米国の詩人で2007年にピューリッツァー賞の詩部門を受賞したメアリー・オリヴァーさんが亡くなった。83歳だった。死因はリンパ腫だったという。28歳だった1969年に初めて詩集を上梓し、1984年に発表した「American Primitive」でピューリッツァー賞を受賞した。1992年には米国で最も権威ある文学賞の一つである全米図書賞の詩部門にも輝き、ダートマス大学やタフツ大学といった名門校から名誉博士号を贈られている。彼女の作風の特徴としては、小難しくひねった言葉や抽象的な表現は用いず、子どもにもわかりやすい言葉が選ばれているという点が挙げられる。かつてオリヴァーさんは2012年に行われた米ラジオ局NPRのインタビューで、詩に対する自身の考え方をこう語っていた。「理解してもらうために、詩は明確でなければなりません。空想的であってはだめなのです。今活動している詩人の多くが、詩を通してタップダンスを踊っているように見えます。私は常に、必要のないものは一つとして詩の中にあるべきではないと考えています」オリヴァーさんは大いなる自然と野生生物を愛し、季節の移ろいや太陽、星、動物ではフクロウ、蝶、カエル、アヒルを好んで詩のモチーフとしていた。また、端的な言葉で人間の本質を鋭く突く作品も数多く遺しており、彼女の言葉を座右の銘としている著名人は多い。BBCによると、女優のグウィネス・パルトロウも彼女の熱心なファンだという。ヒラリー・クリントンはTwitterで「ありがとう、メアリー・オリヴァー。あなたは私たちに、生きるための言葉を数多く与えてくれました」と追悼のメッセージを送っている。彼女が同じツイートの中で引いたオリヴァーさんの詩は大変有名な一節だ。“Tell me, what is it you plan to do with your one wild and precious life?”(教えて下さい、あなたは何をしようとしているのですか。この面白く、そして貴重なあなたの人生において)
2019年01月18日マッケンジー・フォイやキーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンらが豪華共演を果たす映画『くるみ割り人形と秘密の王国』。先日ついに公開を迎えた本作には、クリスマスを舞台とした豪華で煌びやかな世界観には“まさにクリスマスにぴったり”という声が多く上がっており、劇場には若い女性やカップルを中心とした観客が足を運んでいる。そこには、本作の世界を作った舞台、衣装、音楽などのそれぞれにこだわりを持つ、製作陣たちの熱い想いがあった。クリスマスを舞台にした映画といえば、家族に置き去りにされた少年が2人の強盗から家を守ろうとする『ホーム・アローン』(1990)や、同時進行する9つの“愛“の物語を描いた『ラブ・アクチュアリー』(2003)などストーリーを楽しめるものが多かったが、ストーリーに加えて、それらの作品にはない本作のもう1つの魅力が、いま観客を虜にしているようだ。例えば、お菓子の国の統治者シュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)が身に着けている、結晶化した砂糖のような淡いピンク色のドレス。それは衣装担当者たちが最も骨を折ったドレスでもあり、実際に“砂糖菓子”を研究することからはじめ、製作には1,000時間以上を要した。シュガー・プラム以外のキャラクターにも独創的で色鮮やかな衣装が施されており、2度アカデミー賞受賞経験のある、衣装担当のジェニー・ビーヴァンの才能が光っている。さらに「本物だと信じられるような世界を作りたかった」と語るプロデューサーのマーク・ゴードンは、リアリティを感じてもらうため、いくつかのセットを実際に建てたそう。そのこだわりから、最初から最後まで、観客が圧倒されるようなスケールの世界が開けている。その衣装と舞台を包み込むのは、誰もが一度は聞いたことのあるチャイコフスキーの美しい楽曲たち。それらを奏でるのは、ピアノ界の異端児ラン・ランや若き天才指揮者グスターボ・ドゥダメルという、現代音楽を代表するアーティストたちが名を連ねている。主演のマッケンジー・フォイも「映画のセットに足を踏み入れると、完全に違う世界へと導かれるの。それは私が今まで目にした中で、最高にクールなものだったわ」と語っており、バレエの「くるみ割り人形」がクリスマスの風物詩として愛されてきたように、本作もまた製作陣たちの尽力によって“新たなクリスマス映画”として注目を浴びている。そんな製作陣の強い想いが詰まった豪華な世界は、まさに素敵なクリスマスを過ごしたいと思っている人の背中を押してくれる作品。今年の冬は、ちょっと気になっているあの人や大切な人を誘って、劇場で夢のような時間を過ごしてみては?『くるみ割り人形と秘密の王国』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年12月15日エル・ファニングが主演を務め、200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者の知られざる物語を描く『メアリーの総て』。この度、本作で主人公メアリー・シェリーを演じたエルのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。ティム・バートンやギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチ、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグら、錚々たる映画監督たちに影響を与え、女流作家として名を残してきたメアリー・シェリー。そんな彼女の人生を初めて映画化した本作でメアリー役を演じたエル。メアリーは当時としてはかなり急進的な考えを持っていた社会思想家で作家の父ウィリアム・ゴドウィン、“フェミニズムの先駆者”と呼ばれる母メアリ・ウルストンクラフトのもとに生まれた。エルは自身が演じたメアリーについて、「彼女は『フランケンシュタイン』を弱冠18歳で書いたのよ!ものすごく衝撃的だった。知性にあふれ時代の先を行くメアリー・シェリーを演じられるということで、とても心惹かれた」と興奮気味に語り、「今の世の中だからこそ、彼女の特別な物語を皆に知ってもらうべきだと思った。だからこの役を絶対に演じたいと思ったの」と熱意を持って挑んだ役だったことを真っ直ぐな瞳で語る。さらに映像の中では、「(メアリーは)怪奇小説が好きな女の子。でもそれをバカにされて、父親にさえ『馬鹿げてる、取るに足らない』と言われていて。そこから、いまや誰もが知っている『フランケンシュタイン』が生まれたのよ」と映画の魅力を熱弁する姿も。一方で、若手キャストたちとの共演を語る姿は20歳の等身大の女性そのものだ。また、ハイファ・アル=マンスール監督をはじめ、製作スタッフに女性が多い本作について「今回は編集もプロデューサーも女性だし制作陣は女性ばかり。彼女たちの強さは脚本にも表れているし、そのパワフルさは現場でも感じられたわ。すごく重要なことだと思う」と撮影をふり返っている。近年、映画業界でも男女格差についての訴えや#MeToo運動といった様々な声が上がる中、製作面からもいまの時代に繋がる物語であることに触れている。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月13日「フランケンシュタイン」の生みの親として、イギリス文学史に名を残す女流作家メアリー・シェリーの知られざる人生を初めて映画化した物語『メアリーの総て』。この度、本作で主演を務めるエル・ファニングが初めて挑んだ本格的ベッドシーンの本編映像が解禁となった。恐ろしくも哀しい怪物“フランケンシュタイン”を世に送り出したのは、わずか18歳のメアリー・シェリー。これまで謎のヴェールに包まれてきた彼女の人生を演じるにあたり、不安とプレッシャーを感じていたというエル。作家を夢みていた10代の幼い少女から、次第に自らの道を切り開いていく大人の女性としての成長も描いている本作では、子役からの長い女優人生の中でも若き母親役や歴史映画への出演など、初めての経験が多い。中でも、今回解禁された映像では、初めて本格的なベッドシーンに挑む美しい姿が映し出されている。この場面では、“異端の天才”とうわさされる妻子ある詩人パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)と出会い、互いの才能に強く惹かれ合った2人が、メアリーの父の反対を押し切り、駆け落ちしてきた直後の様子が描かれている。少女から大人の女性へ、そして自分を表現するクリエイターへと変貌を遂げていくメアリーを演じるという挑戦について、エルは「これは成長して自分の内なる声に気付き、家族の影から外に踏み出していく女の子の物語よ。彼女は自由な精神を持っているの」と明かす。■あどけなさと熱く燃える魂や驚くほどの強さ、そして知性を兼ね備えた女優メアリー役として、エルを真っ先に思い描いたというハイファ・アル=マンスール監督は「エルは、私たちがメアリーを演じる女優に求めていた資質をすべて備えている。あどけなさをしっかりと出せる、若くてフレッシュな女優が必要だった。でも、メアリーの熱く燃える魂や驚くほどの強さ、反骨心、知性という最大の特徴も表現できる女優でなければならない。エルは見事に演じきってくれたわ」と断言。エルの女優としての新たな一歩となる本作での演技に絶賛を贈っている。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月12日夏菜と高橋メアリージュンが、山崎ケイ(相席スタート)のエッセイ原作ドラマ「ちょうどいいブスのススメ」に出演することが決定した。物語の舞台はとある商社。総務部に勤める彩香、里琴、佳恵の前にある日、ちょうどいいブスの神様が降臨。3人は神様から、自分のダメダメな現実を突き付けられて衝撃を受ける。「女は、自分がブスであることを認めて、初めて幸せのスタートラインに立つことができる!」と告げる神様。幸せになりたい3人は、神様の教えに従ってちょうどいいブスになるための修行を始めることに…。「あるある!」と働く女性たちが共感することが満載、働く女性たちを全力応援する、観れば幸せになれる(かもしれない!?)ドラマとなっている。「ハケンのキャバ嬢・彩華」『銀魂2 掟は破るためにこそある』などに出演する夏菜さんが今作で演じるのは、“自己表現下手くそブス”の中川彩香。見た目的には美人ともブスとも言えないレベルで、存在感が薄く言いたいことを言えない受け身体質。片想い中の男性にはアプローチできないでいる…という役どころだ。彩香役について「今まで演じたことのないタイプ」と語る夏菜さん。「思ったことを口に出せない、出そうと思うと変な出し方になってしまう、性格ブス。ということで、内に秘めるタイプの役はほぼやったことがない気がします。どんな感じにできるのか、私にとっても挑戦しなくてはいけない役ですが私自身も一緒に成長していける役なんじゃないかなと感じました」と新たな挑戦に意欲を見せる。また『新宿スワンII』「サバイバル・ウェディング」など、モデルで女優の高橋さんが演じるのは、彩香の同僚で“融通の利かないブス”木原里琴。美人で仕事もデキるのだが、キツい性格で協調性がない…。演じるキャラクターと共通点が多いと語る高橋さんは、「『だからか …。』と気づかされる事があります(笑)とても不器用な役柄ですが似ているところがある分、親しみを持って演じられそうなので、楽しみにしております」とコメントしている。そして“開き直りブス”皆本佳恵を演じるのは、「メイちゃんの執事」「家政夫のミタゾノ」「コウノドリ」の小林きな子。自分がブスであるという自覚を持ちつつも、恋人がいることを振りかざし、ほかの女性をディスったりしがちな女を好演する。小林さんは「目からウロコ!!もはや共感しかできない。そして、今の自分を見ているよう」と作品の印象を語り、「全ての女性に観て欲しい。そして、自分の中に『ブス』を見つけて魅力的になって欲しいっ!!!最終回が終わる頃には、私も立派な『ちょうどいいブス』」とアピールした。さらに、“ちょうどいいブスの神様”を、原作者である山崎さんが演じることも決定。今回、自身初のドラマレギュラー出演を果たす。プラチナイト 新・木曜ドラマF「ちょうどいいブスのススメ」は2019年1月10日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2018年12月05日わずか18歳にしてゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を生み出した作家メアリー・シェリーを、エル・ファニングが熱演する『メアリーの総て』。