生から塾通いする家庭も少なくありません。受験のためではなくても、苦手科目克服のために学習塾に通うのもよいかもしれません。これまで学童で過ごしていた時間が空くということは、子どもの興味がある習い事に取り組むチャンスでもあります。スポーツや音楽など、子どもが「やりたい」と思う習い事に通いはじめるのもひとつの方法です。 ■精神面、勉強面で起こる「小4の壁」とは学童問題以外でも、小4にはいろいろな「壁」が立ちはだかります。もうひとつは勉強面。これまでに比べて教科内容自体が難しくなり、学校の勉強にも「つまずき」が出やすい時期といわれています。高学年になるにしたがって、学習内容が高度となっていき、これまで得意としてきた教科も急速に苦手へと変わる子どもも出てきます。そして「精神面」の壁。児童期から思春期へ向けて、親、友だちとの人間関係にも変化があらわれやすくなります。親への秘密を持ち出すのもこのころ。「もう4年生だから大丈夫」と過信せず、勉強面でも精神面でも、これまで以上に繊細なフォローが必要となってきます。ママもしっかり気を配ってあげてください。■夏休みの「小4の壁」対策4月に「小4の壁」を乗り越えたあとも、働くママには夏休みなど長期休暇の問題があります。サマーキャンプなどの宿泊プログラム、塾の夏期講習に参加させる、祖父母の家に預けるなど、早めに対策を考えておきたいですね。いずれにしても小4ともなると、自分のしたいこともハッキリとしてきて、自分なりの考えも持つようになります。4年生になる前に、お子さんと放課後の過ごし方についてどうしたいか確認して、親子で一緒に対策を考えてみてはいかがでしょうか?
2017年02月08日「ひとりっ子はかわいそう」「子どもはふたり以上ほしい」という価値観がいまなお根強く残る中、あえてふたりめをつくらず「ひとりっ子」を選択するママ・パパが近年では増えているようです。ひとりっ子を選んだママの声から、その理由、背景を探ってみました。■もっとも多いのはお金の問題ひとりっ子を選択した理由として、一番多く耳にするのが、経済的な理由です。日本では、子どもを大学まで進学させる場合、進路によっては、ひとりあたり1000万円以上かかるともいわれています。しかし、現代は変化が激しく、先行きが不透明な時代。夫と自営業を営むAさんは、「今は不自由なく生活できているけど、この先はどうなるかわからない」と、将来のリスクを考えて、子どもの数をひとりと決めたのだとか。子どもが多くなると、教育資金が十分に貯められない可能性も考えられるため、そのときになって進学をあきらめさせたり、奨学金の返還で苦労させたりしたくないという思いもあるといいます。いっぽうで、会社員の夫を持つ専業主婦のBさんは、将来に対して大きな不安はないものの、できれば子どもを私立の小学校、中学校に入れたいという気持ちが強いため、受験や進学にかかる費用を考えると、「ふたりは難しいかも」と感じているそうです。ひとくちに経済的な理由といっても、「ひとりで精いっぱい」と考えるママと、「ひとりに集中的にお金をかけたい」というママとにわかれるようです。■ママのキャリアや高齢出産が理由となることも経済的な理由のほかに、ママのキャリア問題も大きな理由のひとつといえそうです。大学卒業後に夢だった仕事についてバリバリ働いてきたCさんは、30代でひとりめを出産したものの、「やりたいことが山積みで、これ以上、産休や育休でキャリアを中断したくない」といいます。「体力的にふたりめはムリ」というのは、30代後半で第一子を授かったDさん。もともと体力に自信がなかったところに加えて、実家が遠く、夫の帰宅時間が遅いため、無理せずひとりっ子のままで、マイペースに子育てしていきたいと思っているそうです。さらには、「第一子がかわいすぎて、これ以上の存在が考えられない!」という理由を挙げたママも。ひとりの子にたっぷり愛情をかけてあげられることも、メリットといえるでしょう。こうしてみると、選択ひとりっ子が増えている背景には、将来への不安や結婚・出産の高齢化、女性の社会進出など、現代の世相が少なからず影響しているようです。また、現代人の価値観が多様化してきている証拠ともいえるかもしれません。ママの中には、前述のひとりっ子ママたちが理由として挙げたお金やキャリア、体力の問題が理由で「ふたりめをどうしようか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ひとりっ子家庭にも、兄弟が何人もいる家庭にも、それぞれにメリットがあり、子供は何人がいいということに答えはありません。子どもを何人にするか、決める理由も人それぞれ。ママの生き方やそれぞれの環境に合った選択ができるといいですね。
