2022年にTVアニメ化されたサッカー漫画『ブルーロック』が、シリーズ初の映画化。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』としてついに公開されます。原作を務めた金城宗幸さん、監督の石川俊介さんに、本作の魅力について語っていただきました。『エピソード凪』がここまで濃厚なドラマになるとは。原作・金城宗幸「日本代表にものすごいストライカーがひとりいたら、何か変わるんじゃない?そんなテーマから企画は始まりました」漫画『ブルーロック』の着想について、原作者の金城宗幸さんはこのように話す。日本サッカー界において長年、課題となっている決定力。そのピースを埋めるのは、“エゴ”を剥き出しにしたストライカーではないか――そうした仮説から“ブルーロック(青い監獄)”でしのぎを削る高校生たちのサッカー群像劇が生まれた。テーマに合わせ、本編の主人公である潔をはじめ、『エピ凪』の主人公である凪やチームメイトの玲王など、個性豊かなストライカーたちが登場する。「本編の主人公である潔は、周囲を見て周りに合わせながら成長していくタイプ。一方で、凪はやる気はないし、適当で面倒くさがり屋なんだけど、すごい才能を持っている。つまり、ふたりは真逆のキャラクター。ただ、凪の性格だと、サッカーはおろかひとりで生きるのも難しそうなので…(笑)、彼を世話できるキャラクターとして玲王が生まれました」潔の真逆のキャラクターとして生まれた凪は、『ブルーロック』を別角度から見る格好の存在に。そして始まったのが、本編と同じ時系列を凪と玲王の目線で描く『‐EPISODE 凪‐』だった。「『ブルーロック』は群像劇なので、別のキャラクターの目線からスピンオフをやれるね、とは担当編集と連載初期から話していました。その適役として当初から名前が挙がっていたのが凪でしたね。彼には玲王との関係性も含め、本編で描いていない背景やエピソードがたくさんあったので。ただ、連載を進める中で、ここまで濃厚なドラマになるとは思っていませんでした」『エピ凪』では、努力を嫌う凪が、“ブルーロック”で戦ううちにサッカーの楽しさに気づき、自らの“エゴ”と向き合っていく。周囲からは天才と称される彼であるが、その内面にある迷いや苦悩などもストレートに描かれた。本編と比べると、ひとりの青年として成長していく凪の姿を捉えている。「凪は才能だけでなく、玲王をはじめ仲間や環境にも恵まれている。天才なので、特に苦労なく“ブルーロック”を勝ち抜けるという物語でも成立したと思います。でも、『そうはさせない』と、巨大な壁として本編の主人公である潔が立ちはだかる。天才がその才能だけで“ブルーロック”をのし上がるような傲慢さには抵抗があったし、凪をそういうキャラクターにはしたくなかったので」一方で、凪の才能を見出し、世話する存在である玲王も、成長していく凪への葛藤など、劇場版ではその心境も明らかになる。「玲王は登場させるだけで面白いというか。凪にフォーカスしたことで、彼の方が人間的に掘り下げることができたように思いますね。お金に恵まれ将来を約束された御曹司であるけれど、僕らみたいな一般人に近い感覚があるので、読者目線からも共感しやすいキャラクターだと思います」“ブルーロック”入寮から一次選考終了までを中心に描かれる劇場版の『エピ凪』については、金城さんはストーリー監修として参加。映像としての感想を聞くと、「凪と玲王に焦点を当てているので、ウェットな感じとキラキラしている感じ、どちらも入っている人間ドラマだなと思いました。途中、凪と玲王の関係も含めてドロッとしたり、ギラついたりするところもあるけれど、最後は光の射す方へ抜けていく。TVシリーズの『ブルーロック』の変奏、曲調が違うというイメージですね」現在も『ブルーロック』『エピ凪』ともに原作の連載は続いているが、TVシリーズや今回の劇場版の映像演出が、原作に反映されることはあるのだろうか?「連動はしています。原作を描きながらアニメを観て、アニメを作るときにもアイデアを出したり。自分の中でその連動というのが連載する上での良いグルーヴを生んでいます。凪と玲王も、役を演じてもらっている島﨑信長さんと内田雄馬さんが普段交わしている会話のノリとかに、無意識に影響されているように思いますし」『ブルーロック』は現在連載されているサッカー漫画の中でもトップクラスの人気を誇り、Jリーグとのコラボ企画も続いている。こうした状況に金城さんは驚きつつ、光栄なことと話す。「作品の中では絵心(甚八)が日本のサッカー界の問題点に苦言を呈するシーンがあります。ですが、テーマを汲み取って観てくださる方が増えているのはめちゃくちゃ嬉しいです。それこそJリーグのコラボ企画も(国立競技場に)観に行かせていただいて、生のサッカーの面白さを改めて体感することもできました。僕としては将来、『ブルーロック』や『エピ凪』を観てくれた子供たちが、ストライカーとして日本代表に入ったりすることがあれば、感無量です」かねしろ・むねゆき漫画原作者。『ブルーロック』ではノ村優介と、『エピ凪』では三宮宏太とタッグを組む。原作者としての代表作に『神さまの言うとおり』『僕たちがやりました』など。テーマは凪の成長。そして凪と玲王の絆。監督・石川俊介TVシリーズの『ブルーロック』で副監督を務め、今回は監督を務めた石川俊介さん。TVシリーズのエンディングアニメーションや絵コンテ、演出も担ってきた石川さんが改めて重視したものとは?「まず見せたいものとして持ってきたのが、凪の成長物語です。次いで自分の中で重視したのが、凪と玲王の絆ですね」TVシリーズの『ブルーロック』では、一般家庭に育った普通の少年ではあるものの、人一倍サッカー愛に溢れた主人公・潔世一が“エゴ”を剥き出しにして成長していく。対して、劇場版の主人公である凪は玲王に誘われてサッカーを始めたばかりの天才肌。“ブルーロック”入寮を嫌がって“負け抜け”をしようとするなど勝利への執着心や感情表現に乏しかった彼を、主人公としてどのように描こうとしたのだろうか。「凪は表情にも行動にも、言葉にも出さないのが特徴なので、そうしたキャラクター性を維持しながら主人公として描く必要がありました。そこで大切にしたのが、玲王の視点です。凪と玲王が互いを補完する関係性に置くことで、物語としての発展性やひとつの感情線ができるように組み立てていきました。具体的には、それぞれの心境を語るモノローグから思い合うふたりを丁寧に積み重ね、山場である凪の決断までをしっかりと流れで見せています」また、TVシリーズの『ブルーロック』と時間軸を同じくする物語ではあるが、その中で重要になる凪と玲王のシーンには、劇場版ならではの解釈で表現している。「TVシリーズにもあるふたりの初対面シーンですが、その出会いの重要性を深掘りしたかったので、新たな解釈を交えながら描き直しました。“ブルーロック”への入寮テストとなるオニごっこのパートでも、言葉ではあまり語らないものの、互いの感情が行動に表れる部分なので、『エピ凪』のひとつのポイントになっています」一方で、メインとなるサッカーシーンのみならず、部屋や食堂、大浴場など、寮生活での日常描写で見せる高校生らしいやり取りも『ブルーロック』シリーズの魅力のひとつ。石川さんは、大きな物語を追いつつ、そうした青春感のあるシーンをなるべく残そうと考えていたという。「劇場版なので、もちろん尺の制限はありましたが、数カット…最悪ワンカットだけでも日常シーンは残したいと考えていました。例えば、凪と玲王が通う白宝高校の描写も、物語のメインではないので優先順位は低くなってしまう。でも、凪と玲王の絆を築いていく流れの中では必要なシーンですからね。“ブルーロック”に入ってからだと、チームVの剣城斬鉄の存在を大切にしています。彼はただのオモシロ担当ではなくて(笑)、この世界観に幅を持たせてくれる。特に『エピ凪』は主役級のキャラが本編よりも少ないので、斬鉄も含めた3人の関係性から、凪と玲王の距離感も描きました」アフレコもこの作品に合わせ、セリフの新録が行われている。特に凪は、キャストである島﨑信長さんの要望もあってTVシリーズと重複するシーンであってもすべて新録となっているほか、『ブルーロック』本編の主人公である潔も、今回は明確に敵であることを意識したアフレコ演出が行われた。「凪役の島﨑さんと玲王役の内田さんには方針だけ説明して、あとはおふたりにほとんどお任せしました。一方で、潔は凪の前に立ちはだかり、彼を変えていくキャラクターになるので、潔役の浦さんには『魔王でいてほしい』とディレクションしました(笑)。そこで潔の存在感が出せればと」映像・音響面は、TVシリーズを踏襲しつつも劇場の大スクリーンを想定した変化や調整を行っている。特に、凪の性格を表現する“瞳”にこだわったという。「主人公である凪の特別性を表現するには、シュートシーンや彼の“エゴ”が覚醒する過程は非常に大切でした。『ブルーロック』ではオーラの表現を特徴的に使っていますが、これも劇場用にブラッシュアップしたものにしています。瞳の表現には以前からこだわってきましたが、凪は特に表情や言葉には出ないキャラクターなので、瞳の表現をさらに追加で開発して、そこで彼の想いを語らせました。音楽も、劇伴作家の村山潤さんとより綿密にやり取りをして、大部分のシーンでフィルムスコアリング(シーンの尺に合わせて作曲する方法)を導入しています」石川さんにとって初監督作品となった『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』。監督として関わり、より『ブルーロック』シリーズへの愛は強まったようだ。「監督になって、自分のビジョンを形にできる幅は広がりました。やりがいがありますし、キャラクターのことをより好きになりますね。『ブルーロック』的に言えば、キャラと私たちの間にも良い化学反応が生まれているので、それを劇場で楽しんでほしいです」いしかわ・しゅんすけアニメ演出家、監督。TVアニメ『ブルーロック』第1期の副監督。参加作に、『転生したらスライムだった件』(演出)などがある。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』原作/金城宗幸漫画/三宮宏太キャラクターデザイン/ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督/石川俊介構成・脚本/岸本卓ストーリー監修/金城宗幸アニメーション制作/エイトビット出演/島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希ほか全国公開中。©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会※『anan』2024年5月1日号より。制作:エイトビット作画・仕上げ:AQUASTAR Inc.取材、文・森 樹(by anan編集部)
2024年04月28日箱根ガラスの森美術館では、2024年初夏所蔵作品展「ヴェネチアン・グラスと祝祭の都」を、2024年4月27日(土)から7月15日(月)まで開催する。祝祭にふわさしい華やかなヴェネチアン・グラス16世紀頃のヴェネチア共和国は、絹織物や陶磁器、香辛料など、さまざまな物品が海上交易によって運び込まれるなど、東地中海の覇者として君臨していた。しかし海は、莫大な富をもたらすばかりでなく、制海権をめぐる争いやペストの流行など、災厄をも招き入れる存在であった。こうした困難から立ち上がるためにヴェネチアが選んだ方法が、祝祭である。海上支配を宣言する「海との結婚」、ペスト終息に感謝を捧げる「レデントーレ祭」や「サルーテ教会祭」、歓楽の都として有名となる契機となった「カーニバル(謝肉祭)」など、祝祭は国家をまとめる政治手段でもあったのだ。これらの祝祭は、形を変えつつも現在まで続いている。2024年初夏所蔵作品展「ヴェネチアン・グラスと祝祭の都」では、箱根ガラスの森美術館の所蔵作品より、ヴェネチアの祝祭にふわさしい華やかなヴェネチアン・グラスを公開。あわせて、写真家・坪谷隆によるヴェネチアン・カーニバルの写真作品も展示する。展覧会概要2024年初夏所蔵作品展「ヴェネチアン・グラスと祝祭の都」会期:2024年4月27日(土)~7月15日(月) 会期中無休会場:箱根ガラスの森美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48開館時間:10:00〜17:30(入館は17:00まで)入館料:大人 1,800円、高校・大学生 1,300円、小・中学生 600円、65歳以上 1,700円【問い合わせ先】箱根ガラスの森美術館TEL:0460-86-3111
2024年04月05日人と違って、猫は手でコップをもって水を飲むことができません。そんな猫のために水が飲みやすい器や、自動で水が流れる給水器など、猫用の水飲み皿はさまざまなデザインのものが売られています。グラスから水を飲む猫の顔が?イギリスに住む猫の飼い主さんが投稿した動画に反響が上がりました。猫は自分の水飲み皿ではなく、飼い主さんのグラスから水を飲むのが好きなのだそう。この日もグラスに入った水をおいしそうに飲んでいたのですが、飼い主さんはその姿を見てカメラを回さずにはいられなかったようです。その理由がひと目で分かる、6秒間の動画がこちら!猫の顔とグラスに描かれた目玉がジャストフィット!水を飲んでいる猫の目の辺りに、目玉のイラストが絶妙に重なっていたのです。猫の目の上の毛が、グラスの目玉のまつ毛のようにも見えますね。「目玉グラスの完ぺきな使い方」とつづられたこの動画に、多くの人が吹き出してしまったようです。・上目遣い。・爆笑した!猫が私をじっと見つめているみたい。・このグラスは猫が美しく水を飲むために作られたのかな。飼い主さんは「どうやら高級な猫用水飲み器は、私の目玉グラスにはかなわないようだ」とつづっているので、愛猫のために噴水タイプの給水器を買ってあげたのでしょう。しかし、猫は飼い主さんの目玉のイラスト付きグラスのほうが好きなようです。まるでこの猫が水を飲むために作られたようなグラスは、ぜひとも猫専用にしてあげてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月25日ビクターエンタテインメント主催のロックフェスティバル『ビクターロック祭り2024』が、11月30日(土) に東京・東京ガーデンシアターで開催されることが決定した。2014年2月22日に初開催され、今年で10周年を迎えた『ビクターロック祭り』。今回は、これまでの会場であった幕張メッセ国際展示場から東京ガーデンシアターに舞台を移し、日程も11月に変更して行われる。第1弾出演アーティスト発表およびチケット販売は6月頃を予定している。<イベント情報>『ビクターロック祭り2024』11月30日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場11:00 / 開演13:00 / 終演21:00(予定)公式サイト:
