ひき逃げで逮捕、肺の疾患で緊急入院、クラブで知り合った男に首を絞められる、とトラブル続きのリンジー・ローハンが、今度は高校時代にイジメを受けていたとTwitter上で告白した。この告白は、2日(現地時間)に放映された、女優のケイティ・クーリックがホストを務めるトーク番組「Katie」(原題)で自らが受けたイジメについて語った16歳の少女の話に感動したため。番組に登場したホイットニー・クロップさんは、高校でイジメられていたが、「ホームカミング・コート」に選出された。だが、それはイジメっ子たちが彼女をさらし者にして笑うために仕組まれたものだったという、『キャリー』を地で行く悪質なイジメだった。番組を見ていたリンジーは、Twitterでケイティに「あなたが番組でホイットニー・クロップのためにしたことは素敵だった。私は泣いたわ。彼女に会いたいです」と「#stopbullying(いじめを止めよう)」のハッシュタグをつけてつぶやいた。さらに「実は私も学校でイジメられていたの。映画の仕事を終えて学校に戻るたびに、女の子も男の子からも悪口を言われたわ」、「家庭事情についても、みんな私を馬鹿にしたわ。私の父が刑務所に入っていたからよ」などと続けざまにツイート。イジメが止まらないため、ホームスクールに変更したことも明かしたうえで、「だから、今日あなたの番組に出演した女の子たちの気持ちが分かるの」と締めくくった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年10月05日アメリカの人気ドラマ『LAW & ORDER/ロー・アンド・オーダー』のWEB用CMが2日に都内スタジオで収録され、出演をしている社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の面々が、自民党総裁に返り咲いた安倍晋三氏やオバマ米大統領、石原慎太郎都知事、政治評論家の田原総一朗氏になりきってトークを繰り広げた。その他の写真事件の発生から逮捕、起訴、そして判決確定までを1話に詰め込むというスタイルで、全米で20年にわたって親しまれてきた本作。“9.11”やO.J.シンプソン事件など、実際に起きた事件を取り上げるリアリティを追求した姿勢も高い支持を集めていることから、政治や事件を笑いに転換させる「ザ・ニュースペーパー」がCMに出演することとなった。この日は福本ヒデが“安倍シンゾウ”、松下アキラが“オバ○米大統領”、石坂タケシは“石原シンタロウ”、そして山本天心は“田原ソウイチロウ”として登場。冒頭で、山本(=田原)は、昨日発足した第3次野田改造内閣に触れ、「第3次内閣は大惨事内閣」と今朝5時半までかかって思いついたというキャッチコピーを披露。続いて福本は、「先日、私は3500円のカツカレーを食べて『庶民感覚がない』と批判され、300円の牛丼を食べたら『庶民アピールか』と言われました。私はいったい何を食べたらいいんでしょうか?」と、安倍になりきり、困惑した口調で思いを吐露。さらに“再チャレンジ”を連呼し、「これで酒井法子さんも復帰しやすくなったと思います」と静かな口調で毒舌を連発していた。オバ○大統領こと松下は、迫る大統領選について問われると対立候補のロムニーについて「マロニーが」とボケをかましてスタジオを笑いに包んだ。本作については、1話完結型の構成に触れ「スピーディな展開は、日本の政治も学んだ方がいい」と上から目線でアドバイス。これを受けて安倍が「日本の政治でスピーディなのは総理が変わることだけ」と自虐で返すなど風刺ギャグの応酬が続いた。最後に登場した石坂(=石原)は「(長男の石原)伸晃は残念だったね」と自民党総裁選を総括。伸晃氏について「強みは父親が都知事であることで、弱みは弟が(俳優・タレントの)良純であることだね」とニヤリ。さらに本作のDVDを掲げて「これ買いますよ、東京都で。もう版権者と話はついてるから」と語り、田原から「どこかの島みたいな話しないでください!」と突っ込みが。さらに「僕はニューヨーク市警は興味ない。西部警察がいい」「とにかく東京オリンピックやろう」と本家さながらの不規則発言で笑いを誘っていた。『LAW & ORDER/ロー・アンド・オーダー〈ニューシリーズ1〉』DVD-BOX10月24日(水)発売9800円(税込)DVD Vol.1~Vol. 6:10月3日(水)レンタル開始DVD Vol.7~Vol. 12:10月24日(水)レンタル開始発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年10月02日リンジー・ローハンが、ニューヨークのホテルで写真を撮ろうとした男から暴行を受けた。9月30日(現地時間)の早朝、マンハッタンのWホテルの一室で、クリスチャン・ラベラがリンジーの写真を撮ろうとした際、リンジーと口論になり、逆上したクリスチャンがリンジーの首を絞めたり、床に倒すなどの暴行を行ったという。しかし、その場に駆けつけた警察に現行犯逮捕されたクリスチャンは当初、2件の軽犯罪、さらにもう2件のハラスメント容疑がかけられていたものの、ゴシップサイト「TMZ.com」によればニューヨーク市警はその後、クリスチャンの起訴を見送ったという。しかしリンジーは事件当時、クリスチャンが警察から起訴されるだろうと自信を見せていたようだ。そもそもクリスチャンは30日(現地時間)にリンジーの連れと仲良くなり、リンジーに接近して50枚以上もの写真を撮り、自身の友人にメールでその写真を送信していたという。その後リンジーは午前4時30分に警察に通報し、今回の騒動となったようだ。
2012年10月02日リンジー・ローハンが、知り合ったばかりの男性(25)から殴られ、首を締められかける被害にあった。警察は男性を逮捕したが、控訴はしないかまえだ。加害者の男性クリスチャン・ラベラとローハンは、現地時間9月29日夜、ニューヨークのナイトクラブで出会った。ローハンはラベラを自分が宿泊しているホテルの部屋に連れて行ったが、彼が携帯電話でこっそりと彼女の写真を撮っていたことが判明し、言い争いになったという。ラべラはローハンを殴ったり、首を締めようとしたが、ローハンは部屋の火災報知器を鳴らして逃げ出したらしい。警察は電話を受けて、30日午前6時ごろにホテルを訪れ、ラベラの身柄を拘束したが、後に、暴力事件で控訴するには至らなかった。ラベラは逆にローハンを訴える姿勢を見せている。ローハンは現在、L.A.のジュエリー店から2500ドル相当のネックレスを盗んだ容疑で保護観察処分中。久々の復帰作となるテレビ用映画『Liz & Dick』は、11月に放映される予定。このドラマでローハンはエリザベス・テイラーを演じる。文:猿渡由紀
2012年10月01日リンジー・ローハンが、先週、ニューヨークで起こしたひき逃げ事件の被害者を訴訟する姿勢でいる。被害者が「リンジーは酔っぱらっていた」とメディアに語ったことへの反論のようだ。ローハンは、深夜にポルシェを運転してナイトクラブに向かう途中、歩行者の男性ホゼ・ロドリゲスに車をぶつけたとされている。ローハンは、そのまま車の運転を続けてナイトクラブに行ったが、店から出てきたところを警察に逮捕された。警察は、この事件にアルコールは無関係としたが、ロドリゲスは、レポーターたちに「リンジーは酒の匂いを強くただよわせていた。ろれつもまわっていなかった」と発言。ローハンは名誉毀損でロドリゲスを訴えるかまえでいるという。セキュリティビデオには、歩行者の陰に隠れて事件の模様がはっきりと映っておらず、実際にローハンの車がロドリゲスに当たったのかも明確ではない。ロドリゲスはひざをケガして病院に行ったとされているが、ビデオには、ぶつかったとされる直後、ロドリゲスがローハンの車を走って追いかける様子が映っているという。近年、警察のお世話になりっぱなしのローハンにとって、新たに飲酒運転の疑いがかかると、また仕事が来なくなる危険が大きい。ローハンは「自分を利用して一発儲けてやろうという人たちには、もう飽き飽き」と語っているらしい。文:猿渡由紀
2012年09月24日リンジー・ローハンが、深夜のニューヨークで歩行者に車をぶつける事件を起こした。ローハンはその場を立ち去り、ナイトクラブに入って出てきたところを警察に逮捕されている。事件が起きたのは東海岸時間19日、深夜1時ごろ。ローハンはポルシェのカイエンにマネージャーと男友達を乗せて、ドリーム・ホテルとマリタイム・ホテルの間の路地を運転していた。ヘッドライトで歩行者に道を開けるよう指示したが、従わなかった34歳のヒスパニック系の男性が、ローハンの車にぶつけられることに。ローハンはそのまま運転して現場を立ち去り、ドリーム・ホテルのナイトクラブに入ったが、午前2時半ごろ、クラブから出てきたところを警察に逮捕された。被害者の男性はひざをケガしたとして病院を訪れている。ケガの程度はわかっていない。逮捕された時、ローハンは「パパに電話して!」と叫んだらしい。警察に連れて行かれたローハンは、指紋を取られ、写真を撮られて釈放された。ローハンは、友人に、車を人にぶつけたことにまったく気づかなかったと語っている。また被害者はたいしたケガをしていないとし、誇張しているだけだと主張、徹底して戦う姿勢でいるという。
