■前回のあらすじ独身と騙されて、既婚者の元山モトと結婚の約束までしていた主人公。既婚者とわかった後は、彼の妻に慰謝料請求を申し立てられ、窮地に陥ります。しかし独身と騙されていた証拠や弁護士の力を借ることで、慰謝料請求を逃れられるのでした。彼との関係は終わったと安堵したものの…数年後、再びモトが目の前にあらわれます。「警察が来るから」と威嚇すると、その場を立ち去るモト。しかしその晩、モトは主人公の自宅に押しかけ、インターホンを鳴らし続ける事態に。110番に助けを求めると、モトは警察に連行されたのでした。警察官が言うには、モトが逮捕されることは難しく、接近禁止命令も今の段階では出さないほうがいいとアドバイスを受けることに。モトに自宅に押しかけられて以来、カーテンも開けるのさえ怖くなり、チャイムにも怯える日々。そんなある日、モトの妻から突然の電話が…!■モトの妻・レミから突然の電話が… ■さらに謝罪を続ける妻・レミ妻・レミは主人公に対して「まずは謝りたい」と告げ、過去の言動を謝罪します。さらにもう一点、謝りたいことがあると口にするレミは、夫のモトがつきまといをしたことを謝罪するのでした。「私の身を守るために、警察の方から奥さんに伝えてもらおう」「奥さんが監視してくれるかも」そんな気持ちから警察官からレミにつきまといの件を伝えてもらった主人公。しかしレミの気持ちを考えると、申し訳なく、苦しくなるばかり…。さらにいまだ離婚していない状況をたずねると、知られざる展開を知ることに。次回に続く「婚約者は既婚者でした」(全67話)は21時更新!
2024年05月06日料理歴50年の料理愛好家で知られる平野レミさん。最愛の夫であるイラストレーター・和田誠さんを亡くされて5年が経つレミさんは、ご自身と同じような境遇の方に「料理を作る喜び、食べる楽しさを知って欲しい」と言う。そこで今回は毎日を楽しくする、ひとり分の自炊ごはんの極意を聞いた。――自炊ごはんを作るときに心がけていることはありますか?平野レミ(以下・レミ)ひとり分作るのはね、材料費が高くつくの。だから私は3、4人分作っといて冷蔵庫や冷凍庫に入れて、ひとり分ずつチンして食べることもあります。だからみんなの自炊を応援したくて『平野レミの自炊ごはん』という本を出したのよ~笑。――自炊ごはんの良さはどんなところですか?レミ早くできる、調味料も少ない、材料も少ない、でも美味しい。自分でお料理作って自信がつくとね、よその料理なんて食べられなくなるのよ。お茶一杯だって自分で急須に葉っぱ入れて熱湯を注いでいれたお茶と、買ってきたお茶では全然違うし。その幸せ感を知っちゃったらね、自炊が最高に思える。――時間がないときやズボラな気分のときに最適な自炊ごはんは?レミエノキ料理。エノキの堅いところを取っちゃってね。フライパンにバターひいてエノキを広げてべたっと押しながら焼くだけ。それでポン酢つけて食べたら凄くうまい!それぐらい簡単なのでも料理になるのよ。――体調を改善させたいときに作るメニューは?レミリコピン鍋がいいんじゃない?トマトやにんにく、鶏もも肉、玉ねぎとかいっぱい入ってるから栄養が取れる。最後の〆にお餅を入れ和風とイタリアンの合体……。うどん入れても美味しいしね。――鍋なんで消化もよくて体に優しいですよね。レミそう。一人暮らしの方だと自分の体は誰も守ってくれないから自分で守らないと。死ぬのも怖いし病気になるのもいやじゃない。自分が与えられた肉体を大事にしなかったらもったいないよね。だから健康に気づかって栄養をしっかり取る。――自分へのご褒美や機嫌を取りたいときに作る料理は?レミ北京ダックじゃなくて『北京豚(トン)』。北京ダックってアヒルの皮をくるんで食べるじゃない。私はその皮の代わりに豚バラでやるの。北京ダックの何が美味しいかというと自家製のタレなのよ。そのタレを私がいろんなものを入れて作ったんだけど湯がいた豚バラに私のタレをつけて食べると本格的な中華味でホントに美味しいのよ。――北京ダックを包む皮を春巻きの皮にしたことで料理作りが一気に簡単になりますよね。レミ北京ダックを包む白い皮はカオヤーピンていうんだけど、私の北京豚(トン)は春巻きの皮でやるの。今から30年ぐらい前にカオヤーピンなんてその辺に売ってないし「春巻きの皮でできないかな」と思って。それで春巻き屋さんの工場に「春巻きの皮って生で食べれますか」って電話したら「生で食べれます」って。「ほんと!?嬉しい!」ってなって。それから私は春巻きの皮で代用してどんどんやるようになって。そしたら今、パッケージに「生で食べれます」って書いてあるのよ~(笑)。――春巻きの皮はカオヤーピンの味に似てるんですか?レミそっくりよ。豚肉じゃなくて鶏肉でもやったりするんだけど、アヒルじゃなくて鶏肉でペテンにかけちゃうから北京ダックじゃなくて「ペテンダック」ね(笑)。――うまいですね。外食したときに美味しかった料理を参考にするそうですが。レミそう。箸袋あるじゃない。店員さんに「えんぴつ貸してください!」って…箸袋にアイデアを書いてポッケにいれる。――調味料や具材とか料理に何が入っているかなど、お店の人に聞いたりするんですか。レミ食べて美味しいときには厨房まで行って「これ誰が作ったの?」って。でも教えてくれないときもある。――食べただけで何が入っているか分かるものなんですか?レミ年をとるとだんだん分かってくる。海外に行ってさ「美味しかったな」と思うと、時差ボケもお構いなしに空港からすぐにスーパーに直行して、食材を買ってベロが忘れないうちに作っちゃうね。――レミさんの新作料理を最初に食べるのは和田さんだったそうですが、その和田さんがお亡くなりになって5年が経ちます。現在はどのような心境ですか?レミ和田さんがいなくなっちゃって今まで私の気持ちは「宙ぶらりんでフラフラフラフラ私ひとりひとり」って思ってたんだけど、今朝5時頃に目が覚めてさ、手元にあった出たばっかりの和田さんの復刊した本『わたくし大画報』を読んでいたの。ふだんなら全然読まないのに。そうしたら私のことがいっぱい出て来て、和田さんに会ってる気がして。本を読んで「ここに和田さんがいた!」って思えたの。――和田さんとの思い出がよみがえって来たんですね。レミそう。生前にね、和田さんの展覧会があったの。そのとき作品のタイトルに「知らぬがイム」って書いてあったから私が和田さんに「ガイムってなんのこと?」って聞いたの。そしたら和田さんが、みんなを集めて「レミがこれを『知らぬがイム』って言ったよ」って大笑いされて。「知らぬがイム」って何かというと「知らぬが仏」だったの(笑)。和田さんはいつも私のことを面白がってたみたい。――レミさんのように日々の生活を明るく元気に過ごすにはどうすればいいか読者になにかアドバイスをいただけますか?レミ食事で栄養をとって自分が元気だと気持ちが前向きになる。だから五大栄養素の炭水化物とかミネラルとかたんぱく質とか「ちゃんととってるかな?」と思って過ごす。「今日ちょっとたんぱく質がたんないな」と思ったら納豆食べるとかさ。体が元気だったらどんどん楽しくなる。前向きな気持ちは体から来ると思うのよね。だから絶対に元気じゃないとダメ!レミさんの新著には、時短、簡単、だけどすこぶるおいしい自炊料理がたくさん。毎日の食事を「一人ごはんは楽しい!」にきっと変えてくれるだろう。(取材:インタビューマン山下)
2024年04月15日サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』で、日本代表は強豪のドイツ代表と対戦し、2-1で見事に勝利。試合当日の2022年11月23日から、ネット上は喜びの声であふれています。NHKの料理番組で人気を博す、料理愛好家である平野レミさんも、喜びの声を上げた1人でした。テレビ番組で平野レミが作った料理に驚き同日の試合前、料理番組『平野レミの早わざレシピ』(NHK)で、日本代表を応援するレシピを紹介していた平野さん。日本勝利を知った後にTwitterを更新し、その料理の写真を投稿しました。インパクトが抜群で、ネットが湧いたビジュアルをご覧ください!やったね!ちくわカツで大勝利。2本食べて日本がカツた〜 pic.twitter.com/tOPhEWpGUf — 平野レミ (@Remi_Hirano) November 24, 2022 揚げ物5本が、サッカーボール型のおにぎりの周囲に立っています!こちらの揚げ物は、日本を象徴した焼きちくわで、ドイツのイメージであるソーセージを包み、パン粉をつけて揚げた『ちくわカツ』。『2本のカツ』と『日本勝つ』の語呂合わせで、平野さんは勝利を祈っていたようです。独創的な料理を考案することで定評のある平野さんの、新たなレシピは人々の目を奪いました。・安定の作風で、安心しました!・日本の勝利は『ちくわカツ』のおかげか。・誰もまねできないダイナミックな発想。・すごく元気が出た。先生に一生ついていきます。同月27日にはカタール、同年12月1日にはスペインとの試合が予定されている日本代表。今後、平野さんがどのようなレシピを紹介してくれるのか、期待が高まります![文・構成/grape編集部]