2016年10月20日夏休み真っ最中。小学生ママや、幼稚園の延長保育を利用しながら働いているママにとって、子どもの長期休みは死活問題。基本的に夏休みのない学童保育も、学年が上がると通えなくなったり、子どもが「毎日学童に行きたくない」と言いだすことも。子どもが夏休みだからといって、ママが仕事を休むわけにはいきません。困ったときの対策法をご紹介しましょう。■実家や親戚宅に泊まりで預ける長期休み中の子どもの預け先で多いのが、実家や親戚宅。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒なら子どもものんびり過ごせますし、ママも安心ですよね。気軽に行き来できないような遠方に実家がある場合は、子どもだけ泊まりで預かってもらえないか相談してみるのも手。自宅とは違う場所で過ごす、夏休みならではの“スペシャル感”は、子どもにとっても良い思い出になります。また、「1人でお泊まりできた」と自信がつくきっかけにもなるはず。園や学校の宿題がある場合は、持たせるのを忘れずに。■夏休み中だけ民間保育園を利用する長期休みのない保育園とは違い、幼稚園には夏休みがたっぷり。普段は延長保育に対応している幼稚園も、夏休み期間内は子どもを預けることができないケースは多いようです。そんなときは、近隣に一時利用ができる民間保育園がないかを探してみては。認可外の民間保育園なら、幼稚園に在園していても、一時預かりや1ヶ月だけの利用などが可能な場合があります。少々費用はかさみますが、ここは仕方ないと割り切って。 ■お留守番の際はルールをしっかり決めておく子どもが小学生になると、1人でお留守番をさせる機会も多くなるかもしれません。事前に、お留守番のルールを親子でしっかり話し合うことが大切。まず、玄関のインターフォンや電話には、原則として出ないのがベスト。留守番中の子どもに、ガスや水道の業者、警察官などと偽りドアを開けさせようとする不審者の可能性も考えられます。家族の連絡には子ども用の携帯電話などを用意し、固定電話には出なくていいと伝えましょう。また、学校が休みだと、親がいない間に子どもの友達が遊びに来て、家がたまり場状態になってしまう危険も。トラブルを避けるためにも、親の不在時に友達を家にあげたり、同じように保護者がいないお宅に遊びに行ったりするのは原則NGです。親子ともに仲の良い相手など、「子どもだけで家で遊んでいい」とする場合は、入ってはいけない部屋や時間のルールなどをきちんと決めておきましょう。■サマーキャンプやサマースクールで子どもも成長既にご存じの方も多いとは思いますが、夏休みシーズンには、子どもだけで自然体験ができるサマーキャンプが数多く開催されています。来年度に向けて、余裕を持って今からリサーチしておくのもおすすめです。コースにもよりますが4歳くらいから参加でき、期間もさまざま。海や山、川遊びのほか、農業体験や動物の飼育体験などがプログラムされているものもあります。同じ年頃の仲間と自然の中で過ごすことで、きっと一回り成長できるはず。また、英語に興味がある子におすすめなのが、プリスクールやインターナショナルスクールで開催される「サマースクール」です。夏休みならではのイベントも多く、楽しみながら英語に親しむことができますよ。毎年やってくる子どもの夏休み。ママも子どももなるべく無理せず、乗り切っていきたいですね。
2016年08月10日夫婦が離婚に至る、理由というのは様々ですが、女性側で言うと、どこかで男性と戦うという心理を持っています。根っこはみんな男に勝ちたいという心理。そういう女性は男性に頼る事は一切せずに、とにかく自分で物事をなんとかしようとしています。旦那さんは当てにならない、だから自分が頑張らねば!こんな男はこちらから捨ててやる!となる場合もあります。反対にご主人側から離婚したいと言われる場合、妻側は夫の言う事は何でも聞きます、従順でいます、何でもやってあげますタイプだったりするのです。自分は尽くしているつもりかもしれませんが、逆に浮気されやすくなるケースも。男性側の心理としては『コイツ、何やっても文句いわねーんだろ?』となるのです。バカにされるというかなんというか。家の中で、旦那さんの役割がほとんどないと大抵面白くなくなって、オレいなくても良いじゃん的になります。そうなると、帰ってこなくなります。このケース、一見勝っているように見えないけど、旦那さんの役割を奪う事で、『あなたは何も出来ないでしょ』って暗に言っている事になります。だから私がいないとダメよねって相手を蔑んでいる。そこに旦那さんへの尊敬のかけらもない。でも、自分はしおらしいと思っています。ご主人とあからさまに戦っている場合も、ご主人に尽くしている場合も、どちらも自分が正しいと思っています。どちらも奥底で、旦那はダメな奴だと思っているのです。何も出来ないからとやってあげるのか、何も出来ないからと見捨てるのか、ただその違いでしかありません。両方とも幸せからは遠ざかる。旦那がこんなんだし!という理由で始めたものは、ほぼ思い通りにはなりません。他に助けを求めても、自分で自分に向き合わない限りただの現実逃避になります。自分が選んだパートナーをダメにしているのは自分かもしれない、という視点が必要になります。その視点がなく、最初から相手をダメだと決めつけているなら、どの人がパートナーになったとしても、結局は同じになるでしょう。