2012年09月20日リンジー・ローハンが19日未明(現地時間)、ニューヨーク市内でひき逃げの容疑で逮捕された。ゴシップサイト「People.com」によると、事故は19日未明にマンハッタンのチェルシー地区で発生したという。リンジーの運転していた黒のポルシェが、34歳のヒスパニック系の男性をはねた。直後に車から1人降り、車の損傷をチェックすると再び車内に戻り、車はそのままドリーム・ホテルへと向かったと警察は発表している。被害者の男性は病院に運ばれたが、怪我の程度は明らかにされていない。午前2時30分頃、リンジーはホテルから出て来たところを逮捕された。これまで何度も飲酒運転で逮捕歴のあるリンジーだが、「TMZ.com」によると、今回はアルコール絡みではなかったとのこと。また、リンジーは友人たちに、逮捕されるまで人をはねたことに気づかなかったと言い、事故直後に同乗者が車から降りたという事実もないと話している。被害男性に目立った外傷はないという報道もあり、リンジーは「ハメられた!」と友人たちに訴えているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年09月20日ジェームズ・フランコが、自身とリンジー・ローハンの2人の人生の5つの時期を描く新作で監督を務めることになった。ジェームズの製作プロダクション「ラビット・バンディーニ・フィルム」が手がける本作は、ジェームズとリンジーという2人のハリウッドセレブの人生の13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの時期を描くという自己遡及的な作品だという。本作にジェームズとリンジー本人たちは出演しない模様で、製作側は現在、13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの年齢でそれぞれジェームズとリンジーに似ているキャストを探しているという。ジェームズは近作では、ポルノ映画『ディープ・スロート』(’72)で有名となった女優リンダ・ラブレースの人生を描いた話題作『Lovelace』(原題)でプレイボーイ誌の創始者ヒュー・へフナーを熱演。同作では主演のアマンダ・セイフライド、サラ・ジェシカ・パーカーと共演している。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月20日『エキゾチカ』『スウィート ヒアアフター』『死ぬまでにしたいこと』など、数々の秀作の中で、凛々しい存在感を見せていた演技派女優サラ・ポーリー。1999年に脚本・監督を自ら担当した短編映画を発表してからは、カナダのインディペンデント映画界を牽引する新進の映像作家としても注目を集めている。劇場用長編映画デビュー作にしてアカデミー賞脚色賞にノミネートされた『アウェイ・フロム・ハー君を想う』に続く最新作となるのが、若い夫婦の関係性を描いた『テイク・ディス・ワルツ』。新作の日本公開を前に、作品について、映画作りについて、胸に秘めたサラの想いを聞いた。「夫婦関係」を描くことへの本能的な関心まだ33歳という若さながら、鋭い洞察力と思慮深い演出、的確な心理描写で、その作品には成熟した知性すら感じさせているサラ。映画の題材として関心があるのは、夫婦という関係性なのだという。「長編を撮る前にも何本か短編作品を撮っていますが、一貫してずっと夫婦の関係とか結婚生活をテーマにしてきて。その理由はなぜだか自分でも分からないんだけど(笑)、長期にわたる恋愛や結婚の関係というのは、一番自分の脆い部分だったり弱い部分、わがままな部分、人間のサガみたいなものが一番出るんじゃないかしら。そういうテーマに個人的に興味を持っているからだと思うの」。プライベートでは、幸せな結婚生活を送る彼女だが、夫婦関係を描く際には自らの経験が反映されているのだろうか?「自伝的な映画にはしたくなかったので、敢えて自分の具体的な体験を描くことは避けるようにしているんだけど、今回、ミシェル・ウィリアムズが演じた主人公・マーゴのように何となく満たされない虚しさや心の穴を抱えていて、それを何とか埋めようとする、というテーマに興味があるのよね。埋めようとすることで住む場所を変えてみたり、付き合っている人を変えてみたり(笑)、自分の人生を一転させて満ち足りてなかった部分を埋めたいけれど、必ずしもうまくはいかないというのは、個人的にとても共感できるし、もちろん体験した感情でもあるわ」。では、リアリティあふれる夫婦の描写は、どこからアイディアを得ているのだろう。「撮影開始の4週間ほど前から、ミシェルと夫役のセス(・ローゲン)と、お互いがまるで本物の夫婦のように、居心地が良かったりお互いを意識しなくなるほどまでにがっつりリハーサルを重ねていったの。だから本番ではアドリブでの演技もかなり多かった。結婚生活においてはほかの人には死んでも見せないような恥ずかしい行動や素の自分をさらけ出す部分があるので、そのくらい一緒にいてお互い居心地のいいレベルまで持っていくことでリアリティを出すことはあると思うわ」。アドリブから生まれた、夫婦の会話アドリブでの演技が多かったとのことだが、印象に残ったエピソードは?「役者には自由に演じてもらうのがポリシーなので、大体カメラを回しっぱなしにしているの。フィルムが切れるまで10分とか15分とか回しっぱなしにすることが多いんです。その中で印象に残っているのは、まず1つ目に、“寂しい”と言うマーゴに対して“犬でも飼うか?”というくだりは台本にはなかったの。子供を作るかどうかという話に発展するんだけど、あれは脚本にはなくて全部アドリブ。それから、ソファの上でルーが仕事の電話をしているときに、横でマーゴがじゃれ合って邪魔するシーン、あそこも脚本ではト書きで『電話中のルーをマーゴが邪魔する』としか書いてなかったんだけど、カメラを回しっぱなしにして2人に任せたら、面白いシーンが出来上がったの。ミシェルとセスが早い段階からすぐ打ち解けていて、本当にオフスクリーンでも仲良くなれたというのはプラスだったわ。独特の親友のような、いい仲間みたいな雰囲気はそのおかげで出たと思うし、逆に仲良くなりすぎて、恋やロマンスという部分が2人の関係からなくなってしまったというのもすごくよく出ていた気がするわ」。鶏肉料理研究家という夫・ルーのキャラクター設定も面白い。「彼の職業を設定するときに、常に家にいる役にしようと思ったの。すごく家庭的な雰囲気のある職業で、だけど同時につまらない男に見える刺激のない職業を考えたときに、料理本を書いている男性、というのを思いついたの」。主演のミシェル・ウィリアムズは、以前から女優サラ・ポーリーに注目していて、自らが演技をする際には“サラ・ポーリーならこのシーンをどうする?”とまじないのように考えることがあったという。そこで、サラにミシェルの起用理由について聞くと、サラ自身も「彼女の大ファンなの」という答えが。「特に近年は素晴らしい作品にたくさん出ていますが、彼女にはどこか自虐的な、自分を嘲笑うような雰囲気があるの。そこから生まれてくる弱さや脆さという部分をすごく上手に演じられる女優だと思う。そういう自虐的なところ、自分がダメだと分かっているところを見せることによって、観客がマーゴの取った行動や決断に必ずしも賛同はしなくても、何となく彼女に共感できる、彼女をかわいそうだとつい思ってしまう。そういう部分でもこの役は彼女にピッタリだと思うわ。また、彼女独特の少女らしさ、特に思春期っぽい感じ、大人になりきれない思春期の微妙な感じを彼女はうまく体現していると思う。個人的に思うのは、最近人々の精神年齢が、どうも成長が遅くなっているということ。特に女性は20代後半になっても“私、まだ思春期だわ”と思っている人が多くて、大人になることを先延ばしにしている人が多いから」。名監督たちから学んだ、映画作りの姿勢ところで、サラの作品ではキャラクターの心理描写が非情に繊細でリアルだが、それを実現するうえで意識していることは何なのだろう。「自分で脚本も手がけているという点で、一人ひとりのキャラクターの性格や内面を自分できっちり把握しているというのもあるかと思うけれど、ただ自分自身が女優として長年やってきた中で、時には俳優の方が監督や脚本家よりもキャラクターを理解している部分があると思うの。だから私は監督として、俳優にかなり自由を与えるタイプで、ヘタにこのキャラクターはこういう人物だと説明せずに、自分たちの解釈で演じてもらうように仕向けるのが好き。こちらから感情表現について演技付けをしたということはないわ」。これまで、女優として数多くの名監督と組んできたサラ。自身の作品づくりで影響を受けたことはあるのだろうか。「女優としていろいろな素晴らしい監督と一緒に仕事をしてきて、いま監督の立場になって思うのは、役者への接し方や演出の仕方というのは様々なやり方があるのだと学んだこと。引き出しが多くなったとも言えるわ。中でもイザベル・コイシェやアダム・エゴヤンはもちろん、ヴィム・ヴェンダースからはものすごく学ぶことが多かったので、そういう影響や体験は生かされていると思いますね」。(text:June Makiguchi)特集:埋められない、この気持ちって?■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2011 Joe’s Daughter Inc.All Rights Reserved