2022年11月25日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。4月のお客様は、料理愛好家、シャンソン歌手の平野レミさん。第4回目は子育てと、年をとってからの過ごし方についてです。夢中になれるものを持つって、大事ですね。寄り道が多い人生は、豊かだと思います。もう2人とも結婚しましたが、私たち夫婦には2人の息子がいます。上の子は、試験前日なのにギターを抱えて制服のまま寝ちゃうような子、一方、下は、塾も留学も一人で決めてしまう、ほっといても勉強をするような子。長男がバンドでデビューしたときに和田(誠)さんが、「あのとき“勉強しろ、勉強しろ”と言ってたら、彼の人生はこんなおもしろいものにならなかったかもしれないよ」と言ったのを聞いて、そうだな、と思いました。人生のゴールが先にあるとして、障害物のない高速道路を最速で進むパターンもあるけれど、高速道路の下には田んぼとかあぜ道とかがあって、そこには蝶が飛んで花が咲いていて。それを見ながらゆっくりゴールに辿り着くのも、ありだと思う。いろんな経験を背負って歩くことで、人の痛みがわかる人間になれるかもしれないし。子育てで大事なのは、親がレールを敷かないこと。放っておくほうが、自分の道を自分で見つけるものです。一人になった今からが、平野レミの第二章。最愛の夫である和田さんが亡くなり、今年の秋で3年。いつでも会いたくて、「どこに行っちゃったの?」と思っています。同時に、この気持ちはいつかは消えるのかしら…と思いますが、それこそ大昔から人間は、最愛の人を失った悲しみや苦しみと闘ってきたのよね。人は、一人で生まれ、一人で死んでいくもの。その意味が今、本当にわかります。もちろん今も悲しいけれど、でもそういう意味では、私の人生はここからかな、と思います。これまでの私は半人前だった。これからの人生は、一人前になるためのものなんでしょう。やりたいことといえば、やっぱり歌。とはいえ年をとったからか、声がガラガラになっちゃったのよねぇ。そういえばお友達の森山良子ちゃんは酔って歌ってもコロコロといい声が出るの、羨ましい(笑)。でも歌はいいわよ、心が豊かになる。年をとって一人になっても夢中になれるものがあるのは幸せよ。みなさんもぜひ、そういう何かを見つけてね。ひらの・れみ料理愛好家、シャンソン歌手。主婦の経験を生かし、テレビや雑誌で数々の料理を発信。新著に子育てと料理についてのエッセイ&レシピ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が。※『anan』2022年4月27日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年04月23日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。4月のお客様は、ご主人とのおしどり夫婦ぶりも有名だった平野レミさん。その出会いもなかなか衝撃的&ユニークです。そして今の仕事に就くきっかけもご主人だったそうで…。第3回目をお届けします。出会って10日で結婚。和田誠さんの魅力は…。ラジオで聴いた私の声を見(聴き?)初め、知り合いの番組スタッフを通じて食事に誘ってくれた男性が、私の夫になったイラストレーターの和田誠さん。それまでいろんな男性とデートをしていたけれど、和田さんが登場したとき、「この人だ!」って感じだった。私たち、出会って10日で結婚しちゃったの。本当に全部が素敵な人だった。特に、足の裏が大地にビタッとくっついていて、動じない感じがあったのが良かった。口数は少ないけれど言葉が知的で、品が良く、私の父ともきちんと話ができる人だったわ。実は和田さん、私がラジオで共演してた久米宏さんにも、私を紹介してくれって頼んだらしいんだけど、久米さんは「和田さんが一生を棒に振ることになるから、僕は紹介できない」って断ったんだって。でも随分後に和田さんに、「私との結婚、合ってた?」って聞いたら、「合ってた」って(笑)。久米さんに断られたときに諦めないでいてくれて、よかったわ。料理の道に進んだきっかけは、一本のエッセイ。今の仕事を始めたきっかけも、和田さんにもらったようなもの。昔、毎週金曜日になると和田さんの友達が我が家に遊びに来るので、私がせっせと料理を作って食べてもらっていたのね。その中に八木正生さんという食通の音楽家の方がいて、彼から、『四季の味』というグルメ雑誌のリレーコラムを書かないか、と誘われたの。もちろん私は断ったんだけど、「レミちゃんの料理は簡単でウマい。そういうのがいいんだよ」と…。根負けして、読んですぐ作れるような、“聞いただけでできる料理”みたいなことをいろいろ書いた。そうしたらテレビ局や出版社から、「そういうのをやってください、書いてください!」と連絡が来て、私は“平野レミ”になっちゃった。私は料理が好きで、結婚後は和田さんに料理を作ることが、私のやるべきことでした。好きなこととやるべきことが同じで、なおかつそれをいいと言ってくれる人がいた。幸せな人生をもらっちゃったな、と思っています。ひらの・れみ料理愛好家、シャンソン歌手。主婦の経験を生かし、テレビや雑誌で数々の料理を発信。新著に子育てと料理についてのエッセイ&レシピ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が。※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年04月16日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。4月のお客様は、シェフならぬ“シュフ”として、料理で活躍する平野レミさん。しかし実は、歌手として活躍した過去があるのです。第2回はそんな時代のおもしろエピソードをご紹介。主婦&料理家になる前は、シャンソン歌手でした。私の両親の教育方針は、“好きなことを徹底的にやりなさい”。なので、大好きなシャンソンを頑張ろうと先生のところに行ったら、「プロなんて考えちゃいけません」。なぜ?と尋ねると、「お金は汚らわしいもの。歌うことで、汚らわしいお金をもらうなんてとんでもない!」と。とか言いながら先生は、私から月謝をとってるんだけどね(笑)。でもやっぱり私は歌いたいので、内緒で銀座にあったシャンソンを歌わせてくれるサロンのオーディションに行ったら、受かっちゃった!それ以外にも同じく銀座の名門シャンソン喫茶〈銀巴里(ぎんパリ)〉でも歌わせてもらえることに。さらにスカウトされて、レコードを出せることに!そりゃぁ嬉しかったわよ。私の声がレコードから聞こえてくる、そんな夢みたいなことが現実にあるなんて、嬉しかったわ。しかし蓋を開けてみると、「今シャンソンは下火だから、まずは歌謡曲でデビューしましょう」と言われてしまい、もう愕然よ~。まさかの人違いでラジオに抜擢…?とりあえず歌謡曲でちょっと売れた私は、4枚目に『カモネギ音頭』というのを出すことに。しかもネギを背負って銀座で配るというキャンペーンをやらされそうになり、さすがにやんなっちゃって(笑)、やめました。無職になった私に突然、「新しい番組が始まるからオーディションに来てほしい」とTBSラジオから連絡が来たので行ったところ、ディレクターさんは私を見るなり「え、あなたが平野レミさん?」と。変な空気のままマイクの前で喋らされ、よくわからないまま出演が決定。後日その方が、「実はレミの顔を見たとき、驚いちゃって」って言うから、よくよく聞いたら、レコード会社の新人紹介のパンフレット、私の顔写真のところに“辺見マリ”って書いてあって、辺見マリさんの写真の下に“平野レミ”って書いてあったんだって。で、マリちゃんの顔を見てかわいいと思って声をかけたら私が来てびっくりしたって。いろいろひどい話よねぇ(笑)。*辺見マリさん…歌手・俳優で、辺見えみりさんのお母様。ひらの・れみ料理愛好家、シャンソン歌手。主婦の経験を生かし、テレビや雑誌で数々の料理を発信。新著に子育てと料理についてのエッセイ&レシピ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が。※『anan』2022年4月13日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年04月09日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。4月のお客様は、料理愛好家、シャンソン歌手の平野レミさん。テレビでお見かけする姿同様、レミさんの人生も、明るく楽しく、おいしいエピソードが満載です!第1回目をお届けします。人は何もなくなると、自ら考え、動く生き物です。小さい頃から私はよく、父親と一緒に海外の音楽を聴いていました。当時日本は歌謡曲全盛で、それに比べるとフランスの曲はメロディがきれいでね。しょっちゅう私は床の間をステージ代わりに歌っていたわけ。