2024年03月22日あの銘品スタイリングオイルがパワーアップ「ReFa(リファ)」の人気スタイリングオイル「LOCK OIL(ロックオイル)」シリーズに、希少な天然保湿成分「タマヌオイル」を配合した新商品「ReFa LOCK OIL BLOOM(リファロックオイルブルーム)」 と「ReFa LOCK OIL BLOOM LIGHT(リファロックオイルブルームライト)」(各税込2,800円)が仲間入り。より深みを増した新たな香りになって、2024年4月17日に発売されます。ダメージ補修も質感メイクもこれ1本で「ReFa ロックオイル」はアイロン前のワンステップで熱を味方につけ、カールもストレートも理想のスタイルを作れるヘアオイルです。瞬時に熱を伝え瞬時に温度を下げる熱伝導処方により、まるでロックをかけたようにカタチをキープ。髪がバリバリせず、しなやかな指通りを叶えます。オイルにはダメージ補修成分と18種類の植物オイルを配合。オイルながら親水性にも優れ、保湿成分を髪内部まで届けて自然なツヤ髪へと導きます。ラインナップは、リッチなツヤ感でしっかり動きをつけたい時におすすめの「ロックオイル」と、ふんわり軽やかな仕上がりでニュアンススタイルを楽しめる「ロックオイルライト」の2種類。髪質や作りたいスタイルに合わせて選べます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年03月14日自宅での晩酌の定番でもあるビール。缶からグラスに注いで飲む人も多いかと思いますが、泡が多くなりすぎたり、反対に泡が少なくなってしまったりと、なかなか上手くいかないこともしばしば。本記事では、アサヒビールの公式サイトから、おいしい缶ビールの注ぎ方のコツをご紹介します。喉ごしをまろやかにしてくれるビールの泡ビールの泡は、ビールがつくられる際に酵母から発生した炭酸ガスの影響で生まれます。ビールの見た目をより美しくおいしそうにしてくれる泡ですが、実は味にも関係しているのだとか。なんでも、泡があるおかげでビールの味や喉ごしはまろやかになり、炭酸が苦手な人でも飲みやすい仕上がりになっているのだそう。また、ビール独特の苦みやうまみも泡によってより強く感じられ、ほかのお酒とは違うビール独自のおいしさを楽しめます。おいしさのためにも欠かせないビールの泡ですが、多すぎても少なすぎてもビール本来のおいしさを楽しめなくなってしまいます。おいしさを引き立て、さらに見た目にも美しいビールと泡とのバランスは7:3。完璧なバランスを目指すのはなかなか難しいですが、できるだけ近付けられるよう、アサヒの公式サイトが紹介しているおいしい缶ビールの注ぎ方をチェックしてみましょう。アサヒが教える!おいしい缶ビールの注ぎ方缶ビールは、グラスに注ぎ、泡を立てることでよりおいしく飲めるようになるといわれています。アサヒの公式サイトで紹介されている、おいしい缶ビールの注ぎ方を見てみましょう。1泡を作る!まずはグラスを立てて、ビールを勢いよく垂直落下!グラス半分弱ほどの泡を作ります。2注ぐ!次にグラスを45度に傾け、泡の下をくぐらせるようにビールをゆっくりと滑り込ませます!3泡を持ち上げる!徐々にグラスの角度をまっすぐに戻しながら泡を持ち上げるように!4泡でふた!最後に、グラスの2~3割が泡になるように上から注いで完成です!アサヒビールーより引用最初に泡をつくり、後はその下にビールを滑り込ませていくようなイメージでビールを注いでいきます。手順通りに注いでもビールと泡の完璧なバランスを目指すことはなかなか難しいかもしれませんが、繰り返しチャレンジしてみるとコツがつかめるはず。自宅でビールを飲むことの多い人はぜひトライしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年02月26日誕生日や記念日など、お祝いムードを盛り上げてくれるものといえばシャンパンやワインもそのひとつです。お笑い芸人のように「ルネッサーンス!」とグラスを高らかに掲げたり、「乾杯~♪」とグラスをカチ~ンと鳴らしたり、そんなイメージがありますが、実はNGなんです。テーブルマナーと比較して、思いのほかワインマナーを学ぶ機会は少ないもの。そこでこれから全3回に渡って、イラストレーターでワインエキスパートの資格を持つTamyさんの新刊「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)から、知ればすぐに役に立つワインの豆知識やワインマナーをご紹介します!結婚式などのお祝いの席はもちろん、ママ友のランチ会、これから春に向けて卒入園行事などオケージョンの季節がやってきます。こっそり学んでスマートにふるまっちゃいましょう♪■レストランでワインを注いでもらうときはどうすればいい?まずはレストランでワインをサーブしてもらうときの振る舞いについて。静かに待つべきか、でもグラスを持つのも変だし……と地味に悩むポイントかもしれません。「日本ではお酌をしてもらうとき、グラスを持ち上げることや、手を添える習慣がありますが、ワインを注いでもらうときはグラスを持ち上げません」(Tamyさん)「何をしなくてもいいんだ!」と胸をなでおろした人もいるのでは?「ワイングラスはテーブルに置いたまま、あるいはそっと手を添えるだけで十分です」(Tamyさん)グラスを持つことで安定感が損なわれ、量がわかりづらいのだとか。なんだかソワソワしてしまう時間ですが、これからは堂々と待つようにしましょう。■「ルネッサ~ンス!」ワイングラス“カチン”はNGだった!「君の瞳に乾杯!」とグラスをカチン……ドラマか映画かマンガか、こんなシチュエーションが登場するのはどの作品だったでしょうか。またワイングラスを手にすると、つい「ルネッサ~ンス!」なんて高らかに掲げてみたくなるものですが(笑)。実は「乾杯~」でグラスをカチーンと合わせるのは実はマナー違反だったのです。「ワイングラスは味や香り、色を楽しめるように、とても薄く作られています。ぶつけるとすぐに割れてしまうのです」(Tamyさん)言われてみれば納得の理由です。ワインをおいしく飲むために作られたワイングラスですから大切に扱いたいものです。「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)では、このほかグラスの持ち方などを詳しく解説しているのでぜひチェックを!基本のワインマナーをおさえておけば、振る舞いにも自信が持てます。せっかくの楽しい時間を満喫するためにも、覚えておいて損はありません。次回は白ワインと赤ワインの違いについてご紹介します。お楽しみに!■書籍紹介「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)全3回でお届けするワインマナー特集。3回目の2月26日には嬉しいプレゼントのお知らせがありますので最後までお楽しみに!出典:「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)取材協力/三笠書房・知的生きかた文庫構成/mamagirlWEB編集部
2024年02月21日ハリウッドリメイク版の『アナザーラウンド』を、コメディアンのクリス・ロックが監督することになった。製作はレオナルド・ディカプリオのプロダクション会社アピアン・ウェイで、ディカプリオもプロデューサーに名を連ねる。ロックは過去にも監督に挑戦しており、今後はよりこの方向に力を入れていきたいと思っているようだ。脚色はすでになされているが、監督がロックに決まったことで、新たな脚本家も入れて手直しをしていくとのこと。オリジナルはデンマーク映画で、マッツ・ミケルセンが主演。オスカーの国際長編映画賞に輝いている。文=猿渡由紀
2024年01月31日リサ・ラーソンが手がける猫のキャラクター「ソルト&ペッパー」のダブルウォールグラスが、グッドグラスから登場。2023年12月20日(水)より、グッドグラスラフォーレ原宿店ほかにて販売する。リサ・ラーソンの「ソルト&ペッパー」が現れるデザイングラス飲み物を注ぐと、内側に描かれたキャラクターが浮かびあがる「グッドグラス」のダブルウォールグラス。今回は、北欧を代表するデザイナー「リサ・ラーソン」が手がけるキャラクター、猫の「ソルト&ペッパー」をデザインしたグラスが新たに仲間入りする。可愛いだけでなく知的で上品な印象の「ソルト&ペッパー」グラスは、毎日のティータイムはもちろん、大切な人を招いた際のおもてなしグラスとしても活躍。グラスは、ガラス職人の手作りで、ホットドリンクも注げる耐熱仕様となっている。【詳細】グッドグラス×リサ・ラーソン「ソルト&ペッパー」発売日:2023年12月20日(水)販売店舗:グッドグラス ラフォーレ原宿店、上野マルイ(期間限定店舗)、グッドグラスジャパン公式通販サイトアイテム:・「ソルト」ダブルウォールグラス 5,390円・「ペッパー」ダブルウォールグラス 5,390円
2023年12月23日『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年4月19日(金)に公開される。青い監獄を意味する“ブルーロック”に集められた高校生FW(フォワード)300人が、世界一のストライカーを目指して戦う物語を描くコミック「ブルーロック」初の映画化。サッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風が人気だ。世界を飲み込む<天才>誕生の物語劇中には、高いトラップ技術で知られる凪が、階段から落としたスマホをトラップするシーンも。それをひと目見た玲央は凪の天性の才能を見抜き、「凪!お前の才能を俺にくれ!」と凪をサッカーに誘う。そんな凪と玲央の出会いやサッカーデビュー戦、さらにはなぜ“ブルーロック”プロジェクトに参加することになったのか、どのように“天才”が生まれたのかが判明する。作品詳細映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:石川俊介演出:川畑 喬シリーズ構成・脚本:岸本 卓声の出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、木村昂、神谷浩史《ムビチケ発売情報》■第1弾ムビチケカード型前売り券・2023年12月22日(金)より発売・価格:(一般)1,600円 / (小人)900円・特典:メインビジュアルクリアファイル(A5)・販売場所:上映予定劇場(12/22(金)オープン時より発売、※一部劇場を除く)メイジャー通販(12/22(金)00:00(=12/21(木)24:00~)より発売)※数に限りあり。無くなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、クリアファイル1枚が付く。※画像はイメージ。実際の商品と異なる場合あり。※特別興行には利用できない場合あり。
2023年11月29日チャバティ(CHAVATY)は、冬季限定のティーソフトクリーム「安納芋レモングラスソフトクリーム」を2023年11月17日(金)より発売。“安納芋×レモングラス”のティーソフトクリームチャバティで人気を博すティーソフトクリームから、五島列島で有機栽培されたさつまいも「安納芋」を使用した冬季限定フレーバーが登場。焼き芋ならではの香ばしさと、ねっとりとした蜜芋の甘さを一度に堪能できるクリーミーなソフトクリームだ。また、フレッシュなレモンの風味を楽しめるチャバティの人気ハーブティー「国産レモングラス」を、素材を丸ごと粉砕して合わせているのもポイント。すっきりとしたレモンフレーバーがほんのり香る爽やかな味わいに仕上げた。和栗アールグレイティーもさらに、同日からは冬季限定ティーメニューとして「和栗アールグレイ」も販売。茨城県笠間の栗をペーストにして、香り豊かなアールグレイと合わせたミルキーな一杯だ。【詳細】「安納芋レモングラスソフトクリーム」680円「和栗アールグレイ」780円発売日:2023年11月17日(金)販売店舗:チャバティ表参道・嵐山※「安納芋レモングラスソフトクリーム」の単品販売はテイクアウトのみ。<店舗情報>・チャバティ 表参道住所:東京都渋谷区神宮前4-6-9・チャバティ 嵐山住所:京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地朝乃家内
2023年11月20日■前回のあらすじ結局サト君と父の家に行くことになってしまったちえ子。父の家は一見ゴミ屋敷には見えないけれど、壁も床もベトベトで細かいゴミだらけ。実は父は掃除を知らない男だったのです。父の危険なおもてなし入り口で拒絶する足…! こんなにベトベトした床、踏みたくない!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月05日業務用グラスや食器の名入れ・販売を行っている株式会社湘南洋食器は、自社のECサイト( )を2023年10月にリニューアルしました。業務用のグラスや食器を幅広く取り揃えたECサイト「グラス市場」を、新たなるステージへと進化させ、お客様に更なる満足を提供いたします。【グラス市場】リニューアル新しくリニューアルされた「グラス市場」のECサイトは、白とグレーを基調としたシンプルで洗練されたデザインに生まれ変わりました。また、レスポンシブ対応により、どのデバイスからでも快適にご利用いただけるようになりました。お客様が求める情報や商品をスムーズにご覧いただけるよう、使いやすさにもこだわっています。これからもお客様の利便性向上とサービス強化のため、ECサイトの機能・情報の充実化を図り、より魅力的なサイトへと進化してまいります。「グラス市場」は、業界トップクラスの品揃えで、厳選されたグラスや食器を数多くご提供しております。お客様のニーズに合わせて、グラスの名入れ事業も行っております。特別なシーンやブランドのアピールに、オリジナルの名入れグラスをぜひご活用ください。「グラス市場」の新しいウェブサイトで、お好みのグラスや食器を見つけて、ビジネスの魅力をさらに高めてみませんか。株式会社湘南洋食器は、今後もお客様に価値ある商品とサービスを提供し続けることをお約束いたします。詳細な情報や商品ラインナップについては、下記ECサイトをご覧ください。「グラス市場」のURL: 【株式会社湘南洋食器について】( )株式会社湘南洋食器は、湘南藤沢で創業45年の実績を誇る、飲食店向け業務用食器・グラスの卸売会社です。グラスや食器の販売だけではなく、オリジナルの名入れグラスにも対応しています。また、お料理を引き立てる食器、厨房用品などを中心とした商品のご提案というかたちで、今まで1,000件以上のお客様の開店に携わらせていただきました。また業務用食器・グラスの卸売の専門店として「グラス市場」を通じて、日本全国の5,000店以上の飲食店の皆さまをご支援させていただいております。【会社概要】会社名 : 株式会社湘南洋食器代表者 : 代表取締役 岩田 助芳所在地 : 神奈川県藤沢市川名2-1-3TEL : 0466-27-2523FAX : 0466-26-8890URL : 事業内容: 業務用食器・厨房器具の卸売り、器小売ショップ「器スペースSALAN」の運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月03日ディズニーキャラクター「くまのプーさん」の新作ガラスストロー&デザイングラスが、「グッドグラス」から登場。2023年9月15日(金)より、グッドグラスラフォーレ原宿店ほかにて順次発売を行う。注ぐと「プーさん」が浮かび上がるデザイングラスドリンクを注ぐと、内側にデザインされたキャラクターが浮かび上がるようにして現れるデザイングラスが人気の「グッドグラス」。新作として登場するのは、大人気のディズニーキャラクター「プーさん」の顔を描いたキュートなダブルウォールグラスだ。愛らしいフェイス2種ラインナップするのは、口を閉じているタイプと、開けているタイプの2種類。プーさんの特徴的な耳も、ガラス職人の手によって“手作り”で再現されている。またグラスは熱ガラスを使用しているためホットドリンクを注いでもOKだ。飲むと「プーさん」が現れるガラスストロー一方、ドリンクを飲むとキャラクターが浮かび上がるガラスストローにも、愛らしいプーさんの表情を楽しむことができる新作が登場。こちらも2種類のフェイスを用意する。ストローには、持ち運びに便利なシリコンケースと洗浄ブラシが付属。カバンに入れて持ち運び、会社やカフェなどで使用できるのも嬉しいポイントだ。詳細グッドグラス「くまのプーさん」販売店舗:グッドグラス ラフォーレ原宿店、グッドグラスジャパン公式通販サイト■「プーさん」ストロー(2種類) 3,300円発売日:2023年9月15日(金)※グッドグラスジャパン公式通販サイトでは10月10日(火)より発売サイズ:長さ22cm、口径1.3cm ※手作りのため個体差あり付属品 :シリコンケース、洗浄ブラシ■「プーさん」ダブルウォールグラス(2種類) 4,730円発売日:2023年10月末※2023年9月15日(金)から10月9日(月)までグッドグラス ラフォーレ原宿店にて先行予約受付<仕様>耐熱:-20℃~120℃サイズ/容量:D9cm、H9.3cm(250ml)※手作りのため個体差ありパッケージ:専用ボックス