2012年08月08日『死ぬまでにしたい10のこと』の主演女優として知られ、監督デビュー作『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』が絶賛を浴びたカナダの才媛サラ・ポーリー。待望の監督第2作『テイク・ディス・ワルツ』を完成させた彼女が、新作への思いを語った。その他の写真『テイク・ディス・ワルツ』は、幸せなはずの結婚生活を送るヒロインが、別の男性に心惹かれてしまい、抑えきれない感情や欲望に揺れ動く姿を、詩情あふれる映像で綴った人間ドラマ。“不倫”や“三角関係”といったキーワードで括ることも可能だが、パートナーとの関係において誰もが感じる不安や戸惑いを怖いくらいリアルに切り取っており、的確過ぎる人間観察に震えがくる傑作に仕上がっている。『アウェイ・フロム・ハー』でも“試される夫婦愛”を描いていたポーリーは、「“長きにわたる人間関係”というテーマにすごく惹かれる」と告白する。「結婚したカップルに何が起きるのか?誰かとの関係はずっと続くのか?なぜ私たちは人生に何かが欠けていると感じ、埋めてくれる相手を探してしまうのか?興味深かったのは、多くの人がこの映画を『精神的に未熟』だと批判したこと。主人公には素晴らしい夫がいるのに、捨てようとするなんてけしからんって(笑)。でも一方で『もっと早く別れるべきだった』と言う人もいれば、夫が犯している大きな間違いに気づく人もいる。本当にいろんな感想があって、観た人が語り合ってくれていることが嬉しいの」主人公のマーゴを演じたのは、ポーリーが「彼女しかいない」と白羽の矢を立てたミシェル・ウィリアムズ。「実は自分で脚本を書いたくせに、マーゴがどんな人物なのかつかみかねていた。でもミシェルはまるで演技なんかしてないみたいに、自然にマーゴになりきっていた。ミシェルの演技を通じてようやくマーゴを理解することができたわ」コメディが主戦場のセス・ローゲンも、マーゴの夫役でミシェルに負けない名演技を披露している。特に別れ話を切り出されたときのクローズアップは圧巻で、ポーリーは2時間半もローゲンの表情を撮り続けた。「セスにはただ『ミシェルと話してちょうだい、ミシェルがあなたに別れ話をするから』って伝えただけだった。さすがに疲労困憊してたけど、あの状況に置かれた人に湧き上がるすべての感情を表現してくれた。そしてミシェルも、カメラの横でボロ泣きしながらずっと素晴らしい演技を続けてくれていたの。『ああ、今の彼女を撮影してないなんて!』って後ろめたい気分になったわ(笑)」監督として新たな到達点に立っただけでなく、ミシェルとローゲンからキャリア最高のパフォーマンスを引き出したポーリーはまだ33歳。そのとてつもない才能の輝きを感じるには、映画館が打ってつけの場所であることは間違いない。取材・文:村山章『テイク・ディス・ワルツ』8月11日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
2012年08月07日映画と美味しいごはんは切っても切れない、深い関係にあるもの。ここ数年では料理男子や弁当男子と、男性の手作り料理が広く注目されているが、この映画こそ理想的な“男子ごはん”を描いている?8月11日(土)より公開される映画『テイク・ディス・ワルツ』。本作では、セス・ローゲン扮する家庭的な夫・ルーが鶏肉料理を始め、数々の家庭料理を披露しているのだが、このほど料理番組「男子ごはん」(テレビ東京)でも活躍中の料理家・栗原心平が映画の中でキーとなるお料理を再現!そのレシピを大公開している。本作で描かれるのは、弾けるような恋愛時期から温かく愛情深い結婚生活に突入した一組の若いカップルの変わりゆく感情の物語。2人のリアリティあふれる家庭生活を象徴するのが、たびたび登場する台所のシーンである。仕事で鶏肉料理の研究に余念のない夫・ルー(セス・ローゲン)は来る日も来る日も自慢の腕をふるい、ありとあらゆるバリエーションの鶏肉料理を妻のマーゴ(ミシェル・ウィリアムズ)にふるまうのだが、シェフ直伝のセス自身の腕前も見事なもの。料理を囲んでの夫婦の表情やセリフもまた、2人の感情の移ろいを感じさせる。そもそも鶏肉料理専門の料理研究家というルーの設定がまたユニークであるが、そんな彼のイメージにぴったり(?)な栗原さんが今回編み出したのが、劇中に登場するルーの得意料理「カチャトーレ」(鶏のトマト煮込み)のレシピ。野菜も豊富にとれる夏にも冬にも万能なお料理を、栗原さん流に再現している。「ルーの作るチキン料理は作っているシーンから想像すると、おそらく本格的なものが多いと思います」と栗原さん自身も料理家の視点で、劇中の料理に興味津々の様子だが、果たしてどのようなレシピを誕生させたのか?「家庭にあるもので簡単に出来る」とのことなので、ぜひこの夏、「料理男子」を目指す男性の方はもちろん、彼のハートを家庭料理で射止めたいという女性の方もトライしてみては?詳しくは映画公式サイトをチェック!『テイク・ディス・ワルツ』は8月11日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。『テイク・ディス・ワルツ』公式サイト:www.takethiswaltz.jp■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2011 Joe’s Daughter Inc.All Rights Reserved
2012年07月23日リンジー・ローハンが映画『The Canyon』に出演することがわかった。撮影は先週から始まっており、いよいよ本格的に女優業への復帰を目指しているようだ。監督は『タクシードライバー』の脚本家ポール・シュレイダーで、脚本は『アメリカン・サイコ』のブレット・イーストン・エリス。現代のハリウッドを舞台に、パワーとセックスを求め続ける20代の若者5人を描くスリラー。ローハンの共演者はジェームズ・ディーンという名の、おもにポルノ映画で知られてきた俳優。インディーズ映画で、公開日などはいっさい決まっていない。ローハンは最近、テレビ用映画『Liz & Dick』を撮り終えたばかり。この作品ではエリザベス・テイラーを演じているが、撮影中、体調を崩して救急車を呼んだり、現場に向かう途中で追突事故を起こしたりして、これまたメディアを騒がせた。ここ数年、裁判所と刑務所通いを続けてきた彼女にとって、続けて演技の仕事が入ったのは、まさに朗報と言えるが、父マイケル・ローハン(52)が恋人を妊娠させてゴシップ紙の話題にもなっており、父が巻き起こしたこの新しい騒動に、ローハンは相当に腹を立てているようだ。
2012年07月20日イヴ・サンローランのパリジェンヌラインに、フレッシュなグリーンフローラルが香る「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」が加わる。パリジェンヌ ロー オーデトワレ 50ml ¥8,925若々しくチャーミングな女性をイメージした「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」のトップノートは、ヴィニールアコードやクランベリー、ブラックカウントのフレッシュな香り。時間が経つにつれて、ローズやバイオレットリーフ、すずらんが香るミドルノートへと変化する。ラストノートには、シダーウッドやパチュリがまろやかな香りを残す。ボトルは既存のパリジェンヌ同様、美しいカットが施され、中央にレザー調のラベルをあしらい、ゴールドのキャップにはピンク色の帯が飾られている。「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」は2012年7月20日発売。フレッシュなグリーンフローラルの香りで、若々しくチャーミングな女性に変身してみよう。お問い合わせ:イヴ・サンローラン・ボーテ tel:03-6911-8563 公式サイト
2012年07月15日映画『マネーボール』で本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた俳優のジョナ・ヒルが、『ジャンゴ繋がれざる者』の出演契約を結んだという。クエンティン・タランティーノがメガホンを取り、ジェイミー・フォックスが主人公・ジャンゴを演じる本作は既に撮影が進んでおり、先日予告編も公開されたばかり。役柄は公表されていないが、ジョナの出演は決定したようだ。1859年のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎと手を組んだ男・ジャンゴが農園の領主で極悪人のカルヴィン・キャンディのもとで奴隷として働く自身の妻を救うべく、壮絶な戦いに身を投じていく姿を描いた本作。ジョナは、主人公・ジャンゴから妻(ケリー・ワシントン)を買い上げて囲い込むものの、レオナルド・ディカプリオ扮する横暴なキャンディに横取りされてしまうギャンブラー、スコティ・ハーモニー役を打診されていたが、その役を獲得できなかった経緯がある。ジョナはマーティン・スコセッシ監督最新作『The Wolf of Wall Street』(原題)でもディカプリオと共演する予定で、さらに8月29日に全米公開予定のコメディ『The Watch』(原題)や、セス・ローゲン&ジェイ・バルチェルの競演作『The End of the World』(原題)でのカメオ出演などを控えている。『ジャンゴ繋がれざる者』は2013年3月1日(金)より全国にて公開。■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年06月19日リンジー・ローハンが15日(現地時間)、ロサンゼルスのホテルで意識不明になり、救急隊が駆けつけたと報じられたが、実は熟睡していただけだったことが明らかになり、翌16日(現地時間)にリンジー自身がTwitterで経緯をつぶやいた。リンジーのツイートは「備忘録。4日間で85時間も働いて、徹夜で撮影したら、疲労で意識を失って7人の救急隊がドアの前まで来るかも。せめてカッコいい人たちならいいんだけど。そうじゃなきゃホントにがっかり。セットに戻ります」というもの。現在、彼女は「Liz & Dick」(原題)でエリザベス・テイラーを演じているが、過酷なスケジュールで疲れ果て、15日朝、仮眠をとるために宿泊先であるマリナ・デル・レイのリッツ・カールトンの部屋に戻ったが、その眠りがあまりにも深かったようだ。リンジーの代理人は「E! News」の取材に「彼女は前日、夜7時から翌朝8時まで働いていて、疲れ切っていました。ホテルに戻って仮眠をとることにしたのです。どうもプロデューサーたちが心配して救急隊を呼んだらしいのですが、彼女は熟睡しているだけで、軽い脱水症状があるほかは何も問題がないことが分かりました」と語った。その後、リンジーは自宅に戻り、その日のうちに再び仕事に戻った。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/アフロ
