ライカカメラジャパンは1月25日、「ライカT用ストラップラグ」と「ライカT用レザーキャリングストラップ」を発表した。発売はストラップラグが1月30日、レザーキャリングストラップが2月末。価格(税込)はストラップラグが4,860円、レザーキャリングストラップが11,880円。ミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ「ライカT」用のアクセサリー。ストラップラグは、これまで提供されていた純正のシリコンストラップ以外のストラップをライカTに装着するための金具。ライカTシステムで採用されている「Easy-Click」方式で、デザイン性とストラップの容易な取り外しを両立した。レザーキャリングストラップは、上記ストラップラグを使用してライカTへ装着するカメラストラップ。カメラボディに傷が付かないよう、保護パットが備わっている。
2016年01月25日ライカカメラは1月21日、アウトドア仕様のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X-U」を発表した。発売は2月13日で、価格は税込432,000円。ライカ X-Uは、IP68相当の防塵・防水性能をはじめ、耐衝撃性能、耐寒性能を持つコンパクトデジタルカメラ。耐久性を重視したアウトドア仕様のカメラはライカ初となる。有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズには「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mmの画角に相当)を採用。自然な色再現でディテールまで鮮鋭に描写するという。水中では水深15m以内で60分までの撮影が可能で、水中での撮影に適した設定にできる「水中スナップボタン」を備える。デザインはアウディ社のデザインチームが手がけ、ミニマルな外観に仕上がっている。トップカバーにはアルミニウム、外装にはTPE素材を使用し、設定ダイヤルはアルマイト仕上げとなっている。フラッシュはレンズの上部に内蔵。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.7mm)CMOSセンサー、レンズの開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500。静止画の記録形式はJPEG、DNG。動画はフルHD(1,920×1,080ドット)またはHD(1,280×720ドット)で撮影可能だ。フレームレートは30fps、記録形式はMP4となる。背面のモニターは3型・約92万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカードが使用できる。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚。サイズは約W140×D79×H88mm、重量はバッテリーを含まない状態で約600g、バッテリーを含む状態で約635gとなっている。
2016年01月21日ケンコー・トキナーは18日、ライカMマウントレンズを富士フイルムのXマウント採用カメラに装着するためのマウントアダプター「ケンコー Mマウントアダプター フジフイルム Xマウント用」を発表した。1月20日から発売する。税別価格は17,800円。製品の設計から製造までを一貫して日本国内で行っており、装着可能なレンズかどうかを判別するチェックゲージが付属。チェックゲージを使うと、レンズのピントリング位置が∞の時に、レンズ最後端と接触するかどうかを確認できる。使用時の注意点としては、撮影メニュー内の「レンズなしレリーズ」の設定が必要で、オートフォーカスは機能しない。デジタルカメラ側で絞り値の設定も行えず、レンズで絞りを設定する必要がある。また、デジタルカメラ側には設定した絞り値は表示されず、撮影した画像データのExifにレンズの情報は残らない。「焦点距離設定」と「歪曲収差補正」は使用不可。使用するレンズの焦点距離は、約1.5倍換算となる。本体サイズはW60×D58×H15mm、重量は58g。
2016年01月19日ライカカメラは1月15日、ライカMレンズの新製品として「ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.」「ライカ ズミクロンM f2/28mm ASPH.」「ライカ エルマリートM f2.8/28mm ASPH.」の3モデルを発表した。いずれも光学設計を見直しており、これまでのモデルより優れた描写性能を持つ。全モデルに角型のフルメタルレンズフード(ねじ込み式)と、フードを外した際にレンズ前面にねじ込む保護リングが付属。レンズキャップもメタル製となり、堅牢性を向上させた。○ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.は焦点距離35mmの単焦点レンズで、ブラックとシルバーの2色を用意。発売は2月末で、価格(税込)はブラックが378,000円、シルバーが399,600円。開放絞りがF2と明るく、なめらかで自然なボケが特徴だ。主な仕様は、レンズ構成が5群7枚、最小絞りがF16、絞り羽枚数が11枚。画角(35mm判換算)は対角線63度 / 水平54度 / 垂直38度、撮影距離は0.7m~、最大撮影倍率は1:17.4。フィルター径はE39。レンズフードなしの場合、サイズは最大径が約53mm、長さが35.7mm、重量は252g。○ライカ ズミクロンM f2/28mm ASPH.ライカ ズミクロンM f2/28mm ASPH.は、焦点距離28mmの広角単焦点レンズ。ブラックのみを用意。発売は2月末で、価格は507,600円(税込)。光学系を見直したことで歪曲収差が低減、周辺部でも高い解像力を発揮するという。主な仕様は、レンズ構成が6群9枚、最小絞りがF16、絞り羽枚数が10枚。