2023年09月23日テレビアニメ『ブルーロック』が初の映画化。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年4月19日(金)に公開される。サッカーアニメ『ブルーロック』映画化へ『ブルーロック』は、講談社『別冊少年マガジン』にて連載され、コミックス累計発行部数2,800万部を突破した人気サッカー漫画を原作とするテレビアニメ。青い監獄を意味する“ブルーロック”に集められた高校生FW(フォワード)300人が、世界一のストライカーを目指して戦う物語を描く。己のサッカー生命とゴールをかけて挑む“デスゲーム”のような作風が、2022年のテレビアニメ放送開始以来人気を呼び、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として幅広い年代から注目を集めている。テレビアニメの他、アプリゲームや舞台など多方面に展開されているシリーズだ。劇場版では“天才ストライカー”凪誠士郎が主人公に<天才>誕生の物語そんな『ブルーロック』が満を持して初の映画化。潔世一を主人公とするテレビアニメシリーズに対し、劇場版では『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作として、もう1人の主人公である凪誠士郎の視点からストーリーを紡いでいく。桁外れのサッカーセンスを持つ凪が同級生・御影玲王との出逢いを経て、いかにして“ブルーロック”での戦いに挑んでいくのかに注目だ。口グセは”めんどくさい”。日々、無気力に過ごしていた高校2年生・凪誠士郎(なぎせいしろう)の天性の才能を、W杯優勝を夢見る同級生・御影玲王(みかげれお)が見出す。「凪!お前の才能を俺にくれ!」と玲王に誘われるがままにサッカーを始める凪。圧倒的なセンスを持つ凪のもとに“ブルーロック(青い監獄)”の招待状が届く。「299名を蹴散らして最後に残る一人は、世界一のストライカーになれる」という世界の中で出会うのは、主人公・潔 世一(いさぎよいち)ら集められた選りすぐりのストライカーたち。凪と玲王の2人の高校での出会い、サッカーデビュー戦、ブルーロック1次セレクションでのアツい戦いがどのように描かれるのかに注目が集まる。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』登場キャラクター/声優キャスト主人公・凪誠士郎…島﨑信長「めんどくさい」が口グセの高校2年生。日々を無気力に生きていたが、玲王に誘われるがままにサッカーを始め、圧倒的なセンスを発揮する天才ストライカー。御影玲王…内田雄馬W杯優勝を夢見る凪の同級生。凪の才能を見つけ出し、サッカーに誘う。剣城斬鉄…興津和幸メガネがトレードマーク。知的に見えるが実は難しいことが苦手で、凪や玲王から「バカ斬鉄」と呼ばれている。潔世一…浦和希日本代表のエースストライカーになり、W杯で優勝する夢を持つ高校生FW。漫画「ブルーロック」全体を通しての主人公。蜂楽廻…海渡翼マイペースな性格。センス抜群のドリブルを武器とした、自由奔放なプレースタイルが特徴。國神錬介…小野友樹誠実な好青年。フィジカルが強く、左足のミドルシュートを武器とする。千切豹馬…斉藤壮馬中世的な顔立ちの美少年で、自分の武器をチームメイトにも秘密にしている。馬狼照英…諏訪部順一チームXを牽引する自称・王様(キング)。強いエゴの持ち主だが、その言動に恥じないフィジカルと正確なシュートテクニックを持つ。糸師凛…内山昂輝高い得点力を持ち、洞察力にも優れるが強気なプレーや言動の目立つエゴイスト。絵心甚八…神谷浩史“ブルーロック”プロジェクトの全権を掌握するコーチ。毒舌。高校生たちに生き残りをかけた訓練を課す。舐岡了(なめおかりょう)…木村昴凪と玲王が“ブルーロック”に入寮する前、高校サッカー部でのデビュー戦で対戦したチームのキャプテン。高校生離れした恵まれた体格をもち、強靭なフィジカルとパワーを駆使したプレーを得意としている。白宝高校のサッカー部員…せいや(霜降り明星)ばぁや…小山茉美玲王の幼いころから世話係として付き添ってきた、大企業・御影コーポレーションの運転手兼使用人。凪と共にサッカーに励む玲王を時に厳しく、時に温かく見守る。主題歌はNissy&SKY-HIの「Stormy」なお主題歌は、それぞれソロ活動、メジャーデビュー10周年を迎えたNissyとSKY-HIの2人が担当。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』のために、楽曲「Stormy」を書き下ろした。卓越したスキルとパフォーマンスで日本のダンス&ボーカルを牽引し続ける2人のアーティストによって紡がれる楽曲は、まだ見ぬ自身の“エゴ”を覚醒させる主人公・凪の物語にさらなる盛り上がりを見せてくれるだろう。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』あらすじ日々を無気力に生きていた凪誠士郎は、同級生の御影玲王に誘われるがままにサッカーを始める。圧倒的なサッカーセンスを発揮する凪のもとに、ある日“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの招待状が届く。そこで待ち受けていたのは、潔世一、蜂楽廻、糸師凛ら、全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった。玲王と始めた“世界一”という夢への挑戦が、天才ストライカー・凪をまだ見ぬ世界へと連れて行く。【詳細】『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』公開時期:2024年4月19日(金)〈声優キャスト〉出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、神谷浩史、木村昴、せいや、小山茉美原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:石川俊介構成・脚本:岸本卓演出:川畑 喬ストーリー監修:金城宗幸音楽:村山☆潤アニメーション制作:エイトビット配給:バンダイナムコフィルムワークス
2023年08月20日人気漫画『ブルーロック』初の映画化作品『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年春に公開されることが決定した。原作は、コミックス累計発行部数が2800万部を突破し、2022年にはTVアニメが放送され人気を博した『ブルーロック』。ブルーロック(青い監獄)に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風は、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として幅広い年代から注目を集め、アプリゲーム、舞台化など多方面での展開も話題を呼んでいる。劇場版は『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作として、桁外れのサッカーセンスを持つもう一人の主人公・凪誠士郎の視点から描いた作品となる。併せて、本作の特報映像とティザービジュアルが公開に。ティザービジュアルでは、ブルーロック一次セレクション時のTEAM Vビブスを着用した凪誠士郎と御影玲王のふたりが、瞳にオーラを宿してこちらを真っ直ぐに見つめる姿が。「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツに出逢うまでは──」というコピーから、二人の人生が大きく変わる出逢いが描かれることを予感させるアートワークになっている。特報映像では、TVシリーズで描かれたこれまでのブルーロックでの戦いが一気に巻き戻され、ティザービジュアル同様に「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツと“ブルーロック”に出逢うまでは──」という凪と玲王のセリフのもと、二人が初めて出逢うブルーロック入寮前の高校時代のシーンへ。玲王が凪を見つけた、二人の世界一(ゆめ)への挑戦の始まりまで遡る、期待高まる映像となっている。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』特報<作品情報>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』2024年春 公開『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』ティザービジュアル原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社『別冊少年マガジン』連載)監督:石川俊介構成・脚本:岸本卓ストーリー監修:金城宗幸音楽:村山☆潤アニメーション制作:エイトビット■キャスト凪誠士郎:島﨑信長御影玲王:内田雄馬剣城斬鉄:興津和幸潔世一:浦和希蜂楽廻:海渡翼國神錬介:小野友樹千切豹馬:斉藤壮馬馬狼照英:諏訪部順一糸師凛:内山昂輝絵心甚八:神谷浩史公式サイト:金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
2023年08月17日8月19日(⼟) ⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂にて『再現1977〜⽇本のロックの夜明け前〜』が開催される。1977年7月28日、日本武道館で『NEW WAVE CONCERT』が行われた。出演者は紫、Char、BOWWOWの3組で、まだ発展途上のロックアーティストが武道館のステージに立つという日本のロックの夜明けとも言えるイベントだった。本公演では、今や日本の音楽シーンで主役のひとつとなったロックシーンを支えたその3組が46年ぶりに顔を揃える。チケットは現在発売中だ。<イベント情報>『再現1977〜⽇本のロックの夜明け前〜』8⽉19⽇(⼟) ⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂開場 16:00 / 開演 17:00出演:Char / BOWWOW G2 / 紫【チケット料金】プレミアムシート:15,000円(パンフレット付き・税込)指定席:10,000円(税込)⽴ち⾒:9,000円(税込)チケットはこちら:特設サイト︓
2023年07月10日ヘアパック「ロック&リペアヘアマスク PS」株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーが、同社アケアシリーズのセラメディから「ロック&リペアヘアマスク PS」を発売した。「ロック&リペアヘアマスク PS」には、セラミドAPとセラミドNG、セラミドNPといった3種のセラミドが配合されており、キューティクルに密着して髪の潤いとうつくしさをキープする。また、加水分解ケラチン(羊毛)や加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン(羽毛)のトリプルケラチンで、ダメージを抱えた髪を集中補修するヘアパックとなっている。グリオキシル酸やグリコール酸などでしなやかな指通りに「ロック&リペアヘアマスク PS」には上記以外にも、グリオキシル酸やグリコール酸、クロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを配合。髪のゆがみを整え、しなやかな指通りを実現する。また、 パルミチン酸レチノールと酢酸トコフェロールによるビタミンカプセルと、メドウフォーム-δ-ラクトンのヒートケア成分もあり、髪の潤いをキープしつつ、ダメージ軽減・補修をかなえる。同商品の1本の容量は200グラム。セラメディ公式ホームページにおいて、税込み価格1,980円で販売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※セラメディ ロック&リペアヘアマスク PS
2023年07月05日機能的かつ洗練された美しさをもつ北欧デザインのなかでも、特に人気の高いフィンランドのグラスアートに焦点をあてた展覧会が、6月24日(土)から9月3日(日)まで、港区白金台の東京都庭園美術館で開催される。森と湖をはじめとした豊かな大自然を誇るフィンランド。1917年にロシアから独立した同国では、新しい国づくりと国民のアイデンティティを取り戻すために様々な側面で近代化が進められ、生活を彩る家具をはじめとしたプロダクトにもモダンなデザイン性が求められるようになったという。その動向はガラスの分野でも例外ではなく、1930年代には、ガラス製作所が優秀なデザイナーたちと協力して、ミラノ・トリエンナーレなどの国際展示会に参加して評価を高めた。また第二次世界大戦後は、デザイナーが手がけた芸術性志向の高いプロダクト「アートグラス」が、デザイン大国フィンランドの地位を確固たるものとし、国家復興の一翼を担っている。同展は、デザイナーたちが自ら「アートグラス」の名のもとにデザインし、職人との協働作業によって生み出してきた作品に着目した展覧会だ。1930年代のフィンランド・グラスアートの台頭期にパイオニアとして活躍したアルヴァ&アイノ・アアルトとグンネル・ニューマンから、1950年代に始まる黄金期を牽引したカイ・フランク、タピオ・ヴィルッカラ、ティモ・サルパネヴァ、オイヴァ・トイッカ、そして現代において伝統技術に学びながらも独自のアプローチを見出しているマルック・サロとヨーナス・ラークソまで、登場するのは1組+7名のデザイナーと作家たち。その優品140件に焦点をあて、フィンランド・グラスアートの系譜をたどる試みとなる。個々の作家の作品をまとめて見ることのできる同展では、それぞれの時代を生きたデザイナーたち一人ひとりのグラスアートへの信条や挑戦、探求を追うことができると同時に、雄大な自然環境が育んだ洗練されたデザイン性というフィンランド・デザインに共通した魅力も味わうことができる。アール・デコ様式の美しい室内装飾をもつ邸宅美術館で、自然光のもと、清涼な透明感と輝きを放つ多彩なガラス作品を鑑賞できるのは眼福に違いない。<開催情報>『フィンランド・グラスアート輝きと彩りのモダンデザイン』会期:2023年6月24日(土)~9月3日(日)会場:東京都庭園美術館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般1,400円、大学1,120円、高中・65歳以上700円公式サイト:
2023年06月12日今年9月に全国3カ所で開催されるスピッツのレギュラーイベント3タイトル『ロックロックこんにちは!』『ロックのほそ道』『豊洲サンセット 2023』の全出演アーティストが発表された。今年25回目を迎える『ロックロックこんにちは!』は、9月16日(土)・17日(日)に大阪城ホールで開催。1日目には、昨年阪神甲子園球場で弾き語りLIVEを大成功に収めたあいみょんが2度目の出演。そして、3月にミニアルバム『ACTA』をリリースし、現在全国ツアー『SPACE ACTA STATION』開催中のズーカラデルが大阪城ホールのステージに初登場。さらに、デビュー32年目で現在弾き語りライヴツアー『真心道中歌栗毛 2023』を開催中の真心ブラザーズが出演する。2日目は、沖縄出身の5人組ロックバンドORANGE RANGEが5度目の出演。また、叙情性豊かなソングライティングと多彩なライヴ活動を続ける秦 基博が2013年以来、2度目の出演。そして、“リョクシャカ”の愛称で若者から大きな支持を集める緑黄色社会が初登場となる。今年で12回目となる『ロックのほそ道』は、昨年に続き宮城県仙台市で9月21日(木)・22日(金)に、スタンディングの会場、仙台GIGSに場所を戻し開催。1日目には、初登場のTHE KEBABS、2018年以来5年ぶり2度目の出演となるgo!go!vanillas。そして、山梨からツアーをスタートさせたばかりのフラワーカンパニーズが8度目の出演。2日目には、こちらも初登場でメンバーのうち2名が宮城出身のサバシスター、先日横浜スタジアム公演を大成功で終えたばかりのsumika、2012年にVo.山口の出身地である福島開催以来の出演となるサンボマスターが11年ぶりに参戦する。サンセットシリーズは昨年はアリーナ開催だったが、今年はスタンディング会場に戻り、初の豊洲PITで9月28日(木)・29日(金) に『豊洲サンセット 2023』を開催する。1日目は、気鋭のソロアーティスト秋山黄色、本イベント10回目で最多出演のThe Collectors、コンポーザー “ニシハラ” のソロプロジェクトpeanut butters、そして1994年結成以降マイペースに活動を続けるヒックスヴィルが出演。2日目は、ミクスチャーな音楽性を提示する5人組バンドKroi、札幌発の3ピースロックバンド・ズーカラデル、福岡発4ピースギターロックバンドMOSHIMO、そして、ピアノスリーピースバンドRyu Matsuyamaが出演する。<イベント情報>『ロックロックこんにちは!25th Anniversary Special 〜5 times Go!〜』『ロックロックこんにちは!』出演者9月16日(土) 大阪城ホール開場 15:00 / 開演 16:00出演:あいみょん / ズーカラデル / スピッツ / 真心ブラザーズ ※五十音順9月17日(日) 大阪城ホール開場 15:00 / 開演 16:00出演:ORANGE RANGE / スピッツ / 秦 基博 / 緑黄色社会※五十音順ナビゲーター:FM802 DJ 加藤真樹子 / FM802 DJ 中島ヒロト【チケット料金】※全席指定SS席:13,000円(税込)※オリジナルバッグ&メモリアルパス付きS席:10,000円(税込)A席:9,000円(税込)『ロックロックこんにちは!』特設HP:『ロックのほそ道』『ロックのほそ道』出演者9月21日(木) 仙台GIGS開場 17:15 / 開演 18:00出演:go!go!vanillas / THE KEBABS / スピッツ / フラワーカンパニーズ ※五十音順9月22日(金) 仙台GIGS開場 17:15 / 開演 18:00出演:サバシスター / サンボマスター / スピッツ / sumika ※五十音順【チケット料金】1階スタンディング ※整理番号付き・ドリンク代別2階指定席 ※ドリンク代別価格:7,150円(税込)『ロックのほそ道』特設HP:×VINTAGE ROCK std. presents『豊洲サンセット2023』『豊洲サンセット 2023』出演者9月28日(木) 豊洲PIT開場 17:00 / 開演 18:00出演:秋山黄色 / The Collectors / スピッツ / peanut butters / ヒックスヴィル ※五十音順9月29日(金) 豊洲PIT開場 17:00 / 開演 18:00出演:Kroi / スピッツ / ズーカラデル / MOSHIMO / Ryu Matsuyama ※五十音順【チケット料金】※オールスタンディング前売:6,000円(税込)※整理番号付き・ドリンク代別『豊洲サンセット』特設HP:関連リンクスピッツ OFFICIAL WEB SITE: mobile(スマートフォン専用):スピッツ ユニバーサルミュージックHP:スピッツ ユニバーサルミュージックスタッフTwitter:スピッツ ユニバーサルミュージックスタッフInstagram:
2023年06月06日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の「シルバー・ロックイット」ブレスレットから、新作「シルバー・ロックイット ビーズ」が登場。“南京錠”ブレスレット新作「シルバー・ロックイット ビーズ」LVシグネチャーを配した南京錠モチーフが特徴のブレスレット「シルバー・ロックイット」。そんな「シルバー・ロックイット」が2023年、セミビーズブレスレットとして生まれ変わった。6つのシルバービーズがあしらわれたデザインで、単体はもちろん重ね付けも楽しめる。シルバービーズに合わせるコードカラーは、ブラックに加え、6月14日(水)よりレッドとブルーの2色も展開される。また、ブラックコードにチタンビーズのバージョンも用意する。なお、「シルバー・ロックイット」はユニセフとのパートナーシップによるもの。新作ブレスレットを購入すると、1アイテムにつき150ドルがユニセフに寄付される。【詳細】ルイ・ヴィトン新作ブレスレット「シルバー・ロックイット ビーズ」発売日:2023年5月5日(金)アイテム例:・シルバー・ロックイット ビーズ シルバー ブラック 93,500円 ※レッド・ブルーは6月14日(水)より展開予定。・シルバー・ロックイット ビーズ チタニウム 93,500円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年05月18日2023年8・9月にミュージカル「スクールオブロック」が日本初上演される。それに先駆け、5月7日(日)の日比谷フェスティバルに主演の柿澤勇人、そしてオーディションで選ばれた生徒役の子供たち21名が登場し、舞台への意気込みを語った。(体調不良により西川貴教、生徒役3名はイベント欠席)本作は、全米で大ヒットした映画のミュージカル版。売れないギタリストが名門エリート進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちとロックバンドを組んでバンドバトルへの出場を目指すロック音楽コメディだ。破天荒な熱血ロッカーのデューイ・フィン役を西川貴教と柿澤勇人がWキャストで演じる。「オペラ座の怪人」「キャッツ」などの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー氏が手掛けるミュージカル楽曲、さらには生徒たちが劇中で披露する生演奏も楽しみな見どころだ。初演を予定していた2020年には新型コロナウイルス感染拡大により全公演中止となり、3年越しの上演となる本作について、柿澤は「当時オーディションで勝ち取った役をできなかった子供たちは悔しかっただろうし悲しかったと思う。だから彼らの思いも引き継いで、あらためて初演ということで盛り上げていきたい」と語る。また作品の魅力について「生徒たちのエネルギー、才能、楽器演奏のスキルはプロ級だと思います。将来日本を背負って立つ彼らのパフォーマンスが魅力のひとつ。初日から千秋楽にかけて、子供たちの成長の伸び率がエグいことになると思うので(笑)、ぜひ何回も舞台を観て、見守ってほしい」と期待を込めた。入学式さながらに柿澤が生徒たちの名前を読み上げると「はい!」と元気のいい声が響き、生徒役の子供たちが一人ずつマイクの前で特技とメッセージを発表する。「特技はパンケーキを上手に焼くこと」「ジェットコースターでも寝られちゃいます!」など個性あふれるアピールに、会場からは温かい拍手と笑みがこぼれた。まだ稽古前だというが、すでに柿澤と子供たちの掛け合いは息がぴったり。ラストは生徒たちが初披露となる楽曲「今がそのとき」を熱唱し、熱いステージでイベントを締めくくった。東京公演は2023年8月17日(木)~9月18日(月祝)、東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)。大阪公演は9月23日(土祝)~10月1日(日)、新歌舞伎座。取材・文:北島あや
2023年05月09日サンリオの人気キャラクター「クロミ」のダブルウォールグラスが、グッドグラスから登場。2023年4月29日(土)より、グッドグラスラフォーレ原宿店、東急百貨店たまプラーザ店ほかにて発売される。ドリンクを注ぐと"クロミが現れる”デザイングラス飲み物を注ぐと、キュートなフェイスやシルエットが現れる「グッドグラス」のデザイングラスに、サンリオの"クロミ”モチーフの新作が仲間入り。クロミのキャラクターカラーである"黒色”のガラスを使用したほか、その特徴的なフォルムの耳はガラス細工で丁寧に表現。手作りグラスならではの個性や温もりを宿した、愛らしい仕上がりとなっている。ラインナップデザインは、「スタンダード」「おねむり」「ウィンク」の3種のクロミの表情を用意。いずれも耐熱仕様となっているため、シーズン問わず一年中楽しめるのも嬉しいポイントだ。【詳細】グッドグラス「クロミ」全3種 各5,390円発売日:2023年4月29日(土)展開:グッドグラスラフォーレ原宿店、東急百貨店たまプラーザ店、グッドグラスジャパン公式通販サイト耐熱:ー20℃~120℃サイズ:W9.3×H8.7cm (手作りのため個体差あり)容量:200ml (手作りのため個体差あり)<店舗情報>・グッドグラス ラフォーレ原宿店住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6場所:ラフォーレ原宿2F グッドグラス常設店・東急百貨店たまプラーザ店住所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1丁目7場所:東急百貨店たまプラーザ4階 クッキングダイニング
2023年04月30日ルイ・ヴィトンの伝統的なトランクのロックから着想を得た、Sロックスタイルのマグネットクロージャーがデザインポイントの「Sロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット」を発売しました。日常の必需品をトレンディに持ち運べるバッグは、クロスボディキャリーやショルダーキャリーもお楽しみいただける、取外し & 調節可能なストラップ付き。内側にはスマートフォン専用のコンパートメントを備えています。コンパクトながら必需品をたっぷり持ち運べる収納力も魅力です。©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:23万6,500円(税込)素材:モノグラム・エクリプス キャンバスサイズ(以下同様):W 12 x H 19 x D 7 cm©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:23万6,500円(税込)素材:モノグラム・マカサー キャンバス、レザー(皮革の種類:牛革)©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:26万7,300円(税込)素材:トリヨンレザー(皮革の種類:牛革)ルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年04月19日マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)から、大阪のガラス工房「フレスコ(fresco)」とコラボレーションしたグラスが登場。2023年4月11日(火)より、マーガレット・ハウエル直営店ほかにて発売される。マーガレット・ハウエル×ガラス工房「フレスコ」のコラボグラス2017年よりコラボレーションを展開しているマーガレット・ハウエルと大阪府和泉市のガラス工房・フレスコ。2023年春のコラボレーションでは、手作業で作られたシンプルなデザインのグラスを提案する。グラスは下半分を“型吹き”、上半分を“宙吹き”で仕上げており、変化のある表情を演出。また、職人が1点ずつ手作業で製作しているため、ニュアンスが異なるのも魅力だ。シンプルかつモダンな印象ながら、グラスに光を通すことで、ハンドメイドならではの温かみを感じることができる。カラーは、マーガレット・ハウエルらしいニュアンスカラーのグレー、ミッドブルー、カーキの3色を展開。なお、グラスの底には“fresco for Margaret Howell”のコラボレーションロゴが刻印されている。【詳細】マーガレット・ハウエル×フレスコ コラボレーショングラス発売日:2023年4月11日(火)取扱店舗:マーガレット・ハウエル直営店、マーガレット・ハウエル公式オンラインストアほか価格:6,380円カラー:グレー、サーガッソグリーン、スティールグレー
2023年04月14日『ロックロックこんにちは!25th Anniversary Special』の開催が決定した。25回目の記念すべき今年は、大阪城ホールにて、9月16日(土)・17日(日)の2days開催となる。27年前、大阪のライヴハウス難波W’OHOLでスタートした『ロックロックこんにちは!』は、スピッツとプラムチャウダーがオーガナイザーとなり、“今、観たい!”と思うアーティストを迎える音楽イベントとして20年以上の歩みを続けてきた。これまで二人三脚で歩んできた音楽とエンターテインメント要素満載の『ロックロックこんにちは!』の25回目にも乞うご期待。詳細は後日発表。続報をお楽しみに!