2012年06月18日リンジー・ローハンが、ポール・シュレイダー監督の最新作『The Canyons』(原題)に出演することが決定した。リンジーは、『アメリカン・サイコ』の原作者ブレット・イーストン・エリスが脚本を担当する同作で、ポルノ俳優のジェームズ・ディーンと共演することになった。ロサンゼルスでセックスと犯罪に巻き込まれる20代のグループを描いた作品になるという。エリス氏とシュレイダー監督は、アメリカのソーシャル資金調達サイト「KICK STARTER」で本作の製作資金を募り、このほど必要金額に達したようだ。同作のキャスティングについてエリス氏は、「ロスで7月9日から31日まで撮影予定。これ以上良いキャストは望めない。リンジーはすごい…」、「ジェームズは受賞経歴のあるポルノ男優だから、キャストの2人が手垢にまみれた俳優たちとは全然違うのが分かると思うよ」、「ジェームズが映画製作の夢を持った、人の心を弄ぶヒモ男を演じ、リンジーは物欲にまみれたライフスタイルを送るその男の恋人役なんだ。リンジーはここ数年間この役を演じるために私生活で準備してきたっていうことだよね?」などとツイートしている。私生活ではトラブル続きのリンジー。先日もエリザベス・テイラー役で出演している米ライフタイムのテレビ映画「Liz & Dick」の撮影に向かう際に、交通事故に巻き込まれている。
2012年06月14日『マリリン 7日間の恋』で伝説の女優マリリン・モンローを可憐に演じ上げたミシェル・ウィリアムズがまた新たな顔を見せる、女性必見のラブストーリー『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開となる。本作で、愛する夫と別の男性の間で揺れ動く妻を演じているミシェル。その繊細な女心をうかがわせるポスター・ビジュアルが到着した。『マリリン 7日間の恋』ではスターの色気と華やかさ、その裏にある繊細な顔を見事に演じ、3度目のアカデミー賞候補となったミシェル。この先もサム・ライミ監督による『オズの魔法使い』のリメイク作で北の魔女・グリンダ役に抜擢されるなど、その可憐な魅力が作り手はもちろん、映画ファンを魅了してやまない女優の一人である。彼女が『マリリン』の前に臨んだのが本作『テイク・ディス・ワルツ』。幼い少女のまま大人になったような、あどけなさと不思議な色気が混在した魅力で、どこか危なげな主人公・マーゴに息を吹き込んだ。「しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけ。」ミシェル扮するマーゴの女心を端的に表す、このキャッチコピー。結婚して5年目。子供はいないが、夫・ルー(セス・ローゲン/写真左)といつまでも恋人同士のように仲睦まじく、何ひとつ不満のない夫婦生活を送るマーゴだが、ある日仕事で訪れた島で出会った一人の男性が彼女の心を揺り動かす。そこで出会ったダニエルという一人の青年に強く惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。そして、束の間の楽しい時間の後、偶然にも彼が自分たちの家の真向かいに住んでいることを知り、マーゴの心を激しい動揺が襲う――。弾けるような恋愛時期から、愛情深い家庭生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描くのは、女優・監督として活躍するサラ・ポーリー(『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』)。家庭的な温かさが漂うこちらのポスターからも決して大げさではない、ごく普通の夫婦の間に芽生えるドラマの身近さが感じられる。本能とモラルの間で揺れ動くマーゴのどうしようもない感情…。きっと身にしみる女性も多いのでは?『テイク・ディス・ワルツ』は8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開
2012年06月01日大事な日に必ず実践していること、あるいは習慣になっていて「これをしないと気持ち悪い」ということってありますよね。今回はそんな「ゲン担ぎ」について、マイナビニュース会員の皆さんにお聞きしました。調査期間:2012/4/12~2012/4/16アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 992件(ウェブログイン式)■食べ物編(176票)「野球にハマっていた時はいろんなジンクスを実践していた。『守備中に飲食すると点を取られる』など」(35歳/男性/愛知県)「カツを食べる。食べた日のテストの点数が良かったのがきっかけ」(25歳/女性/神奈川県)「大事な日はプリンを食べる」(24歳/女性/大阪府)「星占いのラッキーフードを食べるようにしている」(29歳/女性/京都府)皆さんが最もよくやっているゲン担ぎは、食べ物という結果に。大事な日やその前日には、カツ丼、カレー、ステーキなど気合の入る食べ物を選ぶという人が多数!また、チョコ、あんこなど甘いものをチョイスする方も。疲れたときには、甘いものが欲しくなりますものね。「演奏会前は皆でホールケーキをつついて演奏する。理由はないけど1つのケーキを囲むので一体感が生まれる」(24歳/女性/埼玉県)これは、糖分摂取とチームワーク向上が一度にできていいかも!■服装編(152票)「大事な日は、初めてのボーナスで買ったネックレス」(28歳/女性/千葉県)「金曜日は白いシャツ」(22歳/男性/神奈川県)「平日用、休日用のパンツを分けている。縁起が悪いパンツは休日に穿くようにする」(32歳/男性/東京都)「下着は必ず上下セット」(27歳/女性/福岡県)「新しい靴は友引の午前中におろす」(30歳/女性/奈良県)ネクタイ、時計、下着など勝負時に選ぶものが決まっている人は多くいましたが、「使い分け」をしている人や、悪いことがあった時の服をしばらく着ないという人も。また、なぜか靴だけは、新しいものをおろすタイミングにこだわりがある方もいました。「靴下や服を着る順番が、左右も含めて決まっている。違う手順で着るとあまりいいことがなく、忘れ物をしたりする」(35歳/男性/兵庫県)これは、うっかり間違えると大変ですね。脱いでやり直したりするのでしょうか?■持ち物編(129票)「いいことがあったときに持っていた物は、ゲン担ぎに使用」(29歳/女性/千葉県)「ピンク系の物を持つと気分が上がる」(26歳/女性/千葉県)「仏滅には彼女からもらったハンカチを持つ。それまで仏滅に悪いことが起きることが多かったが、そんなことがなくなった」(27歳/男性/埼玉県)占いやおまじないをあまり信じない方でも、大事な人にもらったものを身につけたり、お気に入りのものを持ったりするとうれしいってことはありますよね。「彼は、スキーに行くときに自分の家の家紋のネックレスを身につけている」(30歳/女性/愛知県)「飛行機に乗るときは、必ずお守りを持つ」(27歳/女性/神奈川県)「願い事がかなうように絵馬を持ち歩いている」(27歳/男性/神奈川県)危険を避けるために、ご先祖様や神様にすがる方も。しかし、絵馬ってけっこうかさばると思いますが、持ち歩くのは大変では……。■動作編(110票)「横断歩道の白いところを踏んで道を渡る。友達が遊んでいたのをマネしたらラッキーなことが続いたので」(26歳/女性/埼玉県)「何となく、靴は左から」(39歳/男性/和歌山県)「電話をかける時は、市内でも市外局番をつけるとうまく話せる気がする」(30歳/女性/京都府)「成功させたいことは誰にも言わない。そのほうが成功しているように思う」(37歳/女性/栃木県)「電車の自動改札はいつも同じところを利用」(28歳/男性/東京都)「高校時に弓道をやり始め、左足から進み出るようになった。それ以来クセになり、間違えると違和感」(29歳/女性/福井県)動作編は、習慣化していることが多く寄せられました。「いつも通りであること」で、安心して生活できるのかもしれません。■番外編・これをするとダメなこと番外編として、「これがあるとダメ……」ということも聞いてみました。「暗い色の服を着るとダメ」(25歳/女性/神奈川県)「朝、ストッキングが伝線していると、絶対うまくいかない」(31歳/女性/沖縄県)「食べ物を残すとおなかの調子が悪くなるような気がする」(27歳/男性/神奈川県)「ジャンケンで『最初はグー』を言わないと負ける率が高い」(31歳/男性/東京都)「履いていくと必ず雨が降る靴がある」(24歳/女性/東京都)「前の会社のホームページを見たり、過去の恋愛を思い出したりするとダメ」(24歳/女性/奈良県)「サッカー観戦の前にカツ丼を食べると、だいたい負ける」(29歳/男性/静岡県)「良いイメージを想像して臨むと、あまり良くない」(31歳/男性/東京都)うーん、面白いですね。イメージトレーニングの良しあしにも個人差があるようです。何にしても、自分なりのやり方があるのが一番ということでしょうか。皆さんは、どんなゲン担ぎをしていますか?(島田彩子)