この度、本作の舞台となる19世紀イギリスの世界観を彩る華麗な衣装について、新たな劇中画像とエルや監督のコメントがシネマカフェに到着した。■現代の感覚にも通用するファッショナブルでエレガントなものに本作では、エルをはじめ、『高慢と偏見とゾンビ』のダグラス・ブースら出演するキャストたちが身を包む華麗な衣装も見どころのひとつ。19世紀イギリスの当時の時代背景や文化を参考にしつつ、現代の感覚にも通用するものを目指して作り上げられた衣装の数々。メガホンをとったハイファ・アル=マンスール監督は、「時代設定にしっくり合い、なおかつ現代人の感覚に訴えるファッショナブルでエレガントなものにしたかった」と説明。「どのコスチュームもとても魅力的よ。時代設定は古いけれど、現代的な感覚の映画にしたかった。衣装はその鍵を握る大切な要素だわ」と、映画の中での衣装の持つ役割の大切さを明かしている。■エル・ファニング、妊娠中のコルセットは「ショッキングだった!」そんな衣装を見事に着こなしたエルは、そもそも「コルセットも何も着たことがなかった」と言う。「最初の衣装合わせで着せてもらって…ちゃんと測って私のために作ってくれたのよ!」と特注コルセットを作ってもらい、撮影に挑んだことを明かしている。「とてもクレイジーだと思ったのは、今回メアリーが妊娠しているシーンもあるけれど、当時は妊娠中もお腹の上からコルセットをしていたんですって。ショッキングだった!」と当時の“常識”にカルチャーショックを受けたとか。もちろん女性のみならず、男性陣の衣装も美しいものばかり。特に、メアリーの夫パーシー・シェリーを演じたダグラスは、本作で衣装を担当したカロリーヌ・クーネルと協力してオリジナルの香水まで作ったこだわりを見せている。200年にわたり愛され続けてきた「フランケンシュタイン」を生み出したメアリー・シェリー。その衝撃の人生を彩る衣装の数々にも注目してみて。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月02日原作やバレエを知る人の心の中だけに存在していたファンタジックな「くるみ割り人形」の世界が、ついに映画化。『美女と野獣』のディズニーが贈る『くるみ割り人形と秘密の王国』が11月30日より、全国で公開されます!☆かわいいプレゼントもあります。最後まで読んでくださいね♪■息を飲む映像美&世界観に注目記憶に新しい『美女と野獣』同様、今作も、手を伸ばせば触れられそうなほどリアルで煌びやかな映像に圧倒させられっぱなし!登場人物の豪華絢爛な衣装にも、カラフルなメイクにも、そして“くるみ割り人形”ならではのバレエにも、瞬きを忘れて見入ってしまいます。筆者は吹き替え版を観賞したのですが、声優さんも豪華で作品のイメージにピッタリでした。例えば、クララを助ける“くるみ割り人形”キャプテン・フィリップ役は、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公ジョルノ・ジョバァーナを担当する小野賢章さん。その声が優しくて本当に素敵で…。クララでなくとも、みなさんきっとキュンキュンしますよ。というわけで吹き替え版もおすすめです!■気になるストーリーは?母を亡くし、悲しみに打ちひしがれる少女クララは、クリスマス・イブに母が生前、用意してくれていた贈り物を受け取ります。それは鍵がかかった“卵型の入れ物”。添えられたカードには「クララ、あなたに必要なものはすべてこの中にあるわ、母より」と。メッセージの意味を知りたい――。クララは卵を開くために鍵を探し始め、いつの間にか不思議な世界へと足を踏み入れます。そこは“花の国”“お菓子の国”“雪の国”、そして謎多き“第4の国”からなる、誰も知らない<秘密の王国>でした。■冒険を続ける中で価値観に変化が一番の理解者である母を亡くしたクララは、深く傷つき心を閉ざしている状態。しかも「女性は女性らしくあれ」と言われる時代(ヴィクトリア朝)に、機械いじりという女の子っぽくない趣味を持っていたことから、自分にどこか劣等感を抱いています。物語の最初の頃、彼女は常識に縛られ、一般的な物差しに当てはめて物事の良し悪しを判断していたのですが、冒険を続ける中で価値観が変わり、前とは少し違う角度から見られるように…。そして母のメッセージを理解したとき、クララの中で大きな変化が起こるのです。■テーマは「見た目に惑わされるな」ところで『くるみ割り人形と秘密の王国』は、ドイツの作家ホフマンが記した原作に立ち返っています。原作の重要なポイントは、くるみ割り人形が“醜い”こと。少女が醜いくるみ割り人形を愛し、そのお陰で人形の呪いが解ける…つまり、この映画の最大のテーマは、真実は外見通りではない、だから“見た目に惑わされるな”ということなのです。今回は、そんなテーマにちなんで「心理テスト」をご用意しました。映画の登場人物を、あえて見た目で選ぶと“特別な恋”を見つけるための必須アイテムがわかる、というテストです。併せてあなたの恋愛傾向も解説します。■“特別な恋”を見つけるためには?それでは心理テストをどうぞ。次の中で、ヴィジュアル的に気になるのはどの人物でしょうか?[1]クララ飾り気がなく科学実験が好きな少女[2]シュガー・プラムピンクの綿菓子みたいな髪型の女性[3]ドロッセル・マイヤー片目を隠した、謎めいた男性[4]マザー・ジンジャー火のような赤毛とひび割れた顔を持つ女性[5]キャプテン・フィリップ白い雪に黒馬、黒肌、黒目が印象的な男性選びましたか?結果ををチェックしてみましょう。[1]クララを選んだあなた◎関連シーン物語の序盤でクララたちは、宝探しのようにお屋敷中に張り巡らされた糸をつたって贈り物を受け取ります。それは子どもでなくともワクワクする場面です。◎あなたが恋をしたら子どものように純粋な気持ちで相手に接するでしょう。今のあなたは少しだけ自己中心的。好きな人以外は目に入らない、誰よりも見た目に惑わされやすいタイプです。◎特別な恋を見つけるためにクリスマス・イブまでに“特別な恋”を見つけるキッカケをくれるのは「鍵」のアイテム。お気に入りのキーチェーンやキーケースを探して。[2]シュガー・プラムを選んだあなた◎関連シーン“第4の国”の反乱で危機に瀕している王国を救おうと、クララが立ち上がります。その援助のためシュガー・プラムは兵隊を用意しますが、そこには彼女なりの戦略もあるのです。◎あなたが恋をしたら好きな人に愛情を注ぐのは、それなりの見返りを期待してのことかも。今のあなたは寂しがり屋で依存度も高め。相手には自分と同じ気持ちでいてもらえないと嫌だし、己の欲望にも忠実。そして見た目で惑わすタイプです。◎特別な恋を見つけるためにクリスマス・イブまでに“特別な恋”を見つけるキッカケをくれるのは「羽」のアイテム。お気に入りの羽飾りや羽ペンを手に入れて。[3]ドロッセル・マイヤーを選んだあなた◎関連シーン動きが鈍い機械仕掛けのおもちゃを見て、どの部分に問題があるのかを探し当てたクララに彼は、他の誰にもない彼女の魅力をさりげなく伝えます。◎あなたが恋をしたらドロッセル・マイヤーのように優しく、好きな人を見守るでしょう。けれど少し謎めいていて、相手にニュアンスで訴え続けるところも。見た目で惑わすタイプです。◎特別な恋を見つけるためにクリスマス・イブまでに“特別な恋”を見つけるキッカケをくれるのは「フクロウ」のアイテム。お気に入りのアクセサリー、置物などをゲットして。[4]マザー・ジンジャーを選んだあなた◎関連シーン人々を寄せ付けない怖さを持ちながらも、ピエロやねずみといった、一見、胡散臭そうなキャラクターに慕われているマザー・ジンジャー。王国の支配を企んでいるという彼女は、まるでサーカスの団長のように彼らを巧みに働かせます。◎あなたが恋をしたら一途で、好きな人に忠誠を誓うでしょう。ただ、今のあなたは愛が少々重くて傲慢。なお、見た目で惑わしたり惑わされたり。両方の要素を持っています。◎特別な恋を見つけるためにクリスマス・イブまでに“特別な恋”を見つけるキッカケをくれるのは「キャンディ」のアイテム。お気に入りの飴やキャンディ・モチーフのアクセサリーなどを持ち歩いて。[5]キャプテン・フィリップを選んだあなた◎関連シーンクララが<秘密の王国>で初めて出会う彼は、彼女を“プリンセス”と呼んで王国の案内役を買って出る、頼りになるキャラクター。クララとも親友のような関係を築くことになります。◎あなたが恋をしたら疑うことなく、素直な気持ちで好きな人に接するでしょう。今のあなたは新しいことに興味津々。知らない世界や、これまで知ろうとしなかった相手と向き合いたいと思っています。やや見た目に惑わされやすいタイプかも。◎特別な恋を見つけるためにクリスマス・イブまでに“特別な恋”を見つけるキッカケをくれるのは「馬」のアイテム。お気に入りの馬モチーフの文房具やアクセサリーなどを選んで。■あなたも特別な何かを見つけてこの冬、みなさんも美しく幻想的な<秘密の王国>を冒険してみてはいかがですか。たくさんの出会いの中で、クララと同じように“特別な何か”を見つけられるかもしれません。ついでに“特別な恋”も!【STORY】「美女と野獣」のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」を映画化した、究極のプレミアム・ファンタジー開幕!愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、4つの国から成る<秘密の王国>に迷いこみ、母が残したメッセージを探す壮大な冒険を繰り広げる。11月30日(金) 全国公開監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン映画ストーリー&脚本:アシュリー・パウエルキャスト:マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、他©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン『くるみ割り人形と秘密の王国』公式サイト:
2018年11月30日良くも悪くも、“運命の出会い”は人生を大きく左右してしまうもの。そんな葛藤や苦悩を経験したひとりの女性作家メアリー・シェリーの人生を映画化したのが注目作『メアリーの総て』です。そこで、この作品にインスパイアを受けたこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・小笠原真紀(宇野亞喜良)日本を代表するイラストレーターの宇野亞喜良先生!【映画、ときどき私】 vol. 204これまでに数々の受賞経験を誇り、長きにわたって第一線でご活躍されている宇野先生。椎名林檎や布袋寅泰といった有名アーティストたちのアルバムのジャケットデザインをはじめ、化粧品ブランド「マジョリカ マジョルカ」とコラボレーションした似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」などでも話題となっています。今回は、宇野先生と本作がコラボし、オリジナルイラストレーションの描かれた鑑賞券と特典のノートブックが完成。そこで、映画のことやご自身のことなどについて語っていただきました。―まずは、この作品をご覧になったときの印象から教えてください。宇野先生メアリーはまだ18歳ですが、そんな若い女性が「フランケンシュタイン」という怪奇小説を書いたというのがおもしろいですよね。恋愛するのは当然ですが、その年で結婚したり、妊娠したり、僕の頭のなかにある18歳の少女とはずいぶん違うなと感じました。―先生には、このメアリーという女性はどのように映りましたか?宇野先生たとえば、僕の映画体験のなかでは、アメリカの映画で見た女優オードリー・ヘプバーンがいわゆる「清純な少女」という感じでした。でも、この映画はそういった少女っぽさを出そうとはしていなくて、当時の日常や恋愛の様子がよりリアルに描かれていますよね。だから、メアリーも「奇妙な小説を書く感覚を持った変わった女性」というよりも、普通に恋愛をした普通の女性だったんじゃないかなと思いました。―主演を務めたエル・ファニングは、現在世界中の才能ある監督たちのミューズ的な存在でもありますが、ご覧になっていかがでしたか?宇野先生実は、彼女の作品は今回初めて観ましたが、まずは「演技力のある女優さんだな」という印象でしたね。