2023年03月31日「ぴあアプリ」で連載中の漫画「ロックちゃん」の作者である芦沢ムネトがプロデュースするイベント『Live!ロックちゃん2023』が4組のアーティストを集めて開催された。ライブの前に登場した芦沢が今回のイベントを立ち上げる経緯を簡単に説明した。「ぴあさんが50周年ということで、一緒に何かやりませんか?とお声がけいただいて、さらに好きなアーティストを呼んでくださいって夢のようなご提案をいただいて実現しました」芦沢ムネトということで集まったのが、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMEN。なかなか一堂に会してイベントで観ることのできない貴重なラインナップとなった。GLIM SPANKYの1曲目は「ダミーロックとブルース」。インディーズ時代に発表した楽曲で、芦沢はこの頃から彼らに注目し、キャリアの初期から親交を温めてきた。そう言った意味でも、『Live!ロックちゃん』第1回の幕開けを告げるにふさわしいナンバーだ。GLIM SPANKY「ロックにもいろいろあるけど、『ロックちゃん』だからね、めちゃめちゃ熱い曲をやります!」(松尾レミ)と言って演奏したのは、「怒りをくれよ」。オーディエンスの拳が上がる。「この間アルバムを出したんですけど(『Into The Time Hole』)、芦沢さんが『この曲好き!』って言ってくれた曲をたくさんやりたいと思います」(松尾)4曲目「HEY MY GIRL FRIEND!!」、5曲目「レイトショーへと」と最新アルバム収録曲から立て続けに披露。どちらもGLIM SPANKYの毒を残しつつも、新しい魅力の詰まったポップなナンバーだ。「ジャンルに囚われずにロックしていきたいと思って音楽をやっています。だからこういう自分たちの美学に通じるイベントに出られてすごくうれしいです」(松尾)松尾レミ(Vo/Gt)「2020年からコロナが始まって、ようやく少しずつ変わりつつあって、カルチャーも変化していくんじゃないかなと思います。でも今日出ているアーティストたちはどんなに世の中が変わっても変わらずにかっこいいものを作っていける信頼のおける方々だし、そういう人たちと今日は一緒にやれて光栄です」(亀本)亀本寛貴(Gt)アーティスト同士でも楽しめるイベントを、というのが実はこの『Live!ロックちゃん2023』を立ち上げるにあたって芦沢がこだわったところであり、故にレンジの広いブッキングとなったのもうなずける。ラストは「形ないもの」。彼らにしかできないやり方で希望を描き、ライブを締めくくった。ライブ後すぐに芦沢と出番の終わったアーティストが転換中にトークをするのもこのイベントならではだ。芦沢から亀本のプレイ中と普段のトークの姿にギャップがありすぎて面白いというツッコミがあった。次に登場したのは、BREIMEN。サウンドチェックの板付きのまま、「はじめまーす」と高木祥太(Vo/Ba)が声をかけてしれっとスタートすると、ほぼ一音で周りの空気を変えてしまうほどの練られた音が会場中をうねる。高木祥太(Vo/Ba)ライブ本番中にもメンバー同士で思いついたアイデアを入れ込んでいき、予定調和をぶち壊していくスタンスが演奏の自由度と良い緊張感を生み出している。まさに唯一無二のバンドだ。3曲目「ドキュメンタリ」では、後半の演奏が途切れたところで拍手が沸き起こると、メロに合わせて高木が「まだ曲終わってないですー」と歌うと、サトウカツシロ(Gt)が、「不思議な音楽〜(笑)」と合いの手を入れる場面が。曲終わりには爆発的な拍手が会場を包んだ。BREIMEN「こんな素敵なイベントに呼んでくれてありがとうございます。とりわけ若手のBREIMENです」(高木)とオートチューンがかかったままMC。「ODORANAI」に続いてプレイした「あんたがたどこさ」の後半、「アシザワムネト」のアナウンスがかかると無音に。「どこで呼んでるの?」と戸惑い気味の芦沢が登場。「セッションしましょうって言って、無音にするんで好きにやってくださいって言われたんですけど……おい、座るな!休むな!」芦沢が披露したのは、「最近口にしてない言葉」でのコール&レスポンス。「プレパラート」「ピロティ」「デオキシリボ核酸」「Vodafone」「ソックタッチ」、と、ここでベースが入ってくるとオーディエンスがリズムに合わせてクラップを鳴らす。それに乗せて芦沢が「最近口にしていない言葉」を連呼していく。すべてをかなぐり捨てるようなギターソロを弾くサトウカツシロと背中合わせで芦沢がエアギターを弾き「あんたがたどこさ」のパフォーマンスへと戻った。「(ぴあアプリで)インタビューしたときに『やりましょう!』ってなったんですけど、不安になったのか、2日前くらいに『ど、どうする?』って連絡がありました」(高木)と内幕を暴露。おそらく本番まで何も知らされなかったであろう芦沢の不安が想像できるが、「本来ライブって自由なものなので」(高木)と、ここはBREIMENの流儀に従って正解だった。ジョージ林(Sax)「綺麗事」「チャプター」と圧巻の演奏でライブを終えた。So Kanno(Ds)トークパートの最後では、今日の感想を求められたSo Kanno(Ds)が「楽しかったでーす」と、さっきまでのタイトなプレイが嘘のようなふんわりした発声ですべてを持っていってしまった。ハンバート ハンバートはふたりの止まらないトークからスタート。「今年はすごいやる気が出ている」という佐野遊穂は、家の近所の公民館に募集が出ていたワークショップに応募して行った話をした。「ダンスではないんだけど……ダンスのような、ポスター見てもなんだかよくわからないの」(遊穂)「その説明から始めるのか!」(良成)「綺麗な女の先生がやってて、体を使って何かを表現するような――」(遊穂)「ちょっと1曲くらいやってから続きを聞いても良いかな」(良成)ハンバート ハンバート佐藤良成のバイオリンの音が響き、「うちのお母さん」からライブがスタート。ピアノ(良成)とハープ(遊穂)、そしてふたりのボーカルが寄り添いながら紡がれる「おなじ話」のあと、冒頭のワークショップの話の続きに。参加者の風貌から詳細に語られていく。BREIMENのライブがはるか遠い昔の記憶に感じるほど、ハンバート ハンバートの世界に引き込まれていく。彼らの奏でる音楽と日常が切り離せないものとしてあるのが、彼らのライブを観ているとより深く納得できる。ふたりの会話と音楽がシームレスに、まるで合わせてひとつの音楽のように感じられるのがとても幸せなことだと思う。佐野遊穂セットリストで【新曲】となっていた曲は、彼らからほかの出演者やスタッフに対するちょっとしたサプライズ。くるりの「虹」のカバー。2009年にリリースされた『くるり鶏びゅ〜と』に収録されているものだ。今回はそれを特別に披露した。客席から大きな驚きの声が漏れる。佐藤良成「話しても大丈夫?」(遊穂)「もちろん大丈夫だけど」(良成)「この間ね、電車に乗ってたら」(遊穂)「あ、別の話!?」(良成)塾講師のアルバイトをしている男女の大学生の間に起こった微妙な心理の変化を近くで聞いてしまった話。そこから、最新アルバム『丈夫な私たち』に収録されている「ふたつの星」を披露したのは、繰り返しになるが、ふたりの話も込みで聴くと歌が生活と同じ地平にあることを思わされ、心が揺さぶられた。芦沢とのトークで、公民館で行われた謎のワークショップで遊穂がどんなことをしたのかが明かされた。くるりが1曲目にセレクトしたのは「春風」。桜色の照明に染め上げられたステージが幻想的に曲を彩っていく。「愛なき世界」「虹色の天使」とギターロック系の曲を続けてやった後は、新曲を披露。3月1日にリリースした『愛の太陽 EP』より、「愛の太陽」と「八月は僕の名前」。前者はリズムに特徴のある曲で、速いノリでありながら歌詞がすっと入ってくるほどゆったりとしたメロディが心地よい。くるり楽曲に比べてライブで聴くと、よりテンポ感の時間感覚のズレみたいなものが体感できたのは面白かった。そして後者は、あえて王道のロックを感じさせるナンバーだ。どこか懐かしさもあり、同時に新しさもある曲となっている。6曲目は、最近のライブでは欠かせないマスターピースとなっている「琥珀色の街、上海蟹の朝」。くるり流R&Bとも言えるこの曲の演奏が始まった瞬間、オーディエンスの体が揺れ、会場がダンスフロアと化した。さらに「ばらの花」で温度が上昇。ギターリフが鳴るや、歓声が上がる。岸田繁(Vo/Gt)MCでは、一度岸田が芦沢と飲みの席で一緒だったことがあったらしいということで、「僕は全然覚えてないんですけど、すごく嫌な感じやったらしいです(笑)」とカミングアウト。無国籍でありながら和モノという、くるりしかものにすることのできないグルーヴが「Liberty & Gravity」で炸裂。佐藤征史(Ba)「ハンバート ハンバートはいいカバーをしてくれたね。GLIM SPANKYはカッコいいね。BREIMENのギターの人のファンになっちゃいました。以上です」(岸田)と各出演者に触れ、ラストは「Remember me」。なかなかライブで披露することのない名曲がオーディエンス一人ひとりの心に染み渡って行った。鳴り止まない拍手の中、再び登場したくるり。「最後は一番ロックちゃんぽい曲かもしれないですね。いい感じのドライブの歌をやって締めたいと思います。『ハイウェイ』という曲です」(岸田)と曲紹介すると大きな歓声に包まれた。演奏後、芦沢の「どういうイメージでセットリストを組んでくださったんですか?」という質問に、「気分で!」と答えた岸田。そして、芦沢がBREIMENとやったコラボに、「なんでプレパラートやったんですか?」(佐藤)と突っ込んだり、「帰りに買って帰ろか」(岸田)とボケたり、「京都人のめんどくささ」(芦沢)で芦沢を翻弄。最後は芦沢ムネトと本日の出演者、そしてオーディエンスで記念撮影を終了して、『Live!ロックちゃん2023』が終了した。真ん中に、良質な音楽がしっかりと感じられるイベントだった。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子<公演情報>ぴあ 50th Anniversary『Live!ロックちゃん2023』3月4日(土) 豊洲PIT出演:GLIM SPANKY / ハンバート ハンバート / BREIMEN / くるりセットリスト■GLIM SPANKY1. ダミーロックとブルース2. A Black Cat3. 怒りをくれよ4. HEY MY GIRL FRIEND!!5. レイトショーへと6. NEXT ONE7. 不幸アレ8. 形ないもの■BREIMEN1. aaA2. MUSICA3. ドキュメンタリ4. ODORANAI5. あんたがたどこさ6. 綺麗事7. チャプター■ハンバート ハンバート1. うちのお母さん2, おなじ話3. まぶしい人4. 虹(くるりカバー)5. ぼくのお日さま6. ふたつの星7. 虎■くるり1. 春風2. 愛なき世界3. 虹色の天使4. 愛の太陽5. 八月は僕の名前6. 琥珀色の街。上海蟹の朝7. ばらの花8. Liberty & Gravity9. everybody feels the same10. Remember meEN. ハイウェイ関連リンク『Live!ロックちゃん2023』オフィシャルサイト: SPANKY::ハンバート ハンバート:くるり:
2023年03月09日ドリンクを注ぐと、サンリオの“クロミが現れる”ダブルウォールグラスが、グッドグラス(GOODGLAS)から新登場。2023年3月16日(月)よりグッドグラス ラフォーレ原宿店にて先行予約を受け付け、5月に一般発売される。ドリンクを注ぐと、クロミの表情が“ぷっくり”これまでもミッフィーやポムポムプリンのデザイングラスを展開してきた「グッドグラス」から、サンリオの人気キャラクター・クロミのダブルウォールグラスが初登場。飲み物を注ぐと、クロミのキュートな表情が“ぷっくり”と浮かび上がる。「スタンダード」と「おねむり」の2種類ラインナップは、クロミがにっこり微笑む「スタンダード」と、すやすや眠る「おねむり」の2種類。職人が全て手作業で制作する「グッドグラス」ならではの持ち味を生かし、どこか“ほっこり”する柔らかな表情に仕上げているのが印象的だ。職人による“手作り”のデザイングラスまた注ぐドリンクによって、異なるムードのキャラクターの表情を楽しめるのも「グッドグラス」ならではの醍醐味。ホットドリンクにも対応した耐熱仕様になっているのも嬉しい。【詳細】グッドグラス「クロミ」 200mL 5,390円 ※手作りのため個体差あり。一般発売:2023年5月頃予定展開店舗:「グッドグラス」ラフォーレ原宿店、公式通販サイト住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2階※3月16日(月)より、「グッドグラス」ラフォーレ原宿店にて数量限定で予約受付開始。商品の発送は4月。