2012年05月20日マドンナなど海外のセレブからも評判の高い、ローフード。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?自然の食材を生のまま食べるこのスタイル、最近ではなかなか人気も出てきています。料理研究家であるオガワチエコも、ちょっと注目しているスタイルなんです。そこで今回は、ローフードマイスター市川行徳校の校長をつとめる島津浩巳さんに、ローフードのメカニズム、資格取得について伺いました。――早速ですが、ローフードマイスターになろうと思ったきっかけを教えてください「企業で人事や総務、経理などさまざまな経験をしてきましたが、どこにいても何かが違うと感じている自分がいました。そう感じてしまうと人間関係も難しいと思うようになって……。そんなとき、ローフードの説明・体験会に行く機会があり、そこで酵素の素晴らしさを知ってローフードに強く引かれるようになりました」――ローフードとは、いったいどのようなものですか?「ローフードとは、『row=生の』『food=食べ物』、つまり生の食べ物を意味しています。自然の食材を生のまま、加熱する場合は48℃以下に保って食べる。生きたビタミン、ミネラル、食物繊維を丸ごと体内に取り入れるスタイルです。野菜や果物など生の食物に含まれる『食物酵素』の力が、代謝をよくして毒素排せつを促しカラダの本来の活力がよみがえらせるのです。やせた・冷え性が改善した・肌のつやが良くなったなどたくさんの報告があります」――「こんな人にローフードをとってほしい」という方はいますか?「どんなダイエットも続かなかった人、女性特有の病気で悩んでいる人、最近元気がなくなってきたと感じている人などにローフードはおすすめです。実際に私もローフードを始めてから半年間で74キロから59キロに。なんと15キロもの減量に成功しました」資格取得後、現在はローフードマイスター市川行徳校で校長を務める島津さん。4月までに学校を軌道に乗せることを目標に、無料のダイエットカウンセリングなどを実施しているそうです。転職を繰り返し、ようやくめぐり合えた天職。「自由な働き方ができて満足しています。ローフードで全ての悩みにサヨナラしましょう」と話してくれました。そんな島津さんが朝食にすすめる生ジュースとスムージーのレシピを3つ、私オガワチエコが考案しました。これであなたもナイスバディに!?1:アボカドクリーミージュース【材料】 1人ぶんアボカド……半分バナナ……1本豆乳……1カップ【作り方】皮と種をとった材料をすべてミキサーにかけてジュース状にしていただく。2:レッドスムージー【材料】 1人ぶんパプリカ(赤)……半分トマト……1個ピンクグレープフルーツ……1個【作り方】1.パプリカは冷凍庫で凍らせておく2.ヘタを取ったトマトと、皮をむいたグレープフルーツと1をミキサーにかける。3:アップルオレンジ&白菜【材料】 1人ぶんりんご……1個オレンジ……1個ピンクグレープフルーツ……1枚水……1カップ【作り方】1.りんごは種を取り、オレンジは皮をむく2.1と白菜をミキサーにかけてジュース状にしていただく。(オガワチエコ)※撮影:大崎絵里耶
2012年04月20日先週末に劇場公開を迎えた『マリリン 7日間の恋』で伝説のスター、マリリン・モンローを可憐に演じているミシェル・ウィリアムズ。初の来日時にはそのチャーミングな佇まいで報道陣と映画ファンを魅了した彼女の最新作『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開することが決定、そのポスタービジュアルが到着した。惜しくも受賞は逃したが、『ブルーバレンタイン』、『マリリン 7日間の恋』と2年連続でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、作品によって全く異なる空気感を纏った演技力で、高い評価を集めてきたミシェル。今回届いたポスターに写る姿は同2作とはまた一味違ってどこか初々しい雰囲気を放っている。彼女が演じるのは、結婚5年目の夫・ルーと恋人同士のように仲睦まじく暮らすマーゴ。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルというひとりの青年に出会い、彼に強く惹かれるものを感じる。束の間の時間を一緒に過ごす2人だったが、彼が偶然にも自分たちの家の近くに住んでいることを知り、マーゴの心は激しく揺れる…。ミシェルと夫婦を演じるのは、『50/50フィフティ・フィフティ』などで知られるセス・ローゲン。マーゴを温かく包み込む穏やかで明るい夫を魅力的に演じている。一方、マーゴの心を掴むイケメン芸術家のダニエルを演じるのは、カナダ出身の若手俳優ルーク・カービー。ミシェルが魅せる、穏やかな結婚生活に突然芽生えた感情の“揺れ”に注目だが、そんな彼女の心の声を表しているのが「心をさらけだしてもいい。そっとしまっておいてもいい」というキャッチコピー。3人を束ね、メガホンを取るのは『スウィートヒアアフター』(’97)で鮮烈な印象を放ったカナダ出身の女優であり、弱冠27歳にして『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で長編映画監督デビューを飾ったサラ・ポーリー。前作では、認知症という悲劇に直面した老夫婦の心の葛藤と深い愛を静かに綴り、アカデミー賞脚色賞、主演女優賞と主要2部門にノミネートされた彼女が、本作では弾けるような恋愛の時期から、温かく愛情深い生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描く。『テイク・ディス・ワルツ』は今夏、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:女優であり愛されたいと願ったマリリン魅惑的でキュートな入浴シーンを公開椿鬼奴、マリリン・モンローになりきって「今年は結婚したい」と婚活宣言!『マリリン7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ尽きることない映画愛、女優への愛ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』
2012年03月26日「ぴあ」調査による12月21日、23日公開の映画・満足度ランキングは、ロバート・デ・ニーロ、サラ・ジェシカ・パーカーら豪華キャストで贈る大晦日を舞台にした群像劇『ニューイヤーズ・イブ』がトップに輝いた。2位にSFコメディ『宇宙人ポール』が、3位に人気アニメシリーズの第2弾『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』が入った。1位の『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークを舞台に大晦日を過ごす8組の人々の姿を描いた人間ドラマ。出口調査では「NYの雰囲気がリアルに伝わってきてキレイだった。旅行ではなかなか体験できないものを味わえた」「今年、日本はいろいろとあったので、立ち止まって振り返って考える良い機会になった」「ザック・エフロンの成長した姿が印象的。タイトルはカップル向けだが、家族と一緒に観てほしい」「サラ・ジェシカ・パーカーはまさにニューヨーカーという感じでピッタリ」「たくさんのキャストが出ているが、ジョン・ボン・ジョヴィが特にカッコイイ」などカップルを中心に高い満足度を集めた。2位の『宇宙人ポール』は、イギリス人の超ボンクラ男ふたりと、脱走してきた宇宙人のポールが出会うことで巻き起こる騒動を描いたSFコメディ。主演は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるサイモン・ペッグ&ニック・フロスト。アンケート調査では、「過去のSF映画へのリスペクトがあって、それをベースに人生についても教えてくれる作品」「宇宙人らしくないポールに好感をもった」「ハチャメチャなロードー・ムービーで、SFやUFO好きにはたまらない!」「主演ふたりも、ポールの声を演じたセス・ローゲンも、ものスゴくおもしろい」など好評で、20代から40代を中心に支持された。(本ランキングは、2011年12月21日(水)、23日(金)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年12月27日12月1日(土)より公開中のジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のヒューマンドラマ『50/50 フィフティ・フィフティ』。