画角(35mm判換算)は対角線74度 / 水平65度 / 垂直46度、撮影距離は0.7m~、最大撮影倍率は1:21.9。フィルター径はE46。レンズフードなしの場合、サイズは最大径が約53mm、長さが41.4mm、重量は257g。○ライカ エルマリートM f2.8/28mm ASPH.ライカ エルマリートM f2.8/28mm ASPH.は、ライカMレンズの中で最もコンパクトなモデル。ブラックのみを用意。発売は3月で、価格は270,000円(税込)。レンズフードなしで175gと軽量なため、ストリートフォトやルポルタージュ撮影に適しているとする。主な仕様は、レンズ構成が6群8枚、最小絞りがF22、絞り羽枚数が10枚。画角(35mm判換算)は対角線75度 / 水平65度 / 垂直46度、撮影距離は0.7m~、最大撮影倍率は1:22.2。フィルター径はE39。レンズフードなしの場合、サイズは最大径が約52mm、長さが30.7mm、重量は175g。
2016年01月15日ライカカメラジャパンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「ライカT」と標準ズームレンズ、外付け電子ビューファインダーをセットにした「ライカT スターターセット」を1月16日に発売する。限定50セットで、価格は税込448,200円だ。ライカT スターターセットは、ライカTボディと標準ズームレンズ「ライカバリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」、電子ビューファインダー「ライカビゾフレックス」のセットモデル。ライカカメラジャパンは、ライカTを初めて手にする人にオススメだとしている。ボディカラーはシルバーとブラックで、合計50セットの限定となる。
2016年01月07日ライカカメラジャパンは12月17日、レンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM-P(Typ240)」と交換レンズ「ライカ ズマリット M f2.4/35mm ASPH.」、アルティザン&アーティスト特製プロテクターがセットになった「ライカM-P(Typ240) ズマリット 35mmセット」を発表した。限定150セットで12月26日に発売する。価格は税込1,239,840円。ライカM-P(Typ240)は、2014年9月に発売されたデジタルカメラ。ライカ M-Pの「P」は「プロフェッショナルの要望を考慮した」シリーズであることを示す。ライカ Mの設計をベースに、2GBのバッファメモリを搭載して速写性を高めたほか、液晶カバーにサファイアガラスを採用し耐久性を強化した。今回の特別セットには、焦点距離が35mmのMレンズのなかで最も軽量かつコンパクトな「ライカ ズマリット M f2.4/35mm ASPH.」が付属。加えて、アルティザン&アーティストのプロテクターも同梱される。ブラックペイントモデルとシルバークロームのいずれも用意。合計で150セットの限定販売となる。
2015年12月18日ライカカメラは12月15日、「ライカSL」の最新版ファームウェアVersion 1.2を提供開始した。ライカSLのユーザー登録が済んでいれば、カスタマーサイトより無償でダウンロード可能だ。最新版ファームウェアでは、ISO50~400設定時の画質や電子ビューファインダーの解像度を改善。ライカMレンズとライカRレンズを使用する際、自動露出ロックボタン(AEロック)を操作して拡大機能を利用できるようになったことで、マニュアルフォーカスを速やかに行える。そのほか、動画のライカLogガンマ曲線(L-Log)が向上し、8ビット録画に対応した。ライカSLは11月28日に発売されたミラーレスカメラ。撮像素子には2,400万画素のフルサイズCMOSセンサー、画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO II」、440万ドットの電子ビューファインダー(EVF)「EyeResファインダー」を採用している。
2015年12月15日ライカカメラジャパンは12月10日、国内のミュージシャン10組とコラボレーションしたコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX "RSJ Edition"」の第5弾として、BOOM BOOM SATELLITESと今井寿氏の刻印入りモデルを発表した。BOOM BOOM SATELLITESモデルをライカ銀座店にて、今井寿氏モデルを代官山 北村写真機店にて、12月20日に販売開始する。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、雑誌「ローリングストーン」が、2015年7月10日発売号で創刊から100号を迎えたことを記念し、計10組のミュージシャンとコラボレーションした国内限定の特別モデル。ミュージシャンごとに各20台、合計200台限定で販売する。今回、最後となる第5弾はBOOM BOOM SATELLITES、今井寿氏とコラボレーション。カメラのトップカバーには各ミュージシャンのロゴなどグラフィックが刻印されている。コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX」をベースとし、外装にはメタリックなワインレッドに、赤のモチーフをプリントしたレザーを採用。各ミュージシャンがライカD-LUX "RSJ Edition"を用いて撮影した、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。