で、高校生になり、みんなが東大を目指すような都立の進学校を、2年のときにやめました。つまらなくて(笑)。その後、文化学院という自由な学校に転校し、毎日あちこち遊びに行っていたんだけど、なんかふと、“これでいいのかな、何かを真面目にやらなくちゃいけないんじゃないか”と、立ち止まってしまった。そのとき、自分は何が好きだったかを考えたら出てきた答えが、“歌”。それでシャンソンを習うことになり、そこから人生が変わった。人は、独りぼっちになったり、持ち物がゼロになったときに、自分と向き合い考えられる生き物。みなさんにもきっとそういう瞬間があるから、そのときは、内側から湧き出る“自分の声”に耳を傾けることが大事よ。五感で楽しめる料理は、最高のエンタメよ。当時は歌のほうに夢中でしたが、小さい頃から料理にも興味はありました。覚えているのは実家の庭に家庭菜園があって、暑い夏の日にそこからトマトをもいで、台所にあったベーコンとうどんと一緒にコトコト煮込んだこと。白いうどんが徐々に赤くなっていくのが楽しくて、そして食べるととんでもなくおいしかった。食べられる食材を1つずつ足していったら、トマトとベーコンとうどんは、算数の考え方でいくと1+1+1=3になるわけだけど、料理の場合は、味はいくらでも膨らむから、1+1+1が100にも1000にもなる。しかも料理は五感で楽しめる。鼻で匂いを嗅いで、目で見て、手で触って、耳から料理をする音を聞いて、そして口に入れても美味しい。料理って本当におもしろい。昔からそうなんだけど、食材を見ると、“こんなふうにしたら美味しくなるんじゃないかしら?”ってひらめいて、ちょっとやってみたくなっちゃう。私の料理は全部それね。ひらの・れみ料理愛好家、シャンソン歌手。主婦の経験を生かし、テレビや雑誌で数々の料理を発信。新著に子育てと料理についてのエッセイ&レシピ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が。※『anan』2022年4月6日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年04月02日2022年3月28日に放送された、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、料理愛好家の平野レミさんと、食育インストラクターの和田明日香さんがゲスト出演。MCを務める黒柳徹子さんを前に、笑いの絶えないトークを繰り広げました。平野レミ「タダでうちに来ちゃった」平野さんの次男の妻でもある和田さん。嫁姑という関係の2人は、日頃からとても仲がよいといいます。番組内で、平野さんが義理の娘である和田さんのことを「あーちゃん」とあだ名で呼び、「背も目も態度もデカい」と表現した時のこと。平野さんの遠慮がないものいいに対し、黒柳さんが「そんな風にいっちゃって、2人はうまくいってるの?」と尋ねると、和田さんは「大丈夫です、事実なので」と、あっさり答えます。そこで、番組では平野さんと和田さんと、俳優であり平野さんの長男の妻である上野樹里さんのスリーショット写真を公開。平野さんは、義理の娘が2人いることについて、黒柳さんにこんな心境を明かしました。黒柳さん、私思ったんだけどさ、娘をさ、産んだこともないでしょ。小さい時からさ、学費も払わなくて、洋服代も払わないし、全部払わないで大きくなって、タダでうちに来ちゃったんですよ、2人。樹里ちゃんと、あーちゃんと。だからね、本当息子を産んでよかったって(思う)。タダでこんないい子が、学費も食費も払わないで、うちに来ちゃったから。徹子の部屋ーより引用平野さんは、義理の娘である和田さんたちと家族になれて、とても嬉しいようです。そんな平野さんに対し、和田さんは「タダほど高いものはないですからね」とツッコミ。平野さんは「怖いことをいうのはやめてよ!」といい返し、スタジオの笑いを誘いました。一方、和田さんも、平野さんのことを「面白くてチャーミングな人。子供みたいなところもあるけれど、尊敬もしています」とコメントしています。和田明日香「まだまだお2人とも、妖怪のようにずっと元気で」黒柳さんは、2019年に亡くなった、イラストレーターで平野さんの夫である和田誠さんのことに触れ、「いなくなる人もいるけど、家族がどんどん増えて、楽しいこともあるわね」とコメントしました。平野さんはうなずきながら「どんな大金持ちでも絶対にいつかは死ぬんですもんね」といい、横に座っていた和田さんに「世代交代ね」と声をかけます。「まだ死なないでしょ、お母さんは」とツッコむ和田さんに対し、平野さんと黒柳さんは「分からないわよ」とコメント。すると、和田さんはポツリとこうもらします。まだまだお2人とも、妖怪のようにずっと元気で…。徹子の部屋ーより引用和田さんの発言に対し、黒柳さんは笑いながら「妖怪っていわないでよ」とツッコミ。和田さんは「妖精ですね、間違えました」と訂正し、平野さんは「妖精と妖怪、ずいぶん違うね。危なかったね、あーちゃん!」といいました。始終笑いの絶えないスタジオでのやり取りに、ネット上では、さまざまなコメントが寄せられています。・このメンバーの会話、面白くて大好き。・笑った!平野さんと黒柳さんに「妖怪みたいに元気でいてください」という和田さん、強すぎる。・平野さんと和田さんの、素敵な関係にグッときた。憧れる。・自分も親になったら、平野さんみたいな義母になりたいと思った。義理の母親と娘という関係でありながら、リラックスした状態でコントのような掛け合いをする平野さんと和田さんの姿を、ほほ笑ましく感じた人は多いようです。日頃から、お互いへのリスペクトを忘れず、思いやりをもって接しているからこそ、意見をいい合える関係が築けたのでしょう。平野さんと和田さんのように、信頼関係を保ちつつ、交流できたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月30日お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんがパーソナリティを務める、ラジオ番組『SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜』(TOKYO FM)。2021年12月4日の放送回には、料理愛好家やシャンソン歌手として知られる、平野レミさんがゲスト出演しました。平野さんが番組の中で語った、イラストレーターで夫の和田誠さんが亡くなった後のエピソードが、多くの人の心を揺さぶっています。最愛の夫を失った平野レミに、上野樹里が…平野さんは、夫を失った当初、心の支えがなくなり、さびしさを抱えていました。つらい日々の中で、タレントの黒柳徹子さんにいわれたひと言が、心に残っていたといいます。最愛の夫を失った平野レミ「心の支えがない」黒柳徹子の『返答』が、名言すぎる黒柳さんからかけてもらった言葉を大事にしながらも、そこに含まれた意図をうまくつかめずにいたという、平野さん。そこで、平野さんの息子であり、ロックバンド『TRICERATOPS』の和田唱さんの妻である、俳優の上野樹里さんに相談をします。悩んでいた平野さんに対し、上野さんは、次のような振る舞いを見せたのです。私がさ、和田さんが亡くなっちゃって、心の支えがなくなっちゃって「さびしいよ、さびしいよ」っていってたの。そしたら黒柳徹子さんが「愛し、愛されたことを、レミちゃんが持っていればいいじゃない」っていったんだけど、つかみどころがなくて。「つかめないじゃん」って思って、それを樹里ちゃんにいったの。上野樹里に「私なんかね、つかみどころがなくて」っていったら、(上野さんが)「唱さん、手を出して」っていったの。「レミさんも手を出して。で、唱さん、手をグッと握って。レミさんの手を握って」っていったの。それで、私の手をうちの唱がグッて握ってくれたの。その時に、なんか私は「ああ、ここに和田さんが半分入っていった」って思ったの。SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜ーより引用夫との別れとうまく向き合えずに苦しんでいた平野さんに、上野さんは息子さんと手を握り合うことを提案。平野さんは、息子さんと手を握ったことがキッカケで「胸のつかえがストンと取れた」といいます。平野さんと上野さんのやり取りに、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・ラジオを聴きながら、涙がこぼれた。・平野さんは、本当に和田さんのことが大好きだったんだなあ。・平野さんの、亡き夫に対する気持ちが、世界一素敵だと思う。亡き夫のことを、とても愛している平野さん。番組では、川島さんに対し「生まれ変わっても夫とまた結婚したい。今度は私が先に死んで、残された側がどんなにさびしいかを知ってほしい」と語っていました。最愛の人を失う悲しみや苦しみは、言葉で表せられるものではありません。しかし、すべてを失ったように見えても、変わらずに続いていくものや、愛した記憶は残ります。[文・構成/grape編集部]