それから、いま挙げたオードリー・ヘプバーンもですが、フランスのブリジット・バルドーとか、昔は「これからの10年はこの女性がシンボルになるだろう」みたいな女優さんというのがいましたが、彼女がいまの時代の女性なんだろうなという感じも受けました。人生の転機となった出会いとは?―メアリーはある運命的な出会いがきっかけとなって愛や苦しみを学び、あらゆる感情を知ることによって才能を開花させていったと思いますが、宇野先生がご自身を語るうえで欠かせない人との出会いや影響を受けた人はいますか?宇野先生1960年に「日本デザインセンター」という広告を作る会社に入りましたが、僕の少しあとに入ってきたのが横尾忠則さん。お互いに話が合っておもしろかったので、そこで意気投合しました。当時は広告が理論的になってきていて、おもしろくなくなってきていると感じていたので、僕と横尾さんで「イラストレーションを主体にしたデザインというのをやりたい」ということで、もうひとりの同僚だった原田維夫さんも含めて3人で会社を辞めて、新しくデザインオフィスを立ち上げたんです。―まずは横尾さんとの出会いがひとつのきっかけでもあったのですね。宇野先生当時はニューヨークをはじめ海外にもイラストレーターでおもしろい人がいっぱいいましたし、世の中がイラストレーションに注目していたということもあって、僕はイラストにウエイトを置いていましたが、彼はイラストレーターとしてだけでなく、デザイナーとしての才能もありましたし、それだけではあきたらなくて、画家宣言もすることになるんですよね。あとは、先ほどの「日本デザインセンター」で重役だった山城隆一さんの「デザインに悲しみは盛れないか」という言葉も印象に残っています。というのも、それまでデザインで重要とされていたのは、「機能的でいかに内容やテーマをシンプルに伝えることができるか」ということ。そんなときに山城さんが提案したデザインに感情や文学的な雰囲気を盛り込むことができないのかという思いには影響されましたし、そこで物を描く以外の要素も入れていきたいなという感覚が生まれたんだと思います。自分の多様性は周りに引き出しもらった―そういった出会いを経て、幅広い分野で活躍されていますが、昨年にはアーティストグッズブランド「QXQX」も立ち上げられるなど、84歳になられてもますます精力的に活動をされています。どのようなことが原動力となっているのか教えてください。宇野先生イラストレーションには自分の美学がありますが、「僕の考えで世の中を変革していきたい」というような強烈な思いというのはまったくありません。あくまでも、仕事の依頼があってから、「これをどういう風に表現しようかな」と考えるので、僕の場合はまずは依頼が先にあるという感じなんです。だからこそ、僕は児童文学から大人の小説までいろんなものに絵を描くようになりました。でも、そのおかげで最初に児童文学の今江祥智さんと仕事ができたり、寺山修司さんとの出会いで少女というモチーフを書くことにもなったりと、僕にとっては結果的に非常によかったなといまは思っています。あとは、編集者が僕のなかにある可能性を見抜く力が的確だったということ。だからこそ、僕の多様性というのが引き出されたようにも感じています。インタビューを終えてみて……。宇野先生のアトリエにお邪魔させていただくという貴重な機会をいただいた今回の取材。長年、多くの人の心を引き付けるイラストを生み出されている宇野先生ですが、その温かいお人柄にもすっかり魅了された時間となりました。みなさんも、先生のなかのイマジネーションの世界で描き上げたというメアリーのイラストをさっそくゲットしてみては?また、現在は展覧会も開催中なので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。200年前に誕生した時代を超えるヒロイン!時代と愛に翻弄されながらも、自らの力で立ち上がり、道を切り開いたメアリー。いまなお人々をとらえて離さない名作の陰に隠れた真実に、誰もが心を揺さぶられるはずです。女性としての強さや人を愛するがゆえの激しい感情など、いまにも通じる思いを受け取ってみて。ストーリー19世紀のイギリスで、作家を夢見るメアリー。折り合いの悪かった継母と離れるため、スコットランドにいる父の友人のもとで暮らすこととなる。そんなある日、屋敷で開かれた読書会で“異端の天才詩人”と呼ばれるパーシー・シェリーと出会い、強く惹かれ合う。パーシーには妻子がいたが、情熱に身を任せた2人は駆け落ちしてしまうのだった。しかし、次々と不幸が降りかかり、失意の日々を送ることとなる。そんななか、メアリーのなかで何かが生まれようとしていた……。胸が引き裂かれる予告編はこちら!作品情報『メアリーの総て』12 月15日(土)より、シネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー配給:ギャガ©Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017展覧会情報展示会名:宇野亞喜良展「言語的絵画」会期:11月21日(水)~12月4日(火)※最終日は午後6時閉場会場:銀座三越7階ギャラリー出品内容:新作原画、版画、goods
2018年11月29日バレエ演目としても有名な「くるみ割り人形」を実写化した映画『くるみ割り人形と秘密の王国』がもうすぐ公開。様々な見どころがある本作の中でも特に注目のシーン、バレエを取り入れた場面に登場する“一流ダンサー”ミスティ・コープランドのコメントを交えた特別映像がシネマカフェに到着した。愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララが迷い込んだ“花の国”、”雪の国”、”お菓子の国”、”第4の国”からなる<秘密の王国>を舞台にした本作。きらめく雪や花が装飾された王国、宝石のように輝く衣装など、壮大で豪華に創り込まれた世界観は観るものすべてを魅了させてしまう。キャストをはじめ、演出、音楽、衣装などそれぞれがこの世界観を確立する上での重要な要素となっているのだが、特にバレエは今回ディズニーが映画化するにあたって、最も重要視したそう。長年愛されてきたバレエの要素を本作にも取り込むことによって、映画とバレエが融合したより壮大な世界観を描き出すことに成功したのだ。今回到着したのは、そんな重要シーンに登場する一流ダンサーのミスティ・コープランドが本作について語っている映像。今作には“バレリーナ・プリンセス”として出演しているミスティは、2015年にタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりに選ばれ表紙を飾るとともに、その同年、黒人女性として初のプリンシパル・ダンサーに昇格。人種の壁や偏見を乗り越え、不屈の精神で夢を叶えたバレリーナとして、人々のリスペクトを集めている。映像ではまるで舞台を観劇しているかのような、ミスティが華麗に踊る姿が映し出されると同時に、「こんな大作に出演するなんて想像もしなかった」と夢のようだとインタビューに答えている。また、「世界中で愛されている物語だけど映画のクララの旅は全く違うもの」と言及している。そんなミスティが舞うシーンを目撃したクララ役のマッケンジー・フォイは、「ミスティのバレエシーンが一番好きよ。プロのバレエ・ダンスを最前線で見ることができたなんて最高よね。彼女は優雅さと力強さの両方をダンスで表現することができるの。とても素晴らしかったわ」と語っている。さらに、ミスティと踊っているのもまた一流ダンサーのセルゲイ・ポルーニン。華麗で圧倒的な一流ダンサーの夢の共演は、ぜひとも劇場の大スクリーンで確認して欲しい。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月25日『美女と野獣』のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」を実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。この度、主人公クララが秘密の王国へと向かう“はじまりの物語”を描いたオリジナル絵本動画が公開。女性誌や書籍をはじめ、花王やワコールなどの商品パッケージや広告、TV番組オープニングなどで知られる人気イラストレーター・蛯原あきらが手掛けている。秘密の王国へと繋がる“はじまりの物語”となるオリジナル絵本動画。この絵を描いたのは、イラストレーターとして活動している蛯原あきら。見るものの心を惹きつけるようなガーリーなテイストで描かれたイラストは、若い世代の女性を中心に絶大な人気を誇っており、繊細さの中にも意思を感じられるイラストがクララや作品の世界観とマッチしていることから、今回の起用に至った。彼女による絵本動画もまた、水彩画のような淡い色使いや、鮮明なパープルのドレスを身に纏い、大きな瞳に白い肌のクラシックで物柔らかなデザインで描かれたクララなど、独自のデザインも施されている。ページをめくるたびに鮮やかで優しい絵が登場するこの絵本は、見ているだけでも心躍る。今回描かれたのは、本作の主人公、マッケンジー・フォイ演じるクララが秘密の王国へと迷い込み、くるみ割り人形のフィリップと出会うまでを描いたシーン。クララは、名付け親であるドロッセルマイヤーから招かれたクリスマス・パーティーでプレゼントを探すうちに、“秘密の王国”へと迷い込む。聡明で豊かな想像力を持ち、ほかの女の子と少し違っているクララは、唯一の理解者であった愛する母を亡くし、その寂しさから心を閉ざしていたが、そこでフィリップをはじめとする個性豊かな登場人物と出会うことによって、冒険を経ながら成長していく。この2人が出会ったことによって、これからどんな物語が繰り広げられるのか、絵本の続きが気になるところだ。ディズニーならではの“究極のプレミアム・ファンタジー”が描かれた世界観は、ぜひ大きなスクリーンで確かめてみてほしい。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月22日不朽の名作「くるみ割り人形」をディズニーが実写化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。本作では、キャストに一流バレエダンサーを起用しているが、この度、そんな一流バレエダンサーが舞う、美しすぎる本編映像が公開された。“バレエ映画”ではない、“映画とバレエの融合”――約200年前にドイツで生まれた童話がもとになり、音楽や書籍、舞台など様々な形で語り継がれる「くるみ割り人形」。特にバレエ界ではとても有名な演目で、これからの時期、クリスマス付近では世界中で上演されるほどだ。そんな名作を今回映画化するにあたり、バレエの要素を本作に取り込むことを最も重要なことと考え、“一流のバレエダンサー”の起用を決定。製作のマーク・ゴードンは「『くるみ割り人形』は、とても有名なバレエだ。ただ僕たちはバレエ映画を作っているわけじゃない。世界に出て行こうとしている少女についてのストーリーを作っているんだ。でも、ストーリーテラーとしての僕たちにとって、また観客にとって、史上最も偉大なバレリーナの一人を見るのは非常に重要だと感じていたんだ」とその必要性を語っている。注目のバレエダンサーを起用そして今回起用されたのが、ミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニン。黒人女性として初のプリンシパル・ダンサーとなった逸材ミスティ。人種の壁や偏見を乗り越え、不屈の精神で夢を叶えたバレリーナとして、人々のリスペクトを集めている人物だ。一方、世界三大バレエ団のひとつである英国ロイヤル・バレエ団に入団し、史上最年少男性プリンシパルに上りつめたが、人気絶頂で電撃退団したセルゲイ。近年ドキュメンタリー映画も作られるなど絶大な人気を誇っている。そんな2人のキャスティングに、マークは「ミスティが本作で演じることに興味を持ってくれたことはとても幸運だった。ミスティとセルゲイが一緒の場面は本当に素晴らしいよ」と熱弁。ミスティは「出演依頼があった時には、もちろんその答えは考える必要もないくらいに明白でした!スケールの大きいディズニー映画に出演できるなどとは思ってもみませんでしたし、私がバレエを始めたきっかけとこれまでのキャリアと深いつながりのある作品ですから、まるで夢のようです」とオファー時をふり返っている。膨大な時間をかけて撮影…ダンサーが舞う注目シーン公開!今回、そんなダンサーたちが舞台で舞う姿を、クララ(マッケンジー・フォイ)やシュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)が観劇するシーンが公開!