2015年12月11日ライカカメラジャパンは、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカ M(Typ 262)」を12月12日に発売する。価格は税込853,200円。ライカ M(Typ 262)は11月に発表されたモデルで、当初は12月発売とされていた。Mシステムの本質的なコンセプトを追求し、動画撮影機能やライブビュー機能はあえて省略している。有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー、画像処理エンジン「LEICA MAESTRO」を搭載。トップカバーをアルミニウム素材とすることで、Typ 240に比べ100gの軽量化を実現した。
2015年12月08日ライカカメラジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX」の新色モデル「ライカ D-LUX ソリッドグレー」を12月10日に発売する。価格は税込172,800円。ライカ D-LUX ソリッドグレーは11月に発表されたモデルで、当初は12月発売、価格未定とされていた。現行の「ライカ D-LUX」が本体とレンズにブラックカラーを採用しているのに対し、本体はグレーペイント仕上げ、レンズはシルバーというツートンカラーになっている。シルバーカラーのフラッシュユニット「ライカ CF D」と、カメラのカラーにマッチする本革製のキャリングストラップが付属する。カメラとしての機能やスペックはライカ D-LUXと共通。大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載し、焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバー。動画では4K動画の撮影に対応した。Wi-Fi機能も搭載し、スマートフォンやタブレットからリモート操作ができる。
2015年12月07日ライカカメラジャパンは12月3日、ブランドアクセサリー「0.95」シリーズを発売した。フランスのエス・テー・デュポンとコラボレーションした筆記用具を揃える。0.95という名称は、ライカMレンズ「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」に由来する。エス・テー・デュポンが手がける「S.T.Dupont for 0.95」は、万年筆、ローラーボールペン、ボールペンの筆記具3種類、ライター、キーリングをラインナップ。それぞれ「0.95」のロゴは手作業で施されているほか、強度の高い「セラミウム A.C.T.」を用いているのも特徴だ。税込価格は以下のとおり。S.T.Dupont for 0.95 万年筆:105,840円S.T.Dupont for 0.95 ローラーボールペン:86,400円S.T.Dupont for 0.95 ボールペン:64,800円S.T.Dupont for 0.95 キーリング:17,280円S.T.Dupont for 0.95 ライター:108,000円
2015年12月04日ライカカメラは11月27日、「ライカSシステム」最上位モデル「ライカS (Typ 007)」の最新版ファームウェア Version 2.0.0.1を提供開始した。ライカSシステムのユーザー登録が済んでいれば、カスタマーサイトより無償でダウンロード可能だ。最新版ファームウェアでは、特に周辺光が少ない状況下におけるオートフォーカスの速度と精度の向上を図った。そのほか、色温度の値をマニュアル入力してホワイトバランスが調整できるように変更されている。専用ワークフローソフトウェア「Leica Image Shuttle 3.1」のアップデート版と「テザー撮影プラグイン for Adobe Photoshop Lightroom」もダウンロード提供を開始。Leica Image Shuttle 3.1はMac OS X版で、Windows版については今後提供予定だとする。ライカS (Typ 007)は10月31日に国内で発売されたライカS最上位モデル。新開発の「ライカ MAX CMOS」イメージセンサーと、画像処理エンジンに「ライカ Maestro(マエストロ) II」を搭載する。ボディの価格は税込2,592,000円。
2015年11月27日ライカカメラジャパンは11月20日、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカM(Typ 240)」のオーダーメイドプログラム「ライカMアラカルト」を発表した。ライカストアおよびライカブティックにて、2015年12月以降提供を開始する。ライカMアラカルトは、ライカM(Typ 240)をベースに、3種類のボディ仕上げ、2種類のトップカバー、12種類のレザー外装を自分の好みに応じてカスタマイズできるプログラム。機能のカスタマイズでは、ファインダーに表示される6種類のブライトフレームを切り替えるフレームセンサーを変更できるほか、動画撮影機能の有無を選べる。液晶モニターのカバーガラスは、Corning Gorilla Glassとサファイアガラスの2種類から選択可能。トップカバーの上面や背面には、任意の文字やマークを刻印できる。
2015年11月24日ライカカメラジャパンは、「ライカSL (Typ 601)」の発売日を11月28日に決定した。ライカSLはフルサイズCMOSセンサーを搭載したミラーレスカメラだ。価格は税込993,600円。ライカSLはライカLマウントを導入したミラーレスカメラ。国内では10月21日に発表された。35mmフルサイズの2,400万画素CMOSセンサー、画像処理エンジン「LEICA MAESTRO II」、440万ドッドの電子ビューファインダー(EVF)「EyeResファインダー」を搭載する。また、ライカSL専用の標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.」も同じく11月28日に発売する。こちらの価格は税込669,600円。