2021年12月11日一昨年、最愛の夫を亡くし、失意に沈んでいた平野レミさん。今も寂しくて仕方ないけれど、少しずつ前向きになれてきたといいます。2年間の気持ちの変化を聞きましたーー。「家がこんなにお花だらけになったのは初めてよ!でも、三回忌の法要とかはやらないの。和田さんには似合わないからね」こう語るのは、料理愛好家の平野レミさん(74)。『週刊文春』の表紙を手掛けるなど、著名なイラストレーターだった、最愛の夫・和田誠さん(享年83)は’19年10月7日に天国へ旅立った。取材当日は、三回忌の前日で、レミさんの自宅には、黒柳徹子さん(88)をはじめとする多くの著名人から、和田さんを偲ぶ花がたくさん届いたという。おしどり夫婦としても知られ、和田さんを失ったレミさんの悲しみは果てしないものだった。「今も気持ちの整理はついてない。だから私思うの。あんまり好きな人と結婚したらダメよ。亡くしたときのショックが大きすぎるから」出会いのきっかけは、当時レミさんと久米宏さん(77)が共演していたラジオ番組内のコーナー「ミュージック・キャラバン」(TBSラジオ)を和田さんが聞いていたこと。ラジオ越しでも伝わるレミさんのチャーミングさに、和田さんはほれ込んだ。共通の知人を介して食事にこぎつけ、なんと10日で結婚。当時の和田さんの印象を、レミさんはこう語る。「ボーイフレンドはいっぱいいたけれど、和田さんは今までの男の人と種類が全然違った。品があって、物知りで、ひけらかさないし……。何よりも、地面に足が扁平足のようにビタッとついていて神々しい。この人といたら全てうまくいくような気がしたの」その後の結婚生活でも、和田さんはレミさんのことを、なんでも受け入れてくれる優しい人だった。2人の子宝に恵まれ、“料理愛好家”としての活躍も支えてくれた和田さんとの結婚生活は、幸せに満ちたものだったという。これからもずっとそんな日々が続くーー。そう思っていた矢先、和田さんが病いに倒れた。「最期のときが近くなって、和田さんに『私と結婚したのはあってた?』って聞いたら『あってた』って言うの。『私でよかったの?』って聞いたら『よかった』って言ってた。確かめられて、本当によかった」■今も和田さんに会いたくて仕方ない家族葬で行われたお葬式は、“和田さんらしさ”を大切にした。「お葬式はみんな喪服を着ないで、ジーパンにスニーカー。和田さんは昔からずっとジーパンで生活していたから。事務所の人が葬儀場に遅れてきても、ジーパンはいてるから、案内の人は名前も聞かずに『あちらです』とジーパンの集団がいるところに案内してくれたそうよ(笑)」和田さんの好きなフランク・シナトラの曲を流してかっこいい葬式だった、とレミさんは懐かしむ。「仏壇も似合わないから置いてない。家のサンルームにあるテーブルの上に篠山紀信さんが撮ってくれた和田さんのかっこいい写真が飾ってあってね、その周りに和田さんがデザインしたたばこのハイライトとか思い出の品やお花を飾ってる。それで毎朝、自分と和田さんの分のお茶を入れて乾杯して、『はい、お父さん〜』って写真の唇のところまでお茶を持っていくの」47年間、幸せいっぱいの結婚生活をおくったからこそ、和田さんがいなくなると、自分が自分でなくなってしまうように感じた。「私は和田さんがいたから、和田さんの手のひらの上で自由に好き放題できた。失敗しても『和田さんダメになっちゃったよ』って言ったら和田さんは『そうか、そうか』って見守ってくれる。けど、その和田さんの手のひらがなくなって、ストン、て地獄に落っことされちゃった。少しずつは立ち直ってるけど……。でも会いたいな、会いたいな」■久しぶりに息子の手を握って気づいた最愛の人を失った悲しみは、そう簡単に癒えるものではない。それでも“少しずつの立ち直り”を支えたのは、和田家の面々だ。「息子たちが毎日ご飯に誘ってくれてさ。孫たちも家に来たり、泊まりに来いって言われたり。私をずっと一人にさせなかった」なかでも、レミさんが前を向けたきっかけは、長男の唱さん(45)の妻である上野樹里(35)が与えてくれたという。「唱の家に行ったときに、樹里ちゃんに『和田さんの思い出ってつかめないじゃないの。だからさみしいのよね』って言ったの。そしたら樹里ちゃんが『唱さんとレミさん、手を出して。唱さん、レミさんの手を握って』って」レミさんが最後に唱さんの手を握ったのは、まだ唱さんの手が“もみじみたいに小さかった”ころ。それが今は、大人のガッチリした手になっていた。「それで唱が、私の手をグッと握ってくれたときに『和田さんが半分入ってる』と思ったの。そのときに、胸のつかえがストーンと取れた」今の生きがいは、和田さんにおいしいものを食べさせてあげたいと試行錯誤するなかで気づいた、料理を作ることの喜びだ。「私が電車に乗っていたら知らないおばさんに『レミさんですか?レミさんのレシピで作ったら、うちの主人がおいしいって言うんですよ』って声をかけられて。名前も知らない人とベロでつながってるのがすごくうれしかった。ベロの絆“ベロシップ”ってやつね」今後も、簡単でおいしい料理をたくさん作ってベロシップの輪を広げたい、とレミさんは語る。「ベロシップの原点は和田さんなのよ。今、私がこうしていられるのも和田さんのおかげだなあ」レミさんが和田さんを必要とするように、世間も和田さんを必要としている。10月9日からは東京オペラシティアートギャラリーで「和田誠展」が開催されている。さらに、10月15日には、和田さんが訳詞をした日本版「マザー・グース」である『オフ・オフ・マザー・グース』のCDが発売予定だ。おしどり夫婦の多彩な活躍は、今後も私たちに、驚きや楽しみを与え続けるだろう。(取材・文:インタビューマン山下)
2021年10月15日カゴメ株式会社は、秋冬のイベントシーズンにあわせて、料理愛好家・平野レミさんが出演する洋食レシピ紹介ムービー「家族で楽しむ♪ レミさん家のおうち洋食」を2021年10月1日(金)より公開しました。イベントシーズンにぴったりの「おうち洋食」を紹介自炊機会が増えている昨今、「おうち洋食」の需要は高まっており、洋食の代表的な調味料であるトマトケチャップの市場規模も拡大(※)しています。こうした背景をふまえ、今回カゴメでは、家族で「おうちイベント」の楽しみ方やレシピをご紹介するムービーを制作。ハロウィン、ボジョレー解禁、クリスマスなど、家族で楽しめるイベントが目白押しとなるこれからの季節にぴったりな「おうち洋食」を紹介しています。(※トマトケチャップ市場:インテージSRI(食品)/SM業態/金額ベース/2020年1-12月は前年比108%)パパ、ママ、子どもたち・・・動画に登場する人物は、全員「平野レミ」さん!?動画には、さまざまなメディアで活躍する、料理愛好家の平野レミさんが出演。「家族で楽しむ♪ レミさん家のおうち洋食」と題して、アニメーションと実写を織り交ぜながら、秋冬の「おうちイベント」にぴったりの洋食レシピを楽しくお届けします。また、本企画では、平野レミさんが自身初の「1人4役」に挑戦。パパ・ママ・兄・妹、登場人物すべてがレミさんというユニークな設定のもと、ストーリー仕立てでレシピを紹介しています。ダジャレを言ったり、シャンソンを歌ったりと、レミさんらしいクスリと笑ってしまう小ネタも満載です。動画は「ハロウィン篇」、「ボジョレーヌーボー解禁篇」、「クリスマスイブ篇」の全3種類。登場する洋食は、すべてレミさんが今回の企画のために考案したオリジナルレシピです。いずれも、「カゴメトマトケチャップ」、「カゴメ醸熟ソース ウスター」などのカゴメ製品を使用しており、楽しさとおいしさが詰まったレシピに仕上がっています。動画本編およびレシピの詳細は、「家族で楽しむ♪ レミさん家のおうち洋食」特設サイトよりご覧ください。【参考】※「家族で楽しむ♪ レミさん家のおうち洋食」特設サイト
2021年10月01日日本でも3度アニメ化された児童文学の金字塔を完全映画化した現在公開中の『家なき子 希望の歌声』より、出生の秘密の鍵を握る「レミの子守唄」のMVがシネマカフェに到着した。「レミの子守唄」は、レミが幼い頃から口ずさんでいた歌。それを聞いたヴィタリスは、レミの秘めた才能にいち早く気づき、売り飛ばされそうになっていたレミを自分の一座に招き入れ、2人は親子以上の強い絆になっていく。本編中は、レミを演じているパリ・オペラ座合唱団出身のマロム・パキンが歌っているが、エンドロールで流れる“合唱バージョン”は、パリの名門“木の十字架少年合唱団”が担当している。ウィーン少年合唱団、テルツ少年合唱団と並び称される彼らは、2018年には日本公演も行っている。ひとりひとりが卓越したソリストでもあり、宗教音楽からポピュラーミュージックまで幅広いレパートリーを兼ね備え、彼らが生み出すハーモニーの美しさや崇高さには定評がある。今回、シネマカフェが入手したMVでは、美しい歌声と共に彼らのレコーディング風景、そして映画の撮影の様子も覗くことができる。『家なき子 希望の歌声』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:家なき子 希望の歌声 2020年11月20日よりYEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ 二子玉川ほか全国にて公開© 2018 JERICO – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – TF1 FILMS PRODUCTION – NEXUS FACTORY – UMEDIA