本作でジョセフ扮する主人公・アダムと心通わせていく新米セラピスト・キャサリンを演じているのが、『マイレージ、マイライフ』でオスカーノミネートを果たした若手注目女優、アナ・ケンドリックだ。本作でもそのキュートな魅力を放っている彼女が作品について、役について語るインタビュー映像が届いた。酒もタバコもやらない青年・アダム。27歳という若さである日突然、がんを宣告されたことをきっかけに、親友や家族との交流を通して人生の素晴らしさに気づいていく姿を、実話を基に描いた異色のヒューマンドラマ。アナは自身が演じたキャサリンという女性を「優しいけれど、仕事の経験はまだまだ浅いの。だから、自分が勉強中の専門用語を夢中になって使ってしまうの」と、アダムを前に空回りしてしまうキャサリンの頑張り屋な一面を説明する。前述の『マイレージ、マイライフ』でもピンチの事態に右往左往する新米“リストラ宣告人”役を演じたアナだが、本作でもそれに通ずるような憎めない愛らしさを放っている。そんなアナは、監督を務めたジョナサン・レヴィンについて「こんな人は滅多にいないわ」と言い切り「みんなに目を配って物事をうまく進めて、(話を)聞く耳を持ってるし、とってもクールだわ。私のお兄ちゃんだったら良かったのに」とベタ惚れ(?)状態。さらに、本作について「もし、病気になったらとても悲劇的で難しいことだけど、その中にも時には笑えるような時間もあるって感じね。脚本のどこを取ってもそういうタッチで描かれている」としっかりアピールも忘れないちゃっかり者のアナ。全作通して出演する人気ラブ・ファンタジー『トワイライト』シリーズに『マイレージ、マイライフ』と、確かな演技力と端整な顔立ちで着実に人気を得てきている“堅実派”な彼女が、ジョセフ&セス・ローゲン扮する親友コンビに手を焼かされる姿も見どころ。まずはこちらの映像から、アナが語る『50/50 フィフティ・フィフティ』の魅力をチェック!『50/50 フィフティ・フィフティ』はTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日よりTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLC■関連記事:【シネマモード】『50/50』を書き上げたW・レイサー「人生に必要なのは、笑い」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集仁科仁美、浮気は絶対NO?『50/50』女子会試写会でぶっちゃけトークジョセフ・G=レヴィット主演『50/50フィフティ・フィフティ』試写会に10組20名様ご招待
2011年12月02日『(500日)のサマー』、『インセプション』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演する映画『50/50 フィフティ・フィフティ』が12月1日(木)から日本公開されるのを前に、本作の脚本を手がけたウィル・レイサー氏が来日し、インタビューに応じた。その他の写真『50/50 フィフティ・フィフティ』は、ある日突然、“ガン”を宣告された27歳の青年アダムが、お調子者の親友カイル、どこかよそよそしい恋人、アルツハイマーの夫の世話をしながら息子を案じる母、博士号取得前の新米セラピストなど、様々な人々に囲まれながら“生存確率50%”の日々を生きる姿を描く。ガン宣告された青年と彼をとりまく人々の変化を、時にシリアスに、時にコミカルに描いた本作は、レイサー氏が実際にガン宣告され闘病を続ける中で誕生した。「闘病中に、友達のセス・ローゲンや(本作の製作も務めた)エヴァン・ゴールドバーグが『この話を映画にしたら?』と背中を押してくれたんだ。だから、闘病中も現実逃避ってわけじゃないけど、ツラい時には映画のキャラクターを考えたりしていたので、実際に書く段階になったら自分の経験をどのように脚本に取り入れるかは見えていたよ。ただ『とりあえず脚本にしてみよう』ということまでしか考えてなかったから、映画に実際になるか考えてもみなかったし、まさか自分が日本まで来ることになるとは思いもしなかったよ!」。しかし、本作はレイサー氏の闘病記ではない。彼は自分の経験をあくまで“土台”にしながら、物語としての完成度を追求したという。「書きながら大変だったのはコミカルな部分とシリアスな展開のバランスだった。ジョークだってキャラクターにとってリアルでないと笑えないからね。だから撮影現場に通って、どんどん脚本も直していったし、自分の経験を大切にし過ぎないように意識したよ。何より大事なのは“いい映画をつくるための脚本”だったからね」。ではなぜ、レイサー氏は自身の経験を基に、今まで書いたことのない長編映画の脚本に着手したのだろうか? 「病気をしている時は、苦労もしたし、ツラいこともあったけど、僕たちは人間関係が機能不全に陥らないようにいつも笑って過ごしたんだ。でも、病気やガンを扱った映画で僕らみたいな人物を描いたものがなかった。それに、よくある“難病もの”だと、ガンにかかるとみんな死んじゃうから、そういう映画しか観てない人はガン告知を“死の宣告”だと思っちゃうんだ。でも、実際には生還することも多いわけだし、僕は生還したからこの映画を作ることができた。だから、この映画は病気を扱ってはいるけど、ユーモアや温かさを感じられるものにしたかったんだ」。『50/50 フィフティ・フィフティ』12月1日(木)TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2011年11月29日まじめで実直、お酒やたばこなど特に体に悪いこともしてこなかった普通の青年・アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が27歳という若さで5年生存率50%というがんを宣告されるところから始まる映画『50/50 フィフティ・フィフティ』。これだけ聞くと、シリアスなヒューマン・ドラマかと思ってしまいますが、何と本作は、アダムの闘病生活と、突然訪れた“非日常”の中で巻き起こるさまざまな騒動をユーモアあふれるタッチで描き、本国アメリカで高い評価を得ているコメディです。がんを題材にしたコメディとは前代未聞ですが、これが妙にリアルで、笑って、泣けて、面白い。それもそのはず、物語の基となっているのは、本作の脚本家で製作総指揮も務めるウィル・レイサーのがん克服体験。そこで、来日したレイサー氏に、映画誕生の裏側について聞いてきました。「体調はどうなのかしら?」とちょっと心配しながらインタビュールームに入ってみると、そこにいたのは極めて元気な好青年。すっかり病に打ち勝って、笑顔を見せるレイサーは現在31歳だ。「映画で描かれているのは6年前の体験にインスパイアされた物語なんだ。映画では主人公は27歳だけれど、僕ががんと宣告されたのは25歳のとき。映画はフィクションだけど、すべて僕が乗り越えてきたことを物語っているんだよ」とレイサー。とはいえ、6時間に及ぶ腫瘍摘出手術も経験した彼だけに、闘病生活をふり返ることは辛い経験であったはず。「あれ以来、人生は上り調子。6年前は本当に辛かったけどね。厳しい手術も経験したし。脚本を執筆するために、僕は辛い記憶を掘り起こさなければならなかった。でも、自分の体験をふり返りながら1ページ1ページ書き綴り、自分の経験を通してもうひとつの世界を創造することで、抑圧されていた感情を解放することもできたと思う。ライティング・セラピーのような効果もあったと思うよ」。自らの体験から生み出した主人公・アダムは、「いわば僕の分身」なのだとか。「でも、主演のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)には演技的な自由を持ってもらうことにしたんだ。僕自身に似せてほしいなんてことも言わなかったしね。でも、結局のところ、彼が創造したアダムは、映画を観た僕の家族や友人に言わせるとすごく僕っぽかったらしいんだ。でもそれは、ジョーが自然に役作りをして行き着いた結果。たぶんそれは、僕が描いたキャラクターだから。僕自身が知らないうちに投影されていたんだと思うよ」。ジョセフとは、映画を通して仲良くなり、共通点も多く見つかったというレイサー。「でも、ジョーはアダムとは全く違う性格なんだよ。それなのに、彼はまるで私生活でもアダムのような性格なんだろうと思わせるほど、素晴らしい演技をしている。実際に、映画を観た多くの人がそう言っているのを聞いたんだ。素晴らしい才能だよ。キャスティングに満足かって?もちろんさ!彼だけでなくすべてが夢のキャストだね。僕が望んだ俳優が、全員この映画に出演してくれたんだからね」。キャストのひとりで主人公の親友・カイルを演じている人気コメディアン、セス・ローゲンも本作における重要人物だ。セスと、本作のもう一人のプロデューサー、エヴァン・ゴールドバーグは、20代前半でイギリスのコメディ番組「Da Ali G Show」を作っていたレイサーの仲間。「2人は親友で、特にセスは闘病生活中に最も近くにいて励ましてくれたんだ。実はがんの治療中に、この経験を映画化するための脚本を書こうというアイディアが持ち上がった。6年前の2月にがん宣告があって、その5月にはもうそんな話になっていたんだ。パーティを開いていたある夜、映画『最高の人生の見つけ方』の話になって。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが演じる二人の老人ががんにかかり、死ぬまでにしておきたいことのリスト=THE BUCKET LIST(『最高の人生の見つけ方』の原題でもある)を作るんだ。