“舞台”をイメージしたアナログな装飾をあえて盛り込み、2人のバレエがより際立つ演出を施した本シーン。マークは「映画の中に、伝統的で美しいバレエを入れることは、僕たちにとって重要だった。このバレエのシーンの中で、ストーリーの一部を語ることが出来たんだ」と自信を覗かせている。撮影についてセルゲイは、「全てがすごくカラフルだったんだ」とふり返り、「あの中に身を置くのは…なんと表現すれば良いんだろうか?子供がおとぎ話の世界に入ったような感じとでも言うのかな。あるいは、子供がテーマパークに行ったような気分。色が本当に美しいんだよ。輝いていたり、暗かったり。とてもマジカル。その印象が強烈に残っているね」とそのクオリティの高さを絶賛。また、ミスティのダンスを目の当たりにしたキーラ・ナイトレイは、「彼女のダンスは素晴らしかったわ」とふり返り、「このシーン全体を撮影するのに1日12時間ほど3、4日間くらいかけていて、その中で彼女らは踊っていたの。彼女は足のあちこちに氷のパックをつけていたわ。体力、忍耐力は本当に凄かった。彼女はとても素晴らしいわ」と華やかな映像の舞台裏の努力を明かしている。愛する母を亡くし心を閉ざしたクララが、<秘密の王国>に迷い込み、母が遺したメッセージを探す壮大な冒険を描く本作。少女・クララの物語であるが、本作ではただ盛り込んだだけではない、作品に敬意を表し、最高のシーンとなるようにキャスティングから全てこだわり抜いたそんなバレエシーンも見逃せない。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月13日ディズニー映画最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』の公開を記念して、11月9日、KITTE名古屋にてクリスマスツリー点灯式イベントが開催。プロフィギュア・スケーターの村上佳菜子がゲスト登場した。今回のクリスマスツリーは、本作に登場する主人公クララの冒険の舞台、“4つの国”から成る「秘密の王国」をモチーフにしたスペシャルなツリー。4つの国とは、雪と氷に支配されている“雪の国”、色とりどりの花々に囲まれた華やかな“花の国”、全てがお菓子でできている夢の世界“お菓子の国”、そして3つの国とは明らかに違う、悲しみと恐怖を感じさせる奇妙な世界“第4の国”からなっている。この日、点灯式に参加した村上さんは、“くるみ割り人形”をイメージした衣装に身を包み、「いつもクリスマスは全日本選手権の時期だったので、ツリーの点灯式は人生初めて!とってもワクワクしています!」と興奮気味に登場。「私にとってはやっぱり、くるみ割り人形と言えば、曲に合わせて真央ちゃんが練習していたのをずっと見ていたので、一番に真央ちゃんをイメージします」と「くるみ割り人形」についてエピソードを明かし、「憧れの音楽です!!」と続けた。そしてMCのカウントダウンに合わせ、村上さんが点灯スイッチを押すと、チャイコフスキーの名曲「行進曲」が流れ、煌びやかにスペシャルクリスマスツリーが点灯し、会場は大きな拍手に包まれていた。自身が点灯させたツリーを見上げると、村上さんは「映画を観て、本当にキラキラしているという印象だったので、このキラキラ感満載の世界観は映画にぴったりですね!」と映画とリンクしていると絶賛。今作に登場するディズニーのニュー・ヒロイン、クララについては、「クララの新しいことにチャレンジするときの、自分に自信をもって踏み出す勇敢な姿にとても刺激を受けた」と言い、「私も、これまではずっと憧れだったくるみ割り人形の音楽ですが、いつかアイスショーなどでぜひ挑戦したいと思うことができました」と新たな希望も語っていた。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月09日『くるみ割り人形と秘密の王国』のヨーロッパプレミアが、現地時間11月1日(木)、イギリスのヴュー ウエストフィールド ロンドンにて開催。本作で主演を務めたディズニーの新たなヒロイン、マッケンジー・フォイや、本作のイベント初登場となるシュガー・プラム役のキーラ・ナイトレイほか、豪華キャスト、世界的アーティストらが登場した。現地では11月2日からの公開が翌日に迫る中、物語の舞台となったロンドンで本作がお披露目されるということで、会場には上映を心待ちにする大勢のファンと世界各国から取材陣が多数集結。会場となったヴュー ウエストフィールド ロンドンには、劇中に登場する4つの国の中から、“雪の国”“花の国”を彷彿とさせる煌びやかな装飾がなされ、会場が<秘密の王国>と化した。クリスマス・イブから始まる物語にちなんだクリスマスツリーも会場に彩りを添える中、主演を務めたマッケンジー・フォイが淡いピンクの「ロダルテ(RODARTE)」のドレスで登場すると、美しく透明感溢れる佇まいに注目が集まった。さらに、地元ロンドン出身のキーラ・ナイトレイが、今回初めて本作のイベントに登場!真っ白で柔らかな印象の「シャネル(CHANEL)」のドレスで到着すると大きな歓声があがり、キーラも満面の笑みで返した。声援と拍手で会場が盛り上がる中、マッケンジーとキーラは、集まったマスコミのインタビューに丁寧に対応した。■マッケンジー、不朽の物語に自信「誰もが楽しめる要素がある」レッドカーペットでのインタビューでマッケンジーは、「ロンドンで撮影が行われたこともあり、この場所で映画が公開されることはとってもエキサイティングなことです」と、ロンドンが本作にとって特別な場所であることに言及。「本作で描かれているのは、母を亡くして苦痛と悲しみにくれる中、“秘密の王国”での旅を経て、自分自身について学んでいくごく普通の少女の姿です」と作品について語り、「“くるみ割り人形”の物語には、すべての人に向けられた特別な何かが存在していて、誰もが楽しめる要素があるので、ずっと愛され続ける作品ですね」と、人々の共感を呼び心を動かす作品であることを、自信を持ってコメントした。■キーラ・ナイトレイ、共演の美少女ヒロインを絶賛「私は彼女の大ファンよ!」“お菓子の国”の統治者で、<秘密の王国>に迷い込んだクララを歓迎し、世話をやくシュガー・プラム役のキーラは、「おもちゃやお菓子に命が吹き込まれるというアイディアは、小さなころから大好きだった」と、子どもの頃から慣れ親しんできた物語の思い出を初めて明かした。そして「“くるみ割り人形“の物語の素敵なところは、クリスマスの魔法が存在するところ。映画のセットデザインは素晴らしいし、衣装やメイクも華やかだから、映像は本当に美しく、ストーリーも家族そろって楽しめると思うわ!」と、映画の魅力についても熱弁。共演したマッケンジーについては、「彼女は人の目を惹く魅力を持ち、愛らしく、そして努力家なの。私は彼女の大ファンよ!」と、興奮気味に絶賛した。また、このUKプレミアには本作で重要な音楽を担った豪華アーティストを2組が初登場!1996年にサラ・ブライトマンとのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」で爆発的な人気となった“世界最高峰のテノール歌手”と呼ばれるアンドレア・ボチェッリが、本作のエンドソング「フォール・オン・ミー」でコラボレーションした息子マッテオ・ボチェッリと登場。さらに、中国人アーティストとしては初めて、アルバムがグラミー賞にノミネートされたほか、「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど、感情豊かな音楽を奏でるピアニストとして、いま世界で注目を浴びるラン・ランの姿も。本作で、チャイコフスキーの楽曲を新たにアレンジした「くるみ割り人形組曲」のピアノ演奏を担当した彼は、「チャイコフスキーが作曲した元々の楽曲は、最高に美しく、爽やかで、明るく陽気で、感情に訴える曲です。その名曲に、見事が編曲がなされ、親しみの持てる温かいピアノのカラーを引き出すオーケストラ曲となりました。本当に美しく、まるで魔法のような音楽です!聴くだけで、おとぎ話の世界へと導かれるようです」とコメント。自身のキャリアのきっかけともなったチャイコフスキーの不朽の名曲に、さらなる彩りが加えられた本作のオリジナル楽曲の素晴らしさを熱く語った。素晴らしい楽曲の数々がストーリーを彩り、観る者の心を揺さぶる本作ならではの豪華アーティストも加わり、“プレミアム・ファンタジー”の名にふさわしいイベントとなった。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月05日OPI(オーピーアイ)は、ディズニー最新映画『くるみ割り人形と秘密の王国』をイメージした限定ネイルを2018年12月1日(土)に発売する。チャイコフスキー作曲のバレエ作品として知られる、不朽の名作「くるみ割り人形」を映画化する『くるみ割り人形と秘密の王国』。物語の主人公は、愛する母を亡くし、心を閉ざした少女クララ。その少女が、母親からの贈り物を開けるための鍵を探しに、不思議なパラレルワールドを旅していくファンタジーが描かれる。不思議な住人たちが住むパラレルワールドは、雪と氷でできた幻想的な“雪の国”、カラフルな花々に囲まれた“花の国”、そして全てがお菓子で出来た夢のような“お菓子の国”まで様々。今回の限定ネイルでは、そんな幻想的なファンタジックな世界を指先に宿す。カラーは全6色。思わずワルツを踊りたくなるようなスノーホワイト、夢の世界へと導く煌めきを与えるホログラムシルバー、秘密の王国へのカギを握るゴージャスなゴールドグリッター、そして凛としたオーラを放つ大人なダークネイビー。映画の世界観を存分に表現するバリエーションが揃った。【詳細】オーピーアイ特別限定タイアップ『くるみ割り人形と秘密の王国』発売日:2018年12月1日(土)価格:インフィニット シャイン 2,200円+税容量:各15mL©2018 Disney
2018年11月03日不朽の名作「くるみ割り人形」を実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』のワールド・プレミアが、現地時間10月29日(月)、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて行われ、主人公クララを演じるマッケンジー・フォイが可憐なドレス姿で登場した。この日、ハリウッドの街中には、映画に登場するパーティーシーンをモチーフにした豪華絢爛な会場が出現!シュガー・プラムやクララの煌びやかな衣装が並び、今回舞台となる“秘密の王国”の世界を表現した華やかな装飾が施され、大道芸人がサプライズ登場するなど、まるで映画の世界に迷い込んだかのような特別な空間が用意された。■ディズニーの新たなヒロインが初お披露目!詰め掛けた世界各国のマスコミとファンが待つ中、ゲストたちが会場に次々に到着。中でも一際目を引いたのは、本作の主人公クララを演じるマッケンジー・フォイ。3歳の頃からモデルとして活動し、『トワイライト』シリーズや『インターステラー』などで注目を浴び、今回は何百人という候補から見事大抜擢されたマッケンジー。その実力もさることながら、17歳とは思えぬ、透き通った美しさを兼ね備えているのも彼女の魅力の一つ。モデル出身ということもあり、オフホワイトで小花が散りばめられた「シャネル(CHANEL)」のドレスを見事に着こなし、会場にいる人たちの目を奪った。マッケンジーは「この作品に参加できたことはすごくエキサイティングで、私にとってまさに冒険のような経験となりました。まさにクララが遭遇した冒険と同じですね」とコメント、「映画が完成し、こうやってキャストの仲間を含め皆の顔を見ると、“遂にこの時を迎えたんだわ!”という気分になるんです。とても幸せな瞬間です!」と、可愛らしい笑顔を見せながら語った。■マッケンジー、武道の経験生かしスタントにも挑戦!また、撮影当時について聞かれると「すごく楽しかったです。私は武道の経歴があるので、今回スタントシーンに取り組むことができたのは、本当に面白かったですね」と告白。「それにイギリスの田園地方で数週間にわたって乗馬のトレーニングも受けて、最高の経験になりました」と語り、体を張った演技にも積極的に取り組んだ様子を明かしてくれた。最後に「この映画を観る全ての人々にとって、何かお気に入りの要素をきっと見つけてもらえると思いますし、バレエ作品や本では知ることのできないクララの違った一面を垣間見てもらえたらと思っています」と、ファンに対してメッセージを送ってくれた。■「とても楽しみ」モーガン・フリーマンら豪華ゲストも続々!本作でクララの名づけ親でありよき理解者、また謎を多く抱えた男ドロッセルマイヤー役のオスカー俳優モーガン・フリーマンも登場した。「“くるみ割り人形”はバレエ作品として誰もが知っていますから、今回の映画は全く違った経験を私達に与えてくれるのではないかと思います。私自身、どんな発見ができるのかとても楽しみです」と作品への期待をにじませた。そのほかにも、アフリカ系初のプリンシパル・ダンサーに昇格したことで世界的に注目を集め、本作ではバレリーナ・プリンセスとして登場するミスティ・コープランド、監督のラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンなどスタッフ陣も会場に駆けつけ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。『くるみ割り形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年10月31日女優の高橋メアリージュンが25日、自身のブログを更新し、7年前の警官コスプレ姿を公開した。高橋は「明日公開!『あいあい傘』」と題して更新し、「ひょんなところで7年前の写真が出てきました」と、警官コスプレ姿を公開。コスプレは、以前高橋が専属モデルを務めていた雑誌『CanCam』での衣装だと説明し、自身の表情やポーズに対して、「表情が若い。笑」「このポーズだと『逮捕しちゃうぞ』じゃなくて、『逮捕して』ですね。笑」とツッコんだ。最後に、「明日はいよいよ 映画『あいあい傘』Road Showです!間違いなく心温まる映画です。この映画が皆さんに届くのが楽しみです!宜しくお願い致します」と映画をアピールした。