2023年03月09日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ、ラストとなる第4弾は、くるりが登場。楽曲制作の裏側やライブという特殊すぎる空間について、貴重なお話だらけの対談となりました。めちゃめちゃ京都弁で「下品な笑い方しはりますねぇ」って(笑)(芦沢)芦沢最初にくるりを聴いたのは「ばらの花」で、大学生の時だったんですよ。そこからめちゃくちゃ好きになって、今もずーっと好きです。まさか自分が芸人になって、お会いするなんて思いもしなかったですね。――どのようなきっかけで会ったんですか?芦沢フェスでご挨拶させていただいたのが最初だったと思います。あと、岸田さんとは一回だけ飲んだというか、Dragon Ashの櫻井(誠)さんがやっているお店があるんですけど、そこで打上げかなんかをされてたんですよ、Dragon Ashとくるりが。でもその時、佐藤さんはいらっしゃらなくて。ファンファンさんと岸田さんで。岸田そんなこともありましたね。芦沢みんなすごい酔っ払ってて、岸田さんがずっと謎のラップをされてました(笑)。岸田すみませんでした(笑)。芦沢で、櫻井さんが気をつかってくれたというか、「おまえがくるり大好きなの知ってるぞ」って、岸田さんの横に座らせてくれたんですよ。そしたら僕、うれしくてテンション上がりすぎちゃって、ゲラゲラ笑ってたみたいなんです。その僕を見た岸田さんの第一声が、めちゃめちゃ京都弁で「下品な笑い方しはりますねぇ」って(笑)。それがズドーンと衝撃で、今も残ってます(笑)。いや、うれしいんですけどね。岸田ぜんぜん記憶にないですね(笑)。サクちゃんのお店ですか?岸田繁(くるり)芦沢そうです。岸田サクちゃん大好きで、最近はお会いしてないんですけど、その時、うっすらある記憶では、ラーメンの話ですごく盛り上がったのは覚えてるんですけどね。サクちゃん、料理も上手なので、こうやって出汁をとるといいよみたいな話をしました。けどその時に芦沢さんがいらっしゃって、そんなことを言ったとは……すみません(笑)。芦沢いえいえ。今日も何回か下品な笑いが出るかもしれないですけど(笑)。岸田私なりのリップサービスだったんだと思います(笑)。あまり業界の人とかと飲みに行ったりしないので。でもそうですね、今お話を聞いて気をつけようと思いました(笑)。芦沢いえいえ、うれしかったんで、はい。――佐藤さんとは?芦沢このあいだ、それこそ何人かと一緒に飲んだなかに佐藤さんもいらっしゃって。佐藤確か初めてお会いしてすぐに、お芝居に誘われて行かせていただいたのを覚えてます。芦沢あ、そうですよね。僕の一人芝居に来ていただきました。佐藤正直僕、お笑いもそうなんですけどお芝居を観るのって苦手で。テレビで見るのはまだあれなんですけど、やっぱり言霊が強いじゃないですか、舞台の人が発する言葉って。それを浴びるのが怖かったんですよ。でもだんだん、そういう場所に行く機会が増えていって、去年ついにルミネ(theよしもと)に行きました。芦沢あ、そうなんですね。楽しめました?芦沢ムネト佐藤楽しめました。おかげさまで。あの時に芦沢さんに誘われてなかったら、たぶん死ぬまで舞台っていうものに行ってなかったかもしれないですね。昔、土日とかになるとおばあちゃんとかが絶対に宝塚とか見てたんですけど、何かを演じてる人がいるっていうのが、ちょっと怖くて。自分と違うものを入れてる人を目の前にするっていうのがどうにも怖かったんですよ。例えば音楽の人だったら、僕の隣で岸田さんがしゃべってても歌ってても、自分の言葉だから一緒の人なんですよ。で、テレビとか映画だったら、まあ大丈夫になったんですけど、生の舞台っていうのが最近までなかなか慣れなくて。岸田トム・クルーズとかでもアカンの?佐藤いや、それは……生で演技してるとこ見ることないやろ?(笑)お笑いに学ぶことって多いなって最近思いますね(笑)(岸田)――芦沢さんは、このイベントを開催するとなって、すぐに出ていただきたい!と思ったのが、くるりだったんですよね?芦沢そりゃあもう。自分でイベントをやるなら、くるりを呼びたいというのは夢でしたから。岸田下品な歌い方しかできないですよ?全員(爆笑)芦沢このイベントをやるにあたって僕がひとつ思い描いたのが、若手のバンドとくるりを同じステージで観てみたいなって思ったんですよね。どうなんですか?最近は若いバンドと一緒にやったりすることはあるんですか?岸田昨年ね、KOTORIとかリーガルリリーとか、割とそういう機会が多かったんですよ。音博(京都音楽博覧会)っていう自分たちで主催しているフェスがあって、そこにSHISHAMOやマカロニえんぴつ、Vaundyとかに出てもらって。同じステージに立てたーやったー!ってなってました。芦沢いやいや、向こうはもっと「やったー!」ですよ。佐藤今回で言うと、BREIMENはこういう機会でもないと一緒にならないだろうなって思ったから楽しみですね。佐藤征史(くるり)岸田なんかめちゃくちゃ上手みたいですね。芦沢いやそれはだってくるりさんも、というか、くるりの曲って一体どうやってできてるのかなっていうのがすごい不思議なんですよね。やっぱ普通じゃないというか。いや、それが普通に聴こえるっていうのがすごいんですけど。まずは岸田さんスタートなんですよね?岸田そうですね、曲に関しては。ネタってどうやって書きますか?芦沢面白いボケが一個浮かんで、それをやりたいがために作る時と、あとは、こういう雰囲気は浮かんでるけど、どうしたらこの雰囲気になるかな?みたいな感じですかね。岸田似てます。曲もそういう感じです。今、3人組ですよね?芦沢そうです。岸田以前は5人でしたよね?芦沢よくご存じで。岸田例えば5人とかだったらどうするんですか?ひとりで考えるんですか?芦沢5人だったら、僕ともうひとりメインで作ってたやつがいたんですけど、5人がどう生きるかっていうのをパズルっぽく考えてましたね。本来なら2人で済むことを5人で分けなきゃいけないので、ぶっちゃけ5人目とかいらない場面もあるので、突発的に出てきて場を壊す役とかっていう感じで全員を使い切ってましたね。あとは団体だからこそ起きる変な空気みたいなものは大事にしてました。岸田バンドとかでも、こんな曲ができましたっていうデモを作って、各々さらってもらって、スタジオで微調整しながら録る。録ったものをさらにいじったりする場合もありますし。あるいは、ノーコンセプトで集まってなんかやってみようって言って、ボヨボヨと始まって、その中で音楽的なモチーフがはっきりしてないものを誰かが出した時に、みんな勘違いするというか、これはこういうことかなって勘違いしたのが面白くて、それが基になってだんだんできてくるっていうこともあるんですよね。こっちは佐藤さんに「レ」の音を弾いてほしいのに、何を勘違いしたかずっと「ラ」を弾いてるみたいなことがあったり。芦沢端から見たら失敗してるように聴こえるんだけど――。岸田いや、端から見てもそれなりに聴こえるっていうところを切り取ったら、予定調和なものでも、もうちょっと面白いものができる時があるんですよね。自分で作るものって飽きません?芦沢飽きますね。岸田だから、バンドで作る時は自分がきっかけを作るんですけど、なんかもう全然こっちが考えたことと違うことやってて腹立つ時もあるんですよ(笑)。全然話が通じないって思う時もあるんですけど、でもそれは角度を変えて見たら、これは社会一般でもこういうことあるよねって捉えると曲が生き物になるっていう感覚があるんです。バンドではそういう作り方なんです。例えば、コマーシャルの曲書いてくださいとか、僕ひとりで劇伴を作ったりとかオーケストラのために作ったりしたりする時は、一人芝居じゃないけど自分の中でそういうこと(バンドの時のような偶然)を起こすっていうことをやっている感じですね。芦沢なるほど。こっち側で言ったら、全然意図と違うボケを相方が返してきた時に、違うんだけどなんか面白いから採用してみようかっていう時はやっぱあるんで、それにちょっと近いのかなっていう気がしました。岸田そうですね。その時に予定していた自分の中でのおもろいツッコミではない、わけわからない反応してしまう時の自分探しとしては上出来じゃないですか(笑)。芦沢そうですね(笑)。お笑いだとそこで、本来伝えたかったことじゃないことになる場合が多いんですよ。まずこういうボケにしてからここに行きたいのに、そいつが変なボケを入れちゃったもんだから、またそれをこっちも面白いと思っちゃったもんだから、もう戻れなくなっちゃったっていうところに落ち入る時があるんですよ。そういう、どうしようもなくなることっていうのはないんですか?岸田ものにもよるんですけど、基本的にはスッとできて、これしかないっていうようなものが好きなんですよ、私は。必然みたいなものが。もし、ポール・マッカートニーが「イエスタデイ」を書く時に、たまたま間違ってププッと笑いながら作ってたら結構ショックを受けるじゃないですか(笑)。もう、あれはあれでしかないっていう感じだと思うんで。一方で、イメージはあるのにうまいことできないとか、あるいは、アイデアとしてしょうもなさすぎるから逆に気になるみたいなものを育てる行為っていうのも、それはそれで好きなんです。でもそれは磨かないままだと間違いとかしょぼいもんに聴こえてしまうっていう場合があって、逆に言えば磨いたらやっぱり輝く可能性を秘めてるんですよね。だから何回もやってこれは面白いですとか、これは正解ですとかきれいですよねって思わせるか、それともすごいパワーでこれはたいして面白くないかもしれないけど輝いているように見せるか、みたいなのはどっかで分かれ目があって、そのどっちかで作ろうみたいな意識はあるんですよ。僕らはどうもこねくり回しすぎるきらいがあるから、何回もやってるうちに作ってる本人がゲシュタルト崩壊を起こしたりとか、変だけど当たり前みたいになってしまってるものも多くて、そういうのってやっぱりすごい難解な作品になっちゃうんですよね。でもちょっと歪(いびつ)かもしれないけど、そこにかなり強い歌詞を入れたりとか、普通はこう行くだろうけど音程的に跳躍させたりとか、和音を工夫したりしたら、大したことなくてもボーンと行く時があるんですよ。そういうのができた時は、おっしゃ!って思うんですよね。芦沢なるほど。岸田「こーんにーちはー!」((C)錦鯉)っていうのって、ただの大きい声での挨拶じゃないですか、言ってしまえば(笑)。でも、あの顔面とか動作とか、相方さんの絶妙なツッコミがあるから必殺のギャグになって盛り上がるじゃないですか。しかもそれをど頭に置くことで。音楽もなんかそういうことに近いというか(笑)。あんなイントロ作ってみたいって思うんですよね。やっぱりくるりって売れた曲以外は、そういうのないから、お笑いに学ぶことって多いなって最近思いますね(笑)。芦沢むっちゃ面白いですね!雑味のあるものだからこそ限定されないものになるんじゃないかなと思うんですよ(佐藤)芦沢「街」とか聴くと、団地が思い浮かぶんですよ。でもそれってみんな違う情景が浮かぶと思うんですけどね。なんか、友達の家に行こうとして同じような公団の建物の中で迷子になった思い出とか、そういうのがバーっと出てくるんですよ。岸田名前のついてない幼児体験みたいなこととか、直感でわかるよね、みたいなことって言語化が難しかったりするじゃないですか。それを正確に言語化できたりストーリーテリングできたりする言論のプロってすごいなって思うんですけど、僕は音楽でそれをやりたいと思っていて。鉄棒の血みたいな味とか、自分の中に残っている生臭い記憶とか、なんでもいいんですけど、そういう名前のついていない情景を――それをもちろん具体的な言葉や誰もが認識できる共通のイメージみたいなものを使ってやる場合もあるんですけど、それよりはこの2小節、あるいは4小節の流れと次の流れをつなげて聴いたら、見たことあるようなパースが広がるっているというようなもの、それをたぶんやりたいんだろうなって思うんですよね。芦沢佐藤さんはこういう岸田さんのイメージみたいなものを事前に聞いたりするんですか?佐藤昔だと、例えば新しいドラマーさんとやる時に、この曲とは何だ、みたいなことを理解するためにそういう話はありましたけど。とは言え、レコーディングしたり曲を作ったりしている段階ではまだそこまで歌詞もなかったりしますし。今はそれこそDTMとかでシンガーソングライターさんなんかは痒いところに手が届くようなクリアなものをひとりで作れると思うんですけど、バンドってどっちかって言ったら、複数人が集まったからこそ出てくる雑味だと思うんですよね。だから、さっき芦沢さんが「街」を聴いたら団地を思い出すっておっしゃいましたけど、聴いた人によって全然違うものが思い浮かんだりするっていうのは、雑味のあるものだからこそ限定されないものになるんじゃないかなと思うんです。それでしかないっていうものにならないのがバンド感なのかなって。そういうバンドの数はたぶん今はすごく少なくなっているんでしょうけどね。岸田見てる景色や肌触りが全然違うってなったら、いやこれはこうでって話はするかもしれないです。でも、それこそ佐藤さんとはもう長く一緒にやってるし、音楽的に参照する年代とかジャンルにズレがあったらそこは徹底的にコミュニケーションを取ってやりますけど、そうじゃなくて雰囲気というか明かりの強さっていうんですかね、そこは今やあんまり誤差はないと思ってるんですよね。たぶん、見てた風景とかも近いだろうし、世代も同じだからっていうのもあるんですけど、ただ、それも別に多少違っても面白いって思う瞬間もあるんですよね。アメリカ人のメンバーと一緒にやってた時期がありましたけど、「なんでおまえこの曲でそんな大リーグ的なリズム叩くねん」みたいなことって正直あったんですよ(笑)。もちろんこっちが思ってたものと違うけど、でもそれはそれで面白いっていうか。芦沢ああ、なるほど。岸田さっきの「街」聴いたら団地っていうので言うと、曲にもよるんですけど、例えば「街」って曲を書いた時にどういうことを考えて作ってたか、あるいは――私はあんまり自分の曲を振り返って聴いたりはしないんですけど――あの曲を聴いた時にどんな感じがするかと言えば、作ってる時に見えたもんしか見えてないというのが事実だったりするんですよ。だからスタジオの壁しか見えてない。スタジオの壁に空いてるプツプツした小さい穴とかを思い出すんですよね(笑)。そこにはリアルな記憶しかないんですよ。よくこういう質問もされるんです、「『ばらの花』を作った時はどんなイメージで?」とかって。でも実際見えてるもんってギターの巻き弦とかなんですよ。それしか見えてこないんです。その代わり、鳴らした音は何かではあるから、そこは「すみません、ここまでは自己責任なんで、ここからは知りません」っていうか、もう自分の曲ではなくなっているという感覚なんです。芦沢へー。ちなみにライブで歌っている時には何かが思い浮かんでるんですか?岸田ないですね。歌っている時は、大抵「次の歌詞なんやったっけ?」とか「次のコードなんやったっけ?」とか、「あ、ちょっとズレてるやん」とか、そういうことしか考えてないですね。芦沢あ、もうその時の演奏に集中しているっていうことなんですね。岸田ライブってしんどいんですよ。苦手で。やっぱり歌を歌うから、あんな大音量でキックとかが鳴ってたら、歌取れないんですよ。それを一生懸命正しい音程で、正しいタイム感で、間違えんように歌うだけで精一杯なんです。僕の技量では。で、何らかの条件が整ったりとかして、自分の気持ち的なムードとかそういうものをたまに――1年に何回かしかないけど――打ち破ってバンと行けた時に、まったく何も考えない、みたいな状態があって、そういう時って自分の中で音と共にいるっていうような、すごくいい感じになってるんです。でもそれで後から同録聴いたら、おまえ半音くらいフラットしとるやんけ!ってなってるんですよね(笑)。――それは結果、いいライブということではないんですか?佐藤まあ、中(ステージ上)と外(フロア)では音の環境も違いますしね、そこは難しいですね。岸田だから、あんまりもうライブのことは考えないようにしてて、全力は尽くすというか、気持ちが冷めてたらそのライブはやっぱり良くないんですよ。