2020年11月25日2020年8月12日に放送されたトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、料理愛好家の平野レミさんがゲスト出演しました。平野さんは、2019年10月に、夫でイラストレーターの和田誠さんを亡くしています。故・和田誠さんへの想いがあふれる平野レミ番組のMCを務める黒柳徹子さんと、夫婦ともに旧知の仲だという平野さん。番組の冒頭から、夫の逝去について「どんだけ泣いても泉のように涙がわき出てくる」と、涙目で語り始めます。平野さんは夫がこの世を去ってからもなお、ずっと毎朝2人分のお茶をいれたり、和田さんの著作を読み返したりしているそうです。さらに、和田さんに会いたくなった時は、夫が使っていた帽子の匂いをかぐことで、気持ちを落ち着かせているエピソードを明かしました。和田さんに帽子被らせて、天国行っちゃったの。もう1つ(帽子)はもったいないから持っててね。ビニール袋に入れて、空気全部抜いてね、こうきゅーっと抜いて。それでずっととってて。和田さんに会いたくなるとね、ちょっとビニール袋開けて、「スーッ」ってやる(匂いをかぐ)の。「あっ、お父さんだ」「和田さんだ」「もったいないもったいない」っていって、またギューッとやってキュッとしまって。そうやってね、和田さんに会うんですよ、たまに。徹子の部屋ーより引用番組で、和田さんの映像が流れると、平野さんは「会いたいなぁ…」と涙声でつぶやきます。その様子を、黒柳さんは見守るように見つめていました。平野レミの「心の支えがない」という相談に、黒柳徹子は…2020年現在の自分を『第3の人生』に来たととらえているという平野さん。その理由について、こう語りました。独身が『第1』、結婚が『第2』、『第3』が独身!また独身になっちゃった。心の支えがね。心の支えがなんかふっと考えると誰もいなくて。息子じゃ支えになんないし、ましてや孫は支えになんないし、お父さんやお母さんもいなくなっちゃって。徹子の部屋ーより引用平野さんは夫の逝去により、心の支えを失ったように感じているそうです。「黒柳さんはどうしてます?心の支え」と平野さんが質問すると、黒柳さんは…。仕方がないわね。でも、あなたさ、愛してもらったでしょ。和田さんに。だからそれがあれば、一生涯、和田さんに愛してもらったっていうつもりで、生きていけばいいじゃない。徹子の部屋ーより引用黒柳さんは「愛し、愛されたことを胸に抱いていけば大丈夫」とキッパリ。その言葉に、平野さんは表情を明るくして「いい、それってすごくいい」と喜び、うなずいていました。【ネットの声】・平野さんの想いがあふれるほど伝わってきて、泣いてしまった。・さすが黒柳さん。つらそうな平野さんに対する、思いやりのあるアドバイスにグッときた。・人を愛することって素敵だなと思わされた。こんな風に誰かと想い合いたいな。家族や友人など、近しい人を失う悲しみやつらさは、到底言葉で表せるものではありません。最愛の人を亡くした平野さんは、いいようのない想いを胸に抱きながら日々を過ごしているのでしょう。黒柳さんが送った「一生涯愛してもらったことを胸に生きていけばいい」という言葉は、平野さんのこれからの人生を優しく支える、1つの教えになったに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月13日《夫が大好きだった料理ばかりを集めたレシピ本「作って幸せ・食べて幸せ」が出ました!》こうツイートしたのは平野レミ(73)だ。彼女は6月23日、レシピ本「新版 平野レミの作って幸せ・食べて幸せ」の出版をTwitterで報告。投稿は1日で2.4万もの“いいね”を記録している。もともと99年に出版された同作には、昨年10月に亡くなった夫・和田誠さん(享年83)の愛したレシピの数々が詰まっている。絵やデザインは和田さんが担当しており、帯には「和田さんが美味しい、美味しいって食べてくれた思い出の料理ばかりです」との文言も。夫婦共作のレシピ本だ。「平野さんは結婚前から料理好きでしたが、牛乳とトマトジュースを使って簡単にヴィシソワーズを作った和田さんに感動したそうです。平野さんは『料理ってこんな簡単でいいんだ!』と気づき、のめり込んでいったそうです」(テレビ局関係者)料理に目覚めたキッカケだけでなく、彼女の料理が上達したのも和田さんの影響があるようだ。平野は16年4月、本誌で「『おいしいね』って言ってくれて、『ちょっとコクがたりないかな』とか言い方がうまかった」と和田さんのコメント力について言及。そして「すると、次はこうしてみようかなって思うでしょ。和田さんが私を持ち上げるのがうまいから、上手になっていったのかもしれない」と明かしている。「和田さんは初めて見る料理が出ると、『これは何?』と言いながら一口目に箸をつける。そんな彼のために調理することが平野さんの生き甲斐だったといいます。彼女の料理には『イナカナッペ』など独特のネーミングのものが多いですが、それらは和田さんと考えたもの。47年間の結婚生活で一度も喧嘩をしなかったのは、こうした“共同作業”のお陰でもあったようです」(前出・テレビ局関係者)平野には、もともと夢があったという。「お母さんの介護が終わった後、平野さんはフランスに語学留学したいと考えたそうです。しかし『日本を離れると、誰が和田さんの料理を作るの?』と心配になったといいます。和田さんはもともと脂っこいものが大好き。平野さんがいなくなったら、健康に良くない生活を送るのでは……。そう思い、断念したそうです」(出版関係者)いっぽう和田さんも彼女のことを気遣ったようだ。「平野さんが疲れた声をしていたら、和田さんは素早く察知。また常に『ありがとう』の言葉も忘れなかったそうです。シャンソン歌手でもある平野さんは、07年には18年ぶりにアルバムをリリースしました。その際にも和田さんは『集大成になるような作品にしなきゃ!』といってエールを送ってくれたそうです」(音楽関係者)そんな夫婦の愛が詰まったレシピ本。今回の出版を和田さんも喜んでいることだろう。
2020年06月24日『きょうの料理』や『平野レミの早わざレシピ』などNHKの料理番組で人気を博す、タレントの平野レミさん。ハイテンションで早口な言動や、大胆すぎる料理テクで多くの人を笑顔にしています。2020年4月には新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、平野さんは自宅での料理をより楽しくする動画を公開し、話題になりました。平野レミの動画に「爆笑した」の声自宅で料理をした結果…!?平野レミ、再び『おうち料理』の動画を公開同年6月23日、平野さんが再び料理をレクチャーする動画をTwitterに投稿。前回と同じく自分の顔が印刷されたパネルを持ち、ほぼすっぴん姿で『あっさりブタ』の作り方をレクチャーしています。夫が大好きだった料理ばかりを集めたレシピ本「作って幸せ・食べて幸せ」が出ました!中でも、「あっさり豚」は特に簡単だからみんな作ってみてね〜。そうそう、今日は化粧もあっさりでいきました。 pic.twitter.com/dUQqpIj4rr — 平野レミ (@Remi_Hirano) June 23, 2020 平野さんいわく「『あっさりブタ』の料理だから化粧もあっさり」とのこと。『あっさりブタ』は2019年10月に亡くなった、夫でありイラストレーターの和田誠さんが好きな料理だったのだとか。動画では自らのレシピ本を「バン!バン!バン!」と叩いたり、フライパンに具材を雑に投入したりと、番組中と何1つ変わらない平野さんの姿が!最後は床に落としてしまったパクチーを踏んでしまい、見事にオチまでつけています。【ネットの声】・パクチーの扱いが酷すぎて爆笑してしまった。・まさに『レミワールド』!見て楽しい料理は食べてもおいしい!・豚肉の入れ方とパクチーの水切りが最高すぎた。レミさん、大好きです!中には、動画を見て早速『あっさりブタ』を作ってみた人も。平野さんの動画を見ながら調理をする場合は、笑って食材を落とさないよう注意してくださいね![文・構成/grape編集部]