2015年11月20日ライカカメラジャパンは11月20日、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカM (Typ262)」を発表した。有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載する。価格は税込853,200円。12月の発売を予定している。ライカM (Typ262)は、動画撮影機能やライブビュー撮影機能を省き、レンジファインダーカメラ本来の楽しさを追求したモデルだ。現行のライカM (Typ 240)と同様に、有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO」を搭載する。トップカバーをアルミニウム素材とすることで、Typ 240に比べ100gの軽量化を達成。トップカバー前面のロゴをライカ M9と同じ大きさのものにするなど、デザイン面でも軽快さをイメージさせる。シャッター音もTyp 240に比べ、非常に小さくなっているという。サイズはW138.6×H80mm×D42mm、重量は約600g (バッテリー含む)。レンズは焦点距離16~135mmのライカMレンズ。レンズマウントはライカMバヨネットマウント方式。ファインダー倍率は0.68倍。露出モードは絞り優先AEとマニュアルの2種類のみ。背面にホワイトバランス調整用のボタンを備えている。
2015年11月20日ライカカメラジャパンは11月14日、「ライカD-LUX "RSJ Edition"」の第4弾として、"ベンジー"こと浅井健一氏とのコラボレーションモデルをライカ京都店にて発売した。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、ローリングストーン誌の創刊100号を記念して、国内のミュージシャン10組とコラボレートした限定モデルだ。カメラ本体は「ライカD-LUX」をベースに、メタリック調のワインレッドに赤いモチーフをプリントしたレザーが印象的なデザインを採用。天面に各ミュージシャンのロゴを刻印しているほか、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ちなみに、浅井健一氏とBLANKEY JET CITYで活動をともにした中村達也氏とのコラボモデルは10月14日に発売済み。残るメンバー、照井利幸氏のモデルが今後登場するかは不明だ。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」と有効1,280万画素の4/3型MOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。
2015年11月18日ライカカメラジャパンは11月11日、ブランドアクセサリー「0.95」シリーズを発表した。0.95という名称は、ライカMレンズ「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」に由来する。12月以降にライカストアにて発売。0.95シリーズの誕生に際し、フランスのエス・テー・デュポンとのコラボレーションが実現した。エス・テー・デュポンが手がける「S.T.Dupont for 0.95」は、万年筆、ローラーボールペン、ボールペンの筆記具3種類、ライター、キーリングをラインナップする。それぞれ「0.95」のロゴは手作業で施されているほか、強度の高い「セラミウム A.C.T.」を用いているのも特徴だ。また、0.95シリーズの発売を記念して、特別バージョンの「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH. "Edition 0.95"」も2016年1月以降に発売する。開放F値を表す「0.95」の文字をホワイトで、そのほかの数値や単位を光沢のあるダークグレーで刻印。鏡筒とレンズキャップには特殊なローレットと光沢仕上げを採用する。
2015年11月12日ライカカメラジャパンは11月11日、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX」の新色モデル「ライカ D-LUX ソリッドグレー」を発表した。発売は12月で、価格は未定だ。本体とレンズにブラックカラーを採用している現行の「ライカ D-LUX」に対し、ライカ D-LUX ソリッドグレーは本体がグレーペイント仕上げ、レンズと操作部がシルバーのツートンカラーになっている。機能やスペックはライカ D-LUXと共通。大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載し、焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。動画では4K動画の撮影に対応。Wi-Fi機能も搭載し、スマートフォンやタブレットからリモート操作ができる。シルバーカラーのフラッシュユニット「ライカ CF D」と、カメラのカラーにマッチする本革製のキャリングストラップが付属する。
2015年11月11日●プロダクトマネージャーが来日ライカカメラジャパンは11月6日、フルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラ「ライカSL」のローンチイベントを開催した。ドイツからプロダクトマネージャーのステファン・ダニエル氏も来日。また、タッチアンドトライコーナーは常に大盛況という状態だった。○スポーツシーンでも使えることをアピールライカカメラジャパン 代表取締役社長 福家一哲氏は、日本で11月末に発売する予定のライカSLについて「ライカの新たな100年のスタートにふさわしい製品」と語った。続いて登場したプロダクトマネージャーのステファン・ダニエル氏はまた、ライカSLのことを「デジタル一眼レフカメラにかわるミラーレス機」とし、「ライカSとライカMの間をうめるシステム」と位置づけている。ライカSLのスペックなどについては、10月21日の記事『フルサイズセンサー搭載ミラーレス「ライカSL」』を参照していただくとして、ここではステファン・ダニエル氏が特にアピールしていた「EyeResファインダー」を紹介したい。