2018年10月26日200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を生み出した、イギリス文学史に名を残す女流作家メアリー・シェリー。彼女の人生をエル・ファニング主演で初めて映画化した『メアリーの総て』から、待望の予告編が公開された。この度解禁された予告では、後に孤独な怪物「フランケンシュタイン」を産み出すとは思えない、美しい少女・メアリー(エル・ファニング)が、運命の人と出会い、愛する我が子が誕生する幸せな時間が流れたのも束の間、徐々にメアリーに不幸の影が忍び寄よる。我が子の死、愛する人の裏切り…わずか18歳の少女には、あまりにもつらい出来事が立て続けに起きる。メアリーは執筆活動に取り憑かれ、もがき、葛藤しながら、傑作を生み出していく様子が映し出されている。メアリーの哀しくも美しい人生を、エル・ファニングがエモーショナルに表現しているほか、自由奔放に生きて彼女を創作へと“追い込む”詩人のパーシー・シェリーには、『ノア 約束の舟』のダグラス・ブース、異母妹のクレア役には『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』のベル・パウリーなどの姿も。併せて公開された場面写真では、英国調のドレスを身にまとう美しいエルの姿や、後に名作「吸血鬼」も生んだ、文学史を変えた伝説の一夜「ディオダティ荘の怪奇談義」に繋がる一幕も見ることができる。『メアリーの総て』は12月よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年10月19日不朽の名作「くるみ割り人形」を、ディズニーが超一流のスタッフ&キャストを結集して映画化する『くるみ割り人形と秘密の王国』。この度、主人公クララと個性豊かなキャラクターが映し出されたポスターが公開になった。聡明で豊かな想像力を持ち機械いじりが得意だが、おしゃれや人付き合いは苦手な14歳の女の子クララ(マッケンジー・フォイ)。彼女の一番の理解者であった母親が亡くなり、クリスマス・プレゼントでもらった鍵を探すうちに、<秘密の王国>に迷い込んでしまい…。色とりどりのスイーツで作られた”お菓子の国“の統治者シュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)は、クララの母マリーと親友同士だったことから、<秘密の王国>に迷い込んだクララの世話を買って出る。マザー・ジンジャーの反乱から、王国を守る運命ををクララに託す。クララの名付け親でよき理解者ドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)は、クララの母マリーを子どものころから可愛がっていたこともあり、クララを常に心配している。<秘密の王国>についてなにか知っている様子を見せるが…?クララが<秘密の王国>で出会う、国でただひとりの“くるみ割り人形”のフィリップ・ホフマン大佐(ジェイデン・フォーラ=ナイト)は、王国に迷い込んだクララを“プリンセス”と呼び、常に彼女を励まし、精神的な支えになるけなげな役どころだ。そして本作の敵、<秘密の王国>の脅威として立ちはだかる、“第4の国”の統治者、マザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)は、ほかの国に暮らす住人から恐れられている。邪悪な独裁を企んでおり、クララから大切な鍵を奪って宮殿に攻め込もうとしているが、本当の狙いは謎に包まれている。華やかで個性豊かなキャラクターたちが登場するなか、クララは彼らと出会い、どのような物語を繰り広げるのか――。物語の展開も気になるビジュアルとなっている。『くるみ割り形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年10月18日映画『メアリーの総て(すべて)』が2018年12月15日(土)より、ネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー。ゴシック小説「フランケンシュタイン」の著者、18歳の少女メアリーの物語『メアリーの総て(すべて)』は、200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」を18歳で生み出した、メアリー・シェリーの波乱に満ちた人生を描く。メアリー・シェリーは、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチら、今世紀の鬼才たちにも絶大な影響を与えただけでなく、リドリー・スコットやスティーヴン・スピルバーグら巨匠たちも、深いリスペクトを表明している女流作家だ。今では、「高慢と偏見」のジェーン・オースティン、「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテと並び、イギリス文学史に名を残す存在となっている。監督はハイファ・アル=マンスール監督には、長編映画デビュー作『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出され、各国の批評家からの評価を得たサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールを迎える。女性監督であるが故に殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を生きるハイファ監督は、メアリーの生き様に強く感銘を受けたという。主演はエル・ファニング可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーを演じたのは、今最も世界から注目を受ける女優、エル・ファニング。『マレフィセント』『パーティーで女の子に話しかけるには』『ネオン・デーモン』など、話題作・異色作に立て続けに出演している。傑作小説「フランケンシュタイン」誕生に隠された、波乱に満ちた天才女流作家・メアリーの人生を見事に演じきっている。ストーリー19世紀イギリス 小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた──。劇場鑑賞券はイラストレーター宇野亞喜良とのコラボ椎名林檎、布袋寅泰など、錚々たるアーティストのアルバムジャケットを手掛けるなど、第一線で活躍してきたイラストレーター宇野亞喜良。彼が描くイラストレーションが、劇場鑑賞券のデザインとして採用された。宇野を象徴する少女をモチーフにしたイラストレーションと映画『メアリーの総て』を融合させ、劇中で誕生秘話が明かされる「フランケンシュタイン」を持ったメアリー・シェリーを幻想的なタッチで表現した。そんな彼も本作を見て「これが百年以上前の話だから面白い。リアリズムで描くロマネスクの世界。」と賞賛の声を送っている。詳細映画『メアリーの総て(すべて)』公開日:2018年12月15日(土)シネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー監督:ハイファ・アル=マンスール出演:エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ原題:MARY SHELLEY配給:ギャガ
2018年10月14日17歳の美少女マッケンジー・フォイにキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンらが豪華競演を果たす、ディズニーの『くるみ割り人形と秘密の王国』。これまでのディズニー実写映画では、シンデレラやアリス、ベルなど、数々のプリンセスたちが活躍してきた。今年の秋、壮大な物語の扉を開けようとしているのは、新たなるヒロイン、クララという1人の少女だ。『美女と野獣』のディズニーが、超一流のスタッフ&キャストを結集して贈る本作。これまでのディズニー実写映画に登場してきた歴代のヒロインたちは、自分に自信が持てず、人生を模索していたり、辛い出来事があったりする中でも、ひたむきに努力し、困難に立ち向かい、“自らの力”で運命を切り開いてきた。そうした美しさだけにとどまらない彼女たちの勇敢な姿が、世界中の女性に勇気を与えてきたのだ。▼『シンデレラ』のエラ/リリー・ジェームズ(2015年)世界中の誰もが知るプリンセス、シンデレラ。物語の主人公・エラは幼くして母を亡くし、その後、父親も亡くしてしまったことから、継母とその娘たちのいる家で暮らすことになる。灰をつけたままの姿を見た義理の姉たちから“灰まみれのエラ=シンデレラ”と呼ばれ、大笑いされても、母が教えてくれた「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を常に忘れなかったエラ。そんな彼女の前にフェアリー・ゴッドマザーが現れたことをきっかけに、王子に会うため、勇気を振り絞って、継母たちがいる舞踏会に向かうことを決める。鮮やかなブルーのドレスを身に纏い、舞踏会の会場にいた全員が彼女の美しさに目を奪われるシーンは、世界中を感動に包み込んだ。シンデレラを演じたのは、当時、海外ドラマ「ダウントン・アビー」に出演する新進女優だったリリー・ジェームズ。彼女がシンデレラという大役を演じたことで一躍脚光を浴び、人気女優として成長していく姿は、リアルなシンデレラストーリーを歩んでいると話題を呼んだ。▼『美女と野獣』ベル/エマ・ワトソン(2017年)ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』の実写化。主人公のベルは、聡明で心優しく、勇敢な魂を秘めた美しい女性。読書や空想な好きなことから、村の住人からは「変わっている」と言われており、周りから本当の自分が受け入れられないことに“孤独”を感じていた。そんなベルは父がさらわれたことをきっかけに、城に住む魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった王子と出会ったことによって、“ありのまま”の姿でいることの大切さを知る。彼女は、父親の代わりに自分が城に閉じこもることを決めたり、野獣に心を開いて会話しようとしたり、自ら物事を動かそうとする積極的な女性だ。ただ待っているだけのヒロインではなく、自ら運命を切り開いていくという新しいヒロイン像は“女性が憧れる”プリンセスとして大人気に。まさに、『ハリー・ポッター』シリーズで知られたエマ・ワトソン自身とも重なるヒロインとなった。▼『くるみ割り人形と秘密の王国』のクララ/マッケンジー・フォイ(2018年)新たなディズニーのプリンセスは、まだあどけなさの残るクララという少女。愛する母親を亡くし、その悲しみで心を閉ざしていた。