それで、みんなが“君のリストは?”って聞くんだよ。そこで気づいたんだけど、みんなが持っているがんのイメージは映画から来たもので、そういった映画の多くはとても憂鬱で、主人公は最後には死んでしまう。実際に僕が経験していることを物語っている作品なんてないんだなと感じたんだ。もちろん、僕の経験だって辛いものだし、悲しいものでもある。劇的なことだってあった。でも、僕らはコメディ・メイカーで、人生を語る表現として“笑い”を用いている。実のところ、当時の僕らには、笑いぐらいしか人生を物語る感情表現法がなかったし。何と言っても、まだ25歳だったからね。そこで、“僕たちは、がんをテーマにした友情コメディをやるしかないな”と思った。それで、“THE FUCKET LIST”と、それを呼ぶことにしたんだ(笑)」。とはいえ、その時点では冗談のつもりだったというレイサー。「ところが、その会話の後、映画化に向けて脚本化するアイディアが頭に残ってしまって。それ以外に、僕の経験を人に伝える術を知らなかったし、この方法なら多くの人に知ってもらえるとも思ったんだ。だから、少し回復してきたところで、セスとエヴァンに相談をしたんだ。すると、“いいじゃないか!”と言ってくれた。でも、書き始めるにはそれから1年半かかったね。だって、とにかくあの時期を思い出すのはとても辛かったから。でも、一度書き始めると止まらなかった。すっかり取り憑かれてしまったんだ。当時、TV番組に関わっていたから、朝執筆して、仕事を終えたら夜また書く、そんな日々だったね。たぶん、書き上げるまでに1年半から2年ぐらいはかかったと思うよ」。がんとコメディという正反対の要素を組み合わせたことで、オリジナリティあふれる物語に仕上がった本作。ユーモアあふれる表現を多用したことで、人生において大切なものは何かというメッセージもより強調されているこの作品を観て感じたのは、人生に笑いは必要なのだということだ。「辛い時期を過ごしていても、笑いが救いになることもある。これは実際に、今年多くの日本人が経験してきたことでもあると思う。それに、がんをテーマにしたコメディというのは、タブーとされていることに斬り込むためのインスピレーションなんだ。多くの人は、最初僕のアイディアを耳にしたとき『がんについてのコメディなんて絶対に成功しない』と言ったんだ。みんなが攻撃してくるよとね。でも、それは実際に僕に起きたことなんだ。あまりに不条理なことが僕の身に起こりすぎて、そんな日々の中で笑える瞬間がたくさんあったんだ。だから、それについて書く権利が僕にはあると思った。ユーモアは僕があの経験から生き残る術だった。そして、自分の感情を表現する唯一の手段だった。人生にはコントロールできないことが多い。だからって、いつも心配ばかりしながら生きることはできない。辛い時期に、ユーモアが僕を前に押し進めてくれたんだ」。「もし、映画を観た人が『このテーマに、この笑いは行きすぎでは?』と言ったなら、どう答えるか?」とちょっと意地悪な質問を投げかけてみた。すると、待っていましたとばかりにこんな答えが。「誰もが自分の意見を持つ自由を持っている。もし、この映画が嫌いだったとしても、この作品のどこが嫌いなのかを語ることが重要なんだ。タブーについて話し合うということがとても有益なんだ。たとえ反対意見を持つ人がいても、この作品をきっかけに議論をしてもらえるなら、僕にとってはこの映画を作って良かったと思える素晴らしい成果のひとつになるよ。それに、僕らはがんという病を笑いものにしているわけではない。人生が機能不全に陥ったときの状況を笑っているんだ。それに対応できずオロオロした自分を笑っている。すべてのジョークは、すべて現実の体験、そして正直さから生まれている。だから脚本を執筆しているときから、ネガティブな反応については心配していなかったよ。もしジョークが面白すぎたとしても、それは真実に過ぎないんだから。そこがとても大切なんだと思う。キャラクターも、すべて真実から生まれたもの。だからもし、この作品が嫌いだったとしても構わないよ」。でも、ひとつだけお願いがあるのだという。「これが嫌いだったとしても、それを誰にも語らず、ただ歩き去るのだけはやめてほしいな(笑)。すべての意見に価値があると思うから、できることなら誰かに『なぜ嫌いなのか』を話してほしい。もし、この作品が不適切だと思う人がいるなら、その人の反対意見から僕も何かを学べるはず。賛否があれば、そのいずれからも学ぶところはあるはずだから。とにかく、オープンであることが好きなんだ。コミュニケーションなしに、人は絶対に成長しないと思うからね」。(text:June Makiguchi)■関連作品:50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日よりTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLC■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集仁科仁美、浮気は絶対NO?『50/50』女子会試写会でぶっちゃけトークジョセフ・G=レヴィット主演『50/50フィフティ・フィフティ』試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?
2011年11月29日映画『50/50 フィフティ・フィフティ』が12月1日(木)から日本公開される前に主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットのインタビュー動画が公開された。インタビュー動画はこちら『(500日)のサマ―』、『インセプション』そして『メタルヘッド」と、出演する映画が次々と高評価を獲得しているレヴィット。現在はクリストファー・ノーラン監督の新作『ダークナイト ライジング』に参加している彼が、そのひとつ前に出演したのが本作『50/50 フィフティ・フィフティ』だ。脚本家ウィル・レイサーの実体験を基にした本作でレヴィットが演じたのはタバコも酒もやらない健康的な暮らしをおくる青年アダム。映画は、突然のガン宣告された彼が、お調子者の親友カイル、どこかよそよそしい恋人、アルツハイマーの夫の世話をしながら息子を案じる母、博士号取得前の新米セラピストなど、様々な人々に囲まれながら“生存確率50%”の日々を生きる姿を描いている。ガンにかかった主人公の作品だけに“難病もの”と呼ばれるジャンルを想像しがちだが、レヴィットが「アダムは結局、周りの人間を勇気づけることになる」と語る通り、本作は“闘病”の過程を描きながら、主人公アダムの周囲の人間関係の変化を、ときにコミカルに描いているのが大きな特徴だ。同時にレヴィットは本作を「登場人物たちをリアルな人間として感じたい。よくあるコメディにはしたくない」と考えたようで、セス・ローゲン、ブライス・ダラス・ハワード、アナ・ケンドリック、フィリップ・ベイカー・ホール、アンジェリカ・ヒューストンら出演者たちとのアンサンブルで、コミカルだけど、笑える“だけ”はない映画になることにも気を配ったようだ。作品選びの目の確かさと、確かな演技力で“出演作にハズれなし”の状況が続いているレヴィットの出演作だけに、本作も、これまでになかったタイプの上質作品に仕上がっているようだ。『50/50 フィフティ・フィフティ』12月 TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2011年11月29日ベン・スティラーが、彼の最新主演作に出演できる権利をチャリティ・オークション・サイト「charitybuzz」に出品している。作品は『50/50フィフティ・フィフティ』のセス・ローゲンが共同脚本に名を列ねるコメディ作『Neighborhood Watch』(原題)で、郊外の町で宇宙人の地球侵略計画に気づいたお父さんたちが自警団を結成する物語。撮影は12月6日にジョージア州・アトランタで行われる予定で、落札者はベンとヴィンス・ヴォーン、『マネーボール』のジョナ・ヒルらと同じシーンに通行人の役で出演できるという。落札後は全額がベンの主宰する「スティラー基金」に支払われる。「スティラー基金」は世界中の恵まれない子供たちに教育支援を行っており、昨年1月に大地震に見舞われたハイチの学校建設などに携わっている。「charitybuzz」のオークションは22日15時(アメリカ東海岸時間)が締切りで希望落札価格は2万ドル。日本時間の18日(金)未明現在は、9,000ドルの値がついている。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:ペントハウス 2012年冬、TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLCマネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:ブラッド&アンジー、息子・パックスの故郷ベトナムを家族で訪問仁科仁美、浮気は絶対NO?『50/50』女子会試写会でぶっちゃけトークブラッド・ピット、若者に「常識を疑え」とメッセージ!失言続きのブレット・ラトナー監督、アカデミー賞授賞式のプロデューサーを辞退ブラピ&アンジー揃い踏みに4,800人熱狂!一家で野球をやるならポジションは?