EyeResファインダーとは、ライカSL専用に開発された440万ドットの電子ビューファインダー(EVF)。ステファン・ダニエル氏は「中判カメラを彷彿とさせるような大きさで視認性に優れる」と説明した。ステファン・ダニエル氏は「カメラの本質はスピードと画質だ」と述べたうえで、「ライカのカメラはこれまでも、被写体をスピーディーにとらえるのが得意だった。今回のライカSLも、SLレンズとの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮する」とアピール。ライカSLは0.11秒の合焦速度を実現しているほか、フォーカスポイントを設定しておけば、被写体が動いても自動でピントを合わせ続ける追尾AF機能も持つ。イベント会場では、スケートボードやモータースポーツなどの一瞬を切り取った作例が参考として展示されていた。○「ストレスなく使えるカメラ」写真家の安珠さんが登場し、トークショーも開催。安珠さんは、京都をともに旅したライカSLの印象を、作例とともに語ってくれた。モデル出身ということもあり、安珠さんはとてもスリムな女性。ライカSLについて「第一印象はやっぱり重い!」と語る。しかし、「重いんですが、ストレスなく使えるカメラ。持ち心地も良くて手にフィットする感じです。1日持ち歩いても大丈夫でした」という。実際に撮ってみて「詩的な写真が撮れると思いました。ピントの合い方がなんだか、幽霊が突然シュッと現れるような印象です。呼吸するようにサクサクと撮れたので、短気なカメラマンでも大丈夫だと思います」とライカSLを評価していた。「カメラってデザインもとても大事だと思うんですが、ライカは全部かわいいですよね。今回のSLも操作ボタンが少なくて、凹凸もあまりないのが気に入りました。持っていて気持ち良いカメラです。あまり迷わずに操作できましたよ」と、使ってみた感想を述べていた。●安定感のある使い心地○ライカSLを触ってきた大盛況のタッチアンドトライコーナーで、実際に筆者もライカSLを試してみた。白状すると、実際に手にする前は、発表時の写真やボディ847gというスペックから「絶対重いし、撮るの大変そう」と思っていた。しかし、安珠さんが言っていたように、ガッシリとホールドできる安心感のおかげか、(もちろん重いのだが)重さはさほど気にならない、というのが正直な感想だ。個人的に「小さい・軽いは正義」と思っていたし、今でも思っているが、手からすべり落ちてしまいそうなカメラは使っていて不安になることも多い。そういった意味で、安珠さんの「ストレスを感じることがあまりなかった」という言葉に納得した。ファインダー右横には、フォーカスポイントをグリグリと動かせるジョイスティックが備わっている。右手の親指で操作することが想定されているのだろうが、悲しいことに筆者の手だと届かなかった(女性の手としては一般的なサイズだと思われる)。説明員の方の手だと余裕で届いており、ファインダーを覗きながらフォーカスポイントを探れるのは操作的にもラクそうだとはたから見て感じる。EyeResファインダーを覗いてみると、確かに精細かつリアルで、タイムラグもほとんど気にならなかった。色味は少し鮮やかすぎるかなと感じたが、これは個人的な好みもあるかもしれない。ライカSLは発売に先駆けて、11月11日からライカストアで展示される予定だ(ライカ銀座店のみ11月7日から)。
2015年11月09日ライカカメラは10月30日、ミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ「ライカT」の最新ファームウェア(Ver.1.410)を提供開始した。主な変更点は、AF速度の向上や起動時間の短縮、タッチパネルの操作性改善など。今回のファームアップによって、ライカTでもライカSLレンズを使えるようになる。最新ファームウェアでの主な改善点は、AF速度や起動時間、タッチパネルの操作性など。AF速度は従来比で約2倍速くなり、タッチパネルの操作性は、再生モード時の反応が約3倍向上するとしている。最新ファームウェアにアップデートすることで、ライカTカメラシステムと同じく「ライカL バヨネットマウント」を採用したライカSLレンズも使用できるようになる。ライカSLレンズは、10月21日発表の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載するミラーレスカメラ「ライカSL (Typ 601)」向け交換レンズ。ライカSLレンズとライカL バヨネットマウントを共通して採用していることもあり、今後発売するライカTカメラシステムのレンズは「ライカTLレンズ」という名称へ変更される。○ライカT用の新レンズライカT向けの新レンズとして、「ライカ ズミルックス TL f1.4/35mm ASPH.」と「ライカ アポ・マクロ・エルマリート TL f2.8/60mm ASPH.」を2016年に発売すると発表。「ライカ ズミクロン T f2/23mm ASPH.」と同様の描写力を持つという。カラーはブラックとシルバー。
2015年10月30日ライカカメラジャパンは、「ライカSシステム」の最上位モデル「ライカS (Typ 007)」を10月31日に発売する。ボディの価格は税込2,592,000円。ライカS (Typ 007)は、2014年9月に発表されたライカS最上位モデル。新開発の「ライカ MAX CMOS」イメージセンサーと、画像処理エンジンに「ライカ Maestro(マエストロ) II」を搭載する。発表当初は2015年に発売するとしていたが、このたび正式に発売日を決定した。