そんな彼女がクリスマス・イヴの夜に“くるみ割り人形”に導かれるように迷い込んだのは、「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」からなる秘密の王国。その国で、クララはやがて“第4の国”の反乱によって起こった戦いに巻き込まれていく。全ては、亡き母がこの目を奪うほどに美しい世界に隠した<真実>を探す、驚くべき冒険の始まりだった――。クララを演じるのは、何百人という候補から見事、大抜擢となったマッケンジー・フォイ。彼女は『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』や『インターステラー』などで活躍しており、現在17歳ながらも、その透明感溢れる美しさとオーラで、日本をはじめ、世界中のファンを魅了している。「くるみ割り人形のマッケンジーちゃん、本当に綺麗」「マッケンジーちゃんがすごい大人になってる!」とSNSでは“マッケンジーちゃん”との愛称で呼ばれ、その成長ぶりに感嘆の声が続出。今後も、新たなハリウッド女優のアイコンとして活躍すること間違いなし。豪華で華やかなドレスに身を包んだ、マッケンジー演じるクララが、秘密の王国で繰り広げる物語に要注目だ。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年10月06日累計観客動員数538万人以上、累計興行収入80億円を超える大ヒットとなっている『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。この度、日本初の恐竜専門サイエンス・コミュニケーター・恐竜くんが、“これを知ればさらに『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を楽しめる!”というトリビアの数々を徹底解説!あなたはいくつ気がついた?『ジュラシック・パーク』シリーズからつながっているまさかの小ネタや、“生みの親”スティーヴン・スピルバーグ監督の過去作品を絡めたこだわりのオマージュなど、「言われてみなければわからない!」「知ったらもう一度映画をみたくなる!」というトリビアがたっぷりと詰まっているという本作。その解説をしてくれるのは、16歳で単身カナダに留学し、恐竜の研究が盛んなアルバータ大学で古生物学を中心に広くサイエンスを学んだ“恐竜くん”。恐竜展の企画・監修、トークショーやワークショップなどの体験教室の開催、ロボットや模型のデザイン・監修、メディア出演、執筆、翻訳など幅広く手掛けるほか、イラストレーターとしても活躍中。今回、恐竜を愛するあまりに描いてしまったという、恐竜くん自身による大人気のT-レックスとモササウルスのイラストも到着している。■本作のトリビアは「これまでのシリーズとの“決別”」を暗示!?思い返せば、前作『ジュラシック・ワールド』にも様々なオマージュが散りばめられていた。「過去の作品や原作への敬意と憧憬にあふれ、長年のファンはどこか懐かしさを覚えたり、細部へのこだわりにニヤリとしたり…というものでした。一方、本作での過去作へのリンクの仕方はかなり趣きが異なり、そこから感じ取れるのはむしろ、これまでのシリーズとの『決別』です」と、恐竜くんは断言する。「本作の原題『Fallen Kingdom』は、直訳すれば『陥落した(崩壊した)王国』ですが、この『王国』には少なくとも2つの意味があると考えられます。1つ目はもちろん、映画前半の火山噴火により崩壊したイスラ・ヌブラル(※以降、ヌブラル島)。2つ目は『恐竜たちの島外進出』とクローン技術という圧倒的な力を手にした人類の『果てしない暴走と欲望』により、まさに崩壊しつつある『これまでの世界・価値観・生態系』そのものです。特に後者は本作の真のテーマといえるでしょう」。生物学的には、Kingdomという単語には、生物分類における上位階級の一つ「界」の意味もあり、Fallen Kingdomとは、すなわち現生の生態系そのものの陥落も暗喩している、というのだ。本作では、シリーズの象徴的な舞台であったヌブラル島は消滅したも同然で、登場人物たちからは何度も「もう後戻りできない」という言葉が繰り返される。「シリーズ上の位置づけとしても、本作がこれまでの物語・展開からの脱却と転換を意図していることは明らか。本作におけるオマージュをはじめとする各種の演出は、取り上げるべき数は前作と比べて少ないかもしれませんが、その分、制作者の意図が強く反映されたものになっています」と恐竜くんは語っている。※以下、小説版を「原作」、映画版『ジュラシック・パーク』を「第1作」、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を「第2作」、『ジュラシック・パークlll』を「第3作」、『ジュラシック・ワールド』を「前作」、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を「本作」とする。■知ってびっくり!『ジュラワ』が100倍楽しめるトリビアの数々三度登場のイアン・マルコム博士先述した本作のテーマは、原作1作目から一貫してマルコム博士が訴え、警鐘を鳴らしてきたテーマでもある。数多の登場人物の中でも、本作の導入と幕引きを担えるキャラクターは、やはりマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)しかいない。パーク創設者ハモンドの旧友本作のもう1つの舞台ロックウッド邸には、ジュラシック・パーク創設者ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)の肖像画があるほか、ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)の手には、彼とお揃いの「蚊が閉じ込められた琥珀」の装飾つきの杖が握られていた。ヌブラル島で訪問者を迎えるブラキオサウルス本シリーズにおいて、恐竜の穏やかな雄大さ、美しさを体現する存在であるブラキオサウルス。過去作ではいつも登場人物(と観客)にとっての「癒し」というべき役回りを演じてきたが、本作では第1作同様、島を訪れた主人公たちが最初に出会うこととなる。なお、本作のブラキオサウルスは第1作で最初にグラント博士(サム・ニール)たちが出会った「あのブラキオサウルス」と同一個体であると、J・A・バヨナ監督が明言している。しかし、この設定を知ると、とあるシーンがいっそう悲壮に感じられることに…。フォード・エクスプローラーブルーとオーウェン(クリス・プラット)が再会するのは、第1作でパーク見学者が乗車したフォード・エクスプローラーの前。ひっくり返っている点、すぐ近くに大木がある点などから、劇中でT-レックスの攻撃を受けて落下した、あの車体を連想させる。25年間放置されてなお比較的綺麗な外装を見るに、パークの設備や品質についてのハモンドの口癖「Spared no expense!(金に糸目はつけてない)」は、伊達ではなかったようだ。暴走する恐竜から身を隠す大規模な噴火が始まり、迫る火砕流から逃げる恐竜たち。暴走に巻き込まれた主人公たちが大きな倒木に身を隠すシーンは、第1作でガリミムスの群れから逃げるグラント博士と子どもたちのシーンを彷彿とさせる。ただ、今回は細身の“ダチョウ恐竜”ではなく主に大型恐竜たちの暴走であったため、大木は見る影もなく破壊されてしまう。原作ファン待望の登場!カルノタウルス原作の続編小説「ロスト・ワールド」での登場以来、長年ファンから映画出演が待望されていた「カルノタウルス」が遂に本作で登場。小説ではタコのように「周囲の風景に完全に溶け込む」という擬態能力を持つ恐竜として設定されていたが、本作ではそういった能力の有無は不明。ただ、この擬態能力は前作のハイブリッド恐竜インドミナスに受け継がれており、インドミナスに組み込まれた恐竜のリストにもしっかりカルノタウルスが入っている。T-レックスの寿命は?劇中、登場人物たちがT-レックスの寿命について話すシーンがある。前作及び本作に登場するT-レックスは“第1作と同一個体”で、設定上は29歳前後という。一方、実在したT-レックスの寿命は科学的に約30年と推定されているので、本作の個体は本来ならかなりの高齢といえるが、今回も衰えを全く感じさせない見事な暴れぶり。一見何気ない会話ながら、劇中の設定と学術的な研究成果の両方を踏まえた上で「なぜいまも健在なのか」という当然の疑問にもフォローが入るなど、意外と奥の深いシーン。野生を取り戻した?T-レックスの声本作のT-レックスは第1作及び前作と同じ個体であり、実際に第1作のラストでヴェロキラプトルにつけられた首周りの傷や、前作終盤のインドミナス戦での傷が確認できる。相変わらずヤギ(とヒト)の味もお気に入りのよう…。前作では何故か第1作と鳴き声が違い、どこか声に張りがない点が気になっていたのだが、本作ではちゃんと“昔の声”に戻っていた。ひょっとしたら、単調で張り合いのない飼育環境から再び野生に解き放たれたことで、かつての感覚を取り戻した…ということかも!?炎に包まれるヌブラル島本来、マイケル・クライトンの原作では、物語終盤でヌブラル島に対する軍事爆撃が行われ、パーク及び恐竜たちは人為的に焼き尽くされてしまう。本作で島を焼き尽くすのは火山の噴火、すなわち“自然の猛威”に変換されてはいるが、ここにきて本シリーズは初めて原作者の意図したジュラシック・パークの結末に追いついた、ともいえるだろう。インドラプトルの習性自らを囮にしての騙し討ち、ハンドルをいじって窓を開ける、後足のカギ爪で床をコツコツ叩く癖、狭い場所に隠れようとする少女に突進して頭から追突する…その描写は、明らかに第1作のヴェロキラプトルを強く意識したものだろう(第2~前作のラプトルには、意外とこういった行動は見られない)。ちなみに、インドラプトルはいまのところシリーズで唯一、最初から意図的に「オス」として生み出された恐竜である。本シリーズでは繁殖を人類が徹底管理するため、生み出される恐竜はすべて「メス」。ただ、第2・3作のみ、ソルナ島で野生化したオスが登場する。※注意!ここからはストーリーの重要なネタバレあり※黄色いレインウェアは縁起が悪い?冒頭、豪雨の中で作業する黄色いレインウェアの男性。命からがらT-レックスから逃げきったかと思った直後、モササウルスに丸飲みにされる。雨の中の黄色いレインウェアといえば、第1作の悪役デニス・ネドリーを思い出す(そして『IT/イット』も…)。彼もまた、激しい雨の中でディロフォサウルスと遭遇し、何とか逃げのびたと一息ついた瞬間に襲われ、命を落とした。取り残されたブラキオサウルス炎上する島から脱出したオーウェンたちが最後に目にするのは、岸辺に取り残されたブラキオサウルス。第1作の初登場時に印象的だった後足立ちのポーズで、悲しげな声をあげながら炎に包まれ消えていく。その姿は、これまでの一連の物語及びパーク(ヌブラル島)の完全な終焉を象徴すると同時に、ヒトが犯した過ちの大きさや罪の深さを主人公たち(と私たち)の心に刻み込む、悲しくも重要なシーンだ。ちなみに、このシーンはスピルバーグの生み出したあのE.T.の心臓をイメージしたと監督が語っている。T-レックスの決めポーズ終盤、本作随一の悪党ミルズ(レイフ・スポール)を豪快に仕留めるT-レックス。ミルズの“一部”をかすめ取ろうとしたカルノタウルスを容赦なく追い払い、お馴染みの咆哮をあげるが、この時のポーズが第1作ラストと全く同じ(ただし反対向き)になっている。檻をやぶるT-レックスライオンの檻に侵入するシーンの効果音が第1作のT-レックス初登場シーンと全く同じである。どちらもT-レックスが檻をやぶるシーンだが、第1作では「パークの崩壊」を象徴した音が、本作ではこれまでの「世界の崩壊」と「新たな時代の幕開け」を告げる音となった。優雅な鳥たちが翼竜に…第1作ラストでグラント博士が見守る中、夕日に照らされた海上を優雅に飛ぶ鳥たち。一方、本作のラストで夕日をバックに海上を舞うのは翼竜たちだ。見つめるオーウェンたちの表情は険しく、待ち受ける波乱を暗示するかのよう。まとめ登場人物たちの口から何度も繰り返される「もう後戻りはできない」「元には戻らない」という言葉通り、彼らの世界は全く新たな価値観に支配された時代を迎えようとしている。これまでのシリーズ展開に一旦終止符を打ち、ここから物語は未知なる領域へと踏み出すという、製作者の明確な意図が感じられた。本シリーズは当初から3部作として構想されており、すでに3作目の製作も発表されている(2021年6月11日全米公開予定)。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.