2011年11月18日生存率50%のガンを宣告された青年の日々をユーモラスに描いた『50/50 フィフティフィフティ』が、12月1日(木)から公開されるのを前に、国内外で高い評価を得ている。本作はレイサー氏の実体験を基に、『(500日)のサマ―』、『インセプション』のジョセフ・ゴードン=レヴィットと、『グリーン・ホーネット』『カンフー・パンダ2』のセス・ローゲンの共演で、ある日突然、“ガン”を宣告された27歳の青年アダムが、お調子者の親友カイル、どこかよそよそしい恋人、アルツハイマーの夫の世話をしながら息子を案じる母や、博士号取得前の新米セラピストなど様々な人々に囲まれながら“生存確率50%”の日々を生きる姿を描く。北米では9月30日から公開され、4週連続でTOP10入りを維持。ローリングストーン誌のピーター・トラバース氏が「とても愉快で、また同時に痛ましいほどに心に染みるハートフルな映画だ」と絶賛しているのをはじめ、主要メディアが「どんなに賭けがハイリスクなものだとしても、“笑い”がいかにこの上ない良薬か…。『50/50 フィフティ・フィフティ』は100%見る価値のある映画だ!」「ジョセフ・ゴードン=レヴィットのリアルで完璧な演技に圧倒! 難病モノにありがちな手っ取り早いお決まりの展開など、この映画は描かない。笑えて、けれど、決して泣けない訳ではないのだ。とてつもない映画」と高評価。一部海外ニュースでは、「アカデミー賞のダークホース的な存在になるのでは?」と噂も出ているという。また国内でも、一般試写会で行われたアンケートによると、参加者の多くが満足度90点以上と答えており、「友達にこの映画を映画館で観るようにすすめたいと思いますか?」という設問では、ほとんどの参加者が「はい」と回答。「病気になったことのない自分が言えることではないけど、“リアル”に描いているのではないかと思った。“お涙ちょうだい映画”とは一線を画していると思う」「シンプルな話で、上映時間も100分と観やすい。登場人物みんなが素敵でした。観終わった後、明日からも頑張ろう、楽しもうと思えた」「ガンという重くなりがちな題材に、コメディを絶妙なバランスで盛り込んでいて暗くならないところがいい。めちゃくちゃ笑ったかと思うと、次の瞬間には泣けてきて。涙があふれそうになると、また笑える。本当に良い映画だった」といった感想のほか、「ジョセフ・ゴードン=レヴィットの存在感が秀逸!」「出演者の演技が最高だった! とくにセス・ローゲンが良かった。彼でなければ、あんなに笑えなかったかも。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、いつかアカデミー賞を取ります!」と、キャストの演技を絶賛する声も多く寄せられているという。ツイッターでのクチコミも広まっており、ますます本作への期待が高まりそうだ。『50/50 フィフティ・フィフティ』12月1日(木)TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2011年11月14日27歳という若さで生存率50%のがん宣告を受けた青年の実話をユーモアを交えて描いた感動作『50/50 フィフティ・フィフティ』の公開を記念して、11月11日(金)、タレントの仁科仁美をゲストに迎えて、シネマカフェの女性読者たちによる女子会試写会が行われた。仁科さんの“ぶっちゃけ”キャラにちなんで、女性のホンネが明かされる一幕も。仁科さんと言えば、母親で女優の仁科亜季子さんのがん闘病を経験し、ACの子宮頸がんキャンペーンCMでの共演が強い印象を残していた。実際に亜季子さんががんを患っていたのは仁美さんが小学生1年生のときで、「病気の大変さは分からなかったんですが、家に母がいない寂しさはあり、家族の大切さを感じました。甘えたい年頃だったので、毎日病院に行って母の真似をしてパジャマの格好をしたりして邪魔をしていました」という。本作の主人公・アダムと同い年の27歳になったばかりだが、「色々と考えさせられました。私がこの立場になったらどうするんだろうと思いましたね。主人公のアダムは病気になっても自分の人生を歩んでいるので、私も毎日反省はしますけど、後悔はしたくないと思っていているので、そこに共感しました」と主人公と自身を重ねあわせて共感を示した。また、この日映画の内容にちなんで、仁科さんと女性読者たちのホンネを問う質問が用意された。劇中、アダムのガールフレンド・レイチェルは看病の重責に耐え切れず浮気をしてしまうシーンがあるが、自身が彼女の立場だったら浮気してしまう可能性も…?という質問には、仁科さんを含む大多数が「×」を選択。「ストレスは出てくるかもしれないけど、普通に付き合ってるときと変わらない。浮気はできないかも」(仁科さん)。一方、アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)のような草食系男子はタイプ?との問いでは、多くの女性が「○」を挙げる中、「×」を挙げた仁科さん。「私自身が肉食っぽいけど、男性も肉食系が好き。特に、男性に好かれる男性が好き。男性が魅力的に感じる人は、男らしいから」と理想の男性像を明かした。最後に、仁科さんは「全ての人が幸せになってくれると、自分も幸せになると思うんです。みなさんも毎日笑顔でポジティブに過ごしましょうね!」と女性たちを明るく引っ張るようなエールで、イベントを和やかに締めくくった。『50/50 フィフティ・フィフティ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLC■関連記事:ジョセフ・G=レヴィット主演『50/50フィフティ・フィフティ』試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演『50/50フィフティ・フィフティ』女性限定試写会に25組50名様ご招待ジョージ・クルーニーが一歩リード?オスカー前哨戦の火蓋が落とされる!セス・ローゲン、7年間の交際を経て、女優・脚本家とマルチに活躍する才媛と挙式
2011年11月14日生存率50%のガンを宣告された青年の日々をユーモラスに描いた『50/50 フィフティフィフティ』の日本公開を記念して、アメリカより来日した本作の脚本家ウィル・レイサー氏と、ガンを克服しステージ復帰を果たしたロックバンドSOPHIAのキーボーディスト都啓一がトークイベントに出席した。その他の写真本作はレイサー氏の実体験を基に、『(500日)のサマ―』、『インセプション』のジョセフ・ゴードン=レヴィットと、『グリーン・ホーネット』『カンフー・パンダ2』のセス・ローゲンの共演で、ある日突然、“ガン”を宣告された27歳の青年アダムが、お調子者の親友カイル、どこかよそよそしい恋人、アルツハイマーの夫の世話をしながら息子を案じる母や、博士号取得前の新米セラピストなど様々な人々に囲まれながら“生存確率50%”の日々を生きる姿を描く。レイサー氏は「6年前にガンができたとき、辛い体験ではあったけど、僕たちはコメディライターでもあるので、親友のセスと『ガンをテーマにした暗くないコメディタッチの映画を作ろう!』というアイデアが浮かびました」と語り、「実体験に基づいた作品だがフィクションだと考えてほしい。でも劇中に出てくる、手術の傷に軟膏を塗るシーンなどは、実際にあったことで、セスは本当にあんな反応をしたんだ!」と笑いを交えながらも「セスと僕は本当によく笑って過ごした」と当時を振り返った。本作を観た都氏は「本当にリアルな映画だった。僕もガンになるとは思っていなかったし、主人公が(気持ちを)切り替えて前に進んで行く姿は同じだと感じた。この病気は誰がなってもおかしくない。見つかるのが怖いから検査に行きたくない、と思わずに、早期発見、早期治療を心がけてほしい」と呼びかけ、レイサー氏は「同感です。僕からのアドバイスは、僕は25歳で宣告を受けたときに、自分の感情を人に話すことができなかったけど、今思い返すと、冷静になって僕が自分の気持ちや思っていることを周りの人たちに伝えることができたら、みんなも僕も楽だったと思う。みんな怖い気持ちは同じ。でも、患者にこれを言ってはダメだと気をつかい過ぎたりしないでほしい。その患者の側に常にいてあげることと、笑うことが大切です」と語りかけた。『50/50 フィフティフィフティ』12月1日(木)TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー(C)IWC Productions, LLC.
2011年10月31日来年2月に迎える第84アカデミー賞の前哨戦の幕開けとも言うべき「第15回ハリウッド映画祭」で、このほどジョージ・クルーニーが『ザ・ディセンダンツ』(原題)で主演男優賞を受賞することが決定。先日のトロント映画祭での喝采に続き、アカデミー賞に向けて一歩リードとなった。『ザ・ディセンダンツ』でジョージが演じるのは、妻の不慮の事故により彼女の隠された秘密を知り、苦悩しながらも、悲劇をきっかけに自らの家庭と向き合うことになる父親。本作は先のトロント映画祭で多くの批評家や観客たちから大絶賛の声を集めており、アカデミー賞主要賞の有力候補と言われている。俳優のみならず監督としても多才ぶりを見せるジョージだが、アカデミー賞では『フィクサー』、『マイレージ、マイライフ』と2度にわたり主演男優賞にノミネートされながらも惜しくも受賞を逃してきた。今年で50歳を迎えるジョージ、悲願の栄冠を手にすることはできるのか?ほかの主要部門では、ミシェル・ウィリアムズがマリリン・モンローを演じた『My Week with Marilyn』(原題)ほか2作品で主演女優賞に、『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマー、『Shame』(原題)、『Drive』(原題)のキャリー・マリガンがそれぞれ助演男優賞、助演女優賞に輝いた。さらに、目覚しい活躍を見せた若手俳優に授けられる「ブレイクスルー賞」の男優賞に『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョセフ・ゴードン=レヴィット、女優賞に『ツリー・オブ・ライフ』、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』などに出演するジェシカ・チャステインが選ばれた。ちなみに、『ザ・ディセンダンツ』でジョージの長女役を演じた新星シャイリーン・ウッドリーも「スポットライト賞」を受賞することが決定している。授賞式は来る10月24日、ビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催予定。■関連作品:ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜 2012年3月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLCDrive (原題)人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.ザ・ディセンダンツ (原題) 2012年、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox■関連記事:ジョージ・クルーニー、新恋人と一緒にメキシコ旅行へユアン・マクレガーが“愛”の大切さを伝える注目作が続々公開!ジョージ・クルーニーらがU2ボノ主催の飢餓撲滅チャリティ・ビデオに出演セス・ローゲン、7年間の交際を経て、女優・脚本家とマルチに活躍する才媛と挙式ブランジェリーナにG・クルーニー、マドンナなどトロントに豪華スター集結!
2011年10月17日