2015年10月29日独ライカカメラは10月21日、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「ライカSL (Typ 601)」を発表した。2,400万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載する。発売は11月末で、販売価格は税込993,600円だ。ライカSLは、35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載したミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ。ダイナミックレンジが広く、高コントラストかつ低ノイズで、シャープな画質を提供するという。ISO感度は最高50000まで設定可能だ。独自開発された440万ドッドの電子ビューファインダー(EVF)「EyeResファインダー」を備える。アイセンサーを内蔵するため、目をファインダーに近づけると自動で表示が切り替わる。本体背面には2.95型のタッチパネル式液晶モニターを持つ。画像処理エンジンは、9月に発売された中判カメラ「ライカS (Typ 007)」と同様、「LEICA MAESTRO II」を採用。4K動画(24fps/30fps)の撮影にも対応する。フルHD動画であれば、最大120fpsのフレームレートで撮影可能だ。主な仕様は、マウントがライカLマウント、撮像素子が2,400万画素のフルサイズ(36×24mm)CMOSセンサー、対応感度がISO50~ISO50000、シャッター速度が60~1/8,000秒となっている。UHS-II対応のSDメモリーカードスロット、UHS-I対応のSDメモリーカードスロットを備える。耐久性を堅牢性を重視し、アルミニウム削り出しのボディを採用している。バッテリーは容量1,860mAhのリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約400枚。本体サイズは約W147×D39×H104mm、質量はバッテリーを含まない状態で約771g、バッテリーを含む状態で約847gとなっている。○SLレンズライカSLのリリースに合わせて、ライカSL専用の標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.」、望遠レンズ「ライカ アポ・バリオ・エルマリート SL f2.8-4/90-280mm」、単焦点レンズ「ライカ ズミルックス SL f1.4/50mm ASPH.」も発表された。発売はライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.は11月末で、価格は税込669,600円。そのほかの2本については順次発売とされている。今後SLレンズのラインナップを拡充していく予定だ。ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.の主な仕様は、焦点距離が24~90mmmm、開放絞りが広角端で2.8、望遠端でF4、最小絞りがF22。レンズ構成は15群18枚。画角は広角端が対角82.4度、水平72.1度、垂直51.8度、望遠端が対角27.8度、水平23.3度、垂直15.7度。撮影距離範囲は広角端が0.3m~、望遠端が0.45m~。シャッタースピード約3.5段分の手ブレ補正機能を持つ。本体サイズは最大径が約88mm、長さが138mm(広角端、レンズフードなし)、重量は約1,140g。
2015年10月21日シュッピンは10月20日、MS-Optics社と共同開発したライカMマウント対応の単焦点レンズ「REIROAL(玲瓏) M35mm F1.4 MC プラチナクローム」の予約受付を、同社の運営する「マップカメラ」にて開始した。11月初旬から100本限定で発売する。販売価格は税込143,800円だ。REIROAL M35mm F1.4 MC プラチナクロームは、マップカメラ初のオリジナルレンズ。ライカのSummilux 35mm F1.4 1stモデルに近い構造を採用しており、絞り値によって大きく変わる描写が特徴だ。宮沢賢治の詩「青森挽歌」に登場する「玲瓏レンズ」という一節が名前の由来となっている。主な仕様は、レンズ構成が4群6枚のガウスタイプで8面マルチコート、画角が62度、絞り羽根枚数が12枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.85m、最大撮影倍率が0.045倍、フィルター径が39mm(P0.5 逆ねじ込み式)となっている。フードを除いたサイズは最大径φ49mm×全長23mm、重量は90g。レンズ外装はプラチナ塗装。
2015年10月20日ライカカメラジャパンは10月15日、国内限定モデルのコンパクトデジタルカメラ「ライカXホワイトセット」を発表した。「ライカ岩田屋福岡店」がオープンすることを記念した特別モデルで、50台限定で発売する。価格は税込345,600円。ライカXホワイトセットは、福岡県福岡市にある岩田屋本店に「ライカ岩田屋福岡店」がオープンすることを記念した特別限定モデル。ライカXのシルバーボディをベースとし、フラッシュカバーにはライカのロゴを刻印。外装にはホワイトの本革を使用している。ボディと同色のレザーストラップと、カメラプロテクターがセットになっている。ライカXは、APS-CサイズのCMOSセンサーを採用したコンパクトデジタルカメラ。大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載している。同製品は、10月27日からライカ岩田屋福岡店で先行発売。また、12月1日からはライカストアやライカブティックにて販売する予定だ。