2020年06月24日大胆な料理方法とユーモアあふれる言動が人気を博す、タレントの平野レミさんが2020年4月25日にTwitterを更新しました。『料理愛好家』として活躍している平野さんが公開したのは、自宅で簡単に作ることができる『ふわふわにら玉』の料理動画!4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で多くの人が外出を控えています。平野さんは自宅での料理をより楽しくするため、動画を公開することにしたのだとか。しかし、あの平野さんがごく普通の料理動画を公開するはずがありません。冒頭からどこかがおかしい平野さんの料理動画をご覧ください。皆さん、おうちゴハン頑張ってますか?皆さんの力になりたくて、私もノーメイクで頑張りました(笑)。自宅で撮った「ふわふわのニラ玉」です。文字のレシピはこちらをどうぞ→ pic.twitter.com/IBEeWr6rTK — 平野レミ (@Remi_Hirano) April 25, 2020 自宅で動画を撮影したため、番組での姿とは異なりすっぴん状態の平野さん。しかし、料理中も卵を割って豪快に投げ捨てたり、札で遊ぶアシスタントに笑いながら「やめろ!」と突っ込んだりと、ユーモアあふれる言動はいつも通りです!動画は3万回以上拡散され、多くの人からコメントや『いいね』が寄せられています。・レミさんの笑顔を見たら元気が出ました!ありがとうございます!・卵のからを雑に投げるところが面白すぎてダメだった。・番組での豪快さが自宅でも変わらなくて笑った!おいしそうなので早速マネします!コロナウイルスに関する悲しい話題が相次ぐ中、平野さんの動画は多くの人を元気付けてくれたようです。おいしい『ふわふわにら玉』を食べたら、もっと明るい気持ちになれるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年04月25日料理愛好家の平野レミ(72)が1月13日に、『平野レミの早わざレシピ!』(NHK総合)に出演した。生放送で平野が次々とユニークな料理を作る人気番組だ。今回は「冬に作って食べたい元気がでる料理」を特集し、11品目紹介された。そのなかでも平野が、成人の日とリンクさせたレシピ「鶏の丸焼きひトリ立ち」がネットで話題に。それは鶏の丸焼きを菜箸に通し、キャベツの土台に突き刺すというもの。さらにパセリやローズマリーなどのハーブを“ブーケ”として鶏の首部に飾り、胸元に蝶ネクタイをつけるというものだった。その“直立した”鶏のビジュアルがあまりにも奇抜なため、視聴者からツッコミが相次いだ。《ちょっと。成人の日の朝から爆笑なんですけど平野レミさん最強》《なんだか、いけないものを見ている気がしてならない。首なし生花鶏》《どこの宗教の供え物だろうか》平野の“直立”レシピといえば、これまでも年始に披露し注目を集めてきた。今では恒例となっている。18年には鯛を大根に突き刺し、ケバブのように直立させた「おったて鯛」を披露。共演の吉田羊(年齢非公表)を驚かせていた。昨年も串に通した鶏手羽先の唐揚げを直立した大根にランダムに突き刺し、成人の日に因んだ「Flyで羽ばたけ」を作った。いっぽうで今回、昨年他界した夫でイラストレーターの故・和田誠さん(享年83)との思い出の料理も紹介した平野。最後に新成人へ向けてこうエールを送った。「やりたいこととやるべきことが一致していれば素晴らしい人生になると思います。皆さんも一致するように頑張ってください」そんな平野の言葉にこんな声も上がっている。《自分の人生を楽しんで行くためにはこういう思考が必要なんやろなぁ》《今朝の早わざレシピでの平野レミさんの最後の「やりたい事とやるべき事が一致していれば素晴らしい人生になると思う」ってコメント素敵だなぁ。ご主人の和田誠さんの人生も重ねての言葉だと思うと、ちょっと涙出そう》《旦那さんが天に召された時「47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて、本当にありがとう。」って言ったんだよな、レミさんは。 本当に心が綺麗な人》
2020年01月13日平野レミ(72)が12月24日、今年10月に亡くなった夫・和田誠さん(享年83)が制作したクリスマスソングをTwitterで紹介した。同曲の歌唱には平野自身も参加。その心温まる“プレゼント”がネットで話題となっている。同日、Twitterで自身の公式サイトremyのアドレスを添付し《メリークリスマス!》と切り出した平野。続けて《今年は、私にとってたいへんな1年になりました。でも、夫のイラストや楽曲は、これからも、元気に生きていくことを願って》とつづり、《このページの動画、良かったら見てやってください》《お料理以外の紹介は少し照れますが、今日は特別な日なので、許してね!》と結んだ。remyのページで平野は「これは、夫が作詞作曲をして、わたしが歌を唄った、夫婦合作のクリスマスソングです」と、曲のMVを紹介。その名も「クリスマス・ソング」。MVのイラストも和田さんによるものだと明かし、続けて孫とのクリスマスのエピソードも。クリスマスにも家族の健康のためにみそ汁を作っていたという話や、特別メニューのレシピも紹介している。和田さんが亡くなった際、「最後の料理を作っている時はすごく幸せで、『私にとっての一番の幸せは、和田さんにご飯を作ることだったんだ』とあらためて気付きました」「47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて、本当にありがとう」とコメントを発表していた平野。その家族愛あふれる“クリスマスプレゼント”に、ネットではこんな声が上がっている。《とっても素敵なイラストと歌声でした。私も今から家族の為に一生懸命美味しいご飯を作ります(^^)美味しくなるように、つくります》《和田さんの絵を見て、レミさんの言葉を聞いたら、何だか今日がうんと特別な日になりました ありがとうございます チキンとケーキとプレゼント…我が家のあと一品、みそ汁にしようかな》《素敵な歌と絵ですね!天国のご主人もにっこり聴かれていることでしょうね。本当に心温まりました》《Merry Christmas!素敵なプレゼントをありがとうございます》
2019年12月25日女優の上野樹里(31)が5月16日、自身のインスタグラムを更新。義母で料理愛好家の平野レミさん(71)の“伝説の料理”と称される「まるごとブロッコリーのたらこソース」を再現したと報告し、話題を呼んでいる。 上野は「おはようございます。レミさんのレシピブロッコリーこけるどころか、寝てます」というコメントとともに、ブロッコリーがお皿に横たわっている写真を投稿した。 この料理は、レミさんが’14年10月放送のNHK『あさイチ!』のお料理コーナーで披露したもの。ブロッコリーをまるごと1株使用し、木のようにお皿に立てて盛り付けるのがポイント。だが生放送ではブロッコリーが倒れてしまうハプニングも相まって、大反響を呼んでいた。 上野は‘16年5月にレミさんの息子でロックバンド・TRICERATOPSの和田唱(42)と結婚。嫁姑で“伝説の料理”が受け継がれたことについてファンからは「笑撃です」「伝説のブロッコリー!」「上野さん最高」「何回見ても笑っちゃう」といったコメントが寄せられている。
2018年05月16日「これ、ちょっと切りたいよね~。ハサミ、ハサミ、ハサミじゃなかったら、包丁ある?包丁~!」 張り詰めた緊張感のなか、突然、料理愛好家・平野レミさんの甲高い声が響いた。まるで自宅で料理しているかのような調子だ。しかし、そこは4月からスタートしたNHK『ごごナマ』の生本番中のスタジオである。その名のとおり“生放送”が売りの帯番組で、レミさんは、毎週火曜の料理コーナーを担当している。だから、その瞬間もカメラは回り、放送は続いているのだ。 「あ、お肉、切りますか?」と、慌てて声をかけた島津有理子アナに、レミさんは平然と「うん。だって、デカすぎるんだもん、これ」と答えた。事前の段取りでは、肉を切る手順は省かれていたのだろう。大慌てでスタッフが駆け寄り、包丁を手渡すと、皿の上に載ったままの牛肉に、大胆に包丁を入れた。 「今日は『秘伝・牛トマ』です」。レミさんは何事もなかったように、これから作る料理の名前を紹介すると、今度はいきなり、煮えたぎる鍋のお湯に人さし指を突っ込んで「熱っ!」。見る者をヒヤヒヤさせる彼女は、人呼んで「歩く放送事故」。事故寸前のハプニングが逆に人気を呼んでいる。 ’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”とさえ呼ばれているのだ。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 何事にも屈託のないレミさんは、料理番組のみならず、数多くのレシピ本を出版し、調理器具のプロデュースも手がけて、“料理愛好家”としての不動の地位を築いてきた。ただただ自由で楽しく料理したいから、“研究家”でなくて“愛好家”、その奔放さが私たちを魅了し続ける。