演奏に没入して、エンジンはめっちゃ動いてますっていう状態でやるにはやるんです。昨年のツアーだったかな、名古屋かどっかで、あんまりそういうことなかったんですけど、アタマ3、4曲やってる時に、ものすごい便意が来たんですよ。芦沢(笑)。岸田これ、最後までもたないだろうなと思って。ライブの時って邪念が入ると良くないから、間違ったりとか、心のない歌を歌ってしまうんで。これはマズいと思って、(セットリストの)ブロックごとの区切りが一応あるんで、これはもう行っておこうと。このままやったら“伝説のライブ”になってしまうと。芦沢はははは!岸田「ちょっとすんません」って、「トイレ言ってくるんで、佐藤さんちょっとしゃべっといてください」って言って、さーっと捌けて、イヤモニ外して、裏に駆け込んで行ったんですよ。で、ライブ中も裏でお仕事をされている方たちがいるじゃないですか。芦沢はい。岸田ものすごい複雑な気分で、その人たちに「おつかれさまです」って言いながらトイレに行って、まあ無事に用を済ましたわけですよ。そういう緊急事態から解放された時って、ふぅーって安心するじゃないですか。そしたらライブのモードも全部なくなってしまったんですよ。うわ、これどうしようかなと。で、その瞬間思ったのは、「私はさっきまでステージでロックスターをやっていたのだ」と。――着ぐるみ脱いじゃったみたいな状態ですね。岸田そう。「でも今の私は仕事中に排便をしたおじさんにすぎない」みたいな状態になってしまって(笑)。でもとりあえず早く(ステージに)帰らなきゃ、佐藤さんもいい加減困ってるだろうなと。佐藤物販を紹介してました。芦沢素晴らしい(笑)。岸田で、とりあえずステージに戻って、なんてことないMCをしながらなんとか通常運転に持っていって次の曲をバンとやったんですけど、曲に入れないんですよ。もう全然入れなくて。みんなの演奏が、テンポがどうこうじゃなくて速すぎるというか。俺だけヤムチャみたいな感じがして。戦力外みたいな(笑)。芦沢めちゃくちゃ怖いですね。岸田それは恐怖体験でしたね。芦沢佐藤さんはそういう岸田さんの様子の変化っていうのはわかったんですか?佐藤前半おかしいっていうのは(笑)。ライブって、お笑いでもお芝居の舞台でもそうだと思うんですけど、この曲を演奏しますっていう気分でやってないから。芦沢はいはい。岸田アドレナリンだと思うんですけど、それが全部排出されてしまって、もう1回出てくるのって時間かかるじゃないですか。それがお客さんにバレたらどうしようって思ってたのがひとつと。あとは、バンドのメンバーにはすぐに伝わって、庇うような演奏もしてくれるから余計に、「ちゃうねん……ちゃうねん……」って(笑)。芦沢ツライ!佐藤僕はその時思ってたのは、マジで発熱とかだったらどうしようっていうことでした。だから「トイレ行って来る」っていうのは、体調がヤバくて下がるためにとりあえず言ったことなのかなって。岸田ただの便意(笑)。いや、すみません、こんな話になってしまって(笑)。芦沢いえいえ、めちゃくちゃ貴重なお話ですよ(笑)。――ライブっていうのがそれくらい特殊な場であるっていうことですよね。芦沢そうですよね。自分がロックスターだったんだってふと思えてしまうっていうそのギャップがすごいですよね。佐藤大きいフェスとかだったらまた話は違ってくるんですけどね。緊張もそこまでしないんですよ。でもそこを上回っている精神状態にはなっているわけですからね、ライブっていうのは。岸田だって普通、あんなにこっち向いている人たちがいっぱいいる状況で歌ったりしないじゃないですか、よくよく考えたら(笑)。そうやってお客さんにパワーをもらって演奏したり歌ったりしている状態が当たり前の中で、でもコロナでライブができなくなって、ミュージシャンたちが悲しい気持ちになっていると。もちろん我々もそういう気持ちではいたんですけど、でもその排便事件があるまで、ステージに上がることの意味というか大切さをちゃんとわかってなかったなと思いました(笑)。芦沢はははは!岸田だから普通のおじさんミュージシャンとして、「あー、こんばんは、くるりです」って通常運転のままライブをやってたと思ってたんですけど、全然違ったっていうのを自分で知ることができましたね。だから芦沢さんのイベントの時は、しっかりやりたいと思います(笑)。芦沢万が一またピンチの時は、我々にだけわかる隠語を決めておきましょう(笑)。そうしたら、あ、岸田さん、そういうことかとお客さん以外みんなに伝わるので(笑)。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:<ツアー情報>くるり『愛の太陽EP』発売記念ライブツアー20235月12日(金) 広島・広島CLUB QUATTRO5月14日(日) 香川・高松 festhalle5月15日(月) 熊本・熊本 B.9 V15月18日(木) 長野・CLUB JUNK BOX5月19日(金) 石川・金沢 EIGHT HALL5月24日(水) 神奈川・横浜 BAYHALL6月1日(木) 京都・磔磔6月2日(金) 京都・磔磔くるり『愛の太陽EP』発売記念ホールツアー20236月30日(金) 宮城・仙台GIGS7月2日(日) 北海道・札幌道新ホール7月7日(金) 埼玉・三郷市文化会館7月17日(月・祝) 福岡・福岡国際会議場メインホール7月19日(水) 大阪・オリックス劇場7月29日(土) 愛知・名古屋市公会堂8月2日(水) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月3日(木) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂詳細はこちら:<リリース情報>くるり『愛の太陽 EP』3月1日(水) リリース●初回限定盤A(CD+Blu-ray+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:●初回限定盤B(CD+DVD+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』初回限定盤ジャケット●通常盤(CD):1,980円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. 愛の太陽2. Smile3. 八月は僕の名前4. ポケットの中5. 宝探し6. 真夏日【Blu-ray / DVD収録内容】※初回限定盤のみ■くるりライブツアー2022 at Zepp Haneda, 2022.08.041. Bus To Finsbury2. bumblebee3. 青い空4. 風は野を越え5. Time6. GIANT FISH7. かごの中のジョニー8. Tokyo OP9. ロックンロール■京都音楽博覧会2022 at 京都梅小路公園, 2022.10.09・朗読 - 又吉直樹1. 真夏日2. 東京3. ハイウェイ4. 潮風のアリア5. 琥珀色の街、上海蟹の朝6. ばらの花7. everybody feels the same8. 太陽のブルース9. ブレーメン10. 奇跡11. 宿はなし【初回限定盤付属特典CD収録内容】■岸田繁 / 映画『ちひろさん』オリジナル・サウンドトラック1. ちひろさん2. オカジとちひろ3. おじさん4. 白昼の狂気5. マコトのお弁当6. オカジとちひろ Ⅱ7. 夏の日の出来事8. ちひろの回想9. 宝の地図10. 多恵と綾11. ちひろとちひろ12. 金魚13. 綾の正体14. 多恵と綾 Ⅱ15. お月見16. その後の日々17. 愛の太陽 -Alternative mix-詳細はこちら:<作品情報>Netflix映画『ちひろさん』2月23日(木・祝) Netflixで独占配信&全国の劇場で公開Netflix映画『ちひろさん』キービジュアル (C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)監督:今泉力哉脚本:澤井香織 今泉力哉音楽:岸田繁主題歌:くるり「愛の太陽」(VICTOR ENTERTAINMENT / SPEEDSTAR RECORDS)【出演】有村架純豊嶋花嶋田鉄太van若葉竜也佐久間由衣長澤樹市川実和子鈴木慶一根岸季衣平田満リリー・フランキー風吹ジュン公式サイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。くるり1996年9月頃、立命館大学(京都市北区)の音楽サークル「ロック・コミューン」にて結成。古今東西さまざまな音楽に影響されながら、旅を続けるロックバンド。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter:くるり オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月24日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ第3弾は、BREIMENが登場。とにかく止まらないトークはまさにセッション。対談中にいろんなマジックが起こってます。トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって(高木)芦沢いやー、ほんとに出演していただけるとは。高木祥太(Ba&Vo)だってそのメンツに入れることってあんまりないですもん。しかも(芦沢さんからの)インスタのメッセージもよかったですよ。芦沢DMのね(笑)。高木「もらってうれしいDMランキング」のかなり上位っすよ(笑)。くるり!ってなりましたもん。――芦沢さんからラブコールを送って今回の出演が実現したわけですね。芦沢そうなんですよ。でも僕がBREIMENを知ったのは、実はめっちゃ最近なんです。高木でも、『VIVA LA ROCK 2022』のときは?芦沢その時はまだちゃんと知らなくて。配信のMCを担当していたんですけど、ちゃんとライブを観れなかったんです。サトウカツシロ(Gt)だからおまえ今日髭伸ばしてんの?高木よくわかったな。いや、その逆というか、俺普段髭ないじゃん、それで稼働がないときにどこまで髭が伸びるのか挑戦するっていうのをたまにやってて、なぜかその結果発表みたいなタイミングで芦沢さんに会うんだよ。ビバラのときもそうだし。で、今日も偶然そうだったんだよ。高木祥太(Ba&Vo)芦沢なぜか見届け人になっているんだ(笑)。高木今回の4組の中では僕らが一番若手ですよね。いけだゆうた(Key)そうだね。GLIM SPANKYは年齢がちょい上でって感じだもんね。芦沢どうしても若手というか、知ってる人は知ってるけどっていう、そういう人たちをどうしても入れたくて。知らしめたいって思ったんですよね。それで、アーティスト同士が袖で見たくなる感じがいいなと思って。いけだいいですね。芦沢その方がテンション上がるじゃないですか、やる側も。それで、BREIMENさんどうだろう、いけるかなと思ってお誘いしました。高木全然いけますよ。いけるっていうか、俺らのLINEグループにライブの出演関係のメッセージが来ても、結構みんな返信遅いんですよ。なんだかんだ一週間くらいかかるんですけど。でもこれは30分くらいで。芦沢うわ、うれしい。ライブをちゃんと観たのが去年の『SWEET LOVE SHOWER』で。えらいカッコよくて。なんていうか、みんなで一生懸命練習して演奏してるって感じじゃないんですよBREIMENって。みんなわりと気合い入れたりしてるじゃない、ステージに出る前って。でもなんか散歩みたいな感じで入ってくるよね。散歩してたらたまたまステージがあった、みたいな感じで。高木特にフェスはそういう感じかもしれないですね。ワンマンとかは演出なんかもあったりするし、最初に幕があったりすると……あ、でも幕の後ろでも俺らふらふらしてるか。いけだふざけたりしてるね。芦沢みんなしてそういう感じなんですか?Kanno so(Ds)俺、気合い入れてますよ。サトウ入っててあれだったらヤバイぞ(笑)。いけだ別に全員で円陣組むようなことはないよね。Kanno俺はやってみたいけどね。面白そうだし。芦沢面白そうっていう時点でもう方向性が間違ってるから(笑)。高木やっぱり根底にセッションがあるし、俺らってめちゃくちゃ飽き性だからライブごとにめちゃくちゃアレンジ変えるんです。ツアーなんかで飽きてきちゃったりすると、あんまり周りの音を聴かなくなると思うんですよ。芦沢ああ、もうだいたいわかってるから、自分のことだけに集中しちゃっていいやと。芦沢ムネト高木そうそう。これは俺の師匠の受け売りなんですけど、セッションって「しゃべくり007」で、いわゆるキメキメのライブって「M-1」とか「キングオブコント」なんじゃないかって。どっちがいいとか悪いとかじゃないんですけど、それで言うと俺らはワンマンのライブでも「しゃべくり」と「M-1」のあいだを狙っているというか。ジャムセッションは完全に「しゃべくり」なんですよ。決まってなくて、大きい流れだけわかってる状態で周りの音を聴いて反応していくっていう。サトウ「ダウンタウンDX」ってことだね。高木別にどっちでもいいだろ(笑)。だから俺らのライブってあいだを狙ってやってるから、始まる前に「よし!」ってやってもちょっと具合が違うっていうか。ジョージ林(Sax)わかる。空回りするよね。高木そうそう。変に気合入れると逆によくないみたいなところはあるんですよね。芦沢芸人さんにもタイプがあるもん。めっちゃネタ合わせするタイプと、あんまりネタ合わせすると飽きちゃうってタイプが。本番でボケるのが恥ずかしくなる。あのボケ全力でやってるわーって相方に思われるのが恥ずかしいっていう(笑)。BREIMENは、例えばロバートさんがネタなのかアドリブなのかゾーンに入っててわかんないっていう時の感じに似ているのかもね。高木それめっちゃわかります。そういう時ありますからね。芦沢どういうきっかけで始まるんですか?その、決まってない感じのことっていうのは。高木誰からでも始まるというか、そこにも決まりはないですね。最近面白かったのが、林さんがiPadでサンプラーを操作するんですけど、ワンマンの時にiPad(のアプリ)が落ちちゃって。「チャプター」っていう曲の中にフリーズするセクションがあるんですけど。いけだノイズの音が鳴ってるところが。高木そのフリーズセクション行く前ぐらいから林さんがちょっとキョドってて(笑)。で、いざそのフリーズのところにきた瞬間、音が何も鳴ってないんですよ。