2015年10月15日ライカカメラジャパンは10月13日、国内のミュージシャン10組とコラボレーションしたコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX "RSJ Edition"」の第3弾として、夏木マリ氏と中村達也氏の刻印入りモデルを発表した。11月1日からライカ岩田屋福岡店で販売開始する。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、雑誌「ローリングストーン」が、2015年7月10日発売号で創刊から100号を迎えたことを記念した国内限定の特別モデル。ミュージシャンごとに各20台、合計200台限定で販売する。第3弾となる今回は、夏木マリ氏、中村達也氏とコラボレーションしたモデルだ。コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX」をベースとし、外装にはメタリックなワインレッドに、赤のモチーフをプリントしたレザーを採用している。カメラのトップカバーにはそれぞれミュージシャンのロゴなどを刻印。また、各ミュージシャンがライカD-LUX "RSJ Edition"を用いて撮影した、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。ライカ岩田屋福岡店は10月27日にオープン予定のライカストア。九州で初めてのライカストアとなる。
2015年10月14日●ライカ阪急うめだ店がオープン9月1日のライカストア「ライカ阪急うめだ店」オープンに先がけ、前日の8月31日にオープニングレセプションが開催された。今回のオープンを記念したハービー・山口氏の写真展「ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ 100年の歩み~」の最終日でもあり、会場は多くの人でにぎわっていた。○ライカ阪急うめだライカ阪急うめだ店は、大阪府大阪市にある阪急うめだ本店10階「うめだスーク」にオープン。デジタルカメラやレンズ、アクセサリー、双眼鏡などを扱う。ライカ阪急うめだ店オープンを記念した特別モデル「ライカXマルーン」も限定50台で販売している。ライカXマルーンは、阪急電車の車体塗色であるマルーンカラーをまとったモデルで、同じくマルーンカラーのカメラストラップが付属する。実際に目の前にすると、マルーンカラーは深みがあって上品な印象だ。○ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ 100年の歩み~8月31日まで開催されていた写真展「ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ 100年の歩み~」では、ハービー・山口氏が自らセレクトした作品約50点を「街角の天使たち」「Europe」「Heroes」のテーマごと3章に分けて展示。ハービー氏の作品のほか、ライカカメラの主な歴代モデルも展示され、ライカブランドについても紹介されていた。次ページでは、ライカカメラジャパンの代表取締役 福家一哲氏や、写真家のハービー・山口氏も登場したオープニングレセプションについてレポートする。●ただカメラを販売する場にあらず○物語を伝えるという役割レセプションではまず、ライカカメラジャパン 代表取締役の福家氏が登壇。福家氏は今回のライカ阪急うめだ店のオープンについて「文化を創っているような立派な百貨店にライカストアをオープンできることを本当にうれしく思う。買い物以外でも"阪急に来ている"というのが高い価値を持つ場所。これはライカもいっしょ。カメラを売っているだけでなく、哲学や職人技などを物語として伝えられるストアにしていきたい。そう思っているからこそ、ライカストアを阪急うめだにオープンできることはありがたいこと」と述べた。続けて福家氏は「ライカは伝統を継承しつつ、一方で革新的な試みも行っている。スマートフォンなどの普及もあって、写真がみんなのものになっている現在、ライカのユーザープロフィールも多様化してきている。2014年にライカカメラは100周年を迎えたが、この先100年も良い歴史を築いていきたい」と意気込みを語る。○「ライカは一生の相棒」写真家のハービー・山口氏も登場。ハービー氏といえば、ライカのカメラを愛用していることで有名だが、レセプションではそんなライカとの出会いを「ロンドンに10年ほど住んでいたときにライカを出会った。ライカで写真を撮ったときに、このカメラなら人生を撮れると思った。それ以来、一生の相棒としてライカを持ち続けている」と語ってくれた。自身の作品については「中学2年で写真を撮り始めて、作品のテーマは変わらず、人にやさしさとか勇気を与えられるようなもの。病気をしていて、孤独と絶望の少年時代だったが、写真を撮ることで救われたし、他の人も救うことができたら、生きていてよかったと思える」と述べる。最後に、「ライカがなければ、そんなふうに人に勇気を与えられるような写真は撮れなかった。100%の称賛と感謝をこめて」と結んだ。
2015年09月01日独ライカカメラは8月26日、「ライカSシステム」の最上位モデル「ライカS (Typ 007)」の発売について詳細を発表した。2014年9月の発表当初、2015年に発売するとされていたが、2015年9月に発売すると決定。ボディの価格は税込2,592,000円。ライカSはセンサーサイズが30×45mmの「ライカ プロフォーマット」に対応したシリーズ。レンズマウントはライカS バヨネット方式で、35mm判換算の焦点距離はレンズ焦点距離の約0.8倍に相当する。このたび発表されたライカS (Typ 007)は、新開発の「ライカ MAX CMOS」イメージセンサーと、画像処理エンジンに「ライカ Maestro(マエストロ) II」を搭載するライカS最上位モデル。最大秒間3.5コマの連写性能を持つなど、処理スピードの高速化を実現した。フルフレームミドルフォーマットでのフルHD動画撮影、スーパー35mmフォーマットによる4K動画撮影にも対応。バッファメモリは2GBだ。フォーカルプレーンシャッターを新たに搭載し、最低15万ショットと長寿命化も実現している。オートフォーカスシステムは刷新され、より高速かつ精度も向上。動く被写体を捉えて追尾する「予測オートフォーカスモード」を装備する。GPSモジュールを内蔵しており、撮影地の地理的位置データを画像のExifデータに記録できる。二軸位置センサーを新たに内蔵し、情報をビューファインダーに表示。外付けの水準器を使わずに水平垂直を確認可能だ。