2017年04月28日「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?」と語るのは、4月からスタートしたNHK『ごごナマ』で、毎週火曜の料理コーナーを担当している料理愛好家・平野レミさん。’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”と呼ばれている。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 テレビ初登場となった’85年6月のNHK『きょうの料理』でも、レミさんはやっぱり“やらかした”。湯むきしたトマトを素手で握りつぶして、鍋に放り込む。今では違和感なく見られるが、当時の視聴者から「あの下品な料理はなんだ!」とクレームが殺到した。’79年から現在まで『きょうの料理』のディレクターを務める河村明子さんは次のように話す。 「賛否両論だったんですね。当時の真面目な視聴者からは、彼女のノリがショッキングだったんでしょう。ただ、クレームと同時に『すっごい楽しい』『誰?あれ?』って反応もたくさんあって」 その“大反響”のおかげでレミさんは『きょうの料理』にレギュラー出演することになる。 「彼女はいまだに“料理愛好家”で、“料理研究家”とは名乗っていない。それは自由に楽しく料理することを追求しているからでしょう。彼女がテレビ業界で最初の料理エンターティナーだったんじゃないでしょうか」(河村さん)
2017年04月28日累計250万個を売り上げた『レミパン』の発明で知られる料理愛好家の平野レミさん(69)が、2016年6月23日に都内で行われたイベントに参加したと『朝日新聞DIGITAL』が報じました。その際、レミさんの長男でミュージシャンでもある和田唱さん(40)と結婚した女優の上野樹里さん(30)について『目がでっかいんですよ。態度もでっかいですよ』と発言したとのこと。一部では二人の間で嫁姑問題が起こっているのでは?という心配の声も上がっていただけに、ヒヤッとする発言ですが、その後『いいですよ~明るく元気で、よくしゃべる』と続け、愛情のこもった“レミ節”だったことが分かりました。また、嫁姑問題については、レミさん自身が『友達みたいだし、私が望んじゃダメ。息子の健康だけを守ってくれればいいの』と一蹴しました。レミさんはこれから上野さんに料理を伝授していきたいと話し、自身が発明したレミパンもプレゼントしたとのこと。この報道を受け、ネット上では「理想の嫁姑だ」と賞賛の声が相次いでいます。●平野レミが上野樹里に「態度でかい」と批判!? その真意にネット上では「理想の嫁姑」と絶賛の声『正直平野レミみたいな姑がほしい。面白いし、料理も教えてくれそうだし』『レミさんも上野樹里も個性が強いから絶対ぶつかると思ってたけど、そうでもないんだね。うらやましい関係』『レミさん毒舌だけど、めっちゃかわいがってるのが伝わるwww』『「態度がでかい」って冗談でも言えるって、それだけ信頼関係ができてる証拠だよね』『なんとも微笑ましい二人。でもレミさんの料理は独特すぎるから参考にしない方がいいのでは?ww』『「よくしゃべる」ってww平野レミの方が絶対よくしゃべるだろw』『次男の嫁とも仲良さそうにやってるよね。レミさん良い人なんだろうなぁ』『二人とも本音で話すタイプっぽいから陰湿な関係にはならなそう』などなど、レミさんと上野さんの関係を微笑ましく思っている人が数多く見られました。お互いに個性が強いレミさんと上野さんですが、これからも仲の良い関係を続けていってほしいですね。【画像出典元】・上野樹里(@_juri_art_)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月24日映画『植物図鑑運命の恋、ひろいました』の劇中レシピを再現するイベント「野草deクッキング!」が5月14日(土)、都内にて開催され、料理愛好家の平野レミ、劇中料理監修のあまこようこらが出演した。『植物図鑑運命の恋、ひろいました』は、「図書館戦争」「阪急電車」「三匹のおっさん」など数多くの作品が映像化されているベストセラー作家・有川浩の小説が原作で、何のとりえもない普通のOLさやか(高畑充希)の目の前に、ある晩、行き倒れの青年・樹(EXILE/三代目JSoulBrothers・岩田剛典)が現れることで始まる純愛ストーリー。名前と野草に詳しいこと以外は謎に包まれた樹だが、知らない世界を優しく教えてくれる樹と過ごすうちに、さやかの中で「好き」という気持ちが積もっていく。劇中で樹は、さやかが「ただの雑草」としか認識していなかった野草の名前を優しく教え、休日には一緒に「野草狩り」に出掛け、採った草花で、さやかにおいしい料理を次々と振る舞う。平野さんは先日放送されたNHK総合の「お弁当家族に福きたる!~平野レミの早わざレシピ~」にてお弁当のおかずを次々と作り上げ、驚異のハイペースと独特の料理手腕で話題をさらったばかりだが、イベントでは、平野さんが、劇中に登場する「野草レシピ」を再現し、「オムレツ」、「ふきご飯」、「クレソンサラダ」、「わらびとニンジンのスープ」を作る企画が行われた。平野さんは冒頭から、ノリノリのトークを繰り広げた。「食べることで心と心が繋がっちゃうのよね。だから、男の人の胃袋をつかむというけれど、女の人が料理が上手になったら誰だって結婚できるんだよ!本当にできるんだから!私だって、うちのダンナさんの胃袋をガッチリとつかんじゃったもん!」と自身の体験を交えて豪快に笑った。料理についても「野草はね、魂がしっかり入っていますから!それで魂をつかむということですね!」と意気込み充分。具体的な「ポイント」としては、「若い子が作るから簡単にね。目をつぶっていてもできるからさ!」と、平野さん流に解説した。そんな平野さんは、調理が始まると、野菜をフライパンの中に投げ込んだり、野草をひたすら手でちぎったりしながら、あっという間に、4品を完成させてしまった。イベントの様子はLINELIVEにて生中継されていたが、平野さんのハイスピードに、共演者から「早すぎてカメラがついて行きません!」との悲鳴があがった。トークでは、すでに同作を鑑賞した平野さんは、高畑さんと岩田さんの演技について、「私は年を取っているからすぐに分かるんだけどね。彼女も、彼も、まじめに、おいしいときは、おいしい顔をしていた。全部、おいしい顔で食べていたよ、ホントに!」と、独自の視点からの感想を紹介した。さらに、高畑さんと岩田さんのプライベートでの関係にも興味津々のようで、「彼女と彼は、現場でも仲が良かった?」などと質問をぶつける一幕もあった。劇中料理監修のあまこさんは、岩田さんに、フライパンの持ち方、箸の使い方、玉子のとき方など、細かく指導をしたそうだ。あまこさんは「ご本人は、あまり料理はされないとおっしゃっていました」というも、「最初はもちろんぎこちなかったのですけど、運動神経がいいのか、すごく上手に、さらっとできる様になって」と岩田さんを絶賛。調理の練習をみっちりしたうえで撮影に臨んだそうだが、岩田さんから「次の日に筋肉痛になりました」と言われた裏話を披露。あまこさんは、「(普段とは)使う筋肉が違うのかな」と想像していた。『植物図鑑運命の恋、ひろいました』は6月4日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年05月14日その明るいキャラクターで、見る人を元気にしてしまう、料理愛好家の平野レミさん。インタビューでも炸裂していた、平野さんのパワーをご覧あれ!自らを、「料理好きなただの主婦よ!」と言う平野レミさんですが、今や料理番組などに出演すると、その騒々しくも(失礼!)楽しい様子に世間は大興奮!特にみんなの“レミ愛”が最高潮に達したのが、昨年秋、NHKの番組『あさイチ』の生放送料理コーナーで作った、ブロッコリーの料理。器に木のように立て、「出来上がり!」と言った瞬間、なんとブロッコリーが倒れた!「私はまじめにやってるのに、たまたま勝手に倒れちゃったのよ。そう、ブロッコリーが悪いのよ(笑)。だけど、ブロッコリーが倒れたってだけで、ツイッターのアクセスが200万よ?!もう一品の、キレイに出来上がったリゾットのことなんて、誰もつぶやかないのに。ほ~んと、人の不幸は蜜の味なのよねぇ(笑)」料理をしながら、時に歌い、時に踊る。特に、同じくNHKの『きょうの料理20分で晩ごはん』で豪快に料理をするレミさんは、本当に自由でありのまま。「よく、“心配でしょうがない”って言われるの。その番組でも、鍋でキャベツを丸ごと煮たんだけど、最初はフタが閉まらなかったわけ、キャベツが大きくて。でも、じき水分が出てかさが減って閉まるから、キャベツの上にフタを乗っけといたんだけど、それだけですごい心配されちゃって。私、人を安心させられない存在なのかしら。でも、私は昔っからこのまんま。すましたり気取ったりできないの。だってそれ、嘘をつく、あるいは自分じゃなくなるってことでしょ?そんなことできない。だけどこのままで仕事もいただいてるから、これでいいやって」とにかく言動がユニーク。この取材でも、数えきれないほど笑えるエピソードを話してくれたレミさん。「ユニーク?そんなことないわよ。自分が気持ちいいことをやってるだけよ。父親がね、小さいころから、好きなことをやれ、徹底的にやれって言ってたの。学校も“やめたい”って言ったら、“いいよいいよ”って。自由にのびのび育ててくれたから、私は今もそのまま。あのね、私、夢とか希望とか全然ないの。だから幸せ。だって大きな夢とか持っちゃったら、もし叶わなかったら挫折することになるし、イヤじゃない?だから私はそんなの持たない。夢も希望もないからすごく楽しい。毎日楽しく生きる、それだけよ~」◇ひらの・れみお嫁さんとの共著『平野レミと明日香の嫁姑ごはん物語』(セブン&アイ出版)が発売中。ツイッターでレシピも発信中。@Remi_Hirano◇「いつも小房に分けられてかわいそう」ということで、ブロッコリーをまるごと使った料理を考案。が、出来上がった途端に倒れるという珍事が。その後このネタでアプリを作成。※『anan』2015年11月18日号より。写真・千倉志野イラスト・タテノ カズヒロ