でもそれが本当に気持ち良くて。サトウ林さん〇〇してたもんね(笑)。サトウカツシロ(Gt)芦沢その音だけ聞こえたんだ(笑)。いけだなんで下にマイク立ててるんだよ(笑)。高木30秒くらいあったよね?林いやいや、体感は30秒くらいだけど、実際は10秒ちょっとだと思うよ。高木いやもっとあったよ!林さんのiPadの復帰を待つ時間を考えたら結構あったよ。芦沢それって、バーンと無音になって、みんな棒立ちなの?高木そういうトラブルがあった時って俺らはなんか入れたりとかするんですけど、その曲は世界観があったから、そこで誰も何もしなかったんですよ。誰かなんかやるかなとは思ったけど、本当に仁王立ちで、その瞬間、そういう何もないっていうゾーンに入ったんですよね。芦沢なるほど。無音という音を出してたんだね。いけだジョン・ケージだね。「4分33秒」だ。いけだゆうた(Key)サトウ宮本武蔵だね。芦沢もう例え終わってるから。ジョンで例えた後に宮本が出ちゃうとほら、ややこしいから。ジョンが困っちゃうから。高木いいっすね。いけますね、これ。芦沢え!?何が?高木ライブ出れますよ。芦沢無音の時に俺出されても困るからやめて(笑)。全員ははははは!林さっきの話に戻ると、ブーっていうブザーを鳴らして、で、次のボタンを押すと新しいセクションに行く効果音が出るんですよ。だから俺ひとりで次に繋ぐっていうセクションで、まったく音が出なくなっちゃったっていうことなんです。それで次のセクションに行くために誰かがきっかけになるのか、それとも誰も何もしないのかっていう読み合いが始まって。ジョージ林(Sax)Kannoその読み合いがめちゃくちゃ楽しかった。芦沢みんな刀の柄を握って抜くのか抜かないのかってやってる状態だ。宮本で例えちゃったよ(笑)。Kanno頭の中で全員と会話してたよね。いけだ照明は暗かったんですけど、キョロキョロするとバレちゃうので誰も見れなかったですね。芦沢最終的にどうしたの?サトウ林さんのiPadが復旧するのを待ちました。芦沢あ、復旧した。林そうですね。15、16秒くらいだと思うんですけど。芦沢さっきより増えましたね。全員わははは。林で、次のセクションに行く効果音を鳴らして、そしたらすぐにだーいけがベースラインを弾くわけですけど。いけだ僕がね。林拍で言ったら、効果音の拍が2拍くらいしかなくて。いけだ「せーの」くらいしかないんですよ。芦沢反応したんだ。すごいな。Kanno俺が一番全員を見れるポジションにいるんで、見てたんですよ。あ、みんな待ってるなって。でも祥太は、行こうか行くまいかすごく迷っているのが立ち姿でわかって。Kanno so(Ds)高木だーいけが本当は入るところを俺が行っちゃおうかなって一瞬思って。その時点で林さんのiPadが落ちたまでは想像ついてなくて、押しそびれたかなんかなのかなって。で、林さんの方を見たらアウトだなって思ったからとにかく前を向いたまま、俺から行っちゃおうかなって考えつつ、でもまあ待とうと決めて待ってたらだんだん気持ち良くなっちゃって。サトウ俺普通に林さんの方向いて笑っちゃったよ。芦沢ダメじゃん(笑)。話と違くなってきたじゃん一気に。高木今言ったのはまあ極端な例ですけど、トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって。くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね(サトウ)芦沢じゃあ曲もセッションで作っていくってこと?高木曲はいろんなパターンで作ってて。セッションでできるパターンもあるし、この間出したアルバム『FICTION』ってやつは、俺がもうデモを作らないことにして、俺の中でメロディとかがあってもそれをあえてデモ化しないで伝えて、セッションとはまた違うんですけどね、なんだろうね、あの作り方っていうのは。芦沢事前にデモを渡してたらそれぞれ練習とかしちゃうから。高木そう、先入観が俺のデモから入っちゃうけど、それをなるべくなくした状態でやってみたいなって。そうすると、俺がイメージしてたものとみんなの解釈とのギャップができるじゃないですか、それの方がおもしろいなと思って、バンドだし。芦沢ものすごいそもそものことを聞いちゃうんだけど、なんでこのバンドって組んだんだっけ?高木その前の旧体制「無礼メン」っていうのがあって、それは俺も歌ってないし、そう(Kanno)ちゃんもいないし。その時は俺がバンドを組みたいと思ってセッションの面々を呼んで、結構コンセプチュアルな感じではあったんですよ。岡村ちゃん(岡村靖幸)のバンドバージョンみたいな感じでやってたんですけど。Y.M.O.みたいなちょっとふざけてる感じというか。とにかく俺がアマノジャクで、最初のMVは誰も楽器弾いてなくてなぜか俺がギター弾いてるみたいな。なんかMVの常識というかセオリーみたいなものってあるじゃないですか、とにかくそういうのがやりたくなくて。それを3年くらいやって、ボーカルとドラムが抜けるってなって、で、そうちゃんはもともと旧体制「無礼メン」のファンで、友達になってて、それで入ってもらって、じゃあ俺歌うかってなって、今に至るって感じですね。新体制になってからコンセプトみたいなのを全部やめて、一回思うがままみんなやってみるっていう感じでしたね。芦沢でもそれってなかなかまとまらなさそうじゃん。高木そうですね。でもまとまらない方が面白そうだって思ったんですよ。芦沢じゃあ曲作りにおいても、こういうものを作ろうっていうのはバンドとしてはないわけだ。高木細かいドラムの音とかでリファレンスを出したり、本当にざっくりなジャンル感くらいは共有したりはしますけど、例えばそれがテクノだったら、テクノに寄せていくというよりも自分たちなりに再構築していくというか。芦沢なるほどー。高木音に引っ張られるバンドと人に引っ張られるバンドがあったとしたら、俺らは人に音がついてくるというか。それぞれのパーソナリティとかを全部活かすというか。それがあったうえで、どうするっていうことかなと思っていて。芦沢最終的にこのバンドでどうなりたいとかってあるの?目指すところとか。サトウ俺はリボ払いの完済ですね。芦沢それは大事だよね。あれって魔法じゃないからね(笑)ってそういうことを聞きたいわけじゃないんだよ!高木逆にそういうことって他のバンドとかはなんて答えるんですか?目標とかって。芦沢GLIM SPANKYに昔聞いた時は「カルチャーを作りたい」って言ってて、すごいなって思いましたけどね。いけだすごい。サトウでも、くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね。高木あったかも。サトウだから今回お話をいただいて、俺たちくるりと対バンするんだ!ってなりましたよ。高木そういうざっくりしたものはありつつ、でもいわゆる武道館目指しましょうっていうようなものを立てちゃうと、目標に道が左右されちゃうというか、自分たちの道のりを塞がれちゃうというか。芦沢曲作りと同じだね。高木一貫してるかもしれないですね。芦沢ストレスなさそうだもんね。高木それをまったくなくすのって難しいじゃないですか。でも極力ストレスがない状態で楽しくやりたいっていうのが根底にあるので、それが目標と言えば目標なのかもしれないですね。別にそれを言葉にして話したりしたことはないですけど。みんなそう思ってるような気がする。芦沢じゃあ喧嘩もないでしょ。高木ないですね。タイミングでちゃんと話したりしますね、意外と。芦沢ちなみにどういう話し合いをするの?高木最近なんか思ってることある?みたいなことですね。やっぱ忙しくなってくるとなかなかそういう時間って取れないけど、でもそれはなんか都度都度やってるよね。その都度都度の間隔が空いて久々になると、ひとつの議題当たり4時間くらい喋りっぱなしだったりするよね。芦沢結構じゃああるんだ、モヤッとしたものが。高木いや、なんていうんだろ、いろんなトピックが出るっていうよりは、ちゃんと話し合うって感じかな。その結果4時間っていう。林人と付き合っていくと、「ん?」って思う時ってあるじゃないですか。別になんかそれをことさら追求したりせず「まあまあそうだよね」って受け流すというか。でもそういうのってちょっとずつ蓄積してて、アレルギーと一緒で許容範囲を超えたときにキレちゃうんだと思うんですよ。で、キレた時にはもうなんでそうなったかを覚えてないというか。爆発した瞬間にあったものが原因だと思ってるけど、実は原因はそこにあるんじゃなくて、もっと底の方にあるものだと俺は思っていて。だから、たまにチームで話し合う時も、「ん?」って思ったことを共有するというか。「なんであの時髭剃ってたん?」みたいなことをちゃんと表に出す、まあ膿を出しておくって感じですね。芦沢それは大事ですね。高木でもみんながみんなそうじゃないというか。それぞれ違う人間だから、林さんとかは結構溜め込む方で。林ま、そうだね。高木ほんとバラバラなんですよ。バラバラだからこそ話し合いの時間をたまに持つのが大事だなっていうことになっていった。だからルールというか、バンドをやっていく中でそうなっていったというか。いけだあの時のあれ良くなかったよね、みたいな、そういう不満をぶちまけるような会ではないよね。だから何を話したかあんまり内容も覚えてないんだけど、でもひとしきり話して、「じゃがんばろう」って言って終わるっていう感じ。芦沢最近こいつはこんなこと考えてるんだっていう様子を聞いておくっていう感じなのかな。高木そういう感じっすね。とは言え、足並みを揃えるためにやっているわけではないというか。そうしちゃうとしんどくなってくると思うし、自分がそういうタームじゃなかったらそれを強要されても無理だし。俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうか(高木)高木他に質問あります?芦沢やめてよ!質問なくなっちゃったインタビュアーみたいな感じにするの。この人弾切れか?みたいになってるじゃん。全員あはははは!高木いつもそうちゃんがあんまりしゃべんなくなっちゃうんですよ。バランス見て。芦沢バランス見てるんですか?Kannoあんま、しゃべりたくない。いけだそもそもじゃねーか!(笑)全員あはははは!芦沢そうちゃん、次から言っちゃダメよ、それは。苦手?しゃべるの。Kannoあ、苦手です。苦手なんですけど、上手になりたいなって気持ちはあります。芦沢どのへんが苦手なんだろう?Kanno頭の中が真っ白になるというか。緊張とかそういうのじゃなくて、何もなくなっちゃうんですよ。芦沢え、怖い話?どういうこと?高木たぶん、このバンドの会話のテンポが速すぎるんだと思うんですよ。俺も速いし、おまえ(サトウ)も速いし、だーいけも速いし、で、林さんでようやく。サトウ腰据える感じで。Kannoトルクがもう全然違うから。芦沢ゆっくりでも全然いいんですよ。ちなみに今朝は何を食べたんですか?Kannoえーっと……。芦沢それは記憶力の問題です。全員わははは。Kannoなんも食べてないです。え、食べました?芦沢パンを食べたよ。Kannoクリームパン好きです。芦沢それは全体的に?Kanno全体的にってどういう意味ですか?全員(爆笑)高木だからあるじゃん、セブンとかファミマとかコンビニ系なのかパン屋さんなのかとかさ。いけだあとは材質がね。クリームがこういうのがいいとか、外の皮の感じがとか。サトウストップ!もうついていけてない(笑)。芦沢クリームパンでこんなに速いラリーが行われるとは(笑)。高木いいっすね。めっちゃいいっすよ。番組やりたいな。いけだどこの立場なんだよ(笑)。ディレクターかよ。高木どちらかというと、いつも俺はツッコミに回るんですよ、このバンドでは。でも結構疲れてて。芦沢それはたまにある話し合いの時に言わないと。高木不満じゃないですから(笑)。でも今この感じだと芦沢さんがツッコミやってくれるから、俺も違う側にまわれて楽しいなって思って。芦沢やっぱりこの話してる感じがそのままセッション感あるよね。高木そう。だから人をそのまま音にしたいというか。それはバンドとしてというわけじゃなくてプレーヤーとしてみんな大切にしてると思うんですよ。うまい下手とかあって、俺らはよくうまいって言われますけど、でも俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうかって言うことの方が大事というか。芦沢そうするとやっぱ、そうくんみたいな人がいた方がいいね。いけだ確かに。高木だから人のバランスいいんですよね。Kannoじゃあここでがんばります。サトウははは。高木どうします?今回のイベントで何か一緒にやります?しゃべりでもいいですよって、これ面白いね。いけだうん。面白い。高木セッションやりましょうよ。芦田ちょっと待って、「セッション」を「セッ(⤴︎)ション(⤵︎)」ってイントネーションで言ったことないし。俺、何やったらいいの?サトウなんか小話でもしてもらう?俺らが演奏中にいきなり入って来てもらって。高木あります?すべらない話的な。いけだなんで終始上からなんだろう(笑)。芦沢大丈夫?(と言ってKannoに振る)Kannoめちゃめちゃイメージしています。芦沢ほんとに?(と言って林に振る)林バッチリイメージできてますよもう。高木入ればわかります。芦沢なんか今俺、宗教の勧誘にあってません?全員あはははは!サトウ絶対セッションした方がいいですよ。芦沢ほらその言い方がもう勧誘じゃない!いやあ、入ったらよかったわ。おまえもやった方がいいよって。高木あながち間違ってないかもですね(笑)。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。BREIMEN高木祥太(Vo&Ba) サトウカツシロ(Gt) いけだゆうた(Key) ジョージ林(Sax/flute) So Kanno(Ds)の5人からなる、常軌を逸した演奏とジャンルにとらわれないスタイルで注目を浴びるオルタナティブファンクバンド。2022年5月にリリースされたポルノグラフィティ・岡野昭仁とKing Gnu・井口理のコラボナンバー「MELODY(prod. by BREIMEN)」では高木祥太(Vo&Ba)が作詞作曲を手掛け、メンバー全員が演奏・編曲を担当。同年7月に3rdアルバム『FICTION』をリリース。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter: オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月14日