無線LANモジュールも備え、専用のアプリをインストールしたiOS端末から、カメラの遠隔操作やライブビュー撮影が可能になる。背面の液晶ディスプレイは3型・約92万画素でsRGB 1,600万色の色空間に対応。カバーガラスにはゴリラガラスを使用しており、傷が付きにくい。上面には半透過型液晶ディスプレイを搭載。本体はマグネシウム合金を採用し、バヨネットと操作部品はステンレスを使用。ボトム部はアルミ製。ライカSシステム独自のデュアルシャッターコンセプトを採用。最高1/4,000秒のフォーカルプレーンシャッターや、最高1/1,000秒までのシャッター速度にフラッシュを同調できるセントラルシャッター搭載レンズをユーザーが選択できる。主な仕様は、撮像素子が30×45mm(ライカプロフォーマット)のマイクロレンズ方式ライカCMOSセンサー、記録画素数が3,750万画素。レンズマウントはライカSバヨネットマウント方式(35mm判換算で約0.8倍)で、ファインダー視野率は約98%、倍率は0.87倍(70mmレンズ、無限遠時、0dpt.)。ISO感度はISO100~12500、シャッター速度は1/4,000秒~60秒、露出補正は-3.0EV~+3.0EV(1/2EVステップ)。画像ファイル形式は静止画がDNG(ロスレス圧縮有無選択) / JPEG、動画がMOV(Motion JPEG)。記録メディアとして、SDXCメモリーカードとコンパクトフラッシュカードを使用できる。電源には充電式リチウムイオンバッテリーを採用。防塵・防滴性能を持つという。本体サイズはW160×D120×H80mm、重量は約1,260g(バッテリ除く)。
2015年08月26日ライカカメラジャパンは8月10日、国内のミュージシャン10組とコラボレーションしたコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX "RSJ Edition"」を発表した。雑誌「ローリングストーン」が、2015年7月10日発売号で創刊から100号を迎えたことを記念した国内限定の特別モデルだ。各20台、合計200台限定で販売する。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX」をベースとし、日本国内のミュージシャン10組とコラボレーションした特別限定モデル。10組のミュージシャンのロゴなど刻印が入ったモデルを、2015年9月から2016年1月まで段階的に発売していく。第1弾として、小室哲哉氏、INORAN氏、SCANDALとのコラボモデルを9月16日から、ライカストアとイセタンメンズレジデンスにて販売開始する。第2弾以降の詳細は随時発表される予定だ。ライカD-LUX "RSJ Edition"の外装には、メタリックなワインレッドをベースに赤のモチーフをプリントしたレザーを採用した。カメラのトップカバーにはミュージシャンのロゴなどを刻印。また、各アーティストがライカD-LUX "RSJ Edition"を用いて撮影した、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。
2015年08月10日ライカカメラジャパンは8月7日、国内限定モデルのコンパクトデジタルカメラ「ライカXマルーン」を発表した。「ライカ阪急うめだ店」がオープンすることを記念した特別モデルで、限定50台で発売する。価格は税込324,000円。ライカXマルーンは、大阪府大阪市にある阪急うめだ本店の10階に「ライカ阪急うめだ店」がオープンすることを記念した特別限定モデル。ライカXのシルバーボディをベースとし、フラッシュカバーにはライカのクラシックロゴを施した。また、外装には阪急電車の車体塗色に使用されるマルーンカラーのレザーを使用。ボディと同色のストラップがセットになっている。ライカXは、APS-CサイズのCMOSセンサーを採用したコンパクトデジタルカメラ。大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載し、美しいボケを得られるとしている。8月26日から阪急うめだ本店9階で開催する「ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ100年の歩み~」にて、ライカXマルーンを先行発売する。また10月1日からライカストア、ライカブティックにて販売する予定だ。
2015年08月10日ライカカメラジャパンは9月1日、大阪府大阪市にある阪急うめだ本店10階「うめだスーク」に、ライカストア「ライカ阪急うめだ店」をオープンする。デジタルカメラなどを販売するほか、ライカ製カメラで撮影された作品の展示も行う。ライカ阪急うめだ店のオープンを記念して、ハービー・山口氏の写真展「ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ 100年の歩み~」を開催する。ライカ阪急うめだ店では、ライカMシステム、ライカSシステムといったデジタルカメラやレンズ、アクセサリー、双眼鏡などを扱う。営業時間は日曜日から木曜日までが10時~20時、金曜日と土曜日が10時~21時。ライカ阪急うめだ店オープンを記念して、阪急うめだ本店の9階にある「阪急うめだギャラリー」にて、ライカ製カメラを愛用するハービー・山口氏の写真展「ライカの世界 ~ハービー・山口写真展とライカ 100年の歩み~」を開催。期間は8月26日から31日まで。入場は無料だ。約50点の作品をテーマごと3章で展示する。期間中、ハービー・山口氏によるトークショー(8月30日)、会場で写真集を購入した先着50名を対象としたサイン会(8月26日・30日)、ライカフォトセミナー(8月26日・31日)を行う。トークショーは事前申し込み不要で参加できる。8月27日から30日には友田富造氏によるライカフォトセミナーも実施。ライカフォトセミナーはいずれも無料で参加できるが、事前に申し込む必要がある。申し込みは8月10日10時から、阪急うめだ本店のWebページにて受付を開始する。
2015年08月06日