(もしくは自分のために最初からダメなのを選んでいる)自分が相手をダメにしているのかもしれない。旦那さんを主観で『コイツはこうだ!』と決めて付けているのは他でもない自分自身だったりするのです。夫婦は元々が他人です。元々違う価値観の中で生きて来た者同士が、何かのきっかけで家族になりました。そこに必要なのは相互理解です。相手への理解、そして自分を理解してもらう努力。それをせずに、相手が悪いと決めつけるのは、横暴ではないかなと思うのです。長い結婚生活、時に離婚したい!と思う日があるでしょう。それは否定しませんし、あって当然だと思います。ただ、その気持ちに流されて、すぐに結論を出そうとするのは早いかなと思います。自分が作り出した現実かもしれないと、ひと呼吸おいて、自分自身を振り返ってみてください。
2016年07月19日現代のママはテンパって当たり前 夫は「ママの感性」を理解できない? の続きです「子育てをする上でもっとも大切なことは、ママの気持ちが安定していること」と言うのは、花まる学習会代表の高濱正伸さん。それができないのは、ママ自身の問題以前に、もっと大きな問題が背後にあるから。その構造を聞いて、「そうなのか」と、心がふっと楽になりました。■イライラしているママはあなただけではない ―「子どもにキツい言い方をしちゃう自分を止められない」と、みんなが思っている?高濱:そうです。こちら側から見ると、どのママも「あなたも、あなたも、あなたも、みんなイライラしています。だから、あなただけではない。大丈夫ですよ」と、言いたいです(笑)。本当に危ないです。ギリギリです。「キツい言い方をする自分を止められない」という状態のまんま、ママたちは生きている。「今、宿題を始めないと終わらないでしょ。そしたらアンタ泣くでしょ!」みたいな。日々こなさなければいけない段取りの中で、ママはギャーっとヒステリーになってしまう。―それは私のことですね(笑)。たしかに段取り、毎日大変です。高濱:毎日、学校の宿題をさせて、忘れ物させないようにして。ママも子どもも、そういう段取りの中で暮らさないといけない。そりゃ、大変ですよ。■ママを支えてくれる人がいない? ―どうすれば良いのでしょうね?高濱:今までお話ししてきたことの根っこには、「ママの孤独」という問題があります。核家族で「夫が働き、妻が家庭を守ることがスタンダード」という今の社会構造の中では、孤独なママが数多く出てきてしまいます。ママ1人が子育てを担うというのは、並々ならぬストレスです。この社会構造がわかって、「今の社会の構造的にママは孤独になりがちで、そうなると追い詰められてギャー、ギャー言ってしまう。そう思わないほうが奇跡なんだ」くらいに思えると、ママたちはふっと楽になれる。―私自身、ダメな母親だなぁと落ち込むことも多くて高濱:「古き良き母親像」みたいなものを、まだ、みんなどこかで背負っていますから。たとえば30年前は、「幼稚園のママが飲み会を開いている」などと言ったら、コメンテーターが「母として、何をやっているのだ!」みたいなことを平気でテレビで言っていました。そんな感じが、今でも皆さんの気持ちの上では残っている。その時代と比べて、社会の構造が変わったことをわかっていない。「いやいや、ママ、大変なんですよ。誰も支えがいないんですよ」ということを、世の中の人の大半がわかっていない。 ■「ちゃんとしよう」なんて思わなくていい ―まずは、ママたちが「古き良き母親像」を自分自身で振り切る必要があるということですか?高濱:まずはママが、自分自身の幸せを考えないといけません。 30年前、自分が育った時代の価値観を引きずって、「それと比べて自分は好きなことをやりすぎ?」などと思うかもしれませんが、そうではなくて、「子育てをとりまく状況が、本当に(力強く)まずいのですよ!」ということを強く言いたい。それを聞くと、お母さんは「あ、そっか」と、楽になる。「『私が悪いママなのかな?』と、ずっと思っていました」というママたちがたくさんいます。―「私は、ちゃんとやれない」「ちゃんとやれるママでいたい」という気持ちがあります。高濱:「ちゃんとしよう」なんて、思わなくていい。僕に言わせれば、「そう思っている時点で、すでに危ないですよ」という感じです。今の時代は、「ちゃんとできない私ということを気にしていられる余裕」を持てる状況ではないのですよ。―そう言われても、「できない私はダメ」と思う気持ちは、自分ではいかんともし難く…。高濱:僕もメディアを通じて、ガンガン言っていますからね。5年前のシビアさよりは、「わかっている人」は増えてきて、徐々に状況は変わってきていますが、「ママの孤独」「日本の子育て環境は、構造的に危ない」という、そこの根底の話はしっかり伝えていかないと。「ヒステリーを起こしてしまうのは、ママが孤独だからである」という視点に、とても驚いた。そんな時代に、「ママをやっていく」私たちは、どうすれば良いのだろう? 次回は、そんな「子育ての不安感」を払拭する方法について伺います。●高濱 正伸(たかはま まさのぶ)花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。算数オリンピック委員会理事。保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30,000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。「情熱大陸」「カンブリア宮殿」など多数メディア出演もしている。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳なぞぺー』など、著書多数。