2018年09月15日いま最も世界から注目を受ける女優エル・ファニングが「フランケンシュタイン」の著者・メアリー・シェリーを演じる『MARY SHELLEY』(原題)。この度、『メアリーの総て』の邦題にて日本で公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルも公開となった。■ストーリー19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった2人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた――。■世紀の怪物を生み出したのは、18歳の少女本作はイギリスのゴシック小説として世界中に知られる「フランケンシュタイン」の作家、メアリー・シュリーを描いた伝記映画。『シザー・ハンズ』のティム・バートン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ、『イレイザーヘッド』のデヴィッド・リンチなど、今世紀の鬼才たちに絶大な影響を与え、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンなどの巨匠たちも、深いリスペクトを表明している。そんな彼女が「フランケンシュタイン」を生み出しのは、なんとわずか18歳。人生においても波瀾万丈であったメアリーを演じるのは、『マレフィセント』や『SOMEWHERE』で透明感あるピュアな役を演じ、最近では『ネオン・デーモン』『パーティで女の子に話しかけるには』など、過激な作品にも挑むエル・ファニング。19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた人物をどう演じるのか期待が高まる。■監督は同じく過酷な人生を歩んだハイファ・アル=マンスールそんな本作の監督に抜擢されたのは、長編映画デビュー作となる『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品、各国の批評家から絶賛を浴びたサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスール。娯楽規制によって映画館がない中で、レンタルビデオを見たことで映画監督を志すも、快く思わないものから殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を送ってきた彼女が、スクリーンにメアリーの哀しくも美しい人生を焼き付ける。公開されたポスターには「フランケンシュタイン」を執筆する当時のメアリーを演じるエル・ファニングが、誰かの墓に寄りかかり羽ペンをもつ姿が印象的。「『不幸』に抱かれ、『死』に口づけられ、世紀の傑作を産んだ」というキャッチコピーは、彼女の道ならぬ恋や愛など観る者の胸に深く突き刺さる人生を象徴しているかのよう。また19世紀イギリスの華麗な美術も本作の見どころの1つとなっている。『メアリーの総て』は12月よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年09月11日『美女と野獣』のディズニーが、超一流のスタッフ&キャストを結集して贈る『くるみ割り人形と秘密の王国』。この度、待望の特報映像と新ポスタービジュアルが公開となった。■期待の新人×様々なスペシャリストが集結!愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララは、クリスマス・イブの夜に“花の国”、“雪の国”、“お菓子の国”、“第4の国”からなる<4つの王国>に迷い込む。そこから驚くべき冒険が始まるという物語が描かれる本作。そんな秘密の国に迷い込むクララを演じるのは、17歳の美少女マッケンジー・フォイ。さらに、『アンナ・カレーニナ』のキーラ・ナイトレイ、『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』のモーガン・フリーマン、『アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場』で、作戦のためならどんな犠牲もいとわない鬼大佐を演じたヘレン・ミレンなど、実力派俳優たちが集結。ほかにも本作の魅力の一つ、バレエシーンには『レッド・スパロー』でジェニファー・ローレンスのパートナー役を演じたセルゲイ・ポルーニンや、ミスティ・コープランドも登場する。各方面のスペシャリストが集い、チャイコフスキーの永遠の名曲の数々が全編を彩る本作は、この冬、観客を贅を極めた絢爛たる世界へ誘う。■名優が演じるキャラのビジュアルも!新ポスター&特報解禁今回解禁された新ポスターでは、主人公クララをはじめとする主要キャラクターが勢ぞろい。豪華な出演者の顔ぶれはもちろん、ディズニーの描く「くるみ割り人形」の色彩豊かな華やかな世界観を表現している。そして「クララ――見た目に惑わされるな」というキャッチコピーには一体どんな意味が込められているのか気になるところ。また、同時解禁となった特報では、主人公クララが迷い込んだ“秘密の王国”の一部がお披露目されている。滝に囲まれたロシアの歴史的建築を思い起こすような重厚な宮殿をはじめとする、夢の中に入り込んだような煌めく世界観は圧巻。その中で、子役から美しく成長したマッケンジー・フォイ、煌びやかなドレスをまとったキーラ・ナイトレイ、安定の存在感を見せるモーガン・フリーマンの姿も確認することができる。一流の製作陣による豪華な衣装や音楽も見逃せない、究極のプレミアム・ファンタジーに期待が高まる映像となっている。『くるみ割り人形と秘密の王国』は、11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年09月07日長崎・ハウステンボスでは、イルミネーション「光の王国」を2018年10月20日(土)から2019年4月21日(日)まで開催する。毎年スケールアップし続け、今や冬の風物詩ともいえる「光の王国」。「夜景鑑賞士 5,212人が選ぶ全国イルミネーション ランキング」で5年連続1位を獲得し、日本三大イルミネーションにも認定されるなど、好評を博しているイベントだ。世界最大1,300万球のイルミネーションが輝き、ダイナミックで幻想的な空間を演出。カラフルなフォトスポット「アンブレラストリート」や、クラシック音楽と光の饗宴を見せる「光のオーケストラ」など、カラフルで温かなイルミネーションが、ハウステンボスを華やかに彩る。2018年は、10月27日(土)より新スポットの日本最長級噴水ショー「ウォーターマジック」がスタート。高さ20メートル、全長85メートルにも及ぶスケールで、光と噴水、音楽がショーを展開する。水上で迫力満点のエンターテインメントショーが繰り広げられる。また、「光の王国」と同時に、日本最大の「クリスマスマーケット」も開催。全39店のマーケットブースが並び、クリスマスの雰囲気を盛り上げる。【詳細】長崎・ハウステンボス「光の王国」開催期間:2018年10月20日(土)〜2019年4月21日(日)開催場所:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1■クリスマスマーケット開催日:10月20日(土)〜場所:アートガーデン 他■ウォーターマジック開催日:10月27日(土)~場所:フラワーロード周辺運河【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2018年09月01日現在日本でも大ヒット公開中の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が、2018年公開映画のうち、最速で興行収入50億円超えを果たしたことがわかった。映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック』シリーズ。2015年には世界的に爆発的ヒットとなったシリーズ新3部作の第1章『ジュラシック・ワールド』が公開され、現在その2章目にあたる最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が上映中だ。公開された69の国と地域でNo.1を獲得し、全世界累計興行収入は約12億ドル(約1350億円)を突破するなど、世界中が熱狂している作品となった。本作が待望の日本公開を迎えると、2015年度公開映画の“年間興行収入No.1”に輝いた前作『ジュラシック・ワールド』の初週成績を大幅に更新する驚異的な数字をたたき出しし、2週連続No,1の特大ヒットスタートを切る、目覚しいほどの動員数も記録。そして公開18日目を迎えた7月30日(月)には、早くも累計動員数340万1,007人、累計興行収入50億6,125万2,100円を突破し、2018年公開映画のうち、最速で50億円超えを果たした作品として記録を更新した。本作は2D、3D、IMAX、MX4D、4DXに加え、日本語字幕版、日本語吹き替え版など上映形態も豊富なため、まだ観ていない上映バージョンを再び鑑賞しに行くというリピーターの姿も多い。また、その人気ぶりは映画館を飛び出し、池袋にて期間限定オープン中の「ジュラシック・ワールドCAFE」(8月10日より大阪・心斎橋でも限定オープン)は一時6時間待ちになるほどの盛況ぶりに。さらにSNS上では、主人公オーウェンとヴェロキラプトルのブルーなど、「ジュラファン」が投稿した人気キャラクターのイラストが多く見られ、拡散されている。公開後も勢いは衰えず、夏休みに突入したことで、これからさらなる盛り上がりを見せるだろう。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年07月31日モデルで女優の高橋メアリージュンが22日、自身のインスタグラムを更新。妹でモデルの高橋ユウが、交際中のK-1ファイター・卜部弘嵩選手からプロポーズを受けたことを報告した。ユウは、22日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で、卜部選手から「ユウちゃん、僕と結婚してください」とプロポーズされ、「ウソでしょ!?」と号泣し、「お願いします」と快諾。指輪もはめてもらい、「ぴったりです」と喜び、「世界一幸せ! やばーい」と感激していた。ユウは、姉のメアリージュンに誘われて初めてK-1を観戦した際、リング上の卜部選手に一目惚れし、その後は食事デートを重ね、卜部選手からの告白で交際が始まったという。メアリージュンはインスタグラムで「素敵すぎる彼に妹がプロポーズされました」と報告し、「キューピッドはK-1と私です(笑)」とコメント。また、「ヒロくん勝利おめでとう!!!」と、この日、Krush.90「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の大将戦に出場して勝利した卜部選手を祝福した。