2015年11月13日●テラ代表取締役社長・矢崎雄一郎氏×料理愛好家・平野レミさんの対談再生・細胞医療に関する研究開発などを行うテラの代表取締役社長・矢崎雄一郎氏(以下、矢崎社長)はこのほど、料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミさんをゲストに迎え対談を行った。同対談の全模様は、矢崎社長の公式ホームページにて公開されている。ご主人でイラストレーターの和田誠さんが「血糖値が高い」と診断されたことから、食事の栄養バランスにより気をつかうようになったと語る平野さん。ご自身はというと、人間ドックで医師から「あと5年間、病院に来なくていい」と太鼓判を押されるほどの健康体だとか。同対談では、矢崎社長が平野さんの元気と明るさの秘けつに迫った。○平野レミさんが「まー、死んじゃうの!? 」と驚いたものは?矢崎社長 本当にご家族のことを思われて、いろいろなことに気を配りながらお料理されてるんですね。平野さん そう。有機野菜とか有機農法のお米にこだわったり、油や調味料は最低限しか使わないようにしたりね。でもオーガニックの食材って高いからなかなか買えないし、あれは良いこれは悪いっていう情報もどんどん入ってくるから、何を選んでいいのか、ほんと難しいわよね。矢崎社長 それは実際に台所を預かる主婦の切実な悩みですよね。レミさんはどんな油をお使いになってますか?平野さん オリーブオイルは、イタリア・トスカーナ産の決まった銘柄のものを取り寄せてるの。ちょっと高いんですけどね。中華を作るときなんかは自然食品のお店で売ってるサラダ油。あとはココナッツオイルもよく使うわよ。矢崎社長 ココナッツオイルですか。それはどんなふうに使われるんですか?平野さん ドレッシングに混ぜるとすっごくフルーティーですよ。抗酸化作用があるんだって。実は今日も買ってきたの。うちの近くの輸入食品のお店で売ってるんだけど、おひとりさま2個までって言われるから、昨日2個買って、今日も2個(笑)。矢崎社長 ああ、なるほど抗酸化作用ですか。平野さん トランス脂肪酸もゼロ、コレステロールもゼロで体にいいのよ。認知症防止にも効果があるって。矢崎社長 シナプスという脳の神経と神経をつないで情報伝達している部分は、ほとんど油でできてるんですよ。だから良い油ってやっぱり重要なんですよね。ココナッツオイルも飲んでみようかな(笑)。平野さん いいですよぉ! 美容にもいいのよ。ちょっと味は独特だけど、カレーに入れるとそれだけでトロピカルになって最高! そういえば、油はやっぱり加熱しないでとるほうがいいんですか?矢崎社長 そうですね。どんなに良い油でも加熱すると酸化してしまうので、ドレッシングに混ぜるのがいいと思います。ですから、天ぷらみたいに油を何回も使いまわすものや、スナック菓子の油なんかは本当によくないですね。平野さん ダメよあんなの! ああいうのってだいたい酸化防止剤が入ってますけど、それって薬が入ってるってことでしょ。わたし、孫が3人いるんですけど、孫が食べてるお菓子の袋の裏側をパッと見てね、カタカナのよくわかんないのが入ってると「これダメ! 」って取り上げちゃうの。怖いですもん。だって、今日食べたものが1週間後とか5年後の自分の体を作るんだと思ったらね。矢崎社長 それは大事だと思いますよ。人の体の細胞は100日くらいで入れ替わるんです。だから真面目にいい食生活を続けていけば、100日くらいで人の体は文字どおり生まれ変われるんですよ。平野さん えーっ!? 100日ですか。はぁ~、じゃあこの対談をご覧になった人たちも、今日から真面目にやれば3カ月後くらいにはちゃんとした体に生まれ変わってるかもしれないと。矢崎社長 そうですね。健康な体に生まれ変わるんだと思って、毎日の食生活を変えていくだけでも全然違うと思いますよ。平野さん ほんと、毎日の積み重ねですね。そういえば先生のご本(『免疫力をあなどるな! 』 <サンマーク出版・矢崎雄一郎著<)で、お味噌汁を作るとき、火を止めて少しぬるくなってから入れたほうがいいっていうのがありましたよね。あれは本当に目からうろこで、今まで大失敗してました。お味噌を全部溶かしてから火を止めてたの。矢崎社長 沸騰させると、免疫力アップに効果的な乳酸菌が死んでしまいますからね。ただ、発酵食品の酵素や菌は、食べてしまうとだいたい胃で死んじゃうんですよ。平野さん まー、死んじゃうの!?矢崎社長 (笑)。死んじゃうんですけど、実は死んだ菌でもいいんです。人の体の免疫細胞の約70%が腸に集まってるんですが、胃で菌が分解されてその死骸が腸を通っていくと、「菌じゃないか! 」って免疫細胞たちがびっくりするんです。びっくりして免疫が元気になる。「異物が来たからがんばらなきゃ、戦わなきゃ」って。平野さん はぁ~。そういう理由で発酵食品は体にいいんですねぇ。その、戦わなくちゃっていうのは、戦って体をよくしようとしてるってこと?矢崎社長 そうですね。菌って体にとっては異物じゃないですか。だからやっつけようとして、免疫細胞たちが元気になります。その結果、体全体の免疫が高まってくる。実は健康な人の体内でも毎日5,000個のがん細胞ができていて、普段は免疫細胞たちがそのがん細胞が増えないように戦ってくれてるんですけど、免疫細胞たちの働きが鈍くなると、がんがどんどん増殖していっちゃうんです。そこで発酵食品を食べれば、免疫細胞たちが活性化して、がん細胞を元気に攻撃してくれるんですね。平野さん なるほど~! すごくよくわかりました。だから食べないとダメなんですね。がんになったら大変ですもんねぇ。矢崎社長 統計的に言うと、ふたりにひとりはがんになる時代ですからね。平野さん ふたりにひとりですか。大変、じゃ私か和田さん(平野さんのご主人)どっちかよ!矢崎社長 (笑)。人間ドックに毎年行かれて、いつも笑って良い食事をちゃんととれていれば、それほど心配ないと思いますよ。平野さん よかった~。こうやって先生といろいろお話しさせていただくと安心しますね。いつも心配で心配でしょうがないの。大船に乗った感じがします(笑)。●平野レミさんも大好き! にんにくを使った"免疫力UPレシピ"同対談では、平野さんが大好きだと語るにんにくを使った、オリジナルの免役力UPレシピも紹介された。○味の決め手はナンプラー「ニンニクどっさり鍋」材料(2人分)豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 250g / にんにく 2株 / ゴボウ 小1本 / 水菜 1束 / 長ネギ 1本 / 切りもち 4個 / 中華麺 1玉 / 水 4カップ / 香菜、黒コショウ、豆板醤 お好みでA(ナンプラー 大さじ2~3 / しょうゆ 大さじ0.5)つくり方1.鍋に水4カップと、皮をむいたにんにくを入れ、やわらかくなるまで中火で15分ほど煮る。2.Aを加え調味し、豚肉 、ささがきにしてアクを抜いたゴボウ、ざく切りにした水菜、斜め切りにした長ネギを加える。肉に火が通ったら完成。3.シメは、残り汁で、切りもちと中華麺を中火で煮込んで食べる。お好みで香菜、黒コショウ、豆板醤などを加えても。レミさんからのアドバイス・むきにくいにんにくの皮は、丸ごと1株、上下を少し切り落とすと簡単にむけます。・ナンプラーはメーカーによってしょっぱさが違うので、味を見ながら分量を調節してください。・途中で汁気が少なくなったら、ナンプラーやしょうゆ、水で調節してください。○平野レミさんの元気の源は?対談中、矢崎社長から「にんにくはがんを防ぐ食材といわれている」と聞かされた平野さん。すると、「私にんにく大好きで、にんにくの歌も作っちゃったくらいですよ。『♪にんにく~にんにくにく~おいしいのよ~ステキなのよ~』って」と自作の歌まで飛び出した。さらに平野さんのにんにくを数える単位は、「1片2片じゃなくて、1個2個」だとか。そんな周りが驚くほどのバイタリティーが平野さんの大きな魅力。そして、「みんなが料理を食べてにっこりしてくれたら、"やったもんね! "って感じ」と語るとおり、家族や周りの人への愛情も元気の秘けつのよう。みなさんも、平野さんの免役力UPレシピに挑戦して元気をチャージしてみてはいかがだろうか。
2015年04月30日