2016年06月04日とあるママのブログ記事「保育園落ちた日本死ね」から発展した騒動によって明るみに出た、深刻な待機児童問題。地域によっては保育園の入園審査がとても厳しく、 落ちたママは仕事を辞めなければならない状況に陥ることもあります。少子化問題が叫ばれて久しいにも関わらず、なぜ待機児童問題が起きてしまうのでしょうか。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「待機児童問題が起こる理由」について意識調査してみました!●待機児童問題はなぜ起こると思いますか?・1位:待遇の悪さから保育士が不足しているから……28%(68人)・2位:景気の悪化で共働き世帯が増えたから……21%(50人)・3位:核家族化が進んで託児する相手がいなくなったから……18%(42人)・4位:育児に対する社会の理解が不十分だから(有給・育休が取れない、時短勤務や早退がしづらいなど)……16%(41人)・5位:保育園が不足しているから……9%(23人)・6位:安倍政権が対策を怠っているから……7%(17人)※有効回答者数:233人/集計期間:2016年3月16日〜2016年3月17日(パピマミ調べ)●全体の約3割は「保育士の不足」が原因だと回答!待機児童問題と関連して必ず取り上げられるのが、“保育士の不足”。保育士の平均収入は月20万円程度と言われており、全産業の平均給与と比べると約10万円ほど安い ことが分かっています。保育士の低賃金問題については、2015年10月の末に現役保育士が投稿した、「恥を承知で言います。」という言葉から始まるツイートで一気に注目を集めました。そのツイートには、24歳・2年目で手取り11万4,000円、28歳・6年目で手取り約14万円 と記載されており、保育士の低賃金ぶりが明るみに出るきっかけとなりました。さらに、保育に過干渉なモンスターペアレントの増加、サービス残業が多いことなどから、「きつい・給料安い・帰れない」の3Kで表されることもあるようです。このような保育士の過酷な労働環境を見て、保育士の夢を諦めたという人も少なくありません。また、保育園の運営には、各自治体が定めた保育士の人数の確保が必要不可欠であり、保育士が不足すると園の数も減少します 。つまり、保育士の不足は保育園の不足へつながり、保育園の不足は待機児童の増加につながっていくのです。政府は2001年から「待機児童ゼロ」を掲げてさまざまな取り組みを行ってきましたが、いまだにその目標は達成できていません。「保育園落ちた日本死ね」騒動を受けて、政府は『平成28年度補正予算案』で待機児童対策をメインに盛り込む考えを示していますが、早急に保育士の待遇改善を図ることが求められます。●共働き世帯の増加で、社会の“育児への理解”が重要課題に他にも、今回の意識調査では、“共働き家庭の増加”を待機児童問題の原因と考えている人が多いことが判明しました。“共働き家庭の増加=待機児童の増加”という公式には、「両親・義両親と離れて暮らしているため、子どもを預ける相手がいない」 という理由や「会社が育休を認めてくれない」 などの理由が背景にあり、さまざまな社会問題が複雑に絡み合っていることが分かります。とくに社会の“育児への不寛容さ”に悩まされている人は多く、『産休を取る際にクビにされた』『男が育休を取るのはありえないと言われた』『子どもの発熱で早退を繰り返していたら、周囲から無視されるようになった』など、理不尽な対応を取られることもあるようです。政府は現在、「育休を3年まで延ばす」という方針を決めていますが、こうした問題をまず解決しないと、「3年も休むなら戻ってくる場所はないよ」と一蹴されて終わることは目に見えています。待機児童問題の解決には、保育士の待遇改善とともに、社会の“育児への理解”を促す政策を取る ことも重要と言えるでしょう。----------いかがでしたか?待機児童問題に悩むパパママは数多く、仕事を辞めなければならない場合は収入やキャリアにも大きな影響が出てしまいます。匿名のブログから国会での討論にまで発展させた「保育園落ちた日本死ね」からも分かるように、一人ひとりが声を上げることは大切です。決して他人事と思わずに、真摯に向き合っていきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】待機児童問題はなぜ起こると思いますか?()(文/パピマミ編集部・上地)
2016年03月22日