2018年07月23日映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』がいよいよ本日から日本でも公開になる。本作はシリーズで最も多くの種類の恐竜が登場する見せ場もアクションもテンコ盛りの一大エンターテインメント作品だが、監督を任されたJ・A・バヨナは、劇中に登場する人間ではなく、恐竜への共感を何よりも重視したという。その真意はどこにあるのだろうか?本シリーズは、遺伝子操作によって恐竜が現代に甦った世界を舞台に、そこで起こるトラブルや未曾有の危機を描いてきた。スティーブン・スピルバーグ監督が手がけた伝説的な名作『ジュラシック・パーク』とその続編『ロスト・ワールド』、そして本作の脚本を手がけたコリン・トレボロウがメガホンをとった新シリーズの第1作『ジュラシック・ワールド』を愛するバヨナ監督は「過去作の設定やストーリーはもちろんですが、私は衝撃的なシーンの数々に影響を受けているんですよ」と笑顔を見せる。「最初の『ジュラシック・パーク』でTレックスが登場した時の衝撃はいまも心に深く残っていますし、『ロスト・ワールド』で崖からバスが落ちそうになるシーンも大好きですね。今回の映画は、ストーリー的には『ロスト・ワールド』に似ている部分がありますが、物語の深い部分では、恐竜だけでなく、私たちをとりまく世界そのものが問題になっていますし、恐竜が最初から檻の中にいなくて制御不能になっている状況も新しい部分だと思っています」バヨナ監督が語る通り、前作『ジュラシック・ワールド』で起こったトラブルによって、テーマパークは完全に崩壊しており、新作に登場する恐竜たちは檻を飛び出して、人間が去った後の島で暮らしている。しかし、島の火山活動が活発化したことで、恐竜たちは危機にさらされ、かつてパークの運営を任されていたクレアと、恐竜の調教師オーウェンは再び島に向かう。迫り来る噴煙と溶岩を避けるようにして、恐竜たちの“救出作戦”が始まるが、そこにはクレアとオーウェンが想像もしなかった陰謀が隠されていた。本作は、前作に続いてトレボロウと相棒デレク・コノリーが脚本を執筆し、スペイン出身のバヨナが新たに監督を務めている。「最初にコリンの書いた脚本を読んだ時は火山が登場しますし、恐竜も登場するし……これらの要素をリアリティをもって描かなければ、ということに意識が向きました。その一方で、この映画を描く上では、登場する恐竜たちに共感できるかが最も重要だと思いました」これまでの『ジュラシック…』シリーズでは、あくまでも人間が主人公で、彼らが恐竜たちが暴走する状況で、何を感じ、どう行動するかが重視されたが、バヨナ監督は本作では観客が“人間”ではなく“恐竜”に共感できるかどうかをを重視した。「というのも、この映画で描かれる恐竜たちの問題が、物語が進むにつれて、私たち人間の問題にかえってくることが大事だと思ったからです。今回の映画のテーマは“自分たちが理解できない存在を、どのように受け入れるのか?”だと思うのですが、コリンたちとこのテーマについて話をしているときに、私が思ったのは“結局、一番理解できない存在は、自分たち自身ではないか?”ということでした。つまり、理解できないものに共感し、共感することで当初は理解できないと思っていた問題が、実は自分たちの問題だったと気づくことが、この映画の主軸なんだと思ったわけです」。公開前のため、本作の詳細は明かせないが、『…炎の王国』の後半で描かれる恐竜たちと人間のドラマは、上記の監督の発言を頭の片隅に入れておくと、より深く理解できるはずだ。バヨナ監督は、大規模な自然災害に見舞われた家族を描く『インポッシブル』や、少年と怪物の駆け引きを描く『怪物はささやく』などの作品で繰り返し、恐怖や危機の表現をキャラクターの“内面”を描くために用いてきた。本作も一見すると、新機軸としてサスペンスやホラーの要素が盛り込まれたように思えるかもしれないが、監督の真の目的は観客を怖がらせることではなく、映画のテーマをより深く描くことだ。「そうですね。『インポッシブル』でも『怪物はささやく』でも、危機や恐怖が人間に揺さぶりをかけることで、人間は自身の考えを再構築して、解決策を見つけていきました。そもそも、なぜ人間は恐竜のことを怖がるのでしょうか? 突き詰めて考えると、人間が恐竜のことを怖がるのは、自分たち自身のことが怖いからではないでしょうか? 私たちは恐竜に自分たちの姿を反映しているわけです。今回の映画ではすでにパークは崩壊していて、恐竜たちは経済的には無価値になってしまっています。それでも恐竜に価値はあるでしょうか? 恐竜の命が脅威に遭っている時に救うべきでしょうか? それとも見捨てるべきでしょうか?」自分の意思とは関係なく人間によって現代に甦ら“された”恐竜たちに、人間はどんな内面を反映するのだろうか? 人間は自分たちの手で復活させた恐竜と、どう向き合うのか? 『炎の王国』はアドベンチャーやアクションをスケールアップさせながら、ついに本シリーズが内包していた問題と対峙する。「このシリーズで、なぜ人は恐竜を怖がるのか? それは、自分たちの手で現代に生み出したものだからです。生み出すべきではない、作るべきではないタイミングで、このような生物を生み出してしまった恐怖なんだと思います」本作の恐竜はアクションやサスペンスを盛り上げるための“道具”ではない。恐竜は確かな意思を持ち、人間が“この世に生み出してしまった責任”を含めて向き合わなければならない存在になる。「恐竜を見て人間が恐怖を感じるのは、自分たちの中にいる“怪物”を思い出すからではないでしょうか?」『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公開中
2018年07月13日スタジオジブリ出身で、現在はスタジオポノックを立ち上げた米林宏昌監督作品『メアリと魔女の花』が、この度4月28日より中国本土にて全国公開することが分かった。米林監督作品としては、本作で初めて中国での上映を実現させ、キャンペーンに参加した監督は、「ジブリ時代を通して、中国本土で劇場公開をするのは初めてですので、お客様の反応が楽しみです」とコメント。なお、現在中国では年間34本という輸入映画のクォーター制を設けており、本作はその1作品として公開となる。国内において、昨夏の劇場公開で観客動員数266万人と大ヒット記録したほか本作。すでに公開しているフランスでは32万人を超える動員、ロシアでは邦画アニメーション映画興行において歴代一位の成績を樹立するなど、世界各地で評価を得ている。また、中国以降もイギリス、イスラエル、イタリアとまだまだ公開の控えている国も多い。先日発表された新プロジェクト、映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』の全国公開が今夏8月24 日(金)に決定したこともあり、今後のスタジオポノックの更なる躍進に注目していきたい。『メアリと魔女の花』のブルーレイ&DVDは好評発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開© 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2018年04月27日『ジュラシック・パーク』シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)で、日本のためだけに制作された最終予告が25日、公開された。“恐竜”に 巨匠スティーヴン・スピルバーグが命をふきこみ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場すると、全世界のトータル興行収入は16億7000万ドルを突破、日本でも2015年度公開映画の“年間興行収入No.1”となる大ヒットを記録した。シリーズ誕生25周年という節目を迎える今年公開されるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役のクリス・プラット、「ジュラシック・ワールド」の運営責任者であったクレア役のブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は『怪物はささやく』のJ・A・バヨナが抜てきされた。そして、前作の監督であり本作では製作総指揮・脚本を務めるコリン・トレボロウ、トレボロウと共に製作総指揮を務める『ジュラシック』シリーズの生みの親スティーヴン・スピルバーグが作品をさらに進化させている。前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有する島、イスラ・ヌブラル島では"火山の大噴火"の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意、島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける。このたび公開された最終予告では、火山の大噴火が迫り、絶滅寸前の恐竜たちを救出するため、主人公オーウェンがカムバック。無謀な状況の中、彼は心を通わせた恐竜・ブルーと脱出しようとした瞬間、ブルーが何者かに撃たれてしまう。恐竜たちは連れ去られ、牢に閉じ込められ・・・火山噴火の危機の背後にうごめく隠された陰謀とは!? 映像には、前作で人気を博した“モササウルス”の姿も。T-レックスやモササウルス、そして新たな究極のハイブリット恐竜など恐竜のオールスターが総出演し、原点回帰のサスペンス感満載の迫力映像となっている。(C)Universal Pictures
2018年04月25日誰だって秘密のひとつやふたつはあるもの。だけどもし、大好きな彼氏の思わぬ秘密を知ってしまったら…、あなたはどうしますか?今回は、かわいい秘密から笑えない秘密まで、彼氏の隠し事を知ってしまったという女性の体験談を集めてみました。どう対処したのかもご紹介するので、いざというときの参考にしてくださいね。■別に隠さなくても…かわいい秘密まずは笑って許せる程度の秘密と、それを知ったときの女性の対応を見てみましょう。◎こっそり走ってダイエット「同棲中の彼の帰宅が最近遅いと思ったら、片道4kmの道のりを走って帰ってきてたことが、彼の同僚の話で判明。こっそりダイエットしたかったらしいので、知らないふりをすることに」(27歳/会計事務所勤務)◎自分で愛の歌を作詞・作曲「彼の部屋を掃除してて、手書きの楽譜を発見。歌詞の感じから、私への想いをひそかに歌にしたようで。彼は普段まじめでそういうキャラじゃないんで、見なかったことにしました」(26歳/販売)どんなにささいな秘密でも、知られたらプライドが傷つくという男性もいるでしょう。微笑ましいような隠し事なら、見て見ぬふりをしてあげるのも思いやりかも?■対応に迷う…少しびっくりした秘密なかには、隠し事の内容自体は許容範囲だけど、ややデリケートでどう対処していいか迷うようなケースも。◎男らしい彼氏が、実はドM「彼の家でパソコンを借りてて、googleの履歴から、実は彼がドMらしいことがわかっちゃったんです。彼は何事もリードしてくれて男らしいタイプなので、ギャップに正直びっくり。気づいたことは黙ってるけど、それ以来、エッチのときは少しだけSっぽく振る舞ってます」(30歳/歯科衛生士)◎学生の頃は冴えない「ぼっち」だった「仕事ができて上司からの信頼も厚い彼。でも実は、中学・高校といつもひとりぼっちの冴えない男子だったことを、人づてに知りました。話を聞いたことは言わず『私、人見知りで、昔は友だち少なかったの』と自分の話をしたところ、彼も過去のことを打ち明けてくれて。彼との距離がさらに縮まった気がします」(29歳/事務)扱いが難しい隠し事の場合、気づかないふりをするのもありでしょう。ただ、その秘密にうまく対応することで、彼氏とより良い関係を築ける場合もあるようです。■知りたくなかった!笑えない秘密最後に、ドン引きしてしまうような笑えない彼氏の秘密と、それにどう対処したかをご紹介。◎実は出会い系サイトの常連だった「彼のスマホを何気なく横から覗いてたら、何やら怪しいアプリが。問い詰めたら実は出会い系で、以前から常連だったことが判明。今は使ってないという言葉を信じて、許すことにしました。すぐにアプリは削除させて、次使ったら即、別れる約束」(28歳/イベント制作)◎歴代彼女の画像をコレクション「彼の入浴中にタブレットを借りたとき、間違えて謎のフォルダを開いたら、なんと歴代彼女の画像が。ショックで泣いてるところに彼が戻ってきて、平謝りされました。そのまま私以外の画像は消してくれたので、ひとまず許すことに」(27歳/販売)恋愛関係の秘密は、特にショックが大きいもの。放っておくとふたりの関係にヒビが入りかねないような隠し事は、早めにクリアにしておいたほうがよさそうです。■目を光らせつつも広い心を持って女性が考える以上に、隠し事を持っている男性は多いよう。怪しい素振りがないか注意しつつも、多少のことは受け止める広い心を持つことが、良好な関係を築くポイントかもしれません。
2018年04月22日